JP6090446B2 - 試料気化ユニット及びガスクロマトグラフ - Google Patents
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Description
本発明は、サンプラにより注入された試料を気化する試料気化室を有し試料気化室で気化された試料を分析カラムへ送り込む試料気化ユニット及びその試料気化ユニットを備えたガスクロマトグラフに関するものである。
一般的に、ガスクロマトグラフには試料を気化して分析カラムへ送り込むための試料気化ユニットが設けられている。試料気化ユニットの一例について説明すると、試料気化ユニットは筐体を有し、その筐体の内部に試料気化室となる空間があり、筐体の上部に試料気化室へ試料を注入するための試料注入口が設けられている。試料気化室の下部は分析カラムへ接続されており、試料気化室の上部からキャリアガスが導入されるようになっている。試料気化室は高温に加熱され、試料気化室に注入された液体試料は熱によって気化し、キャリアガスによって分析カラムへ送り込まれる。
筐体内部の試料気化室にはガラスや石英などからなる円筒状のインサートが収容されており、試料注入口から注入された試料はインサートの内側で気化するようになっている。試料がインサートの内側で気化するようになっているため、試料ガスを試料気化室の金属内壁に接触させることなく分析カラムへ導入することができる。
インサートは試料に直接接触するものであるから、試料の気化残渣等の付着により汚れやすい部品である。そのため、インサートの定期的な交換や洗浄を行なうことができるように、インサートは着脱可能な状態で試料気化室内に収容されている(特許文献1,2参照。)。
一般的に、筐体の上面には試料気化室に通じる開口部が設けられており、その開口部がシールキャップによって封止されている。試料注入口はシールキャップに設けられており、シールキャップはインサートとの間にセプタムやシールリングが挟み込まれた状態で筐体に固定されている。
筐体にシールキャップを取り付けるための構造としては、筐体側に設けられたネジとシールキャップ側に設けられたネジを螺合させてシールキャップを回して締め込む構造が一般的である。しかし、かかる構造では、インサートを交換する際に、シールキャップをスパナなどの工具を使って回す必要があるが、試料注入口の周辺にはキャリアガス導入用の配管等があるため工具を回しにくく、容易な作業ではない。
そこで、本発明は、試料気化室の高い気密性を保持しながらシールキャップの着脱作業を容易に行なうことができるようにすることを目的とするものである。
本発明にかかる試料気化ユニットは、試料気化室をなす内部空間を有し、その内部空間に通じる開口部を上面に有する筐体と、筐体の上部に着脱可能に装着されて内部空間の上面を封止し、内部空間に試料注入用のニードルを上方から挿入させるための試料注入部を有するシールキャップと、筐体の下部に設けられ、分析カラムを接続するカラム接続部と、上端が内部空間に通じ、下端が分析カラムに接続されるように内部空間内に配置された筒状のインサートと、内部空間に接続され前記内部空間にキャリアガスを供給するキャリアガス供給部と、シールキャップを筐体側へ押し付けるシールキャップ固定機構と、を備えている。シールキャップ固定機構は、筐体に固定され水平方向に突出した突起部、水平方向に配置された連結軸によってシールキャップと連結され、連結軸を中心に鉛直平面内で回動する回動レバー、及び回動レバーに設けられ、回動レバーが所定位置にあるときは突起部とは係合せず、回動レバーが所定位置から一方向へ回動することにより突起部の下方に配置されて突起部と係合し、そこから回動レバーの一方向への回動に伴なって突起部に沿って移動するガイドレールを備えている。
本発明の試料気化ユニットにおけるガイドレールは、回動レバーの一方向への回動角が大きくなるにつれて突起部と接する部分と連結軸との距離が短くなる形状に形成されていることが好ましい。そうすれば、回動レバーの一方向への回動角を大きくすることによって突起部と連結軸との距離を短くすることができる。連結軸はシールキャップ側に連結されているため、突起部と連結軸との距離を短くすることでシールキャップを筐体側へ押し付ける力を強くすることができ、開口部のシール性を高めることができる。
上記のようなガイドレールの一例として、連結軸側が凹形状の湾曲形状を有するものが挙げられる。
ガイドレールは、所定位置から一方向へ回動レバーが回動するときに突起部から受ける応力によって弾性変形を生じるようになっていることが好ましい。そうすれば、回動レバーの素材の弾性力によってシールキャップを筐体側へ押し付けることができるので、シールキャップと筐体との間のシール性が向上する。
ガイドレールが弾性変形を生じる構造の一例は、ガイドレールが一方向の両端でのみ回動レバーに支持され、両端以外の部分が回動レバーに固定されていないバネ構造である。
筐体の内部空間に通じる開口部の縁は筐体の上面から上方へリング状に突出しており、突起部は縁の側面から水平方向に突出していてもよい。この場合、シールキャップは開口部の縁に対して固定することとなるため、シールキャップ及びシールキャップ固定機構の小型化を図ることができる。
シールキャップは開口部の近傍に配置されたインサートの上端を封止するシール部を有し、シールキャップとインサートの上端との間に弾性を有するリング状のシール部材が配置されていてもよい。試料の気化はインサートの内側で発生するため、シールキャップでシール部材を押し潰してインサートの上端を封止することで、インサートの内側の気密性を高めることができる。
本発明にかかるガスクロマトグラフは、本発明の試料気化ユニットと、試料気化ユニットのカラム接続部に接続され、試料気化ユニットに注入された試料の分離を行なう分析カラムと、分析カラムで分離された試料を検出する検出器と、を備えたものである。
本発明の試料気化ユニットは、シールキャップ固定機構として回動レバーを備え、回動レバーに、回動レバーが所定位置にあるときは筐体側の突起部とは係合せず、回動レバーが所定位置から一方向へ回動したときに突起部の下方に配置されて突起部と係合し、突起部に沿って移動するガイドレールが設けられているので、回動レバーの回動のみでシールキャップの固定とその解除を行なうことができる。これにより、特別の道具を用いることなく容易にシールキャップの着脱を行なうことができ、インサート交換の作業効率が向上する。
本発明のガスクロマトグラフは本発明の試料気化ユニットを備えているので、試料気化ユニットのインサートの着脱作業が容易になり、メンテナンス作業の効率が向上する。
ガスクロマトグラフの一実施例について図1を用いて説明する。
ガスクロマトグラフは、試料気化ユニット2、分析カラム8、検出器10及びカラムオーブン12を備えている。分析カラム8の一端は試料気化ユニット2の下端のカラム接続部18に接続され、他端は検出器10に接続されている。分析カラム8はカラムオーブン12内に収容されており、試料気化ユニット2と検出器10はカラムオーブン12の上部に取り付けられている。
試料気化ユニット2は、筐体6の内部に円柱状の試料気化室6aが設けられている。試料気化室6aの周囲にヒータ16が設けられている。試料気化室6aの内面は金属で構成されており、ヒータ16の熱によって試料気化室6aの内側が高温に加熱されるようになっている。筐体6の上面に試料気化室6aに通じる開口部7が設けられており、その開口部7がシールキャップ4によって封止されている。シールキャップ4は、上面に試料注入用ニードルを挿入させるための試料注入口22を備えている。また、シールキャップ4の側面に試料気化室6内で気化した試料ガスを分析カラム8へ送り込むためのキャリアガスを供給する配管14が接続されている。
試料は試料注入口22を介して試料気化室6a内に挿入されたニードルから注入される。シールキャップ4を介して試料気化室6a内に注入された液体試料は高温に加熱された試料気化室6a内で気化し、気化した試料ガスがキャリアガスによって分析カラム8へ導入される。分析カラム8で試料ガスが分離され、検出器10において分離成分ごとに検出される。
図2は試料気化ユニット2の斜視図である。
試料気化ユニット2の筐体6は角柱形状を有する部材であり、内部に試料気化室6aが設けられている。筐体6の側面に水平方向へ突出したオーブン固定部20が設けられており、筐体6をボルトとナットによりカラムオーブン12の壁面に固定するようになっている。筐体6のオーブン固定部20よりも下方の部分はカラムオーブン12内に収容され、その下端に分析カラム8の一端を接続するためのカラム接続部18が設けられている。なお、筐体6の形状は角柱形状に限らず、円柱形状その他の形状であってもよい。
試料気化室6aは筐体6の上面から下端のカラム接続部18まで通じる断面円形の穴として設けられており、その試料気化室6a内に石英ガラスなどからなる円筒状のインサート40が収容されている。試料気化室6aに通じる筐体6の上面の開口部7がシールキャップ4により封止されている。
シールキャップ4は、シールキャップ本体4a、試料注入部4b及び回動レバー4cを備えている。シールキャップ本体4aは平面形状が円形の部材である。シールキャップ本体4aの上部に試料注入部4bが取り付けられており、試料注入部4bの上面に、試料を試料注入用のニードルを試料気化室6aに対して鉛直下向きに挿入させる試料注入口22が設けられている。試料注入口22はインサート40の上端部までニードルを導く孔として設けられているが、その孔の途中が天然ゴムやシリコーンゴムなどの弾性材料からなるセプタムによって塞がれている。セプタムは試料注入用のニードルを気密を保ちながら貫通させ、ニードルを引き抜いた後はその弾力性によってニードルによる貫通孔を閉じて試料気化室6a内の気密を保つものである。
シールキャップ本体4aの側面に配管14が接続されている。配管14の先端に配管接続部15が設けられており、配管接続部15にキャリアガス供給用の配管が接続される。シールキャップ本体4aの内部には配管14を介して供給されたキャリアガスを試料気化室6aへ導く流路が設けられている。
回動レバー4cはシールキャップ本体4aの側面を両側から挟み込むように互いに対向する部分を有し、それらの部分にそれぞれ穴30が設けられている。シールキャップ本体4aの側面には互いに反対方向に延びる2つの連結軸29が設けられている。回動レバー4cの穴30にそれぞれ連結軸29が嵌め込まれており、回動レバー4cは連結軸29によって軸支されている。これにより、回動レバー4cは連結軸29を中心に鉛直平面内において回動するように、回動レバー4cがシールキャップ本体4aに取り付けられている。
筐体6に対するシールキャップ4の着脱構造について図3及び図4を用いて説明する。
開口部7の縁7aは筐体6の上面から上方へ円筒に突起しており、その縁7aにシールキャップ4が被せられることで開口部7が封止される。シールキャップ4が筐体に取り付けられる際、リング状の弾性部材であるシールリング37が開口部7内においてインサート40の上端に接するように配置される。シールキャップ本体4aの下部に開口部7内に配置されたシールリング37と接するシール部24が設けられている。シールキャップ4が筐体6に固定される際にシールキャップ本体4a下部のシール部24がシールリング37を押圧することで、試料気化室6aの上面がシールキャップ4により封止される。
開口部7の縁7aの側面には、互いに反対側に位置する2箇所の位置に水平方向へ延びる円柱状の突起部36が設けられている。突起部36はシールキャップ本体4aの側面よりも外側へ突出している。シールキャップ本体4aには、連結軸29の下方に下向きに開口した窪み25が設けられている。窪み25に突起部36が入り込むことで筐体6に対するシールキャップ4の回転方向の位置決めがなされる。
突起部36はシールキャップ4を筐体6に固定するためのシールキャップ固定機構の一部をなすものである。シールキャップ4の回動レバー4cには、突起部36と係合させるためのガイドレール27(図5参照)が設けられており、ガイドレール27を突起部36と係合させることでシールキャップ4を筐体6に固定するようになっている。回動レバー4cを鉛直上向きの状態(図3及び図4の状態)にすると、ガイドレール27と突起部36の係合が解除され、シールキャップ4を筐体6から取り外すことができる状態となる。このときの回動レバー4cの位置を「解除位置」と定義する。シールキャップ4を開口部7の縁7aに被せた状態で回動レバー4を解除位置から回動させて倒していくと、ガイドレール27が突起部36と係合しシールキャップ4が筐体6に固定される。
シールキャップ4を筐体6に固定するためのシールキャップ固定機構について図5、図6A及び図6Bを用いて説明する。図5はシールキャップ4の分解斜視図、図6Aはシールキャップ4の固定を解除しているシールキャップ固定機構の状態を示す概念図、図6Bはシールキャップ4を固定しているシールキャップ固定機構の状態を示す概念図である。
図5に示されているように、回動レバー4cはシールキャップ本体4aの両側に挟み込むように設けられた2つの回動部26と、それら2つの回動部26を連結する連結バー28により構成されている。回動部26及び連結バー28はともに例えばステンレスなどの金属により構成されている。2つの回動部26に連結軸29の一端を嵌め込む穴30が設けられており、回動部26は連結軸29の軸芯を中心に鉛直平面内において回動するようになっている。
開口部7の縁7aに設けられた突起部36(図3及び図4参照)はシールキャップ本体4aの窪み25を通して回動部26側へ突起している。回動部26の内側(シールキャップ本体4aの側面側)に設けられ、突起部36と係合させるためのガイドレール27は、連結軸29側が凹形状となるように湾曲している。ガイドレール27は回動レバー4cの回動に伴なって突起部36を摺動させる面を備えている。
ガイドレール27は、図6Aに示されているように、回動部26(回動レバー4c)が解除状態から少しだけ回動したときに突起部36と接する部分をP1、回動部26がされに回動して完全に倒された状態になったときに突起部36と接する部分をP2とすると、連結軸29とP1との間の距離L1よりも連結軸29とP2との間の距離L2のほうが短くなるように湾曲した形状に形成されている。これにより、ガイドレール27に沿って摺動する突起部36と連結軸29との間の距離は、回動レバー4cの位置(回動角)によって変化する。
突起部36は筐体6側に固定されているため、回動レバー4cの回動に応じて連結軸29の位置(高さ)が変化することとなる。連結軸29はシールキャップ本体4aと連結されているため、連結軸29の変位に伴なってシールキャップ本体4aが変位する。図6Aに示されているように、回動レバー4cが解除状態となっているときはシールキャップ本体4aの下部のシール部24がインサート40上のシールリング37と当接しているだけであるが、図6Bに示されているように、回動レバー4cを倒すとシールキャップ本体4aが下降し、シール部24がシールリング37を押圧した状態でシールキャップ本体4aとインサート40との間を強く封止する。
この実施例では、図5に示されているように、回動部26のガイドレール27の直上にガイドレール27の形状に沿った開口32が設けられており、ガイドレール27に強い応力がかかったときにガイドレール27が僅かに弾性変形するようになっている。これにより、回動レバー4cが倒されてシールキャップ4が筐体6に固定されたときに、回動部26のガイドレール27の形成されている部分が僅かに弾性変形し、その弾性力によって連結軸29が下向きに付勢される。これにより、シールキャップ4を筐体6に固定している間は常にシールキャップ本体4cに対して下向きの力が作用し、シールキャップ本体4aとインサート40との間のシール性が維持される。
上記の実施例では示されていないが、試料気化ユニット2は、試料気化室6a内に供給された試料の一部のみを配管14を介して供給されたキャリアガスにより分析カラム8へ導入し、残部をキャリアガスにより外部へ排気するためのスプリット出口を備えていてもよい。また、試料気化室6a内の分析に悪影響を与える物質を外部へ排出するためのパージ出口を備えていてもよい。
2 試料気化ユニット
4 シールキャップ
4a シールキャップ本体
4b 試料注入部
4c 回動レバー
6 筐体
6a 試料気化室
7 開口部
7a 開口部の縁
8 分析カラム
10 検出器
12 カラムオーブン
14 キャリアガス供給用配管
15 配管接続部
16 ヒータ
18 カラム接続部
20 筐体固定部
22 試料注入口
24 シール部
25 窪み
26 回動部
27 ガイドレール
28 連結バー
29 連結軸
30 穴
32 開口
36 突起部
37 シールリング
40 インサート
4 シールキャップ
4a シールキャップ本体
4b 試料注入部
4c 回動レバー
6 筐体
6a 試料気化室
7 開口部
7a 開口部の縁
8 分析カラム
10 検出器
12 カラムオーブン
14 キャリアガス供給用配管
15 配管接続部
16 ヒータ
18 カラム接続部
20 筐体固定部
22 試料注入口
24 シール部
25 窪み
26 回動部
27 ガイドレール
28 連結バー
29 連結軸
30 穴
32 開口
36 突起部
37 シールリング
40 インサート
Claims (8)
- 試料気化室をなす内部空間を有し、その内部空間に通じる開口部を上面に有する筐体と、
前記筐体の上部に着脱可能に装着されて前記内部空間の上面を封止し、前記内部空間に試料注入用のニードルを上方から挿入させるための試料注入部を有するシールキャップと、
前記筐体の下部に設けられ、分析カラムを接続するカラム接続部と、
上端が前記内部空間に通じ、下端が前記分析カラムに接続されるように前記内部空間内に配置された筒状のインサートと、
前記内部空間に接続され前記内部空間にキャリアガスを供給するキャリアガス供給部と、
前記シールキャップを前記筐体側へ押し付けるシールキャップ固定機構と、を備え、
前記シールキャップ固定機構は、前記筐体に固定され水平方向に突出した突起部、水平方向に配置された連結軸によって前記シールキャップと連結され、前記連結軸を中心に鉛直平面内で回動する回動レバー、及び前記回動レバーに設けられ、前記回動レバーが所定位置にあるときは前記突起部とは係合せず、前記回動レバーが前記所定位置から一方向へ回動することにより前記突起部の下方に配置されて前記突起部と係合し、そこから前記回動レバーの前記一方向への回動に伴なって前記突起部に沿って移動するガイドレールを備えている試料気化ユニット。 - 前記ガイドレールは、前記回動レバーの前記一方向への回動角が大きくなるにつれて前記突起部と接する部分と前記連結軸との距離が短くなる形状に形成されている請求項1に記載の試料気化ユニット。
- 前記ガイドレールは前記連結軸側が凹形状の湾曲形状を有する請求項2に記載の試料気化ユニット。
- 前記ガイドレールは、前記所定位置から前記一方向へ前記回動レバーが回動するときに前記突起部から受ける応力によって弾性変形を生じる構造になっている請求項2又は3に記載の試料気化ユニット。
- 前記ガイドレールは前記一方向の両端でのみ前記回動レバーに支持され、両端以外の部分が前記回動レバーに固定されていないバネ構造となっている請求項4に記載の試料気化ユニット。
- 前記開口部の縁は前記筐体の上面から上方へリング状に突出しており、
前記突起部は前記縁の側面から水平方向に突出している請求項1から5のいずれか一項に記載の試料気化ユニット。 - 前記シールキャップは前記開口部の近傍に配置された前記インサートの上端を封止するシール部を有し、
前記シールキャップと前記インサートの上端との間に弾性を有するリング状のシール部材が配置されている請求項1から6のいずれか一項に記載の試料気化ユニット。 - 請求項1から7のいずれか一項に記載の試料気化ユニットと、
前記試料気化ユニットのカラム接続部に接続され、前記試料気化ユニットに注入された試料の分離を行なう分析カラムと、
前記分析カラムで分離された試料を検出する検出器と、を備えたガスクロマトグラフ。
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