JP6090107B2 - 車両用シートスライド装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両用シートスライド装置に関する。
従来、ロアレールに対するアッパレールの相対移動をロック(規制)するロックレバーを備えるようにした車両用のシートスライド装置としては、例えば、特許文献1に記載の車両用シートスライド装置がある。この特許文献1に記載の車両用シートスライド装置では、ロックレバーをロック側に付勢するスプリングがアッパレールに取り付けられている。
特開2013−52843号公報
ところで、特許文献1の車両用シートスライド装置では、上記スプリングをアッパレールに取り付ける際、アッパレールに対して位置決めする工程と、アッパレールに対して締結される工程とを必要としている。さらに各工程に対しては、これらを成し得る構成も必要としている。
本発明は、このような実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、スプリングをアッパレールに取り付けるための工程及び構成を簡素化することのできる車両用シートスライド装置を提供することにある。
上記課題を解決する車両用シートスライド装置は、上方にシートが支持されるアッパレールと、延伸方向に沿って相対移動可能にアッパレールを支持するロアレールと、アッパレールに支持されてロアレールに係合することによりアッパレールの相対移動を規制可能なロックレバーと、アッパレールに取り付けられるとともに、ロックレバーがロアレールに係合するように付勢するスプリングと、を備え、スプリングは、スプリング本体と、アッパレールの上縁に設けられ該アッパレールの側面に開口する係止孔に挿入されるとともに、スプリング本体を係止孔の内方に弾性変形させることで係止孔に対して挿入可能であって、その弾性変形の復元により係止孔の周縁に係止されることでアッパレールからの脱離を規制する係止部と、を有している。
上記構成によれば、スプリングをアッパレールに取り付ける際、スプリング、すなわち係止部をアッパレールの上縁めがけて当て込んで係止孔に挿入することができる。また、スプリングをアッパレールに取り付ける際、スプリング本体を弾性変形させて係止部を係止孔に挿入すれば、該係止部を係止孔の周縁に係止させることができる。このような係止を通じては、スプリングをアッパレールに取り付ける際、係止孔に対する係止部の位置決めが容易となるとともに、スプリングのアッパレールに対する位置決めと、アッパレールに対する締結とを合わせてなしうる。これにより、スプリングをアッパレールに取り付けるための工程及び構成を簡素化することができる。
こうした車両用シートスライド装置において、ロックレバーとロアレールの係合を解除すべく操作される操作ハンドルを備え、スプリングは、ロックレバーとロアレールの係合が維持されるようにロックレバーを付勢する第1の付勢部と、ロックレバーとロアレールの係合が維持されるように操作ハンドルを付勢する第2の付勢部と、を有して、第1の付勢部と第2の付勢部とは、連続した曲げ形状をなす係止部を介して連結されることが好ましい。
ここで、第1の付勢部と第2の付勢部とで異なる作用をもたらす場合、これらに関わる応力が連結部位に集中しうる。その点、上記構成によれば、係止部が連続した曲げ形状をなしているので、第1の付勢部及び第2の付勢部の連結部位たる係止部において限られた一部に応力が集中してしまうことがなく、その分散均一化が図られるようになる。これにより、スプリングをアッパレールに取り付けるための構成を簡素にしながらも、ロックレバーとロアレールの係合が維持されなくなることについても合わせて抑えることができる。
そして、こういった車両用シートスライド装置において、スプリングは、アッパレールの延びる方向における係止孔の周縁に対応する位置においてアッパレールの側壁から内側に向かう方向にへこんだ折り曲げ部を有することが好ましい。
上記構成によれば、スプリングの折り曲げ部により、特にアッパレールへの挿入側でのスプリングと係止孔の周縁との接触が避けられるようになる。これにより、アッパレールに取り付けられた際のスプリングのロックレバー等の他の構成部材に対する位置決めがより確かなものになる。
本発明によれば、スプリングをアッパレールに取り付けるための工程及び構成を簡素化することができる。
車両用シートスライド装置の斜視図。 車両用のシート及び車両用シートスライド装置の概略構成を示す側面図。 図2の3−3線断面図。 図3の4−4線断面構造を示す図であって特に係止爪を模式的に併せ示す断面図。 (a)はスプリングを上下方向から視た図、(b)はスプリングを幅方向から視た図。 スプリングがアッパレールに取り付けられた状態を示す図であって、特に取り付け前の状態を一点鎖線、取り付け途中の状態を二点鎖線、取り付け後の状態を実線でそれぞれ模式的に併せ示す図。
以下、車両用シートスライド装置の一実施形態を説明する。
図1及び図2に示すように、車両フロア11には、車両の前後方向Lに延びる左右一対のロアレール30が固定されている。これらロアレール30には、各ロアレール30上をその延伸方向に沿って相対移動する左右一対のアッパレール40が装着されている。そして、車両用のシート12は、各アッパレール40の上方に支持されている。本実施形態では、これらロアレール30及びアッパレール40によって、車両用シートスライド装置10が形成されている。
各アッパレール40には、このシートスライド装置10の機能を利用して、前後方向Lにおけるシート12の位置調整を行うために操作される操作ハンドル60がシート12の前方に延出している。そして、シートスライド装置10では、操作ハンドル60が引き上げられることで、アッパレール40がシート12とともにロアレール30に対して相対移動可能となる。
以下、車両用シートスライド装置10の構成について説明する。
図1及び図3に示すように、ロアレール30は、車両フロア11に固定される板状の底壁部32を備えている。底壁部32の幅方向Wの両端には、それぞれ外壁部31が立設されている。これら外壁部31の上端には、それぞれ幅方向Wの内側に折り返された折り返し部33が延設されている。
これら折り返し部33には、これらが対面する上縁の複数箇所に一対のロック孔33aが前後方向Lに等間隔を隔てて形成されている。これらロック孔33aは、上方に開口しているとともに、対面するロック孔33aから視た場合、上方から下方に向かって先細となる略等脚台形をなしている。
また、図1及び図3に示すように、アッパレール40は、ロアレール30の各折り返し部33の間に配置されるとともに、幅方向Wに対向する一対の側壁部44を備えている。これら側壁部44は、板状の上壁部45により接続されている。
また、各側壁部44の下端には、それぞれ幅方向Wの外側に折り返された折り返し部46が延設されている。これら折り返し部46は、ロアレール30の外壁部31及び折り返し部33に囲まれた空間内に配置されることにより、そのロアレール30に対するアッパレール40の上下方向H及び幅方向Wの相対移動が規制される。
また、ロアレール30の外壁部31とアッパレール40の折り返し部46との間には、ボール状の大小の転動体を複数備えた前後一対のリテーナ34がそれぞれ介在される。これらリテーナ34がロアレール30の外壁部31とアッパレール40の折り返し部46に摺接して転動することにより、そのロアレール30に対するアッパレール40の円滑な相対移動が確保される。
また、アッパレール40の各側壁部44には、複数箇所(本実施形態では3箇所)に一対の挿通孔44a,44b,44cが前後方向Lに略等間隔を隔てて形成されている。これら挿通孔44a〜44cの間隔は、各ロック孔33aの間隔と同一に設定されている。また、各挿通孔44a〜44cは、各側壁部44が対面する下縁から上壁部45に至る上下方向に形成されている。そして、各挿通孔44a〜44cは、対面する挿通孔44a〜44cから視た場合、後方に湾曲する円弧をなしている。
また、アッパレール40の各側壁部44において、各挿通孔44a〜44cの前方には、一対の挿通孔47が形成されている。この挿通孔47は、対面する挿通孔47から視た場合、上方から下方に向かって先細となる略等脚台形をなしている。
また、アッパレール40の側壁部44と上壁部45の繋ぎ目となる各上縁45aにおいて、各挿通孔44a〜44c,47の前方には、略長方形でアッパレール40の側面を含む外方(本実施形態では、上面及び側面)に開口するとともに、幅方向Wに対向する一対の係止孔48が形成されている。これら係止孔48は、アッパレール40の各上縁45aに沿って延出している。
また、アッパレール40の各折り返し部46には、各挿通孔44a〜44cと同一数分の一対の係合溝46a,46b,46cが前後方向Lに等間隔を隔てて形成されている。これら係合溝46a〜46cは、これらの間隔が各挿通孔44a〜44c、すなわち各ロック孔33aの間隔と同一に設定されているとともに、各挿通孔44a〜44cに対面している。また各係合溝46a〜46cは、各折り返し部46の上端から下方に形成されている。そして、各係合溝46a〜46cは、対面する係合溝46a〜46cから視た場合、後方に湾曲する円弧をなしている。
また、図1及び図3に示すように、アッパレール40の各側壁部44及び上壁部45に囲まれた空間内(以下、「アッパレール本体内」という)には、この延伸方向に沿うようにロックレバー20が配置されている。
ロックレバー20は、前後方向Lに延びる長尺板状に形成された本体部21を備えている。この本体部21には、互いに同軸となる位置において、その幅方向Wの外側に向かって突出し、かつ、下方に折り曲げられた一対の回動軸部22が突設されている。そして、ロックレバー20は、各回動軸部22がアッパレール40の各挿通孔47に挿入されることにより、回動自在にアッパレール40に支持される。
また、各回動軸部22は、それぞれの両先端がアッパレール40の各挿通孔47にそれぞれ係合可能な長さに設定されている。さらに詳しく言えば、各回動軸部22は、本体部21を一方の挿通孔47の上縁に当てた状態で、該上縁から離間している回動軸部22を他方の挿通孔47の下縁から通過可能な長さに設定されている。
また、本体部21の一端、アッパレール40に支持された状態において各回動軸部22よりも後方側に配置される後端部23には、複数箇所(本実施形態では3箇所)に一対の係止爪23a,23b,23cが前後方向Lに等間隔を隔てて形成されている。これら係止爪23a〜23cは、これらの間隔が各挿通孔44a〜44c、すなわち各ロック孔33aの間隔と同一に設定されているとともに、本体部21の両側から幅方向Wの外側に突出している。
また、各係止爪23a〜23cは、それぞれの両先端がアッパレール40の幅よりも大きい、かつ、係合溝46a〜46cにそれぞれ係合可能な長さに設定されている。さらに詳しく言えば、各係止爪23aは、これら一方の係止爪23aの根本を挿入先となる挿通孔44aの上縁に当てた状態で、他方の係止爪23aの先端を挿入先となる挿通孔44aの下縁から通過可能な長さに設定されている。その他、各係止爪23b,23cは、各係止爪23a同様の長さに設定されている。
そして、各係止爪23a〜23cが各挿通孔44a〜44cのそれぞれに挿入されることにより、ロックレバー20の回動に基づいた各係止爪23a〜23cの各挿通孔44a〜44cに沿った上下動が許容される。このロックレバー20の回動により、上下動する各係止爪23a〜23cが、ロアレール30に対するアッパレール40の相対位置に応じた位置において各ロック孔33aに係脱する。
詳しくは、図4に示すように、ロックレバー20の回動により各係止爪23a〜23cが下方に移動してロアレール30の各ロック孔33aに係合することにより(同図中、実線に示された各係止爪23a〜23cの位置)、アッパレール40の相対移動を規制するロック状態となる。そして、ロックレバー20の回動により各係止爪23a〜23cが上方に移動してロアレール30の各ロック孔33aから脱離することにより(同図中、二点鎖線に示された係止爪23a〜23cの位置)、アッパレール40の相対移動を許容するアンロック状態となる。
また、図1及び図6に示すように、アッパレール本体内であって、ロックレバー20の上側に沿うようにスプリング50が配置されている。
図5(a)に示すように、スプリング50は、線材を2つ折りにして上面視略コ字状に形成されたスプリング本体51を備えている。このスプリング本体51の線材を2つ折りにして得られる2本の足部52には、連続した曲げ形状をなす上面視略U字状に折り曲げられた取り付け部としての係止部53がそれぞれ形成されている。この連続した曲げ形状は、各係止部53の外周に沿って接線の傾きが連続的に変化する弧状を示し、その途中で曲率の正負が変わらないことを示す。
また、図5(b)に示すように、各足部52は、側面視略台形をなすように各係止部53の両側で下方にそれぞれ折り曲げられており、各係止部53を連結部位たる繋ぎ目として、各係止部53から前後方向Lの後方に延びる後方本体部51aと、各係止部53から前後方向Lの前方に延びる前方本体部51bとから構成されている。また、各係止部53とその両側で折り曲げられるまでの間の上面53aは、アッパレール40に取り付けられた際に上壁部45の内面に当接可能なように平坦に形成されている。
そして、図6に示すように、スプリング50は、各係止部53がアッパレール40の各係止孔48にそれぞれ挿入されることにより、該各係止孔48の周縁に係止される。この係止によっては、スプリング50、すなわち後方本体部51a及び前方本体部51bが上下方向Hに弾性変形可能にアッパレール40に取り付けられる。なお、各係止部53はアッパレール40の各上縁45aから幅方向Wに突出している。
また、図5(a)、及び図6に示すように、各係止部53の両端には、アッパレール本体内に向かって折り曲げられた折り曲げ部54がそれぞれ形成されている。これら折り曲げ部54から各足部52の開放端52aに向かう先、すなわち後方本体部51aには、アッパレール40の各側壁部44の内面に当接可能に各折り曲げ部54の反対側に折り返された当接部55aがそれぞれ形成されている。これら当接部55aは、各足部52において幅方向Wに対面し、かつ、該幅方向Wに張り出して形成されている。これにより、各係止部53から各当接部55aにかけては、該各当接部55aが当接する各側壁部44から離間して連設される連設部となる。
特に図5(a)に示すように、本実施形態のスプリング本体51は、アッパレール40への取り付け前の各足部52の各当接部55aの幅W1a(同図中、実線で示された各足部52)は、アッパレール40への取り付け後の幅W2(同図中、二点鎖線で示された各足部52)よりも大きく設定されている。この幅W2は、アッパレール本体内の上壁部45の幅であって、各側壁部44の間の幅に相当する。すなわち、スプリング本体51は、アッパレール40への取り付け後、上記幅W1aと上記幅W2の差分だけ各当接部55a(各足部52)が互いに近接する側であって、各係止孔48の内方に弾性変形することになる。
そして、スプリング50は、幅方向Wに張り出した各当接部55aが該各側壁部44の内面に当接することにより、各足部52の開放端52aのロックレバー20に対する位置決めがなされる。
詳しくは、この位置決めにより各足部52の開放端52aがロックレバー20の後端部23に対して上側から当接する。そして、第1の付勢部に相当するこれら開放端52aを有する後方本体部51aがロックレバー20の後端部23を下方に移動させるように付勢することにより、ロックレバー20の係止爪23a〜23cがロック状態を保持する方向に付勢される。
また、各折り曲げ部54から各足部52が接続される接続端52bに向かう先、すなわち前方本体部51bには、アッパレール40の各側壁部44の内面に当接可能に各折り曲げ部54の反対側に折り返された当接部55bがそれぞれ形成されている。これら当接部55bは、各足部52において幅方向Wに対面し、かつ、該幅方向Wに張り出して形成されている。これにより、各係止部53から各当接部55bにかけては、該各当接部55bが当接する各側壁部44から離間して連設される連設部となる。
特に図5(a)に示すように、本実施形態のスプリング本体51は、アッパレール40への取り付け前の各足部52の各当接部55bの幅W1b(同図中、実線で示された各足部52)は、上記幅W2(同図中、二点鎖線で示された各足部52)よりも大きく設定されている。すなわち、スプリング本体51は、アッパレール40への取り付け後、上記幅W1bと上記幅W2の差分だけ各当接部55a(各足部52)が互いに近接する側であって、各係止孔48の内方に弾性変形することになる。
そして、スプリング50は、各当接部55bが該各側壁部44の内面に当接することにより、各足部52の接続端52bのロックレバー20、又は操作ハンドル60に対する位置決めがなされる。
ここで、操作ハンドル60について説明する。
図1に示すように、ロックレバー20の各回動軸部22を挟んで各係止爪23a〜23cの反対側の他端には、パイプ材を折り曲げ加工して形成された操作ハンドル60が接続されている。この操作ハンドル60は、シート12の幅方向Wに沿うように当該シート12の前方に配置される操作部61と、左右のアッパレール40に沿って延びる一対の挿入部62とを備えた周知の構成を有している。そして、操作ハンドル60は、その挿入部62の先端62aがアッパレール本体内に挿入された状態で、アッパレール40の前方開口部40aから延出している。
また、上記のように位置決めされたスプリング本体51の各足部52の接続端52bは、アッパレール40の前方開口部40aの近傍に配置されるように、車両の前方側に向かって延びている。すなわち、接続端52bが操作ハンドル60の挿入部62(先端62a)を下側から支持する。そして、第2の付勢部に相当するこれら接続端52bを有する前方本体部51bが操作ハンドル60の挿入部62を上方に移動させるように付勢することにより、操作ハンドル60の挿入部62がロック状態を保持する方向に付勢される。
このため、操作ハンドル60に対する操作入力を行わない通常時には、スプリング50の開放端52aの弾性力に基づいて、ロックレバー20の各係止爪23a〜23cがロアレール30の各ロック孔33aに係合したロック状態となっている。
一方、操作ハンドル60の操作部61を上方に引き上げるように操作することで、当該操作ハンドル60は、スプリング50からの付勢力に抗して、先端62aがロックレバー20の前端部24を押し下げるように動作する。これにより、ロックレバー20がスプリング50の接続端52bの弾性力に抗して回動し、ロックレバー20の後端部23に設けられた各係止爪23a〜23cが上方に移動してロアレール30の各ロック孔33aから脱離することによって、ロック状態が解除されてアンロック状態となる。
次に、車両用シートスライド装置10の組み付け手順について、スプリング50をアッパレール40に取り付ける工程を中心に説明する。
図6に示すように、スプリング50をアッパレール40の下方から上方に挿入するようにして、各係止部53を係止孔48に挿入する。この挿入の際、まず各足部52の各当接部55a及び各当接部55bが上記幅W1a及び上記幅W1b(図6中、一点鎖線に示された各足部52)に開いたスプリング本体51を各足部52が互いに近接する側に弾性変形させるとともに、各係止部53の先端がアッパレール本体内に挿入可能になるまで弾性変形させる。これにともない、スプリング本体51は、各足部52が互いに交差するように(図6中、二点鎖線に示された各足部52)、弾性変形する。
このように弾性変形させた状態で、スプリング本体51の上面53aをアッパレール40の各上縁45aめがけて上壁部45の内面に当て込むことで、各係止部53の各係止孔48に対する上下方向Hの位置決めがなされる。これに合わせて、各係止部53の各係止孔48に対する前後方向Lの位置決めがなされ、各係止部53の位置が各係止孔48に一致すると、スプリング本体51の弾性変形が復元することにより、各係止部53が各係止孔48に入り込む。
これにともない、スプリング本体51は、各足部52が互いに交差する状態から各足部52の各当接部55a及び各当接部55bが上記幅W2(図6中、実線で示された各足部52)に達するまで弾性変形が復元する。この状態では、各係止部53が各係止孔48の周縁に係止される。また、この状態では、いまだ各足部52の各当接部55a及び各当接部55bが上記幅W1a及び上記幅W1bまで戻りきらないので、その分の弾性変形から復元しようとする復元力により、各係止部53の各係止孔48への挿入状態、すなわち係止状態が保持される。このようにして、スプリング50のアッパレール40への位置決めがなされるとともに、スプリング50がアッパレール40に対して抜止状態に締結される。
これにともない、スプリング50の各当接部55a,55bがアッパレール40の各側壁部44の内面に当接する。すなわち、スプリング50の開放端52aがロックレバー20の後端部23を下方に付勢するように位置決めされるとともに、接続端52bが操作ハンドル60の先端62aを上方に付勢するように位置決めされる。
続いて、ロックレバー20をアッパレール40の下方から前後方向Lを軸として回転させるようにして、各係止爪23a〜23cと各回動軸部22とを各挿通孔44a〜44cと各挿通孔47とに挿入する。さらに詳しく言えば、まずロックレバー20を傾けることにより、各係止爪23a〜23cの一方を挿入先となる各挿通孔44a〜44cの上縁めがけて根本まで挿入する。これと同時に、各回動軸部22の一方を挿入先となる挿通孔47の上縁めがけて挿入する。続けて各係止爪23a〜23cの他方を挿入先となる各挿通孔44a〜44cの下縁を通過させるように、前後方向Lを軸にロックレバー20を回転させる。これと同時に、各回動軸部22の他方を挿入先となる挿通孔47の下縁を通過させる。このようにして、ロックレバー20がアッパレール40に回動自在に取り付けられる。
そして、上述した取り付ける工程を左右の各アッパレール40に対して行った後、各アッパレール40が左右の各ロアレール30に対して相対移動可能に取り付けられる。またさらに、操作ハンドル60の先端62aが各アッパレール40において、それぞれの上壁部45の内面と各スプリング50の間に取り付けられる。これらを経て、車両用シートスライド装置10が得られる。
次に、車両用シートスライド装置10の作用を説明する。
スプリング50のアッパレール40への取り付けは、スプリング50、すなわち各係止部53をアッパレール40の各上縁45aめがけて当て込んで各係止孔48に挿入することによりなされる。また、スプリング50のアッパレール40への取り付けは、スプリング本体51を弾性変形させて各係止部53を各係止孔48に挿入すれば、該各係止部53を各係止孔48の周縁に係止させることができる。このような係止を通じては、スプリング50をアッパレール40に取り付ける際、各係止孔48に対する各係止部53の位置決めが容易となるとともに、スプリング50のアッパレール40に対する位置決めと、アッパレール40に対する締結とを合わせてなすことができる。
また、スプリング50をアッパレール40に対して位置決めができたとしても、こういった位置決めもロックレバー20や操作ハンドル60に対する位置決めが十分でなければ何ら意味をなさないことになる。
そこで、本実施形態では、スプリング50における各係止部53から各当接部55a及び各当接部55bにかけては、該各当接部55a及び各当接部55bが当接する各側壁部44から離間して連設することにより、特にアッパレール本体内におけるスプリング50と各係止孔48の周縁との接触が避けられるようになる。これにより、各当接部55a及び各当接部55bの該各側壁部44の内面への当接をより確かなものにすることができ、スプリング50のロックレバー20や操作ハンドル60に対する位置決めをより確かなものにすることができる。
また、スプリング50の各当接部55a及び各当接部55bは、それぞれの当接部同士を近接側に弾性変形させることでアッパレール40に取り付けられるとともに、その弾性変形の復元力によりアッパレール40の各側壁部44(両側壁)に当接し、その当接が維持される。これにより、各当接部55a及び各当接部55bのアッパレール40の各側壁部44への当接をより確かなものにすることができる。
また、上述した特にアッパレール本体内におけるスプリング50と各係止孔48の周縁との接触が避けられることによっては、各係止部53から各当接部55a又は各当接部55bの間にてスプリング50のアッパレール40への取り付けに関わる取り付け誤差があっても、その間にてスプリング50の取付姿勢が自律的に調整されるようになる。
そして、スプリング50の各当接部55aが各側壁部44の内面に当接さえすれば、各当接部55aから各開放端52aにかけては、その寸法及び各開放端52aの配置といった位置決めの状態が再現されうる。これにより、各開放端52aについては、スプリング50をアッパレール40に取り付けた状態を想定した設定に基づき、ロックレバー20に対する位置決めの再現が容易になる。なお、このことは、スプリング50の各当接部55bが各側壁部44の内面に当接する接続端52bについても同様であって、スプリング50をアッパレール40に取り付けた状態を想定した設定に基づき、ロックレバー20や操作ハンドル60に対する位置決めの再現が容易になる。
本実施形態では、スプリング50において、各開放端52aを含む後方本体部51aと、接続端52bを含む前方本体部51bとで、上下方向Hについてそれぞれ異なる方向へ付勢する、所謂、ねじりばね(トーションスプリング)として作用させている。このように、後方本体部51aと前方本体部51bとで異なる作用をもたらす場合、これらに関わる応力が連結部位に集中しうる。その点、本実施形態では、各係止部53が連続した曲げ形状をなす上面視略U字状に折り曲げられているので、後方本体部51a及び前方本体部51bの連結部位たる各係止部53において限られた一部に応力が集中してしまうことがなく、その分散均一化が図られるようになる。
以上、説明した実施形態によれば、以下の効果を奏することができる。
(1)スプリング50、すなわち各係止部53をアッパレール40の各上縁45aめがけて当て込むとともに、スプリング本体51を弾性変形させて各係止部53を各係止孔48に挿入することにより、スプリング50をアッパレール40に取り付ける際、各係止孔48に対する各係止部53の位置決めを容易にすることができる。さらには、スプリング50のアッパレール40に対する位置決めと、アッパレール40に対する締結ともなすことができる。これにより、スプリングをアッパレールに取り付けるための工程及び構成を簡素化することができる。
(2)各係止部53を連続した曲げ形状をなす上面視略U字状に折り曲げているので、該各係止部53に集中する応力の分散均一化を図ることができる。これにより、スプリングをアッパレールに取り付けるための構成を簡素にしながらも、ロックレバーとロアレールの係合が維持されなくなることについても合わせて抑えることができる。
(3)特に、本実施形態では、各係止部53を弧状に形成することで、その途中に直線部を有さないので、応力の分散均一化を好適に実現することができる。
(4)また、本実施形態のスプリング50のように、所謂、ねじりばねとして作用するスプリングであっても、応力の分散均一化を好適に実現することができる。
(5)スプリング50の折り曲げ部54を形成することにより、アッパレール40に取り付けられた際のスプリング50のロックレバー20や操作ハンドル60等の他の構成部材に対する位置決めがより確かなものになる。
なお、上記実施形態は、これを適宜変更した以下の形態にて実施することもできる。
・折り曲げ部54は、特に形成されていなくてもよい。ただし、この場合にも線材を折り曲げることによっては、幾らかのR(曲率)、所謂、最小Rを有する部位が形成されるので、この部位を折り曲げ部として作用させることもできる。
・スプリング50のロックレバー20や操作ハンドル60に対する位置決めについて、各当接部55aや各当接部55bをアッパレール40の各側壁部44の内面に当接させる例を示したが、他の手法を用いてもよい。例えば、各当接部55aや各当接部55bをアッパレール40の上壁部45の内面に当接させる等の手法がある。
・本実施形態では、各係止部53を後方本体部51a及び前方本体部51bを連結する連結部位としたが、該各係止部53と別に連結部位を形成してもよい。
・本実施形態は、ロックレバー20の後端部23を下方に付勢する機能と、操作ハンドル60を上方に付勢する機能とを別々のスプリングに持たせる仕様の車両用シートスライドに適用することもできる。その際には、少なくとも何れかのスプリングが本実施形態に示した方法でアッパレール40に取り付けられていればよい。
・各係止孔48は、各側壁部44側にのみ開口されていてもよい。
・アッパレール40の各側壁部44の少なくとも何れかに係止孔が形成されていればよい。
・各係止部53は、連続した曲げ形状をなしていればよく、例えば、後方本体部51a及び前方本体部51bのそれぞれの側で非対象でもよい。
・後方本体部51a及び前方本体部51bで同じ方向へ付勢する力を発揮するスプリングを用いた仕様の車両用シートスライドに適用することもできる。
・各ロック孔33aをロアレール30に対して下方に開口して形成し、ロックレバー20の回動により各係止爪23a〜23cが上方に移動してロアレール30の各ロック孔33aに係合することにより、アッパレール40の相対移動を規制するロック状態となる仕様の車両用シートスライドに適用することもできる。その際には、ロックレバー20の回動により各係止爪23a〜23cが下方に移動してロアレール30の各ロック孔33aから脱離することにより、アッパレール40の相対移動を許容するアンロック状態となる。
次に、上記実施形態及び別例(変形例)から把握できる技術的思想について以下に追記する。
(イ)前記係止部は、弧状である。これによれば、係止部、すなわち第1の付勢部及び第2の付勢部の間は、その途中に直線部を有さないので、応力の分散均一化を好適に実現することができる。
(ロ)前記第1の付勢部が前記ロックレバーを付勢する向きと前記第2の付勢部が前記操作ハンドルを付勢する向きとが逆向きである。これによれば、第1の付勢部及び第2の付勢部で付勢する向きが逆となる、所謂、ねじりばね(トーションスプリング)として作用するスプリングであっても、応力の分散均一化を好適に実現することができる。
10…車両用シートスライド装置、12…シート、20…ロックレバー、22a〜22c…係止爪、23…後端部、30…ロアレール、33a…ロック孔、40…アッパレール、44a〜44c…挿通孔、44…側壁部、45…上壁部、45a…上縁、48…係止孔、50…スプリング、51…スプリング本体、51a…後方本体部、51b…前方本体部、52…足部、52a…開放端、52b…接続端、53…係止部、54…折り曲げ部、55a,55b…当接部、60…操作ハンドル。

Claims (3)

  1. 上方にシートが支持されるアッパレールと、
    延伸方向に沿って相対移動可能に前記アッパレールを支持するロアレールと、
    前記アッパレールに支持されて前記ロアレールに係合することにより前記アッパレールの相対移動を規制可能なロックレバーと、
    前記アッパレールに取り付けられるとともに、前記ロックレバーが前記ロアレールに係合するように付勢するスプリングと、を備え、
    前記スプリングは、
    スプリング本体と、
    前記アッパレールの上縁に設けられ該アッパレールの側面に開口する係止孔に挿入されるとともに、前記スプリング本体を前記係止孔の内方に弾性変形させることで前記係止孔に対して挿入可能であって、その弾性変形の復元により前記係止孔の周縁に係止されることで前記アッパレールからの脱離を規制する係止部と、を有することを特徴とする車両用シートスライド装置。
  2. 請求項1に記載の車両用シートスライド装置において、
    前記ロックレバーと前記ロアレールの係合を解除すべく操作される操作ハンドルを備え、
    前記スプリングは、
    前記ロックレバーと前記ロアレールの係合が維持されるように前記ロックレバーを付勢する第1の付勢部と、
    前記ロックレバーと前記ロアレールの係合が維持されるように前記操作ハンドルを付勢する第2の付勢部と、を有して、
    前記第1の付勢部と前記第2の付勢部とは、連続した曲げ形状をなす前記係止部を介して連結されることを特徴とする車両用シートスライド装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の車両用シートスライド装置において、
    前記スプリングは、前記アッパレールの延びる方向における前記係止孔の周縁に対応する位置において前記アッパレールの側壁から内側に向かう方向にへこんだ折り曲げ部を有することを特徴とする車両用シートスライド装置。
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