JP6103077B2 - 圧電発電モジュール、およびリモートコントローラ - Google Patents
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Description
本発明は、圧電発電モジュール、およびそれを搭載したリモートコントローラに関し、例えば、圧電素子に加えられた機械的エネルギーを電気的エネルギーに変換し、処理回路へ電力を供給する圧電発電モジュール、およびそれを搭載したリモートコントローラに関する。
電池を必要としない圧電素子を内蔵する電源装置に関し、その発電効率を向上させる構成が提案されている。例えば、国際公開第2003/025969号(特許文献1)には、圧電素子に歪を加えることで発電する発電部と、その発電部が出力する交流電圧を整流して直流電圧を出力する整流手段と、を備える発電装置を開示する。圧電素子が生成する交流電圧は、ダイオードブリッジおよび平滑コンデンサからなる整流手段で、整流および平滑され、直流電圧に変換される構成が開示されている。
図7および図8に本願発明の比較例を示す。圧電発電モジュール100Rは、圧電素子1、整流回路3、平滑コンデンサ4、ロードスイッチ制御回路5、ロードスイッチ6、出力ノードN1、および出力ノードN2を備える。出力ノードN1および出力ノードN2間には、負荷7が接続されている。このように、全波整流回路である整流回路3を介して圧電素子1が生成する電荷を負荷7に移動させる構成では、圧電素子1への押圧動作、および圧電素子1への押圧が開放される動作の両方において、電荷を後段に供給することができる。すなわち、圧電素子1が変形していない状態の電位である基準電位に対して、圧電素子1が変形する際に得られる正の電位と、圧電素子1が変形した状態の電位である基準電位に対して、圧電素子1が変形していない状態になる際に得られる負の電位との両方で、圧電素子1が生成する電荷を後段に供給することができる。
しかしながら、例えば、負荷7として半導体集積回路を備えるシステムでは、圧電素子1が変形する際にある閾値電圧を超えると、発電電圧は通常駆動可能な最低電圧以下ではハイインピーダンス状態となり、圧電素子の出力電圧はある電圧でバイアスされる。このため、引き続き圧電素子の変形が通常の状態に戻る際に得られる電荷を後段に供給しようとした場合に、発電可能な電圧が小さくなってしまう。さらに、発電効率を上げるため、平滑コンデンサ4よりも圧電素子1の容量を大きくすると、最悪の場合、電圧がロードスイッチ6が動作する閾値電圧に到達できない。このため、圧電素子への押圧動作、および圧電素子への押圧が開放される動作の両方において、安定した駆動ができないという問題があった。
本発明に基づく圧電発電モジュールは、第1の端子および第2の端子を有する圧電素子と、前記圧電素子と並列に接続されている放電機構と、前記第1の端子、第2の端子におのおの接続されている入力端子対と、直流電圧を出力する出力端子対とを有する整流回路と、前記整流回路の一方の出力端子と接続されている第1の入力端子と、前記整流回路の他方の出力端子と接続されている第2の入力端子と、スイッチ制御信号を出力する出力端子とを有するスイッチ制御回路と、前記スイッチ制御回路の第1の入力端子と第2の入力端子に対して並列に接続されている容量素子と、前記整流回路の一方の出力端子に接続され、前記スイッチ制御信号に応答して導通状態と遮断状態とを切り替える第1のスイッチと、を備え、前記第1のスイッチが導通状態となった後に、前記放電機構が導通状態となる。
この構成では、圧電素子の両端電圧を基準電位とする放電機構が圧電素子と並列に設けられており、圧電素子への押圧状態が変化する前に、放電機構が導通状態となる。従って、直流電圧は、圧電素子への押圧動作、および圧電素子への押圧が開放される動作の両方において、第1のスイッチの切り替えに必要な閾値電圧まで上昇する。そのため、圧電素子への押圧動作、および圧電素子への押圧が開放される動作の両方において、安定した駆動が可能な圧電発電モジュールが実現される。
好ましくは、前記第1のスイッチの後段に負荷を有し、前記負荷の処理終了後に、前記放電機構が導通状態となる。これより、より発電の効率が良好になる。
好ましくは、前記圧電素子の静電容量は、前記容量素子の静電容量以上である。これより、一回の動作あたりの発電量が向上するため、より発電の効率が良好になる。
好ましくは、前記放電機構は、第2のスイッチである。
好ましくは、前記放電機構は、負荷から出力される制御信号によって導通状態と遮断状態とを切り替える。
好ましくは、前記放電機構は、負荷から出力される制御信号によって導通状態と遮断状態とを切り替える。
好ましくは、制御信号を出力する制御回路をさらに備え、前記放電機構は、前記第1のスイッチの導通状態に基づいて制御回路から出力される制御信号によって導通状態と遮断状態とを切り替える。これより、圧電発電モジュールをより効率よく制御できる。
本発明に基づくリモートコントローラは、圧電発電モジュールと、RF回路とを備え、前記負荷は、前記第1のスイッチから前記直流電圧が供給されると、前記RF回路が処理を実行し、前記処理終了後、前記放電機構が導通状態となる。
この構成では、圧電素子の両端電圧を基準電位とする放電機構が圧電素子と並列に設けられており、圧電素子への押圧状態が変化する前に、放電機構が導通状態となる。従って、直流電圧は、圧電素子への押圧動作、および圧電素子への押圧が開放される動作の両方において、第1のスイッチの切り替えに必要な閾値電圧まで上昇する。そのため、圧電素子への押圧動作、および圧電素子への押圧が開放される動作の両方において、安定した駆動が可能な負荷へ、必要な電源電圧を供給することが可能なリモートコントローラが実現される。
圧電素子への押圧動作、および圧電素子への押圧が開放される動作の両方において、安定した駆動が可能な圧電発電モジュール、およびリモートコントローラが実現される。
以下、図面を参照しつつ、実施の形態について説明する。実施の形態の説明において、個数、量などに言及する場合、特に記載ある場合を除き、必ずしもその個数、量などに限定されない。実施の形態の図面において、同一の参照符号や参照番号は、同一部分または相当部分を表わすものとする。また、実施の形態の説明において、同一の参照符号等を付した部分等に対しては、重複する説明は繰り返さない場合がある。
<実施の形態1>
図1は、実施の形態1に係る圧電発電モジュール100の回路図である。
図1は、実施の形態1に係る圧電発電モジュール100の回路図である。
圧電発電モジュール100は、圧電素子1、放電スイッチ2、整流回路3、平滑コンデンサ4、ロードスイッチ制御回路5、ロードスイッチ6、出力ノードN1、出力ノードN2、および入力ノードNpを備える。
出力ノードN1および出力ノードN2間には、負荷7が接続される。負荷7は、例えば、RF回路、またはマイクロコンピュータ等の処理回路である。それら処理回路は、圧電発電モジュール100の出力ノードN1および出力ノードN2から電源電圧が供給され、離れた位置にある電子機器を制御する信号(識別コードID等)を出力する。従って、圧電発電モジュール100に負荷7を接続することで、リモートコントローラまたはワイヤレススイッチが実現される。なお、放電スイッチ2が本願の放電機構に相当する。平滑コンデンサ4が本願の容量素子に相当する。ロードスイッチ制御回路5が本願のスイッチ制御回路に相当する。ロードスイッチ6が本願の第1のスイッチに相当する。
図2は、実施の形態1に係る圧電発電モジュール100が備える圧電素子1への押圧状態と発生電荷との関係を説明する断面図である。
図2(a)は、応力が加えられていない圧電素子1の状態を模式的に示す断面図である。圧電素子1は、圧電体1Cと金属板1Dとを有する。圧電体1Cは、平板状の形状を有し、例えばチタン酸ジルコン酸鉛系セラミックスからなる。圧電体1Cの一方主面には電極1Aが設けられ、他方主面には電極1Bが設けられている。圧電素子1は、電極1Bを介して金属板1Dと圧電体1Cとが電気的に接合されている。電極1Aは、第1の信号線Tpe1と接続され、金属板1Dは、第2の信号線Tpe2と接続される。図2(b)に示すように、圧電素子1は両端が支持部1Eによって保持されている。圧電素子1は、図2(b)に示す矢印方向に加えられた応力を受け、分極している。なお、電極1Aが本願の圧電素子の第1の端子に相当する。電極1Bが本願の圧電素子の第2の端子に相当する。
図2(b)に、荷重が加えられている状態の圧電素子1の断面図を模式的に示す。圧電素子1の中央部を押圧する(応力を加える)ことで、機械的エネルギーが電気的エネルギーに変換される。図2(b)は、圧電素子1の圧電体1Cが押圧による変形で分極し、第1の信号線Tpe1と接続された電極1Aに正電荷が帯電し、第2の信号線Tpe2と接続された電極1Bに負電荷が帯電する様子が示される。
図2(c)に、圧電素子1への押圧開放中、即ち、圧電素子1に加えられていた応力が開放され、図2(b)から図2(a)の状態に復帰中の様子を示す。押圧開放中の圧電素子1において、圧電体1Cは、第1の信号線Tpe1と接続された電極1Aに負電荷が帯電し、第2の信号線Tpe2と接続された電極1Bに正電荷が帯電する様子が示される。
圧電素子1を押圧する(応力を加える)と、第1の信号線Tpe1の電位は、第2の信号線Tpe2の電位に対して上昇する。そして、第1の信号線Tpe1には、発電電圧Vpeが生成する。以下において、押圧されている間に発生する発電電圧Vpeを、”正電圧の発電電圧Vpe”と、記載する場合がある。一方、圧電素子1への押圧を開放する(応力を開放する)と、第1の信号線Tpe1の電位は、第2の信号線Tpe2の電位に対して降下し、第2の信号線Tpe2には、発電電圧Vpeが生成する。以下において、押圧開放中に発生する発電電圧Vpeを、”負電圧の発電電圧Vpe”と、記載する場合がある。即ち、圧電素子1の押圧および押圧開放に応答して、第1の信号線Tpe1および第2の信号線Tpe2間には、交流電圧が発生する。
図1の放電スイッチ2は、圧電素子1と並列に接続され、入力ノードNpに入力される出力ポート信号Spに応答して、その導通状態が制御される。放電スイッチ2は電子スイッチである。
整流回路3は、ダイオードブリッジで構成される、一般的な全波整流回路であり、その入力端子対の一方は、第1の信号線Tpe1と接続され、入力端子対の他方は、第2の信号線Tpe2と接続される。整流回路3の出力端子対間には、平滑コンデンサ4が接続される。整流回路3の入力端子対に印加された発電電圧Vpeは、ダイオードブリッジで全波整流、さらに平滑コンデンサ4で平滑されて、直流電圧Vrcに変換され、直流電圧が整流回路3の出力端子対から出力される。整流回路3の出力端子対のうち、低電位側は、GNDに設定される。
ロードスイッチ制御回路5の電源ノードNc1は、整流回路3の出力端子対の高電位側と接続され、電源ノードNc2は、整流回路3の出力端子対の低電位側と接続される。電源ノードNc2は、出力ノードN2と接続される。ロードスイッチ制御回路5は、ロードスイッチ6の出力端子へロードスイッチ制御信号S6を出力し、ロードスイッチ6の導通状態と遮断状態とを切り替える。
ロードスイッチ6の一端および他端は、それぞれ、ロードスイッチ制御回路5の電源ノードNc1および出力ノードN1と接続される。なお、ロードスイッチ6を電源ノードNc1および出力ノードN1間に配置する代わりに、ロードスイッチ6を電源ノードNc2および出力ノードN2間に配置しても良い。
図4は、図1の圧電発電モジュール100が備えるロードスイッチ制御回路5の回路図である。
ロードスイッチ制御回路5は、例えば、CMOS回路で構成される。ロードスイッチ制御回路5は、電源ノードNc1と接続されている第1の入力端子と、電源ノードNc2と接続されている第2の入力端子と、出力端子とを備える。ロードスイッチ制御回路5は、電源ノードNc1と電源ノードNc2との間に、電源ノードNc1側から順に直列接続された抵抗R1、抵抗R2、及び抵抗R3を備える。また、ロードスイッチ制御回路5は、例えば電子スイッチであるスイッチ51と、例えばバンドギャップリファレンスである比較電圧生成回路53と、例えばオペアンプである比較回路52とを備える。
抵抗R1の一方端は、電源ノードNc1に接続され、他方端は、抵抗R2の一方端に接続されている。抵抗R2の一方端は、抵抗R1の他方端に接続され、他方端は、抵抗R3の一方端に接続されている。抵抗R3の一方端は、抵抗R2の他方端に接続され、他方端は、電源ノードNc2に接続されている。スイッチ51は、一方端が電源ノードNc1に接続され、他方端が抵抗R1の他方端に接続されている。比較電圧生成回路53は、入力端子が電源ノードNc2に接続され、出力端子が比較回路52の反転入力端子に接続されている。比較回路52は非反転入力端子が抵抗R3の一方端に接続され、出力端子がスイッチ51及びロードスイッチ6に接続されている。
ロードスイッチ制御回路5は、電源ノードNc1および電源ノードNc2間に印加される直流電圧Vrcの増減に応じて、出力するロードスイッチ制御信号S6の論理レベルを変化させる。ロードスイッチ制御信号S6の論理レベルがハイレベル、およびロウレベルに設定された場合、ロードスイッチ6は、それぞれ、導通状態(オン状態)および遮断状態(オフ状態)に設定される。
ロードスイッチ6が導通状態に設定されると、出力ノードN1および出力ノードN2間に生成された直流電圧Vrcは、負荷7に供給される。負荷7の電流消費に従い、平滑コンデンサ4が蓄積する電荷量は次第に減少し、直流電圧Vrcの値を低下させる。なお、圧電素子1が変位していない状態の第2の信号線Tpe2の電位が、本願の基準電位GNDに相当する。
ロードスイッチ制御回路5は、電源ノードNc1および電源ノードNc2間に入力される直流電圧Vrcの変化に対し、出力されるロードスイッチ制御信号S6の論理レベルの変化がヒステリシス特性を有するように設定される。そのヒステリシス特性は、比較回路52が出力するロードスイッチ制御信号S6により、スイッチ51の導通状態を切り替えることで実現される。
直流電圧Vrcの値が零から閾値電圧Vthまで上昇すると、ロードスイッチ6は、オフ状態からオン状態へ遷移する。その後、負荷7への電流供給に伴い、直流電圧Vrcの値が閾値電圧Vthより低い閾値電圧Vtlまで降下すると、ロードスイッチ6は、導通状態から遮断状態に遷移する。
スイッチ51が遮断状態の場合、直流電圧Vrcは、電源ノードNc1および電源ノードNc2間に直列接続された抵抗R1、抵抗R2、および抵抗R3で分圧される。比較回路52は、抵抗R3の両端間の電位と、比較電圧生成回路53が生成する電位を比較し、ロードスイッチ制御信号S6の論理レベルを決定する。抵抗R1〜R3の値、および比較電圧の値は、閾値電圧Vth(図1参照)が目的の値となるように、適宜設定される。直流電圧Vrcの値が閾値電圧Vthを超えると、比較回路52は、ロードスイッチ制御信号S6の論理レベルをロウレベルからハイレベルに変化させる。このロードスイッチ制御信号S6の変化に応答して、ロードスイッチ6は、導通状態に設定され、出力ノードN1および出力ノードN2間に直流電圧Vrcが印加される(図1参照)。
ロードスイッチ制御信号S6がハイレベルに設定されると、抵抗R1と並列接続されているスイッチ51も導通状態に設定され、電源ノードNc1の電圧(直流電圧Vrc)は、抵抗R2および抵抗R3で分圧される。スイッチ51が遮断状態にある場合と比較し、抵抗R3の両端間の電圧の値が増加するため、直流電圧Vrcの値が閾値電圧Vthよりも低い閾値電圧Vtlに到達した時に、比較回路52は、ロードスイッチ制御信号S6の論理レベルを、ハイレベルからロウレベルに変化させる。このロードスイッチ制御信号S6の変化に応答して、ロードスイッチ6は遮断状態に設定され、出力ノードN1への直流電圧Vrcの供給は停止される。
図5は、図1の圧電発電モジュール100の処理フローを説明するフローチャートである。
図5および図1を参照して、圧電発電モジュール100の処理フローを説明する。
圧電素子1の押圧(正電圧の発電電圧Vpeが発生)、または圧電素子1の押圧開放(負電圧の発電電圧Vpeが発生)が行われることで、整流回路3の入力端子対間に発電電圧Vpeが印加される(ステップS11)。整流回路3で整流された発電電圧Vpeは、平滑コンデンサ4で平滑され、直流電圧Vrcが生成される(ステップS12)。ロードスイッチ制御回路5は、印加される直流電圧Vrcの値が、閾値電圧Vthに達したか否かを判定する(ステップS13)。
圧電素子1の押圧(正電圧の発電電圧Vpeが発生)、または圧電素子1の押圧開放(負電圧の発電電圧Vpeが発生)が行われることで、整流回路3の入力端子対間に発電電圧Vpeが印加される(ステップS11)。整流回路3で整流された発電電圧Vpeは、平滑コンデンサ4で平滑され、直流電圧Vrcが生成される(ステップS12)。ロードスイッチ制御回路5は、印加される直流電圧Vrcの値が、閾値電圧Vthに達したか否かを判定する(ステップS13)。
直流電圧Vrcの値が閾値電圧Vthより小さい場合(ステップS13で、”NO”)、ロードスイッチ6は遮断状態に設定され、整流回路3は、平滑コンデンサ4の蓄電を継続する。直流電圧Vrcの値が閾値電圧Vthに達すると(ステップS13で、”YES”)、ロードスイッチ制御回路5は、ロードスイッチ制御信号S6で、ロードスイッチ6を導通状態に設定する(ステップS14)。
直流電圧Vrcは、ロードスイッチ6および出力ノードN1を経由して、負荷7へ供給され、負荷7は、電子機器への信号送信処理を実行する(ステップS15)。その後、負荷7は、入力ノードNpへ出力ポート信号Spを出力する。放電スイッチ2は、その出力ポート信号Spに応答して、導通状態に設定され、第1の信号線Tpe1および第2の信号線Tpe2を短絡する。その時点で圧電素子1が蓄積していた電荷は、圧電素子1の内部で放電され、発電電圧Vpeの値は零になる(ステップS16)。
ロードスイッチ制御回路5は、印加される直流電圧Vrcの値と閾値電圧Vtlの大小を比較する(ステップS17)。直流電圧Vrcの値が閾値電圧Vtl以上の場合(ステップS17で、”NO”)、ロードスイッチ6の導通状態を維持する。直流電圧Vrcの値が閾値電圧Vtlより小さくなると(ステップS17で、”YES”)、ロードスイッチ制御回路5は、ロードスイッチ制御信号S6で、ロードスイッチ6を遮断状態に設定する(ステップS18)。ロードスイッチ6が遮断状態に設定されると、負荷7への直流電圧Vrcの供給が停止され、負荷7はパワーダウンする。
図6は、図1の圧電発電モジュール100の動作を説明するタイミング図である。
図6および図1を参照して、圧電発電モジュール100の動作を説明する。図6において、横軸は時刻を、縦軸は発電電圧Vpe等の電圧や信号を、模式的に示す。図6に示される圧電発電モジュール100の動作は、1)押圧期間T10に亘る、圧電素子1への押圧、2)押圧維持期間T20に亘る、圧電素子1への押圧維持、および3)押圧開放期間T30に亘る、圧電素子1の押圧開放、の連続する3つの期間における動作に分けられる。
図6および図1を参照して、圧電発電モジュール100の動作を説明する。図6において、横軸は時刻を、縦軸は発電電圧Vpe等の電圧や信号を、模式的に示す。図6に示される圧電発電モジュール100の動作は、1)押圧期間T10に亘る、圧電素子1への押圧、2)押圧維持期間T20に亘る、圧電素子1への押圧維持、および3)押圧開放期間T30に亘る、圧電素子1の押圧開放、の連続する3つの期間における動作に分けられる。
(押圧期間T10)
時刻t0に圧電素子1の押圧を開始すると、圧電素子1が発生する発電電圧Vpeの増加に伴い、整流回路3が出力する直流電圧Vrcも、増加する。時刻t0に開始された圧電素子1の押圧期間中、圧電素子1は、正電圧の発電電圧Vpeを出力し、時刻t1には、発電電圧Vpeおよび直流電圧Vrcの値は、閾値電圧Vthに達する。直流電圧Vrcの値が閾値電圧Vthに達すると、ロードスイッチ制御回路5は、ロードスイッチ制御信号S6の論理レベルをロウレベルLからハイレベルHに変化させる。このロードスイッチ制御信号S6の変化に応答して、ロードスイッチ6は、導通状態となり、圧電発電モジュール100は、負荷7へ、直流電圧Vrcの供給を開始する。
時刻t0に圧電素子1の押圧を開始すると、圧電素子1が発生する発電電圧Vpeの増加に伴い、整流回路3が出力する直流電圧Vrcも、増加する。時刻t0に開始された圧電素子1の押圧期間中、圧電素子1は、正電圧の発電電圧Vpeを出力し、時刻t1には、発電電圧Vpeおよび直流電圧Vrcの値は、閾値電圧Vthに達する。直流電圧Vrcの値が閾値電圧Vthに達すると、ロードスイッチ制御回路5は、ロードスイッチ制御信号S6の論理レベルをロウレベルLからハイレベルHに変化させる。このロードスイッチ制御信号S6の変化に応答して、ロードスイッチ6は、導通状態となり、圧電発電モジュール100は、負荷7へ、直流電圧Vrcの供給を開始する。
時刻t1以降、負荷7は、平滑コンデンサ4が蓄積する電荷を消費して、所定の処理(電子機器への信号送信処理)を実行し、時刻t2までには、その処理を終了させ、時刻t2以降は、アイドル状態を維持する。時刻t3に、直流電圧Vrcの値が閾値電圧Vtlに達すると、ロードスイッチ制御回路5は、ロードスイッチ制御信号S6をロウレベルLに変化させてロードスイッチ6を遮断状態に設定し、負荷7への直流電圧Vrcの供給を停止する。
一方、発電電圧Vpeの変化は、以下の通りである。時刻t1に、信号送信処理を開始した負荷7は、時刻t2に、その処理を完了すると、入力ノードNpへ出力ポート信号Spを出力する。放電スイッチ2は、この出力ポート信号Spに応答して、遮断状態から導通状態に設定される。すると、第1の信号線Tpe1および第2の信号線Tpe2は短絡され、その時点で圧電素子1が蓄積していた電荷は、放電され、時刻t2以降、発電電圧Vpeの値は、急速に零に達する。一方、直流電圧Vrcは、アイドル状態にある負荷への電力供給により、徐々に低下する。
(押圧維持期間T20)
押圧維持期間T20とは、圧電素子1に一定の応力が印加される期間であり、例えば、一方向から押圧された圧電素子1が、他方向側に配置された固定部に押しつけられ、圧電素子1に発生する歪量がほとんど変化しない状態に維持される期間である。図6は、押圧維持期間T20の開始前に、上述の放電スイッチ2により、発電電圧Vpeが零に設定されており、負荷への電力供給がなされていない様子を示す。前述のとおり、押圧維持期間T20では、直流電圧Vrcはあらかじめ定められている閾値電圧Vtlまで徐々に低下する。
押圧維持期間T20とは、圧電素子1に一定の応力が印加される期間であり、例えば、一方向から押圧された圧電素子1が、他方向側に配置された固定部に押しつけられ、圧電素子1に発生する歪量がほとんど変化しない状態に維持される期間である。図6は、押圧維持期間T20の開始前に、上述の放電スイッチ2により、発電電圧Vpeが零に設定されており、負荷への電力供給がなされていない様子を示す。前述のとおり、押圧維持期間T20では、直流電圧Vrcはあらかじめ定められている閾値電圧Vtlまで徐々に低下する。
直流電圧VrcがVtlに到達する時刻t3において、ロードスイッチ制御回路5はロードスイッチ制御信号S6をハイレベルHからロウレベルLに変化させる。これにより、負荷7への直流電圧Vrcの供給が停止され、入力ノードNpに印加される出力ポート信号Spの電位は、負荷7が設定していたハイレベルHから、プルダウン抵抗(図示せず)により設定される、ロウレベルLへ変化する。
(押圧開放期間T30)
時刻t4に、圧電素子1への押圧が開放されると、圧電素子1は、負電圧の発電電圧Vpeを出力し、整流回路3は、その負電圧の発電電圧Vpeを整流し、直流電圧Vrcを出力する。時刻t5に、発電電圧Vpeおよび直流電圧Vrcが、それぞれ、負の閾値電圧Vthおよび(正の)閾値電圧Vthに達すると、負荷7の電流消費に起因して、直流電圧Vrcの値と、発電電圧Vpeの絶対値は減少に転じる。押圧期間T10と同様に、時刻t5以降、負荷7は信号送信処理を開始し、時刻t6に、その処理を完了すると、入力ノードNpへ出力ポート信号Spを出力する。
時刻t4に、圧電素子1への押圧が開放されると、圧電素子1は、負電圧の発電電圧Vpeを出力し、整流回路3は、その負電圧の発電電圧Vpeを整流し、直流電圧Vrcを出力する。時刻t5に、発電電圧Vpeおよび直流電圧Vrcが、それぞれ、負の閾値電圧Vthおよび(正の)閾値電圧Vthに達すると、負荷7の電流消費に起因して、直流電圧Vrcの値と、発電電圧Vpeの絶対値は減少に転じる。押圧期間T10と同様に、時刻t5以降、負荷7は信号送信処理を開始し、時刻t6に、その処理を完了すると、入力ノードNpへ出力ポート信号Spを出力する。
放電スイッチ2は、この出力ポート信号Spに応答して、第1の信号線Tpe1および第2の信号線Tpe2間を短絡し、時刻t6以降、発電電圧Vpeの値は、急速に零に達する。なお、時間T3および時間T4は、それぞれ、時間T1および時間T2と対応し、それらの重複説明は、省略する。
上述の通り、圧電発電モジュール100によれば、圧電素子1の押圧期間および押圧開放期間の両期間において、圧電発電モジュール100の出力ノードN1および出力ノードN2間に接続された負荷7へ、電源電圧を供給することが可能となる。
図7は、図1の圧電発電モジュール100の比較例に係る圧電発電モジュール100Rの回路図である。
図7において、図1と同一の符号が付されたものは、同一の構成または機能を備え、それらの重複説明は省略される。図7の圧電発電モジュール100Rは、図1の圧電発電モジュール100の効果を説明するための比較例であり、図1の圧電発電モジュール100から、放電スイッチ2、入力ノードNp、および出力ポート信号Spを削除した構成に相当する。即ち、圧電発電モジュール100Rにおいて、負荷7の処理動作完了後に、圧電素子1の放電は行われないことになる。
図8は、図7の圧電発電モジュール100Rの動作を説明するタイミング図である。
図8および図7を参照して、圧電発電モジュール100Rの動作を説明する。
図8および図7を参照して、圧電発電モジュール100Rの動作を説明する。
(押圧期間T10)
図8において、時刻t0から時刻t3の期間における直流電圧Vrcの波形は、図6における同期間の直流電圧Vrcの波形と同じである。即ち、時刻t0に圧電素子1への押圧を開始すると、時刻t1には、発電電圧Vpeおよび直流電圧Vrcの値は、ともに、閾値電圧Vthに達する。時刻t1以降、負荷7は、信号送信処理の実行後にアイドル状態となり、時刻t3には、直流電圧Vrcの値は、閾値電圧Vtlに達する。
図8において、時刻t0から時刻t3の期間における直流電圧Vrcの波形は、図6における同期間の直流電圧Vrcの波形と同じである。即ち、時刻t0に圧電素子1への押圧を開始すると、時刻t1には、発電電圧Vpeおよび直流電圧Vrcの値は、ともに、閾値電圧Vthに達する。時刻t1以降、負荷7は、信号送信処理の実行後にアイドル状態となり、時刻t3には、直流電圧Vrcの値は、閾値電圧Vtlに達する。
図6において、時刻t2以降、発電電圧Vpeは、導通状態に設定された放電スイッチ2により急激に零にまで低下する。一方、図8においては、時刻t2以降、発電電圧Vpeの波形は、直流電圧Vrcと同一の波形となる。これは、圧電発電モジュール100Rが、圧電素子1を放電する放電スイッチ2を備えていないためである。
(押圧維持期間T20)
さらに、図6において、時刻t2以降、零に低下した発電電圧Vpeの値は、圧電素子1への押圧が開放される時刻t4まで、零が維持される。一方、図8においては、発電電圧Vpeおよび直流電圧Vrcの値は、時刻t3以降、閾値電圧Vtlより若干大きい電圧値に維持される。これは、押圧維持期間T20に亘り、圧電素子1が発生する発電電圧Vpeが、整流回路3を経由して、平滑コンデンサ4に印加されるためである。
さらに、図6において、時刻t2以降、零に低下した発電電圧Vpeの値は、圧電素子1への押圧が開放される時刻t4まで、零が維持される。一方、図8においては、発電電圧Vpeおよび直流電圧Vrcの値は、時刻t3以降、閾値電圧Vtlより若干大きい電圧値に維持される。これは、押圧維持期間T20に亘り、圧電素子1が発生する発電電圧Vpeが、整流回路3を経由して、平滑コンデンサ4に印加されるためである。
(押圧開放期間T30)
時刻t4に、圧電素子1への押圧が開放されると、圧電素子1は、閾値電圧Vtlを若干上回る値の正電圧の発電電圧Vpeを保持している状態から、負電圧の発電電圧Vpeの出力を開始し、第2の信号線Tpe2には、閾値電圧Vthに相当する電圧が発生する。しかしながら、時刻t4において、第2の信号線Tpe2には、閾値電圧Vtlより若干大きい電圧値が発生しているため、整流回路3に入力される圧電素子1の負電圧の発電電圧Vpeは、零を若干下回る程度である。
時刻t4に、圧電素子1への押圧が開放されると、圧電素子1は、閾値電圧Vtlを若干上回る値の正電圧の発電電圧Vpeを保持している状態から、負電圧の発電電圧Vpeの出力を開始し、第2の信号線Tpe2には、閾値電圧Vthに相当する電圧が発生する。しかしながら、時刻t4において、第2の信号線Tpe2には、閾値電圧Vtlより若干大きい電圧値が発生しているため、整流回路3に入力される圧電素子1の負電圧の発電電圧Vpeは、零を若干下回る程度である。
従って、圧電素子1は、すでに閾値電圧Vtl以上に充電されている平滑コンデンサ4を充電することができず、直流電圧Vrcの値は、閾値電圧Vthに達することは無い。その結果、ロードスイッチ6の遮断状態が維持され、負荷7は信号送信処理を実行することができない。
実施の形態1に係る圧電発電モジュール100の効果を説明する。
圧電発電モジュール100において、整流回路3は、押圧期間T10に亘り、圧電素子1の押圧により発生する正電圧の発電電圧Vpeを整流し、直流電圧Vrcを出力する。直流電圧Vrcの値が、閾値電圧Vthを超えると、ロードスイッチ6は導通状態に設定され、負荷7への直流電圧Vrcの供給が開始される。負荷7の処理動作完了後、圧電素子1と並列接続される放電スイッチ2は、負荷7が出力する出力ポート信号Spに応答して、第1の信号線Tpe1および第2の信号線Tpe2間を短絡し、圧電素子1の発電電圧Vpeの値は、零にリセットされる。
圧電発電モジュール100において、整流回路3は、押圧期間T10に亘り、圧電素子1の押圧により発生する正電圧の発電電圧Vpeを整流し、直流電圧Vrcを出力する。直流電圧Vrcの値が、閾値電圧Vthを超えると、ロードスイッチ6は導通状態に設定され、負荷7への直流電圧Vrcの供給が開始される。負荷7の処理動作完了後、圧電素子1と並列接続される放電スイッチ2は、負荷7が出力する出力ポート信号Spに応答して、第1の信号線Tpe1および第2の信号線Tpe2間を短絡し、圧電素子1の発電電圧Vpeの値は、零にリセットされる。
その後、整流回路3は、押圧開放期間T30に亘り、圧電素子1の押圧開放により発生する負電圧の発電電圧Vpeを整流し、直流電圧Vrcを出力する。圧電素子1が負電圧の発電電圧Vpeを発生する前に、圧電素子1の圧電電圧Vpeは、放電スイッチ2により零にリセットされているため、圧電素子1が出力する発電電圧Vpeの値は、押圧期間T10の場合と同様に、負荷7の動作に必要な閾値電圧Vthまで上昇する。
従って、負荷7は、押圧期間T10に引き続き、押圧開放期間T30においても、目的とする処理動作を実行することが出来る。例えば、照明スイッチのディマー制御や、ブラインドの開閉制御等を、圧電素子1に対する連続する1回の押圧および押圧開放動作で、行うことが出来る。
<実施の形態1の変形例>
図3は、図2の圧電素子1の他の例に係る圧電素子11の断面図である。
図3は、図2の圧電素子1の他の例に係る圧電素子11の断面図である。
図3において、図2と同一の符号が付されたものは、同一構成または機能を有し、重複説明は省略する。図3において、圧電素子11は、押圧中に、各圧電体11Cが対面する面で、同一の極性を有する電荷が発生するように圧電体11Cを積層した構成を有する。圧電体11を積層構成とすることで、圧電素子11が生成する電荷量が増加し、負荷7(図1参照)を、より長い時間駆動することが可能となる。
<実施の形態2>
図9は、実施の形態2に係る圧電発電モジュール200の回路図である。
図9は、実施の形態2に係る圧電発電モジュール200の回路図である。
図9において、図1と同一の符号が付されたものは、同一の構成または機能を有し、それらの重複説明は省略される。図9に示される圧電発電モジュール200は、放電スイッチ2の導通状態の制御を、負荷7が出力する出力ポート信号Spに代えて、放電スイッチ制御回路8が出力する放電スイッチ制御信号S2に基づき行うものである。従って、圧電発電モジュール200は、図1の圧電発電モジュール100が備える入力ノードNpを有しない。
放電スイッチ制御回路8は、整流回路3が出力する直流電圧Vrcの供給を受けて動作し、ロードスイッチ制御信号S6の立ち下がりエッジに応答して、所定のパルス幅を有するワンショットパルスを、放電スイッチ制御信号S2として出力する。放電スイッチ2は、放電スイッチ制御信号S2がハイレベルに設定される時間に亘り、導通状態に設定され、第1の信号線Tpe1および第2の信号線Tpe2間を短絡する。
図10は、図9の圧電発電モジュール200の処理フローを説明するフローチャートである。
図10および図9を参照して、圧電発電モジュール200の処理フローを説明する。なお、ステップS21〜ステップS25は、それぞれ、図5に示されるステップS11〜ステップS15と同一である。
圧電素子1の押圧(正電圧の発電電圧Vpeが発生)、または圧電素子1の押圧開放(負電圧の発電電圧Vpeが発生)が行われることで、整流回路3の入力端子対間に発電電圧Vpeが印加される(ステップS21)。整流回路3で整流された発電電圧Vpeは、平滑コンデンサ4で平滑され、直流電圧Vrcが生成される(ステップS22)。ロードスイッチ制御回路5は、印加される直流電圧Vrcの値が、閾値電圧Vthに達したか否かを判定する(ステップS23)。
直流電圧Vrcの値が閾値電圧Vthより小さい場合(ステップS23で、”NO”)、ロードスイッチ6は遮断状態に設定され、整流回路3は、平滑コンデンサ4の蓄電を継続する。直流電圧Vrcの値が閾値電圧Vthに達すると(ステップS23で、”YES”)、ロードスイッチ制御回路5は、ロードスイッチ制御信号S6で、ロードスイッチ6を導通状態に設定する(ステップS24)。
直流電圧Vrcは、ロードスイッチ6および出力ノードN1を経由して、負荷7へ供給され、負荷7は、電子機器への信号送信処理を実行する(ステップS25)。ロードスイッチ制御回路5は、印加される直流電圧Vrcの値と閾値電圧Vtlの大小を比較する(ステップS26)。直流電圧Vrcの値が閾値電圧Vtl以上の場合(ステップS26で、”NO”)、ロードスイッチ6の導通状態を維持する。直流電圧Vrcの値が閾値電圧Vtlより小さくなると(ステップS26で、”YES”)、ロードスイッチ制御回路5は、ロードスイッチ制御信号S6で、ロードスイッチ6を遮断状態に設定する(ステップS27)。
ロードスイッチ6が遮断状態に設定されると、放電スイッチ制御回路8は、放電スイッチ制御信号S2にワンショットパルスを生成して、所定時間、放電スイッチ2を導通状態に設定し、圧電素子1の電荷を放電させる(ステップS28)。この放電により、圧電素子1の発電電圧Vpeの値は、零にリセットされる。
図11は、図10の圧電発電モジュール200の動作を説明するタイミング図である。
図11および図9を参照して、圧電発電モジュール200の動作を説明する。図11において、横軸は、時刻を、縦軸は、発電電圧Vpe等の電圧波形や信号波形を、模式的に示す。
図11および図9を参照して、圧電発電モジュール200の動作を説明する。図11において、横軸は、時刻を、縦軸は、発電電圧Vpe等の電圧波形や信号波形を、模式的に示す。
時刻t0に圧電素子1の押圧を開始すると、圧電素子1が発生する発電電圧Vpeの増加に伴い、整流回路3が出力する直流電圧Vrcも、増加する。時刻t0に開始された圧電素子1の押圧期間中、圧電素子1は、正電圧の発電電圧Vpeを出力し、時刻t1には、発電電圧Vpeおよび直流電圧Vrcの値は、閾値電圧Vthに達する。
直流電圧Vrcの値が閾値電圧Vthに達すると、ロードスイッチ制御回路5は、ロードスイッチ制御信号S6の論理レベルをロウレベルからハイレベルに変化させる。このロードスイッチ制御信号S6の変化に応答して、ロードスイッチ6は、導通状態となり、圧電発電モジュール200は、負荷7へ、直流電圧Vrcの供給を開始する。
時刻t1以降、負荷7は、平滑コンデンサ4が蓄積する電荷を消費して、電子機器への信号送信処理を実行する。時刻t2に、直流電圧Vrcの値が閾値電圧Vtlに達すると、ロードスイッチ制御回路5は、ロードスイッチ制御信号S6を、ハイレベルHからロウレベルLに変化させてロードスイッチ6を遮断状態に設定し、負荷7への直流電圧Vrcの供給を停止する。時刻t0から時刻t2の期間において、直流電圧Vrcおよび発電電圧Vpeの値は、同様に変化する。
時刻t2におけるロードスイッチ制御信号S6の論理レベルの変化に応答して、放電スイッチ制御回路8は、時刻t3から時刻t3Aに亘る時間T2のパルス幅を有するワンショットパルスを放電スイッチ制御信号S2に生成する。放電スイッチ2は、この放電スイッチ制御信号S2に応答して、時間T2に亘り、第1の信号線Tpe1および第2の信号線Tpe2間を短絡する。その結果、発電電圧Vpeの値は、時刻t3における閾値電圧Vtlから、時刻t3Aには、零まで急速に低下する。押圧開放期間T30が開始する時刻t4まで、直流電圧Vrcおよび発電電圧Vpeの値は、それぞれ、閾値電圧Vtlおよび零を維持する。
時刻t4に、圧電素子1への押圧が開放されると、圧電素子1は、負電圧の発電電圧Vpeを出力し、整流回路3は、その負電圧の発電電圧Vpeを整流して平滑コンデンサ4を充電し、直流電圧Vrcを出力する。時刻t5に、発電電圧Vpeおよび直流電圧Vrcが、それぞれ、負の閾値電圧Vth(−Vth)および閾値電圧Vthに達すると、負荷7の電力消費に起因して、直流電圧Vrcの値と、発電電圧Vpeの絶対値は減少に転じる。
時刻t1以降と同様に、時刻t5以降、負荷7は信号送信処理を開始する。時刻t6に、直流電圧Vrcが閾値電圧Vtlに達すると、ロードスイッチ制御信号S6の論理レベルは、ハイレベルHからロウレベルLに変化する。その変化に応答して、放電スイッチ制御回路8は、放電スイッチ制御信号S2に、時間T4のパルス幅を有するワンショットパルスを生成する。この放電スイッチ制御信号S2に応答して、放電スイッチ2は、第1の信号線Tpe1および第2の信号線Tpe2間を短絡し、時刻t7以降、発電電圧Vpeの値は、急速に零まで上昇する。
圧電発電モジュール200によれば、負荷7による放電スイッチ2の制御を必要とせず、圧電発電モジュール200が備える整流回路3が出力する直流電圧Vrcの値に基づき、放電スイッチ2の制御が可能となる。これにより、出力ポート信号の出力機能を有しない負荷7に対しても、圧電素子1への押圧および押圧開放の両動作において、必要な電源電圧を供給することが可能となる。
なお、上述の実施形態では、圧電素子はチタン酸ジルコン酸鉛系セラミックスからなっているが、これに限るものではない。例えば、ニオブ酸カリウムナトリウム系及びアルカリニオブ酸系セラミックス等の非鉛系圧電体セラミックスの圧電材料などからなっていてもよい。
なお、上述の実施形態では、圧電素子1の支持構造は、2つの支持部1Eによる支持となっているが、これに限るものではない。例えば、圧電素子1の一端を片持ち梁で保持し、自由端となる他端に応力を加える構成でも良い。また、圧電素子1を棒状の形状とし、その一端を片持ち梁で保持し、他端に応力を加える構成としても良い。つまり、圧電素子1の支持形態は、押圧により変形可能な構成であれば良い。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなく請求の範囲によって示され、請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 圧電素子、1A,1B 電極、1C 圧電体、1D 金属板、1E 支持部、2 放電スイッチ、3 整流回路、4 平滑コンデンサ、5 ロードスイッチ制御回路、6 ロードスイッチ、7 負荷、8 放電スイッチ制御回路、11 圧電素子、11C 圧電体、51 スイッチ、52 比較回路、53 比較電圧生成回路、100,100R,200 圧電発電モジュール、N1,N2 出力ノード、Nc1,Nc2 電源ノード、Np 入力ノード、R1,R2,R3 抵抗、S2 放電スイッチ制御信号、S6 ロードスイッチ制御信号、Sp 出力ポート信号、Tpe1 第1の信号線、Tpe2 第2の信号線、Vpe 発電電圧、Vrc 直流電圧、Vth,Vtl 閾値電圧。
Claims (7)
- 第1の端子および第2の端子を有する圧電素子と、
前記圧電素子と並列に接続されている放電機構と、
前記第1の端子、第2の端子におのおの接続されている入力端子対と、直流電圧を出力する出力端子対とを有する整流回路と、
前記整流回路の一方の出力端子と接続されている第1の入力端子と、前記整流回路の他方の出力端子と接続されている第2の入力端子と、スイッチ制御信号を出力する出力端子とを有するスイッチ制御回路と、
前記スイッチ制御回路の第1の入力端子と第2の入力端子に対して並列に接続されている容量素子と、
前記整流回路の一方の出力端子に接続され、前記スイッチ制御信号に応答して導通状態と遮断状態とを切り替える第1のスイッチと、
を備え、
前記第1のスイッチが導通状態となった後に、前記放電機構が導通状態となる、圧電発電モジュール。 - 前記第1のスイッチの後段に負荷を有し、
前記負荷の処理終了後に、前記放電機構が導通状態となる、請求項1に記載の圧電発電モジュール。 - 前記圧電素子の静電容量は、前記容量素子の静電容量以上である、請求項1または請求項2に記載の圧電発電モジュール。
- 前記放電機構は、第2のスイッチである、請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の圧電発電モジュール。
- 前記放電機構は、負荷から出力される制御信号によって導通状態と遮断状態とを切り替える、請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の圧電発電モジュール。
- 制御信号を出力する制御回路をさらに備え、
前記放電機構は、前記第1のスイッチの導通状態に基づいて制御回路から出力される制御信号によって導通状態と遮断状態とを切り替える、請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載の圧電発電モジュール。 - 請求項2または請求項5に記載の圧電発電モジュールと、RF回路とを備え、
前記負荷は、前記第1のスイッチから前記直流電圧が供給されると、前記RF回路が処理を実行し、
前記処理終了後、前記放電機構が導通状態となる、リモートコントローラ。
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