JP2005058728A - データゴルフワールド - Google Patents

Abstract

【課題】キャディに代わるゴルフ場の情報をタッチパネル携帯端末に格納しスコア管理システム及びプレー中のアドバイス要求等に対してプレーヤー個人にアドバイス提供等のサービスを行う。
【解決手段】プレーヤーがゴルフ場で借用するタッチパネル携帯端末１とデータ処理部２との間を通信網３を介した通信システムであって競技者のスコアを管理する。複数組での競技会等の場合、データ処理部２より他の組のスコアや競技会等の順位をタッチパネル携帯端末上で随時知る事が可能な手段とし、タッチパネル携帯端末１はゴルフ場の各ホールの縮尺図を格納し個人が携帯する測位部１１による測位データを利用し自分の球の位置をタッチパネル携帯端末１上に反映しその位置を専用ペン２３でマークし、打ちたい場所までなぞると自由にヤード検索する事ができる。又、各ホールティーグランド及びグリーンにカメラ４を設置しプレー中の映像を通信網３を介してデータ処理部２よりタッチパネル携帯端末１へ随時見る事もできる。
【選択図】図１

Description

本発明は、データセンターと通信網を介してデータの送受信を可能とした携帯通信パッチパネル端末とを含むゴルフデータ管理システム及びプレイヤー個人のゴルフプレーに関するデータやゴルフ場対応のコースマップデータ等を管理して、プレイヤー個人に対するアドバイス提供を可能とするデータセンター及びプレイヤ個人に対するアドバイス提供を可能とするデータセンター及びプレイヤー個人のゴルフプレーに関する各種のデータを管理するゴルフデータ管理方法に関する。

ゴルフコースに於ける記録は、各ホールでカップイン毎に、プレーヤー個人がスコアカードに鉛筆で記入するとともに同伴競技者のスコアも記入し、１ラウンド終了に各自が集計するものである。このような手書きによる手段が一般的である。

プレーヤーに対するプレーアドバイス提供手段として、端末装置にゴルフ場対応の各コースレイアウトを格納し、プレーヤーの操作に従って選択されたホールのレイアウトを表示し測位手段によりプレーヤーの現在位置からグリーンまでの距離等を表示する構成が知られている（例えば、特許文献１参照）

グループデータ格納部に小グループ又は複数小グループからなる大グループを構成するプレーヤーの個人識別番号及びプレー状況を格納して管理し、前記述小グループの全員のプレー状況がカップインの状態となったことを判定した時に個人データ格納部から小グループの全員のプレーデータを読み出してそれぞれ全員に配信する構成が知られている。（例えば、特許文献２参照）
特開平７−１３４０４２号公報 特開平１２−２４４６６号公報 ｈｔｔｐ：／／ｗｗｗ．ｔｅｃｒａｆｔ．ｃｏｊｐ／ｃｏｍｐａｎｙ．ｈｔｍ株式会社テクノクラフト ｈｔｔｐ：／／ｗｗｗ．ｋｇｎａｖｉ．ｃｏｍ／株式会社テクノクラフト／三井物産テレパーク株式会社

ゴルフ場に於けるプレー中のアドバイスは、キャディーから受ける場合が一般的であって専用キャディーが付くものではないため一般的なアドバイスの内容となり又

で述べた測位手段によりプレーヤーの現在位置からグリーンまでの距離等を表示する構成のため、プレーヤーの打ちたい所への距離を計測する手段がない。例えば、２打目を打つ際、グリーンまで打つのに林があった場合プレイヤーは、横のフェアウェイに打ちたい、何ヤード打てば良いか？

で述べた測位手段はグリーンまでしかヤードアドバイズがないので自由にヤードアドバイスが不可能であった。（図３参照）

ゴルフプレー中のスコア記入は本来なら鉛筆で記入していくのが従来の記入方法であり一般的であり９ホールもしくは１８ホール終了した時点で個々に各ホールの打数を集計するものであり各ホール終了時点での集計は行うものではなかった。

一般のアマチュアゴルフ競技会等に於いて、従来は最終組がホールアウトした後に集計され順位が算出されることが一般的であり、随時自分が何位になのか？又、他人のスコアを知る事が不可能だった。

ゴルフプレー中の合間もしくは昼食時に近隣の町情報等はゴルフ場のフロントやキャディに聞かなければ情報を収集する事が不可能であった。

又、キャディがいない場合でゴルフルールの知識がない者同志でのプレーの際、ペナルティが発した場合どのようなルールでどのように適用すれば良いのかあいまいであった。

課題が解決するための手段

本発明のゴルフデータ管理システムはプレーヤーがゴルフ場で借用携帯するタッチパネル端末１にヤード検索機能を設けゴルフ場対応の各ホールのコースレイアウトをゴルフ場設計図を基に縮尺し、各ホール対応のコースレイアウト画面１８をプレーヤーが専用携帯するタッチパネル端末１上で個々に携帯する測位部１１を通信衛星４を介して縮尺された各ホール対応のコースレイアウト画面１８に自分の球の位置を表示させその位置を専用ペン２３でマークし、打ちたい場所までなぞる。なぞった２点間の距離をゴルフ場設計図を基に縮尺したものであるから縮尺度を基になぞった２点間をヤード変換表示し自由にヤード検索する手段を設ける。

本発明のゴルフデータ管理システムはプレーヤーがゴルフ場で借用携帯するタッチパネル端末１にグリーンレイアウト画面６を設け各ホールのグリーンの形状、大きさ、今日のピンポジション及び傾斜を表示する事によりキャディが居ない場合でもプレーが容易に行える事が可能な手段である。

本発明のゴルフデータ管理システムはプレーヤーがゴルフ場で借用携帯するタッチパネル端末１にスコア記入８自動計算機能を設けゴルフ場対応のスコアカードを自動計算する仕組みを格納し各プレーヤーが各ホール終了時に於いて打数を入力する事により、各ホール終了ごとにスコアを自動集計することが可能な手段がある。

本発明のゴルフデータ管理システムはプレーヤーがゴルフ場で借用携帯するタッチパネル端末１に他の組のスコアを知る事が可能な機能を設けゴルフ場で借用携帯するタッチパネル端末１とデータ処理部２との間を通信網３を介して、各組のゴルフ場で借用携帯するタッチパネル端末１にて各ホールスコア記入８を行い集計スコアをデータ処理部２へ送信しデータ処理部２に於いて随時管理することが可能であり又、競技会等に於いて、データ処理部２から自分の組のゴルフ場で借用携帯するタッチパネル端末１へ他の組のスコア選択画面９を用いて受信する事ができ他の組のスコアを知る事が可能であり又、データ処理部２に於いて順位計算ソフトを格納する事によって最終組のプレーホールに対してゴルフ場で借用携帯するタッチパネル端末１上に順位表示画面１０を用い順位を知る事も可能な手段を設ける。

本発明のゴルフデータ管理システムはプレーヤーがゴルフ場で借用携帯するタッチパネル端末１にレストラン選択画面２０を用いゴルフ場内のショップ、レストランメニュー及び近隣の町情報を格納しゴルフプレー中の合間もしくは昼食時に情報を見る事が可能な手段を設ける。

又、プレーヤーがゴルフ場で借用携帯するタッチパネル端末１とデータ処理部２との間を通信網３を介してデータ処理部２よりインターネットにアクセスし、道路交通情報等を提供することも可能な手段である。

発明の効果

上述したように本発明のゴルフデータ管理システムは多彩な機能を備え、特にプレーヤーが初めてラウンドするゴルフ場でキャディのいないゴルフプレーに於いてはプレーのとまどいをなくし、スムーズなゴルフプレーが実現する事が可能である。

ヤード検索機能に於いては例を上げると２打目を打つ際にグリーン方向に林があった場合プレイヤーは、横のフェアウェイに打ちたい時などにグリーンまでの距離でなくフェアウェイの距離を自由なヤード検索を知りたい時に効果を発揮する。

グリーンレイアウト機能においてはあらかじめグリーンのグリーンの形状、大きさ、今日のピンポジション及び傾斜を知ることにより、プレーヤーは球の落とす所をキャディが居なくても認識する事が可能である。

スコア機能に於いては従来の記入方法は紙のスコアカードに対して鉛筆で記入するのが通常であり、９ホールもしくは１８ホール終了時に於いて個々に各ホールのスコアを集計するものであった。本発明のゴルフデータ管理システムのスコア記入はプレーヤーがゴルフ場で借用携帯するタッチパネル端末上で各ホールアウト後に数字を入力する事により自動集計計算するので随時、スコアが集計される事によりプレイヤーはプレイ後に自己集計する必要がなくなる。

又、競技会等に於いては従来、最終組が１８ホール終了した時点でスコアを集計し、順位を知る事ができた。本発明のゴルフデータ管理システムは最終組を基準に随時順位を知ることが可能でありプレイヤーにとっては他の組のスコアを認識する事がプレイに効果が発揮する。

本発明のゴルフデータ管理システムの中にはゴルフ場内のショップ、レストランメニュー及び近隣の町情報を格納する事によりプレイ終了後にゴルフ場の来場者が１人でも多く近隣のお店等に人が入る様に活性化を図り産業の効果を上げる。

以下、本発明の実施形態を図１〜図１２に基づいて説明する。

図１については、本発明の実施形態の説明図であり、プレーヤーが携帯する専用携帯タッチパネル端末１を利用しながらプレーを行うもので、専用携帯タッチパネル端末１とデータ処理部２と通信網３とカメラ１２を含むゴルフデータ管理システムを示すものであり通信衛星４はＧＰＳ（Ｇｌｏｂａｌ Ｐｏｓｉｔｉｏｎ Ｓｙｓｔｅｍ）用で測位１１は個々のプレーヤーが携帯する測位部を示し、１３はデータ処理部２の設置位置を示すゴルフ場クラブハウスである。

又、各ホールをゴルフ場の設計図に基づき各ホールを縮尺し専用携帯タッチパネル端末１に格納する。測位１１に対して通信衛星４を介して自分の球の位置を専用携帯タッチパネル端末１上に反映させその位置を専用ペン２３でマークする。次に打ちたい場所までなぞる。なぞった２点間の距離を縮尺度に応じてヤード変換しヤード表示するもので、例えばａ点〜ｂ点、ａ〜ｃ点あらゆる２点間距離をヤード表示する事も可能であり、プレーヤーが自由にヤード検索するものである。

図２については、従来のヤード検索機能を持ったゴルフデータ管理システムの説明図であり、従来の携帯通信端末１４のヤード検索方法はティーグランドからグリーンまでの距離、あるいはプレイヤがショットする位置からグリーンまでであり、自由なヤード検索機能は持たない事を表す図である。

図３については、メインメニュー画面５からスコア記入８への流れの説明図であり、プレーヤーが携帯する専用携帯タッチパネル端末１のメインメニュー画面５からプレーヤーがアドバイスを要求する項目のセレクト表示１５より選択し選択方法として専用ペン２３でクリックするとその要求画面へ替わる。この専用携帯タッチパネル端末１の利用方法は全て上述の方法であり図３から図１２まで選択方法は同じである。この図３に於いてのスコア記入方法については専用携帯タッチパネル端末１上のスコアカードに自分の認証コードもしくは名前を選択し、そのホールでの打数を選択するとスコアカードに反映され自動計算し随時合計スコアを自動計算し通信網３を介してデータ処理部２に於いても随時個々のスコアを更新保存される、データ通信方法は図４がそれにあたる。

図５についてはメインメニュー画面５からグリーンレイアウト画面６への流れの説明図でグリーンレイアウト画面６はグリーンの大きさ、形状今日のピンポジション、傾斜を専用携帯タッチパネル端末１に格納し表示する画面でプレーヤーがグリーンに打つ際、あらかじめそのホールのグリーン情報を知る事ができキャディがいなくても専用携帯タッチパネル１上でアドバイス要求を受ける事ができる。

図６についてはメインメニュー画面５から順位表示画面１０への流れの説明図であり競技会等に於いて自分の組以外のスコアや競技会内での順位を知る事ができる。但し順位は最終組のホールを基準とし順位表示画面１０を認知しながらプレイする事が可能である。他の組のスコアも随時知る事ができその通信方法は図４である。

図７についてはメインメニュー画面５からコースレイアウト（ヤード検索）画面１８への流れの説明図でありコースレイアウト画面１８はヤード検索機能をもったコースレイアウトであり

で記述したように自由なヤード検索が可能である。例えばコースレイアウト画面１８の様にティーショットを打つ前に２打目の位置を想定し、その想定した位置からピンの位置を検索することも可能であり色々な場面でヤード検索できる。

又、キャディの研修材料として使用する事もできる。

図８についてはメインメニュー画面５から映像選択画面１９への流れの説明図であり例えば映像選択画面１９に於いては、５番ホールでのティーショットの映像を撮影する流れであり、プレーヤーのティーショットをカメラ１２で撮影し、そのデータを通信網３を介してデータ処理部２へ送信保存される。各ホールにカメラを設置する事によりプレイ後データ処理部２より全ての映像を受け取る事ができる。ゴルフ場に於いても多彩なサービスを提供する事が可能である。

図９についてはメインメニュー画面５からレストラン選択画面２０への流れの説明図でありレストランメニュー、近隣の町情報、ゴルフ場のおみやげ情報を格納し、高速道路情報はデータ処理部２に於いてインターネットと随時接続し、常時情報をプレーヤーに情報を知らせる事ができる。例えば、昼食時に近隣の町情報等を見て、プレイ終了後に立ち寄ったりする事によりその町の活性化にも繋がる。

図１０についてはメインメニュー画面５からコースアドバイス選択画面２１への流れの説明図であり各ホールのアドバイスを専用携帯タッチパネル端末１に格納しプレーヤーがティーショットを打つ前にそのホールの攻め方や注意点をアドバイス要求する事ができる。

図１１についてはメインメニュー画面５からルール選択画面２２への流れの説明図でありゴルフ協会のルールを記載したものを専用携帯タッチパネル端末１に格納しプレーヤーがルールに対してアドバイス要求した場合にルールを検索する事ができ、キャディが居ない場合でもルールに伴ったプレーが可能である。

図１２についてはスコア記入その２の説明図でありスコアだけでなくＯＢ、フェアウェイキープ、パット数を記入し、ＯＢ、フェアウェイキープ、パットの平均をパーセントで専用携帯タッチパネル端末１に表示しプレイ後、プリントアウトする事が可能であり、プレイヤーのゴルフプレイの研究材料とする事が可能である。

図１３についてはテレビ中継の通信方法の略図でありテレビ中継車２５とデータ処理部２を通信網３を介して

１５番のテレビ中継を専用携帯タッチパネル１で見る事が可能である。

本発明の実施形態の説明図である。 従来のヤード検索の説明図である。 メインメニューからスコア記入への流れの説明図である。 スコアの通信方法の説明図 メインメニューからグリーンレイアウト表示への流れの説明図である。 メインメニューから順位表示への流れの説明図である。 メインメニューからコースレイアウト表示（ヤード検索）への流れの説明図である。 メインメニューから映像処理への流れと通信方法の説明図 メインメニューからレストラン情報（近隣情報）への流れの説明図である。 メインメニューからコースアドバイスへの流れの説明図である。 メインメニューからルール検索への流れの説明図である。 スコア記入画面その２の説明図である。 テレビ中継の通信方法の略図

符号の説明

１ 専用携帯タッチパネル端末
２ データ処理部
３ 通信網
４ 通信衛星
５ メインメニュー画面
６ グリーンレイアウト画面
７ スコア表示選択画面
８ スコア記入
９ 他の組スコア選択画面
１０ 順位表示画面
１１ 測位部
１２ カメラ
１３ ゴルフ場クラブハウス
１４ 従来の携帯通信端末
１５ セレクト表示部
１６ グリーンレイアウトホール選択画面
１７ コースレイアウトホール選択画面
１８ コースレイアウト（ヤード検索）画面
１９ 映像選択画面
２０ レストラン選択画面
２１ コースアドバイス選択画面
２２ ルール選択画面
２３ 専用ペン
２４ 中継カメラ
２５ 中継車

Claims (4)

1. ゴルフ場に於いてプレーヤーが個人識別番号を取得し、プレーヤーがゴルフ場で借用する専用携帯するタッチパネル端末にゴルフ場対応の各ホールのコースレイアウト、各ホールのグリーンレイアウト、各ホールのコースアドバイス、各ホールのスコア集計、ゴルフ協会に対応したルール、ゴルフ場のレストランメニュー及びゴルフ場近隣の町情報を格納し各ホールにカメラを設置しショットやカップイン等の映像を通信網を介して、ゴルフ場に設置してあるデータ処理部にて保存処理し、ゴルフ場で借用携帯するタッチパネル端末上に映像等を受信する手段を備えたゴルフデータ管理システム。
2. 請求項１のプレーヤーがゴルフ場で借用携帯するタッチパネル端末にゴルフ場対応の各ホールのコースレイアウトをゴルフ場設計図を基に縮尺し、その縮尺された各ホールの対応コースレイアウトをプレーヤーが専用携帯するタッチパネル端末に格納し、個々に携帯するＧＰＳ端末に対して通信衛星を介して自分の球の位置をプレーヤーがゴルフ場で借用携帯するタッチパネル端末上に反映させその位置をマークし次に打ちたい場所までペンでなぞる。なぞった２点間の距離を縮尺度に応じてヤード変換しヤード表示するものでプレーヤーが自由にヤード検索する事が可能な手段とした事が特徴である請求項１記載のゴルフデータ管理システム。
3. 請求項１のプレーヤーがゴルフ場で借用携帯するタッチパネル端末にゴルフ場対応の各ホールのスコア集計ソフトを格納し、タッチパネル端末上で各ホールのカップイン後に専用ペンで打った数を用意された数字の中から選択しそのホール終了時の合計スコアを表示しそのスコアデータを通信網を介してゴルフ場に設置してあるデータ処理部へ送信し、そのデータ処理部に於いて管理する手段とし又、競技会等に於いては、随時他の組のスコアをゴルフ場に設置してあるデータ処理部よりプレーヤーがゴルフ場で借用携帯するタッチパネル端末に受信する事が可能であり、最終組を基準に順位を知る事を手段とした事が特徴である請求項１記載のゴルフデータ管理システム。
4. 請求項１のプレーヤーがゴルフ場で借用携帯するタッチパネル端末に於いて各ホールにカメラを設置しティーショット及びカップインの映像を通信網を介してゴルフ場に設置してあるデータ処理部に保存し随時、プレーヤーがゴルフ場で借用携帯するタッチパネル端末上に映像等を受信する事が可能なであり、またテレビ中継車とデータ処理部を通信網を介して、ゴルフ場で行われるプロトーナメントのテレビ中継を観戦者がゴルフ場で借用携帯するタッチパネル端末を用いて、テレビ中継を観戦者が観戦しながら放映されているものを見ることが可能な手段を備えた請求項１記載のゴルフデータ管理システム

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