JP6035151B2 - 慣性モーメントの算出方法及び型締装置 - Google Patents
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Description
図1は本発明の一実施形態に係る型締装置1の構成を示す説明図、図2は型締装置1に用いられる制御装置17の構成を示すブロック図である。
即ち、慣性モーメントJは、変動値であり、固定値である第1慣性モーメントJsに、開閉機構13の動作により変化する(変動する、可変する)第2慣性モーメントJm×rの値を加えることで求められる。
Ka=2×π×J
の式から求められる。トルク換算手段68は、求めたトルク換算係数Kaと第2増幅器67で出力された制御入力とを掛け合わせることで、制御入力をトルク値に換算し、そのトルク値に換算されたものを、サーボアンプ69に出力可能に形成されている。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1] 回転軸を有するモータ及び前記回転軸の回転によりリニア移動するクロスヘッドを有する固定部分、並びに、前記クロスヘッドに接続されたトグルリンク及び前記トグルリンクに接続された移動対象物を有し、前記移動対象物が前記クロスヘッドの移動により前記トグルリンクを介してリニア移動する変化部分を具備する装置の、前記モータを駆動することで前記固定部分に発生する第1慣性モーメント及び前記モータを駆動することで前記変化部分に発生する第2慣性モーメントから、前記モータの駆動により前記装置に発生する慣性モーメントを算出する慣性モーメントの算出方法であって、
前記移動対象物の移動に応じて、前記第2慣性モーメントを可変させ、
可変させた前記第2慣性モーメントを求め、前記第1慣性モーメント及び前記第2慣性モーメントを積算することで、前記モータを駆動することで前記装置に発生する慣性モーメントを求める、
ことを特徴とする慣性モーメントの算出方法。
[2] 前記回転軸の位置情報を検出し、
前記回転軸の前記位置情報から前記クロスヘッドの位置情報を求め、
前記クロスヘッドの前記位置情報から前記移動対象物の位置情報を求め、
前記クロスヘッドの前記位置情報及び前記移動対象物の前記位置情報から、前記クロスヘッド及び前記移動対象物の速度比を求め、
前記トグル機構の速度比と前記モータを駆動することで前記変化部分に発生する基礎慣性モーメントとの積から、前記移動対象物の移動により前記変化部分に発生する第2慣性モーメントを求め、
求めた前記第2慣性モーメントを、前記第1慣性モーメントと積算することで、前記モータを駆動することで前記装置に発生する慣性モーメントを求めることを特徴とする[1]に記載の慣性モーメントの算出方法。
[3] 固定型が固定される固定盤と、
前記固定型と一体の金型を形成する移動型が固定される、前記固定盤に対して離接する方向に移動可能に形成された可動盤と、
前記可動盤に接続され、駆動することで、前記可動盤を前記固定盤に対して移動させる開閉機構と、
前記開閉機構を駆動する駆動装置と、
前記駆動装置を駆動することで、前記駆動装置及び前記開閉機構の一部に発生する第1慣性モーメント並びに前記開閉機構の他部及び前記可動盤に発生する、可変する第2慣性モーメントを積算することで、前記駆動装置の駆動により発生する慣性モーメントを求め、前記慣性モーメントに基づいて前記駆動装置を制御する制御装置と、
を備えることを特徴とする型締装置。
[4] 前記駆動装置に設けられた、回転軸を有するモータと、
前記駆動装置に設けられた、前記回転軸の回転を伝達する伝達手段と、
前記伝達手段に接続され、前記伝達手段により前記回転軸の回転が伝達されることでリニア移動する、前記開閉機構に設けられたクロスヘッドと、
前記クロスヘッド及び前記可動盤に接続され、前記クロスヘッドのリニア移動により前記可動盤をリニア移動させる、前記開閉機構に設けられたトグルリンクと、
前記回転軸の位置情報を検出する検出器と、
前記モータを駆動することで前記モータ、前記伝達手段及び前記クロスヘッドに発生する第1慣性モーメント並びに前記モータを駆動することで前記トグルリンク及び移動型が固定された前記可動盤に発生する基礎慣性モーメントが記憶された記憶部と、をさらに備え、
前記制御装置は、前記検出器で検出された前記回転軸の位置情報から前記クロスヘッドの位置情報を求め、前記クロスヘッドの前記位置情報から前記可動盤の位置情報を求め、前記クロスヘッドの前記位置情報及び前記可動盤の前記位置情報から、前記クロスヘッド及び前記可動盤の速度比を求め、前記速度比と前記記憶部に記憶された前記基礎慣性モーメントの積から、前記トグルリンク及び前記移動型が固定された前記可動盤に発生する前記第2慣性モーメントを求め、前記第1慣性モーメント及び前記第2慣性モーメントを積算することで、前記モータの駆動により発生する前記慣性モーメントを求め、前記モータの駆動により発生する前記慣性モーメントに基づいて、前記モータを制御する、
ことを特徴とする[1]に記載の型締装置。
Claims (2)
- 回転軸を有するモータ及び前記回転軸の回転によりリニア移動するクロスヘッドを有する固定部分、並びに、前記クロスヘッドに接続されたトグルリンク及び前記トグルリンクに接続された移動対象物を有し、前記移動対象物が前記クロスヘッドの移動により前記トグルリンクを介してリニア移動する変化部分を具備する装置の、前記モータを駆動することで前記固定部分に発生する第1慣性モーメント及び前記モータを駆動することで前記変化部分に発生する第2慣性モーメントから、前記モータの駆動により前記装置に発生する慣性モーメントを算出する慣性モーメントの算出方法であって、
前記回転軸の位置情報を検出し、
前記回転軸の前記位置情報から前記クロスヘッドの位置情報を求め、
前記クロスヘッドの前記位置情報から前記移動対象物の位置情報を求め、
前記クロスヘッドの前記位置情報及び前記移動対象物の前記位置情報から、前記クロスヘッド及び前記移動対象物の速度比を求め、
前記トグルリンクの速度比と前記モータを駆動することで前記変化部分に発生する基礎慣性モーメントとの積から、前記移動対象物の移動により前記変化部分に発生する第2慣性モーメントを求め、
求めた前記第2慣性モーメントを、前記第1慣性モーメントと積算することで、前記モータを駆動することで前記装置に発生する慣性モーメントを求める、
ことを特徴とする慣性モーメントの算出方法。 - 固定型が固定される固定盤と、
前記固定型と一体の金型を形成する移動型が固定される、前記固定盤に対して離接する方向に移動可能に形成された可動盤と、
前記可動盤に接続され、駆動することで、前記可動盤を前記固定盤に対して移動させる開閉機構と、
前記開閉機構を駆動する駆動装置と、
前記駆動装置に設けられた、回転軸を有するモータと、
前記駆動装置に設けられた、前記回転軸の回転を伝達する伝達手段と、
前記伝達手段に接続され、前記伝達手段により前記回転軸の回転が伝達されることでリニア移動する、前記開閉機構に設けられたクロスヘッドと、
前記クロスヘッド及び前記可動盤に接続され、前記クロスヘッドのリニア移動により前記可動盤をリニア移動させる、前記開閉機構に設けられたトグルリンクと、
前記回転軸の位置情報を検出する検出器と、
前記モータを駆動することで前記モータ、前記伝達手段及び前記クロスヘッドに発生する第1慣性モーメント並びに前記モータを駆動することで前記トグルリンク及び移動型が固定された前記可動盤に発生する基礎慣性モーメントが記憶された記憶部と、
前記駆動装置を駆動することで、前記駆動装置及び前記開閉機構の一部に発生する第1慣性モーメント並びに前記開閉機構の他部及び前記可動盤に発生する、可変する第2慣性モーメントを積算することで、前記駆動装置の駆動により発生する慣性モーメントを求め、前記慣性モーメントに基づいて前記駆動装置を制御する制御装置と、
を備え、
前記制御装置は、前記検出器で検出された前記回転軸の位置情報から前記クロスヘッドの位置情報を求め、前記クロスヘッドの前記位置情報から前記可動盤の位置情報を求め、前記クロスヘッドの前記位置情報及び前記可動盤の前記位置情報から、前記クロスヘッド及び前記可動盤の速度比を求め、前記速度比と前記記憶部に記憶された前記基礎慣性モーメントの積から、前記トグルリンク及び前記移動型が固定された前記可動盤に発生する前記第2慣性モーメントを求め、前記第1慣性モーメント及び前記第2慣性モーメントを積算することで、前記モータの駆動により発生する前記慣性モーメントを求め、前記モータの駆動により発生する前記慣性モーメントに基づいて、前記モータを制御することを特徴とする型締装置。
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JP2013000131A JP6035151B2 (ja) | 2013-01-04 | 2013-01-04 | 慣性モーメントの算出方法及び型締装置 |
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JP2013000131A JP6035151B2 (ja) | 2013-01-04 | 2013-01-04 | 慣性モーメントの算出方法及び型締装置 |
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Family Applications (1)
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