JP6082468B2 - アンプの入力における寄生不一致の影響の軽減 - Google Patents

アンプの入力における寄生不一致の影響の軽減 Download PDF

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Description

発明の分野
本明細書中に開示される一以上の実施形態は、集積回路(IC)に関連し、より具体的には、回路内の増幅器の入力での系統的寄生不一致を除去する。
背景
スイッチトキャパシタ回路は、例えば、アナログ−デジタル変換器(ADC)、および/または他の離散時間信号処理システムを含む様々な異なるアプリケーション内で使用される。一般的には、スイッチトキャパシタ回路は、一組のスイッチを開閉することにより、回路内のキャパシタの間の電荷を移動させることにより動作する。スイッチトキャパシタ技術は、高い精度を達成するための回路を可能にする。他の回路と同様に、しかし、キャパシタ回路は寄生キャパシタに対し脆弱である。寄生キャパシタは、増幅器への入力(複数可)、より具体的には、増幅器の入力(複数可)と静的基準ノードとの間で多く見られる。
概要
回路は、第1の入力端子と第2の入力端子とを有する差動入力段を有する増幅器を含む。回路は、さらに、第1の入力端子と第2の入力端子に結合された差動入力線と、差動入力線を少なくとも部分的に覆うシールドと、を含む。シールドは、増幅器の差動入力段のノードに接続されている。
方法は、第1の入力端子と第2の入力端子とを備える差動入力段を有する増幅器を提供することと、第1の入力端子及び第2の入力端子に差動入力線を接続すること、とを含む。シールドは、少なくとも部分的に差動入力線を覆うように形成されている。シールドは、増幅器の差動入力段のノードに接続されている。
図1Aは、バイフェーズ回路の異なるフェーズ中の寄生キャパシタを説明する図である。 図1Bは、バイフェーズ回路の異なるフェーズ中の寄生キャパシタを説明する図である。 図1に示す増幅器に関連する寄生キャパシタを示す図である。 図2の増幅器の入力に関連する寄生キャパシタを示す図である。 増幅器の内部ノードに結合されたシールドを含む回路を示す図である。 図4の回路の一部を示す図である。 寄生キャパシタを示す図4の回路の一部を示す図である。 図4の回路の一部のレイアウト図である。 図4に示す、差動入力信号とシールドの断面側面図である。 シールドが増幅器の内部ノードに接続された、シールド構造の別の例の側断面図である。 増幅器の入力において系統的寄生不一致を除去する例示的な方法を示すフローチャートである。
図面の詳細な説明
明細書は、新規な特徴を規定する特許請求の範囲をもって結論とするが、本明細書中に開示される様々な特徴は、図面と併せて説明を考慮し理解されると考えられる。工程(複数可)と、機械(単数または複数)と、製造(複数の)と及びそれらの本明細書内に記載された任意の変形とは、例示の目的のために提供される。本明細書中に開示される特定の構造及び機能の詳細は、限定としてではなく、単に特許請求の範囲の基礎として、任意の適切に詳細な構造で説明する機能を種々実質的に使用するために当業者に教示するための代表的な基礎として解釈されるべきである。さらに、本明細書内で使用される用語および語句は、限定を意図するものではなく、むしろ記載された特徴の理解可能な説明を提供することを意図する。
この明細書は、集積回路(IC)に関し、より具体的には、増幅器の入力(複数可)で系統的寄生不一致を除去することに関する。本明細書中に開示される本発明の構成によれば、差動増幅器の入力に存在する寄生キャパシタの影響を低減することができる。増幅器の入力段に接続された差動入力線に適用されるシールドは、回路内の基準ノードにシールドを接続するのではなく、増幅器の内部ノードに接続することができる。例えば、シールドは、グランドまたは他の基準ノードとは対照的に、増幅器の入力段の共通ソースノードに結合することができる。増幅器の内部ノードにシールドを接続することにより、増幅器の入力における寄生キャパシタの影響は大幅に低減され、回路の性能および精度を向上させることができる。
説明を簡単にかつ明瞭にするために、図面に示す要素は、必ずしも一定の縮尺で描かれていない。例えば、いくつかの要素の寸法は、明瞭にするために他の要素に対して誇張されてもよい。適切と考えられる場合、さらに、参照番号は対応する類似の、または同様の特徴を示すために図面間で繰り返される。
図1A及び1Bは、図に示すバイフェーズ回路100の異なるフェーズ中の寄生キャパシタを説明する図である。図1Aおよび1Bに示される回路100は、スイッチトキャパシタ技術を含む。図1AおよびBの両方について、回路100は、入力端子T1とT2とを有する差動入力と、ノードCにおいてVoutを提供する出力と、を有する増幅器105を含む。キャパシタC1は、入力端子T1に接続されている。キャパシタC2は、入力端子T2に接続されている。キャパシタCP1およびCP2は、ノードAとノードBとの間に接続されており、寄生キャパシタを表す。このように、CP1とCP2とは、回路100の一部である物理的なキャパシタではない。むしろ、CP1とCP2とは、寄生効果の分析とモデリングの目的のために含まれている。
図1Aは、回路100のためのサンプルフェーズを示している。図1Bは、回路100のホールドフェーズを示している。明瞭にするため、図1Aに示す構成と図1Bに示す構成とを確立するために使用されるスイッチと、バイフェーズ動作のための2つの位相の間のスイッチは図示されていない。
明らかに、「閉」スイッチは、スイッチが、物理的にスイッチに接続された回路の2つのノード間で、例えば短絡の、導電路を形成することを示している。「開」スイッチは、互いからスイッチに物理的に接続された回路の2つのノードを切断し、それによって2つのノード間に、例えば導電性経路のない、開回路を作成する。
図1Aに示すサンプルフェーズの間、入力信号がノードD及びノードEのそれぞれのノードに提供され、キャパシタC1を電圧VC1に、キャパシタC2を電圧VC2に充電する。サンプルフェーズ中に、開いたスイッチ(図示せず)は、ノードCとノードDとの間のフィードバック経路を排除する。サンプルフェーズの間、増幅器105は、出力がノードCで生成されず、および/または、入力端子T1、T2で受信された入力信号が処理されない、非動作状態に置かれることができる。
図1A内のノードD及びEに提供される差動入力信号は、任意の異なる種々のタイプの信号とすることができる。一局面では、例えば、ノードDに供給された信号は、ノードEに供給される信号よりも常に高いレベルにあることができる。別の局面では、差動入力信号は、ノードDに設けられたバイポーラ信号とすることができ、ノードEにおける信号と比較してより高いまたはより低い信号であることができる。
図1Bに示したホールドフェーズ中は、ノードDとノードEに提供される差動入力信号は、各ノードから切断される。図示のように、ノードCは、フィードバック経路を形成しノードDに接続される。さらに、Vxとして示される固定電圧が、ノードEに接続される。固定電圧Vxは、参照電圧、グランド等とすることができる。
スイッチに適切な制御信号を提供することによって、回路100は、図1Aのサンプルフェーズと図1Bのホールドフェーズとの実装を切り替えることができる。回路100は、別の回路および/または種々のシステムで使用され、あるいは中に組み込むことができる。一つの例では、回路100は、アナログ−デジタル変換器(ADC)のスイッチトキャパシタ段として使用され、または中に組み込まれる。
例示の目的のために、電圧VinがサンプルフェーズでC1においてサンプリングされる、−Vinは前のサンプルフェーズでC2においてサンプリングされている場合を考える。この動作を念頭に置いて、図1Bに示すホールドフェーズにおける回路100の理想的な伝達関数は、式1を用いて以下に定義される。
(1)VOUT = V+ VC1 + VC2 = V+ 2(VIN
寄生キャパシタCP1およびCP2は、増幅器105の入力に関連する寄生キャパシタを表す。CP1は、入力端子T1とグランドとの間に接続される。CP2は、入力端子T2とグランドとの間に接続されている。CP1およびCP2は、例えば等しい容量値を有し、バランスしている場合、式1に示すように、回路100の伝達関数は理想的なままである。その場合、CP1およびCP2のキャパシタンス値が等しいため、寄生キャパシタの影響は、回路100のセトリング時間を減少させるのみである。
キャパシタC1、C2の容量値が一致していないとき(例えば、C1≠C2)、および/または寄生キャパシタCP1およびCP2が一致していないとき(CP1≠CP2)、回路100の精度の損失が発生する。以下の式2に示す一致している寄生キャパシタと一致しないキャパシタ(C1≠C2)の場合を考えてみる。C1とC2のそれぞれが増幅器105に信号経路内に配置されているので、本明細書の時々に、C1及びC2は「信号キャパシタ」と呼ばれる。式2内では、便宜上、Vxの値がゼロ(0)と仮定され、ΔC=C1−C2であり、CPARは、例えばCP1またはCP2のノミナル値といった、寄生キャパシタのノミナル値を表し、Cはキャパシタのノミナル値、例えばC1またはC2のいずれか、を表す。
Figure 0006082468
式3は、一致しない寄生キャパシタの場合を示している。式3で、Vxはゼロ(0)と仮定され、ΔCPAR=CP1−CP2、及びCPARは上述のようにCP1又はCP2のいずれかのノミナル値を指す。
Figure 0006082468
データコンバータ(例えば、ADC)の実際の伝達関数の傾きが、理想的な伝達関数の傾きとどれくらい一致するかは、「ゲイン誤差」として表現される。ゲイン誤差は通常、最下位ビット(LSB)またはフルスケールレンジのパーセントとして表現される。ゲイン誤差はフルスケール誤差マイナスオフセット誤差である。
ADC段内で式2及び式3のそれぞれによって表されるゲイン誤差は、ADCの出力で存在する積分非直線性(INL)誤差に直接変換される。式2と式3とに基づいて、CPARがCよりもはるかに低い(例えば、CPAR≪C)ままであることを保証することによって、精度の向上を達成できることを理解できる。
CP1又はCP2に対する寄生キャパシタ(CPAR)が、式(4)において以下に示すように、いくつかのコンポーネントから形成され、これらを使用して決定される。
(4)CPAR = Cwire + Cmetal + Cgd
式(4)内では、Cwireは配線端子(すなわち、CP1またはCP2を評価するかどうかに応じて、増幅器105のT1またはT2)の静電容量を表し、Cmetalは、関連する入力端子のためのドレイン(すなわち、CP1又はCP2を評価するかどうかに応じて、T1またはT2のいずれか)といった、ゲートと周囲の要素間の金属酸化膜半導体電界効果トランジスタ(MOSFET)のすべてのフィンガーのメタライゼーションにわたって合計された容量を示し、Cgdは、各入力端子に対するMOSFET入力のすべてのフィンガーの合計に対するゲートドレイン間のオーバーラップ容量を表す。
式(4)を参照すると、Cwireは、典型的には、CPARを計算するのに使用されるコンポーネントを支配する。これは、CPARが主に、周囲のシールドに関して存在する静電容量で構成されているので、よく当てはまる。従来の回路では、シールドは、グランドまたは基準ノードに結合される。CmetalおよびCgdは大きく固定され、増幅器105の入力段の大きさ及び使用するフィンガーの数に依存する。しかし、一般に、CmetalおよびCgdは、入力装置が、コモンセントロイド技術が採用される繰り返し可能な構造であるモジュラとして実現されているという事実のために、増幅器の反対側の入力端子のそれらの等価物によく一致する。
上記の理由から、CPARの不一致はCwireの不一致によって支配されている。増幅器105の入力端子T1とT2に寄生する配線容量を一致させることは、T1とT2に接続された入力線の長さのために困難である。Cwireにおける不一致は約5fF(フェムトファラド)のオーダーである。Cwireの不一致は、増幅器105の入力線の両側に異なる動作環境が存在するという事実によってさらに悪化する。入力線のいずれかの側に位置する特定の回路は、通常は対称ではない。
図2は、図1に示す増幅器105に関連する寄生キャパシタを示す図である。図2は、入力段をより詳細に図示しており、増幅器105内のMOSFETの差動対を形成するトランジスタ205と、トランジスタ210と、を含む。MOSFET205及びMOSFET210のそれぞれのソースはノードYに接続される。図示されるように、電流源215は、ノードYとグランド間に接続されている。増幅器105の残りの部分は、出力段215として示されている。
図2の中で、配線(すなわち、Cwire)からの寄生キャパシタは、入力端子T1とT2のそれぞれに関連付けられたコンポーネントに細分化され、CPW1とCPW2として示されている。図1を参照して説明したように、CPW1とCPW2で表される寄生キャパシタは、回路100内の実際のキャパシタではなく、むしろ分析とモデル化の目的のために含められている。図のように、CPW1は入力端子T1と静的基準ノードとの間に接続されている。CPW2は、入力端子T2と静的基準ノードとの間に接続されている。
図3は、増幅器105の入力に関連する寄生キャパシタを示す図である。図3は、配線からの寄生キャパシタを前述の寄生キャパシタから細分化可能とする方法を示す。図示のように、CP1はCP1’で置換されている。ここで、CP1が、CwireとCmetalとCgdの寄生キャパシタンスコンポーネントの組み合わせとして、入力端子T1に関連付けられた寄生キャパシタ(CPAR)を表したのに対し、CP1’は、入力端子T1に関連するCmetalとCgdのみの寄生キャパシタンスコンポーネントを表す。CPW1は、入力端子T1に関連するCwire寄生キャパシタンスコンポーネントを表し、CP1’とは独立して示されている。CP2は、CP2’で置換されている。ここで、CP2が、CwireとCmetalとCgdの寄生キャパシタンスコンポーネントの組み合わせとして、入力端子T2に関連付けられた寄生キャパシタ(CPAR)を表したのに対し、CP2’は、入力端子T2に関連するCmetalとCgdのみの寄生キャパシタンスコンポーネントを表す。CPW2は、入力端子T2に関連するCwire寄生キャパシタンスコンポーネントを表し、CP2’とは独立して示されている。示されているように、CP1’と、CP2’と、CPW1と、及びCPW2と、のそれぞれは、図3に描かれたモデルにおいてグランドに結合されている。
図4は、増幅器の内部ノードに結合されたシールドを含む回路400を示す図である。例示の目的のために、寄生キャパシタンスは、図4に示されていない。一般に、回路400は図1の回路100と実質的に同様である。したがって、回路400は、増幅器405とキャパシタC1とC2とを含む。回路400は、例えば、サンプルフェーズ及びホールドフェーズといったバイフェーズ動作を実現するよう構成可能であり、(図1Bのホールドフェーズと同様に)ホールドフェーズのみが示されている。
増幅器405は、入力端子T1および入力端子T2として表される差動入力を有する差動入力段430を含む。入力端子T1は、入力線450に結合されている。入力端子T2は、入力線455に結合されている。入力線450及び入力線455とがまとまって、差動入力線460を形成する。差動入力線460は、キャパシタC1と入力端子T1の間の入力線450の一部と、キャパシタC2と入力端子T2との間の入力線455の一部として図4に示されている。
回路400は、シールド435を含む。シールド435は、入力線450と入力線455とから形成される差動入力線460をシールドするよう構成される。シールド435は、キャパシタC1と入力端子T1との間の入力線450を、例えば直接隣接させるなどして通す、1つあるいは複数の導電性素子から形成された第1の部分440を含むことが可能である。シールド435は、キャパシタC2と入力端子T2との間の入力線455を通す、1つあるいは複数の導電性素子から形成された第2の部分445を含むことが可能である。シールド435は、差動入力線460と実質的に平行である。たとえば第1の部分440は、入力線450と実質的に平行である。第2の部分445は、入力線455と実質的に平行である。
シールド435の各導電性素子は、配線、ビア、あるいはIC製造プロセスのプロセス層内またはプロセス層として使用可能な他の金属の一部、または別のプロセス層を横断する金属の一部、といった導電体で形成することができる。一つの例では、各導電性素子は、例えば「壁」を形成するビアを使用し結合された複数の金属層といった、複数の配線から形成することができる。別の例では、各導電性素子は、少なくとも部分的に垂直信号を覆う複数のビアから形成することができる。いずれの場合も、図4に示すように、シールド435は、少なくとも部分的に、増幅器405への入力線450および455を覆う。
上述のように、従来の回路では、シールドは、回路内の基準ノードに接続されている。基準ノードは、例示的にはグランドであるが、電圧源(例えば、VCC)とすることができる。回路400において、シールド435は増幅器405の差動入力段430内のノードYに結合される。増幅器405の入力端子内とその周辺で使用されるシールドがノードYに結合されると、CPW1とCPW2とで表される寄生配線容量の影響が著しく低減される。
図4及び図5内で、キャパシタC1とキャパシタC2は、一方のプレートが他方より厚いように図示されている。キャパシタC1及びキャパシタC2の各々が1つ以上の金属層を用いて形成される場合、より厚いプレートは「底部」プレート、薄いプレートが「頂部」プレートを表す。キャパシタのプレートを参照して本明細書で使用されるように、(例えば、金属層の位置を参照することとは対照的に)「底部」プレートは、最も寄生があるプレートを指し、一方「頂部」プレートは寄生がない方のプレートを指す。底部プレートは、より寄生がある方であり、例示的には、低インピーダンスノードとの間で切り替えられるプレートである。頂部プレートは、より寄生がない方であり、例示的には増幅器の入力に接続されている。
現代の半導体IC製造プロセスでは、キャパシタは、多くの場合、同じ金属層上で複数の櫛線を使用して作成される。櫛線の一方のセットは、底部プレートを実装し、他のセットは、頂部プレートを実装する。主に線間の側壁容量によって静電容量が形成される。この構成は、金属層の数だけ繰り返し、キャパシタの全体の容量を増大させることができる。さらなる説明のために、例えば、参照により本明細書に完全に組み込まれる米国特許第7994609号を参照し、櫛線を用いた容量性構造の形成が示される。
図5は、図4の回路400の一部を示す図である。図5は、差動入力段430のより詳細な図を示しており、MOSFETの差動対を構成するトランジスタ505とトランジスタ510とを含む。MOSFETの505及び510のそれぞれのソースは、ノードYに結合されている。MOSFETの505及び510のそれぞれのドレインは出力段515に結合されている。MOSFET505のゲートは、入力端子T1に接続されている。MOSFET510のゲートは入力端子T2に接続されている。図示のように、電流源520は、ノードYとグランドとの間に結合される。シールド435もまた、差動入力段430内で、共通ソースノードであるノードYに結合される。アンプ405の残りの部分は、出力段515として示されている。
図6は、寄生キャパシタを示す回路400の一部を示す図である。図示のように、MOSFET505および510を含み差動入力段430を形成する増幅器405が描かれている。差動入力段430は、出力段515に結合される。差動入力段430のさらなるノードYは、電流源520に結合している。寄生キャパシタと、より具体的には、CPW1とCPW2で示すようにCwireが図示されている。図4及び図5を参照して説明したように、シールド435(図示せず)がYノードに結合され、CPW1は入力端子T1とノードYとの間に接続される。CPW2は入力端子T2とノードYとの間に接続されている。
図6は、CPW1とCPW2の影響が実質的に減少していることを示している。CPW1とCPW2は、実際には、差動入力段430のCgs1と及びCgs2とに平行に配置される。Cwireは、2つの寄生キャパシタCW1とCW2とが、増幅器405の入力端子T1と入力端子T2との間に直列にあるので、効果的に半減されている。シールド435をノードYに接続することは、増幅器405の帰還率を1に向けて増加させる。帰還率を増加させると、上述の通り、アンプ405のセトリング時間の減少をもたらし、シールド435をノードYに接続するさらなる利点となる。
図7は、レイアウト図に示す回路400の例示的な実装である。図示されるように、C1及びC2は、さまざまな容量素子形成の様々な技術のいずれかを使用して、1つまたは複数の金属層内に実装されている。頂部プレートの接続は、上側から出て、キャパシタC1及びキャパシタC2のそれぞれに関連するスイッチ720およびスイッチ725に続く。C1とC2との組み合わせ幅が、増幅器405の差動入力段430の幅と、例えば実質的に同等に対応するようにレイアウトされている。このように、短い垂直接続705は、各キャパシタC1とC2とから、それぞれスイッチ720とスイッチ725とに実装されている。図示のように、垂直接続705はシールドされている。一局面では、接続705のシールドは、後述するシールド435として、あるいはその一部として実装することができる。
ブロック715内で、短い垂直接続が信号線450と信号線455(差動入力線460)とを形成し、シールド435が第1の部分440と第2の部分445とから形成される。垂直接続は、スイッチ720と725とを差動入力段430、より具体的には、差動入力対バス710に接続し、図7にこの一部が図示されているが、図で表示されている以上に左右に拡張することが理解される。差動入力対バス710もまた、図示されるようにシールドされている。シールドは、差動入力段430内のノードY(すなわち、図示されない共通のソースノード)に接続される。ブロック715における垂直セグメントは、互いに実質的に平行であり(例えば、差動入力線460が、シールドに平行であり)、プロセス層を通って垂直に延び(プロセス層に垂直であり)、例えば金属層といったプロセス層の平面内にあり水平である、差動入力対バス710に垂直である。
頂部プレートが底部プレートのみしか見ないように、これらのスイッチへのキャパシタ頂部プレートの接続は、完全に底部プレートによって包み込まれることができる。信号キャパシタの上部および下部側のダミーキャップは、例えば、化学機械研磨(CMP)のような大面積効果の影響を低減し、信号キャパシタのエッジを超えて金属密度を制御し均一に保つために、信号キャパシタの環境の均一性を確保する。
本明細書内に記載されるように増幅器405内でシールド435をノードYに接続し、サンプル/ホールド回路として回路400などの回路を用いるADCの性能を有意に向上させることができる。説明の例として、回路400は、169fF(フェムトファラド)の寄生キャパシタを有し、この寄生配線容量(Cwire)が100fFとなる場合を考える。さらに、回路は、信号キャパシタC1とC2に0.5%の不一致を有するものとし、それぞれが1200fFとのノミナル値を有するものとする。モンテカルロ法での回路のシミュレーションでは、12ビットADCのINLは、1.58LSB(シールドはグランドに接続)から、本明細書に記載のようにノードYにシールドを結合し、0.81LSBに改善される。ノードYにシールドを結合することにより、信号キャパシタの不一致から生じるゲイン誤差を、式1を使用し約1.8倍に低減することができる。
式3を参照すると、ゲイン誤差はΔCPAR/(C+CPAR)に比例する。本明細書中に開示される設計技法がΔCPARの寄生配線コンポーネントを減らすので、全体的としてΔCPARを低減する。従来の設計手法は、約5fFのΔCPARを達成する。本明細書中に開示される技術を使用し、有効的なCPARの不一致は、差動対における寄生キャパシタの残存する不一致の規模を、ΔCPARが有効的に1fFとなるように、縮小する。
前の例を参照すると、配線の寄生キャパシタは、100fFから有効的に20fFへと、105fFから有効的に21fFへと縮小する。シールドがノードYに接続されていない従来の場合の値に式3を使用すると、0.183パーセントのゲイン誤差が達成される。ゲイン誤差は、12ビットADC段のための要件を満たさず、容認できない。
ノードYにシールドを結合することによって達成される改善された値を式3に使用すると、0.036パーセントのゲイン誤差が達成される。この場合のゲイン誤差は、12ビットADC段の要件を超えており、前の例の5倍の改善を示す。シミュレーション結果では、シールドはグランドに結合されたとき、5fFの寄生不均衡は、約2LSBのINL誤差を引き起こす。ノードYをシールドに結合することによって、しかし、INLは、実質的に低減され、ほぼ解消する。
図8は、図4に示す差動入力信号とシールドの断面側面図である。図に示す通り、シールド435の第1の部分440及び第2の部分445は、差動増幅器(図示せず)のノードYに結合される。入力線450は、例えばホールドフェーズにおいて、入力端子T1に接続されている。同様に、入力線455は、例えばホールドフェーズにおいて、入力端子T2に接続されている。
図9は、シールドが増幅器の内部ノードに接続されたシールド構造の別の例の側断面図である。図示のように、入力線905及び入力線910が、差動入力対を構成し、シールド940で囲まれている。本明細書内に記載されるように入力線905と入力線910とは、増幅器の差動入力段に結合されることができる。
シールド940は、導電性素子915及び導電性素子920から形成される。図に示すように、導電性素子915及び導電性素子920のそれぞれは、入力線905および入力線915のそれぞれよりも広い幅で形成することができる。ビア910は導電性素子915を導電性素子925に接続し、導電性素子920を導電性素子925に接続する。同様に、ビア935は、導電性素子915を導電性素子930に接続し、導電性素子930を導電性素子920に接続する。
図9に描かれたように、シールド940は、信号線905及び910が接続された増幅器の差動入力段のノードYに接続されている。より具体的には、ノードYは、増幅器の差動入力段の共通ソースノードである。
図10は、増幅器の入力において系統的寄生不一致を除去する例示的な方法1000を示すフローチャートである。方法1000は、増幅器が差動入力段を含むように提供されるブロック1005で開始することができる。差動入力段は、第1の入力端子と第2の入力端子とを有する。ブロック1010において、差動入力線が第1の入力端子と第2の入力端子とに接続されている。ブロック1015においては、シールドが形成される。シールドは、少なくとも部分的に差動入力線を覆う。ブロック1020において、シールドは、増幅器の差動入力段のノードに接続されている。
本明細書内で説明された様々な回路構成は、例示のみを目的として提供されている。これは、シールドの特定のタイプとIC内に実装される方法は、提供される実施例に限定されるものではないことを理解すべきである。本明細書内に記載されるように、差動入力信号のための異なるシールド技術および/または様々な構造のいずれも、増幅器の差動入力段の共通ソースノードに接続することができる。
説明のために、特定の用語は、本明細書に開示される様々な発明の概念の完全な理解を提供するために記載されている。本明細書で使用する用語は、しかし、記載される特徴を説明する目的であり、限定することを意図していない。
例えば、本明細書で使用される「1つの」という用語は、1または1以上のものとして定義される用語である。本明細書で用いられる「複数」という用語は、2つ以上として定義される。本明細書で使用される「別の」という用語は、少なくとも第2以上と定義される。特に断らない限り、本明細書で使用される「結合された」という用語は、介在要素を有することなく直接的あるいは一つ以上の任意の介在する要素を有し間接的かどうかによらず、結合されている。2つの要素は電気的、機械的、あるいは、通信チャネル、経路、ネットワーク、またはシステムを介してリンクされ通信的に結合することができる。「接続された」という用語は、接続されている要素が互いに物理的に結合されることを意味する。
本明細書で使用する「および/または」という用語は、関連する列挙された項目のうちの1つまたは複数の任意およびすべての可能な組み合わせを包含する。さらに、「含む」および/または「含む」という用語は、本明細書で使用される場合、述べられた特徴、整数、ステップ、動作、要素、および/または構成要素の存在を特定することが理解されるであろうが、1つまたは複数の他の特徴、整数、ステップ、動作、要素、構成要素、および/またはそれらの群の存在、付加することを排除するものではない。また、第1、第2などの用語は、さまざまな要素を記述するために使用されてもよいが、これらの用語は要素を別の要素と区別するためのみに用いられ、これらの用語によって限定されるべきではないことが理解されるだろう。
「場合に」という用語は、文脈に応じて、「時」または「際に」または「決定に応答して」または「検出に応じて」を意味すると解釈することができる。同様に、「それが決定されたとき」、または「[述べられた条件またはイベント]が検出されたとき」という句は、または文脈に応じて、「決定した際」、「決定に応答して」、「[述べられた条件またはイベント]が検出された際」、「[述べられた条件またはイベント]の検出に応答して」という用語を意味すると解釈される。
本明細書中では、同一の参照符号は、端子、信号線、配線、およびそれらの対応する信号を指すために用いられる。この点において、用語「信号」と「配線」とは、本明細書内で、時々、交換可能に使用され得る。
図中のフローチャート及びブロック図は、本明細書に記載の特徴の一つ以上を使用する、プロセス(複数可)、機械(複数可)、製造(複数可)、および/またはシステム(複数可)の可能な実装のアーキテクチャ、機能、および動作を示す。いくつかの代替実装例では、ブロックで言及された機能は、図面に記載の順序外で発生する。例えば、連続して示す2つのブロックは、該当する機能に応じて、実質的に同時に実行されてもよく、またはそのブロックは、時々、逆順に行われてもよい。
以下の特許請求の範囲のすべての方法、ステップ、機能要素に対応する構造、材料、行為、及び均等物は、具体的に記載された他の請求要素と組み合わせて機能を実行するための任意の構造、材料、または行為を含むことを意図している。
本明細書中に開示される特徴は、その精神または本質的な属性から逸脱することなく、他の形態で実施することができる。従って、そのような特徴と実装の範囲を示すものとして、前述の明細書ではなく以下の特許請求の範囲を参照すべきである。

Claims (13)

  1. 第1の入力端子と第2の入力端子とを有する差動入力段を備える増幅器と、
    第1の入力端子と第2の入力端子とに結合された差動入力線と、
    少なくとも部分的に差動入力線を覆うシールドと、を備え、
    シールドは、増幅器の差動入力段のノードに接続されており、
    差動入力線とシールドとは実質的に平行であり、
    差動入力線とシールドとは、回路を実装するために使用される集積回路の製造工程のプロセス層に実質的に垂直である、回路。
  2. 差動入力段は、差動入力型金属酸化膜半導体電界効果トランジスタ(MOSFET)の対を含む、請求項1に記載の、回路。
  3. 前記差動入力段は、
    ソースと、ドレインと、ゲートと、を有する第1のトランジスタと
    ソースと、ドレインと、ゲートと、を有する第2のトランジスタと、を備え、
    第1のトランジスタのソースは、ノードを形成する第2のトランジスタのソースに接続されている、請求項2に記載の、回路。
  4. ノードが共通のソースノードである、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の、回路。
  5. 第1のトランジスタのゲートは、第1の入力端子に接続されており、
    第2のトランジスタのゲートは、第2の入力端子に接続されている、請求項3に記載の、回路。
  6. 増幅器はスイッチトキャパシタ回路の一部である、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の、回路。
  7. 増幅器は、データ変換回路の一部である、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載
    の、回路。
  8. シールドは差動入力線の各入力線に実質的に平行かつ隣接する、請求項7に記載の、回路。
  9. 第1の入力端子が差動入力線の第1の入力線により第1のキャパシタに接続されており、
    第2の入力端子は、差動入力線の第2の入力線によって第2のキャパシタに接続されている、請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の、回路。
  10. 第1の入力端子と第2入力端子とを有する差動入力段を備える増幅器を提供することと、
    差動入力線を第1の入力端子と第2入力端子とに結合することと、
    少なくとも部分的に差動入力線を覆うシールドを形成することと、
    シールドを増幅器の差動入力段のノードに接続することと、
    を備え、
    差動入力線とシールドとは、実質的に平行であり、
    差動入力線とシールドとは、回路を実装するために使用される集積回路の製造工程のプロセス層に実質的に垂直である、方法。
  11. 差動入力段は、差動入力型金属酸化膜半導体電界効果トランジスタ(MOSFET)の対を含む請求項10に記載の、方法。
  12. 前記差動入力段は、
    ソースと、ドレインと、ゲートと、を有する第1のトランジスタと
    ソースと、ドレインと、ゲートと、を有する第2のトランジスタと、を備え、
    第1のトランジスタのソースは、ノードを形成する第2のトランジスタのソースに接続されている、請求項11に記載の、方法。
  13. 第1のトランジスタのゲートは、第1の入力端子に接続されており、
    第2のトランジスタのゲートは、第2の入力端子に接続されている、請求項12に記載の、方法。
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