JP6087785B2 - 錠剤取り出し装置 - Google Patents
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Description
また、指先での押圧に代わる、錠剤の取り出し装置に関する出願もなされていて、その中には商品として一般に販売されているものもある。
この構成による使用方法は、先ず卓上にベースプレートを置き、その上に錠剤パックの隆起部側を上向きに置き、更にカバープレートの開口を隆起部に合わせて閉じて被せる。そして錠剤を出すときは、指先で隆起部を押すことで錠剤が卓上に落ちる。
この文献によると片手で錠剤を押し出すことはできるものの、問題となるのは、錠剤パックに配列される隆起部の大きさと形はそれぞれの錠剤に合わされていて、その間隔と数にも決まりが無く、錠剤の大小やカプセル剤等その種類は無限と言える。従ってこの文献は殆どの錠剤パックに対応できない課題がある。
この構成によると、両手による使用が目的であって、仮に卓上に置いて片手で錠剤を出すことができたとしても、容器から片手で錠剤を取り出せない課題がある。
先行技術は上記文献の他にも同じ目的の発明が多く出願されているが、片手で且つ一回の動作で錠剤を取り出せるものは無かった。
本願発明は上記の課題を解決するもので、錠剤取り出し装置に手を触れることもなく、片手で且つ一回の動作で錠剤パックから錠剤を取り出すことができる、錠剤取り出し装置を提供するものである。
1.錠剤パックを手に持ってスリットに挿入し、その動作を少し持続するだけで、片手で 錠剤を取り出すことができる。
2.受け体の円弧移動の幅に比べて押し部の移動幅が7:1と小さいので、テコの原理に よって僅かな力で錠剤を取り出すことができる。従って高齢者や障害者が使用するとき は大きな効果を発揮する。
3.錠剤パックを挿入する所が手探りで確認できるので、視力が低くても難なく使いこな せる。
4.後記する実施例から明らかなように、卓上に置いたままで使用できる上に、その構造 上適当な高さがあり、部屋の何処に置いても目立つので見失うことが無い。
また、全体の形状と動き方に玩具的な要素があるので、デザインを考慮し、遊び心等を 表現すると、使用者の範囲を幼児から高齢者まで広げることができる。
特に、病のために日常的に薬を必要とするとき、些細な遊び心でもあるほうが良いと考 える。
図1はこの実施例の立面図であって、先ず、中空の基体21の両面外部に可動状態に軸着Aとする一対のアーム部1・1は先端に一つの受け体2を形成し、また前記軸着Aに対し縦列に適宜な間隔を確保し、且つ基体21の中空内に軸着Bとする押しバー9は基体開口部22貫いて設け、該押しバー9の先端部に位置する押し部10は、前記受け体2に設けた貫通孔3に挿通している。そして該受け体2は錠剤パック31を挿入する為のスリット4とガイド部5及び一対の受け部7を形成し、また前記基体21には基体21の自立を確実にするために台座23を設けている。
基体21の両外側に軸着A・Aとする一対のアーム部1・1の他端部には受け体2を備え、該受け体2の中央に前記アーム部1・1に対して直交方向のスリット4を形成し、該スリット4を挟んでアーム部側にガイド部5を、そして逆側に一対の受け部7・7を形成している。また前記基体21の内部に軸着Bとする押しバー9は基体開口22から前記受け体2に向けて突出し、該押しバー9の先端小口面とする押し部10は、前記受け体2に形成する貫通孔3を貫いたところまで到達している。
本図において一対のアーム部1の軸着部Aは基体21の内部に軸体Fを備えていて、該軸体Fは交点Cの逆側に軸側フック25を形成し、且つ該軸側フック25と基体側フック26との間にスプリング24を張架し、該スプリング24の牽引力によってア−ム部1を常に最上位置に停止させておくことができる。この最上位置での停止の方法は軸体Fと基体21とに係わるストッパーを設けるか、或いは軸着Bとする押しバー9がアーム部1の動きに連動して最上位置に到達したときに、前記押しバー9が基体開口22の上縁部に当接するようにしてもストッパーとしての効果が得られる。
また、本実施例ではスプリングはコイルスプリングとしているが、他に弾発体または重りでも良く、更に軸芯にスプリングを設けても良い。
そして受け体2に形成する貫通口3と押し部10及び交点Cは同位置に設定していて、縦列に位置する軸着Aと軸着Bを結ぶ直線と、芯線D・芯線Eは、芯線Dを略水平とする三角形を呈している。
図3に示すように、手に持った錠剤パック31の隆起部32をガイド部5に合わせてスリット4に挿入し、図4ではこの挿入の動作をそのまま続けて受け体2を押し下げたときに、押し部10によって錠剤が押し出された状態を表している。
先ず図3において、縦列に位置する軸着Aと軸着Bを結ぶ直線と、交点Cと芯線D・芯線Eによって表される三角形の形状は、交点Cが台座23の方向へ円弧移動するのに伴って変化する。このとき軸着Aと軸着Bの位置が固定されているので、必然的に交点Cは軸着Bの方向に移動する。その結果押しバ−9は貫通孔3の中を摺動し、先端の押し部10はスリット4を貫いたところまで到達する。これによって隆起部32内の錠剤33は押し部10によって押し出されて容器27の中に落下する。
容器27を台座23と係わるずれ防止装置を設けて置型にしておくと、即座に容器27を手に持って直接錠剤を口に運ぶことができる。
また押し部10が到達する位置は、押しバー9の円弧移動の角度を調整することで適宜に決定できる。
図5は受け部2の平面図であって、錠剤パック31の隆起部32が押しバー9によって押潰されて、隆起部32内に封入されている錠剤33が錠剤パック31裏面のアルミ箔を突き破って出た状態を表している。
受け体2は中央のスリット4を挟んで、アーム1側に錠剤パックの隆起部32を挿入するための平面コの字型のガイド部5を形成し、そして前記スリット4の逆側には一対の受け部7・7を形成し、該受け部7・7の上部はスリット4に向く曲面8・8としている。
更に図6に示すように、前記受け部7・7の長さをを前記ガイド部5の先端より短くすることで、前記曲面8・8と合わせて、錠剤パック31をスリット4へ挿入する際に、挿入を容易にする事ができる。
また前記ガイド部5の中央に形成する貫通孔3は逆向きの長台形の形をしていて、該貫通孔3に挿通する前記押し部10形状も貫通孔3よりやや小さめの同型としている。
従って該V字固定部6の作用によってあらゆる錠剤パックの隆起部32をガイド部5の中央に位置させることができ、押し部10が常に隆起部32の中央を押圧することができのであるる。
1:ア−ム部 2:受け体 3:貫通孔 4:スリット
5:ガイド部 6:V型固定部 7:受け部 8:曲面
9:押しバ− 10:押し部
21:基体 22:基体開口部 23:台座 24:スプリング
25:軸側フック 26:基体側フック 27:容器
31:錠剤パック 32:隆起部 33:錠剤
Claims (1)
- PTP包装体内部に封入された錠剤を取り出す為の装置において、
PTP包装体挿入用スリットと貫通孔を有する受け体を一端部に備えたアーム部の他端部と、
前記貫通孔に位置する押し部を一端部とする押しバーの他端部を、基体に適宜間隔を保ち並列軸着してそれぞれを回動可能にしたことと、
前記貫通孔と前記ア−ム部の他端部と前記押しバーの他端部の三点が角型を形成する位置にあることと、
前記受け体の回動時に前記押し部の位置が前記受け体に形成する貫通孔を貫いたところまで到達することと、
前記アーム部又は該アーム部の他端部の軸着と基体とに係わる弾発体を備えたことを特徴とする錠剤取り出し装置。
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JP2013218699A JP6087785B2 (ja) | 2013-10-02 | 2013-10-02 | 錠剤取り出し装置 |
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Family Applications (1)
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- 2013-10-02 JP JP2013218699A patent/JP6087785B2/ja not_active Expired - Fee Related
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