JP6094171B2 - レンズアレイおよび光通信モジュール - Google Patents

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Description

本発明は、レンズアレイ等に関し、例えば、光入射面および光出射面を有する光透過基材と、光透過基材に設けられた複数のレンズとを有するレンズアレイ等に関する。
近年、光通信技術では、大容量の情報通信を実現することが要求されている。この要求に伴って、光インターコネクションを例えばパケットスイッチング(packet switching)やクロスコネクト(cross-connect)などにも適用することも検討されている。
特に回路基板の一種であるバックプレーン(Backplane)に光インターコネクションを適用する場合、例えば10Gbpsを超える伝送容量を実現しつつ、これを小型で且つ安価で制作できることが望まれている。
近年の光インターコネクションでは、複数の光ファイバを束ねてパラレル伝送を行う方式が主流となっている。また、このパラレル伝送方式では、光素子アレイ(光出射部)とレンズアレイとマルチモード・ファイバアレイ(光受光部)が、光インターコネクション用送受信モジュール内に設けられた構成が、主流となっている。
光通信方式のインターフェース規格の1つに、MSA(Multi Source Agreement)仕様のCXP(120Gb/s 12x Small Form-factor Pluggable)規格がある。このCXP規格では、24本の光ファイバを1つに束ねた光ケーブルを用いる。このとき、24本の光ファイバには、12チャネル(ch)が送信側および受信側のそれぞれに割り当てられている。
次に、本発明に関連するレンズアレイ600の構成について説明する。
図14は、本発明に関連するレンズアレイ600の構成を示す斜視図である。図15は、レンズアレイ600の構成を示す図である。図15(a)は、レンズアレイ600の正面図である。図15(b)は、図15(a)のP−P切断面における断面図である。図15(c)は、図15(b)のR−R切断面における断面図である。図15(d)は、図15(a)のQ−Q切断面における断面図である。
図14および図15(a)〜(d)に示されるように、レンズアレイ600は、直方形状の光透過基材610と、複数のレンズ620a、620b、620cとを備えている。複数のレンズ620a、620b、620cは、光透過基材の光出射面611上に形成されている。なお、複数のレンズ620a、620b、620cの各々は、それぞれ同じ材料および形状で形成されている。このため、以下の説明では、複数のレンズ620a、620b、620cの各々を区別する必要がない場合には、これらを包括的にレンズ620と示す。光透過基材610は、光出射面611および光入射面612を有している。
次に、レンズアレイ600を用いた光通信モジュール2000の構成について説明する。
図16は、光通信モジュール2000の構成を示す正面図である。図17は、光通信モジュール2000の構成を示す断面図であって、図16のS−S切断面における断面図である。図18は、光通信モジュール2000の構成を示す断面図であって、図16のT−T切断面における断面図である。
図16、図17および図18に示されるように、光通信モジュール2000は、レンズアレイ600と、光出射部700と、光受光部800とを備えている。レンズアレイ600は、光出射部700および光受光部800の間に配置されている。
図16、図17および図18に示されるように、光出射部700は、板状の光出射基材710と、複数の光出射口720a、720b、720cとを有する。光出射部700は、光素子アレイとも呼ばれる。複数の光出射口720a、720b、720cは、光出射基材710上に設けられている。図16に示されるように、光出射口720a、720b、720cの各々は、複数のレンズ620a、620b、620cの各々の位置に対応するように、配置されている。なお、複数の光出射口720a、720b、720cの各々は、それぞれ同じ材料および形状で形成されている。このため、以下の説明では、複数の光出射口720a、720b、720cの各々を区別する必要がない場合には、これらを包括的に光出射口720と示す。光出射口720は、例えばVCSEL(Vertical Cavity Surface Emitting Laser:垂直共振器面発光レーザ)により構成されている。このため、光出射口720をVCSEL出射口と呼ぶことがある。VCSEL出射口は、面発光するレーザ光を出射する面発光素子でもある。
図16、図17および図18に示されるように、光受光部800は、板状の光受光基材810と、複数の光受光口820a、820b、820cとを有している。複数の光受光口820a、820b、820cは、光受光基材810上に設けられている。複数の光受光口820a、820b、820cの各々は、複数のレンズ620a、620b、620cの各々の位置に対応するように、配置されている。なお、複数の光受光口820a、820b、820cの各々は、それぞれ同じ材料および形状で形成されている。このため、以下の説明では、複数の光受光口820a、820b、820cの各々を区別する必要がない場合には、これらを包括的に光受光口820と示す。光受光口820は、例えば光ファイバにより構成されている。このため、光受光口820を単にファイバと呼ぶことがある。また、これに伴い、光受光部800をファイバアレイと呼ぶことがある。
次に、光通信モジュール2000の光クロストーク動作について、図16、図17および図18を用いて説明する。
図16に示されるように、光出射部700の光出射口720bから出射される光の殆どが、レンズアレイ600のレンズ620bにより屈折され、光受光部800の光受光口820bに集光される(光線CB101、CB102、CB103)。図17には、光線CB101を模式的に3つの成分に分けて表示している。図17に示されるように、レンズ620bを経由して光受光口820bに集光される光線CB101の成分CB101a、CB101bおよびCB101cは、レンズ620bで屈折する。このため、図16に示した場合と同様に、光線CB101a、CB101b、CB101cは、光受光口820bに集光する。
一方、図16に示されるように、光出射部700の光出射口720bから出射される光のうち、レンズ820bを経由しない光として、レンズ820aおよびレンズ820bの間を経由する光線CB106と、隣接するレンズ820aにより回折する光線CB107の2種類が、知られている。
ここで、後者の光線CB107は、レンズ620aに対する入射角が大きいため、全反射を起こし、光受光部800の光受光口820に集光されず、光クロストーク成分として無視できる。
なお、本発明の参考技術として、特許文献1および特許文献2にレンズアレイが開示されている。
特開平10−225995号公報 特開平2005−70807号公報
しかしながら、前者の光(CB106)に対しては、光クロストーク成分になるという問題が生じた。
図18には、レンズ620aおよびレンズ620bの間を経由する光線CB6を模式的に3つの成分に分けて表示している。図18に示されるように、光線CB6の成分CB106a、CB106bおよびCB106cは、放射状に広がりながら、光受光部800へ向けて進行する。このとき、光出射口720bの中央部を進行する光線CB106aは、光受光口820aへ結合するが、光出射口720bの外方を進行する光線CB106b、CB106cは、光受光口820aへ結合しない。一般的に、光出射口720bの中央部を進行する光線(CB106a)の方が、光出射口720bの外方を進行する光線CB106b、CB106cと比較して、光強度が強い傾向がある。このため、光出射口720bの中央部を進行する光強度が強い光線CB106aが、光受光口820aに結合する。特に、光インターコネクションで使用されるマルチモード・ファイバを光受光部800に採用した場合、光受光口820は、NA(Numerical Aperture:開口数)およびコア径が大きいため、光線CB106のようなクロストーク光を受光しやすい。
このように、光クロストークが生じると、伝送信号のS/N比が劣化して、通信エラーレートが増加してしまう問題があった。一方、隣接するレンズから出射される光による光クロストークを低減するために、隣接するレンズ820の間に遮光膜を設けて、レンズアレイを構成することもできる。しかしながら、遮光膜付きのレンズアレイは、構造が複雑となり、生産コストが高いという新たな問題を生じていた。
以上のように、図14〜図18に示したレンズアレイ600および光通信モジュール2000では、隣接するレンズ620の間から出射する光線が、光受光部800の光受光口820へ入射することにより、光クロストークを生じるという問題があった。
本発明は、このような事情を鑑みてなされたものであり、簡単な構成で、隣接するレンズ間から出射する光線の光クロストークを低減することができるレンズアレイおよび光通信モジュールを提供する。
本発明のレンズアレイは、互いに向かい合うように設けられた光入射面および光出射面を有する光透過基材と、前記光透過基材の前記光入射面および前記光出射面のうち、少なくとも一方の面に設けられた複数のレンズとを備え、前記光透過基材のうち、前記複数のレンズの間では、前記光入射面および前記光出射面は、互いに平行でない。
本発明の光通信モジュールは、光を出射する光出射部と、前記光出射部により出射された光を受光する光受光部と、前記光出射部および前記光受光部の間に配置され、前記光出射部により出射される光を前記光受光部へ向けて屈折するレンズアレイとを有する光通信モジュールであって、前記レンズアレイは、互いに向かい合うように設けられた光入射面および光出射面を有する光透過基材と、前記光透過基材の前記光入射面および前記光出射面のうち、少なくとも一方の面に設けられた複数のレンズとを備え、前記光透過基材のうち、前記複数のレンズの間では、前記光入射面および前記光出射面は、互いに平行でない。
本発明にかかるレンズアレイおよび光通信モジュールによれば、簡単な構成で、隣接するレンズ間から出射する光線の光クロストークを低減することができる。
本発明の第1の実施の形態におけるレンズアレイの構成を示す斜視図である。 本発明の第1の実施の形態におけるレンズアレイの構成を示す図である。図2(a)は、本発明の第1の実施の形態におけるレンズアレイの正面図である。図2(b)は、図2(a)のA−A切断面における断面図である。図2(c)は、図2(b)のC−C切断面における断面図である。図2(d)は、図2(a)のB−B切断面における断面図である。 本発明の第1の実施の形態におけるレンズアレイを含む光通信モジュールの構成を示す正面図である。 図3のD−D切断面における断面図である。 図3のE−E切断面における断面図である。 本発明の第2の実施の形態におけるレンズアレイの構成を示す図である。図6(a)は、本発明の第2の実施の形態におけるレンズアレイの正面図である。図6(b)は、図6(a)のF−F切断面における断面図である。図6(c)は、図6(b)のH−H切断面における断面図である。図6(d)は、図6(a)のG−G切断面における断面図である。 本発明の第2の実施の形態におけるレンズアレイを含む光通信モジュールの構成を示す断面図である。 本発明の第3の実施の形態におけるレンズアレイの構成を示す図である。図8(a)は、本発明の第3の実施の形態におけるレンズアレイの正面図である。図8(b)は、図8(a)のI−I切断面における断面図である。図8(c)は、図8(b)のK−K切断面における断面図である。図8(d)は、図8(a)のJ−J切断面における断面図である。 本発明の第3の実施の形態におけるレンズアレイを含む光通信モジュールの構成を示す正面図である。 発明の第4の実施の形態におけるレンズアレイの構成を示す図である。図10(a)は、本発明の第4の実施の形態におけるレンズアレイの正面図である。図10(b)は、図10(a)のL−L切断面における断面図である。図10(c)は、図10(b)のN−N切断面における断面図である。図10(d)は、図10(a)のM−M切断面における断面図である。 本発明の第4の実施の形態におけるレンズアレイを含む光通信モジュールの構成を示す正面図である。 本発明の第5の実施の形態における光通信モジュールの構成を示す正面図である。 本発明の第6の実施の形態における光通信モジュールの構成を示す正面図である。 本発明に関連するレンズアレイの構成を示す斜視図である。 本発明に関連するレンズアレイの構成を示す図である。図15(a)は、本発明に関連するレンズアレイの正面図である。図15(b)は、図15(a)のP−P切断面における断面図である。図15(c)は、図15(b)のR−R切断面における断面図である。図15(d)は、図15(a)のQ−Q切断面における断面図である。 本発明に関連するレンズアレイを含む光通信モジュールの構成を示す正面図である。 図16のS−S切断面における断面図である。 図16のT−T切断面における断面図である。
<第1の実施の形態>
本発明の第1の実施の形態におけるレンズアレイ100の構成について、図に基づいて説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態におけるレンズアレイ100の構成を示す斜視図である。図2は、レンズアレイ100の構成を示す図である。図2(a)は、レンズアレイ100の正面図である。図2(b)は、図2(a)のA−A切断面における断面図である。図2(c)は、図2(b)のC−C切断面における断面図である。図2(d)は、図2(a)のB−B切断面における断面図である。
図1および図2(a)〜(d)に示されるように、レンズアレイ100は、6面体形状の光透過基材110と、複数のレンズ120a、120b、120cとを備えている。
図1および図2(a)〜(d)に示されるように、光透過基材110は、互いに向かい合う光出射面111および光入射面112を有する。光透過基材110の材料には、例えば、合成石英や透明樹脂が用いられる。
光入射面112は、後述の光出射部200により出射される光が入射される面である。
光出射面111は、後述の光出射部200により光透過基材110の内部に入射された光を、光透過基材110の外に出射する面である。
ここで、図11および図12を用いて説明したレンズアレイ600と異なり、光入射面112および光出射面111は、互いに平行でない。また、複数のレンズ120の配列方向に対して略垂直方向で、光入射面112および光出射面111の間の距離が大きくなるように設定されている。
複数のレンズ120a、120b、120cは、光透過基材110の光出射面111上に形成されている。複数のレンズ120a、120b、120cは、凸レンズであり、光入射面112から入射される光を屈折して、当該レンズ120a、120b、120cの焦点(不図示)に集光する。レンズ120a、120b、120cの材料には、例えば、合成石英や透明樹脂が用いられる。以下の説明では、複数のレンズ120a、120b、120cの各々を区別する必要がない場合には、これらを包括的にレンズ120と示す。
次に、レンズアレイ100を用いた光通信モジュール1000の構成について説明する。
図3は、光通信モジュール1000の構成を示す正面図である。図4は、図3のD−D切断面における断面図である。図5は、図3のE−E切断面における断面図である。
図3、図4および図5に示されるように、光通信モジュール1000は、レンズアレイ100と、光出射部200と、光受光部300とを備えている。レンズアレイ100は、光出射部200および光受光部300の間に配置されている。また、レンズアレイ100の光出射面111と光受光部300は、互いに向かい合って配置されている。レンズアレイ100の光入射面112と光出射部200は、互いに向かい合って配置されている。
図3、図4および図5に示されるように、光出射部200は、板状の光出射基材210と、複数の光出射口220a、220b、220cとを有する。光出射部200は、光素子アレイとも呼ばれる。複数の光出射口220a、220b、220cは、光出射基材210上に設けられている。図3に示されるように、光出射口220a、220b、220cの各々は、複数のレンズ120a、120b、120cの各々の位置に対応するように、配置されている。すなわち、光出射口220a、220b、220cの各々は、レンズ120a、120b、120cの各々と向かい合うように配置されている。なお、複数の光出射口220a、220b、220cの各々は、それぞれ同じ材料および形状で形成されている。このため、以下の説明では、複数の光出射口220a、220b、220cの各々を区別する必要がない場合には、これらを包括的に光出射口220と示す。光出射口220は、例えばVCSELにより構成されている。このため、光出射口220をVCSEL出射口と呼ぶことがある。すなわち、ここでは、光出射部200をVCSELアレイで構成している。
図3、図4および図5に示されるように、光受光部300は、板状の光受光基材310と、複数の光受光口320a、320b、320cとを有している。複数の光受光口320a、320b、320cは、光受光基材310上に設けられている。複数の光受光口320a、320b、320cの各々は、複数のレンズ120a、120b、120cの各々の位置に対応するように、配置されている。すなわち、複数の光受光口320a、320b、320cの各々は、光透過基材110を介して、レンズ120a、120b、120cの各々と向かい合うように配置されている。なお、複数の光受光口320a、320b、320cの各々は、それぞれ同じ材料および形状で形成されている。このため、以下の説明では、複数の光受光口320a、320b、320cの各々を区別する必要がない場合には、これらを包括的に光受光口320と示す。光受光口320は、例えば光ファイバにより構成されている。このため、光受光口320を単にファイバと呼ぶことがある。すなわち、ここでは、光受光部300をファイバアレイで構成している。
次に、光通信モジュール1000の動作について、図3、図4および図5を用いて説明する。
図3に示されるように、光出射部200の光出射口220bから出射される光の殆どが、レンズアレイ100のレンズ120bにより屈折され、光受光部300の光受光口320bに集光される(光線CA101、CA102、CA103)。
また、図3には、レンズ120bを経由して光受光口320bに集光される光線CA101を模式的に3つの成分に分けて示している。図4に示されるように、光線CA101の成分CA101a、CA101bおよびCA101cは、レンズ120bで屈折する。このため、図3に示した場合と同様に、光線CA101a、CA101bおよびCA101cは、光受光口820bに集光する。
一方、図3に示されるように、光出射部200の光出射口220bから出射される光のうち、レンズ220bを経由しない光として、レンズ120aおよびレンズ120bの間の光透過部材110を経由する光線CA106が、クロストーク成分として発生する。
ここで、本発明のレンズアレイ100では、図1および図2を用いて説明した通り、光入射面112および光出射面111は、互いに平行でない。
このため、光出射部200の光出射口220bから出射される光線CA106の成分CA106a、CA106bおよびCA106cは、図5に示されるように、光透過基材110内で広がりながら、光出射面111で屈折する。このため、光線CA106の成分のうち、光線CA106の中央成分である光線CA106aは、光受光口320aに結合せず、やや外側の光線(光線CA106aとCA106cの中間部付近)が光受光口320aに結合する。一般的に、光出射口120bの中央部を進行する光線(CB106a)の方が、光出射口120bの外方を進行する光線CB106b、CB106cと比較して、光強度が強い。このため、光線CA106の成分の大半が、光受光口320aに結合することを回避することができる。
以上の通り、本発明の第1の実施の形態におけるレンズアレイ100は、光透過基材110と、複数のレンズ120とを備えている。光透過基材110は、互いに向かい合うように設けられた光入射面112および光出射面111を有する。複数のレンズ120は、光透過基材110の光入射面112および光出射面111のうち、少なくとも一方の面に設けられている。そして、光透過基材110では、光入射面112および光出射面111は、互いに平行でない。
このように、本発明の第1の実施の形態におけるレンズアレイ100では、光入射面112および光出射面111は、互いに平行でないように設けられている。このため、光透過基材110の光入射面112から複数のレンズ120の間に入射された光線を、光出射面111で、複数のレンズ120の配列方向(図2(a)紙面の左右方向)に対して垂直な方向で、且つ、光入射面112と垂直でない方向(図2(b)紙面のC−C面と平行方向と異なる方向)に屈折させて、レンズアレイ100の外へ出射することができる。これにより、光透過基材110の光入射面112から複数のレンズ120の間に入射された光線の大半が、レンズ120bに向かい合うように配置された光受光口320bに隣接する光受光口320aに、結合することを回避することができる。この結果、隣接するレンズ120間から出射する光線の光クロストークを低減することができる。また、本発明のレンズアレイ100では、光入射面112および光出射面111を互いに平行とないように設けたので、隣接するレンズ120の間に遮光膜を設けることなく、隣接するレンズ120間から出射する光線の光クロストークを低減することができる。
以上のように、本発明の第1の実施の形態におけるレンズアレイ100によれば、簡単な構成で、隣接するレンズ120の間から出射する光線の光クロストークを低減することができる。
また、本発明の第1の実施の形態におけるレンズアレイ100において、複数のレンズ120の配列方向(図2(a)紙面の左右方向)に対して略垂直方向(例えば、図2(b)のC−C面と平行方向)で、光入射面112および光出射面111の間の距離が徐々に大きくなるように設定されている。これにより、互いに平行でない光入射面112および光出射面111を、光透過基材110に簡単に形成できる。
また、本発明の第1の実施の形態におけるレンズアレイ100において、複数のレンズ120は、光出射面111上に形成されている。これにより、光出射部200の光出射口220から出射される光を、光出射面111側で屈折して、光受光部300の光受光口320に、結合することができる。
本発明の第1の実施の形態における光通信モジュール1000は、光出射部200と、光受光部300と、レンズアレイ100とを有する。光出射部200は、光を出射する。光受光部300は、光出射部200により出射された光を受光する。レンズアレイ100は、光出射部200および光受光部300の間に配置され、光出射部200により出射される光を光受光部300へ向けて屈折する。そして、レンズアレイ100は、光透過基材110と、複数のレンズ120とを備えている。光透過基材110は、互いに向かい合うように設けられた光入射面112および光出射面111を有する。複数のレンズ120は、光透過基材110の光入射面112および光出射面111のうち、少なくとも一方の面に設けられている。そして、光透過基材110では、光入射面112および光出射面111は、互いに平行でない。これにより、前述したレンズアレイ100と同様に、簡単な構成で、隣接するレンズ120の間から出射する光線の光クロストークを低減することができる。
また、本発明の第1の実施の形態における光通信モジュール1000において、光出射部200は、面発光するレーザ光を出射する面発光素子であり、光受光部300は、ファイバである。これにより、レンズアレイ100と合わせて、簡単な部材で、光通信モジュール1000を構成することができる。
<第2の実施の形態>
本発明の第2の実施の形態におけるレンズアレイ100Aの構成について、図に基づいて説明する。
図6は、レンズアレイ100Aの構成を示す図である。図6(a)は、本発明の第2の実施の形態におけるレンズアレイの正面図である。図6(b)は、図6(a)のF−F切断面における断面図である。図6(c)は、図6(b)のH−H切断面における断面図である。図6(d)は、図6(a)のG−G切断面における断面図である。図6(a)〜(d)では、図1〜5で示した各構成要素と同等の構成要素には、図1〜5に示した符号と同等の符号を付している。
図6(a)〜(d)に示されるように、レンズアレイ100Aは、略6面体形状の光透過基材110Aと、複数のレンズ120a、120b、120cとを備えている。図6(a)〜(d)に示されるように、光透過基材110Aは、第1の光出射面111Aaと、第2の光出射面111Abと、光入射面112と、外周縁部113とを有する。光透過基材110Aの材料には、例えば、合成石英や透明樹脂が用いられる。
第1の光出射面111Aaは、光透過基材110Aのうち、少なくとも、レンズ120aおよびレンズ120bの間と、レンズ120bおよびレンズ120cの間に、形成されている。このとき、第1の光入射面112Aaおよび光出射面111は、互いに平行でない。
第1の光出射面111Aaは、光透過基材110A内部のうちで特にレンズ120間に後述の光出射部200により入射された光を、光透過基材110Aの外に出射する面である。
第2の光出射面111Abは、光透過基材110Aのうち、レンズ120a、120bおよび120cに対応する位置に形成されている。このとき、第2の光入射面112Abおよび光出射面111は、互いに平行である。
第1の光出射面111Abは、光透過基材110A内部のうちで特にレンズ120間以外に後述の光出射部200により入射された光を、光透過基材110Aの外に出射する面である。
外周縁部113は、光透過基材110Aの光出射面(第1の光出射面111Aa、第2の光出射面111Ab)側の外周に沿って形成されている。このとき、外周縁部113および光出射面111は、互いに平行である。これにより、例えば、レンズアレイ100Aを、光出射面(第1の光出射面111Aa、第2の光出射面111Ab)および光入射面112の方向で筐体(不図示)などに保持する際に、外周縁部113を利用することで、レンズアレイ100Aを安定して保持することができる。
ここで、図2(a)〜(d)に示されるレンズアレイ100と、図6(a)〜(d)に示されるレンズアレイ100Aとを対比する。図2(a)〜(d)に示されるように、レンズアレイ100では、光透過基材100の光出射面111と光入射面112は、互いに平行でない。図6(a)、(c)、(d)に示されるように、レンズアレイ100Aでは、光透過基材100Aの第1の光出射面111Aaと光入射面112は、互いに平行でない。この点は、レンズアレイ100とレンズアレイ100Aは互いに共通する。
一方、レンズアレイ100Aでは、光透過基材100Aの第2の光出射面111Abと光入射面112は、互いに平行である。さらに、レンズアレイ100Aでは、外周縁部113が設けられている。外周縁部113および光出射面111は、互いに平行である。これらの点で、レンズアレイ100とレンズアレイ100Aは互いに相違する。
次に、レンズアレイ100Aを用いた光通信モジュール1000Aの構成について説明する。
図7は、光通信モジュール1000Aの構成を示す断面図である。図7は、図5に相当する断面図である。図7では、図1〜6で示した各構成要素と同等の構成要素には、図1〜6に示した符号と同等の符号を付している。
図7に示されるように、光通信モジュール1000Aは、レンズアレイ100Aと、光出射部200と、光受光部300とを備えている。レンズアレイ100Aは、光出射部200および光受光部300の間に配置されている。また、レンズアレイ100Aの光出射面(第1の光出射面111Aa、第2の光出射面111Ab)と光受光部300は、互いに向かい合って配置されている。レンズアレイ100の光入射面112と光出射部200は、互いに向かい合って配置されている。なお、光出射部200および光受光部300の構成は、図3、図4および図5を用いて説明した通りである。すなわち、光出射部200および光受光部300の正面図等は、図3、図4および図5に示した通りとなる。
上記にて図3、図4および図5を用いて説明した通り、光出射口220a、220b、220cの各々は、複数のレンズ120a、120b、120cの各々の位置に対応するように、配置されている。すなわち、光出射口220a、220b、220cの各々は、光透過基材110Aを介して、レンズ120a、120b、120cの各々と向かい合うように配置されている。
上記にて図3、図4および図5を用いて説明した通り、光受光口320a、320b、320cの各々は、複数のレンズ120a、120b、120cの各々の位置に対応するように、配置されている。すなわち、複数の光受光口320a、320b、320cの各々は、レンズ120a、120b、120cの各々と向かい合うように配置されている。
次に、光通信モジュール1000Aの動作について、図7を用いて説明する。
ここでは、クロストーク成分として発生する光線について着目する。すなわち、図3を用いた説明と同様に、図7に示されるように、光出射部200の光出射口220bから出射される光のうち、レンズ120bを経由しない光として、レンズ120aおよびレンズ120bの間の光透過部材110を経由する光線CA106が、クロストーク成分として発生する。
なお、光出射部200の光出射口220bから出射される光のうち、レンズ120bを経由する光線路(光線CA101、CA101a、CA101b、CA101c、CA102、CA103)は、図3および図4を用いて示した通りとなるので、詳しい説明を省略する。
ここで、本発明のレンズアレイ100Aでは、図6(a)〜(d)を用いて説明した通り、光入射面112および第1の光出射面111Aaは、互いに平行でない。
このため、光出射部200の光出射口220bから出射される光線CA106の成分CA106a、CA106bおよびCA106cは、図7に示されるように、光透過基材110A内で広がりながら、第1の光出射面111Aaで屈折する。このため、光線CA106の成分のうち、光線CA106の中央成分である光線CA106aは、光受光口320aに結合せず、やや外側の光線(光線CA106aとCA106cの中間部付近)が光受光口320aに結合する。前述の通り、一般的に、光出射口220bの中央部を進行する光線(CB106a)の方が、光出射口220bの外方を進行する光線CB106b、CB106cと比較して、光強度が強い。このため、光線CA106の成分の大半が、光受光口320aに結合することを回避することができる。
以上の通り、本発明の第2の実施の形態におけるレンズアレイ100Aにおいて、光透過基材110のうち、少なくとも複数のレンズ120の間では、光入射面112および光出射面111は、互いに平行でない。
このように、本発明の第2の実施の形態におけるレンズアレイ100Aでは、少なくとも光入射面112および第1の光出射面111Aaは、互いに平行でないように設けられている。このため、光透過基材110Aの光入射面112から複数のレンズ120の間に入射された光線を、第1の光出射面111Aaで、複数のレンズ120の配列方向に対して垂直な方向で、且つ、光入射面112と垂直でない方向に屈折させて、レンズアレイ100Aの外へ出射することができる。これにより、光透過基材110Aの光入射面112から複数のレンズ120の間に入射された光線の大半が、レンズ120bに向かい合うように配置された光受光口320bに隣接する光受光口320aに、結合することを回避することができる。この結果、隣接するレンズ120間から出射する光線の光クロストークを低減することができる。また、本発明のレンズアレイ100Aでは、光入射面112および第1の光出射面111Aaを互いに平行とならないように設けたので、隣接するレンズ120の間に遮光膜を設けることなく、隣接するレンズ120間から出射する光線の光クロストークを低減することができる。
以上のように、本発明の第2の実施の形態におけるレンズアレイ100Aによれば、簡単な構成で、隣接するレンズ120の間から出射する光線の光クロストークを低減することができる。
<第3の実施の形態>
本発明の第3の実施の形態におけるレンズアレイ100Bの構成について、図に基づいて説明する。
図8は、レンズアレイ100Bの構成を示す図である。図8(a)は、本発明の第3の実施の形態におけるレンズアレイ100Bの正面図である。図8(b)は、図8(a)のI−I切断面における断面図である。図8(c)は、図8(b)のK−K切断面における断面図である。図8(d)は、図8(a)のJ−J切断面における断面図である。図8(a)〜(d)では、図1〜7で示した各構成要素と同等の構成要素には、図1〜7に示した符号と同等の符号を付している。
図8(a)〜(d)に示されるように、レンズアレイ100Bは、6面体形状の光透過基材110Bと、複数のレンズ120a、120b、120cとを備えている。図8(a)〜(d)に示されるように、光透過基材110Aは、光出射面111と、光入射面112とを有する。光透過基材110Bの材料には、例えば、合成石英や透明樹脂が用いられる。
このとき、光入射面112および光出射面111は、互いに平行でない。
ここで、図2(a)〜(d)に示したレンズアレイ100と、図8(a)〜(d)に示したレンズアレイ100Bとを対比する。図2(a)〜(d)に示されるように、複数のレンズ120は、光出射面111上に設けられている。これに対して、図8(a)〜(d)に示されるように、複数のレンズ120は、光入射面112上に設けられている。この点で、レンズアレイ100とレンズアレイ100Bは互いに相違する。
次に、レンズアレイ100Bを用いた光通信モジュール1000Bの構成について説明する。
図9は、光通信モジュール1000Bの構成を示す正面図である。図9は、図3に相当する正面図である。図9では、図1〜8で示した各構成要素と同等の構成要素には、図1〜8に示した符号と同等の符号を付している。
図9に示されるように、光通信モジュール1000Bは、レンズアレイ100Bと、光出射部200と、光受光部300とを備えている。レンズアレイ100Bは、光出射部200および光受光部300の間に配置されている。
また、レンズアレイ100Bの光出射面111と光受光部300は、互いに向かい合って配置されている。レンズアレイ100Bの光入射面112と光出射部200は、互いに向かい合って配置されている。なお、光出射部200および光受光部300の構成は、図3、図4および図5を用いて説明した通りである。すなわち、光出射部200および光受光部300の正面図等は、図3、図4および図5に示した通りとなる。
図9に示されるように、光出射口220a、220b、220cの各々は、複数のレンズ120a、120b、120cの各々の位置に対応するように、配置されている。すなわち、光出射口220a、220b、220cの各々は、レンズ120a、120b、120cの各々と向かい合うように配置されている。
図9に示されるように、光受光口320a、320b、320cの各々は、複数のレンズ120a、120b、120cの各々の位置に対応するように、配置されている。すなわち、複数の光受光口320a、320b、320cの各々は、光透過基材110Bを介して、レンズ120a、120b、120cの各々と向かい合うように配置されている。
次に、光通信モジュール1000Bの動作について、図7を用いて説明する。
ここでは、クロストーク成分として発生する光線について着目する。すなわち、図9に示されるように、また、図3を用いて説明したように、光出射部200の光出射口220bから出射される光のうち、レンズ220bを経由しない光として、レンズ120aおよびレンズ120bの間の光透過部材110を経由する光線CA106が、クロストーク成分として発生する。
なお、光出射部200の光出射口220bから出射される光のうち、レンズ220bを経由する光線路(光線CA101、CA101a、CA101b、CA101c、CA102、CA103)は、図3および図4を用いて示した光路を反転させた光路となるので、詳しい説明を省略する。
ここで、本発明のレンズアレイ100Bでは、図8(a)〜(d)を用いて説明した通り、光入射面112および光出射面111は、互いに平行でない。
このため、第1の実施の形態で説明した通り、光出射口220bの中央部を進行する光線を、レンズ120bで屈折させた後、光受光口320bに結合させながら、光クロストークとなる光線CA106を、レンズ120の配列方向に対して垂直方向で、且つ、光入射面112と垂直でない方向に屈折させて、レンズアレイ100Bの外へ出射することができる。これにより、光透過基材110Bの光入射面112から複数のレンズ120の間に入射された光線の大半が、レンズ120bに向かい合うように配置された光受光口320bに隣接する光受光口320aに、結合することを回避することができる。この結果、上述したように、簡単な構成で、隣接するレンズ120間から出射する光線の光クロストークを低減することができる。
また、本発明の第3の実施の形態におけるレンズアレイ100Bにおいて、複数のレンズ120は、光入射面112上に形成されている。これにより、光出射部200の光出射口220から出射される光を、光入射面112側で屈折して、光受光部300の光受光口320に、結合することができる。
<第4の実施の形態>
本発明の第4の実施の形態におけるレンズアレイ100Cの構成について、図に基づいて説明する。
図10は、レンズアレイ100Cの構成を示す図である。図10(a)は、本発明の第4の実施の形態におけるレンズアレイ100Cの正面図である。図10(b)は、図10(a)のL−L切断面における断面図である。図10(c)は、図10(b)のN−N切断面における断面図である。図10(d)は、図10(a)のM−M切断面における断面図である。図10(a)〜(d)では、図1〜9で示した各構成要素と同等の構成要素には、図1〜9に示した符号と同等の符号を付している。
図10(a)〜(d)に示されるように、レンズアレイ100Cは、6面体形状の光透過基材110Cと、複数のレンズ120a、120b、120c、120d、120e、120fとを備えている。図10(a)〜(d)に示されるように、光透過基材110Cは、光出射面111と、光入射面112とを有する。光透過基材110Cの材料には、例えば、合成石英や透明樹脂が用いられる。
このとき、光入射面112および光出射面111は、互いに平行でない。
ここで、図2(a)〜(d)に示したレンズアレイ100と、図10(a)〜(d)に示したレンズアレイ100Cとを対比する。図2(a)〜(d)に示されるように、複数のレンズ120は、光出射面111上にのみ設けられている。これに対して、図10(a)〜(d)に示されるように、複数のレンズ120は、光出射面111および光入射面112の双方の面上に設けられている。この点で、レンズアレイ100とレンズアレイ100Cは互いに相違する。
すなわち、図10(a)〜(d)に示されるように、レンズ120a、120b、120cは、光透過基材110Cの光出射面111上に、設けられている。レンズ120d、120e、120fは、光透過基材110Cの光入射面112上に、設けられている。
なお、レンズ120aおよびレンズ120dは、光透過基材110Cを介して、互いに向かい合うように、設けられている。レンズ120bおよびレンズ120eは、光透過基材110Cを介して、互いに向かい合うように、設けられている。レンズ120cおよびレンズ120fは、光透過基材110Cを介して、互いに向かい合うように、設けられている。
次に、レンズアレイ100Cを用いた光通信モジュール1000Cの構成について説明する。
図11は、光通信モジュール1000Cの構成を示す正面図である。図11は、図3に相当する正面図である。図11では、図1〜10で示した各構成要素と同等の構成要素には、図1〜10に示した符号と同等の符号を付している。
図11に示されるように、光通信モジュール1000Cは、レンズアレイ100Cと、光出射部200と、光受光部300とを備えている。レンズアレイ100Cは、光出射部200および光受光部300の間に配置されている。
また、レンズアレイ100Cの光出射面111と光受光部300は、互いに向かい合って配置されている。レンズアレイ100Cの光入射面112と光出射部200は、互いに向かい合って配置されている。なお、光出射部200および光受光部300の構成は、図3、図4および図5を用いて説明した通りである。すなわち、光出射部200および光受光部300の正面図等は、図3、図4および図5に示した通りとなる。
図11に示されるように、光出射口220a、220b、220cの各々は、複数のレンズ120d、120e、120fの各々の位置に対応するように、配置されている。すなわち、光出射口220a、220b、220cの各々は、レンズ120d、120e、120fの各々と向かい合うように配置されている。
図11に示されるように、光受光口320a、320b、320cの各々は、複数のレンズ120a、120b、120cの各々の位置に対応するように、配置されている。すなわち、複数の光受光口320a、320b、320cの各々は、レンズ120a、120b、120cの各々と向かい合うように配置されている。
次に、光通信モジュール1000Cの動作について、図11を用いて説明する。
ここでは、クロストーク成分として発生する光線について着目する。すなわち、図11に示されるように、また、図3を用いた説明と同様に、光出射部200の光出射口220bから出射される光のうち、レンズ220bを経由しない光として、レンズ120aおよびレンズ120bの間の光透過部材110を経由する光線CA206が、クロストーク成分として発生する。
なお、光出射部200の光出射口220bから出射される光のうち、レンズ220bを経由する光線路(光線CA201、CA202、CA203)は、図11に示されるように、また、図3〜図5を用いた説明と同様に、レンズ120e、光透過基材110Cおよびレンズ120bを介して、光受光部300の光受光口320bに結合する。
ここで、本発明のレンズアレイ100Cでは、図10(a)〜(d)を用いて説明した通り、光入射面112および光出射面111は、互いに平行でない。
このため、第1の実施の形態で説明した通り、光出射口220bの中央部を進行する光線を、レンズ120bで屈折させた後、光受光口320bに結合させながら、光クロストークとなる光線CA206を、レンズ120の配列方向に対して垂直方向で、且つ、光入射面112と垂直でない方向に屈折させて、レンズアレイ100Cの外へ出射することができる。これにより、光透過基材110Cの光入射面112から複数のレンズ120の間に入射された光線の大半が、レンズ120bに向かい合うように配置された光受光口320bに隣接する光受光口320aに、結合することを回避することができる。この結果、上述したように、簡単な構成で、隣接するレンズ120間から出射する光線の光クロストークを低減することができる。
以上の通り、本発明の第4の実施の形態におけるレンズアレイ100Cにおいて、複数のレンズ120は、光入射面112上および光出射面111上の双方に形成され、光入射面112上の複数のレンズ120d、120e、120fと光出射面111上の複数のレンズ120a、120b、120cは、互いに向かい合うように配置されている。このような構成であっても、光入射面112および光出射面111は互いに平行でない。したがって、上述した実施形態と同様に、簡単な構成で、隣接するレンズ120間から出射する光線の光クロストークを低減することができる。
<第5の実施の形態>
本発明の第5の実施の形態における光通信モジュール1000Dの構成について説明する。
図12は、光通信モジュール1000Dの構成を示す正面図である。図12は、図9に相当する正面図である。図12では、図1〜11で示した各構成要素と同等の構成要素には、図1〜11に示した符号と同等の符号を付している。
図12に示されるように、光通信モジュール1000Dは、レンズアレイ100Bと、光出射部200Aと、光受光部300Aとを備えている。レンズアレイ100Bは、第3の実施の形態で説明した通りの構成を有する。レンズアレイ100Bは、光出射部200Aおよび光受光部300Aの間に配置されている。
ここで、図9と図12を対比する。図9および図12では、同じレンズアレイ100Bを用いている。したがって、レンズ120a、120b、120cは、光入射面112上に形成されている点で、両者は共通する。図9では、レンズアレイ100Bの光出射面111は、光受光部300と向かい合うように、配置されている。これと同様に、図12では、レンズアレイ100Bの光出射面111は、光受光部300Aと向かい合うように、配置されている。また、図9では、レンズアレイ100Bの光入射面112は、光出射部200と向かい合うように、配置されている。これと同様に、図12では、レンズアレイ100Bの光入射面112は、光出射部200Aと向かい合うように、配置されている。
ところで、図9では、光出射部200の光出射口220a、220b、220cの各々は、例えばVCSELにより構成されていると説明した。また、光受光部300の光受光口320a、320b、320cの各々は、ファイバで構成されていると説明した。
これに対して、図12では、光出射部200Aの光出射口220Aa、220Ab、220Acの各々を、ファイバで構成している。また、光受光部300Aの光受光口320Aa、320Ab、320Acの各々を、PD(Photodiode:フォトダイオード)で構成している。すなわち、図12では、光出射部200Aをファイバアレイで構成し、光受光部300AをPDアレイで構成している。
図12に示されるように、光出射部200Aは、光出射基材210と、光出射口220Aa、220Ab、220Acとを有する。前述の通り、光出射口は220Aa、220Ab、220Acは、ファイバで構成されている。光出射部200Aは、レンズアレイ100Bの光入射面112と向かい合うように、配置されている。また、光出射口220Aa、220Ab、220Acの各々は、複数のレンズ120a、120b、120cの各々の位置に対応するように、配置されている。すなわち、光出射口220Aa、220Ab、220Acの各々は、レンズ120a、120b、120cの各々と向かい合うように配置されている。
図12に示されるように、光受光部300Aは、光受光基材310と、光受光口320Aa、320Ab、320Acとを有する。前述の通り、光受光口320Aa、320Ab、320Acは、PDで構成されている。光受光部300Aは、レンズアレイ100Bの光出射面111と向かい合うように、配置されている。また、光受光口320Aa、320Ab、320Acの各々は、複数のレンズ120a、120b、120cの各々の位置に対応するように、配置されている。すなわち、光受光口320Aa、320Ab、320Acの各々は、光透過基材110Bを介して、レンズ120a、120b、120cの各々と向かい合うように配置されている。
次に、光通信モジュール1000Dの動作について、図12を用いて説明する。
図12に示されるように、また、図9を用いて説明したように、光出射部200Aの光出射口220Abから出射される光のうち、レンズ120bを経由しない光として、レンズ120aおよびレンズ120bの間の光透過部材110Bを経由する光線CA106が、クロストーク成分として発生する。
なお、光出射部200Aの光出射口220Abから出射される光のうち、レンズ220Abを経由する光線路(光線CA101、CA102、CA103)は、図12に示されるように、また、図3〜図5を用いた説明と同様に、レンズ120bおよび光透過基材110Bを介して、光受光部300Aの光受光口320Abに結合する。
ここで、本発明のレンズアレイ100Bでは、図8(a)〜(d)を用いて説明した通り、光入射面112および光出射面111は、互いに平行でない。
このため、光出射口220Abの中央部を進行する光線を、レンズ120bで屈折させた後、光受光口320Abに結合させながら、光クロストーク成分となりうる光線CA106を、レンズ120の配列方向(図12紙面の左右方向)に対して垂直方向で、且つ、光入射面112と垂直でない方向に屈折させて、レンズアレイ100Bの外へ出射することができる。これにより、光透過基材110Bの光入射面112から複数のレンズ120の間に入射された光線の大半が、レンズ120bに向かい合うように配置された光受光口320Abに隣接する光受光口320Aaに、結合することを回避することができる。この結果、上述したように、簡単な構成で、隣接するレンズ120間から出射する光線の光クロストークを低減することができる。
また、本発明の第5の実施の形態における光通信モジュール1000Dにおいて、光出射部200Aは、ファイバであり、光受光部300Aは、フォトダイオード素子である。
これにより、レンズアレイ100Bと合わせて、簡単な部材で、光通信モジュール1000Dを構成することができる。
<第6の実施の形態>
本発明の第6の実施の形態における光通信モジュール1000Eの構成について説明する。
図13は、光通信モジュール1000Eの構成を示す正面図である。図13は、図3に相当する正面図である。図13では、図1〜12で示した各構成要素と同等の構成要素には、図1〜12に示した符号と同等の符号を付している。
図13に示されるように、光通信モジュール1000Eは、レンズアレイ100と、レンズアレイ100Bと、光出射部200と、光受光部300とを備えている。レンズアレイ100は、図2を用いて第1の実施の形態で説明した通りの構成を有する。レンズアレイ100Bは、図8を用いて第3の実施の形態で説明した通りの構成を有する。レンズアレイ100およびレンズアレイ100Bは、光出射部200および光受光部300の間に配置されている。
ここで、図3と図13を対比する。図3では、レンズアレイ100のみが光出射部200および光受光部300の間に配置されていた。これに対して、図13では、レンズアレイ100およびレンズアレイ100Bは、光出射部200および光受光部300の間に配置されている。すなわち、光出射部200および光受光部300の間には、図3では1つのレンズアレイが設けられているのに対して、図13では2つのレンズアレイが設けられている点で、両者は相違する。
図13に示されるように、光出射部200は、レンズアレイ100Bの光入射面112と向かい合うように、配置されている。レンズアレイ100Bの光出射面111は、レンズアレイ100の光入射面112と向かい合うように、配置されている。レンズアレイ100の光レンズアレイ100の光出射面111は、光受光部300と向かい合うように、配置されている。
また、光出射部200の光出射口220a、220b、220cの各々は、レンズアレイ100Bの複数のレンズ120a、120b、120cの各々の位置に対応するように、配置されている。すなわち、光出射口220a、220b、220cの各々は、レンズアレイ100Bのレンズ120a、120b、120cの各々と向かい合うように配置されている。
光受光部300の光受光口320a、320b、320cの各々は、レンズアレイ100の複数のレンズ120a、120b、120cの各々の位置に対応するように、配置されている。すなわち、光受光口320a、320b、320cの各々は、レンズアレイ100のレンズ120a、120b、120cの各々と向かい合うように配置されている。
また、レンズアレイ100の複数のレンズ120a、120b、120cの各々は、レンズアレイ100Bの複数のレンズ120a、120b、120cの各々の位置に対応するように、配置されている。すなわち、レンズアレイ100の複数のレンズ120a、120b、120cの各々は、レンズアレイ100の光透過基材110およびレンズアレイ100Bの光透過基材110Bを介して、レンズアレイ100Bの複数のレンズ120a、120b、120cの各々と向かい合うように、配置されている。
次に、光通信モジュール1000Eの動作について、図13を用いて説明する。
図13に示されるように、また、図3および図9を用いて説明と同様に、光出射部200の光出射口220bから出射される光のうち、レンズアレイ100Bのレンズ120bを経由しない光として、レンズアレイ100Bのレンズ120aおよびレンズ120bの間の光透過部材110Bを経由する光線CA306が、クロストーク成分として発生する。
なお、光出射部200の光出射口220bから出射される光のうち、レンズアレイ100Bのレンズ220bを経由する光線路(光線CA301、CA302、CA303)は、図13に示されるように、また、図3〜図5を用いた説明と同様に、レンズアレイ100Bのレンズ120bおよび光透過基材110Bと、レンズアレイ100のレンズ120bおよび光透過基材110とを介して、光受光部300の光受光口320bに結合する。
ここで、本発明のレンズアレイ100Bでは、図8(a)〜(d)を用いて説明した通り、光入射面112および光出射面111は、互いに平行でない。同様に、本発明のレンズアレイ100では、図2を用いて説明した通り、光入射面112および光出射面111は、互いに平行でない。
このため、光出射口220bの中央部を進行する光線CA301、CA302、CA303は、レンズアレイ100Bのレンズ120bに入射する。つぎに、レンズアレイ100Bのレンズ120bに入射した光線CA301、CA302、CA303は、レンズアレイ100Bの光透過基材110Bを透過して、光出射面111から出射される。次に、レンズアレイ100Bから出射された光線CA301、CA302、CA303は、レンズアレイ100Bの光入射面112から、レンズアレイ100Bの光透過基材110内に入射される。レンズアレイ100Bに入射された光線CA301、CA302、CA303は、光透過基材110を透過して、レンズ120bにより屈折された後、光受光口320bに結合される。
一方で、光クロストーク成分である光線CA306は、レンズアレイ100Bの光入射面112から、光透過基材110Bに入射する。つぎに、レンズアレイ100Bの光透過基材110Bに入射した光線CA306は、光透過基材110B内を透過した後、レンズアレイ100Bの光出射面111で、レンズ120の配列方向に対して垂直方向で、且つ、レンズアレイ100Bの光入射面112と垂直でない方向に屈折されて、レンズアレイ100Bの外へ出射する。つぎに、レンズアレイ100Bの外へ出射された光線CA306は、レンズアレイ100の光入射面112から、光透過部材110に入射する。そして、レンズアレイ100の光透過基材110に入射した光線CA306は、光透過基材110B内を透過した後、レンズアレイ100の光出射面111で、レンズ120の配列方向に対して垂直方向で、且つ、レンズアレイ100の光入射面112と垂直でない方向に屈折され、レンズアレイ100の外へ出射する。
これにより、光透過基材110Bの光入射面112から複数のレンズ120の間に入射された光線の大半が、レンズ120bに向かい合うように配置された光受光口320bに隣接する光受光口320aに、結合することを回避することができる。この結果、上述したように、簡単な構成で、隣接するレンズ120間から出射する光線の光クロストークを低減することができる。
以上の実施形態では、説明を簡略するために、光通信モジュールのチャネル数を3チャネルとして、レンズアレイのレンズ数や光出射部の光出射口や光受光部の光受光口を、それぞれ3個とした。しかしながら、チャネル数を3チャネルに限定する必要はない。例えば、光通信モジュールのチャネル数を、多チャネル(例えば12チャネルや24チャネル)としてもよい。また、これに合わせて、レンズアレイのレンズ数などを3個以外の数にしてもよい。このとき、隣接するレンズ間の距離を十分に確保すれば、レンズアレイのレンズの配列を2列以上の2次元配列にしてもよい。
以上、実施の形態をもとに本発明を説明した。実施の形態は例示であり、本発明の主旨から逸脱しない限り、上述各実施の形態に対して、さまざまな変更、増減、組合せを加えてもよい。これらの変更、増減、組合せが加えられた変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
100 レンズアレイ
100A レンズアレイ
100B レンズアレイ
100C レンズアレイ
110 光透過基材
110A 光透過基材
110B 光透過基材
110C 光透過基材
111 光出射面
112 光入射面
120 レンズ
120a レンズ
120b レンズ
120c レンズ
120d レンズ
120e レンズ
120f レンズ
200 光出射部
210 光出射基材
220 光出射口
220a 光出射口
220b 光出射口
220c 光出射口
300 光受光部
310 光受光基材
320 光受光口
320a 光受光口
320b 光受光口
320c 光受光口
600 レンズアレイ
610 光透過基材
611 光出射面
612 光入射面
620 レンズ
620a レンズ
620b レンズ
620c レンズ
700 光出射部
710 光出射基材
720 光出射口
720a 光出射口
720b 光出射口
720c 光出射口
800 光受光部
810 光受光基材
820 光受光口
820a 光受光口
820b 光受光口
820c 光受光口
1000 光通信モジュール
1000A 光通信モジュール
1000B 光通信モジュール
1000C 光通信モジュール
1000D 光通信モジュール
1000E 光通信モジュール
2000 光通信モジュール

Claims (9)

  1. 互いに向かい合うように設けられた光入射面および光出射面を有する光透過基材と、
    前記光透過基材の前記光入射面および前記光出射面のうち、少なくとも一方の面に設けられた複数のレンズとを備え、
    前記光透過基材のうち、前記複数のレンズの間では、前記光入射面および前記光出射面は、互いに平行でなく、
    前記複数のレンズの配列方向に対して略垂直方向で、前記光入射面および前記光出射面の間の距離が徐々に大きくなるように設定されたレンズアレイ。
  2. 前記光透過基材の前記入射面および前記光出射面は、互いに平行でない請求項1に記載のレンズアレイ。
  3. 前記複数のレンズは、前記光入射面上に形成されている請求項1または2に記載のレンズアレイ。
  4. 前記複数のレンズは、前記光出射面上に形成されている請求項1または2に記載のレンズアレイ。
  5. 前記複数のレンズは、前記光入射面上および前記光出射面上の双方に形成され、前記光入射面上の複数のレンズと前記光出射面上の複数のレンズは、互いに向かい合うように配置されている請求項1または2に記載のレンズアレイ。
  6. 光を出射する光出射部と、前記光出射部により出射された光を受光する光受光部と、前記光出射部および前記光受光部の間に配置され、前記光出射部により出射される光を前記光受光部へ向けて屈折するレンズアレイとを有する光通信モジュールであって、
    前記レンズアレイは、
    互いに向かい合うように設けられた光入射面および光出射面を有する光透過基材と、
    前記光透過基材の前記光入射面および前記光出射面のうち、少なくとも一方の面に設けられた複数のレンズとを備え、
    前記光透過基材のうち、前記複数のレンズの間では、前記光入射面および前記光出射面は、互いに平行でなく、
    前記複数のレンズの配列方向に対して略垂直方向で、前記光入射面および前記光出射面の間の距離が徐々に大きくなるように設定された光通信モジュール。
  7. 前記光出射部は、レーザ光を出射する面発光素子であり、前記光受光部は、ファイバである請求項に記載の光通信モジュール。
  8. 前記光出射部は、ファイバであり、前記光受光部は、フォトダイオード素子である請求項に記載の光通信モジュール。
  9. 前記レンズアレイが複数設けられた請求項6〜8に記載の光通信モジュール。
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