JP2009198576A - 波長多重光受信モジュール - Google Patents

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Abstract

【課題】マルチモードの波長多重光の受信に際し、クロストーク及び光の損失を低減することができる波長多重光受信モジュールを提供する。
【解決手段】波長多重光受信モジュールにおいて、収束レンズ部12を出射した収束光が集光レンズ部14に到達する前の位置で収束するように、光出射部11の出射端11aと収束レンズ部12との距離を収束レンズ部12の焦点距離よりも長くすると共に、複数の波長フィルタ32が配置された平面と、複数の受光素子15が配置された平面とが非平行となるように、波長分離部13と受光部16とを配置した。
【選択図】図1

Description

本発明は、波長多重された光を受信する波長多重光受信モジュールに係り、特に、マルチモードファイバを用いて波長多重伝送された光のクロストーク及び損失を低減する波長多重光受信モジュールに関するものである。
マルチモードファイバにより伝送された波長多重光を受信する波長多重光受信モジュールにおいては、シングルモードファイバにより伝送された波長多重光を受信する場合と比較して、クロストーク及び損失が発生しやすい。
クロストークや損失を低減するために、マルチモードファイバからの出射光をレンズでコリメートし、片面が全反射面、対応面がバンドパスフィルタを並列配置した光学ブロックに導き、両面間を斜めに反射させながら波長分離を行い、分離した光を集光光学系で受光系に結合させる方法がある(例えば、特許文献1参照)。
また、用いられる信号光のモード(シングルモード又はマルチモード)については開示されていないが、片面に全反射面が形成され、それに対向する面にバンドパスフィルタを並列配置した光学ブロックと、受光端が整列した受光用の光ファイバとを斜めに配設した光分波器がある(例えば、特許文献2参照)。
米国特許第6456757号明細書 特開昭59−200210号公報
しかしながら、マルチモード光源を出射する全ての光束を完全にコリメートすることは実質的に不可能である。従来の波長多重光受信モジュールは、分離される波長間でビーム径がほぼ等しくならない場合、各受光部が近接するため、他の受光素子に信号光が漏れ込み、クロストークが生じる。このため、光受信の特性が劣化するという問題があった。
以上の事情を考慮して創案された本発明の目的は、マルチモードの波長多重光の受信に際し、クロストーク及び光の損失を低減することができる波長多重光受信モジュールを提供することにある。
上記目的を達成すべく本発明に係る波長多重光受信モジュールは、マルチモード光からなる複数波長の光を有限径の出射端から出射する光出射部と、その光出射部の出射端から出射した光を収束させる収束レンズ部と、透過波長が互いに異なる複数の波長フィルタを一平面上に配設してなり収束レンズ部で収束された収束光を波長毎に異なる光に逐次分波する波長分離部と、分波された各光をそれぞれ集光する集光レンズ部と、集光レンズ部で集光された光をそれぞれ受光する複数の受光素子を一平面上に配置した受光部とを備えた波長多重光受信モジュールにおいて、収束レンズ部を出射した収束光が集光レンズ部に到達する前の位置で収束するように、光出射部の出射端と収束レンズ部との距離を収束レンズ部の焦点距離よりも長くすると共に、複数の波長フィルタが配置された平面と、複数の受光素子が配置された平面とが非平行となるように、波長分離部と受光部とを配置したものである。
また、複数の受光素子に入射される各光が、受光素子にそれぞれ垂直に入射するようにするとよい。
複数の波長フィルタは、前段の波長フィルタと受光部との距離が後段の波長フィルタと受光部との距離よりも長くなるよう順次配置されるのが好ましい。
本発明によれば、マルチモード光源から出射された複数の波長のマルチモード信号光を、クロストーク及び損失を低減し、波長分離して集光することができるという優れた効果を発揮する。
以下、本発明の好適な一実施形態を添付図面に基づいて詳述する。
図1は本発明に係る波長多重光受信モジュールの好適実施の形態を示した平面図である。
図1に示すように、波長多重光受信モジュール10は、マルチモード光からなる複数波長の光を有限径の出射端から出射する光出射部11と、その光出射部11の出射端から出射した光を収束させる収束レンズ部12と、収束レンズ部12を出射した収束光を波長毎に異なる光に分波する波長分離部(第1の波長分離部)13と、分波された各光をそれぞれ集光する集光レンズ部(第1の集光レンズ部)14と、集光レンズ部14で集光される光をそれぞれ受光する複数の受光素子15を一平面上に配置した受光部(第1の集光レンズ部)16とを備える。また、伝搬する光の光路上、収束レンズ部12と波長分離部13との間には、収束レンズ部12からの光を反射させて波長分離部13に入射させる光反射部17が設けられる。
さらに、波長多重光受信モジュール10は、波長分離部13とは異なる第2の波長分離部23と、第2の波長分離部23から分波した各光をそれぞれ集光する第2の集光レンズ部24と、第2の集光レンズ部24で集光される光をそれぞれ受光する複数の受光素子15を一平面上に配置した第2の受光部26と、収束レンズ部12と第1の光反射部17との間に配設され、複数波長を2つに分けその2つに分けた一方の光を第1の波長分離部13に入射させると共に、他方の光を第2の波長分波部23に入射させる光分波部18と、光分波部18で反射された光を反射させて第2の波長分離部23に入射させる第2の光反射部27とを備える。光出射部11を除く各部材(収束レンズ部12、光分波部18、第1及び第2の光反射部17、27、第1及び第2の波長分離部13、23、第1及び第2の集光レンズ部14、24、第1及び第2の受光部16、26)は、例えばシリコン製光学ベンチ等の光学ベース19上に固定されて実装される。
光出射部11としては、マルチモードファイバが用いられる。光出射部11から出射される波長多重光は、波長1300nm帯(例えば、IEEE、ITUグリッド)の波長λ1〜λ4(λ1<λ2<λ3<λ4)、及び波長1500nm帯(例えば、ITUグリッド)の波長λ5〜λ8(λ5<λ6<λ7<λ8)の8波長を多重化したマルチモード光である。
収束レンズ部12としては、有効径2mmの球体レンズ(ボールレンズ)を用いた。
光分波部18は、光学プレートに誘電体多層膜が積層されてなる波長分離フィルタである。その波長分離フィルタは、1300nm帯の光を透過し、1500nm帯の光を反射するものを用いた。収束レンズ部12から光分波部18への入射角は、垂直入射±20°以内、望ましくは±15°以内にするとよい。これにより、波長多重光光の分波による偏光依存性を低減することができる。
波長分離部13は、直方体の光学ブロック31の一面に、透過波長が互いに異なる短冊状の波長フィルタ(バンドパスフィルタ)32を複数個(本実施形態では4つ)並べて設け、光学ブロック31の波長フィルタ32が設けられた面と対向する面に全反射面33を形成したものである。各波長フィルタ32の設置角度精度は、最悪値でも5分以内とする。光学ブロック31は光を透過する材料であれば特に限定されないが、波長分離部13を光学ベース19に取り付ける際の位置精度の仕様を鑑み、伝搬する光の特性安定化を図るためには、光学ガラス(石英ガラス)で構成されるのがよい。各波長フィルタ32は、クロストークを低減するために、その幅が0.4〜0.7mmであることが望ましい。各波長フィルタ32は、波長分離部13の入射部から波長多重光が伝搬する順に、最短波長の光を分離(透過)する波長フィルタ34、最長波長の光を分離する波長フィルタ35、2番目の短い波長の光を分離する波長フィルタ36、3番目に短い波長の光を分離する波長フィルタ37の順に配置した。
集光レンズ部14は球体レンズからなり、その球体レンズを4つ一列に配置されている。集光レンズ部14を構成する4つの球体レンズは、個々に別体であってもよく、モールド成型によって一体に形成されたものでもよい。本実施形態では、複数の球体レンズが、レンズ固定部21で光学ベース19上に一列に整列して固定されている。
受光部16は、受光素子15としてPD(フォトダイオード)或いはAPD(アバランシェフォトダイオード)等が用いられ、複数の受光素子15をブロック37の一平面に固定されてなる。受光素子15を固定するブロック38としては、電気回路パターンを形成することができるセラミックブロックを用いるのがよい。これにより、光学系と電気回路とのハイブリッド化に優位となる。
第2の光反射部27、第2の波長分離部23、第2の集光レンズ部24、第2の受光部26は、それぞれ第1の光反射部17、第1の波長分離部13、第1の集光レンズ部14及び第1の受光部16と基本的には同じ構成とした。ただし、第1の波長分離部13の各波長フィルタ32は、波長1300nm帯の各波長を分離するものであって、第2の波長分離部23の各波長フィルタ39は波長1500nm帯の各波長を分離するものである点においては異なる。
さて、本実施形態の波長多重光受信モジュール10では、受光部16と集光レンズ部14とは互いに平行に配置され、受光部16と波長分離部13の波長フィルタ32とは互いに非平行に配置されている。
この点について、図2(a)及び図2(b)を用いて詳細に説明する。
図2(a)は、図1の波長分離部13と集光レンズ部14と受光部16との位置関係を示す拡大平面図であり、図2(b)は図2(a)の破線部分を更に拡大した拡大平面図である。
図2(a)及び図2(b)に示すように、本実施形態では、複数の波長フィルタ32が配置された平面と、複数の受光素子15が配置された平面とが角度θを有して非平行となるように、波長分離部13と受光部16とが配置されている。波長フィルタ32が配設される平面と受光素子15が配設される面との角度(非平行とする角度)θは、0°<θ≦20°、好ましくは5°≦θ≦15°とするのがよい。なお、図示される角度A°は、波長フィルタ32が配設される面と波長フィルタ32から出射する光の光軸との角度を示しており、θとはθ=A°−90°の関係を有する。
また、図中の角度B°に示されるように、波長分離部13と集光レンズ部14と受光部16は、各波長フィルタ32を複数の受光素子15に向かって出射する各光が、集光レンズ部14と受光素子15に垂直に入射するように配置される。
また、波長分離部13が備える前段の波長フィルタと集光レンズ部14との距離(光路長)は、後段の波長フィルタと集光レンズ部14との距離(光路長)よりも順次長くなっている。具体的には、初段の波長フィルタ(波長λ1を透過する波長フィルタ)34と集光レンズ部14との距離が最も長く、2段目の波長フィルタ(波長λ4を透過する波長フィルタ)35と集光レンズ部14との距離、3段目の波長フィルタ(波長λ2を透過する波長フィルタ)36と集光レンズ部14との距離、最終段の波長フィルタ(波長λ3を透過する波長フィルタ)37と集光レンズ部14との距離の順に短くなっている。
さらに、本実施形態の波長多重光受信モジュール10では、収束レンズ部12を出射した収束光が集光レンズ部14に到達する前の位置で収束するように、光出射部11の出射端11aと収束レンズ部12との距離を収束レンズ部12の焦点距離よりも長くしている。
この点について、図3(a)及び図3(b)を用いて説明する。
図3(b)に示す波長多重光受信モジュール40は、マルチモード光の伝搬の様子(収束、集光)について説明するための図である。ただし、図2中、4つの波長フィルタ41〜44は、図1の波長分離部13の波長フィルタ34〜37にそれぞれ対応するものであるが、説明の便宜上、波長分離部13の反射面33については触れていない。また、図3(a)は、図3(b)との比較のために、光出射部11、収束レンズ部12、4つの波長フィルタ41〜44、集光レンズ部14及び受光素子15を有する波長多重光受信モジュールを示したものであるが、光出射部11から出射される波長多重光がシングルモード光とした場合のものである。
図3(a)に示すように、波長多重光がシングルモードの場合、光出射部11の出射端11aと収束レンズ部(図3(b)の収束レンズ部と同じ焦点距離を有するレンズ)12とは収束レンズ部12の焦点距離fだけ離れて配置されている。これにより、光出射部11を出射した光は、収束レンズ部12でコリメートされ、平行光を維持したまま波長フィルタ41〜44で各波長ごとに分波され、集光レンズ部14で受光素子15に集光される。
これに対し、図3(b)に示すように、本実施形態の波長多重光受信モジュール40では、光出射部11の出射端11aと収束レンズ部12と距離は、収束レンズ部12の焦点距離fからさらにΔLだけ離れて(遠く、あるいは遠ざかる方向に)配置されている。したがって、光出射部11から出射した光は、収束レンズ部12により所定距離L1だけ離れた点(収束点a)で収束するように伝搬する。収束レンズ部12で収束される収束光のビーム径は、受光素子15の配列ピッチなどにより、400〜600μmであるのが好ましい。その光は、収束点以降は発散(ビーム径が拡径)し、集光レンズ部14に入射する。この際、光のビーム径は集光レンズ部14の有効径以内に収まり、集光レンズ部14に到達する光は、光量を減じることなく、受光素子15に集光される。
ここで、マルチモード光を使用する場合、収束レンズ部12から集光レンズ部14までの距離においてマルチモード光をコリメーション状態に保つことは困難である。これは、光出射部11からマルチモード光が出射される場合出射面積が広くなり、幾何光学的に点光源とならなくなるため、収束レンズ12にてコリメート光とすることが困難となるからである。波長多重光を収束レンズ部12によって集光レンズ部14に達する前に一度収束させ、収束点aから再び発散する光を集光レンズ部14に入射させるようにしている。これにより、波長分離部13で波長毎に分離されて受光部16に入射する各光のビーム径はコリメート光と比べて小さくなるため、受光率が低減することなく、損失を小さくすることができる。また、分離された各光のビーム径をコリメート光よりも小さくしているので、各光は、互いに隣接する受光素子に漏れ込むことがなくクロストークを低減することができる。
本実施形態では、3つの収束点(光ファイバ出射端11a、受光素子15の受光点、収束レンズ部12と集光レンズ部14との間の光路中の収束点a)を有するが、光路中の収束点aと集光レンズ部14との距離L2が、収束レンズ部12と光路中の収束点aとの距離L1よりも小さくするのがよい。L1>L2とすることにより、集光レンズ部14での入射径はコリメート系としたときよりも小さくなるため、発散的なマルチモード光を効率的に受光素子15に受光させることができる。
例えば、図3(b)に示すように4波長分離を行う場合、収束レンズ部12及び集光レンズ部14の光学倍率を考慮し、受光素子15の位置、受光素子15と最終段(4段目)の波長フィルタ44との間、或いは3段目の波長フィルタ43と最終段の波長フィルタ44の間に収束点aを形成するように各部材を配置することで良好な光学特性が得られる。特に、本実施形態のように、3段目の波長フィルタ43と最終段の波長フィルタ44との間に収束点aを形成するように各部材を配置することで、損失とクロストークをより改善することができる。この理由としては、収束点aが、集光レンズ部14から遠く手前に形成される(例えばL1<L2)と、集光レンズ部14に入射する収束光の径が集光レンズ部14のレンズ径よりも大きくなり大きな損失が生じると共に、隣接する集光レンズ部に光が漏れてクロストークが発生してしまう。逆に、収束点aが、集光レンズ部14に近すぎる点に形成されると、集光レンズ部14に入射する収束光の径は集光レンズ部14のレンズ径内に収まるものの、集光レンズ部14を出射した後の発散が大きく(ビーム径が拡径)なり、受光素子15に効率よく集光させることができなくなる。従って、収束点aは収束レンズ部12、集光レンズ部14の光学特性(レンズ径、NA、焦点距離など)に応じて、適宜決定する。
本実施形態では、収束レンズ部12として球レンズφ=2mm、焦点距離1.1mm程度のものを用い、収束レンズ部12の出射ビームの光ビーム径は400〜600μmである。集光レンズ部14としては、球レンズφ=0.5mm、焦点距離0.3mm程度のものを用いた。
次に、図1に戻り、本実施形態の波長多重光受信モジュール10の作用を説明する。
光出射部11の出射端11aから出射した波長λ1〜λ8のマルチモード8波多重化信号光は、発散(拡径)しながら収束レンズ部12に入射する。収束レンズ部12を通った光は、図2で説明したように収束しながら伝搬する。その収束光は、光分波部18で1300nm帯の4波波長多重光と1500nm帯の4波長多重光とに分けられる。光分波部18では、一方の1300nm帯の光は光分波部18を透過して第1の反射部17に向かい、他方の1500nm帯の光は光分波部18で反射して第2の反射部27に向かう。
反射部17で反射された収束光は、波長分離部13に入射し、4つの波長フィルタ34〜37から各波長ごとに分離されて波長分離部13を出射する。
具体的には、波長分離部13に入射した光(λ1〜λ4を含む)は、反射面33で反射し、初段の波長フィルタ34から波長λ1の光が透過して出射し、波長λ2〜λ4を含む光は初段の波長フィルタ34で反射される。波長λ2〜λ4を含む光は、反射面33で反射し、2段目の波長フィルタ35から波長λ4が透過して出射し、波長λ2、λ3を含む光は2段目の波長フィルタ35で反射される。同様に、3段目の波長フィルタ36では波長λ2の光が透過して出射し、波長λ3の光が反射される。波長λ3を含む光は反射面33で反射し最終段の波長フィルタ37に到達する間、図2で説明したように、一度、一点(収束点a、図3(b)参照)で収束し、その後拡径しながら最終段の波長フィルタ37に到達する。最終段の波長フィルタ37では、波長λ3の光が透過する。各波長フィルタを透過した波長λ1〜λ4の各光は、それぞれ集光レンズ部14で受光部16の各受光素子15に向けて集光され、受光素子15で受光される。
他方、光分波部18で反射された波長λ5〜λ8を含む波長1500nm帯の光は、1300nm帯の光と同様に、第2の反射部27、第2の波長分離部23、第2の集光レンズ部24を経て第2の受光部26に分波・受光される。ただし、第2の波長分離部23では、λ5、λ8、λ6、λ7の順に分離される。
本実施形態の波長多重光受信モジュール10によれば、波長分離部13と集光レンズ部14との位置関係において、分波された各光信号が収束・発散される区間(疑似ビームウェスト区間)を短くするため、波長分離部13の波長フィルタ32が設けられた面と集光レンズ部14とは平行配置ではなく、波長分離部13内の光路長が長い波長の光(最終段の波長フィルタ37で分波される光)程、波長分離部13と集光レンズ部14間の光路長が短くなるように、斜めに配置される。
これにより、前段の波長フィルタと後段の波長フィルタとの間で、波長分離部に入射し、受光素子に届くまでの光路長差を小さくすることができ、光学設計を負荷を減らすと共に均一な受光を可能とする。
そして、短い波長ほど焦点距離が短くなることから、波長分離部13においては、短波長の光から順に分離することにより、光学系全体で波長間の光路長差を小さくし、光効率(受光率)を向上させることができる。
以上より、本実施の形態では、各波長間の間隔が非常に近接した光同士を互いに隣接させないようにして最短波長(λ1)、最長波長(λ4)、2番目に短い波長(λ2)、3番目に短い波長(λ3)の順で分離することにより、クロストークの影響を低減することができる。
波長分離部13、23と光分波部18との位置関係において、光が収束する区間(疑似ビームウェスト区間)を短くするため、光分波部18から第1の波長分離部13までの光路長と、光分波部18から第2の波長分離部23までの光路長とを同程度にしている。そして、波長分離部13、23を光分波部18に近づけて配置し、波長多重光受信モジュール内全体の光路長を短くすることにより光損失を低減することができる。
また、本実施形態の波長多重光受信モジュールによれば、収束レンズ12を出射した収束光が集光レンズ部14に到達する前の位置(収束点a)で収束するように、光出射部11の出射端11aと収束レンズ部12との距離を収束レンズ部12の焦点距離fよりも長くしたことにより、収束レンズ部12を出射する収束光は、従来のようにコリメート光として伝搬させた場合に比べてそのビーム径が小さくなり、集光レンズ部14の径より広がることなく伝搬し、隣接する受光素子15に漏れ込むことなく対応する受光素子15に集光されるので、クロストークと光損失を低減することができる。
本実施形態では、8波長多重化光信号を2つの4波多重化光信号に分け、それぞれ4波多重化光信号を各波長に分波するべく、光分波部18と2つの分波・受光光学系(波長分離部13(23)、集光レンズ部14(24)及び受光部16(26))を備える構成としたことにより、光分波部18を用いずに8波長分離用の波長分離部を用いて8波長多重化光信号を各波長の光に分波するための構成に比べて、光分波部18に対する作製精度、配置精度に対する仕様を緩和することができる(作製誤差の許容範囲を大きくすることができる)。
また、本発明は、分波する波長数に関して、8波長多重化光信号を2つの4波多重化光信号に分ける構成に限定されない。例えば、光分波部18と第2の分波・受光光学系を省略し、4波長多重光受信モジュールとしてもよい。また、第1の分波・受光光学系(1300nm帯)に5波長多重化光信号、第2の分波・受光光学系(1500nm帯)に3波長多重化光信号を分波してもよい。
収束レンズ部12及び集光レンズ部14としては、球体レンズの他に、球体レンズの一部を欠いたドラムレンズ、非球面レンズ、シリンドリカルレンズを用いてもよい。これらレンズの適用に関して、一つのビームを収束させるには、非球面レンズがよいが、波長及び光路長が互いに異なる複数の光に対応するには、球面レンズを用いるのがよい。
また、本実施形態では、各部材(収束レンズ部12、光分波部18、光反射部、17、27、波長分離部13、23、集光レンズ部14、24及び受光部16、26)を光学ベース19としてシリコン製光学ベンチに実装しているので、高精度な位置決めが可能である。各部材の実装方法としては、アクティブアライメントに対して実装コストが安価なパッシブアライメントを用いて実装することができる。
具体的には、シリコン製光学ベンチに、MEMS(Micro Electro Mechanical Systems)形成技術を用いて高精度位置決め用の溝、穴等を形成することで、パッシブアライメントによる実装を可能にする。パッシブアライメント実装を行うことにより、光軸の調整工程を短縮することができる。また、シリコンは方位性を有するため、集光レンズ部14及び受光部16を位置決めするために使用する溝は、部品面(例えば、受光素子が整列する面)に対して平行又は垂直に形成されるのが望ましい。なお、波長分離部13は、単独で高精度を確保できるため、シリコン製光学ベンチの形成精度が低い場合でも、光学設計上は大きな問題を生じない。
また、波長多重光受信モジュール10全体のレイアウトとして、受光部16を外部の電気回路と容易に接続するべく、受光部16の電気出力側が、光学ベース19の側面側に位置するのが好ましい。
受光部16は、高速伝送においては、受光部16の受光素子15の受光面積を寄生容量低減のために小さくする。例えば、伝送速度が3.125Gbit/sに使用される受光素子の直径は60〜70μmであるのに対し、10Gbit/sでは30〜40μm、20Gbit/sでは10〜20μmにする必要がある。受光素子15を小型化すると、図4(b)に示すように、受光素子15の受光面15aに対して斜めに入射する光は、集光レンズ部14により発生する収差の関係で有効に光を取り込めない。
そこで、本実施形態では、図4(a)に示すように、受光素子15の受光面15aに対して光(の光軸)が垂直に入射するように配置している。これにより、集光レンズ部14と受光部16とを平行に配置すると共に、波長分離部13を出射した各光(の光軸)が集光レンズ部14と受光部16に垂直に入射するように配置することで、受光部16に入射する光量を最大にすることができる。
また、上述したように、上記の各部材はパッシブアライメントを用いて光学ベース19に実装されることが好ましいが、収束レンズ部12と集光レンズ部14とにより光信号を収束光として伝搬させている点、及び各部材の設置精度にバラツキが生じる点から光出射部11はXYZ軸方向にアクティブ調芯(アライメント)するのがよい。
図5は、光出射部11をアクティブ調芯した後の集光スポット形状を示したものである。図中、チャネル1(ch1、波長λ1)は、波長分離部13で初段の波長フィルタ34で波長分離される光のスポットであり、チャネル2(ch2、波長λ4)は2番目の波長フィルタ35、チャネル3は(ch3、波長λ2)は3番目の波長フィルタ36、チャネル4(ch4、波長λ3)は最終段の波長フィルタ37で波長分離される光のスポットである。
最も光路長が長い光路のチャネルであるチャネル4を基にアクティブ調芯する(最適化)するため、そのトレードオフとして他のチャネル(ch1〜3)の特性は劣化している。ただし、チャネル1のビーム径広がり感度は小さく、収差は像面湾曲収差が中心となるため、特性の劣化を小さく抑えることができる。チャネル3では、像面湾曲収差に加えて、非点収差及びコマ収差の発生が現れているものの、実用上問題ない。
図6は、収束レンズ部12により光信号が収束・発散される区間(擬似ビームウェスト区間)と光路長との関係、及び疑似ビームウェストと光学系のサイズとの関係を示すグラフである。
図6に示すように、擬似ビーム区間と光路長との関係を示すグラフ61によれば、疑似ビームウェスト区間が短すぎると、波長多重化光信号を分波する光学系を構成することは不可能である(図中、MMFからの光の集光が難しい領域)。また、擬似ビーム区間と光学系のサイズとの関係を示すグラフ62によれば、疑似ビームウェスト区間を十分に確保しようとすると、光学系のサイズが大きくなり、実装・コスト面で実現性が低くなることを示している。よって、擬似ビームウェスト区間は、図中のグラフ61とグラフ62とが交差する点付近とするのがよい(図中、使用予定領域)。ただし、擬似ビームウェスト区間を、図中の使用予定領域の範囲内に定める場合、1つの分波・受光系で5波長以上の分波を行うのは困難であり、波長分波数は4波長以下とするのがよい。
次に、本発明の他の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
(第2の実施形態)
図7に示すように、本実施形態の波長多重光受信モジュール70の基本的な構成部分は、上述した図1の波長多重光受信モジュールとほぼ同様であり、同一構成部分には、図1の場合と同一の符号を付してあるが、図1の第1の反射部17を省略し、波長分波部13の反射面33が形成された面側から収束光を入射させる構成にした点において異なる。
本実施形態では、第1の反射部を省略しているので、第1の実施形態に比べて、作製工程が簡易化する。また、波長分離部13、23において、反射面33が形成された面に入射部71、72をそれぞれ形成し、第1の分波・受光光学系(波長分離部13、集光レンズ部14及び受光部16)と第2の分波・受光光学系(波長分離部23、集光レンズ部24及び受光部26)とを対称配置している。これにより、同一の分波・受光光学系を2組形成するので、これらを一体成型しやすくなるといった効果も有する。
(第3の実施形態)
図8に示すように、本実施形態の波長多重光受信モジュール80は、図1の波長多重光受信モジュール10に対し、第1の反射部17を省略すると共に、波長分波部13、23の反射面33が形成された面側から収束光を入射させる構成にした点において異なる。
本実施形態では、第1の反射部17を省略しているので、第1の実施形態に比べて、作製工程が簡易化する。
(第4の実施形態)
図9(a)及び図9(b)に示すように、本実施形態の波長多重光受信モジュール90は、図1の波長多重光受信モジュールに対し、第1の光反射部17を省略すると共に、第1の波長分離部13と第2の波長分離部23、第1の集光レンズ部14と第2の集光レンズ部24、及び第1の受光部16と第2の受光部26とをそれぞれ積層した点において異なる。
第1及び第2の波長分離部13、23、第1及び第2の集光レンズ部14、24、第1及び第2の受光部16、26はそれぞれ一体に形成されて、一体型波長分離部93、一体型集光レンズ部94、一体型受光部96を構成してもよい。
さらに、波長分離部13、23、集光レンズ部14、24及び受光部16、26を積層するにあたり、光分波部18の上方に第2の光反射部27を積層している。第2の光反射部27は、図示されていないが、光学ブロック等で光分波部18上方に一体に形成して保持されてもよい。
波長分離部13、23、集光レンズ部14、24及び受光部16、26をそれぞれ積層することにより、光学ベース19上への実装面積を縮小し、モジュールの小型化を図ることができる。また、一体型波長分離部93、一体型集光レンズ部94及び一体型受光部96がそれぞれ構成されることで、部品点数を削減する効果に加え、位置合わせ作業量を低減する効果もある。
(第5の実施形態)
図10に示すように、本実施形態の波長多重光受信モジュール100は、図1の波長多重光受信モジュール10に対し、第1の受光部16と第2の受光部26とをそれぞれ光学ベース19上には実装せずに、光学ベース19を他の光学ベース101上に固定し、下側の光学ベース101の端面にCANパッケージ102、103をそれぞれ接続し、CANパッケージ102、103内に実装した点において異なる。
本実施形態では、受光部16、26のアクティブアライメントが容易になり、光学ベース19上に実装される各部材の作製精度や配置を緩和でき、量産時の歩留りを向上させることができる。
(第6の実施形態)
図11に示すように、本実施形態の波長多重光受信モジュール110は、図10の波長多重光受信モジュール100に対し、収束レンズ部12を光学ベース19上には実装せずに、下側の光学ベース101の光分波部側の端面にピグテール部111を接続し、そのピグテール部111内に実装した点において異なる。ピグテール部111は、マルチモードファイバ113が接続されたレセクタプル112である。
本実施形態では、高精度の位置合わせが要求される光出射部11と収束レンズ部12との光軸合わせを、ピグテール部111内でのパッシブアライメントにより行うことができる。また、ピグテール部111を光学ベース19上の他の部材とアクティブアライメントすることにより、波長多重光受信モジュール110全体の光学系の設計精度を緩和することができる。
(第7の実施形態)
図12に示すように、本実施形態の波長多重光受信モジュール120は、図11の波長多重光受信モジュール110に対し、第1及び第2の集光レンズ部14、24をそれぞれ、光学ベース19から分離し、下側の光学ベース101上に設けた点において異なる。詳細には、第1及び第2の集光レンズ部14、24は、それぞれ波長分離部13、23とCANパッケージ102、103との間の、下側光学ベース101上に設けられる。
本実施形態では、集光レンズ部14、24のアクティブアライメントを行うことができ、波長多重光受信モジュール120全体の光学系の設計精度を緩和することができる。
(第8の実施形態)
図13(a)に示すように、本実施形態の波長多重光受信モジュール130は、図1の波長多重光受信モジュール10に対し、受光部16を光学ベース19とは分離し、その光学ベース19をマウントする他の光学ベース131上に、受光素子15の受光面が光学ベース19の面と平行になるように配置し、集光レンズ部14を出射した光をほぼ90°に反射させて受光素子15に垂直に入射させる反射ブロック132を設けた点において異なる。
反射ブロック132は、ガラス、樹脂或いは金属等で形成される。反射ブロック132の反射面133は、光学材料を使用して全反射面に形成されるか、或いは金属膜等をコーティングして形成される。下側の光学ベース131は、光学系と電気回路とのハイブリッドに優位なセラミック、コスト的に優位な回路基板、パッシブアライメント可能なシリコンベンチ等が挙げられる。
なお、図13(b)は、第1〜第4の実施形態の受光部16を示す拡大側面図であり、上述したように、受光素子15を配設するブロック38としてセラミックベンチを設けることにより、受光素子15へ光を垂直入射させることができる。また、セラミックベンチを用いた受光部16は、製造及び調整が容易である効果を有する。
以上、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、他にも種々のものが想定される。
本発明に係る好適な第1の実施形態の波長多重光受信モジュールを示す平面図である。 図2(a)は、図1の波長分離部と集光レンズ部と受光部との位置関係を説明するための平面図であり、図2(b)は、図2(a)の破線部分の拡大平面図である。 図1の波長多重光受信モジュールを説明するための図であり、(a)は波長多重光がシングルモード光の場合、(b)は波長多重光がマルチモード光の場合のものである。 擬似ビームウェストと光路長の関係、及び擬似ビームウェストと光学系のサイズの関係を示すグラフである。 受光部へ入射する光を示す斜視図であり、(a)は垂直入射時、(b)は斜め入射時のものをぞれぞれ示す図である。 光出射部をアクティブ調芯した後の集光スポット形状を示した図である。 本発明に係る好適な第2の実施形態の波長多重光受信モジュールを示す平面図である。 本発明に係る好適な第3の実施形態の波長多重光受信モジュールを示す平面図である。 本発明に係る好適な第4の実施形態の波長多重光受信モジュールを示す平面図である。 本発明に係る好適な第5の実施形態の波長多重光受信モジュールを示す平面図である。 本発明に係る好適な第6の実施形態の波長多重光受信モジュールを示す平面図である。 本発明に係る好適な第7の実施形態の波長多重光受信モジュールを示す平面図である。 図13(a)は、本発明に係る好適な第8の実施形態の波長多重光受信モジュールを示す平面図であり、図13(b)は、図1の受光部を示す拡大側面図である。
符号の説明
10 波長多重光受信モジュール
11 光出射部
12 収束レンズ部
13 波長分離部
14 集光レンズ部
15 受光素子
16 受光部
18 光分波部
19 光学ベース
a 収束点
f 焦点距離

Claims (3)

  1. マルチモード光からなる複数波長の光を有限径の出射端から出射する光出射部と、その光出射部の出射端から出射した光を収束させる収束レンズ部と、透過波長が互いに異なる複数の波長フィルタを一平面上に配設してなり収束レンズ部で収束された収束光を波長毎に異なる光に逐次分波する波長分離部と、分波された各光をそれぞれ集光する集光レンズ部と、集光レンズ部で集光された光をそれぞれ受光する複数の受光素子を一平面上に配置した受光部とを備えた波長多重光受信モジュールにおいて、
    上記収束レンズ部を出射した収束光が上記集光レンズ部に到達する前の位置で収束するように、上記光出射部の出射端と上記収束レンズ部との距離を上記収束レンズ部の焦点距離よりも長くすると共に、上記複数の波長フィルタが配置された平面と、上記複数の受光素子が配置された平面とが非平行となるように、上記波長分離部と上記受光部とを配置したことを特徴とする波長多重光受信モジュール。
  2. 上記複数の受光素子に入射される各光が、受光素子にそれぞれ垂直に入射することを特徴とする請求項1記載の波長多重光受信モジュール。
  3. 上記複数の波長フィルタは、前段の波長フィルタと上記受光部との距離が後段の波長フィルタと上記受光部との距離よりも長くなるよう順次配置されたことを特徴とする請求項1記載の波長多重光受信モジュール。
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