JP6080677B2 - カッティング装置及びカッティング方法 - Google Patents
カッティング装置及びカッティング方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6080677B2 JP6080677B2 JP2013095001A JP2013095001A JP6080677B2 JP 6080677 B2 JP6080677 B2 JP 6080677B2 JP 2013095001 A JP2013095001 A JP 2013095001A JP 2013095001 A JP2013095001 A JP 2013095001A JP 6080677 B2 JP6080677 B2 JP 6080677B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- medium
- cut line
- cutter
- cutting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 title claims description 91
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 25
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 20
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 8
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 7
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 5
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 2
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 2
- 238000009751 slip forming Methods 0.000 description 2
- 238000005034 decoration Methods 0.000 description 1
- 239000002985 plastic film Substances 0.000 description 1
- 229920006255 plastic film Polymers 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Forests & Forestry (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Nonmetal Cutting Devices (AREA)
Description
特許文献1に記載の用紙駆動型ペンプロッタは、作画済みのシート状媒体を駆動ローラと加圧ローラとで挾持する側から切り離すときに、まず、シート状媒体の交差方向の中央部に所定領域を残して、カッターペンを交差方向に移動させてカットラインを形成する。次に、カッターペンによってこの所定領域をハーフカットする。そして、駆動ローラを正逆回転させてシート状媒体を搬送方向に移動させることで、シート状媒体のハーフカット部分を切り離す。
上記構成のため、作画済みのシート状媒体を自重により一直線に切断することができる。
このとき、載置台上面に消耗品となるカッターマットの代わりにカッター溝を形成することによって、部品点数の削減、及びコスト削減を図ることができるものの、カットライン形成時にカッターペンと接触したシート状媒体がカッター溝側に逃げて弛んでしまうと、シート状媒体にカッターペンの刃が十分に貫通することができないため、シート状媒体を十分に切断することが困難であった。特に、厚みの薄いシート状媒体はカッター溝側に逃げて弛み易いため、所望のカットラインを形成することが困難であった。
そのため、載置台上面にカッター溝が形成されたカッティング装置において、作画済みのシート状媒体を一度で容易に切り離すことが可能な技術が望まれていた。
そのため、作画済みのシート状媒体にカットラインを形成するときに、特に弛み易い部分となるシート状媒体の端部を一度で切り離し可能なカッティング技術が望まれていた。
そのため、シート状媒体にカットラインを複数に分けて形成するときに、カッティング方向において連続したカットラインが形成可能な技術が望まれていた。
また、本発明の他の目的は、作画されたシート状媒体にカットラインを形成するときに、特に弛み易い部分となるシート状媒体の端部を容易に切り離し可能なカッティング装置、及びカッティング方法を提供することにある。
さらに、本発明の他の目的は、作画されたシート状媒体にカットラインを複数に分けて形成するときに、カッティング方向において連続したカットラインが形成可能なカッティング装置、及びカッティング方法を提供することにある。
従って、作画されたシート状媒体を一度で容易に切り離し可能なカッティング装置を提供することができる。
また、載置台外表面のうち、カッター部材と上下方向において対向する部分に形成され、交差方向に延びるカッター溝を備えるため、消耗品となるカッターマットを配置する場合と比較して、部品点数の削減、及びコスト削減を図ることができる。
上記構成により、カットラインを形成した後に、シート状媒体のうち、特にカッター溝側に逃げて弛んでしまい易い端部周縁を再度引っ張ることによって、例えシート状媒体の端部周縁に形成されたカットラインのカット深さが浅かったとしても、シート状媒体の切り離しが一層容易になる。
上記のように、シート状媒体に第1カットラインと第2カットラインと、第3カットラインと、をそれぞれ形成するため、シート状媒体の一端側から他端側に向かって一度にカットラインを形成する場合と比較して、シート状媒体がカットライン形成途中で自重により破れ落ちてしまうことが軽減され、作画済みのシート状媒体の切り離しが容易になる。
また、カッター刃が、シート状媒体に、第1カットライン及び第2カットラインの両方と交わるように延びる第3カットラインを形成するため、シート状媒体に交差方向において未切断領域が残ることがなく、作画済みのシート状媒体の切り離しが容易になる。
上記構成により、シート状媒体に交差方向において未切断領域が残ることなく、かつ、略直線状なカットラインを形成することができ、不要なカットラインの形成を抑制できる。
また、このとき、前記カッター刃が、前記シート状媒体に、前記交差方向に長尺な略L字状又は略T字状の前記カットラインを形成すると良い。
上記構成により、シート状媒体に形成されるカットラインの形状が明確となり、不要なカットラインを形成することなく比較的シンプルなカットラインとなる。
上記の構成により、カットライン形成時にカッター刃と接触したシート状媒体がカッター溝側に逃げて弛んでしまうことがなく、シート状媒体を常に引っ張った状態で切断できるようになる。従って、作画されたシート状媒体を一度で容易に切り離し可能なカッティング方法を提供できる。
また、載置台外表面のうち、カッター部材と上下方向において対向する部分に形成され、交差方向に延びるカッター溝を備えるため、消耗品となるカッターマットを配置する場合と比較して、部品点数の削減、及びコスト削減を実現できる。
上記の構成により、カットラインを形成した後に、シート状媒体のうち、特にカッター溝側に逃げて弛んでしまい易い端部を再度引っ張ることで、例えシート状媒体の端部周縁に形成されたカットラインのカット深さが浅かったとしても、シート状媒体の切り離しが一層容易になる。
また、作画されたシート状媒体にカットラインを形成するときに、特に弛み易い部分となるシート状媒体の端部を容易に切り離し可能なカッティング装置、及びカッティング方法を提供できる。
さらに、作画されたシート状媒体にカットラインを複数に分けて形成するときに、カッティング方向において連続したカットラインが形成可能なカッティング装置、及びカッティング方法を提供できる。
図1は、本発明に係るカッティング装置の外観斜視図である。図2は、カッティング装置の構成を示す説明図であり、概略側方断面図である。図3は、カッティング装置のカッターキャリッジ周辺の拡大図である。図4は、カッティング装置の制御コントローラの構成を示すブロック図である。図5は、本発明に係るカッティング処理の一例を示すフローチャートである。図6Aは、カッター刃がシート状媒体と接触した位置(第1位置)を示す模式図であり、図6Bは、シート状媒体が搬送方向に引っ張られた位置(第2位置)を示す模式図である。図6Cは、シート状媒体が引っ張られた状態を維持しながら第1位置と第2位置の間まで移動した位置(第3位置)を示す模式図である。図7は、シート状媒体に形成されるカットラインを説明する図である。図8は、カットラインの別実施形態を説明する図である。
なお、作画済みのシート状媒体には、所定画像が作画されたシート状媒体のほか、所定の切断画像が形成されたシート状媒体等も含まれる。
カッティング装置1は、図1及び図2に示すように、シート状媒体2を載置する載置台3と、載置台3上に載置されたシート状媒体2を搬送方向に搬送可能に駆動する駆動ローラ4と、駆動ローラ4と上下方向において対向する上方位置に取り付けられ、シート状媒体2を駆動ローラ4とで挟持可能な加圧ローラ5と、シート状媒体を切断可能なカッター刃10と、カッター刃10を保持しながら載置台3に対して上下動可能なカッター部材11と、カッター部材11をカッターホルダー13を介して支持しながら搬送方向と直交方向に移動可能なカッターキャリッジ12と、から主に構成されている。
また、載置台3上面のうち、カッター刃10と上下方向において対向する部分には、図2に示すように、カッター溝3aが形成されている。
不図示の作画ペンは、カッター部材11外側面に不図示の取り付けブラケットを介して取り付けることができる。
載置台3は、シート状媒体2の搬送時、又はカットライン形成時にシート状媒体2を支持する板部材である。
載置台3上面に形成されたカッター溝3aは、図2に示すように、下方側に窪んだ断面略半円形状又は断面略四角形状の凹部からなり、図3に示すように、搬送方向と直交方向に延びるように形成されている。
駆動ローラ4は、図2に示すように、カッティング装置1を左側面側から見たときに反時計回りに回転することで、シート状媒体2を搬送方向の下流側に搬送することができ、時計回りに回転することで、シート状媒体2を搬送方向の上流側に引っ張ることができる。
加圧ローラ5は、圧縮バネ6のバネ圧を調整することで、挟持したシート状媒体2に対する接触圧を調整することが可能であり、駆動ローラ4の回転に従動して回転する。
加圧ローラ5は、図1に示すように、シート状媒体2の搬送方向と直交方向の両端部に相当する位置と、その中央部に相当する位置とにそれぞれ所定の間隔をあけて複数配置されている。
カッター部材11は、図3に示すように、カッター刃10を上下方向に向かって着脱可能に保持する筒状のプランジャーからなり、カッター部材11内部に不図示の軸受を介してカッター刃10が挿通されている。
カッター部材11は、カッター刃10を上下方向に延びる不図示の回動軸を中心として回転可能に保持する構成となっている。
詳しく言うと、カッター刃10付きのカッター部材11は、カッター刃10の刃先が回動軸から所定距離ずれた状態で保持される偏心カッティングペンである。シート状媒体2に所望のカットライン20を形成するときに、カッター刃10の刃先がシート状媒体2に対して最も抵抗の小さい向き、すなわちカッティング方向の向きに追従するように回転する構成となっている。
具体的には、カッターキャリッジ12内部に不図示の公知なアクチュエータが取り付けられており、アクチュエータの駆動によって、カッターホルダー13がカッター部材11と共に上下方向に昇降移動し、カッター部材11下端部が載置台3のカッター溝3aと接触可能な構成となっている。
また、カッターキャリッジ12は、不図示の公知なキャリッジ移動機構によって、搬送方向と直交方向に延びるレール7に沿って移動可能に連結されている。
制御コントローラは、不図示のセンサ群から信号を受信して、不図示の駆動モータ、アクチュエータ、及びキャリッジ移動機構にそれぞれ制御信号を送信することによって、シート状媒体2に所望のカットラインを形成可能な構成となっている。
具体的には、カッターキャリッジ12が搬送方向と直交方向に移動することで、また駆動ローラ4がシート状媒体2を搬送方向に移動させるように駆動することで、カッター刃10がシート状媒体2に対して搬送方向、及び搬送方向と直交する方向に移動し、カットライン20を自在に形成することができる。
本実施形態のカッティング方法は、作画済みのシート状媒体2が所定位置に搬送されたときに、カッター部材11と、載置台3上のカッター溝3aとでシート状媒体2を挟持した上で駆動ローラ4を駆動することでシート状媒体2を搬送方向に引っ張り、引っ張られた状態のシート状媒体2にカッター刃10で搬送方向と直交する方向に沿ってカットライン20を形成することを特徴とする。
シート状媒体2が所定位置に搬送されたときに、カッター刃10をシート状媒体2と接触させるために、カッター刃10を保持するカッター部材11が、載置台3上のシート状媒体2に向かって移動する(ST01)。
詳しく言うと、不図示のアクチュエータによって、カッターホルダー13が、カッター部材11と共に、載置台3上面に形成されたカッター溝3a上面のシート状媒体2の所定領域に向かって下降する。
詳しく言うと、カッター刃10が最初にシート状媒体2と接触し、さらにカッター部材11が下降することで、次いでカッター部材11の下端部と、カッター溝3aの開口周縁部とが、シート状媒体2を挟持する。このとき、シート状媒体2のうち、カッター刃10と接触した部分は、図6Aに示すように、カッター刃10に押圧されることで、カッター溝3a側に弛んだ状態となっている。
なお、カッター部材11の下端部と、カッター溝3aの開口周縁部のうち、搬送方向において駆動ローラ4側に位置する部分との間には、図6Aに示すようにシート状媒体2が挿通可能な隙間が形成されている。
詳しく言うと、駆動ローラ4が、図2に示すように、カッティング装置1を左側面側から見たときに時計回りに回転することで、シート状媒体2は、図6Bに示すように、駆動ローラ4側に所定距離だけ移動して、引っ張られた状態となる。
つまり、シート状媒体2は、カッター部材11を下降することでカッター刃10と最初に接触した図6Aに示す第1位置から、駆動ローラ4側に引っ張られて図6Bに示す第2位置まで移動する。言い換えれば、カッター刃10が、図6Bに示すように、シート状媒体2に搬送方向の上流側から下流側に向かって略直線状のカットラインを形成することになる。
詳しく言うと、駆動ローラ4が、図2に示すように、カッティング装置1を左側面側から見たときに反時計回りに回転することで、シート状媒体2は、駆動ローラ4に引っ張られた状態を維持しながら、所定距離よりも短い距離だけ戻る向きに移動する。
つまり、シート状媒体2は、図6Bに示す第2位置から、図6Aに示す第1位置側に向かって第1位置と第2位置との間の図6Cに示す第3位置まで戻る向きに移動する。言い換えれば、カッター刃10が、シート状媒体2に形成された略直線状のカットライン上の図6Bに示す一端部から図6Cに示す略中央部分まで移動する。
詳しく言うと、図7に示すように、カッター刃10が、シート状媒体2に、搬送方向と交差する方向に長尺な略T字状の第1カットライン21を形成する。
次に、シート状媒体2の端部周縁2aが挟持された状態で、駆動ローラ4が駆動して、シート状媒体2を搬送方向においてカッター溝3a側から駆動ローラ4側に向かう向きに移動させて、シート状媒体2の端部周縁2aを引っ張る(ST06)。
このように、シート状媒体2のうち、特にカッター溝3a側に逃げて弛んでしまい易い端部周縁2aを挟持して再度引っ張ることで、例えシート状媒体の端部周縁に形成されたカットライン20のカット深さが浅かったとしても、シート状媒体2の切り離しを容易にできる。
詳しく言うと、カッティング装置1は、順に第1カットライン21の形成、シート状媒体2のうち、第1カットライン21側の端部周縁2aの引っ張り、第2カットライン22の形成、シート状媒体2のうち、第2カットライン22側の端部周縁2aの引っ張り、第3カットライン23の形成を行うことで、作画されたシート状媒体2を切断する。
この場合、カッター刃10は、シート状媒体2に、搬送方向と交差する方向に長尺な略L字状の第1カットライン21、第2カットライン22、及び第3カットライン23を形成することになる。
すなわち、シート状媒体2の端部周縁2aの引っ張り工程を省略しても良い。
カットライン20は、図7に示すように、搬送方向と直交する方向において、シート状媒体2の一端側から他端側に向かって延びる略T字状の第1カットライン21と、第1カットライン21と異なる位置に配置され、シート状媒体2の他端側から一端側に向かって延びる略T字状の第2カットライン22と、第1カットライン21及び第2カットライン22の両方と交わるように延びる略T字状の第3カットライン23と、から構成されている。
第1カットライン21と第2カットライン22は、搬送方向において対向する位置に配置され、シート状媒体2の搬送方向と直交方向の中央線を軸として線対称となっている。
第3カットライン23は、第1カットライン21の第2カットライン22側端部、及び第2カットライン22の第1カットライン21側端部の両方と交わるように延びており、カットライン20が、搬送方向と直交する方向に連続してシート状媒体2上に形成されている。
本実施形態のカッティング装置1では、シート状媒体2が引っ張られた状態でカットライン20を形成する構成となっており、第1カットライン21及び第2カットライン22が略T字形状に形成されるため、例え第3カットライン23が搬送方向の上流側又は下流側にずれて形成されてしまったとしても、第3カットライン23が第1カットライン21、及び第2カットライン22の両方と交わるようになる。
従って、カッティング装置1は、シート状媒体2に搬送方向と直交する方向に連続したカットライン20を形成することができるため、作画されたシート状媒体2を一度で容易に切り離すことが可能になる。
その結果、第1カットライン21の搬送方向の幅が約5mmに設定される。第2カットライン22及び第3カットライン23の搬送方向の幅もそれぞれ同様に約5mmになる。
上記設定により、第3カットライン23が第1カットライン21、及び第2カットライン22の両方と交わり易くなり、作画済みのシート状媒体2を一度で切り離し易くなる。また、切り離された作画済みのシート状媒体2に残るカットライン20が目立たなくなる。
上記設定により、カッター部材11とカッター溝3aとが、シート状媒体2を挟持し易くなり、シート状媒体2を挟持した状態で駆動ローラ4が引っ張り易くなる。
なお、上記で説明したカットライン20の構成については、その説明を省略する。
図8(a)は、第2実施形態を示すカットライン30の説明図である。
第1カットライン31、第2カットライン32、及び第3カットライン33は、それぞれ搬送方向と直交する方向に長尺な略L字形状からなり、第1カットライン31の長尺部分と、第3カットライン33の搬送方向の短尺部分とが交わっている。
また、第2カットライン32の長尺部分、及び第3カットライン33の長尺部分の両方と交わるように搬送方向に延びる略直線状の第4カットライン34が形成されている。
第2実施形態のカットライン30は、第1実施形態のカットライン20と比較して、シート状媒体2に連続したカットラインを形成し易くなる。
第1カットライン41、第2カットライン42、及び第3カットライン43は、それぞれ搬送方向と直交する方向に長尺な略L字形状からなる。
第3実施形態のカットライン40は、第1実施形態のカットライン20と比較して、切り離された作画済みのシート状媒体2に残るカットライン40が一層目立たなくなる。
第1カットライン51、第2カットライン52、及び第3カットライン53は、それぞれ搬送方向と直交する方向に長尺な略L字形状からなる。
また、第1カットライン51の長尺部分のうち、短尺部分側の端部には、円弧部分51aが形成されており、第1カットライン51は、短尺部分から円弧部分51aを介して長尺部分まで連続して形成されている。第2カットライン52も同様に円弧部分52aが形成されている。
第4実施形態のカットライン50は、第1実施形態のカットライン20と比較して、第1カットライン51、第2カットライン42にそれぞれ円弧部分51a、52aが設けられているため、カットライン形成時に、カッター刃10の刃先がカッティング方向の向きに偏心し易くなり、比較的滑らかなカットラインを形成できる。
第1カットライン61、第2カットライン62、及び第3カットライン63は、それぞれ搬送方向と直交する方向に長尺な略L字形状からなる。
また、第1カットライン61の長尺部分のうち、短尺部分側の端部には、屈曲部分61aが形成されており、第1カットライン61は、短尺部分から屈曲部分61aを介して長尺部分まで連続して形成されている。第2カットライン62も同様に屈曲部分62aが形成されている。
第5実施形態のカットライン50は、第3実施形態のカットライン40と比較して、第3カットライン63が搬送方向において第1カットライン61及び第2カットライン62の両方と交差可能な範囲が大きくなるため、シート状媒体2に連続したカットラインを形成し易くなる。
このようにカッター刃10付きのカッター部材11をカットライン形成用及び切断画像形成用として共用にすることで、部品点数の削減を図ることができる。
特に、カッティング装置1がシート状媒体2に形成するカットラインの形状、又は配置について、上記の実施形態にて説明したものは、あくまで一例に過ぎず、本発明を限定するものではない。
2 シート状媒体
2a 端部周縁
3 載置台
3a カッター溝
3b 載置台
3c 載置台
4 駆動ローラ
5 加圧ローラ
6 圧縮バネ
7 レール
10 カッター刃
11 カッター部材
12 カッターキャリッジ
13 カッターホルダー
20、30、40、50、60 カットライン
21、31、41、51、61 第1カットライン
22、32、42、52、62 第2カットライン
23、33、43、53、63 第3カットライン
34 第4カットライン
51a、52a 円弧部分
61a、62a 屈曲部分
Claims (8)
- 載置台に載置されたシート状媒体を駆動ローラによって搬送方向に搬送し、前記シート状媒体に前記搬送方向と交差方向に沿ってカットラインを形成するカッティング装置であって、
前記シート状媒体を切断可能なカッター刃と、
該カッター刃を保持しながら前記載置台に対して上下動可能なカッター部材と、
該カッター部材を支持しながら前記交差方向に移動可能なカッターキャリッジと、
前記載置台外表面のうち、前記カッター部材と上下方向において対向する部分に形成され、前記交差方向に延びるカッター溝と、を備え、
前記シート状媒体が前記搬送方向における所定位置に搬送されたときに、前記カッター部材が前記シート状媒体に向かって移動することで、前記カッター刃が前記シート状媒体と接触すると共に、前記カッター部材と、前記カッター溝の開口周縁部のうち、前記搬送方向において前記駆動ローラとは逆側に位置する部分とが前記シート状媒体を挟持し、
該シート状媒体が挟持された状態で前記駆動ローラが、前記シート状媒体を前記搬送方向において前記カッター溝側から前記駆動ローラ側に向かう向きに移動させるように駆動して、前記シート状媒体を引っ張り、
前記シート状媒体が引っ張られた状態で前記カッターキャリッジが前記交差方向に移動することで、前記カッター刃が前記シート状媒体に前記カットラインを形成することを特徴とするカッティング装置。 - 前記カッター刃が前記シート状媒体に前記カットラインを形成した後に、前記カッター部材が前記シート状媒体のうち、前記交差方向の端部周縁に向かって移動することで、前記カッター部材と、前記カッター溝の開口周縁部のうち、前記搬送方向において前記駆動ローラとは逆側に位置する部分とが、前記シート状媒体の端部周縁を挟持し、
前記シート状媒体の端部周縁が挟持された状態で前記駆動ローラが、前記シート状媒体を前記搬送方向において前記カッター溝側から前記駆動ローラ側に向かう向きに移動させるように駆動して、前記シート状媒体の端部周縁を引っ張ることを特徴とする請求項1に記載のカッティング装置。 - 前記カッター刃が、前記シート状媒体に、前記カットラインとして、前記交差方向において前記シート状媒体の一端側から他端側に向かって延びる第1カットラインと、該第1カットラインと異なる位置に配置され、前記他端側から前記一端側に向かって延びる第2カットラインと、前記第1カットライン及び前記第2カットラインの両方と交わるように延びる第3カットラインと、を形成することを特徴とする請求項1又は2に記載のカッティング装置。
- 前記カッター刃が、前記シート状媒体に、前記カットラインとして、前記第1カットラインの前記第2カットライン側端部、及び該第2カットラインの前記第1カットライン側端部の両方と交わるように延びる前記第3カットラインを形成することを特徴とする請求項3に記載のカッティング装置。
- 前記シート状媒体が挟持された状態で前記駆動ローラが、前記シート状媒体を前記搬送方向において前記カッター溝側から前記駆動ローラ側に向かう向きに第1位置から第2位置まで移動させた後、前記シート状媒体を前記第2位置から前記第1位置側に向かって、前記第1位置と前記第2位置との間の第3位置まで戻り移動させるように駆動して、前記シート状媒体を引っ張ることを特徴とする請求項1乃至4いずれか記載のカッティング装置。
- 前記カッター刃が、前記シート状媒体に、前記交差方向に長尺な略L字状又は略T字状の前記カットラインを形成することを特徴とする請求項1乃至5いずれか記載のカッティング装置。
- 載置台に載置されたシート状媒体を駆動ローラによって搬送方向に搬送し、前記シート状媒体に前記搬送方向と交差方向に沿ってカットラインを形成するカッティング方法であって、
前記シート状媒体が前記搬送方向における所定位置に搬送されたときに、前記シート状媒体を切断可能なカッター刃を保持するカッター部材が、前記載置台上の前記シート状媒体に向かって移動する工程と、
前記カッター刃が前記シート状媒体と接触すると共に、前記カッター部材と、前記載置台外表面のうち、前記カッター部材と上下方向において対向する部分に形成され、前記交差方向に延びるカッター溝の開口周縁部のうち、前記搬送方向において前記駆動ローラとは逆側に位置する部分とが前記シート状媒体を挟持する工程と、
前記シート状媒体が挟持された状態で前記駆動ローラが、前記シート状媒体を前記搬送方向において前記カッター溝側から前記駆動ローラ側に向かう向きに移動させるように駆動して、前記シート状媒体を引っ張る工程と、
前記シート状媒体が引っ張られた状態で、前記カッター部材を支持するカッターキャリッジが前記交差方向に移動することで、前記カッター刃が前記シート状媒体に前記カットラインを形成する工程と、を備えることを特徴とするカッティング方法。 - 前記カットラインを形成する工程の後に、前記カッター部材が前記シート状媒体のうち、前記交差方向の端部周縁に向かって移動することで、前記カッター部材と、前記カッター溝の開口周縁部のうち、前記搬送方向において前記駆動ローラとは逆側に位置する部分とが、前記シート状媒体の端部周縁を挟持する工程と、
前記シート状媒体の端部周縁が挟持された状態で前記駆動ローラが、前記シート状媒体を前記搬送方向において前記カッター溝側から前記駆動ローラ側に向かう向きに移動させるように駆動して、前記シート状媒体の端部周縁を引っ張る工程と、を備えることを特徴とする請求項7に記載のカッティング方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013095001A JP6080677B2 (ja) | 2013-04-30 | 2013-04-30 | カッティング装置及びカッティング方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013095001A JP6080677B2 (ja) | 2013-04-30 | 2013-04-30 | カッティング装置及びカッティング方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014213436A JP2014213436A (ja) | 2014-11-17 |
JP6080677B2 true JP6080677B2 (ja) | 2017-02-15 |
Family
ID=51939692
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013095001A Active JP6080677B2 (ja) | 2013-04-30 | 2013-04-30 | カッティング装置及びカッティング方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6080677B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108943041A (zh) * | 2018-04-12 | 2018-12-07 | 同济大学 | 卷筒土工膜直线切割装置 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105235003A (zh) * | 2015-10-22 | 2016-01-13 | 江苏澳丹奴家纺有限公司 | 家纺面料用裁剪平台 |
KR101751648B1 (ko) * | 2016-11-03 | 2017-07-11 | (주)바이텍테크놀로지 | 다중 겐추리를 이용한 플랫베드 타입 커터 |
JP7184617B2 (ja) * | 2018-07-27 | 2022-12-06 | ローランドディー.ジー.株式会社 | クランプ部材及びメディア切断装置 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5134911A (en) * | 1991-04-05 | 1992-08-04 | Gerber Garment Technology, Inc. | Method for the interrupted cutting of a line in sheet material |
JPH05277992A (ja) * | 1992-03-31 | 1993-10-26 | Mutoh Ind Ltd | カッティングプロッタにおけるつなぎ線分のカット処理方法 |
JP3289153B2 (ja) * | 1992-11-11 | 2002-06-04 | 武藤工業株式会社 | プロッタのシート切断方法 |
JPH07328987A (ja) * | 1994-06-08 | 1995-12-19 | Graphtec Corp | 媒体移送型プロッタ |
JPH08290387A (ja) * | 1995-04-18 | 1996-11-05 | Copyer Co Ltd | 画像形成装置の記録材切断装置 |
-
2013
- 2013-04-30 JP JP2013095001A patent/JP6080677B2/ja active Active
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108943041A (zh) * | 2018-04-12 | 2018-12-07 | 同济大学 | 卷筒土工膜直线切割装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2014213436A (ja) | 2014-11-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6080677B2 (ja) | カッティング装置及びカッティング方法 | |
JP5786091B2 (ja) | 薄板ガラス材の分断装置 | |
KR20040073328A (ko) | 슬리터 스코어러의 제어 방법 | |
JP6432796B2 (ja) | ガラス板製造装置及び方法 | |
JP6101546B2 (ja) | 裁断装置 | |
JP6163341B2 (ja) | ブレイク装置 | |
JPWO2005005709A1 (ja) | 生地の裁断装置、裁断方法及び裁断積層方法 | |
WO2007018213A1 (ja) | 生地の裁断装置、裁断方法及び裁断積層方法 | |
CN103097268B (zh) | 制造用于接触式清洁的宽幅粘性片材卷所用的装置和方法 | |
JP6779066B2 (ja) | 搬送ベルトの装着方法 | |
JP2016028840A (ja) | 外形カットシステム及び外形カット方法 | |
JP2008100297A (ja) | 紙葉束断裁方法及び紙葉類断裁装置 | |
JP5820037B1 (ja) | 切断装置及び切断方法 | |
KR102081153B1 (ko) | 커팅롤러와 이를 이용한 커팅 장치 및 시트 커팅방법 | |
JP5466989B2 (ja) | 食品生地の整列方法及び装置 | |
JP6289949B2 (ja) | ブレイク装置 | |
KR100543679B1 (ko) | 플렉시블 플렛 케이블 제작기의 슬리팅장치 | |
JP6520443B2 (ja) | 外形カット装置 | |
JP5470121B2 (ja) | コード入りゴムシート材料の切断装置および切断方法 | |
JP2007062045A (ja) | 切断装置、該切断装置を備えた記録装置、及びシート状部材の切断方法 | |
JP2018153869A (ja) | シート切断装置及びシート製造方法 | |
JP2016155228A (ja) | エンボス加工機 | |
JP4553249B2 (ja) | 貼合装置 | |
KR102602263B1 (ko) | 무기재테이프 형상가공장치 | |
JP2006169045A (ja) | 板ガラス切断機における切線加工済み板ガラスの搬送装置。 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20160201 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20161212 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20161220 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170117 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6080677 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |