JP6106529B2 - 切断補助具、長尺体繋ぎ装置及び方法 - Google Patents
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Description
第1長尺体及び第2長尺体を繋ぐ繋ぎ装置に用いる切断補助具であって、
前記第1及び第2長尺体を支持する支持面を有する支持手段と、
前記支持面に形成され、前記第1及び第2長尺体のうち少なくとも一方を切断する切断媒体を案内する案内手段と、
前記案内手段に連通し、前記第1及び第2長尺体のうち少なくとも一方を切断することにより生じる粉塵を回収する回収手段とを備えたことを特徴とする。
第1長尺体と第2長尺体とを繋ぎ用テープで繋ぐ長尺体繋ぎ装置であって、
前記第1及び第2長尺体を保持する保持手段と、
保持された前記第1及び第2長尺体のうち少なくとも一方を切断する切断手段と、
前記切断手段による切断を補助する切断補助具と、
前記第1及び第2長尺体に跨がって前記繋ぎ用テープを押圧して貼付する押圧手段とを備え、
前記切断補助具は、前記第1及び第2長尺体を支持する支持面を有する支持手段と、前記支持面に形成され、前記第1及び第2長尺体のうち少なくとも一方を切断する切断媒体を案内する案内手段と、前記案内手段に連通し、前記第1長尺体及び第2長尺体のうち少なくとも一方を切断することにより生じる粉塵を回収する回収手段とを備えたことを特徴とする。
前記第1及び第2長尺体を保持する工程と、
保持された前記第1又は第2長尺体のうち少なくとも一方を切断する工程と、
切断する工程により生じる粉塵を回収する回収工程と、
前記第1及び第2長尺体に跨がって前記繋ぎ用テープを貼付する工程とを行うことを特徴とする。
なお、本明細書におけるX軸、Y軸、Z軸は、それぞれが直交する関係にあり、X軸及びY軸は、水平面内の軸とし、Z軸は、水平面に直交する軸とする。さらに、本実施形態では、Y軸と平行な図1の手前方向から観た場合を基準とし、方向を示した場合、「上」がZ軸の矢印方向で「下」がその逆方向、「右」がX軸の矢印方向で「左」がその逆方向、「前」がY軸の紙面に直交する手前方向、「後」がその逆方向とする。
なお、第1及び第2長尺体RS1、RS2は、剥離シート及び当該剥離シートに仮着された接着シートで構成され、長尺体繋ぎ装置10で繋がれた第1及び第2長尺体RS1、RS2は、例えば、当該第1及び第2長尺体RS1、RS2を所定の長さで巻芯に巻き取る所謂巻取装置や、第1及び第2長尺体RS1、RS2を図示しない被貼付体に貼付する所謂シート貼付装置等の図示しない他の装置に繰り出される。
回収手段42は、支持プレート41の下面に支持された有底箱状の回収ボックス43と、回収ボックス43の内部に接続され、粉塵DUを吸引する減圧ポンプや真空エジェクタ等の吸引手段44とを備えている。回収ボックス43には、傾斜面43aと、当該傾斜面43aの下方端部に設けられ、吸引手段44と連通する凹部43bとが設けられている。
例えば、吸引手段44は、他の装置の繰出し動作が停止してから再開するまでの間、吸引動作を停止することなく連続で行っても良く、これにより、回収ボックス43内に落ちた粉塵DUが再度飛散することを防止することができる。
また、回収手段42は、回収ボックス43を振動させる振動手段を備えても良く、回収手段42が回収ボックス43を振動させることにより、粉塵DUを強制的に傾斜面43aに沿って滑り落とし、凹部43bに導くことができる。
更に、回収手段42は、支持プレート41の上面側に設けても良いし、上面側及び下面側に設けても良い。
また、押圧手段50は、第1及び第2長尺体RS1、RS2の下面側から繋ぎ用テープASを第1及び第2長尺体RS1、RS2に跨がって押圧して貼付する第2押圧手段を設けても良い。
また、繰出手段60は、2つ以上の支持軸を設け、複数の長尺体の位置を切り替え可能に支持するようにしても良い。
更に、切断媒体は、レーザーカッターや、押圧力や熱によって第1及び第2長尺体RS1、RS2を切断できるものであっても良い。
また、切断刃31は、直動モータ33によって駆動されるものに限定されず、作業者が手作業で動かす態様であっても良い。
更に、切断手段30は、第1及び第2長尺体RS1、RS2のうち少なくとも一方のみを切断するものであってもよく、切断手段30が第1長尺体RS1のみを切断する場合、長尺体繋ぎ装置10は、切断した第1長尺体RS1の後端縁に第2長尺体RS2の先端縁を突き合わせて繋ぎ用テープASを貼付する構成であっても良い。また、切断手段30が第2長尺体RS2のみを切断する場合、長尺体繋ぎ装置10は、第1長尺体RS1の後端縁を切断位置まで繰り出し、第2長尺体RS2の先端縁を図2(a)に示す位置まで引き出した後に第2長尺体RS2を切断し、繋ぎ用テープASを貼付する構成であっても良い。
また、保持手段20は、支持プレート41の支持面41aに減圧ポンプや真空エジェクタ等の図示しない吸引手段と連通する吸引面を設け、当該吸引面で第1及び/又は第2長尺体RS1、RS2を保持する構成であってもよい。
また、実施形態における駆動機器は、回動モータ、直動モータ、リニアモータ、単軸ロボット、多関節ロボット等の電動機器、エアシリンダ、油圧シリンダ、ロッドレスシリンダ及びロータリシリンダ等のアクチュエータ等を採用することができる上、それらを直接的又は間接的に組み合せたものを採用することもできる(実施形態で例示したものと重複するものもある)。
20…保持手段
30…切断手段
31…切断刃(切断媒体)
40…切断補助具
41…支持プレート(支持手段)
41a…支持面
41b…貫通孔(案内手段)
42…回収手段
50…押圧手段
RS1…第1長尺体
RS2…第2長尺体
AS…繋ぎ用テープ
Claims (4)
- 第1長尺体及び第2長尺体を繋ぐ繋ぎ装置に用いる切断補助具であって、
前記第1及び第2長尺体を支持する支持面を有する支持手段と、
前記支持面に形成され、前記第1及び第2長尺体のうち少なくとも一方を切断する切断媒体を案内する案内手段と、
前記案内手段に連通し、前記第1及び第2長尺体のうち少なくとも一方を切断することにより生じる粉塵を回収する回収手段とを備え、
前記回収手段は、傾斜面を有した有底箱状の回収ボックスと、前記回収ボックスを振動させる振動手段を備えたことを特徴とする切断補助具。 - 前記回収手段は、前記粉塵を吸引する吸引手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の切断補助具。
- 第1長尺体と第2長尺体とを繋ぎ用テープで繋ぐ長尺体繋ぎ装置であって、
前記第1及び第2長尺体を保持する保持手段と、
保持された前記第1及び第2長尺体のうち少なくとも一方を切断する切断手段と、
前記切断手段による切断を補助する切断補助具と、
前記第1及び第2長尺体に跨がって前記繋ぎ用テープを押圧して貼付する押圧手段とを備え、
前記切断補助具は、前記第1及び第2長尺体を支持する支持面を有する支持手段と、前記支持面に形成され、前記第1及び第2長尺体のうち少なくとも一方を切断する切断媒体を案内する案内手段と、前記案内手段に連通し、前記第1長尺体及び第2長尺体のうち少なくとも一方を切断することにより生じる粉塵を回収する回収手段とを備え、前記回収手段は、傾斜面を有した有底箱状の回収ボックスと、前記回収ボックスを振動させる振動手段を備えたことを特徴とする長尺体繋ぎ装置。 - 第1長尺体と第2長尺体とを繋ぎ用テープで繋ぐ長尺体繋ぎ方法であって、
前記第1及び第2長尺体を保持する工程と、
保持された前記第1及び第2長尺体のうち少なくとも一方を切断する工程と、
切断する工程により生じる粉塵を、内部に傾斜面を有した有底箱状の回収ボックスで回収する回収工程と、
前記回収ボックスを振動させる振動工程と、
前記第1及び第2長尺体に跨がって前記繋ぎ用テープを貼付する工程とを行うことを特徴とする長尺体繋ぎ方法。
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