JP6090025B2 - 蓋材 - Google Patents

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本発明は、容器の開口部に熱シールして使用する蓋材に関し、特に食品等を収納して、容器ごと電子レンジで加熱した時に、発生した水蒸気の温度と圧力によって蒸気抜き孔が自動的に開口する蒸気抜き蓋材に関する。
従来、食品を収納した包装体をそのまま電子レンジで加熱する際、発生した水蒸気によって容器が破裂したりしないように、予め容器の一部に蒸気抜き孔を設けておくことが行われる。このような方法の例としては、包装袋の角部を鋏で切り取ったり、あるいは蓋材の一部を剥がしたりする方法が用いられている。
しかし、このような方法は、うっかり孔を開け忘れたりすると、容器が破裂して悲惨な結果を招く怖れがある。そこで、包装体をそのまま電子レンジで加熱しても、蒸気抜き孔が自動的に開口する包装容器が提案されている。
特許文献1に記載された圧力抜きラベル付き食品包装容器は、容器に予め蒸気抜き孔を開けておき、この孔に圧力抜きラベルを貼着したものである。圧力抜きラベルは、中央部に非粘着領域を設け、この外側に弱粘着領域と強粘着領域とを配置することにより、電子レンジで加熱した際に、弱粘着領域が自動的に剥離して蒸気抜き孔が開口する一方、強粘着領域が存在するためにラベルが剥がれ落ちたりしないというものである。
特許第3621071号公報
特許文献1に記載された圧力抜きラベル付き食品包装容器においては、圧力抜きラベルの構造として、水蒸気の熱と圧力によって剥離する弱粘着領域と、剥離しない強粘着領域とを、粘着剤の塗布量差によって区分しているため、明確な強度差を発揮させることが困難であり、このため安定した蒸気抜き性能が期待できなかった。
本発明の解決しようとする課題は、容器ごと電子レンジで加熱した場合に、自動的に蒸気が抜ける機能を有する密封蓋材において、安定した蒸気抜き性能を発揮する蓋材を提案するものである。
上記の課題を解決するための手段として、請求項1に記載の発明は、容器本体のフランジ部に熱シールして容器本体の開口部を封止するために使用する、積層体からなる蓋材であって、蒸気抜き孔と、これを封止する蒸気抜きラベルとを有し、該蒸気抜きラベルは、熱収縮性フィルムからなる最外層である第1層と、熱収縮性を有しないフィルムからなる第2層と、粘着層を有し、前記第1層と第2層を接着する接着層は、1本以上の帯状の欠膠部分を有し、該帯状の欠膠部分は、前記第1層の熱収縮方向に直交することを特徴とする蓋材である。
本発明に係る蓋材は、蒸気抜き孔を蒸気抜きラベルで封止し、蒸気抜きラベルの最外層である第1層に熱収縮性フィルムを配置し、さらにこの第1層と第2層を接着する接着層
に、1本以上の帯状の欠膠部分を、熱収縮性フィルムの収縮方向に直交するように設けたので、包装体を電子レンジで加熱した場合、発生した水蒸気の温度によって、熱収縮性フィルムが収縮し、蒸気抜きラベルが上方に反り返ることにより蒸気抜き孔が開口して自動的に蒸気が放出される。
また、請求項2に記載の発明は、前記蒸気抜き孔が、1本または複数の切目線から形成される閉じた領域を有さない形状であることを特徴とする請求項1に記載の蓋材である。
また、請求項3に記載の発明は、前記帯状の欠膠部分が、前記蒸気抜きラベルの片側に偏って配置されていることを特徴とする請求項1または2に記載の蓋材である。
また、請求項4に記載の発明は、前記蒸気抜きラベルの、前記帯状の欠膠部分に近いラベル端部に非粘着領域を設けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の蓋材である。
また、請求項5に記載の発明は、前記積層体が、ガスバリア層を含むことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の蓋材である。
本発明に係る蓋材は、蒸気抜き孔と、これを封止する蒸気抜きラベルとを有し、該蒸気抜きラベルは、熱収縮性フィルムからなる最外層である第1層と、熱収縮性を有しないフィルムからなる第2層と、粘着層を有し、前記第1層と第2層を接着する接着層は、1本以上の帯状の欠膠部分を有し、該帯状の欠膠部分を、前記第1層の熱収縮方向に直交するように配置したので、発生した蒸気の熱により熱収縮性フィルムが収縮し、蒸気抜きラベルが反り返って剥離する。このため安定した剥離性すなわち通蒸性を発揮することが可能となった。
また請求項2に記載の発明のように、蒸気抜き孔が、1本または複数の切目線から形成される閉じた領域を有さない形状である場合には、丸孔などの場合に比較してガスバリア性の低下が少なくて済む。また抜けカスが発生しないので、抜けカスの混入による問題が生じない。
請求項3に記載の発明のように、帯状の欠膠部分が蒸気抜きラベルの片側に偏って配置されている場合には、熱収縮性フィルムの収縮力が分散せず片側に集中するため、蒸気抜き孔の開口がし易くなる。
請求項4に記載の発明のように、蒸気抜きラベルの、帯状の欠膠部分に近いラベル端部に非粘着領域を設けた場合には、粘着ラベルを打ち抜いた時に生じ易い端部の下向きのばりによる、剥離しにくさが解消され、蒸気抜き孔の開放がよりなされやすくなる。
図1は、本発明に係る蓋材の一実施態様を示した平面模式図であり、蓋材を容器本体に熱シールした包装体の状態を示した平面模式図である。 図2は、図1のA−A’断面を示した断面模式図である。 図3は、図1、2に示した包装体を電子レンジで加熱した時の状態を示した断面説明図である。 図4(1)〜(4)は、本発明の請求項2に係る発明の蓋材における蒸気抜き孔の実施態様の例を示した平面模式図である。 図5(1)、(2)は、本発明の請求項2に係る発明の蓋材における蒸気抜きラベルの実施態様を示した平面模式図である。 図6(1)、(2)は、本発明の請求項3に係る発明の蓋材における蒸気抜きラベルの実施態様を示した平面模式図である。 図7(1)、(2)は、本発明の請求項4に係る発明の蓋材における蒸気抜きラベルの実施態様を示した平面模式図である。 図8(1)、(2)は、実施例1の蓋材に係る蒸気抜きラベルを示した平面模式図と断面模式図である。 図9(1)、(2)は、実施例2の蓋材に係る蒸気抜きラベルを示した平面模式図と断面模式図である。 図10(1)、(2)は、実施例3の蓋材に係る蒸気抜きラベルを示した平面模式図と断面模式図である。 図11(1)、(2)は、実施例4の蓋材に係る蒸気抜きラベルを示した平面模式図と断面模式図である。 図12(1)、(2)は、実施例5の蓋材に係る蒸気抜きラベルを示した平面模式図と断面模式図である。
以下本発明に係る蓋材について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明に係る蓋材の一実施態様を示した平面模式図であり、蓋材を容器本体に熱シールした包装体の状態を示した平面模式図である。図2は、図1のA−A’断面を示した断面模式図である。また図3は、図1、2に示した包装体を電子レンジで加熱した時の状態を示した断面説明図である。
本発明に係る蓋材(1)は、容器本体(2)のフランジ部(4)に熱シールして容器本体の開口部を封止するために使用されるものである。容器本体(2)の材質は特に限定されないが、包装体が電子レンジで加熱された際に変形しないように、ある程度の剛性と耐熱性を持っていることが望ましい。
本発明に係る蓋材(1)は、積層体(10)からなる蓋材であって、最外層である基材層(11)と、最内層であるシーラント層(15)と、必要に応じてガスバリア層(13)を有し、図2に示した実施態様では、基材層(11)とガスバリア層(13)とシーラント層(15)が、接着層1(12)、接着層2(14)によって積層されている。
蓋材(1)には、蒸気抜き孔(17)が設けられており、これが蒸気抜きラベル(20)によって封止されている。図1〜3に示した実施態様においては、蒸気抜き孔(17)は、円形の孔である。
蒸気抜きラベルは、熱収縮性フィルムからなる最外層である第1層(21)と、熱収縮性を有しないフィルムからなる第2層(24)と、粘着層(25)を有し、第1層(21
)と第2層(24)を接着する接着層(22)は、1本以上の帯状の欠膠部分(23)を有し、帯状の欠膠部分(23)は、第1層(21)の熱収縮方向(27)に直交することを特徴とする。
図3に示したように、容器本体(2)に内容物(9)を収納し、蓋材(1)を熱シールした包装体(3)を電子レンジで加熱すると、内部で発生した水蒸気は、蓋材(1)の蒸気抜き孔(17)を通って蒸気抜きラベル(20)を押し上げる。蒸気抜きラベル(20)は、加熱されることにより、最外層である第1層(21)が収縮しようとする。この時、熱収縮性を有しない第2層(24)との間に帯状の欠膠部分(23)が、第1層の熱収縮方向(27)に直交するように設けられていることにより、蒸気抜きラベル(20)は、上方に反り返る。その結果、蒸気抜きラベル(20)は、左右いずれかの粘着層(25)が剥離して、蒸気抜き孔(17)が露出し、水蒸気(8)が噴出する。
図4(1)〜(4)は、本発明の請求項2に係る発明の蓋材における蒸気抜き孔(17)の実施態様を示した平面模式図である。これらの実施態様においては、蒸気抜き孔(17)は、1本または複数の切目線から形成される閉じた領域を有さない形状であることを特徴とする。閉じた領域とは、円形や四角形などのように線で囲まれた領域を意味し、閉じた領域を有さないことにより、面として除去される部分がないことを意味している。
図4(1)では、2本の切目線が十字架状に交わっている。また図4(2)では、1本の水平な直線である。また図4(3)では、同じく1本の切目線が横U字状に形成されている。また図4(4)では、1本の切目線がコの字状に形成されている。
蒸気抜き孔(17)が、このように切目線だけで形成され、閉じた領域を有さないことにより、蓋材の積層体にガスバリア層を備えたような場合に、蓋材としてのガスバリア性の低下を最小限に留めることができる。また円形の孔の場合などと異なり抜けカスが発生しないので、抜けカスが容器の内部に混入したりするトラブルを未然に防げるという長所もある。
図5(1)、(2)は、本発明の請求項2に係る発明の蓋材(1)における蒸気抜きラベル(20)の実施態様を示した平面模式図である。図5(1)に示した例では、蒸気抜き孔(17)が2本の切込線が十字形に交差した形状となっている。また接着層(22)に設けられた帯状の欠膠部分(23)は、最外層の第1層の熱収縮方向(27)と直交する方向すなわち図では縦方向に、蒸気抜きラベル(20)を横断するように中央部に一つ設けられている。
図5(2)に示した例では、蒸気抜き孔(17)は水平に設けた1本の切目線であり、帯状の欠膠部分(23)は、左右対称に3本設けられている。
図6(1)、(2)は、本発明の請求項3に係る発明の蓋材(1)における蒸気抜きラベル(20)の実施態様を示した平面模式図である。これらの実施態様においては、帯状の欠膠部分(23)は、蒸気抜きラベル(20)の片側に偏って配置されていることを特徴とする。
図6(1)の例では、1本の帯状の欠膠部分(23)が蒸気抜きラベル(20)の中心より右側に設けられており、図6(2)の例では、3本の帯状の欠膠部分(23)が蒸気抜きラベル(20)の右寄りに偏って設けられている。
このようにすることにより、蒸気抜きラベル(20)が加熱された時の収縮による反り返りが欠膠部分の存在する片側だけになり、蒸気抜き孔(17)の開口性が向上する。
図7(1)、(2)は、本発明の請求項4に係る発明の蓋材における蒸気抜きラベル(20)の実施態様を示した平面模式図である。これらの実施態様においては、蒸気抜きラベル(20)の、帯状の欠膠部分(23)に近いラベル端部に非粘着領域(26)を設けたことを特徴とする。
図7(1)の例では、一つの欠膠部分(23)が中央に配置され、左右両端部に非粘着領域(26)が設けられている。図7(2)の例では、3本の帯状の欠膠部分(23)が右側に偏って設けられており、右側の端部に非粘着領域(26)が設けられている。
このようにすることにより、蒸気抜きラベル(20)の端部が剥離しやすくなり、加熱された時にスムーズに剥離する。
非粘着領域(26)を形成する方法としては、この部分に粘着剤を塗布しない方法や、または全面に塗布した粘着剤の上から、この部分だけ粘着性を殺す非粘着コート層を塗布する方法等がある。
粘着層(25)の表面に非粘着コート層をパターン状に設ける方法としては、凸版印刷法やフレキソ印刷法の他、インクジェット印刷法によっても可能である。また粘着層表面に直接印刷してもよいし、離型紙側に印刷しておいて貼り合わせてもよい。
蓋材(1)の基材層(11)としては、公知の包装材料用フィルムを用いることができる。多くの場合基材層(11)としては、透明のフィルムを用いて、裏側に印刷を行う例が多いため、透明延伸フィルムが用いられることが多い。例を挙げれば、延伸ポリプロピレンフィルム(OPP)、延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム(PET)、延伸ナイロンフィルム(ONy)などである。
シーラント層(15)としては、公知の包装材料用シーラントあるいは、イージーピールシーラントが使用できる。シーラント層(15)は、フィルム状のものを貼り合わせてもよいし、Tダイから押し出して貼り合わせてもよい。
図2に示した実施態様においては、基材層(11)とシーラント層(15)の間にガスバリア層(13)が設けられており、接着層1(12)、接着層2(14)によって積層されている。
ガスバリア層(13)は、基材フィルムの片面にアルミニウムや無機物を蒸着した蒸着層であっても良いし、アルミニウム箔のように独立した層であっても良い。またガスバリア性のフィルムや塗膜、あるいはこれらの組み合わせでもよい。
以下実施例に基いて、本発明に係る蓋材について具体的に説明する。
蓋材の基材層として厚さ12μmのPETフィルムにアルミナ蒸着層を設けたガスバリアフィルム(凸版印刷社製 GL−ARH)を用い、蒸着面側に絵柄を印刷し、厚さ15μmのナイロンフィルム(ユニチカ社製 両面コロナ処理ONy ONMB−RT)とドライラミネートで貼り合わせた。さらにイージーピールシーラント層(三井化学東セロ社製 CMPS 013C)をドライラミネートした。
蒸気抜きラベルの第1層フィルム(21)として厚さ25μmのシュリンクPETフィルム(グンゼ社製 ファンシーラップTAS)を用いて、基材の裏面に印刷加工を施した後、図8(1)のパターンになるようにUV硬化型接着剤(三井武田ケミカル社製 A6
26)を塗工した面にPET粘着ラベル原紙(リンテック社製 Super Stik[PET50(A)/PLシン/8LK])を貼り合わせ、UV照射して接着剤を硬化させた。
セパレーターを一時的に剥離し、粘着面に非粘着加工用のインキを塗工して非粘着領域(26)を形成した。非粘着加工用インキはシリコーンを含有する透明インキ(TOKA
UVハクリOPニス KP1.8)を使用した。これを打ち抜いて蒸気抜きラベル(20)とした。ラベルの寸法は、横40mm縦25mmである。
蓋材の積層体の中央部に水平な直線状の蒸気抜き孔(17)を設け、この上に上記で得られた蒸気抜きラベルを貼着した。図8(1)に実施例1の蒸気抜きラベルの平面模式図を示す。また図8(2)に断面模式図を示す。
容器本体として、厚さ300μmのPP/EVOH/PPの3層シートを真空成形して図1に示したようなトレイ状の容器を作成し、内容物として、白米ごはんを充填した。容器のフランジ部に、前記で得られた蓋材を熱シールし、実施例1の包装体を得た。
帯状の欠膠部分(23)の本数と配置、非粘着領域(26)の有無、蒸気抜き孔(17)の形状等を表1の組み合わせで変化させ、それ以外は実施例1と同様にして、実施例2〜実施例5の包装体、および比較例1、2の包装体を作成した。
以上により得られた各包装体についてそれぞれ業務用電子レンジ(パナソニック社製
NE−EH21A)を用いて1900W出力で1分間加熱を行い、蒸気抜きラベル/積層体間での剥離性と蒸気抜き孔からの蒸気の抜け具合(通蒸性)を調べた。蒸気抜きラベル部分から蒸気が放出されたものを○と評価し、容器/蓋材間から開口したものを×とした。
実施例、比較例の仕様及び評価結果を表1に示す。
Figure 0006090025
表1の結果から分かるように、本発明に係る蓋材は、電子レンジで加熱した時に、蒸気抜きラベルが剥がれて蒸気抜き孔が自動的に開放される。ここから発生した水蒸気が抜けるため、容器が変形したり、蓋材が破裂したりすることがない。
1・・・蓋材
2・・・容器本体
3・・・包装体
4・・・フランジ部
8・・・水蒸気
9・・・内容物
10・・・積層体
11・・・基材層
12・・・接着層1
13・・・ガスバリア層
14・・・接着層2
15・・・シーラント層
17・・・蒸気抜き孔
20・・・蒸気抜きラベル
21・・・第1層
22・・・接着層
23・・・欠膠部分
24・・・第2層
25・・・粘着層
26・・・非粘着領域
27・・・熱収縮方向

Claims (5)

  1. 容器本体のフランジ部に熱シールして容器本体の開口部を封止するために使用する、積層体からなる蓋材であって、蒸気抜き孔と、これを封止する蒸気抜きラベルとを有し、
    該蒸気抜きラベルは、熱収縮性フィルムからなる最外層である第1層と、熱収縮性を有しないフィルムからなる第2層と、粘着層を有し、
    前記第1層と第2層を接着する接着層は、1本以上の帯状の欠膠部分を有し、該帯状の欠膠部分は、前記第1層の熱収縮方向に直交することを特徴とする蓋材。
  2. 前記蒸気抜き孔は、1本または複数の切目線から形成される閉じた領域を有さない形状であることを特徴とする請求項1に記載の蓋材。
  3. 前記帯状の欠膠部分は、前記蒸気抜きラベルの片側に偏って配置されていることを特徴とする請求項1または2に記載の蓋材。
  4. 前記蒸気抜きラベルの、前記帯状の欠膠部分に近いラベル端部に非粘着領域を設けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の蓋材。
  5. 前記積層体は、ガスバリア層を含むことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の蓋材。
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