JP6082894B2 - 連結固定用ベルト及び当該ベルトを備えたサポーター - Google Patents

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本発明は、離間している2つの部位を、その間隔を調節しつつ連結固定するために用いられるベルトと、当該ベルトを備えたサポーターに関する。
従来、かばん類や袋物の口部ないしはポケット部、あるいはオープンタイプサポーターや被服の合わせ部等の離間している2つの部位を、その間隔を調節しつつ連結固定する方法としては、例えば複数のベルト通し孔を有するベルト挿通板を離間している一方の部位に取り付けると共に、ベルトの一端部を離間している他方の部位に取り付けて、当該ベルトのフリー端部をベルト挿通板に通しながらベルト取り付け部から当該ベルト挿通板までのベルト部分の長さを調節して連結固定する方法が知られている(特許文献1参照)。
しかしながら、斯かる従来の方法によるときは、ベルト挿通板が露出しているため、当該挿通板が硬質材で形成されていることとも相俟って、往々にして手指等を負傷してしまう危険性があった。
そこで、それを避けるために、当該ベルト挿通板自体をカバー体で被覆することも考えられるが、単にベルト挿通板部のみを被覆しても、当該部分に凸出部が形成されることになる結果、衣類や爪が引っ掛かり易くなってしまうのが実状であった。
更に、上記の従来の方法によるときは、ベルト挿通板におけるベルトの係止力が弱いため、時間の経過と共にベルトが摺動し、ベルト取り付け部からベルト挿通板までのベルト部分の長さが長くなって離間部の間隔が広まることにより固定力が暖む、と云う問題があった。また、緩むだけでなく、往々にしてベルトがベルト挿通板から抜け落ちてしまうこともあり、元に戻すのが面倒であった。
斯かる問題を避けるためには、ベルト挿通板のベルト通し孔の数を多くしたり、ベルトの素材をすべりにくい材質にしてベルトがベルト挿通板を摺動しにくくすることも考えられるが、この場合にはベルト通し孔へのベルト挿通回数が増えたり、ベルト自体のすべりが悪くなるため、却ってベルトの長さ調節が困難となってしまう問題が生じ、特に、手首用サポーターの装着のように、片手しか使えないような場合には、一人では装着し得なくなってしまうのが実状であった。
特開2001−49514号公報
本発明は、上記の如き従来の問題と実状に鑑みてなされたものであり、安全性に優れると共に、固定力に緩みが生じることがなく、しかもベルトの長さ調節が容易な連結固定用ベルトを提供することと、当該ベルトを備えたサポーターを提供することを課題としている。
本発明者は、上記の課題を解決すべく、種々検討を重ねた結果、従来と同様にベルト挿通板を利用することに加え、ベルトを当該ベルト挿通板に挿通されたベルトと当該ベルト挿通板に挿通されないベルトとの二重ベルト構造とすれば、極めて良い結果が得られることを見い出し、本発明を完成した。
すなわち、本発明は、複数のベルト通し孔を有するベルト挿通板に挿通されている下側ベルトと、当該ベルト挿通板に挿通されていない上側ベルトとが、その両端部において接続固定されていることを特徴とする連結固定用ベルトにより上記課題を解決したものである。
また、本発明は、下側ベルトの一方の端部下面に止着用面ファスナー部を備えている前記連結固定用ベルトの当該止着用面ファスナー部と止脱自在の面ファスナー部を備えたオープンタイプサポーターの一方の端部に、前記連結固定用ベルトの止着用面ファスナー部とは反対側のベルト端部が取り付け固定されていると共に、当該オープンタイプサポーターの他方の端部外面に、前記連結固定用ベルトのベルト挿通板が下側ベルト挿通自在に取り付け固定されていることを特徴とするサポーターにより上記課題を解決したものである。
本発明によれば、ベルト挿通板を含む下側ベルト全体が上側ベルトで被覆されるため、ベルト挿通板による手指等の負傷が防止されると共に、衣類や爪との引っ掛かりが生じることがなく、極めて安全に装着使用することができる。
しかも、ベルト挿通板に挿通されている下側ベルトが、ベルト挿通板に挿通されていない上側ベルトによって上から押圧されつつその先端部において止着されるので、下側ベルトがベルト挿通板を摺動しにくいと共に、仮に摺動してベルト挿通板までのベルト部分の長さが長くなったとしても上側ベルトによって離間部の間隔は保持固定されているため、離間部の間隔は広がらないので、固定力に緩みが生じることはない。
従って、ベルトの素材をすべり易い材質にしても固定力に緩みが生じることがないので、むしろベルトの材質をすべり易い材質にすることで、ベルトの長さ調節がより容易となり、片手でも連結固定操作が可能となる。
また、ベルト挿通板に挿通されている下側ベルトは、上側ベルトと両端部で接続固定されているので、そもそもベルトがベルト挿通板から抜け落ちることもない。
従って、本発明連結固定用ベルトは、かばん類や袋物の口部ないしはポケット部、あるいはオープンタイプサポーターや被服の合わせ部等に好適に適用することができる。
本発明連結固定用ベルトの概略斜視説明図。 本発明サポーターの概略断面説明図。
以下、本発明の実施の形態を図面と共に説明する。
図1は本発明の連結固定用ベルトAを示すもので、該図1において、10は下側ベルト、20は上側ベルト、30は複数のベルト通し孔31(図2参照)を有するベルト挿通板、40は止着用面ファスナー部である。
下側ベルト10はベルト挿通板30のベルト通し孔に挿通されている。一方、上側ベルト20は当該ベルト挿通板30に挿通されることなく、その両端部が前記下側ベルト10の両端部に接続固定されている。この接続固定手段としては特に限定されないが、例えば縫合等が挙げられる。
下側ベルト10及び上側ベルト20の素材はその種類の如何を問わないが、特に下側ベルト10はすべり易い材質、例えば厚みが薄く、摩擦係数が低く、押圧や応力に対するひずみ率が低いものが、下側ベルト10及び上側ベルト20の先端部を手で持ち、引き上げた場合、下側ベルト10がベルト挿通板30をスムースに挿通するので、ベルトの長さをより容易に調節し得る点で望ましい。
ベルト挿通板30の素材も特に限定されないが、例えば合成樹脂、金属等が挙げられる。また、ベルト通し孔31の数も限定されないが、通常は2〜3個で十分である。
止着用面ファスナー部40は、下側ベルト10の一方の端部下面に取り付けられており(以下、止着用面ファスナー部40側を「ベルト先部」と云う)、これにより下側ベルト10と上側ベルト20のベルト先部がサポーター等の連結対象部に止着自在となっている。
図2は上記の連結固定用ベルトAを備えたサポーターBを示すもので、該図2において、10、20、30、31、40は上記と同じものであると共に、50はオープンタイプサポーター、60はベルト挿通板30のカバー体である。
オープンタイプサポーター50の一方の端部には、連結固定用ベルトAの止着用面ファスナー部40とは反対側の端部が取り付け固定されている。この連結固定用ベルトA端部が取り付け固定される部位(以下「ベルト基部」と云う)は、必ずしもオープンタイプサポーター50の内面である必要はなく、外面であっても良い。また、その取り付け固定手段としては特に限定されないが、例えば縫合等が挙げられる。
オープンタイプサポーター50の他方の端部外面には、連結固定用ベルトAのベルト挿通板30が、下側ベルト10挿通自在に取り付け固定されている。また、オープンタイプサポーター50には、連結固定用ベルトAの止着用面ファスナー部40と止脱自在の面ファスナー部(図示省略)が形成されている。このオープンタイプサポーター50の面ファスナー部は、止着用面ファスナー部40との止着領域のみに形成したものでも、オープンタイプサポーター50の外層全体に形成したものでも良い。
また、オープンタイプサポーター50の素材は特に限定されないが、ベルト挿通板30が取り付け固定される端部領域51は伸縮性素材で構成するのが、ベルト先端の引き上げ操作をよりスムースに行うことができる点で望ましい。
尚、オープンタイプサポーター50としては、手首装着用、肘装着用、腰部装着用、膝装着用、足首装着用等その種類の如何を問わない。
60はカバー体で、ベルト挿通板30を被覆するようにオープンタイプサポーター50に縫合等の手段により取り付けられている。このカバー体60により、止着用面ファスナー部40の非止着時においてもベルト挿通板30の露出が避けられるので、外観的にもデザイン性に優れたサポーター等を提供し得る。
次に、斯かるサポーターBの装脱方法を説明する。
当該サポーターBが手首用である場合、まず一方の手首に、オープンタイプサポーター50と下側ベルト10で形成される拡開した輪状態のサポーターBを通す。次いで、連結固定用ベルトAの止着用面ファスナー部40側の端部、すなわちベルト先部を他方の手指で持ち、上方ないし当該連結固定用ベルトAとオープンタイプサポーター50との取り付け部位、すなわちベルト基部方向に引き上げれば、下側ベルト10がベルト挿通板30の通し孔31を挿通して外方に引き出されるので、オープンタイプサポーター50の両端部の間隔が手首の太さに合致するまで縮小される。次いで、その位置でベルト先部を下方に引っ張りつつ(緩めることなく)、当該止着用面ファスナー部40をオープンタイプサポーター50の外表部に止着すれば、ベルト挿通板30は上側ベルト20で被覆されると共に、オープンタイプサポーター50の両端部の縮小した間隔が上側ベルト20により保持固定されるので、サポーターBは緩むことなく長時間安定して手首に装着される。
また、サポーターBを手首から取り外す場合には、止着用面ファスナー部40をオープンタイプサポーター50から取り外し、連結固定用ベルトAをベルト基部側に引けば、下側ベルト10がベルト挿通板30の通し孔31を挿通してベルト基部方向に引き出され、オープンタイプサポーター50の両端部の間隔が広まり、全体として拡開した輪状態となるので、サポーターBを手首から容易に抜き外すことができる。
A:連結固定用ベルト
B:サポーター
10:下側ベルト
20:上側ベルト
30:ベルト挿通板
31:ベルト通し孔
40:止着用面ファスナー部
50:オープンタイプサポーター
51:端部領域
60:カバー体

Claims (4)

  1. 複数のベルト通し孔を有するベルト挿通板に挿通されている下側ベルトと、当該ベルト挿通板に挿通されていない上側ベルトとが、その両端部において接続固定されていることを特徴とする連結固定用ベルト。
  2. 前記下側ベルトが、一方の端部下面に止着用面ファスナー部を備えていることを特徴とする請求項1記載の連結固定用ベルト。
  3. 請求項2記載の連結固定用ベルトの止着用面ファスナー部と止脱自在の面ファスナー部を備えたオープンタイプサポーターの一方の端部に、前記連結固定用ベルトの止着用面ファスナー部とは反対側のベルト端部が取り付け固定されていると共に、当該オープンタイプサポーターの他方の端部外面に、前記連結固定用ベルトのベルト挿通板が下側ベルト挿通自在に取り付け固定されていることを特徴とするサポーター。
  4. 前記ベルト挿通板が取り付け固定されているオープンタイプサポーターの他方の端部領域が、伸縮性を有することを特徴とする請求項3記載のサポーター。
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