JP6087927B2 - 容量性センサのための表面充電の減少技術 - Google Patents

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Description

[0001]本発明は、容量性変換器に関し、特に、容量性変換器の表面充電の増大を減少させる技術に関する。
[0002]変換器(トランスデューサ)は、一般物理量(例えば、加速度、圧力など)を、電子回路で処理可能な量に変換する。具体的には、容量性変換器は、測定された入力信号の大きさに応じて、静電容量の変化を生成する。容量性変換器の読み出し回路は、変換器によって生成される静電容量変化を電気信号に変換する。当プロセスでは、回路は変換器の電極に電圧波形を印加する。
[0003]容量性加速度計(加速度を測定するための容量性変換器)は、機械的な検出素子、及び、読み出し回路を備える。図1は、容量性加速度計の機械的な検出素子100の実施形態の一例を示す。この実施形態では、機械的な検出素子100は、第1のバネ104と第2のバネ106との間に吊り下げられたおもり102、第1の電極110、及び、第2の電極112、を備える。おもり102の近位端は第1のバネ104に結合され、おもり102の遠位端は第2のバネ106に結合される。第1のバネ104は、おもり102の近位端に結合された第1の端部、及び、基板に結合された第2の端部、の2つの端部を備える。第2のバネ106は、おもり102の遠位端に結合された第1の端部、及び、基板に結合された第2の端部、の2つの端部を備える。共通電極Mは、おもり102に結合され、基板に相対するおもり102と共に移動する。第1の電極110及び第2の電極112は、基板に相対して静止している。この実施形態では、正の基準電圧Vsが第1の電極110に印加され、負の基準電圧−Vsが第2の電極112に印加される。第1の可変キャパシタCは、第1の電極110と共通電極Mとの間に形成され、第2の可変キャパシタCは、第2の電極112と共通電極Mとの間に形成される。
[0004]本実施形態では、システムが静止している場合、第1の電極110と共通電極Mとの間、及び、第2の電極112と共通電極Mとの間、に実質的に等しいわずかなギャップgがあり、第1の可変キャパシタC及び第2の可変キャパシタCは実質的に等しい静電容量となる。入力加速度は、基板に対しておもり102を移動させ、電極間のギャップを変化させ、そして、第1の可変キャパシタC及び第2の可変キャパシタCの静電容量を変化させる。矢印120の方向の加速度は、おもり102を、入力加速度に比例する距離Δx移動させる。このおもり102の移動は、第1の電極110と共通電極Mとの間の距離をg+Δxへ増加させ、第2の電極112と共通電極Mとの間の距離をg−Δxへ減少させる。これにより、キャパシタC1,の静電容量は変化する。可変キャパシタC,Cの静電容量Cは、以下の式によって決定される。
Figure 0006087927
ここでεは誘電体の誘電率であり、Aは(紙の中に延在する)容量性プレートの面積であり、gはわずかなギャップ、Δxは加速度による変位である。読み出し回路は、キャパシタC1,の静電容量の変化に基づいてΔxの値を決定する。
[0005]図2は、自己バランシング容量性ブリッジ200の実施形態の一例の概略図である。図2に示したスイッチトキャパシタの実装は、高抵抗の経路を必要とすることなく簡単な入力DCバイアスを得られ、また、全てのプロセス及び温度にわたって安定し明確に定義された伝達関数を得られる、という利点を有している。また、アナログ−デジタル変換器(ADC)によって直接的にデジタル化できる離散時間出力信号を提供する。図2は、自己バランシングブリッジのシングルエンドの実施形態を示している。
[0006]自己バランシングブリッジ200は、センサコア、及び、読み出し又はインターフェース回路を備える。センサコア210は、例えば図1に示された検出素子100又は当業者に知られている様々な他の容量性センサ素子のような、容量性センサコアを表している。センサコア210は、センサコア210の出力に結合された共通ノードMを共有する2つの可変キャパシタC1,を備える。読み出し回路は、センサコア210の出力を積算器222へ渡すフォワードパスを備える。積算器222は、出力Vに利得(ゲイン)を与える。本実施形態では、積算器222は、積分キャパシタCを有する増幅器(アンプ)224を備える。自己バランシングブリッジ200は、出力電圧Vをセンサコア210へフィードバックする第1のフィードバックパス230及び第2のフィードバックパス240を備える。第1のフィードバックパス230は、出力電圧Vを、第1の反転増幅器232を介して第1の加算ノード234へフィードバックする。第1の加算ノード234は、反転された出力電圧−Vと反転された基準電圧−Vとを加算し、結果の電圧−V−Vを第1の可変センサキャパシタCへ出力する。第2のフィードバックパス240は、出力電圧Vを、第2の反転増幅器242を介して第2の加算ノード244へフィードバックする。第2の加算ノード244は、反転された出力電圧−Vと基準電圧Vとを加算し、結果の電圧V−Vを第2の可変センサキャパシタCへ出力する。
[0007]自己バランシングブリッジ200は、2つのセンサキャパシタC1,の絶対電荷を等しくしようと試みる。これらの条件下で、出力電圧は、測定されたキャパシタの差と和の比に比例する。
Figure 0006087927
様々な用途のために上記比率を測定することは有意義であり、加速度センサは、1つの特定の例である。
[0008]図3は、図2のブリッジキャパシタC1,にかかる電圧波形を示している。キャパシタCにかかる電圧であるVc1、及び、キャパシタCにかかる電圧であるVc2は、非0平均値であることは明らかである。マイクロマシン変換器の電極のペアに非0平均値の電圧波形を与えると表面充電の増大を導き、システムの動作を阻害することがあることはよく知られている。表面充電の増加による1つの特定の結論は、アプリケーションの重要なパラメータであるDCオフセットのドリフトである。
[0009]図2の回路の第2の欠点は、信号が単一の信号線212を介してアンプの入力に転送されることである。また、”シングルエンド”での実装は不要な干渉を導きやすいことはよく知られている。図4に示すように、差動信号処理は、この問題の解決策として一般的である。
[0010]図4は、差動自己バランシング容量性ブリッジシステム400の実施形態を例示したものである。差動システム400は、検出要素402、デュアル転送パス410、及び、2つのデュアルフィードバックパス420,430を備える。差動システム400では、変換器402は、2つの独立した第1のコアC、及び、第2のコアCによって実現される。第1のコアCは、第1のコアCの出力に結合された共通ノードを共有する可変キャパシタC1A,C2Aを備える。第2のコアCは、第2のコアCの出力に結合された共通ノードを共有する可変キャパシタC1B,C2Bを備える。2つのコアの対応するキャパシタは、入力信号に対して実質的に同じように振る舞う(例えば、C1A=C1B、C2A=C2B)。しかしながら、2つのコアによって生成される電気信号は極性が反対である。このような設計において外乱が”コモンモード”信号として表われ、読み出し回路によって拒絶される。
[0011]フォワードパス410は、検出要素402の2つのコアから出力された信号を受け取り、それらを積分器412へ渡し、出力信号Vを生成する。第1のフィードバックパス420は、出力信号Vを第1の加算ノード422へフィードバックする。第1の加算ノード422は、出力信号を反転し、正の基準電圧Vと加算し、第1の加算信号−V+Vを生成する。(−V+V)/2の電圧が第1のコアCのキャパシタC1Aへ供給され、−(−V+V)/2の電圧が第2のコアCのキャパシタC1Bへ供給される。第2のフィードバックパス430は、出力信号Vを第2の加算ノード432へフィードバックする。第2の加算ノード432は、出力信号を反転し、反転リファレンス電圧−Vと加算し、第2の加算信号−V−Vを生成する。(−V−V)/2の電圧が第1のコアCのキャパシタC2Aへ供給され、−(−V−V)/2の電圧が第2のコアCのキャパシタC2Bへ供給される。
[0012]図5は、図4の差動システム400用の変換器コア402のブリッジキャパシタにかかる電圧波形を示している。電圧波形は非0平均値となっており、その結果、表面充電の問題はこの差動回路でも同様に存続することは明らかである。
[0013]表面充電の増大を減らしDCオフセットのドリフトを減らすために、実質的に0平均の電圧が電極にかかることが望まれる。
[0014]物理量を検出する差動容量性変換器システムが開示される。前記差動容量性変換器システムは、第1及び第2の容量性コア、及び、チョッピングシステムを備える。前記第1及び第2の容量性コアはそれぞれ、前記物理量に基づいて第1のコア出力、及び、第2のコア出力を生成する。第1の容量性コアは、第1の可変キャパシタ、第2の可変キャパシタ、前記第1の可変キャパシタに結合された第1のコア入力、前記第2の可変キャパシタに結合された第2のコア入力、及び、前記第1の可変キャパシタと前記第2の可変キャパシタとの間の第1の共通ノードに結合された第1のコア出力、を備える。前記第2の容量性コアは、第3の可変キャパシタ、第4の可変キャパシタ、前記第3の可変キャパシタに結合された第3のコア入力、前記第4の可変キャパシタに結合された第4のコア入力、及び、前記第3の可変キャパシタと前記第4の可変キャパシタとの間の第2の共通ノードに結合された第2のコア出力、を備える。前記チョッピングシステムは、高い状態と低い状態とを有し、前記第1及び第2の容量性コアと結合される。前記チョッピングシステムは、第1の正の信号に結合された第1のチョッピング入力、第2の負の信号に結合された第2のチョッピング入力、第1の負の信号に結合された第3のチョッピング入力、第2の正の信号に結合された第4のチョッピング入力、第1のチョッピング出力、及び、第2のチョッピング出力を備える。前記チョッピングシステムが高い状態のとき、前記第1のチョッピング入力は前記第1のコア入力に結合され、前記第2のチョッピング入力は前記第2のコア入力に結合され、前記第3のチョッピング入力は前記第3のコア入力に結合され、前記第4のチョッピング入力は前記第4のコア入力に結合され、前記第1のチョッピング出力は前記第1のコア出力に結合され、前記第2のチョッピング出力は前記第2のコア出力に結合され、前記チョッピングシステムが低い状態のとき、前記第1のチョッピング入力は前記第3のコア入力に結合され、前記第2のチョッピング入力は前記第4のコア入力に結合され、前記第3のチョッピング入力は前記第1のコア入力に結合され、前記第4のチョッピング入力は前記第2のコア入力に結合され、前記第1のチョッピング出力は前記第2のコア出力に結合され、前記第2のチョッピング出力は前記第1のコア出力に結合される。前記第1の正の信号は、前記第1の負の信号と実質的に同じ振幅及び反対の極性を有し、前記第2の負の信号は、前記第2の正の信号と実質的に同じ振幅及び反対の極性を有する。
[0015]前記差動容量性変換器システムは、前記第1及び第2のコア出力を受信し、変換器信号を生成する積分回路をさらに備えることができる。前記差動容量性変換器システムは、第1及び第2の差動加算回路をさらに備えることができる。前記第1の差動加算回路は、前記変換器信号を基準電圧と加算し、前記第1の正の信号と前記第1の負の信号を生成する。前記第2の差動加算回路は、前記変換器信号を反転された基準電圧と加算し、前記第2の正の信号と前記第2の負の信号を生成する。前記基準電圧と前記反転された基準電圧は、実質的に同じ振幅と反対の極性を有する。前記差動容量性変換器システムは、前記変換器信号を前記第1の差動加算回路へフィードバックする第1のフィードバックパスと、前記変換器信号を前記第2の差動加算回路へフィードバックする第2のフィードバックパスと、をさらに備えることができる。
[0016]前記第1の可変キャパシタと前記第3の可変キャパシタは、前記物理量に対して実質的に同じ反応をすることができ、また、前記第2の可変キャパシタと前記第4の可変キャパシタは、前記物理量に対して実質的に同じ反応をすることができる。前記第1の容量性コアは、第1の固定容量性プレート、第2の固定容量性プレート、第1の可動容量性プレート、及び、第2の可動容量性プレートを備えることができる。前記第1の可動容量性プレートは前記第2の可動容量性プレートに結合され、前記第1の可変キャパシタは前記第1の固定容量性プレートと前記第1の可動容量性プレートとによって形成され、前記第2の可変キャパシタは前記第2の固定容量性プレートと前記第2の可動容量性プレートとによって形成される。前記第2の容量性コアは、第3の固定容量性プレート、第4の固定容量性プレート、第3の可動容量性プレート、及び、第4の可動容量性プレートを備えることができる。前記第3の可動容量性プレートは前記第4の可動容量性プレートに結合され、前記第3の可変キャパシタは前記第3の固定容量性プレートと前記第3の可動容量性プレートとによって形成され、前記第4の可変キャパシタは前記第4の固定容量性プレートと前記第4の可動容量性プレートとによって形成される。前記第1の可動容量性プレートは前記第3の可動容量性プレートに結合され得る。
[0017]前記差動容量性変換器システムは、メインクロック周波数を有するメインクロックと、チョッピングクロック周波数を有するチョッピングクロックと、をさらに備えることができる。前記メインクロックは、前記第1及び第2の容量性コアの充電及び放電を制御し、前記チョッピングクロックは、前記チョッピングシステムの前記高い状態及び前記低い状態を制御することができる。前記メインクロック周波数及び前記チョッピングクロック周波数は、前記第1のコア入力、前記第2のコア入力、前記第3のコア入力、及び、前記第4のコア入力のそれぞれにおいて、経時的に平均電圧を実質的に0ボルトにするよう選択されることができる。前記メインクロック周波数は、前記チョッピングクロック周波数の2倍とすることができる。
[0018]第1及び第2の容量性コアと、前記第1及び第2の容量性コアと結合され高い状態と低い状態との間で変動するチョッピングシステムとを備え、物理量を検出する容量性変換器システムが記載される。前記第1及び第2の容量性コアは、第1及び第2のコア出力をそれぞれ生成する。前記第1の容量性コアは、第1の可変キャパシタ、第2の可変キャパシタ、前記第1の可変キャパシタに結合された第1のコア入力、前記第2の可変キャパシタに結合された第2のコア入力、及び、前記第1の可変キャパシタと前記第2の可変キャパシタとの間の第1の共通ノードに結合された第1のコア出力を備える。前記第2の容量性コアは、第3の可変キャパシタ、第4の可変キャパシタ、前記第3の可変キャパシタに結合された第3のコア入力、前記第4の可変キャパシタに結合された第4のコア入力、及び、前記第3の可変キャパシタと前記第4の可変キャパシタとの間の第2の共通ノードに結合された第2のコア出力を備える。前記チョッピングシステムが低い状態のとき、前記第1及び第2のコア入力の第1のハイ入力は正電圧を受信し、前記第1及び第2のコア入力の第1のロー入力は負電圧を受信し、前記第3及び第4のコア入力の第2のハイ入力は正電圧を受信し、前記第3及び第4のコア入力の第2のロー入力は負電圧を受信する。前記第1のハイ入力と前記第1のロー入力は異なる入力であり、前記第2のハイ入力と前記第2のロー入力は異なる入力である。前記チョッピングシステムが高い状態のとき、前記第1のハイ入力は負電圧を受信し、前記第1のロー入力は正電圧を受信し、前記第2のハイ入力は負電圧を受信し、前記第2のロー入力は正電圧を受信する。前記チョッピングシステムが前記低い状態のとき、前記第1のハイ入力及び前記第1のロー入力は前記第1及び第2のコア出力に基づいて出力信号に結合され、前記第2のハイ入力は正の基準電圧に結合され、前記第2のロー入力は負の基準電圧に結合される。前記負の基準電圧は前記正の基準信号と実質的に同じ振幅及び反対の極性を有する。前記チョッピングシステムが前記低い状態のとき、前記第1のハイ入力は前記負の基準電圧に結合され、前記第1のロー入力は正の基準電圧に結合され、前記第2のハイ入力及び前記第2のロー入力は前記出力信号に結合される。前記容量性変換器システムは、反転入力及び非反転入力を有する積分回路をさらに備えることができる。前記積分回路は、前記出力信号を生成することができる。前記第1のコア出力は前記積分回路の前記反転入力に結合され、前記第2のコア出力は前記積分回路の前記非反転入力に結合されることができる。
[0019]第1及び第2の容量性コア、チョッピングシステム、出力回路、メインクロック、及び、チョッピングクロックを備え、物理量を検出する差動容量性変換器システムが記載される。第1及び第2の容量性コアは前記物理量に基づいて第1及び第2のコア出力をそれぞれ生成する。前記第1の容量性コアは、第1の可変キャパシタ、第2の可変キャパシタ、前記第1の可変キャパシタに結合された第1のコア入力、前記第2の可変キャパシタに結合された第2のコア入力、及び、前記第1の可変キャパシタと前記第2の可変キャパシタとの間の第1の共通ノードに結合された第1のコア出力、を備える。前記第2の容量性コアは、第3の可変キャパシタ、第4の可変キャパシタ、前記第3の可変キャパシタに結合された第3のコア入力、前記第4の可変キャパシタに結合された第4のコア入力、及び、前記第3の可変キャパシタと前記第4の可変キャパシタとの間の第2の共通ノードに結合された第2のコア出力、を備える。前記チョッピングシステムは、高い状態と低い状態とを備え、前記第1及び第2の容量性コアに結合される。前記チョッピングシステムは、第1の正の信号に結合された第1のチョッピング入力、第2の負の信号に結合された第2のチョッピング入力、第1の負の信号に結合された第3のチョッピング入力、第2の正の信号に結合された第4のチョッピング入力、第1のチョッピング出力、及び、第2のチョッピング出力、を備える。前記出力回路は、前記第1及び第2のコア出力を受信し、変換器信号を生成する。前記メインクロックは、メインクロック周波数を有し、前記第1及び第2の容量性コアの充電及び放電を制御する。前記チョッピングクロックは、チョッピングクロック周波数を有し、前記チョッピングシステムの前記高い状態及び前記低い状態を制御することができる。前記チョッピングシステムが高い状態のときに、前記第1のチョッピング入力は前記第1のコア入力に結合され、前記第2のチョッピング入力は前記第2のコア入力に結合され、前記第3のチョッピング入力は前記第3のコア入力に結合され、前記第4のチョッピング入力は前記第4のコア入力に結合され、前記第1のチョッピング出力は前記第1のコア出力に結合され、前記第2のチョッピング出力は前記第2のコア出力に結合される。前記チョッピングシステムが前記低い状態のときに、前記第1のチョッピング入力は前記第3のコア入力に結合され、前記第2のチョッピング入力は前記第4のコア入力に結合され、前記第3のチョッピング入力は前記第1のコア入力に結合され、前記第4のチョッピング入力は前記第2のコア入力に結合され、前記第1のチョッピング出力は前記第2のコア出力に結合され、前記第2のチョッピング出力は前記第1のコア出力に結合される。前記第1の正の信号は、前記第1の負の信号と実質的に同じ振幅及び反対の極性を有し、前記第2の負の信号は、前記第2の正の信号と実質的に同じ振幅及び反対の極性を有することができる。前記メインクロック周波数及び前記チョッピングクロック周波数は、前記第1のコア入力、前記第2のコア入力、前記第3のコア入力、及び、前記第4のコア入力のそれぞれにおいて、経時的に平均電圧を実質的に0ボルトにするように選択されることができる。前記メインクロック周波数は、前記チョッピングクロック周波数の2倍とすることができる。
[0020]前記差動容量性変換器システムは、第1及び第2の差動加算回路をさらに備えることができる。第1の差動加算回路は、前記変換器信号を基準電圧と加算し、前記第1の正の信号と前記第1の負の信号を生成する。前記第2に差動加算回路は、前記変換器信号を反転された基準電圧と加算し、前記第2の正の信号と前記第2の負の信号を生成する。前記基準電圧と前記反転された基準電圧は、実質的に同じ振幅と反対の極性を有する。前記第1の可変キャパシタと前記第3の可変キャパシタは、前記物理量に対して実質的に同じように反応し、前記第2の可変キャパシタと前記第4の可変キャパシタは、前記物理量に対して実質的に同じように反応することができる。
[0021]本発明の上記の構成及び他の構成は、以下に図面とともに説明される実施形態を参照することによってより理解され明らかになるであろう。
[図1][0022]図1は、容量性変換器の機械的な検出要素の実施形態の一例を示す図である。
[図2][0023]図2は、シングルエンドの自己バランシング容量性ブリッジの実施形態の一例を示す図である。
[図3][0024]図3は、図2のブリッジキャパシタにかかる電圧波形を例示した図である。
[図4][0025]図4は、差動自己バランシング容量ブリッジの一例の実施形態を示す図である。
[図5][0026]図5は、図4のブリッジキャパシタにかかる電圧波形を例示した図である。
[図6][0027]図6は、差動回路のターミナルの3つのバリエーションを示したものであり、(a)は単に差動回路のターミナル接続を表し、(b)は反転ターミナル接続を表し、(c)は入れ替えターミナル接続を示している。
[図7][0028]図7は、差動回路における、単なる直接ターミナル接続及び入れ替えターミナル接続をより詳細に示す図である。
[図8][0029]図8は、変換器キャパシタに実質的な0平均電圧を印加することができる差動自己バランシングブリッジの実施形態の一例を示す図である。
[図9][0030]図9は、変換器キャパシタへ実質的な0平均電圧を印加するための、図8の回路用のクロックダイアグラムの一例を示す図である。
[図10][0031]図10は、図9のクロックダイヤグラムを使用したときの、図8の変換器キャパシタへかかる電圧波形を示す図である。
[図11][0032]図11Aは、低いチョップ状態の際に極性を入れ替えるためにセンサコアを入れ替えるとともにチョッピングクロックに基づいて出力する、擬似的な差動ブリッジの実施形態の一例を示す図である。[0033]図11Bは、図11Aの擬似的な差動ブリッジの高いチョップ状態における実施形態の一例を示す図である。
[0034]いくつかの図において、対応する参照符号は対応する部品を示す。ここに記載される例示は本発明の実施形態であるが、以下に示される実施形態は、本発明の範囲を制限するよう解釈されることを意図していない。
[0035]図6は、例えば図4の差動回路のような差動回路の3つのバリエーションを示す図である。図6(a)は、変換器402の電極に非0平均電圧が印加される、上記で説明された図4の差動回路を表している。図6(b)は、ブリッジキャパシタへの入力が反転されている図4に示した差動回路を表している。これは単にブリッジキャパシタの電圧波形の極性を反転させただけであり、電極にかかる非0平均電圧を減少させるものではない。図6(c)は、ブリッジキャパシタへの入力が入れ替えられている図4に示した差動回路を表している。これは単に電圧波形をコアCからコアCへ移動し、コアCからコアCへ移動したものであり、電極にかかる非0平均電圧を減少するものではない。本質的には図6の3つの回路は同じである。変換器においては、表面充電の増大を減少し、及び、DCオフセットのドリフトを減少するために、実質的に0平均電圧が電極にかかる回路の設計が望まれる。
[0036]図7(a),図7(b)は、差動システムの分離したコアC,Cを示しており、各コアは2つの可変キャパシタを有する。コアCは、可変キャパシタC1A,C2Aを備え、コアCは、可変キャパシタC1B,C2Bを備える。2つのコアの対応するキャパシタは、入力信号に対して実質的に同じように動作し(例えばC1A=C1B,C2A=C2B)、変換器入力にしたがって同じ方向に移動する。例えば図1に示すような加速度計に加速度入力があったら、コアCの共通電極とコアCの共通電極は同じ方向に動く。しかしながら、2つのコアによって処理された電気信号は反対の極性を有する。図7(a),7(b)は、コアへの4つの入力ABCDと、コアからの2つの出力EFを示している。
[0037]図7(a)は、図4と図6(a)の回路で使用される単なる直接接続を示している。図7(a)の構成では、可変キャパシタC1Aが入力Aに結合され、可変キャパシタC2Aが入力Bに結合され、可変キャパシタC1Bが入力Cに結合され、可変キャパシタC2Bが入力Dに結合され、可変キャパシタC1AとC2Aは出力Eに結合される共通ノードを共有し、可変キャパシタC1BとC2Bは出力Fに結合される共通ノードを共有する。
[0038]図7(b)は、図6(c)に示された、入れ替えられた接続を示している。図7(b)の構成では、可変キャパシタC1Aが入力Cに結合され、可変キャパシタC2Aが入力Dに結合され、可変キャパシタC1Bが入力Aに結合され、可変キャパシタC2Bが入力Bに結合され、可変キャパシタC1AとC2Aは出力Fに結合される共通ノードを共有し、可変キャパシタC1BとC2Bは出力Eに結合される共通ノードを共有する。
[0039]図7(a)、図7(b)の構成では、可変キャパシタの交換されたペアは、実質的に同一である(例えば、C1A=C1B,C2A=C2B)。もし変換器が、そのターミナルが図7(a)の代わりに図7(b)に示すような構成で読み出し回路に接続されていたら、その結果、システムは、図4のシステムと実質的に電気的に同一となり、同じ転送機能を有するであろう。しかしながら、重要な相違は、図7(a)の構成の特定の変換器キャパシタ(C1A,C1B,C2A,C2B)にかかる電圧波形は、図7(b)の構成の同じ変換器キャパシタにかかる電圧波形とは極性が反対になることである。変換器キャパシタにかかる0平均の電圧波形を得るために、図4の読み出し回路は、定期的に変換器を図7(a)と図7(b)の間で切り替えるように再設計することができる。
[0040]図8は、変換器キャパシタに実質的な0平均電圧を印加可能な差動自己バランシングブリッジの例示的な実施形態を示す図である。図8の回路は、変換器コアCとCの入力端子及び出力端子を交換するチョッピングスイッチが追加されている点を除いて図4の回路と同様である。チョッピングクロックΦchが高い状態であるとき、変換器端子は図7(a)に示す構成になり、チョッピングクロックが低い状態のとき、変換器端子は図7(b)に示す構成に交換される。したがって、特定の変換器キャパシタにかかる電圧は、チョッピングクロック周波数で切り替えられる正電位及び負電位の両方を有し、これにより、変換器キャパシタのそれぞれの実質的な0平均電圧を作り出すことができる。周期的に端子を交換することによって、例えばサイクルごとに、変換器キャパシタは正電位及び負電位の状態になり、実質的な0平均電圧になる。
[0041]図9は、図8の回路用の例示的なクロックダイアグラムを示しており、(変換器キャパシタを切り替え又は交換する)チョッピングクロックΦchの周波数は、メインクロックのサンプリング周波数の半分である。メインクロックは、キャパシタによって蓄電する蓄電フェーズΦと、積分器412を介してキャパシタによって放電する放電フェーズΦとを切り替える。変換器キャパシタに実質的な0平均電圧を作り出す他の切り替え周波数もまた使用することができる。
[0042]図10は、図9のクロックダイアグラムを使用したときの、図8の変換器キャパシタにかかる電圧波形を示す図である。チョッピングクロックΦchが高い状態のときは、変換器端子は図7(a)に示すように接続され、変換器キャパシタC1A、C1B,C2A、C2Bにかかる電圧は図5に示すのと同じ、つまりVC1AとVC2Bが正電位を有し、VC1BとVC2Aは負電位を有する、ようになる。また、チョッピングクロックΦchが低い状態に切り替わると、変換器端子は図7(b)に示すように交換される。これは、キャパシタC1AとC1Bにかかる電圧が交換され、キャパシタC2AとC2Bにかかる電圧が交換されるように、変換器コアを交換する。図10から明らかなように、キャパシタC1A、C1B,C2A、C2Bのそれぞれにかかる平均電圧は0である。これは、充電ドリフトを回避するキャパシタ端子の表面充電が増大するのを防止するのに有用である。
[0043]図11A及び図11Bは、キャパシタの極性を入れ替えて充電増大及びバイアスを減少させるために、変換器コアを交互に入れ替え、チョッピングクロックに基づいて出力する、疑似差動ブリッジの例示的な実施形態を示す図である。図11Aは、低いチョップ状態の間のシステムを示し、図11Bは、高いチョップ状態の間のシステムを示す。チョッピングスイッチは、簡単化のために図示していない。ただ1つの変換器コアC又はCが、特定のチョッピングクロックフェーズの間にフィードバック出力信号を受信し、他の変換器コアはダミー状態に置かれる。
[0044]低いチョップフェーズでは、図11Aに示すように、コアCはフィードバック出力信号を受信し、コアCは単に基準信号受信するダミー状態となる。この状態で、可変キャパシタC1Aはフィードバック信号V−Vを受信し、可変キャパシタC2Aはフィードバック信号−V−Vを受信し、可変キャパシタC1Bは正の基準電圧Vを受信し、可変キャパシタC2Bは負の基準電圧−Vを受信する。コアCからの信号入力は、積算器の反転入力へ入力され、コアCからのダミー入力は積分器の非反転入力へ入力される。
[0045]高いチョップフェーズでは、図11Bに示すように、コアCはフィードバック出力信号を受信し、コアCは基準信号を受信するダミー状態になる。この状態において、可変キャパシタC1Bはフィードバック信号−V+Vを受信し、可変キャパシタC2Bはフィードバック信号V+Vを受信し、可変キャパシタC1Aは負の基準電圧−Vを受信し、可変キャパシタC2Aは正のリファレンス電圧Vを受信する。コアCからの信号入力は、積分器の非反転入力へ入力され、コアCAからのダミー入力は積分器の反転入力へ入力される。
[0046]チョッピングクロックは高いフェーズと低いフェーズとの間で切り替えられ、可変キャパシタのそれぞれにかかる電圧の極性を変えることに注意されたい。低い状態では、可変キャパシタC1A及びC1Bは正の電圧を有し可変キャパシタC2A及びC2Bは負の電圧を有する。一方、高いフェーズでは、可変キャパシタC2A及びC2Bは正の電圧を有し可変キャパシタC1A及びC1Bは負の電圧を有する。したがって、平均電圧がたとえ0ではなくとも、充電増大とバイアスは極性の変化によって減少される。センサコア信号もまた、疑似的な差動効果を提供するチョッピングクロックフェーズの変化の間、積分器の反転入力及び非反転入力の間で切り替えられる。
[0047]この発明が例示的な設計として説明されたが、本願発明は、本開示の範囲と精神によってさらに変更することができる。この出願はそれゆえ、発明の全体的な原理を使用したいかなる変更、使用、又は適用をも含むことを意図している。

Claims (17)

  1. 物理量を検出する差動容量性変換器システムであって、
    前記差動容量性変換器システムは、
    前記物理量に基づいて第1のコア出力を生成する第1の容量性コアであって、第1の可変キャパシタ、第2の可変キャパシタ、前記第1の可変キャパシタに結合された第1のコア入力、前記第2の可変キャパシタに結合された第2のコア入力、及び、前記第1の可変キャパシタと前記第2の可変キャパシタとの間の第1の共通ノードに結合された第1のコア出力、を備える第1の容量性コアと、
    前記物理量に基づいて第2のコア出力を生成する第2の容量性コアであって、第3の可変キャパシタ、第4の可変キャパシタ、前記第3の可変キャパシタに結合された第3のコア入力、前記第4の可変キャパシタに結合された第4のコア入力、及び、前記第3の可変キャパシタと前記第4の可変キャパシタとの間の第2の共通ノードに結合された第2のコア出力、を備える第2の容量性コアと、
    前記第1及び第2の容量性コアと結合され、高い状態と低い状態とを有するチョッピングシステムであって、第1の正の信号に結合された第1のチョッピング入力、第2の負の信号に結合された第2のチョッピング入力、第1の負の信号に結合された第3のチョッピング入力、第2の正の信号に結合された第4のチョッピング入力、第1のチョッピング出力、及び、第2のチョッピング出力、を備えるチョッピングシステムと、を備え、
    前記チョッピングシステムが高い状態のとき、前記第1のチョッピング入力は前記第1のコア入力に結合され、前記第2のチョッピング入力は前記第2のコア入力に結合され、前記第3のチョッピング入力は前記第3のコア入力に結合され、前記第4のチョッピング入力は前記第4のコア入力に結合され、前記第1のチョッピング出力は前記第1のコア出力に結合され、前記第2のチョッピング出力は前記第2のコア出力に結合され、
    前記チョッピングシステムが低い状態のとき、前記第1のチョッピング入力は前記第3のコア入力に結合され、前記第2のチョッピング入力は前記第4のコア入力に結合され、前記第3のチョッピング入力は前記第1のコア入力に結合され、前記第4のチョッピング入力は前記第2のコア入力に結合され、前記第1のチョッピング出力は前記第2のコア出力に結合され、前記第2のチョッピング出力は前記第1のコア出力に結合される、
    差動容量性変換器システム。
  2. 請求項1の差動容量性変換器システムにおいて、
    前記第1の正の信号は、前記第1の負の信号と実質的に同じ振幅及び反対の極性を有し、
    前記第2の負の信号は、前記第2の正の信号と実質的に同じ振幅及び反対の極性を有する、
    差動容量性変換器システム。
  3. 請求項1の差動容量性変換器システムにおいて、
    前記第1及び第2のコア出力を受信し、変換器信号を生成する積分回路をさらに備える、
    差動容量性変換器システム。
  4. 請求項3の差動容量性変換器システムにおいて、
    前記変換器信号を基準電圧と加算し、前記第1の正の信号と前記第1の負の信号を生成する第1の差動加算回路と、
    前記変換器信号を反転された基準電圧と加算し、前記第2の正の信号と前記第2の負の信号を生成する第2の差動加算回路と、
    をさらに備え、
    前記基準電圧と前記反転された基準電圧は、実質的に同じ振幅と反対の極性を有する、
    差動容量性変換器システム。
  5. 請求項4の差動容量性変換器システムにおいて、
    前記変換器信号を前記第1の差動加算回路へフィードバックする第1のフィードバックパスと、
    前記変換器信号を前記第2の差動加算回路へフィードバックする第2のフィードバックパスと、
    をさらに備える差動容量性変換器システム。
  6. 請求項1の差動容量性変換器システムにおいて、
    前記第1の可変キャパシタと前記第3の可変キャパシタは、前記物理量に対して実質的に同じ反応をし、
    前記第2の可変キャパシタと前記第4の可変キャパシタは、前記物理量に対して実質的に同じ反応をする、
    差動容量性変換器システム。
  7. 請求項1の差動容量性変換器システムにおいて、
    前記第1の容量性コアは、第1の固定容量性プレート、第2の固定容量性プレート、第1の可動容量性プレート、及び、第2の可動容量性プレートを含み、前記第1の可動容量性プレートは前記第2の可動容量性プレートに結合され、前記第1の可変キャパシタは前記第1の固定容量性プレートと前記第1の可動容量性プレートとによって形成され、前記第2の可変キャパシタは前記第2の固定容量性プレートと前記第2の可動容量性プレートとによって形成され、
    前記第2の容量性コアは、第3の固定容量性プレート、第4の固定容量性プレート、第3の可動容量性プレート、及び、第4の可動容量性プレートを含み、前記第3の可動容量性プレートは前記第4の可動容量性プレートに結合され、前記第3の可変キャパシタは前記第3の固定容量性プレートと前記第3の可動容量性プレートとによって形成され、前記第4の可変キャパシタは前記第4の固定容量性プレートと前記第4の可動容量性プレートとによって形成される、
    差動容量性変換器システム。
  8. 請求項7の差動容量性変換器システムにおいて、
    前記第1の可動容量性プレートは前記第3の可動容量性プレートに結合される、
    差動容量性変換器システム。
  9. 請求項1の差動容量性変換器システムにおいて、
    メインクロック周波数を有するメインクロックと、チョッピングクロック周波数を有するチョッピングクロックと、をさらに備え、
    前記メインクロックは、前記第1及び第2の容量性コアの充電及び放電を制御し、
    前記チョッピングクロックは、前記チョッピングシステムの前記高い状態及び前記低い状態を制御する、
    差動容量性変換器システム。
  10. 請求項9の差動容量性変換器システムにおいて、
    前記メインクロック周波数及び前記チョッピングクロック周波数は、前記第1のコア入力、前記第2のコア入力、前記第3のコア入力、及び、前記第4のコア入力のそれぞれにおいて、経時的に平均電圧を実質的に0ボルトにする、
    差動容量性変換器システム。
  11. 請求項9の差動容量性変換器システムにおいて、
    前記メインクロック周波数は、前記チョッピングクロック周波数の2倍である、
    差動容量性変換器システム。
  12. 物理量を検出する差動容量性変換器システムであって、
    前記差動容量性変換器システムは、
    前記物理量に基づいて第1のコア出力を生成する第1の容量性コアであって、第1の可変キャパシタ、第2の可変キャパシタ、前記第1の可変キャパシタに結合された第1のコア入力、前記第2の可変キャパシタに結合された第2のコア入力、及び、前記第1の可変
    キャパシタと前記第2の可変キャパシタとの間の第1の共通ノードに結合された第1のコア出力、を備える第1の容量性コアと、
    前記物理量に基づいて第2のコア出力を生成する第2の容量性コアであって、第3の可変キャパシタ、第4の可変キャパシタ、前記第3の可変キャパシタに結合された第3のコア入力、前記第4の可変キャパシタに結合された第4のコア入力、及び、前記第3の可変キャパシタと前記第4の可変キャパシタとの間の第2の共通ノードに結合された第2のコア出力、を備える第2の容量性コアと、
    前記第1及び第2の容量性コアに結合され、高い状態と低い状態とを有するチョッピングシステムであって、第1の正の信号に結合された第1のチョッピング入力、第2の負の信号に結合された第2のチョッピング入力、第1の負の信号に結合された第3のチョッピング入力、第2の正の信号に結合された第4のチョッピング入力、第1のチョッピング出力、及び、第2のチョッピング出力、を備えるチョッピングシステムと、
    前記第1及び第2のコア出力を受信し変換器信号を生成する出力回路と、
    メインクロック周波数を有するメインクロックであって、前記第1及び第2の容量性コアの充電及び放電を制御するメインクロックと、
    チョッピングクロック周波数を有するチョッピングクロックであって、前記チョッピングシステムの前記高い状態及び前記低い状態を制御するチョッピングクロックと、
    前記チョッピングシステムが高い状態のときに、前記第1のチョッピング入力は前記第1のコア入力に結合され、前記第2のチョッピング入力は前記第2のコア入力に結合され、前記第3のチョッピング入力は前記第3のコア入力に結合され、前記第4のチョッピング入力は前記第4のコア入力に結合され、前記第1のチョッピング出力は前記第1のコア出力に結合され、前記第2のチョッピング出力は前記第2のコア出力に結合され、
    前記チョッピングシステムが前記低い状態のときに、前記第1のチョッピング入力は前記第3のコア入力に結合され、前記第2のチョッピング入力は前記第4のコア入力に結合され、前記第3のチョッピング入力は前記第1のコア入力に結合され、前記第4のチョッピング入力は前記第2のコア入力に結合され、前記第1のチョッピング出力は前記第2のコア出力に結合され、前記第2のチョッピング出力は前記第1のコア出力に結合される、
    差動容量性変換器システム。
  13. 請求項12の差動容量性変換器システムにおいて、
    前記第1の正の信号は、前記第1の負の信号と実質的に同じ振幅及び反対の極性を有し、
    前記第2の負の信号は、前記第2の正の信号と実質的に同じ振幅及び反対の極性を有する、
    差動容量性変換器システム。
  14. 請求項13の差動容量性変換器システムにおいて、
    前記メインクロック周波数及び前記チョッピングクロック周波数は、前記第1のコア入力、前記第2のコア入力、前記第3のコア入力、及び、前記第4のコア入力のそれぞれにおいて、経時的に平均電圧を実質的に0ボルトにする、
    差動容量性変換器システム。
  15. 請求項14の差動容量性変換器システムにおいて、
    前記メインクロック周波数は、前記チョッピングクロック周波数の2倍である、
    差動容量性変換器システム。
  16. 請求項12の差動容量性変換器システムにおいて、
    前記変換器信号を基準電圧と加算し、前記第1の正の信号と前記第1の負の信号を生成する第1の差動加算回路と、
    前記変換器信号を反転された基準電圧と加算し、前記第2の正の信号と前記第2の負の
    信号を生成する第2の差動加算回路と、
    をさらに備え、
    前記基準電圧と前記反転された基準電圧は、実質的に同じ振幅と反対の極性を有する、
    差動容量性変換器システム。
  17. 請求項12の差動容量性変換器システムにおいて、
    前記第1の可変キャパシタと前記第3の可変キャパシタは、前記物理量に対して実質的に同じように反応し、前記第2の可変キャパシタと前記第4の可変キャパシタは、前記物理量に対して実質的に同じように反応する、
    差動容量性変換器システム。
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