JP6102517B2 - リーダーストリップ付きコイル、リーダーストリップ付きコイルの製造方法および製造システム - Google Patents

リーダーストリップ付きコイル、リーダーストリップ付きコイルの製造方法および製造システム Download PDF

Info

Publication number
JP6102517B2
JP6102517B2 JP2013111060A JP2013111060A JP6102517B2 JP 6102517 B2 JP6102517 B2 JP 6102517B2 JP 2013111060 A JP2013111060 A JP 2013111060A JP 2013111060 A JP2013111060 A JP 2013111060A JP 6102517 B2 JP6102517 B2 JP 6102517B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
strip
steel strip
leader
steel
coil
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013111060A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014226720A (ja
Inventor
川上 博己
博己 川上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Steel Corp filed Critical Nippon Steel Corp
Priority to JP2013111060A priority Critical patent/JP6102517B2/ja
Publication of JP2014226720A publication Critical patent/JP2014226720A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6102517B2 publication Critical patent/JP6102517B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Metal Rolling (AREA)
  • Winding, Rewinding, Material Storage Devices (AREA)

Description

本発明は、リバース圧延に供されるリーダーストリップ付きコイル、該リーダーストリップ付きコイルの製造方法、および該リーダーストリップ付きコイルを製造可能な製造システムに関する。
冷延鋼板は例えば以下のようにして作製される。まず、加熱炉より取り出したスラブを熱間圧延機にて圧延し、熱間圧延で生じたスケールを酸洗ラインにおいて塩酸などで取り除く。その後、冷間圧延を行うことによって、冷延鋼板を製造することができる。
冷間圧延の一種として、圧延方向が可逆的である圧延機(リバース圧延機)を用いた圧延(リバース圧延)がある。リバース圧延機に挿入された鋼帯は、リバース圧延機の前面から後面への移動および後面から前面への移動を繰り返すことによって圧延される。この際、リバース圧延機に備えられた圧延ロール間のギャップを徐々に狭めることによって、鋼帯を徐々に所定の厚さに減肉化することができる。なお、「前面」とは、鋼板の製造ラインにおけるリバース圧延機の上流側をいい、「後面」とは、同じく下流側を指す。
しかしながら、上記のようなリバース圧延を行う場合、圧延されない部分(未圧延部)が鋼帯に必ず生じる。すなわち、リバース圧延は前面側のリールと後面側のリールとの間で鋼板を行き来させつつ圧延ロール間に通して圧延する。従って鋼帯のうちこれらのリールから圧延ロールまでの部分は圧延されない未圧延部となる。これによりリバース圧延では、鋼帯のうち前後(長手方向の両端)の一部が製品には成り得ない部分が生じる。圧延対象が高価な鋼帯である場合は、上記のような未圧延部が生じることによる損失が特に大きくなっていた。
そこで、上記のような損失を減らすために、リバース圧延機によって圧延される鋼帯の前後にリーダーストリップと呼ばれる鋼帯を溶接して圧延する方法が考えられている。リバース圧延における圧延対象となる鋼帯の前後にリーダーストリップを接続し、当該リーダーストリップを未圧延部とすることによって、リーダーストリップに挟まれた鋼帯については圧延できる部分を増やすことができるので、上記のような損失を抑えることができる。
例えば特許文献1には、ステンレス鋼板の前後に普通鋼による鋼板を溶接して熱間エンドレス圧延を行い、仕上圧延後、ステンレス鋼板の前後の普通鋼による鋼板の部分で切断し、該ステンレス鋼板に連結された普通鋼による鋼板部分をリーダーストリップとすることを特徴とするリーダーストリップ付き熱延鋼板の製造方法が開示されている。
また、特許文献2には、熱延ステンレス鋼板連続焼鈍酸洗ラインまたは連続酸洗ラインの前工程において、リーダーストリップ接合設備にてコイルのトップに当該コイルトップ用リーダーストリップと先行コイルボトム用リーダーストリップを連続して接合し、該リーダーストリップ付コイルを連続焼鈍酸洗ラインまたは連続酸洗ラインに搬入し、先行コイルボトム用リーダーストリップを先行コイルのボトムに接合し、連続焼鈍酸洗後または連続酸洗後前記リーダーストリップとリーダーストリップの接合部を切断し、鋼板のトップとボトムにリーダーストリップを有するコイルとすることを特徴とするリーダーストリップ付きコイルの製造方法が開示されている。
さらに、特許文献3には、熱延ステンレス鋼板連続焼鈍酸洗ラインまたは連続酸洗ラインの前工程において、リーダーストリップ接合設備にてペイオフリールに挿入された熱延ステンレスコイルのトップに、ペイオフリールと対向する側に設けたリーダーストリップ供給装置に挿入されたリーダーストリップ用コイルのトップを接合し、該リーダーストリップ用コイルを巻戻しコイルのトップ用リーダーストリップ分とボトム用リーダーストリップ分に相当する長さのところで切断してペイオフリールに巻取り、該リーダーストリップ付きコイルを連続焼鈍酸洗ラインまたは連続酸洗ラインに搬入し、該コイルのリーダーストリップ先端を先行コイルのボトムに接合し、連続焼鈍酸洗後または連続酸洗後、前記リーダーストリップを中央から切断し、鋼板のトップとボトムにリーダーストリップを有するコイルとすることを特徴とするリーダーストリップ付きコイルの製造方法が開示されている。
特開平4−84605号公報 特開平6−277703号公報 特開平7−9028号公報
しかしながら、特許文献1に開示されている技術は、一般的な非エンドレス熱間圧延機には適用できず、圧延機の大幅な改造が必要となるため、莫大な費用がかかる等の問題があった。また、特許文献2、3に開示されているような従来技術では、リーダーストリップを取り付けるための鋼帯を専用に用意しておき、さらに該リーダーストリップを取り付けるための専用設備を用意する必要があった。従って、リーダーストリップ付きコイルの製造コストが高くなる傾向があった。そのため、当該リーダーストリップ付きコイルを用いてリバース圧延を行うとすると、該リバース圧延を経て製造される鋼帯の製造コストが高くなりやすかった。
そこで本発明は、リバース圧延を経て製造される鋼帯の製造コストを抑えることができるリーダーストリップ付きコイルの製造方法を提供することを課題とする。また、当該製造方法によって製造されるリーダーストリップ付きコイル、および当該製造方法を実行可能な製造システムを提供する。
以下、本発明について説明する。
請求項1に記載の発明は、リバース圧延に供されるリーダーストリップ付きコイルの製造方法であって、酸洗ラインにおいて、リバース圧延における圧延対象となる第1の鋼帯の先端側および/または尾端側にリバース圧延における圧延対象とならない第2の鋼帯が並ぶように搬送する、搬送順決定工程と、第1の鋼帯の先端側および/または尾端側に第2の鋼帯を接続する、接続工程と、接続工程の後、第1の鋼帯および第2の鋼帯を巻き取ることなく第1の鋼帯および第2の鋼帯に酸洗処理を施す、酸洗工程と、酸洗工程の後、第1の鋼帯に接続された第2の鋼帯の一部を切断し、第1の鋼帯に接続された第2の鋼帯の一部をリーダーストリップとする、切断工程と、リーダーストリップが接続された第1の鋼帯を巻き取る、巻取り工程と、を含む、リーダーストリップ付きコイルの製造方法である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のリーダーストリップ付きコイルの製造方法において、第2の鋼帯の幅が第1の鋼帯の幅より狭い。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載のリーダーストリップ付きコイルの製造方法において、酸洗ラインが、搬送される鋼帯の幅方向端部位置を認識して該鋼板の巻きズレを抑制しつつ巻き取れる、巻きズレ抑制装置を備えており、第1の鋼帯の先端側にリーダーストリップが接続されている場合は、巻取り工程において、該リーダーストリップの先端から該リーダーストリップと第1の鋼帯との接続部まで、巻きズレ抑制装置による制御を行わずに第1の鋼帯およびリーダーストリップを巻き取り、第1の鋼帯の尾端側にリーダーストリップが接続されている場合は、巻取り工程において、第1の鋼帯と該リーダーストリップとの接続部から該リーダーストリップの尾端まで、巻きズレ抑制装置による制御を行わずに第1の鋼帯およびリーダーストリップを巻き取る。
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3のいずれか1項に記載のリーダーストリップ付きコイルの製造方法において、酸洗ラインで第2の鋼帯のうちリーダーストリップになる部分および第1の鋼帯には防錆油を塗布しない。
請求項の記載の発明は、リバース圧延に供されるリーダーストリップ付きコイルを製造するリーダーストリップ付きコイル製造システムであって、搬送方向に並んで搬送される鋼帯を接続する接続手段、鋼帯を幅方向に切断する切断手段、および切断された鋼帯を巻き取る巻取手段を備える酸洗ラインと、酸洗ラインにおける鋼帯の搬送順の決定および酸洗ラインに備えられる手段の制御を行う制御手段と、を備え、制御手段が、リバース圧延における圧延対象となる第1の鋼帯の先端側および/または尾端側にリバース圧延における圧延対象にはならない第2の鋼帯が並ぶように搬送順を決定するとともに、接続手段が第1の鋼帯の先端側および/または尾端側に第2の鋼板を接続し、制御手段が、第1の鋼帯に接続された第2の鋼帯の一部で切断するように切断手段を制御し、切断手段が第1の鋼帯に接続された第2の鋼帯の一部を切断して第1の鋼帯に接続された第2の鋼帯の一部をリーダーストリップとし、制御手段が、第1の鋼帯とリーダーストリップとを巻き取るように巻取手段を制御する、リーダーストリップ付きコイル製造システムである。
請求項の記載の発明は、請求項に記載のリーダーストリップ付きコイル製造システムにおいて、制御手段による指示を手動にて変更または取り消し可能である。
請求項の記載の発明は、請求項またはに記載のリーダーストリップ付きコイル製造システムにおいて、酸洗ラインが、鋼帯に防錆油を塗布する防錆油塗布手段を備えており、制御手段が、第2の鋼帯のうちリーダーストリップになる部分および第1の鋼帯には防錆油を塗布しないように防錆油塗布手段を制御する。
本発明によれば、リバース圧延を経て製造される鋼帯の製造コストを抑えることができる。
リバース圧延機10を概略的に示した側面図である。 リーダーストリップ付きコイルを構成する鋼帯5を概略的に示した平面図である。 リーダーストリップ付きコイルを製造可能な製造システム100の構成を概念的に示した図である。 図4(A)は従来の酸洗ラインにおける鋼帯の搬送順を説明する図である。図4(B)は製造システム100における鋼帯の搬送順を説明する図である。 リーダーストリップ付きコイルの製造方法の一例を概略的に示したフロー図である。
本発明の上記した作用および利得は、次に説明する発明を実施するための形態から明らかにされる。以下本発明を図面に示す実施形態に基づき説明する。ただし、本発明はこれら実施形態に限定されるものではない。
図1は、リバース圧延機10を概略的に示した側面図である。リバース圧延機10は圧延ロール1、入側リール2、および出側リール3を備えている。リバース圧延機10においてリバース圧延を行うには、入側リール2に鋼帯が巻き取られたコイルを挿入し、該コイルから巻き戻した鋼帯4を圧延ロール1の前面から後面に移動させて出側リール3で巻取り、その後、出側リール3から巻き戻した鋼帯4を圧延ロール1の後面から前面に移動させて入側リール2で巻き取る。このような圧延を鋼帯4が所望の厚さになるまで繰り返す。このとき、鋼帯4には圧延されない部分(未圧延部)が必ず生じる。すなわち、奇数回目の圧延(鋼帯4を矢印Aの方へ送って圧延するとき)では、入側リール2から圧延ロール1までの部分が未圧延部となり、偶数回目の圧延(鋼帯4を矢印Bの方へ送って圧延するとき)では、出側リール3から圧延ロール1までの部分が未圧延部となる。従って、リバース圧延では、鋼帯のうち前後(長手方向の両端)の一部が製品には成り得ない。圧延対象が高価な鋼帯である場合は、上記のような未圧延部が生じることによる損失が特に大きくなる。上記のような損失を減らすために、以下に説明するリーダーストリップ付きコイルを用いる。
図2は、リーダーストリップ付きコイルを構成する鋼帯5を概略的に示した平面図である。図2において、紙面上下方向が鋼帯5の幅方向(コイルとしたのきの軸方向)、紙面左右方向が鋼帯5の長手方向、紙面右側が鋼帯の先端(コイルとしたときにコイルの内側になる端)側、紙面左側が鋼帯の尾端(コイルとしたときにコイルの外側になる端)側である。
鋼帯5は一旦巻き取られてリーダーストリップ付きコイルとされた後、リバース圧延に供される。鋼帯5は、リバース圧延における圧延対象である第1の鋼帯51と、該第1の鋼帯51の先端および/または尾端に接続されたリーダーストリップ52a、52bと、を備えている。リーダーストリップが鋼帯の先端または尾端に備えられていれば、圧延対象とされる鋼帯の未圧延部を減らす効果を得られるが、上述したようにリバース圧延では鋼帯の先端および尾端に未圧延部が生じるため、リーダーストリップは鋼帯の先端および尾端に備えられていることが好ましい。従って、図2に例示した鋼帯5は、第1の鋼帯51の先端にリーダーストリップ52aが接続され、第1の鋼帯51の尾端にリーダーストリップ52bが接続されている。
リーダーストリップ52a、52bは、鋼帯5のうちリバース圧延において少なくとも一部を未圧延部にする部分である。従って、リーダーストリップ52a、52bの長さLa、Lbはリバース圧延機における圧延ロール1と入側リール2または出側リール3との間の距離以上であることが好ましい。すなわち、リーダーストリップ52a、52bの長さLa、Lbは、圧延ロール1と入側リール2または出側リール3との間の距離に応じて決定されることが望ましい。なお、圧延ロール1と入側リール2または出側リール3との間の距離は、およそ5m以上10m以下であることが多い。
リーダーストリップ52a、52bは、後に詳述するようにリバース圧延における圧延対象ではない第2の鋼帯52(図4参照)の一部からなる。また、リーダーストリップ52a、52bの幅Wa、Wbは、第1の鋼帯51の幅W1以下であることが好ましく、第1の鋼帯51の幅W1より狭いことがより好ましい。このようにリーダーストリップ52a、52bの幅を狭くすることによって、リーダーストリップ付きコイルの軸方向端部からリーダーストリップ52a、52bがはみ出すことを防止できるので、リーダーストリップ付きコイルの搬送や保管が容易になる。Wa、Wbは、例えば、W1×0.7≦Wa、Wb≦W1×0.9であることが好ましい。Wa、Wb≦W1×0.9とすることによって、母材板曲がりによる溶接ズレを抑制できる。また、W1×0.7≦Wa、Wbとすることによって、リバース圧延時にリーダーストリップ52a、52bの圧延張力が過多となることによる問題の発生を抑制できる。
また、リーダーストリップ52a、52b、すなわち第2の鋼帯52は第1の鋼帯51より安価な鋼帯である。上述したように、リーダーストリップ52a、52bはリバース圧延において未圧延部になる部分である。すなわち、リーダーストリップ52a、52bは最終的には製品にはならならずに破棄される部分なので、製品の製造コストを下げる観点からは、できる限り安い鋼帯で構成されることが好ましい。
上記のようにリーダーストリップ52a、52bは最終的には製品にならずに破棄される部分であるため、製品の製造コストを下げる観点からは、リーダーストリップは52a、52bはできるかぎり長さが短く幅が狭いことが好ましい。ただし、鋼帯51の酸洗ラインでスクラップになる部分をリーダーストリップ52a、52bに活用できる場合は、その限りでない。
次に、上記のようなリーダーストリップ付きコイルを製造可能な製造システムについて説明する。
図3は、リーダーストリップ付きコイルを製造可能な製造システム100の構成を概略的に示した図である。製造システム100は、リバース圧延に供されるリーダーストリップ付きコイルを製造するリーダーストリップ付きコイル製造システムである。
図3に例示した製造システム100は、酸洗ライン20および制御手段40を備えている。また、酸洗ライン20は、上流から下流に向かって、鋼帯払い出し装置21、先端処理装置22、溶接装置(接続手段)23、酸洗槽25、リンス槽26、ドライヤー27、塗油装置28、出側シャー(切断手段)29、および鋼帯巻き取り装置(巻取手段)30を備えている。以下、これらの構成要素について説明する。
鋼帯払い出し装置21は、ここにセットされたコイルから鋼帯Sを送り出す装置である。熱間圧延済みの鋼帯が巻き取られてなるコイルを鋼帯払い出し装置21にセットし、鋼帯払い出し装置21によって送り出された鋼帯Sは、先端処理装置22へと送られる。このような鋼帯払い出し装置としては、従来の酸洗ラインに備えられるものを特に限定することなく用いることができる。
先端処理装置22では、鋼帯払い出し装置21によって送り出された鋼帯Sと先行する鋼帯に対し、互い長手方向の端部同士を溶接可能な位置関係に配置し、その配置を保持して溶接機23へと送り出す。
溶接装置23は、搬送方向に並んで搬送される鋼帯を溶接する手段である。すなわち、下流側の鋼帯の先端と先行する鋼帯の尾端とを溶接する装置である。ここで2枚の鋼帯を接続することによって、連続した鋼帯を形成する。溶接装置23としては、フラッシュバット溶接機やレーザ溶接機を用いることができる。
溶接装置23における溶接で発生した余肉は、フラッシュトリマーやスウェージングロール等により処理される。
このような先端処理装置22および溶接装置23としては、従来の酸洗ラインに備えられるものを特に限定することなく用いることができる。
酸洗槽25には酸洗液が貯留されており、ここに鋼帯Sを通すことによって、鋼帯Sの表面に付着したスケールを除去することができる。当該酸洗液としては、従来の酸洗ラインに使用されているものを特に限定することなく用いることができる。例えば、塩酸水溶液や硫酸水溶液などを酸洗液として用いることができる。
酸洗槽25を通った鋼帯はリンス槽26において表面を洗浄される。リンス槽26は、水等のリンス液で鋼帯の表面を洗浄する手段である。
また、リンス槽26を通った鋼帯はドライヤー27によって乾燥される。ドライヤー27は鋼帯の表面の水分を乾燥させて除去する手段である。
このような酸洗槽25、リンス槽26およびドライヤー27としては、従来の酸洗ラインに備えられるものを特に限定することなく用いることができる。
塗油装置28は鋼帯の表面に防錆油を塗布する装置である。塗油装置28には、滴下方式やスプレー方式、静電塗油によるものなどがある。このような塗油装置28としては、従来の酸洗ラインに備えられるものを特に限定することなく用いることができる。
出側シャー29は鋼帯を幅方向に切断する手段である。出側シャー29によって切断された鋼帯は鋼帯巻き取り装置30によって巻き取られる。鋼帯巻き取り装置30は、出側シャー29によって切断された鋼帯を巻き取る手段である。このような出側シャー29および鋼帯巻き取り装置30としては、従来の酸洗ラインに備えられるものを特に限定することなく用いることができる。
次に、制御手段40について説明する。制御手段40は、酸洗ライン20における鋼帯の搬送順の決定および酸洗ライン20に備えられる上述した各装置(手段)の制御を行う手段であり、以下のような制御を行う。
制御手段40による酸洗ライン20における鋼帯の搬送順の決定方法について図4を参照しつつ説明する。図4(A)は従来の酸洗ラインにおける鋼帯の搬送順を説明する図である。図4(B)は製造システム100における鋼帯の搬送順を説明する図である。
酸洗ラインの下流にあるリバース圧延機において圧延される第1の鋼帯51と、リバース圧延機において圧延される対象ではない第2の鋼帯52とを酸洗ラインにおいて処理する場合、従来の酸洗ラインでは図4(A)に例示したように同種の鋼帯を続けて搬送させることがあった。図4(A)に示した例では、第1の鋼帯51を3つ続けて搬送した後、第2の鋼帯52を3つ続けて搬送している。これは、同じ幅の鋼帯を連続して搬送した場合、鋼帯の耳切り装置(サイドトリマー)の幅替えをする必要無く高能率で処理できるからであり、通常は同じ幅の鋼帯は連続して搬送される。
一方、制御手段40は、図4(B)に示したように、リバース圧延における圧延対象となる第1の鋼帯51の前および/または後にリバース圧延における圧延対象にはならない第2の鋼帯52が並ぶように搬送順を決定する。このようにして第1の鋼帯51の前および/または後、好ましくは第1の鋼帯51の前および後に第2の鋼帯52が並ぶように搬送することによって、後述するように第1の鋼帯51にリーダーストリップ52a、52bを接続することができる。
上記のようにして制御手段40によって決定された搬送順に従って、鋼帯払い出し装置21にコイルをセットする。そして、溶接装置23が第1の鋼帯51の先端および/または尾端に第2の鋼板52を溶接する。
また、制御手段40は、第2の鋼帯52のうちリーダーストリップ52a、52b(図2参照)になる部分および第1の鋼帯51には防錆油を塗布しないように塗油装置30に指示することが好ましい。
酸洗ラインを経た後に冷間圧延などを施されずにそのまま出荷される鋼帯には、錆びを防ぐために防錆油を表面に塗布しておくことが好ましい。
一方、リバース圧延等に供される鋼帯は酸洗ラインを通った後に焼鈍されることがある。焼鈍する際に鋼帯の表面に防錆油が付着しているとススが生じる虞がある。また、防錆油が塗布された鋼帯をそのままリバース圧延に供すると、圧延用の潤滑油と混じって該潤滑油の性状を悪化させる虞がある。
また、制御手段40は、第1の鋼帯51と第2の鋼帯52との溶接部を巻き取るように鋼帯巻き取り装置30に指示する。そして、第1の鋼帯51に接続された第2の鋼帯52の一部で切断するように出側シャー29に指示する。
従来の酸洗ラインでは、鋼帯の溶接部分の前後において鋼帯を切断していた。例えば、図4(A)に破線で示したように示したように、各鋼帯の溶接部分の前後を切断していた。
一方、制御手段40は、図4(B)に破線で示したように、第1の鋼帯51に接続された第2の鋼帯52の一部で切断するように出側シャー31に指示する。出側シャー31が第1の鋼帯51に接続された第2の鋼帯52の一部を切断することによって、第1の鋼帯51に接続された第2の鋼帯52の一部をリーダーストリップ52a、52b(図2参照)とすることができる。
第2の鋼帯52の長手方向の端部(先端および尾端)は品質が悪くなりやすく、従来は破棄されていた。製造システム100によれば、このように従来は破棄されていた部分をリーダーストリップ52a、52bとして有効活用することができる。
また、図4(A)と図4(B)とを対比すれば明らかなように、製造システム100によれば、鋼帯の切断回数を約半分にすることができる。従って、生産効率を向上させることができる。
ただし、酸洗ライン20において処理される第2の鋼帯52の数が第1の鋼帯51の数より1つ多いとは限らない。すなわち、第2の鋼帯52によってちょうど全ての第1の鋼帯51を挟めるとは限らない。従って、第1の鋼帯51を連続して搬送させたり、第2の鋼帯52を連続して搬送させたりしなければならない状況にもなり得る。このような場合は、切断部分を従来と同様に鋼帯の溶接部分の前後において切断するように切断位置を自動的に変更できるように設定しておくことが好ましい。
また、酸洗ライン20が、搬送される鋼帯の幅方向端部位置を認識して該鋼板の巻きズレを抑制しつつ巻き取れる、巻きズレ抑制装置(以下、EPC(Edge Position Control)という。)を備えている場合、制御手段40は当該EPCに対して以下のように指示することが好ましい。
第1の鋼帯51の先端にリーダーストリップ52aが接続されている場合は、リーダーストリップ52aの先端からリーダーストリップ52aと第1の鋼帯51との接続部まで、EPCによる制御を行わないことが好ましい。
第1の鋼帯51の尾端にリーダーストリップ52bが接続されている場合は、第1の鋼帯51とリーダーストリップ52bとの接続部からリーダーストリップ52bの尾端まで、EPCによる制御を行わないことが好ましい。
EPCは、搬送される鋼帯の幅方向端部位置を認識して、巻き取られる鋼帯の巻きズレを抑制しつつ巻き取るための装置である。上述したようにリーダーストリップ52a、52bの幅を第1の鋼帯51の幅より狭くしていた場合、幅が狭いリーダーストリップ52a、52bの幅方向端部を鋼帯の幅方向端部であるとEPCが認識して鋼帯の巻きズレを修正しようとすると、かえって鋼帯がずれて巻き取られることになるからである。
上述したような制御手段40は、例えば、いわゆるビジネスコンピュータおよびプロセスコンピュータによって構成することができる。すなわち、予めプログラムされた内容と外部からの情報によって上述した指示内容を決定するビジネスコンピュータと、該ビジネスコンピュータからの情報を変換し、酸洗ライン20に備えられた各装置に指示を送信するプロセスコンピュータとによって、制御手段40を構成することができる。
制御手段40による指示は、手動にて変更または取り消し可能であることが好ましい。例えば、鋼帯の溶接が綺麗にできなかった場合等は、プロセスコンピュータに設けられたタッチパネル等から出側シャー29による鋼帯の切断位置を手動で変更できるようにしておくことが好ましい。
上述したように、製造システム100によれば、リーダーストリップ付きコイルを製造するためだけの専用設備を用いる必要がない。従って、鋼帯にリーダーストリップを取り付けた後に一旦巻き取ってから酸洗ラインに搬送する必要がない。また、リーダーストリップとするためだけに専用に鋼帯を用意する必要がなく、上述したように従来は破棄されていた鋼帯の一部をリーダーストリップとして利用することができる。従って、効率良くリーダーストリップ付きコイルを製造することができる。
次に、リバース圧延に供されるリーダーストリップ付きコイルの製造方法について説明する。以下、上述した製造システム100を用いる形態を例にして、リーダーストリップ付きコイルの製造方法について説明する。
図5は、リーダーストリップ付きコイルの製造方法の一例を概略的に示したフロー図である。図5に例示したリーダーストリップ付きコイルの製造方法S10は、搬送順決定工程S11、接続工程S12、酸洗工程S13、防錆油塗布工程S14、切断工程S15および巻取り工程S16を備えている。
搬送順決定工程S11は、リバース圧延における圧延対象となる第1の鋼帯の先端側および/または尾端側にリバース圧延における圧延対象とならない第2の鋼帯が並ぶように搬送する工程である。搬送順決定工程S11は、例えば、制御手段40が上記のように鋼帯の搬送順を決定し、それに従ってコイル置き場から順次コイルを運び、鋼帯払い出し装置21にセットする工程とすることができる。第2の鋼帯52が巻き取られてなるコイルと第1の鋼帯51が巻き取られてなるコイルとを交互に鋼帯払い出し装置21にセットすることによって、第1の鋼帯51の前および/または後に第2の鋼帯52が並ぶように搬送することができる。なお、上述したように、第2の鋼帯52の幅は第1の鋼帯51の幅より狭いことが好ましい。
接続工程S12は、第1の鋼帯の先端および/または尾端に第2の鋼帯を接続する工程である。上記のように搬送順決定工程S11において第1の鋼帯51の前および/または後に第2の鋼帯52が並ぶように搬送されているので、溶接装置23において、第1の鋼帯51の先端および/または尾端に第2の鋼帯52を溶接することができる。
酸洗工程S13は、接続工程S12の後、第1の鋼帯および第2の鋼帯を一旦巻き取ることなく第1の鋼帯および第2の鋼帯に酸洗処理を施す工程である。
従来のリーダーストリップ付きコイルの製造方法では、専用の設備において鋼帯にリーダーストリップを溶接していたため、鋼帯にリーダーストリップを溶接した後に一旦巻き取ってから酸洗ラインに搬送していた。
一方、製造システム100によれば、酸洗ライン20において第1の鋼帯51にリーダーストリップ52a、52bとなる第2の鋼帯52を溶接することができるため、鋼帯にリーダーストリップを接続するためだけの専用設備を必要としない。従って、接続工程S12において第1の鋼帯51と第2の鋼帯52とを溶接した後、これらを一旦巻き取ることなく酸洗槽25において酸洗処理を施し、その後、第2の鋼帯52の一部をリーダーストリップ52a、52bにすることができる。
防錆油塗布工程S14は、塗油装置28によって鋼帯の表面に防錆油を塗布する工程である。ただし、第2の鋼帯52のうちリーダーストリップ52a、52bになる部分および第1の鋼帯51には塗油装置28によって防錆油を塗布しないことが好ましい。酸洗ラインを経た後に冷間圧延などを施されずにそのまま出荷される鋼帯には、錆びを防ぐために防錆油を表面に塗布しておくことが好ましい。一方、リバース圧延等に供される鋼帯は酸洗ラインを通った後に焼鈍されることがある。焼鈍する際に鋼帯の表面に防錆油が付着しているとススが生じる虞がある。また、防錆油が塗布された鋼帯をリバース圧延に供すると、圧延用の潤滑油と混じって該潤滑油の性状を悪化させる虞がある。
切断工程S15は、酸洗工程S13の後、第1の鋼帯に接続された第2の鋼帯の一部を切断し、第1の鋼帯に接続された第2の鋼帯の一部をリーダーストリップとする工程である。例えば、制御手段40によって決定された切断位置において出側シャー29によって第1の鋼帯51に接続された第2の鋼帯52の一部を切断する工程とすることができる。このようにして第2の鋼帯52を切断することによって、第2の鋼帯52のうち第1の鋼帯51に接続された部分をリーダーストリップ52a、52bとすることができる。
巻取り工程S16は、リーダーストリップが接続された第1の鋼帯を巻き取る工程である。例えば、制御手段40によって決定された長さの鋼帯を鋼帯巻き取り装置30によって巻き取る工程とすることができる。
なお、酸洗ライン20がEPCを備えている場合、巻取り工程S16を以下のように行うことが好ましい。
第1の鋼帯51の先端にリーダーストリップ52aが接続されている場合は、リーダーストリップ52aの先端からリーダーストリップ52aと第1の鋼帯51との接続部まで、EPCによる制御を行わないことが好ましい。
第1の鋼帯51の後端にリーダーストリップ52bが接続されている場合は、第1の鋼帯51とリーダーストリップ52bとの接続部からリーダーストリップ52bの後端まで、EPCによる制御を行わないことが好ましい。
EPCは、搬送される鋼帯の幅方向端部位置を認識して、巻き取られる鋼帯の巻きズレを抑制しつつ巻き取るための装置である。上述したようにリーダーストリップ52a、52bの幅を第1の鋼帯51の幅より狭くしていた場合、幅が狭いリーダーストリップ52a、52bの幅方向端部を鋼帯の幅方向端部であるとEPCが認識して鋼帯の巻きズレを修正しようとすると、かえって鋼帯がずれて巻き取られることになるからである。
1 圧延ロール
2 入側リール
3 出側リール
4 鋼帯
5 鋼帯
51 第1の鋼帯
52 第2の鋼帯
52a リーダーストリップ
52b リーダーストリップ
10 リバース圧延機
20 酸洗ライン
21 鋼帯払い出し装置
22 先端処理装置
23 溶接装置(接続手段)
25 酸洗槽
26 リンス槽
27 ドライヤー
28 塗油装置
29 出側シャー(切断手段)
30 鋼帯巻き取り装置(巻取手段)
40 制御手段

Claims (7)

  1. リバース圧延に供されるリーダーストリップ付きコイルの製造方法であって、
    酸洗ラインにおいて、
    前記リバース圧延における圧延対象となる第1の鋼帯の先端側および/または尾端側に前記リバース圧延における圧延対象とならない第2の鋼帯が並ぶように搬送する、搬送順決定工程と、
    前記第1の鋼帯の先端側および/または尾端側に前記第2の鋼帯を接続する、接続工程と、
    前記接続工程の後、前記第1の鋼帯および前記第2の鋼帯を巻き取ることなく前記第1の鋼帯および前記第2の鋼帯に酸洗処理を施す、酸洗工程と、
    前記酸洗工程の後、前記第1の鋼帯に接続された前記第2の鋼帯の一部を切断し、前記第1の鋼帯に接続された前記第2の鋼帯の一部をリーダーストリップとする、切断工程と、
    前記リーダーストリップが接続された前記第1の鋼帯を巻き取る、巻取り工程と、
    を含む、リーダーストリップ付きコイルの製造方法。
  2. 前記第2の鋼帯の幅が前記第1の鋼帯の幅より狭い、請求項1に記載のリーダーストリップ付きコイルの製造方法。
  3. 前記酸洗ラインが、搬送される鋼帯の幅方向端部位置を認識して該鋼板の巻きズレを抑制しつつ巻き取れる、巻きズレ抑制装置を備えており、
    前記第1の鋼帯の先端側に前記リーダーストリップが接続されている場合は、前記巻取り工程において、該リーダーストリップの先端から該リーダーストリップと前記第1の鋼帯との接続部まで、前記巻きズレ抑制装置による制御を行わずに前記第1の鋼帯および前記リーダーストリップを巻き取り、
    前記第1の鋼帯の尾端側に前記リーダーストリップが接続されている場合は、前記巻取り工程において、前記第1の鋼帯と該リーダーストリップとの接続部から該リーダーストリップの尾端まで、前記巻きズレ抑制装置による制御を行わずに前記第1の鋼帯および前記リーダーストリップを巻き取る、請求項1または2に記載のリーダーストリップ付きコイルの製造方法。
  4. 前記酸洗ラインで前記第2の鋼帯のうち前記リーダーストリップになる部分および前記第1の鋼帯には防錆油を塗布しない、請求項1乃至3のいずれか1項に記載のリーダーストリップ付きコイルの製造方法。
  5. リバース圧延に供されるリーダーストリップ付きコイルを製造するリーダーストリップ付きコイル製造システムであって、
    搬送方向に並んで搬送される鋼帯を接続する接続手段、前記鋼帯を幅方向に切断する切断手段、および切断された前記鋼帯を巻き取る巻取手段を備える酸洗ラインと、
    前記酸洗ラインにおける前記鋼帯の搬送順の決定および前記酸洗ラインに備えられる手段の制御を行う制御手段と、を備え、
    前記制御手段が、前記リバース圧延における圧延対象となる第1の鋼帯の先端側および/または尾端側に前記リバース圧延における圧延対象にはならない第2の鋼帯が並ぶように前記搬送順を決定するとともに、前記接続手段が前記第1の鋼帯の先端側および/または尾端側に前記第2の鋼板を接続し、
    前記制御手段が、前記第1の鋼帯に接続された前記第2の鋼帯の一部で切断するように前記切断手段を制御し、前記切断手段が前記第1の鋼帯に接続された前記第2の鋼帯の一部を切断して前記第1の鋼帯に接続された前記第2の鋼帯の一部をリーダーストリップとし、
    前記制御手段が、前記第1の鋼帯と前記リーダーストリップとを巻き取るように前記巻取手段を制御する、リーダーストリップ付きコイル製造システム。
  6. 前記制御手段による指示を手動にて変更または取り消し可能である、請求項に記載のリーダーストリップ付きコイル製造システム。
  7. 前記酸洗ラインが、鋼帯に防錆油を塗布する防錆油塗布手段を備えており、
    前記制御手段が、前記第2の鋼帯のうち前記リーダーストリップになる部分および前記第1の鋼帯には前記防錆油を塗布しないように前記防錆油塗布手段を制御する、請求項またはに記載のリーダーストリップ付きコイル製造システム。
JP2013111060A 2013-05-27 2013-05-27 リーダーストリップ付きコイル、リーダーストリップ付きコイルの製造方法および製造システム Active JP6102517B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013111060A JP6102517B2 (ja) 2013-05-27 2013-05-27 リーダーストリップ付きコイル、リーダーストリップ付きコイルの製造方法および製造システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013111060A JP6102517B2 (ja) 2013-05-27 2013-05-27 リーダーストリップ付きコイル、リーダーストリップ付きコイルの製造方法および製造システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014226720A JP2014226720A (ja) 2014-12-08
JP6102517B2 true JP6102517B2 (ja) 2017-03-29

Family

ID=52127039

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013111060A Active JP6102517B2 (ja) 2013-05-27 2013-05-27 リーダーストリップ付きコイル、リーダーストリップ付きコイルの製造方法および製造システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6102517B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020109851A1 (en) * 2018-11-30 2020-06-04 Arcelormittal A method of manufacturing martensitic steel and a martensitic steel thereof
JP7380615B2 (ja) 2021-03-02 2023-11-15 Jfeスチール株式会社 鋼帯の製造方法および製造設備
CN114505342A (zh) * 2022-03-04 2022-05-17 江苏省沙钢钢铁研究院有限公司 一种提高冷轧钢带成材率的方法

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6072607A (ja) * 1983-09-29 1985-04-24 Sumitomo Metal Ind Ltd 酸洗ラインにおけるコイル巻取張力変更方法
JPS60113166U (ja) * 1983-12-29 1985-07-31 川崎製鉄株式会社 ステンレス熱延鋼帯のリ−ダ−ストリツプ接合構造
JPH11189885A (ja) * 1997-12-25 1999-07-13 Kawasaki Steel Corp 熱間圧延鋼帯の酸洗方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014226720A (ja) 2014-12-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4413984B2 (ja) 冷間圧延材製造設備および冷間圧延方法
RU2492014C2 (ru) Способ изготовления лент из листовой стали
JP6102517B2 (ja) リーダーストリップ付きコイル、リーダーストリップ付きコイルの製造方法および製造システム
CN110355206B (zh) 一种提高可逆轧机成材率的装置及生产方法
EP0863222A1 (de) Verfahren und Anlage zum Herstellen von Metallband
CN1894052B (zh) 用于轧制轧材的方法和设备
CN111182978B (zh) 多用途轧制设备
JP2020535018A5 (ja)
JP7111216B1 (ja) 冷延鋼板の製造方法及び製造設備
CN101844151B (zh) 不锈钢金属带的生产设备及其非连续生产方法
RU2505364C1 (ru) Способ прокатки полосового проката, в частности металлической полосы
JP2006224119A (ja) 冷間タンデム圧延機による圧延方法
TW200906504A (en) Cold-rolling continuous production line for producing steel coil product by using white steel coil
JPH10263610A (ja) 鋼板の連続熱間圧延方法
US20090223269A1 (en) Method and apparatus for continuously manufacturing metal sheets
JP3553648B2 (ja) 金属帯の製造方法
JP4533231B2 (ja) 鋼帯の製造設備及び溶融めっき設備
EP3381577B1 (en) Hot-rolled steel sheet and method for manufacturing same
JP2010188389A (ja) 熱延コイルの払い出し方法および熱延鋼帯の酸洗方法並びに酸洗設備
JPS6335717B2 (ja)
JP2002273503A (ja) 熱間潤滑仕上圧延方法
JP6060601B2 (ja) 鋼帯供給装置及び鋼帯供給方法
JP2003164911A (ja) 連続プロセスラインにおけるルーパの同期位置制御方法
JP6085905B2 (ja) 鋼板の連続処理設備における蛇行防止方法
JP2008178912A (ja) スキンパスミルにおける板厚制御方法およびそれを用いた金属板の製造方法ならびにスキンパスライン

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160107

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20161128

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20161206

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170106

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170131

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170213

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6102517

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350