JP6090194B2 - ロール成形装置 - Google Patents

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本発明は、被成形部材をロール成形するロール成形装置に関する。
被成形部材の所定の位置を二つのローラで挟み込むことによって所望の形状にロール成形するロール成形装置が知られている。ロール成形装置では、回転しているローラは、被成形部材を成形しつつ次の成形工程のローラに被成形部材を送る送り機能を有している。例えば、特許文献1には、入口側に被成形部材の移動速度を制御する送りローラと、当該送りローラの下流側に被成形部材を成形しつつ被成形部材を送る補助送りローラと、を備えるロール成形装置が記載されている。
特開2005−52889号公報
従来、ロール成形装置における被成形部材の成形を高速かつ精度よく行う場合、機械的な連結を介して一つの大容量サーボモータを複数のローラに接続していた。しかしながら、大容量サーボモータを駆動する電力が大きくなり、機械的な連結が大容量サーボモータの高速駆動に適応できないため、所望の位置に所望の形状が成形できなくなるおそれがある。また、複数のローラにそれぞれサーボモータを複数設ける場合、それぞれのローラにおける成形量の違いによって被成形部材の移動速度が異なる。このため、ローラ間における材料詰まりが発生するおそれがあった。
本発明の目的は、被成形部材の成形速度及び成形精度を向上するロール成形装置を提供することにある。
本発明は、被成形部材をロール成形するロール成形装置であって、二つのローラを有し被成形部材を回転する二つのローラの間に挟み込むと被成形部材を所望の形状に成形する複数の成形用ローラ部と、複数の成形用ローラ部のそれぞれに接続しローラを回転駆動する複数のローラ駆動手段と、被成形部材の移動速度を検出し被成形部材の移動速度に応じた電気信号を出力する移動速度検出手段と、制御部と、を備える。制御部は、複数の成形用ローラ部が被成形部材を成形するよう複数のローラ駆動手段の作動を制御しつつ、移動速度検出手段が出力する電気信号に基づいて複数の成形用ローラ部の一つである送り成形用ローラ部に接続する送り成形用ローラ駆動手段を用いて被成形部材の移動速度を制御することを特徴とする。
本発明のロール成形装置では、制御部は、移動速度検出手段が出力する電気信号に基づいて送り成形用ローラ部のみによって被成形部材が送られる。一方、送り成形用ローラ部を除く他の成形用ローラ部に接続するローラ駆動手段は、送り成形用ローラ部を除く成形用ローラ部が有する二つのローラが被成形部材を成形可能な程度の成形力を発生するよう回転駆動する。これにより、被成形部材は、送り成形用ローラ部を除く成形用ローラ部によって積極的に送られないため、成形用ローラ部の間における材料詰まりが発生することを防止する。したがって、成形速度を向上しつつ所定の位置に所望の形状の成形を行うことができる。
本発明の一実施形態によるロール成形装置の概念図である。 本発明の一実施形態によるロール成形装置の成形用ローラ部のそれぞれにおける被成形部材の断面図である。 本発明の一実施形態によるロール成形装置のローラ駆動手段が出力する回転トルクの時間変化を示す特性図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
(一実施形態)
本発明の一実施形態によるロール成形装置について、図1〜図3に基づいて説明する。
一実施形態によるロール成形装置1は、例えば、単位毎に分割された平板状の被成形部材5を回転する二つのローラの間に挟み込み所望の形状にロール成形する装置である。ロール成形装置1は、第1成形用ローラ部10、第2成形用ローラ部20、第3成形用ローラ部30、「移動速度検出手段」としての送り量測定部40、回転トルク出力部50、制御部60などから構成されている。第1成形用ローラ部10、第2成形用ローラ部20、及び、第3成形用ローラ部30は、特許請求の範囲に記載の「成形用ローラ部」に相当する。
第1成形用ローラ部10は、二つのローラ11、12から構成されている。ローラ11、12は、白抜き矢印D1の方向に向かって挿入される被成形部材5を挟み込む。ローラ11、12が図1に示す矢印R10の方向に回転すると、挟み込まれた被成形部材5は、成形される前の断面形状(図2(a)参照)から図2(b)に示す断面形状に成形される。ローラ11、12は、回転トルク出力部50が有する第1モータ51に接続している。
第2成形用ローラ部20は、二つのローラ21、22から構成されている。ローラ21、22は、第1成形用ローラ部10から送られる被成形部材5を挟み込む。ローラ21、22が図1に示す矢印R20の方向に回転すると、挟み込まれた被成形部材5は、図2(b)に示す断面形状から図2(c)に示す断面形状に成形される。ローラ21、22は、回転トルク出力部50が有する第2モータ52に接続している。
第3成形用ローラ部30は、二つのローラ31、32から構成されている。ローラ31、32は、第2成形用ローラ部20から送られる被成形部材5を挟み込む。ローラ31、32が図1に示す矢印R30の方向に回転すると、挟み込まれた被成形部材5は、図2(c)に示す断面形状から図2(d)に示す断面形状に成形される。ローラ31、32は、回転トルク出力部50が有する第3モータ53に接続している。第3成形用ローラ部30は、特許請求の範囲に記載の「送り成形用ローラ部」に相当する。
送り量測定部40は、ロール成形装置1内を送られる被成形部材5において第3成形用ローラ部30の下流側に位置する。送り量測定部40は、二つの送りローラ41、42、及び、図示しない検出部から構成されている。ローラ41、42は、被成形部材5の表面に接触しつつ図1に示す矢印R40の方向に回転する。ローラ41、42に接続する検出部は、二つの送りローラ41、42の回転速度を検出する。検出部は、送りローラ41、42の回転速度から被成形部材5の移動速度、すなわち、被成形部材5の単位時間当たりの送り量を検出する。送り量測定部40では、検出した被成形部材5の送り量を制御部60に出力する。
回転トルク出力部50は、第1モータ51、第2モータ52、及び、第3モータ53から構成されている。第1モータ51、第2モータ52、及び、第3モータ53は、いわゆる、サーボモータであって、制御部60が有する第1ドライバ61、第2ドライバ62、及び、第3ドライバ63のそれぞれと電気的に接続している。第1モータ51、第2モータ52、及び、第3モータ53は、第1ドライバ61、第2ドライバ62、及び、第3ドライバ63のそれぞれが供給する電力の大きさに応じてローラ11、12、21、22、31、32を回転駆動する。第1モータ51、第2モータ52、及び、第3モータ53は、特許請求の範囲に記載の「ローラ駆動手段」に相当する。第3モータ53は、「送り成形用ローラ駆動手段」に相当する。
制御部60は、第1ドライバ61、第2ドライバ62、第3ドライバ63、処理部65などから構成されている。第1ドライバ61は、第1モータ51に供給される電力の大きさを変更し第1モータ51の回転駆動を制御する。第2ドライバ62は、第2モータ52に供給される電力の大きさを変更し第2モータ52の回転駆動を制御する。第3ドライバ63は、第3モータ53に供給される電力の大きさを変更し第3モータ53の回転駆動を制御する。
また、第3ドライバ63は、送り量測定部40、処理部65、第1ドライバ61、及び、第2ドライバ62と電気的に接続している。第3ドライバ63は、送り量測定部40が出力する被成形部材5の送り量を処理部65に出力する。処理部65では、送り量測定部40が検出した被成形部材5の送り量及び外部から入力されるロール成形装置1の駆動指示の内容に基づいて、第1ドライバ61、第2ドライバ62、及び、第3ドライバ63の駆動信号を第3ドライバ63に出力する。第3ドライバ63では、処理部65が出力する駆動信号に基づいて第3モータ53を駆動しつつ、第1ドライバ61及び第2ドライバ62に駆動信号を出力する。第1ドライバ61及び第2ドライバ62は、第3ドライバ63が出力する駆動信号に基づいて第1モータ51及び第2モータ52を駆動する。
次に、一実施形態によるロール成形装置1の成形工程の詳細について説明する。
図示しない部材供給装置を用いて、第1成形用ローラ部10のローラ11、12の間に図2(a)に示す断面形状を有する被成形部材5を挿入する。ローラ11、12には第1ドライバ61に制御されている第1モータ51によって被成形部材5を成形する回転トルクが与えられている。被成形部材5は、第1成形用ローラ部10において図2(b)に示す断面形状に成形される。
次に、第1成形用ローラ部10によって成形された被成形部材5は、第2成形用ローラ部20に送られる。第2成形用ローラ部20のローラ21、22には第2ドライバ62に制御されている第2モータ52によって被成形部材5を成形する回転トルクが与えられている。被成形部材5は、第2成形用ローラ部20において図2(c)に示す断面形状に成形される。
次に、第2成形用ローラ部20によって成形された被成形部材5は、第3成形用ローラ部30に送られる。第3成形用ローラ部30のローラ31、32には第3ドライバ63に制御されている第3モータ53によって被成形部材5を成形する回転トルクに加え被成形部材5を白抜き矢印D1の方向に送るための回転トルクが与えられている。第3成形用ローラ部30を通った被成形部材5は、図2(d)に示す断面形状に成形される。
ここで、第1モータ51、第2モータ52、及び、第3モータ53が第1成形用ローラ部10、第2成形用ローラ部20、及び、第3成形用ローラ部30に与える回転トルクの大きさについて説明する。
図2(a)に示す被成形部材5の形状から図2(b)に示す被成形部材5の形状への変形量、すなわち、第1成形用ローラ部10による成形量を成形量V1とし、図2(c)に示す被成形部材5の形状から図2(d)に示す被成形部材5の形状への変形量、すなわち、第3成形用ローラ部30による成形量を成形量V3とすると、第1モータ51が第1成形用ローラ部10に与える回転トルクT1は、基準の回転トルクT0を用いて以下の式(1)で算出される。
T1=V1/V3×100×T0 ・・・・・(1)
また、図2(b)に示す被成形部材5の形状から図2(c)に示す被成形部材5の形状への変形量、すなわち、第2成形用ローラ部20による成形量を成形量V2とすると、第2モータ52が第2成形用ローラ部20に与える回転トルクT2は、以下の式(2)で算出される。
T2=V2/V3×100×T0 ・・・・・(2)
また、第3モータ53が第3成形ローラ部30に与える回転トルクT3は、図2(c)に示す被成形部材5の形状から図2(d)に示す被成形部材5の形状に変形させるための基準の回転トルクT0に加え、被成形部材5を図1の白抜き矢印D1の方向に移動させるための回転トルクT30を加えた大きさとなる。
図3にそれぞれのドライバからそれぞれのモータへの回転トルクの指令値の時間変化を示す。図3(a)は、第1ドライバ61から第1モータ51への回転トルクの指令値の時間変化を示す。図3(b)は、第2ドライバ62から第2モータ52への回転トルクの指令値の時間変化を示す。図3(c)は、第3ドライバ63から第3モータ53への回転トルクの指令値の時間変化を示す。縦軸は、ドライバからモータへの回転トルクの指令値の大きさを示し、プラスの回転トルクを与えるとローラ11、12は図1に示す矢印R10の方向に回転し、ローラ21、22は図1に示す矢印R20の方向に回転し、ローラ31、32は図1に示す矢印R30の方向に回転する。
モータの駆動を開始するとき、ドライバは比較的大きい正の回転トルクを発生するようモータに指令する(図3(a)の時刻t10から時刻t11、図3(b)の時刻t20から時刻t21、図3(c)の時刻t30から時刻t31)。
モータの駆動が定常状態になると、第1モータ51には式(1)で算出される回転トルクT1を出力するよう指令する(図3(a)の時刻t11から時刻t12)。また、第2モータ52には式(2)で算出される回転トルクT2を出力するよう指令する(図3(b)の時刻t11から時刻t12)。また、第3モータ53には回転トルクT3を出力するよう指令する(図3(c)の時刻t31から時刻t32)。
ロール成形装置1における被成形部材5の成形が終了するとき、ドライバは比較的大きい負の回転トルクを発生するようモータに指令する(図3(a)の時刻t12から時刻t13、図3(b)の時刻t22から時刻t23、図3(c)の時刻t32から時刻t33)。これにより、モータは駆動を停止する。
ロール成形装置1の成形工程に戻り、最後に、第3成形用ローラ部30によって成形された被成形部材5は、図1の白抜き矢印D1の方向に送られる。第3成形用ローラ部30を通った被成形部材5は、送り量測定部40の二つの送りローラ41、42の間に挿入される。送り量測定部40は、被成形部材5の送り量を検出し第3ドライバ63に出力する。
従来、複数の成形用ローラ部によって被成形部材を成形するとき、ローラと被成形部材とが当接する部位からローラの中心軸までの距離、すなわち、送り半径が複数の成形用ローラ部のそれぞれにおいて異なっていたり、成形用ローラ部のローラと被成形部材との当たり方が変化したりするため、成形用ローラ部のそれぞれにおける被成形部材の送り量にばらつきが発生していた。このため、隣り合う成形用ローラ部において送り量が異なることとなり、材料詰まりが発生する。この材料詰まりは、被成形部材の単位時間当たりの送り量を大きくするほど顕著となり、被成形部材の所望の位置に所望の形状を精度よく成形することができない原因となっていた。
一実施形態によるロール成形装置1では、第1成形用ローラ部10、第2成形用ローラ部20、及び、第3成形用ローラ部30によって被成形部材5を成形する一方、ロール成形装置1における被成形部材5の成形工程の最終のローラ部となる第3成形用ローラ部30によってのみ被成形部材5を白抜き矢印D1の方向に送る。第3成形用ローラ部30における被成形部材5の送り量を第3成形用ローラ部30の下流側の直後に位置する送り量測定部40によって検出し、第3ドライバ63にフィードバックする。第3ドライバ63では、送り量測定部40が検出した被成形部材5の送り量に基づいて第3モータ53の駆動を制御し、被成形部材5の送り量を制御する。これにより、複数の成形用ローラ部のそれぞれにおいて被成形部材を送る場合に比べ、材料詰まりの発生を防止することができる。また、被成形部材5は第3成形用ローラ部30のみによって送られるため、成形用ローラ部の間における材料詰まりの発生を防止することができる。したがって、ロール成形装置1は、被成形部材5の成形速度を向上しつつ所望の位置に所望の形状を精度よく成形することができる。
ロール成形装置1では、第1成形用ローラ部10及び第2成形用ローラ部20には、式(1)、(2)によって算出される回転トルクが与えられる。これにより、第1成形用ローラ部10及び第2成形用ローラ部20では、与えられる回転トルクのほぼ全てが被成形部材5の成形に用いられるため、第1成形用ローラ部10または第2成形用ローラ部20における被成形部材5の送りがほとんど発生しない。これにより、成形用ローラ部の間における材料詰まりの発生を防止することができる。したがって、ロール成形装置1は、被成形部材5の所望の位置に所望の形状を精度よく成形することができる。
また、ロール成形装置1では、成形用ローラ部を駆動するモータをそれぞれ備えている。これにより、全ての成形用ローラ部を一つのモータで駆動する場合に比べ被成形部材5を成形するために必要な電力を少なくすることができる。また、第1成形用ローラ部10及び第2成形用ローラ部20は、被成形部材5の成形のみを行うため、第1モータ51及び第2モータ52を比較的小さくすることができる。したがって、被成形部材5の成形コストを低減することができる。
(他の実施形態)
(ア)上述の実施形態では、ロール成形装置における被成形部材の成形工程の最終のローラ部となる第3成形用ローラ部を「送り成形用ローラ部」とし、第3成形用ローラ部によってのみ被成形部材を一方の方向に送るとした。しかしながら、「送り成形用ローラ部」はこれに限定されない。被成形部材の成形工程の最初のローラ部である第1成形用ローラ部のみによって被成形部材を送ってもよいし、被成形部材の成形工程の中間のローラ部である第2成形用ローラ部のみによって被成形部材を送ってもよい。複数の成形用ローラ部の一つの成形用ローラ部のみが被成形部材を送るよう構成されればよい。
(イ)上述の実施形態では、被成形部材は、単位毎に分割された部材であるとした。しかしながら、被加工部材の形状はこれに限定されない。連続した帯状の部材であってもよい。
(ウ)上述の実施形態では、ロール成形装置は、成形用ローラ部、モータ、及び、ドライバをそれぞれ三個備えるとした。しかしながら、ロール成形装置が備える成形用ローラ部、モータ、及び、ドライバの数はこれに限定されない。成形用ローラ部、モータ、及び、ドライバの数は、ロール成形装置における被成形部材の成形工程に含まれる成形回数に応じて複数備えていればよい。
(エ)上述の実施形態では、第1成形用ローラ部及び第2成形用ローラ部に与えられる回転トルクは、第1成形用ローラ部または第2成形用ローラ部における成形量と第3成形用ローラ部における成形量との比に基づいて算出されるとした。しかしながら、第1成形用ローラ部及び第2成形用ローラ部に与えられる回転トルクを算出する方法はこれに限定されない。
(オ)上述の実施形態では、送り量測定部は、被成形部材に接触するローラなどから形成されるとした。しかしながら、「移動速度検出手段」の構成はこれに限定されない。
(カ)制御部は、複数のドライバ、処理部などから構成されているとした。しかしながら、制御部の構成はこれに限定されない。制御部は、複数の成形用ローラ部の駆動を制御しつつ、送り量測定部が検出する被成形部材の送り量に基づいて「送り成形用ローラ駆動手段」としての第3モータのみを用いて被成形部材の送り量を制御すればよい。
以上、本発明はこのような実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の形態により実施可能である。
1 ・・・ロール成形装置、
5 ・・・被成形部材、
10 ・・・第1成形用ローラ部(成形用ローラ部)、
11、12 ・・・ローラ、
20 ・・・第2成形用ローラ部(成形用ローラ部)、
21、22 ・・・ローラ、
30 ・・・第3成形用ローラ部(成形用ローラ部、送り成形用ローラ部)、
31、32 ・・・ローラ、
40 ・・・送り量測定部(移動速度検出手段)、
51 ・・・第1モータ(ローラ駆動手段)、
52 ・・・第2モータ(ローラ駆動手段)、
53 ・・・第3モータ(ローラ駆動手段、送り成形用ローラ駆動手段)、
60 ・・・制御部。

Claims (2)

  1. 被成形部材(5)をロール成形するロール成形装置(1)であって、
    二つのローラ(11、12、21、22、31、32)を有し、回転する前記二つのローラの間に前記被成形部材を挟み込むと前記被成形部材を所望の形状に成形する複数の成形用ローラ部(10、20、30)と、
    前記複数の成形用ローラ部のそれぞれに接続し、前記ローラを回転駆動する複数のローラ駆動手段(51、52、53)と、
    前記被成形部材の移動速度を検出し、前記被成形部材の移動速度に応じた電気信号を出力する移動速度検出手段(40)と、
    複数の前記成形用ローラ部が前記被成形部材を成形するよう複数の前記ローラ駆動手段の作動を制御しつつ、前記移動速度検出手段が出力する電気信号に基づいて複数の前記成形用ローラ部の一つである送り成形用ローラ部(30)に接続する送り成形用ローラ駆動手段(53)を用いて前記被成形部材の移動速度を制御する制御部(60)と、
    を備えることを特徴とするロール成形装置。
  2. 前記制御部は、複数の前記成形用ローラ部の前記送り成形用ローラ部を除く成形用ローラ部(10、20)において、前記送り成形用ローラ部を除く成形用ローラ部が前記被成形部材を成形する成形量(V1、V2)と前記送り成形用ローラ部が前記被成形部材を成形する成形量(V3)との比に応じて、前記送り成形用ローラ部を除く成形用ローラ部に接続する前記ローラ駆動手段の作動を制御することを特徴とする請求項1に記載のロール成形装置。
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