JP6090404B2 - 機器連携システム、画像形成装置、サービス提供方法 - Google Patents
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Description
前記第一の画像形成装置は、画像データを取得する取得手段と、前記画像データをFAX送信する際の出力条件を受け付ける出力条件受付手段と、前記第一の画像形成装置、及び第二の画像形成装置がFAX送信可能な出力可能量の記憶手段と、前記出力条件受付手段が受け付けた前記出力条件と前記出力可能量とに基づき、前記出力条件によるFAX送信が可能か否かを判定する出力可否判定手段と、前記出力可否判定手段による判定に基づきFAX送信としての出力数を前記第一、第二の画像形成装置に割り当てる割り当て数決定手段と、前記画像データを前記割り当て数決定手段で決定した前記第二の画像形成装置に送信する第一の通信手段と、前記第一の画像形成装置、及び前記第二の画像形成装置が出力した出力数に応じて前記出力可能量を更新する出力可能量更新手段と、を有し、
前記第二の画像形成装置は、前記画像データ及び割り当てられた出力数を受信すると共に、前記画像データのFAX送信結果を前記第一の画像形成装置に送信する第二の通信手段を有することを特徴とする。
図3は、本実施形態の機器連携システム200の概略を説明する図の一例である。MFP(Multifunction Peripheral)1とMFP2(以下、区別しない場合、MFP100という)は連携して1つのジョブを実行することができる。このように複数の機器が互いに機能を提供するシステムを機器連携システム200と称す。また、2台以上のMFPが連携して実行するジョブを機器連携ジョブという。また、片面分の画像データを1ページ、片面印刷か両面印刷かに関係なく用紙などのシート材の最小単位を1枚という。
機器連携について説明する。機器連携とは、一方のMFPが他方のMFPの機能を利用する全ての態様を含む。すなわち必ずしも、ジョブが実行されることやアプリケーションが動作しなくても機器連携と称す。しかし、MFP1,2はアプリケーション毎に動作することが多いため、アプリケーションを例に説明する。説明のためユーザQが操作する機器をMFP1とする。
(1)ユーザQはMFP1を操作して、上述したアプリのいずれかを選択し、ユーザ情報を入力し、また、機器連携ジョブの実行条件を設定する。
(2)アプリは、ジョブ管理モジュールに実行条件から生成したジョブ情報を通知する。機器連携ジョブは、ジョブ管理モジュールによって実行が制御される。
(3)ユーザQが原稿をセットしてスタートボタンを押下すると、ジョブ管理モジュールがエンジン管理モジュールを制御して、原稿をスキャンして画像データを生成する。
(4)画像データの生成により印刷されるページ数が分かるので、ジョブ管理モジュールは利用制限情報と比較して、印刷が制限されるか否かを判定する。この判定により、機器連携ジョブにおいても利用量を制限することができる。
(5)印刷が制限されない場合、ジョブ管理モジュールはMFP2から機器管理情報を取得する。
(6)ジョブ管理モジュール17はMFP2が印刷するページ数である割り当てページ数を決定する。
(7)MFP1のジョブ管理モジュールは、割り当てページ数が登録されたジョブ情報及び画像データをMFP2に送信する。
(8)MFP1とMFP2のジョブ管理モジュールがエンジン管理モジュールを制御して、印刷する。
図6は、機器連携システム200の構成図の一例である。LAN1とLAN2により1つのWANが形成されている。LAN1とLAN2は不図示のL3スイッチ又はルータにより接続されている。なお、LANの数は1つでも3つ以上でも機器連携は可能である。MFP1〜4間、サーバ1,2間及びMFP1〜4とサーバ300(以下、区別する場合サーバ1,2という)間の通信は、有線接続か無線接続は問わない。
・LAN1の任意の二台以上のMFPが1つの機器連携ジョブを実行する
・LAN1の任意の一台以上のMFPと、LAN2のMFP4が1つの機器連携ジョブを実行する
なお、この他、サーバ1,2を利用して機器連携することもできる。
図9は利用制限情報20の一例を示す図である。上記のように、利用制限情報20には、ユーザ情報が含まれている。ユーザ情報には、「ユーザ名」「ユーザID」「ログイン名」「パスワード」が登録されている。「ユーザ名」はユーザQが識別しやすい氏名や通称などであり、「ユーザID」は少なくとも連携機器システム内で一意性が保証された1つ以上の数字、記号、若しくはアルファベット又はこれらの組み合わせである。「ログイン名」はMFPにログインするためのコンピュータ処理が容易な半角英数の識別名である。「パスワード」は、MFPがユーザQを認証するための1つ以上の数字、記号、若しくはアルファベット又はこれらの組み合わせである。
図10は機器管理情報21の一例を示す図である。機器管理情報21には、自機のMFPが有する機能が登録されている。例えば、「スキャン」の機能として、読み取り可能なカラー(カラー、白黒、2色又は単色)が、読み取りに対応した原稿種類(文字、写真又は文字・写真)、読み取り時に設定可能な解像度(100〜600dpi)が登録されている。
図11は、MFP1とMFP2が機器連携する際のブロック間の関係を説明する図の一例である。図11において図10と同一部には同一の符号を付しその説明は省略する。なお、オプショントレイ24、26は追加して装着可能な用紙トレイであり、フィニッシャ25はステイプル、パンチ、ソート、製本等を行う装置である。
通信管理モジュール15は、起動が確認されている他のMFPやサーバの通信可能機器一覧を有している。通信可能機器一覧を取得するには例えば、以下の2つの方法がある。
MFP1は例えば、起動時に同報的に、機器連携が可能なMFPにIPアドレスを通知するよう要求するブロードキャストパケットを送信する。送信アドレスを全て"1"とするブロードキャストパケットは、LAN1内の全ての機器に機器連携が可能か否かを問い合わせることができる。
ユーザQがMFP1を操作して機器連携ジョブを実行する場合、MFP1にログインする。このため、コピーアプリ11は認証モジュール18に認証要求を送出する。認証要求には、ユーザQが入力したユーザ名とパスワードが含まれている。認証モジュール18は認証が成立したか否かの認証結果をコピーアプリ11と通信管理モジュール15に送出する。
図13(a)〜(d)は表示部170に表示される機器連携ジョブのメニューの一例である。例えば、ユーザQが機器連携ジョブによりコピーする場合、ユーザQは操作パネル130のコピーボタンを押下し、また、機器連携ジョブの設定画面を呼び出す。
カウンタ管理モジュール19は、予め定められた方法で利用量をカウントする。以下のカウント方法は一例に過ぎず、カウント方法は機器によって異なる場合がある。
(1) コピーアプリ、プリンタアプリ
(i) カラー印刷と白黒印刷とを別々にカウントする
(ii) 片面への印刷を1ページとカウントする。
(2) FAXアプリ(管理者により設定された以下のいずれかを採用する)
(i) 送信時のページ数をカウントする。(FAXではカラー印刷は少なく、また、A3以上のサイズのFAXもまれなため)
(ii) 送信ページ数に関係なく1つの宛先を1つとカウントする。
図10のコピーアプリ11はジョブの実行条件の設定を受け付けると、ジョブ実行要求をジョブ管理モジュール17に送出する。ジョブ管理モジュールは実行条件からジョブ情報を生成する。
図15(a)は、比較のために示したMFP1のみが印刷するコピーアプリ11のジョブの一例である。コピーアプリの入力の担当機器はMFP1、編集の担当機器はMFP2であり、出力(印刷)の担当機器はMFP1である。
1.まず、ジョブ管理モジュール17は、自機のスキャナエンジンの利用要求をリソース管理モジュール14に送出する。リソース管理モジュール14はスキャナエンジンの例えば使用フラグが使用中でないことを確認して、スキャナエンジンを確保する。次に、リソース管理モジュール14はジョブ管理モジュール17から読み取り条件(両面読み取り、原稿種類(文字)、300dpi、白黒)を取得してスキャナエンジンに設定し原稿を読み取る。リソース管理モジュール14はADFから原稿がなくなったことセンサなどで検出して読み取りの完了をジョブ管理モジュール17に通知する。生成された原稿の画像データは、HDD105に記憶される。
・利用可能量を上限に印刷する(利用可能量の範囲で印刷ページ数を振り分ける)
・1ページも印刷することなく機器連携ジョブを中止する。
図15(d)はFAXアプリの機器連携ジョブのジョブ情報の一例を示す。図15(d)では、入力の担当機器はMFP1、編集の担当機器はMFP1であり、出力(FAX送信)の担当機器はMFP1とMFP2である。このようにMFP1とMFP2にFAX送信を振り分けるには、スキャナアプリの不図示の「送信設定」においてユーザQが、コピーアプリの部数に相当する宛先(FAX番号)を複数個、設定する。
・利用可能量を上限にFAX送信する
・FAX送信することなく機器連携ジョブを中止する。
図16は、MFP1がMFP2に利用量を割り当てる手順を示すシーケンス図の一例である。ここではコピーアプリ11を例に説明する。
50×2(両面)÷4=25ページ
よって、5部の場合は、
25ページ×5部=125ページ となる。
a)印刷速度に基づく割り当てページ数の決定
割り当て数決定部31は、印刷完了までの時間が最も早くなるようにMFP2に割り当てるページ数を決定する。印刷完了までの時間が最も早くなるのは、MFP1と2がほぼ同時に印刷を完了させる場合であるので、次式からMFP2の割り当てページ数を決定することができる。MFP1の印刷速度をn1〔枚/分〕、MFP2の印刷速度をn2〔枚/分〕、トータルのページ数をNとする。また、端数は切り上げる。
MFP2の割り当てページ数 = N×{n2/(n1+n2)}
なお、一部の印刷ではN=ページ数(上記の25ページ)とすればよい。複数部数の場合は、N=部数(上記の5部)として、連携するMFPの数で割り、端数は印刷速度の高い方が切り上げとすれば、部数単位で割り当てることができる。すなわち、5÷2=2.5なので、MFP1に二部、MFP2に三部を割り当てる(MFP2の方が印刷速度が速い場合)。
MFP2の割り当てページ数÷25ページ の商と余り
MFP1の割り当てページ数÷25ページ の商と余り
をそれぞれ算出し、MFP2は商の部数と、余りのページ数(例えば、ページ番号の若い方)を印刷し、MFP1は商の部数と余りのページ数(例えば、ページ番号の古い方)を印刷する。
MFP1の割り当てページ数 = N×{n1/(n1+n2+n3)}
MFP2の割り当てページ数 = N×{n2/(n1+n2+n3)}
MFP3の割り当てページ数 = N×{n3/(n1+n2+n3)}
b)消費電力に基づく割り当てページ数の決定
MFP1とMFP2で印刷時の消費電力が異なる場合、全てのページの印刷を消費電力の少ない方のMFPで行うことで最も少ない消費電力でジョブを実行できる。この場合、印刷を振り分けることができないので印刷時間が長くなってしまう。しかし、例えば、部数単位でカラーと白黒を切り換える場合、カラーが指定された部数の印刷はカラーの消費電力が安いMFPで、白黒が指定された部数は印刷は白黒の消費電力が安いMFPで、それぞれ印刷することで消費電力を最小化できる。例えば、MFP1のカラーの消費電力が40W・h、白黒の消費電力が10W・h、MFP2のカラーの消費電力が30W・h、白黒の消費電力が13W・hの場合、割り当て数決定部31はカラーが指定された部数はMFP2に割り当て、白黒が指定された部数はMFP1に割り当てる。
MFP1の印刷速度 = n1{w1/(w1+w2)}
MFP2の印刷速度 = n2{w2/(w1+w2)}
c)均等割り当てよる割り当てページ数の決定
均等に割り当てる場合、MFP1がMFP2の機器情報を取得する必要がなく、トータルのページ数をMFPの数で割ればよい。
MFP1がMFP2に印刷を要求した後、MFP2が割り当てページ数の印刷を完了させる前にエラーを生じる場合がある。例えば、MFP2が印刷中に、用紙切れ、トナー切れ、が生じた場合、用紙ジャムが生じた場合、等である。また、電圧降下やノイズ等によりシステムエラーが生じる場合もある。このような場合、MFP2が復旧してから印刷を再開するよりも、MFP1が印刷を引き継いだ方がジョブの実行時間が短くなる。
<MFP1がジョブ実行エラーを生じた場合>
MFP1においてエラーを生じる場合もある。例えば、MFP1が印刷中に、用紙切れ、トナー切れ、が生じた場合、用紙ジャムが生じた場合、等である。また、電圧降下やノイズ等によりシステムエラーが生じる場合もある。このような場合、MFP1が復旧してから印刷を再開するよりも、MFP2が印刷を引き継いだ方がジョブの実行時間が短くなる。
MFP1,2が大量の用紙を出力するようなジョブの実行中に、同じユーザQが別のMFP1と機器連携したMFP(例えばMFP3、4)を操作してプリントを行うなどして利用可能量が減少する場合があり得る。利用可能量の減少により、MFP1,2が上限利用量を超えて用紙を出力してしまう。このような不都合を防止するには、MFP1が1枚毎に利用可能量がゼロでないことを確認して、MFP2に印刷を依頼することが有効になる。
・同一ユーザのログイン中は、複数の機器連携ジョブを受け付けない。
・スタートボタンが押下された時、ジョブ管理モジュール17は機器連携ジョブを1つずつ順番に実行する。
図16では、MFP2の実行結果に基づく、利用量の更新をMFP1がジョブの実行終了時に行っている。この方法では、MFP2が出力した利用量の更新が遅れ、上記のジョブの並行的な実行が困難になる場合がある。そこで、MFP2の割り当てページ数をMFPの印刷開始前に利用可能量から減じておくことが有効になる。
12 プリンタアプリ
13 FAXアプリ
14 リソース管理モジュール
15 通信管理モジュール
16 エンジン管理モジュール
17 ジョブ管理モジュール
18 認証モジュール
19 カウンタ管理モジュール
20 利用制限情報
21 機器管理情報
23 通信可能機器一覧
31 割り当て数決定部
32 利用量判定部
100 MFP
200 機器連携システム
300 サーバ
Claims (19)
- ネットワークを介して接続された第一の画像形成装置、及び第二の画像形成装置が各機能を分担して提供する機器連携システムであって、
前記第一の画像形成装置は、
画像データを取得する取得手段と、
前記画像データをFAX送信する際の出力条件を受け付ける出力条件受付手段と、
前記第一の画像形成装置、及び第二の画像形成装置がFAX送信可能な出力可能量の記憶手段と、
前記出力条件受付手段が受け付けた前記出力条件と前記出力可能量とに基づき、前記出力条件によるFAX送信が可能か否かを判定する出力可否判定手段と、
前記出力可否判定手段による判定に基づきFAX送信としての出力数を前記第一、第二の画像形成装置に割り当てる割り当て数決定手段と、
前記画像データを前記割り当て数決定手段で決定した前記第二の画像形成装置に送信する第一の通信手段と、
前記第一の画像形成装置、及び前記第二の画像形成装置が出力した出力数に応じて前記出力可能量を更新する出力可能量更新手段と、を有し、
前記第二の画像形成装置は、
前記画像データ及び割り当てられた出力数を受信すると共に、前記画像データのFAX送信結果を前記第一の画像形成装置に送信する第二の通信手段を有することを特徴とする機器連携システム。 - 前記第二の画像形成装置は一台以上であり、
前記第一の画像形成装置及び一台以上の前記第二の画像形成装置は、それぞれ印刷速度情報を記憶しており、
前記割り当て数決定手段は、前記第一の画像形成装置及び一台以上の前記第二の画像形成装置の印刷時間の差が最小になるように、前記第一の画像形成装置が出力する第一の出力数及び前記第二の画像形成装置が出力する第二の出力数を決定する、ことを特徴とする請求項1記載の機器連携システム。 - 前記第一の画像形成装置及び一台以上の前記第二の画像形成装置は、それぞれ消費電力情報を記憶しており、
前記割り当て数決定手段は、前記第一の画像形成装置と一台以上の前記第二の画像形成装置の前記消費電力情報で重み付けされた前記印刷速度情報を用いて、前記第一の画像形成装置と一台以上の前記第二の画像形成装置の印刷時間の差が最小になるように、前記第一の出力数及び一台以上の前記第二の画像形成装置の前記第二の出力数を決定する、ことを特徴とする請求項2記載の機器連携システム。 - 前記第一の画像形成装置及び前記第二の画像形成装置は、それぞれカラー印刷及び白黒印刷それぞれの前記消費電力情報を記憶しており、
前記割り当て数決定手段は、前記出力条件に含まれるカラー印刷の出力数を、前記第一の画像形成装置と前記第二の画像形成装置のうちカラー印刷の前記消費電力情報が小さい方に割り当て、白黒印刷の出力数を、前記第一の画像形成装置と前記第二の画像形成装置のうち白黒印刷の前記消費電力情報が小さい方に割り当てる、ことを特徴とする請求項3記載の機器連携システム。 - 前記割り当て数決定手段は、前記第一の出力数及び一台以上の前記第二の画像形成装置の前記第二の出力数が均等になるように、前記第一の出力数及び前記第二の出力数を決定する、ことを特徴とする請求項2記載の機器連携システム。
- 前記第二の画像形成装置が前記第二の出力数の出力物を出力するまでに出力を継続できないというエラーを検出した場合、
前記第一の画像形成装置は前記第二の出力数のうち出力されていない出力数の出力物を、前記第一の出力数に加えて出力する、ことを特徴とする請求項2〜5のいずれか1項に記載の機器連携システム。 - 前記第一の画像形成装置が前記第一の出力数の出力物を出力するまでに出力を継続できないというエラーを検出した場合、
前記第二の画像形成装置は前記第一の出力数のうち出力されていない出力数の出力物を、前記第二の出力数に加えて出力する、ことを特徴とする請求項2〜5のいずれか1項に記載の機器連携システム。 - 前記第一の通信手段は、前記第二の出力数を最小の出力単位ずつ前記第二の画像形成装置に出力要求し、
前記第二の画像形成装置から出力の実行結果を取得する毎に、前記出力可否判定手段は前記出力可能量がゼロか否かを判定し、
前記出力可能量がゼロでない場合に、前記第一の通信手段は、前記第二の出力数を最小の出力単位ずつ前記第二の画像形成装置に出力要求する、
ことを特徴とする請求項2記載の機器連携システム。 - 前記出力条件受付手段は、前記出力条件を受け付けた後、前記第二の画像形成装置が前記第二の出力数の出力が完了するまで、前記第一の画像形成装置が別の出力条件を受け付けることを禁止するか、又は、
前記出力条件受付手段が、前記出力条件を受け付けた後、前記第二の画像形成装置が前記第二の出力数の出力が完了するまでに、前記第一の画像形成装置が別の出力条件を受け付けた場合、前記第一の画像形成装置は前記第二の画像形成装置が前記第二の出力数の出力を完了した後に、出力を開始する、ことを特徴とする請求項2〜7のいずれか1項に記載の機器連携システム。 - 前記出力可能量更新手段は、前記割り当て数決定手段が前記第一の出力数及び一台以上の前記第二の画像形成装置の前記第二の出力数を決定した後、前記第二の画像形成装置が出力したか否かに関係なく、前記第二の出力数を前記出力可能量から減じる、
ことを特徴とする請求項2〜7のいずれか1項に記載の機器連携システム。 - 前記出力条件受付手段は、予め記憶するリストに登録された前記第二の画像形成装置から、出力可能状態に復帰するまでの消費電力を取得し、前記第二の画像形成装置の識別情報と共に表示する、ことを特徴とする請求項2〜10のいずれか1項に記載の機器連携システム。
- 前記出力数及び前記出力可能量はFAX送信時のページ数又は宛先数であることを特徴とする請求項1に記載の機器連携システム。
- 前記宛先数が複数ある場合、前記割り当て数決定手段は送信を担当する画像形成装置ごとに宛先を決定することを特徴とする請求項12に記載の機器連携システム。
- 前記第二の画像形成装置の前記FAX送信結果の送信は、
前記第二の画像形成装置でFAX送信したページ数、又はFAX送信未完了の通知であることを特徴とする請求項1又は12に記載の機器連携システム。 - 前記出力可否判定手段が、前記宛先数が前記出力可能量以下であると判定した場合、
前記割り当て数決定手段は、FAX送信の宛先毎に、前記第一の画像形成装置に割り当てる宛先及び一台以上の前記第二の画像形成装置に割り当てる宛先を決定する、
ことを特徴とする請求項12又は13に記載の機器連携システム。 - 前記取得手段は、原稿を撮像して前記画像データを取得するスキャナ装置、又は、端末から前記画像データを取得するデータ通信装置である、ことを特徴とする請求項1〜15のいずれか1項に記載の機器連携システム。
- 前記第一の画像形成装置及び一台以上の前記第二の画像形成装置は、記録媒体に画像を形成する印刷装置、又は、電話回線若しくはIPネットワークを介して前記画像データを送信するFAX送信装置を有する、ことを特徴とする請求項16に記載の機器連携システム。
- 画像データ及び割り当てられた出力数を受信して、前記画像データのFAX送信結果を画像形成装置に送信する第二の画像形成装置とネットワークを介して接続された画像形成装置であって、
画像データを取得する取得手段と、
前記画像形成装置と前記第二の画像形成装置の前記画像データをFAX送信する際の出力条件を受け付ける出力条件受付手段と、
前記画像形成装置及び第二の画像形成装置がFAX送信可能な出力可能量の記憶手段と、
前記出力条件受付手段が受け付けた前記出力条件と前記出力可能量とに基づき、前記出力条件によるFAX送信が可能か否かを判定する出力可否判定手段と、
前記出力可否判定手段による判定に基づき出力数を前記画像形成装置と前記第二の画像形成装置に割り当てる割り当て数決定手段と、
前記画像データを前記割り当て数決定手段で決定した前記第二の画像形成装置に送信する通信手段と、
前記画像形成装置と前記第二の画像形成装置が出力した出力数に応じて前記出力可能量を更新する出力可能量更新手段と、を有することを特徴とする画像形成装置。 - 画像データ及び割り当てられた出力数を受信して、前記画像データのFAX送信結果を画像形成装置に送信する第二の画像形成装置とネットワークを介して接続された画像形成装置が行う機能提供方法であって、
取得手段が、画像データを取得する取得ステップと、
出力条件受付手段が、前記画像データをFAX送信する際の出力条件を受け付ける出力条件受付ステップと、
出力可否判定手段が、前記出力条件受付ステップが受け付けられた前記出力条件と、記憶手段に記憶されている前記画像形成装置と前記第二の画像形成装置がFAX送信可能な出力可能量とに基づき、前記出力条件によるFAX送信が可能か否かを判定する出力可否判定ステップと、
割り当て数決定手段が、前記出力可否判定ステップによる判定に基づき出力数を前記画像形成装置と前記第二の画像形成装置に割り当てる割り当て数決定ステップと、
通信手段が、前記画像データを前記割り当て数決定ステップで決定された前記第二の画像形成装置に送信する通信ステップと、
出力可能量更新手段が、前記画像形成装置と前記第二の画像形成装置が出力した出力数に応じて前記出力可能量を更新する出力可能量更新ステップと、を有することを特徴とする機能提供方法。
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