JP6095587B2 - 回転電機およびその製造方法 - Google Patents
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Description
図1はこの発明の実施の形態1に係る回転電機を示す片側断面図、図2はこの発明の実施の形態1に係る回転電機の要部を示す斜視図、図3はこの発明の実施の形態1に係る回転電機に適用される固定子を示す斜視図、図4はこの発明の実施の形態1に係る回転電機に適用される固定子鉄心を構成する鉄心ブロックを示す斜視図、図5はこの発明の実施の形態1に係る回転電機における固定子巻線を構成するコイルを示す斜視図、図6はこの発明の実施の形態1に係る回転電機における固定子巻線を構成するコイルを示す端面図、図7はこの発明の実施の形態1に係る回転電機における固定子巻線を構成するコイルを示す正面図、図8はこの発明の実施の形態1に係る回転電機に適用される固定子巻線を構成するコイルの配置を説明する模式図、図9はこの発明の実施の形態1に係る回転電機に適用される固定子巻線を示す斜視図である。なお、図8では、便宜上、第1から第3コイルエンド部を直線で示している。
7番のスロット137内の第4層から固定子鉄心11の軸方向他端側に延び出た第2端末47iは、径方向位置を維持して、一定の傾きで周方向一側かつ軸方向外方に延び、中央部(頂部)で曲げられて径方向外方に延び出している。
さらに、図31に示されるように、円環状の第4および第5絶縁紙154,155を、連結部を第2コイルエンド20bに向けて、第2コイルエンド20b側から、第2コイルエンド部21fと第2端末21jとの間に形成される隙間S、および第2コイルエンド部21fと第1端末21hとの間に形成される隙間Sに挿入する。その後、第1端末21hおよび第2端末21jに設定された結線処理を施し、固定子10が得られる。
また、内側絶縁紙151a,152a,153aと外側絶縁紙151b,152b,153bが端部同士を連結して一体に構成されているので、内側絶縁紙と外側絶縁紙が分割されている場合に比べ、部品点数の削減が図られ、生産性を向上できる。
図32はこの発明の実施の形態2に係る回転電機における第1絶縁紙を説明する図であり、図32の(a)は上面図、図32の(b)は断面図である。図33は図32の(b)のC部拡大図、図34は図32の(a)のD部拡大図、図35はこの発明の実施の形態2に係る回転電機における第1絶縁紙の実施態様を示す斜視図、図36はこの発明の実施の形態2に係る回転電機における固定子巻線への絶縁紙の装着方法を説明する斜視図、図37はこの発明の実施の形態2に係る回転電機における固定子巻線の絶縁紙装着状態を示す模式断面図である。
なお、他の構成は上記実施の形態1と同様に構成されている。
また、上記各実施の形態では、スロットが毎極毎相当たり2の割合で形成されているものとしているが、毎極毎相当たりのスロット数は2に限定されず、1でもよく、3以上でもよい。例えば、毎極毎相当たりのスロット数が1の場合、3スロットピッチが1磁極ピッチとなる。
Claims (9)
- スロットが周方向に配列された円環状の固定子鉄心、および上記固定子鉄心に装着された固定子巻線を有する固定子を備えた回転電機において、
上記固定子巻線は、上記スロットのそれぞれに1列に並んで収納される複数の直線部と、それぞれ、異なる上記スロットに収納されている2つの上記直線部を上記固定子鉄心の軸方向外側で接続する複数のコイルエンド部と、を有し、
上記複数のコイルエンド部を、上記コイルエンド部の内側に形成される隙間に円環状の絶縁紙を収納した状態で周方向に配列して構成されるコイルエンド部列が径方向にn層(ただし、nは1以上の整数)に配列され、
上記円環状の絶縁紙は、径方向に2層に積層された内側絶縁紙と外側絶縁紙の軸方向の一端部同士を連結して構成され、
上記内側絶縁紙と上記外側絶縁紙は、それぞれ帯状体に作製され、上記内側絶縁紙の周方向の一側を突出させ、かつ上記外側絶縁紙の周方向の他側を突出させるように、周方向にずれて軸方向の一端部同士を連結され、上記内側絶縁紙の周方向の一側と上記外側絶縁紙の周方向の他側とを径方向に重ねて、円環状に構成されていることを特徴とする回転電機。 - スロットが周方向に配列された円環状の固定子鉄心、および上記固定子鉄心に装着された固定子巻線を有する固定子を備えた回転電機において、
上記固定子巻線は、上記スロットのそれぞれに1列に並んで収納される複数の直線部と、それぞれ、異なる上記スロットに収納されている2つの上記直線部を上記固定子鉄心の軸方向外側で接続する複数のコイルエンド部と、を有し、
上記複数のコイルエンド部を、上記コイルエンド部の内側に形成される隙間に円環状の絶縁紙を収納した状態で周方向に配列して構成されるコイルエンド部列が径方向にn層(ただし、nは1以上の整数)に配列され、
上記円環状の絶縁紙は、径方向に2層に積層された内側絶縁紙と外側絶縁紙の軸方向の一端部同士を連結して構成され、
上記固定子巻線が、絶縁被覆された、かつ接続部のない連続した導体線を巻き回して作製されたコイルを周方向に1スロットピッチで配列して構成され、
上記コイルは、それぞれ、異なる3つ以上の上記スロットに挿入される2m本(但し、mは2以上の整数)の上記直線部と、2m本の上記直線部を一続きに連結する(2m−1)本の上記コイルエンド部と、を有し、
(2m−1)本の上記コイルエンド部のそれぞれが、連結される2本の上記直線部の径方向位置を設定された量だけ変位させるクランク部を周方向中央部に備えていることを特徴とする回転電機。 - 上記内側絶縁紙と上記外側絶縁紙の連結された一端部が、上記固定子鉄心の軸方向外方の端部であることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の回転電機。
- スリットが、上記外側絶縁紙の軸方向の他端部から一端部側に延びるように、上記外側絶縁紙に形成されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の回転電機。
- 貫通穴が、上記内側絶縁紙と上記外側絶縁紙を径方向に貫通するように形成されていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の回転電機。
- 請求項2に記載の回転電機の製造方法において、
上記コイルを周方向に1スロットピッチで配列して上記固定子巻線を作製する工程と、
最内周位置に位置する上記直線部から延び出る内周側コイル端末を内径側に引いて、径方向に隣り合う上記直線部間の隙間、および上記コイルエンド部内の隙間を拡大させる工程と、
上記絶縁紙を上記固定子巻線の軸方向の一方から径方向に隣り合う上記直線部間を通して上記固定子巻線の軸方向の他方に位置する上記コイルエンド部の内側の隙間に挿入する絶縁紙挿入工程と、
上記固定子巻線の軸方向両側に位置する上記コイルエンド部の内側の隙間に上記絶縁紙を挿入した後、上記内周側コイル端末の内径側への引っ張りを解除する工程と、
を備えていることを特徴とする回転電機の製造方法。 - 上記絶縁紙挿入工程において、上記絶縁紙は、上記内周側コイル端末の内径側への引っ張りを解除した後の上記絶縁紙の直径より小さい直径で径方向に隣り合う上記直線部間を通されていることを特徴とする請求項6記載の回転電機の製造方法。
- 請求項2に記載の回転電機の製造方法において、
上記コイルを周方向に1スロットピッチで配列して上記固定子巻線を作製する工程と、
上記絶縁紙を上記固定子巻線の軸方向の一方から径方向に隣り合う上記直線部間に挿入する工程と、
径方向外方から絶縁紙押し込みツールを周方向に隣り合う上記直線部間を通して上記絶縁紙の軸方向の一方側に挿入し、上記絶縁紙押し込ツールを軸方向の他方に移動させて、上記絶縁紙を上記固定子巻線の軸方向の他方に位置する上記コイルエンド部の内側の隙間に挿入する工程と、
を備えていることを特徴とする回転電機の製造方法。 - 請求項2に記載の回転電機の製造方法において、
上記コイルを周方向に1スロットピッチで配列して上記固定子巻線を作製する工程と、
円環状又は円弧状の絶縁紙挿入ツールを上記内側絶縁紙と上記外側絶縁紙との間に差し込んで、上記絶縁紙を上記絶縁紙挿入ツールに装着する工程と、
上記絶縁紙を上記固定子巻線の軸方向の一方に向けて上記絶縁紙挿入ツールを軸方向に移動させて、上記絶縁紙を上記固定子巻線の軸方向の一方から径方向に隣り合う上記直線部間を通して、上記固定子巻線の軸方向の他方に位置する上記コイルエンド部の内側の隙間に挿入する工程と、
を備えていることを特徴とする回転電機の製造方法。
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