JP2017114523A - レンジ用蓋材 - Google Patents
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Abstract
【課題】輸送などを行うと、シール後退が生じてシールている部分のフランジ部において、シール剥がれが生じ、フランジと当初接着している部分から接着している部分が後退し、フランジ部においてハーフカットが設けられている領域まで剥がれが広がることのない、安価で製造容易で、しかも流通時に気密状態が完全でなくても保てられるレンジ用蓋材を提供すること。【解決手段】少なくともシーラントと基材からなり、容器フランジ部に基材のみ貫通しているハーフカットが設けられていることを特徴とするレンジ用蓋材。これによりフランジ部におけるハーフカットはシーラントは貫通していないので、完全ではないもののシーラントにより収納部が外気と遮断され、ある程度の気密を保つことができる。【選択図】図1
Description
本発明は食品等の内容物を電子レンジで温めることにより発生した蒸気を抜く機構を有する、容器のレンジ用蓋材に関する。
包装容器入り食品を電子レンジで加熱すると、加熱に伴う包装容器内の空気あるいは窒素ガス等の気体の膨張、および食品から発生する水蒸気によつて、包装容器のカバーが膨張して破裂することがあり、中身の食品が変形ないし破損あるいは飛散して商品価値が大きく低下し、また特に自動販売機では上記破裂により食品の取出しが不能になる事故もおきている。
このような破裂事故を防ぐためには、一般に包装容器から食品を別の容器等へ取出して、あるいは包装容器に被着したカバーの一部を手指等で引剥がして通気口を形成してから、加熱するようカバーや商品の外箱等に注意書きがされているが、不注意によりあるいはめんどうなため、そのまま加熱して上記破裂事故をおこすことが多い。また特に加熱を終る迄は取出せない自動販売機などの場合は、上記のような手段はとれない。
そこで、特許文献1のような、気体吹出用の穴とこの穴をシールする熱接着部を設けるという極めて簡潔な構成により、食品の加熱に伴う包装容器のカバー部の破裂事故を防止できる包装容器入り食品を提供が考え出された。すなわち、側壁上端にフランジ部を連設したプラスチツク製の容器内に、容器裏面側に開口する中空殻体状の突起を立設し、この突起の頂面に該頂面より小面積の穴を穿設した容器と、前記容器内に収容した食品と、縁部が前記フランジ部に熱接着され中間部が前記突起の頂面に前記穴を被覆する大きさで熱接着されたプラスチツクフイルム製のカバーとから成る包装容器入り食品が考えられた。
これにより、食品の昇温に伴う容器内の気体の膨張および食品からの水蒸気の発生等により包装容器のカバーが膨張し、この膨張によりカバーと突起の頂面との接着部が引張られて剥離し、突起の頂面の穴が開いてこの穴から内部の気体が吹出して包装容器の内圧を下げ、カバーが破裂するのを防止できる。
ところが、これでは別途プラスチツクフイルム製のカバーという別部材を必要とし、しかも、小面積の穴を穿設する工程を含めて工程と費用が多くかかってしまい、実際的ではなかった。また、この穴自体は貫通しており、流通時にシールで接合している部分が減ってしまい、接合しない部分がフランジ部の方向に広がっていく現象をシール後退と称するが。このようなシール後退が発生し、フランジ部にあったことによりシールされて接合され、独立しているはずの貫通穴が内容物部に連通してしまえば、そのシール後退と貫通穴により内容物空間と容器外空間とが連通してしまい、それにより内容物の気密が十分に保てない問題点が生ずる。
そこで、安価で製造容易で、しかも流通時に気密状態が完全でなくても保てられるレンジ用蓋材が求められていた。
本発明は、上記の問題を鑑みてなされたものであり、その課題とするところは、安価で製造容易で、しかも流通時に気密状態が保てられるレンジ用蓋材を提供することにある。
上記の課題を解決するための手段として、本発明は、少なくともシーラントと基材からなり、容器フランジ部に前記基材のみ貫通しているハーフカットが設けられていることを特徴とするレンジ用蓋材を提供する。
また、前記ハーフカットが外周まで達していないことを特徴とする請求項2記載のレンジ用蓋材を提供する。
また、前記ハーフカットが内容物部の近傍のみに設けられていることを特徴とする請求項2記載のレンジ用蓋材を提供する。
また、基材が少なくとも基材層とバリア層からなっており、シーラントと基材層の間にバリア層があることを特徴とする請求項1から3記載のレンジ蓋材を提供する。
また、基材が少なくとも基材層とバリア層と接着層からなっており、バリア層とシーラントの間に接着層があることを特徴とする請求項4記載のレンジ蓋材を提供する。
本発明によれば、基材によるバリア性はある程度損なわれるが、シーラント自体には貫通穴が存在しないため、内容物部と容器外とがシール後退があったとしても直接連通することはない。
また、レンジによる加熱加圧に対しても、シーラントのみが非貫通であるために、容易に蒸気抜きが可能となる。
以下、図面を用いて本発明の実施の形態について説明する。
以下第1図乃至第9図によりこの発明を説明する。
図1はレンジ用蓋材の平面図であり、フランジ部11と内容物部12とからなっており、フランジ部11と内容物部12にまたがってハーフカット13が設けられている。
図2はこのレンジ用蓋材を用いて容器本体23にシールしている状態を示す。
容器本体23は、内容物を収納する収納部25を形成するための胴部232と、レンジ用蓋材を接着するためのフランジ231とよりなっている。
また、レンジ用蓋材は基材21とこのレンジ用蓋材を容器本体23に接着するためのシーラント22とからなっており、この収納部25に食品等の各種内容物を収納したのち、熱圧着などの手段によりレンジ用蓋材のフランジ部11を容器本体23のフランジ231に接着に、密封を行うことにより収納部25が外界と遮断される。
なお、このときハーフカット24は基材21のみを貫通し、シーラント22にまで届いている。しかし、このハーフカット24はシーラント22を貫通していない。この図2ではシーラント22に全く及んでいないが、その構成でも構わないが、若干シーラント22の内部に食い込むものでも構わないが、少なくとも反対側のフランジ231と接着する表面に及んでいない。
このような容器本体23の収納部25に内容物を収納した上でレンジ用蓋材をシールした状態で輸送などを行うと、図3および図4に示す様にシール後退46が生ずる。すなわち、シールている部分のフランジ部31において、シール剥がれが生じ、フランジ431と当初接着している部分から接着している部分が後退し、フランジ部31においてハーフカット44が設けられている領域まで剥がれが広がる場合がある。しかし、その場合でもハーフカット33は基材42のみを貫通するだけで、シーラント42は貫通していないので、完全ではないもののシーラント42により収納部45が外気と遮断され、ある程度の気密を保つことができる。
このような容器本体23の収納部25に内容物を収納した上でレンジ用蓋材をシールした状態で電子レンジ加熱すると、加熱により容器内圧が高くなり、収納部45と外気の気圧差によりシール後退46が生ずるのみならず、シーラント42にも破れが生じ、ハーフカット44がシーラント42にまで貫通し、蒸気抜きが可能になる。
また、ハーフカット44と境界との距離は一定である必要もなく、境界との距離が離れていると電子レンジ加熱による蒸気抜きが容易でなくなり、他方、境界との距離が近すぎると輸送時においてシール後退が頻繁に起こることになるため、容器の形状や内容物等について好ましい距離は異なるので適宜選択すればよい。
対して図5は旧来のレンジ用蓋材の平面図であり、フランジ部51と内容物部52とからなっており、フランジ部51と内容物部52にまたがって貫通傷53が設けられている。
図6はこのレンジ用蓋材を用いて容器本体63にシールしている状態を示す。
容器本体63は、内容物を収納する収納部65を形成するための胴部632と、レンジ用蓋材を接着するためのフランジ631とよりなっている。
また、レンジ用蓋材は基材61とこのレンジ用蓋材を容器本体63に接着するためのシーラント62とからなっており、この収納部65に食品等の各種内容物を収納したのち、熱圧着などの手段によりレンジ用蓋材のフランジ部51を容器本体63のフランジ631に接着に、密封を行うことにより収納部65が外界と遮断される。
なお、このとき貫通傷64は基材61のみならず、シーラント62にまで届いて、さらに反対側のフランジ631と接着する表面に及んでいる。
このような容器本体63の収納部65に内容物を収納した上でレンジ用蓋材をシールした状態で輸送などを行うと、図7および図8に示す様にシール後退86が生ずる。すなわち、シールている部分のフランジ部71において、シール剥がれが生じ、フランジ831と当初接着している部分から接着している部分が後退し、フランジ部71において貫通傷84が設けられている領域まで剥がれが広がる場合がある。その場合、フランジ部71における貫通傷73は基材82のみならずシーラント82まで貫通しているので、収納部85が外気と連通し、気密性が失われる。
また、図9は別な旧来のレンジ用蓋材を用いて容器本体93にシールしている状態を示す。
容器本体93は、内容物を収納する収納部95を形成するための胴部932と、レンジ用蓋材を接着するためのフランジ931とよりなっている。
また、レンジ用蓋材は基材91とこのレンジ用蓋材を容器本体93に接着するためのシーラント92とからなっており、この収納部95に食品等の各種内容物を収納したのち、熱圧着などの手段によりレンジ用蓋材のフランジ部を容器本体93のフランジ931に接着に、密封を行うことにより収納部95が外界と遮断される。
なお、このとき貫通孔94は基材91のみならず、シーラント92にまで届いて、さらにフランジ931まで及んで貫通している。
このような容器本体93の収納部95に内容物を収納した上でレンジ用蓋材をシールした状態で輸送などを行うと、図10に示す様にシール後退106が生ずる。すなわち、シールしている部分のフランジ部において、シール剥がれが生じ、フランジ1031と当初接着している部分から接着している部分が後退し、フランジ部において貫通孔104が設けられている領域まで剥がれが広がる場合がある。その場合、フランジ部における貫通孔104は基材101のみならずシーラント102まで貫通しているので、収納部105が外気と連通し、気密性が失われる。
次に、本発明に用いられる容器本体は、図1のような平面形状は長方形である必要はなく、角丸、円形など多くの形状に利用できる。またその形状は上方に開口部を備え、その周縁にフランジを有し、下方に底部を有する構造であれば使用でき、形状が限定されるものではない。
また、容器本体の材質は、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエステル、ポリスチレン等の熱可塑性樹脂の射出成形品あるいは上記熱可塑性樹脂シートを真空成形、圧空成形して得られるシート成形品を使用できる。また、紙、金属箔、プラスチックやそれらを組合わせた複合材料を用いてインモールド成形したインモールド成形品も使用できる。
レンジ用蓋材の基材には、コート紙、上質紙、クラフト紙等の紙や、ポリプロピレン、ポリアミド、ポリエステル等の樹脂からなる未延伸あるいは二軸延伸されたフィルムや、これらのフィルムに酸化アルミニウム、酸化珪素等の無機酸化物を蒸着したフィルムや、あるいはこれらのフィルムにポリビニルアルコールや塩化ビニリデン等のバリア性樹脂をコーティングもしくは共押出ししたフィルムを用いることができる。この厚さは、通常6〜50μm程度である。
基材もこのような単層である必要は無く、複層であってもよい、例えば、基材が基材層とバリア層などの中間層からなっていてもよい、基材層に用いる紙、フィルムおよびアル
ミニウム箔等の金属箔を用いることができる。また、これらを組合わせて積層した複合材も使用でき、包装目的や内容物の種類、内容物の充填等の条件により適宜決定すればよい。また、フィルムには酸化チタン、カーボンブラック等の顔料を添加して着色してもよい。この場合の中間層の厚さは、9〜100μm程度である。
ミニウム箔等の金属箔を用いることができる。また、これらを組合わせて積層した複合材も使用でき、包装目的や内容物の種類、内容物の充填等の条件により適宜決定すればよい。また、フィルムには酸化チタン、カーボンブラック等の顔料を添加して着色してもよい。この場合の中間層の厚さは、9〜100μm程度である。
シーラントは、例えば、ポリエチレン樹脂層側にポリプロピレン樹脂層を有しておればよく単層あるいは共押出し等の複合フィルムを用いることができる。例えば、容器本体のレンジ用蓋材と対向する側がポリプロピレンであれば、ポリプロピレンの単層もしくはポリプロピレンと易剥離性熱接着性樹脂との共押出しフィルムを用いることができる。なお、易剥離性熱接着性樹脂は、ポリプロピレンと熱接着することはもちろんであるが、例えばポリプロピレン樹脂にポリプロピレン樹脂と相溶性の乏しい樹脂を混合し熱接着強度が制御された樹脂を指す。
シーラントの容器本体側は、容器本体の材質に合わせて熱接着可能な樹脂層を用いることができる。具体的には容器本体のレンジ用蓋材と対向する側がポリスチレンであれば、例えばポリスチレンと、ポリスチレンと熱接着しないポリプロピレン・ポリエチレン等の樹脂と、を混合した易剥離性熱接着性樹脂と、ポリプロピレンとを共押出ししたフィルムを用いることができる。なお、シーラントは、熱溶融押出ししてポリエチレン樹脂層23の面に押出しラミネーション法で積層することもできる。
ポリエチレン樹脂層には、低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、線状ポリエチレンを用いることができる。さらにエチレン・酢酸ビニル共重合体、アイオノマー、酸変性ポリエチレン等の樹脂を用いることができ、押出しラミネーション法で形成することができる。なお、本発明において、ポリエチレン樹脂層とは、ポリエチレン以外にエチレンとの共重合体および変性ポリエチレンも含み広義に用いることとする。
レンジ用蓋材の具体的な構成を例示すると
(1)二軸延伸ポリエステルフィルム(PET)/印刷/酸化珪素蒸着PET/ポリエチレン樹脂層(PE)/未延伸ポリプロピレンフィルム(CPP)又はポリプロピレン(PP)と易剥離性熱接着性樹脂(EPR)の共押しフィルム(PP−EPR)
(2)二軸延伸ナイロンフィルム(ON)/印刷/酸化アルミニウム蒸着PET/ポリエチレン樹脂層(PE)/未延伸ポリプロピレンフィルム(CPP)又はPP−EPR
(3)ON/印刷/紙/アルミニウム蒸着PET/ポリエチレン樹脂層(PE)/未延伸ポリプロピレンフィルム(CPP)又はPP−EPR
(4)二軸延伸ポリエステルフィルム(PET)/印刷/二軸延伸ポリプロピレン(OPP)/アルミニウム箔(AL)/ポリエチレン樹脂層(PE)/未延伸ポリプロピレンフィルム(CPP)又はPP−EPR
など、各種の層構成のレンジ用蓋材を用いることができる。
(1)二軸延伸ポリエステルフィルム(PET)/印刷/酸化珪素蒸着PET/ポリエチレン樹脂層(PE)/未延伸ポリプロピレンフィルム(CPP)又はポリプロピレン(PP)と易剥離性熱接着性樹脂(EPR)の共押しフィルム(PP−EPR)
(2)二軸延伸ナイロンフィルム(ON)/印刷/酸化アルミニウム蒸着PET/ポリエチレン樹脂層(PE)/未延伸ポリプロピレンフィルム(CPP)又はPP−EPR
(3)ON/印刷/紙/アルミニウム蒸着PET/ポリエチレン樹脂層(PE)/未延伸ポリプロピレンフィルム(CPP)又はPP−EPR
(4)二軸延伸ポリエステルフィルム(PET)/印刷/二軸延伸ポリプロピレン(OPP)/アルミニウム箔(AL)/ポリエチレン樹脂層(PE)/未延伸ポリプロピレンフィルム(CPP)又はPP−EPR
など、各種の層構成のレンジ用蓋材を用いることができる。
傷や孔などの作成は、レンジ用蓋材を容器本体にシールした後でも、前でも構わない。また、その方法も、レーザ加工、刃物プレスなどの機械的加工など各種の方法で作成したものが使用できる。
ポリプロピレン(PP)/エチレン・ビニルアルコール共重合樹脂(EVOH)/ポリプロピレン(PP)の3層からなる膜厚500μmのポリプロピレンシート(#500)を成型し容器本体を作成した。
次に、膜厚12μmの透明蒸着ポリエチレンテレフタレート(PET)(#12)/ド
ライラミネート材/膜厚30μmのポリプロピレン用弱ピールタイプイージーピール(#30)であるCF9501A(東レ(株)製)を用意した。
ライラミネート材/膜厚30μmのポリプロピレン用弱ピールタイプイージーピール(#30)であるCF9501A(東レ(株)製)を用意した。
なお、この場合のドライラミネート材は、ウレタン系二液硬化型のドライラミネート接着剤を用いた。この場合の乾燥塗布量は0.5〜7.0g/m3が好ましいのであり、この実施例では3g/m3のものを用いた。
サンプル1では30mm直線、傷巾200±100μmの傷を透明蒸着PETのみを貫通する様に設け、サンプル2では30mm直線、傷巾200±100μmの傷を透明蒸着PETのみならず、蓋材、容器フランジを全て貫通する様に設けた。
これに無菌米飯300gを封入した上で、各々180℃、0.2MP、1秒2回の熱圧プレスを行い、完成した容器に、以下の試験を行った。
(輸送試験)
振動試験機にて実施した(垂直加振5〜50Hzで0.75G 100分)
その上で、蓋材離脱やシール後退などで気密状態でなくなった検体数をカウントした。
振動試験機にて実施した(垂直加振5〜50Hzで0.75G 100分)
その上で、蓋材離脱やシール後退などで気密状態でなくなった検体数をカウントした。
(落下試験)
上記振動試験後にサンプルに対して実施した(80cm高さより単体落下を10回)
その上で、蓋材離脱やシール後退などで気密状態でなくなった検体数をカウントした。
上記振動試験後にサンプルに対して実施した(80cm高さより単体落下を10回)
その上で、蓋材離脱やシール後退などで気密状態でなくなった検体数をカウントした。
(電子レンジ調理)
1000W1分。傷加工箇所より適切に通蒸した検体数を検体数をカウントした。
1000W1分。傷加工箇所より適切に通蒸した検体数を検体数をカウントした。
以上の結果、試験結果を表1に示す。
以上のように、本発明によれば、各種レンジ用蓋材において、輸送時における不良を最小限に抑えることが可能になった。
11、31、51、71・・・・フランジ部
12、32、52、72・・・・内容物部
13、24、33、44・・・・ハーフカット
21、41、61、81、91、101・・・・基材
22、42、62、82、92、102・・・・シーラント
23、43、63、83、93、103・・・・容器本体
231、431,631、831、931、1031・・・フランジ
232、432、632、832、932、1032・・・胴部
25、45、65、85、95、105・・・・収納部
53、64、73、84・・・・貫通傷
86、106・・・・シール後退
94、104・・・・貫通孔
12、32、52、72・・・・内容物部
13、24、33、44・・・・ハーフカット
21、41、61、81、91、101・・・・基材
22、42、62、82、92、102・・・・シーラント
23、43、63、83、93、103・・・・容器本体
231、431,631、831、931、1031・・・フランジ
232、432、632、832、932、1032・・・胴部
25、45、65、85、95、105・・・・収納部
53、64、73、84・・・・貫通傷
86、106・・・・シール後退
94、104・・・・貫通孔
Claims (5)
- 少なくともシーラントと基材からなり、容器フランジ部に前記基材のみ貫通しているハーフカットが設けられていることを特徴とするレンジ用蓋材。
- 前記ハーフカットが外周まで達していないことを特徴とする請求項2記載のレンジ用蓋材。
- 前記ハーフカットが内容物部の近傍のみに設けられていることを特徴とする請求項2記載のレンジ用蓋材。
- 基材が少なくとも基材層とバリア層からなっており、シーラントと基材層の間にバリア層があることを特徴とする請求項1から3記載のレンジ蓋材。
- 基材が少なくとも基材層とバリア層と接着層からなっており、バリア層とシーラントの間に接着層があることを特徴とする請求項4記載のレンジ蓋材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015251926A JP2017114523A (ja) | 2015-12-24 | 2015-12-24 | レンジ用蓋材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015251926A JP2017114523A (ja) | 2015-12-24 | 2015-12-24 | レンジ用蓋材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017114523A true JP2017114523A (ja) | 2017-06-29 |
Family
ID=59231394
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015251926A Pending JP2017114523A (ja) | 2015-12-24 | 2015-12-24 | レンジ用蓋材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2017114523A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020192997A (ja) * | 2019-05-28 | 2020-12-03 | 凸版印刷株式会社 | 蓋、パッケージ、および、包装体 |
JP2021059373A (ja) * | 2019-10-09 | 2021-04-15 | 大日本印刷株式会社 | 飲料用容器とカップ飲料 |
-
2015
- 2015-12-24 JP JP2015251926A patent/JP2017114523A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2020192997A (ja) * | 2019-05-28 | 2020-12-03 | 凸版印刷株式会社 | 蓋、パッケージ、および、包装体 |
JP2021059373A (ja) * | 2019-10-09 | 2021-04-15 | 大日本印刷株式会社 | 飲料用容器とカップ飲料 |
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