JP6089925B2 - γ−アミノ酪酸富化装置 - Google Patents

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Description

本発明は、籾米、玄米、豆類、麦等の穀粒に含まれるγ−アミノ酪酸を富化させるγ−アミノ酪酸富化装置に関する。
従来、籾米等の穀粒に含まれるγ−アミノ酪酸(通称「ギャバ(GABA)」)の含有量を富化させるギャバ生成部を含む装置が知られている(特許文献1を参照。)。
特許文献1に記載されたギャバ生成部は、籾米を貯留するタンクと、該タンク内に横設される多孔壁からなる複数の送風管と、前記タンク内に前記送風管に平行して横設される多孔壁からなる複数の排風管を備える。
前記ギャバ生成部では、前記送風管に加湿温風が供給され、該加湿温風が前記送風管の多孔壁から前記タンク内へ流出して籾米を加温加湿し、該籾米を加温加湿した後の前記加湿温風が吸引ファンの作用により前記排風管の多孔壁から該排風管へ流入し、その後機外へ排風される。
その際、前記ギャバ生成部において、ギャバ富化に適した温度・湿度の加湿温風により籾米を加温加湿することで、前記籾米(籾殻内部の玄米)の胚芽等に含まれるグルタミン酸がギャバに転換され、当該ギャバが胚乳に移行して、前記籾米に含まれるギャバが富化される。
そして、前記ギャバ生成部では、前記タンク内において前記排風管の数を前記送風管の数よりも少なく横設することで、前記タンク内における籾米の温度を短時間で上昇させて、前記籾米に含まれるギャバを効率よく富化することができる。
ところで、上記特許文献1に記載された装置では、籾米を加温加湿して当該籾米に含まれるギャバを富化させるギャバ生成部と、当該ギャバ生成部においてギャバ富化した籾米を熱風により乾燥させる乾燥部とを別の設備により構成しているため、装置全体が大型化する問題がある。
そこで、上記特許文献1に記載された装置において、前記ギャバ生成部を乾燥部として利用することができれば、装置全体が大型化する問題を解決することができる。
しかしながら、前記ギャバ生成部を乾燥部として利用する場合には、前記タンク内において前記排風管の数を前記送風管の数よりも少なく横設するために、前記排風管からの熱風の抜けが悪く、タンク内の籾米を効率よく乾燥させることができない問題がある。
特開2010−243119号公報
そこで、本発明は、籾米等の穀粒に含まれるγ−アミノ酪酸の富化と前記穀粒の乾燥とを、一つの設備を利用して効率よく行うことができるγ−アミノ酪酸富化装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、
穀粒を貯留するタンクと、該タンクの一側に配設されて前記タンク内へ加温加湿空気又は乾燥空気を送風する送風洞と、前記タンクの他側に配設されて前記タンク内から前記加温加湿空気又は乾燥空気を排風する排風洞とを備え、前記タンク内には、前記送風洞から前記加温加湿空気又は乾燥空気が送風される多孔壁を有する複数の送風管と、前記排風洞へ前記加温加湿空気又は乾燥空気を排風する多孔壁を有する複数の排風管とを横設してなるγ−アミノ酪酸富化装置において、
前記排風管の前記加温加湿空気又は乾燥空気を排風する出口側端部には、前記タンク内の穀粒に加温加湿空気を供給し、前記穀粒に含まれるγ−アミノ酪酸を富化させるに際し、全てが閉鎖される第一の蓋体を設けることを特徴とする。
前記第一の蓋体は、前記タンク内の穀粒に乾燥空気を供給し、γ−アミノ酪酸を富化した後の穀粒を乾燥させるに際し、全てが開放されることが好ましい。
また、本発明は、
穀粒を貯留するタンクと、該タンクの一側に配設されて前記タンク内へ加温加湿空気又は乾燥空気を送風する送風洞と、前記タンクの他側に配設されて前記タンク内から前記加温加湿空気又は乾燥空気を排風する排風洞とを備え、前記タンク内には、前記送風洞から前記加温加湿空気又は乾燥空気が送風される多孔壁を有する複数の送風管と、前記排風洞へ前記加温加湿空気又は乾燥空気を排風する多孔壁を有する複数の排風管とを横設してなるγ−アミノ酪酸富化装置において、
前記排風管の前記加温加湿空気又は乾燥空気を排風する出口側端部には、前記タンク内の穀粒に乾燥空気を供給し、γ−アミノ酪酸を富化した後の穀粒を乾燥させるに際し、全てが開放される第一の蓋体を設けることを特徴とする
本発明のγ−アミノ酪酸富化装置は、
前記送風管の前記加温加湿空気又は乾燥空気が送風される入口側端部には、第二の蓋体を設けてなることが好ましい。
本発明のγ−アミノ酪酸富化装置は、
前記第二の蓋体が、前記タンク内における穀粒の貯留量に応じて開閉されることが好ましい。
本発明のγ−アミノ酪酸富化装置は、
前記第二の蓋体が、当該第二の蓋体を設けてなる送風管が穀粒により埋もれる場合に開放されることが好ましい。
本発明のγ−アミノ酪酸富化装置は、
前記タンク内に、加湿乾燥部が高さ方向に複数設けられ、前記各加湿乾燥部は、前記送風管と前記排風管を対として有するものであって、
前記第一の蓋体及び前記第二の蓋体は、最下部に位置する加湿乾燥部を除く前記各加湿乾燥部における前記排風管と前記送風管に設けられ、
前記第二の蓋体は、当該第二の蓋体が設けられる送風管が前記穀粒により埋もれる場合に開放されることが好ましい。
本発明のγ−アミノ酪酸富化装置は、
前記各加湿乾燥部において、前記送風管と前記排風管がそれぞれ水平方向に複数並設されるとともに、前記排風管が前記送風管よりも上方に配設されることが好ましい。
本発明のγ−アミノ酪酸富化装置は、
前記各加湿乾燥部において、前記送風管と前記排風管がそれぞれ水平方向に複数並設されるとともに、前記排風管が前記送風管よりも上方に配設されてなり、前記各送風管に設けられる第二の蓋体と前記各排風管に設けられる第一の蓋体は、それぞれがリンク機構により同時に開閉可能に連結されることが好ましい。
本発明のγ−アミノ酪酸富化装置は、
前記タンク内に穀粒の貯留量を検知するレベル計が設けられ、前記レベル計の検知結果に基づいて、前記第二の蓋体を開閉制御することが好ましい。
本発明のγ−アミノ酪酸富化装置は、
前記送風管と前記排風管が、鉛直断面において山型形状をなす風路を有し、上面が前記多孔壁により山型形状に形成される一方、下面がスリット状に開放されることが好ましい。
本発明のγ−アミノ酪酸富化装置は、
前記タンク内に貯留する穀粒を循環させることが好ましい。
本発明のγ−アミノ酪酸富化装置は、排風管の出口側端部に第一の蓋体及び/又は送風管の入口側端部に第二の蓋体を設けてなり、一つの設備を利用して、穀粒に含まれるγ−アミノ酪酸を富化させ、かつ前記γ−アミノ酪酸を富化した後の穀粒を乾燥させることができるので、従来の二つの設備を利用する場合に比べ、装置全体を小型化することができる。
また、本発明のγ−アミノ酪酸富化装置は、排風管の出口側端部に第一の蓋体及び/又は送風管の入口側端部に第二の蓋体を設けてなるので、穀粒の加湿ムラ、乾燥ムラをなくし品質の安定した製品を製造することができるとともに、穀粒に含まれるγ−アミノ酪酸の富化と前記γ−アミノ酪酸を富化した後の穀粒の乾燥を効率よく行うことができる。
本発明のγ−アミノ酪酸富化装置は、前記第一の蓋体が、前記穀粒に含まれるγ−アミノ酪酸を富化させるに際し、全てが閉鎖されることとすれば、前記タンク内における穀粒全体の温度上昇速度を速めることができるため、前記γ−アミノ酪酸を効率よく富化することができる。
本発明のγ−アミノ酪酸富化装置は、前記第一の蓋体が、前記γ−アミノ酪酸を富化した後の穀粒を乾燥させるに際し、全てが開放されることとすれば、前記タンク内における穀粒全体の乾燥速度を速めることができるため、前記穀粒を効率よく乾燥させることができる。
本発明のγ−アミノ酪酸富化装置は、前記第二の蓋体が、前記タンク内における穀粒の貯留量に応じて開閉されることとすれば、タンク内における穀粒全体に加温加湿空気又は乾燥空気を効率よく供給することができる。
本発明のγ−アミノ酪酸富化装置は、前記タンク内に穀粒の貯留量を検知するレベル計が設けられ、前記レベル計の検知結果に基づいて、前記第二の蓋体を開閉制御することとすれば、穀粒に含まれるγ−アミノ酪酸をより一層効率よく富化するとともに、前記γ−アミノ酪酸を富化した後の穀粒をより一層効率よく乾燥させることができる。
本発明のγ−アミノ酪酸富化装置は、前記タンク内に貯留する穀粒を循環させることとすれば、穀粒の加湿ムラ、乾燥ムラをなくし製品の品質をより安定させることができる。
本発明の実施の形態におけるγ−アミノ酪酸富化装置の概略正面断面図。 図1のγ−アミノ酪酸富化装置の概略側面断面図。 加湿乾燥部を送風管の入口側から見た斜視図。 加湿乾燥部を排風管の出口側から見た斜視図。 図1のγ−アミノ酪酸富化装置の使用例であって加湿工程の概略説明図。 図1のγ−アミノ酪酸富化装置の使用例であって乾燥工程の概略説明図。 図1のγ−アミノ酪酸富化装置の他の使用例であって加湿工程の概略説明図。 図1のγ−アミノ酪酸富化装置の他の使用例であって乾燥工程の概略説明図。
本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の実施の形態におけるγ−アミノ酪酸富化装置の概略正面断面図を示す。図2は図1のγ−アミノ酪酸富化装置の概略側面断面図を示す。
本発明の実施の形態におけるγ−アミノ酪酸富化装置は、籾米等の穀粒を貯留するタンク1と、該タンク1の一側に配設されて前記タンク1内へ加温された加湿空気(以下、「加温加湿空気」という。)又は乾燥空気を送風する送風洞2と、前記タンク1の他側に配設されて前記タンク1内から加温加湿空気又は乾燥空気を排風する排風洞3を備える。
前記タンク1内には、加湿乾燥部4が高さ方向に複数設けられる。
各加湿乾燥部4a,4bは、前記送風洞2から加温加湿空気又は乾燥空気が送風される多孔壁を有する複数の送風ルーバ41(送風管)と、前記排風洞3へ前記加温加湿空気又は乾燥空気を排風する多孔壁を有する複数の排風ルーバ42(排風管)を対として有する。
前記送風ルーバ41と前記排風ルーバ42は、前記タンク1内に平行に横接されており、そして、前記各加湿乾燥部4a,4bにおいてそれぞれ複数が水平方向に並設されるとともに、前記排風ルーバ42が前記送風ルーバ41の上方に千鳥配置となるよう配設されている。
ここで、前記各加湿乾燥部4a,4bに配設される送風ルーバ41と排風ルーバ42は、同数であることが好ましいが、必ずしも同数である必要はない。
また、水平方向端部に位置する送風ルーバ41又は排風ルーバ42は、図2に示すように、タンク1内壁面との間で風路を形成することもできる。
送風ファン5の作用により前記送風洞2に送風される加温加湿空気又は乾燥空気は、前記各加湿乾燥部4a,4bに配設される前記送風ルーバ41に送風されて該送風ルーバ41の多孔壁から前記タンク1内へ流出し、前記タンク1内に貯留する穀粒を加温加湿又は乾燥する。
また、前記穀粒を加温加湿した後の加温加湿空気は、吸引ファン6の作用により、前記各加温乾燥部4a,4bに配設される前記排風ルーバ42の多孔壁から該排風ルーバ42へ流入し、前記排風洞3から機外へ排風される。
ここで、前記タンク1は、上方に穀粒供給口11、下方に操出バルブ12を有するものであり、当該γ−アミノ酪酸富化装置は、前記繰出バルブ12から繰り出される穀粒を前記穀粒供給口11へ環流させることで前記穀粒を循環させて、前記タンク1内に貯留する穀粒を上方から下方へ流動させながら加温加湿又は乾燥することができる。
また、前記加温加湿空気は、ヒーター等の加温手段7により加温された空気に、適宜の加湿手段8によって水蒸気を含ませたものであり、前記乾燥空気は、通常の空気であって、特には前記加温加湿空気のように水蒸気を含ませていないものである。
なお、前記乾燥空気は、室温(常温)でもよく、また前記加温加湿空気と同様に加温手段により加温されたものでもよい。前記乾燥空気が加温されていれば、穀粒の乾燥速度を速めることができる。
図3は加湿乾燥部4を送風ルーバ41の入口側から見た斜視図を示す。図4は加湿乾燥部4を排風ルーバ42の出口側から見た斜視図を示す。
図3に示すように、水平方向に並設される各送風ルーバ41の入口側端部には、第二のダンパ(蓋体)43が設けられる。当該第二のダンパ43は、前記タンク1内における穀粒全体に加温加湿空気又は乾燥空気を効率よく供給するために、前記穀粒の貯留量に応じて開閉される。
図4に示すように、水平方向に並設される前記各排風ルーバ42の出口側端部には、第一のダンパ(蓋体)44が設けられる。当該第一のダンパ44は、前記タンク1内の穀粒に加温加湿空気を供給することで前記穀粒に含まれるγ−アミノ酪酸を富化させるに際し、前記タンク1内における穀粒全体の温度上昇速度を速めるために全てが閉鎖される。また、前記第一のダンパ44は、前記タンク1内の穀粒に乾燥空気を供給することで前記γ−アミノ酪酸を富化した後の穀粒を乾燥させるに際し、前記タンク1内における穀粒全体の乾燥速度を速めるために全てが開放される。
前記各送風ルーバ41の入口側端部に設けられる第二のダンパ43と、前記各排風ルーバ42の出口側端部に設けられる第一のダンパ44は、それぞれリンク機構により連結されてエアシリンダにより同時に開閉可能とされている。
ここで、前記タンク1内には、図示しない穀粒の貯留量を検知するレベル計が複数設けられ、前記第二のダンパ43及び前記第一のダンパ44を、前記レベル計の検知結果に基づいて、エアシリンダにより開閉制御することができる。
図1及び図2に示すように、前記加湿乾燥部4は、高さ方向に連続して複数が設けられており、前記第二のダンパ43及び前記第一のダンパ44は、最下部に位置する加湿乾燥部4aを除く各加湿乾燥部4、ここでは加湿乾燥部4bの送風ルーバ41と排風ルーバ42に設けられる。
そして、前記第二のダンパ43は、当該第二のダンパ43が設けられる送風ルーバ41を含む加湿乾燥部4bが穀粒により満たされる場合に開放される一方で、前記加湿乾燥部4bが前記穀粒により満たされない場合に閉鎖される。
ここで、前記第二のダンパ43は、少なくとも当該第二のダンパ43が設けられる送風ルーバ41が穀粒により埋もれる場合に開放されればよい。その場合、例えば前記レベル計を前記送風ルーバ41よりも上方に配設することで、第二のダンパ43の開閉を適切に制御することができる。
また、前記第一のダンパ44は、前記穀粒に含まれるγ−アミノ酪酸を富化させるに際し、全てが閉鎖され、前記γ−アミノ酪酸を富化した後の穀粒を乾燥させるに際し、全てが開放される。
なお、前記送風ルーバ41と前記排風ルーバ42は、図1及び図2に示される多孔壁により形成される管状のものに代えて、図3,4に示されるような、鉛直断面において山型形状をなす風路を有し、上面が前記多孔壁により山型形状に形成される一方、下面がスリット状に開放されるものとしてもよい。
次に、本発明の実施の形態におけるγ−アミノ酪酸富化方法について説明する。
本発明の実施の形態におけるγ−アミノ酪酸富化方法では、穀粒に含まれるγ−アミノ酪酸を富化させる加湿工程と、前記γ−アミノ酪酸を富化した後の穀粒を乾燥させる乾燥工程を、図1に示すγ−アミノ酪酸富化装置を使用して実施する。
ここでは、前記γ−アミノ酪酸富化装置として、タンク1内に二つの加湿乾燥部4が設けられ、最下部に位置する加湿乾燥部4aを除く加湿乾燥部4、即ち上方に位置する加湿乾燥部4bの送風ルーバ41入口側端部及び排風ルーバ42出口側端部に、それぞれ第二のダンパ43及び第一のダンパ44が設けられているものを使用する。
[使用例1]
使用例1では、タンク1内における籾米等の穀粒9の貯留量が、上方に位置する加湿乾燥部4bを満たす場合(第二のダンパ43が設けられる送風ルーバ41が穀粒により埋もれる場合)のγ−アミノ酪酸富化方法について説明する。
(1)加湿工程
図5は、図1のγ−アミノ酪酸富化装置の使用例であって前記加湿工程の概略説明図を示す。
当該加湿工程では、前記加湿乾燥部4bの送風ルーバ41に設けられる第二のダンパ43(図示せず)が開放されている。
当該加湿工程において、前記第二のダンパ43を開放すれば、前記タンク内における穀粒全体に加温加湿空気を効率よく供給することができる。
また、当該加湿工程では、前記加湿乾燥部4bの排風ルーバ42に設けられる第一のダンパ44が閉鎖されている。
当該加湿工程において、前記第一のダンパ44を閉鎖すれば、前記タンク1内に熱がこもり穀粒全体の温度上昇速度を速めることができるため、γ−アミノ酪酸を効率よく富化することができる。
(2)乾燥工程
図6は、図1のγ−アミノ酪酸富化装置の使用例であって前記乾燥工程の概略説明図を示す。
当該乾燥工程では、前記加湿乾燥部4bの送風ルーバ41に設けられる第二のダンパ43(図示せず)が開放されている。
当該乾燥工程において、前記第二のダンパ43を開放すれば、前記タンク内における穀粒全体に乾燥空気を効率よく供給することができる。
また、当該乾燥工程では、前記加湿乾燥部4bの排風ルーバ42に設けられる第一のダンパ44(図示せず)が開放されている。
当該乾燥工程において、前記第一のダンパ44を開放すれば、前記タンク1内からの排風が促進され穀粒全体の乾燥速度を速めることができるため、前記穀粒を効率よく乾燥させることができる。
そして、上記使用例1によれば、穀粒の加湿ムラ、乾燥ムラをなくし製品の品質を安定させることができるとともに、穀粒に含まれるγ−アミノ酪酸の富化と前記γ−アミノ酪酸を富化した後の穀粒の乾燥を効率よく行うことができる。
[使用例2]
使用例2では、タンク1内における籾米等の穀粒9の貯留量が、上方に位置する加湿乾燥部4bを満たさない場合(第二のダンパ43が設けられる送風ルーバ41が穀粒により埋もれない場合)のγ−アミノ酪酸富化方法について説明する。
(1)加湿工程
図7は、図1のγ−アミノ酪酸富化装置の他の使用例であって前記加湿工程の概略説明図を示す。
当該加湿工程では、前記加湿乾燥部4bの送風ルーバ41に設けられる第二のダンパ43が閉鎖されている。
当該加湿工程において、前記第二のダンパ43を閉鎖すれば、前記タンク1内における穀粒に加温加湿空気を効率よく供給することができる。
また、当該加湿工程では、前記加湿乾燥部4bの排風ルーバ42に設けられる第一のダンパ44が閉鎖されている。
当該加湿工程において、前記第一のダンパ44を閉鎖すれば、前記タンク1内から熱が逃げにくく穀粒全体の温度上昇速度を速めることができるため、γ−アミノ酪酸を効率よく富化することができる。
(2)乾燥工程
図8は、図1のγ−アミノ酪酸富化装置の他の使用例であって前記乾燥工程の概略説明図を示す。
当該乾燥工程では、前記加湿乾燥部4bの送風ルーバ41に設けられる第二のダンパ43が閉鎖されている。
当該乾燥工程において、前記第二のダンパ43を閉鎖すれば、前記タンク1内における穀粒に乾燥空気を効率よく供給することができる。
また、当該乾燥工程では、前記加湿乾燥部4bの排風ルーバ42に設けられる第一のダンパ44(図示せず)が開放されている。
当該乾燥工程において、前記第一のダンパ44を開放すれば、前記タンク1内からの排風が促進され穀粒全体の乾燥速度を速めることができるため、前記穀粒を効率よく乾燥させることができる。
そして、上記使用例2によれば、穀粒の加湿ムラ、乾燥ムラをなくし製品の品質を安定させることができるとともに、穀粒に含まれるγ−アミノ酪酸の富化と前記γ−アミノ酪酸を富化した後の穀粒の乾燥を効率よく行うことができる。
なお、上記各使用例において、前記タンク内に貯留する穀粒を循環させながら前記加湿工程及び前記乾燥工程を実施することとすれば、より一層穀粒の加湿ムラ、乾燥ムラをなくすことができ、製品の品質をより一層安定させることができる。
また、上記各使用例におけるγ−アミノ酪酸富化装置は、二つの加湿乾燥部4を有するものであったが、前記γ−アミノ酪酸富化装置は、加湿乾燥部4を三つ以上有するものでもよく、その場合においても前記各ダンパ43,44を目的に応じて開閉させることで、穀粒に含まれるγ−アミノ酪酸の富化と前記γ−アミノ酪酸を富化した後の穀粒の乾燥を効率よく行うことができる。
さらに、上記各使用例において、前記各加湿工程の後、加温加湿空気の通風を停止し、加湿が終了した穀粒をタンク1内に静置する静置工程を設けてもよい。その場合、静置する時間は、加工する穀粒の種類や加工条件により異なるが、数時間程度である。
前記静置工程は、穀粒表面の外皮を取り除く加工を必要とする穀物を取り扱う場合に有効である。例えば、籾米のように白米として食する穀粒の場合には、静置工程を設けることで、穀粒の外側表面部(特に胚芽部)に多く含有するγ−アミノ酪酸等の機能性成分を、該穀粒内部に浸透させることができるので、白米に加工した時点での前記機能性成分の含有量を増やすことができる。
また、前記静置工程では、第一の蓋体及び第二の蓋体を全て閉鎖することで、タンク1内の保温効果を高めることができる。
本発明の実施の形態におけるγ−アミノ酪酸富化装置は、一つの設備を利用して、穀粒に含まれるγ−アミノ酪酸を富化させ、かつ前記γ−アミノ酪酸を富化した後の穀粒を乾燥させることができるので、従来の二つの設備を利用する場合に比べ、装置全体を小型化することができる。
また、本発明の実施の形態におけるγ−アミノ酪酸富化装置は、送風ルーバ41の入口側端部に第二のダンパ43、排風ルーバ42の出口側端部には第一のダンパ44をそれぞれ設けてなるので、穀粒の加湿ムラ、乾燥ムラをなくし品質の安定した製品を製造することができるとともに、穀粒に含まれるγ−アミノ酪酸の富化と、前記γ−アミノ酪酸を富化した後の穀粒の乾燥を効率よく行うことができる。
本発明は、上記実施の形態に限るものでなく、発明の範囲を逸脱しない限りにおいてその構成を適宜変更できることはいうまでもない。
本発明のγ−アミノ酪酸富化装置は、籾米等の穀粒に含まれるギャバの富化と前記穀粒の乾燥を、一つの設備を利用して効率よく行うことができるため、実用性に優れる。
1 タンク
11 穀物供給口
12 操出バブル
2 送風洞
3 排風洞
4 加湿乾燥部
4a 加湿乾燥部
4b 加湿乾燥部
41 送風ルーバ(送風管)
42 排風ルーバ(排風管)
43 第二のダンパ(第二の蓋体)
44 第一のダンパ(第一の蓋体)
5 送風ファン
6 吸引ファン
7 加温手段
8 加湿手段
9 穀粒

Claims (10)

  1. 穀粒を貯留するタンクと、該タンクの一側に配設されて前記タンク内へ加温加湿空気又は乾燥空気を送風する送風洞と、前記タンクの他側に配設されて前記タンク内から前記加温加湿空気又は乾燥空気を排風する排風洞とを備え、前記タンク内には、前記送風洞から前記加温加湿空気又は乾燥空気が送風される多孔壁を有する複数の送風管と、前記排風洞へ前記加温加湿空気又は乾燥空気を排風する多孔壁を有する複数の排風管とを横設してなるγ−アミノ酪酸富化装置において、
    前記排風管の前記加温加湿空気又は乾燥空気を排風する出口側端部には、前記タンク内の穀粒に加温加湿空気を供給し、前記穀粒に含まれるγ−アミノ酪酸を富化させるに際し、全てが閉鎖される第一の蓋体を設けることを特徴とするγ−アミノ酪酸富化装置。
  2. 穀粒を貯留するタンクと、該タンクの一側に配設されて前記タンク内へ加温加湿空気又は乾燥空気を送風する送風洞と、前記タンクの他側に配設されて前記タンク内から前記加温加湿空気又は乾燥空気を排風する排風洞とを備え、前記タンク内には、前記送風洞から前記加温加湿空気又は乾燥空気が送風される多孔壁を有する複数の送風管と、前記排風洞へ前記加温加湿空気又は乾燥空気を排風する多孔壁を有する複数の排風管とを横設してなるγ−アミノ酪酸富化装置において、
    前記排風管の前記加温加湿空気又は乾燥空気を排風する出口側端部には、前記タンク内の穀粒に乾燥空気を供給し、γ−アミノ酪酸を富化した後の穀粒を乾燥させるに際し、全てが開放される第一の蓋体を設けることを特徴とするγ−アミノ酪酸富化装置。
  3. 前記第一の蓋体は、前記タンク内の穀粒に乾燥空気を供給し、γ−アミノ酪酸を富化した後の穀粒を乾燥させるに際し、全てが開放される請求項1記載のγ−アミノ酪酸富化装置
  4. 前記送風管の前記加温加湿空気又は乾燥空気が送風される入口側端部には、第二の蓋体を設けてなる請求項1乃至3の何れか一項記載のγ−アミノ酪酸富化装置。
  5. 前記第二の蓋体は、前記タンク内における穀粒の貯留量に応じて開閉される請求項記載のγ−アミノ酪酸富化装置。
  6. 前記第二の蓋体は、当該第二の蓋体を設けてなる送風管が穀粒により埋もれる場合に開放される請求項4又は5記載のγ−アミノ酪酸富化装置。
  7. 前記タンク内には、加湿乾燥部が高さ方向に複数設けられ、前記各加湿乾燥部は、前記送風管と前記排風管を対として有するものであって、
    前記第一の蓋体及び前記第二の蓋体は、最下部に位置する前記加湿乾燥部を除く各加湿乾燥部における前記排風管と前記送風管に設けられ、
    前記第二の蓋体は、当該第二の蓋体が設けられる送風管が前記穀粒により埋もれる場合に開放される請求項4乃至6の何れか一項記載のγ−アミノ酪酸富化装置。
  8. 前記各加湿乾燥部において、前記送風管と前記排風管がそれぞれ水平方向に複数並設されるとともに、前記排風管が前記送風管よりも上方に配設される請求項記載のγ−アミノ酪酸富化装置。
  9. 前記タンク内に穀粒の貯留量を検知するレベル計が設けられ、前記レベル計の検知結果に基づいて、前記第二の蓋体を開閉制御する請求項4乃至8の何れか一項記載のγ−アミノ酪酸富化装置。
  10. 前記タンク内に貯留する穀粒を循環させる請求項1乃至9の何れか一項記載のγ−アミノ酪酸富化装置。
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