JP6085728B1 - 情報処理装置、情報処理方法、プログラム、記憶媒体 - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、プログラム、記憶媒体 Download PDF

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Abstract

ゴルフ場のホールに係る画像の提示に関して、ユーザがコースのイメージをより掴みやすくする。少なくとも各ホールにおけるショットごとのボール飛距離に関する実績情報が複数のユーザについてそれぞれ記憶された実績情報記憶部における実績情報に基づき、所定スコア以上の規定スコアによるホールにおけるショット数についての平均値を平均ショット数としてユーザ単位で計算し、実績情報に基づき、1打目以降のショットについての平均飛距離をユーザ単位で計算し、ユーザにより特定のホールにおける2打目以降のn打目のショット位置のホール撮影画像について提示が要求されたことに応じて、該ホールのホール撮影画像のうち、該ユーザのn打目以前のショットの平均飛距離に応じた位置で撮影された画像が該ユーザに提示されるように制御を行う。この際、ホールごとに提示させるホール撮影画像の枚数を、提示要求元のユーザについて計算した平均ショット数に基づいて可変とする。

Description

本発明は、情報処理装置と情報処理方法、情報処理装置を実現するプログラム、及びプログラムを記憶した記憶媒体に関するものであり、特には、ゴルフ場のホールに係る画像をユーザに提示するための技術分野に関する。
特開2014−23701号
ウェブページ上でゴルフ場のコース紹介のための画像提示を行うサービスが知られている。このようなサービスでは、ユーザが或るゴルフ場のコースにおける或るホールを指定すると、指定されたホールで撮影された画像(ホール撮影画像)が提示される。
この際、ホール撮影画像としては、ホールごとに複数枚が用意されている。例えば、パー(par)3のホールについては、ティーグラウンド画像(ティーグラウンドからフェアウェイ方向を撮影した画像:1打目のショット位置からの撮影画像)、及びグリーン周り画像(グリーン近傍からグリーンを撮影した画像)の2枚が用意されている。また、パー4のホールについては、ティーグラウンド画像、グリーン周り画像に加えて、2打目のショット位置からの撮影画像が用意されている。また、パー5のホールについては、パー4のホールと比較して、さらに3打目のショット位置からの撮影画像が用意されている。
ユーザは、画像の閲覧を希望するホールを指定すると、該ホールのティーグラウンド画像の提示を受けることができ、その状態で画像の送り操作を行うことで提示画像を次の画像に遷移させることができる。具体的に、パー3のホールであれば、該送り操作によりグリーン周り画像に遷移される。また、パー4以上のホールであれば、該送り操作により2打目のショット位置からの撮影画像に遷移される。パー4のホールでは、その後の送り操作によりグリーン周り画像に遷移が行われる。パー5のホールでは、送り操作ごとに2打目のショット位置からの撮影画像→3打目のショット位置からの撮影画像→グリーン周り画像の順で提示画像が遷移される。
ここで、現状のサービスでは、2打目、3打目のショット位置の画像については、ホールごとにそれぞれ1枚の画像のみを用意している。
しかしながら、2打目、3打目のショット位置は、その直前のショットによるボール飛距離に依存し、ユーザの技量や熟達度等により異なるものである。このため、現状におけるサービスでは、ユーザに適切なコースイメージを伝えることが困難とされている。
そこで、本発明は上記した問題点を克服し、ゴルフ場のホールに係る画像の提示に関して、ユーザがコースのイメージをより掴みやすくすることを目的とする。
本発明に係る情報処理装置は、ゴルフに関するプレー実績情報として少なくともホールにおけるショットごとのボール飛距離に関する実績情報がユーザについて記憶された実績情報記憶部と、ホールの複数位置で撮影された複数枚のホール撮影画像がホールごとに記憶されたホール画像記憶部と、について記憶情報をそれぞれ取得可能とされた情報処理装置であって、前記実績情報に基づき、1打目以降のショットについての平均飛距離をユーザ単位で計算する平均飛距離計算部と、ユーザにより特定のホールにおけるn打目(nは2以上の自然数)のショット位置のホール撮影画像について提示が要求されたことに応じて、前記ホール画像記憶部に記憶された該ホールのホール撮影画像のうち、前記平均飛距離計算部が計算した該ユーザの(n−1)打目までのショットの平均飛距離の合計に応じた位置で撮影された画像が該ユーザに提示されるように制御を行う画像提示制御部と、を備えるものである。
このとき、情報処理装置は、前記実績情報に基づき、ホールにおけるショット数についての平均値を平均ショット数としてユーザ単位で計算する平均ショット数計算部を備え、前記画像提示制御部は、ホールごとに提示させるホール撮影画像の枚数を、前記平均ショット数計算部が提示要求元のユーザについて計算した平均ショット数に基づいて可変とすることもできる。
これにより、2打目以降のn打目のショット位置のホール撮影画像としてユーザの平均飛距離に応じた位置のホール撮影画像が提示される。
た、ホールごとに提示されるホール撮影画像の枚数はユーザの平均ショット数に基づき可変とされる。
上記した本発明に係る情報処理装置においては、前記平均飛距離計算部は、前記実績情報のうちパー3以下の規定スコアによるホールの実績情報を除いて前記平均飛距離を計算することが望ましい。
パー3以下のホールはグリーンまでの距離が比較的近いため、該ホールでの飛距離はユーザが持つ飛距離能力を反映していない可能性が高い。
上記した本発明に係る情報処理装置においては、前記平均飛距離計算部は、
前記平均ショット数計算部が特定のユーザを対象として計算した平均ショット数をaSとしたとき、該ユーザについての平均飛距離の計算を、1打目からaS打目までのショットのみを対象として行うことが望ましい。
これにより、所定スコア以上の規定スコアによるホールについて提示するショット位置画像が1打目からaS+1打目までのショット位置画像とされる場合において、aS+2打目以降のショットについての無駄な平均飛距離の計算が行われない。
上記した本発明に係る情報処理装置においては、前記平均飛距離計算部は、前記実績情報のうち一定時間以上過去の情報を除いて前記平均飛距離を計算することが望ましい。
これにより、ユーザの最新の技量や熟達度等を適切に反映した平均飛距離が計算される。
上記した本発明に係る情報処理装置においては、前記平均ショット数計算部は、前記実績情報のうち一定時間以上過去の情報を除いて前記平均ショット数を計算することが望ましい。
これにより、ユーザの最新の技量や熟達度等を適切に反映した平均ショット数が計算される。
上記した本発明に係る情報処理装置においては、前記画像提示制御部は、ホール撮影画像の提示要求元のユーザに対して、ホール撮影画像と共に前記プレー実績情報を提示させる制御を行うことが望ましい。
これにより、ゴルフ場のホールに係る画像の提示において、ホール撮影画像と共にプレー実績情報が提示される。
上記した本発明に係る情報処理装置においては、前記ホール画像記憶部には、天気の別に応じた複数種類のホール撮影画像が記憶されており、前記画像提示制御部は、ユーザによりホール撮影画像の提示が要求されたゴルフ場について、該ユーザによる該ゴルフ場についてのプレー予約の有無を判定し、予約が有る場合には予約日における天気予報情報に基づき選択した種類のホール撮像画像が該ユーザに提示されるように制御を行うことが望ましい。
これにより、コースイメージを天気の別に応じてより掴みやすくすることが可能とされる。
上記した本発明に係る情報処理装置においては、前記実績情報記憶部には、前記ショットごとの使用クラブの番手情報が記憶されており、前記平均飛距離計算部は、前記平均飛距離を番手ごとに計算し、前記画像提示制御部は、ユーザより番手が指定された場合に、前記平均飛距離計算部が該指定された番手について計算した前記平均飛距離に応じた位置で撮影されたホール撮影画像が該ユーザに提示されるように制御を行うことが望ましい。
これにより、2打目以降のn打目のショット位置のホール撮影画像の提示を、使用番手に応じてより詳細に行わせることが可能とされる。
上記した本発明に係る情報処理装置においては、前記実績情報記憶部には、複数のユーザのそれぞれについてスコア又はハンディキャップに関する情報が記憶されており、前記平均飛距離計算部は、特定のユーザから平均スコア又はハンディキャップが入力された場合に、前記実績情報記憶部に記憶された複数のユーザの平均スコア又はハンディキャップと前記ボール飛距離との関係性に基づき、前記特定のユーザについての前記平均飛距離を計算し、前記画像提示制御部は、前記特定のユーザに前記ホール撮影画像を提示させる場合に、前記平均飛距離計算部が前記特定のユーザについて計算した前記平均飛距離に応じた位置で撮影されたホール撮影画像が提示されるように制御を行うことが望ましい。
これにより、実績情報記憶部にボール飛距離に関する実績情報が記憶されていないユーザについても、該ユーザの技量や熟達度等に応じた最適な位置のホール撮影画像の提示が行われるようにすることが可能とされる。
上記した本発明に係る情報処理装置においては、前記平均飛距離計算部は、前記特定のユーザについての前記平均飛距離の計算をパット数の要素を除外して行うことが望ましい。
これにより、特定のユーザについての平均飛距離をより高精度に計算することが可能とされる。
また、本発明に係る情報処理方法は、ゴルフに関するプレー実績情報として少なくともホールにおけるショットごとのボール飛距離に関する実績情報がユーザについて記憶された実績情報記憶部と、ホールの複数位置で撮影された複数枚のホール撮影画像がホールごとに記憶されたホール画像記憶部と、について記憶情報をそれぞれ取得可能とされた情報処理装置が実行する情報処理方法であって、前記実績情報に基づき、1打目以降のショットについての平均飛距離をユーザ単位で計算する平均飛距離計算ステップと、ユーザにより特定のホールにおけるn打目(nは2以上の自然数)のショット位置のホール撮影画像について提示が要求されたことに応じて、前記ホール画像記憶部に記憶された該ホールのホール撮影画像のうち、前記平均飛距離計算ステップが計算した該ユーザの(n−1)打目までのショットの平均飛距離の合計に応じた位置で撮影された画像が該ユーザに提示されるように制御を行う画像提示制御ステップと、を実行する情報処理方法である。
このような情報処理方法によっても、上記した本発明に係る情報処理装置と同様の作用が得られる。
さらに、本発明に係るプログラムは、上記情報処理方法として実行する処理を情報処理装置に実行させるプログラムである。
さらにまた、本発明に係る記憶媒体は、上記プログラムを記憶したプログラムである。これらのプログラムや記憶媒体により上記の情報処理装置を実現する。
本発明によれば、ゴルフ場のホールに係る画像の提示に関して、ユーザがコースのイメージをより掴みやすくすることができる。
実施の形態のネットワークシステムの例を示した図である。 フォトギャラリーにおける提示画像の遷移例を説明するための図である。 同じく、フォトギャラリーにおける提示画像の遷移例を説明するための図である。 同じく、フォトギャラリーにおける提示画像の遷移例を説明するための図である。 ホール撮影画像管理情報の例を示した図である。 第1の実施の形態における実績管理情報の例を示した図である。 実施の形態のネットワークシステムを構成するコンピュータ装置のハードウェア構成を示したブロック図である。 実施の形態に係る機能をブロック化して示した機能ブロック図である。 グリーン周りエリアに到達したショットの直前までのショットを検出するための手法についての説明図である。 平均ショット数管理情報の例を示した図である。 第1の実施の形態における平均飛距離管理情報の例を示した図である。 第1の実施の形態におけるフォトギャラリー提示制御情報の例を示した図である。 第1の実施の形態における平均ショット数計算部の処理を示したフローチャートである。 第1の実施の形態における平均飛距離計算部の処理を示したフローチャートである。 第1の実施の形態における画像提示制御部の処理を示したフローチャートである。 第2の実施の形態における実績管理情報の例を示した図である。 第2の実施の形態における平均飛距離計算部の処理を示したフローチャートである。 第2の実施の形態における平均飛距離管理情報の例を示した図である。 第2の実施の形態における画像提示制御部の処理を示したフローチャートである。 第2の実施の形態におけるフォトギャラリー提示制御情報の例を示した図である。 第3の実施の形態における処理を示したフローチャートである。
以下、実施の形態を次の順序で説明する。
<1.第1の実施の形態>
[1-1.ネットワークシステムの概要]
[1-2.コンピュータ装置のハードウェア構成]
[1-3.第1の実施の形態としての画像提示制御手法]
[1-4.処理手順]
[1-5.第1の実施の形態のまとめ]
<2.第2の実施の形態>
[2-1.第2の実施の形態としての画像提示制御手法及び処理]
[2-2.第2の実施の形態のまとめ]
<3.第3の実施の形態>
[3-1.第3の実施の形態としての画像提示制御手法及び処理]
[3-2.第3の実施の形態のまとめ]
<4.プログラム及び記憶媒体>
<5.変形例>
<1.第1の実施の形態>
[1-1.ネットワークシステムの概要]

図1に、本実施の形態で前提とするネットワークシステム1の例を示す。ネットワークシステム1は、EC(EC:electronic commerce(電子商取引))システムとして機能する。
ネットワークシステム1は、例えばインターネットとしてのネットワーク2を介して、ゴルフ場予約サイト運営システム3、複数のユーザ端末4,4…、複数のゴルフ場端末5,5…が互いに通信可能に構成されている。
ユーザ端末4は、ウェブブラウザを備えたコンピュータ装置である。ユーザ端末4としては、例えば高機能携帯電話機(スマートフォン)や携帯電話機、携帯情報端末(PDA)、携帯型又は据置型のパーソナルコンピュータ(PC)などが挙げられるが、ユーザ端末4の種類はこれらに限定されない。
ユーザ端末4は、HTTP(Hypertext Transfer Protocol)リクエストをゴルフ場予約サイト運営システム3におけるゴルフ場予約サイトサーバ3a等に送信することでウェブページや所定の処理を要求する。またユーザ端末4は、HTTPリクエストに応じて送られてきたウェブページ(ウェブページデータ)を受信してウェブブラウザにより表示する。これにより、ユーザは所望のウェブページを閲覧したり操作したりすることができる。
ゴルフ場予約サイト運営システム3は、それぞれコンピュータ装置で構成されたゴルフ場予約サイトサーバ3a、ゴルフ場情報DB(データベース)3b、画像DB3c、実績情報DB3d、及び平均情報DB3eを備えている。これらの各装置は、例えばLAN(Local Area Network)等のネットワークを介して互いに通信可能とされている。
ゴルフ場予約サイトサーバ3aは、ゴルフ場の利用予約をするための予約サイトに関する各種処理を実行するサーバ装置である。ゴルフ場予約サイトサーバ3aは、本発明における情報処理装置の一例である。
ユーザは、予約サイトを利用することにより、所望のゴルフ場の利用を予約することができる。ゴルフ場予約サイトサーバ3aは、ユーザ端末4からのリクエストに応じて、例えば、予約サイトのウェブページを送信したり、ゴルフ場の検索や予約等に関する処理を行ったりする。
ユーザは、予約サイトを利用するにあたり、会員登録を行う。ゴルフ場予約サイト運営システム3において、会員としてのユーザは、個々のユーザを一意に識別可能なユーザIDにより管理される。
また、ゴルフ場予約サイトサーバ3aは、上記のゴルフ場の検索や予約等に関する処理を行うにあたり、ゴルフ場情報DB3bに記憶された情報を利用する。
ゴルフ場情報DB3bには、ゴルフ場に関する情報がゴルフ場を一意に識別可能なゴルフ場IDごとに記憶されている。ゴルフ場に関する情報としては、例えば、ゴルフ場名、ゴルフ場の所在地、連絡先、ゴルフ場の紹介文章の情報や、予約状況を表す情報等が記憶されている。また、特に本例では、ゴルフ場に関する情報としては、ホールごとの規定スコア(パー)情報、ヤード、ホールごとのコース図の情報もゴルフ場IDごとに記憶されている。
ゴルフ場端末5は、ゴルフ場を提供するゴルフ場提供者により利用される端末装置である。ゴルフ場端末5は、ゴルフ場提供者からの操作に基づいてゴルフ場予約サイトサーバ3a等のサーバ装置にアクセスする。これにより、ゴルフ場端末5は、サーバ装置からウェブページを受信して表示する。ゴルフ場端末5には、ブラウザや電子メールクライアント等のソフトウェアが組み込まれている。ゴルフ場提供者は、ゴルフ場端末5を利用することにより、例えば、ゴルフ場提供者が提供するゴルフ場の予約状況を確認したり、予約変更を行ったりする。
ここで、本例のゴルフ場予約サイトでは、ゴルフ場のコース紹介のための画像提示サービスを行っている。具体的には、ゴルフ場の各ホールにおいて撮影された画像(以下「ホール撮影画像」と表記)をホールごとに提示するサービスである。このような画像提示サービスは、「フォトギャラリー」と呼ばれている。
ゴルフ場予約サイトにおいては、ゴルフ場単位でのウェブページ(以下「ゴルフ場ウェブページ」と表記)が設けられており、該ゴルフ場ウェブページにおいて、上記の画像提示サービスの開始を要求するための「フォトギャラリー」ボタンがそれぞれ配置されている。
なお、以下では説明の便宜上、ゴルフ場一つあたりが有するホールの数は18個(outコース=9ホール及びinコース=9ホール)であるとする。また、ホールの規定スコアの最大値は「5」であるとする。さらに、ティーグラウンドとしてはレギュラーティーのみを想定している。
図2〜図4を参照して、ゴルフ場のコース紹介のためのフォトギャラリーにおける提示画像の遷移例を説明する。
図2は、上記した「フォトギャラリー」ボタンを操作したことに応じて提示されたフォトギャラリーの初期画面を例示している。
本例の場合、フォトギャラリーは「フォトギャラリー」ボタンが配置されたゴルフ場ウェブページに対するモーダルウィンドウ(Modal Window)として提示される。この場合、フォトギャラリーは、ゴルフ場ウェブページのウェブページデータとして含まれるフォトギャラリー提示用のプログラムデータに従った表示処理をユーザ端末4が実行することでユーザに提示される。
フォトギャラリーの初期画面では、Hole1(1番ホール)についてのホール撮影画像が提示される。
フォトギャラリーには、ホール撮影画像を提示するための撮影画像提示領域Ahiと共に、該当するゴルフ場の名称情報を提示するための名称提示領域Acn、画像提示対象のコースを選択するためのコース選択ボタンBcs、画像提示対象のホールを選択するためのホール選択ボタンBhs、及びホール撮影画像を送る/戻すための送りボタンBf、戻しボタンBbが少なくとも配置されている。また、本例のフォトギャラリーでは、撮影画像提示領域Ahiには、ホール撮影画像が提示中であるホールのホール識別番号、該ホールの規定スコア(パー)やヤーデージ(ヤード数)の情報、及び提示中のホール撮影画像に対応するショット位置の識別情報(図2では「Tee Shot」の表記)と共に、ホール撮影画像が提示中であるホールのコース図が重畳提示される。なお、コース図は、ホール撮影画像を透視できる程度に透過性を有しており、また操作により提示をOFFすることも可能とされている。
また、本例のフォトギャラリーでは、該当するゴルフ場についてのユーザの過去実績情報Spも提示されるが、これについては後述する。
ここでは、Hole1がパー4ホール(規定スコア=「4」によるホール)であった場合を例示しており、この場合は、画像の送り操作に応じて、ティーグラウンド画像→2打目のショット位置画像→グリーン周り画像の少なくとも計3枚の画像が順に提示される。図3は図2の状態から送り操作が行われた場合、図4は図3の状態から送り操作が行われた場合のフォトギャラリーの提示状態をそれぞれ示している。
なお、ティーグラウンド画像は、ティーグラウンドからフェアウェイ方向を撮影した画像(1打目のショット位置からの撮影画像)であり、グリーン周り画像は、グリーンの近傍位置からグリーンを撮影した画像である。
図示は省略したが、本例では、パー3ホールについては、送り操作に応じてティーグラウンド画像→グリーン周り画像の計2枚の画像が順に提示される。また、パー5ホールについては、送り操作に応じてティーグラウンド画像→2打目のショット位置画像→3打目ショット位置画像→グリーン周り画像の少なくとも計4枚の画像が順に提示される。
本例の場合、フォトギャラリーで提示されるホール撮影画像やホールごとのホール撮影画像の枚数はユーザごとに異なり得るが、これについては後述する。
説明を図1に戻す。
画像DB3cには、上記のフォトギャラリーで使用するホール撮影画像、すなわちホールごとにホールの複数位置で撮影された複数枚の画像が記憶されている。具体的に、本例では、パー3ホールについては前述したティーグラウンド画像及びグリーン周り画像が記憶されている。また、パー4以上のホールについては、ティーグラウンド画像及びグリーン周り画像と共に、ティーグラウンドからグリーン周りエリアまでの間を例えば5ヤード〜10ヤード程度の所定ヤードごとに刻んだ各位置で撮影した多数の画像が記憶されている。なお、グリーン周りエリアとは、グリーン周り画像でカバーするエリアであり、グリーンの中心位置(以下「グリーンセンターC」と表記)から半径r(例えばr=30ヤード程度)内のエリアである。
なお、記憶容量の削減等のため、パー4以上の各ホールにおけるティーグラウンド画像及びグリーン周り画像以外のホール撮影画像としては、ティーグラウンドからの距離が所定ヤード(例えば150ヤード)以内の位置を除いた各位置の撮影画像のみを記憶してもよい。
また、画像DB3cには、このように多数記憶されたホール撮影画像を管理するためのホール撮影画像管理情報I1が記憶されている。
図5は、ホール撮影画像管理情報I1の例を示している。
図示するようにホール撮影画像管理情報I1においては、ゴルフ場IDごとに、ホールごとのホール撮影画像の画像IDが撮影位置を識別するための情報(図中の「p」で始まる識別子:以下「撮影位置識別子p」と表記)と対応づけられて記憶されている。
撮影位置識別子pは、末尾に付された値が撮影位置の別を表す。具体的に、「1」はティーグラウンド画像の撮影位置を表し、「g」はグリーン周り画像の撮影位置を表している。「2」以降は、ティーグラウンドからグリーン周りエリアまでの間の各撮影位置を表しており、昇順にティーグラウンドからより遠い位置であることを意味する。
図1において、実績情報DB3dには、ゴルフに関するプレー実績情報として、少なくとも各ホールにおけるショットごとのボール飛距離に関する実績情報が複数のユーザについてそれぞれ記憶されている。
ここで、本明細書において「ショット」とは、ゴルフ場のコースをラウンド中(プレー中)にゴルフクラブによりゴルフボールを打つ行為のうち、パッティング(パターによりグリーン上でゴルフボールを打つ行為)を除いた行為を意味する。
本例では、実績情報DB3dには、ボール飛距離に関する実績情報のみでなく、スコアやパット数等についての実績情報も記憶されている。ここで、「スコア」は、「打数+ペナルティ」を表す数値である。「打数」は、実際にゴルフボールを打った回数を意味する。
実績情報DB3dに記憶された実績情報は、同じく実績情報DB3dに記憶された実績管理情報I2により管理されている。
図6は、実績管理情報I2の例を示している。なお、図6では、或るユーザについての実績管理情報I2のみを示しているが、実績情報DB3dには複数のユーザについてそれぞれ実績管理情報I2が記憶されている。
図6に示すように、実績管理情報I2においては、ホールごとのパー、飛距離情報、パット数、及びホールスコアの情報と共に、トータルスコア(18ホール分のスコア)及び日時の情報がゴルフ場IDごとに記憶されている。飛距離情報については、ショットごとの実績情報が記憶されている。なお、「日時」はプレー日時を意味している。
ここで、上記のような実績管理情報I2は、ユーザの入力に基づき作成されるものである。例えば、ゴルフ場予約サイトには、所望のゴルフ場についてユーザが実績情報を入力するためのウェブページが設けられ、ユーザは該ウェブページを通じて実績情報の入力を行う。
或いは、実績情報の入力は、このような所定ウェブページを通じたユーザの手動による入力に限らず、例えばユーザが所有するスマートフォン等の携帯端末にインストールされたゴルフ支援アプリを利用した自動入力の形態でも行われ得る。具体的に、ゴルフ支援アプリとしては、ゴルフのプレー中に携帯端末が携行されることを前提として、ユーザにホールごとのスコア入力、パット数入力を行わせ、それらの数値を記憶する。また、該ゴルフ支援アプリは、例えば、プレー中に各ショット位置でユーザに所定操作を行わせることで、各ショット位置を例えばGPS等により検出し、検出したショット位置間の距離からショットごとのボール飛距離を計算する。ゴルフ支援アプリは、このようにして得られたホールごとの各実績情報をゴルフ場予約サイト運営システム3(例えばゴルフ場予約サイトサーバ3a等の所定のサーバ装置)に送信する。ゴルフ場予約サイト運営システム3では、このように送信された情報に基づき該ユーザについての実績管理情報I2が生成(或いは更新)され、実績情報DB3dに記憶される。
なお、トータルスコアの情報はゴルフ支援アプリが自動計算して送信してもよい。また、日時の情報は、ユーザによる手動入力とされてもよいし、システム側で自動入力してもよい。
図1に戻り、平均情報DB3eには、後述する平均ショット数や平均飛距離に関する情報が記憶される。平均情報DB3eに記憶される情報の詳細については後に改めて説明する。
なお、図1において、ネットワーク2の構成は多様な例が想定される。例えば、インターネットを始めとして、イントラネット、エキストラネット、LAN(Local Area Network)、CATV(Community Antenna TeleVision)通信網、仮想専用網(Virtual Private Network)、電話回線網、移動体通信網、衛星通信網等が想定される。
またネットワーク2の全部又は一部を構成する伝送媒体についても多様な例が想定される。例えばIEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)1394、USB(Universal Serial Bus)、電力線搬送、電話線等の有線でも、IrDA(Infrared Data Association)のような赤外線、ブルートゥース(登録商標)、802.11無線、携帯電話網、衛星回線、地上波デジタル網等の無線でも利用可能である。
[1-2.コンピュータ装置のハードウェア構成]

図7に、図1で示したゴルフ場予約サイトサーバ3aをはじめとした各装置(ゴルフ場情報DB3b、画像DB3c、実績情報DB3d、平均情報DB3e、ユーザ端末4、ゴルフ場端末5)を構成するコンピュータ装置のハードウェア構成を示す。
図7において、コンピュータ装置のCPU(Central Processing Unit)101は、ROM(Read Only Memory)102に記憶されているプログラム、または記憶部108からRAM(Random Access Memory)103にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。RAM103にはまた、CPU101が各種の処理を実行する上において必要なデータなども適宜記憶される。
CPU101、ROM102、及びRAM103は、バス104を介して相互に接続されている。このバス104には、入出力インタフェース105も接続されている。
入出力インタフェース105には、キーボード、マウス、タッチパネルなどよりなる入力装置106、LCD(Liquid Crystal Display)、CRT(Cathode Ray Tube)、有機EL(Electroluminescence)パネルなどよりなるディスプレイ(表示装置)、並びにスピーカなどよりなる出力装置107、HDD(Hard Disk Drive)やフラッシュメモリ装置などより構成される記憶部108、外部装置との間で相互通信を行うための通信部109が接続されている。
入出力インタフェース105にはまた、必要に応じてメディアドライブ110が接続され、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、或いは半導体メモリなどのリムーバブルメディア111が適宜装着され、リムーバブルメディア111に対する情報の書込や読出が行われる。
このようなコンピュータ装置では、通信部109による通信によりデータやプログラムのアップロード、ダウンロードが行われたり、リムーバブルメディア111を介したデータやプログラムの受け渡しが可能である。
CPU101が各種のプログラムに基づいて処理動作を行うことで、特にゴルフ場予約サイトサーバ3aとしてのコンピュータ装置においては以降で説明する情報処理や通信が実行される。
[1-3.第1の実施の形態としての画像提示制御手法]

図8を参照して、ゴルフ場予約サイトサーバ3aが有するフォトギャラリーの画像提示制御に係る各種機能について説明する。
なお、図3ではゴルフ場予約サイトサーバ3aが実行する各種処理のうち、第1の実施の形態としての画像提示制御を実現するために実行する各種の処理を機能ごとに分けてブロック化して示している。
図示するようにゴルフ場予約サイトサーバ3aは、機能ごとに分けて平均ショット数計算処理部F1、平均飛距離計算処理部F2、及び画像提示制御処理部F3を有するものとして表すことができる。
平均ショット数計算処理部F1は、実績情報DB3dに記憶された実績情報に基づき、所定スコア以上の規定スコアによるホールにおけるショット数についての平均値を平均ショット数としてユーザ単位で計算する。
後の説明からも明らかとなるように、本例では、ユーザ単位で計算した平均ショット数に基づき、フォトギャラリーで提示させるホール撮影画像の枚数をユーザごとに可変とする。前述のように、本例のフォトギャラリーでは、パー3ホールについてはティーグラウンド画像とグリーン周り画像のみを提示するため、パー3ホールについてはユーザごとにホール撮影画像の提示枚数を可変とすることは行わない。平均ショット数に応じてホール撮影画像の提示枚数を可変とするのは、本例ではパー4以上のホールであり、従って平均ショット数計算処理部F1は、パー4以上の規定スコアによるホールに関して、ショット数についての平均値をユーザ単位で計算する。
また、本例のフォトギャラリーでは、各ホールにおける最終画像としてグリーン周り画像を提示させている。前述のようにグリーン周り画像は、グリーンセンターCから半径rの範囲であるグリーン周りエリアをカバーする画像である。換言すれば、該グリーン周りエリア内でのショットについては、対応する位置のホール撮影画像としてグリーン周り画像を提示すればよく、つまりは各ユーザに共通の画像を提示すれば済むものである。
この点より、本例の平均ショット数計算処理部F1は、上記の平均ショット数として、ゴルフボールがグリーン周りエリアに到達したショット以降のショットを除いたショット数についての平均値を計算する。換言すれば、ゴルフボールがグリーン周りエリアに到達したショットの直前までのショット数についての平均値を計算する。
図9は、このようなグリーン周りエリアに到達したショットの直前までのショットを検出するための手法についての説明図である。
図9において、ティーグラウンドTg内の黒丸は1打目のショット位置1である。また、前述のようにグリーンGの中心位置はグリーンセンターCである。図中の(1)(2)(3)はそれぞれ1打目、2打目、3打目のショットの軌跡を表している。
これら(1)(2)(3)と示すようにグリーン周りエリア内にゴルフボールが到達するまでに3打のショットが行われた場合、フォトギャラリーで提示すべきホール撮影画像は、ティーグラウンド画像(ショット位置1に対応する位置のホール撮影画像)及びグリーン周り画像を除くと、ショット位置2に対応する位置のホール撮影画像、ショット位置3に対応する位置のホール撮影画像の計2枚である。これに対し、仮に、2打目のショットが図中の(2)’と示すようにグリーン周りエリア内に到達していた場合には、フォトギャラリーで提示すべきホール撮影画像は、ティーグラウンド画像及びグリーン周り画像を除くと、ショット位置2に対応する位置のホール撮影画像のみである。
2打目が(2)のショットであるケースにおいては、平均ショット数の計算対象とされるべきショット数、すなわちゴルフボールがグリーン周りエリアに到達したショットの直前までのショット数は、(1)と(2)の合計「2」である。また、2打目が(2)’のショットであるケースでは、平均ショット数の計算対象とされるべきショット数は(1)のみで「1」である。
本例では、(3)や(2)’以降のショットを除いたショットである、グリーン周りエリアに到達したショットの直前までのショットの検出を、ショットごとのボール飛距離の合計とホールヤーデージとの関係に基づき行う。具体的には、対象とするホールの各ショットのうち、1打目からのボール飛距離の合計値が「ホールヤーデージ−r」以上となるショット以降のショットを除いたショットを、グリーン周りエリアに到達したショットの直前までのショット(以下「グリーン周りエリア到達前ショット」と略称する)として検出する。
平均ショット数計算処理部F1は、実績情報DB3dに記憶された実績管理情報I2に基づき、ユーザごとに、パー4以上のホールを対象として、例えば上記の手法によってグリーンエリア到達前ショットを検出する。その上で、検出したショットの総数(Ds)と、検出対象としたホールの総数(Dh)とに基づき、平均ショット数を計算する。具体的には、Ds/Dhを計算する。
ここで、本例では、平均ショット数は、パー4ホール、パー5ホールについて個別に計算する。すなわち、本例の平均ショット数計算処理部F1は、ユーザごとに、パー4ホールを対象としたグリーン周りエリア到達前ショットの検出、及びパー5ホールを対象としたグリーン周りエリア到達前ショットの検出を個別に行い、パー4ホールについては、検出したショットの総数を検出対象としたパー4ホールの総数で除算した値をパー4ホールの平均ショット数として算出する。同様に、パー5ホールについては、検出したショットの総数を検出対象としたパー5ホールの総数で除算した値をパー5ホールの平均ショット数として算出する。
平均ショット数の計算は、実績管理情報I2により管理される実績情報のうち一定時間以上過去の情報を除いて行う。具体的には、例えば平均ショット数の計算を行う時点を起点として過去1年以内の実績情報のみを用いて平均ショット数の計算を行う。
平均ショット数計算処理部F1は、上記の手法によりユーザごとに計算したパー4ホール、パー5ホールそれぞれについての平均ショット数を、平均情報DB3eにユーザごとに記録する。
図10は、上記の記録により平均情報DB3eに構築される平均ショット数管理情報I3の例を示している。図示するように平均ショット数管理情報I3は、ユーザIDごとにパー4ホールの平均ショット数、パー5ホールの平均ショット数の各情報が対応づけられた情報とされている。
図8に戻り、平均飛距離計算処理部F2は、実績情報DB3dに記憶された実績情報に基づき、1打目以降のショットについての平均飛距離をユーザ単位で計算する。
ここで、上記した平均ショット数計算処理部F1が特定のユーザについて計算した或るホール(パー4又はパー5ホール)についての平均ショット数を「aS」と表記する。本例のフォトギャラリーでは、平均ショット数aS=2であるユーザに対しては、該ホールについて提示すべきホール撮影画像の枚数は、ティーグラウンド画像及びグリーン周り画像を除くと2枚である。そして、該2枚のホール撮影画像として、それぞれ平均飛距離に応じた位置で撮影されたホール撮影画像を提示すべきものである。
このように本例のフォトギャラリーを実現する上では、平均飛距離の計算対象とすべきショットは、1打目からaS打目の各ショットのみであれば足る。この点より、本例の平均飛距離計算処理部F2は、ユーザごとの平均飛距離の計算を、1打目からaS打目までのショットのみを対象として行う。具体的に、或るユーザについて計算されたパー4ホールの平均ショット数を「aS4」、パー5ホールの平均ショット数を「aS5」とおくと、平均飛距離計算処理部F2は、該ユーザのパー4ホールについての平均飛距離の計算を1打目からaS4打目までのショットのみを対象として行い、パー5ホールについての平均飛距離の計算は1打目からaS5打目までのショットのみを対象として行う。
平均飛距離の計算は、実績情報DB3dに記憶された実績管理情報I2に基づき行うが、この際、平均飛距離の計算についても、上述した平均ショット数の計算と同様に、ユーザごとに一定時間以上過去の情報を除外して行う。具体的には、ユーザごとに例えば過去1年以内の飛距離情報のみを対象として、パー4ホールについては1打目からaS4打目の各飛距離、パー5ホールについては1打目からaS5打目の各飛距離の平均値をそれぞれ計算する。
平均飛距離計算処理部F2は、ユーザごとに計算したパー4ホールについての各平均飛距離(1打目〜aS4打目の各平均飛距離)、パー5ホールについての各平均飛距離(1打目〜aS5打目の各平均飛距離)を平均情報DB3eにユーザごとに記録する。
図11は、上記の記録により平均情報DB3eに構築される平均飛距離管理情報I4の例を示している。図示するように平均飛距離管理情報I4は、ユーザIDごとにパー4ホールについての各平均飛距離、パー5ホールについての各平均飛距離の情報が対応づけられた情報とされている。
図8において、画像提示制御処理部F3は、ユーザにより特定のホールにおける2打目以降のn打目のショット位置のホール撮影画像について提示が要求されたことに応じて、画像DB3cに記憶された該ホールのホール撮影画像のうち、平均飛距離計算処理部F2が計算した該ユーザのn打目以前のショットの平均飛距離に応じた位置で撮影された画像が該ユーザに提示されるように制御を行う。
本例において、画像提示制御処理部F3は、ユーザ端末4からのフォトギャラリーの提示要求に応じて、フォトギャラリー提示制御情報I5を生成し、提示要求元のユーザ端末4に送信する。提示要求元のユーザ端末4は、受信したフォトギャラリー提示制御情報I5に基づき、前述したフォトギャラリー提示用のプログラムに従ってフォトギャラリーの表示処理を実行する。具体的には、先の図2〜図4で説明したような、送り操作や戻し操作に応じたホール撮影画像の送り表示、戻し表示等、フォトギャラリーに係る表示処理を行う。
図12は、フォトギャラリー提示制御情報I5の例を示している。
図示するようにフォトギャラリー提示制御情報I5は、ゴルフ場名の情報、ホールごとの提示情報、及び過去スコア情報を含んでいる。
ホールごとの提示情報は、フォトギャラリーにおいてホールごとに提示すべき情報を意味しており、該当するホールのパー、ヤード、コース図の各情報と共に、提示すべきホール撮影画像(図中、第1画像、第2画像、第3画像…)の情報が含まれている。なお、第1画像、第2画像、第3画像…の数値は、昇順に、フォトギャラリーにおける送り操作に従って提示される順を表している。第1画像はティーグラウンド画像、最も数値の大きい画像はグリーン周り画像となる。
過去スコア情報は、該当するゴルフ場でユーザが過去にプレーしたことがある場合におけるトータルスコア(18ホール分のスコア)の平均値の情報である。なお、過去スコア情報は、フォトギャラリーにおける前述した過去実績情報Spとして提示されるべき情報である。
画像提示制御処理部F3は、フォトギャラリーの提示要求がされたゴルフ場について、ゴルフ場情報DB3bから該当するゴルフ場名の情報と、ホールごとのパー、ヤード、及びコース図の情報とを取得する。
さらに、画像提示制御処理部F3は、ホールごとに提示すべきホール撮影画像の情報を画像DB3cから取得する。具体的に、パー3ホールについては、該当するホールのティーグラウンド画像及びグリーン周り画像を取得する。パー4以上の規定スコアによるホールについては、該当するホールのティーグラウンド画像及びグリーン周り画像に加えて、平均飛距離計算処理部F2が計算したaS打目までのショットごとの平均飛距離に応じた位置のホール撮影画像を取得する。
すなわち、パー4ホールについては、平均飛距離管理情報I4に基づき、フォトギャラリー提示要求を行ったユーザについて記憶された1打目からaS4打目までの平均飛距離に応じた位置で撮影されたホール撮影画像(2打目からaS4+1打目までの各ショット位置のホール撮影画像。例えばaS4=1であれば、1打目の平均飛距離に応じた2打目ショット位置のホール撮影画像のみ)をそれぞれ取得する。また、パー5ホールについても平均飛距離管理情報I4に基づき、フォトギャラリー提示要求を行ったユーザについて記憶された1打目からaS5打目までの平均飛距離に応じた位置で撮影されたホール撮影画像(2打目からaS5+1打目までの各ショット位置のホール撮影画像)をそれぞれ取得する。
例えば、2打目のホール撮影画像としては、1打目の平均飛距離が220ヤードであれば、ティーグラウンドからの距離が220ヤードとなる位置に対して最も近い位置で撮影されたホール撮影画像を取得する。また、3打目のホール撮影画像については、1打目の平均飛距離が210ヤード且つ2打目の平均飛距離が190ヤードであれば、ティーグラウンドからの距離が400ヤードとなる位置に対して最も近い位置で撮影されたホール撮影画像を取得する。
このように、2打目以降のn打目のショット位置のホール撮影画像については、例えばn打目以前のショットの平均飛距離を合計した飛距離から特定される位置に対して最も近い位置で撮影されたホール撮影画像を取得する。
また、画像提示制御処理部F3は、過去スコア情報については、先ず、実績管理情報I2からフォトギャラリー提示要求を行ったユーザについて記憶された該当するゴルフ場のトータルスコアの情報を取得する。そして、取得したトータルスコアの平均値を計算し、過去スコア情報として取得する。
画像提示制御処理部F3は、上記のように取得したゴルフ場名、ホールごとの提示情報、及び過去スコアの情報を用いてフォトギャラリー提示制御情報I5を生成し、フォトギャラリー提示要求を行ったユーザ端末4に送信する。
前述のように、ユーザ端末4は受信したフォトギャラリー提示制御情報I5に基づき、フォトギャラリー提示用のプログラムに従ってフォトギャラリーの表示処理を実行する。このため、画像提示制御処理部F3は、上記のようにフォトギャラリー提示制御情報I5を送信することにより、ユーザが特定のホールにおける2打目以降のn打目のショット位置のホール撮影画像について提示要求を行ったことに応じて、画像DB3cに記憶された該ホールのホール撮影画像のうち、平均飛距離計算処理部F2が計算した該ユーザのn打目以前のショットの平均飛距離に応じた位置で撮影された画像が該ユーザに提示されるようにすることができる。
また、フォトギャラリー提示制御情報I5には、パー4ホール、パー5ホールについて提示すべきティーグラウンド画像及びグリーン周り画像を除くホール撮影画像として、平均ショット数計算処理部F1が提示要求元のユーザについて計算した平均ショット数aS4、aS5に応じた枚数のホール撮影画像のみを含ませている。このため、フォトギャラリーにおいてパー4ホール、パー5ホールについて提示されるホール撮影画像の枚数は、平均ショット数計算処理部F1がユーザごとに計算する平均ショット数に応じた枚数で可変とされる。
なお、図12の例では、コース図、ホール撮影画像の情報として、画像IDのみが含まれている場合を例示しているが、フォトギャラリー提示制御情報I5としては、これら画像IDで特定される画像データも併せて送信してもよい。或いは、ユーザ端末4がゴルフ場予約サイトサーバ3aに画像IDを指定した画像要求を行うものとし、画像提示制御処理部F3が該要求に応じて該当する画像データをユーザ端末4に送信することもできる。
また、上記では、平均ショット数の計算にあたり、グリーン周りエリア到達前ショットを検出する例を挙げたが、グリーン周りエリア到達前ショットを検出することは必須ではない。
例えば、パー4ホール、パー5ホールについて、それぞれ総ショット数の平均値を計算した上で、該平均値をそれぞれ所定値(例えば「2」等)で減じた値をパー4ホール、パー5ホールそれぞれの平均ショット数として簡易的に求めてもよい。
[1-4.処理手順]

図13〜図15のフローチャートを参照して、上記した第1の実施の形態としての画像提示制御手法を実現するために実行すべき処理の手順を説明する。
なお、図13〜図15に示す処理は、ゴルフ場予約サイトサーバ3aにおけるCPU101が例えばROM102や記憶部108等の所定の記憶装置に記憶されたプログラムに基づき実行するものである。
図13は、平均ショット数計算処理部F1に対応した処理を示している。
図13において、ゴルフ場予約サイトサーバ3aは、ステップ101で処理対象ユーザ識別子uを「1」にセットした上で、ステップS102においてu番目のユーザを対象として、過去1年以内の実績情報に基づき、パー4、パー5ホールそれぞれの平均ショット数(aS4、aS5)を計算する。
なお、ユーザ単位でパー4ホールの平均ショット数aS4、パー5ホールの平均ショット数aS5を計算する手法については既に説明済みであるため、重複説明は避ける。
続くステップS103でゴルフ場予約サイトサーバ3aは、計算した平均ショット数aS4、aS5をu番目のユーザのユーザID(UID)と対応づけて平均情報DB3eに記録する。
ステップS103の記録処理を実行したことに応じ、ゴルフ場予約サイトサーバ3aはステップS104で処理対象ユーザ識別子uが上限値uMAX以上であるか否かを判定する。処理対象ユーザ識別子uが上限値uMAX以上でなければ、ゴルフ場予約サイトサーバ3aはステップS105に進み、処理対象ユーザ識別子uの値をインクリメント(+1)し、ステップS102に戻る。
これにより、処理対象とされた各ユーザごとに、平均ショット数aS4、平均ショット数aS5の計算及び平均情報DB3eへの記録が行われる。
ゴルフ場予約サイトサーバ3aは、処理対象ユーザ識別子uが上限値uMAX以上であれば、この図に示す処理を終了する。
続いて、図14は、平均飛距離計算処理部F2に対応した処理を示している。
図14において、ゴルフ場予約サイトサーバ3aは、ステップS201で処理対象ユーザ識別子uを「1」にセットした上で、ステップS202において、パー4ホールについてu番目のユーザを対象として、過去1年以内の実績情報に基づき1打目〜aS4打目の各ショットの平均飛距離を計算する。
そして、続くステップS203でゴルフ場予約サイトサーバ3aは、パー5ホールについて、u番目のユーザを対象として過去1年以内の実績情報に基づき1打目〜aS5打目の各ショットの平均飛距離を計算する。
なお、ユーザ単位でパー4ホールについての各ショットの平均飛距離、パー5ホールについての各ショットの平均飛距離を計算する手法については既に説明済みであるため重複説明は避ける。
ステップS202及びS203の計算処理を実行したことに応じ、ゴルフ場予約サイトサーバ3aはステップS204で、パー4ホールについて計算した平均飛距離の情報、パー5ホールについて計算した平均飛距離の情報をそれぞれu番目のユーザのユーザIDと対応づけて平均情報DB3eに記録する。
続くステップS205でゴルフ場予約サイトサーバ3aは、処理対象ユーザ識別子uが上限値uMAX以上であるか否かを判定する。処理対象ユーザ識別子uが上限値uMAX以上でなければ、ゴルフ場予約サイトサーバ3aはステップS206に進み、処理対象ユーザ識別子uの値をインクリメント(+1)し、ステップS202に戻る。
これにより、処理対象とされた各ユーザごとに、パー4ホール、パー5ホールそれぞれについての平均飛距離の計算及び平均情報DB3eへの記録が行われる。
ゴルフ場予約サイトサーバ3aは、処理対象ユーザ識別子uが上限値uMAX以上であれば、この図に示す処理を終了する。
なお、図13、図14に示した処理は、例えば1ヶ月ごと等、所要の時間間隔を空けて繰り返し実行し、平均ショット数や平均飛距離の情報を可能な限り最新に保つことが望ましい。
図15は、画像提示制御処理部F3に対応した処理を示している。
図15において、ゴルフ場予約サイトサーバ3aはステップS301で、ユーザ端末4からのフォトギャラリー提示要求を待機しており、フォトギャラリー提示要求があった場合は、ステップS302で該当するゴルフ場(フォトギャラリーの提示を要求されたゴルフ場)について、各ホールのパー、ヤード、コース図の情報をゴルフ場情報DB3bより取得する。
続くステップS303でゴルフ場予約サイトサーバ3aは、該当するゴルフ場について、実績情報DB3dに要求元ユーザ(フォトギャラリーの提示要求を行ったユーザ端末4のユーザ)の実績情報があるか否かを判定する。
該当するゴルフ場について要求元ユーザの実績情報があれば、ゴルフ場予約サイトサーバ3aはステップS304に進み、該実績情報に基づいて過去スコア情報を取得する。具体的に、本例では、該当するゴルフ場について記憶された要求元ユーザのトータルスコアの平均値を計算し、過去スコア情報として取得する。
ゴルフ場予約サイトサーバ3aは、ステップS304で過去スコア情報を取得すると、ステップS305に処理を進める。
一方、該当するゴルフ場について要求元ユーザの実績情報がなければ、ゴルフ場予約サイトサーバ3aはステップS304をパスしてステップS305に処理を進める。
ステップS305でゴルフ場予約サイトサーバ3aは、要求元ユーザについて、平均情報DB3e(平均飛距離管理情報I4)からパー4、パー5ホールの平均飛距離を取得し、続くステップS306で該当するゴルフ場のパー4、パー5ホールについてのホール撮影画像を平均飛距離に基づき取得する。すなわち、パー4ホールについては、ティーグラウンド画像、2打目〜aS4+1打目の各ショット位置に応じた位置のホール撮影画像、及びグリーン周り画像を取得し、パー5ホールについては、ティーグラウンド画像、2打目〜aS5+1打目の各ショット位置に応じた位置のホール撮影画像、及びグリーン周り画像を取得する。
なお、この際のホール撮影画像の取得手法については既に説明済みであるため、重複説明は避ける。
続くステップS307でゴルフ場予約サイトサーバ3aは、該当するゴルフ場のパー3ホールのホール撮影画像(ティーグラウンド画像及びグリーン周り画像)を取得する。
さらに、次のステップS308でゴルフ場予約サイトサーバ3aは、取得情報に基づきフォトギャラリー提示制御情報I5を生成し、ステップS309でフォトギャラリー提示制御情報I5を要求元のユーザ端末4に送信する。
なお、これまでの説明では、フォトギャラリーにおいて、該当するゴルフ場における要求元ユーザの過去スコア情報を提示する例を挙げたが、過去のスコア情報に限らず、該ゴルフ場におけるプレーに関する実績情報(以下「プレー実績情報」と表記)を提示させてもよい。例えば、スコア以外のプレー実績情報としては、ショット数、パット数、OB(Out of Bounds)有無、フェアウェイキープ率、ショット位置、ショットごとの飛距離等の情報を提示する例を挙げることができる。なお、ショット数やパット数の情報については、ゴルフ場単位(18ホール単位)の情報に限らず、コース単位(例えば9ホール単位)や1ホール単位の情報を提示することもできる。
また、上記では、規定スコアがパー4以上のホールを対象として、平均飛距離に応じた位置及び枚数のホール撮影画像を提示する例を挙げたが、該提示の対象とするホールはパー5以上のホールに限ることもできる。その場合、平均ショット数や平均飛距離の計算対象とするホールはパー5以上のホールとなることは言うまでもない。
[1-5.第1の実施の形態のまとめ]

上記のように第1の実施の形態の情報処理装置(ゴルフ場予約サイトサーバ3a)は、ゴルフに関するプレー実績情報として少なくとも各ホールにおけるショットごとのボール飛距離に関する実績情報が複数のユーザについてそれぞれ記憶された実績情報記憶部(実績情報DB3d)と、ホールの複数位置で撮影された複数枚のホール撮影画像がホールごとに記憶されたホール画像記憶部(画像DB3c)と、について記憶情報をそれぞれ取得可能とされた情報処理装置であって、実績情報に基づき、所定スコア以上の規定スコアによるホールにおけるショット数についての平均値を平均ショット数としてユーザ単位で計算する平均ショット数計算部(平均ショット数計算処理部F1)を備える。
また、実績情報に基づき、1打目以降のショットについての平均飛距離をユーザ単位で計算する平均飛距離計算部(平均飛距離計算処理部F2)と、ユーザにより特定のホールにおける2打目以降のn打目のショット位置のホール撮影画像について提示が要求されたことに応じて、ホール画像記憶部に記憶された該ホールのホール撮影画像のうち、平均飛距離計算部が計算した該ユーザのn打目以前のショットの平均飛距離に応じた位置で撮影された画像が該ユーザに提示されるように制御を行う画像提示制御部(画像提示制御処理部F3)と、を備える。
そして、画像提示制御部は、ホールごとに提示させるホール撮影画像の枚数を、平均ショット数計算部が提示要求元のユーザについて計算した平均ショット数に基づいて可変とするものである。
これにより、2打目以降のn打目のショット位置のホール撮影画像としてユーザの平均飛距離に応じた位置のホール撮影画像が提示され、また、ホールごとに提示されるホール撮影画像の枚数はユーザの平均ショット数に基づき可変とされる。すなわち、ゴルフ場のホールに係る画像の提示に関して、2打目以降のショット位置画像としてユーザの技量や熟達度等に応じた最適な位置の画像を提示できると共に、ホールごとに提示する画像の枚数としてもユーザの技量や熟達度等に応じた最適な枚数を提示することができる。
従って、ユーザがコースのイメージをより掴みやすくすることができる。
また、第1の実施の形態の情報処理装置においては、平均飛距離計算部は、実績情報のうちパー3以下の規定スコアによるホールの実績情報を除いて平均飛距離を計算している。
パー3以下のホールはグリーンまでの距離が比較的近いため、該ホールでの飛距離はユーザが持つ飛距離能力を反映していない可能性が高い。
従って、該ホールでの実績情報を除いて平均飛距離を計算することで、平均飛距離の正確性を高めることができ、ユーザがコースのイメージをより掴みやすくすることができる。
さらに、第1の実施の形態の情報処理装置においては、平均飛距離計算部は、平均ショット数計算部が特定のユーザを対象として計算した平均ショット数をaSとしたとき、該ユーザについての平均飛距離の計算を、1打目からaS打目までのショットのみを対象として行っている。
これにより、所定スコア以上の規定スコアによるホールについて提示するショット位置画像が1打目からaS+1打目までのショット位置画像とされる場合において、aS+2打目以降のショットについての無駄な平均飛距離の計算が行われない。
従って、処理負担の軽減を図ることができる。
さらにまた、第1の実施の形態の情報処理装置においては、平均飛距離計算部は、実績情報のうち一定時間以上過去の情報を除いて平均飛距離を計算している。
これにより、ユーザの最新の技量や熟達度等を適切に反映した平均飛距離が計算される。
従って、ショット位置画像としてより適切な位置の画像を提示でき、ユーザがコースのイメージをより掴みやすくすることができる。
また、第1の実施の形態の情報処理装置においては、平均ショット数計算部は、実績情報のうち一定時間以上過去の情報を除いて平均ショット数を計算している。
これにより、ユーザの最新の技量や熟達度等を適切に反映した平均ショット数が計算される。
従って、所定スコア以上の規定スコアによるホールについて提示するショット位置画像の枚数をより適切な枚数とすることができ、ユーザがコースのイメージをより掴みやすくすることができる。
さらに、第1の実施の形態の情報処理装置においては、画像提示制御部は、ホール撮影画像の提示要求元のユーザに対して、ホール撮影画像と共にプレー実績情報を提示させる制御を行っている。
これにより、ゴルフ場のホールに係る画像の提示において、ホール撮影画像と共にプレー実績情報が提示される。
従って、提示情報の充実化が図られる。
ここで、フォトギャラリーとしては、天気の別に応じた複数種類のホール撮影画像を提示し分ける仕様とすることもできる。
その場合、画像DB3cには、天気の別に応じた複数種類のホール撮影画像を記憶させておく。そして、画像提示制御処理部F3は、例えば、ユーザによりホール撮影画像の提示が要求されたゴルフ場について、該ユーザによる該ゴルフ場についてのプレー予約の有無を判定し、予約が有る場合には予約日における天気予報情報に基づき選択した種類のホール撮像画像が該ユーザに提示されるように制御を行う。
これにより、コースイメージを天気の別に応じてより掴みやすくすることができる。
<2.第2の実施の形態>
[2-1.第2の実施の形態としての画像提示制御手法及び処理]

続いて、第2の実施の形態について説明する。
第2の実施の形態は、使用クラブ(使用するゴルフクラブ)の別も考慮してホール撮影画像の出し分けを行うものである。なお、以下の説明において、既に説明済みとなった部分と同様となる部分については同一符号を付して説明を省略する。
第2の実施の形態では、実績情報DB3dにおいて、ショットごとの使用クラブの番手情報が記憶されている。
図16は、第2の実施の形態における実績情報DB3dに記憶されている実績管理情報I2’の例を示している。
図示するように実績管理情報I2’は、先の図6に示した実績管理情報I2と比較して、ショットごとのボール飛距離の情報ごとに、使用クラブの番手情報が対応づけられている点が異なる。
なお、実績管理情報I2’としても、実績管理情報I2と同様に、複数のユーザそれぞれについての情報が実績情報DB3dに記憶されている。
ショットごとの番手情報は、ボール飛距離の情報と同様に、ユーザが所定のウェブページに対して手動で入力したものをゴルフ場予約サイト運営システム3に取得させてもよいし、前述したゴルフ支援アプリに対しユーザがプレー中に都度入力した情報を該ゴルフ支援アプリが送信してゴルフ場予約サイト運営システム3に取得させてもよい。番手情報をゴルフ場予約サイト運営システム3に取得させる形態は、特定の形態に限定されるものではない。
第2の実施の形態では、上記のように実績情報DB3dにショットごとの番手情報が記憶された上で、平均飛距離計算処理部F2が、平均飛距離を番手ごとに計算すると共に、画像提示制御処理部F3が、ユーザより番手が指定された場合に、平均飛距離計算処理部F2が該指定された番手について計算した平均飛距離に応じた位置で撮影されたホール撮影画像が該ユーザに提示されるように制御を行う。
図示は省略したが、第2の実施の形態のフォトギャラリーには、使用クラブの番手を指定するためのボタン等の操作手段が配置され、ユーザが該操作手段により使用クラブの指定を行うと、フォトギャラリーで提示されるホール撮影画像として、該指定された番手について計算された平均飛距離に応じた位置のホール撮影画像の提示が行われる。例えば、本例では、2打目〜aS+1打目のショット位置のホール撮影画像の初期画像としては、最も大きい番手(ボール飛距離の大きい番手)の画像が提示され、その状態で他の番手の指定が行われると、提示画像が該指定された番手について計算された平均飛距離に応じた位置の画像に切り替えられる。
なお、このように番手の指定に応じて提示画像を切り替えるための表示処理は、ユーザ端末4が、後述する第2の実施の形態としてのフォトギャラリー提示制御情報I5’に基づき、ゴルフ場ウェブページのウェブページデータとして含まれるフォトギャラリー提示用のプログラムに従って実行する。
図17のフローチャートを参照して、第2の実施の形態における平均飛距離計算処理部F2の処理について説明する。
なお、第2の実施の形態において、パー4ホール、パー5ホールそれぞれについての平均ショット数の計算手法は第1の実施の形態の場合と同様である。
図17において、この場合のゴルフ場予約サイトサーバ3aは、ステップS201で処理対象ユーザ識別子uを「1」にセットすると、ステップS401→S402→S403の順で処理を実行する。
ステップS401でゴルフ場予約サイトサーバ3aは、パー4ホールについて、u番目のユーザを対象として、過去1年以内の実績情報(実績管理情報I2’)に基づき1打目〜aS4打目の各ショットの平均飛距離を番手ごとに計算する。
また、続くステップS402でゴルフ場予約サイトサーバ3aは、パー5ホールについて、u番目のユーザを対象として、過去1年以内の実績情報(実績管理情報I2’)に基づき1打目〜aS5打目の各ショットの平均飛距離を番手ごとに計算する。
さらに、ステップS403でゴルフ場予約サイトサーバ3aは、ステップS401、S402でそれぞれ計算した各ショットの番手ごとの平均飛距離の情報を、u番目のユーザのユーザIDと対応づけて平均情報DB3eに記録する。
ゴルフ場予約サイトサーバ3aはステップS403の処理を実行したことに応じ、ステップS205で処理対象ユーザ識別子uが上限値uMAX以上であるか否かを判定し、上限値uMAX以上でなければステップS206で処理対象ユーザ識別子uの値をインクリメントしてステップS401に戻り、上限値uMAX以上であればこの図に示す処理を終了する。
上記の処理により、この場合の平均情報DB3eには、各ユーザのユーザIDごとに、パー4ホール、パー5ホールそれぞれについて計算された各ショットの番手ごとの平均飛距離の情報が対応づけて記録される。
この結果、第2の実施の形態の平均情報DB3eには、図18に示すような平均飛距離管理情報I4’が形成される。
図19は、第2の実施の形態における画像提示制御処理部F3の処理を示したフローチャートである。
図19において、この場合の画像提示制御処理部F3の処理としては、先の図15に示した第1の実施の形態の場合の処理と比較して、ステップS305、S306の処理に代えてそれぞれステップS501、S502の処理が、またステップS308の処理に代えてステップS503の処理が実行される点が異なる。
ステップS501でゴルフ場予約サイトサーバ3aは、要求元ユーザについて、パー4、パー5ホールの番手ごとの平均飛距離を取得する。具体的には、平均飛距離管理情報I4’に基づき、要求元ユーザについての平均飛距離の情報として、パー4ホールの1打目からaS4打目までの各ショットについての番手ごとの平均飛距離、及びパー5ホールの1打目からaS5打目までの各ショットについての番手ごとの平均飛距離の情報を取得する。
続くステップS502でゴルフ場予約サイトサーバ3aは、該当するゴルフ場のパー4、パー5ホールについてのホール撮影画像を、ステップS501で取得した番手ごと平均飛距離に基づき番手ごとに取得する。すなわち、パー4ホールについては、ティーグラウンド画像及びグリーン周り画像と共に、2打目〜aS4+1打目のショット位置のホール撮影画像としてそれぞれ番手ごとの平均飛距離に応じた位置で撮影された画像を取得する。また、パー5ホールについては、ティーグラウンド画像及びグリーン周り画像と共に、2打目〜aS5+1打目のショット位置のホール撮影画像としてそれぞれ番手ごとの平均飛距離に応じた位置で撮影された画像を取得する。
さらに、ゴルフ場予約サイトサーバ3aは、次のステップS307で該当するゴルフ場のパー3ホールのホール撮影画像を取得し、続くステップS503で、取得情報に基づきフォトギャラリー提示制御情報I5’を生成する。
図20は、フォトギャラリー提示制御情報I5’の例を示している。
第1の実施の形態におけるフォトギャラリー提示制御情報I5との違いは、パー4ホール、パー5ホールにおける2打目〜aS+1打目の各ショット位置に対応する画像の情報として、ステップS502で取得された番手ごとのホール撮影画像の情報が含まれている点である。
図19に示すように、生成されたフォトギャラリー提示制御情報I5’は、ステップS309の処理によって提示要求元のユーザ端末4に対して送信される。
[2-2.第2の実施の形態のまとめ]

上記のように第2の実施の形態の情報処理装置においては、実績情報記憶部には、ショットごとの使用クラブの番手情報が記憶されており、平均飛距離計算部は、平均飛距離を番手ごとに計算し、画像提示制御部は、ユーザより番手が指定された場合に、平均飛距離計算部が該指定された番手について計算した平均飛距離に応じた位置で撮影されたホール撮影画像が該ユーザに提示されるように制御を行っている。
これにより、2打目以降のn打目のショット位置のホール撮影画像の提示を、使用番手に応じてより詳細に行わせることができる。
<3.第3の実施の形態>
[3-1.第3の実施の形態としての画像提示制御手法及び処理]

第3の実施の形態は、ボール飛距離に関する実績情報が記憶されていないユーザに対しても、技能や熟達度等に応じた最適な位置及び枚数のホール撮影画像の提示が可能となるようにするものである。
第3の実施の形態の場合、フォトギャラリーの提示にあたり、ユーザにゴルフの技能や熟達度に相関する指標情報の入力を要求する。例えば、該指標情報としては、平均スコアの入力を要求する。
本例では、ゴルフ場ウェブページにおけるフォトギャラリーボタンが操作されたことに応じて、平均スコアの入力ボックスが提示される。ユーザは、該入力ボックスに対して平均スコアを入力すると、自身の技能や熟達度等に応じた最適な位置及び枚数のホール撮影画像の提示が可能なフォトギャラリーのサービスを受けることができる。平均スコアを未入力としてフォトギャラリーの提示要求を行った場合には、従来と同様のフォトギャラリー、すなわち予め定められた位置及び枚数のホール撮影画像の提示を行うフォトギャラリー(以下「デフォルトギャラリー」とも表記する)のサービスを受けることができる。
第3の実施の形態においても、実績情報DB3dには、第1の実施の形態の場合と同様の実績管理情報I2が複数のユーザそれぞれについて記憶されている。すなわち、この場合も実績情報DB3dには、複数のユーザそれぞれについて、スコア情報(ホールスコアやトータルスコアの情報)及びショットごとのボール飛距離の情報が記憶されている。
第3の実施の形態では、このように実績情報DB3dに記憶された複数のユーザについての記憶情報を利用し、複数のユーザの平均スコアとボール飛距離との関係性から、平均スコアを入力したユーザ(フォトギャラリーの提示を要求するユーザ)に応じた平均飛距離を計算(推定)する。
具体的に、本例では、実績情報DB3dに実績管理情報I2が記憶されたユーザのうち、入力された平均スコアと同等の平均スコアを有するユーザの平均飛距離に基づき、平均スコアの入力元ユーザの平均飛距離を推定する。
図21のフローチャートにより、このような平均飛距離の推定を含む第3の実施の形態としての具体的な処理について説明する。
図21に示す処理のうち、ステップS301、S302、及びS306〜S309の処理は、先の図15で説明した処理と同様である。
この場合のゴルフ場予約サイトサーバ3aは、ステップS302の取得処理を実行したことに応じ、ステップS601で平均スコアの入力が行われたか否かを判定する。すなわち、フォトギャラリーの提示要求が、平均スコアの入力を伴うものであったか否かを判定する。
平均スコアの入力が行われていなければ、ゴルフ場予約サイトサーバ3aはステップS605に進みデフォルトギャラリーの提示制御処理を実行し、この図に示す処理を終了する。なお、デフォルトギャラリーの提示制御処理は、従来のフォトギャラリーを提示させるためのフォトギャラリー提示制御情報を要求元ユーザ端末4に送信する処理であるため、詳細な説明は省略する。
一方、平均スコアの入力が行われた場合、ゴルフ場予約サイトサーバ3aはステップS602に進み、要求元ユーザと同平均スコアレンジのユーザ(実績管理情報I2が記憶されたユーザ)について、パー4、パー5ホールそれぞれの平均ショット数の平均値(以下、それぞれ「平均ショット数aS4a」「平均ショット数aS5a」と表記)を計算する。
なお、「同平均スコアレンジ」とは、入力された平均スコアとの差が所定値(0を含む)以内の平均スコアのレンジを意味する。本例では、入力された平均スコアとの差が例えば±1以内のレンジであるとする。
続くステップS603でゴルフ場予約サイトサーバ3aは、パー4ホールの平均ショット数がaS4aである同平均スコアレンジのユーザについて、パー4ホールの1打目〜aS4a打目の各ショットの平均飛距離を計算し、要求元ユーザのパー4ホールの平均飛距離として取得する。
また、次のステップS604でゴルフ場予約サイトサーバ3aは、パー5ホールの平均ショット数がaS5aである同平均スコアレンジのユーザについて、パー5ホールの1打目〜aS5a打目の各ショットの平均飛距離を計算し、要求元ユーザのパー5ホールの平均飛距離として取得する。
ステップS604の処理を実行したことに応じ、ゴルフ場予約サイトサーバ3aはステップS306〜S309の処理を実行し、この図に示す処理を終了する。
すなわち、要求元ユーザについてパー4、パー5ホールそれぞれの各ショットの平均飛距離が求まった以降の処理は、第1の実施の形態の場合と同様である。
このような処理により、要求元のユーザに対し、該ユーザの技量や熟達度等に応じた最適な位置及び枚数のホール撮影画像の提示が行われるようにすることができる。
なお、上記では、平均飛距離の推定にあたり平均スコアを基準とする場合を例示したが、平均飛距離の推定はハンディキャップ(handicap)を基準に行うこともできる。その場合、実績情報DB3dには、複数のユーザそれぞれについてハンディキャップの情報を記憶させておく。また、フォトギャラリーの提示を要求するユーザに対してはハンディキャップの入力を要求する。この場合における平均飛距離の推定手法は、上記により説明した平均スコアを基準とした推定手法において、平均スコアをハンディキャップに置き換えたものとすればよい。
また、平均スコアを基準とする場合、平均飛距離の推定は、パット数の要素を除外して行ってもよい。例えばその場合は、フォトギャラリーの提示を要求するユーザ(特定ユーザ)に対し平均スコアと平均パット数の入力を要求する。そして、「平均スコア−平均パット数」の値を「パット数除外平均スコア」としたとき、実績情報DB3dに実績管理情報I2が記憶されたユーザのうち、特定ユーザと同等の「パット数除外平均スコア」を有するユーザの平均飛距離に基づき、特定ユーザに応じた平均飛距離を推定すればよい。
なお、平均スコアは、ハンディキャップに基づき計算されたものであってもよい。具体的には、例えばハンディキャップの数値に18ホール分の規定スコア(例えば「72」)を加算した数値を平均スコアとみなして取り扱うものである。このような手法を採ることで、例えばフォトギャラリー提示要求を行うユーザにハンディキャップの入力を要求する場合において、実績情報DB3dにハンディキャップが記憶されていなくても、該ユーザについての平均飛距離の推定を行うことが可能となる。
[3-2.第3の実施の形態のまとめ]

上記のように第3の実施の形態の情報処理装置においては、実績情報記憶部には、複数のユーザのそれぞれについてスコア又はハンディキャップに関する情報が記憶されており、平均飛距離計算部は、特定のユーザから平均スコア又はハンディキャップが入力された場合に、実績情報記憶部に記憶された複数のユーザの平均スコア又はハンディキャップとボール飛距離との関係性に基づき、特定のユーザについての平均飛距離を計算し、画像提示制御部は、特定のユーザにホール撮影画像を提示させる場合に、平均飛距離計算部が特定のユーザについて計算した平均飛距離に応じた位置で撮影されたホール撮影画像が提示されるように制御を行っている。
これにより、実績情報記憶部にボール飛距離に関する実績情報が記憶されていないユーザについても、該ユーザの技量や熟達度等に応じた最適な位置のホール撮影画像の提示が行われるようにすることができる。
また、第3の実施の形態の情報処理装置においては、平均飛距離計算部は、特定のユーザについての平均飛距離の計算をパット数の要素を除外して行っている。
これにより、特定のユーザについての平均飛距離をより高精度に計算することが可能とされる。
従って、ユーザがコースのイメージをより掴みやすくすることができる。
<4.プログラム及び記憶媒体>

以上、本発明に係る情報処理装置の実施の形態としてのゴルフ場予約サイトサーバ3aを説明してきたが、実施の形態のプログラムは、ゴルフ場予約サイトサーバ3aの処理を情報処理装置(CPU等)に実行させるプログラムである。
実施の形態のプログラムは、ゴルフに関するプレー実績情報として少なくとも各ホールにおけるショットごとのボール飛距離に関する実績情報が複数のユーザについてそれぞれ記憶された実績情報記憶部と、ホールの複数位置で撮影された複数枚のホール撮影画像がホールごとに記憶されたホール画像記憶部と、について記憶情報をそれぞれ取得可能とされた情報処理装置に処理を実行させるプログラムであって、前記実績情報に基づき、所定スコア以上の規定スコアによるホールにおけるショット数についての平均値を平均ショット数としてユーザ単位で計算する平均ショット数計算機能と、前記実績情報に基づき、1打目以降のショットについての平均飛距離をユーザ単位で計算する平均飛距離計算機能と、ユーザにより特定のホールにおける2打目以降のn打目のショット位置のホール撮影画像について提示が要求されたことに応じて、前記ホール画像記憶部に記憶された該ホールのホール撮影画像のうち、前記平均飛距離計算機能が計算した該ユーザのn打目以前のショットの平均飛距離に応じた位置で撮影された画像が該ユーザに提示されるように制御を行う画像提示制御機能と、を前記情報処理装置に実現させ、前記画像提示制御機能は、ホールごとに提示させるホール撮影画像の枚数を、前記平均ショット数計算機能が提示要求元のユーザについて計算した平均ショット数に基づいて可変とするプログラムである。
すなわち、このプログラムは、例えばゴルフ場予約サイトサーバ3a等の情報処理装置に図13〜図15等により説明した処理を実行させるプログラムに相当する。
このようなプログラムにより、上述したゴルフ場予約サイトサーバ3aとしての情報処理装置を実現できる。
そして、このようなプログラムはコンピュータ装置等の機器に内蔵されている記憶媒体としてのHDDや、CPUを有するマイクロコンピュータ内のROM等に予め記憶しておくことができる。或いはまた、半導体メモリ、メモリカード、光ディスク、光磁気ディスク、磁気ディスクなどのリムーバブル記憶媒体に、一時的あるいは永続的に格納(記憶)しておくことができる。またこのようなリムーバブル記憶媒体は、いわゆるパッケージソフトウェアとして提供することができる。
また、このようなプログラムは、リムーバブル記憶媒体からパーソナルコンピュータ等にインストールする他、ダウンロードサイトから、LAN、インターネットなどのネットワークを介してダウンロードすることもできる。
<5.変形例>

本発明は上記により説明した具体例に限定されず、各種の変形例が考えられる。
例えば、上記では、1ゴルフ場=18ホールを前提とした説明を行ったが、ゴルフ場は、27ホール以上のホールを有している場合もある。例えば、それぞれが18ホールで構成された「○△コース」「×○コース」を有しているケース、或いはそれぞれが9ホールで構成された「東コース」「西コース」「南コース」「北コース」を有しているケース等を挙げることができる。
このような27ホール以上のホールを有しているケースにおいて、フォトギャラリーはゴルフ場ごとに提示してもよいし、コースごとに提示してもよい。また、プレー実績情報を提示する場合には、プレー実績のあるコースのみについて提示を行えばよい。
また、平均飛距離の計算にあたっては、OBショットや失敗ショットを除外してもよい。OBショットについては、例えば該当するホールにおけるホールスコアと打数(ショット数+パット数)とが一致するか否かを基準として検出でき、失敗ショットについてはボール飛距離が所定閾値(例えば50ヤード等)以下のショットか否かを判別すること等により検出できる。
1 ネットワークシステム、2 ネットワーク、3 ゴルフ場予約サイト運営システム、3a ゴルフ場予約サイトサーバ、3b ゴルフ場情報DB、3c 画像DB、3d 実績情報DB、3e 平均情報DB、4 ユーザ端末、5 ゴルフ場端末、F1 平均ショット数計算処理部、F2 平均飛距離計算処理部、F3 画像提示制御処理部

Claims (14)

  1. ゴルフに関するプレー実績情報として少なくともホールにおけるショットごとのボール飛距離に関する実績情報がユーザについて記憶された実績情報記憶部と、ホールの複数位置で撮影された複数枚のホール撮影画像がホールごとに記憶されたホール画像記憶部と、について記憶情報をそれぞれ取得可能とされた情報処理装置であって
    記実績情報に基づき、1打目以降のショットについての平均飛距離をユーザ単位で計算する平均飛距離計算部と、
    ユーザにより特定のホールにおけるn打目(nは2以上の自然数)のショット位置のホール撮影画像について提示が要求されたことに応じて、前記ホール画像記憶部に記憶された該ホールのホール撮影画像のうち、前記平均飛距離計算部が計算した該ユーザの(n−1)打目までのショットの平均飛距離の合計に応じた位置で撮影された画像が該ユーザに提示されるように制御を行う画像提示制御部と、を備え
    情報処理装置。
  2. 前記実績情報に基づき、ホールにおけるショット数についての平均値を平均ショット数としてユーザ単位で計算する平均ショット数計算部を備え、
    前記画像提示制御部は、
    ホールごとに提示させるホール撮影画像の枚数を、前記平均ショット数計算部が提示要求元のユーザについて計算した平均ショット数に基づいて可変とする
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記平均飛距離計算部は、
    前記実績情報のうちパー3以下の規定スコアによるホールの実績情報を除いて前記平均飛距離を計算する
    請求項1又は請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記平均飛距離計算部は、
    前記平均ショット数計算部が特定のユーザを対象として計算した平均ショット数をaSとしたとき、該ユーザについての平均飛距離の計算を、1打目からaS打目までのショットのみを対象として行う
    請求項に記載の情報処理装置。
  5. 前記平均飛距離計算部は、
    前記実績情報のうち一定時間以上過去の情報を除いて前記平均飛距離を計算する
    請求項1又は請求項2に記載の情報処理装置。
  6. 前記平均ショット数計算部は、
    前記実績情報のうち一定時間以上過去の情報を除いて前記平均ショット数を計算する
    請求項に記載の情報処理装置。
  7. 前記画像提示制御部は、
    ホール撮影画像の提示要求元のユーザに対して、ホール撮影画像と共に前記プレー実績情報を提示させる制御を行う
    請求項1又は請求項2に記載の情報処理装置。
  8. 前記ホール画像記憶部には、天気の別に応じた複数種類のホール撮影画像が記憶されており、
    前記画像提示制御部は、
    ユーザによりホール撮影画像の提示が要求されたゴルフ場について、該ユーザによる該ゴルフ場についてのプレー予約の有無を判定し、予約が有る場合には予約日における天気予報情報に基づき選択した種類のホール撮像画像が該ユーザに提示されるように制御を行う
    請求項1又は請求項2に記載の情報処理装置。
  9. 前記実績情報記憶部には、前記ショットごとの使用クラブの番手情報が記憶されており、
    前記平均飛距離計算部は、
    前記平均飛距離を番手ごとに計算し、
    前記画像提示制御部は、
    ユーザより番手が指定された場合に、前記平均飛距離計算部が該指定された番手について計算した前記平均飛距離に応じた位置で撮影されたホール撮影画像が該ユーザに提示されるように制御を行う
    請求項1又は請求項2に記載の情報処理装置。
  10. 前記実績情報記憶部には、複数のユーザのそれぞれについてスコア又はハンディキャップに関する情報が記憶されており、
    前記平均飛距離計算部は、
    特定のユーザから平均スコア又はハンディキャップが入力された場合に、前記実績情報記憶部に記憶された情報から特定される複数のユーザの平均スコア又はハンディキャップと前記ボール飛距離に関する実績情報との関係に基づき、前記特定のユーザに応じた前記平均飛距離を計算し、
    前記画像提示制御部は、
    前記特定のユーザに前記ホール撮影画像を提示させる場合に、前記平均飛距離計算部が前記特定のユーザについて計算した前記平均飛距離に応じた位置で撮影されたホール撮影画像が提示されるように制御を行う
    請求項1又は請求項2に記載の情報処理装置。
  11. 前記平均飛距離計算部は、
    前記特定のユーザについての前記平均飛距離の計算をパット数の要素を除外して行う
    請求項10に記載の情報処理装置。
  12. ゴルフに関するプレー実績情報として少なくともホールにおけるショットごとのボール飛距離に関する実績情報がユーザについて記憶された実績情報記憶部と、ホールの複数位置で撮影された複数枚のホール撮影画像がホールごとに記憶されたホール画像記憶部と、について記憶情報をそれぞれ取得可能とされた情報処理装置が実行する情報処理方法であって
    記実績情報に基づき、1打目以降のショットについての平均飛距離をユーザ単位で計算する平均飛距離計算ステップと、
    ユーザにより特定のホールにおけるn打目(nは2以上の自然数)のショット位置のホール撮影画像について提示が要求されたことに応じて、前記ホール画像記憶部に記憶された該ホールのホール撮影画像のうち、前記平均飛距離計算ステップが計算した該ユーザの(n−1)打目までのショットの平均飛距離の合計に応じた位置で撮影された画像が該ユーザに提示されるように制御を行う画像提示制御ステップと、を実行する
    情報処理方法。
  13. ゴルフに関するプレー実績情報として少なくともホールにおけるショットごとのボール飛距離に関する実績情報がユーザについて記憶された実績情報記憶部と、ホールの複数位置で撮影された複数枚のホール撮影画像がホールごとに記憶されたホール画像記憶部と、について記憶情報をそれぞれ取得可能とされた情報処理装置に処理を実行させるプログラムであって
    記実績情報に基づき、1打目以降のショットについての平均飛距離をユーザ単位で計算する平均飛距離計算機能と、
    ユーザにより特定のホールにおけるn打目(nは2以上の自然数)のショット位置のホール撮影画像について提示が要求されたことに応じて、前記ホール画像記憶部に記憶された該ホールのホール撮影画像のうち、前記平均飛距離計算機能が計算した該ユーザの(n−1)打目までのショットの平均飛距離の合計に応じた位置で撮影された画像が該ユーザに提示されるように制御を行う画像提示制御機能と、を前記情報処理装置に実現させ
    プログラム。
  14. ゴルフに関するプレー実績情報として少なくともホールにおけるショットごとのボール飛距離に関する実績情報がユーザについて記憶された実績情報記憶部と、ホールの複数位置で撮影された複数枚のホール撮影画像がホールごとに記憶されたホール画像記憶部と、について記憶情報をそれぞれ取得可能とされた情報処理装置に処理を実行させるプログラムであって
    記実績情報に基づき、1打目以降のショットについての平均飛距離をユーザ単位で計算する平均飛距離計算機能と、
    ユーザにより特定のホールにおけるn打目(nは2以上の自然数)のショット位置のホール撮影画像について提示が要求されたことに応じて、前記ホール画像記憶部に記憶された該ホールのホール撮影画像のうち、前記平均飛距離計算機能が計算した該ユーザの(n−1)打目までのショットの平均飛距離の合計に応じた位置で撮影された画像が該ユーザに提示されるように制御を行う画像提示制御機能と、を前記情報処理装置に実現させプログラムを記憶した
    記憶媒体。
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