JP2015229438A - 空気入りタイヤ - Google Patents

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裕史 山田
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Abstract

【課題】トレッドパターンの設計の自由度、及び生産効率を確保しながら、ストリップワインド法によるタイヤのユニフォミティを向上させる。【解決手段】キャップゴム部G1cは、少なくとも1本のゴムストリップ20を螺旋状に巻き重ねることにより形成される。ゴムストリップ20の巻き始め側の端縁E1の少なくとも一部は、接地端位置Teのタイヤ軸方向外側に位置する。ゴムストリップ20の巻き終わり側の端縁E2の少なくとも一部は、接地端位置Teのタイヤ軸方向外側、もしくは周方向主溝10の溝内面10Sに位置する。【選択図】図4

Description

本発明は、ストリップワインド法におけるゴムストリップの巻き始め側の端縁、及び巻き終わり側の端縁の位置を規制することによりユニフォミティーを向上させた空気入りタイヤに関する。
テープ状の未加硫のゴムストリップを螺旋状に巻き重ねることにより、例えばトレッドゴム、サイドウォールゴムなどのタイヤ構成部材を形成する所謂ストリップワインド法が一部採用されている。
前記ストリップワインド法では、ゴムストリップの巻き始め側の端縁及び巻き終わり側の端縁において、それぞれ比較的大きな段差が形成される傾向がある。この段差は、加硫成形時のゴム流れによって、ある程度は緩和吸収される。しかし接地面をなすキャップゴム部においては緩和吸収が十分ではなく、前記段差の影響によりタイヤのユニフォミティを低下させるという問題がある。
そのため下記の特許文献1では、ゴムストリップの巻き終わり側の端縁及び巻き始め側の端縁をそれぞれトレッド溝の位置に配し、加硫成型時、加硫金型に設けるトレッド溝形成用の突起によりに、ゴムストリップの巻き終わり側の端縁の少なくとも一部、及び巻き始め側の端縁の少なくとも一部を押圧することを提案している。
しかし近年のタイヤの高性能化への要求に鑑み、ストリップワインド法によるタイヤのユニフォミティのさらなる向上が望まれる。また前記提案では、巻き終わり側の端縁及び巻き始め側の端縁の双方の位置により、トレッドパターンが規制される。そのためトレッドパターンの設計の自由度が著しく狭くなるなど実用的でなくなる。しかも生タイヤを加硫金型に投入する際、生タイヤの正確な位相合わせが必要となるなど生産効率の低下も招く。
特開2008−284815号公報
そこで発明は、トレッドパターンの設計の自由度、及び生産効率を確保しながら、ストリップワインド法によるタイヤのユニフォミティをより向上させうる空気入りタイヤを提供することを課題としている。
本発明は、トレッド部に、接地面をなす半径方向外側のキャップゴム部と、その半径方向内側のベースゴム部とを含むトレッドゴムを具え、かつ前記接地面にタイヤ周方向にのびる周方向主溝を有する空気入りタイヤであって、
前記キャップゴム部は、少なくとも1本のテープ状のゴムストリップを螺旋状に巻き重ねることにより形成され、
しかも各前記ゴムストリップの巻き始め側の端縁の少なくとも一部が、接地端位置のタイヤ軸方向外側に位置するとともに、各前記ゴムストリップの巻き終わり側の端縁の少なくとも一部が、接地端位置のタイヤ軸方向外側、もしくは前記周方向主溝の溝内面に位置することを特徴としている。
本発明に係る前記空気入りタイヤでは、各前記ゴムストリップは、巻き始め側の端縁の50%以上が、接地端位置のタイヤ軸方向外側に位置するとともに、巻き終わり側の端縁の50%以上が、接地端位置のタイヤ軸方向外側、もしくは前記周方向主溝の溝内面に位置することが好ましい。
本発明に係る前記空気入りタイヤでは、各前記ゴムストリップは、巾が10〜30mm、かつ厚さが0.5〜2.5mmであることが好ましい。
本発明は叙上の如く、ゴムストリップの螺旋状の巻き重ねによって形成されたキャップゴム部において、ゴムストリップの巻き始め側の端縁の少なくとも一部を、接地端位置のタイヤ軸方向外側に位置させるとともに、巻き終わり側の端縁の少なくとも一部を、接地端位置のタイヤ軸方向外側、もしくは周方向主溝の溝内面に位置させている。
前記接地端位置のタイヤ軸方向外側の領域、及び周方向主溝の溝内面の領域は、それぞれ走行時に接地しない領域である。従ってこの領域に、ゴムストリップの各端縁の全部を位置させた場合、各端縁の走行への影響を排除でき、ユニフォーミティを最も向上させることができる。
また端縁の一部を前記領域に位置させた場合にも、効果は減じるもののユニフォーミティの向上を図ることができる。
しかしゴムストリップの端縁の一部を溝内面に位置させる場合と、端縁の一部を接地端位置の外側に位置させる場合とを比較したとき、下記の理由により、前者の方がユニフォーミティの向上効果は低くなる。従って、本発明では、一方の端縁の少なくとも一部と、他方の端縁の少なくとも一部とが、ともに溝内面に位置するのを禁止し、一方の端縁(巻き終わり側の端縁)の少なくとも一部のみ、溝内面に位置することを許可している。これにより、特許文献1に比してユニフォーミティの向上効果を高めることができる。
なお前記理由は、以下の通りである。タイヤ赤道側は接地端側に比して接地圧が高く、走行への影響は大きい。そのため、ゴムストリップの端縁の一部のみを溝内面に位置させる場合において、この溝内面からはみ出す端縁の残部による走行への影響と、ゴムストリップの端縁の一部のみを接地端位置の外側に位置させる場合において、この接地端位置から内側にはみ出す端縁の残部による走行への影響とを比較した場合、前者の方が走行への影響が大きくなる。即ち、前者の方がユニフォーミティの向上効果は低くなる。
また本発明では、一方の端縁の少なくとも一部と、他方の端縁の少なくとも一部とが、ともに溝内面に位置するのを禁止している。そのため、特許文献1に比してトレッドパターンの設計の自由度を大幅に高めることができる。特に、双方の端縁において、その少なくとも一部を接地端位置の外側に位置させる場合には、トレッドパターンへの規制がなくなるため、設計の自由度をより高めることができる。また端縁(巻き終わり側の端縁)の少なくとも一部が溝内面に位置する場合にも、溝内面が横溝ではなく周方向主溝の溝内面であるため、加硫金型投入時の生タイヤの正確な位相合わせが不要であり、タイヤの生産効率の低下も抑制しうる。
本発明の空気入りタイヤの一実施例を示す断面図である。 トレッドパターンに一例を示す展開図である。 ゴムストリップの斜視図である。 キャップゴム部形成時におけるゴムストリップの巻き重ね状態を概念的に示す断面図である。 ゴムストリップの巻き重ね状態の他の例を概念的に示す断面図である。
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。
図1に示すように、本実施形態の空気入りタイヤ1は、トレッド部2に接地面SをなすトレッドゴムG1を具えるとともに、前記接地面Sにはタイヤ周方向にのびる周方向主溝10を含むトレッド溝11が配される。
図2に示すように、本例のトレッド溝11は、タイヤ周方向にのびる周方向主溝10、及びこの周方向主溝10と交わる向きにのびる横溝12とを含んで構成される。前記周方向主溝10は、本例では、タイヤ赤道C上をのびる内の周方向主溝10cと、その外側に配される外の周方向主溝10sとを含む。また前記横溝12は、前記周方向主溝10c、10s間をのびる内の横溝12cと、周方向主溝10sから接地端位置Teを超えてタイヤ軸方向外側にのびる外の横溝12sとを含む。なお前記トレッド溝11として、図示のものに限定されることなく種々のパターンが適宜採用しうる。
ここで前記「接地端位置Te」は、以下のように定義される。図1に示すように、サイドウォール部3のバットレス部分3Aの輪郭線の延長線J1と、トレッド部2の輪郭線の延長線J2との交点をPとしたとき、この交点P、P間のタイヤ軸方向巾WPの5%の距離Lを、前記交点Pからタイヤ軸方向内側に隔てた位置を、前記「接地端位置Te」として定義する。
次に、本例の空気入りタイヤ1は、前記トレッド部2からサイドウォール部3を経てビード部4のビードコア5に至るトロイド状のカーカス6と、該カーカス6の半径方向外側に配されるベルト層7とを含む。
前記カーカス6は、カーカスコードがタイヤ赤道Cに対して例えば70〜90°の角度で配列する少なくとも1枚のカーカスプライ6Aから形成される。このカーカスプライ6Aは、前記ビードコア5、5間に跨る本体部6aと、該本体部6aに連なりかつビードコア5の周りでタイヤ軸方向内側から外側に折り返される折返し部6bとを具える。また、前記ベルト層7は、例えばスチール製のベルトコードをタイヤ赤道Cに対して例えば10〜35°の角度で配列した少なくとも2枚、本例では2枚のベルトプライ7A、7Bから形成される。ベルト層7は、各ベルトコードがプライ間相互で交差することによりベルト剛性を高め、トレッド部2の略全巾をタガ効果を有して補強する。
また空気入りタイヤ1は、前記ベルト層7の半径方向外側に配されかつ前記接地面SをなすトレッドゴムG1と、カーカス6のタイヤ軸方向外側に配されかつサイドウォール部3の外面をなすサイドウォールゴムG2と、カーカス6のタイヤ軸方向内側に配されかつタイヤ内腔面をなすインナーライナーゴムG3と、カーカス6のタイヤ軸方向外側に配されかつビード部2の外面をなすクリンチゴムG4と、ビードコア5からタイヤ半径方向外側に先細状でのびるビード補強用のビードエーペックスゴムG5とを主要なゴム部材として含む。
前記ゴム部材のうち前記トレッドゴムG1は、前記接地面Sをなす半径方向外側のキャップゴム部G1cと、その半径方向内側に配されるベースゴム部G1bとを含んで構成される。
図4に概念的に示すように、前記キャップゴム部G1cは、少なくとも1本のテープ状のゴムストリップ20を螺旋状に巻き重ねたストリップ積層体として形成される。そして前記ゴムストリップ20の巻き始め側の端縁E1の少なくとも一部が、接地端位置Teのタイヤ軸方向外側に位置するとともに、各前記ゴムストリップ20の巻き終わり側の端縁E2の少なくとも一部が、接地端位置Teのタイヤ軸方向外側、もしくは前記周方向主溝10の溝内面10Sに位置している。
前記図4は、キャップゴム部G1c形成時におけるゴムストリップ20の巻き重ね状態を概念的に示すものであり、加硫成形された前記空気入りタイヤ1におけるキャップゴム部G1c(一点鎖線で示す)とは、その断面形状自体は相違する。しかしストリップ積層体におけるゴムストリップ20の巻き始め側の端縁E1の位置、及び巻き終わり側の端縁E2の位置は加硫前後で実質的に同じである。
本例では、キャップゴム部G1cが、2本のゴムストリップ20A、20Bから形成される場合が示される。そして前記ゴムストリップ20Aの巻き始め側の端縁E1Aの少なくとも一部、及びゴムストリップ20Bの巻き始め側の端縁E1Bの少なくとも一部が、それぞれ接地端位置Teのタイヤ軸方向外側に位置するとともに、ゴムストリップ20Aの巻き終わり側の端縁E2Aの少なくとも一部、及びゴムストリップ20Bの巻き終わり側の端縁E2Bの少なくとも一部が、それぞれ接地端位置Teのタイヤ軸方向外側、もしくは前記周方向主溝10の溝内面10Sに位置している。
具体的には、一方のゴムストリップ20Aは、一方の接地端位置Teの側からタイヤ赤道C側に向かって螺旋状に巻き重ねられる。また他方のゴムストリップ20Bは、他方の接地端位置Teの側からタイヤ赤道C側に向かって螺旋状に巻き重ねられる。そして一方のゴムストリップ20Aでは、その巻き始め側の端縁E1Aの少なくとも一部が、一方の接地端位置Teのタイヤ軸方向外側に位置し、かつ巻き終わり側の端縁E2Aの少なくとも一部が、本例では内の周方向主溝10cの溝内面10Sに位置する。また他方のゴムストリップ20Bでは、その巻き始め側の端縁E1Bの少なくとも一部が、他方の接地端位置Teのタイヤ軸方向外側に位置し、かつ巻き終わり側の端縁E2Bの少なくとも一部が、本例では内の周方向主溝10cの溝内面10Sに位置している。なおゴムストリップ20A、20Bの巻き終わり側の端縁E1B、E2Bは、タイヤ周方向に例えば180度の角度で位相をずらせて終端している。
前記図4では、理解しやすいように、各ゴムストリップ20A、20Bの色を異ならせて表示しているが、これらのゴム配合、及び断面は実質的に同一である。図3に示すように、ゴムストリップ20の巾W及び厚さTは特に限定されないが、これらが小さすぎるとキャップゴム部G1cを形成するためのゴムストリップ20の巻き付け回数が増加して生産性が悪化する他、巻付け時に破断しやすくなり好ましくない。このような観点より、前記厚さTの下限は、0.5mm以上、さらには1.0mm以上が好ましい。同様に、巾Wの下限は、10mm以上、さらには15mm以上が好ましい。他方、ゴムストリップ20の巾W及び厚さTが過度に大きくなると、所望の断面形状を得るのが難しく、また段差が大きくなってユニフォーミティに悪影響を与える。このような観点より、前記厚さTの上限は、2.5mm以下、さらには2.0mm以下が好ましい。同様に、巾Wの上限は、30mm以下、さらには25mm以下が好ましい。
ここで、前記接地端位置Teのタイヤ軸方向外側の領域Y1、及び周方向主溝10の溝内面10Sの領域Y2は、それぞれ走行時に接地しない領域である。従って前記領域Y1又は領域Y1に、ゴムストリップ20の各端縁E1、E2の全部を位置させた場合には、各端縁E1、E2の走行への影響を排除でき、ユニフォーミティを最も向上させうる。
また各端縁E1、E2において、それぞれその一部を前記領域Y1又は領域Y1に位置させた場合にも、効果は減じるもののユニフォーミティの向上を図ることができる。
しかし各端縁E1、E2において、その一部を領域Y2に位置させる場合と、領域Y1に位置させる場合とを比較したとき、前者の方がユニフォーミティの向上効果は低くなる。従って、本発明では、一方の端縁E1の少なくとも一部と、他方の端縁E2の少なくとも一部とが、ともに領域Y2に位置するのを禁止し、一方の端縁E2の少なくとも一部のみ、領域Y2に位置することを許可している。これにより、特許文献1に比してユニフォーミティの向上効果を高めることができる。
また、一方の端縁E1の少なくとも一部と、他方の端縁E2の少なくとも一部とが、ともに領域Y2に位置するのを禁止しているため、トレッドパターンの設計の自由度を大幅に高めることができる。特に、双方の端縁E1、E2において、その少なくとも一部を領域Y1に位置させる場合には、トレッドパターンへの規制がなくなるため、設計の自由度をより高めることができる。また端縁E2の少なくとも一部が領域Y2に位置する場合にも、領域Y2が横溝12ではなく周方向主溝10の溝内面10Sであるため、加硫金型投入時の生タイヤの正確な位相合わせが不要であり、タイヤの生産効率の低下も抑制することができる。
ここでユニフォーミティの向上ためには、巻き始め側の端縁E1の50%以上が、領域Y1に位置するとともに、巻き終わり側の端縁E2の50%以上が、領域Y1又は領域Y2に位置することが好ましく、より好ましくは60%以上、さらには70%以上であり100%が最も好ましい。
なお前記端縁E1、E2は、加硫後の空気入りタイヤ1においても、タイヤを解体したとき、線状の痕跡として確認することができる。
図5にキャップゴム部G1cの他の実施例を示す。本例では、キャップゴム部G1cは、1本のゴムストリップ20から形成される。詳しくは、このゴムストリップ20は、一方の接地端位置Teの側から他方の接地端位置Teの側まで螺旋状に巻き重ねられる。そして、その巻き始め側の端縁E1の少なくとも一部が、一方の接地端位置Teのタイヤ軸方向外側に位置し、かつ巻き終わり側の端縁E2の少なくとも一部が、他方の接地端位置Teのタイヤ軸方向外側に位置する。
以上本発明の実施形態について説明したが、本発明は、上記の具体的な実施形態に限定されるものではなく種々の態様に変形して実施できる。
図1に示す構造をなす乗用車用の空気入りタイヤ(225/40R18)を、表1の仕様に基づき試作した。表1に記載以外は実質的に同使用である。そして、各タイヤの加硫成形後のユニフォミティがテストされた。
テスト方法は次の通りである。
(1)ユニフォミティ:
各テストタイヤについて、JASO C607:2000のユニフォミティ試験条件に準拠して、ラジアルランアウト(RRO)が測定された。測定結果は、比較例1を100とする指数で評価した。数値が大きいほどユニフォミティに優れていることを示す。
Figure 2015229438
表1に示すように、実施例はユニフォミティを向上させうるのが確認できる。
1 空気入りタイヤ
2 トレッド部
10 周方向主溝
10S 溝内面
20 ゴムストリップ
E1 巻き始め側の端縁
E2 巻き終わり側の端縁
G1c キャップゴム部
G1b ベースゴム部
G1 トレッドゴム
S 接地面
Te 接地端位置

Claims (3)

  1. トレッド部に、接地面をなす半径方向外側のキャップゴム部と、その半径方向内側のベースゴム部とを含むトレッドゴムを具え、かつ前記接地面にタイヤ周方向にのびる周方向主溝を有する空気入りタイヤであって、
    前記キャップゴム部は、少なくとも1本のテープ状のゴムストリップを螺旋状に巻き重ねることにより形成され、
    しかも各前記ゴムストリップの巻き始め側の端縁の少なくとも一部が、接地端位置のタイヤ軸方向外側に位置するとともに、各前記ゴムストリップの巻き終わり側の端縁の少なくとも一部が、接地端位置のタイヤ軸方向外側、もしくは前記周方向主溝の溝内面に位置することを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. 各前記ゴムストリップは、巻き始め側の端縁の50%以上が、接地端位置のタイヤ軸方向外側に位置するとともに、巻き終わり側の端縁の50%以上が、接地端位置のタイヤ軸方向外側、もしくは前記周方向主溝の溝内面に位置することを特徴とする請求項1記載の空気入りタイヤ。
  3. 各前記ゴムストリップは、巾が10〜30mm、かつ厚さが0.5〜2.5mmであることを特徴とする請求項1又は2記載の空気入りタイヤ。
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