JP6089916B2 - 電子写真感光体および画像形成装置 - Google Patents
電子写真感光体および画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6089916B2 JP6089916B2 JP2013087778A JP2013087778A JP6089916B2 JP 6089916 B2 JP6089916 B2 JP 6089916B2 JP 2013087778 A JP2013087778 A JP 2013087778A JP 2013087778 A JP2013087778 A JP 2013087778A JP 6089916 B2 JP6089916 B2 JP 6089916B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- titanium oxide
- oxide particles
- layer
- particles
- average primary
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Photoreceptors In Electrophotography (AREA)
Description
の関係を満たし、平均一次粒径の大きい酸化チタン粒子(Ti1)及び他方の酸化チタン粒子(Ti2)の疎水化度の差が20%以上であることを特徴とする電子写真感光体によって達成される。
(電子写真感光体の層構成)
本発明の電子写真感光体(以下、単に感光体ともいう)は、負帯電型の電子写真感光体であり、導電性支持体上に下引き層を有し、この下引き層上に感光層が積層されてなるものである。
本発明の電子写真感光体を構成する導電性支持体としては、円筒状、またはシート状のものであって、導電性を有していればいずれのものでもよく、例えば、アルミニウム、銅、クロム、ニッケル、亜鉛及びステンレスなどの金属を管(ドラム)またはシート状に成形したもの、アルミニウムや銅などの金属箔をプラスチックフィルムにラミネートしたもの、アルミニウム、酸化インジウム及び酸化スズなどをプラスチックフィルムに蒸着したもの、導電性物質を単独またはバインダー樹脂と共に塗布して導電層を設けた金属、プラスチックフィルム及び紙などが挙げられる。
本発明では、導電性支持体と感光層の間に、バインダー樹脂と粒径の大きい側の酸化チタン粒子(Ti1)の平均一次粒径(d1(nm))、小さい側の酸化チタン粒子(Ti2)の平均一次粒径(d2(nm))とした時に、d2<1/2×d1の関係であり、酸化チタン粒子の疎水化度の差が20%以上である2種の酸化チタン粒子を含有する下引き層を設ける。
下引き層を構成するバインダー樹脂(以下、下引き層用バインダー樹脂とも称する)としては、例えば、ポリアミド樹脂、塩化ビニル樹脂、酢酸ビニル樹脂、カゼイン、ポリビニルアルコール樹脂、ポリウレタン樹脂、ニトロセルロース、エチレン−アクリル酸共重合体及びゼラチンなどが挙げられる。中でも、後述する電荷発生層を形成するための塗布液を下引き層上に塗布する際に、当該下引き層が溶解することを抑制する観点などから、ポリアミド樹脂が好ましい。また、上記の表面処理された酸化チタン粒子はアルコール系溶媒に分散させることが好適であるため、メトキシメチロール化ポリアミド樹脂などのアルコール可溶性ポリアミド樹脂がより好ましい。
本発明の感光体を構成する感光層は、電荷発生機能と電荷輸送機能を1つの層に付与した単層構造の他に、電荷発生層(CGL)と電荷輸送層(CTL)に感光層の機能を分離させた層構成のものがより好ましい。このように、機能分離型の層構成とすることにより、繰り返し使用に伴う残留電位の上昇を小さく制御できる他、各種の電子写真特性を目的に合わせて制御し易いメリットがある。負帯電性感光体は下引き層の上に電荷発生層、その上に電荷輸送層を設ける構成をとり、正帯電性感光体は下引き層の上に電荷輸送層、その上に電荷発生層を設ける構成をとる。好ましい感光層の層構成は前記機能分離構造を有する負帯電性感光体である。
本発明で形成される電荷発生層は、電荷発生物質と電荷発生層用バインダー樹脂を含有するものが好ましい。さらに、電荷発生物質をバインダー樹脂溶液中に分散させてなる塗布液を塗布して形成されたものが好ましい。
フタロシアニン化合物としては、中心金属を有するフタロシアニン化合物が好ましく、Ti、Fe、V、Ga、Si、Pb、Al、Zn、Mgの少なくとも1種を有するものが挙げられる。中でもTiを有するチタニルフタロシアニンが好ましく、Y型チタニルフタロシアニン顔料、または、チタニルフタロシアニン顔料およびブタンジオール付加チタニルフタロシアニン顔料、特に2,3−ブタンジオール付加チタニルフタロシアニン顔料の混合物を用いることが好ましい。これらのフタロシアニン化合物は、高感度電荷発生物質に含まれるものである。
(3)次いで、干渉縞による凹凸を除去するために、上記(2)で換算した吸光度スペクトルデータを、波長領域765〜795nmおよび波長領域685〜715nmのそれぞれにおいて、二次の多項式に近似する。
(780)と、波長700nmにおける吸光度Abs(700)とを求める。それにより、吸光度比(Abs(780)/Abs(700))を算出する。
(780)/Abs(700))が上記範囲内である場合においては、適切な分散シェアによって顔料結晶が安定化しやすく、光感度や、繰り返し露光による画像特性が安定する。
縮合多環化合物とは、それぞれの環が環構造の一部を共有している3個以上の環構造を有し、かつ該化合物が金属原子を有しない化合物を言う。このような化合物としては、フェナントレン、アントラセン、トリフェニレン、ピレン、クリセン、ピセン、ペリレン、ペンタセン、ヘキサフェン、トリナフチレン、コロネン等が挙げられる。
電荷発生層用バインダー樹脂としては、公知の樹脂を用いることができる。例えば、ポリスチレン樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、アクリル樹脂、メタクリル樹脂、塩化ビニル樹脂、酢酸ビニル樹脂、ポリビニルブチラール樹脂、エポキシ樹脂、ポリウレタン樹脂、フェノール樹脂、ポリエステル樹脂、アルキッド樹脂、ポリカーボネート樹脂、シリコーン樹脂、メラミン樹脂、並びにこれらの樹脂の内2つ以上を含む共重合体樹脂(例えば、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル−無水マレイン酸共重合体樹脂)及びポリ−ビニルカルバゾール樹脂等が挙げられるが、これらに限定されるものではない。好ましくは、ポリビニルブチラール樹脂である。バインダー樹脂の重量平均分子量としては、特に制限はないが、10000〜150000であることが好ましく、さらに好ましくは15000〜100000である。
本発明で形成される電荷輸送層は、電荷(正孔)輸送物質と電荷輸送層用バインダー樹脂とを含有して構成されることが好ましい。電荷輸送層は、電荷輸送物質をバインダー樹脂溶液中に溶解させ、塗布して形成されたものが好ましい。
本発明の電子写真感光体は、上記感光層上にさらに保護層を有していてもよい。保護層は、感光体を外部環境や衝撃から保護する役割を担っている。保護層が形成される場合には、当該保護層は、無機粒子およびバインダー樹脂より構成されることが好ましく、必要に応じて酸化防止剤や滑剤などの他の成分が含有されていてもよい。すなわち、感光層上に無機粒子を含む保護層をさらに有することが好ましい。
保護層に含まれる無機粒子としては、シリカ、アルミナ、チタン酸ストロンチウム、酸化亜鉛、酸化チタン、酸化錫、酸化アンチモン、酸化インジウム、酸化ビスマス、スズをドープした酸化インジウム、アンチモンやタンタルをドープした酸化錫、酸化ジルコニウム等の粒子を好ましく用いることができる。特に表面を疎水化した疎水性シリカや疎水性アルミナ、疎水性ジルコニア、微粉末焼結シリカなどが好ましい。
保護層に用いるバインダー樹脂としては、熱可塑性樹脂であっても熱硬化性樹脂であってもよい。例えば、ポリビニルブチラール樹脂、エポキシ樹脂、ポリウレタン樹脂、フェノール樹脂、ポリエステル樹脂、アルキッド樹脂、ポリカーボネート樹脂、シリコーン樹脂、メラミン樹脂などが挙げられる。また、硬化性化合物を硬化させて得られる成分も好ましい。これらのバインダー樹脂は併用して用いることもできる。
保護層に使用可能な硬化性化合物としては、ラジカル重合性化合物が挙げられ、ラジカル重合性化合物としては、ラジカル重合性反応基として、アクリロイル基、メタクリロイル基の少なくともいずれかを有する重合性単量体が好ましい。ここで、上記ラジカル重合性化合物が有する反応基(官能基)の数は特に制限されないが、膜強度の観点から、保護層は、3官能以上のラジカル重合性化合物を含有する塗布液を塗布後、硬化して形成されることが好ましい。
無機粒子としては、遷移金属も含めたいずれかの金属酸化物粒子で記載すると、例えば、シリカ(酸化ケイ素)、酸化マグネシウム、酸化亜鉛、酸化鉛、アルミナ(酸化アルミニウム)、酸化ジルコニウム、酸化錫、チタニア(酸化チタン)、酸化ニオブ、酸化モリブデン、酸化バナジウム等が例示される。これらの無機粒子にラジカル重合性官能基を有する処理剤、特に、アクリロイル基又はメタクリロイル基を有する表面処理剤により表面処理されていることが好ましい。
S−2:CH2=CHSi(OCH3)3
S−3:CH2=CHSiCl3
S−4:CH2=CHCOO(CH2)2Si(CH3)(OCH3)2
S−5:CH2=CHCOO(CH2)2Si(OCH3)3
S−6:CH2=CHCOO(CH2)2Si(OC2H5)(OCH3)2
S−7:CH2=CHCOO(CH2)3Si(OCH3)3
S−8:CH2=CHCOO(CH2)2Si(CH3)Cl2
S−9:CH2=CHCOO(CH2)2SiCl3
S−10:CH2=CHCOO(CH2)3Si(CH3)Cl2
S−11:CH2=CHCOO(CH2)3SiCl3
S−12:CH2=C(CH3)COO(CH2)2Si(CH3)(OCH3)2
S−13:CH2=C(CH3)COO(CH2)2Si(OCH3)3
S−14:CH2=C(CH3)COO(CH2)3Si(CH3)(OCH3)2
S−15:CH2=C(CH3)COO(CH2)3Si(OCH3)3
S−16:CH2=C(CH3)COO(CH2)2Si(CH3)Cl2
S−17:CH2=C(CH3)COO(CH2)2SiCl3
S−18:CH2=C(CH3)COO(CH2)3Si(CH3)Cl2
S−19:CH2=C(CH3)COO(CH2)3SiCl3
S−20:CH2=CHSi(C2H5)(OCH3)2
S−21:CH2=C(CH3)Si(OCH3)3
S−22:CH2=C(CH3)Si(OC2H5)3
S−23:CH2=CHSi(OCH3)3
S−24:CH2=C(CH3)Si(CH3)(OCH3)2
S−25:CH2=CHSi(CH3)Cl2
S−26:CH2=CHCOOSi(OCH3)3
S−27:CH2=CHCOOSi(OC2H5)3
S−28:CH2=C(CH3)COOSi(OCH3)3
S−29:CH2=C(CH3)COOSi(OC2H5)3
S−30:CH2=C(CH3)COO(CH2)3Si(OC2H5)3
S−31:CH2=CHCOO(CH2)2Si(CH3)2(OCH3)
S−32:CH2=CHCOO(CH2)2Si(CH3)(OCOCH3)2
S−33:CH2=CHCOO(CH2)2Si(CH3)(ONHCH3)2
S−34:CH2=CHCOO(CH2)2Si(CH3)(OC6H5)2
S−35:CH2=CHCOO(CH2)2Si(C10H21)(OCH3)2
S−36:CH2=CHCOO(CH2)2Si(CH2C6H5)(OCH3)2
表面処理剤としては、前記S−1からS−36以外でも、ラジカル重合可能な反応性有機基を有するシラン化合物を用いてもよい。これらの表面処理剤は単独で又は二種以上を混合して使用することができる。
以下、ラジカル重合性官能基を有する処理剤により表面処理された無機粒子の製造方法を、酸化錫粒子を例にして説明する。
ジルコニア、スチール、フリント石などを原材料としたボールが使用可能であるが、特にジルコニア製やジルコン製のものが好ましい。また、ビーズの大きさとしては、通常、直径1〜2mm程度のものを使用するが、本発明では0.1〜1.0mm程度のものを用いるのが好ましい。
保護層に使用可能な硬化性化合物を硬化反応させる方法としては、電子線開裂反応を利用する方法やラジカル重合開始剤の存在下で光や熱を利用する方法等により硬化反応を行うことができる。ラジカル重合開始剤を用いて硬化反応を行う場合、重合開始剤として光重合開始剤、熱重合開始剤のいずれも使用することができる。また、光、熱の両方の開始剤を併用することもできる。
また、保護層に各種の滑剤粒子を含有させることも可能である。例えば、フッ素原子含有樹脂粒子を加えることができる。フッ素原子含有樹脂粒子としては、四フッ化エチレン樹脂、三フッ化塩化エチレン樹脂、六フッ化塩化エチレンプロピレン樹脂、フッ化ビニル樹脂、フッ化ビニリデン樹脂、二フッ化二塩化エチレン樹脂、及びこれらの共重合体の中から一種あるいは二種以上を適宜選択するのが好ましいが、特に四フッ化エチレン樹脂及びフッ化ビニリデン樹脂が好ましい。
保護層の形成に使用される溶媒としては、メタノール、エタノール、1−プロパノール、2−プロパノール、1−ブタノール、2−ブタノール、2−メチル−2−プロパノール、ベンジルアルコール、メチルイソプロピルケトン、メチルイソブチルケトン、メチルエチルケトン、シクロヘキサン、トルエン、キシレン、メチレンクロライド、酢酸エチル、酢酸ブチル、2−メトキシエタノール、2−エトキシエタノール、テトラヒドロフラン、1−ジオキサン、1,3−ジオキソラン、ピリジン及びジエチルアミン等が挙げられるが、これらに限定されるものではない。上記溶媒は、1種を単独で使用してもあるいは2種以上の混合物の形態で使用してもよい。
保護層は、ラジカル重合性の硬化性化合物、表面処理した無機粒子や反応性基を有する無機粒子、必要に応じて公知の樹脂、重合開始剤、滑剤粒子、酸化防止剤等を添加して調製した塗布液を、公知の方法により感光層表面に塗布し、自然乾燥又は熱乾燥を行い、その後硬化処理して作製することができる。保護層の膜厚は、0.2〜15μmが好ましく、0.5〜10μmがより好ましい。
本発明の電子写真感光体の製造方法としては、特に制限はなく、導電性支持体上に、下引き層、電荷発生層および電荷輸送層、または単層の感光層、必要に応じて保護層の各層を構成しうる塗布液を調製し、塗布液を順に公知の塗布方法により塗布し、乾燥させて各層を順に形成することができる。塗布方法としては、具体的には、浸漬塗布法、スプレー塗布法、スピンナーコート法、ビードコート法、ブレードコート法、ビームコート法、円形量規制型塗布法(スライドホッパー型塗布装置を用いた塗布方法)等が挙げられる。尚、保護層は、前記円形量規制型塗布加工方法を用いるのが最も好ましい。円形量規制型塗布ついては、例えば特開昭58−189061号に詳細に記載されている。
下引き層を形成するには、特に制限はないが、例えば以下のような方法を用いることができる。まずバインダー樹脂を溶媒中に溶解または分散させ、次いで、この分散液に上記した酸化チタン粒子を添加し、均一になるまで分散させ、分散液を調製する。その後、この分散液を一昼夜程度静置し、濾過して、下引き層形成用塗布液を調製する。次いで、この塗布液を上記の方法で導電性支持体上に塗布し、乾燥させることで下引き層を形成する。
電荷発生層を形成するには、電荷発生層用バインダー樹脂を溶媒で溶解した溶液中に、分散機を用いて電荷発生物質を分散して塗布液を調製する。次いで、塗布液を上記した塗布方法で一定の膜厚に塗布し、塗布膜を乾燥して電荷発生層を作製することが好ましい。また、電荷輸送物質および電荷輸送物質を含む単層の感光層を形成する場合にも、電荷発生層の形成と同様の方法で感光層を形成することができる。
電荷輸送層を形成するには、電荷輸送層用バインダー樹脂を溶媒で溶解した溶液中に、
電荷輸送物質を溶解して塗布液を調製する。次いで、塗布液を上記した塗布方法で一定の膜厚に塗布し、塗布膜を乾燥して電荷輸送層を作製することが好ましい。
保護層の形成方法も、上記下引き層等と同様の方法を採用できる。保護層を形成する成分を溶媒中に分散または溶解させて塗布液を調製し、上記の塗布方法で所望の厚さになるように塗布液を塗布し、乾燥させて保護層を形成することができる。
本発明の電子写真感光体は、電気的安定性を長期にわたり維持することができ、画像の濃度ムラを抑制できる。また、本発明の電子写真感光体は、黒ポチおよびカブリ等の画像欠陥を長期にわたり併せて抑制することができる。このため、本発明の電子写真感光体は、画像形成装置に好適に使用できる。したがって、本発明は、本発明の電子写真感光体を備える画像形成装置をも提供する。本発明の電子写真感光体備える画像形成装置は、安定した画像形成が長期にわたり提供できる。
〜2400dpiあるいはそれ以上の高解像度の電子写真画像を形成しうる。
(表面処理済み酸化チタン粒子1の作製)
70nmのルチル型酸化チタン粒子(PT−401M;石原産業社製)600質量部と、メチルハイドロジェンポリシロキサン(MHPS)25質量部と、トルエン1500質量部とを攪拌混合した後、ビーズミルによりミル滞留時間40分、温度35度で湿式解砕処理を行った。湿式解砕処理して得られたスラリーから、減圧蒸留によりトルエンを分離除去した。得られた乾燥物に、120℃で2時間、MHPSの焼き付けを行った。その後、ピンミルにより粉砕し、表面処理済み酸化チタン粒子1を得た。この粒子の疎水化度は60%、真比重3.7であった。
表面処理済み酸化チタン粒子1の作製において、70nmのルチル型酸化チタン粒子を、50nmのルチル型酸化チタン粒子にシリカ、アルミナ処理を施した無機処理酸化チタン粒子(MT−600SA;テイカ社製)420質量部に変更した以外は、表面処理済み酸化チタン粒子1の作製と同様にして、表面処理済み酸化チタン粒子2を得た。表面処理済み酸化チタン粒子2を得た。この粒子の疎水化度は65%、真比重は3.8であった。
50nmのルチル型酸化チタン粒子(MT−600B;テイカ社製)500質量部をトルエン2000部と撹拌混合し、3−アクリロキシプロピルトリメトキシシラン(KBM−5103;信越化学工業社製)50質量部を添加し、50度で3時間撹拌した。その後、トルエンを減圧蒸留にて留去し、130℃で3時間焼き付けを行った。それにより、表面処理済み酸化チタン粒子3を得た。この粒子の疎水化度は25%、真比重は3.6であった。
(表面処理済み酸化チタン粒子4の作製)
表面処理済み酸化チタン粒子3の作製において、3−アクリロキシプロピルトリメトキシシランを3−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン(KBM−5103;信越化学工業社製)に変更した以外は、表面処理済み酸化チタン粒子3の作製と同様にして、表面処理済み酸化チタン粒子4を得た。この粒子の疎水化度は30%、真比重は3.6であった。
表面処理済み酸化チタン粒子3の作製において、3−アクリロキシプロピルトリメトキシシランをチタンアシレート(オルガチックスTPHS;マツモトファインケミカル社製)に変更した以外は、表面処理済み酸化チタン粒子3の作製と同様にして、表面処理済み酸化チタン粒子5を得た。この粒子の疎水化度は50%、真比重は3.7であった。
35nmのルチル型酸化チタン粒子にシリカ、アルミナ処理を施した無機処理酸化チタン粒子(MT−500SA;テイカ社製)500質量部と、メチルハイドロジェンポリシロキサン(MHPS)30質量部と、トルエン2000質量部とを攪拌混合した後、ビーズミルによりミル滞留時間40分、温度35℃で湿式解砕処理を行った。湿式解砕処理して得られたスラリーから、減圧蒸留によりトルエンを分離除去した。得られた乾燥物に、120℃で2時間、MHPSの焼き付けを行った。その後、ピンミルにより粉砕し、表面処理済み酸化チタン粒子6を得た。この粒子の疎水化度は70%、真比重は3.7であった。
表面処理済み酸化チタン粒子6の作製において、MHPSの量を15質量部に変更した以外は、表面処理済み酸化チタン粒子6の作製と同様にして、表面処理済み酸化チタン粒子7を得た。この粒子の疎水化度は55%、真比重は3.6であった。
表面処理済み酸化チタン粒子4の作製において、50nmのルチル型酸化チタン粒子を、35nmのルチル型酸化チタン粒子(MT−500B;テイカ社製)に変更した以外は表面処理済み酸化チタン粒子4の作製と同様にして、表面処理済み酸化チタン粒子8を得た。この粒子の疎水化度は35%、真比重は3.7であった。
表面処理済み酸化チタン粒子5の作製において、50nmのルチル型酸化チタン粒子を、35nmのルチル型酸化チタン粒子(MT−500B;テイカ社製)に変更した以外は、表面処理済み酸化チタン粒子5の作製と同様にして、表面処理済み酸化チタン粒子9を得た。この粒子の疎水化度は60%、真比重は3.7であった。
15nmのルチル型酸化チタン粒子(MT−150A;テイカ社製)400質量部と、メチルハイドロジェンポリシロキサン(MHPS)30質量部と、トルエン1500質量部とを攪拌混合した後、ビーズミルによりミル滞留時間40分、温度35℃で湿式解砕処理を行った。湿式解砕処理して得られたスラリーから、減圧蒸留によりトルエンを分離除去した。得られた乾燥物に、120℃で2時間、MHPSの焼き付けを行った。その後、ピンミルにより粉砕し、表面処理済み酸化チタン粒子10を得た。この粒子の疎水化度は50%、真比重3.4であった。
表面処理済み酸化チタン粒子10の作製において、15nmのルチル型酸化チタン粒子をシリカ、アルミナ処理を施した無機処理酸化チタン粒子(MT−100SA;テイカ社製)に変更した以外は、表面処理済み酸化チタン粒子10の作製と同様にして、表面処理済み酸化チタン粒子11を得た。この粒子の疎水化度は65%、真比重は3.5であった。
表面処理済み酸化チタン粒子10の作製において、メチルハイドロジェンポリシロキサン(MHPS)を3−アクリロキシプロピルトリメトキシシラン(KBM−5103;信越化学工業社製)に変更した以外は、表面処理済み酸化チタン粒子10の作製と同様にして、表面処理済み酸化チタン粒子12を得た。この粒子の疎水化度は20%、真比重は3.5であった。
表面処理済み酸化チタン粒子10の作製において、メチルハイドロジェンポリシロキサン(MHPS)を3−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン(KBM−5103;信越化学工業社製)に変更した以外は、表面処理済み酸化チタン粒子10の作製と同様にして、表面処理済み酸化チタン粒子13を得た。この粒子の疎水化度は25%、真比重は3.5であった。
内容量200mlのビーカー中に入れた蒸留水50mlに、測定対象の粒子を0.2g秤量し添加した。メタノールを先端が液体中に浸せきされているビュレットから、ゆっくり撹拌した状態で粒子の全体が濡れるまで(全部が沈降するまで)ゆっくり滴下した。この粒子を完全に濡らすために必要なメタノールの量をa(ml)とした場合に、疎水化度(%)は下記式により算出した。
以下の手順により、導電性支持体上に、下引き層、電荷発生層、電荷輸送層を順次形成してなる積層構造を有する「感光体1」を作製した。
長さ364mmのアルミニウム合金素管をNC施盤に装着し、ダイヤモンド焼結バイトにて、外径77.98mm、表面のRzが0.8μmになるように切削加工を行った。
〈下引き層の形成〉
バインダー樹脂としての下記ポリアミド樹脂(N−1)100質量部を、エタノール/n−プロピルアルコール/テトラヒドロフラン(体積比45/20/35)の混合溶媒1700質量部に加えて、20℃で攪拌混合した。この溶液に、上記表面処理済み酸化チタン粒子1を140質量部、表面処理済み酸化チタン粒子13を200質量部添加し、ビーズミルにより、ミル滞留時間5時間として分散させた。そして、この溶液を一昼夜静置した後、ろ過することにより、下引き層用塗布液を得た。ろ過は、ろ過フィルタとして、公称濾過精度が5μmのリジメッシュフィルタ(日本ポール社製)を用いて、50kPaの圧力下で行った。このようにして得られた下引き塗布液を、前記基体を洗浄した後の外周に浸漬塗布法で塗布し、120℃で30分乾燥して乾燥膜厚2μmの「下引き層」を形成した。
(CG−1の合成)
1,3−ジイミノイソインドリンとチタニウムテトラ−n−ブトキシドとから粗チタニルフタロシアニンを合成した。得られた粗チタニルフタロシアニンを硫酸に溶解させた溶液を、水に注入して結晶を析出させた。この溶液を濾過した後、得られた結晶を水で十分に洗浄して、ウエットペースト品を得た。次いで、ウエットペースト品を冷凍庫にて凍結させ、再度解凍した後、濾過および乾燥して、無定型チタニルフタロシアニンを得た。
下記成分を混合し、循環式超音波ホモジナイザーRUS−600TCVP(株式会社日本精機製作所製、19.5kHz,600W)にて循環流量40L/Hで0.5時間分散して電荷発生層用塗布液を調製した。この電荷発生層用塗布液を、下引き層と同様の浸漬塗布法により下引き層上に塗布した後、乾燥させて、厚さ0.5μmの電荷発生層を形成した。
ポリビニルブチラール樹脂「エスレックBL−1」(積水化学社製) 12部
溶媒:メチルエチルケトン/シクロヘキサノン=4/1(V/V) 400部
〈電荷輸送層の作製〉
下記成分を混合して電荷輸送層用塗布液を調製した。この電荷輸送層用塗布液を、下引き層と同様の浸漬塗布法により電荷発生層上に塗布した後、乾燥させて、厚さ25μmの電荷輸送層を形成した。これにより電子写真感光体1(感光体1)を得た。
ポリカーボネート「ユーピロンZ400(三菱ガス化学社製)」 300.0部
酸化防止剤「Irganox1010(BASFジャパン社製)」 6.0部
テトラヒドロフラン/トルエン混合液(体積比;3/1) 2000.0部
シリコーンオイル「KF−96(信越化学社製)」 1.0部
[実施例2、3](感光体2、3)
実施例1において、感光体1の下引き層に含まれる表面処理済み酸化チタン粒子を、表2に示されるようにそれぞれ変更した以外は、実施例1と同様にして電子写真感光体2、3をそれぞれ作製した。
実施例1において、感光体1の下引き層に含まれる表面処理済み酸化チタン粒子を、表2に示されるようにそれぞれ変更し、電荷輸送層の膜厚を25μmから20μmとし、さらに以下のようにして保護層を設けた以外は、実施例1と同様にして電子写真感光体4を作製した。
下記成分を混合し、分散・溶解して保護層塗布液1を調製した。
電荷輸送物質「(4,4’−ジメチル−4”−(α−フェニルスチリル)トリフェニルアミン)」 35.0部
ポリカーボネート「Z500(三菱ガス化学社製)」 50.0部
酸化防止剤「BHT−F(武田キリン社製)」 3.0部
テトラヒドロフラン/トルエン混合液(体積比;3/1) 700.0部
シリコーンオイル「KF−96( 信越化学社製)」 1.0部
この塗布液を先に電荷輸送層まで作製した感光体上に円形スライドホッパー型塗布機で塗布し、120℃で70分の乾燥を行い、乾燥膜厚8μmの保護層を形成し、電子写真感光体4を得た。
実施例1において、感光体1の下引き層に含まれる表面処理済み酸化チタン粒子を、表2に示されるようにそれぞれ変更し、さらに以下のようにして保護層を設けた以外は、実施例1と同様にして電子写真感光体5を作製した。
下記成分を混合し、分散・溶解して保護層塗布液2を調製した。
120部
重合性化合物「トリメチロールプロパントリメタクリレート(例示M1)」 100部
光重合開始剤「Irgacure369(BASFジャパン社製)」 10部
2−ブタノール 500部
この塗布液を先に電荷輸送層まで作製した感光体上に円形スライドホッパー型塗布機で塗布した。塗布後、低圧水銀灯を用いて紫外線を3kW、1分間照射して、乾燥膜厚2μmの保護層を得た。これを80℃で20分乾燥し、感光体5を得た。
実施例1において、感光体1の下引き層に含まれる表面処理済み酸化チタン粒子を、表2に示されるようにそれぞれ変更し、電荷発生層用塗布液1を下記電荷発生層用塗布液2に変更した以外は、実施例1と同様にして電子写真感光体6、7をそれぞれ作製した。
下記成分を混合し、サンドミル分散機を用いて15時間分散し、電荷発生層塗布液2を調製した。この塗布液を浸漬塗布法で下引き層の上に塗布し、乾燥膜厚0.5μmの電荷発生層を形成した。
ポリビニルブチラール(BM−1、積水化学(株) 10部
メチルエチルケトン 700部
シクロヘキサノン 300部
[実施例8](感光体8)
実施例4において、感光体4の下引き層に含まれる表面処理済み酸化チタン粒子を、表2に示されるようにそれぞれ変更し、電荷発生層用塗布液1から電荷発生層用塗布液2へ変更した以外は、実施例4と同様にして電子写真感光体8を作製した。
実施例5において、感光体5の下引き層に含まれる表面処理済み酸化チタン粒子を、表2に示されるようにそれぞれ変更し、電荷発生層用塗布液1から電荷発生層用塗布液2へ変更した以外は、実施例5と同様にして電子写真感光体9を作製した。
実施例1において、感光体1の下引き層に含まれる表面処理済み酸化チタン粒子を、表2に示されるようにそれぞれ変更し、電荷発生層用塗布液1を下記電荷発生層用塗布液3に変更した以外は、実施例1と同様にして電子写真感光体10を作製した。
下記成分を混合し、サンドミル分散機を用いて20時間分散した。この分散液と電荷発生層用塗布液2を1:1の割合で混合して電荷発生層塗布液3を調製した。この塗布液を、浸漬塗布法で下引き層の上に塗布し、乾燥膜厚0.5μmの電荷発生層を形成した。
ポリビニルブチラール(BM−1、積水化学(株)製) 10部
メチルエチルケトン 700部
シクロヘキサノン 300部
[実施例11](感光体11)
実施例4において、感光体4の下引き層に含まれる表面処理済み酸化チタン粒子を、表2に示されるようにそれぞれ変更し、電荷発生層用塗布液1から電荷発生層用塗布液3へ変更した以外は、実施例4と同様にして電子写真感光体11を作製した。
実施例5において、感光体5の下引き層に含まれる表面処理済み酸化チタン粒子を、表2に示されるようにそれぞれ変更し、電荷発生層用塗布液1から電荷発生層用塗布液3へ変更した以外は、実施例5と同様にして電子写真感光体12を作製した。
実施例1において、感光体1の下引き層に含まれる表面処理済み酸化チタン粒子を、表2に示されるようにそれぞれ変更した以外は、実施例1と同様にして電子写真感光体13〜15を作製した。
実施例1〜12および比較例1〜3で得た電子写真感光体を搭載したコニカミノルタビジネステクノロジーズ社製bizhub PRESS C8000(レーザー露光、反転現像、中間転写体のタンデムカラー複合機)を用いて、40万枚のプリントを行った。耐刷前後(1枚目と40万枚目プリント後)の表面電位および画像(濃度ムラ、カブリ)を、以下のようにして評価した。これらの評価結果を表2に示す。
得られた電子写真感光体表面の、10℃、15%RH下における初期(0秒後)の電位と30秒後の電位との差(電位変動ΔVi)を、電気特性測定装置により測定した。表面電位変動の測定は、電子写真感光体を120rpmで回転させながら、グリッド電圧−800V、露光量0.5μJ/cm2の条件で、帯電と露光を繰り返して行った。ΔViの評価は、以下の基準に基づいて行い、A〜Cランクを合格とした。
B:ΔViは10V超20V以下であり、画像上では影響なし
C:ΔViは20V超30V以下で制御装置にて画像形成に影響を及ぼさないレベル
D:ΔViは30V以上であり、画像上濃度変化が避けられないレベル。
コニカミノルタビジネステクノロジーズ社製bizhub PRESS C8000(レーザー露光、反転現像、中間転写体のタンデムカラー複合機)を用いて、30℃、80%RH下で画像を形成し、評価を行った。
得られた各電子写真感光体をイエロー(Yellow)及びシアン(Cyan)の位置に配置した。そして、イエロー位置の転写電流を20μAに固定し、シアン位置の転写電流を20μA〜100μAまで変化させて、図3で示されるGreenチャート(イエローとシアン混合)を出力した。図3中、Dは電子写真感光体の回転軸方向を示す。転写材「PODグロスコート(A3サイズ、100g/m2)」(王子製紙(株)製)を用いて、当該転写材上に形成した画像を目視観察した。画像の濃度ムラは、以下の基準で評価し、A〜Cランクを合格とした。
B:転写電流60μA以上でわずかに濃度ムラがみられるが、実用上問題ないレベル
C:転写電流40〜50μAでわずかに濃度ムラがみられるが、実用上問題ないレベル
(ただし、高画質の画像を形成する際には問題となるレベル)
D:転写電流40μA未満でも濃度ムラが明確にみられ、実用上問題となるレベル。
得られた電子写真感光体をブラック(BK)の位置に配置した。画像が形成されていない転写材「PODグロスコート(A3サイズ、100g/m2)」(王子製紙(株)製)
を準備し、この転写材をブラックの位置まで搬送し、グリッド電圧−850V、現像バイアス−650Vの条件で、無地画像(白ベタ画像)を形成した。そして、得られた転写材上のカブリの有無を評価した。カブリの有無の評価は、以下の基準に基づいて行い、A〜Bランクを合格とした。
B:拡大すると僅かにカブリがみられるが、実用上問題ないレベル
C:目視で僅かにカブリがみられ実用上問題となる、もしくは明らかに目立つ(NG)
12 導電性支持体
14 下引き層
16 電荷発生層
17 感光層
18 電荷輸送層
100 画像形成装置
110Y、110M、110C、110Bk 画像形成ユニット
111Y、111M、111C、111Bk 電子写真感光体
113Y、113M、113C、113Bk 帯電手段
115Y、115M、115C、115Bk 露光手段
117Y、117M、117C、117Bk 現像手段
119Y、119M、119C、119Bk クリーニング手段
130 無端ベルト状中間転写体ユニット
131 無端ベルト状中間転写体
133Y、133M、133C、133Bk 一次転写ローラ(転写手段)
135 クリーニング手段
137A、137B、137C、137D ローラ
150 給紙搬送手段
170 定着手段
200 プロセスカートリッジ
201 筐体
203R、203L 支持レール
211 給紙カセット
213A、213B、213C、213D 中間ローラ
215 レジストローラ
217 二次転写ローラ(転写手段)
219 排紙ローラ
221 排紙トレイ
D 電子写真感光体の回転軸方向
P 転写材
SC 原稿画像読み取り装置
Claims (7)
- 導電性支持体上に、少なくとも下引き層及び感光層を順次積層してなる電子写真感光体において、該下引き層は、バインダー樹脂および平均一次粒径の異なる2種の酸化チタン粒子を含有し、
該2種の酸化チタン粒子は、
いずれも、少なくとも反応性有機ケイ素化合物又は有機チタン化合物のいずれかにより表面処理されたものであり、かつ、下記式(1):
の関係を満たし、
平均一次粒径の大きい酸化チタン粒子(Ti1)及び他方の酸化チタン粒子(Ti2)の疎水化度の差が20%以上であることを特徴とする電子写真感光体。 - 前記平均一次粒径の大きい酸化チタン粒子(Ti1)の平均一次粒径(d1)が50nm以下である、請求項1に記載の電子写真感光体。
- 前記感光層が、電荷発生層と電荷輸送層とを有し、前記電荷発生層が、チタニルフタロシアニン化合物および縮合多環化合物からなる群より選択される少なくとも一種を含む、請求項1または2に記載の電子写真感光体。
- 前記縮合多環化合物がペリレン系化合物である、請求項3に記載の電子写真感光体。
- 前記感光層上に無機粒子を含む保護層をさらに有する、請求項1〜4のいずれか1項に記載の電子写真感光体。
- 前記保護層は、3官能以上のラジカル重合性化合物を含有する塗布液を塗布後、硬化して形成される、請求項5記載の電子写真感光体。
- 請求項1〜6のいずれか1項に記載の電子写真感光体を備える画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013087778A JP6089916B2 (ja) | 2013-04-18 | 2013-04-18 | 電子写真感光体および画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013087778A JP6089916B2 (ja) | 2013-04-18 | 2013-04-18 | 電子写真感光体および画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014211534A JP2014211534A (ja) | 2014-11-13 |
JP6089916B2 true JP6089916B2 (ja) | 2017-03-08 |
Family
ID=51931340
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013087778A Active JP6089916B2 (ja) | 2013-04-18 | 2013-04-18 | 電子写真感光体および画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6089916B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6447178B2 (ja) * | 2015-01-28 | 2019-01-09 | 富士ゼロックス株式会社 | 電子写真感光体、プロセスカートリッジ、画像形成装置 |
JP6413999B2 (ja) * | 2015-09-30 | 2018-10-31 | コニカミノルタ株式会社 | 電子写真感光体及び画像形成装置 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4570155B2 (ja) * | 2005-08-10 | 2010-10-27 | 株式会社リコー | 電子写真感光体、それを用いた画像形成方法、画像形成装置及び画像形成装置用プロセスカートリッジ |
JP4319197B2 (ja) * | 2006-04-19 | 2009-08-26 | 京セラミタ株式会社 | 単層型電子写真感光体及び画像形成装置 |
JP2008134425A (ja) * | 2006-11-28 | 2008-06-12 | Sharp Corp | 電子写真感光体 |
JP2009115944A (ja) * | 2007-11-05 | 2009-05-28 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 電子写真感光体の製造方法、電子写真感光体、画像形成装置、プロセスカートリッジ及びカラー画像形成装置 |
-
2013
- 2013-04-18 JP JP2013087778A patent/JP6089916B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2014211534A (ja) | 2014-11-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5664538B2 (ja) | 電子写真感光体 | |
JP6024247B2 (ja) | 電子写真感光体、電子写真感光体の製造方法、電子写真画像形成方法及び電子写真画像形成装置 | |
JP5929882B2 (ja) | 有機感光体、画像形成装置および画像形成方法 | |
CN106909033B (zh) | 电子照相感光体和图像形成装置 | |
JP2012123238A (ja) | 電子写真感光体 | |
JP6048461B2 (ja) | 電子写真感光体、電子写真画像形成方法及び電子写真画像形成装置 | |
JP6197668B2 (ja) | 電子写真感光体及びその製造方法 | |
JP6089916B2 (ja) | 電子写真感光体および画像形成装置 | |
US9904234B2 (en) | Electrophotographic image forming method | |
JP2018097278A (ja) | 画像形成装置及びプロセスカートリッジ | |
JP6307968B2 (ja) | 電子写真感光体、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置 | |
JP2012173511A (ja) | 電子写真感光体 | |
JP6197803B2 (ja) | 電子写真感光体、画像形成装置および画像形成方法 | |
JP2018025707A (ja) | 電子写真感光体、電子写真画像形成装置及びプロセスカートリッジ | |
JP2017194545A (ja) | 電子写真感光体およびその製造方法 | |
JP6631267B2 (ja) | 電子写真感光体 | |
JP7302266B2 (ja) | 電子写真感光体、電子写真画像形成方法、電子写真画像形成装置及び電子写真感光体の製造方法 | |
JP6064492B2 (ja) | 有機感光体および画像形成装置 | |
JP6405783B2 (ja) | 電子写真感光体、電子写真画像形成装置及びプロセスカートリッジ | |
JP6922679B2 (ja) | 電子写真感光体、電子写真感光体の製造方法、電子写真画像形成方法及び電子写真画像形成装置 | |
JP2012247474A (ja) | 電子写真感光体 | |
JP2017111273A (ja) | 電子写真感光体およびその製造方法 | |
JP6446977B2 (ja) | 電子写真感光体、電子写真画像形成装置及びプロセスカートリッジ | |
JP6183201B2 (ja) | 電子写真感光体および画像形成装置 | |
JP2020086043A (ja) | 電子写真感光体、電子写真画像形成方法及び電子写真画像形成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20151221 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20160831 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160906 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20161107 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170110 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170123 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6089916 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |