JP6093018B2 - ピルガー圧延トレイン - Google Patents

ピルガー圧延トレイン Download PDF

Info

Publication number
JP6093018B2
JP6093018B2 JP2015531573A JP2015531573A JP6093018B2 JP 6093018 B2 JP6093018 B2 JP 6093018B2 JP 2015531573 A JP2015531573 A JP 2015531573A JP 2015531573 A JP2015531573 A JP 2015531573A JP 6093018 B2 JP6093018 B2 JP 6093018B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tube
rolling
buffer
rolling train
pilger
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015531573A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015532891A (ja
Inventor
ラウフマン ウド
ラウフマン ウド
フロベーゼ トーマス
フロベーゼ トーマス
Original Assignee
サンドビック マテリアルズ テクノロジー ドイチュラント ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング
サンドビック マテリアルズ テクノロジー ドイチュラント ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by サンドビック マテリアルズ テクノロジー ドイチュラント ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング, サンドビック マテリアルズ テクノロジー ドイチュラント ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング filed Critical サンドビック マテリアルズ テクノロジー ドイチュラント ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング
Publication of JP2015532891A publication Critical patent/JP2015532891A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6093018B2 publication Critical patent/JP6093018B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21BROLLING OF METAL
    • B21B21/00Pilgrim-step tube-rolling, i.e. pilger mills
    • B21B21/04Pilgrim-step feeding mechanisms
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21BROLLING OF METAL
    • B21B21/00Pilgrim-step tube-rolling, i.e. pilger mills
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21BROLLING OF METAL
    • B21B37/00Control devices or methods specially adapted for metal-rolling mills or the work produced thereby
    • B21B37/78Control of tube rolling
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21BROLLING OF METAL
    • B21B39/00Arrangements for moving, supporting, or positioning work, or controlling its movement, combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, metal-rolling mills
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21BROLLING OF METAL
    • B21B39/00Arrangements for moving, supporting, or positioning work, or controlling its movement, combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, metal-rolling mills
    • B21B39/002Piling, unpiling, unscrambling
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21BROLLING OF METAL
    • B21B45/00Devices for surface or other treatment of work, specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, metal-rolling mills
    • B21B45/004Heating the product
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D3/00Straightening or restoring form of metal rods, metal tubes, metal profiles, or specific articles made therefrom, whether or not in combination with sheet metal parts
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C21METALLURGY OF IRON
    • C21DMODIFYING THE PHYSICAL STRUCTURE OF FERROUS METALS; GENERAL DEVICES FOR HEAT TREATMENT OF FERROUS OR NON-FERROUS METALS OR ALLOYS; MAKING METAL MALLEABLE, e.g. BY DECARBURISATION OR TEMPERING
    • C21D9/00Heat treatment, e.g. annealing, hardening, quenching or tempering, adapted for particular articles; Furnaces therefor
    • C21D9/0006Details, accessories not peculiar to any of the following furnaces
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21BROLLING OF METAL
    • B21B45/00Devices for surface or other treatment of work, specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, metal-rolling mills
    • B21B45/004Heating the product
    • B21B2045/006Heating the product in vacuum or in inert atmosphere

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Metallurgy (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Metal Rolling (AREA)
  • Heat Treatment Of Articles (AREA)
  • Control Of Metal Rolling (AREA)

Description

本発明は、中空ブランクを縮径して管を成すためのピルガー圧延機(pilger rolling
mill)を備えた管製造用圧延トレインに関する。
特に特殊鋼からなる正確な金属管を製造するため、中空円筒の形態の展伸ブランクは、完全に冷却された状態で圧縮応力による冷間縮径処理が施される。この処理では、ブランクは規定の縮径した外径と規定の肉厚を有する管に変形する。
最も広く知られた管縮径方法としては冷間ピルガー圧延があり、ここではブランクは中空ブランクと呼ばれる。その圧延処理では、中空ブランクは較正された圧延マンドレル、即ち仕上げ管の内径を持ったマンドレルの上へと押し込まれ、2つの較正ローラ、即ち仕上げ管の外径を規定するローラによってその外側から包囲され、圧延マンドレルの上で長手方向に圧延される。
製造では、圧延に続いて、既に圧延された管は数多くの追加処理工程を経なければならない。特に、硬化のために既圧延管を焼鈍する必要がある。その焼鈍処理では、まとめられた複数の管は炉に挿入されてその中で必要な温度で焼鈍処理される。
ピルガー圧延機での圧延処理工程と炉内での焼鈍処理工程は、時間的にはお互い別々のものであって、既に圧延された管は初めにまとめられて、束(bundle)として保管され、時間的にはかなり後に閉炉内で焼鈍処理される。一括生産(bundle production)と呼ばれるこの手順のため、ピルガー圧延機による縮径からパッケージまでの管製造期間は約2週間もかかっているが、これら2週間内での実際の処理は約2時間しかかかっていないという現状である。
このような現状に対し、本発明の目的は連続的に作動圧延トレインを提供することにある。
この目的を達成するために、本発明によれば、管を製造するための圧延トレインであって、中空ブランクの直径を減少させて管を形成するピルガー圧延機と、複数の管のための第1バッファであって、複数の管を1つの束にまとめるための装置を備えた第1バッファと、前記複数管を同時に焼き戻しするための焼鈍炉と、複数の管のための第2バッファであって、上記束から複数の管へと分割する装置を備えた、複数管用第2バッファと、分離された管を順次、真っすぐにするためのひずみ矯正機と、を有し、上記各装置は、上述した順序で前記管の搬送方向に沿って配置されると共に、前記ピルガー圧延機と、前記第1バッファと、前記焼鈍炉と、前記第2バッファと、前記ひずみ矯正機との間には自動搬送装置がそれぞれ設けられるピルガー圧延トレインが提案される。
本発明による圧延トレインにとって必要不可欠なことは、同トレインが連続して運転することにあり、即ち、好ましくは装填状態において中空ブランクがピルガー圧延機内で圧延される一方、実質上時を同じくして圧延トレインの端部では、ひずみ矯正機の後で仕上げ管がトレインから取り出され、梱包できるということにある。
本発明による圧延トレインでの管の連続処理のため、同トレインは、個々の装置の間、例えばピルガー圧延機と第1バッファの間に、個々の処理ステーション間で管を自動的に移動させる搬送装置を備えることが必要である。
本発明の一実施形態において、圧延トレインは、圧延トレイン内での全製造工程を制御し、ひいては同トレインを自動的に運転する制御システムを備える。
圧延トレインで中枢となる処理装置、即ちピルガー圧延機や焼鈍炉やひずみ矯正機での必要な処理回数を検討すると、以下に述べる状況、即ち炉内の圧延管の搬送速度が、圧延機内でのピルガー圧延時における中空ブランク、又は管の搬送速度よりもかなり遅いことが明らかになる。同様に、炉を通過する圧延管の搬送速度はひずみ矯正機内での管の搬送速度よりもかなり遅い。しかしながら圧延機やひずみ矯正機の場合と異なり、焼鈍対象となる管のサイズによっては複数の管が炉内で一度に焼鈍処理することが可能である。この場合、焼鈍対象となる個々の管部分の質量が大きければそれだけ焼鈍できる同じ長さの管部分は少なくなる。
一方では焼鈍炉において、また他方では圧延機とひずみ矯正機において異なる処理期間を補償可能とするために、2つのバッファが圧延トレインの主要要素を構成する。
2つのバッファは、単に保管用として使用されるだけでなく、むしろバッファにおいては、任意で複数の管が一緒にまとめられて束(第1バッファ)を成し、任意で束(第2バッファ)から複数の管が分離される。
管又は管部分からなる束は、本出願の意義の範囲内で、一括して炉内装填物を構成し、即ち時を同じくして炉内を通過し焼鈍される多数の管を意味するものとして理解される。
そのような束は、必ずしもそうである必要はないが、ワイヤによって結びつけられても良い。一実施形態において、そのような一括結合は任意的に自動的に実行される。
本出願の意義の範囲内で“束”として理解されるものには、一括してまとめられない複数の管もある。この意味において、管をまとめる装置は、例えば、その後まとまって炉内へと送達される複数管のための共通の収納ベンチである。
説明目的のため、2つの極端なケースが以下のように考察される。即ち、対応して大きな質量を持つ大きな内径の厚肉管の場合、単一の管部分しか炉内で焼鈍することができず、それは同時に焼鈍可能な質量の一定の最大値となる。搬送速度は圧延機の搬送速度よりもかなり遅いため、その後圧延機内でピルガー圧延される管部分は次第に貯まり、それらが専属して焼鈍可能となるまでに第1バッファに貯蔵されなければならない。これに反し、炉を出た管部分は炉内搬送速度よりも早い速度で更なる処理が施されることになるため、この状況では第2バッファは空となる。
これに対し、小さい内径の薄肉管の場合、炉内では複数の管部分が同時に焼鈍可能である。例えば、この場合、炉内焼鈍を可能にする最大値である寸法を持った単一管部分の質量にその全質量が対応するように、それだけ多くの管部分が同時に焼鈍可能である。このような場合、既にピルガー圧延され切断された夫々の管部分は第1バッファ内に集められ、その管の数が1回の炉の装填で焼鈍可能な最大数となった後、それらは炉内に一緒に挿入される。この場合、炉を出た後は、同時に炉を出た管部分同士を分離し、次いでそれらを個々にひずみ矯正機へと送るため、第2バッファで中間的な保管が行われる。
第1バッファの好ましい実施形態は、圧延トレインで既にピルガー圧延された管又は管部分がこの位置で圧延トレインから引き出されるのを可能にし、更に/或いは、時間内で異なる位置及び/又は別の圧延機でピルガー圧延された管又は管部分がこの位置で別の処理をするために圧延トレイン内に送り込まれるのを可能にする。
本発明の一実施形態において、ピルガー圧延機における中空ブランクの搬送方向を第1方向とした場合、第1バッファはその第1方向に垂直な第2方向に管を搬送する搬送装置を備える。圧延機内での中空ブランクの搬送方向に垂直な方法に搬送することで、一方では、圧延機から出た個々の管を1つにまとめたり、束の状態で炉内に供給する前に管を中間保管したり緩衝化することが可能となる。他方、ピルガー圧延機での中空ブランク搬送方向に垂直な方向に搬送する装置は又、圧延機内で管が搬送方向周りで旋回するのを可能にする。
本発明の一実施形態において、圧延トレインは、同トレイン内の管は、部分的に、第1方向と平行でこれとは反対方向にも搬送されるように構成されることが好ましい。このようにして、ある実施形態では直線的な設計となるかもしれないような圧延トレインを折り畳んだ状態にすることができ、結果、圧延トレイン全長を複数の短い部分に分割することかできる。これは圧延トレインの全空間要件を減じるものではないが、その全長は減じることができ、これにより圧延トレインを収容する建物の長さも減じることが可能である。
同じ理由から、本発明の一実施形態において、第2バッファは第1方向に垂直な第2方向に管を搬送する搬送装置を備えることが好ましい。特に、第2バッファは圧延トレインの部分同士を重複させ、結果として管が圧延トレインのこれらの部分を横断することが好ましい。
本発明の一実施形態において、複数の管をまとめる装置及び/又は1つの束から複数の管を分離させる装置は、夫々、自動化された結合や分離作業が可能となるように構成される。
本発明の一実施形態において、ピルガー圧延機は、圧延スタンドと、回転軸線周りに回転可能に駆動シャフト上に据え付けられたフライホイールと、第1端部と第2端部を有するプッシュロッドとを備え、プッシュロッドの第1端部は回転軸線から半径方向距離をおいてフライホイールに取り付けられ、プッシュロッドの第2端部は圧延スタンドに取り付けられることで、圧延機の運転時、フライホイールの回転運動が圧延スタンドの並進運動に変換される。較正ローラは圧延スタンド上に回転可能に据え付けられる。ローラは、好ましくは、圧延スタンドに固定され歯付きラックにより回転運動を獲得し、歯付きラックはローラ軸に接続固定された歯付きホイールと係合する。
ピルガー圧延時、中空ブランクは圧延マンドレルに向かいそれを超える方向に漸次送り込まれる一方、ローラはマンドレルの上、ひいては中空ブランク上を水平方向前後に動かされる。
マンドレル上での中空ブランクの送りは、圧延マンドレルの軸線に平行な方向での並進動作を可能にする送りクランプキャリッジによって達成される。ピルガー圧延機での送りクランプキャリッジの直線的な送りは、例えばボールねじ駆動部によって達成される。そのボールねじ駆動部は、サーボモータ、変速機、アクメねじスピンドル、それに関係したベアリングと対応潤滑油、それに加えてアクメねじスピンドルナットから構成される。サーボモータはクラッチを介して変速機に連結され、変速機は別のクラッチを介してアクメねじスピンドルそれ自体に連結される。アクメねじスピンドルナットにより、ねじ付きスピンドルの回転運動は並進運動に変換される。別実施形態として、送りクランプキャリッジの直線的な送りをリニア駆動部によって実行するようにしても良い。
代替的には、圧延スタンドの直線的動作のためのクランク機構を駆動するために、トランスミッション駆動部や、フライホイール回転軸とトルクモータのモータ軸の間あるクラッチを介した直接駆動部も又、利用可能である。
圧延スタンド内で互いに重なるように配置される円錐較正ローラは、送りクランプキャリッジの送り方向とは反対方向に回転する。ローラによって形成された、所謂“ピルガーマウス”は中空ブランクを把持し、ローラは材料の小さなウェーブを外方圧迫し、材料は、ローラの空転パスが完成管を解放するまで、ローラの平滑パスと圧延マンドレルによって指定された肉厚へと引き延ばされる。圧延作業中、圧延スタンドはローラを付けた状態で中空ブランクの送り方向とは反対側に移動する。ローラの空転パス達成後、中空ブランクは、圧延マンドレルに向かう更なるステップとして、送りクランプキャリッジにより変位される一方、ローラは圧延スタンドと共に夫々の初期水平位置へと戻る。それと同時に、中空ブランクは、円周方向に均一な形状の仕上げ管を達成するべく、その軸線周りで回転される。夫々の管部分を複数回に亘って圧延することで、管においては均一な肉厚や真円度だけでなく均一な内・外径が達成される。
一実施形態において、既にピルガー圧延された管のためのフロア取入れ口は、圧延機の後方、その出口域に設けられる。管のピルガー圧延では、中空ブランクは長さ20m以上にもなる管部分を形成して圧延されるため、往々にしてそれらの全長をホール内に収納するのに苦労することがある。このため、本発明によれば、圧延機からの出口の後で管を僅かに湾曲させ、例えばホールのフロアに対して垂直方向下方に管を取り出すのが可能である。このことは、ホールにおける設備用表面積を節約する。
本発明の一実施形態において、焼鈍炉は、そのマッフルが実質上一定温度に保たれるような連続操業炉である。このために、本発明の一実施形態では焼鈍炉はベルト炉であり、好ましくはメッシュベルト炉である。そのようなメッシュベルト炉の場合、焼鈍対象となる管は、炉又はそのマッフルを介してベルト上を移動する。このためにメッシュベルト炉は、マッフルが著しい温度バラツキを受けることなく焼鈍対象となる管を炉内外に移動可能な2つの門を備える。
一実施形態において、焼鈍炉は、焼鈍処理が例えば水素や窒素やアルゴンなどの保護雰囲気中で行われるように構成される。一実施形態において、炉の焼鈍温度は400℃〜1300℃の間にあり、好ましくは1000℃〜1200℃、特に好ましくは1150℃である。
一実施形態において、本発明による圧延トレインの各処理ステーション間の自動搬送装置は、その上に管を長手方向に移動可能なローラコンベアである。このために、ローラコンベアの内、1個以上のローラがモータ駆動される。
しかしながら、特に、管をその横断方向、即ちピルガー圧延機における中空ブランク搬送方向に対して垂直に移動させる必要がある場合、各処理ステーション管の搬送装置は把持設備であっても良い。その他の搬送装置は、例えばその上で管を横断方向に転がらせるができ、ひいてはピルガー圧延機の中空ブランク搬送方向に対して垂直な方向に移動可能な傾斜路である。
一実施形態において、圧延トレインは、ピルガー圧延機と第1バッファとの間に管を長物に切断する切断装置を備える。管の切断では、管は2つの管部分へと分割される。
本発明の一実施形態において、管の内壁を検査できる検査装置がピルガー圧延機と焼鈍炉の間、好ましくはピルガー圧延機と管を長物に切断する切断装置との間に設けられる。一実施形態において、そのような検査装置は、送出アーム上にあって管内に挿入できたり管から除去可能な渦電流プローブである。
検査装置がピルガー圧延機と切断装置との間に設けられるような実施形態では、切断装置によって管から検査で落ちた管部分を切り出すことができ、検査で通過した管部分のみに更なる処理を施すことができる。
一実施形態において、圧延トレインは、ピルガー圧延機と第1バッファとの間、好ましくはピルガー圧延機と管を長物に切断する切断装置との間に、管外壁を脱脂する装置を備える。
一実施形態において、ピルガー圧延機と第1バッファとの間、好ましくは管を長物に切断する切断装置と第1バッファとの間に、管内壁を脱脂する装置が設けられる。
一実施形態において、前記ひずみ矯正機は斜めローラ矯正機である。
本発明の各実施形態では、ひずみ矯正機の後方に、管部分に更なる処理工程を実行する追加の処理装置が設けられる可能性もあることを理解されたい。そのような追加の処理装置は、例えば、管を仕上げ切断する装置や検査装置であったり、管を梱包する装置であったりする。
本発明の更なる利点、特徴、適用可能性は、以下に続く実施形態の説明とそれに関連する図面に基づいて解明される。
本発明による圧延トレインの実施形態の概略的上視図である。
図1に示す圧延トレインは、ハイグレードな特殊鋼管を生産するための以下の処理ステーション、即ち冷間ピルガー圧延機1、管の外壁を脱脂するための装置2、管を長物に切断する切断装置3、管の内壁を脱脂すると共に管の端部を処理する装置4、管のための第1バッファ5、焼鈍炉6、管のための第2バッファ7、及びひずみ矯正機8を有する。
圧延トレインにおいて、中空ブランク又は冷間ピルガー圧延機1以降の管が流れる方向又は搬送方向は、冷間ピルガー圧延機1からひずみ矯正機8の出口に向かう方向である。
各処理ステーション1、2、3、4、6、8の間に配置されるのは自動化された搬送装置9a、9b、9c、9d、9e、9fであって、これらは人間の介入を必要とすることなく、1つの処理ステーションから次のステーションへと完全に自動化された形で管を搬送する機能を果たす。
一方においては、これらの搬送装置9a、9b、9c、9d、9e、9fは、図1に示したローラコンベア9a、9b、9c、9d、9e、9fである。これらはローラを備えており、ローラ上で管はその長手方向に移動、又は運搬される。図示された実施形態では、各ローラコンベアのあらゆる第2ローラに、ローラを回転させてローラ10上にある管を搬送させるモータ駆動部が設けられる。
ローラコンベアに加え、図示した実施形態の圧延トレインは、3か所に管を横断方向に搬送する搬送装置11、12、13を備えている。
このような形で、多くの数の処理ステーション1、3、4、6、8が存在するにもかかわらず圧延トレインの全長を抑えることができる。圧延トレイン内での搬送路、又は材料流れを考察した場合、圧延トレインは折り返し路を備える。圧延トレイン内で管の搬送方向は全部で3回変化する。最初の方向転換は、管外壁の脱脂装置2と管切断装置3との間で起こり、第2の方向転換は管内壁の脱脂装置4と焼鈍炉6の間、第3の方向転換は焼鈍炉6と矯正機8との間で起こる。
個々のセグメントでの管の搬送装置は、互いに対し180°反対側に位置するのに対し、管の横断方向、即ちその長手方向に対して実質上垂直となる搬送は、長手方向に沿う4つの搬送セグメントの夫々の間で行なわれる。
圧延トレイン内にある管を、冷間ピルガー圧延機1における中空ブランクの搬送方向と垂直をなす横断方向に搬送するための搬送装置11、12、13は、それぞれ全く異なる設計によるものである。
これら搬送装置の内、第1の搬送装置11は2つのローラコンベアを接続する傾斜路からなる。脱脂装置2を出た管は上方のローラコンベア9aから傾斜路を経由し、下方のローラコンベア9bへと旋回する。
冷間ピルガー圧延機1における中空ブランクの搬送方向に垂直な方向に管を搬送する第2の搬送装置12は、管のためのバッファ5に一体化される。搬送装置12は橋形クレーンであって、そのブリッジ14は2つの昇降レール15間を、冷間ピルガー圧延機1における中空ブランクの搬送方向22に実質上垂直となる方向に移動可能となっている。ブリッジ14は一連の把持装置(図示せず)を備え、バッファ5の先にあるローラコンベア9cを出た管を把持する。
第1方向22に垂直な方向に管を搬送する第3の搬送装置13も又、傾斜路であって、その上では管がそれぞれの横断方向に自動的に転がり落ちる。
冷間ピルガー圧延機1は、ローラを有する圧延スタンド16、較正された圧延マンドレル、及び圧延スタンド16のための駆動部17から構成される。圧延スタンド16のための駆動部は、プッシュロッド、駆動モータ及びフライホイールを備える。プッシュロッドの第1の端部は、駆動シャフトの回転軸線に対して偏心した状態でフライホイールに固定される。
図示された実施形態では、モータシャフトの回転軸線はフライホイールの駆動シャフトの回転軸線に一致する。駆動モータのロータが回転するとトルクが生まれ、それはロータに接続されたモータシャフトに伝達される。モータシャフトは、そのトルクがフライホイールに伝達されるように、駆動トレインのフライホイールに接続される。そのトルクの結果、フライホイールがその回転軸線周りに回転する。プッシュロッドは、その第1の端部を回転軸線から半径方向に距離を隔てて配置されており、同ロッドには接線方向の力が加わり、その力をプッシュロッドの第2の端部へと伝達する。プッシュロッドの第2端部に接続された圧延スタンド16は、圧延スタンド16のガイドレールによって決まる移動方向22に沿って前後に移動する。
図1に概略的に示された冷間ピルガー圧延機1での冷間ピルガー圧延時、方向22に沿って冷間ピルガー圧延機1内に挿入された中空ブランク、即ちブランク管は圧延マンドレルに向け、更にそれを超える方向へと漸次送り込まれる一方で、圧延スタンド16のローラは、マンドレル上、ひいては中空ブランク上で回転する形で水平方向前後に移動される。ローラの水平運動は、その上にローラを回転可能に据え付けた圧延スタンド16それ自体によって定められる。圧延スタンド16は圧延マンドレルに平行な方向に沿って前後に移動される一方、ローラ自身は歯付きラックによって回転運動を獲得し、同歯付きラックは圧延スタンド16に対して固定され、ローラ軸に固定接続された歯車に係合している。
マンドレル上での中空ブランクの送りは、圧延マンドレルの軸線に平行な方向22に沿う並進運動が可能な送りクランプキャリッジ18によって実行される。
圧延スタンド16内で互いに重なり合うようにして配置される円錐較正ローラは送りクランプキャリッジ18による送り方向22に反した状態で回転する。ローラによって形成された、所謂“ピルガーマウス (pilger mouth)”は中空ブランクを把持し、ローラは材料の小さなウェーブを外側から圧迫し、材料は、ローラの空転パスが仕上げ管を解放するまで、ローラの平滑パスと圧延マンドレルによって、指定された肉厚へと引き延ばされる。圧延作業中、圧延スタンド16はローラを付けた状態で中空ブランクの送り方向22に反して移動する。ローラの空転パス達成後、中空ブランクは、圧延マンドレルに向かう更なるステップとして、送りクランプキャリッジ18により変位される一方、ローラは圧延スタンド16と共に夫々の初期水平位置へと戻る。それと同時に、中空ブランクは、均一な形状の仕上げ管と成るべく、その長手軸線周りの回転を受ける。夫々の管部分を複数回に亘って圧延することで、均一な管の肉厚や真円度だけでなく均一な管の内・外径が達成される。
圧延トレインの中央シーケンス制御システムは、当初単独の処理ステーション全てを制御し、また冷間ピルガー圧延機1それ自体の駆動をも制御する。冷間ピルガー圧延機1の制御システムは、中空ブランクを送るために送りクランプキャリッジ18の駆動部の送り工程作動と共に始まる。送り位置の到達に続き、駆動部は、送りクランプキャリッジ18を静止状態に保持するように制御される。圧延スタンド16のための駆動モータの回転速度は、送りクランプキャリッジ18の送り行程と同時に、圧延スタンド16がその初期位置に戻されるように制御される一方、その送り行程の完了に続いて、圧延スタンド16が中空ブランク上を水平方向に変位し、ローラは再び中空ブランクを延ばす。圧延スタンド16が反転位置に到達したら直ぐにクランプチャックの駆動部は、中空ブランクがマンドレルの周りを回転するように制御される。
冷間ピルガー圧延機1からの排出に続き、既に縮径された管は脱脂装置2内でその外壁が脱脂される。この処理は、冷間ピルガー圧延機の圧延スタンド16のローラと中空ブランクとの間で、潤滑剤として使用された油を除去するものである。
本発明の図示実施形態では、圧延トレインを設置するホールの空間節約のために、既にピルガー圧延された管の一部分を実質上垂直な孔25の中に挿入するという形で、ピルガー圧延されかつ外側が脱脂処理された管は、その長さ方向一部分を以て漏斗状の処理部23内へと流れ込む。ピルガー圧延管の一部分を孔25内に入り込ませるために複数のローラ24が設けられる。これらのローラは、既にピルガー圧延された管と係合状態にある各ローラの表面部分がある曲率を描き、管の端部はその曲率に沿って孔25の中に入り込むように配置される。
搬送装置11により、脱脂装置2を出た管は、冷間ピルガー圧延機1の中空ブランク搬送方向22に対して垂直を成す方向にオフセットされる。管はさらに、冷間ピルガー圧延機1の中空ブランク搬送方向に対し180°旋回され、切断装置3内へと搬送される。切断工程では、切断工具が管の長手軸線周りに旋回されるのと同時に回転しながら管上かつ管内へと進められ、結果として管が切断され、2つの管部分が生まれることになる。この切断工程はミーリングと考えられるかもしれない。何故なら、管は定位置に固定状態でクランプされる一方、切断カッターは管周りで回転し、回転しながら前進するからである。
切断管、即ち設定長さに切断された管はローラコンベア9c上で切断装置3を抜け出し、同ローラから横方向に移動されて管内壁を脱脂するための脱脂装置4へと挿入される。図示した実施形態では、管の端面も又、脱脂装置4内で正面フライス加工(端面処理)を受けるようになっており、結果としてこれらの端面は、複数の管部分同士をその後環状溶接するにあたって必要とされる平坦度を持つようになる。
管の内面が脱脂され、更にその端面が平坦化された後は、管は元のローラコンベア9c上へと旋回され、同コンベアによってバッファ5内へと送り込まれる。
図示実施形態では、バッファ5は1つの取り込みベンチ19と5つの収納ベンチ20を備える。橋形クレーン12によって管は取り込みベンチ19から取り出され、収納ベンチ20の1つに置かれる。その後の管も又、同様に同じ収納ベンチ20へと配置され、この作業は、収納ベンチ20上に載る管の数が所定数となって、1つの束、即ち炉充填量となるまで続けられる。
ここでは図示しないが代替実施形態として、束を成す管は一緒にまとめられ、収納ベンチ20上において管の束を一緒にまとめることが自動的に実行される。
ひとたび束が形成されたならば、その束は橋形把持装置14によって把持され、ローラコンベア9d上へと置かれ、同コンベアは管の束をメッシュベルト炉6へと送達する。
図示実施形態において、第1バッファ5には、必要に応じて、後の時点で別の設備において管に別の処理を施すことができるように、ピルガー圧延機1でピルガー圧延され切断装置3によって切断された管を圧延トレインから取り出すことができる能力が備わっている。加えて、別の圧延機でピルガー圧延された管をバッファ5へと送り込み、それらを炉6とひずみ矯正機8において更なる処理を施すことも可能である。
炉6内では、管の束は硬化目的で焼鈍され、即ち1080℃の温度まで加熱される。連続製造、即ち炉内への管の連続投入を可能にするため、炉はメッシュベルト炉6として設計され、そこでは特殊鋼ワイヤメッシュからなるコンベアベルト21が無端ベルトとして炉のマッフルを通過して延び、マッフルを介して管の束を連続して移動する。水素洗浄の門がマッフル端部の夫々に設けられる。これらの門は、炉の運転中に酸素がマッフルに流入してしまって、酸素がその温度下で管と反応してしまうのを防いでいる。
メッシュベルト炉6内で管を焼鈍することで、結果として管の特殊鋼を硬化することになる。しかしながら、不都合なことに、焼鈍炉6での高温のせいで管がゆがんでしまい、炉から出た状態ではもはやストレートでなく、特にその長手方向長さにウェーブができてしまうことが判明している。それ故、更に炉6を出た管を真っ直ぐにする最終処理工程が必要である。
管は初めにローラコンベア9eによって炉内から取り出され、そこから橋形クレーン(図1には示さず)によって、冷間ピルガー圧延機の中空ブランク搬送方向22と垂直な方向に沿って第2の管バッファ7内へと移動される。ここでは、結束ワイヤを切断することにより、炉6を通って搬送された管の束が解かれ、管同士が分離される。次いで個々の管はひずみ矯正機8に挿入され、そこで真っ直ぐに延ばす処理が行われる。
ひずみ矯正機8は本例の場合、10個のローラを備えた所謂“斜めローラ矯正機”である。個々のローラの回転軸線は、矯正対象となる管の長手軸線に実質的に一致する設備の長手軸線に対し角度(“斜め”)を成して配置される。個々のローラは双曲面形状の周面を有しており、その面を以てローラは矯正対象となる管に係合する。ローラが双曲面形状の周面を持つことで、矯正対象となる管と支持接触する各ローラの表面は長くなり、結果として、曲げ力が分散荷重としてローラから矯正対象となる管へと移ることになる。
ひずみ矯正機の全10個については、1個のローラが矯正対象となる管に対しその上側から係合し、他方のローラがその下側から係合するといった形で、夫々2個のローラが組になって互いに重なるように配置される。ローラはモータ駆動され、矯正対象となる管の軸線に対して角度を成す夫々の回転軸線の配置構造により、矯正対象となる管には回転動作と送り動作が課せられる。1組の内、下方に位置するローラは上方ローラの凹状輪郭へと管を塑性的に曲げる。この長手方向塑性曲げには管断面における塑性楕円変形が重ね合わさり、その結果、特に管端において真直度が更に向上する。ひずみ矯正機8によって矯正されるべき管の搬送路は、その長手方向に延びるガイドプレート又はガイドエッジによってその境界が定められている。
図示する実施形態において、ひずみ矯正機8の後方に設けられるのが艶出しのための装置であり、そこでは2枚の回転フリース盤26が仕上げ管と摩擦係合し、艶出しを実行している。
元の開示目的から指摘しておくことは、現記載や図面や請求の範囲から当業者によって推定されるかもしれない全ての特徴は、仮にこれらが他の特定な特徴に関連付けただけで具体的に記述されているとしても、これが明確に除外されていないものであるか、或いはそのような組み合わせが技術的事実から不可能なものや、無意味なものとされないという条件で、ここに開示されている他の特徴や特徴群と、単独の状態や任意に組み合わせた状態で、組み合わせることが可能であるということである。本発明を図面や先の記述により詳細に提示・説明してきたが、この提示や記述はあくまで例にすぎず、請求の範囲によって定義されたように保護範囲を限定するものとして考えられるものではない。本発明は開示された実施形態に限定されない。
当業者にとっては、図面、詳細な説明及び添付した請求の範囲から、開示された実施形態の修正が明らかである。請求の範囲において、“有する(備える)”という用語はその他の要素や工程を排除するものでもないし、“a”や“an”の不定冠詞も複数を排除してはいない。ある特徴が様々な請求項で記載されているという単なる事実はそれら同士の組み合わせを排除しない。請求項における参照は保護範囲を制限するものとして想定されない。
1 冷間ピルガー圧延機
2,4 脱脂装置
3 切断装置
5 第1バッファ
6 焼鈍炉
7 第2バッファ
8 ひずみ矯正機
9a,b,c,d,e,f ローラコンベア
10 被駆動ローラ
11,12,13 搬送装置
14 橋形把持装置
15 レール
16 圧延スタンド
17 駆動部
18 送りクランプキャリッジ
19 取り込みベンチ
20 収納ベンチ
21 コンベアベルト
22 圧延機1の搬送方向
23 フロア取入れ口
24 ローラ
25 孔
26 フリース盤

Claims (13)

  1. 管を製造するための圧延トレインであって、
    中空ブランクの径を減少させて管を形成するピルガー圧延機(1)と、
    複数の管のための第1バッファ(5)であって、複数の管を1つの束にまとめるための装置を備えた第1バッファ(5)と、
    前記複数の管を同時に焼き戻しするための焼鈍炉(6)と、
    複数の管のための第2バッファ(7)であって、上記束を複数の管へと分離する装置を備えた第2バッファ(7)と、
    分離された管を順次、真っすぐにするためのひずみ矯正機(8)と、を有し、
    上記各装置は、上述した順序で前記管の搬送方向に沿って配置されると共に、
    前記ピルガー圧延機(1)と、前記第1バッファ(5)と、前記焼鈍炉(6)と、前記第2バッファ(7)と、前記ひずみ矯正機(8)との各間には、自動搬送装置(9a、9b、9c、9d、9e、9f、11、12、13)が夫々設けられることを特徴とする圧延トレイン。
  2. 前記ピルガー圧延機(1)における前記中空ブランクの搬送方向(22)を第1方向とし、前記第1バッファ(5)は前記第1方向に垂直な第2方向に前記管を搬送する搬送装置(11、12、13)を有することを特徴とする請求項1に記載の圧延トレイン。
  3. 前記ピルガー圧延機(1)における前記中空ブランクの搬送方向(22)を第1方向とし、前記第2バッファ(7)は前記第1方向に垂直な第2方向に前記管を搬送する搬送装置(11、12、13)を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の圧延トレイン。
  4. 前記ピルガー圧延機(1)における前記中空ブランクの搬送方向(22)を第1方向とし、前記圧延トレイン内の管が部分的に前記第1方向に平行であってその反対方向に搬送されるように、前記圧延トレインが構成されることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の圧延トレイン。
  5. 前記焼鈍炉はベルト炉(6)であることを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の圧延トレイン。
  6. 前記ピルガー圧延機(1)と前記第1バッファ(5)との間で、管を長物へと切断するための切断ユニット(3)を備えることを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載の圧延トレイン。
  7. 前記ピルガー圧延機(1)と前記第1バッファ(5)との間、管の外壁を脱脂するための装置(2)を備えることを特徴とする請求項1〜6の何れか一項に記載の圧延トレイン。
  8. 前記ピルガー圧延機(1)と前記第1バッファ(5)との間、管の内壁を脱脂するための装置(4)を備えることを特徴とする請求項1〜7の何れか一項に記載の圧延トレイン。
  9. 前記ピルガー圧延機(1)と前記第1バッファ(5)との間、管の内壁を検査するための検査装置(4)を備えることを特徴とする請求項1〜8の何れか一項に記載の圧延トレイン。
  10. 前記ピルガー圧延機(1)と前記第1バッファ(5)との間で、管を長物へと切断するための切断ユニット(3)を備え、
    前記ピルガー圧延機(1)と前記切断ユニット(3)との間に管の外壁を脱脂するための前記装置(2)を備えることを特徴とする請求項7に記載の圧延トレイン。
  11. 前記ピルガー圧延機(1)と前記第1バッファ(5)との間で、管を長物へと切断するための切断ユニット(3)を備え、
    前記切断ユニット(3)と前記第1バッファ(5)との間に管の内壁を脱脂するための前記装置(4)を備えることを特徴とする請求項8に記載の圧延トレイン。
  12. 前記ピルガー圧延機(1)と前記第1バッファ(5)との間で、管を長物へと切断するための切断ユニット(3)を備え、
    前記ピルガー圧延機(1)と前記切断ユニット(3)との間に管の内壁を検査するための前記検査装置(4)を備えることを特徴とする請求項9に記載の圧延トレイン。
  13. 前記圧延トレインにおける全ての処理工程を管理するように構成された制御システムを備えることを特徴とする請求項1〜12の何れか一項に記載の圧延トレイン。
JP2015531573A 2012-09-14 2013-09-13 ピルガー圧延トレイン Active JP6093018B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE102012108643.5 2012-09-14
DE102012108643.5A DE102012108643A1 (de) 2012-09-14 2012-09-14 Pilgerwalzstraße
PCT/EP2013/069023 WO2014041127A1 (de) 2012-09-14 2013-09-13 Pilgerwalzstrasse

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015532891A JP2015532891A (ja) 2015-11-16
JP6093018B2 true JP6093018B2 (ja) 2017-03-08

Family

ID=49226142

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015531573A Active JP6093018B2 (ja) 2012-09-14 2013-09-13 ピルガー圧延トレイン

Country Status (8)

Country Link
US (1) US9776228B2 (ja)
EP (1) EP2895280B1 (ja)
JP (1) JP6093018B2 (ja)
KR (1) KR102110003B1 (ja)
CN (1) CN104781020B (ja)
DE (1) DE102012108643A1 (ja)
ES (1) ES2619127T3 (ja)
WO (1) WO2014041127A1 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102016106034A1 (de) * 2016-04-01 2017-10-05 Sandvik Materials Technology Deutschland Gmbh Kaltpilgerwalzanlage und Verfahren zum Herstellen eines Rohrs
DE102016106035A1 (de) * 2016-04-01 2017-10-05 Sandvik Materials Technology Deutschland Gmbh Kaltpilgerwalzanlage und Verfahren zum Herstellen eines Rohres
CN108723122B (zh) * 2018-04-23 2019-10-08 绍兴市晟途环保科技有限公司 电动汽车用驱动电机轴生产装置
CN109396198B (zh) * 2018-11-14 2023-09-19 浙江中达新材料股份有限公司 一种带自动加油的冷轧管装置
IT201900011559A1 (it) * 2019-07-12 2021-01-12 Danieli Off Mecc Impianto per la tempra di barre di acciaio ad alta produttivita', macchina di tempra e relativo metodo per temprare barre di acciaio
CN112620388B (zh) * 2020-12-01 2022-08-02 中色科技股份有限公司 一种铜合金管在线连续轧制退火拉伸生产线
DE102022103820A1 (de) 2022-02-17 2023-08-17 Sandvik Materials Technology Deutschland Gmbh Vorrichtung und Verfahren zum Prüfen einer Innenwandfläche eines Rohrs

Family Cites Families (26)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US1617936A (en) * 1925-04-06 1927-02-15 Bamberger Otto Tube mill and process
US1772065A (en) * 1927-02-28 1930-08-05 Bangert Heinrich Metal-bar-heating furnace
US1971829A (en) * 1931-06-18 1934-08-28 Youngstown Sheet And Tube Co Method of making tubes
US1983934A (en) * 1931-07-18 1934-12-11 John U Devine Method and apparatus for making seamless tubes
US1970570A (en) * 1931-10-02 1934-08-21 Jones & Laughlin Steel Corp Method and apparatus for tube manufacture
US2023776A (en) * 1933-01-13 1935-12-10 Tubus A G Production of seamless tubes and other elongate articles
GB687283A (en) * 1950-01-23 1953-02-11 Stewarts & Lloyds Ltd Improvements in or relating to a method of and apparatus for the manufacture of seamless metal tubes
US3234055A (en) * 1962-11-06 1966-02-08 Selas Corp Of America Method of uniformly heating metal pieces
DE1952180A1 (de) 1969-10-10 1971-04-22 Mannesmann Meer Ag Transportvorrichtung fuer Rohrwalzwerke,insbesondere fuer Mehrfach-Kaltpilgerwalzwerke,bestehend aus einer Be- und Entladevorrichtung
DE3042538A1 (de) * 1980-11-12 1982-07-15 Untertage Maschinenfabrik Dudweiler Gmbh, 6602 Dudweiler Transporteinrichtung, insbesondere zum transport und zur zeitweisen bevorratung von stabfoermigem walzgut
JPS57100806A (en) * 1980-12-16 1982-06-23 Nippon Kokan Kk <Nkk> Producing device for seamless steel pipe
JPS61159214A (ja) * 1984-12-28 1986-07-18 Sumitomo Metal Ind Ltd 自動搬送装置の運行制御方法
DE4008979C1 (ja) * 1990-03-21 1991-08-01 Mahler Dienstleistungs-Gmbh Loeten-Haerten-Anlagenbau, 7300 Esslingen, De
JPH04154944A (ja) * 1990-10-16 1992-05-27 Mitsubishi Materials Corp 耐応力腐食割れ性に優れたジルコニウム合金被覆管の製造法
JP2623058B2 (ja) * 1993-03-03 1997-06-25 ユシロ化学工業株式会社 コールドピルガー圧延用水溶性潤滑剤及びコールドピルガー圧延機における潤滑方法
DE4342858C2 (de) * 1993-12-13 1996-01-11 Mannesmann Ag Kaltpilgerwalzwerk zum Walzen langer Luppen
DE10261632B4 (de) * 2002-01-09 2004-09-09 Sms Meer Gmbh Verfahren und Walzanlage zum Herstellen von Draht, Stäben oder nahtlosen Rohren
JP2003342761A (ja) * 2002-05-27 2003-12-03 Sanyo Special Steel Co Ltd 表面肌の優れたピルガー圧延機械構造用鋼継目無鋼管の製造方法
AR048214A1 (es) * 2004-02-05 2006-04-12 Sumitomo Metal Ind Tubos de acero sin costura terminados en frio
WO2007126005A1 (ja) * 2006-04-28 2007-11-08 Sumitomo Metal Industries, Ltd. ステンレス鋼管の製造方法
EP2703097B1 (en) * 2007-03-14 2019-05-01 Shinko Metal Products Co., Ltd. Process for manufacturing seamless steel pipe
BRPI0704944A8 (pt) * 2007-11-30 2017-08-15 V & M Do Brasil S/A Eixo forjado de tubo sem costura para veículos ferroviários e processo de fabricação de eixo forjado de tubo sem costura para veículos ferroviários
IT1395510B1 (it) * 2009-09-08 2012-09-28 Sms Innse Spa Impianto per la laminazione di tubi.
DE102010025028A1 (de) * 2010-01-29 2011-08-04 SMS Meer GmbH, 41069 Warmpilgerwalzwerkstraße bzw. Warmpilgerwalzwerk sowie Verfahren zum Betrieb eines Warmpilgerwalzwerkes
CN101890432A (zh) * 2010-07-02 2010-11-24 衡阳华菱钢管有限公司 一种大口径高压锅炉管的生产方法
CN101956137B (zh) * 2010-10-12 2013-03-20 衡阳华菱钢管有限公司 一种用于制造空心芯棒的无缝钢管及生产方法

Also Published As

Publication number Publication date
KR102110003B1 (ko) 2020-05-12
ES2619127T3 (es) 2017-06-23
EP2895280B1 (de) 2017-01-18
CN104781020A (zh) 2015-07-15
EP2895280A1 (de) 2015-07-22
US20150258590A1 (en) 2015-09-17
WO2014041127A1 (de) 2014-03-20
CN104781020B (zh) 2017-05-10
DE102012108643A1 (de) 2014-03-20
JP2015532891A (ja) 2015-11-16
US9776228B2 (en) 2017-10-03
KR20150067195A (ko) 2015-06-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6093018B2 (ja) ピルガー圧延トレイン
KR102168057B1 (ko) 컨베이어 노
JP2014508647A (ja) 肉厚の帯材からサンプルを採取する装置及び方法
JP2011500335A (ja) シームレス鋼管を製造するための方法及びその方法を実施するための圧延機
CA3019620A1 (en) Cold pilger rolling mill and method for producing a pipe
CN106694607A (zh) 盘管高自动化的上料方法及高自动化系列盘管加工设备
JP7452067B2 (ja) 切削装置および切削方法
US10974295B2 (en) Cold pilger rolling mill and method for producing a pipe
Antimonov et al. Fuel Pipes Coil Drawing Line Production for Diesel Engines
US3250362A (en) Workpiece handling apparatus
EP2986399B1 (en) Integrated transverse rolling mill for seamless tubes
RU2395357C1 (ru) Способ предварительной очистки заготовки от окалины и окалиноломатель для его осуществления
US7340932B2 (en) Wire-rolling apparatus
JP5633203B2 (ja) 振り分け装置を備えた棒線用多ストランド圧延設備及びビレットの振り分け方法
SU1135783A1 (ru) Поточна лини обработки холоднодеформированных труб
JPH0344128B2 (ja)
JPS6160734B2 (ja)
CN1607046A (zh) 临时中断滚轧机的上、下游路径之间的长型产品通过的方法和装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150918

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150918

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160829

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160906

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161206

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170110

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170209

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6093018

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250