JP2010272960A - 画像処理システム、画像処理装置、画像形成装置、画像処理方法及び画像処理プログラム - Google Patents

画像処理システム、画像処理装置、画像形成装置、画像処理方法及び画像処理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】実行されたワークフローのログ情報の閲覧を容易化すると共に、ワークフローが正確に実行されたか否かをより詳細に確認可能とすること。
【解決手段】画像情報をワークフローに従って処理する画像形成装置1であって、画像情報を取得する情報取得部161と、ワークフローを実行して画像情報を出力するフロー実行処理部163と、履歴情報を記憶媒体に格納するログ情報処理部164と、実行されたワークフローに係る画像情報を記憶媒体に格納する入力・出力画像格納部162と、履歴情報に基づき、格納された画像情報及びその画像情報についての出力の成否を示すようにワークフローの実行結果を表示する表示情報を生成する処理結果画面生成部165とを含む。
【選択図】図4

Description

画像形成装置、画像処理装置、画像処理システム、画像処理方法、画像処理プログラム及び記録媒体に関し、特に、入力された画像情報をワークフローに従って処理する際の画像の確認に関する。
近年、情報の電子化が推進される傾向にあり、電子化された情報の出力に用いられるプリンタやファクシミリ及び書類の電子化に用いるスキャナ等の画像処理装置は欠かせない機器となっている。このような画像処理装置は、撮像機能、画像形成機能及び通信機能等を備えることにより、プリンタ、ファクシミリ、スキャナ、複写機として利用可能な複合機として構成されることが多い。
また、このように電子化された文書を文書管理サーバに蓄積し若しくは指定された配信先に配信して利用する文書管理システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。このような文書管理システムにおいては、スキャナ機能と情報処理機能とを組み合わせてワークフローを構成し、文書蓄積の効率化を図ることが行われている。
上述した文書管理システムにおいては、入力された文書の配信結果や蓄積結果の情報が、ログ情報として記憶されている。これらのログ情報は、システムを管理する管理ツールの画面において確認する事や、CSV(Comma Separated Value)形式の情報として出力することが可能である。しかしながら、これらの操作によってログ情報を確認することにより、指示したジョブが正確に実行されたか否かを確認することは、一般的なユーザにとっては困難な操作である。
また、一のワークフローのジョブで複数頁の文書が入力された場合、ジョブが正確に実行されたことを示すログ情報が記憶されていたとしても、全ての頁が正確に入力されて処理されたか否かが不明である。例えば、ADF(Auto Documennt Feeder:原稿自動搬送装置)によって複数頁の原稿を搬送してスキャンすることにより、文書を入力する場合、原稿の重送等により全ての原稿が正しくスキャンされない場合等があり得る。
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、実行されたワークフローのログ情報の閲覧を容易化すると共に、ワークフローが正確に実行されたか否かをより詳細に確認可能とすることを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、入力された画像情報を複数の処理が組み合わせられて構成されるワークフローに従って処理して出力する画像形成装置であって、原稿を読み取って前記画像情報を生成する原稿読み取り部と、前記生成された画像情報を取得する画像情報取得部と、指定されたワークフローを実行して前記取得された画像情報を処理して出力するワークフロー実行部と、前記ワークフローの実行履歴に関する履歴情報を記憶媒体に格納する履歴情報格納部と、前記実行されたワークフローに係る画像情報を記憶媒体に格納する画像情報格納部と、前記格納された履歴情報に基づき、前記ワークフローの実行による処理結果を表示するための表示情報を生成する処理結果画面生成部とを含み、前記履歴情報格納部が格納する前記履歴情報は、前記ワークフローの実行による出力の成否に関する情報を含み、前記処理結果画面生成部は、前記格納された画像情報及びその画像情報についての前記出力の成否を示すように前記表示情報を生成する。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の画像形成装置において、前記画像情報格納部は、前記実行されたワークフローに係る画像情報として、前記ワークフローに従って処理された結果出力に成功した画像情報である出力画像を記憶媒体に格納し、前記処理結果画面生成部は、前記格納された出力画像を表示することにより前記出力の成否を示すように前記表示情報を生成することを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の画像形成装置において、前記画像情報格納部は、前記実行されたワークフローに係る画像情報として、前記取得された画像情報である入力画像を記憶媒体に格納し、前記処理結果画面生成部は、前記格納された入力画像を前記処理の成否別に分けて表示することにより前記出力の成否を示すように前記表示情報を生成することを特徴とする。
また、請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の画像形成装置において、前記ワークフロー実行部は、前記画像情報取得部が取得した画像とは異なる画像が出力されるような処理を含むワークフローを実行し、前記画像情報格納部は、前記実行されたワークフローに係る画像情報として、前記取得された画像情報である入力画像並びに前記ワークフローに従って処理された結果出力に成功した画像情報である出力画像を記憶媒体に格納し、前記処理結果画面生成部は、前記格納された入力画像を表示すると共に前記格納された出力画像を前記入力画像に関連付けて表示することにより前記出力の成否を示すように前記表示情報を生成することを特徴とする。
また、請求項5に記載の発明は、請求項1に記載の画像形成装置において、前記画像情報格納部は、前記実行されたワークフローに係る画像情報として、前記取得された画像情報である入力画像並びに前記ワークフローに従って処理された結果出力に成功した画像情報である出力画像を記憶媒体に格納し、前記処理結果画面生成部は、前記格納された入力画像を前記処理の成否別に分けて表示することにより前記出力の成否を示す入力画像一覧画面と、前記格納された出力画像を表示することにより前記出力の成否を示す出力画像一覧画面と、前記格納された入力画像を表示すると共に前記格納された出力画像を前記入力画像に関連付けて表示することにより前記出力の成否を示す入出力画像対比画面のうちいずれかを表示するように前記表示情報を生成することを特徴とする。
また、請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の画像形成装置において、前記処理結果画面生成部は、前記出力の成否の表示態様を設定する設定情報に基づいて前記入力画像一覧画面、前記出力画像一覧画面及び前記入出力画像対比画面のうちいずれの表示情報を生成するかを決定することを特徴とする。
また、請求項7に記載の発明は、請求項5または6に記載の画像形成装置において、前記処理結果画面生成部は、前記画像情報取得部が取得した画像とは異なる画像が出力されるような処理を含むワークフローが実行された場合、前記入出力画像対比画面の表示情報を生成することを特徴とする。
また、請求項8に記載の発明は、請求項3乃至7いずれかに記載の画像形成装置において、前記履歴情報格納部が格納する前記履歴情報は、前記ワークフローの実行による出力に失敗した場合の要因の情報を含み、前記処理結果画面生成部は、前記入力画像を表示する場合、前記ワークフローの実行による出力に失敗した入力画像について前記要因を示すように前記表示情報を生成することを特徴とする。
また、請求項9に記載の発明は、請求項1乃至8いずれかに記載の画像形成装置において、前記表示情報に基づいて前記処理結果を示す画面を表示する表示部を更に含むことを特徴とする。
また、請求項10に記載の発明は、請求項1乃至9いずれかに記載の画像形成装置において、前記表示情報に基づいて前記処理結果を示す画像を画像形成出力する画像形成部を更に含むことを特徴とする。
また、請求項11に記載の発明は、請求項1乃至10いずれかに記載の画像形成装置において、前記履歴情報格納部が格納する前記履歴情報は、前記取得された画像情報の数である入力画像数並びに前記ワークフローに従って処理された結果出力に成功した画像情報の数である出力画像数の情報を含み、前記処理結果画面生成部は、前記入力画像数及び前記出力画像数の少なくとも一方を表示するように前記表示情報を生成することを特徴とする。
また、請求項12に記載の発明は、請求項1乃至11いずれかに記載の画像形成装置において、前記処理結果画面生成部は、所定期間が経過する毎に前記所定期間内に実行されたワークフローについての履歴情報に基づいて前記表示情報を生成することを特徴とする。
また、請求項13に記載の発明は、請求項1乃至12いずれかに記載の画像形成装置において、前記処理結果画面生成部は、前記ワークフローが実行される毎に前記実行されたワークフローについての履歴情報に基づいて前記表示情報を生成することを特徴とする。
また、請求項14に記載の発明は、入力された画像情報を複数の処理が組み合わせられて構成されるワークフローに従って処理して出力する画像処理装置であって、ネットワークを介して前記画像情報を取得する画像情報取得部と、指定されたワークフローを実行して前記取得された画像情報を処理して出力するワークフロー実行部と、前記ワークフローの実行履歴に関する履歴情報を記憶媒体に格納する履歴情報格納部と、前記実行されたワークフローに係る画像情報を記憶媒体に格納する画像情報格納部と、前記格納された履歴情報に基づき、前記ワークフローの実行による処理結果を表示するための表示情報を生成する処理結果画面生成部とを含み、前記履歴情報格納部が格納する前記履歴情報は、前記ワークフローの実行による出力の成否に関する情報を含み、前記処理結果画面生成部は、前記格納された画像情報及びその画像情報についての前記出力の成否の成否を示すように前記表示情報を生成する。
また、請求項15に記載の発明は、入力された画像情報を複数の処理が組み合わせられて構成されるワークフローに従って処理して出力する画像処理システムであって、原稿を読み取って前記画像情報を生成する原稿読み取り部と、前記生成された画像情報を取得する画像情報取得部と、指定されたワークフローを実行して前記取得された画像情報を処理して出力するワークフロー実行部と、前記ワークフローの実行履歴に関する履歴情報を記憶媒体に格納する履歴情報格納部と、前記実行されたワークフローに係る画像情報を記憶媒体に格納する画像情報格納部と、前記格納された履歴情報に基づき、前記ワークフローの実行による処理結果を表示するための表示情報を生成する処理結果画面生成部と、前記表示情報に基づいて前記処理結果を示す画面を表示する表示部と、前記表示情報に基づいて前記処理結果を示す画像を画像形成出力する画像形成部とを含み、前記履歴情報格納部が格納する前記履歴情報は、前記ワークフローの実行による出力の成否に関する情報を含み、前記処理結果画面生成部は、前記格納された画像情報及びその画像情報についての前記出力の成否を示すように前記表示情報を生成する。
また、請求項16に記載の発明は、入力された画像情報を複数の処理が組み合わせられて構成されるワークフローに従って処理して出力する画像処理方法であって、画像情報取得部が、前記画像情報を取得し、ワークフロー実行部が、指定されたワークフローを実行して前記取得された画像情報を処理して出力し、履歴情報格納部が、前記ワークフローの実行履歴に関する情報であって前記ワークフローの実行による出力の成否に関する情報を含む履歴情報を記憶媒体に格納し、画像情報格納部が、前記実行されたワークフローに係る画像情報を記憶媒体に格納し、処理結果画面生成部が、前記格納された履歴情報に基づき、前記格納された画像情報及びその画像情報についての前記出力の成否を示すように、前記ワークフローの実行による処理結果を表示するための表示情報を生成する。
また、請求項17に記載の発明は、情報処理装置を、入力された画像情報を複数の処理が組み合わせられて構成されるワークフローに従って処理して出力する画像処理装置として動作させる制御プログラムであって、前記画像情報を取得するステップと、指定されたワークフローを実行して前記取得された画像情報を処理して出力するステップと、前記ワークフローの実行履歴に関する情報であって前記ワークフローの実行による出力の成否に関する情報を含む履歴情報を記憶媒体に格納するステップと、前記実行されたワークフローに係る画像情報を記憶媒体に格納するステップと、前記格納された履歴情報に基づき、前記格納された画像情報及びその画像情報についての前記出力の成否を示すように、前記ワークフローの実行による処理結果を表示するための表示情報を生成するするステップとを前記情報処理装置に実行させる。
また、請求項18に記載の発明は、記録媒体であって、請求項17に記載の制御プログラムを情報処理装置が読み取り可能な形式で記録したことを特徴とする。
本発明によれば、実行されたワークフローのログ情報の閲覧を容易化すると共に、ワークフローが正確に実行されたか否かをより詳細に確認可能とすることができる。
本発明の実施形態に係る文書管理システムの運用形態を示す図である。 本発明の実施形態に係る情報処理端末のハードウェア構成を模式的に示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る画像処理装置の機能構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係るフロー制御部の機能構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る情報記憶部に含まれる情報の例を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る情報記憶部に記憶されているワークフロー登録情報の例を示す図である。 本発明の実施形態に係る情報記憶部に記憶されているログ情報の例を示す図である。 本発明の実施形態に係るワークフロー実行動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る処理結果画面生成動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る処理結果画面生成部が記憶している出力設定情報の例を示す図である。 本発明の実施形態に係る処理結果画面の例を示す図である。 本発明の実施形態に係る処理結果画面の例を示す図である。 本発明の実施形態に係る処理結果画面の例を示す図である。 本発明の実施形態に係る処理結果画面の例を示す図である。 本発明の他の実施形態に係る文書管理システムの運用形態を示す図である。 本発明の他の実施形態に係るワークフローサーバの機能構成を示すブロック図である。
実施の形態1.
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。本実施形態においては、画像処理システムの例として、スキャンにより読み取った画像を、予め登録されたワークフローに従って処理することにより、文書の配信や格納を行う文書管理システムを例として説明する。
図1は、本実施の形態に係る文書管理システムの運用形態の例を示す図である。図1に示すように、本実施形態に係る文書管理システムは、画像形成装置1、クライアント端末2及びファイル管理サーバ3を含む。
画像形成装置1は、撮像機能、画像形成機能及び通信機能等を備えることにより、プリンタ、ファクシミリ、スキャナ、複写機として利用可能な複合機である。また、画像形成装置1は、予め登録されたワークフローを実行するワークフローサーバとしても機能する。即ち、画像形成装置1は、ユーザによって構築されたワークフローに従って文書の蓄積若しくは配信処理を実行する機能を有する。尚、画像形成装置1は、入力された画像を処理するという点において、画像処理装置ということもできる。クライアント端末2は、ユーザが操作する情報処理端末であり、PC(Personal Computer)等の情報処理装置によって実現される。
ファイル管理サーバ3は、上述したワークフローの実行の結果、文書情報が蓄積されるデータサーバである。ファイル管理サーバ3が記憶している文書情報とは、例えば拡張子“jpg”や“pdf”等の画像情報、拡張子“txt”や“doc”等の文字情報によって構成される情報である。即ち、ファイル管理サーバ3に含まれる記録媒体が、画像情報蓄積部として機能する。
画像形成装置1、クライアント端末2及びファイル管理サーバ3は、ネットワークを介して接続されている。このような構成により、本実施形態に係る文書管理システムは、入力された画像情報をワークフローに従って処理する画像処理システムとして機能する。
尚、図1に示す運用形態の他、画像形成装置1に含まれる機能のうち、上述したワークフローサーバとしての機能を画像形成装置1とは別に設けた装置に実行させることもできる。このような態様は、例えば大規模なオフィス等、ユーザ数が多いために、ワークフローサーバの処理負荷が高くなる場合において、有効である。また、画像形成装置1とワークフローサーバとを夫々異なる装置として設ける場合、ワークフローサーバの機能は、更に複数の装置に分割して実行させることができる。例えば、ワークフローサーバの機能のうち、ワークフローを管理する機能をクライアント端末2にインストールされた管理ツールによって構成することも可能である。また、画像形成装置1とファイル管理サーバ3とを一体の装置として構成しても良い。
次に、本実施形態に係る画像形成装置1、クライアント端末2及びファイル管理サーバ3のハードウェア構成について説明する。図2は、本実施形態に係る画像形成装置1のハードウェア構成を示すブロック図である。尚、画像形成装置1は、図2に示すハードウェア構成に加えて、スキャナ、プリンタ等を実現するためのエンジンを備える。以下の説明においては、画像形成装置1のハードウェア構成を例として説明するが、クライアント端末2及びファイル管理サーバ3についても同様である。
図2に示すように、本実施形態に係る画像形成装置1は、一般的なサーバやPC等と同様の構成を有する。即ち、本実施形態に係る画像形成装置1は、CPU(Central Processing Unit)10、RAM(Random Access Memory)20、ROM(Read Only Memory)30、HDD(Hard Disk Drive)40及びI/F50がバス80を介して接続されている。また、I/F50にはLCD(Liquid Crystal Display)60及び操作部70が接続されている。
CPU10は演算手段であり、情報処理端末全体の動作を制御する。RAM20は、情報の高速な読み書きが可能な揮発性の記憶媒体であり、CPU10が情報を処理する際の作業領域として用いられる。ROM30は、読み出し専用の不揮発性記憶媒体であり、ファームウェア等のプログラムが格納されている。HDD40は、情報の読み書きが可能な不揮発性の記憶媒体であり、OS(Operating System)や各種の制御プログラム、アプリケーション・プログラム等が格納される。
I/F50は、バス80と各種のハードウェアやネットワーク等を接続し制御する。LCD60は、ユーザが画像形成装置1の状態を確認するための視覚的ユーザインタフェースである。操作部70は、キーボードやマウス等、ユーザが画像形成装置1に情報を入力するためのユーザインタフェースである。尚、図1において説明したように、本実施形態に係るワークフローサーバ1及びファイル管理サーバ4は、サーバとして運用される。従って、LCD60及び操作部70等のユーザインタフェースは省略可能である。
このようなハードウェア構成において、ROM30やHDD40若しくは図示しない光学ディスク等の記憶媒体に格納されたプログラムがRAM20に読み出され、CPU10の制御に従って動作することにより、ソフトウェア制御部が構成される。このようにして構成されたソフトウェア制御部と、ハードウェアとの組み合わせによって、本実施形態に係る画像形成装置1の機能を実現する機能ブロックが構成される。
次に、本実施形態に係る画像形成装置1の機能構成について、図3を参照して説明する。図3は、本実施形態に係る画像形成装置1の機能構成を示すブロック図である。図3に示すように、本実施形態に係る画像形成装置1は、コントローラ100、ADF(Auto Documennt Feeder:原稿自動搬送装置)101、スキャナユニット102、排紙トレイ103、ディスプレイパネル104、給紙テーブル105、プリントエンジン106、排紙トレイ107及びネットワークI/F108を有する。
また、コントローラ100は、主制御部111、エンジン制御部112、入出力制御部113、画像処理部114、操作表示制御部115及び情報記憶部117を有する。また、主制御部111は、フロー制御部116を含む。図3に示すように、本実施形態に係る画像形成装置1は、スキャナユニット102、プリントエンジン106を有する複合機として構成されている。尚、図3においては、電気的接続を実線の矢印で示しており、用紙若しくは文書束の流れを破線の矢印で示している。
ディスプレイパネル104は、画像形成装置1の状態を視覚的に表示する出力インタフェースであると共に、タッチパネルとしてユーザが画像形成装置1を直接操作し若しくは画像形成装置1に対して情報を入力する際の入力インタフェース(操作部)でもある。ディスプレイパネル104は、図2に示すLCD60及び操作部70によって実現される。
ネットワークI/F108は、画像形成装置1がネットワークを介してクライアント端末2やファイル管理サーバ3等の他の機器と通信するためのインタフェースであり、Ethernet(登録商標)やUSB(Universal Serial Bus)インタフェースが用いられる。ネットワークI/F108は、図2に示すI/F50によって実現される。
コントローラ100は、ソフトウェアとハードウェアとの組み合わせによって構成される。具体的には、ROM30や不揮発性メモリ並びにHDD40や光学ディスク等の不揮発性記憶媒体に格納されたファームウェア等の制御プログラムが、RAM20等の揮発性メモリ(以下、メモリ)にロードされ、CPU10の制御に従って構成されるソフトウェア制御部と集積回路などのハードウェアとによってコントローラ100が構成される。コントローラ100は、画像形成装置1全体を制御する制御部として機能する。
主制御部111は、コントローラ100に含まれる各部を制御する役割を担い、コントローラ100の各部に命令を与える。また、主制御部111に含まれるフロー制御部116は、ワークフローの実行やワークフローの設計及び既に登録されているワークフローの設定変更等の機能を担う。フロー制御部116の機能構成について、図4に示す。
図4に示すように、フロー制御部116は、情報取得部161、入力・出力画像格納部部162、フロー実行処理部163、ログ情報処理部164及び処理結果画面生成部165を含む。情報取得部161は、ユーザによるワークフローの実行指示等の操作情報、スキャンの結果生成された画像情報、実行すべきワークフローの情報等、ワークフローの処理に関する様々な情報を取得する。
入力・出力画像格納部162は、実行されたワークフローに係る画像情報を記憶媒体である情報記憶部117に格納する。ここで、上記実行されたワークフローに係る画像情報とは、本実施形態においては、ワークフローによって処理すべき画像として入力された画像及びワークフローに従って処理されて出力された画像である。入力・出力画像格納部162の機能により、画像形成装置1によって実行されたワークフローの処理結果を参照する際に、処理された画像を確認することが可能となる。
フロー実行処理部163は、情報取得部161が取得した情報に基づき、ワークフローの実行を処理する。例えば、情報取得部161が取得したワークフローの情報にスキャン処理が含まれていれば、フロー実行処理部163は、エンジン制御部113を制御してスキャンを実行させる。また、画像変換処理や、OCR処理が含まれていれば、フロー実行処理部163は、画像処理部114を制御して画像変換若しくはOCRを実行させる。また、文書の配信処理が含まれていれば、フロー実行処理部163は、入出力制御部113を制御して文書の配信処理を実行させる。
ログ情報処理部164は、フロー実行処理部163によるワークフローの実行に応じて、ログ情報を情報記憶部117に格納する。処理結果画面生成部165は、本実施形態の要旨に係る機能であり、入力・出力画像格納部162によって格納された入力画像及び出力画像(以降、入力・出力画像とする)並びに、ログ情報処理部164によって格納されたログ情報に基づき、入力・出力画像を含むログ情報を表示する画面の表示情報を生成する。
エンジン制御部112は、プリントエンジン106やスキャナユニット102等を制御若しくは駆動する駆動手段としての役割を担う。入出力制御部113は、ネットワークI/F108を介して入力される信号や命令を主制御部111に入力する。また、主制御部111は、入出力制御部113を制御し、ネットワークI/F108及びネットワークを介してクライアント端末2やファイル管理サーバ3にアクセスする。
画像処理部114は、主制御部111の制御に従い、印刷出力すべき画像情報に基づいて描画情報を生成する。この描画情報とは、画像形成部であるプリントエンジン106が画像形成動作において形成すべき画像を描画するための情報である。また、画像処理部114は、スキャナユニット102から入力される撮像データを処理し、画像データを生成する。この画像データとは、スキャナ動作の結果物として画像処理装置3に格納され若しくはネットワークI/F108を介してファイル管理サーバ3に送信される情報である。操作表示制御部115は、ディスプレイパネル104に情報表示を行い若しくはディスプレイパネル104を介して入力された情報を主制御部111に通知する。
情報記憶部117は、画像形成装置1によるワークフローの処理に用いられる情報を記憶している記憶部である。図5にフロー情報DB120が記憶している情報の例を示す。図5に示すように、情報記憶部117は、ユーザによって予め登録されているワークフローの情報としてワークフロー登録情報を記憶している。また、情報記憶部117は、上述したように、ログ情報及び入力・出力画像情報を記憶している。
図6に、ワークフロー登録情報の内容を示す。図6に示すように、ワークフロー登録情報は、ワークフローを識別するためのID、ワークフローの名称及びワークフローに含まれる処理の内容の情報を含む。例えば、ID“001”のワークフローであれば、名称は“projectA”であり、“処理a”、“処理b”、“処理c”・・・といった処理が含まれる。図6に示す“処理a”、“処理b”、“処理c”・・・等の各処理は、画像形成装置1の画像処理部114や、入出力制御部113若しくはエンジン制御部112によって実行される処理である。
図6に示す“スキャン”、“処理a”、“処理b”、“処理c”等の各処理を実行する機能は、画像形成装置1においてプラグインとして構成されている。即ち、上記各処理のプラグインを構成するプログラムが画像形成装置1にインストールされることにより、図6に示す各処理が画像形成装置1において実行可能となる。尚、画像形成装置1において、図6に示す各処理の機能を担うのは、図3に示すコントローラ100に含まれる各制御部である。例えば、スキャンの機能を実現するプラグインは、エンジン制御部113である。また、画像の変換やOCR等の機能を実現するプラグインは、画像処理部114である。また、文書情報の配信や蓄積の機能を実現するプラグインは、入出力制御部113である。尚、ワークフロー登録情報としては、図6に示す情報の他、夫々の処理についての設定値の情報等も含まれる。
図7に、ログ情報の内容を示す。図7に示すように、ログ情報は、ジョブを識別するジョブID、画像を識別する画像ID、処理すべき画像として入力された入力画像のファイル名、入力画像に基づいてワークフローが実行された結果出力された出力画像のファイル名及び夫々の画像の処理結果の成否、即ち、成功若しくは失敗を示す情報を含む。このように、本実施形態に係るログ情報は、夫々のジョブ毎ではなく、夫々のジョブに含まれる画像毎の処理結果の情報を含む。
画像形成装置1がプリンタとして動作する場合は、まず、入出力制御部113がネットワークI/F108を介して印刷ジョブを受信する。入出力制御部113は、受信した印刷ジョブを主制御部111に転送する。主制御部111は、印刷ジョブを受信すると、画像処理部114を制御して印刷ジョブに含まれる文書情報若しくは画像情報に基づいて描画情報を生成する。
画像処理部114によって描画情報が生成されると、エンジン制御部112は、生成された描画情報に基づき、給紙テーブル105から搬送される用紙に対して画像形成を実行する。プリントエンジン106の具体的態様としては、インクジェット方式による画像形成機構や電子写真方式による画像形成機構等を用いることが可能である。プリントエンジン106によって画像形成が施された文書は排紙トレイ107に排紙される。
画像形成装置1がスキャナとして動作する場合は、ユーザによるディスプレイパネル104の操作若しくはネットワークI/F108を介して外部のクライアント端末2等から入力されるスキャン実行指示に応じて、操作表示制御部115若しくは入出力制御部113が主制御部111にスキャン実行信号を転送する。主制御部111は、受信したスキャン実行信号に基づき、エンジン制御部112を制御する。
エンジン制御部112は、ADF101を駆動し、ADF101にセットされた撮像対象原稿をスキャナユニット102に搬送する。また、エンジン制御部112は、スキャナユニット102を駆動し、ADF101から搬送される原稿を撮像する。また、ADF101に原稿がセットされておらず、スキャナユニット102に直接原稿がセットされた場合、スキャナユニット102は、エンジン制御部112の制御に従い、セットされた原稿を撮像する。即ち、スキャナユニット102が撮像部として動作する。
撮像動作においては、スキャナユニット102に含まれるCCD等の撮像素子が原稿を光学的に走査し、光学情報に基づいて生成された撮像情報が生成される。エンジン制御部112は、スキャナユニット102が生成した撮像情報を画像処理部114に転送する。画像処理部114は、主制御部111の制御に従い、エンジン制御部112から受信した撮像情報に基づき画像情報を生成する。画像処理部114が生成した画像情報はHDD40等の画像形成装置1に装着された記憶媒体に保存される。即ち、スキャナユニット102、エンジン制御部112及び画像処理部114が連動して、原稿読み取り部として機能する。
画像処理部114によって生成された画像情報は、ユーザの指示に応じてそのままHDD40等に格納され若しくは入出力制御部113及びネットワークI/F108を介してファイル管理サーバ3等の外部の装置に送信される。即ち、ADF101及びエンジン制御部112が画像入力部として機能する。
また、画像形成装置1が複写機として動作する場合は、エンジン制御部112がスキャナユニット102から受信した撮像情報若しくは画像処理部114が生成した画像情報に基づき、画像処理部114が描画情報を生成する。その描画情報に基づいてプリンタ動作の場合と同様に、エンジン制御部112がプリントエンジン106を駆動する。
このような文書管理システムにおいて、本実施形態に係る要旨は、情報記憶部117に記憶されたログ情報、即ち、実行されたジョブの処理結果を参照する際の表示形態にある。以下、本実施形態に係る画像処理装置の動作について説明する。
まず、本実施形態に係る画像形成装置1において、ワークフローが実行される際の動作について説明する。図8は、本実施形態に係る画像形成装置1においてワークフローが実行される際の動作を示すフローチャートである。図9に示すように、まず、情報取得部161がワークフローに従って処理すべき画像情報を取得する(S801)。
S801においては、まず、ユーザがディスプレイパネル104に表示されるワークフロー選択画面を操作し、実行すべきワークフローを選択した上で実行を指示する。従って、S801において情報取得部161が取得する操作情報には、ワークフローの実行命令に加えて、実行すべきワークフローを識別する識別情報が含まれる。この識別情報とは、図6に示すIDに対応する情報である。
情報取得部161は、ワークフローの実行命令を含む操作情報を取得すると、同時に取得したワークフローのIDに基づき、情報記憶部117からワークフローの情報を取得する(S802)。例えば、ワークフローのIDとして“001”という値を取得した場合、情報取得部161は、図6に示すID“001”、即ち“projectA”に係るワークフローの情報を取得する。より具体的には、情報取得部161は、“projectA”に含まれる“処理a”、“処理b”、“処理c”、・・・という処理の内容及び夫々の処理の設定値の情報を取得する。
ワークフローの情報を取得すると、フロー実行処理部163が、上述したようにエンジン制御部112を制御してスキャンを実行させる(S803)。本実施形態においては、ワークフローにおいて定められている画像入力の態様として、原稿をスキャンすることにより生成される画像情報を取得する場合を例として説明する。尚、スキャンによって画像情報を取得する場合の他、画像形成装置1、クライアント装置2若しくはファイル管理サーバ3に既に格納されている画像情報を取得しても良い。
情報取得部161が、スキャンにより生成された画像情報を取得すると、入力・出力画像格納部162が、情報取得部161が取得した画像の情報を入力画像として情報記憶部117に格納する(S804)。即ち、情報取得部161が画像情報取得部として機能し、入力・出力画像格納部162が画像情報格納部として機能する。入力画像の格納処理が完了すると、フロー実行処理部163が、画像処理部114や入出力制御部113を制御し、S802において取得したフロー情報に含まれる処理のうち、スキャン後の処理を実行する(S805)。即ち、フロー実行処理部163が、ワークフロー実行部として機能する。
フロー実行処理部163によってフローが実行された結果、画像の配信若しくは蓄積等の出力に成功した場合(S806/Yes)、入力・出力画像格納部162が、出力された画像の情報を出力画像として情報記憶部117に格納する(S807)。即ち、ここでも、入力・出力画像格納部162が、画像情報格納部として機能する。そして、ログ情報処理部164が、図7に処理結果“完了”で示されるようなログ情報を情報記憶部117に格納し、処理を終了する。即ち、ログ情報処理部164が、履歴情報格納部として機能する。他方、画像の配信若しくは蓄積等の出力に失敗した場合(S806/No)、ログ情報処理部164は、図7に処理結果“エラーxxx”で示されるようなログ情報を情報記憶部117に格納し、処理を終了する。ここで、図7に示す“エラー001”、“エラー002”等、“エラー”の後に続く数字は、エラーの種類、即ち、出力に失敗した要因を示す情報である。
このような処理により、図7に示すようなログ情報及び入力・出力画像が情報記憶部117に格納される。次に、このようにして格納されたログ情報に基づき、処理結果を確認する画面を表示する際の動作について図9を参照して説明する。図9は、本実施形態に係る画像形成装置1において、実行されたワークフローの処理結果を確認するための画面を表示する際の動作を示すフローチャートである。
尚、図9に示すような動作(以降、処理結果確認動作とする)が実行されるタイミングは、ユーザによって設定された所定期間が経過したことや、ユーザによる実行命令に基づいて実行される。この他、例えば図8に示すように1つのジョブが実行された後、そのジョブについて毎回処理結果確認動作を実行しても良い。
図9に示すように、本実施形態に係る処理結果確認動作においては、まず、情報取得部161が、情報記憶部117から、ログ情報を取得する(S901)。S901において情報取得部161が取得するログ情報は、処理結果を確認するジョブのログ情報である。例えば、上述したように、所定期間が経過する毎に処理結果確認動作が実行される場合、S901において情報取得部161は、前回の処理結果確認動作以降に実行されたジョブのログ情報を取得する。
また、ユーザによる実行命令に基づいて処理結果確認動作が実行される場合、S901において情報取得部161は、ユーザの指定に応じたジョブのログ情報を取得する。また、1つのジョブが実行された後、そのジョブについて毎回処理結果確認動作が実行される場合、S901において情報取得部161は、そのジョブについてのログ情報を取得する。
情報取得部161は、ログ情報を取得すると、そのログ情報に基づいて入力・出力画像情報を取得する(S902)。図7において説明したように、ログ情報は、入力画像及び出力画像のファイル名の情報を含む。従って、S902において、情報取得部161は、ログ情報に含まれるファイル名を参照して、入力・出力画像の情報を情報記憶部117から取得する。
情報取得部161が入力・出力画像の情報を取得すると、処理結果画面生成部165が、入力画像及び出力画像夫々の数をカウントする(S903)。このカウント処理により、最終的に表示される処理結果画面において、入力画像、出力画像夫々の数を表示することが可能となる。
入力・出力画像の数のカウントが完了すると、処理結果画面生成部165は、処理結果画面を表示するための表示情報を生成する(S904)。S904において、処理結果画面生成部165は、予め定められた設定に基づいて処理結果画面の表示情報を生成する。この設定の情報(以降、出力設定情報とする)は、クライアント端末2等にインストールされた画像形成装置1の管理ツールや、ディスプレイパネル104を介してユーザによって入力され、処理結果画面生成部165が記憶している。図10に、出力設定情報として記憶されている情報の内容を示す。
図10に示すように、出力設定情報は“レイアウト設定”、“エラー表示設定”、“カウント値表示設定”及び“出力先設定”の情報を含む。“レイアウト設定”は、処理結果画面のレイアウトを指定する設定情報であり、“入力画像のみ表示”、“出力画像のみ表示”、“入力・出力画像を表示”といった設定が可能である。“エラー表示設定”は、エラーにより出力が完了しなかった画像がある場合において、処理結果画面にエラーの内容を表示するか否かを指定する情報である。
“カウント値表示設定”は、S903においてカウントした値を処理結果画面において表示するか否かを設定する情報である。“出力先設定”は、生成された表示情報を出力する先を設定する情報である。処理結果画面の出力先は、一般的にはディスプレイパネル104であるが、他に、プリントエンジン106による紙出力や、ネットワークを介してクライアント端末2のLCD60等に表示させることも可能である。
処理結果画面生成部165は、処理結果画面の表示情報を生成すると、図10に示す“出力先設定”に従って表示情報を出力し(S905)、処理を終了する。S905の結果表示される処理結果画面の例を図11に示す。図11は、“レイアウト設定”、“エラー表示設定”、“カウント値表示設定”が夫々“入力・出力画像を表示”、“エラー内容を表示”、“”カウント値表示として設定されている場合の表示例である。
図11に示すように、処理結果画面は、入力画像数表示部11a、出力画像数表示部11b、入力画像表示部11c及び出力画像表示部11dを含む。図11に示すように、処理結果画面においては、夫々のジョブ毎に、入力画像と出力画像とが対応付けられて表示されている。即ち、図11に示す処理結果画面は、入出力画像対比画面である。上述したように、出力画像は、出力が成功した画像についてのみ格納されるため、出力画像が表示されていることにより、夫々の画像についての出力成否が示される。また、エラーにより出力が完了せず、出力画像が無い場合、出力画像表示部11dには、出力エラーである旨及びエラー原因が表示される。このエラー原因の表示は、“エラー表示設定”においてエラー内容を表示するように設定されている場合に行われる。
このように本実施形態に係る処理結果画面においては、夫々の画像を表示することにより、出力結果の確認をユーザにとって容易にすることが可能となる。更に、夫々の画像を表示することにより、原稿の重送等の原因によって入力されていない画像をユーザが容易に確認することが可能となる。
更に、図11に示すように、入力・出力画像を対応付けて表示する態様は、例えば、ワークフローに含まれる処理により、入力画像に何らかの変更が加えられて出力画像が生成される場合に特に有効である。そのような態様について、図12を参照して説明する。図12は、入力画像に何らかの変更が加えられて出力画像が生成されることにより、入力画像と出力画像とが異なる場合の処理結果画面の例を示す図である。
図12のうち、画像ID“001”の例は、ワークフローに含まれる処理の1つとして、文書情報の一部を黒く塗りつぶすことによってマスクする処理を行う場合の例である。例えば個人情報や秘密情報等、文書の配信や蓄積に際して隠すべき情報を図12の画像ID“001”における出力画像のように黒く塗りつぶす場合がある。この場合、図12に示すように、入力画像と出力画像とを関連付けて表示することにより、ユーザは、意図した画像が入力されているかを確認することができ、且つ意図したように情報がマスクされているかを確認することができる。
また、図12の画像ID“002”の例は、ワークフローに含まれる処理の1つとして、電子署名を付加する処理を行う場合の例である。画像に電子署名を付加する方法は様々であるが、一般的には、ユーザによる目視では変化を見分けられない方法が用いられる。この場合、図12の画像ID“002”の出力画像に示すように、“電子署名”というアイコンを表示することにより、電子署名が付加されていることをユーザが確認することができる。尚、図12の態様の他、電子署名として埋め込まれている情報の内容を表示するようにしても良い。
図12の画像ID“003”の例は、入力する情報が画像情報ではなく、表計算アプリケーション・ソフトのデータ等の場合の例である。ワークフローに含まれる処理の1つとして、画像以外の情報に基づいて画像を生成する処理を行う場合があり得る。図12の例は、CSV(Comma Separated Value)形式の情報や、表計算アプリケーション・ソフトの情報等を入力することにより、入力された文字列に基づいてグラフを生成する例である。この場合、入力画像としては、入力された情報のファイル名を表示すると共に、出力画像として生成されたグラフの画像を表示する。これにより、ユーザは、意図したデータのグラフが生成され出力されたことを確認することができる。
図12の画像ID“004”の例は、ワークフローに含まれる処理の1つとして、タイムスタンプや、“社内秘”、“済”等のスタンプを付加する処理を行う場合の例である。図12に示すように入力画像と出力画像とを関連付けて表示することにより、ユーザは、意図した画像が入力されているかを確認することができ、且つ意図したようにスタンプが付加されているかを確認することができる。
このように、処理結果画面において、図12に示すように入力画像と出力画像とを関連付けて表示する態様は、入力された情報とは異なる画像が出力されるようなワークフローを実行する場合に特に有効である。従って、図9においては、処理結果画面生成部が記憶している出力設定情報に基づいて、処理結果画面のレイアウトを決定する場合を例として説明したが、例えば、実行が指示されたワークフローにおいて、入力が像に対して出力画像が変化するような処理が含まれる場合に、図11、12に示すような入出力画像対比画面を表示するようにしても良い。
ここで、上記入力された情報は、画像情報に限らず、上述したようなアプリケーションデータ等でも良い。上述したようなアプリケーションデータであっても、アプリケーション・ソフトウェァによって表示することにより画像を構成する情報であるという点で画像情報に含まれる。また、上記入力された情報とは異なる画像は、電子署名等、ユーザの目視においては入力画像と同一視できる画像も含む。
次に、図13を参照して、“レイアウト設定”において入力画像のみを表示するように設定された場合の例を説明する。図13は、“レイアウト設定”として“入力画像のみ表示”と設定された場合の処理結果画面を示す図である。図13に示すように、入力画像のみ表示する場合の処理結果画面は、出力成功画像表示部13a、出力エラー画像表示部13b、出力成功画像数表示部13c及び出力エラー画像数表示部13dを含む。
出力成功画像表示部13a、出力エラー画像表示部13bは、夫々出力に成功した入力画像、出力に失敗した入力画像を表示する部分である。各画像を何れの表示部に表示するかの判断は、処理結果画面生成部165がログ情報に基づいて行う。出力成功画像数表示部13c、出力エラー画像数表示部13dは、夫々出力に成功した入力画像の数、出力に失敗した入力画像の数を表示する部分である。本実施形態に係る出力成功画像数表示部13c、出力エラー画像数表示部13dにおいては、図13に示す“3/4”のように、“(該当画像数)/(全入力画像数)”の形式で表示される。これらの数は、S903においてカウントされた結果に基づいて表示される。
“レイアウト設定”として“入力画像のみ表示”と設定された場合の処理結果画面においては、図13に示すように、出力が正常に完了した画像と出力エラーとなった画像とが分けられて表示される。これにより、夫々の画像についての出力可否が示される。即ち、図13に示す処理結果画面は、入力画像一覧画面である。このような表示態様によっても、出力結果の確認をユーザにとって容易にすることが可能である。また、入力されていない画像をユーザが容易に確認することが可能となる。
尚、図13の入力画像一覧画面を表示する場合、少なくとも入力画像の情報さえあれば良く、出力画像の情報は必要ない。従って、画像形成装置1に入力画像一覧画面を表示する機能のみを搭載する場合、S807の処理を省略することが可能である。即ち、フロー制御部116の機能として、入力・出力画像格納部162ではなく、入力画像を格納する機能を設ければ良い。
次に、図14を参照して、“レイアウト設定”において出力画像のみを表示するように設定された場合の例を説明する。図14は、“レイアウト設定”として“出力画像のみ表示”と設定された場合の処理結果画面を示す図である。図14に示すように、出力画像のみ表示する場合の処理結果画面は、カウント結果表示部14a及び出力画像表示部14bを含む。
カウント結果表示部14aは、S903におけるカウント結果を表示する部分である。出力画像表示部14bは、出力画像を表示する部分である。このように、“レイアウト設定”として“出力画像のみ表示”と設定された場合の処理結果画面においては、図14に示すように、出力が正常に完了した出力画像のみが表示される。これにより、表示された画像のみ出力が成功したことが示され、表示されていない画像については出力が失敗したことが示される。即ち、図14に示す処理結果画面は、出力画像一覧画面である。このような表示態様によっても、出力結果の確認をユーザにとって容易にすることが可能である。
尚、図14の出力画像一覧画面を表示する場合、少なくとも出力画像の情報さえあれば良く、入力画像の情報は必要ない。従って、画像形成装置1に出力画像一覧画面を表示する機能のみを搭載する場合、S804の処理を省略することが可能である。即ち、フロー制御部116の機能として、入力・出力画像格納部162ではなく、出力画像を格納する機能を設ければ良い。
図11から図14に示すような処理結果画面は、上述したように、“出力設定”に応じた出力態様によって出力される。その一例としては、例えば、ディスプレイパネル104への表示である。この場合、処理結果画面生成部165は、S905において、図11から図14に示すような画面を表示するための表示情報を生成して出力する。
他方、“出力設定”において処理結果画面を印刷出力するような設定がされている場合、S905の結果、図11から図14に示すような画面がプリントエンジン106によって印刷出力される。この場合、処理結果画面生成部165は、S905において、図11から図14に示すような画面の画像情報を生成し、画像処理部114に出力する。これにより、上述したように通常のプリントアウト処理が実行され、図11から図14に示すような画面がプリントエンジン106によって印刷出力される。
以上説明したように、本実施形態に係る文書管理システムにおいては、ワークフローによって処理された画像について、処理の成否を示すような画面を処理結果画面として生成するため、実行されたジョブのログ情報の閲覧を容易化すると共に、ジョブが正確に実行されたか否かをより詳細に確認可能とすることができる。
尚、上記実施形態においては、ユーザが画像形成装置1を直接操作してワークフローの実行を指示する場合を例として説明した。この他、例えばクライアント装置2に、画像形成装置1に命令を与えるためのクライアント・プログラムをインストールし、クライアント装置2を操作することにより、ネットワークを介して画像形成装置1を操作することも可能である。
また、図11の例においては、入力画像と出力画像とが1対1の関係で表示されているが、例えば、1のジョブで複数の配信先に画像を配信する場合もあり得る。その場合、入力画像と出力画像とは1対1に限らず、1の入力画像に対して、複数の出力画像が表示されるようにしても良い。これにより、複数の配信先に画像を配信する場合において、夫々の配信先毎に配信の成否を確認することが可能となる。
実施の形態2.
実施の形態1においては、図1において説明したように、画像形成装置1がワークフローサーバとしての機能を含む場合を例として説明した。この他、画像形成装置1に含まれる機能のうち、ワークフローサーバとしての機能を他の装置に実行させることもできる。そのような形態について、以下に説明する。図15は、本実施形態に係る文書管理システムの運用形態を示す図である。図15に示すように、本実施形態に係る文書管理システムにおいては、図1の態様に加えて、ワークフローサーバ4がネットワークを介して接続されている。ワークフローサーバ4は、予め登録されたワークフローに従って入力された画像情報を処理する画像処理装置である。
図15に示す画像形成装置1、クライアント端末2及びファイル管理サーバ3の機能及び構成は実施の形態1と概ね同様である。次に、本実施形態に係るワークフローサーバ4について説明する。本実施形態に係るワークフローサーバ4は、図2において説明したハードウェアによって構成される。ここで、ワークフローサーバ4はサーバとしてネットワーク上で運用されるため、図2に示すLCD60及び操作部70等のユーザインタフェースは省略可能である。
図16は、本実施形態に係るワークフローサーバ4の機能構成を示す図である。図16に示すように、本実施形態に係るワークフローサーバ4は、コントローラ400及びネットワークI/F410を含む。また、コントローラ400は、フロー制御部401、入出力制御部402、画像処理部403及びフロー情報DB404を含む。
図16に示すフロー制御部401、入出力制御部402、情報記憶部404及びネットワークI/F410は、夫々実施の形態1に係るフロー制御部116、入出力制御部113、情報記憶部117及びネットワークI/F108と同様の機能を有する。また、図16に示す画像処理部403は、実施の形態1に係る画像処理部114が実現する機能のうち、ワークフローに組み込まれるプラグインの機能を有する。
このような構成により、本実施形態に係る文書管理システムにおいては、画像形成装置1におけるスキャンによって生成された画像情報を、フロー情報DB404に登録されたワークフロー情報に従ってワークフローサーバ4が処理することにより、実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
本実施形態に係る文書管理システムにおいては、図8のS801からS803について、実施の形態1と同様に画像形成装置1が動作する。そして、S803の処理の結果生成された画像情報は、画像形成装置1からワークフローサーバ4に送信され、ワークフローサーバ4がS804以降の処理を実行する。また、図9の処理は、全て画像形成装置1が実行しても良いし、ワークフローサーバ4が実行しても良い。若しくは、夫々の処理の一部をワークフローサーバ4が実行し、画像形成装置1が実行しても良い。これにより、実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
尚、画像形成装置1には情報記憶部117を設けず、ワークフローサーバ4から情報を取得するように構成することもできる。この場合、情報取得部161は、S802において、ネットワークを介してワークフローサーバ4からワークフローの情報を取得する。これにより、画像形成装置1の構成を簡略化することができる。
また、S804以降の処理においても、ネットワークを介して情報のやり取りを行うことにより、画像形成装置1とワークフローサーバ4とが処理を分担して行うことも可能である。このように、画像形成装置1とは別にワークフローサーバ4を設けることにより、画像形成装置1の処理負荷を低減することができるため、画像形成装置1の構成を簡略化し、コストを低減することができる。また、規模の大きなオフィス等において、画像形成装置1では情報の処理能力が不十分である場合に、特に有効である。このような態様は、例えば複数の画像形成装置1を設置して、夫々の画像形成装置1からワークフローを実行したい場合において、1台あたりの画像形成装置のコストを低減したい場合等にも効果がある。
また、上述したように、フロー制御部401の機能は、ソフトウェア・プログラムによって実現される。従って、図2において説明したような構成を含む情報処理装置であれば、フロー制御部401と同様の機能を実現することが可能である。例えば、クライアント端末2内にフロー制御部を構成し、一般ユーザが各自のPCの前でワークフローの実行及び処理結果画面の閲覧を行うようにすることも可能である。このような態様は、上述したようにスキャンによって画像情報を入力するのではなく、既に生成され、記憶媒体に格納されている画像情報を入力してワークフローを実行する場合に特に有効である。
上述したように、クライアント端末2にフロー制御部401を設ける場合、たとえば、図8においてはS801をクライアント端末2において実行し、それ以降の処理を画像形成装置1若しくはワークフローサーバ4において実行するように構成することができる。また、図9においては、クライアント端末2が画像形成装置1若しくはワークフローサーバ4とネットワークを介して情報をやり取りすることにより、S901〜S905の全ての処理を実行することが可能である。このような態様により、画像形成装置1若しくはワークフローサーバ4に備わっている画像処理機能や文書配信機能のプラグインを利用してクライアント端末2において処理結果画面を表示可能であるため、既存の装置構成を有効利用して実施の形態1と同様の効果を得ることが可能である。
1 画像処理装置、
2 クライアント端末、
3 ファイル管理サーバ、
4 ワークフローサーバ、
10 CPU、
20 RAM、
30 ROM、
40 HDD、
50 I/F、
60 LCD、
70 操作部、
80 バス、
100 コントローラ、
101 ADF、
102 スキャナユニット、
103 排紙トレイ、
104 ディスプレイパネル。
105 給紙テーブル、
106 プリントエンジン、
107 排紙トレイ、
108 ネットワークI/F、
111 主制御部、
112 エンジン制御部、
113 入出力制御部、
114 画像処理部、
115 操作表示制御部、
116 フロー制御部、
117 情報記憶部、
161 情報取得部、
162 入力・出力画像格納部、
163 フロー実行処理部、
164 ログ情報処理部、
165 処理結果画面生成部、
400 コントローラ、
401 フロー制御部、
402 入出力制御部、
403 画像処理部、
404 情報記憶部、
410 ネットワークI/F
特開2008−97586号公報

Claims (18)

  1. 入力された画像情報を複数の処理が組み合わせられて構成されるワークフローに従って処理して出力する画像形成装置であって、
    原稿を読み取って前記画像情報を生成する原稿読み取り部と、
    前記生成された画像情報を取得する画像情報取得部と、
    指定されたワークフローを実行して前記取得された画像情報を処理して出力するワークフロー実行部と、
    前記ワークフローの実行履歴に関する履歴情報を記憶媒体に格納する履歴情報格納部と、
    前記実行されたワークフローに係る画像情報を記憶媒体に格納する画像情報格納部と、
    前記格納された履歴情報に基づき、前記ワークフローの実行による処理結果を表示するための表示情報を生成する処理結果画面生成部とを含み、
    前記履歴情報格納部が格納する前記履歴情報は、前記ワークフローの実行による出力の成否に関する情報を含み、
    前記処理結果画面生成部は、前記格納された画像情報及びその画像情報についての前記出力の成否を示すように前記表示情報を生成する画像形成装置。
  2. 前記画像情報格納部は、前記実行されたワークフローに係る画像情報として、前記ワークフローに従って処理された結果出力に成功した画像情報である出力画像を記憶媒体に格納し、
    前記処理結果画面生成部は、前記格納された出力画像を表示することにより前記出力の成否を示すように前記表示情報を生成することを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記画像情報格納部は、前記実行されたワークフローに係る画像情報として、前記取得された画像情報である入力画像を記憶媒体に格納し、
    前記処理結果画面生成部は、前記格納された入力画像を前記処理の成否別に分けて表示することにより前記出力の成否を示すように前記表示情報を生成することを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記ワークフロー実行部は、前記画像情報取得部が取得した画像とは異なる画像が出力されるような処理を含むワークフローを実行し、
    前記画像情報格納部は、前記実行されたワークフローに係る画像情報として、前記取得された画像情報である入力画像並びに前記ワークフローに従って処理された結果出力に成功した画像情報である出力画像を記憶媒体に格納し、
    前記処理結果画面生成部は、前記格納された入力画像を表示すると共に前記格納された出力画像を前記入力画像に関連付けて表示することにより前記出力の成否を示すように前記表示情報を生成することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  5. 前記画像情報格納部は、前記実行されたワークフローに係る画像情報として、前記取得された画像情報である入力画像並びに前記ワークフローに従って処理された結果出力に成功した画像情報である出力画像を記憶媒体に格納し、
    前記処理結果画面生成部は、前記格納された入力画像を前記処理の成否別に分けて表示することにより前記出力の成否を示す入力画像一覧画面と、前記格納された出力画像を表示することにより前記出力の成否を示す出力画像一覧画面と、前記格納された入力画像を表示すると共に前記格納された出力画像を前記入力画像に関連付けて表示することにより前記出力の成否を示す入出力画像対比画面のうちいずれかを表示するように前記表示情報を生成することを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。
  6. 前記処理結果画面生成部は、前記出力の成否の表示態様を設定する設定情報に基づいて前記入力画像一覧画面、前記出力画像一覧画面及び前記入出力画像対比画面のうちいずれの表示情報を生成するかを決定することを特徴とする、請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記処理結果画面生成部は、前記画像情報取得部が取得した画像とは異なる画像が出力されるような処理を含むワークフローが実行された場合、前記入出力画像対比画面の表示情報を生成することを特徴とする、請求項5または6に記載の画像形成装置。
  8. 前記履歴情報格納部が格納する前記履歴情報は、前記ワークフローの実行による出力に失敗した場合の要因の情報を含み、
    前記処理結果画面生成部は、前記入力画像を表示する場合、前記ワークフローの実行による出力に失敗した入力画像について前記要因を示すように前記表示情報を生成することを特徴とする、請求項3乃至7いずれかに記載の画像形成装置。
  9. 前記表示情報に基づいて前記処理結果を示す画面を表示する表示部を更に含むことを特徴とする請求項1乃至8いずれかに記載の画像形成装置。
  10. 前記表示情報に基づいて前記処理結果を示す画像を画像形成出力する画像形成部を更に含むことを特徴とする請求項1乃至9いずれかに記載の画像形成装置。
  11. 前記履歴情報格納部が格納する前記履歴情報は、前記取得された画像情報の数である入力画像数並びに前記ワークフローに従って処理された結果出力に成功した画像情報の数である出力画像数の情報を含み、
    前記処理結果画面生成部は、前記入力画像数及び前記出力画像数の少なくとも一方を表示するように前記表示情報を生成することを特徴とする、請求項1乃至10いずれかに記載の画像形成装置。
  12. 前記処理結果画面生成部は、所定期間が経過する毎に前記所定期間内に実行されたワークフローについての履歴情報に基づいて前記表示情報を生成することを特徴とする、請求項1乃至11いずれかに記載の画像形成装置。
  13. 前記処理結果画面生成部は、前記ワークフローが実行される毎に前記実行されたワークフローについての履歴情報に基づいて前記表示情報を生成することを特徴とする、請求項1乃至12いずれかに記載の画像形成装置。
  14. 入力された画像情報を複数の処理が組み合わせられて構成されるワークフローに従って処理して出力する画像処理装置であって、
    ネットワークを介して前記画像情報を取得する画像情報取得部と、
    指定されたワークフローを実行して前記取得された画像情報を処理して出力するワークフロー実行部と、
    前記ワークフローの実行履歴に関する履歴情報を記憶媒体に格納する履歴情報格納部と、
    前記実行されたワークフローに係る画像情報を記憶媒体に格納する画像情報格納部と、
    前記格納された履歴情報に基づき、前記ワークフローの実行による処理結果を表示するための表示情報を生成する処理結果画面生成部とを含み、
    前記履歴情報格納部が格納する前記履歴情報は、前記ワークフローの実行による出力の成否に関する情報を含み、
    前記処理結果画面生成部は、前記格納された画像情報及びその画像情報についての前記出力の成否の成否を示すように前記表示情報を生成する画像処理装置。
  15. 入力された画像情報を複数の処理が組み合わせられて構成されるワークフローに従って処理して出力する画像処理システムであって、
    原稿を読み取って前記画像情報を生成する原稿読み取り部と、
    前記生成された画像情報を取得する画像情報取得部と、
    指定されたワークフローを実行して前記取得された画像情報を処理して出力するワークフロー実行部と、
    前記ワークフローの実行履歴に関する履歴情報を記憶媒体に格納する履歴情報格納部と、
    前記実行されたワークフローに係る画像情報を記憶媒体に格納する画像情報格納部と、
    前記格納された履歴情報に基づき、前記ワークフローの実行による処理結果を表示するための表示情報を生成する処理結果画面生成部と、
    前記表示情報に基づいて前記処理結果を示す画面を表示する表示部と、
    前記表示情報に基づいて前記処理結果を示す画像を画像形成出力する画像形成部とを含み、
    前記履歴情報格納部が格納する前記履歴情報は、前記ワークフローの実行による出力の成否に関する情報を含み、
    前記処理結果画面生成部は、前記格納された画像情報及びその画像情報についての前記出力の成否を示すように前記表示情報を生成する画像処理システム。
  16. 入力された画像情報を複数の処理が組み合わせられて構成されるワークフローに従って処理して出力する画像処理方法であって、
    画像情報取得部が、前記画像情報を取得し、
    ワークフロー実行部が、指定されたワークフローを実行して前記取得された画像情報を処理して出力し、
    履歴情報格納部が、前記ワークフローの実行履歴に関する情報であって前記ワークフローの実行による出力の成否に関する情報を含む履歴情報を記憶媒体に格納し、
    画像情報格納部が、前記実行されたワークフローに係る画像情報を記憶媒体に格納し、
    処理結果画面生成部が、前記格納された履歴情報に基づき、前記格納された画像情報及びその画像情報についての前記出力の成否を示すように、前記ワークフローの実行による処理結果を表示するための表示情報を生成する画像処理方法。
  17. 情報処理装置を、入力された画像情報を複数の処理が組み合わせられて構成されるワークフローに従って処理して出力する画像処理装置として動作させる制御プログラムであって、
    前記画像情報を取得するステップと、
    指定されたワークフローを実行して前記取得された画像情報を処理して出力するステップと、
    前記ワークフローの実行履歴に関する情報であって前記ワークフローの実行による出力の成否に関する情報を含む履歴情報を記憶媒体に格納するステップと、
    前記実行されたワークフローに係る画像情報を記憶媒体に格納するステップと、
    前記格納された履歴情報に基づき、前記格納された画像情報及びその画像情報についての前記出力の成否を示すように、前記ワークフローの実行による処理結果を表示するための表示情報を生成するするステップとを前記情報処理装置に実行させる制御プログラム。
  18. 請求項17に記載の制御プログラムを情報処理装置が読み取り可能な形式で記録したことを特徴とする記録媒体。
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