JP6082262B2 - 成型ドラム - Google Patents

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本発明は、成型ドラム、とくに周面を複数の拡縮可能なコアで構成した成型ドラム、にリボンゴムを巻き付けてタイヤを製造する成型ドラムに関する。
タイヤの製造において、成型ドラムとして、従来、成型ドラム周方向に並べて配置した複数のコア(又はセグメント)で構成した成型ドラムが知られている(特許文献1参照)。この成型ドラムでは、製造するタイヤや円筒状部材のサイズや周長等に合わせて、複数のコアを成型ドラム内の駆動機構により変位させドラム径を拡縮することができる。
ところで、このような成型ドラムを使用したタイヤ製造過程において、タイヤにその寸法の不均衡を示すユニフォミティーの一種であるラジアルランアウト(以下、RROという)が発生し、ユニフォミティーが悪化することが知られている。
図9は、例えば、15インチのタイヤを製造する場合を例に採って示した、成型ドラムのコアによる分割数(分割次数)とRROとの関係を示した図である。
図9に示すように、分割次数とRROとの関係は、全体としてみれば、分割次数が小さいところでは比較的大きく、分割次数が上がるに従って漸減する傾向が認められる。しかし、例えば分割次数17の成型ドラムを用いた場合におけるタイヤのRROは、その前後の次数に比べて高くなっている。このように分割次数によってRROが高くなるところがある。尤も、分割次数17の成型ドラムを用いた場合のRROでも、一般的にはスペックを上回ることはないが、スペックとの差が小さいため、個々のタイヤのRROの誤差を考慮すると、発生するRROとスペックとの差をもっと広げておく、つまりRROを低減させる必要がある。
国際公開第2010/140485号
本発明は、前記従来の問題に鑑みてなされたものであって、その目的は、複数の拡縮するコアで構成された成型ドラムでタイヤ製造を行う場合に、発生するタイヤのRROを抑制することである。
(1)本発明は、成型ドラム軸に平行なベース部と、ベース部から成型ドラムの周方向両側に突出し、かつ前記ベース部に等間隔に配置された複数の突出部材を有する複数のコアを、隣接する前記コアの突出部材同士が互いに噛合した状態で周方向に移動可能に配置した成型ドラムであって、前記ベース部の成型ドラム軸方向の一方の端部に配置される前記突出部材は、リボンゴムを巻付ヘッドで巻き付ける巻き付け方向下流側のみに配置し、かつ互いに噛合する前記突出部材の噛合長さは、成型ドラムの縮径時において、前記突出部材の成型ドラムの周方向長さを1とするとき、0.15〜0.35である成型ドラムである。
これにより、前記ベース部の成型ドラム軸方向の一方の端部に配置される前記突出部材は、巻付ヘッドでリボンゴムを成型ドラムへ巻き付ける場合、巻付ヘッドは、常に前記ベース部に当たるため、突出部材に当たる場合に比べて、当接時の跳ねが抑制される。その結果、この跳ねに基づくタイヤのRROを抑制することができる。また、互いに噛合する前記突出部材の噛合長さは、成型ドラムの縮径時において、前記突出部材の成型ドラムの周方向長さを1とするとき、0.15〜0.35であるため、成型ドラムを拡径する際に、プライが突出部材に引っ掛かって伸張できない部分を従来に比べて大幅に短縮でき、これに起因するタイヤのRROを抑制することができる。
)本発明は、前記()に記載された成型ドラムにおいて、前記ベース部の成型ドラム軸方向の他方の端部に配置される前記突出部材は、リボンゴムを巻き付ける巻き付け方向上流側のみに配置されており、前記突出部材間における前記コアの幅が成型ドラム周方向両側で等しく構成したため、成型ドラム全周に亘りコア、つまりコア幅を均一にすることができ、コア幅が不均一であることにより発生するタイヤのRROを抑制することができる。
)本発明は、前記()又は()に記載された成型ドラムにおいて、前記ベース部の成型ドラム軸方向の一方の端部は、リボンゴムを巻き付ける巻き付け端であるため、前記()と同様に巻付ヘッドの跳ねに基づくタイヤのRROを抑制することができる。
本発明によれば、複数の拡縮するコアで構成された成型ドラムでタイヤ製造を行う場合に、発生するタイヤのRROを抑制することができる。
図1Aは、コア単体の表面図である。図1Bは、図1Aのコアを順に組み合わせた状態を示すコアの展開表面図である。図1Cは、コアの回りに巻き付けたプライをビード部の回りで折り返したときの、成型ドラムの片側におけるプライコードのコードパスを示す側面図である。 成型ドラムが縮径状態から拡径状態までの状態を説明する一部の断面図である。 図3Aは対応策を示す図であり、また、図3Bは、図3Aに示すコアの側面図である。 第1の要因に対する対応策の検証結果を示す図であり、間隔と成型ドラムの周上測定位置との関係を示す図である。 第2の要因に対する対応策を示すコアの平面図である。 第2の要因に対する対応策の検証結果を示す図であり、縦軸にコードパスを、また横軸にコア幅をとって両者の関係を示した図である。 図7Aはコアの平面図であり、図7Bはコアの側面図である。また、図7Cは、対応策を説明する図2と同様の図である。 第3の要因に対する対応策の検証結果を示す図であり、分割次数17の成型ドラムを用いた場合における、プライコードの10本分の間隔と成型ドラムの周上測定位置との関係を示す図である。 15インチのタイヤを製造する場合を例に採って示した、成型ドラムのコアによる分割数(分割次数)とRROとの関係を示した図である。
「RROの発生要因」
拡縮する複数のコアで構成された成型ドラムを用いてタイヤを製造した場合に、製造されたタイヤのRRO発生要因について解析を行った結果、推定される以下の3つの要因があることが分かった。次に、その要因について説明する。
(1)第1の要因
タイヤを成型する場合に、例えば、拡径した成型ドラム上においてトロイダル状に膨出変形したプライ(カーカスプライ)の軸方向両外側に、連続したリボンゴムを多数回巻き付けることが行われている。
この場合、リボンゴムを巻付(又は貼付)ヘッド、例えばローラヘッド(R/H)に載せ成型ドラム上でタイヤに巻き付ける。
従来、リボンゴムをローラヘッドで成型ドラム上又はタイヤ(総称してここでは成型ドラムという)に巻き付けていくときは、後述する図1Aのコア10の上方から巻き付けている。この場合、従来のコア10は、図1Aに示すように、成型ドラムに配置したときその周方向一方側と他方側で形状が相異している。そのため、リボンゴムの巻き付け中に、ローラヘッドがコア10の上側の分割位置(爪10bの位置)に当たりローラヘッドの跳ねが大きい。ローラヘッドの跳ねが大きいと、RROが大きくなる。これが第1の要因と推定される。これは、ドラムの特に収縮時(コアが重なり合う領域が大きくなる)、かつドラム幅方向外側付近(幅方向外側は径が小さくなるためコアの重なり合いが特に大きい)、で起こるのだが、爪部分が仮想表面よりも突出してしまうことによるものである。
(2)第2の要因
図1Aは、コア10単体の表面図である。図1Bは、図1Aのコア10を順に組み合わせた状態を示すコア10の展開表面図である。図1Cは、コア10の回りに巻き付けたプライ(カーカスプライ)12をビード部20の回りで折り返したときの、成型ドラム1の片側におけるプライコードのコードパスを示す側面図である。
コア10は、ベース部10aと、図中、ベース部10aの上下方向にそれぞれ等間隔で突設された突出部材である爪10bから成っている。従来のコア10のベース部10aの長手方向両側(図中左右両側)の爪10bは、ベース部10aの図中上側においてはベース部10aの端部に配置され、下側においては、前記ベース部10aの端部から前記爪10bの配置間隔の1/2の長さだけ前記端部から内側にずらして配置されている。
したがって、コア10の幅、つまり、ベース部10aに沿って左右両端の爪10b間の間隔は、図中上側の幅Lは、同下側の幅Lよりも広い(L>L)。
そのため、コア10を成型ドラムの周方向に沿って配置したとき、そのコア幅Lは、図1Bに示すように、成型ドラムの周方向に沿って、周期的にLとLに交互に変化する。このコア幅Lの周期的な長短により、これに巻き付けたプライ12の補強コードのコードパスに差が生じる。
即ち、図1Cに示すように、コア10の幅が広い部分に巻き付けられるプライ12のプライコードの長さCは、狭い幅の部分に巻き付けたプライコードの長さCよりも長くなる(C>C)。このプライコードの長さの不揃いによりRROが生じる。これが第2の要因と推定される。
(3)第3の要因
図2は、成型ドラム1が縮径状態から拡径状態までの状態を説明する一部の断面図である。
図示のように、プライ12を縮径された成型ドラム1に装着すると、プライ12の下面がコア10の上面に当接する部分と当接しない部分ができる。つまり、プライ12の下面の一部がコア10に橋掛け状に当接する。この状態で成型ドラム1を拡径すると、コア10に橋掛け状に当接していわば引っ掛かった状態のプライ12の部分と、当接していないコア10の部分間で伸び量に差ができる。その結果、プライ12のプライコード(図示せず)の間隔は均等に拡大せず、成型ドラム1が拡径したときに、その表面上でプライコードの配置間隔に粗密ができる。この場合、プライ12とコア10とが重なる部分、つまり、プライ12に当接するコア10の長さが長い程プライコードの配置間隔の粗密が大きくなる。この粗密により製品タイヤにRROが生じる。これが第3の要因と推定される。
「対応策」
次に、第1から第3の各要因に対する対応策について説明する。
図3Aはその対応策を示し、図中左側の従来のコアの形状を右側の形状に変更する対応策を示す図である。
図3Bは、ローラヘッドの当たる方向と、コア10との関係を示すコアの側面図である。図中矢印(1)は、図3Aの右側のコア10に対して上から当たる場合であり、図中矢印(2)はコア10に対して下から当たる場合を示す。
この場合、ローラヘッドがコア10のベース部10aに当たる場合の方が、コア10の分割位置に当たる場合に比べてローラヘッドの跳ねが少ないことが分かっている。
そこで、ここでは、ローラヘッドがリボンゴムを載せタイヤに巻き付けるときに、ローラヘッドが常にコア10のベース部10aに当たるように、図3Aに示すように、コア10の成型ドラム1の周方向の配置を従来と逆転した配置にする。
つまり、ローラヘッドの跳ねを低減させるために、成型ドラム1の周方向に並んで配置するコア10同士を互いに180°反転させて、ベース部10aの成型ドラム軸方向の一方の端部に配置される爪10bを、リボンゴムを巻き付ける巻き付け方向下流側のみに配置する。これにより、従来はコア10同士の分割位置でローラヘッドとコア10が当接していたのを、コア10のベース部10aで当接するように変更する。これによって、ローラヘッドの跳ねが低下するため、成型ドラム、とくに分割次数17の成型ドラムを用いた場合におけるRROを低減することができる。
図4は、第1の要因に対する対応策の検証結果を示す図である。
なお、以下で説明する検証は、いずれも、JATMA規定のPSR 195/65R15 サイズのタイヤについて行った。
ここでは、一例として、分割次数17の成型ドラム1における、縦軸にRRO(単位μm)を、横軸にコアの端部から端部、即ちセリアルサイドから反セリアルサイドまでの範囲をとって現行品と対策品(実施品)を対比して示している。
図示のように現行品では、RROは18〜45μmまであり、セリアルサイドから反セリアルサイドに向かって、つまり、ローラヘッドの巻き付けが進むにしたがってRROが増大している。これに対し、本発明の実施品である対策品では、センター部で27μmと最高値に達するものの、RROは、セリアルサイドから反セリアルサイドに向かって21〜27を経て24μmに減少しており、現行品よりもRROが顕著に減少しているのが分かる。
なお、この場合も、現行品はスペック内であるが、現行品ではスペックの差に余裕がない。これに対し対策品では余裕が生じる。
(2)第2の要因に対する対応策
図5は、第2の要因に対する対応策を示すコア10の平面図である。
ここでは、コア(ショルダコア)10について、図1Aに示した従来のコア10の形状を、図5Aに示す形状に変更する。
即ち、従来のコア10の形状は、既に図1Aに示したとおりである。
これに対し、本実施形態では、図5Aにおいて、上側の爪10bについてみると、端部に配置される爪10bは、前記ベース部10aの左側においては前記ベース部10aの左端部に配置され、右側においては、前記ベース部10aの端部から爪10bの配置間隔の1/2の長さだけ他方側端部からずらして配置されている。また、図中、下側の爪10bは、上側の爪10bの配置を180°反転して配置した状態、つまり、前記ベース部10aの右側においてはその右端に配置され、左側においては、ベース部10aの左端から爪10bの配置間隔の1/2の長さだけ右方にずらして配置され、成型ドラム1の周方向においてベース部10aを挟んで互い違いになるように配置されている。
これにより、コア10の幅、即ち図5Aにおいて上側の幅Lと下側の幅Lは、いずれも同じ(L=L)になる。
コア10の形状をこのように変更することで、図中、ベース部10aの上下部における左右端部の爪10b間の幅が同じになる。このコア10を成型ドラム1の周方向に並べて配置することで、成型ドラム1の全周に亘りコア10の幅、つまりコア幅を均一にすることができる。これによって、第2の要因は解消される。
図6は、第2の要因に対する対応策の検証結果を示す図であり、縦軸にコードパス(単位;mm)を、また横軸にコア10幅(単位;mm)をとって両者の関係を示した図である。
図示のように現行品では、コア10の幅は、2つの値を持ち、これに伴ってコードパスも2つの値を持つ。これに対し、実施品では、コアの幅は一定である。コードパスの値は図示例では2つあるが、現行品と対比してその差は僅かであり、一定の誤差はあるものの、コア幅に基づくコードパスの差は実質的に解消される。また17分割した成型ドラム1を用いたときのRROを現行品と対策品とを対比した結果、現行品のRRO(いずれも平均値)を100としたとき、対策品では70に下がった。
(3)第3の要因に対する対応策
ここでは、成型ドラム1の縮径時における、コア10の上面とプライ12下面との当接(又は接触)長さを短くすることで、成型ドラム1を拡径したときの、プライ12のプライコード間隔の粗密の度合いを抑制する。
そのため、本実施形態では、コア10の爪10bの周方向長さを、適切な長さとし、これによりコア10収縮時における隣り合った、つまり噛合する爪10b間の重なり長さ(ここでは、噛合長さという)を最適な範囲にする。
図7Aはコア10の平面図であり、図7Bはコア10の側面図である。また、図7Cは、対応策を説明する図2と同様の図である。
ここでは、図示のように、従来のコア10の爪10bの斜線部分を削除することで、縮径時における爪10bとプライ12との当接長さを短縮する。つまり、図7Cに示すように、成型ドラム1収縮時における従来のコア10の爪10bの成型ドラム1の周方向における隣接する爪10b間の噛合長さ(図中一対の下向き破線とコア10との交点間の距離dで示す)を、成型ドラムの縮径時において、前記突出部材の成型ドラムの周方向長さを1としたとき、本実施形態では、0.15〜0.35としている。
これにより、コア10拡径時におけるプライコードの配置間隔における粗密の発生が抑制でき、次に説明する検証結果に示すようにRROが減少する。
図8は、第3の要因に対する対応策の検証結果を示す図であり、分割次数17の成型ドラムを用いた場合における、プライコードの10本分の間隔と成型ドラムの周上測定位置との関係を示す図である。縦軸はプライコードの10本分の間隔(単位mm)を、横軸は成型ドラム1の周上測定位置である。
図8において、薄い線は現行品を、濃い線は本実施形態による対策品をそれぞれ示す。図8から明らかなように、プライコード10本分の幅についてみると、対策品は全体として現行品よりも幅狭であり、プライコードの密度の粗密の度合いが改善されている。
また17分割した成型ドラム1を用いたときのRROを現行品と対策品とを対比した結果、現行品のRRO(いずれも平均値)を100としたとき、対策品では65に下がった。
以上、タイヤにおけるRROの発生要因とその対応策について、それぞれ異なる3つの要因について、個別にその対応策について説明した。
即ち、第1の要因に対しては、リボンゴムの巻き付け端におけるコア10の爪10bを巻き付け方向下流側にのみ設ける配置とすればよく、第2の要因に対しては、コア幅を等しくすればよい。また、第3の要因に対しては、爪10bの噛み合い長さを短縮すればよい。
これらの対応策は個別に実施することも勿論可能であるが、組み合わせて用いることで、RROを更に抑制することができる。
そこで、本発明の実施形態としては、まず、第1の要因に対する対応策を施したものを第1の実施形態とする。
この場合、コア10として既に述べた図1Aに示すものに代えて、第2の対応策に基づく図5Aに示すコア10を用いることができ、第1及び第2の対応策を組み合わせて用いることができる。これを第2の実施形態とする。
更に、第1及び/又は第2の実施形態のコア10の突出部材に第3の対応策を施すことで、第3の実施形態とする。
以上の構成を採ることにより、製造されるタイヤのRROを低減することができる。
1・・・成型ドラム、10・・・コア、10a・・・ベース部、10b・・・爪(突出部材)、12・・・プライ、20・・・ビード部。

Claims (3)

  1. 成型ドラム軸に平行なベース部と、ベース部から成型ドラムの周方向両側に突出し、かつ前記ベース部に等間隔に配置された複数の突出部材を有する複数のコアを、隣接する前記コアの突出部材同士が互いに噛合した状態で周方向に移動可能に配置した成型ドラムであって、
    前記ベース部の成型ドラム軸方向の一方の端部に配置される前記突出部材は、リボンゴムを巻付ヘッドで巻き付ける巻き付け方向下流側のみに配置し、かつ互いに噛合する前記突出部材の噛合長さは、成型ドラムの縮径時において、前記突出部材の成型ドラムの周方向長さを1とするとき、0.15〜0.35である成型ドラム
  2. 請求項に記載された成型ドラムにおいて、
    前記ベース部の成型ドラム軸方向の他方の端部に配置される前記突出部材は、リボンゴムを巻き付ける巻き付け方向上流側のみに配置されており、
    前記突出部材間における前記コアの幅が成型ドラム周方向両側で等しく構成されている成型ドラム。
  3. 請求項又はに記載された成型ドラムにおいて、
    前記ベース部の成型ドラム軸方向の一方の端部は、リボンゴムを巻き付ける巻き付け端である成型ドラム。
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