JP6100444B2 - 情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP6100444B2
JP6100444B2 JP2016548196A JP2016548196A JP6100444B2 JP 6100444 B2 JP6100444 B2 JP 6100444B2 JP 2016548196 A JP2016548196 A JP 2016548196A JP 2016548196 A JP2016548196 A JP 2016548196A JP 6100444 B2 JP6100444 B2 JP 6100444B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
delivery
product
delivery vehicle
order
information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016548196A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2016117080A1 (ja
Inventor
勝也 中西
勝也 中西
竜介 品川
竜介 品川
吉田 聡
聡 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rakuten Group Inc
Original Assignee
Rakuten Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Rakuten Inc filed Critical Rakuten Inc
Application granted granted Critical
Publication of JP6100444B2 publication Critical patent/JP6100444B2/ja
Publication of JPWO2016117080A1 publication Critical patent/JPWO2016117080A1/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q10/00Administration; Management
    • G06Q10/08Logistics, e.g. warehousing, loading or distribution; Inventory or stock management
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q30/00Commerce
    • G06Q30/06Buying, selling or leasing transactions

Landscapes

  • Business, Economics & Management (AREA)
  • Economics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Business, Economics & Management (AREA)
  • Accounting & Taxation (AREA)
  • Marketing (AREA)
  • Strategic Management (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Finance (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Development Economics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Entrepreneurship & Innovation (AREA)
  • Human Resources & Organizations (AREA)
  • Operations Research (AREA)
  • Quality & Reliability (AREA)
  • Tourism & Hospitality (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Description

本発明は、ユーザから、所定エリア内の場所を配送先とする商品の注文を受け付けた際に、商品を配送先へ配送可能な配送車を決定するシステム等の技術分野に関する。
従来から、ECサービスの一形態として、インターネットを介して商品を販売するオンラインショッピングシステムが普及している。オンラインショッピングシステムでは、顧客により購入された商品は、顧客により指定された配送先まで配送されるため、顧客は小売店等に赴かずとも商品を入手することができる。特許文献1には、商品の配送サービスについての技術が開示されている。特許文献1に開示された技術では、顧客の端末装置から商品の指定と共に商品の配送先に関する配送先情報を受信し、店舗の位置情報と配送先情報とに基づいて、商品を受け取る人物が当該店舗まで商品を受け取りに行くことが容易かを判定することで、当該商品の店舗受け取りがおすすめであるか否かの情報を顧客に提示するように構成されている。これにより、顧客は好ましい配送形態を適切に決定することができる。
特開2011−048529号公報
ところで、通常のECサービスでは、ユーザからの商品の注文に応じて配送車が倉庫で商品を積み出庫する。近年、ユーザが商品を注文してから当該ユーザに商品が届く(配送完了)までの時間は、非常に早くなっており注文から24時間以内に商品が届く場合もある。しかし、一方で、ユーザがすぐに使いたい商品を望む場合や、ユーザがより限られた直近の時間帯に商品の配送を望む場合などの状況によっては、注文から配送完了までの時間を今までよりも短縮し、より柔軟な商品配送を実現することが望まれる。
そこで、本発明は、以上の点等に鑑みてなされたものであり、注文から配送完了までの時間を今までよりも短縮し、より柔軟な商品配送を支援することが可能な情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラムを提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、ユーザから、所定エリア内の場所を配送先とする商品の注文を受け付ける受付手段と、商品の在庫を積載して走行している配送車を含む複数の配送車それぞれの現在位置を示す配送車位置情報と、商品の配送先を少なくとも含む注文情報が注文順に追加されるキューであって前記複数の配送車それぞれに対応する前記キューを示すキュー情報とを記憶する記憶手段における前記配送車位置情報と前記キュー情報とに基づいて、前記複数の配送車それぞれに対応する前記キューの最後に前記注文情報が追加された場合に、当該複数の配送車のうち、前記注文された商品を、より早く配送先へ配送可能な配送車を決定する決定手段と、前記決定手段により決定された前記配送車に対応する前記キューに、前記受付手段により受け付けられた注文に対応する注文情報を追加する追加手段と、前記記憶手段における前記キュー情報に基づいて、前記商品を配送させる指示情報を前記配送車の乗員に通知する通知手段と、を備え、前記複数の配送車には、前記注文された商品の在庫を積載している第1の配送車と、前記在庫を積載していない第2の配送車とが含まれ、前記決定手段は、前記第1の配送車に対応する前記キューの最後に前記注文情報が追加された場合に前記注文された商品の配送を完了する第1の時間と、前記第2の配送車に対応する前記キューの最後に前記注文情報が追加された場合に当該第2の配送車が前記注文された商品を調達してから当該商品の配送を完了する第2の時間とを算出し、当該第1の時間と当該第2の時間とを比較して時間が短い方の前記配送車を決定することを特徴とする。
この発明によれば、ユーザから注文があった時点で当該注文された商品の在庫を積載した複数の配送車が、当該注文の配送先から、それほど遠くない地点で走行している場合、当該複数の配送車のうち、より早く当該配送先へ配送可能な配送車が決定されるので、注文から配送完了までの時間を、より短縮することができる。従って、注文から配送完了までの時間を今までよりも短縮し、より柔軟な商品配送を支援することができる。また、複数の配送車の中に、注文された商品の在庫を積載していない配送車が含まれている場合であっても、当該注文された商品を調達した後に配送した場合に配送完了するまでの時間を考慮して、より予想配送時間が短い方の配送車を決定することができる。
請求項に記載の発明は、請求項に記載の情報処理装置において、前記決定手段は、前記第2の配送車に対応する前記キューの最後に前記注文情報が追加された場合に当該第2の配送車が前記注文された商品を、当該商品の在庫を積載している他の配送車から調達してから当該商品の配送を完了する時間を前記第2の時間として算出することを特徴とする。
この発明によれば、配送車ごとに注文が偏ることなどにより在庫数が偏り、例えばキューに注文(注文情報)があり在庫もある配送車と、キューに注文がなく商品の在庫もない配送車とが存在する場合、配送可能エリア内を走行している配送車同士で在庫を融通しあうことにより、より早く商品を届けることができるとともに、商品の在庫を平準化することがきる。
請求項に記載の発明は、請求項に記載の情報処理装置において、前記決定手段により前記第2の配送車が決定された場合、前記通知手段は、前記他の配送車に対応する前記キューにおける前記注文情報が含む配送先であって当該第2の配送車が到達可能な配送先に、当該第2の配送車を向かわせて当該他の配送車から前記商品を調達させる指示情報を当該第2の配送車の乗員に通知することを特徴とする。
この発明によれば、商品の在庫を積載して走行している配送車に対応するキューや配送経路を乱すことなく、当該配送車の配送経路を変えずに、当該配送車から、注文された商品の在庫を積載していない配送車に商品の在庫を融通することができる。
請求項に記載の発明は、請求項1乃至の何れか一項に記載の情報処理装置において、前記ユーザにより、前記注文された商品の配達方法として、前記配送先となる建物の玄関での商品の受け渡しと、当該玄関よりも配送経路に近い場所での商品の受け渡しとの何れか一方が選択可能であり、前記受付手段により、前記玄関よりも配送経路に近い場所での商品の受け渡しが配達方法として選択された前記注文が受け付けられた場合、前記玄関での商品の受け渡しが配達方法として選択された前記注文が受け付けられた場合に比べてユーザに有利な特典を付与する処理を行う付与手段を更に備えることを特徴とする。
この発明によれば、商品の配送先となる建物の玄関よりも配送経路に近い場所での商品の受け渡しの場合、ユーザはお得に配送サービスを受けることができるとともに、配送車は注文に対して配送を完了させるまでにかかる時間を短縮することができ、複数の注文に対する配送を効率良く完了させていくことができる。
請求項に記載の発明は、請求項1乃至3の何れか一項に記載の情報処理装置において、前記受付手段により受け付けられた注文に対応する注文情報が含む配送先から所定距離以内の他の配送先を含む注文情報が前記キューに既にある場合、前記決定手段は、前記受付手段により受け付けられた注文に対応する注文情報をキューの最後に追加するか、またはユーザが前記他の配送先まで赴いて商品を受け取るかを当該ユーザに選択させ、当該選択結果に基づいて、前記配送車を決定することを特徴とする。
この発明によれば、既にキューに積まれている配送先において、複数の注文に対する配送を完了させることができる。すなわち、ユーザは配送先まで赴くという少しの手間をかけることによってより早く商品の配送を受けることができるという選択が可能になり、また、配送車にとっても注文に対して配送を完了させるまでにかかる時間を短縮することができ、複数の注文に対する配送を効率良く完了させていくことができる。
請求項に記載の発明は、ユーザから注文された商品の配送を支援する配送支援システムにおける1つ以上のコンピュータにより実行される情報処理方法であって、ユーザから、所定エリア内の場所を配送先とする商品の注文を受け付ける受付ステップと、商品の在庫を積載して走行している配送車を含む複数の配送車それぞれの現在位置を示す配送車位置情報と、商品の配送先を少なくとも含む注文情報が注文順に追加されるキューであって前記複数の配送車それぞれに対応する前記キューを示すキュー情報とを記憶する記憶手段における前記配送車位置情報と前記キュー情報とに基づいて、前記複数の配送車それぞれに対応する前記キューの最後に前記注文情報が追加された場合に、当該複数の配送車のうち、前記注文された商品を、より早く配送先へ配送可能な配送車を決定する決定ステップと、前記決定ステップにより決定された前記配送車に対応する前記キューに、前記受付ステップにより受け付けられた注文に対応する注文情報を追加する追加ステップと、前記記憶手段における前記キュー情報に基づいて、前記商品を配送させる指示情報を前記配送車の乗員に通知する通知ステップと、を含み、前記複数の配送車には、前記注文された商品の在庫を積載している第1の配送車と、前記在庫を積載していない第2の配送車とが含まれ、前記決定ステップにおいては、前記第1の配送車に対応する前記キューの最後に前記注文情報が追加された場合に前記注文された商品の配送を完了する第1の時間と、前記第2の配送車に対応する前記キューの最後に前記注文情報が追加された場合に当該第2の配送車が前記注文された商品を調達してから当該商品の配送を完了する第2の時間とを算出し、当該第1の時間と当該第2の時間とを比較して時間が短い方の前記配送車を決定することを特徴とする
請求項に記載の発明は、コンピュータを、ユーザから、所定エリア内の場所を配送先とする商品の注文を受け付ける受付手段と、商品の在庫を積載して走行している配送車を含む複数の配送車それぞれの現在位置を示す配送車位置情報と、商品の配送先を少なくとも含む注文情報が注文順に追加されるキューであって前記複数の配送車それぞれに対応する前記キューを示すキュー情報とを記憶する記憶手段における前記配送車位置情報と前記キュー情報とに基づいて、前記複数の配送車それぞれに対応する前記キューの最後に前記注文情報が追加された場合に、当該複数の配送車のうち、前記注文された商品を、より早く配送先へ配送可能な配送車を決定する決定手段と、前記決定手段により決定された前記配送車に対応する前記キューに、前記受付手段により受け付けられた注文に対応する注文情報を追加する追加手段と、前記記憶手段における前記キュー情報に基づいて、前記商品を配送させる指示情報を前記配送車の乗員に通知する通知手段と、として機能させ、前記複数の配送車には、前記注文された商品の在庫を積載している第1の配送車と、前記在庫を積載していない第2の配送車とが含まれ、前記決定手段は、前記第1の配送車に対応する前記キューの最後に前記注文情報が追加された場合に前記注文された商品の配送を完了する第1の時間と、前記第2の配送車に対応する前記キューの最後に前記注文情報が追加された場合に当該第2の配送車が前記注文された商品を調達してから当該商品の配送を完了する第2の時間とを算出し、当該第1の時間と当該第2の時間とを比較して時間が短い方の前記配送車を決定することを特徴とする
この発明によれば、ユーザから注文があった時点で当該注文された商品の在庫を積載した配送車が、当該注文の配送先から、それほど遠くない地点で走行している場合、注文を受けて配送車が走り出す場合に比べて注文から配送完了までの時間を短縮することができる。従って、注文から配送完了までの時間を今までよりも短縮し、より柔軟な商品配送を支援することができる。
本実施形態に係る配送支援システムSの概要構成例を示す図である。 (A)は、本実施形態に係る情報提供サーバSAの概要構成例を示すブロック図であり、(B)は、システム制御部4における機能ブロックの一例を示す図である。 各データベースに登録される内容の一例を示す図である。 キューテーブルの一例を示す図である。 2台の配送車a,bのキュー及び配送経路を示す概念図である。 2台の配送車a,bのキュー及び配送経路、並びに予想配送時刻を示す概念図である。 ユーザが自ら指定した新配送先とは異なる他の配送先まで赴いて商品を受け取る様子を示す概念図である。 配送支援システムSの動作の一例を示すシーケンス図である。 (A)は、注文画面51の表示例を示す図であり、(B)は、配送先指定画面52の表示例を示す図である。 (A)は、配送先設定画面53の表示例を示す図であり、(B)は、配送先指定エラー画面54の表示例を示す図である。 (A)は、入力内容確認画面55の表示例を示す図であり、(B)は、配達方法設定画面56の表示例を示す図である。 (A)は、注文内容確認画面57を表示例を示す図であり、(B)は、配送状況確認画面58の表示例を示す図である。 配送支援システムSの動作において情報提供サーバSAにより実行される配送車決定処理の一例を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、ユーザから注文された商品の配送を支援する配送支援システムに対して本発明を適用した場合の実施形態である。
[1.配送支援システムの構成及び機能概要]
先ず、図1等を参照して、本実施形態に係る配送支援システムSの構成及び概要機能について説明する。図1は、本実施形態に係る配送支援システムSの概要構成例を示す図である。図1に示すように、配送支援システムSは、ユーザ端末UT、ドライバー端末DTn(n=1,2,3・・・k)、及び情報提供サーバSA等を含んで構成される。情報提供サーバSAは、ネットワークNWに接続されており、ユーザ端末UT、及びドライバー端末DTnは、それぞれ、ネットワークNWを介して情報提供サーバSAにアクセス可能になっている。ネットワークNWは、例えば、インターネット、専用通信回線(例えば、CATV(Community Antenna Television)回線)、移動体通信網(基地局等を含む)、及びゲートウェイ等により構築される。なお、図1は、1つのユーザ端末UTを示すが、実際には、複数のユーザ端末それぞれが情報提供サーバSAと通信可能になっている。
ユーザ端末UTは、商品を注文するユーザ(顧客)により使用される端末装置である。ユーザ端末UTは、操作・表示部、音声再生部、GPS(Global Positioning System)受信部、通信部、記憶部、及び制御部等を備える。操作・表示部は、例えば、ユーザ端末UTのユーザの指やペン等による操作を受け付ける入力機能と、情報を表示画面に表示する表示機能を有するタッチパネルを備える。音声再生部は、例えば記憶された、または受信された音声データを再生して例えばユーザ端末UTに内蔵または外付のスピーカへ出力する。GPS受信部は、GPS衛星から出力される航法電波を、アンテナを介して受信し、ユーザ端末UTの現在位置(経度及び緯度)を検出する。通信部は、ネットワークNWに接続して通信を行う機能を担う。記憶部は、オペレーティングシステム(OS),アプリケーションプログラム,Webブラウザプログラム等を記憶する。制御部は、プロセッサであるCPU(Central Processing Unit、コンピュータの一例),ROM(Central Processing Unit),及びRAM(Random Access Memory)等を備え、OS上でアプリケーションプログラム等を実行する。なお、本実施形態では、ユーザ端末UTとして、携帯電話機と携帯情報端末を融合させた携帯端末(例えば、スマートフォン)を適用しているが、パーソナルコンピュータ、携帯電話機、又は携帯ゲーム機等も適用可能である。
ユーザ端末UTは、当該ユーザ端末UTにインストールされているアプリケーションプログラムを起動することにより情報提供サーバSAにアクセスして情報提供サーバSAとの間で通信を行う。この通信において、ユーザ端末UTは、情報提供サーバSAから送信された情報に応じた各種画面を操作・表示部に表示する。操作・表示部に表示される画面には、例えば、商品選択画面、注文画面、及び配送先指定画面等がある。ここで、商品選択画面は、ユーザにより注文可能な1つ以上の商品の商品情報を表示する画面である。ユーザにより注文可能な商品は特に限定されないが、当該商品の例として、日用品、ベビー用品(おむつ、ミルクなど)、食品等が挙げられる。商品情報には、例えば、商品の商品ID、商品名、商品仕様、商品画像、及び価格等の情報を含む。商品IDは、商品ごとに固有の識別情報である。例えば、商品名、商品仕様、及び単価が同一の商品には、同一の商品IDが付与されるようになっており、商品IDごとに、注文された商品の数(個数)及び当該商品の在庫数が管理される。注文画面は、商品選択画面上でユーザが注文対象として選択した商品の商品情報を表示し注文手続きへ進むための画面である。配送先指定画面は、ユーザが注文対象として選択した商品の配送先(届け先)を指定する画面である。配送先の例として、ユーザの居住地、ユーザの勤務地、ユーザの現在地などが挙げられる。
ドライバー端末DTnは、商品を配送する配送車のドライバー等により使用される端末装置である。ドライバーは、配送車を運転し所定エリア内で商品を配達する配達員(配送車の乗員)である。なお、ドライバー以外の配達員が配送車に乗車する場合、当該配達員がドライバー端末DTnを使用してもよい。ドライバー端末DTnは、ユーザ端末UTと同様、操作・表示部、音声再生部、GPS受信部、通信部、記憶部、及び制御部等を備える。操作・表示部は、例えば、配達員の指やペン等による操作を受け付ける入力機能と、情報を表示画面に表示する表示機能を有するタッチパネルを備える。音声再生部は、例えば記憶された、または受信された音声データを再生して例えばドライバー端末DTnに内蔵または外付のスピーカへ出力する。GPS受信部は、GPS衛星から出力される航法電波を、アンテナを介して受信し、ドライバー端末DTnの現在位置(経度及び緯度)を検出する。GPS受信部により検出された現在位置を示す配送車位置情報は、例えば所定時間間隔で情報提供サーバSAへ送信される。通信部は、ネットワークNWに接続して通信を行う機能を担う。記憶部は、オペレーティングシステム,アプリケーションプログラム,Webブラウザプログラム等を記憶する。制御部は、プロセッサであるCPU(コンピュータの一例),ROM,及びRAM等を備え、OS上でアプリケーションプログラム等を実行する。なお、ドライバー端末DTnは、携帯電話機と携帯情報端末を融合させた携帯端末(例えば、スマートフォン)が適用される。なお、ドライバー端末DTnとして、配送車に搭載されたカーナビゲーション装置にも適用可能である。
本実施形態では、所定エリア内で商品を配送する配送車が複数台あることが望ましい。この場合、それぞれの配送車の配達員がドライバー端末DTnを所持する。それぞれの配送車(配達員)は、情報提供サーバSAから通知される指示情報に従って、注文された商品を、ユーザにより指定された配送先へ配送する。それぞれの配送車は、基本的に、商品の在庫(つまり、注文及び配送先がまだ決まっていない商品)を積載して走行しているが、商品の在庫が無くなる(欠品する)ことで在庫を積載せずに走行している配送車もある。商品の在庫が無くなった配送車は、情報提供サーバSAから通知される指示情報に従って、当該商品の在庫を保管する倉庫、または当該商品の在庫を積載して走行している他の配送車から当該商品を調達するようになっている。なお、情報提供サーバSAからの指示情報の通知には、プル型通知と、プッシュ型通知とがある。プル型通知では、ドライバー端末DTnにインストールされているアプリケーションプログラムによりドライバー端末DTnが情報提供サーバSAへ問い合わせることで指示情報が通知される。一方、プッシュ型通知では、ドライバー端末DTnが情報提供サーバSAへ問い合わせることなく、情報提供サーバSAの任意のタイミングで指示情報が通知される。プッシュ型通知によれば、ドライバー端末DTnにインストールされているアプリケーションプログラムが起動していなくても指示情報の通知を受け付けることができる。ドライバー端末DTnは、通知された指示情報を、操作・表示部に表示させたり、音声再生部により再生出力させる。
情報提供サーバSAは、例えばシステム提供者により運営されるサーバであり、本発明の情報処理装置の一例である。図2(A)は、本実施形態に係る情報提供サーバSAの概要構成例を示すブロック図である。図2(A)に示すように、情報提供サーバSAは、通信部1、記憶部2、入出力インターフェース部3、及びシステム制御部4等を備える。システム制御部4と入出力インターフェース部3とは、システムバス5を介して接続される。なお、情報提供サーバSAは、機能分割された複数のサーバから構成されてもよい。通信部1は、ネットワークNWに接続して通信を行う機能を担う。記憶部2は、例えば、ハードディスクドライブ等からなり、オペレーティングシステム,サーバプログラム(本発明の情報処理プログラムを含む)等を記憶する。なお、サーバプログラムは、所定のサーバから情報提供サーバSAにダウンロードされる。或いは、サーバプログラムは、CD、DVDなどの記録媒体に記録(コンピュータにより読み取り可能に記録)されており、当該記録媒体から読み込まれて記憶部2に記憶されるようにしてもよい。記憶部2には、商品情報データベース(DB)21、ユーザ情報データベース(DB)22、配送車情報データベース(DB)23、及び倉庫情報データベース(DB)24等が構築される。
図3は、各データベースに登録される内容の一例を示す図である。商品情報データベース21には、図3(A)に示すように、販売対象となる商品の商品ID、商品名、商品仕様、及び価格(例えば、単価)等が、商品IDごとに対応付けられて登録されている。ユーザ情報データベース22には、図3(B)に示すように、ユーザのユーザID、パスワード、氏名、電話番号、居住地(自宅)の住所、及び勤務地の住所等が、ユーザIDごとに対応付けられて登録されている。ここで、ユーザIDは、ユーザごとに固有の識別情報である。ユーザID及びパスワードは、ユーザがシステムにログインするために必要な認証情報である。ユーザID、パスワード、氏名、電話番号、居住地の住所、及び勤務地の住所等は、例えば、会員登録手続き経てユーザ情報データベース22に登録される。なお、パスワード、電話番号、居住地の住所、及び勤務地の住所等は、ユーザID等がユーザ情報データベース22に登録された後に変更可能になっている。また、ユーザ情報データベース22には、ユーザに付与された特典を示す情報がユーザIDに対応付けられて登録されてもよい。
配送車情報データベース23には、図3(C)に示すように、配送車の配送車ID、配送車の現在位置(例えば、経度及び緯度)、配達員のドライバー端末DTnの登録ID、配達員の電話番号、配送車に積載されている商品の商品ID、注文商品数、及び商品在庫数等が、配送車IDごとに対応付けられて登録されている。ここで、配送車IDは、配送車ごとに固有の識別情報である。配送車の現在位置を示す配送車位置情報は、配送車IDと共に、ドライバー端末DTnから所定時間間隔で送信される。そして、配送車の現在位置は、ドライバー端末DTnから配送車IDと共に受信(取得)される度に配送車情報データベース23において更新される。ドライバー端末DTnの登録IDは、ドライバー端末DTnごとに固有の識別情報である。注文商品数は、配送車に積載されている商品うち注文された商品の数(0の場合もある)を示す。商品在庫数は、配送車に積載されている商品うち商品の在庫数(0の場合もある)を示す。なお、配送車情報データベース23には、配達員の電子メールアドレスが登録される場合もある。倉庫情報データベース24には、図3(D)に示すように、倉庫の倉庫ID、倉庫の設置位置(例えば、経度及び緯度)、倉庫に保管されている商品(つまり、在庫)の商品ID、及び商品在庫数等が、倉庫IDごとに対応付けられて登録されている。ここで、倉庫IDは、倉庫ごとに固有の識別情報である。
システム制御部4は、プロセッサであるCPU41(コンピュータの一例),ROM42,及びRAM43等を備え、OS上でサーバプログラム等を実行する。図2(B)は、システム制御部4における機能ブロックの一例を示す図である。システム制御部4(システム制御部4内のプロセッサ)は、サーバプログラム等の実行により、図2(B)に示すように、注文受付部41a、キュー管理部41b、特典付与部41c、配送車決定部41d、注文追加部41e、及び情報通知部41f等として機能する。なお、注文受付部41aは、本発明における受付手段の一例である。特典付与部41cは、本発明における付与手段の一例である。配送車決定部41dは、本発明における決定手段の一例である。注文追加部41eは、本発明における追加手段の一例である。情報通知部41fは、本発明における通知手段の一例である。
注文受付部41aは、ユーザから、ユーザ端末UT及びネットワークNWを介して、所定エリア内の場所を配送先とする商品の注文(注文メッセージ)を受け付ける。当該注文された商品(注文に係る商品)は、上述した商品選択画面上でユーザにより注文対象として選択された商品である。また、当該注文には、ユーザにより指定された配送先を少なくとも含む注文情報が付加される。つまり、注文受付部41aは、ユーザから注文を受け付ける際に、当該注文に対応する注文情報を受信する。なお、所定エリアとは、例えばシステム提供者により決められた配送サービス可能な地域であり、以下、「配送可能エリア」という。
キュー管理部41bは、商品の注文情報が注文順に追加されるキューを、例えば記憶部2(記憶手段の一例)に記憶されるキューテーブル(キュー情報の一例)を用いて、配送車ごとに管理する。キュー(待ち行列)とは、先入れ先出し(First In First Out)方式でデータやタスクを保持するデータ構造を意味する。本実施形態では、注文が受け付けられる度に注文情報がキューの最後(末尾)に追加され(キュー入力)、キューの先頭から注文情報が取り出される(キュー出力)。これにより、キューに注文情報が追加された順(つまり、注文順)に商品を配送することができる。キューテーブルは、配送車IDに対応付けられる。特に、本実施形態では、商品の在庫を積載して走行している配送車を含む複数の配送車の配送車IDそれぞれにキューテーブルが対応付けられて記憶される。
図4は、キューテーブルの一例を示す図である。図4には、配送車aの配送車IDに対応付けられたキューテーブルqaと、配送車bの配送車IDに対応付けられたキューテーブルqbとが示されている。キューテーブルqaは、配送車aのキュー(配送車aに対応するキュー)に追加された注文情報に順番(つまり、キューに追加された順番)を付与して保持する。また、キューテーブルqbは、配送車bのキュー(配送車bに対応するキュー)に追加された注文情報に順番を付与して保持する。図4の例において、注文情報には、注文を行ったユーザのユーザID、当該ユーザにより注文された商品の商品ID、注文商品数、注文時刻、注文番号、請求金額(総合計)、配送先、配達方法(受け渡し方法)、及び予想配送時刻等が含まれている。なお、図4に示す情報の一部だけがキューに追加される注文情報に含まれてもよい。ここで、注文時刻は、注文が受け付けられた時刻である。注文番号は、注文ごとに固有の番号である。配達方法には、商品の配送先となる建物(例えば、ユーザの居住地または勤務地がある建物)の玄関(玄関前)での商品の受け渡しと、商品の配送先となる建物の玄関よりも配送経路に近い場所での商品の受け渡しとがある。ここで、玄関とは、例えば配送車が入れないような狭い道の先にある(つまり、大きな通りに配送車を停めて歩いていかないといけないような)一軒家の玄関、マンション等の集合住宅における住戸の玄関、オフィスビルや雑居ビルにおける配達受取所のような場所などが該当する。一方、上記配送経路に近い場所の例として、当該建物が設置される区画の近傍にある道路端(配送経路端)部、当該建物がマンション等の集合住宅である場合の当該建物1階のエントランス部など、商品の配達員が上記玄関まで行かず、配送車が通れる配送経路上で少々停車して商品を渡せる場所などが該当する。ユーザは、注文した商品の配達方法として、商品の配送先となる建物の玄関での商品の受け渡しと、当該玄関よりも配送経路に近い場所での商品の受け渡しとの何れか一方を選択することができる。
特典付与部41cは、商品の配送先となる建物の玄関よりも配送経路に近い場所での商品の受け渡しが配達方法として選択された注文が受け付けられた場合、当該玄関での商品の受け渡しが配達方法として選択された注文が受け付けられた場合に比べてユーザに有利な特典を付与する処理を行う。有利な特典の例として、追加料金なし、割引き、支払いに利用可能なクーポンやポイント、景品などが挙げられる。例えば、特典として追加料金なしを付与する処理では、注文に対する請求金額(総合計)に組み込まれる追加料金が0に設定される。また、例えば、特典として割引きを付与する処理では、注文に対する請求金額(総合計)から割引きされる額が設定される。また、例えば、特典としてクーポンを付与する処理では、注文を行ったユーザのユーザIDに対応付けられてクーポンやポイントが設定される。また、例えば、特典として景品を付与する処理では、注文を行ったユーザのユーザIDに対応付けられて景品を示す情報が設定される。このような構成によれば、商品の配送先となる建物の玄関よりも配送経路に近い場所での商品の受け渡しの場合、ユーザはお得に配送サービスを受けることができるとともに、配送車は注文に対して配送を完了させるまでにかかる時間を短縮することができ、複数の注文に対する配送を効率良く完了させていくことができる。
配送車決定部41dは、配送可能エリア内で商品を配送する配送車の現在位置を示す配送車位置情報と、当該配送車のキューを示すキューテーブルとに基づいて、新たに注文された商品(新たに受け付けられた注文に係る商品)を配送先へ配送可能な配送車を決定する配送車決定処理を行う。注文追加部41eは、配送車決定部41dにより決定された配送車のキューに、新たに受け付けられた注文に対応する注文情報を追加する(言い換えれば、キューにタスクを積む)。なお、決定された配送車のキューに追加される注文情報には、特典付与部41cにより設定された内容が含まれてもよい。
ここで、配送車決定部41dによる配送車決定処理の幾つかの例を説明する。例えば、配送車決定部41dは、現在走行している配送車の現在位置から、当該配送車のキューにある注文情報が含む配送先を経由して(複数の配送先を経由する場合もある)、新たに注文された商品の配送先に配送が完了する予想配送時間を算出する。この予想配送時間は、例えば現在時刻(或いは、注文時刻)から、当該注文された商品の配送を完了する(言い換えれば、当該配送先に到達する時刻)までにかかる時間(長さ)であってもよいし、注文された商品の配送を完了する時刻(予想配送時刻)であってもよい。なお、予想配送時間は、例えば、配送車の現在位置から上記キューにある注文情報が含む配送先を経由して上記指定された配送先までの距離を、例えば法定速度(渋滞も考慮される)で割ることで算出される(或いは、当該距離を当該法定速度で割った時間を、現在時刻に加えることで算出される)。ここで、配送先までの距離とは、直線距離(例えば配送車の現在位置から上記指定された配送先までの直線距離)ではなく、配送経路上の距離である。そして、配送車決定部41dは、例えば、算出した予想配送時間が予め設定された時間以下である場合、当該配送車を、当該新たに注文された商品を当該配送先へ配送可能な配送車として決定する。このような構成によれば、ユーザから新たに注文があった時点で当該注文された商品の在庫を積載した配送車が、新たな注文の配送先から、それほど遠くない地点で走行している場合、注文を受けて配送車が走り出す場合に比べて注文から配送完了までの時間を短縮することができる。
また、配送可能エリア内で商品を配送する配送車が複数台ある場合、配送車決定部41dは、複数の配送車それぞれの現在位置を示す配送車位置情報と、当該複数の配送車それぞれのキューを示すキューテーブルとに基づいて、当該複数の配送車それぞれのキューの最後に、新たに受け付けられた注文に対応する注文情報が追加された場合に、当該複数の配送車のうち、当該注文された商品を、より早く配送先へ配送可能な配送車を決定する。この場合、配送車決定部41dは、上述した予想配送時間を配送車ごとに算出し、算出した複数の予想配送時間のうち最も短い予想配送時間(言い換えれば、現在時刻に最も近い予想配送時刻)に対応する配送車を、より早く配送先へ配送可能な配送車として決定する。このような構成によれば、ユーザから新たに注文があった時点で当該注文された商品の在庫を積載した複数の配送車が、新たな注文の配送先から、それほど遠くない地点で走行している場合、当該複数の配送車のうち、より早く当該配送先へ配送可能な配送車が決定されるので、注文から配送完了までの時間を、より短縮することができる。
また、配送可能エリア内で商品を配送する複数の配送車に、注文された商品の在庫を積載している配送車a(第1の配送車の一例)と、当該注文された商品の在庫を積載していない配送車b(第2の配送車の一例)とが含まれる場合がある。この場合、配送車決定部41dは、配送車aのキューの最後に上記注文情報が追加された場合に注文された商品の配送を完了する予想配送時間Ta(第1の時間の一例)と、配送車bのキューの最後に上記注文情報が追加された場合に当該配送車bが注文された商品を調達してから当該商品の配送を完了する予想配送時間Tb(第2の時間の一例)とを算出し、当該予想配送時間Taと当該予想配送時間Tbとを比較して時間が短い方(言い換えれば、現在時刻に最も近い方)の配送車を決定する。このような構成によれば、複数の配送車の中に、注文された商品の在庫を積載していない(欠品している)配送車が含まれている場合であっても、当該注文された商品を調達した後に配送した場合に配送完了するまでの時間を考慮して、より予想配送時間が短い方の配送車を決定することができる。これにより、ユーザから注文された商品を欠品している配送車がある場合にも、その欠品している配送車のリソースを有効に活用し、当該商品の在庫を持つ配送車のキューにタスクを積むよりも、欠品している配送車が商品を調達してから配送した方が早い場合には、欠品している配送車のキューにタスクを積むことで、商品の在庫を持つ配送車がそのまま配送するよりも、当該注文された商品の配送完了までの時間を短縮することが可能となる。
また、配送車決定部41dは、配送車bのキューの最後に上記注文情報が追加された場合に当該配送車bが当該注文された商品を、当該商品の在庫を積載している他の配送車(配送車a、または配送車a以外の配送車)から調達してから当該商品の配送を完了する時間を上記予想配送時間Tbとして算出する場合もある。このような構成によれば、配送車ごとに注文が偏ることなどにより在庫数が偏り、例えばキューに注文があり在庫もある配送車aと、キューに注文がなく商品の在庫もない配送車bとが存在する場合、配送可能エリア内を走行している配送車同士で在庫を融通しあうことにより、より早く商品を届けることができるとともに、商品の在庫を平準化することがきる。
図5は、2台の配送車a,bのキュー及び配送経路を示す概念図であり、図6は、2台の配送車a,bのキュー及び配送経路、並びに予想配送時刻を示す概念図である。図5の例では、配送車aのキューには4つのタスク(配送先1a〜4a)が既に積まれ、図に示す破線矢印が示す順番で各配送先に商品を配送する。一方、配送車bのキューには3つのタスク(配送先1b〜3b)が既に積まれ、図5に示す破線矢印が示す順番で各配送先に商品を配送する。このような状態で、図5に示すように新配送先が指定された商品の注文が受け付けられた場合において、配送車aは当該注文された商品の在庫を積載しているが、配送車bは当該注文された商品の在庫を積載していないものとする。この場合、図6の例では、配送車aが配送経路R1を経由して当該注文された商品の配送を完了する予想配送時刻Taと、配送車bが注文された商品を配送先3aで配送車aから調達してから配送経路R2を経由して当該商品の配送を完了する予想配送時刻Tb-1と、配送車bが注文された商品を倉庫で調達してから配送経路R3を経由して当該商品の配送を完了する予想配送時刻Tb-2とが算出されている。そして、算出された予想配送時刻の中で現在時刻に最も近い予想配送時刻Tb-1に対応する配送車bが決定され、決定された配送車bのキューの最後に、上記受け付けられた注文に対応する注文情報が追加される。この場合に追加される注文情報には、注文された商品の在庫の調達場所(配送車aの配送先3a)及び予想調達時刻が含まれる。
また、新たに受け付けられた注文に対応する注文情報が含む配送先から所定距離以内の他の配送先を含む注文情報が、当該注文された商品の在庫を積載して走行している配送車のキューに既にある場合、配送車決定部41dは、当該受け付けられた注文に対応する注文情報を当該キューの最後に追加するか、またはユーザが当該他の配送先まで赴いて商品を受け取るかを当該ユーザに選択させ、当該選択結果に基づいて、上記配送車を決定してもよい。
図7は、ユーザが自ら指定した新配送先とは異なる他の配送先まで赴いて商品を受け取る様子を示す概念図である。図7の例では、新配送先と、配送車aのキューに積まれている配送先2aとの距離が所定距離以内と近いため、ユーザが当該配送先2aまで赴いて商品を受け取ることを選択した結果、配送車決定部41dは当該配送車aを決定し、注文追加部41eは、当該決定された配送車aのキューに既に積まれている配送先2aを含む注文情報に、当該配送先2aに赴くユーザの注文情報を追加する。このような構成によれば、既にキューに積まれている配送先において、複数の注文に対する配送を完了させることができる。すなわち、ユーザは配送先まで赴くという少しの手間をかけることによってより早く商品の配送を受けることができるという選択が可能になる。また、配送車にとっても注文に対して配送を完了させるまでにかかる時間を短縮することができ、複数の注文に対する配送を効率良く完了させていくことができる。
情報通知部41fは、上述したキューテーブル(つまり、配送車のキュー)に基づいて、配送車のキューに示される商品を指定された配送先に配送させる指示情報を、ネットワークNW及びドライバー端末DTnを介して配送車の配達員に通知する。なお、上述したように、配送車決定部41dにより、図6に示す予想配送時刻Tb-1に対応する配送車bが決定された場合、情報通知部41fは、例えば配送車aのキューにおける注文情報が含む配送先であって当該配送車bが到達可能な配送先に、当該配送車bを向かわせて配送車aから当該商品を調達させる指示情報を、ネットワークNW及びドライバー端末DTnを介して当該配送車bの配達員に通知する。このような構成によれば、配送車aのキューや配送経路を乱すことなく、配送車aの配送経路を変えずに、配送車aから配送車bに商品の在庫を融通することができる。すなわち、配送車同士で在庫の融通を行っても、配送車aのキューに示される注文を行ったユーザが当初の予定を超えて待たされることがない。
[2.配送支援システムSの動作]
次に、図8〜図13を参照して、本実施形態に係る配送支援システムSの動作について説明する。図8は、配送支援システムSの動作の一例を示すシーケンス図である。図9〜図12は、配送支援システムSの動作においてユーザ端末UTに表示される画面例を示す図である。図13は、配送支援システムSの動作において情報提供サーバSAにより実行される配送車決定処理の一例を示すフローチャートである。
図8に示すように、ユーザ端末UTの制御部は、アプリケーションプログラムを起動すると(ステップS1)、情報提供サーバSAにアクセスして商品情報の要求を示す要求メッセージを送信する(ステップS2)。なお、アプリケーションプログラムの起動後の任意のタイミングで、ユーザにより入力されたユーザID及びパスワードにより当該ユーザのログインがなされる。
情報提供サーバSAのシステム制御部4は、ユーザ端末UTからの要求メッセージを受信すると、当該要求に応じて、ユーザにより注文可能な1つ以上の商品の商品情報等をユーザ端末UTへ送信する(ステップS3)。なお、情報提供サーバSAは、以降の動作において、ユーザ端末UTの表示画面に表示される情報を上記ステップS3で一括して送信してもよいし、ユーザ端末UTから要求に応じて、適宜送信されてもよい。ユーザ端末UTの制御部は、情報提供サーバSAからの上記商品情報等を受信すると、当該商品情報を含む商品選択画面(図示せず)を操作・表示部に表示する。このような商品選択画面の表示状態で、ユーザにより注文対象として商品が選択されると、ユーザ端末UTの制御部は、当該商品の選択を受け付け(ステップS4)、図9(A)に示すような注文画面51を操作・表示部に表示する。
図9(A)に示す注文画面51には、ユーザにより注文対象として選択された各商品の商品情報(商品画像、商品名、単価等)、各商品の商品数、及び各商品の小計を加算した総額が表示されている。また、図9(A)に示す注文画面51には、商品の配送にかかる時間が表示されている。そして、注文画面51に表示された注文手続ボタン511がユーザにより指定されると、ユーザ端末UTの制御部は、図9(B)に示すような配送先指定画面52を操作・表示部に表示する。
図9(B)に示す配送先指定画面52には、配送先指定部521、及び地図表示部523等が表示されている。図9(B)の例では、配送先指定部521には、注文対象として選択された商品の配送先として、ユーザの居住地(自宅)が初期設定で表示されている。ユーザは、配送先指定部521に表示されている配送先を変更したい場合に配送先指定部521に表示された矢印522を指定すると、ユーザ端末UTの制御部は、図10(A)に示すような配送先設定画面53を操作・表示部に表示する。また、図9(B)の例では、地図表示部523には、配送先指定部521に表示された配送先を中心とする所定範囲内の地図が表示されている。また、地図表示部523における地図には、配送先の位置に配送先マークM1が表示され、上記配送先を中心とする所定範囲内で現在走行している配送車の位置に配送車マークM2,M3が表示されている。
図10(A)に示す配送先設定画面53には、現在地表示部531、居住地(自宅)表示部532、及び勤務地(オフィス)表示部533が選択可能に表示されている。図10(A)の例では、居住地表示部532がハイライト表示されており、配送先としてユーザの居住地が設定された状態になっている。なお、ユーザの現在地は、ユーザ端末UTのGPS受信部により現在位置(経度及び緯度)として検出される。ユーザは、例えば、現在地表示部531または勤務地表示部533を選択し、完了ボタン534を指定すると、ユーザ端末UTの制御部は、配送先を変更設定し、配送先指定画面52の表示に戻る。
そして、配送先指定画面52に表示された決定ボタン524がユーザにより指定されると、ユーザ端末UTの制御部は、ユーザにより指定された配送先が配送可能エリアである内にあるか否かを判定し、当該指定された配送先が配送可能エリア内にないと判定した場合、図10(B)に示すような配送先指定エラー画面54を操作・表示部に表示する。一方、ユーザ端末UTの制御部は、上記指定された配送先が配送可能エリア内にあると判定した場合、注文対象として選択された商品の配送先の指定を受け付け(ステップS5)、図11(A)に示すような入力内容確認画面55を操作・表示部に表示する。なお、上記指定された配送先が配送可能エリア内にあるか否かの判定は、情報提供サーバSAにより行われてもよい。この場合、ユーザ端末UTは、ユーザにより指定された配送先を示す情報を情報提供サーバSAへ送信し、当該配送先が配送可能エリア内にあるか否かの判定結果を情報提供サーバSAから受信して、当該判定結果に応じて配送先指定エラー画面54または入力内容確認画面55を表示する。
図10(B)に示す配送先指定エラー画面54には、配送先指定部541、及び地図表示部543等が表示されている。図10(B)の例では、配送先指定部541には、注文対象として選択された商品の配送先として、ユーザの現在地が表示されている。なお、配送先指定部541に表示された矢印542が指定されたときの動作は、配送先指定部521に表示された矢印522が指定されたときの動作と同様である。また、図10(B)の例では、地図表示部543には、指定された配送先が、お届け対象エリア(配送可能エリア)外である旨が表示されている。
図11(A)に示す入力内容確認画面55には、ユーザの氏名、電話番号、お届け先(配送先)の住所、配達方法、注文対象として選択された商品、単価、及び商品数等が表示されている。ここで、電話番号、お届け先(配送先)の住所、配達方法は、変更ボタンの指定により表示される画面において変更可能になっている。図11(A)の例では、配達方法として、「家の外」が初期設定で表示されており、これは、商品の配送先となる建物の玄関よりも配送経路に近い場所での商品の受け渡しを示す。ここで、家の外とは、例えば、商品の配達員が建物の玄関まで行かず、配送車が通れる配送経路上で少々停車して商品を渡せる場所などである。ユーザは、このように表示されている配達方法を変更したい場合に変更ボタン551を指定すると、ユーザ端末UTの制御部は、図11(B)に示すような配達方法設定画面56を操作・表示部に表示する。なお、ユーザは、図11(A)に示す矢印552を指定すると、メッセージ入力画面(図示せず)が表示される。このメッセージ入力画面上でユーザは商品の配送に関するメッセージを入力することができる。
図11(B)に配達方法設定画面56には、家の外表示部561、及び玄関前表示部562が選択可能に表示されている。図11(B)の例では、家の外表示部561がハイライト表示されており、配送方法として家の外が設定された状態になっている。ユーザは、例えば、玄関前表示部562を選択し、完了ボタン563を指定すると、ユーザ端末UTの制御部は、配達方法を「玄関前」に変更設定し、入力内容確認画面55の表示に戻る。この玄関前は、例えば、商品の配送先となる建物の玄関での商品の受け渡しを示す。ここで、建物の玄関とは、上述したように、例えば配送車が入れないような狭い道の先にある一軒家の玄関や、集合住宅における住戸の玄関、オフィスビルにおける配達受取所などである。
そして、入力内容確認画面55に表示された支払い手続きボタン553がユーザにより指定されると、ユーザ端末UTの制御部は、ユーザにより選択された商品の注文を受け付け、当該注文を示す注文メッセージを情報提供サーバSAへ送信する(ステップS6)。この注文メッセージには、注文情報が付加される。この注文情報には、例えば、ユーザのユーザID、当該ユーザにより注文対象として選択された商品の商品ID、当該商品の商品数、当該ユーザにより指定された配送先及び配達方法等が含まれる。なお、この注文情報には、当該商品の単価及び商品数により算出される商品の総額が含まれてもよい。また、メッセージ入力画面上でメッセージが入力された場合、当該入力されたメッセージが注文情報に含まれる。
情報提供サーバSAのシステム制御部4(注文受付部41a)は、ユーザ端末UTからの注文メッセージの受信により商品の注文を受け付け(ステップS7)、注文時刻及び注文番号を記録する。注文メッセージに付加された注文情報に基づいて精算処理を行う(ステップS8)。例えば、システム制御部4(特典付与部41c)は、注文情報に含まれる配達方法が「家の外」である場合、「玄関前」が配達方法として選択された場合よりもユーザに有利な特典として、追加料金を¥0に設定する。なお、例えば、当該配達方法が「玄関前」である場合、追加料金が¥300に設定される。そして、システム制御部4は、注文された商品の総額に、上記設定された追加料金を加算して請求金額(総合計)を算出する。こうして、算出された請求金額は、例えば、配達員が、注文された商品をユーザに受け渡す際に当該ユーザに提示される。
次いで、システム制御部4(配送車決定部41d)は、ステップS7で受け付けられた注文に係る商品を配送先へ配送可能な配送車を決定する配送車決定処理を行う(ステップS9)。なお、配送車決定処理の詳細については後述する。次いで、システム制御部4(注文追加部41e)は、ステップS9で決定された配送車のキューに、ステップS7で受け付けられた注文に対応する注文情報を追加する(ステップS10)。この注文情報には、上述したように、注文を行ったユーザのユーザID、当該ユーザにより注文された商品の商品ID、注文商品数、注文時刻、注文番号、請求金額、配送先、配達方法、及び予想配送時刻等が含まれる。
次いで、システム制御部4は、ステップS10で追加した注文情報以外の他の注文情報が、ステップS9で決定された配送車のキューに既にあるか否かを判定する(ステップS11)。システム制御部4は、追加した注文情報以外の他の注文情報が配送車のキューにない(つまり、追加された注文情報が当該キューの先頭である)と判定した場合(ステップS11:NO)、ステップS9で決定された配送車の配送車IDに対応付けられた登録IDを配送車情報データベース23から特定し、ステップS12へ進む。一方、システム制御部4は、追加した注文情報以外の他の注文情報が配送車のキューにあると判定した場合(ステップS11:YES)、ステップS13へ進む。
ステップS12では、システム制御部4(情報通知部41f)は、ステップS10で追加された注文情報に示される商品を指定された配送先に配送させる指示情報(配送先の指示情報)を、上記特定した登録IDに対応するドライバー端末DTnへ、例えばプッシュ型通知で送信し、ステップS13へ進む。なお、指示情報には、例えば、ステップS10で追加された注文情報が含まれる。ドライバー端末DTnの制御部は、情報提供サーバSAからの上記指示情報を受信すると、当該指示情報を、例えば、操作・表示部にポップアップ表示させる。なお、このとき、ドライバー端末DTnの制御部は、指示情報を音声再生部により再生出力させてもよい。配達員は、通知された指示情報により、配送する商品、配送先、配達方法、及び請求金額等を確認することができる。
ステップS13では、システム制御部4は、注文内容の確認情報をユーザ端末UTへ送信する。この確認情報には、注文時刻、注文番号、請求金額(総合計)、及び上記決定された配送車の予想配送時間(長さ)等が含まれる。ユーザ端末UTの制御部は、情報提供サーバSAからの上記確認情報を受信すると、予想配送時間をタイマーにセットしてカウント(例えば、予想配送時間から0秒までのカウントダウン、または0秒から予想配送時間までのカウントアップ)を開始し(ステップS14)、図12(A)に示すような注文内容確認画面57を操作・表示部に表示する。
図12(A)に示す注文内容確認画面57には、注文時刻、注文番号、請求金額(総合計)、予想配送時間(この例では、20分)、及び注文履歴が表示されている。これにより、注文を行ったユーザは、注文内容を確認することができると共に、注文した商品が届く時間を把握することができる。その後、ユーザが、例えば、注文内容確認画面57に表示された矢印571を指定するなどの配送状況確認操作を行うと、ユーザ端末UTの制御部は、図12(B)に示すような配送状況確認画面58を操作・表示部に表示する。図12(B)に示す配送状況確認画面58には、時間カウントバー581が表示されている。このような時間カウントバー581上で、スライダー582が、ステップS14で開始されたカウントに応じて移動すると共に、時間カウントバー581の色が変化するようになっている。図12(B)の例では、スライダー582の位置が、上記カウントに応じて、時間カウントバー581の左端から右端まで移動する。ユーザは、このような時間カウントバー581におけるスライダー582の位置により、あとどのくらいの時間で商品が届くかを一目で把握することができる。なお、情報提供サーバSAは、渋滞等により配送状況が変化した場合、配送状況の変化を反映した予想配送時間を算出してユーザ端末UTへ送信してもよい。この場合、ユーザ端末UTの制御部は、情報提供サーバSAからの当該予想配送時間をタイマーに再セットしてカウントを再開する。これにより、図12(B)の例では、スライダー582の位置が変わることになる。
そして、上記指示情報に従って上記注文された商品を積載した配送車が配送先に到達することで、配達員はユーザに商品を渡し、例えばユーザが望む決済方法で請求金額を受け取る。決済方法の例として、現金決済、電子マネー決済、ポイント決済、クレジットカード決済等が挙げられる。こうして、注文された商品の配送が完了すると、配達員は、ドライバー端末DTnの操作・表示部に表示された指示情報であって、配送が完了した商品に対応する指示情報を選択して配送完了操作を行う。これにより、ドライバー端末DTnの制御部は、情報提供サーバSAにアクセスして配送完了メッセージを送信する(ステップS15)。この配送完了メッセージには、例えば当該配送が完了した商品に対応する注文番号等が付加される。なお、商品の決済は、商品の注文時点で行われてもよい。この場合、例えば、システム制御部4は、ユーザから注文を受け付ける際に、ユーザにより指定(例えば、ユーザ端末UTに表示された画面上で指定)された決済方法(例えば、クレジットカード決済)及び決済に必要な情報(例えば、クレジットカード番号及び有効期限等)を受信する。そして、上記ステップS8において、システム制御部4は、ユーザにより上記指定された決済方法にしたがって決済処理を行う。この決済処理が正常に終了すれば、ユーザに商品が渡される時点での決済は不要となる。
情報提供サーバSAのシステム制御部4は、ドライバー端末DTnからの配送完了メッセージを受信すると、受信した配送完了メッセージに示される登録IDに対応付けられた配送車IDを配送車情報データベース23から特定する。そして、システム制御部4は、受信された配送完了メッセージに付加された注文番号を含む注文情報を、上記特定した配送車IDに対応する配送車のキューから削除(つまり、当該配送車IDに対応付けられたキューテーブルから削除)する(ステップS16)。
次いで、システム制御部4は、上記特定した配送車IDに対応する配送車のキューに注文情報があるか否かを判定する(ステップS17)。つまり、上記特定された配送車IDに対応付けられたキューテーブルに、ステップS16で削除された注文情報以外の他の注文情報が保持されているか否かが判定される。システム制御部4は、上記配送車のキューに注文情報があると判定した場合(ステップS17:YES)、当該配送車のキューの先頭の注文情報を含む指示情報(配送先の指示情報)を、上記配送完了メッセージに示される登録IDに対応するドライバー端末DTnへ、例えばプッシュ型通知で送信する(ステップS18)。一方、システム制御部4は、上記配送車のキューに注文情報がないと判定した場合(ステップS17:NO)、他のメッセージの受信を待機する(ステップS19)。
次に、図13を参照して、上記ステップS9においてシステム制御部4の配送車決定部41dにより行われる配送車決定処理の詳細について説明する。図13に示す配送車決定処理では、システム制御部4は、例えば、配送車情報データベース23に登録されている全ての配送車について予想配送時間を算出したか(言い換えれば、全ての配送車を選定したか)否かを判定する(ステップS91)。システム制御部4は、全ての配送車について予想配送時間を算出していないと判定した場合(ステップS91:NO)、ステップS92へ進む。一方、システム制御部4は、全ての配送車について予想配送時間を算出したと判定した場合(ステップS91:YES)、ステップS99へ進む。
ステップS92では、システム制御部4は、配送車情報データベース23から配送車(配送車ID)を1つ選定する。次いで、システム制御部4は、ステップS92で選定した配送車が、ステップS7で受け付けられた注文に係る商品の在庫を積載しているか否かを判定する(ステップS93)。例えば、配送車情報データベース23において、上記ステップS92で選定された配送車ID、及び注文された商品の商品IDに対応付けられた商品在庫数が、当該商品の注文商品数以上である場合、当該注文に係る商品の在庫を積載していると判定される。システム制御部4は、選定した配送車が注文に係る商品の在庫を積載していると判定した場合(ステップS93:YES)、ステップS94へ進む。一方、システム制御部4は、選定した配送車が注文に係る商品の在庫を積載していないと判定した場合(ステップS93:NO)、ステップS95へ進む。
ステップS94では、システム制御部4は、ステップS92で選定した配送車のキューの最後に注文情報(ステップS7で受け付けられた注文に対応する注文情報)が追加された場合に注文された商品の配送を完了する予想配送時間を算出し、ステップS91に戻る。こうして算出された予想配送時間は、ステップS92で選定した配送車の配送車IDに対応付けて一時的に記憶される。
ステップS95では、システム制御部4は、ステップS7で受け付けられた注文に係る商品の在庫の調達先を特定する。例えば、システム制御部4は、ステップS7で受け付けられた注文に係る商品の在庫を注文商品数以上積載している配送車を配送車情報データベース23から特定し、当該商品の在庫を注文商品数以上保管している倉庫を倉庫情報データベース24から特定する。なお、ここで特定される調達先は、ステップS92で選定された配送車から所定距離内に位置する配送車または倉庫に限るように構成してもよい。
次いで、システム制御部4は、ステップS95で特定された全ての調達先を選定したか否かを判定する(ステップS96)。システム制御部4は、全ての調達先を選定していないと判定した場合(ステップS96:NO)、ステップS97へ進む。一方、システム制御部4は、全ての調達先を選定したと判定した場合(ステップS96:YES)、ステップS91に戻る。
ステップS97では、システム制御部4は、ステップS95で特定された調達先から、ステップS7で受け付けられた注文に係る商品の在庫の調達先を1つ選定する。次いで、システム制御部4は、ステップS92で選定した配送車のキューの最後に注文情報が追加された場合に当該配送車が注文された商品を、ステップS97で選定した調達先から調達してから当該商品の配送を完了する予想配送時間(調達先を経由する予想配送時間)を算出し(ステップS98)、ステップS96に戻る。こうして算出された予想配送時間は、ステップS92で選定した配送車の配送車ID、及びステップS97で調達先として選定された配送車の配送車ID(または倉庫の倉庫ID)に対応付けて一時的に記憶される。
ステップS99では、システム制御部4は、上述したように算出、記憶された予想配送時間のうち、最も時間が短い予想配送時間に対応する配送車を決定する。ここで決定された配送車が、注文された商品を上記調達先から調達する配送車である場合、システム制御部4は、当該調達先に決定された配送車を向かわせて商品を調達させる指示情報をドライバー端末DTnへ、例えばプッシュ型通知で送信する(ステップS12またはステップS18)。
なお、上記ステップS91において、システム制御部4は、全ての配送車について予想配送時間を算出したと判定した場合(ステップS91:NO)、ステップS99にすぐには進まず、ステップS94で予想配送時間が算出された配送車から、ステップS7で受け付けられた注文に対応する注文情報が含む配送先から所定距離以内の他の配送先を含む注文情報がキューにある配送車を特定してもよい。この場合、システム制御部4は、当該特定した配送車のキューの最後に当該注文情報を追加するか、またはユーザが当該他の配送先まで赴いて商品を受け取るか、を当該ユーザに選択させる選択指示情報をユーザ端末UTへ送信する。
ユーザ端末UTの制御部は、情報提供サーバSAからの上記選択指示情報を受信すると、上記特定された配送車のキューの最後に注文情報を追加するか、またはユーザが他の配送先まで赴いて商品を受け取るか、をユーザに選択させる選択画面(図示せず)を操作・表示部に表示する。この選択画面には、例えば、地図が表示されると共に、当該地図上にはユーザに赴かせる上記他の配送先の位置を示すマーク、当該他の配送先の住所、及び当該他の配送先への予測配送時刻等が表示される。このような選択画面の表示状態で、上記特定された配送車のキューの最後に注文情報を追加するか、またはユーザが他の配送先まで赴いて商品を受け取るかがユーザにより選択されると、ユーザ端末UTの制御部は、その選択結果を情報提供サーバSAへ送信する。そして、情報提供サーバSAのシステム制御部4は、ユーザ端末UTからの選択結果が上記特定された配送車のキューの最後に注文情報を追加することを示す場合、ステップS99へ進んで最も時間が短い予想配送時間に対応する配送車を決定し、当該決定した配送車のキューの最後に当該注文情報を追加する(ステップS10)。
一方、情報提供サーバSAのシステム制御部4は、ユーザ端末UTからの選択結果が、ユーザが他の配送先まで赴いて商品を受け取ることを示す場合、上記特定した配送車を決定する。なお、ステップS7で受け付けられた注文に対応する注文情報が含む配送先から所定距離以内の他の配送先を含む注文情報がキューにある配送車が複数特定された場合、システム制御部4は、これらの配送車のうち、当該注文に係る商品の上記他の配送先への配送を完了する予測配送時間が最も短い配送車を決定して、決定した配送車についての上記他の配送先を示す情報をユーザ端末UTへ送信する。そして、システム制御部4は、当該決定した配送車のキューにおける上記他の配送先を含む注文情報に、当該他の配送先に赴くユーザの注文情報を追加する(ステップS10)。
以上説明したように、上記実施形態によれば、情報提供サーバSAは、商品の在庫を積載して走行している配送車の現在位置を示す配送車位置情報と、商品の配送先を含む注文情報が注文順に追加されるキューを示すキューテーブルとを記憶しておき、ユーザから、所定エリア内の場所を配送先とする商品の注文を受け付けた場合に、配送車の現在位置と配送車のキューに基づいて、注文された商品を配送先へ配送可能な配送車を決定し、決定した配送車に対応するキューに当該注文に対応する注文情報を追加し、配送車のキューに基づいて、商品を配送させる指示情報を配送車の乗員に通知する。このため、ユーザから注文があった時点で当該注文された商品の在庫を積載した配送車が、当該注文の配送先から、それほど遠くない地点で走行している場合、注文を受けて配送車が走り出す場合に比べて注文から配送完了までの時間を短縮することができる。従って、注文から配送完了までの時間を今までよりも短縮し、より柔軟な商品配送を支援することができる。
なお、上記実施形態においては、本発明の情報処理装置及び情報処理プログラムを情報提供サーバSAに適用した例について説明したが、本発明の情報処理装置及び情報処理プログラムをユーザ端末UTまたはドライバー端末DTnに適用してもよい。例えば、本発明をユーザ端末UTに適用した場合、ユーザ端末UTは、商品の在庫を積載して走行している配送車の現在位置を示す配送車位置情報と、商品の配送先を含む注文情報が注文順に追加されるキューを示すキューテーブルとを、例えば情報提供サーバSAから取得して記憶する。ユーザ端末UTは、ユーザから、所定エリア内の場所を配送先とする商品の注文を受け付けた場合に、配送車の現在位置と配送車のキューに基づいて、注文された商品を配送先へ配送可能な配送車を決定し、決定した配送車に対応するキューに当該注文に対応する注文情報を追加し、配送車のキューに基づいて、商品を配送させる指示情報をドライバー端末DTnを介して配送車の乗員に通知する。本発明をユーザ端末UTに適用した場合、ユーザ端末UTの制御部が、本発明における受付手段、決定手段、追加手段、付与手段、及び通知手段等として機能する。
また、例えば、本発明をドライバー端末DTnに適用した場合、ドライバー端末DTnは、商品の在庫を積載して走行している配送車の現在位置を示す配送車位置情報と、商品の配送先を含む注文情報が注文順に追加されるキューを示すキューテーブルとを、例えば情報提供サーバSAから取得して記憶する。ドライバー端末DTnは、ユーザからユーザ端末UTを介して所定エリア内の場所を配送先とする商品の注文を受け付けた場合に、配送車の現在位置と配送車のキューに基づいて、注文された商品を配送先へ配送可能な配送車を決定し、決定した配送車に対応するキューに当該注文に対応する注文情報を追加し、配送車のキューに基づいて、商品を配送させる指示情報を配送車の乗員に通知する。本発明をドライバー端末DTnに適用した場合、ドライバー端末DTnの制御部が、本発明における受付手段、決定手段、追加手段、付与手段、及び通知手段等として機能する。
また、本発明の情報処理方法は、配送支援システムSにおける複数のコンピュータ(例えば、情報提供サーバSAが備えるコンピュータと、ユーザ端末UTが備えるコンピュータと、ドライバー端末DTnが備えるコンピュータとの何れか複数のコンピュータ)により機能分担されて実行されるように構成してもよい。
1 通信部
2 記憶部
3 入出力インターフェース部
4 システム制御部
SA 情報提供サーバ
UT ユーザ端末
DTn ドライバー端末

Claims (7)

  1. ユーザから、所定エリア内の場所を配送先とする商品の注文を受け付ける受付手段と、
    商品の在庫を積載して走行している配送車を含む複数の配送車それぞれの現在位置を示す配送車位置情報と、商品の配送先を少なくとも含む注文情報が注文順に追加されるキューであって前記複数の配送車それぞれに対応する前記キューを示すキュー情報とを記憶する記憶手段における前記配送車位置情報と前記キュー情報とに基づいて、前記複数の配送車それぞれに対応する前記キューの最後に前記注文情報が追加された場合に、当該複数の配送車のうち、前記注文された商品を、より早く配送先へ配送可能な配送車を決定する決定手段と、
    前記決定手段により決定された前記配送車に対応する前記キューに、前記受付手段により受け付けられた注文に対応する注文情報を追加する追加手段と、
    前記記憶手段における前記キュー情報に基づいて、前記商品を配送させる指示情報を前記配送車の乗員に通知する通知手段と、
    を備え
    前記複数の配送車には、前記注文された商品の在庫を積載している第1の配送車と、前記在庫を積載していない第2の配送車とが含まれ、
    前記決定手段は、前記第1の配送車に対応する前記キューの最後に前記注文情報が追加された場合に前記注文された商品の配送を完了する第1の時間と、前記第2の配送車に対応する前記キューの最後に前記注文情報が追加された場合に当該第2の配送車が前記注文された商品を調達してから当該商品の配送を完了する第2の時間とを算出し、当該第1の時間と当該第2の時間とを比較して時間が短い方の前記配送車を決定することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記決定手段は、前記第2の配送車に対応する前記キューの最後に前記注文情報が追加された場合に当該第2の配送車が前記注文された商品を、当該商品の在庫を積載している他の配送車から調達してから当該商品の配送を完了する時間を前記第2の時間として算出することを特徴とする請求項に記載の情報処理装置。
  3. 前記決定手段により前記第2の配送車が決定された場合、前記通知手段は、前記他の配送車に対応する前記キューにおける前記注文情報が含む配送先であって当該第2の配送車が到達可能な配送先に、当該第2の配送車を向かわせて当該他の配送車から前記商品を調達させる指示情報を当該第2の配送車の乗員に通知することを特徴とする請求項に記載の情報処理装置。
  4. 前記ユーザにより、前記注文された商品の配達方法として、前記配送先となる建物の玄関での商品の受け渡しと、当該玄関よりも配送経路に近い場所での商品の受け渡しとの何れか一方が選択可能であり、
    前記受付手段により、前記玄関よりも配送経路に近い場所での商品の受け渡しが配達方法として選択された前記注文が受け付けられた場合、前記玄関での商品の受け渡しが配達方法として選択された前記注文が受け付けられた場合に比べてユーザに有利な特典を付与する処理を行う付与手段を更に備えることを特徴とする請求項1乃至の何れか一項に記載の情報処理装置。
  5. 記受付手段により受け付けられた注文に対応する注文情報が含む配送先から所定距離以内の他の配送先を含む注文情報が前記キューに既にある場合、前記決定手段は、前記受付手段により受け付けられた注文に対応する注文情報をキューの最後に追加するか、またはユーザが前記他の配送先まで赴いて商品を受け取るかを当該ユーザに選択させ、当該選択結果に基づいて、前記配送車を決定することを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の情報処理装置。
  6. ユーザから注文された商品の配送を支援する配送支援システムにおける1つ以上のコンピュータにより実行される情報処理方法であって、
    ユーザから、所定エリア内の場所を配送先とする商品の注文を受け付ける受付ステップと、
    商品の在庫を積載して走行している配送車を含む複数の配送車それぞれの現在位置を示す配送車位置情報と、商品の配送先を少なくとも含む注文情報が注文順に追加されるキューであって前記複数の配送車それぞれに対応する前記キューを示すキュー情報とを記憶する記憶手段における前記配送車位置情報と前記キュー情報とに基づいて、前記複数の配送車それぞれに対応する前記キューの最後に前記注文情報が追加された場合に、当該複数の配送車のうち、前記注文された商品を、より早く配送先へ配送可能な配送車を決定する決定ステップと、
    前記決定ステップにより決定された前記配送車に対応する前記キューに、前記受付ステップにより受け付けられた注文に対応する注文情報を追加する追加ステップと、
    前記記憶手段における前記キュー情報に基づいて、前記商品を配送させる指示情報を前記配送車の乗員に通知する通知ステップと、
    を含み、
    前記複数の配送車には、前記注文された商品の在庫を積載している第1の配送車と、前記在庫を積載していない第2の配送車とが含まれ、
    前記決定ステップにおいては、前記第1の配送車に対応する前記キューの最後に前記注文情報が追加された場合に前記注文された商品の配送を完了する第1の時間と、前記第2の配送車に対応する前記キューの最後に前記注文情報が追加された場合に当該第2の配送車が前記注文された商品を調達してから当該商品の配送を完了する第2の時間とを算出し、当該第1の時間と当該第2の時間とを比較して時間が短い方の前記配送車を決定することを特徴とする情報処理方法。
  7. コンピュータを、
    ユーザから、所定エリア内の場所を配送先とする商品の注文を受け付ける受付手段と、
    商品の在庫を積載して走行している配送車を含む複数の配送車それぞれの現在位置を示す配送車位置情報と、商品の配送先を少なくとも含む注文情報が注文順に追加されるキューであって前記複数の配送車それぞれに対応する前記キューを示すキュー情報とを記憶する記憶手段における前記配送車位置情報と前記キュー情報とに基づいて、前記複数の配送車それぞれに対応する前記キューの最後に前記注文情報が追加された場合に、当該複数の配送車のうち、前記注文された商品を、より早く配送先へ配送可能な配送車を決定する決定手段と、
    前記決定手段により決定された前記配送車に対応する前記キューに、前記受付手段により受け付けられた注文に対応する注文情報を追加する追加手段と、
    前記記憶手段における前記キュー情報に基づいて、前記商品を配送させる指示情報を前記配送車の乗員に通知する通知手段と、
    として機能させ
    前記複数の配送車には、前記注文された商品の在庫を積載している第1の配送車と、前記在庫を積載していない第2の配送車とが含まれ、
    前記決定手段は、前記第1の配送車に対応する前記キューの最後に前記注文情報が追加された場合に前記注文された商品の配送を完了する第1の時間と、前記第2の配送車に対応する前記キューの最後に前記注文情報が追加された場合に当該第2の配送車が前記注文された商品を調達してから当該商品の配送を完了する第2の時間とを算出し、当該第1の時間と当該第2の時間とを比較して時間が短い方の前記配送車を決定することを特徴とする情報処理プログラム。
JP2016548196A 2015-01-22 2015-01-22 情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラム Active JP6100444B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2015/051676 WO2016117080A1 (ja) 2015-01-22 2015-01-22 情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP6100444B2 true JP6100444B2 (ja) 2017-03-22
JPWO2016117080A1 JPWO2016117080A1 (ja) 2017-04-27

Family

ID=56416645

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016548196A Active JP6100444B2 (ja) 2015-01-22 2015-01-22 情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラム

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP6100444B2 (ja)
TW (1) TWI609344B (ja)
WO (1) WO2016117080A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109978433A (zh) * 2017-12-28 2019-07-05 丰田自动车株式会社 递送系统、信息处理装置、信息处理方法和记录介质

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6898115B2 (ja) * 2017-03-02 2021-07-07 本田技研工業株式会社 配達管理装置、配達管理方法および配達管理システム
JP6941974B2 (ja) * 2017-05-30 2021-09-29 株式会社日立製作所 輸送計画生成方法および輸送計画生成システム
JP7004150B2 (ja) 2017-12-26 2022-01-21 トヨタ自動車株式会社 試着用車両システム
JP7013861B2 (ja) 2017-12-27 2022-02-01 トヨタ自動車株式会社 移動体の管理装置、移動体、プログラム、及び荷物の配送支援方法
CN110390578A (zh) * 2018-04-17 2019-10-29 松下知识产权经营株式会社 信息处理方法以及信息处理系统
CN110889655B (zh) * 2018-09-10 2023-12-05 北京嘀嘀无限科技发展有限公司 提示信息的发送方法、装置、服务器及计算机存储介质
US20200387864A1 (en) * 2019-06-04 2020-12-10 Coupang Corporation Computer-implemented system and method for determining top items for a custom fulfillment center
JP7409290B2 (ja) 2020-11-09 2024-01-09 トヨタ自動車株式会社 配送管理装置、配送システム及び配送管理方法
JP6944037B1 (ja) * 2020-12-11 2021-10-06 ヤフー株式会社 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム
JP7274545B2 (ja) * 2021-08-30 2023-05-16 楽天グループ株式会社 情報処理装置、システム、及び、方法
CN114715307B (zh) * 2022-03-25 2023-05-12 东风汽车集团股份有限公司 园区无人快递车自动配送装置及方法

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001167358A (ja) * 1999-12-09 2001-06-22 Dainippon Printing Co Ltd 買い物預かりロッカーシステム
JP2001283063A (ja) * 2000-03-31 2001-10-12 Shigenao Daimatsu 電子商取引管理サーバシステム
JP2002024708A (ja) * 2000-07-11 2002-01-25 Futaba Corp 通信ネットワークによる宅配サービスシステム
JP2002334137A (ja) * 2001-05-10 2002-11-22 Yazaki Corp 顧客情報管理システム

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TW201201121A (en) * 2010-06-17 2012-01-01 Acer Inc Information management system and method thereof

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001167358A (ja) * 1999-12-09 2001-06-22 Dainippon Printing Co Ltd 買い物預かりロッカーシステム
JP2001283063A (ja) * 2000-03-31 2001-10-12 Shigenao Daimatsu 電子商取引管理サーバシステム
JP2002024708A (ja) * 2000-07-11 2002-01-25 Futaba Corp 通信ネットワークによる宅配サービスシステム
JP2002334137A (ja) * 2001-05-10 2002-11-22 Yazaki Corp 顧客情報管理システム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109978433A (zh) * 2017-12-28 2019-07-05 丰田自动车株式会社 递送系统、信息处理装置、信息处理方法和记录介质
CN109978433B (zh) * 2017-12-28 2023-06-30 丰田自动车株式会社 递送系统、信息处理装置、信息处理方法和记录介质

Also Published As

Publication number Publication date
TW201636922A (zh) 2016-10-16
JPWO2016117080A1 (ja) 2017-04-27
WO2016117080A1 (ja) 2016-07-28
TWI609344B (zh) 2017-12-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6100444B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラム
US20140095225A1 (en) System and method for event ticketing utilizing an article dispensing machine
JP2007509393A (ja) 優先制御による群集の混雑中心に関連する人の流れの管理
JP2007509393A5 (ja)
US20220076260A1 (en) Merchandise return and/or exchange systems, methods, and media
US20110288958A1 (en) Systems, Methods and Computer Program Products for Rapid and Secure Delivery of a Purchased Item
JP7394516B2 (ja) 取引制御装置、取引制御方法及び取引制御プログラム
JP7154351B2 (ja) 配送管理装置、配送管理方法および配送管理プログラム
JP2018206226A (ja) 商品販売システムおよび商品販売プログラム
US20190188640A1 (en) Stock management device, customer terminal, and stock management method
JP6965150B2 (ja) 在庫情報通知装置、在庫情報通知システム、及び在庫情報通知方法
JP2002269190A (ja) 旅行予約・商品販売方法、旅行情報提供方法、装置及びプログラム
JP6981932B2 (ja) 配送管理装置、配送管理方法および配送管理プログラム
KR20160104151A (ko) 해외 고객을 위한 맞춤형 배송 서비스 제공 방법
JP2007328422A (ja) 商品販売システム、及び商品販売方法
KR102517162B1 (ko) 차량 내 인포테인먼트 시스템과 연계된 주문 및 결제 시스템 및 그에 의한 방법
JP6253385B2 (ja) 行動予測および通知システム
JP7250099B2 (ja) 配送管理装置、配送管理方法および配送管理プログラム
JP7280938B1 (ja) 情報処理装置、コンテンツ提供方法、及びプログラム
CN115760530A (zh) 一种基于对象入驻的打车方法、装置、设备及介质
JP2002032629A (ja) 移動端末を利用した取引方法及び装置、システム並びに記録媒体
KR101744323B1 (ko) 쇼핑 서비스 제공 시스템 및 쇼핑 서비스 제공 방법
JP2021072058A (ja) サーバ装置、端末装置のプログラム、及び情報処理システムの動作方法
WO2023063013A1 (ja) 特典付与システム、特典付与プログラム及び特典付与方法
JP7157008B2 (ja) 決定装置、決定方法および決定プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20161108

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170106

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170131

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170222

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6100444

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250