JP6091159B2 - 駆動伝達装置及びそれを用いた画像形成装置 - Google Patents
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本発明の第1実施形態について説明する。本実施形態では、電子写真方式の画像形成装置に搭載された駆動伝達装置について説明する。駆動伝達装置について説明する前にまずこの画像形成装置について説明する。
図1は画像形成装置の概略断面図である。この画像形成装置は中間転写ベルト(中間転写体)を用いたタンデム型の電子写真カラーレーザープリンタである。
図2は本実施形態の駆動伝達装置の斜視図である。この駆動伝達装置は、入力ギア(駆動部材)101、出力ギア(従動部材)102、ソレノイドSLを有する。入力ギア101は、ギア103を介して、不図示のモータ(駆動源)と駆動連結され、モータからの駆動力により回転する。また、出力ギア102は、ギア104及び駆動出力軸105を介して、上述した不図示の1次転写ローラ当接離間機構のカムを駆動するギア列と駆動連結されている。
次に、本実施形態の駆動伝達装置を用いた出力ギア102の間欠駆動について説明する。図4〜6は、回転中心106の軸方向から入力ギア101側から出力ギア102側に向かって駆動伝達装置を見た図である。なお、図4〜6において、簡単の為、入力ギア101の斜め上側半分を透過させた状態で示している。
本実施形態の他の構成として、図7に示すように、第1駆動伝達レバーを第1駆動伝達レバー208、209の2体の構成にしても良い。この場合、駆動レバー支点210で第1駆動伝達レバー208、209を回動可能に連結している。そしてバネ204は第1駆動伝達レバー208と第2駆動伝達レバー203の間に設けられている。このように構成しても上記構成と同様に第1駆動伝達レバー208を駆動伝達爪201から十分に退避させることができる。
次に第2実施形態について説明する。本実施形態では、第1駆動伝達レバー202と第2駆動伝達レバー203との間にバネ204を設けていた第1実施形態に対し、バネ204を第1駆動伝達レバー202と出力ギア102との間に設け、第1駆動伝達レバー202の係合部202bが駆動伝達爪201から離れる方向に付勢する構成とした。
次に第3実施形態について説明する。本実施形態は、駆動伝達爪804が、入力ギア801の回転中心106に向かって凸であるような内歯ギア形状に設けられているという点が第1、2実施形態と異なる。本実施形態の説明では第1実施形態のように第1駆動伝達レバーと第2駆動伝達レバーとを有する構成を基に説明する。このため第1実施形態と同様の部分については同様の符号を付し説明を省略する。
図9(a)は、駆動伝達装置を回転中心(回転軸)106の軸に直交する方向からから見た側面図である。図9(b)は、図9(a)のA−AとB−Bの位置で入力ギア801と出力ギア102を分解し、内側から入力ギア801側と出力ギア102側のそれぞれを見た状態を並べて示す図である。即ち図9(b)のA−A側(左側)は入力ギア801側を見た図、B−B側(右側)は出力ギア102側を見た図である。なお、ソレノイドSLは右側の図に記載している。
次に、回転中心106の軸方向から駆動伝達装置を入力ギア101側から出力ギア102を見た図である図10〜11を用い、この駆動伝達装置を用いた出力ギア102の間欠駆動について説明する。なお、図10〜11において、簡単の為、入力ギア801の斜め上側半分を透過させた状態で示している。
次に第4実施形態について説明する。本実施形態は、第1〜3実施形態に示されるような第1駆動伝達レバー及び第2駆動伝達レバーを有する構成において、出力ギアに逆回転防止の負荷をかけるための逆回転防止手段を更に設けた構成である。このため、本実施形態では第1実施形態の構成を基にして説明し、第1実施形態と同様の部分については同様の符号を付しその説明は省略する。
次に第5実施形態について説明する。本実施形態は、第2駆動伝達レバーの回転軸と第1駆動伝達レバーの回転軸を異なる軸とする(同軸でない)点が第1〜4実施形態と異なる。なお、本実施形態の説明では第1実施形態のように第1駆動伝達レバーと第2駆動伝達レバーとを有する構成を基に説明する。このため第1実施形態と同様の部分については同様の符号を付し説明を省略する。
図14は第1駆動伝達レバー902、第2駆動伝達レバー903、出力ギア102を分解したときの斜視図を示す。図15は入力ギア101から出力ギア102への駆動を伝達していないスタンバイ状態を示す。図16(a)は入力ギア101から出力ギア102への駆動を開始する状態、図16(b)はそのときの駆動伝達部の拡大図を示す。図17は第2駆動伝達レバー903がソレノイドSLに接触した際の状態を示す。図18(a)は入力ギア101から出力ギア102への駆動伝達の解除を開始する状態、図18(b)はそのときの駆動伝達部の拡大図を示す。
次に、上述した構成の駆動伝達装置の動作について説明する。まず、図15で示すスタンバイ状態では、ソレノイドSLの通電は解除されており、フラッパ207が第2駆動伝達レバー903を係止している。この状態では第1駆動伝達レバー902と第2駆動伝達レバー903はバネ204作用によりお互いが引きつけ合った状態で保持されている。
係合部902bの係合面と、係合面と駆動伝達爪201との当接点902cと回転軸206の中心O2とを結ぶ線分と、がなす角度αを90°より小さくしている(具体的にはα=88°)。これにより、駆動伝達爪201が係合部902bを押圧する力の一部が、駆動伝達爪201に第1駆動伝達レバー902が互いに食い込むよう回転させるモーメントとしてなるよう作用する。このため、第1駆動伝達レバー902の係合部902bと駆動伝達爪201とが当接した後に、第1駆動伝達レバー902が係合できず弾かれてしまうことが防止され、係合部902bへ駆動伝達爪201からの駆動力が伝達されながら係合が維持される。この係合により、入力ギア101と出力ギア102が結合し、駆動力を伝達され一体的に回転する。
102 出力ギア(従動部材)
201 駆動伝達爪
202 第1駆動伝達レバー(駆動伝達部材)
202b 係合部
203 第2駆動伝達レバー(駆動伝達部材)
203b 係止部(被当接部)
204 バネ
205 バネ
207 フラッパ(当接部材)
902 第1駆動伝達レバー(駆動伝達部材)
902b 係合部
903 第2駆動伝達レバー(駆動伝達部材)
903b 係止部(被当接部)
906 第1駆動伝達回転軸
Claims (10)
- 駆動源からの駆動力により回転する駆動部材と、
前記駆動部材からの駆動力を受けて前記駆動部材と同軸で回転する従動部材と、
前記従動部材に対し移動可能に保持され、前記駆動部材に係合する駆動伝達部材と、
前記駆動伝達部材と前記駆動部材との係合を解除する為に前記駆動伝達部材に当接する当接部材と、
を有し、前記駆動伝達部材が前記駆動部材に係合した状態であると前記駆動伝達部材を介して前記駆動部材から前記従動部材へ駆動力が伝達され、前記駆動伝達部材と前記駆動部材との係合が解除された状態であると前記駆動部材から前記従動部材への駆動力の伝達が解除される駆動伝達装置において、
前記駆動伝達部材は、前記当接部材が当接する被当接部と、前記被当接部に対して移動可能で前記駆動部材に係合する係合部と、を備え、
前記装置は更に、前記係合部が前記駆動部材に係合し前記被当接部に前記当接部材が当接している時に、前記係合部を前記駆動部材との係合が解除される方向へ付勢する第1付勢手段と、
前記被当接部を付勢する付勢手段であって、前記当接部材が前記被当接部に当接していない状態で、前記被当接部を介して前記係合部を付勢することで、前記係合部を前記駆動部材に係合させる第2付勢手段と、
を有することを特徴とする駆動伝達装置。 - 前記係合部と前記駆動部材との係合が解除されると、前記係合部が前記第1付勢手段の付勢力によって前記駆動部材から離れる方向に移動することを特徴とする請求項1に記載の駆動伝達装置。
- 前記第1付勢手段は前記被当接部と前記係合部との間に作用するよう設けられ、
前記係合部が前記駆動部材に係合した状態で前記被当接部に前記当接部材が当接してから、前記係合部と前記駆動部材との係合が解除されるまでの間、前記係合部は前記第1付勢手段の付勢力に抗して前記被当接部に対して移動することを特徴とする請求項1に記載の駆動伝達装置。 - 前記係合部が前記第1付勢手段の付勢力に抗して前記被当接部に対して所定量以上移動することを規制する規制部を有することを特徴とする請求項3に記載の駆動伝達装置。
- 前記第1付勢手段は、前記係合部と前記従動部材との間に作用し、
前記当接部材が前記被当接部に当接していない状態で、前記第2付勢手段が前記被当接部を介して前記係合部を付勢し、前記第1付勢手段の付勢力に抗して前記係合部を前記駆動部材に係合させることを特徴とする請求項1又は2に記載の駆動伝達装置。 - 前記被当接部及び前記係合部は、前記従動部材上の共通の軸回りに回動可能に前記従動部材に保持されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の駆動伝達装置。
- 前記係合部は、前記被当接部上の第1軸回りに回動可能に保持され、前記被当接部は前記従動部材上の前記第1軸と異なる第2軸回りに回動可能に保持されていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の駆動伝達装置。
- 前記被当接部に前記当接部材が当接してない時よりも前記被当接部に前記当接部材が当接している時の方が、前記係合部の前記駆動部材と当接する係合面と、前記係合面の前記駆動部材との当接点と前記第2軸とを結ぶ線分と、のなす角度が大きいことを特徴とする請求項7に記載の駆動伝達装置。
- 前記係合部と前記駆動部材との係合が解除された状態で、前記従動部材が、前記駆動部材からの駆動力を受けた回転と逆方向に回転することを防止する逆回転防止手段を有することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の駆動伝達装置。
- 請求項1乃至9のいずれか一項に記載の駆動伝達装置を有する画像形成装置。
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