JP6080855B2 - 成形品を被覆する方法 - Google Patents

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Description

本発明は、請求項1の前半部に記載された、成形品、特に射出成形によって製造される成形品を被覆する方法に関する。
成形品、特に射出成形によって製造される成形品は、例えば成形品を外部からの影響に対して保護するため又は外観上の要求に基づいて、しばしば被覆体を備えている。成形品に被覆体を設ける場合には、成形品を最初に、例えば射出成形機において被覆体なしに製造し、次いで成形品を別の場所で被覆することができる。そのために成形品は例えばコンベヤベルトを用いて、射出成形機からラッカ塗布室に搬送され、そこで成形品は、ラッカである被覆体をコーティングされる。
しかしながらこの場合には、射出成形機とラッカ室との間における搬送中に、塵埃又はその他の粒子が成形品に堆積し得るという問題がある。これらの粒子は、後で塗布される被覆体が成形品に全面的には固着しないという問題を引き起こし、そしてこれは、被覆体の耐用寿命が制限されてしまうという問題を引き起こす。
この理由及び他の理由から、射出成形機自体において成形品に被覆体を設けることが望ましい。
DE102007021679A1に基づいて、拡大フロー(Expansionsfluten)の方法が公知である。この方法では、最初にプラスチック製の成形品が射出成形機内において製造される。次いで成形品は、キャビティコアを用いて所定の距離だけ、一方の型半部から離され、これによって成形品とこの型半部との間にキャビティが発生し、次いでこのキャビティ内に、例えば被覆体である第2の成分を充填することができる。
拡大フローのための公知の方法は、射出成形機内における成形品の被覆を可能にするが、他方において、この方法のために設けられた装置の構造を簡単化することが望まれている。それというのは、公知の方法では、別体の押圧コア(Praegekern)が必要だからである。さらに、部分的に水よりも低い粘性を有する極めて流動性の高い被覆体及びラッカでは、成形品と接触している一方の型半部との間におけるシールが保証され得ない、という現象が生じることがある。
不十分なシール性は、特に、完成した製品の品質に対して、かつ同様に欠陥のある製品の廃棄率に対して大きな影響を有する。欠陥のある製品は、成形品と被覆体との間における堅固な結合に基づいて、困難を伴ってしか再使用することができないので、この観点において改善の必要がある。
ゆえに本発明の課題は、成形品を被覆する公知の方法をその複雑さに関して改善し、かつ方法の実行を簡単化することである。
本発明の別の課題は、被覆体のために設けられたキャビティのシール性を改善して、流動性の高い被覆樹脂の場合でも、低い廃棄率で高い被覆品質が得られるようにすることである。
これらの課題は、請求項1の特徴部記載のように構成された方法によって解決される。有利な態様は、従属請求項に記載されている。
本発明による方法は、主として下記の方法ステップから成っている。
すなわち本発明による方法では、最初に、被覆すべき成形品を成形型のキャビティ内に配置し、この際に、成形型を第1の閉鎖力レベルの閉鎖力によって押圧する場合に、成形品と成形型の第1の型半部との間に部分キャビティを残す。従ってこの閉鎖力レベルで、成形型のキャビティは、成形品の体積を有し、かつ追加的に部分キャビティの容積を有する。しかしながら部分キャビティの容積は、一定ではない。驚くべきことであるが、部分キャビティの容積は、成形型が押圧される閉鎖力に関連して、変化することが確認された。従って、閉鎖力の変化だけによって、部分キャビティの容積に関する値に影響を与えることができる。
次いで第2の方法ステップにおいて、被覆材料を部分キャビティ内に装入し、かつ/又は圧力下で充填する。被覆材料はこの場合部分キャビティを好ましくは完全に満たす。
次に被覆材料を公知の形式で架橋(硬化)させる。しかしながら架橋中に、被覆材料の体積は収縮に基づいて減じられる。
本発明によれば、被覆材料の架橋中に、成形型を押圧する閉鎖力を高め、この際に閉鎖力の上昇によって、成形型の弾性変形及び/又は成形品の弾性変形に基づいて、部分キャビティの容積を縮小させる。
公知の方法及び装置とは異なり、本発明による方法では、押圧コア又はこれに類したものを設けることが不要である。それというのは、驚くべきことに、閉鎖力の上昇に基づく成形型の弾性変形及び/又は成形型内に配置された成形品の弾性変形だけによって、部分キャビティの容積の縮小を確定的に調節することができ、そしてこの縮小を、成形品の被覆時に使用することができ、これにより、樹脂固有の架橋時における収縮を補償することができる。
これによって本発明によれば、特に部分キャビティの容積は、確定された閉鎖力変化によって、個々の特性、特に架橋中における被覆樹脂の体積減少に適合させられる。
つまり好ましくは例えば、閉鎖力の上昇は、部分キャビティの縮小が架橋中における被覆材料の収縮に合わせられるように選択される。
本発明による方法の別の好適な態様では、部分キャビティ内における空気を、被覆材料の装入前及び/又は装入中に、少なくとも部分的に、好ましくは完全に排気する。これによって特に、被覆材料における気泡形成を回避することができ、このような気泡は、部分キャビティが極めて強くシールされている場合に、もはや逃げることができないことに基づいて、発生することがあり得る。
架橋中における被覆材料の収縮は、急激には行われないので、本発明による方法の別の好適な態様では、成形型の閉鎖力もまた連続的にかつ第2の閉鎖力レベルに到るまで高められる。この第2の閉鎖力レベルは、好ましくはまさに、被覆材料が完全に架橋された場合及び/又はもはや収縮しない場合に得られる。
被覆材料が確かにもはや収縮しないが、しかしながらなお完全には架橋されていないようなことが起こり得るので、成形型の閉鎖力を、第2の閉鎖力レベルの到達後、第1の時間の間、第2の閉鎖力レベルに保つと好適である。その後で閉鎖力を低下させて、成形型を開放することができ、これによって被覆された成形品の取出しが可能になる。
好ましくは閉鎖力を、部分キャビティの容積が6%〜10%、特に8%小さくなるまで、高める。このような部分キャビティの容積の縮小は、特に有利であり、公知の被覆材料のために通常であることが証明されている。
被覆材料の架橋中における成形型の閉鎖力の開ループ制御及び/又は閉ループ制御のために、本発明による別の好適な態様では、部分キャビティの容積を、特に成形品に対する第1の型半部の移動を検出する距離センサを用いて測定する。
本発明による方法の別の好適な態様では、閉鎖力を被覆材料の装入前に第2の時間の間、第3の閉鎖レベルに高め、次いで第1の閉鎖力レベルに調節する。この場合好ましくは第3の閉鎖力レベルは、第1の閉鎖力レベルよりも高い。
驚くべきことであるが、加えられる閉鎖力に基づく成形型の弾性変形によって、部分キャビティの容積寸法だけが調節され得るのではないことが示されている。従って本発明による方法の別の好適な態様では、追加的に、部分キャビティを、第1の型半部と成形品との間及び/又は第1の型半部と第2の型半部との間における材料プレスによってシールするようにした。このようにすると、閉鎖力の上昇時に、第1の型半部と成形品との間もしくは第1の型半部と第2の型半部との間における単位面積当たりの圧力が高まり、その結果高い内圧時においても極めて流動性の高い被覆材料においても、シールが保証される。
本発明による方法は、被覆材料が、ラッカ、特にクリアラッカ、カラーラッカ又は樹脂であると、特に好適であると見なされており、ゆえにこのような被覆材料が、本発明による方法の別の好適な態様において使用される。
一般的に、本発明による方法の別の好適な態様では、被覆材料として、0.3mPA・s≦η≦2mPA・sの範囲、特に0.7mPA・s≦η≦1.3mPA・sの範囲における粘性(20℃及び1バールにおける動的な粘性)を有する物質を使用すると言うことができる。
3つの閉鎖力レベル、第1の閉鎖力レベル、第2の閉鎖力レベル及び第3の閉鎖力は特に下記の範囲(組合せられて又はそれ自体で)であると好ましい。すなわち、
第1の閉鎖力レベル:25kN〜300kN
第2の閉鎖力レベル:50kN〜500kN
第3の閉鎖力レベル:50kN〜1000kN
部分キャビティのためのシール作用を高めるために、別の好適な態様では、部分キャビティを少なくとも部分的に、成形品内への少なくとも1つのシール縁の進入によってシールするようにした。択一的に又は追加的に、好適な態様では、部分キャビティを少なくとも部分的に、第2の型半部内への少なくとも1つのシール縁の進入によってシールする。両方の場合において、前記進入を、成形型の開放時における成形品及び/又は第2の型半部の弾性的な戻り変形が生じるように行うと有利である。このようにすると、方法の後続の実行に対しても、持続的な塑性変形が生じないので、シールが保証される。さらに、前記態様実施後における第1の型半部と成形品との間におけるシール時に、成形品において視認可能及び/又は感知可能な凹凸が残ることが、回避される。
上に述べたシール縁に加えて又はシール縁の代わりに、シール面を一方の型半部に設けることも可能であり、これによって、このシール面と他方の型半部及びその内部に配置された成形品との間における材料プレスを行うことができるようになっていてよい。材料プレスは、シール面の除去後に常に成形品及び第2の型半部の弾性的な戻り変形が生じるような程度で行うことができる。
本発明による方法の特に好適な別の態様では、部分キャビティの容積の縮小を、型半部が架橋中に如何なる時点においても圧力形成下で被覆材料に接触しているような程度で行う。このようにすると、被覆材料の収縮を完全に補償することが保証される。さらに、被覆体ひいては被覆された成形品の後の表面に対して不都合である、被覆材料が収縮に起因して型半部から解離することが回避される。
本発明によればまた、部分キャビティ内に存在する内圧を用いて、架橋の進行に対して影響を与えることができるということも分かっている。従ってこのことは、本発明による方法の別の好適な態様において実現され、この場合特に内圧の時間的な変化によって架橋の進行に対して影響が与えられる。この場合特に反応速度に対して影響が与えられる。
次に9つの図面を参照しながら本発明をより詳しく説明する。
本発明による1実施形態による方法の経過の第1ステップを、成形型の横断面図を用いて示す図である。 図1に示したのと同様な横断面図で、本発明による方法の経過の第2ステップを示す図である。 図1に示したのと同様な横断面図で、本発明による方法の経過の第3ステップを示す図である。 図1に示したのと同様な横断面図で、本発明による方法の経過の第4ステップを示す図である。 図1に示したのと同様な横断面図で、本発明による方法の経過の第5ステップを示す図である。 1実施形態における本発明による方法の実施中における、時間に対する閉鎖力の変化を示す線図である。 図6aに示したのと同様な線図で、充填圧の変化を示す線図である。 図6aに示したのと同様な線図で、成形型呼吸の変化を示す線図である。 図6aに示したのと同様な線図で、内圧の変化を示す線図である。 本発明による方法を実施するための成形型の別の実施形態を示す横断面図である。
図1には、本発明による方法を実施する成形型3が示されている。この成形型3は、第1の型半部5と第2の型半部9とから成っている。図1において成形型3は開放状態にある。成形型3、より正確には第2の型半部9は、キャビティ2を有しており、このキャビティ2には成形品1が配置されていて、この成形品1は方法の経過において被覆される。第1の型半部5は2つのシール縁8を有していて、両シール縁8を用いて後で部分キャビティ(図2参照)がシールされる。
成形型3が、第1の閉鎖力レベルの閉鎖力Fによって押圧されると、成形型3は閉鎖状態に移行する(図2参照)。この場合図2から分かるように、シール縁8は成形品1内に進入している。しかしながらこの場合成形品1は単に弾性変形するだけで、塑性変形しないので、本発明による方法の終了後に、成形品1に切欠きもしくはノッチが残ることはない。場合によっては、シール面10と成形品1及び第2の型半部9との間において材料プレスが生じることがある。この場合閉鎖力Fに応じて、シール面10の領域において成形品1及び第2の型半部9は弾性変形することがある。
図2からさらに分かるように、このときには部分キャビティ4が成形品1と第1の型半部5との間に形成されている。この部分キャビティ4は、第1の高さhを有していて、この第1の高さhは、閉鎖力Fに関連している。それというのは、型半部5,9もまた様々に異なった閉鎖力Fによる押圧時に弾性変形するからである。
本発明によれば次いで、部分キャビティ4内に被覆材料6が充填され、この場合部分キャビティ4は被覆材料6によって完全に満たされる。被覆材料6の充填後における状態は、図3に示されている。部分キャビティ4は引き続き同じ第1の高さhを有している。
次いで被覆材料6の架橋が行われる。この架橋中に被覆材料6は収縮する。この収縮を補償するために閉鎖力Fは高められ、これによって部分キャビティ4は小さくなり、シール縁8はより深く成形品1内に進入し、この際に成形品1は引き続き単に弾性変形するだけである。この際に、シール面10と成形品1及び第2の型半部9との間における材料プレスが増大し得る。閉鎖力Fに応じて、シール面10の領域において成形品1及び第2の型半部9の(さらなる)弾性変形も生じ得る。被覆材料6の架橋終了後に、部分キャビティ4は第2の高さhを有しており、この第2の高さhは、第1の高さhよりも低い(図4)。しかしながら被覆材料6は引き続き部分キャビティ4の全容積(この容積は架橋の開始時に比べて小さい)を満たしている。
本発明による方法の終わりに、閉鎖力Fは0にまで減じられ、成形型3は、図5に示すように開放される。この状態において、今や、被覆された成形品を取り出すこと又はエジェクトすることができる。
高さh,hは、部分キャビティ4全体にわたって一定である必要はない。むしろ、部分キャビティ4の高さは本発明による方法の間に減少し、これによって被覆材料6の収縮が補償されることが、明確に示される。
図6aには、本発明による方法の実施時間にわたる成形型3の閉鎖力Fの変化が示されている。方法の開始時、時点αにおいて、閉鎖力Fは0と同じ値である。次いで閉鎖力Fは、時点βに到るまで連続的に第3の閉鎖力レベルCに向かって高められ、この第3の閉鎖力レベルCにおいて閉鎖力Fは、第1の時間tにわたって、つまり時点γに到るまで保持される。この時間において、部分キャビティ4を被覆材料6によって満たすことが始められる。次いで閉鎖力Fは、第1の閉鎖力レベルAにまで、つまり時点δに到るまで低下させられる。同様に部分キャビティ4の充填は、この時点δにおいて終了する。
部分キャビティ4が被覆材料6によって完全に満たされた後で、被覆材料6の架橋が始まる。この架橋中に閉鎖力Fは、第1の閉鎖力レベルAから第2の閉鎖力レベルBに高められ、この場合第2の閉鎖力レベルBは、本発明による方法の図示の実施形態では、第2の閉鎖力レベルCよりも低い。
閉鎖力Fが第2の閉鎖力レベルBに達した後で、閉鎖力Fは第2の時間t中に、つまり時点εに到るまで、この第2の閉鎖力レベルBに保たれ、これによって、被覆材料6を架橋の完全な終了まで、この閉鎖力レベルBにおける閉鎖力Fで押圧すること、つまり正圧下に保つことを、保証することができる。
これによって一方では被覆体の特性、例えば表面品質及び/又は輝度が改善され、かつ他方では、架橋中の被覆層における確定された圧力変化によって、結果の再現可能性が改善され、廃棄率が減じられる。「表面品質」という概念は、本発明の枠内では、特に表面コピー又は複製の品質を意味する。高い内圧によってラッカが鋼表面に押圧され、ひいては正確なコピーが生ぜしめられる。これによって、より大きな閉鎖力によるより大きな内圧は、より良好な表面品質を生ぜしめる。表面に形成されるラッカ面のいかなる運動も、この場合層全体を引き裂いてしまうことがあり、従ってこのような運動は、本発明では回避することが望ましい。成形品の表面における気泡として生じるガス形成は、内圧又は閉鎖圧によって抑制又は阻止される。
図6bには、本発明による方法の実施時間にわたる、射出圧とも呼ばれる充填圧の変化が示されている。充填圧は、被覆材料6を部分キャビティ4内に押し込む圧力である。時点αにおいて充填圧は0に等しく、時点βに到るまで、このレベルに留まる。次いで充填圧は時点δに到るまで上昇し、この場合充填圧は時点βと時点γとの間において、時点γと時点δとの間におけるよりも急勾配で上昇する。しかしながら両方の場合において上昇は直線的である。時点δと時点εとの間において、充填圧は一定のレベルに留まる。
図6cには、本発明による方法の実施時間にわたる、成形型の圧縮(Stauchung)もしくは成形型呼吸(Werkzeugatmung)の変化が示されている。この圧縮もしくは成形型呼吸は、成形型3の弾性変形に基づいて変化する。方法の開始時、つまり時点αにおいて成形型呼吸は0に等しい。それというのは、成形型は閉鎖されてはいるが、閉鎖力Fによって押圧されないからである。閉鎖力Fは図6aに示すように時点αと時点βとの間において高められるので、これに相応して成形型呼吸は時点βに到るまで低下する。換言すれば、このことは、成形型3が圧縮されることを意味する。
次いで閉鎖力Fは一定のままであるが、充填圧の上昇(図6b)に基づいて、成形型呼吸は上昇する。それというのは、成形型3の型半部4,9は充填圧によって互いに離反方向に押圧されるからである。従って、時点γに到るまで成形型呼吸は、上昇する充填圧に相応して直線的に高まる。
時点γと時点δとの間において閉鎖力Fは減じられるので、成形型呼吸は相応に上昇し、この時間においても充填圧はさらに上昇し、このことは同様に成形型呼吸を上昇させる。しかしながら成形型呼吸は、開始時点αにおける値0よりも下に留まっている。
時点δと時点εとの間において、成形型呼吸は再び減じられ、これにより成形型の圧縮は高められる。それというのは、閉鎖力Fは被覆材料6の架橋中に再び高められ、充填圧は一定のままだからである。
図6cには、本発明による方法の実施時間にわたる、成形型3内における内圧の変化が示されている。この内圧は主として2つの成分によって影響を受ける。一方では被覆材料6の充填圧であり、他方では成形型3の閉鎖力Fである。しかしながら閉鎖力Fは、部分キャビティ4が被覆材料6によって満たされている場合にだけ、内圧に対する影響を有する。
従って内圧は、時点αにおいては0に等しい(周囲圧)。内圧は、時点βに到るまでは変化しない。それというのは、充填圧が変化しないからである。確かに閉鎖力Fは上昇するが、しかしながらこの場合部分キャビティ4はなお空であるので、つまり空気によって満たされているので、これは内圧に対して大きな影響を及ぼさない。
時点βと時点δとの間において内圧は、充填圧及び存在する閉鎖力Fの上昇に基づいて上昇する。時点δと時点εとの間における内圧の上昇は、この時間において充填圧は一定に保たれているので、単に閉鎖力Fの上昇だけによって生ぜしめられる。
本発明による方法は、使用される材料及び、閉鎖力及び充填圧の変化に拠るその他の所与条件に応じて、適合させることができる。
最後に付言しておくと、図6a〜図6dに示した変化は、正確な比率を示すものではなく、特に、1つの共通の基準で示されたものではなく、単に本発明の説明を目的として可能な変化を例示するものに過ぎない。
図7は、方法の経過に関しては図5における状態に相当し、型半部9が、型半部5,9よりも弾性的なインサート11を有する実施形態を示す。従ってこのインサート11は、一般的に鋼から成る型半部5,9の弾性率よりも低い弾性率を有することができる。インサート11としては、例えば青銅又は真鍮を使用することができる。しかしながらまた加工条件に応じて、例えばEPDMから成る適宜なプラスチック材料を使用することも可能である。低い弾性率の代わりに又はそれに加えて、例えば適宜な切り込みのような目的に合った材料弱化部を設けることも可能であり、このような切り込みは、同様に、高められた圧縮を可能にし、もしくは結果的に低い弾性率に等しくなる。また必要な場合には、型半部9全体が、型半部5に比べて低い弾性率を有する、或いはその逆に型半部5が型半部9に比べて低い弾性率を有することも可能である。減じられた弾性率の代わりに又はそれに加えて、例えば適宜な切り込みのような目的に合った材料弱化部を、型半部5,9の一方に設けることも可能であり、これによっても同様に、高められた圧縮が可能になり、もしくは結果として低い弾性率に等しい結果が得られる。いずれにせよ、インサート11の使用を省くことができる実施形態も可能である。図7の実施形態は、部分キャビティ4の縮小が、つまり弾性変形によって生ぜしめられる圧縮行程が、例えば多くの被覆材料が使用されることに基づいて、比較的大きな値になると想定されるような方法のために好適である。図7に示した実施形態では、場合によってはシール縁8を省くことが可能である。
1 成形部品
2 キャビティ
3 成形型
4 部分キャビティ
5 第1の型半部
6 被覆材料
8 シール縁
9 第2の型半部
10 シール面
11 インサート
F 閉鎖力
第1の時間
第2の時間
第1の高さ
第2の高さ
A 第1の閉鎖力レベル
B 第2の閉鎖力レベル
C 第3の閉鎖力レベル
α 時点
β 時点
γ 時点
δ 時点
ε 時点

Claims (22)

  1. 出成形によって製造される成形品(1)を被覆する方法であって、
    a. 前記成形品(1)を成形型(3)の第2の型半部(9)のキャビティ(2)内に配置するステップであって、前記成形型(3)を押して閉鎖する場合に、前記成形品(1)と前記成形型(3)の第1の型半部(5)との間に部分キャビティ(4)を残すステップと、
    b. 被覆材料(6)を前記部分キャビティ(4)内に装入するステップと、
    c. 前記被覆材料(6)を硬化/架橋させるステップと、
    を有する方法において、
    前記成形型(3)の閉鎖力(F)を、前記被覆材料(6)の装入前に第3の閉鎖力レベル(C)に高め、
    前記被覆材料(6)を装入する間、前記閉鎖力(F)を、前記第3の閉鎖力レベル(C)に維持し、第1の時間(t )の経過後、第1の閉鎖力レベル(A)に調節し、前記第3の閉鎖力レベル(C)は、前記第1の閉鎖力レベル(A)よりも高く、
    前記被覆材料(6)の硬化/架橋中に、前記成形型(3)の前記閉鎖力(F)を高め、このとき前記閉鎖力(F)の上昇によって、前記成形型(3)の弾性変形及び/又は前記成形品(1)の弾性変形に基づいて、前記部分キャビティ(4)の容積を縮小させることを特徴とする、成形品(1)を被覆する方法。
  2. 前記縮小を、架橋中における前記被覆材料(6)の収縮に合わせる、請求項1記載の、成形品(1)を被覆する方法。
  3. 前記部分キャビティ(4)内における空気を、前記被覆材料(6)の装入前及び/又は装入中に、少なくとも部分的に排気する、請求項1又は2記載の、成形品(1)を被覆する方法。
  4. 前記成形型(3)の前記閉鎖力(F)を、前記被覆材料(6)の硬化中に、前記第1の閉鎖力レベル(A)から第2の閉鎖力レベル(B)に到るまで連続的に高める、請求項1から3までのいずれか1項記載の、成形品(1)を被覆する方法。
  5. 前記成形型(3)の前記閉鎖力(F)を、前記第2の閉鎖力レベル(B)の到達後、第の時間(t )の間、前記第2の閉鎖力レベル(B)に保つ、請求項4記載の、成形品(1)を被覆する方法。
  6. 前記閉鎖力(F)を、前記部分キャビティ(4)の容積が6%〜10%小さくなるまで高める、請求項1から5までのいずれか1項記載の、成形品(1)を被覆する方法。
  7. 前記部分キャビティ(4)の容積を、前記閉鎖力(F)の方向における第1の型半部(5)の移動を検出する距離センサを用いて測定する、請求項1から6までのいずれか1項記載の、成形品(1)を被覆する方法。
  8. 前記部分キャビティ(4)を、前記第1の型半部(5)と前記成形品(1)との間及び/又は前記第1の型半部(5)と第2の型半部(9)との間における材料プレスによってシールする、請求項1からまでのいずれか1項記載の、成形品(1)を被覆する方法。
  9. 前記被覆材料(6)が、ラッカである、請求項1からまでのいずれか1項記載の、成形品(1)を被覆する方法。
  10. 前記被覆材料(6)として、0.3mPA・s≦η≦2mPA・sの範囲における粘性(η)を有する物質を使用する、請求項1からまでのいずれか1項記載の、成形品(1)を被覆する方法。
  11. 前記第1の閉鎖力レベル(A)は、25kN〜300kNの範囲にある、請求項1から10までのいずれか1項記載の、成形品(1)を被覆する方法。
  12. 前記第2の閉鎖力レベル(B)は、50kN〜500kNの範囲にある、請求項4又は5記載の、成形品(1)を被覆する方法。
  13. 前記第3の閉鎖力レベル(C)は、50kN〜1000kNの範囲にある、請求項1から12までのいずれか1項記載の、成形品(1)を被覆する方法。
  14. 前記部分キャビティ(4)を少なくとも部分的に、前記成形品(1)内への少なくとも1つのシール縁(8)の進入によってシールする、請求項1から13までのいずれか1項記載の、成形品(1)を被覆する方法。
  15. 前記部分キャビティ(4)を少なくとも部分的に、前記第2の型半部(9)内への少なくとも1つのシール縁(8)の進入によってシールする、請求項1から14までのいずれか1項記載の、成形品(1)を被覆する方法。
  16. 前記進入を、前記成形型(3)の開放時における前記成形品(1)及び/又は第2の型半部(9)の弾性的な戻り変形が生じるように行う、請求項14又は15記載の、成形品(1)を被覆する方法。
  17. 前記部分キャビティ(4)の容積の縮小を、前記第1の型半部(5)が前記架橋中に如何なる時点においても圧力形成下で前記被覆材料(6)に接触しているような程度で行う、請求項1から16までのいずれか1項記載の、成形品(1)を被覆する方法。
  18. 前記部分キャビティ(4)における内圧の時間的な変化、前記架橋の進行に対して影響を及ぼす、請求項1から17までのいずれか1項記載の、成形品(1)を被覆する方法。
  19. 一方の型半部(5)の弾性率は、少なくとも部分的に前記キャビティ(2)の領域において、他方の型半部(9)の弾性率とは異なっている、請求項1から18までのいずれか1項記載の、成形品(1)を被覆する方法。
  20. 前記型半部(5,9)のうちの一方の型半部内に、少なくとも部分的に、1つ又は複数のインサート(11)が設けられていて、該インサート(11)の弾性率が、前記型半部(5,9)のうちの少なくとも一方の型半部の弾性率に比べて低い、請求項1から19までのいずれか1項記載の、成形品(1)を被覆する方法。
  21. 前記インサートは、前記キャビティ(2)の一部を形成する、請求項20記載の、成形品(1)を被覆する方法。
  22. シール面(10)が前記型半部のうちの一方の型半部(5)に設けられており、この場合材料プレスが、前記シール面(10)と他方の型半部(9)及び該他方の型半部(9)内に配置された前記成形品(1)との間において行われる、請求項1から21までのいずれか1項記載の、成形品(1)を被覆する方法。
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