JP6088980B2 - 2−アリールイミダゾ[1,2−b]ピリダジン、2−フェニルイミダゾ[1,2−a]ピリジンおよび2−フェニルイミダゾ[1,2−a]ピラジン誘導体 - Google Patents

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Description

関連出願の相互参照
本出願は、2010年12月22日に出願された米国特許仮出願第61/426216号、2011年8月3日に出願された米国特許仮出願第61/514833号、および2011年8月15日に出願された米国特許仮出願第61/523688号の利益を主張し、これらは参照によってその全体が本明細書に組み込まれる。
本開示は、様々な障害の治療のための化合物、組成物および方法に関する。詳細には、本開示は、平滑型(smoothened)タンパク質の活性に拮抗し、それによってヘッジホッグシグナル伝達経路を阻害する化合物に関する。
ヘッジホッグ(Hh)シグナル伝達経路は、細胞過程の重要な調節剤である。ヘッジホッグタンパク質ファミリーの成員は、脊椎動物および無脊椎動物の両方において、発育のパターニング過程、細胞分化および増殖に重要な事象を媒介する。3種の脊椎動物のヘッジホッグ遺伝子、ソニックヘッジホッグ(Shh)、インディアン(India)ヘッジホッグ(Ihh)およびデザートヘッジホッグ(Dhh)が知られている。翻訳された遺伝子産生物は、自己タンパク質分解切断、パルミトイル化、およびコレステロール結合によって翻訳後に修飾される、分泌されるタンパク質である。翻訳後修飾は、Hhタンパク質の空間的および一時的な分布を部分的に制御するために作用し、タンパク質をモルフォゲンとして機能させる。Hhタンパク質の誘導作用は、胚および成人細胞の両方で生じ、形態形成パターンを調節するために作用し、分化を引き起こす。
ヘッジホッグシグナル伝達経路には、3種のHhリガンド(Dhh、ShhまたはIhh)、12回膜貫通型タンパク質パッチ型(Patched)(PTCH1)、7回膜貫通型タンパク質平滑型(SMO)、および転写因子のGliファミリー、ならびに他の調節タンパク質が関与している。Hhシグナル伝達経路は、平滑型と相互作用するパッチ型タンパク質により、Hhリガンドのない状態では、通常不活性状態で存在し、それによって平滑型の活性を阻害している。Hhリガンドがパッチ型に結合することにより、パッチ型の平滑型との相互作用を妨害し、それによって平滑型の活性化および原形質膜への移動をもたらす。哺乳動物の組織においては、平滑型および他の下流経路成分は、シグナル伝達活性化過程の一部として非運動性の繊毛に局在化している。平滑型の活性化は、次に結果としてGli転写因子(特にGli1およびGli2)の核への移動を引き起こす一連の事象をもたらし、それによってこれらは標的遺伝子の転写を活性化する。Gli転写因子の標的遺伝子は、Wnts、TGFβ、c−Myc、サイクリン、ならびにパッチ型およびGliそれ自体を含む。
正常な状態では、Hhシグナル伝達経路は、適当な細胞増殖、細胞分化および胚のパターン形成の重要性を受け持ち、しっかりと制御されている。しかし、異常な状態では、ヘッジホッグ経路の制御緩和が起り、疾患をもたらし得る。例えば、脳および皮膚癌の高い危険性を持つ遺伝性症候群であるゴーリン病を有する人は、パッチ型において機能喪失型突然変異を有することが観察されている。平滑型またはGliタンパク質における機能獲得型突然変異は、膠芽腫および基底細胞癌(米国で皮膚癌の最も一般的な形態)に関連付けられている。Hhシグナル伝達の好ましくない活性化は、前立腺癌の転移に結び付けられている。ヒト膵臓の腫瘍において、パッチ型、平滑型およびソニックヘッジホッグの異常な発現が観察されている。重要なことには、Hhシグナル伝達経路の成分が癌において直接変異していない場合さえ、経路の活性化は、癌増殖に対しなお中心的となり得て、腫瘍細胞は、Hhリガンドを作り応答する活動的な自己分泌ループを確立し、それによって増殖を容易にする。
癌における異常なHh経路シグナル伝達の役割のさらなる支持は、癌の異種移植マウスモデルにおけるシクロパミンの作用である。シクロパミンは、ヘッジホッグ経路拮抗薬であることが発見された、天然に存在するアルカロイドである。ある範囲の異なる癌の種類の異種移植モデルにおいて、シクロパミンを用いる治療は、腫瘍成長の進行を遅らせるか、または転移を抑制することが見出された。
したがって、好ましくないヘッジホッグシグナル伝達は、広範囲の癌を含む、ある範囲の疾患を引き起こすか、または一因となり得る。疾患におけるHhシグナル伝達の役割は、経路の成員の機能喪失型突然変異もしくは機能獲得型突然変異、または経路の好ましくない活性化によるものであり得る。さらに、小分子拮抗薬は、好ましくないヘッジホッグシグナル伝達の作用を抑制するか、または覆すことができる。したがって、平滑型の活性調節因子などのヘッジホッグシグナル伝達経路に拮抗する分子は必要であり、治療上有用である。
本開示は、以下に示された式(I)の化合物、それらの化合物を含有する医薬品組成物、ならびに、例えば、過度増殖性疾患および血管新生に媒介される疾患などの疾患および/または障害の治療においてそのような化合物または組成物を用いる方法を提供する。
広範囲の実施形態(実施形態1)において、本開示は式(1)の化合物:
Figure 0006088980

(1)
またはその薬学的に許容される塩を提供する
[式中、

1−Aであり、
ここで、R1−Aは、水素、ハロゲン、−CN、−OH、−SH、−NO、−NH、−NH(C−Cアルキル)、−N(C−Cアルキル)、C−Cアルキル、C−Cアルケニル、C−Cアルキニル、C−Cハロアルキル、C−Cアルコキシ、C−Cハロアルコキシ、−COH、−CO(C−Cアルキル)、−S(C−Cアルキル)、−SO(C−Cアルキル)、−SO(C−Cアルキル)、−CONH、−CONH(C−Cアルキル)、−CON(C−Cアルキル)、−NHCO(C−Cアルキル)、−NHCO、C−Cシクロアルキル(C−Cアルキル)、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、(C−Cシクロアルキル)C−Cアルキル、(アリール)C−Cアルキル、(ヘテロアリール)C−Cアルキル、(ヘテロシクリル)C−Cアルキル、C−Cシクロアルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、(アリールオキシ)C−Cアルキル、(ヘテロアリールオキシ)C−Cアルキル、−OR、−SR、またはR11が水素または無置換C−Cアルキルである−NR11であり、
ここで、無置換アルキル以外のアルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、アリール、ヘテロアリールまたはヘテロシクリル基はそれぞれ、1個または複数のRで置換可能な位置で場合によって置換されており;
ここで、Rは、ハロゲン、−CN、−OH、−SH、−NO、−NH、−NH(C−Cアルキル)、−N(C−Cアルキル)、−NH(C−Cアルキル)−OH、−NH(C−Cアルキル)−(C−Cアルコキシ)、−C−CアルコキシOH、−C−Cアルコキシ(C−Cアルコキシ)、アルキルC−C、C−Cアルケニル、C−Cアルキニル、アルコキシC−C、C−Cハロアルキル、C−Cハロアルコキシ、ヒドロキシ(C−Cアルキル)、(C−Cアルコキシ)C−Cアルキル、アミノ(C−Cアルキル)、−S(C−Cアルキル)、−COH、−CO(C−Cアルキル)、−C(O)(C−Cアルキル)、アミノ(C−Cアルキル)、−S(C−Cアルキル)、−COH、−CO(C−Cアルキル)、−C(O)(C−Cアルキル)、−SO(C−Cアルキル)、−SONH、−SONH(C−Cアルキル)、−SON(C−Cアルキル)、R80が水素またはヒドロキシ保護基である−CON(H)OR80、−CONH、−CONH(C−Cアルキル)、−CON(C−Cアルキル)、−NHCO(C−Cアルキル)、−C(=NH)NH、−C(=NH)NHNH、−C(=NOH)NH、または−NHCO(C−Cアルキル)であり、ここで、各アルキル、アルケニル、アルキニル、アルコキシは、置換可能な炭素において−CO(C−C)アルキルまたは−CON(H)OR80で場合によって置換されており;
ここで、Rは、C−Cシクロアルキル、C−Cシクロアルキル−C(O)−、アリール、アリール−C(O)−、ヘテロアリール、ヘテロアリール−C(O)−、ヘテロシクリル、ヘテロシクリル−C(O)−、アリール−SO−、ヘテロアリールSO、(C−Cシクロアルキル)C−Cアルキル、(アリール)C−Cアルキル、C−Cアルキル(ヘテロアリール)、または(ヘテロシクリル)C−Cアルキルであり、ここで、各環部は、置換可能な位置で1個または複数のハロゲン、−CN、−OH、−SH、−NO、−NH、−NH(C−Cアルキル)、−N(C−Cアルキル)、C−Cアルキル、C−Cアルケニル、C−Cアルキニル、C−Cアルコキシ、ヒドロキシC−Cアルキル、HN(C−Cアルキル)、C−Cアルキル−NH−(C−Cアルキル)、ジ−(C−Cアルキル)−N(C−Cアルキル)、C−Cハロアルキル、C−Cアルコキシ、C−Cハロアルコキシ、−CO(C−C)アルキルまたは−CON(H)OR80で場合によって置換されており、ここで、各アルキル、アルケニル、アルキニル、アルコキシは、置換可能な炭素において1個のR92によって場合によって置換されており、
ここで、R92は、R94が(C−C)アルコキシである−COR94、NHOR80、または−NR96であり、
ここで、R96は、3個までのハロゲン、−CN、−OH、−SH、−NO−NH、−NH(C−Cアルキル)、−N(C−Cアルキル)、C−Cアルキル、C−Cアルケニル、C−Cアルキニル、C−Cアルコキシ、C−Cハロアルキル、C−Cハロアルコキシ、ヒドロキシ(C−Cアルキル)、(C−Cアルコキシ)C−Cアルキル、アミノ(C−Cアルキル)、または−S(C−Cアルキル)でそれぞれ場合によって置換されたアリールまたはヘテロアリールであり;または、

1−Bであり、
ここで、R1−Bは、R−R−R−R−であり、
ここで、Rは、結合、−O−、−N(R)−、−(C−Cアルキル)N(R)−、または−C(O)−であり;
ここで、Rは、水素またはC−Cアルコキシカルボニルで場合によって置換されたC−Cアルキルであり;
は、それぞれRで場合によって置換されたC−Cシクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、またはヘテロシクリルであり;
は、結合、C−Cアルキレン、−O−、−O(C−Cアルキレン)−、−(C−Cアルキレン)O−、−N(R)−、−(C−Cアルキレン)N(R)−、−N(R)(C−Cアルキレン)−、−C(O)−、−C(O)(C−Cアルキレン)−、−(C−Cアルキレン)C(O)−、−N(R)C(O)−、−N(R)C(O)O−、−C(O)N(R)−、−C(O)N(R)(C−Cアルキレン)−、−N(R)C(O)N(R)−、−OC(O)−、−C(O)O−、−C(O)O(C−Cアルキレン)−、−OC(O)O−、−OC(O)N(R)−、−S(O)−、−S(O)(C−Cアルキレン)−、−S(O)N(R)−、−OS(O)N(R)−、−N(R)S(O)−、または−OS(O)O−であり;
は、それぞれRで場合によって置換されたC−Cシクロアルキルアリール、ヘテロアリール、またはヘテロシクリルであり;
は、水素、C−Cアルキル、C−Cアルケニル、C−Cアルキニル、C−Cハロアルキル、C−Cアルコキシ、C−Cハロアルコキシ、C−Cシクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、(C−Cシクロアルキル)C−Cアルキル、(アリール)C−Cアルキル、(ヘテロアリール)C−Cアルキル、(ヘテロシクリル)C−Cアルキル、(アリールオキシ)C−Cアルキル、または(ヘテロアリールオキシ)C−Cアルキルであり、ここで、各アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、アリール、ヘテロアリールまたはヘテロシクリル基は、置換可能な位置で1個または複数のR10で場合によって置換されており;
ここで、R10は、ハロゲン、−CN、−OH、−NO、−NH、−NH(C−Cアルキル)、−N(C−Cアルキル)、C−Cアルキル、C−Cアルケニル、C−Cアルキニル、C−Cアルコキシ、C−Cハロアルキル、C−Cアルコキシ、C−Cハロアルコキシ、ヒドロキシ(C−Cアルキル)、C−Cアルコキシ)C−Cアルキル、アミノ(C−Cアルキル)、−COH、−CO(C−Cアルキル)、−SO(C−Cアルキル)、−CONH、−CONH(C−Cアルキル)、−CON(C−Cアルキル)、−CON(H)OR80、−NHCO(C−Cアルキル)、または−NHCO(C−Cアルキル)であり、ここで、各アルキル、アルケニル、アルキニル、アルコキシは、置換可能な炭素において1個のR102で場合によって置換されており、
ここで、R102は−COR104であり、ここで、R104は−(C−C)アルコキシ、−NHOR80、または−NR110であり、
ここで、R110は、3個までのハロゲン、−CN、−OH、−SH、−NO、−NH、−NH(C−Cアルキル)、−N(C−Cアルキル)、C−Cアルキル、C−Cアルケニル、C−Cアルキニル、C−Cアルコキシ、C−Cハロアルキル、C−Cハロアルコキシ、ヒドロキシ(C−Cアルキル)、(C−Cアルコキシ)C−Cアルキル、アミノ(C−Cアルキル)、または−S(C−Cアルキル)でそれぞれ場合によって置換されたアリールまたはヘテロアリールであり;
は、水素、ハロゲン、−CN、−OH、−SH、−NO、−NH、−NH(C−Cアルキル)、−N(C−Cアルキル)、C−Cアルキル、C−Cアルケニル、C−Cアルキニル、C−Cハロアルキル、C−Cアルコキシ、C−Cハロアルコキシ、C−Cシクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、(アリール)C−Cアルキル、または(ヘテロアリール)C−Cアルキルであり、
Aは、結合、−O−、−N(R)−、−C(O)−、−N(R)C(O)−、−N(R)C(O)O−、−C(O)N(R)−、−N(R)C(O)N(R)−、−OC(O)−、−C(O)O−、−OC(O)O−、−OC(O)N(R)−、−S(O)−、−S(O)N(R)−、−OS(O)N(R)−、−N(R)S(O)−、または−OS(O)O−であり;
Xは、NまたはCRであり;
は、水素、ハロゲン、−CN、−OH、−SH、−NO、−NH、−NH(C−Cアルキル)、−N(C−Cアルキル)、C−Cアルキル、C−Cアルケニル、C−Cアルキニル、C−Cハロアルキル、C−Cアルコキシ、C−Cハロアルコキシ、ヒドロキシ(C−Cアルキル)、(C−Cアルコキシ)C−Cアルキル、アミノ(C−Cアルキル)、C−Cシクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、(アリール)C−Cアルキル、または(ヘテロアリール)アルキルC−Cであり;
唯一のYがNであるなら、各Yは独立してNまたはCRであり;
各Rは、独立して水素、ハロゲン、−CN、−OH、−SH、−NO、−NH、−NH(C−Cアルキル)、−N(C−Cアルキル)、C−Cアルキル、C−Cアルケニル、C−Cアルキニル、C−Cハロアルキル、C−Cアルコキシ、C−Cハロアルコキシ、ヒドロキシ(C−Cアルキル)、(C−Cアルコキシ)C−Cアルキル、アミノ(C−Cアルキル)、C−Cシクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、(アリール)C−Cアルキル、または(ヘテロアリール)C−Cアルキルであり、ここで、各アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、アリール、ヘテロアリールまたはヘテロシクリル基は、置換可能な位置で1個または複数のR10で場合によって置換されており;
唯一のZがNであるなら、各Zは独立してNまたはCRであり;
各Rは、独立して水素、ハロゲン、−CN、−OH、−SH、−NO、−NH、−NH(C−Cアルキル)および−N(C−Cアルキル)、C−Cアルキル、C−Cアルケニル、C−Cアルキニル、C−Cハロアルキル、C−Cアルコキシ、C−Cハロアルコキシ、ヒドロキシ(C−Cアルキル)、(C−Cアルコキシ)C−Cアルキル、アミノ(C−Cアルキル)、C−Cシクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、(アリール)C−Cアルキル、または(ヘテロアリール)アルキルC−Cであり、ここで各アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、またはヘテロシクリル基は、1個または複数のR10で置換可能な位置で場合によって置換されている。]。
本開示はまた、式(I)の化合物を製造するのに有用な中間化合物を提供する。これらの中間化合物のいくつかは式(I)内に包含される。
本開示はまた、それらの方法において使用される本開示の化合物および中間体を調製する方法を提供する。
本開示はまた、式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩、および少なくとも1種の薬学的に許容される担体、溶媒、アジュバントまたは希釈剤を含む医薬品組成物を提供する。
本開示はまた、式(I)の化合物を投与することを含む、インビトロおよびインビボのヘッジホッグシグナル伝達を阻害する方法を提供する。
本開示はまた、式(I)の化合物を投与することを含む、疾患または障害を治療する方法を提供する。
疾患または障害の例は、過度増殖性疾患、および癌などの血管新生に媒介される疾患を含む。
本開示は、さらに、キット中の化合物または医薬品組成物を、該化合物または組成物を使用するための説明書と共に提供する。
本開示は、さらに、単独で、または療法の全体的な有効性を増強して疾患を治療するのに有効と知られている他の薬物または療法と組み合わせて投与することができる化合物を提供する。
実施例705に記載されているGli1の発現の阻害薬として実施例633の化合物を試験した結果を示すグラフである。 実施例705に記載されているGli1の発現の阻害薬として実施例284の化合物を試験した結果を示すグラフである。 実施例706に記載されているヒトの前立腺癌のPC−3ヌード異種移植モデルにおける腫瘍成長の阻害薬として、実施例284の化合物を試験した結果を示すグラフである。
別の実施形態、実施形態2において、本開示は、式I−Aの化合物を提供する。
Figure 0006088980

I−A
実施形態3の化合物は、実施形態2の化合物である
[式中、
は、それぞれ独立して水素、ハロゲン、−CN、−OH、−SH、−NO、−NH、−NH(C−Cアルキル)、−N(C−Cアルキル)、C−Cアルキル、C−Cアルケニル、C−Cアルキニル、C−Cハロアルキル、C−Cアルコキシ、C−Cハロアルコキシ、C−Cシクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、およびヘテロシクリルであり、ここで、各アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、またはヘテロシクリル基は、置換可能な位置で1個または複数のR10で場合によって置換されており;
ここで、R10は、ハロゲン、−CN、−OH、−NO、−NH、−NH(C−Cアルキル)、−N(C−Cアルキル)、C−Cアルコキシ、C−Cハロアルキル、C−Cアルコキシ、C−Cハロアルコキシ、−COH、−CO(C−Cアルキル)、−SO(C−Cアルキル)、−CONH、−CONH(C−Cアルキル)、−CON(C−Cアルキル)−CON(H)OH、−NHCO(C−Cアルキル)、または−NHCO(C−Cアルキル)である。]。
実施形態4の化合物は、実施形態3の化合物である
[式中、
は、それぞれ独立して水素、ハロゲン、−CN、−OH、−NH、−NH(C−Cアルキル)、−N(C−Cアルキル)、C−Cアルキル、C−Cハロアルキル、C−Cアルコキシ、C−Cハロアルコキシ、C−Cシクロアルキル、またはアリールであり、ここで、各アルキル、シクロアルキル、またはアリール基は、置換可能な位置で1個または複数のR10で場合によって置換されている。]。
実施形態5の化合物は、実施形態4の化合物である
[式中、Rは、それぞれ独立して置換可能な位置で1個または複数のR10で場合によって置換された水素、C−Cアルキル、C−Cシクロアルキル、またはアリールである。]。
実施形態6の化合物は、式I−Bを有する、実施形態2から5の化合物である。
Figure 0006088980

I−B
実施形態7の化合物は、実施形態6の化合物である
[式中、Rは、置換可能な位置で1個または複数のハロゲンで場合によって置換された水素、C−Cアルキル、C−Cシクロアルキル、またはアリールである。]。
実施形態8の化合物は、Rが水素である実施形態7の化合物である。
実施形態9の化合物は、RがC−Cアルキルである、実施形態7の化合物である。
実施形態10の化合物は、Rがメチルである、実施形態9の化合物である。
実施形態11の化合物は、各ZがCRである、実施形態2から10の化合物である。
実施形態12の化合物は、実施形態11の化合物である
[式中、Rは、それぞれ独立して水素、ハロゲン、−CN、−OH、−NH、−NH(C−Cアルキル)、−N(C−Cアルキル)、C−Cアルキル、C−Cハロアルキル、C−Cアルコキシ、またはC−Cハロアルコキシである。]。
実施形態13の化合物は、Rがそれぞれ独立して水素、ハロゲン、またはC−Cアルキルである、実施形態12の化合物である。
実施形態14の化合物は、Rがそれぞれ独立して水素である、実施形態13の化合物である。
実施形態15の化合物は、実施形態2から14の化合物である
[式中、Rは、水素、ハロゲン、−CN、−OH、−NH、−NH(C−Cアルキル)および−N(C−Cアルキル)、C−Cアルキル、C−Cアルケニル、C−Cアルキニル、C−Cハロアルキル、C−Cアルコキシ、C−Cハロアルコキシ、またはC−Cシクロアルキルである。]。
実施形態16の化合物は、実施形態15の化合物である
[式中、Rは、水素、ハロゲン、−CN、C−Cアルキル、C−Cハロアルキル、C−Cアルコキシ、C−Cハロアルコキシ、またはC−Cシクロアルキルである。]。
実施形態17の化合物は、実施形態16の化合物である
[式中、Rは、C−Cアルキル、C−Cハロアルキル、またはC−Cハロアルコキシである。]。
実施形態18の化合物は、RがC−CアルキルまたはC−Cハロアルキルである、実施形態1から17の化合物である。
実施形態19の化合物は、Rがメチルまたはトリフルオロメチルである、実施形態18の化合物である。
実施形態19−Aの化合物は、実施形態2から26の化合物を含む
[式中、−A−Rは、−C−Cアルコキシ、−C−Cアルキルアミド、またはモノ−もしくはジ−(C−C)アルキルアミノであり、ここで、それぞれのアルキル部(複数可)は、C−Cアルコキシカルボニル、ヒドロキシカルボニル、アミノカルボニル、またはN−ヒドロキシアミノカルボニルで場合によって置換されている。]。
実施形態20の化合物は、実施形態2から19の化合物である
[式中、Aは、結合、−N(R)−、−N(R)C(O)−、C(O)N(R)−、または−S(O)N(R)−である。]。
実施形態21の化合物は、Aが−N(R)C(O)−である、実施形態20の化合物である。
実施形態22の化合物は、実施形態2から21の化合物である
[式中、Rは、水素、C−Cアルキル、C−Cハロアルキル、C−Cシクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、C−CシクロアルキルC−Cアルキル、(アリール)C−Cアルキル、(ヘテロアリール)C−Cアルキル、(アリールオキシ)C−Cアルキル、または(ヘテロアリールオキシ)C−Cアルキルであり、ここで、各アルキル、シクロアルキル、アリール、またはヘテロアリール基は、置換可能な位置で1個または複数のR10で場合によって置換されている。]
実施形態23の化合物は、実施形態22の化合物である
[式中、Rは、C−Cアルキル、C−Cハロアルキル、C−Cシクロアルキル、アリール、ヘテロアリール(C−Cシクロアルキル)、C−Cアルキル、(アリール)C−Cアルキル、または(アリールオキシ)C−Cアルキルであり、各アルキル、シクロアルキル、またはアリール基は、置換可能な位置で1個または複数のR10で場合によって置換されている。]
実施形態24の化合物は、RがC−CアルキルまたはC−Cハロアルキルである、実施形態2から23の化合物である。
実施形態25の化合物は、RがC−Cアルキルである、実施形態24の化合物である。
実施形態26の化合物は、Rがt−ブチルである、実施形態25の化合物である。
実施形態27の化合物は、−A−Rが−N(R)C(O)(C−Cアルキル)である、実施形態2から26の化合物である。
実施形態28の化合物は、−A−Rが−NHC(O)(t−ブチル)である、実施形態2から26の化合物である。
実施形態29の化合物は、RがR1−Aである、実施形態2から28の化合物である。
実施形態30の化合物は、実施形態29の化合物である
[式中、R1−Aは、水素、ハロゲン、−CN、−OH、−SH、−NH、−NH(C−Cアルキル)、−N(C−Cアルキル)、C−Cアルキル、C−Cハロアルキル、C−Cアルコキシ、C−Cハロアルコキシ、−COH、−CO(C−Cアルキル)、−S(C−Cアルキル)、−SO(C−Cアルキル)、−SO(C−Cアルキル)、−CONH、−CONH(C−Cアルキル)、−CON(C−Cアルキル)、C−Cシクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、(C−Cシクロアルキル)C−Cアルキル、(アリール)C−Cアルキル(ヘテロアリール)C−Cアルキル、(ヘテロシクリル)C−Cアルキル、−OR−SR、または−NHRであり、ここで、各アルキル、シクロアルキル、アリール、ヘテロアリールまたはヘテロシクリル基は、置換可能な位置で1個または複数のRで場合によって置換されている。]。
実施形態31の化合物は、実施形態30の化合物である
[式中、
1−Aは、水素、ハロゲン、−CN、−NH(C−Cアルキル)、−N(C−Cアルキル)、C−Cアルキル、C−Cアルコキシ、−S(C−Cアルキル)、−SO(C−Cアルキル)、−SO(C−Cアルキル)、−CONH、C−Cシクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、−ORまたは−NHRであり、
各アルキル、シクロアルキル、アリール、ヘテロアリールまたはヘテロシクリル基は、置換可能な位置で1個または複数のRで場合によって置換されており;
ここで、Rは、ハロゲン、−CN、−OH、−SH、−NO、−NH、−NH(C−Cアルキル)、−N(C−Cアルキル)、C−Cアルキル、C−Cアルケニル、C−Cアルキニル、C−Cアルコキシ、C−Cハロアルキル、C−Cアルコキシ、C−Cハロアルコキシ、ヒドロキシ(C−Cアルキル)、(C−Cアルコキシ)C−Cアルキル、アミノ(C−Cアルキル)、−S(C−Cアルキル)、−COH、−CO(C−Cアルキル)、−C(O)(C−Cアルキル)、−SO(C−Cアルキル)、−CONH、−CONH(C−Cアルキル)、および−CON(C−Cアルキル)、−NHCO(C−Cアルキル)、−C(=NH)NH、−C(=NOH)NH、または−NHCO(C−Cアルキル)であり、ここで、各アルキル、アルケニル、アルキニル、アルコキシは、置換可能な炭素において−CO(C−C)アルキルまたは−CON(H)OHで場合によって置換されている。]。
実施形態32の化合物は、実施形態31の化合物である
[式中、
1−Aは、水素、ハロゲン、−CN、−NH(C−Cアルキル)、−N(C−Cアルキル)、C−Cアルキル、C−Cアルコキシ、−S(C−Cアルキル)、−SO(C−Cアルキル)、−SO(C−Cアルキル)、−CONH、C−Cシクロアルキル、アリールヘテロアリール、またはヘテロシクリルであり、ここで、各アルキル、シクロアルキル、アリール、ヘテロアリールまたはヘテロシクリル基は、置換可能な位置で1個または複数のRで場合によって置換されている。]。
実施形態33の化合物は、実施形態32の化合物である
[式中、R1−Aは、水素、ハロゲン、−CN、−NH(C−Cアルキル)、−N(C−Cアルキル)、C−Cアルキル、C−Cアルコキシ、−S(C−Cアルキル)、−SO(C−Cアルキル)、−SO(C−Cアルキル)、−CONHであり、ここで、各アルキル基は、置換可能な位置で1個または複数のRで場合によって置換されている。]。
実施形態34の化合物は、実施形態33の化合物である
[式中、R1−Aは、水素、ハロゲン、−NH(C−Cアルキル)、−N(C−Cアルキル)、C−Cアルキル、C−Cアルコキシ、−S(C−Cアルキル)、−SO(C−Cアルキル)、または−SO(C−Cアルキル)であり、ここで、各アルキル基は、置換可能な位置で1個または複数のRで場合によって置換されている。]。
実施形態35の化合物は、実施形態34の化合物である
[式中、R1−Aは、−NH(C−Cアルキル)、−N(C−Cアルキル)、C−Cアルキル、C−Cアルコキシ、−S(C−Cアルキル)、または−SO(C−Cアルキル)、ここで、アルキル基はそれぞれ、置換可能な位置で1個または複数のRで場合によって置換されている。]。
実施形態36の化合物は、実施形態34の化合物である
[式中、R1−Aは、水素、ハロゲン、C−Cアルキル、またはC−Cアルコキシであり、ここで、各アルキル基は、置換可能な位置で1個または複数のRで場合によって置換されており、
ここで、Rは、ハロゲン、−CN、−OH、−NH、−NH(C−Cアルキル)、−N(C−Cアルキル)、C−Cアルコキシ、C−Cハロアルキル、C−Cアルコキシ、−C(=NH)NH、−C(=NOH)NH、またはC−Cハロアルコキシである。]。
実施形態37の化合物は、R1−Aが置換可能な位置で1個または複数のRで場合によって置換されたC−Cアルコキシである、実施形態36の化合物である。
実施形態38の化合物は、Rがハロゲンである、実施形態36の化合物である。
実施形態39の化合物は、実施形態32の化合物である
[式中、R1−AはC−Cシクロアルキル、アリール、ヘテロアリールまたはヘテロシクリルであり、ここで、各シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、またはヘテロシクリル基は、置換可能な位置で1個または複数のRで場合によって置換されている。]。
実施形態39−Aの化合物は、実施形態39の化合物を含む
[式中、R1−Aは、1または2個のRによって置換されたピペリジニルであり、ここで、1個のRは、シアノ、ハロゲン、−SONH、−CONH、−C(=NOH)NH、−C(=NH)NH、C−Cアルコキシカルボニルで置換されたC− Cアルケニル、またはC−Cハロアルキルである。]。
実施形態39−Bの化合物は、実施形態39の化合物を含む
[式中、R1−Aは、1または2個のRによって置換されたピペリジニルであり、
ここで、1個のRは、シアノ、ハロゲン、−SONH、−CONH、−C(=NOH)NH、−C(=NH)NH、C−CアルコキシカルボニルもしくはN−ヒドロキシアミノカルボニルで置換されたC−Cアルケニル、またはトリフルオロメチルである。]。
実施形態40の化合物は、実施形態39の化合物である
[式中、R1−Aはアリールまたはヘテロアリールであり、ここで、各アリールまたはヘテロアリール基は、置換可能な位置で1個または複数のRで場合によって置換されている。]。
実施形態41の化合物は実施形態40の化合物である
[式中、R1−Aは、置換可能な位置で1個または複数のRで場合によって置換されたアリールであり;
ここで、Rは、ハロゲン、−CN、−OH、−SONH、−COH、− CONH、−NH、−NH(C−Cアルキル)、−N(C−Cアルキル)、−C(=NOH)NH、−C(=NH)NH、C−Cアルコキシ、C−Cハロアルキル、C−Cアルコキシカルボニルで置換されたC−Cアルケニル、またはC−Cハロアルコキシである。]。
実施形態42の化合物は実施形態40の化合物である
[式中、R1−Aは、置換可能な位置で1個または複数のRで場合によって置換されたヘテロアリールであり;
ここで、Rは、ハロゲン、−CN、−OH、−SONH、−COH、−NH、−CONH、−NH(C−Cアルキル)、−N(C−Cアルキル)、−C(=NOH)NH、−C(=NH)NH、C−Cアルコキシ、C−Cハロアルキル、
−CアルコキシカルボニルもしくはN−ヒドロキシアミノカルボニルで置換されたC−Cアルケニル、またはC−Cハロアルコキシである。]。
実施形態42−Aの化合物は、実施形態40の化合物を含む
[式中、R1−Aはフェニルまたはピリジルであり、ここで、各フェニルおよびピリジルは、1または2個のRによって置換されており、ここで、1個の Rは、C−Cアルコキシ、C−Cアルキルアミド、またはモノ−またはジ−(C−C)−アルキルアミノであり、また、ここで、それぞれのアルキル部(複数可)は、C−Cアルコキシカルボニル、ヒドロキシカルボニル、アミノカルボニル、またはN−ヒドロキシアミノカルボニルで場合によって置換されている。]。
実施形態42−Bの化合物は、実施形態40の化合物を含む
[式中、R1−Aは、1または2個のRによって置換されたフェニルであり、ここで、1個のRは、シアノ、ハロゲン、−SONH、−CONH、−C(=NOH)NH、−C(=NH)NH、C−CアルコキシカルボニルもしくはN−ヒドロキシアミノカルボニルで置換されたC−Cアルケニル、またはC−Cハロアルキルである。]。
実施形態42−Cの化合物は、実施形態40の化合物を含む
[式中、R1−Aは、1または2個のRによって置換されたピリジルであり、ここで、1個のRは、シアノ、ハロゲン、−SONH、−CONH、−C(=NOH)NH、−C(=NH)NH、C−CアルコキシカルボニルもしくはN−ヒドロキシアミノカルボニルで置換されたC−Cアルケニル、またはC−Cハロアルキルである。]。実施形態42−Dの化合物は、実施形態40の化合物を含む[式中、R1−Aはフェニルまたはピリジルであり、ここで、各フェニルおよびピリジルは、1または2個のRによって置換されており、ここで、1個のRは、C−Cアルコキシ、C−Cアルキルアミド、またはモノ−またはジ−(C−C)−アルキルアミノであり、また、ここで、それぞれのアルキル部(複数可)は、C−Cアルコキシカルボニル、ヒドロキシカルボニル、アミノカルボニル、またはN−ヒドロキシアミノカルボニルで場合によって置換されている。]。
実施形態43の化合物は実施形態2から26の化合物である
[式中、R1−Aは−ORまたは−NHRであり;
ここで、Rは、C−Cシクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、(C−Cシクロアルキル)C−Cアルキル、(アリール)C−Cアルキル、(ヘテロアリール)C−Cアルキル、または(ヘテロシクリル)C−Cアルキルであり、ここで、それぞれは、1個または複数のハロゲン、−CN、−OH、−SH、−NO、−NH、−NH(C−Cアルキル)、−N(C−Cアルキル)、C−Cアルキル、C−Cアルケニル、C−Cアルキニル、C−Cアルコキシ、C−Cハロアルキル、C−Cアルコキシ、C−Cハロアルコキシ、−CO(C−C)アルキル、または−CON(H)OHで置換可能な位置で場合によって置換されている。]
実施形態44の化合物は、RがR1−Bである、実施形態2から26の化合物である。
実施形態45の化合物は実施形態44の化合物である
[式中、
は、−R−R−R−Rであり、
ここで、Rは、結合、−O−、−N(R)−、または−C(O)−であり;
ここで、Rは、水素またはC−Cアルキルであり;
は、それぞれがRで場合によって置換されたC−Cシクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、またはヘテロシクリルであり;
は、結合、C−Cアルキレン、−O−、−O(C−Cアルキレン)−、−(C−Cアルキレン)O−、−N(R)−、−(C−Cアルキレン)N(R)−、−N(R)(C−Cアルキレン)−、−C(O)−、−C(O)(C−Cアルキレン)−、−(C−Cアルキレン)C(O)−、−N(R)C(O)−、−N(R)C(O)O−、−C(O)N(R)−、または−C(O)N−(R)(C−Cアルキレン)−であり;
は、それぞれRで場合によって置換されたC−Cシクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、またはヘテロシクリルである。]。
実施形態46の化合物は実施形態45の化合物である
[式中、
は−R−R−R−Rであり、
は、結合、−O−、−N(R)−、または−C(O)−であり;
ここで、Rは、水素またはC−Cアルキルであり;
は、それぞれRで場合によって置換されたC−Cシクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、またはヘテロシクリルであり;
は、結合、C−Cアルキレン、−C(O)−、−C(O)(C−Cアルキレン)−、または−C(O)N(R)−であり;
は、それぞれRで場合によって置換されたC−Cシクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、またはヘテロシクリルである。]。
実施形態47の化合物は実施形態45の化合物である
[式中、Rは−R−R−R−Rであり、
ここで、Rは、結合、−O−、−N(R)−、または−C(O)−であり;
ここで、Rは、水素またはC−Cアルキルであり;
は、それぞれRで場合によって置換されたアリール、ヘテロアリール、またはヘテロシクリルであり;
は、結合、C−Cアルキレン、−O−、−O(C−Cアルキレン)−、−(C−Cアルキレン)O−、−N(R)−、−(C−Cアルキレン)N(R)−、−N(R)(C−Cアルキレン)−、−C(O)−、−C(O)(C−Cアルキレン)−、−(C−Cアルキレン)C(O)−、−N(R)C(O)−、−N(R)C(O)O−、−C(O)N(R)−、または−C(O)N−(R)(C−Cアルキレン)−であり;
は、それぞれRで場合によって置換されたC−Cシクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、またはヘテロシクリルである。]。
実施形態48の化合物は実施形態47の化合物である
[式中、Rは−R−R−R−Rであり、
ここで、Rは、結合、−O−、−N(R)−、または−C(O)−であり;
ここで、Rは、水素またはC−Cアルキルであり;
は、それぞれRで場合によって置換されたヘテロアリールまたはヘテロシクリルであり;
は、結合、C−Cアルキレン、−O−、−O(C−Cアルキレン)−、−(C−Cアルキレン)O−、−N(R)−、−(C−Cアルキレン)N(R)−、−N(R)(C−Cアルキレン)−、−C(O)−、−C(O)(C−Cアルキレン)−、−(C−Cアルキレン)C(O)−、−N(R)C(O)−、または−C(O)N(R)−であり;
は、それぞれRで場合によって置換されたC−Cシクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、またはヘテロシクリルである。]。
実施形態49の化合物は、RがそれぞれRで場合によって置換されたピペリジニル、ピペラジニル、またはピリジニルである、実施形態44から48の化合物である。
実施形態50の化合物は、Rがそれぞれ場合によってRで置換されたフェニル、ピペリジニル、ピペラジニル、モルホリニル、またはピリジニルである、実施形態44から49の化合物である。
実施形態51の化合物は、−A−Rが水素である、実施形態44から50のいずれかの化合物である
実施形態52の化合物は、Rが水素またはハロゲンである、実施形態44から51のいずれかの化合物である。
実施形態53の化合物は、Rが水素である、実施形態52の化合物である。
実施形態54の化合物は、式I−C、I−CまたはI−Eのいずれか一つを有する、実施形態1の化合物である。
Figure 0006088980
実施形態55の化合物は実施形態54の化合物である
[式中、
各Rは、独立して、置換可能な位置で1個または複数R10で場合によって置換された水素、ハロゲン、C−Cアルキル、C−Cシクロアルキル、またはアリールであり;
ここで、R10は、ハロゲン、−CN、−OH、−NO、−NH、−NH(C−Cアルキル)、−N(C−Cアルキル)、C−Cアルコキシ、C−Cハロアルキル、C−Cアルコキシ、C−Cハロアルコキシ、−COH、−CO(C−Cアルキル)、−SO(C−Cアルキル)、−CONH、−CONH(C−Cアルキル)−CON(C−Cアルキル)−CON(H)OH、−NHCO(C−Cアルキル)、または−NHCO(C−Cアルキル)である。]。
実施形態56の化合物は、各Rが独立して水素、ハロゲン、またはC−Cアルキルである、実施形態55の化合物である。
実施形態57の化合物は、各Rが独立して水素である、実施形態56の化合物である。
実施形態58の化合物は、Rが、水素、ハロゲン、またはC−Cアルキルである、実施形態54から57のいずれかの化合物である。
実施形態59の化合物は、Rが水素である、実施形態58の化合物である。
実施形態60の化合物は、各ZがCRである、実施形態54から59のいずれかの化合物である。
実施形態61の化合物は、各Rが、独立して、水素、ハロゲン、−CN、−OH、−NH、−NH(C−Cアルキル)、−N(C−Cアルキル)、C−Cアルキル、C−Cハロアルキル、C−Cアルコキシ、またはC−Cハロアルコキシである、実施形態60の化合物である。
実施形態62の化合物は、各Rが、独立して、水素、ハロゲン、またはC−Cアルキルである、実施形態61の化合物である。
実施形態63の化合物は、各Rが独立して水素である、実施形態62の化合物である。
実施形態64の化合物は、Rが、水素、ハロゲン、−CN、−OH、−NH、−NH(C−Cアルキル)、−N(C−Cアルキル)、C−Cアルキル、C−Cアルケニル、C−Cアルキニル、C−Cハロアルキル、C−Cアルコキシ、C−Cハロアルコキシ、またはC−Cシクロアルキルである、実施形態54から63のいずれかの化合物である。
実施形態65の化合物は、Rが、水素、ハロゲン、−CN、C−Cアルキル、C−Cハロアルキル、C−Cアルコキシ、C−Cハロアルコキシ、またはC−Cシクロアルキルである、実施形態64の化合物である。
実施形態66の化合物は、Rが、C−Cアルキル、C−CハロアルキルまたはC−Cハロアルコキシである、実施形態65の化合物である。
実施形態67の化合物は、Rが、C−CアルキルまたはC−Cハロアルキルである、実施形態66の化合物である。
実施形態68の化合物は、Rがメチルまたはトリフルオロメチル*trifluromethylである、実施形態67の化合物である。
実施形態69の化合物は、Aが、結合、−N(R)−、−N(R)C(O)−、−C(O)N(R)−、または−S(O)N(R)−である、実施形態54から68のいずれかの化合物である。
実施形態70の化合物は、Aが−N(R)C(O)−である、実施形態69の化合物である。
実施形態71の化合物は、実施形態54から70のいずれかの化合物である[式中、RはC−Cアルキル、C−Cハロアルキル、C−Cシクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、(C−Cシクロアルキル)C−Cアルキル、(アリール)C−Cアルキル、または(アリールオキシ)C−Cアルキルであり、ここで、各アルキル、シクロアルキル、またはアリール基は、置換可能な位置で1個または複数のR10で場合によって置換されている。]。
実施形態71の化合物は、RがC−CアルキルまたはC−Cハロアルキルである、実施形態72の化合物である。
実施形態73の化合物は、RがC−Cアルキルである、実施形態72の化合物である。
実施形態74の化合物は、Rがt−ブチルである、実施形態73の化合物である。
実施形態75の化合物は、−A−Rが−N(R)C(O)(C−Cアルキル)である、実施形態54から74のいずれかの化合物である。
実施形態76の化合物は、−A−Rが−NHC(O)(t−ブチル)である、実施形態54から74の化合物である。
実施形態77の化合物は、実施形態54から76のいずれかの化合物である
[式中、
は、水素、ハロゲン、−NH(C−Cアルキル)および−N(C−Cアルキル)、C−Cアルキル、C−Cアルコキシ、−S(C−Cアルキル)、または−SO(C−Cアルキル)であり、ここで、各アルキル基は、置換可能な位置で1個または複数のRで場合によって置換されており;
ここで、Rはハロゲン、−CN、−OH、−SH、−NO、−NH、−NH(C−Cアルキル)、−N(C−Cアルキル)、C−Cアルキル、C−Cアルケニル、C−Cアルキニル、C−Cアルコキシ、C−Cハロアルキル、C−Cアルコキシ、C−Cハロアルコキシ、ヒドロキシ(C−Cアルキル)、(C−Cアルコキシ)C−Cアルキル、アミノ(C−Cアルキル)、−S(C−Cアルキル)、−COH、−CO(C−Cアルキル)、−C(O)(C−Cアルキル)、−SO(C−Cアルキル)、−CONH、−CONH(C−Cアルキル)、−CON(C−Cアルキル)、−CON(H)OH、−NHCO(C−Cアルキル)、−C(=NOH)NH、−C(=NH)NH、または−NHCO(C−Cアルキル)であり、ここで、各アルキル、アルケニル、アルキニル、アルコキシは、置換可能な炭素において−CO(C−C)アルキルまたは−CONH(OH)で場合によって置換されている。]
実施形態78の化合物は、実施形態54から76のいずれかの化合物である
[式中、
は、C−Cシクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、またはヘテロシクリルであり、ここで、各シクロアルキル、アリール、ヘテロアリールまたはヘテロシクリル基は、置換可能な位置で1個または複数のRで場合によって置換されており、
ここで、Rは、ハロゲン、−CN、−OH、−SH、−NO、−NH、−NH(C−Cアルキル)、−N(C−Cアルキル)、−NH(C−Cアルキル)−OH、−NH(C−Cアルキル)−(C−Cアルコキシ)、−C−CアルコキシOH、−C−Cアルコキシ−(C−Cアルコキシ)、C−Cアルキル、C−Cアルケニル、C−Cアルキニル、C−Cアルコキシ、C−Cハロアルキル、アルコキシC−C、C−Cハロアルコキシ、ヒドロキシ(C−Cアルキル)、(C−Cアルコキシ)C−Cアルキル、アミノ(C−Cアルキル)、−S(C−Cアルキル)、−COH、−CO(C−Cアルキル)、−C(O)(C−Cアルキル)、−SO(C−Cアルキル)、−CONH、−CONH(C−Cアルキル)、−CON(C−Cアルキル)、−CON(H)OH、−NHCO(C−Cアルキル)、−C(=NOH)NH、−C(=NH)NH、または−NHCO(C−Cアルキル)であり、ここで、各アルキル、アルケニル、アルキニル、アルコキシは、置換可能な炭素において−CO(C−C)アルキルまたは−CONH(OH)によって場合によって置換されている。]。
実施形態79の化合物は、実施形態78の化合物である
[式中、Rはアリールまたはヘテロアリールであり、ここで、各アリールまたはヘテロアリール基は、置換可能な位置で1個または複数のRによって場合によって置換されている。]
実施形態80の化合物は、実施形態79の化合物である
[式中、Rは、置換可能な位置において1個または複数のRで場合によって置換されたアリールであり;
ここで、Rがハロゲン、−CN、−OH、−NH、−NH(C−Cアルキル)、−N(C−Cアルキル)、C−Cアルコキシ、C−Cハロアルキル、C−Cアルコキシ、−C(=NOH)NH、−C(=NH)NH、またはC−Cハロアルコキシである。]。
実施形態81の化合物は、実施形態54から76のいずれかの化合物である
[式中、
は、−ORまたは−NHRであり;
ここで、Rは、C−Cシクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、(C−Cシクロアルキル)C−Cアルキル、(アリール)C−Cアルキル、(ヘテロアリール)C−Cアルキル、または(ヘテロシクリル)C−Cアルキルであり、ここで、それぞれは置換可能な位置で1個または複数のハロゲン、−CN、−OH、−SH、−NO、−NH、−NH(C−Cアルキル)、−N(C−Cアルキル)、C−Cアルキル、C−Cアルケニル、C−Cアルキニル、C−Cアルコキシ、C−Cハロアルキル、C−Cアルコキシ、C−Cハロアルコキシ、−CO(C−C)アルキル、または−CONH(OH)で場合によって置換されている。]
実施形態82の化合物は、実施形態54から76のいずれかの化合物である
[式中、
は、−R−R−R−Rであり、
は、結合、−O、−N(R)、または−C−(O)であり;
ここで、Rは、水素またはC−Cアルキルであり;
は、それぞれRで場合によって置換されたC−Cシクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、またはヘテロシクリルであり;
は、結合、Cアルキレン、−O−、−O(C−Cアルキレン)−、−(C−Cアルキレン)O−、−N(R)−、−(C−Cアルキレン)N(R)−、−N(R)(C−Cアルキレン)−、−C(O)−、−C(O)(C−Cアルキレン)−、−(C−Cアルキレン)C(O)−、−N(R)C(O)−、−N(R)C(O)O−、−C(O)N(R)−、または−C(O)N−(R)(C−Cアルキレン)−であり;
は、それぞれRで場合によって置換されたC−Cシクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、またはヘテロシクリルである。]。
実施形態83の化合物は実施形態2から26の化合物である
[式中、R1−Aは、NR11であり、
ここで、Rは、C−CシクロアルキルC(O)−、アリールC−、ヘテロアリール−C(O)−、ヘテロシクリル−C(O)−、アリール−SO−またはヘテロアリール−SO−であり、ここで、それぞれは、1個または複数のハロゲン、−CN、−OH、−SH、−NO、−NH、−NH(C−Cアルキル)、−N(C−Cアルキル)、C−Cアルキル、C−Cアルキニル、C−Cアルコキシ、C−Cハロアルキル、C−Cハロアルコキシ、−CO(C−C)アルキル、−SONH、−CONH、−C(=NOH)NH、−C(=NH)NH、C−Cアルコキシカルボニルで場合によって置換されたC−Cアルケニル、または−CON(H)OHで置換可能な位置で場合によって置換されている。]。
実施形態84の化合物は実施形態2から26の化合物である
[式中、R1AはNHRであり、
ここで、Rは、C−Cヘテロシクリル−C(O)−、ピリジルカルボニル、ベンゾイル、ベンゼンスルホニルであり、ここで、それぞれは、1個または複数のハロゲン、−CN、−OH、−SH、−NO、−NH、−NH(C−Cアルキル)、−N(C−Cアルキル)、C−Cアルキル、C−Cアルキニル、C−Cアルコキシ、C−Cハロアルキル、C−Cハロアルコキシ、−CO(C−C)アルキル、−SONH、−CONH、−C(=NOH)NH、−C(=NH)NH、C−Cアルコキシカルボニルで場合によって置換されたC−Cアルケニル、または−CON(H)OHで置換可能な位置で場合によって置換されている。]。
実施形態85の化合物は実施形態2から26の化合物である
[式中、R1−AはNHRであり、
ここで、Rは、1個または複数のハロゲン、−CN、−OH、−SH、−NO、−NH、−NH(C−Cアルキル)、−N(C−Cアルキル)、C−Cアルキル、C−Cアルキニル、C−Cアルコキシ、C−Cハロアルキル、C−Cハロアルコキシ、−CO(C−C)アルキル、−SONH、−CONH、−C(=NOH)NH、−C(=NH)NH、C−Cアルコキシカルボニルで場合によって置換されたC−Cアルケニル、または−CON(H)OHで置換可能な位置で場合によって置換されたベンゾイルである。]。
実施形態86の化合物は実施形態2から26の化合物である。
[式中、R1−AはNHRであり、Rは、1個または複数のハロゲン、−CN、−NH、−NH(C−Cアルキル)、−N(C−Cアルキル)、C−Cアルキル、C−Cアルキニル、C−Cアルコキシ、C−Cハロアルキル、C−Cハロアルコキシ、−CO(C−C)アルキル、−SONH、−CONH、−C(=NOH)NH、−C(=NH)NH、C−Cアルコキシカルボニルで場合によって置換されたC−Cアルケニル、または−CON(H)OHで置換可能な位置で場合によって置換されたベンゾイルである。]。
実施形態87の化合物は実施形態39から43または83から86のいずれかの化合物である。
[式中、Aは−CONH−であり、Rは、
−Cアルキルまたは
1または2個のR10で場合によって置換されたC−Cアルキルであり;
ここで、R10は、ハロゲン、−CN、−OH、−NO、−NH、−NH(C−Cアルキル)、−N(C−Cアルキル)、C−Cアルキル、C−Cアルケニル、C−Cアルキニル、C−Cアルコキシ、C−Cハロアルキル、C−Cアルコキシ、ヒドロキシ(C−Cアルキル)、(C−Cアルコキシ)C−Cアルキル、
アミノ(C−Cアルキル)、−COH、−CO(C−Cアルキル)、−SO(C−Cアルキル)、−CONH、−CONH(C−Cアルキル)、−CON(C−Cアルキル)、−CON(H)OH、−NHCO(C−Cアルキル)、または−NHCO(C−Cアルキル)である。]。
本開示はまた、実施形態1から82のいずれか一つに記載の化合物、および薬学的に許容される担体、溶媒、アジュバントまたは希釈剤を含む医薬品組成物を提供する。
さらに本明細書において、試料を、実施形態1から82のいずれか一つに記載の1種または複数の化合物と接触させることを含む、試料中のヘッジホッグ経路シグナル伝達を抑制する方法が提供される。より具体的には、本開示は、実施形態1から82のいずれか一つに記載の1種または複数の化合物の有効量を、そのような治療を必要とする患者に投与することを含む、癌を治療する方法を提供する。特定の癌は、基底細胞癌、肺癌、乳癌、膵臓癌、および前立腺癌を含む。
さらに本明細書において、血管新生を阻止する方法が提供される。これらの方法は、実施形態1から82のいずれか一つに記載の1種または複数の化合物の有効量をそのような治療を必要とする対象に投与することを含む。
治療薬の適用
本発明の方法、化合物および医薬品組成物は、ヘッジホッグシグナル伝達経路の活性化の阻害に関する。そのようなHhシグナル伝達経路の活性化は、Hhリガンドに依存するか、またはHhリガンドから独立して生じ得る。本発明の方法、化合物および医薬品組成物は、インビトロまたはインビボのどちらかで細胞の増殖、および/または分化を調節または阻害するために使用することができ、そのような適用の例は、過度増殖の細胞の成長、および幹細胞からの組織の形成の予防である。
特定の実施形態において、本開示に記載される化合物および医薬品組成物は、パッチ型の機能喪失型表現型、平滑型の機能獲得型表現型、Gliの機能獲得型表現型、およびHhリガンドの過剰発現表現型による異常または増殖の成長状態の阻害に有用である。特定の実施形態において、本開示に記載される化合物および医薬品組成物は、ヘッジホッグ経路を活性化する突然変異がない正常なまたは腫瘍の細胞もしくは組織において、ヘッジホッグシグナル伝達の阻害に有用である。
本開示の一態様は、本開示に記載される化合物または医薬品の組成物を使用する、インビトロまたはインビボのいずれかでの、試料中のヘッジホッグ経路シグナル伝達活性の阻害または低下に関する。試料は、多くの形態のうちの1つであってもよい。試料の例は、本明細書において使用される場合、組み換え細胞システム中、精製された試料中、部分精製された試料中、培養細胞中、細胞抽出物中、生検細胞およびその抽出物中、体液(例えば、血液、血清、尿、糞便、唾液、精液、涙液)およびその抽出物中のヘッジホッグ経路成分を含むがこれらに限定されない例えば、本発明の方法は、インビトロまたはインビボで、細胞を平滑型拮抗薬と接触させることを含むことができる。
特定の実施形態において、本発明の化合物および医薬品組成物は、平滑型との結合によりヘッジホッグシグナル伝達の活性化を阻害する拮抗薬である。特定の実施形態において、平滑型の下流にあるヘッジホッグシグナル伝達経路におけるタンパク質(例えば、Gli)はまた、平滑型の阻害に加えて、細胞中でインビトロまたはインビボのいずれかで阻害される。例えば、Gliタンパク質(複数可)の合成、発現、調節状態、安定化、細胞の位置、および/または活性を阻害することができる。
本開示の別の実施形態は、本開示に記載される化合物または医薬品組成物を患者に投与することにより患者の治療を可能にする。治療される患者は、障害を有する、障害の症候を示す、または障害を発症する、もしくは障害の再発の危険性に瀕している可能性がある。患者の治療は、障害の患者を治癒、救済または治すことができる。代替として、患者の治療は、障害を予防、緩和、縮小、軽減または改善することができる。代替として、患者の治療は、障害の症候または障害に対する素因に作用または改変することができる。治療することができる障害は、ヘッジホッグシグナル伝達経路の阻害が障害の進行を阻止する障害である。例えば、異常細胞または組織は、ヘッジホッグシグナル伝達経路阻害の結果、直接死滅させるか阻害することができる。代替として、ヘッジホッグシグナル伝達経路阻害は、次には異常細胞または組織を死滅させるか阻害するタンパク質の安定化をもたらすことができる。代替として、ヘッジホッグシグナル伝達経路の阻害は、他のタンパク質が異常細胞または組織を活性化する能力を阻害することができる。
本開示に記載される化合物または医薬品組成物を患者に投与することにより治療することができる重要な非限定的な障害は、増殖の疾患、特に癌;皮膚障害、例えばアトピー性皮膚炎および乾癬などの皮膚病;骨の過成長障害、例えば先端巨大症、および大頭症;および血管増殖障害を含む。さらに、本明細書において提供される方法、化合物および組成物は、骨および軟骨形成の調節、神経組織の修復、調節、ならびに造血機能の調節を含む治療薬および美容の用途を有する。本発明の化合物はまた、肝臓繊維症の治療に有用である。適用可能な障害はまた、ヘッジホッグシグナル伝達経路の阻害によりその活性を調節することができる任意の障害を含む。適用可能な障害はまた、障害の存在、維持または進行が、パッチ型の機能喪失型表現型、平滑型の機能獲得型表現型、Gliの機能獲得型表現型、およびHhリガンドの過剰発現表現型によって媒介される障害を含む。
本開示に記載される化合物および医薬品組成物は、癌の治療に特に有用である。本明細書において定義される癌は、制御されない、または制御緩和された細胞増殖、異常な細胞分化、周囲の組織に侵入する異常な能力、および転位の部位で腫瘍を定着させる、好ましくない能力を特徴とする障害を記載する。本明細書において定義される癌は、原発性および転移性の癌の両方を指す。治療可能な癌は、固体腫瘍および血液(血の)腫瘍の種類の両方を含み、しかもその腫瘍は皮膚、組織、器官、骨、軟骨、血液および管を含む身体のいかなる場所に生じてもよい。治療可能な癌は、成人または小児のいずれにあってもよい。
幾つかの実施形態において、本開示に記載される化合物または医薬品組成物は、癌の再発を経験している、または発症する危険性に瀕している患者を治療するために用いられる。本開示に記載される化合物および医薬品組成物によって治療することができる癌の非限定的な例は、急性リンパ性白血病、急性骨髄白血病、副腎皮質癌、AIDS関連の癌、肛門癌、虫垂癌、星状細胞腫、非定型奇形腫様腫瘍/ラブドイド腫瘍、基底細胞癌、胆管癌、膀胱癌、乳癌、気管支腫瘍、バーキットリンパ腫、カルチノイド腫瘍、子宮頸癌、脊索腫、慢性リンパ球性白血病、慢性骨髄性白血病、慢性骨髄増殖症候群、結腸癌、結腸直腸癌、頭蓋咽頭腫、皮膚t−細胞リンパ腫、子宮内膜癌、脳室上衣芽腫、脳室上衣腫、食道癌、鼻腔神経芽細胞腫、ユーイング肉腫腫瘍ファミリー、頭蓋外胚細胞腫、性腺外胚細胞腫、胆嚢癌、胃(腹部)癌、消化管間質腫瘍(GIST)、栄養膜腫瘍、神経膠腫(成人)、神経膠腫(小児期脳幹)、ヘアリー細胞白血病、頭頸部癌、心臓癌、肝細胞性(肝臓)癌、ホジキンリンパ腫、下咽頭癌、眼球内黒色腫、島細胞腫、カポージ肉腫、腎臓(腎細胞)癌、ランゲルハンス細胞組織球症、喉頭癌、唇および口腔癌、肝臓癌、髄芽細胞腫、髄上皮腫、黒色腫、メルケル細胞癌、中皮腫、原発不明転移性扁平上皮性頸部癌、口腔癌、多発性内分泌腺腫瘍症候群、多発性骨髄腫、菌状息肉腫、骨髄異形成/骨髄増殖性腫瘍、鼻腔および副鼻腔癌、鼻咽腔癌、神経芽細胞腫、非ホジキンリンパ腫、非小細胞肺癌、口腔癌、口腔咽頭癌、骨の骨肉腫および悪性線維性組織球腫、卵巣癌、卵巣上皮癌、卵巣胚細胞腫、膵臓癌、乳頭腫症、副甲状腺癌、陰茎癌、咽頭癌、松果体柔組織腫瘍、松果体芽腫、下垂体部腫瘍、胸膜肺芽細胞腫、原発性中枢神経系(CNS)リンパ腫、前立腺癌、直腸癌、腎細胞(腎臓)癌、網膜芽細胞腫、横紋筋肉腫、唾液腺癌、セザリー症候群、小細胞肺癌、小腸癌、軟部組織肉腫、扁平上皮癌、腹部(胃)癌、テント上原始神経上皮腫瘍、精巣癌、咽喉癌、胸腺腫および胸腺癌、甲状腺癌、腎盂の移行細胞癌、尿道癌、子宮肉腫、膣癌、外陰癌、ワルデンシュトレームマクログロブリン血症、およびウィルムス腫瘍を含む。
幾つかの実施形態において、本開示に記載される化合物または医薬品組成物は、基底細胞癌、乳癌、結腸直腸癌、胃癌、膠芽腫、血液の癌、肝臓癌、肺癌、髄芽細胞腫、黒色腫、卵巣癌、膵臓癌、および前立腺癌からなる群から選択される癌の再発を経験している、または発症する危険性に瀕している患者を治療するために用いられる。
幾つかの実施形態において、特定の障害に関して、本開示に記載される平滑型拮抗薬は、その障害の治療に適していると適切な管理当局によって既に承認または認知されている別の治療剤と組み合わせて障害を治療するために使用される。本開示の平滑型拮抗薬は、剤形として別々に、または他の治療薬と組み合わせた単一投薬量で投与されてもよい。本開示の平滑型拮抗薬および他の薬剤が別々に投与される場合、これらは同時に投与されてもよく、または、平滑型拮抗薬が先に投与されてもよく、または、他の治療剤が先に投与されてもよい。
医薬品組成物
別の態様において、本開示は、式(I)に関して上に記載される1種または複数の化合物、および好適な担体、賦形剤または希釈剤を含む組成物を提供する。担体、賦形剤または希釈剤の正確な性質は、組成物に対して望まれる使用に依存し、畜産での使用に適切なまたは許容されることから、ヒトの使用に適切なまたは許容されることまでの範囲があり得る。組成物は、1種または複数の追加の化合物を場合によって含んでいてもよい。
そのような疾患を治療または予防するために使用される場合、本明細書に記載される化合物は、1種または複数の化合物の混合物として単独で、またはそのような疾患に関連したそのような疾患および/または症候の治療に有用な他の薬剤との混合物または組み合わせで投与されてもよい。本化合物はまた、いくつか例示すると、ステロイド、膜安定化薬、5LO阻害薬、ロイコトリエン合成および受容体阻害薬、IgE同型転換またはIgE合成、IgG同型転換またはIgG合成の阻害薬、β−作動薬、トリプターゼ阻害薬、アスピリン、COX阻害薬、メトトレキセート、抗TNF薬、リツキサン(retuxin)、PD4阻害薬、p38阻害薬、PDE4阻害薬、および抗ヒスタミン剤などの他の障害または疾病を治療するのに有用な薬剤との混合物で、または組み合わせて投与されてもよい。本化合物は、化合物の形態それ自体で、または化合物を含む医薬品組成物として投与されてもよい。
本化合物(複数可)を含む医薬品組成物は、従来の混合、溶解、造粒、糖衣錠形成用微粒子化、乳化、カプセル化、封入または凍結乾燥工程によって製造することができる。本組成物は、薬学的に使用することができる調合薬の中へ、化合物の加工を容易にする1種または複数の生理学的に許容される担体、希釈剤、賦形剤または助剤を使用して、従来の方式で製剤化することができる。
本化合物は、医薬品組成物それ自体において、または先に記載された水和物、溶媒和物、N−オキシドまたは薬学的に許容される塩の形態で製剤化されてもよい。通常、そのような塩は、対応する遊離の酸および塩基より水溶液に可溶であるが、対応する遊離の酸および塩基より低い溶解性を有する塩も形成され得る。
医薬品組成物は、例えば、局所、眼、経口、口腔内、全身的、鼻、注射、経皮、直腸、膣など、または吸入もしくは吹送による投与に適した形態を含む、事実上あらゆる投与様式に適した形態をとることができる。
局所投与については、当業界で周知のような、溶液、ゲル剤、軟膏剤、クリーム剤、懸濁液などとして、本化合物(複数可)を製剤化することができる。全身的な製剤は、注射、例えば、皮下、静脈内、筋内、鞘内または腹腔内注射による投与のために設計されたもの、ならびに、経皮的、経粘膜的経口または経肺投与のために設計されたものを含む。
有用な注射可能な調合薬は、水性または油性のビヒクル中の活性化合物(複数可)の無菌の懸濁液、溶液または乳剤を含む。本組成物はまた、懸濁剤、安定剤および/または分散剤などの配合剤を含んでいてもよい。注射用製剤は、単位剤形で、例えば、アンプルで、または多用量容器で提示されてもよく、防腐剤が添加されていてもよい。代替として、注射可能な製剤は、使用の前に、無菌の発熱性物質を含まない水、緩衝剤、デキストロース溶液などを含むがこれらに限定されない、適切なビヒクルで再構成される粉末形態で提供されてもよい。この目的に合わせて、活性化合物(複数可)は、凍結乾燥などの任意の当業界公知の技法によって乾燥し、使用前に再構成することができる。
経粘膜投与に関して、浸透すべき障壁に対する好適な浸透剤が製剤に使用される。そのような浸透剤は当業界で公知である。
経口投与に関して、本医薬品組成物は、結合剤(例えば、アルファ化トウモロコシデンプン、ポリビニルピロリドンまたはヒドロキシプロピルメチルセルロース);充填剤(例えば、ラクトース、微結晶性セルロースまたはリン酸水素カルシウム);滑沢剤(例えば、ステアリン酸マグネシウム、タルクまたはシリカ);崩壊剤(例えば、バレイショデンプンまたはデンプングリコール酸ナトリウム);または湿潤剤(例えば、ラウリル硫酸ナトリウム)などの、薬学的に許容される賦形剤を用いる従来の手段によって調製された、例えば、ロゼンジ、錠剤またはカプセル剤の形態をとってもよい。錠剤は、当業界で周知の方法によって、例えば、糖、フィルムまたは腸溶コーティングで被覆されてもよい。
経口投与用の液体調合薬は、例えば、エリキシル剤、溶液、シロップ剤または懸濁液の形態をとってもよく、または、使用前に水または他の適切なビヒクルを用いて構成する乾燥産物として提示されてもよい。そのような液体の調合薬は、懸濁化剤(例えば、ソルビトールシロップ、セルロース誘導体または水素化食用脂);乳化剤(例えば、レシチンまたはアラビアゴム);非水性ビヒクル(例えば、アーモンドオイル、油性エステル、エチルアルコール、cremophore(商標)または分留植物油);防腐剤(例えば、p−オキシ安息香酸メチルもしくはプロピル、またはソルビン酸)などの薬学的に許容される添加剤を用いて従来の手段によって調製されてもよい。調合薬はまた、緩衝塩、防腐剤、調味料、着色剤および甘味剤を適宜含んでいてもよい。
経口投与用調合薬は、周知のように、化合物の放出を制御するように適切に製剤化されてもよい。
口腔内投与に関して、組成物は、従来の方式で製剤化された錠剤またはロゼンジの形態をとってもよい。
直腸および膣の投与経路に関して、本化合物(複数可)は、カカオ脂または他のグリセリドなどの従来の坐剤基剤を含有する、溶液(停留浣腸用の)坐剤または軟膏剤として製剤化されてもよい。
鼻の投与または吸入または吹送による投与に関して、本化合物(複数可)は、好都合には、適切な噴射剤、例えば、ジクロロジフルオロメタン、トリクロロフルオロメタン、ジクロロテトラフルオロエタン、フルオロカーボン、二酸化炭素または他の適切なガスを使用して、加圧パックまたは噴霧器からエアゾールスプレーの形態で送達することができる。加圧エアゾールの場合には、投薬量単位は、計量された量を送達するためにバルブを設けることにより求めることができる。化合物およびラクトースまたはデンプンなどの適切な粉末基剤の粉末混合物を含有する、吸入器または注入器(例えばゼラチンで構成されるカプセル剤およびカートリッジ)で使用される、カプセル剤およびカートリッジが製剤化されてもよい。
眼用投与に関して、本化合物(複数可)は、眼への投与に適した溶液、乳剤、懸濁液などとして製剤化されてもよい。化合物の眼への投与に適した様々なビヒクルは当業界で公知である。
長期間の送達に関して、本化合物(複数可)は、移植または筋肉内注射による投与のためのデポー調合薬として製剤化することができる。本化合物(複数可)は、適切なポリマーまたは疎水性材料(例えば許容される油中の乳剤として)またはイオン交換樹脂を用いて、またはやや難溶性誘導体として、例えばやや難溶塩として、製剤化されてもよい。代替として、経皮吸収用の化合物(複数可)を徐々に放出する吸盤または貼付剤として製造された、経皮送達システムが使用されてもよい。この目的に合わせて、浸透強化剤が、化合物(複数可)の経皮的な浸透を容易にするために使用されてもよい。
代替として、他の医薬品送達システムが用いられてもよい。リポソームおよび乳剤は、化合物(複数可)を送達するために使用されてもよい送達ビヒクルの周知の例である。通常、より大きい毒性を犠牲にしてであるが、ジメチルスルホキシド(DMSO)などの特定の有機溶媒もまた用いることができる。
医薬品組成物は、所望の場合、化合物(複数可)を含有する1種または複数の単位剤形を含むことができるパックまたはディスペンサー装置で提示される。パックは、例えば、ブリスターパックなどの金属またはプラスチック箔を含む。パックまたはディスペンサー装置には、投与のための説明書が付随していてもよい。
本明細書に記載される化合物(複数可)、またはその組成物は、例えば、治療されている特定の疾患を治療または予防するのに有効な量で、意図する結果を達成するのに有効な量が一般に使用される。治療の恩恵として意図するところは、治療されている根底にある障害が根絶もしくは寛解し、および/または根底にある障害に関連した1つもしくは複数の症候が根絶もしくは寛解し、その結果、患者は根底にある障害にそれでもなお罹患しいてもよいが、患者が感覚または症状の改善を伝えるようになることである。治療の恩恵はまた、一般に、改善が実現されるかに関係なく、疾患の悪化の停止または遅延を含む。
投与された化合物(複数可)の量は、例えば、治療されている特定の指標、投与の様式、所望の利益が予防的かそれとも治療的か、治療されている指標の重症度および患者の年齢および体重、特定の化合物(複数可)の生物学的利用能、選択された投与経路での活性薬物化合物への転化速度および効率などを含む様々な因子に依存する。特定の使用および投与の様式に関する化合物(複数可)の有効量の決定は、十分に当業者の能力内である。有効量は、先ず、インビトロ活性および代謝アッセイから見積ることができる。例えば、動物で使用される化合物の初期量は、インビトロアッセイとして測定されるような特定の化合物のIC50以上である代謝活性化合物の循環血液または血清の濃度を達成するように、製剤化されてもよい。所望の投与経路によって特定の化合物の生物学的利用能を考慮に入れて、そのような循環血液または血清の濃度を達成するように投薬量を計算することは、十分に当業者の能力内である。化合物の初期量もまた、動物モデルなどのインビボデータから見積ることができる。上記の様々な疾患を治療または予防する活性代謝物の効能を試験するのに有用な動物モデルは、当業界で周知である。化合物の生物学的利用能および/または活性代謝物への代謝を試験するのに適切な動物モデルもまた周知である。当業者は、ヒト投与に適切な特定の化合物の投薬量を求めるためのそのような情報に型通りに適応させることができる。
投薬量は、通常約0.0001mg/kg/日、0.001mg/kg/日または0.01mg/kg/日から約100mg/kg/日の範囲であるが、より高くてもより低くてもよく、他の因子の中でも、活性代謝化合物の活性、化合物の生物学的利用能、その代謝反応速度論および他の薬物動態特性、投与の様式、および上に論じられた様々な他の因子に依存する。投薬の量および間隔は、治療的または予防的な効果を維持するのに十分な、化合物(複数可)および/または活性代謝化合物(複数可)の血漿水準を与えるように個々に調節することができる。例えば、本化合物は、とりわけ、投与の様式、治療されている特異適応、および処方する医師の判断に応じて、1週間当たり1回、1週間当たり数回(例えば1日おきに)、1日当たり1回、または1日当たり複数回、投与されてもよい。局所投与、または、局所的な局所投与などの選択的な取り込みの事例において、化合物(複数可)および/または活性代謝化合物(複数可)の有効な局所濃度は、血漿濃度と関連しなくてもよい。当業者は、過度の実験をせず有効な局所投薬量を最適化することができる。
定義
本明細書において使用される以下の用語および表現は、示された意味を有する。
例示された置換基とその親部分との間の結合の結合次数を示すために、本明細書において使用される用語には、1つのダッシュ「−」、または二重のダッシュ「=」が先行、および/もしくは後続してもよく、1つのダッシュは単結合を示し、二重ダッシュは二重結合を示す。1つまたは二重のダッシュのない状態では、単結合が置換基とその親部分との間で形成されていることが理解され;さらに、ダッシュが他に示さなければ、置換基は、「左から右に」読まれることを意図する。例えば、C−Cアルコキシカルボニルオキシおよび−OC(O)C−Cアルキルは、同一の官能基を示し;同様に、アリールアルキルおよび−アルキルアリールは同一の官能基を示す。
本明細書において使用される用語「アルケニル」は、別段の定めがない限り2から10個の炭素を含有し、少なくとも1個の炭素炭素二重結合を含有する直鎖または分枝鎖炭化水素を意味する。アルケニルの代表的な例は、エテニル、2−プロペニル、2−メチル−2−プロペニル、3−ブテニル、4−ペンテニル、5−ヘキセニル、2−ヘプテニル、2−メチル−1−ヘプテニル、3−デセニル、および3,7−ジメチルオクタ−2,6−ジエニルを含むがこれらに限定されない。
本明細書において使用される用語「アルコキシ」は、本明細書において定義されるように、酸素原子を介して親分子部分に追加されたアルキル基を意味する。アルコキシの代表的な例は、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、2−プロポキシ、ブトキシ、tert−ブトキシ、ペンチロキシ、およびヘキシロキシを含むがこれらに限定されない。
本明細書において使用される用語「アルキル」は、別段の定めがない限り、1から10個の炭素原子を含有する直鎖または分枝鎖炭化水素を意味する。アルキルの代表的な例は、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、sec−ブチル、iso−ブチル、tert−ブチル、n−ペンチル、イソペンチル、ネオペンチル、n−ヘキシル、3−メチルヘキシル、2,2−ジメチルペンチル、2,3−ジメチルペンチル、n−ヘプチル、n−オクチル、n−ノニル、およびn−デシルを含むがこれらに限定されない。「アルキル」基が他の2つの部分の間の連結基である場合、それはまた直鎖か分枝鎖であってもよく;例としては、−CH−、−CHCH−、−CHCHCHC(CH)−、−CHCH(CHCH)CH−を含むがこれらに限定されない。
用語「アルキレン」は二価のアルキル基を指す。「アルキレン鎖」は、ポリメチレン基、すなわち、−(CH−であり、ここで、nは正の整数、好ましくは1から6、1から4、1から3、1から2、または2から3である。置換されたアルキレン鎖は、1個または複数のメチレン水素原子が置換基で置き換えられたポリメチレン基である。適切な置換基は、置換された脂肪族基に関して以下に記載されるものを含む。アルキレン鎖はまた、脂肪族基または置換された脂肪族基で1つまたは複数の位置で置換されていてもよい。
本明細書において使用される用語「アルキニル」は、2から10個の炭素原子を含有し、少なくとも1個の炭素炭素三重結合を含有する直鎖または分枝鎖炭化水素基を意味する。アルキニルの代表的な例は、アセチレニル、1−プロピニル、2−プロピニル、3−ブチニル、2−ペンチニル、および1−ブチニルを含むがこれらに限定されない。
本明細書において使用される用語「アリール」は、少なくとも1個の芳香環、例えば、フェニル(すなわち、単環式アリール)を含有する芳香族炭化水素環系、または少なくとも1個の芳香族炭化水素環、例えばフェニルを含有する二環式環系、または環系の芳香族部に炭素原子のみを含有する芳香族二環式環を意味する。好ましいアリール基は、6〜14の環員、より好ましくは6から10の環員を有する。アリール基の例は、例えば、フェニル、ナフチル、アントラセニル、アズレニル、1,2,3,4−テトラヒドロナフタレニル、インデニル基、2,3−ジヒドロインデニル、およびビフェニルを含む。好ましくは、二環式アリールは、アズレニル、ナフチル、または単環式シクロアルキル、単環式シクロアルケニル、もしくは単環式ヘテロシクリルに対して縮合したフェニルである。より好ましいアリール基は、フェニルおよびナフチル基である。さらに好ましいアリール基*grousは、フェニルである。二環式アリールは、環系の芳香族部内に含まれる任意の炭素原子、例えば、二環式のフェニル部、またはナフチル*napthylまたはアズレニル環内の任意の炭素原子を介して親分子部分に結合されている。二環式アリールの縮合した単環式シクロアルキルまたは単環式ヘテロシクリル部は、1個または2個のオキソおよび/またはチア基で場合によって置換されている。二環式アリールの代表的な例は、アズレニル、ナフチル、ジヒドロインデン−1−イル、ジヒドロインデン−2−イル、ジヒドロインデン−3−イル、ジヒドロインデン−4−イル、2,3−ジヒドロインドール−4−イル、2,3−ジヒドロインドール−5−イル、2,3−ジヒドロインドール−6−イル、2,3−ジヒドロインドール−7−イル、インデン−1−イル、インデン−2−イル、インデン−3−イル、インデン−4−イル、ジヒドロナフタレン−2−イル、ジヒドロナフタレン−3−イル、ジヒドロナフタレン−4−イル、ジヒドロナフタレン−1−イル、5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−1−イル、5,6,7,8−テトラヒドロナフタレン−2−イル、2,3−ジヒドロベンゾフラン−4−イル、2,3−ジヒドロベンゾフラン−5−イル、2,3−ジヒドロベンゾフラン−6−イル、2,3−ジヒドロベンゾフラン−7−イル、ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−4−イル、ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イル、2H−クロメル−2−オン−5−イル、2H−クロメル−2−オン−6−イル、2H−クロメル−2−オン−7−イル、2H−クロメル−2−オン−8−イル、イソインドリン−1,3−ジオン−4−イル、イソインドリン−1,3−ジオン−5−イル、インデン−1−オン−4−イル、インデン−1−オン−5−イル、インデン−1−オン−6−イル、インデン−1−オン−7−イル、2,3−ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキサン−5−イル、2,3−ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキサン−6−イル、2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン3(4H)−オン−5−イル、2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン3(4H)−オン−6−イル、2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン3(4H)−オン−7−イル、2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン3(4H)−オン−8−イル、ベンゾ[d]オキサジン−2(3H)−オン−5−イル、ベンゾ[d]オキサジン−2(3H)−オン−6−イル、ベンゾ[d]オキサジン−2(3H)−オン−7−イル、ベンゾ[d]オキサジン−2(3H)−オン−8−イル、キナゾリン−4(3H)−オン−5−イル、キナゾリン−4(3H)−オン−6−イル、キナゾリン−4(3H)−オン−7−イル、キナゾリン−4(3H)−オン−8−イル、キナゾリン−2(1H)−オン−5−イル、キナゾリン−2(1H)−オン−6−イル、キナゾリン−2(1H)−オン−7−イル、キナゾリン−2(1H)−オン−8−イル、ベンゾ[d]チアゾール−2(3H)−オン−4−イル、ベンゾ[d]チアゾール−2(3H)−オン−5−イル、ベンゾ[d]チアゾール−2(3H)−オン−6−イル、および、ベンゾ[d]チアゾール−2(3H)−オン−7−イルを含むがこれらに限定されない。特定の実施形態において、二環式アリールは、五もしくは六員単環式シクロアルキル、五もしくは六員単環式シクロアルケニル、または五もしくは六員単環式ヘテロシクリルいずれかに縮合した、(i)ナフチルまたは(ii)フェニル環であり、ここで、該縮合シクロアルキル、シクロアルケニル、およびヘテロシクリル基は、独立してオキソまたはチアである1または2個の基で場合によって置換されている。
本発明のアリール基は、本明細書において与えられる様々な基で置換されていてもよい。したがって、アリール環系内に存在し、置換に利用可能であるいずれの炭素原子も、様々な環置換基、例えば、ハロゲン、OH、NO、CN、NH、C−Cアルキル、C−Cアルコキシ、NH(C−Cアルキル)、N(C−Cアルキル)(C−Cアルキル)、C−C10シクロアルキル、(C−C10シクロアルキル)アルキル、(C−C10シクロアルキル)アルコキシ、C−Cヘテロシクロアルキル、C−Cアルケニル、C−Cアルキニル、ハロ(C−C)アルキル、ハロ(C−C)アルコキシ、オキソ、アミノ(C−C)アルキル、モノ−およびジ(C−Cアルキル)アミノ(C−C)アルキル、C−Cアシル、C−Cアシルオキシ、C−Cスルホニル、C−Cチオ、C−Cスルホンアミド、C−Cアミノスルホニルなどにさらに結合し得る。
「アラルキル」すなわち「アリールアルキル」基は、アルキル基に共有結合で結合した、本明細書に定義されるアリール基を含み、そのいずれもが、独立して、場合によって置換されている。好ましくは、アラルキル基は、ベンジル、フェネチル、およびナフチルメチルを含むがこれらに限定されない、アリール(C−C)アルキルである。本明細書において使用される場合、用語「アラルキル」と「アリールアルキル」とは交換可能である。
用語「シアノ」および「ニトリル」は、本明細書において使用される場合、−CN基を意味する。
用語「シクロアルキル」は、本明細書において使用される場合、単環式または二環式シクロアルキル環系を意味する。単環式環系は、3から8個の炭素原子を含有する環状炭化水素基であり、そのような基は、飽和でも不飽和でもよいが、芳香族ではない。特定の実施形態において、シクロアルキル基は完全に飽和している。単環式シクロアルキルの例は、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロペンテニル、シクロヘキシル、シクロヘキセニル、シクロヘプチル、およびシクロオクチルを含む。二環式シクロアルキル環系は、架橋単環式環または縮合二環式環である。架橋単環式環は、単環式環の2個の隣接していない炭素原子が、1から3個の追加の炭素原子の間のアルキレン架橋(すなわち、wが1、2または3である形式−(CH−の架橋原子団)によって連結された単環式シクロアルキル環を含む。二環式環系の代表的な例は、ビシクロ[3.1.1]ヘプタン、ビシクロ[2.2.1]ヘプタン、ビシクロ[2.2.2]オクタン、ビシクロ[3.2.2]ノナン、ビシクロ[3.3.1]ノナン、およびビシクロ[4.2.1]ノナンを含むがこれらに限定されない。縮合二環式シクロアルキル環系は、フェニル、単環式シクロアルキル、単環式シクロアルケニル、単環式ヘテロシクリル、または単環式ヘテロアリールのいすれかに縮合した単環式シクロアルキル環を含む。架橋または縮合二環式シクロアルキルは、単環式シクロアルキル環内に含まれる任意の炭素原子を介して親分子部分に結合している。シクロアルキル基は、独立してオキソまたはチアである1または2個の基で場合によって置換されている。特定の実施形態において、二環式シクロアルキルは、フェニル環、五もしくは六員単環式シクロアルキル、五もしくは六員単環式シクロアルケニル、五もしくは六員単環式ヘテロシクリル、または五もしくは六員単環式ヘテロアリールのいずれかに縮合した五もしくは六員単環式シクロアルキル環であり、ここで、該縮合二環式シクロアルキルは、独立してオキソまたはチアである1または2個の基によって場合によって置換されている。
用語「ハロ」または「ハロゲン」は、本明細書において使用される場合、−Cl、−Br、−Iまたは−Fを意味する。
用語「ハロアルキル」、「ハロアルケニル」および「ハロアルコキシ」は、1個または複数のハロゲン原子で置換されたアルキル、アルケニルまたはアルコキシ基を、それぞれに応じて指す。
用語「ヘテロアリール」は、本明細書において使用される場合、少なくとも1個のヘテロ芳香環を含有する単環式ヘテロアリールまたは二環式環系を意味する。好ましいヘテロアリール基は、5〜14の環員を有し、その環員の1〜4個は、O、NおよびSからなる群から選択されるヘテロ原子であるが、残りの環原子はCである。より好ましいヘテロアリール基は、5〜10の環員を有し、その環員の1〜4個は、O、NおよびSからなる群から選択されるヘテロ原子であるが、残りの環原子はCである。アリール基の例は、例えば、フェニル、ナフチル、アントラセニル、アズレニル、1,2,3,4−テトラヒドロナフタレニル、インデニル、2,3−ジヒドロインデニル、およびビフェニルを含む。さらに好ましいヘテロアリール基は、五もしくは六員環を有する単環式ヘテロアリール基*goupsである。五員環は、2個の二重結合、および1、2、3または4個の窒素原子、および場合によって1個の酸素または硫黄原子からなる。六員環は、3個の二重結合および1、2、3または4個の窒素原子からなる。五もしくは六員ヘテロアリールは、ヘテロアリール内に含まれる任意の炭素原子または任意の窒素原子を介して親分子部分に連結している。単環式ヘテロアリールの代表的な例は、フリル、イミダゾリル、イソオキサゾリル、イソチアゾリル、オキサジアゾリル、オキサゾリル、ピリジニル、ピリダジニル、ピリミジニル、ピラジニル、ピラゾリル、ピロリル、テトラゾリル、チアジアゾリル、チアゾリル、チエニル、トリアゾリル、およびトリアジニルを含むがこれらに限定されない。二環式ヘテロアリールは、フェニル、単環式シクロアルキル、単環式シクロアルケニル、単環式ヘテロシクリル、または単環式ヘテロアリールに縮合した、単環式ヘテロアリールからなる。二環式ヘテロアリール基の縮合シクロアルキルまたはヘテロシクリル部は、独立してオキソまたはチアである1または2個の基で場合によって置換されている。二環式ヘテロアリールが、縮合シクロアルキル、シクロアルケニルまたはヘテロシクリル環を含んでいる場合、二環式ヘテロアリール基は、二環式環系の単環式ヘテロアリール部内に含まれる任意の炭素または窒素原子を介して親分子部分に連結されている。二環式ヘテロアリールがフェニル環に縮合した単環式ヘテロアリールである場合、二環式ヘテロアリール基は、二環式環系内の任意の炭素原子または窒素原子を介して親分子部分に連結されている。二環式ヘテロアリールの代表的な例は、ベンゾイミダゾリル、ベンゾフラニル、ベンゾチエニル、ベンゾオキサジアゾリル、ベンゾオキサチアジアゾリル、ベンゾチアゾリル、シンノリニル、5,6−ジヒドロキノリン−2−イル、5,6−ジヒドロイソキノリン−1−イル、フロピリジニル、インダゾリル、インドリル、イソキノリニル、ナフチリジニル、キノリニル、プリニル、5,6,7,8−テトラヒドロキノリン−2−イル、5,6,7,8−テトラヒドロキノリン−3−イル、5,6,7,8−テトラヒドロキノリン−4−イル、5,6,7,8−テトラヒドロイソキノリン−1−イル、チエノピリジニル、4,5,6,7−テトラヒドロベンゾ[c][1,2,5]オキサジアゾリル、および6,7−ジヒドロベンゾ[c][1,2,5]オキサジアゾール−4(5H)−オニルを含むがこれらに限定されない。特定の実施形態において、縮合二環式ヘテロアリールは、フェニル環、五もしくは六員単環式シクロアルキル、五もしくは六員単環式シクロアルケニル、五もしくは六員単環式ヘテロシクリル、または五もしくは六員単環式ヘテロアリールのいずれかに縮合した五もしくは六員単環式ヘテロアリール環であり、ここで、該縮合シクロアルキル、シクロアルケニル、およびヘテロシクリル基は、独立してオキソまたはチアである1または2個の基で場合によって置換されている。
本発明のヘテロアリール基は、本明細書において与えられる様々な基で置換されていてもよい。したがって、ヘテロアリール環系内に存在し、置換に利用可能であるいずれの炭素原子も、例えば、ハロゲン、OH、NO、CN、NH、C− Cアルキル、C−Cアルコキシ、NH(C−Cアルキル)、N(C−Cアルキル)(C−Cアルキル)、C−C10シクロアルキル、(C−C10シクロアルキル)アルキル、(C−C10シクロアルキル)アルコキシ、C−Cヘテロシクロアルキル、C−Cアルケニル、C−Cアルキニル、ハロ(C−C)アルキル、ハロ(C−C)アルコキシ、オキソ、アミノ(C−C)アルキル、モノ−およびジ(C−Cアルキル)アミノ(C−C)アルキル、C−Cアシル、C−Cアシルオキシ、C−Cスルホニル、C−Cチオ、C−Cスルホンアミド、C−Cアミノスルホニルなどの様々な環置換基にさらに結合していてもよい。
用語「ヘテロシクリル」および「ヘテロシクロアルキル」は、本明細書において使用される場合、交換可能であり、単環式複素環または二環式複素環を意味する。本発明のヘテロシクロアルキルアリール基は、3〜14の環員を有し、その環員の1〜4個は、O、NおよびSからなる群から選択されるヘテロ原子であるが、残りの環原子はCである。より好ましいヘテロシクロアルキル基は、5〜10の環員を有し、その環員の1〜4個は、O、NおよびSからなる群から選択されるヘテロ原子であるが、残りの環原子はCである。したがって、単環式複素環は、O、NおよびSからなる群から独立して選択される少なくとも1個のヘテロ原子を含む、三、四、五、六または七員環であり、該環は飽和または不飽和であるが、芳香族ではない。三または四員環は、O、NおよびSからなる群から選択される1個のヘテロ原子を含む。五員環は、0または1個の二重結合、ならびにO、NおよびSからなる群から選択される1、2または3個のヘテロ原子を含むことができる。六または七員環は、0、1または2個の二重結合、ならびにO、NおよびSからなる群から選択される1、2または3個のヘテロ原子を含むことができる。単環式複素環は、単環式複素環内に含まれる任意の炭素原子または任意の窒素原子を介して親分子部分に連結している。単環式複素環の代表的な例は、アゼチジニル、アゼパニル、アジリジニル、ジアゼパニル、1,3−ジオキサニル、1,3−ジオキソラニル、1,3−ジチオラニル、1,3−ジチアニル、イミダゾリニル、イミダゾリジニル、イソチアゾリニル、イソチアゾリジニル、イソオキサソリニル、イソオキサゾリジニル、モルホリニル、オキサジアゾリニル、オキサジアゾリジニル、オキサゾリニル、オキサゾリジニル、ピペラジニル、ピペリジニル、ピラニル、ピラゾリニル、ピラゾリジニル、ピロリニル、ピロリジニル、テトラヒドロフラニル、テトラヒドロチエニル、チアジアゾリニル、チアジアゾリジニル、チアゾリニル、チアゾリジニル、チオモルホリニル、1,1−ジオキシドチオモルホリニル(チオモルホリンスルホン)、チオピラニルおよびトリチアニルを含むがこれらに限定されない。二環式複素環は、フェニル、単環式シクロアルキル、単環式シクロアルケニル、単環式複素環、または単環式ヘテロアリールのいずれかに縮合した単環式複素環である。二環式複素環は、二環式環系の単環式複素環部内に含まれる任意の炭素原子または任意の窒素原子を介して親分子部分に連結している。二環式ヘテロシクリルの代表的な例は、2,3−ジヒドロベンゾフラン−2−イル、2,3−ジヒドロベンゾフラン−3−イル、インドリン−1−イル、インドリン−2−イル、インドリン−3−イル、2,3−ジヒドロベンゾチエン−2−イル、デカヒドロキノリニル、デカヒドロイソキノリニル、オクタヒドロ−1H−インドリル、およびオクタヒドロベンゾフラニルを含むがこれらに限定されない。ヘテロシクリル基は、独立してオキソまたはチアである1または2個の基で場合によって置換されている。特定の実施形態において、二環式ヘテロシクリルは、フェニル環、五もしくは六員単環式シクロアルキル、五もしくは六員単環式シクロアルケニル、五もしくは六員単環式ヘテロシクリル、または五もしくは六員単環式ヘテロアリールに縮合した五もしくは六員単環式ヘテロシクリル環であり、ここで、該二環式ヘテロシクリルは、独立してオキソまたはチアである1または2個の基によって場合によって置換されている。
用語「ヒドロキシ保護基」は、保護基*groiupが除去されるまで、後続の反応でヒドロキシが関与するのを阻止または遮断する基を指す。ヒドロキシ保護基の例は、アセチル、アリル、ベンゾイル、ベンジル、β−メトキシエトキシメチル、メトキシメチル、ジメトキシトリチル[ビス−(4−メトキシフェニル)フェニルメチル]、メトキシトリチル[(4−メトキシフェニル)ジフェニルメチル、p−メトキシベンジルエーテル、メチルチオメチル、ピバロイル、テトラヒドロピラニル、トリフェニルメチル、シリル(例えば、トリメチルシリル、t−ブチルジメチルシリル、t−ブチルジフェニルシリル、トリ−i−プロピルシリルオキシメチル、およびトリイソプロピルシリル)を含む。他の例は、メチルおよびt−ブチルなどのアルキル基、ならびにエトキシエチルなどの他のエーテルを含む。
用語「ニトロ」は、本明細書において使用される場合、−NO基を意味する。
用語「オキソ」は、本明細書において使用される場合、=O基を意味する。
用語「飽和した」は、本明細書において使用される場合、参照された化学構造が多重炭素炭素結合を含まないことを意味する。例えば、飽和シクロアルキル基は、本明細書において定義される場合、シクロヘキシル、シクロプロピルなどを含む。
用語「置換された」は、本明細書において使用される場合、指定の部分の水素基が、その置換が安定な、または化学的に実現可能な化合物をもたらす場合には、特定の置換基の基で置き換えられていることを意味する。用語「置換可能な」は、指定の原子に関して使用される場合、適切な置換基の基で置き換えることができる水素基が、該原子に結合していることを意味する。
語句「1個または複数の置換基」は、本明細書において使用される場合、安定性および化学的な実現可能性の上記条件が満たされる場合には、利用可能な結合部位の数に基いて、1個から可能な最大数の置換基と等しい数の置換基を指す。特に断らなければ、場合によって置換された基は、基の各置換可能な位置に置換基を有することができ、該置換基は同一でも異なっていてもよい。本明細書において使用される場合、用語「独立して選択される」は、同一または異なる値が、一つの化合物において複数の事例の所与の可変項について選択することができることを意味する。
アリール(アラルキル、アラルコキシ、アリールオキシアルキル中などのアリール部分を含む)、または、ヘテロアリール(ヘテロアラルキルおよびヘテロアラルコキシ中などのヘテロアリール部分を含む)基は、1個または複数の置換基を含んでいてもよい。アリールまたはヘテロアリール基の不飽和炭素原子上の適切な置換基の例は、−ハロ、−NO、−CN、−R′、−C(R′)=C(R′)、−C≡C−R′、−OR′、−SR′″、−S(O)R′″、−SOR′″、−SON(R″)、−N(R″)、−NR″C(O)R′、−NR″C(O)N(R″)、−NR″COR′″、−O−COR″、−OC(O)N(R″)、−C−C(O)R′、−COR′、−C(O)−C(O)R′、−C(O)R′、−C(O)N(R″)、−C(=NR″)−N(R″)、−C(=NR″)−OR′、−N(R″)−N(R″)、−N(R″)C(−NR″)−N(R″)、−NR″SOR′″、−NR″SON(R″)、−P(O)(R′)、−P(O)(R′)、−O−P(O)−ORおよび−P(O)(NR″)−N(R″)を含み、ここで、R′″は、場合によって置換された脂肪族またはアリール基であり、R′およびR″は、上に定義された通りであるか、または、2個の隣接する置換基は、その介在する原子と一緒になって、N、OおよびSからなる群から選択される0〜3個の環原子を有する五もしくは六員の不飽和、または部分不飽和の環を形成する。非芳香族ヘテロ環式環は、1個または複数の置換基で置換されていてもよい。脂肪族基、または非芳香族ヘテロ環式環の飽和炭素上の適切な置換基の例は、アリールまたはヘテロアリール基の不飽和炭素に関して上に列挙されたものおよび以下を含むがこれらに限定されない:=O、=S、=C(R′)、=N−N(R″)、=N−OR′、=N−NHC(O)R′、=N−NHCOR′″、=N−NHSOR′″または=N−R′[式中、R′、R″およびR′″はそれぞれ、上に定義された通りである。]。明瞭にするために、用語「置換された脂肪族」は、少なくとも1個の非脂肪族の置換基を有する脂肪族基を指す。
ヘテロアリールまたはヘテロ環式環の置換可能な窒素原子上の適切な置換基は、−R′、−N(R′)、−C(O)R′、−COR′、−C(O)−C(O)R′、−C(O)CHC(O)R′、−SOR′、−SON(R′)、−C(=S)N(R′)、−C(=NH)−N(R′)および−NR′SOR′を含み、ここで、各R′は上に定義された通りである。
用語「チア」は、本明細書において使用される場合、=S基を意味する。
用語「不飽和の」は、本明細書において使用される場合、
参照された化学構造が、少なくとも1個の多重炭素炭素結合を含むが、芳香族ではないことを意味する。
例えば、不飽和シクロアルキル基は、本明細書において定義される場合、シクロヘキセニル、シクロペンテニル、シクロヘキサジエニルなどを含む。
本開示の特定の化合物が、互変異性体で存在してもよく、化合物のそのような互変異性体すべてが本開示の範囲内にあることは当業者に明らかである。他に明示しない限り、本明細書において表される構造はまた、その構造の立体化学形態をすべて;すなわち、各不斉中心に関してRおよびSの立体配置を含むことを意図する。したがって、本化合物の一つの立体異性体ならびに鏡像異性体およびジアステレオマー混合物は、本開示の範囲内である。例として、R3aがヒドロキシである式(I)の化合物は、R3aを有する炭素原子にRまたはSの立体配置を有することができる。RおよびSの立体異性体の両方、ならびにそのすべての混合物は、本開示の範囲内に含まれる。
「薬学的に許容される」は、健全な医学的判断の範囲内の、人間および動物の組織との接触に適した、過度の毒性、刺激、アレルギー反応、または他の問題もしくは合併症がない、妥当な利益/リスク比と釣合った、またはそうでなければヒトもしくは家庭動物に使用することが許容されると米国食品医薬品局によって承認された、化合物、材料、組成物および/または剤形を指す。
「薬学的に許容される塩」は、酸および塩基付加塩の両方を指す。
「治療有効量」は、対象に投与された時、本明細書において記載される疾患または障害の治療を達成するのに十分な化合物の量を指す。「治療有効量」を構成する化合物の量は、化合物、障害およびその重症度、治療される対象の年齢に応じて変動するが、当業者によって型通りに求めることができる。
「調節すること」または「調節する」は、機能、症状または障害の治療、予防、抑制、増強または誘発を指す。例えば、本開示の化合物は、ヒトのアテローム性動脈硬化の病変からコレステロールの除去を刺激することによって、アテローム性動脈硬化症を調節することができると考えられる。
「治療すること」または「治療」は、本明細書において使用される場合、対象、好ましくはヒトの本明細書において記載される疾患または障害の治療を包含し、以下を含む:
i.疾患または障害の阻止、すなわちその発症を妨げること;
ii.疾患または障害の緩和、すなわち障害の後退を引き起こすこと;
iii.障害の進行を遅延すること;および/または
iv.疾患または障害の1つまたは複数の症候の進行を阻止、緩和、寛解または遅延すること。
「対象」は、本明細書に記載される1つまたは複数の疾患および障害に罹患しているか、または罹患する可能性を有している哺乳動物などの温血動物、好ましくはヒト、またはヒトの子どもを指す。
「EC50」は、特定の試験化合物によって誘発され、刺激されまたは強化された特定の応答の最大表示の50%で用量依存性の応答を誘発する、特定の試験化合物の投薬量、濃度または量を指す。
「IC50」は、最大応答の50%の阻害を、そのような応答を測定するアッセイにおいて達成する、特定の試験化合物の量、濃度または投薬量を指す。
調製の方法
本開示の化合物は、既知の化学反応および手順の使用によって調製することができる。本開示の化合物を合成する代表的な方法は以下に提示される。所望の目標化合物に必要な置換基の性質が、合成の好ましい方法をしばしば決定することは理解されている。
これらの方法の可変の基はすべて、特に以下に定義されない場合、一般的な記載において記載されている通りである。
一般手順
本開示の化合物の調製のための代表的な合成手順は、以下のスキームにおいて以下に略述される。特に断らなければ、R、R、R、R〜R12、XおよびYは、式(I)に関連して上述された定義を有する。
スキーム1
Figure 0006088980

スキーム2
Figure 0006088980

スキーム3
Figure 0006088980

スキーム4
Figure 0006088980

スキーム5
Figure 0006088980

スキーム6
Figure 0006088980

実施例
本開示の化合物の調製および有用性は、以下の実施例によってさらに説明されるが、これらが、そこに記載される具体的な手順および化合物に、範囲または趣旨において本開示を限定すると理解されるべきではない。すべての事例において、他に規定しない限り、カラムクロマトグラフィーはシリカゲル固体相を使用して実施される。
本開示の化合物の調製は、以下の実施例によってさらに説明されるが、これらが、そこに記載される具体的な手順および化合物に、範囲または趣旨において本開示を限定すると理解されるべきではない。すべての事例において、他に規定しない限り、カラムクロマトグラフィーはシリカゲル固体相を使用して実施する。
化合物の同一性および純度確認は、LC/UV/MSによってWaters Micromass ZQ(tm) DetectorおよびWaters 2695 Separations ModuleおよびWaters 2487 Dual l Absorbance Detector(Waters Corporation, Milford, MA)を使用して実施する。ダイオードアレー検出波長は254nmであり、MSはエレクトロスプレイ陽イオン化様式で操作する。試料は、オートサンプラーに室温で維持し、アリコート(5μL)は、40℃に維持したAscentis Express C18 カラム、30 mm x 3 mm, 2.7 μm (Supelco Analytical, Bellefonte, PA) に注入する。試料は、溶媒A(0.1%ギ酸を含有する水)、およびB(0.1%ギ酸を含有するアセトニトリル)、0.3分間90%Aの定組成勾配で、次いで直線勾配10%Bから3.6分に90%Bで、次いで0.4分間定組成90%Bで構成される移動相系を用いて1mL/分の流速で溶出する。カラムは平衡させ、次の運転の前に0.4分間初期条件に戻した。実施例に示される二、三の事例において、長い方法では、全体の運転時間として10分を用いて使用する。化合物のイオン化質量および保持時間(t)、相対的なUV吸収面積を、純度および同一性を評価するために使用する。さらに、鍵となる中間体および化合物を特性評価するためにNMRスペクトルを使用する。場合によって、シリカTLCプレートの化合物のR値を測定する。
以下の実施例によって示される本開示が包含する化合物を製造するために、出発物質および反応条件は変動し、反応の順序は改変し、追加のステップが用いられる場合があることは、当業者は認識するであろう。開示化合物を合成するのに有用な既知の化学合成スキームおよび条件を一般的に提供する、多くの一般参考文献が利用可能である(例えば、Smith and March, March’s Advanced Organic Chemistry: Reactions, Mechanisms, and Structure, Fifth Edition, Wiley−Interscience, 2001;またはVogel, A Textbook of Practical Organic Chemistry, Including Qualitative Organic Analysis, Fourth Edition, New York: Longman, 1978))を参照。)。
出発物質は商業的供給源から得るか、または当業者に公知のよく確立された文献方法によって調製することができる。反応は、用いられる試薬および物質に適し、かつ達成される転換に適切な溶媒中で実施する。分子に存在する官能基が提案される転換と矛盾しないことは有機合成の当業者によって理解されるであろう。このことは、本開示の所望の化合物を得るために、合成ステップの順序を修正するか、または一方の特定の工程スキームを別のスキームに対して選択する判断を時には必要とする。
いくつかの事例において、ある種の反応性官能基の保護が、上記の転換のいくつかを達成するのに必要な場合がある。一般に、そのような保護基に対する必要性、ならびにそのような基と結合し除去するのに必要な条件は、有機合成の当業者には明白であろう。訓練された技術者に対し多くの代替法を記載する権威のある記述は、J. F. W. McOmie, Protective Groups in Organic Chemistry, Plenum Press, London and New York 1973, in T. W. GreeneおよびP. G. M. Wuts, Protective Groups in Organic Synthesis, Third edition, Wiley, New York 1999, in The Peptides;Volume 3 (editors: E. Gross and J. Meienhofer), Academic Press, London and New York 1981, in Methoden der organischen Chemie, Houben−Weyl, 4.sup.th edition, Vol. 15/l, Georg Thieme Verlag, Stuttgart 1974, in H.−D.Jakubke and H. Jescheit, Aminosauren, Peptide, Proteine, Verlag Chemie, Weinheim, Deerfield Beach, and Basel 1982, and/or in Jochen Lehmann, Chemie der Kohlenhydrate:
Monosaccharide and Derivate, Georg Thieme Verlag, Stuttgart 1974.保護基は、都合のよい後続の段階で当業界で公知の方法を使用して除去することができる。
この文書における化学名は、CambridgeSoftから市販のChemdraw Ultra Version 10.0またはVersion 12.0を使用して作成した。
実施例1
Figure 0006088980

2−ブロモ−1−(4−メチル−3−ニトロフェニル)エタノン
4−メチル−3−ニトロベンゾイルクロリド(Sigma−Aldrich、2.0g、10mmol)の撹拌したCHCl(50mL)中溶液に、トリメチルシリルジアゾメタン(ヘキサン中2.0M、40mmol)を添加する。混合物を室温で2時間撹拌し、次いで0℃に冷却して、HBr/HOAc(6.33mL,HOAc中33%HBr,35mmol)の溶液を滴下添加する(N発生)。添加後、混合物を0℃で5分間撹拌し、濃縮し、シリカゲルクロマトグラフィ(CHCl)によって精製して、淡黄色の固体として表題化合物(2.42g、93%の収率)が得られる。R0.61(CHCl
実施例2
Figure 0006088980

6−メトキシ−2−(4−メチル−3−ニトロフェニル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン
6−メトキシピリダジン−3−アミン(Apollo Scientific,0.750g,5.99mmol)および2−ブロモ−1−(4−メチル−3−ニトロフェニル)エタノン(1.54g、5.99mmol)の撹拌したアセトニトリル(20mL)中溶液を、80℃で16時間加熱する。反応混合物を濃縮乾固し、クロマトグラフィ(ヘキサンからEtOAc)によって精製し、淡黄色の固体として表題化合物(1.45g、85%)が得られる。R0.45(1:1 EtOAc:ヘキサン);LCMS(m/z)=285.4[M+H]、t=7.47分(10分運転)
実施例3
Figure 0006088980

5−(6−メトキシイミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)−2−メチルアニリン
6−メトキシ−2−(4−メチル−3−ニトロフェニル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン(0.5g、1.75mmol)の撹拌した溶液(AcOH(10.5mmol)を含有するエタノール(20mL)および水(5mL)中)に鉄(0.491g、8.79mmol)を添加する。混合物を80℃で4時間加熱し、冷却し、減圧下で濃縮し、飽和水性NaHCO(100mL)を添加する。混合物をEtOAc(3×50mL)で抽出し、有機層を収集し、NaSOで乾燥し、濾過し、濃縮乾固する。粗生成物をクロマトグラフィ(ヘキサンからEtOAc)によって精製し、淡黄色の固体として表題化合物(0.328g、73%)が得られる。R0.21(EtOAc);LCMS(m/z)=255.5[M+H]、t=4.89分(10分運転)。
実施例4
Figure 0006088980

N−(5−(6−メトキシイミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)−2−メチルフェニル)ピバルアミド
5−(6−メトキシイミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)−2−メチルアニリン(0.050g、0.206mmol)の撹拌した溶液(ピリジン(0.618mmol)を含有するアセトニトリル(5mL)中)に、トリメチルアセチルクロリド(0.206mmol)を添加する。混合物を室温で4時間撹拌し、濃縮乾固し、次いでクロマトグラフィ(ヘキサンからEtOAc)によって精製して、白色固体として表題化合物(0.060g、86%)が得られる。R0.57(EtOAc);LCMS(m/z)=339.4[M+H]、t=6.37分(10分運転)
実施例5
Figure 0006088980

N−(4−フルオロベンジル)−5−(6−メトキシイミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)−2−メチルアニリン
8mLバイアルに、アセトニトリル(0.5mL)中の5−(6−メトキシイミダゾ[2,1−f]ピリダジン−2−イル)−2−メチル−アニリン(20.3mg、0.08mmol)、KCO(13mg)および4−フルオロベンジルブロミド(19mg、0.1mmol)を装填する。混合物を30分間撹拌し、次いで濾過し、濾液を水(10mL)へ添加する。固体が沈殿し、濾過によって収集して、表題化合物(10mg、34%の収率)(実施例102と同一の化合物)が得られる。LCMS m/z=363.3[M+H]、t=2.57分
実施例6
Figure 0006088980

3−クロロ−6−メトキシ−2−(4−メチル−3−ニトロフェニル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン
6−メトキシ−2−(4−メチル−3−ニトロフェニル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン(0.250g、0.879mmol)の撹拌したアセトニトリル(20mL)中溶液に、N−クロロスクシンイミド(0.879mmol)を添加し、混合物を60℃で8時間加熱する。反応混合物を水(50mL)および飽和水性NaHCO(50mL)で希釈する。形成する沈殿物を濾過によって収集し、水(3×25mL)で洗浄し、真空下に乾燥して、黄色の固体として表題化合物(0.277g、98%の収率)が得られる。
0.60(1:1 EtOAc:ヘキサン);
LCMS(m/z)=319.3、321.2[M+H]、t=3.02分

実施例7
Figure 0006088980

5−(3−クロロ−6−メトキシイミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)−2−メチルアニリン
3−クロロ−6−メトキシ−2−(4−メチル−3−ニトロフェニル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン(0.25g、0.784mmol)の撹拌した溶液(AcOH(4.70mmol)を含有するエタノール(50mL)および水(10mL)中)に、鉄(0.218g、3.92mmol)を添加する。反応混合物を80℃で2時間加熱し、冷却し、減圧下で濃縮し、飽和水性NaHCO(100mL)を添加する。この混合物をEtOAc(3×50mL)で抽出する。有機層を収集し、NaSOで乾燥し、濾過し、濃縮乾固する。粗生成物をクロマトグラフィ(ヘキサンからEtOAc)によって精製し、黄色固体として表題化合物(0.201g、89%)が得られる。R0.32(EtOAc);LCMS(m/z)=289.4、291.2[M+H]、t=2.21分
実施例8
Figure 0006088980

N−(5−(3−クロロ−6−メトキシイミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)−2−メチルフェニル)ピバルアミド
5−(3−クロロ−6−メトキシイミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)−2−メチルアニリン(0.025g、0.0867mmol)の撹拌した溶液(ピリジン(0.261mmol)を含有するアセトニトリル(1mL)中)に、トリメチルアセチルクロリド(0.0867mmol)を添加する。混合物を室温で4時間撹拌し、次いで濃縮乾固し、クロマトグラフィ(ヘキサンからEtOAc)によって精製して、白色の固体として表題化合物(0.030g、93%)が得られる。LCMS(m/z)=373.4、375.3[M+H]、t=2.74分(実施例109と同一の化合物)
実施例9
Figure 0006088980

3−ブロモ−6−メトキシ−2−(4−メチル−3−ニトロフェニル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン
6−メトキシ−2−(4−メチル−3−ニトロフェニル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン(0.250g、0.879mmol)の撹拌したアセトニトリル(20mL)中溶液に、N−ブロモスクシンイミド(0.879mmol)を添加し、混合物を60℃で8時間加熱する。反応混合物を水(50mL)および飽和水性NaHCO(50mL)で希釈する。形成する沈殿物を濾過によって収集し、水(3×25mL)で洗浄し、真空下に乾燥して、黄色の固体として表題産生物(0.300g、94%の収率)が得られる。R0.51(1:1 EtOAc:ヘキサン);LCMS(m/z)=363.2、365.2[M+H]、t=3.02分
実施例10
Figure 0006088980

3−(4−フルオロフェニル)−6−メトキシ−2−(4−メチル−3−ニトロフェニル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン
3−ブロモ−6−メトキシ−2−(4−メチル−3−ニトロフェニル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン(0.100g、0.275mmol)、4−フルオロフェニルボロン酸(0.412mmol)、NaCO(0.825mmol)のNで脱気(5分)しておいた撹拌した混合物(2−プロパノール(6mL)および水(2mL)中)にPdCl(PPh(0.0275g)を添加する。反応混合物を80℃で6時間加熱し、冷却し、飽和水性NaHCO(50mL)で希釈し、EtOAc(3×25mL)で抽出する。有機層を収集し、NaSOで乾燥し、濾過し、濃縮乾固する。粗生成物をクロマトグラフィ(ヘキサンからEtOAc)によって精製し、黄色の固体として0.092g(88%)の表題化合物が得られる。R0.47(1:1 EtOAc:ヘキサン);LCMS(m/z)=379.4[M+H]、t=3.07分
実施例11
Figure 0006088980

5−(3−(4−フルオロフェニル)−6−メトキシイミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)−2−メチルアニリン
3−(4−フルオロフェニル)−6−メトキシ−2−(4−メチル−3−ニトロフェニル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン(0.075g、0.0198mmol)の撹拌した溶液(AcOH(1.18mmol)を含有するエタノール(6mL)および水(2mL)中)に、鉄(0.055g、0.991mmol)を添加する。反応混合物を80℃で2時間加熱し、冷却し、減圧下で濃縮し、飽和水性NaHCO(50mL)を添加する。この混合物をEtOAc(3×20mL)で抽出する。有機層を収集し、NaSOで乾燥し、濾過し、濃縮乾固する。粗生成物をクロマトグラフィ(ヘキサンからEtOAc)によって精製し、黄色の固体として0.065g(95%)の表題化合物が得られる。R0.36(95:5 CHCl:MeOH);LCMS(m/z)=349.4[M+H]、t=2.31分
実施例12
Figure 0006088980

N−(5−(3−(4−フルオロフェニル)−6−メトキシイミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)−2−メチルフェニル)ピバルアミド
5−(3−(4−フルオロフェニル)−6−メトキシイミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)−2−メチルアニリン(0.025g、0.072mmol)の撹拌した溶液(ピリジン(0.215mmol)を含有するアセトニトリル(1mL)中)に、トリメチルアセチルクロリド(0.072mmol)を添加する。混合物を室温で4時間撹拌し、次いで濃縮乾固し、クロマトグラフィ(ヘキサンからEtOAc)によって精製して、黄色の固体として表題化合物(0.028g、90%)が得られる。R0.28(1:1 EtOAc:ヘキサン);LCMS(m/z)=433.5[M+H]、t=2.74分(実施例114と同一の化合物)
実施例13
Figure 0006088980

5−(3−ブロモ−6−メトキシイミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)−2−メチルアニリン
3−ブロモ−6−メトキシ−2−(4−メチル−3−ニトロフェニル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン(0.190g、0.523mmol)の撹拌した溶液(AcOH(3.13mmol)を含有するエタノール(15mL)および水(5mL)中)に、鉄(0.146g、2.61mmol)を添加する。反応混合物を80℃で2時間加熱し、冷却し、減圧下で濃縮し、飽和水性NaHCO(50mL)を添加する。この混合物をEtOAc(3×25mL)で抽出する。有機層を収集し、NaSOで乾燥し、濾過し、濃縮乾固する。粗生成物をクロマトグラフィによってヘキサンからEtOAcの勾配を使用して精製して、オフホワイト色の固体として表題化合物(0.170g、89%)が得られる。
0.18(1:1 EtOAc:ヘキサン);LCMS(m/z)=333.2、335.2[M+H]、t=2.22分
実施例14
Figure 0006088980

N−(5−(3−ブロモ−6−メトキシイミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)−2−メチルフェニル)ピバルアミド
5−(3−ブロモ−6−メトキシイミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)−2−メチルアニリン(0.165g、0.495mmol)の溶液(ピリジン(1.48mmol)を含有するアセトニトリル(25mL)中)に、トリメチルアセチルクロリド(0.495mmol)を添加する。混合物を室温で4時間撹拌し、次いで濃縮乾固し、クロマトグラフィ(ヘキサンからEtOAc)によって精製して、白色の固体として0.200g(97%)の表題化合物が得られる。R0.41(1:1 EtOAc:ヘキサン);LCMS(m/z)=417.3、419.3[M+H]、t=2.76分
実施例15
Figure 0006088980

N−(5−(6−メトキシ−3−メチルイミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)−2−メチルフェニル)ピバルアミド
N−(5−(3−ブロモ−6−メトキシイミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)−2−メチルフェニル)ピバルアミド(0.050g、0.119mmol)、メチルボロン酸(0.357mmol)、リン酸三カリウム(0.714mmol)、2−ジシクロヘキシルホスフィノ−2’,6’−ジメトキシビフェニル(0.0238mmol)のNで脱気(5分)しておいた混合物(トルエン(4mL)および水(0.4mL)中)に、Pd(OAc)(0.0119mmol)を添加する。反応混合物を100℃で14時間加熱し、次いで冷却し、濃縮乾固する。粗生成物をクロマトグラフィ(ヘキサンからEtOAc)によって精製して、白色の固体として2.4mg(6%)の表題化合物が得られる。R0.64(EtOAc);LCMS(m/z)=353.4[M+H]、t=2.15分(実施例121と同一の化合物)
実施例16
Figure 0006088980

2−ブロモ−1−[3−ニトロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]エタノン
3−ニトロ−4−(トリフルオロメチル)安息香酸(Matrix Scientific, 2.35g, 10mmol)を塩化チオニル(22mL, 300mmol)に溶解する。撹拌した溶液を95℃で16時間加熱し、次いで冷却し、濃縮し、CHCl(51mL)およびトリメチルシリルジアゾメタン(20mL、ヘキサン中2M、40mmol)を添加し、反応物を室温で2時間で撹拌する。この混合物を0℃に冷却し、HBr/HOAc(6.33mL、HOAc中33%HBr)を滴下添加する(N発生)。添加後、混合物を0℃で5分間撹拌し、次いで濃縮し、シリカゲルクロマトグラフィ(CHCl)によって精製して、表題化合物(2.59g、83%の収率)が得られる。LCMS m/z=313.5[M+H]、t=2.65分
実施例17
Figure 0006088980

6−クロロ−2−[3−ニトロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]イミダゾ[2,1−f]ピリダジン
6−クロロピリダジン−3−アミン(0.842g、0.0065mol)および2−ブロモ−1−[3−ニトロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]エタノン(2.03g、0.65mmol)の撹拌したアセトニトリル(37.34mL)中溶液を、90℃で48時間加熱する。反応混合物を濃縮し、シリカゲルクロマトグラフィ(EtOAcからCHCl)によって精製して、表題化合物*comound(1.62g、73%の収率)が得られる。LCMS m/z=343.3[M+H]、t=3.15分
実施例18
Figure 0006088980

5−(6−クロロイミダゾ[2,1−f]ピリダジン−2−イル)−2−(トリフルオロメチル)アニリン
鉄(0.489g)を、6−クロロ−2−[3−ニトロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]イミダゾ[2,1−f]ピリダジン(0.600g、1.75mmol)、HOAc(0.802mL)、EtOH−水(10mL、4:1)の混合物に添加する。混合物を80℃で2時間加熱し、次いで、冷却し、濃縮し、飽和水性NaHCO(50mL)に投入し、EtOAc(2×50mL)で抽出する。有機分を乾燥し、濃縮し、表題化合物(530mg)が得られる。これはさらなる精製をせず使用する。LCMS m/z=313.4[M+H]、t=2.82分
実施例19
Figure 0006088980

N−(5−(6−クロロイミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)−2−(トリフルオロメチル)フェニル)ピバルアミド
40mLバイアルに、5−(6−クロロイミダゾ[2,1−f]ピリダジン−2−イル)−2−(トリフルオロメチル)アニリン(0.531g、1.7mmol)、アセトニトリル(14mL)、およびピリジン(0.275mL)を装填する。撹拌した混合物に、トリメチルアセチルクロリド(0.419mL、3.4mmol)を添加し、80℃で20分間加熱する。反応物を濃縮し、EtOAc(25mL)に投入し、HCl(15mL、1M)、次いでNaOH(15mL、1M)で1回洗浄する。有機分を乾燥し、濃縮し、シリカゲルクロマトグラフィ(ヘキサン中0〜100%のEtOAc)によって精製して、表題化合物(630mg、93%の収率)が得られる。LCMS(m/z)=397.4、399.3[M+H]、t=2.87分(実施例126と同一の化合物)
実施例20
Figure 0006088980

N−[5−(6−シクロペンチルイミダゾ[2,1−f]ピリダジン−2−イル)−2 −(トリフルオロメチル)フェニル]−2,2−ジメチル−プロパンアミド
小さいバイアルに、N−[5−(6−クロロイミダゾ[2,1−f]ピリダジン−2−イル)−2−(トリフルオロメチル)フェニル]−2,2−ジメチル−プロパンアミド(0.032g、0.08mol)、シクロプロピル亜鉛ブロミド(0.12mL,THF中2M、0.24mmol)、[1,1′−ビス(ジフェニルホスフィノ)−フェロセン]ジクロロパラジウム(II)(6mg,0.01mol)およびTHF(0.32mL)を装填する。反応容器をNでパージし、マイクロ波で150℃に2時間加熱する。
飽和水性NHClを混合物に添加し、EtOAcで抽出する。
合わせた有機層をNaSOで乾燥し、濾過し、濃縮し、シリカゲルクロマトグラフィ(酢酸エチルからヘキサン)によって精製して、表題化合物(3.5mg、11%の収率)が得られる。LCMS m/z=431.5[M+H]、t=3.21分(実施例316と同一の化合物)
実施例21
Figure 0006088980

2,2−ジメチル−N−[5−(6−メチルアミノイミダゾ[2,1−f]ピリダジン−2−イル)−2−(トリフルオロメチル)フェニル]プロパンアミド
8mLバイアルに、N−[5−(6−クロロイミダゾ[2,1−f]ピリダジン−2−イル)−2−(トリフルオロメチル)フェニル]−2,2−ジメチル−プロパンアミド(0.032g、0.08mmol)、THF(0.649mL)、およびメチルアミン(0.08mL,THF中2M、0.16mol)を装填する。この混合物に撹拌し、80℃に16時間加熱する。混合物をセライト上に濃縮し、シリカゲルクロマトグラフィ(CHCl中0〜100%のEtOAc)によって精製して、表題化合物(11mg、35%の収率)が得られる。LCMS m/z=392.5[M+H]、t=2.36分(実施例137と同一の化合物)
実施例22
Figure 0006088980

2,2−ジメチル−N−[5−[6−(4−メチル−1−ピペリジル)イミダゾ[2,1−f]ピリダジン−2−イル]−2−(トリフルオロメチル)フェニル]プロパンアミド
8mLバイアルに、DMF(1mL)、4−メチルピペリジン(0.030g)、CsCO(0.130g)、およびN−[5−(6−クロロイミダゾ[2,1−f]ピリダジン−2−イル)−2−(トリフルオロメチル)フェニル]−2,2−ジメチル−プロパンアミド(0.0396g、0.1mmol)を装填する。混合物を120℃で16時間撹拌し、次いで、HO(5mL)で希釈し、EtO(3mLx2)で抽出する。有機分を乾燥し、セライト上で濃縮し、シリカゲルクロマトグラフィ(ヘキサン中0〜100%のEtOAc)によって精製して、表題化合物(0.020g、43%の収率)が得られる。LCMS m/z=460.6[M+H]、t=3.14分(実施例233と同一の化合物)
実施例23
Figure 0006088980

N−[5−[6−(4,4−ジフルオロ−1−ピペリジル)イミダゾ[2,1−f]ピリダジン−2−イル]−2−(トリフルオロメチル)フェニル]−2,2−ジメチル−プロパンアミド
8mLバイアルに、DMF(1mL)、4,4−ジフルオロピペリジン塩酸塩(0.048g)、CsCO(0.200g)、およびN−[5−(6−クロロイミダゾ[2,1−f]ピリダジン−2−イル)−2−(トリフルオロメチル)フェニル]−2,2−ジメチル−プロパンアミド(0.0396g、0.1mmol)を装填する。混合物を120℃で16時間撹拌し、次いで、HO(5mL)で希釈し、EtO(3mLx2)で抽出する。有機分を乾燥し、セライト上で濃縮し、シリカゲルクロマトグラフィ(ヘキサン中0〜100%のEtOAc)によって精製して、表題化合物(0.015g、31%の収率)が得られる。LCMS m/z=482.56[M+H]、t=2.89分(実施例235と同一の化合物)
実施例24
Figure 0006088980

N−[5−[6−[(シス)−2,6−ジメチルモルホリン−4−イル]イミダゾ[2,1−f]ピリダジン−2−イル]−2−(トリフルオロメチル)フェニル]−2,2−ジメチル−プロパンアミド
8mLバイアルに、DMF(1mL)、cis−2,6−ジメチルモルホリン(0.034g)、CsCO(0.130g)、およびN−[5−(6−クロロイミダゾ[2,1−f]ピリダジン−2−イル)−2−(トリフルオロメチル)フェニル]−2,2−ジメチル−プロパンアミド(0.0396g、0.1mmol)を装填する。この混合物を120℃で16時間撹拌し、次いでHO(5mL)で希釈し、EtO(3mLx2)で抽出する。
有機分を乾燥し、セライト上で濃縮し、シリカゲルクロマトグラフィ(ヘキサン中0〜100%のEtOAc)によって精製して、表題化合物(0.027g、57%の収率)が得られる。LCMS m/z=476.6[M+H]、t=2.77分(実施例250と同一の化合物)
実施例25
Figure 0006088980

2,2−ジメチル−N−[5−[6−(6−メチル−2−ピリジル)イミダゾ[2,1−f]ピリダジン−2−イル]−2−(トリフルオロメチル)フェニル]プロパンアミド
8mLバイアルに、N−tert−ブチル−5−(6−クロロイミダゾ[2,1−f]ピリダジン−2−イル)−2−(トリフルオロメチル)ベンズアミド(0.025g、0.063mmol)、6−メチル−2−ピリジル亜鉛ブロミド(Sigma−Aldrich,0.26mL, THF中0.5M、0.13mmol)、ビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)ジクロリド(0.0044g,0.0063mmol)およびTHF(0.26mL)を装填する。反応容器をNでパージし、混合物を60℃で16時間撹拌する。混合物を濃縮し、1:1 EtOAcおよびCHCl中に投入し、濾過し、シリカ(CHCl中0〜100%のEtOAc)によって精製して、表題化合物(22mg、78%の収率)が得られる。LCMS m/z=454.6[M+H]、t=3.34分(実施例149と同一の化合物)
実施例26
Figure 0006088980

2,2−ジメチル−N−[5−[6−(5−メチル−2−ピリジル)イミダゾ[2,1−f]ピリダジン−2−イル]−2−(トリフルオロメチル)フェニル]プロパンアミド
8mLバイアルに、N−tert−ブチル−5−(6−クロロイミダゾ[2,1−f]ピリダジン−2−イル)−2−(トリフルオロメチル)ベンズアミド(0.025g、0.063mmol)、5−メチル−2−ピリジル亜鉛ブロミド(Sigma−Aldrich、0.26mL、0.13mmol、THF中0.5M)、ビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)ジクロリド(0.0044g、0.0063mmol)およびTHF(0.26mL)を装填する。反応容器をNでパージし、混合物60℃で16時間撹拌する。混合物を濃縮し、1:1 EtOAcおよびCHClに投入し、濾過し、シリカ(CHCl中0〜100%のEtOAc)によって精製して、表題化合物(20mg、74%の収率)が得られる。LCMS m/z=454.6[M+H]、t=3.32分(実施例150と同一の化合物)
実施例27
Figure 0006088980

2,2−ジメチル−N−[5−[6−(4−メチル−2−ピリジル)イミダゾ[2,1−f]ピリダジン−2−イル]−2−(トリフルオロメチル)フェニル]プロパンアミド
8mLバイアルに、N−tert−ブチル−5−(6−クロロイミダゾ[2,1−f]ピリダジン−2−イル)−2−(トリフルオロメチル)ベンズアミド(0.025g、0.063mmol)、4−メチル−2−ピリジル亜鉛ブロミド(0.26mL、0.13mmol、THF中0.5M)、ビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)ジクロリド(0.0044g、0.0063mmol)およびTHF(0.26mL)を装填する。
反応容器をNでパージし、混合物を60℃で16時間撹拌する。混合物を濃縮し、1:1 EtOAcおよびCHCl中に投入し、濾過し、シリカ(CHCl中0〜100%のEtOAc)によって精製して、表題化合物(18mg、67%の収率)が得られる。LCMS m/z=454.6[M+H]、t=3.22分(実施例151と同一の化合物)
実施例28
Figure 0006088980

2,2−ジメチル−N−[5−[6−(3−メチル−2−ピリジル)イミダゾ[2,1−f]ピリダジン−2−イル]−2−(トリフルオロメチル)フェニル]プロパンアミド
8mLバイアルに、N−tert−ブチル−5−(6−クロロイミダゾ[2,1−f]ピリダジン−2−イル)−2−(トリフルオロメチル)ベンズアミド(0.025g、0.063mmol)、3−メチル−2−ピリジル亜鉛ブロミド(0.26mL、0.13mmol、THF中0.5M)、ビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)ジクロリド(0.0044g、0.0063mmol)およびTHF(0.26mL)を装填する。反応容器をNでパージし、混合物を60℃で16時間撹拌する。混合物を濃縮し、1:1 EtOAcおよびCHClに投入し、濾過し、シリカ(CHCl中0〜100%のEtOAc)によって精製して、表題化合物(19mg、70%の収率)が得られる。LCMS m/z=454.6[M+H]、t=3.06分(実施例152と同一の化合物)
実施例29
Figure 0006088980

N−[5−(6−シアノイミダゾ[2,1−f]ピリダジン−2−イル)−2−(トリフルオロメチル)フェニル]−2,2−ジメチル−プロパンアミド
8mLバイアルに、N−[5−(6−クロロイミダゾ[2,1−f]ピリダジン−2−イル)−2−(トリフルオロメチル)フェニル]−2,2−ジメチル−プロパンアミド(0.059g、0.15mmol)、シアン化銅(0.035g、0.3mmol)、および4−メチルモルホリン(0.43mL)を装填する。混合物をマイクロ波で4時間撹拌し、次いで、冷却し、EtO、飽和水性NaHCOで希釈し、二相混合物を濾過する。有機分を収集し、水層をEtOでさらに2回抽出する。有機分を合わせ、乾燥し、濃縮し、分取プレートTLC(1:1ヘキサン:EtOAc)によって精製して、表題化合物(15mg、26%の収率)が得られる。LCMS m/z=388.5[M+H]、t=2.56分(実施例173と同一の化合物)
実施例30
Figure 0006088980

2−[3−(2,2−ジメチルプロパノイルアミノ)−4−(トリフルオロメチル)フェニル]イミダゾ[2,1−f]ピリダジン−6−カルボキサミド
8mLバイアルに、N−[5−(6−シアノイミダゾ[2,1−f]ピリダジン−2−イル)−2−(トリフルオロメチル)フェニル]−2,2−ジメチル−プロパンアミド(0.019g、0.05mmol)、EtOH−DMSO(1.2mL、5:1)、NaOH(0.1mL、水中1M)、およびH(0.1mL、水中30%)を装填する。混合物を室温で2時間撹拌し、水(4mL)で希釈し、EtOAc(2x)およびCHCl(1x)で抽出した。有機分を乾燥し、セライト上で濃縮し、シリカ(CHCl中0〜100%のEtOAc)で精製して、表題化合物(12mg、60%の収率)が得られる。LCMS m/z=406.5[M+H]、t=2.12分(実施例180と同一の化合物)
実施例31
Figure 0006088980

6−クロロ−2−[3−ニトロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]イミダゾ[1,2−a]ピリジン
2−アミノ−5−クロロピリジン(0.064g、0.5mmol)および2−ブロモ−1−[3−ニトロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]エタノン(0.156g、0.5mmol)のアセトニトリル(3ml)中溶液を、100℃で18時間撹拌する。混合物を濃縮し、シリカ(ヘキサン中0から100%のEtOAc)に精製して、表題化合物(165mg、97%の収率)が得られる。LCMS m/z=342.3[M+H]、t=2.86分
実施例32
Figure 0006088980

6−クロロ−2−[3−アミノ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]イミダゾ[1,2−a]ピリジン
鉄(0.140g)を、6−クロロ−2−[3−ニトロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]イミダゾ[1,2−a]ピリジン(0.171g)、HOAc(0.230mL)およびEtOH−HO(2mL、4:1)の混合物に添加する。混合物を80℃で2時間撹拌し、次いで、冷却し、濃縮し、NaHCO飽和水溶液中に投入し、EtOAcおよびCHClで抽出する。有機分を乾燥し、濃縮して、表題化合物(150mg、96%の収率)が得られる。これはさらなる精製をせず使用する。LCMS m/z=312.4[M+H]、t=1.96分
実施例33
Figure 0006088980

N−[5−(6−クロロイミダゾ[1,2−a]ピリジン−2−イル)−2−(トリフルオロメチル)フェニル]−2,2−ジメチル−プロパンアミド
20mLバイアルに、5−(6−クロロイミダゾ[1,2−a]ピリジン−2−イル)−2−(トリフルオロメチル)アニリン(0.156g、0.5mmol)、アセトニトリル(4.12mL)およびピリジン(0.081mL)を装填する。この混合物にトリメチルアセチルクロリド(0.123mL、0.001mol)を添加し、80℃で20分間撹拌する。この溶液を濃縮し、EtOAc(10mL)に投入し、HCl(10mL、1M)およびNaOH(10mL、1M)で1回洗浄する。有機分を乾燥し、濃縮し、シリカ(ヘキサン中0〜100%のEtOAc)で精製して、表題化合物(106mg、54%の収率)が得られる。LCMS m/z=396.4[M+H]、t=2.54分(実施例81と同一の化合物)
実施例34
Figure 0006088980

6−ブロモ−2−[3−ニトロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]イミダゾ[1,2−a]ピリジン
2−アミノ−5−ブロモピリジン(0.259g、1.5mmol)および2−ブロモ−1−[3−ニトロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]エタノン(0.468g、1.5mmol)の撹拌したアセトニトリル(3mL)中混合物を100℃で18時間加熱する。この混合物を濃縮し、表題化合物(618mg)が得られる。これはさらなる精製をせず使用する。LCMS m/z=388.3[M+H]、t=2.94分
実施例35
Figure 0006088980

6−ブロモ−2−[3−アミノ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]イミダゾ[1,2−a]ピリジン
Fe(0.447g)を、6−ブロモ−2−[3−ニトロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]イミダゾ[1,2−a]ピリジン(0.618g)、HOAc(0.733mL)、およびEtOH−HO(10mL、4:1)の混合物に添加する。混合物を80℃で2時間撹拌し、次いで濃縮し、飽和水性NaHCO中に投入し、EtOAcおよびCHClで抽出する。有機分を乾燥し、濃縮し、表題化合物(463mg)が得られる。これはさらなる精製をせず使用する。LCMS m/z=356.4[M+H]、t=2.04分
実施例36
Figure 0006088980

N−[5−(6−ブロモイミダゾ[1,2−a]ピリジン−2−イル)−2−(トリフルオロメチル)フェニル]−2,2−ジメチル−プロパンアミド
20mLバイアルに、5−(6−ブロモイミダゾ[1,2−a]ピリジン−2−イル)−2−(トリフルオロメチル)アニリン(0.463g、0.0013mol)、アセトニトリル(7mL)およびピリジン(0.210mL)を装填する。この混合物にトリメチルアセチルクロリド(0.320mL、2.6mmol)を添加し、80℃で20分間撹拌する。この溶液を濃縮し、EtOAc(10mL)に投入し、HCl(10mL、1M)およびNaOH(10mL、1M)で1回洗浄する。有機分を乾燥し、濃縮し、シリカ(ヘキサン中0〜100%のEtOAc)で精製して、表題化合物(212mg、37%の収率)が得られる。LCMS m/z=440.4[M+H]、t=2.67分
実施例37
Figure 0006088980

N−[5−[6−(2−フルオロフェニル)イミダゾ[1,2−a]ピリジン−2−イル]−2−(トリフルオロメチル)フェニル]−2,2−ジメチル−プロパンアミド
8mLバイアルに、N−[5−(6−ブロモイミダゾ[1,2−a]ピリジン−2−イル)−2−(トリフルオロメチル)フェニル]−2,2−ジメチル−プロパンアミド(0.044g、0.11mol)、(2−フルオロフェニル)ボロン酸(Combi−Blocks、28mg、0.2mmol)、NaCO(0.032g、0.3mmol)、ビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)ジクロリド(7mg、0.01mmol)およびイソプロパノール−水(1mL、3:1)を装填する。反応混合物を80℃で16時間撹拌し、次いで、冷却し、濃縮し、EtOAcおよびCHCl(1:1)に投入し、濾過し、セライト上に濃縮し、シリカゲルクロマトグラフィ(ヘキサン中0〜100%のEtOAc)によって精製して、表題化合物(25.4mg、55%の収率)が得られる。LCMS m/z=456.5[M+H]、t=2.69分(実施例83と同一の化合物)
実施例38
Figure 0006088980

N−[5−[6−[2−フルオロ−5−(トリフルオロメチル)フェニル]イミダゾ[1,2−a]ピリジン−2−イル]−2−(トリフルオロメチル)フェニル]−2,2−ジメチル−プロパンアミド
8mLバイアルに、N−[5−(6−ブロモイミダゾ[1,2−a]ピリジン−2−イル)−2−(トリフルオロメチル)フェニル]−2,2−ジメチル−プロパンアミド(0.044g、0.11mmol)、2−フルオロ−5−(トリフルオロメチル*metyhl)フェニル]ボロン酸(Combi−Blocks、42mg、0.2mmol)、NaCO(0.032g、0.3mmol)、ビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)ジクロリド(7mg、0.01mmol)およびイソプロパノール−水(1mL、3:1)を装填する。混合物を80℃で16時間撹拌し、次いで冷却し、濃縮し、EtOAcおよびCHCl(1:1)に投入し、濾過し、セライト上に濃縮し、シリカゲルクロマトグラフィ(ヘキサン中0〜100%のEtOAc)によって精製して、表題化合物(29.9mg、57%の収率)が得られる。LCMS m/z=524.5[M+H]、t=3.09分(実施例84と同一の化合物)
実施例39
Figure 0006088980

6−クロロ−3−メチル−2−フェニルイミダゾ[1,2−b]ピリダジン
6−クロロピリダジン−3−アミン
(1.00g、7.71mmol)および2−ブロモ−1−フェニルプロパン−1−オン(Sigma−Aldrich、1.54g、7.71mmol)の撹拌したアセトニトリル(50mL)中溶液を、80℃で16時間加熱する。混合物を濃縮乾固し、クロマトグラフィ(ヘキサンからEtOAc)によって精製して、黄褐色の固体として表題化合物(1.52g、81%)が得られる。R0.52(1:1 EtOAc:ヘキサン);LCMS(m/z)=244.2、246.3[M+H]、t=2.61分
実施例40
Figure 0006088980

6−(4−(4−フルオロベンジル)ピペラジン−1−イル)−3−メチル−2−フェニルイミダゾ[1,2−b]ピリダジン
6−クロロ−3−メチル−2−フェニルイミダゾ[1,2−b]ピリダジン(1.00g、4.35mmol)および1−(4−フルオロベンジル)ピペラジン(Sigma−Aldrich、1.54g、4.35mmol)の溶液(トリエチルアミン(13.0mmol)を含有するアセトニトリル(50mL)中)を、マイクロ波で180℃で5時間加熱する。反応混合物を濃縮乾固し、次いで、クロマトグラフィ(ヘキサンからEtOAc)によって精製して、オフホワイト色の固体として表題生成物(0.82g、81%)が得られる。R0.30(EtOAc);LCMS(m/z)=402.4[M+H]、t=1.74分(実施例134と同一の化合物)
実施例41
Figure 0006088980

2−ブロモ−1−(3−ブロモ−4−(トリフルオロメチル)フェニル)エタノン
0℃の3−アミノ−4−(トリフルオロメチル)安息香酸(Matrix Scientific、2.05g、10mmol)の撹拌した混合物(水性HBr(水中48%、20mL)およびHO(67mL)中)に、NaNO(0.828g)を15分にわたり分割して添加する。30分間溶液を撹拌した後、混合物をCuBr(2.5g)の溶液(水性HBr(水中48%、40mL)およびHO(100mL)中)に滴下添加する。混合物を75℃で2時間、次いで室温で16時間撹拌する。この混合物を20%NaOHで処理し、10を超えるpHに上げ、次いで、セライトに通して濾過する。結果として得られた溶液を6M HClでpH 1に酸性化し、ジクロロメタン(3×100mL)で抽出する。有機層を収集し、NaSOで乾燥し、濾過し、濃縮して、3−ブロモ−4−(トリフルオロメチル)安息香酸(2.30g、85.5%の収率)が得られる。LCMS m/z=269.1、271.1の[M+H]
粗の酸(2.0g、7.43mmol)の塩化チオニル(25mL)中混合物を16時間還流する。混合物を減圧下で濃縮し、黄色の油状物が得られる。これをジクロロメタン(50mL)に投入し、トリメチルシリルジアゾメタン(18.5mL、ヘキサン中2M)を添加する。反応物を室温で4時間撹拌し、0℃に冷却し、HBr/HOAc(5.25mL、酢酸中33%HBr)を徐々に添加する(ガス発生)。添加が完了した後、混合物を0℃で20分間撹拌し、次いで減圧下で濃縮し、オレンジ色の油状物として表題化合物(2.48g、96%)が得られる。これはさらなる精製をせず使用する。
実施例42
Figure 0006088980

2−(3−ブロモ−4−(トリフルオロメチル)フェニル)−6−クロロイミダゾ[1,2−b]ピリダジン
5−クロロピラジン−2−アミン(0.928g、7.1mmol)および2−ブロモ−1−[3−ブロモ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]エタノン(2.48g、7.1mmol)の撹拌したアセトニトリル(100mL)中溶液を、80℃で18時間加熱する。混合物をセライト上に濃縮し、シリカゲルクロマトグラフィ(ヘキサン中0〜100%のEtOAc)によって精製して、表題化合物(1.63g、61%の収率)が得られる。LCMS m/z=376.1、378.1の[M+H];t=3.19分(の実施例203と同一の化合物)
実施例43
Figure 0006088980

2−(3−ブロモ−4−(トリフルオロメチル)フェニル)−6−エトキシイミダゾ[1,2−b]ピリダジン
NaOEt(EtOH中21%、2.97mL)を、2−[3−ブロモ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−6−クロロ−イミダゾ[2,1−f]ピリダジン(1.5g、3.98mmol)のTHF(50mL)中混合物に添加する。混合物を50℃で4時間撹拌し、次いで、THF溶液をセライト上に濃縮し、シリカゲルクロマトグラフィ(ヘキサン中0〜100%のEtOAc)によって精製して、表題化合物(1.36g、88.8%の収率)が得られる。LCMS(m/z)=386.3、388.3[M+H]、t=3.34分(実施例204と同一の化合物)
実施例44
Figure 0006088980

5−(6−エトキシイミダゾ[2,1−f]ピリダジン−2−イル)−2−(トリフルオロメチル)ベンゾニトリル
2−[3−ブロモ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]−6−エトキシ−イミダゾ[2,1−f]ピリダジン(0.050g、0.129mmol)およびCuCN(0.058g)の4−メチルモルホリン(2.0mL)中混合物を、マイクロ波で10分間220℃で加熱する。この混合物をMeOH(10mL)で希釈し、固体を濾過によって除去する。粗製溶液を濃縮しMeOHを除去する。水(50mL)を添加し、固体沈殿物を収集する。粗生成物をシリカゲルクロマトグラフィ(ヘキサン中0〜100%のEtOAc)によって精製し、表題化合物(0.03g、71%の収率)が得られる。LCMS m/z=333.3[M+H]
実施例45
Figure 0006088980

5−(6−エトキシイミダゾ[2,1−f]ピリダジン−2−イル)−2−(トリフルオロメチル)安息香酸
5−(6−エトキシイミダゾ[2,1−f]ピリダジン−2−イル)−2−(トリフルオロメチル)ベンゾニトリル(0.030g)およびNaOH(2mL、10N)の混合物を48時間還流する。反応混合物を冷却し、EtO(2×2mL)で抽出する。pHを1に低下させ、EtOAc(2×3mL)で抽出する。有機分を収集し、乾燥し、濃縮して、表題*tile化合物(0.03g、99%の収率)が得られる。LCMS m/z=352.3[M+H]
実施例46
Figure 0006088980

N−tert−ブチル−5−(6−エトキシイミダゾ[2,1−f]ピリダジン−2−イル)−2−(トリフルオロメチル)ベンズアミド
8mLバイアルに、アセトニトリル(0.5mL)、5−(6−エトキシイミダゾ[2,1−f]ピリダジン−2−イル)−2−(トリフルオロメチル)安息香酸(0.035g、0.0001mol)、t‐ブチルアミン(0.016mL)、トリエチルアミン(0.055mL)、および(ベンゾトリアゾール−1−イルオキシ)トリス(ジメチルアミノ)ホスホニウムヘキサフルオロホスファート(0.088g)を装填する。混合物を撹拌し、80℃で16時間加熱し、冷却し、セライト上に濃縮し、シリカ(ヘキサン中0〜100%のEtOAc)によって精製して、表題化合物(0.011g、28%の収率)が得られる。LCMS m/z=407.5[M+H]、t=2.74分(実施例211と同一の化合物)
実施例47
Figure 0006088980

5−(6−エトキシイミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)−2−(トリフルオロメチル)ベンゼン−1−スルホニルクロリド
−10℃の5−(6−エトキシイミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)−2−(トリフルオロメチル)アニリン(1.00g、3.10mmol)の撹拌した濃HCl(6mL)中混合物に、亜硝酸ナトリウム(3.41mmol)の水(3mL)中溶液を滴下添加し、反応混合物を−10℃で30分間撹拌する。次いで、この混合物を、CuCl(1.55mmol)を含有するSO/AcOH(〜0.2g/mL、50mL)の溶液に0℃で分割して添加する。室温にこの反応物を暖め、さらに1時間撹拌する。混合物を氷水(400mL)に注ぎ、沈殿物を濾過によって収集し、氷水(3×25mL)で洗浄し、真空下に乾燥し、緑色の固体として1.02g(81%)の表題化合物が得られる。生成物はさらなる精製をせず使用する。
実施例48
Figure 0006088980

N−シクロプロピル−5−(6−エトキシイミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)−2−(トリフルオロメチル)ベンゼンスルホンアミド
シクロプロパンアミン(0.025mL、0.369mmol)のアセトニトリル(1mL)中溶液に、5−(6−エトキシイミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)−2−(トリフルオロメチル)ベンゼン−1−スルホニルクロリド(0.123mmol)を添加する。この混合物を60℃で12時間撹拌する。混合物を濃縮乾固し、次いで、ヘキサンからEtOAcの勾配を使用して、クロマトグラフィによって精製して、白色の固体として0.035g(67%)の表題化合物が得られる。LCMS(m/z)=427.4[M+H]、t=2.76分(実施例212と同一の化合物)
実施例49
Figure 0006088980

6−エトキシ−2−(3−(ピリジン−2−イル)−4−(トリフルオロメチル)フェニル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン
2−(3−ブロモ−4−(トリフルオロメチル)フェニル)−6−エトキシイミダゾ[1,2−b]ピリダジン(0.025g、0.0647mmol)の溶液(ピリジン−2−イル亜鉛(II)ブロミド(0.323mmol)を含有するTHF(0.647mL)中)に、Pd(dppf)Cl(0.0194mmol)を添加する。混合物を60℃で12時間加熱し、次いで冷却し、飽和水性NaHCO(1mL)でクエンチし、CHCl(3×3mL)で抽出する。有機層を収集し、濃縮乾固する。粗生成物を分取TLCによってCHCl:EtOAc:メタノール(1:1:0.1)を使用して精製して、白色の固体として0.0022g(9%)の表題化合物が得られる。R0.35(1:1 EtOAc:ヘキサン);LCMS(m/z)=385.4[M+H]、t=2.69分(実施例218と同一の化合物)
実施例50
Figure 0006088980

1−(4−メチル−3−ニトロフェニル)プロパン−1−オン
10℃未満に反応温度を維持しながら0℃の発煙硝酸(100mL)の溶液を、1−p−トリルプロパン−1−オン(Sigma−Aldrich、121mmol)に滴下添加する。反応混合物を0℃で1時間撹拌し、次いで、過剰氷水に注ぐ。この混合物を冷凍庫に終夜置き、沈殿物を濾過によって収集し、氷水で洗浄し、CHClに投入する。有機溶液を飽和水性NaHCO(100mL)で洗浄し、有機層を収集し、NaSOで乾燥し、濾過し、濃縮乾固する。粗物質をクロマトグラフィ(ヘキサンからEtOAc)によって精製し、淡黄色の固体として表題化合物(14.8g、63%)が得られる。R0.5(1:4 EtOAc:ヘキサン).
実施例51
Figure 0006088980

2−ブロモ−1−(4−メチル−3−ニトロフェニル)プロパン−1−オン
1−(4−メチル−3−ニトロフェニル)プロパン−1−オン(6.6g、34.1mmol)のCHCl(200mL)中溶液に、臭素(34.1mmol)を20分にわたり滴下添加する。この反応物を室温で4時間撹拌し、次いで、飽和水性NaHCO(100mL)で洗浄し、有機層を収集し、NaSOで乾燥し、濾過し、濃縮乾固して、オレンジ色の油状物として9.0g(97%)の表題化合物が得られる。R0.53(1:1 CHCl:ヘキサン).
実施例52
Figure 0006088980

6−クロロ−3−メチル−2−(4−メチル−3−ニトロフェニル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン
6−クロロピリダジン−3−アミン(2.38g、18.3mmol)および2−ブロモ−1−(4−メチル−3−ニトロフェニル)プロパン−1−オン(5.0g、18.3mmol)の撹拌したアセトニトリル(100mL)中溶液を80℃で16時間加熱する。混合物を濃縮乾固し、次いで、シリカクロマトグラフィ(ヘキサンからEtOAc)によって精製して、淡黄色の固体として表題化合物(3.2g、57%)が得られる。R0.30(CHCl);LCMS(m/z)=303.3、305.2[M+H]、t=2.84分
実施例53
Figure 0006088980

5−(6−クロロ−3−メチルイミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)−2−メチルアニリン
6−クロロ−3−メチル−2−(4−メチル−3−ニトロフェニル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン(2.00g、6.60mmol)の混合物(AcOH(39.6mmol)を含有するエタノール(100mL)および水(25mL)中)に鉄(1.84g、33.0mmol)を添加する。混合物を80℃で6時間加熱し、次いで冷却し、減圧下で濃縮し、飽和水性NaHCO(100mL)を添加する。この混合物をEtOAc(3×50mL)で抽出する。有機層を収集し、NaSOで乾燥し、濾過し、濃縮乾固する。
粗物質をクロマトグラフィ(ヘキサンからEtOAc)によって精製して、黄色の固体として表題化合物(1.45g、80%)が得られる。R0.52(EtOAc);LCMS(m/z)=273.3、275.3[M+H]、t=1.79分
実施例54
Figure 0006088980

N−(5−(6−クロロ−3−メチルイミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)−2−メチルフェニル)ピバルアミド
5−(6−クロロ−3−メチルイミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)−2−メチルアニリン(1.40g、5.13mmol)の溶液(アセトニトリル(100mL)およびピリジン(15.3mmol)中)に、トリメチルアセチルクロリド(5.38mmol)を添加する。この混合物を室温で4時間撹拌する。反応混合物を濃縮乾固し、次いで、クロマトグラフィによってヘキサンからEtOAcの勾配を使用して精製して、黄色の固体として表題化合物(1.25g、68%)が得られる。R0.24(1:1 EtOAc:ヘキサン);LCMS(m/z)=357.4[M+H]、t=2.51分(実施例311と同一の化合物)
実施例55
Figure 0006088980

N−(5−(6−(2−フルオロフェニル)−3−メチルイミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)−2−メチルフェニル)ピバルアミド
N−(5−(6−クロロ−3−メチルイミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)−2−メチルフェニル)ピバルアミド(0.100g、0.280mmol)、4−フルオロフェニルボロン酸(0.420mmol)、NaCO(0.840mmol)、2−プロパノール(9mL)および水(3mL)のNで脱気(5分)しておいた混合物に、PdCl(PPh(0.0280)を添加する。混合物を80℃で12時間加熱し、飽和水性NaHCO(50mL)で希釈し、EtOAc(3×25mL)で抽出する。有機層を収集し、NaSOで乾燥し、濾過し、濃縮乾固する。粗生成物をクロマトグラフィによってヘキサンからEtOAcの勾配を使用して精製して、黄色の固体として表題化合物(0.073g、62%)が得られる。R0.29(1:1 EtOAc:ヘキサン);LCMS(m/z)=417.5[M+H]、t=2.71分(実施例312と同一の化合物)
実施例56
Figure 0006088980

6−(2−フルオロフェニル)ピリダジン−3−アミン
6−クロロピリダジン−3−アミン(3.00g、23.1mmol)、4−フルオロフェニルボロン酸(34.7mmol)、NaCO(69.3mmol)のNで脱気(5分)した混合物(2−プロパノール(150mL)および水(50mL)中)に、PdCl(PPh(1.15mmol)を添加する。混合物を80℃で12時間加熱し、減圧下で濃縮し、飽和水性NaHCO(100mL)を添加し、EtOAc(3×100mL)で抽出する。有機層を収集し、NaSOで乾燥し、濾過し、濃縮乾固する。粗生成物をクロマトグラフィによってCHClから70%のCHCl:EtOAc:メタノール(1:1:0.1)の勾配を使用して精製して、白色の固体として表題化合物(3.82g、87%)が得られる。R0.37(1:1:0.1 CHCl:EtOAc:メタノール);LCMS(m/z)=190.2[M+H]、t=0.44分
実施例57
Figure 0006088980

2−(4−ブロモ−3−ニトロフェニル)−6−(2−フルオロフェニル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン
6−(2−フルオロフェニル)ピリダジン−3−アミン(2.22g、11.7mmol)および2−ブロモ−1−(4−ブロモ−3−ニトロフェニル)エタノン(3.78g、11.7mmol)の撹拌したアセトニトリル(100mL)中溶液を、80℃で12時間加熱する。混合物を濃縮乾固し、次いで、CHClを使用してクロマトグラフィによって精製して、黄色の固体として表題化合物(1.83g、37%)が得られる。R0.46(CHCl);LCMS(m/z)=413.3、415.3[M+H]、t=3.19分
実施例58
Figure 0006088980

6−(2−フルオロフェニル)−2−(3−ニトロ−4−((トリメチルシリル)エチニル)フェニル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン
2−(4−ブロモ−3−ニトロフェニル)−6−(2−フルオロフェニル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン(0.500g、1.21mmol)、エチニルトリメチルシラン(2.42mmol)、PdCl(PPh(0.0242mmol)の混合物(トリエチルアミン(6.05mmol)を含有するTHF(50mL)中)にCuI(0.0242mmol)を添加する。この混合物をNで脱気し(5分)、次いで60℃で12時間加熱する。混合物を濾過し、続いてEtOACで洗浄し、濾液を収集し、減圧下で濃縮し、粗生成物をクロマトグラフィによってCHClを使用して精製して、黄色の固体として表題化合物(0.425g、81%)が得られる。R0.56(CHCl);LCMS(m/z)=431.4[M+H]、t=3.86分
実施例59
Figure 0006088980

2−(4−エチニル−3−ニトロフェニル)−6−(2−フルオロフェニル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン
6−(2−フルオロフェニル)−2−(3−ニトロ−4−((トリメチルシリル)エチニル)フェニル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン(0.250g、0.58mmol)の撹拌した混合物(水(0.031mL)中触媒量の炭酸セシウム(0.101mmol)を含有するアセトニトリル(100mL)中)を60℃で4時間加熱する。混合物を濃縮乾固し、次いでクロマトグラフィによってCHClを使用して精製して、黄色の固体として表題生成物(0.170g、82%)が得られる。R0.40(CHCl);LCMS(m/z)=359.4[M+H]、t=3.02分
実施例60
Figure 0006088980

2−エチニル−5−(6−(2−フルオロフェニル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)アニリン
2−(4−エチニル−3−ニトロフェニル)−6−(2−フルオロフェニル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン(0.050g、0.139mmol)の溶液(AcOH(0.834mmol)を含有するエタノール(3mL)および水(1mL)中)に、鉄(0.038g、0.695mmol)を添加する。混合物を撹拌し、80℃で2時間加熱し、次いで減圧下で濃縮し、飽和水性NaHCO(20mL)を添加する。この混合物をEtOAc(3×20mL)で抽出する。有機層を収集し、NaSOで乾燥し、濾過し、濃縮乾固する。粗生成物をクロマトグラフィによってヘキサンからEtOAcの勾配を使用して精製し、黄色の固体として表題化合物(0.033g、73%)が得られる。R0.30(1:1 EtOAc:ヘキサン);LCMS(m/z)=329.4[M+H]、t=2.65分(実施例320と同一の化合物)
実施例61
Figure 0006088980

N−(2−エチニル−5−(6−(2−フルオロフェニル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)フェニル)ピバルアミド
2−エチニル−5−(6−(2−フルオロフェニル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)アニリン(0.030g、0.0913mmol)の溶液(ピリジン(0.273mmol)を含有するアセトニトリル(1mL)中)に、トリメチルアセチルクロリド(0.0958mmol)を添加する。混合物を室温で4時間撹拌し、次いで濃縮乾固し、残渣をシリカクロマトグラフィ(ヘキサンからEtOAc)によって精製して、黄色の固体として表題化合物(0.029g、78%)が得られる。R0.58(1:1 EtOAc:ヘキサン);LCMS(m/z)=413.5[M+H]、t=3.19分(実施例321と同一の化合物)
実施例62
Figure 0006088980

ジエチル2−(5−ブロモ−3−ニトロピリジン−2−イル)マロナート
0℃のNaH(3.36g、60%の鉱油、84.2mmol)のDMF(60mL)中混合物に、マロン酸ジエチル(84.2mmol)を滴下添加する。この混合物を室温に20分間暖め、次いで、0℃に冷却する。5−ブロモ−2−クロロ−3−ニトロピリジン(Combi−Blocks、42.1mmol)のDMF(20mL)中溶液を徐々に添加し、反応物を室温に暖め、続いて40℃で3時間加熱する。この反応物を水(1M、100mL)中AcOHでクエンチし、CHCl(3×200mL)で抽出する。有機層を収集し、NaSOで乾燥し、濾過し、濃縮乾固する。粗生成物を、クロマトグラフィによってCHClを使用して精製し、油状物として12.8g(84%)の表題化合物が得られる。R0.65(CHCl);LCMS(m/z)=361.3、363.3[M+H]、t=2.59分
実施例63
Figure 0006088980

5−ブロモ−2−メチル−3−ニトロピリジン
ジエチル2−(5−ブロモ−3−ニトロピリジン−2−イル)マロナート(12.5g、34.6mmol)の撹拌したHCl(水中7N、200mL)中混合物を、18時間加熱還流する。この混合物を室温に冷却し、CHCl(3×200mL)で抽出する。有機層を収集し、NaSOで乾燥し、濾過し、濃縮乾固する。粗生成物を、クロマトグラフィによってCHClを使用して精製し、黄色の固体として表題化合物(5.8g、84%)が得られる。R0.67(CHCl);LCMS(m/z)=217.1、219.2[M+H]、t=2.01分
実施例64
Figure 0006088980

2−メチル−3−ニトロ−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ピリジン
5−ブロモ−2−メチル−3−ニトロピリジン(0.50g、0.230mmol)、ビス−(ピナコラト)ジボロン(2.30mmol)、酢酸カリウム(4.60mmol)の1,4−ジオキサン(5mL)中混合物に、Pd(dppf)Cl(0.0194mmol)を添加する。混合物をマイクロ波で100℃で90分間加熱し、冷却し、濃縮乾固し、粗生成物をクロマトグラフィ(ヘキサンからEtOAc)によって精製して、黄色の固体として0.402g(66%)の表題生成物が得られる。LCMS(m/z)(ボロン酸)=183.2[M+H]、t=0.69分
実施例65
Figure 0006088980

メチル2−(3−(2−フルオロフェニル)−6−イミノピリダジン−1(6H)−イル)アセタート臭化水素酸塩
6−(2−フルオロフェニル)ピリダジン−3−アミン(0.500g、2.64mmol)および2−ブロモ酢酸メチル(2.90mmol)の撹拌したアセトニトリル(15mL)中溶液を、80℃で4時間加熱する。混合物を0℃で冷却し、沈殿物を濾過によって収集し、冷たいアセトニトリル(2×10mL)で洗浄して、白色の固体として表題化合物(0.693g、76%)が得られる。LCMS(m/z)=262.3[M+H]、t=0.47分
実施例66
Figure 0006088980

2−クロロ−6−(2−フルオロフェニル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン
メチル2−(3−(2−フルオロフェニル)−6−イミノピリダジン−1(6H)−イル)アセタート臭化水素酸塩(0.5g、1.46mmol)のクロロベンゼン(20mL)中溶液に、POCl(7.30mmol)を添加する。反応混合物を120℃で4時間加熱し、冷却し、減圧下で濃縮乾固し、飽和水性NaHCO(25mL)を添加する。この混合物をCHCl(3×20mL)で抽出する。有機層を収集し、NaSOで乾燥し、濾過し、濃縮乾固する。粗生成物をシリカクロマトグラフィ(ヘキサンからEtOAc)によって精製し、白色の固体として表題化合物(0.309g、85%)が得られる。
0.39(1:4 EtOAc:ヘキサン);LCMS(m/z)=248.2、250.2[M+H]、t=2.51分
実施例67
Figure 0006088980

6−(2−フルオロフェニル)−2−(6−メチル−5−ニトロピリジン−3−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン
2−クロロ−6−(2−フルオロフェニル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン(0.100g、0.403mmol)、2−メチル−3−ニトロ−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ピリジン(0.605mmol)、NaCO(2.01mmol)のNで脱気(5分)しておいた混合物(2−プロパノール(3.75mL)および水(1.25mL)中)に、PdCl(PPh(0.0403mmol)を添加する。混合物を80℃で12時間加熱し、次いで冷却し、減圧下で濃縮し、飽和水性NaHCO(20mL)を添加し、EtOAc(3×20mL)で抽出する。有機層を収集し、NaSOで乾燥し、濾過し、濃縮乾固する。粗生成物をクロマトグラフィ(ヘキサンからEtOAc)によって精製し、白色の固体として表題化合物(0.016g、11%)が得られる。R0.38(1:1 EtOAc:ヘキサン);LCMS(m/z)=350.3[M+H]、t=2.71分
実施例68
Figure 0006088980

N−(5−(6−(2−フルオロフェニル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)−2−メチルピリジン−3−イル)ピバルアミド
6−(2−フルオロフェニル)−2−(6−メチル−5−ニトロピリジン−3−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン(0.016g、0.0458mmol)の溶液(AcOH(0.274mmol)を含有するエタノール(3mL)および水(1mL)中)に、鉄(0.013g、0.229mmol)を添加する。この混合物を80℃で2時間加熱する。この混合物を減圧下で濃縮し、飽和水性NaHCO(10mL)を添加する。この混合物をEtOAc(20mL)で抽出する。有機層を収集し、濃縮乾固する。粗アミンをピリジン(0.137mmol)を含むアセトニトリル(3mL)に投入する。この溶液に、トリメチルアセチルクロリド(0.0503mmol)を添加する。混合物を室温で4時間撹拌し、濃縮乾固し、次いで、シリカクロマトグラフィによってCHClからCHCl:EtOAc:メタノール(1:1:0.1)の勾配を使用して精製して、
淡黄色の固体として表題化合物(0.008g、44%)が得られる。R0.34(1:1:0.1 CHCl:EtOAc:メタノール);LCMS(m/z)=404.4[M+H]、t=2.11分(実施例390と同一の化合物)
実施例69
Figure 0006088980

2−ブロモ−1−(4−メチル−3−ニトロ−フェニル)エタノン
1−(4−メチル−3−ニトロ−フェニル)エタノン(Sigma−Aldrich、25.08g、0.14mol)のCHCl(269mL)中溶液を0℃に冷却する。これに、臭素(7.17mL、0.14mol)を、撹拌しながら0℃で添加する。反応混合物を室温に合計90分にわたって徐々に暖める。氷水(500mL)を添加し、有機分を収集し、水層をCHCl(2×250mL)で抽出する。有機層を合わせ、水で洗浄し、NaSOで乾燥し、濃縮して、表題化合物(36.1g、99%の収率)が得られる。LCMS m/z=258.3, 260.2 [M+H]、t=2.39分
実施例70
Figure 0006088980

6−クロロ−2−(4−メチル−3−ニトロ−フェニル)イミダゾ[2,1−f]ピリダジン
6−クロロピリダジン−3−アミン(18.4g、0.14mol)および2−ブロモ−1−(4−メチル−3−ニトロ−フェニル)エタノン(36.13g、0.14mol)の撹拌したアセトニトリル(219mL)中溶液を、18時間加熱還流する。混合物を水(500mL)で希釈し、室温で1時間撹拌し、固体を濾過によって収集し、表題化合物(35.65g、88%の収率)が得られる。LCMS m/z=289.4[M+H]、t=2.65分
実施例71
Figure 0006088980

5−(6−クロロイミダゾ[2,1−f]ピリダジン−2−イル)−2−メチル−アニリン
鉄(1.34g)を、6−クロロ−2−(4−メチル−3−ニトロ−フェニル)イミダゾ[2,1−f]ピリダジン(1.15g、0.004mol)およびEtOH−AcOH(120mL、2:1)の混合物に添加する。混合物を80℃で2時間撹拌し、室温に冷却し、セライトに通して濾過し、これをEtOAcで洗浄し、濃縮する。油性の残渣をEtOAc(500mL)に溶解し、飽和NaHCO(200mL)で1回洗浄する。有機層を乾燥し、濃縮して、表題化合物(0.85g、82%)が得られる。これはさらなる精製をせず使用する。LCMS m/z=259.4[M+H]、t=1.64分
実施例72
Figure 0006088980

N−[5−(6−クロロイミダゾ[2,1−f]ピリダジン−2−イル)−2−メチル−フェニル]−2,2−ジメチル−プロパンアミド
40mLバイアルに、5−(6−クロロイミダゾ[2,1−f]ピリダジン−2−イル)−2−メチル−アニリン(0.85g、3.28mmol)、アセトニトリル(14mL)およびピリジン(0.450mL)を装填する。この混合物にトリメチルアセチルクロリド(0.628mL、0.0051mol)を添加し、80℃で20分で撹拌する。この混合物を濃縮、EtOAc(35mL)に投入し、HCl(20mL、1M)、次いでNaOH(20mL、1M)で1回洗浄する。有機層を乾燥し、濃縮し、シリカゲルクロマトグラフィ(ヘキサン中0〜100%のEtOAc)で精製して、表題化合物(1.05g、94%の収率)が得られる。LCMSm/z=343.5[M+H]、t=2.39分(実施例118と同一の化合物)
実施例73
Figure 0006088980

2,2−ジメチル−N−[2−メチル−5−[6−[2−(トリフルオロメチル)−3−ピリジル]イミダゾ[2,1−f]ピリダジン−2−イル]フェニル]プロパンアミド
8mLバイアルに、N−[5−(6−クロロイミダゾ[2,1−f]ピリダジン−2−イル)−2−メチル−フェニル]−2,2−ジメチル−プロパンアミド(0.034g、0.0001mol)、[2−(トリフルオロメチル)−3−ピリジル]ボロン酸 (Combi−Blocks、0.038g)、ビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)ジクロリド(0.007g)、NaCO(0.032g)、およびイソプロパノール−水(1mL、3:1)を装填する。この混合物を80℃で16時間加熱する。混合物を濃縮し、EtOAcおよびCHCl(1:1)に投入し、濾過し、セライト上に濃縮し、シリカゲルクロマトグラフィ(ヘキサン中0〜100%のEtOAc)によって精製して、表題化合物(0.015g、33%の収率)が得られる。LCMS m/z=454.6[M+H]、t=2.52分(実施例284と同一の化合物)
実施例74
Figure 0006088980

2,2−ジメチル−N−[2−メチル−5−[6−(3−メチルアミノピロリジン−1−イル)イミダゾ[2,1−f]ピリダジン−2−イル]フェニル]プロパンアミド
小さいマイクロ波バイアルに、ブタノール(0.183mL)、ジイソプロピルエチルアミン(0.122mL、0.7mmol)、N−メチルピロリジン−3−アミン(0.050g、0.5mmol)、およびN−[5−(6−クロロイミダゾ[2,1−f]ピリダジン−2−イル)−2−メチル−フェニル]−2,2−ジメチル−プロパンアミド(0.0397g、0.1mmol)を装填する。バイアルを密封し、マイクロ波で30分間180℃で加熱する。混合物を濃縮し、DMSOに投入し、逆相分取HPLCで勾配(15%B:85%Aから100%B、ただし、溶媒A=95%水、5%アセトニトリルおよび0.1%TFA;溶媒B=90%アセトニトリル、10%水および0.1%TFA)を用いて精製して、表題化合物(0.006g、15%の収率)が得られる。LCMS m/z=407.6[M+H]、t=1.32分(実施例360と同一の化合物)
実施例75
Figure 0006088980

[4−(トリフルオロメチル)−3−ピリジル]ボロン酸
n−ブチルリチウム(ヘキサン中2.5M、2mL)を、窒素下で−78℃で3−ブロモ−4−(トリフルオロメチル)ピリジン(Matrix Scientific、1g、0.022mol)およびホウ酸トリイソプロピル(1.25mL)の無水THF(9mL)中混合物に添加する。反応混合物を−78℃で3.5時間撹拌し、室温に徐々に温める。この反応を水(9mL)でクエンチする。有機溶媒を減圧下で除去する。結果として得られた水相をpH10にするためにNaOH(10N)で処理し、ジエチルエーテル(1×8mL)で洗浄し、酢酸を使用して水相をpH5に酸性化する。この溶液をEtOAc(1×25mL)で抽出し、有機層を乾燥し、蒸発乾固させて、表題化合物(0.150g、15%の収率)が得られる。LCMS m/z=192.2[M+H]、t=0.36分
実施例76
Figure 0006088980

2,2−ジメチル−N−[2−メチル−5−[6−[4−(トリフルオロメチル)−3−ピリジル]イミダゾ[2,1−f]ピリダジン−2−イル]フェニル]プロパンアミド
8mLバイアルに、N−[5−(6−クロロイミダゾ[2,1−f]ピリダジン−2−イル)−2−メチル−フェニル]−2,2−ジメチル−プロパンアミド(0.034g、0.1mmol)、[4−(トリフルオロメチル)−3−ピリジル]ボロン酸(0.038g)、ビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)ジクロリド(7mg)、NaCO(0.032g)、およびイソプロパノール−水(1mL、3:1)を装填する。混合物を80℃で16時間加熱し、冷却し、濃縮し、1:1 EtOAcおよびCHClに投入し、濾過し、セライト上に濃縮し、シリカゲルクロマトグラフィ(ヘキサン中10〜100%のEtOAc)によって精製して、表題化合物(0.011g、25%の収率)が得られる。LCMS m/z=454.5[M+H]、t=2.47分(実施例364と同一の化合物)
実施例77
Figure 0006088980

6−クロロ−2−[3−ニトロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]イミダゾ[1,2−a]ピラジン
5−クロロピラジン−2−アミン(0.336g、2.6mmol)および2−ブロモ−1−[3−ニトロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]エタノン(0.811g、2.6mmol)のアセトニトリル(15mL)中溶液を、100℃で18時間撹拌する。混合物を濃縮し、表題化合物(890mg)が得られる。これはさらなる精製をせず使用する。LCMS m/z=343.3[M+H]、t=2.65分
実施例78
Figure 0006088980

5−(6−クロロイミダゾ[1,2−a]ピラジン−2−イル)−2−(トリフルオロメチル)アニリン
鉄(0.726g)を、6−クロロ−2−[3−ニトロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]イミダゾ[1,2−a]ピラジン(0.891g)、HOAc(1.19mL)、およびEtOH−HO(10mL、4:1)の混合物に添加する。混合物を80℃で2時間撹拌し、冷却し、濃縮し、飽和水性NaHCOに投入し、EtOAcおよびCHClで抽出する。有機層を乾燥し、濃縮し、表題化合物(813mg)が得られる。これはさらなる精製をせず使用する。LCMS m/z=313.4[M+H]、t=2.29分
実施例79
Figure 0006088980

N−[5−(6−クロロイミダゾ[1,2−a]ピラジン−2−イル)−2−(トリフルオロメチル)フェニル]−2,2−ジメチル−プロパンアミド
20mLバイアルに、5−(6−クロロイミダゾ[1,2−a]ピラジン−2−イル)−2−(トリフルオロメチル)アニリン(0.813g、2.6mmol)、アセトニトリル(14mL)およびピリジン(0.420mL)を装填する。この混合物にトリメチルアセチルクロリド(0.640mL、5.2mmol)を添加し、80℃で20分間撹拌する。アセトニトリル溶液をセライト上に濃縮し、シリカゲルクロマトグラフィ(ヘキサン中0〜100%のEtOAc)によって精製し、表題化合物(256mg、25%の収率)が得られる。LCMS m/z=397.5[M+H]、t=2.62分(実施例85と同一の化合物))
実施例80
Figure 0006088980

N−[5−[6−(2−フルオロフェニル)イミダゾ[1,2−a]ピラジン−2−イル]−2−(トリフルオロメチル)フェニル]−2,2−ジメチル−プロパンアミド
8mLバイアルに、N−[5−(6−クロロイミダゾ[1,2−a]ピラジン−2−イル)−2−(トリフルオロメチル)フェニル]−2,2−ジメチル−プロパンアミド(0.0516g、0.13mmol)、2−フルオロフェニルボロン酸(Combi−Blocks、32mg、0.26mmol)、NaCO(0.0413g、0.39mmol)、ビス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(II)ジクロリド(0.009g、0.01mmol)、およびイソプロパノール水(1mL、3:1)を装填する。この混合物を70℃で16時間撹拌する。反応混合物を濃縮し、EtOAcおよびCHCl(1:1)に投入し、分取プレートTLC(1:1ヘキサン:EtoAc)によって精製して、表題化合物(6mg、10%の収率)が得られる。LCMS m/z=457.5[M+H]、t=3.06分(実施例86と同一の化合物)以下の化合物は、上記手順および実施例に基本的に従って、ただし、所望の生成物を得るために必要な出発物質を変えて、調製する。
Figure 0006088980

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実施例484
Figure 0006088980

2−(4−メチル−3−ピバルアミドフェニル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−6−イルボロン酸
N−[5−(6−クロロイミダゾ[2,1−f]ピリダジン−2−イル)−2−メチル−フェニル]−2,2−ジメチル−プロパンアミド(15.43g、0.045mol)、ビス(ピナコラト)ジボロン(17.14g、0.0675mol)、酢酸カリウム(8.833g、0.09mol)、[1,1′−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)(2.305g、3.15mmol)のジオキサン(153mL)中懸濁液を90℃で16時間加熱する。反応混合物を冷却し、濃縮し、NaOH水溶液(150mL、3M)に添加する。この混合物を1時間撹拌し、次いでEtOAc(300mL)で抽出する。有機層をNaOH溶液(150mL、3M)で洗浄する。水性部分を合わせ、エーテルで2回洗浄し、水性部分のpHをHCl水溶液(6M)で5に低下させ、固体形成を引き起こす。この不均一溶液を冷凍庫で2時間冷却し、固体を濾過によって収集して、所望の生成物(8.56g)が得られる。結果として得られた水溶液をEtOAcで逆抽出し、初めの有機部分と合わせて、セライトに通して濾過する。合わせた有機層を乾燥し、濃縮し、HCl水溶液(0.5M)に投入する。形成した固体生成物を、濾過によって収集し、初めのバッチと合わせて、合計10.16gの所望の表題化合物が得られる。LCMS(m/z)=353.5[M+H]、t=2.04分
実施例485
Figure 0006088980

N−(5−(6−(4−シアノ−2−(トリフルオロメチル)フェニル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)−2−メチルフェニル)ピバルアミド
200mLフラスコに、2−(4−メチル−3−ピバルアミドフェニル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−6−イルボロン酸(11.4g、0.0325mol)、4−ブロモ−3−(トリフルオロメチル)ベンゾニトリル(10.16g、0.04mol)、KCO(8.98g、0.065mol)、酢酸パラジウム(0.510g、2.28mmol)、2−ジシクロヘキシルホスフィノ−2′,6′−ジメトキシ−1,1’−ビフェニル(1.868g,4.55mmol)およびイソプロパノール−水(3:1、80mL)の溶液を装填する。この混合物はNを通して泡立たせることにより脱気し、90℃で5時間加熱する。次いで、混合物を冷却し、セライトに通して濾過し、濃縮し、シリカゲルクロマトグラフィ(CHCl中0〜100%のEtOAc)によって精製する。所望の分画を合わせて、QuadraSil MP(メルカプトプロピルを結合したシリカゲル、20g)と共に24時間撹拌し、パラジウムを捕捉し、濾過し、濃縮して、所望の表題化合物(7.5g)が得られる。LCMS(m/z)=478.6[M+H]、t=2.97分
実施例486
Figure 0006088980

N−(5−(6−(4−(N’−ヒドロキシカルバムイミドイル)−2−(トリフルオロメチル)フェニル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)−2−メチルフェニル)ピバルアミド
500mLフラスコに、N−(5−(6−(4−シアノ−2−(トリフルオロメチル)フェニル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)−2−メチルフェニル)ピバルアミド(7.496g、0.0157mol)、ヒドロキシルアミン塩酸塩(6.55g、0.0942mol)、EtN(15.32mL、0.1099mol)、エタノール(82.5mL)を装填し、結果として得られた混合物を80℃で2時間撹拌する。この混合物をセライト上に濃縮し、シリカゲルクロマトグラフィ(CHCl中の0から100%の10:1 EtOAc:MeOHによって溶出)によって精製する。単離した固体物質(20gを超える)はトリエチルアミンおよびヒドロキシルアミン塩を含み、この塩は、イソプロパノールで試みた再結晶化後さえ残る。次いで、この固体生成物を飽和水性NaHCOおよびEtOAcの撹拌した混合物に添加する。固体懸濁液を濾過によって収集する。液体部分をEtOAcで逆抽出し、有機層を合わせ、NaSOで乾燥し、濃縮し、追加の生成物が得られる。合わせた固体生成物を凍結乾燥器で終夜乾燥し、高温のイソプロピルアルコールから再結晶して、所望の表題生成物(6.56g)が得られる。LCMS(m/z)=511.6[M+H]、t=2.49分
実施例487
Figure 0006088980

N−(5−(6−(4−カルバムイミドイル−2−(トリフルオロメチル)フェニル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)−2−メチルフェニル)ピバルアミド
20mLバイアルに、N−(5−(6−(4−シアノ−2−(トリフルオロメチル)フェニル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)−2−メチルフェニル)ピバルアミド(0.052g、0.11mmol)を装填し、HClのMeOH中溶液(3N、3mL)を添加する。この混合物を65℃で60時間撹拌する。反応混合物を濃縮し、NHのMeOH中溶液(7M、1mL)に投入し、65℃でさらに18時間撹拌する。混合物を濃縮し、DMSOに投入し、Gilson分取逆相HPLCで精製して、表題化合物(0.016g、29%の収率)が得られる。LCMS(m/z)=495.5[M+H]、t=2.15分
実施例488
Figure 0006088980

N−(2−メチル−5−(6−(3,4,5−トリメトキシベンジルアミノ)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)フェニル)ピバルアミド
40mLバイアルに、N−[5−(6−クロロイミダゾ[2,1−f]ピリダジン−2−イル)−2−メチル−フェニル]−2,2−ジメチル−プロパンアミド(1.0285g、3mmol)、tert−ブチルxphos(0.255g、0.6mmol)、ナトリウムtert−ブトキシド(0.577g、6mmol)、およびビス(ジベンジリデンアセトン)パラジウム(0)(0.172g、0.3mmol)を装填し、バイアルをNでパージする。トルエン(16mL)および3,4,5−トリメトキシベンジルアミン(1.54mL、9mmol)を添加し、混合物を100℃で1時間加熱する。反応混合物をセライトに通して濾過し、1:1:0.1 CHCl:EtOAc:MeOHで洗浄し、
セライト上に濃縮し、シリカゲルクロマトグラフィ(0〜100%の1:1:0.1 CHCl:EtOAc:MeOH)によって精製して、表題化合物(0.604g)が得られる。LCMS(m/z)=504.6[M+H]、t=2.31分
実施例489
Figure 0006088980

N−[5−(6−アミノイミダゾ[2,1−f]ピリダジン−2−イル)−2−メチル−フェニル]−2,2−ジメチル−プロパンアミド
40mLバイアルに、N−(2−メチル−5−(6−(3,4,5−トリメトキシベンジルアミノ)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)フェニル)ピバルアミド(0.604g、1.2mmol)およびTFA(5mL)を装填し、混合物を50℃で16時間撹拌する。反応混合物を濃縮し、CHCNに投入し、水を添加する。この混合物を濃縮し、水溶液から固体を形成する。混合物を冷凍し、水を凍結乾燥器で除去して、表題化合物(0.350g)が得られる。LCMS(m/z)=324.5[M+H]、t=1.96分
実施例490
Figure 0006088980

3−ブロモ−N−[2−[3−(2,2−ジメチルプロパノイルアミノ)−4−メチル−フェニル]イミダゾ[2,1−f]ピリダジン−6−イル]ベンズアミド
8mLバイアルに、N−[5−(6−アミノイミダゾ[2,1−f]ピリダジン−2−イル)−2−メチル−フェニル]−2,2−ジメチル−プロパンアミド(0.097g、0.3mmol)、3−ブロモベンゾイルクロリド(0.059mL,0.45mmol)、ピリジン(0.073mL)およびMeCN(1.0mL)を装填する。混合物を室温で16時間撹拌し、セライト上に濃縮し、シリカゲルクロマトグラフィ(CHCl中0〜100%の1:0.1 EtOAc:MeOH)によって精製して、表題化合物(0.065g)が得られる。LCMS(m/z)=506.4および508.4[M+H]、t=2.96分
実施例491
Figure 0006088980

エチル−3−[3−[[2−[3−(2,2−ジメチルプロパノイルアミノ)−4−メチル−フェニル]イミダゾ[2,1−f]ピリダジン−6−イル]カルバモイル]フェニル]プロパ−2−エノアート
3−ブロモ−N−[2−[3−(2,2−ジメチルプロパノイルアミノ)−4−メチル−フェニル]イミダゾ[2,1−f]ピリダジン−6−イル]ベンズアミド(0.126g、0.25mmol)、アクリル酸エチル(0.272 mL、2.5mmol)、酢酸パラジウム(II)(2.8mg、0.01mmol)、トリ(o−トリル)ホスフィン(0.0152g,0.05mmol)のDMF(1.45mL)中混合物に、DIPEA(0.174mL、1mmol)を添加する。この混合物をNで脱気し、次いで密封し、110℃で18時間加熱する。反応混合物を冷却し、飽和水性NaHCO(50mL)を添加し、EtOAc(x3)で抽出する。有機層を合わせ、水、NaHCO、塩水で洗浄し、次いで乾燥し、濃縮し、シリカゲルクロマトグラフィ(ヘキサン中0〜100%のEtOAc)によって精製して、表題化合物(0.040g)が得られる。LCMS(m/z)=526.6[M+H]、t=2.92分
実施例492
Figure 0006088980

3−[3−[[2−[3−(2,2−ジメチルプロパノイルアミノ)−4−メチル−フェニル]イミダゾ[2,1−f]ピリダジン−6−イル]カルバモイル]フェニル]プロパ−2−エン酸
20mLバイアルに、エチル−3−[3−[[2−[3−(2,2−ジメチルプロパノイルアミノ)−4−メチル−フェニル]イミダゾ[2,1−f]ピリダジン−6−イル]カルバモイル]フェニル]プロパ−2−エノアート(0.042g、0.08mmol)およびTHF−MeOH(1mL、1:1)の溶液を装填する。この混合物に水性NaOH(1mL、1M)を添加し、次いで50℃で1時間撹拌する。混合物*mixtueを有機分を除去するために濃縮し、EtOAcで1回抽出する。水性HCl(1M)を添加してpHを2に低下させ、結果として得られた固体を濾過して、表題化合物(0.025g)が得られる。これはさらなる精製をせず使用する。LCMS(m/z)=498.5[M+H]、t=2.47分
実施例493
Figure 0006088980

N−[2−[3−(2,2−ジメチルプロパノイルアミノ)−4−メチル−フェニル]イミダゾ[2,1−f]ピリダジン−6−イル]−3−[3−(ヒドロキシアミノ)−3−オキソ−プロパ−1−エニル]ベンズアミド
20mLバイアルに、アセトニトリル(0.4mL)、3−[3−[[2−[3−(2,2−ジメチルプロパノイルアミノ)−4−メチル−フェニル]イミダゾ[2,1−f]ピリダジン−6−イル]カルバモイル]フェニル]プロパ−2−エン酸(0.025g、0.05mmol)、O−(テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル)ヒドロキシルアミン(0.0088g、0.08mmol)、トリエチルアミン(0.021mL、0.15mmol)および(ベンゾトリアゾール−1−イルオキシ)トリス(ジメチルアミノ)ホスホニウムヘキサフルオロホスファート(0.033g,0.08mmol)を装填する。この混合物を室温で2時間撹拌し、濃縮し、飽和水性NaCO(2mL)に投入し、EtOAcおよびCHClで抽出する。有機層を合わせ、乾燥し、濃縮して、粗のN−[2−[3−(2,2−ジメチルプロパノイルアミノ)−4−メチル−フェニル]イミダゾ[2,1−f]ピリダジン−6−イル]−3−[3−オキソ−3−(テトラヒドロピラン−2−イルオキシアミノ)プロパ−1−エニル]ベンズアミドが得られる。これを、水性HCl(1mL、1M)およびMeOH(1mL)の混合物に投入し、50℃で1時間撹拌する。混合物を濃縮し、DMSO(1mL)に投入し、Gilson分取HPLC(逆相)で精製して、表題化合物(0.015g)が得られる。LCMS(m/z)=513.5[M+H]、t=2.31分
実施例494
Figure 0006088980

2−(4−メチル−3−ニトロ−フェニル)−6−[2−(トリフルオロメチル)−3−ピリジル]イミダゾ[2,1−f]ピリダジン
500mLフラスコに、6−クロロ−2−(4−メチル−3−ニトロ−フェニル)イミダゾ[2,1−f]ピリダジン(10.104g、0.035mol)、3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−2−(トリフルオロメチル)ピリジン(Journal of Organic Chemistry、2011, 76, 1062)(13.38g、0.049mol)、KOAc(6.869g、0.07mol)、ビス(ジベンジリデンアセトン)パラジウム(0)(2.01g、3.5mmol)、2−ジシクロヘキシルホスフィノ−2′,4′,6′−トリイソプロピルビフェニル(3.34g,0.007mol)、ブタノール(112mL)および水(20mL)を装填する。反応混合物を90℃で4時間加熱する。この反応物をセライトに通して濾過し、EtOAcで洗浄する。液体層を合わせ、セライト上に濃縮し、シリカゲルクロマトグラフィ(CHCl中0〜75%のEtOAc)によって精製して、表題化合物(7.98g、60%の収率)が得られる。LCMS(m/z)=400.4[M+H]、t=2.76分
実施例495
Figure 0006088980

2−メチル−5−[6−[2−(トリフルオロメチル)−3−ピリジル]イミダゾ[2,1−f]ピリダジン−2−イル]アニリン
2−(4−メチル−3−ニトロ−フェニル)−6−[2−(トリフルオロメチル)−3−ピリジル]イミダゾ[2,1−f]ピリダジン(7.986g、0.02mol)のEtOH−AcOH(48mL、1:1)中混合物を、鉄粉末(6.702g、0.12mol)のEtOH−AcOH(60mL、2:1)中溶液に60℃で徐々に添加する。この混合物を70℃で60分間撹拌し、室温に冷却し、セライトに通して濾過し、EtOAcで洗浄し、濃縮する。油性の残渣をEtOAc(500mL)に溶解し、飽和水性NaHCO(200mL)で2回洗浄する。有機層を乾燥し濃縮して、固体(7.3g)として表題化合物が得られる。LCMS(m/z)=370.5[M+H]、t=1.85分
実施例496
Figure 0006088980

3−ブロモ−N−[2−メチル−5−[6−[2−(トリフルオロメチル)−3−ピリジル]イミダゾ[2,1−f]ピリダジン−2−イル]フェニル]ベンズアミド
20mLバイアルに、2−メチル−5−[6−[2−(トリフルオロメチル)−3−ピリジル]イミダゾ[2,1−f]ピリダジン−2−イル]アニリン(0.444g、1.2mmol)、3−ブロモベンゾイルクロリド(0.378mL,1.8mol)、ピリジン(0.292mL、3.6mmol)、MeCN(4mL)を装填し、この混合物を室温で18時間撹拌する。反応混合物をセライト上に濃縮し、シリカゲルクロマトグラフィ(CHCl中0〜100%のEtOAc)によって精製して、表題化合物(530mg)が得られる。LCMS(m/z)=552.3および554.3[M+H]、t=3.04分

実施例497
Figure 0006088980

エチル−3−[3−[[2−メチル−5−[6−[2−(トリフルオロメチル)−3−ピリジル]イミダゾ[2,1−f]ピリダジン−2−イル]フェニル]カルバモイル]フェニル]プロパ−2−エノアート
3−ブロモ−N−[2−メチル−5−[6−[2−(トリフルオロメチル)−3−ピリジル]イミダゾ[2,1−f]ピリダジン−2−イル]フェニル]ベンズアミド(0.442g、0.8mmol)、アクリル酸エチル(0.872mL、8mmol)、酢酸パラジウム(II)(9mg、0.04mmol)、トリ(o−トリル)ホスフィン(0.049g,0.16mmol)の混合物(DMF(4.6mL)およびHMPA(0.4mL)中)に、DIPEA(0.557mL、3.2mmol)を添加する。この混合物をNで脱気し、次いで密封し、100℃で15時間加熱する。この反応は完了せず、さらに24時間100℃で撹拌する。この混合物を飽和水性NaHCOに注ぎ、EtOAc(2x)で抽出する。有機層を合わせ、乾燥し、濃縮して、固体(485mg)として表題化合物が得られる。これはさらなる精製をせず使用する。LCMS(m/z)=572.5[M+H]、t=3.14分
実施例498
Figure 0006088980

3−[3−[[2−メチル−5−[6−[2−(トリフルオロメチル)−3−ピリジル]イミダゾ[2,1−f]ピリダジン−2−イル]フェニル]カルバモイル]フェニル]プロパ−2−エン酸
40mLバイアルに、エチル−3−[3−[[2−メチル−5−[6−[6−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]イミダゾ[2,1−f]ピリダジン−2−イル]フェニル]カルバモイル]フェニル]プロパ−2−エノアート(0.486g、0.85mmol)、THF−MeOH(3mL、1:1)、および水性NaOH(2mL、1M)の混合物を装填する。混合物を50℃で1時間撹拌し、冷却し、濃縮し、水(2mL)を添加する。水性HCl(1M)を添加しpHを2に低下させ、結果として得られた固体を濾過して、表題化合物(435mg)が得られる。LCMS(m/z)=544.5[M+H]、t=2.69分
実施例499
Figure 0006088980

3−[−3−[(2−アミノフェニル)アミノ]−3−オキソ−プロパ−1−エニル]−N−[2−メチル−5−[6−[2−(トリフルオロメチル)−3−ピリジル]イミダゾ[2,1−f]ピリダジン−2−イル]フェニル]ベンズアミド
4mLバイアルに、アセトニトリル(0.78mL)、3−[3−[[2−メチル−5−[6−[6−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル]イミダゾ[2,1−f]ピリダジン−2−イル]フェニル]カルバモイル]フェニル]プロパ−2−エン酸(0.0544g、0.1mmol)、ベンゼン−1,2−ジアミン(0.016g、0.15mmol)、トリエチルアミン(0.042mL、0.3mmol)、および(ベンゾトリアゾール−1−イルオキシ)トリス(ジメチルアミノ)ホスホニウムヘキサフルオロホスファート(0.066g,0.15mmol)を装填する。混合物を室温で2時間撹拌し、濃縮し、DMSO(1.5mL)に投入し、Gilson分取HPLC(逆相)で精製して、表題化合物(18mg)が得られる。LCMS(m/z)=634.6[M+H]、t=2.77分

以下の化合物は、上記手順および実施例に基本的に従って ただし、所望の生成物を得るために必要な出発物質を変えて、調製する。
Figure 0006088980
Figure 0006088980
Figure 0006088980
Figure 0006088980
Figure 0006088980
Figure 0006088980
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Figure 0006088980
Figure 0006088980

実施例627
Figure 0006088980

2−ブロモ−1−(4−エチル−3−ニトロフェニル)エタノン
1−(4−メチル−3−ニトロ−フェニル)エタノン(AMGEN INC. ; MEMORY PHARMACEUTICALS CORPORATION WO2007/103260 A1)(18.0g、0.093mol)のCHCl(130mL)中溶液を0℃に冷却する。これに、撹拌しながら臭素(5.3 mL、0.0103mol)を0℃で添加する。反応混合物を室温に徐々に暖め、合計90分間撹拌する。氷水(500mL)を添加し、有機分を収集し、水層をCHCl(2×250mL)で抽出する。
有機層を合わせ、水で洗浄し、NaSOで乾燥し、濃縮して、表題化合物(25.0g、99%の収率)が得られる。
実施例628
Figure 0006088980

6−クロロ−2−(4−エチル−3−ニトロフェニル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン
6−クロロピリダジン−3−アミン(4.76g、0.037mol)および2−ブロモ−1−(4−エチル−3−ニトロフェニル)エタノン(10.0g、0.037mol)のアセトニトリル(100mL)中溶液を、18時間加熱還流する。反応混合物を水(500mL)で希釈し、室温で1時間撹拌し、固体を濾過によって収集して、表題化合物(6.9g、62%の収率)が得られる。LCMS m/z=303.3、305.4 [M+H]、t=2.90分
実施例629
Figure 0006088980

5−(6−クロロイミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)−2−エチルアニリン
鉄粉末(4.61g、0.0825mol)を6−クロロ−2−(4−エチル−3−ニトロフェニル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン(5.0g。0.0165mol)の混合物(AcOH(5.66mL、0.099mol)を含有するEtOH−HO(150mL、4:1)中)に80℃で添加する。この混合物を80℃で4時間撹拌する。反応混合物を室温に冷却し、セライトに通して濾過し、EtOAcで洗浄し、濃縮する。油性残渣をEtOAc(200mL)に溶解し、100mL飽和NaHCOで2回洗浄する。化合物をセライト上に濃縮し、シリカゲルクロマトグラフィ(ヘキサン中0〜100%のEtOAc)によって精製して、表題化合物(4.02g、89%)が得られる。LCMS m/z=273.3、275.3 [M+H]、t=1.93分
実施例630
Figure 0006088980

N−(5−(6−クロロイミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)−2−エチルフェニル)ピバルアミド
フラスコに、5−(6−クロロイミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)−2−エチルアニリン(4.00g、0.0146mol)、アセトニトリル(120mL)およびピリジン(3.54mL、0.0438mol)を装填する。この混合物を撹拌し、トリメチルアセチルクロリド(1.98mL、0.0161mol)を添加し、混合物を室温で16時間撹拌する。反応が完了したら、混合物を水(500mL)で希釈し、1時間撹拌し、固体を収集し、水(3×50mL)で洗浄する。粗生成物をシリカゲルクロマトグラフィ(CHCl中の0〜50%のEtOAc)によって精製して、表題化合物(4.8g、92%)が得られる。LCMS m/z=357.5、359.4 [M+H]、t=2.57分
実施例631
Figure 0006088980

3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−2−(トリフルオロメチル)ピリジン
3−ブロモ−2−(トリフルオロメチル)ピリジン(Oakwood Products、11.3g、0.05mol)、ビス(ピナコラト)ジボロン(12.7g,0.05mol)、酢酸カリウム(9.8g、0.1mol)、[1,1′−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)(2.56g,0.0035mol)の混合物を丸底フラスコ中で1,4−ジオキサン(106mL)に懸濁する。フラスコを2時間加熱還流する。反応物をセライト上に濃縮し、シリカゲルクロマトグラフィ(ヘキサン中0〜100%のEtOAc)によって精製して、表題化合物(9.2g、67%)が得られる。
LCMS m/z=274.4[M+H]、t=2.64分
実施例632
Figure 0006088980

2−エチル−5−(6−(2−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)アニリン
250mLフラスコに、N−(5−(6−クロロイミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)−2−エチルフェニル)ピバルアミド(2.45g、0.00686mol)、3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−2−(トリフルオロメチル)ピリジン(2.34g、0.00857mol)、KCO(2.37g、0.0171mol)、酢酸パラジウム(II)(0.154g、0.686mmol)、2−ジシクロヘキシルホスフィノ−2′,6′−ジメトキシビフェニル(0.563g,0.00137mol)、イソプロパノール:水(150mL、3:1)を装填する。この混合物を撹拌し、60℃で6時間加熱する。混合物を濃縮乾固し、粗生成物をEtOAc(100mL)に投入し、水(50mL)で洗浄し、有機分を収集し、セライト上に濃縮し、シリカゲルクロマトグラフィ(CHCl中0〜75%のEtOAc)によって精製する。中間体をEtOH(100mL)に投入し、濃HCl(90mL)を添加する。
反応混合物を18時間加熱還流する。反応物を濃縮し、EtOAc(100mL)に投入し、100mL飽和NaHCOで洗浄する。化合物をセライト上に濃縮し、シリカゲルクロマトグラフィ(CHCl中0〜100%のEtOAc)によって精製して、表題化合物(1.98g、2ステップで75%)が得られる。LCMS m/z=384.4、385.4 [M+H]、t=2.59分
実施例633
Figure 0006088980

N−(2−エチル−5−(6−(2−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)フェニル)−1−メチルシクロプロパンカルボキサミド
フラスコに、2−エチル−5−(6−(2−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)アニリン(0.500g、0.0013mol)、アセトニトリル(5mL)およびピリジン(0.315mL)を装填する。この混合物を撹拌し、1−メチルシクロプロパンカルボニルクロリド(0.169g,0.00143mol)を添加し、混合物を室温で4時間で撹拌する。反応が完了したら、混合物をシリカゲル上に濃縮し、シリカゲルクロマトグラフィ(CHCl中0〜80%のEtOAc)によって精製して、表題化合物(0.400g、66%)が得られる。LCMSm/z=466.5,467.5[M+H],t=2.99分.H−NMR(500MHz,DMSO−d):δ 9.01 (s, 1H), 8.93 (d, J=4.9 Hz, 1H), 8.92 (s, 1H), 8.27 (m, 2H), 7.91 (m, 2H), 7.43 (d, J=9.3 Hz, 1H), 7.35 (d, J=7.8 Hz, 1H), 2.59 (q, J=7.6, 2H), 1.44 (s, 3H),1.15 (t, J=7.6 Hz, 3H), 1.11 (dd, J=6.4, 3.4 Hz, 2H), 0.65 (dd, J=6.4, 3.4 Hz, 2H).
以下の化合物は、上記手順および実施例に基本的に従って ただし、所望の生成物を得るために必要な出発物質を変えて、調製する。
Figure 0006088980
Figure 0006088980
Figure 0006088980
Figure 0006088980

インビトロ生物学的評価
実施例704
ヘッジホッグ均し培地は、ネオマイシン選択可能なマーカーを含み、C末端FLAGアフィニティータグで目的のタンパク質を発現するpCMV6発現ベクターに挿入されるヒトソニックヘッジホッグ(hShh)をコードする全長遺伝子を293H細胞にトランスフェクトすることにより得られた。G418含有培地中での選択後、ジョン・ホプキンス大学(Taipale J, et al. Effects of oncogenic mutations in Smoothened and Patched can be reversed by cyclopamine.Nature 406: 1005−1009, 2000)からのライセンスによって得られたShh Light II細胞株においてヘッジホッグ応答のGLiルシフェラーゼレポーターを活性化する能力に関して、ヘッジホッグ発現クローンからの均し培地を試験した。
C3H10T1/2細胞に、ヒト平滑型受容体をコードする全長遺伝子シークエンスを含有するpCMV発現ベクターをトランスフェクトした。10T1/2/Smo#3と指定した、プールされた細胞は、G418選択培地において成長し、10〜20%hShh均し培地による活性化に応答し、リン酸4−メチルウンベリフェリルの遊離酸の蛍光産生物への変換によって測定して、およそアルカリフォスファターゼ*phosphaste(ALP)活性がトランスフェクトされていない親C3H10T1/2細胞に対して5〜10倍上昇した。
ヘッジホッグ経路活性化を遮断する能力に関して、hShhおよび500nM SAG(平滑型受容体の直接作動薬)活性化した10T1/2/Smo#3細胞およびShh Light IIレポーター細胞に対して、試験化合物ライブラリをスクリーニングした。同時に、細胞生存率をCelltiter−Blue(登録商標)(Promega, Madison WI.)生存率アッセイの使用により測定した。活性化合物は、細胞生存率の同時喪失なしでヘッジホッグシグナル伝達を50%を超えて阻害するものとして定義した。
競争的蛍光結合アッセイの使用により、平滑型の結合に対する化合物特異性を、5〜10nMシクロパミン−BODIPY、およびヒト平滑型を過剰発現する293H細胞株に対してさらに検証した。非特異性の生物学的活性に対するさらなる試験にWnt3a活性化のTCF/LCFレポーターアッセイ、およびCMV駆動のルシフェラーゼ構成レポーターアッセイで化合物をスクリーニングした。
本開示のいくつかの例示の化合物に関するデータは以下に列挙される。ALP活性によって測定した10T1/2/Smo#3細胞、およびルシフェラーゼ活性によって測定したShh Light IIレポーター細胞でのヘッジホッグ経路活性化に対するその阻害活性は、以下の表1に示される。表1において、+++は0.3μM未満の、++は0.3から3μMの間の、+は3から30μMの間であるIC50値を表す。
Figure 0006088980

Figure 0006088980

Figure 0006088980
本発明の化合物の追加のデータは、以下の表2に示される。ヘッジホッグ経路活性化に対するその阻害活性は、ALP活性によって測定される10T1/2/Smo#3細胞での、またはルシフェラーゼ活性(hShh活性化)によって測定されるShhLIghtIIレポーター細胞でのIC50値(μM)として示される。
Figure 0006088980
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インビボ生物学的評価
実施例705
マウス皮膚の薬力学的モデル。Gli1の発現の阻害薬としての本発明のいくつかの化合物の活性を、以下のようにLucas et. al.(Bioorg Med Chem Lett. 2010, 20(12), 3618−22)によって略述されたプロトコルを使用して決定する。5−8週齢のメスのNOD−Scidマウスの横腹の後方片側を剃る。剃った4日後に、マウスに麻酔をかけ、再生した体毛は体毛除去ワックス片を使用して除去する。5日後に、マウスに化合物またはビヒクルを経口投薬する。投薬後6時間で、動物を殺し、皮膚のワックスを付けた領域を切除し、4℃でRNALater溶液中に保管する。皮膚試料を溶解緩衝剤中で均質化し、RNAを精製する。RNAは、定量的リアルタイムPCR分析の前に逆転写酵素を使用して、cDNAに変換する。Gli1発現は、標準曲線法を使用してGAPDH発現に規格化する。図1および2は、本発明の化合物がヘッジホッグ経路活性化に対して阻害し、それによりGli1発現を低下させることができることを示す。
実施例706
PC3異種移植モデル。本発明の化合物の腫瘍成長阻害活性をヒト前立腺癌のPC−3ヌード異種移植モデルで評価する。化合物は、0.2%のトウィーン80を含有するCMC中で調製する。BALB/cAヌードマウスは5週齢である。PC−3腫瘍細胞懸濁液のアリコートをマウス集団に注入し、その後、今では60〜150立方mmの腫瘍を有するマウスは、対照群および治療群(n=6)に無作為化する。化合物を50mg/kg BIDx21でPO投薬する。腫瘍容積を標準式、V=1/2 x a x bに従って計算する。式中、aおよびbは、長さおよび幅をそれぞれ示す。結果は実施例284の化合物に関して図3に示される。
本出願において言及されたすべての論説および参考文献の開示は、特許を含めて、参照によってその全体が本明細書に組み込まれる。
本明細書に記載された実施例および実施形態は、説明の目的のみのためであることは理解されている。文脈によって明らかに除外されない限り、本発明の一態様に関して開示された実施形態はすべて、本発明の他の態様に関して開示された実施形態と、任意の適切な組み合わせで組み合わることができる。本発明の範囲から離れることなく、本発明に様々な修正および変形を行うことができることは当業者に明白であろう。したがって、本発明は、本発明の修正および変形を、それらが、添付されたクレームおよびその均等物の範囲内にある限り、包含することが意図される。本明細書において引用された刊行物、特許および特許出願はすべて、あらゆる目的のために参照によって本明細書に組み込まれる。

Claims (35)

  1. 式に記載の化合物:
    Figure 0006088980

    またはその薬学的に許容される塩
    [式中、
    は、ピリジニルであり、
    ここで、前記ピリジニルは、1個または複数のRで置換可能な位置で場合によって置換されており;
    ここで、Rは、ハロゲン、−CN、−OH、−SH、−NO、−NH、−NH(C−Cアルキル)、−N(C−Cアルキル)、−NH(C−Cアルキル)−OH、−NH(C−Cアルキル)−(C−Cアルコキシ)、−C−CアルコキシOH、−C−Cアルコキシ(C−Cアルコキシ)、アルキルC−C、C−Cアルケニル、C−Cアルキニル、アルコキシC−C、C−Cハロアルキル、C−Cハロアルコキシ、ヒドロキシ(C−Cアルキル)、(C−Cアルコキシ)C−Cアルキル、アミノ(C−Cアルキル)、−S(C−Cアルキル)、−COH、−CO(C−Cアルキル)、−C(O)(C−Cアルキル)、アミノ(C−Cアルキル)、−S(C−Cアルキル)、−COH、−CO(C−Cアルキル)、−C(O)(C−Cアルキル)、−SO(C−Cアルキル)、−SONH、−SONH(C−Cアルキル)、−CON(H)O、−CONH、−CONH(C−Cアルキル)、−CON(C−Cアルキル)、−NHCO(C−Cアルキル)、−C(=NH)NH、−C(=NH)NHNH、−C(=NOH)NH、または−NHCO(C−Cアルキル)であり、ここで、各アルキル、アルケニル、アルキニル、アルコキシは、置換可能な炭素において−CO(C−Cアルキル)または−CON(H)Oで場合によって置換されており;
    は、水素、C−Cアルキル、C−Cアルケニル、C−Cアルキニル、C−Cハロアルキル、C−Cアルコキシ、C−Cハロアルコキシ、C−Cシクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、(C−Cシクロアルキル)C−Cアルキル、(アリール)C−Cアルキル、(ヘテロアリール)C−Cアルキル、(ヘテロシクリル)C−Cアルキル、(アリールオキシ)C−Cアルキル、または(ヘテロアリールオキシ)C−Cアルキルであり、ここで、各アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、アリール、ヘテロアリールまたはヘテロシクリル基は、置換可能な位置で1個または複数のR10で場合によって置換されており;
    ここで、R10は、ハロゲン、−CN、−OH、−NO、−NH、−NH(C−Cアルキル)、−N(C−Cアルキル)、C−Cアルキル、C−Cアルケニル、C−Cアルキニル、C−Cアルコキシ、C−Cハロアルキル、C−Cアルコキシ、C−Cハロアルコキシ、ヒドロキシ(C−Cアルキル)、C−Cアルコキシ)C−Cアルキル、アミノ(C−Cアルキル)、−COH、−CO(C−Cアルキル)、−SO(C−Cアルキル)、−CONH、−CONH(C−Cアルキル)、−CON(C−Cアルキル)、−CON(H)O、−NHCO(C−Cアルキル)、または−NHCO(C−Cアルキル)であり、ここで、各アルキル、アルケニル、アルキニル、アルコキシは、置換可能な炭素において1個のR102で場合によって置換されており、
    ここで、R102は−COR104であり、ここで、R104は−(C−C)アルコキシ、−NHO、または−NR110であり、
    ここで、R110は、3個までのハロゲン、−CN、−OH、−SH、−NO、−NH、−NH(C−Cアルキル)、−N(C−Cアルキル)、C−Cアルキル、C−Cアルケニル、C−Cアルキニル、C−Cアルコキシ、C−Cハロアルキル、C−Cハロアルコキシ、ヒドロキシ(C−Cアルキル)、(C−Cアルコキシ)C−Cアルキル、アミノ(C−Cアルキル)、または−S(C−Cアルキル)でそれぞれ場合によって置換されたアリールまたはヘテロアリールであり;
    ここで、Rは水素又は場合によってC−Cアルコキシカルボニルで置換されたC−Cアルキルであり;
    は、水素、ハロゲン、−CN、−OH、−SH、−NO、−NH、−NH(C−Cアルキル)、−N(C−Cアルキル)、C−Cアルキル、C−Cアルケニル、C−Cアルキニル、C−Cハロアルキル、C−Cアルコキシ、C−Cハロアルコキシ、C−Cシクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、(アリール)C−Cアルキル、または(ヘテロアリール)C−Cアルキルであり、
    Aは、−N(R)C(O)−、−N(R)C(O)O−、−C(O)N(R)−、−N(R)C(O)N(R)−、−OC(O)N(R)−、−S(O)−、−S(O)N(R)−、−OS(O)N(R)−、−N(R)S(O)−、または−OS(O)O−であり;
    各Rは、独立して水素、ハロゲン、−CN、−OH、−SH、−NO、−NH、−NH(C−Cアルキル)、−N(C−Cアルキル)、C−Cアルキル、C−Cアルケニル、C−Cアルキニル、C−Cハロアルキル、C−Cアルコキシ、C−Cハロアルコキシ、ヒドロキシ(C−Cアルキル)、(C−Cアルコキシ)C−Cアルキル、アミノ(C−Cアルキル)、C−Cシクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、(アリール)C−Cアルキル、または(ヘテロアリール)C−Cアルキルであり、ここで、各アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、アリール、ヘテロアリールまたはヘテロシクリル基は、置換可能な位置で1個または複数のR10で場合によって置換されており;
    各Zは独立してNまたはCRであり、ただし、ZがNをとる場合、最大でも1個のみがNであり;
    各Rは、独立して水素、ハロゲン、−CN、−OH、−SH、−NO、−NH、−NH(C−Cアルキル)および−N(C−Cアルキル)、C−Cアルキル、C−Cアルケニル、C−Cアルキニル、C−Cハロアルキル、C−Cアルコキシ、C−Cハロアルコキシ、ヒドロキシ(C−Cアルキル)、(C−Cアルコキシ)C−Cアルキル、アミノ(C−Cアルキル)、C−Cシクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、(アリール)C−Cアルキル、または(ヘテロアリール)アルキルC−Cであり、ここで各アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、またはヘテロシクリル基は、1個または複数のR10で置換可能な位置で場合によって置換されており;
    ここで、前記アリールは6〜10員環アリールであり;前記へテロアリールは5又は6員環へテロアリールであり、1〜4個の環原子は、O、N、Sからなる群から選択され、残りの環原子はCであり;前記ヘテロシクリル基は5〜10環原子を構成し、1〜4個の環原子はO、N、Sからなる群から選択され、残りの環原子はCである。]。
  2. 請求項1に記載の化合物
    [式中、
    は、それぞれ独立して水素、ハロゲン、−CN、−OH、−SH、−NO、−NH、−NH(C−Cアルキル)、−N(C−Cアルキル)、C−Cアルキル、C−Cアルケニル、C−Cアルキニル、C−Cハロアルキル、C−Cアルコキシ、C−Cハロアルコキシ、C−Cシクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、およびヘテロシクリルであり、ここで、各アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、またはヘテロシクリル基は、置換可能な位置で1個または複数のR10で場合によって置換されており;
    ここで、R10は、ハロゲン、−CN、−OH、−NO、−NH、−NH(C−Cアルキル)、−N(C−Cアルキル)、C−Cアルコキシ、C−Cハロアルキル、C−Cアルコキシ、C−Cハロアルコキシ、−COH、−CO(C−Cアルキル)、−SO(C−Cアルキル)、−CONH、−CONH(C−Cアルキル)、−CON(C−Cアルキル)−CON(H)OH、−NHCO(C−Cアルキル)、または−NHCO(C−Cアルキル)である。]。
  3. 請求項2に記載の化合物
    [式中、
    は、それぞれ独立して水素、ハロゲン、−CN、−OH、−NH、−NH(C−Cアルキル)、−N(C−Cアルキル)、C−Cアルキル、C−Cハロアルキル、C−Cアルコキシ、C−Cハロアルコキシ、C−Cシクロアルキル、またはアリールであり、ここで、各アルキル、シクロアルキル、またはアリール基は、置換可能な位置で1個または複数のR10で場合によって置換されている。]。
  4. がそれぞれ独立して置換可能な位置で1個または複数のR10で場合によって置換された水素、C−Cアルキル、C−Cシクロアルキル、またはアリールである、請求項3に記載の化合物。
  5. 請求項1から4のいずれか一項に記載の式:
    Figure 0006088980

    の化合物。
  6. が、水素或いは置換可能な位置で1個または複数のハロゲンで場合によって置換されたC−Cアルキル、C−Cシクロアルキル、またはアリールである、請求項5に記載の化合物。
  7. が水素である、請求項6に記載の化合物。
  8. がC−Cアルキルである、請求項6に記載の化合物。
  9. がメチルである、請求項8に記載の化合物。
  10. 各ZがCRである、請求項1に記載の化合物。
  11. がそれぞれ独立して水素、ハロゲン、−CN、−OH、−NH、−NH(C−Cアルキル)、−N(C−Cアルキル)、C−Cアルキル、C−Cハロアルキル、C−Cアルコキシ、またはC−Cハロアルコキシである、請求項10に記載の化合物。
  12. がそれぞれ独立して水素、ハロゲン、またはC−Cアルキルである、請求項11に記載の化合物。
  13. がそれぞれ独立して水素である、請求項12に記載の化合物。
  14. が、水素、ハロゲン、−CN、−OH、−NH、−NH(C−Cアルキル)および−N(C−Cアルキル)、C−Cアルキル、C−Cアルケニル、C−Cアルキニル、C−Cハロアルキル、C−Cアルコキシ、C−Cハロアルコキシ、またはC−Cシクロアルキルである、請求項1に記載の化合物。
  15. が、水素、ハロゲン、−CN、C−Cアルキル、C−Cハロアルキル、C−Cアルコキシ、C−Cハロアルコキシ、またはC−Cシクロアルキルである、請求項14に記載の化合物。
  16. が、C−Cアルキル、C−Cハロアルキル、またはC−Cハロアルコキシである、請求項15に記載の化合物。
  17. が、C−CアルキルまたはC−Cハロアルキルである、請求項16に記載の化合物。
  18. がメチルまたはトリフルオロメチルである、請求項17に記載の化合物。
  19. Aが、−N(R)−、−N(R)C(O)−、C(O)N(R)−、または−S(O)N(R)−である、請求項1に記載の化合物。
  20. Aが−N(R)C(O)−である、請求項19に記載の化合物。
  21. 請求項1に記載の化合物
    [式中、Rは、水素、C−Cアルキル、C−Cハロアルキル、C−Cシクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、C−CシクロアルキルC−Cアルキル、(アリール)C−Cアルキル、(ヘテロアリール)C−Cアルキル、(アリールオキシ)C−Cアルキル、または(ヘテロアリールオキシ)C−Cアルキルであり、ここで、各アルキル、シクロアルキル、アリール、またはヘテロアリール基は、置換可能な位置で1個または複数のR10で場合によって置換されている。]
  22. 請求項21に記載の化合物
    [式中、Rは、C−Cアルキル、C−Cハロアルキル、C−Cシクロアルキル、アリール、ヘテロアリール(C−Cシクロアルキル)C−Cアルキル、(アリール)C−Cアルキル、または(アリールオキシ)C−Cアルキルであり、各アルキル、シクロアルキル、またはアリール基は、置換可能な位置で1個または複数のR10で場合によって置換されている。]
  23. がC−CアルキルまたはC−Cハロアルキルである、請求項22に記載の化合物。
  24. がC−Cアルキルである、請求項23に記載の化合物。
  25. がt−ブチルである、請求項24に記載の化合物。
  26. −A−Rが−N(R)C(O)(C−Cアルキル)である、請求項1に記載の化合物。
  27. −A−Rが−NHC(O)(t−ブチル)である、請求項1に記載の化合物。
  28. 請求項1に記載の化合物
    [式中、
    は、場合によって1個または複数のRに置換されたピリジニルであり、
    ここで、Rはハロゲン、−CN、−OH、−SH、−NO、−NH、−NH(C−Cアルキル)、−N(C−Cアルキル)、C−Cアルキル、C−Cアルケニル、C−Cアルキニル、C−Cアルコキシ、C−Cハロアルキル、C−Cハロアルコキシ、ヒドロキシ(C−Cアルキル)、(C−Cアルコキシ)C−Cアルキル、アミノ(C−Cアルキル)、−S(C−Cアルキル)、−COH、−CO(C−Cアルキル)、−C(O)(C−Cアルキル)、−SO(C−Cアルキル)、−CONH、−CONH(C−Cアルキル)、−CON(C−Cアルキル)、−NHCO(C−Cアルキル)、−C(=NH)NH、−C(=NOH)NH、又は−NHCO(C−Cアルキル)であり、各アルキル、アルケニル、アルキニル、アルコキシは、場合によって−CO(C−Cアルキル)又は−CON(H)OHで置換可能な炭素で置換される。]。
  29. が、ハロゲン、C−Cアルコキシ、C−Cハロアルコキシである、請求項28に記載の化合物。
  30. 請求項1から29のいずれか一項に記載の化合物、および薬学的に許容される担体、溶媒、アジュバントまたは希釈剤を含む医薬品組成物。
  31. ヘッジホッグ経路シグナル伝達を阻害する薬剤の調製における請求項1から29のいずれか一項に記載の化合物の使用。
  32. 癌の治療薬剤の調製における請求項1から29のいずれか一項に記載の化合物の使用。
  33. 癌が、基底細胞癌、肺癌、肝臓癌、髄芽細胞腫、黒色腫、乳癌、膵臓癌または前立腺癌である、請求項32に記載の使用。
  34. 血管新生を阻害する薬剤の調製における請求項1から29のいずれか一項に記載の化合物の使用。
  35. 以下の請求項1に記載の化合物、およびその化合物のいずれかの薬学的に許容される塩。
    2,2−ジメチル−N−[5−[6−(6−メチルー2−ピリジニル)イミダゾ[2,1−f]ピリダジン−2−イル]−2−(トリフルオロメチル)フェニル]プロパンアミド;
    2,2−ジメチル−N−[5−[6−(5−メチルー2−ピリジニル)イミダゾ[2,1−f]ピリダジン−2−イル]−2−(トリフルオロメチル)フェニル]プロパンアミド;
    2,2−ジメチル−N−[5−[6−(4−メチルー2−ピリジニル)イミダゾ[2,1−f]ピリダジン−2−イル]−2−(トリフルオロメチル)フェニル]プロパンアミド;
    2,2−ジメチル−N−[5−[6−(3−メチルー2−ピリジニル)イミダゾ[2,1−f]ピリダジン−2−イル]−2−(トリフルオロメチル)フェニル]プロパンアミド;
    2,2−ジメチル−N−[2−メチル−5−[6−[2−(トリフルオロメチル)−3−ピリジル]イミダゾ[2,1−f]ピリダジン−2−イル]フェニル]プロパンアミド;
    2,2−ジメチル−N−[2−メチル−5−[6−[4−(トリフルオロメチル)−3−ピリジル]イミダゾ[2,1−f]ピリダジン−2−イル]フェニル]プロパンアミド;
    N−(5−(6−(ピリジン−2−イル)イミダゾ[1,2、−b]ピリダジン−2−イル)−2−(トリフルオロメチル)フェニル)ピバルアミド;
    N−(5−(6−(6−メトキシピリジン−2−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)−2−(トリフルオロメチル)フェニル)ピバルアミド;
    N−(5−(6−(6−メチルピリジン−2−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)−2−(トリフルオロメチル)フェニル)ピバルアミド;
    N−(5−(6−(5−メチルピリジン−2−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)−2−(トリフルオロメチル)フェニル)ピバルアミド;
    N−(5−(6−(4−メチルピリジン−2−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)−2−(トリフルオロメチル)フェニル)ピバルアミド;
    N−(5−(6−(3−メチルピリジン−2−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)−2−(トリフルオロメチル)フェニル)ピバルアミド;
    N−(5−(6−(ピリジン−3−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)−2−(トリフルオロメチル)フェニル)ピバルアミド;
    N−(5−(6−(ピリジン−4−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)−2−(トリフルオロメチル)フェニル)ピバルアミド;
    N−(5−(6−(6−メトキシピリジン−3−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)−2−(トリフルオロメチル)フェニル)ピバルアミド;
    N−(5−(6−(6−フルオロピリジン−3−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)−2−(トリフルオロメチル)フェニル)ピバルアミド;
    N−(5−(6−(2−メトキシピリジン−3−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)−2−(トリフルオロメチル)フェニル)ピバルアミド;
    N−(5−(6−(2−フルオロピリジン−3−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)−2−(トリフルオロメチル)フェニル)ピバルアミド;
    N−(5−(6−(3−フルオロピリジン−4−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)−2−(トリフルオロメチル)フェニル)ピバルアミド;
    N−(5−(6−(2−フルオロピリジン−3−イル)−7,8−ジメチルイミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)−2−(トリフルオロメチル)フェニル)ピバルアミド;
    N−(5−(7,8−ジメチル−6−(ピリジン−2−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)−2−(トリフルオロメチル)フェニル)ピバルアミド;
    N−(5−(6−(2−フルオロピリジン−3−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)−2−メチルフェニル)ピバルアミド;
    N−(2−メチル−5−(6−(2−メチルピリジン−3−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)フェニル)ピバルアミド;
    N−(5−(6−(5−クロロ−2−フルオロピリジン−3−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)−2−メチルフェニル)ピバルアミド;
    N−(5−(6−(2,6−ジフルオロピリジン−3−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)−2−メチルフェニル)ピバルアミド;
    N−(2−メチル−5−(6−(2−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)フェニル)ピバルアミド;
    N−(2−(トリフルオロメチル)−5−(6−(2−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)フェニル)ピバルアミド;
    N−(5−(6−(2−メチルピリジン−3−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)−2−(トリフルオロメチル)フェニル)ピバルアミド;
    N−(2−メチル−5−(6−(6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)フェニル)ピバルアミド
    N−(5−(6−(2−クロロピリジン−3−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)−2−(トリフルオロメチル)フェニル)ピバルアミド;
    N−(5−(6−(2−モルホリノピリジン−3−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)−2−(トリフルオロメチル)フェニル)ピバルアミド;
    N−(2−エチル−5−(6−(6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)フェニル)ピバルアミド;
    N−(2−メチル−5−(3−メチル−6−(6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)フェニル)ピバルアミド;
    N−(5−(6−(2−フルオロ−4−メチルピリジン−3−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)−2−(トリフルオロメチル)フェニル)ピバルアミド;
    N−(5−(6−(5−アミノピリジン−3−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)−2−(トリフルオロメチル)フェニル)ピバルアミド;
    N−(5−(6−(2−アミノピリジン−3−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)−2−(トリフルオロメチル)フェニル)ピバルアミド;
    N−(2−エチル−5−(6−(2−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)フェニル)ピバルアミド;
    N−(2−メチル−5−(3−メチル−6−(2−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)フェニル)ピバルアミド;
    N−(2−メチル−5−(6−(4−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)フェニル)ピバルアミド;
    N−(5−(6−(2−フルオロピリジン−4−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)−2−メチルフェニル)ピバルアミド;
    N−(5−(6−(5−クロロピリジン−2−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)−2−メチルフェニル)ピバルアミド;
    N−(5−(6−(2−メチルピリジン−4−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)−2−(トリフルオロメチル)フェニル)ピバルアミド;
    N−(5−(6−(3−メトキシピリジン−4−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)−2−(トリフルオロメチル)フェニル)ピバルアミド;
    N−(5−(6−(4−メチルピリジン−3−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)−2−(トリフルオロメチル)フェニル)ピバルアミド;
    N−(5−(6−(4−メトキシピリジン−3−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)−2−(トリフルオロメチル)フェニル)ピバルアミド;
    N−(5−(6−(4−クロロピリジン−3−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)−2−(トリフルオロメチル)フェニル)ピバルアミド;
    N−(2−メチル−5−(6−(3−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)フェニル)ピバルアミド;
    N−(5−(6−(6’−クロロ−2,3’−ビピリジン−5−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)−2−メチルフェニル)ピバルアミド;
    N−(5−(6−(6−アミノピリジン−3−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)−2−メチルフェニル)ピバルアミド;
    N−(5−(6−(5−メトキシピリジン−3−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)−2−メチルフェニル)ピバルアミド;
    N−(5−(6−(6−ヒドロキシピリジン−3−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)−2−メチルフェニル)ピバルアミド;
    N−(5−(6−(5−ヒドロキシピリジン−3−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)−2−メチルフェニル)ピバルアミド;
    N−(5−(6−(2−ヒドロキシピリジン−3−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)−2−メチルフェニル)ピバルアミド;
    N−(5−(6−(5−フルオロピリジン−3−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)−2−メチルフェニル)ピバルアミド;
    N−(5−(6−(6−クロロピリジン−3−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)−2−メチルフェニル)ピバルアミド;
    メチル8−(2−メチル−5−(6−(2−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)フェニルアミノ)−8−オキソオクタノアート;
    メチル6−(2−メチル−5−(6−(2−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)フェニルアミノ)−6−オキソヘキサノアート;
    −ヒドロキシ−N−(2−メチル−5−(6−(2−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)フェニル)オクタンジアミド;
    8−(2−メチル−5−(6−(2−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)フェニルアミノ)−8−オキソオクタン酸;
    エチル4−(4−(2−(4−メチル−3−ピバルアミドフェニル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−6−イル)−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イルオキシ)ブタノアート;
    エチル4−(5−(2−(4−メチル−3−ピバルアミドフェニル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−6−イル)−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イルオキシ)ブタノアート;
    エチル3−(2−メチル−5−(6−(2−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)フェニルアミノ)−3−オキソプロパノアート;
    エチル4−(2−メチル−5−(6−(2−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)フェニルアミノ)−4−オキソブタノアート;
    −ヒドロキシ−N−(2−メチル−5−(6−(2−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)フェニル)アジポアミド;
    2−(4−メチル−3−(6−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)フェニル)−6−(2−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン;
    N−(2−メチル−5−(6−(4−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)フェニル)ピバルアミド;
    N−(2−メチル−5−(6−(5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)フェニル)ピバルアミド;
    N−(2−メチル−5−(6−(6−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)フェニル)ピバルアミド;
    6−(2−(4−メチル−3−ピバルアミドフェニル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−6−イル)ニコチン酸;
    N−(5−(6−(6−(ヒドロキシメチル)ピリジン−2−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)−2−メチルフェニル)ピバルアミド;
    4−メトキシ−6−(2−(4−メチル−3−ピバルアミドフェニル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−6−イル)ニコチン酸;
    N−tert−ブチル−2−メチル−5−(6−(2−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)ベンズアミド;
    N−(5−(6−(6−アセトアミド−2−メチルピリジン−3−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)−2−メチルフェニル)ピバルアミド;
    N−(5−(6−(6−アセトアミドピリジン−3−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)−2−メチルフェニル)ピバルアミド;
    N−メチル−N−(2−メチル−5−(6−(2−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)フェニル)ピバルアミド;
    メチル2−(N−(2−メチル−5−(6−(2−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)フェニル)ピバルアミド)アセタート;
    メチル7−(N−(2−メチル−5−(6−(2−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)フェニル)ピバルアミド)ヘプタノアート;
    1−メチル−N−(2−メチル−5−(6−(2−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)フェニル)シクロプロパンカルボキサミド;
    N−(2−メチル−5−(6−(5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)フェニル)ピバルアミド;
    5−(2−(4−メチル−3−ピバルアミドフェニル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−6−イル)ピコリンアミド;
    6−(2−(4−メチル−3−ピバルアミドフェニル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−6−イル)ニコチンアミド;
    8−((2−メチル−5−(6−(2−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)フェニル)アミノ)−8−オキソオクタン酸;
    N1−(2−メチル−5−(6−(2−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)フェニル)−N8−((テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イル)オキシ)オクタンジアミド;
    N−(5−(6−(6−アミノピリジン−2−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)−2−メチルフェニル)ピバルアミド;
    N1−ヒドロキシ−N8−(6−(2−(4−メチル−3−ピバルアミドフェニル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−6−イル)ピリジン−2−イル)オクタンジアミド;
    N−(5−(6−(2−シアノピリジン−3−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)−2−メチルフェニル)ピバルアミド;
    2−シアノ−2−メチル−N−(2−メチル−5−(6−(2−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)フェニル)プロパンアミド;
    3−アミノ−2,2−ジメチル−N−(2−メチル−5−(6−(2−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)−2,3−ジヒドロイミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)フェニル)プロパンアミド;
    3−(3−((2−アミノフェニル)アミノ)−3−オキソプロパ−1−エン−1−イル)−N−(2−メチル−5−(6−(2−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)フェニル)ベンズアミド;
    N−(2−アミノフェニル)−3−(3−(N−(2−メチル−5−(6−(2−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)フェニル)スルファモイル)フェニル)アクリルアミド;
    3−(3−(ヒドロキシアミノ)−3−オキソプロパ−1−エン−1−イル)−N−(2−メチル−5−(6−(2−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)フェニル)ベンズアミド;
    N−ヒドロキシ−3−(3−(N−(2−メチル−5−(6−(2−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)フェニル)スルファモイル)フェニル)アクリルアミド;
    N−(2−エチル−5−(6−(2−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)フェニル)−1−メチルシクロプロパンカルボキサミド;
    3,3,3−トリフルオロ−2,2−ジメチル−N−(2−メチル−5−(6−(2−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)フェニル)プロパンアミド;
    N−(4−クロロ−2−メチル−5−(6−(2−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)フェニル)ピバルアミド;N−(5−(3−クロロ−6−(2−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)−2−メチルフェニル)ピバルアミド;
    N−(2−クロロ−5−(6−(2−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)フェニル)ピバルアミド;
    N−(2−シクロプロピル−5−(6−(2−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)フェニル)ピバルアミド;
    N−(2−メチル−5−(6−(2−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)フェニル)ピロリジン−2−カルボキサミド;
    1−tert−ブチル−3−(2−メチル−5−(6−(2−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)フェニル)尿素;
    1−メチル−N−(2−メチル−5−(6−(2−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)フェニル)ピロリジン−2−カルボキサミド;
    1−エチル−N−(2−メチル−5−(6−(2−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)フェニル)ピロリジン−2−カルボキサミド;
    N−(4−フルオロ−2−メチル−5−(6−(2−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)フェニル)ピバルアミド;
    N−(2−クロロ−4−フルオロ−5−(6−(2−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)フェニル)ピバルアミド;
    1−シクロプロピル−3−(2−メチル−5−(6−(2−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)フェニル)尿素;
    N−(2,4−ジフルオロ−5−(6−(2−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)フェニル)ピバルアミド;
    N−(2−クロロ−5−(6−(2−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)フェニル)−1−メチルシクロプロパンカルボキサミド;
    1−(2−クロロ−5−(6−(2−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)フェニル)−3−シクロプロピル尿素;
    3−(2−クロロ−5−(6−(2−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)フェニル)−1,1−ジエチル尿素;
    N−(2−クロロ−5−(6−(2−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)フェニル)ピロリジン−1−カルボキサミド;
    エチル2−クロロ−4−フルオロ−5−(6−(2−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)フェニルカルバマート;
    N−(2−フルオロ−5−(6−(2−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)フェニル)ピバルアミド;
    N−(2−クロロ−4−フルオロ−5−(6−(2−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)フェニル)−2,2−ジメチルブタンアミド;
    N−(2−クロロ−4−フルオロ−5−(6−(2−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)フェニル)−3,3,3−トリフルオロ−2,2−ジメチルプロパンアミド;
    N−(2−クロロ−4−フルオロ−5−(6−(2−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)フェニル)−4,4,4−トリフルオロ−3−メチルブタンアミド;
    N−(2−クロロ−4−フルオロ−5−(6−(2−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)フェニル)−2,2−ジメチルペンタンアミド;
    N−(2−(2−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)−5−(6−(2−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)フェニル)ピバルアミド;
    N−(2−クロロ−5−(6−(2−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)フェニル)−2,2−ジメチルブタンアミド;
    N−(2−クロロ−5−(6−(2−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)フェニル)−3,3,3−トリフルオロ−2,2−ジメチルプロパンアミド;
    N−(2−クロロ−5−(6−(2−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)フェニル)−4,4,4−トリフルオロ−3−メチルブタンアミド;
    N−(2−クロロ−5−(6−(2−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)フェニル)−2,2−ジメチルペンタンアミド;
    イソプロピル2−クロロ−5−(6−(2−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)フェニルカルバマート;
    N−(2−クロロ−5−(6−(2−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)フェニル)−3,3−ジフルオロアゼチジン−1−カルボキサミド;
    N−(2−クロロ−5−(6−(2−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)フェニル)シクロヘキサンカルボキサミド;
    N−(2−クロロ−5−(6−(2−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)フェニル)シクロペンタンカルボキサミド;
    N−(2−クロロ−5−(6−(2−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)フェニル)−3,3−ジメチルブタンアミド;
    エチル2−クロロ−5−(6−(2−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)フェニルカルバマート;
    N−(2−フルオロ−5−(6−(2−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)フェニル)−1−メチルシクロプロパンカルボキサミド;
    N−(2−クロロ−5−(6−(2−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)フェニル)−3,3,3−トリフルオロプロパンアミド;
    N−(2−クロロ−5−(6−(2−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)フェニル)シクロプロパンカルボキサミド;
    N−(2−フルオロ−5−(6−(2−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)フェニル)シクロヘキサンカルボキサミド;
    N−(2−フルオロ−5−(6−(2−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)フェニル)シクロペンタンカルボキサミド;
    N−(2−フルオロ−5−(6−(2−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)フェニル)−3,3−ジメチルブタンアミド;
    3,3,3−トリフルオロ−N−(2−フルオロ−5−(6−(2−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)フェニル)プロパンアミド;
    N−(2−フルオロ−5−(6−(2−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)フェニル)シクロプロパンカルボキサミド;
    エチル2−フルオロ−5−(6−(2−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)フェニルカルバマート;
    イソプロピル2−フルオロ−5−(6−(2−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)フェニルカルバマート;
    3,3−ジフルオロ−N−(2−フルオロ−5−(6−(2−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)フェニル)アゼチジン−1−カルボキサミド;
    1,1−ジエチル−3−(2−フルオロ−5−(6−(2−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)フェニル)尿素;
    N−(2−フルオロ−5−(6−(2−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)フェニル)ピロリジン−1−カルボキサミド;
    N−(2−エチル−5−(6−(2−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)フェニル)シクロヘキサンカルボキサミド;
    N−(2−エチル−5−(6−(2−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)フェニル)シクロペンタンカルボキサミド;
    N−(2−エチル−5−(6−(2−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)フェニル)−2,2−ジメチルブタンアミド;
    N−(2−エチル−5−(6−(2−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)フェニル)−3,3,3−トリフルオロ−2,2−ジメチルプロパンアミド;
    N−(2−エチル−5−(6−(2−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)フェニル)−3,3−ジメチルブタンアミド;
    N−(2−エチル−5−(6−(2−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)フェニル)−3,3,3−トリフルオロプロパンアミド;
    1,1−ジエチル−3−(2−エチル−5−(6−(2−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)フェニル)尿素;
    N−(2−エチル−5−(6−(2−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)フェニル)ピロリジン−1−カルボキサミド;
    N−(2−エチル−5−(6−(2−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)フェニル)−3,3−ジフルオロアゼチジン−1−カルボキサミド;
    N−(2−エチル−5−(6−(2−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)フェニル)−3−メチルオキセタン−3−カルボキサミド;
    2−クロロ−5−(6−(2−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)ベンゼンスルホンアミド;
    2−クロロ−N−メチル−5−(6−(2−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)ベンゼンスルホンアミド;
    N−tert−ブチル−2−クロロ−5−(6−(2−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)ベンゼンスルホンアミド;
    2−クロロ−N,N−ジメチル−5−(6−(2−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)イミダゾ[1,2−b]ピリダジン−2−イル)ベンゼンスルホンアミド;
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