JP6088212B2 - スクリュー圧縮機 - Google Patents

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Description

本発明は、スクリュー圧縮機に関する。
スクリュー圧縮機は、螺旋状のローブを持ち互いに噛み合って回転する雄・雌一対のロータ、該一対のロータを収納するケーシング、および雄・雌両ロータをそれぞれ回転自在に支持するための吸込側軸受と吐出側軸受によって構成される。
図9は、スクリュー圧縮機101のケーシング内を斜め上方の軸方向から目視した内部構成図である。
一般的に、雄ロータ102は吸込側端部に駆動軸のシャフト部102sを有し、シャフト部102sがスクリュー圧縮機101の外部において回転駆動源に接続される。
すなわち、雄ロータ102が外部動力により駆動され、雄ロータ102の駆動により、雌ロータ103が駆動される構成である。換言すれば、雄ロータ102が駆動ロータであり、雌ロータ103は従動ロータを構成している。
また、吸込側軸受と雄・雌両ロータ102、103の吸込側(図9の手前側)の端部、および吐出側軸受と雄・雌両ロータ102、103の吐出側(図9の奧側)端部の間には、シャフト部102s、103sを除いて、それぞれ吸込側・吐出側軸受と雄・雌両ロータ102、103とが画設される隔壁が設けられている。
回転駆動源によって回転駆動される雄ロータ102は、もう一方の雌ロータ103を回転駆動し、雄・雌両ロータ102、103の歯溝102m、103mとそれを囲むケーシングの内壁面とで形成される作動室が、膨張することによって負圧となり空気等の流体を吸込んで、収縮することによって容積を減少させ、空気等の気体を圧縮する。
この作動室には、他の空間と連通するすき間が複数あり、これらのすき間は作動室内の圧縮気体の他空間への内部漏洩の流路となる。
特に、雄・雌両ロータ102、103が接触または近接して雌ロータ103が駆動される駆動面(シールラインs100(s101、s102))の反回転側(吸込側)の面の後進面の間に形成されるすき間(シールラインs102)は、すき間の大きさおよびすき間を介した他空間との圧力差が他のすき間に較べて大きいため、他空間への気体の漏洩量が大きく、圧縮機効率を低下させる主な要因となる。なお、後進面の間に形成されるすき間とは、シールラインs102を形成する雄・雌両ロータ102、103の反回転側(吸込側)の間のすき間をいう。
このすき間の密閉、雄・雌ロータ102、103の摺動部の潤滑、および圧縮気体の冷却を目的として、圧縮機外部から作動室内に液体を注入するスクリュー圧縮機がある。
この類のスクリュー圧縮機に関して、例えば特許文献1に給油式スクリュー圧縮機が開示されている。特許文献1に記載の給油式スクリュー圧縮機では、ケーシングのボア部において、雌雄両ロータの歯溝の長手方向中央部に給油ノズルが設けられている。
また、特許文献2には、吸込側軸受が収納された空間とスクリューロータが収納された空間との間の隔壁に、吸込側軸受の内部を通過した後の潤滑油をスクリューロータ側に流して回収する第1の回収孔および第2の回収穴とを備えたことを特徴とするスクリュー圧縮機が開示されている。
特開2001−153073号公報(図1、図2等) 特許第4066038号公報(図1等)
ところで、特許文献1に記載された構成は、ケーシングのボア部に給油ノズルが設けられた場合、給油ノズルから給油された潤滑油は回転する雌雄両ロータの遠心力を受けてケーシングの内壁面に向けて移動し、ケーシングの内壁面に付着する。
特許文献2に記載のスクリュー圧縮機は、吸込側軸受に供給される潤滑油を、第2の回収穴を設けることで低減し、吸い込み側軸受けの撹拌ロスを低減することができる。なお、第1の回収穴および第2の回収穴の位置については、潤滑油を雄ロータまたは雌ロータの半径方向の位置に関してのみ記載がある。
特許文献1および特許文献2に記載のスクリュー圧縮機については、いずれも給油後の潤滑油が回転する雄・雌両ロータの遠心力によってケーシングの内壁面に付着する懸念がある。従って、潤滑油による密閉が特に必要な雄・雌両ロータ102、103の後進面の間に形成されるすき間は、雌ロータ103の外径より内側の位置であることから、当該すき間には潤滑油が届きにくいという課題がある。
さらには、ケーシングの内壁面に付着した潤滑油を、雄・雌両ロータ102、103がローブの歯先で攪拌するため、潤滑油が雄・雌両ロータ102、103の回転に際しての抵抗(トルク)となり、損失動力が大きくなる課題も生じる。
本発明の目的は、圧縮機外部から供給された液体(潤滑油)で雌雄両ロータの後進面の間に形成されたすき間を密閉することが可能なスクリュー圧縮機の実現にある。
上記の目的を達成するため、本発明では第一の手段として、螺旋状のローブを持ち互いに噛み合って回転する雄・雌一対のロータと、それらを収納するケーシングによって構成され、ケーシング内部に液体を供給しうる機能を備えたスクリュー圧縮機において、雄・雌ロータの軸方向に見て、前記雄ロータと前記雌ロータとが噛み合う前記雄ロータのローブの表面におけるその歯先を境に反回転方向側の後進面側にあって、前記雌ロータの軸中心を中心として、雌ロータの吸込側端面における歯底径と歯先径の間の領域に連通する液体供給口を、雄・雌ロータの吸込側端面と対向するケーシング内壁に有することを特徴とする。
また、第二の手段として、第一の手段において、雄・雌ロータの軸方向に見て、ケーシング内壁における液体供給口の位置は、雌ロータ軸中心を中心として、ケーシングの雌ロータ側ボアと雄ロータ側ボア上側の交点よりも下側に位置する下側の交点と、雄ロータ軸中心との間の角度の範囲に在ることを特徴とする。
さらに、第三の手段として、第一・第二の手段において、雌ロータの吸込側端面および雄ロータの吸込側端面と、ケーシング吸込側内壁とは、前記液体供給口から供給される前記液体が漏出しないように近接して配置されている。
本発明によれば、圧縮機外部から供給された液体で雄・雌両ロータの後進面の間に形成されたすき間を密閉することが可能なスクリュー圧縮機を実現できる。
本発明に係る実施形態1のスクリュー圧縮機のケーシング内を雄ロータ側の側方から見た要部断面を含む側面図。 実施形態1のスクリュー圧縮機のケーシング内の雄・雌ロータを上方から見た上面図。 実施形態1のスクリュー圧縮機のケーシング内を、雄ロータを省略して、雄ロータ側の側方から見た要部断面を含む側面図。 スクリュー圧縮機の雄・雌ロータと吸込側隔壁の接触面における断面の図1のA−A線断面図。 (a)は図2のC方向から見た吸込端から吐き出し端までにおける雄・雌ロータ間のシールラインを示す図であり、(b)は(a)の各シールラインのすき間を示す図。 雄・雌ロータにおける前進面と後進面とを示す雄・雌ロータを吸込側の斜め上方から見た斜視図。 本発明に係る実施形態2のスクリュー圧縮機のケーシング内の雄ロータを側方から見た側面図。 図1のD−D線断面図。 スクリュー圧縮機のケーシング内を斜め上方の軸方向から目視した内部構成図。
以下、本発明の実施形態について添付図面を参照して説明する。
<<実施形態1>>
図1は、本発明に係る実施形態1のスクリュー圧縮機1のケーシング4内を雄ロータ2側の側方から見た要部断面を含む側面図である。
図2は、実施形態1のスクリュー圧縮機1のケーシング4内の雄・雌ロータ2、3を上方から見た上面図である。
図3は、実施形態1のスクリュー圧縮機1のケーシング内を、雄ロータ2を省略して、雄ロータ2側の側方から見た要部断面を含む側面図である。なお、図3はケーシング内の雌ロータ3を側方から見たものである。
図4は、スクリュー圧縮機1の雄・雌ロータ2、3と吸込側隔壁9の接触面における断面の図1のA−A線断面図である。図4中の矢印は、雄ロータ2および雌ロータ3の各回転方向を示す。なお、図4では、凹部24の形状を明確にするため、その輪郭を実線で示している。
実施形態1のスクリュー圧縮機1は、運転中の機内に外部から潤滑油を供給し、空気などの被圧縮気体を圧縮して出力する機械である。
具体的には、スクリュー圧縮機1は、互いに噛み合う雄・雌ロータ2、3のシールライン(詳細は後記)および各歯溝2m、3mとケーシング4とによって形成される作動室(作動空間)に外部から潤滑油(液体)を供給し、空気などの被圧縮気体を圧縮する機能を備えた圧縮機である。
潤滑油は、潤滑、冷却、および、被圧縮気体を圧縮する作動室(作動空間)をシールする役割をもつ。
雄・雌ロータ2、3のシールライン(後に詳述)は、駆動側の雄ロータ2の歯が従動側の雌ロータ3の歯に接触して、雄ロータ2が雌ロータ3を駆動するとともに、駆動側の雄ロータ2の歯が従動側の雌ロータ3の歯に接触または近接して、作動室を他の空間からシールするラインである。
スクリュー圧縮機1は、互いに噛み合う雄ロータ2および雌ロータ3と、両ロータ2、3を収納するケーシング4と、および両ロータ2、3をそれぞれ回転自在に支持するための吸込側軸受5a、5bおよび吐出側軸受6a、6bとを備え、構成されている。吐出側軸受6a、6bは、円筒ころ軸受とアンギュラ玉軸受による組み合わせ軸受であり、ラジアル荷重とスラスト荷重との両方を受けることができる。
雄ロータ2と雌ロータ3とは、ネジ状である螺旋状の凸状の歯と凹状の歯とを互いに噛み合わせて回転するものであり、ネジ状の螺旋状のローブ2t、3tをそれぞれ有している。
図4に示すように、雄ロータ2は、ネジ状である螺旋状の凸状の歯2hが形成されており、ネジ状の螺旋状のローブ(突き出し部)2tと、隣接するローブ2t間の歯溝2mとを有している。
雌ロータ3は、雄ロータ2の凸状の歯2hが噛み合う状の凹状の歯3hが形成されており、ネジ状の螺旋状のローブ(突き出し部)3tと、隣接するローブ3t間の歯溝3mとを有している。
雄ロータ2は、吸込側(図1の紙面左側)端部に、ケーシング4外に突出するシャフト部7mを有し、シャフト部7mがケーシング4の外部において、不図示のモータ等の回転駆動源に接続される。一方、雌ロータ3は、シャフト部7wを有するが、ケーシング4外に突出することなく、駆動源に接続されず、ケーシング4内に枢設されている。つまり、雄ロータ2は、駆動ロータであり、雌ロータ3は、雄ロータ2の噛み合いによって駆動される従動ロータである。
雄・雌ロータ2、3およびケーシング4の内面4nで囲繞される作動室(空間)で圧縮された圧縮空気が、ケーシング4とシャフト部7m、7wの摺動面を介して、外部に漏洩することを防ぐため,メカニカルシール8が設けられている。メカニカルシール8は、例えば、ステンレス鋼板(SUS304など)に、カーボンのパッキンの面を摺動させてシールする構造である。
吸込側軸受5a、5bと雄・雌ロータ2、3との間には、シャフト部7m、7wを除いて、吸込側隔壁9が設けられている。また、吐出側軸受6a、6bと雄・雌両ロータ2、3の間には、シャフト部7m、7wを除いて、吐出側隔壁10が設けられている。
ケーシング4の吸い込み側(図1、3の紙面左側)には、圧縮する空気を外部から内部に吸い込む吸込口11がケーシング4に貫設されている。一方、ケーシング4の吐き出し側には、圧縮する空気を吐き出す吐出ポート12が形成されている。
そこで、スクリュー圧縮機1において、吸込口11がある側(図1、3の紙面左側)を吸込側と定義する一方、吐出ポート12がある側(図1、3の紙面右側)を吐出側と定義する。
不図示の回転駆動源によって回転駆動された雄ロータ2は、前記したように、シールラインにおける後記の前進面の接触部で雌ロータ3に接触して雌ロータ3を回転駆動する。また、雄・雌両ロータ2、3の噛み合いのラインのシールラインで、雄ロータ2と雌ロータ3とが接触または近接して、雄・雌両ロータ2、3で形成される作動空間の雄・雌両ロータ2、3の噛み合い部を封止する。
そして、雄・雌両ロータ2、3の歯溝2m、3mと、それを囲む前記ケーシング4の内壁と、雄・雌両ロータ2、3の噛み合いのラインのシールラインで形成される作動室(作動空間)が膨張および収縮することによって、吸込口11から流入した空気は吸込された後、圧縮される。
つまり、作動室の容積は、ある時点まで膨張して負圧となり、吸込口11から外部の空気を作動室内に吸込する。その後、作動室の容積は、次第に収縮して作動室内に吸込された空気を圧縮する。
そして、圧縮された空気は、吐出ポート12から外部の圧縮空気消費機器(図示せず)に供給される。このとき、作動室内の圧力は、吸込口11に近いほど低く、吐出ポート12に近いほど高い。
スクリュー圧縮機1の動作に際して、雄・雌両ロータ2、3の回転中は、吸込側軸受5a、5b,吐出側軸受6a、6b,およびメカニカルシール8を固体摩擦や磨耗を可及的に抑制して潤滑する必要があるため、吸込側軸受給油穴13および吐出側軸受給油穴14から潤滑油を供給して潤滑膜を形成し、摺動面やころがり面が直接触れ合わないようにする。それぞれの軸受(5a、5b、6a、6b)を潤滑した後の潤滑油は、ケーシング4下部に形成される吸込側油回収穴15および吐出側油回収穴16を通過させて、雄・雌両ロータ2、3の不図示の油回収部に回収する。吸込側軸受給油穴13および吐出側軸受給油穴14から供給される潤滑油は、それぞれ1〜5リットル/分(min)程度である。
このとき、潤滑油の回収が円滑に行われないと吸込側軸受5a、5bおよび吐出側軸受6a、6bの攪拌損失動力が増大する。そのため、雄・雌両ロータ2、3の油回収部における潤滑油の回収位置は、攪拌を避けるために吸込側・吐出側軸受5a、5b、6a、6bより出来るだけ下方にして重力の作用により油溜まりを軸受(5a、5b、6a、6b)から遠ざけ、かつ、圧力による潤滑油の流れを円滑にするため、低圧である必要がある。
<シールライン>
以下、雄ロータ2と雌ロータ3とが噛み合い、両者間をシール(封止)する作用を担うシールラインについて説明する。
図4において、雌ロータ3と噛み合う雄ロータ2のローブ2tの表面(外周面)において、歯先17を境に回転方向側を雄側前進面18、および回転方向逆側(反回転方向側)を雄側後進面19と定義する。また、雄ロータ2と噛み合う雌ロータ3の歯溝3m(外周面)において、歯底20を境に回転方向側を雌側前進面21、および回転方向逆側(反回転方向側)を雌側後進面22と定義する。
雄・雌ロータ2、3の噛み合い部に存在するすき間は、そのすき間を介して吐出圧力にある作動室の空間と吸込圧力にある作動室の空間とが隣接するため、作動室に存在する複数のすき間のうち、最も空気(被圧縮気体)の内部漏洩の体積効率に対する影響が大きい。
雄・雌ロータ2、3間のすき間は、雄側前進面18と雌側前進面21との間のすき間、および雄側後進面19と雌側後進面22との間のすき間によって形成される。
前記のシールラインは、雄側前進面18と雌側前進面21との間の領域(接触部とすき間)および雄側後進面19と雌側後進面22との間の領域(すき間)で形成され、隣接する作動室の空間を隔絶し、シールする作用を担う。
図5(a)は、図2のC方向から見た吸込端から吐き出し端までにおける雄・雌ロータ2、3間のシールラインs(s1、s2)を示す図であり、図5(b)は、図5(a)の各シールラインs(s1、s2)のすき間(寸法)を示す図である。図5(a)の実線は、雌ロータ3を示し、雄ロータ2は省略して示している。
図6は、雄・雌ロータ2、3における前進面と後進面とを示す雄・雌ロータ2、3を吸込側の斜め上方から見た斜視図である。
一つのシールラインs(s1、s2)は、図5(a)、図6に示すように、雄・雌ロータ2、3の歯2h、3hの一回り毎に形成される。シールラインsにおける前進面のシールラインs1は、雄側前進面18と雌側前進面21とで形成され、後進面のシールラインs2は、雄側後進面19と雌側後進面22とで形成される。
そして、雄・雌ロータ2、3の回転に伴って、各シールラインs(s1、s2)は、図5(a)、図6の矢印α1に示すように、吸込側から吐出側へ、平行移動する。
本実施形態のスクリュー圧縮機1は、図5(b)に示すように、雄ロータ2の雄側前進面18が雌側前進面21に接触して雌ロータ3に、駆動源からの駆動力を伝達する。そのため、雄側前進面18と雌側前進面21との間のすき間は、実質ゼロに近く小さい。一方、雄ロータ2の雄側後進面19と、雌ロータ3の雌側後進面22との間に形成されるすき間,すなわち後進面すき間23(図4参照)は、比較的大きい。
従って、空気(被圧縮気体)の内部漏洩による効率低下を最小限にするためには、雄側後進面19と雌側後進面22との間のすき間の後進面すき間23(図4参照)を潤滑油によって封じる必要がある。
そこで、後進面すき間23に潤滑油を供給するため、図1に示すように、後進面すき間23を含む雄・雌ロータ2、3と近接して対向するケーシング4の吸込側隔壁9の箇所に、潤滑油を受ける凹部24を設ける。そして、吸込側隔壁9に凹部24と連通する給油口(液体供給口)25を設ける。給油口25から供給される潤滑油の量は、10リットル/分(min)以上とする。これにより、少ない潤滑油の量で確実に後進面すき間23を潤滑油で封じることができる。
ここで、ケーシング4における吸込側隔壁9の凹部24を囲繞する(囲む)吸込側隔壁9と、雄ロータ2の吸込側端面2pおよび雌ロータ3の吸込側端面3pとの間の寸法(距離)は、潤滑油が凹部24からケーシング4の吸込側隔壁9と雄・雌ロータ2、3との間に漏出しないように、500μm以下の近接した寸法(距離)としている。
図4に示すように、凹部24は、雄・雌ロータ2、3の軸方向に見て、雌ロータ3の軸中心26を中心とする扇形の形状をしており、その内径は雌ロータ3の歯底半径r1であり、また、外径は雌ロータ3のピッチ円半径r2である。なお、外径は雌ロータ3の歯先円の半径r3(軸方向に見たローブ3tが形成する円)としてもよい。
これにより、雌ロータ3が回転する毎に、給油口25から機内(ケーシング4の内部)に供給された潤滑油が、雌側後進面22の大部分に付着するため、後進面すき間23を潤滑油によって封じることが可能になる。
また、凹部24の上端は、雄・雌ロータ2、3の軸方向に見て、雌ロータ軸中心26と雄ロータ軸中心28を結ぶ線分上にある。換言すれば、凹部24の上端は、雄・雌ロータ2、3の軸方向に見て、雌ロータ軸中心26と雌ロータ3の歯底20と雄ロータ2の歯先17が接する点とを通る直線上にある。
凹部24の下端は、雌ロータ軸中心26と、雌ロータ側ボアwbと雄ロータ側ボアmbの交点のカスプ部27を結ぶ線分上にある。
すなわち、給油口25の位置は、雄・雌ロータ2、3の軸方向に見て雌ロータ軸中心26を中心として、ケーシング4の雌ロータ側ボアwbと雄ロータ側ボアmbの交点のカスプ部27と、雄ロータ軸中心28との間の角度の範囲に存在する。
これによって、雌側後進面22に付着した潤滑油が遠心力によって雌ロータ3の周方向(外径方向)に飛散した場合においても、ケーシング4の内壁面に付着することが抑制され、雄ロータ2の歯溝2mに付着する。そのため、雌ロータ3がケーシング4の内壁面の潤滑油を撹拌する際に生じる損失動力を増大させることがない。
従って、潤滑油により、雄ロータ2の雄側後進面19と雌ロータ3の雌側後進面22との間のすき間の後進面すき間23の密閉を促進することが可能となる。
図5に示されるように,後進面のシールラインs2は,雌雄ロータ軸より下方に位置する。すなわち,雄・雌ロータ2、3で形成される後進面すき間23は全域が,雌雄ロータ軸より下方に位置する。従って,吸込側隔壁9における雌雄ロータ軸の上方に凹部24を設けても,潤滑油は後進面すき間23に供給されない。このような理由から、凹部24の上端を、雌ロータ軸中心26と雄ロータ軸中心28を結ぶ線分上に一致させている。
後進面すき間23に入った潤滑油は、雄・雌両ロータ2、3の回転に伴い、図5(a)、図6の矢印α1に示すように、各シールラインs(s1、s2)が吸込側から吐き出し側へ平行移動するに伴い、吸込側端面2p、3pから吐出側端面2q、3qに輸送されることとなる。
従って、雄・雌両ロータ2、3の吸込側端面2p、3pから吐出側端面2q、3qまでの雌雄ロータ2、3間の後進面すき間23を一様に密閉可能となる。
ここで、重力により潤滑油が凹部24の下部に溜まる懸念があること、および、潤滑油が、雌側後進面22に付着すると遠心力の影響を受けることなどから、給油口25の凹部24との連通位置は、雌ロータ軸中心26に近く、かつ上方であることが望ましい。何故なら、給油口25の凹部24との連通位置を、雌ロータ軸中心26に近くにすることで遠心力(=mrω)のrを小さくし、遠心力(=mrω)を小さくできる。また、給油口25を上方にすることにより、後進面すき間23またはその近傍に給油口25を配置して潤滑油を供給することができるからである。
なお、潤滑油は、低圧の吸込側と高圧の吐出側との圧力差により、不図示のタンク、冷却器などを介して冷却されたりしつつ、ケーシング4内を循環する。
以上により、被圧縮気体(空気)の内部漏洩による圧縮機効率の低下に最も影響の大きい雄・雌両ロータ2、3の後進面19、22の間に形成されたすき間(後進面すき間23)に対して潤滑油を供給し、すき間を介した被圧縮気体の内部漏洩を抑制することが可能となる。そのため、圧縮する被圧縮気体の流量を増やすことが可能である。
さらに、ケーシング4の壁面に液体が付着しにくくなり、雄・雌両ロータ2、3がローブ2t、3tの歯先で攪拌する潤滑油の量が減るため、軸動力を低減することが可能となる。
そのため、潤滑油の撹拌による損失動力を最小限に抑え、かつ、空気(被圧縮気体)の最も内部漏洩量の多い雄・雌ロータ2、3間のすき間を効果的に密閉する給油構造を実現できる。従って、高効率なスクリュー圧縮機1の実現が可能となる。
なお、実施形態1では、潤滑油を、ケーシング4の雌ロータ側ボアwbと雄ロータ側ボアmb側から雄・雌ロータ2、3に供給する構成は記載しなかったが、ケーシング4の雄・雌ロータ側ボアmb、wb(図4参照)から雄・雌ロータ2、3に潤滑油を供給してもよい。
例えば、従来、ケーシング4の雄・雌ロータ側ボアmb、wbから雄・雌ロータ2、3へ潤滑油を50リットル/分(min)位供給しているが、給油口25から潤滑油を供給することで、ケーシング4の雄・雌ロータ側ボアmb、wbから雄・雌ロータ2、3へ潤滑油の量を20リットル/分(min)程度に低減できる。
<<実施形態2>>
次に、実施形態2のスクリュー圧縮機21について説明する。
図7は、本発明に係る実施形態2のスクリュー圧縮機21のケーシング内の雄ロータ2を側方から見た側面図である。図8は、図1のD−D線断面図である。
実施形態2のスクリュー圧縮機21は、実施形態1の凹部24を形成することなく、実施形態1の凹部24の領域(図8に示す給油口形成領域24R)に、潤滑油を供給する給油口25Bを形成するものである。
これ以外の構成は、実施形態1と同様であるから、同様な構成要素には同一の符号を付して示し、詳細な説明は省略する。
スクリュー圧縮機21では、後進面すき間23に潤滑油を供給するため、図8に示すように、ケーシング4における吸込側隔壁9の後進面すき間23を含む雄・雌ロータ2、3と近接して対向する箇所に、潤滑油を供給する給油口25Bを形成する給油口形成領域24Rを定めている。そして、吸込側隔壁9の給油口形成領域24Rに吸込側隔壁9と、雄ロータ2の吸込側端面2pおよび雌ロータ3の吸込側端面3pとの間に連通する給油口25Bを設けている。
給油口25から供給される潤滑油の量は、実施形態1と同様、10リットル/分(min)以上である。
ここで、ケーシング4における吸込側隔壁9の給油口25Bを囲繞する(囲む)吸込側隔壁9と、雄ロータ2の吸込側端面2pおよび雌ロータ3の吸込側端面3pとの間の寸法(距離)は、給油口25Bからの潤滑油が、吸込側隔壁9と雄・雌ロータ2、3の吸込側端面2p、3pとの間に漏出しないように、500μm以下の近接した寸法(距離)としている。
図8に示すように、ケーシング4における吸込側隔壁9の給油口形成領域24Rは、雄・雌ロータ2、3の軸方向に見て、雌ロータ3の軸中心26を中心とする扇形の形状をしており、その内径は雌ロータ3の歯底半径r1であり、また、外径は雌ロータ3のピッチ円半径r2である。なお、外径は雌ロータ3の歯先円(軸方向に見たローブ3tが形成する円)の径r3としてもよい。
また、給油口形成領域24Rの上端は、雄・雌ロータ2、3の軸方向に見て、雄側前進面18および雌側前進面21と、雄側後進面19および雌側後進面22との境界である雌ロータ軸中心26と雄ロータ軸中心28とを結ぶ線分上にある。換言すれば、給油口形成領域24Rの上端は、雌ロータ軸中心26と雌ロータ3の歯底20と雄ロータ2の歯先17が接する点とを通る直線上にある。
給油口形成領域24Rの下端は、雄・雌ロータ2、3の軸方向に見て、雌ロータ軸中心26と、雌ロータ側ボアwbと雄ロータ側ボアmbの交点のカスプ部27を結ぶ線分上にある。
給油口25Bの位置は、雌ロータ軸中心26を中心として、ケーシング4の雌ロータ側ボアwbと雄ロータ側ボアmbの交点のカスプ部27と、雌ロータ3の歯底20と雄ロータ2の歯先17が接する点との間の角度の範囲に存在する。
これにより、雌ロータ3が回転する毎に、給油口25から機内(ケーシング4の内部)に供給された潤滑油が、雌側後進面22の後進面すき間23(図8参照)またはその近傍に付着するため、後進面すき間23を潤滑油によって封じることが可能になる。
また、雌側後進面22に付着した潤滑油が遠心力によって雌ロータ3の周方向(外径方向)に飛散した場合においても、ケーシング4の内壁面に付着することが抑制され、雄ロータ2の歯溝2mに付着する。そのため、雌ロータ3の潤滑油を攪拌する損失動力を増大させることがない。
従って、潤滑油により、雄ロータ2の雄側後進面19と雌ロータ3の雌側後進面22との間のすき間の後進面すき間23の密閉を促進することが可能となる。
図5に示されるように,後進面のシールラインs2は,雌雄ロータ軸より下方に位置する。すなわち,雄・雌ロータ2、3で形成される後進面すき間23は全域が,雌雄ロータ軸より下方に位置する。従って,吸込側隔壁9における雌雄ロータ軸の上方に凹部24を設けても,潤滑油は後進面すき間23に供給されない。そのため、実施形態1と同様、給油口形成領域24Rの上端を、雌ロータ軸中心26と雄ロータ軸中心28を結ぶ線分上に一致させている。
後進面すき間23に入った潤滑油は、雄・雌両ロータ2、3の回転に伴い、図5(a)、図6の矢印α1に示すように、各シールラインs(s1、s2)が、吸込側から吐き出し側へ平行移動するに伴って、吸込側端面2p、3pから吐出側端面2q、3qに輸送される。
従って、雄・雌両ロータ2、3の吸込側端面2p、3pから吐出側端面2q、3qまでの雌雄ロータ2、3間の後進面すき間23を一様に密閉可能となる。
ここで、重力により潤滑油が凹部24の下部に溜まる懸念があること、および、潤滑油が、雌側後進面22に付着すると遠心力の影響を受けることなどから、実施形態1と同様な理由で、給油口25の連通位置は、雌ロータ軸中心26に近く、かつ上方であることが望ましい。
以上により、潤滑油の撹拌による損失動力を最小限に抑え、かつ、最も空気(被圧縮気体)の内部漏洩量の多い雌雄ロータ2、3間のすき間を効果的に密閉する給油構造を実現し、高効率なスクリュー圧縮機21の実現が可能となる。
なお、実施形態2では、給油口25Bを、予め定めた給油口形成領域24Rに設ける場合を例示したが、給油口25Bを、雄ロータ2の雄側後進面19と、雌ロータ3の雌側後進面22との間に形成されるすき間の後進面すき間23(図8参照)に対向する位置に設けると、給油口25Bから供給される潤滑油が直接、後進面すき間23に注入されるので、後進面すき間23の封止をより確実にできるので、より望ましい。
前記実施形態1、2のスクリュー圧縮機1、21では、被圧縮気体として、空気を例示したが、空気以外の他の気体、冷媒であってもよく、被圧縮気体は、本発明の作用効果を奏するものであれば、限定されない。
以上、本発明の様々な実施形態を述べたが、本発明の範囲内で様々な修正と変更が可能である。すなわち、本発明は発明の趣旨を変更しない範囲において適宜、任意に変更可能である。
1 スクリュー圧縮機
2 雄ロータ
2p 雄ロータの吸い込み側端面
2t 雄ロータのローブ
3 雌ロータ
3p 雌ロータの吸い込み側端面
3t 雌ロータのローブ
4 ケーシング
9 吸込側隔壁(ケーシング吸込側内壁)
10 吐出側隔壁
11 吸込口
17 雄ロータの歯先
19 雄側後進面(雄ロータの後進面)
20 雌ロータの歯底
22 雌側後進面(雌ロータの後進面)
23 後進面すき間(雄ロータの後進面とこれに対向する雌ロータの後進面とで形成される空間)
24 凹部
25 給油口(液体供給口)
26 雌ロータ軸中心(雌ロータの軸中心)
27 カスプ部(交点)
28 雄ロータ軸中心
wb 雌ロータ側ボア
mb 雄ロータ側ボア
r1 雌ロータの歯底半径(雌ロータの歯底径)
r3 雌ロータの歯先円の半径(雌ロータの歯先径)

Claims (5)

  1. 螺旋状のローブを有して互いに噛み合って回転する雄・雌一対のロータと、
    該雄・雌一対のロータを収納するケーシングと、
    前記雄・雌のロータの吸込側端面と対向するケーシング吸込側内壁に設けられ、前記ケーシング内部に液体を供給する液体供給口とを備え、
    前記液体供給口は、前記雄・雌ロータの軸方向に見て、
    前記雄ロータと前記雌ロータとが噛み合う前記雄ロータのローブの表面におけるその歯先を境に反回転方向側の後進面側にあって、前記雌ロータの軸中心を中心として、前記雌ロータの吸込側端面における歯底径と歯先径との間の領域に連通するとともに、前記雌ロータの軸中心を中心として、前記ケーシングの雌ロータ側ボアと雄ロータ側ボア上側の交点よりも下側に位置する下側の交点と、雄ロータ軸中心との間の角度の範囲に位置し、
    前記雌ロータの吸込側端面および前記雄ロータの吸込側端面と、前記ケーシング吸込側内壁とは、前記液体供給口から供給される前記液体が漏出しないように近接して配置される
    ことを特徴とするスクリュー圧縮機。
  2. 請求項1に記載のスクリュー圧縮機において、
    記雌ロータの吸込側端面および前記雄ロータの吸込側端面と、前記ケーシング吸込側内壁との間の隙間は、500μm以内である
    ことを特徴とするスクリュー圧縮機。
  3. 請求項1に記載のスクリュー圧縮機において、
    前記液体供給口からの前記液体の供給量は、10リットル/min以上である
    ことを特徴とするスクリュー圧縮機。
  4. 請求項1から請求項3のうちの何れか一項に記載のスクリュー圧縮機において、
    前記液体供給口は、前記雄・雌ロータの軸方向に見て、前記雄ロータと前記雌ロータとが噛み合う前記雄ロータのローブの表面におけるその歯先を境に反回転方向側の雄ロータの後進面とこれに対向する前記雌ロータの後進面とで形成される空間に対向する位置に設けられる
    ことを特徴とするスクリュー圧縮機。
  5. 請求項1または請求項3のうちの何れか一項に記載のスクリュー圧縮機において、
    前記雄・雌のロータの吸込側端面と対向するケーシング吸込側内壁に、前記雄・雌ロータの軸方向に見て、前記雌ロータの吸込側端面における歯底径と歯先径との間の領域にあって、前記雌ロータの軸中心を中心として、前記ケーシングの雌ロータ側ボアと雄ロータ側ボア上側の交点よりも下側に位置する下側の交点と、雄ロータ軸中心との間の角度の範囲に位置する凹部を備える
    ことを特徴とするスクリュー圧縮機。
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