JP6077628B1 - 不均一断面を備えた押出成形材を製造するための押出成形装置及び押出成形方法 - Google Patents

不均一断面を備えた押出成形材を製造するための押出成形装置及び押出成形方法 Download PDF

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Abstract

【課題】不均一断面を備えた押出成形材を製造するために、回転式押出成形ダイスを備えた押出成形装置を提供する。【解決手段】コンテナ112及び少なくとも1つのダイス孔114を含み、当該ダイス孔が当該コンテナに連通され、当該コンテナにインゴット102が収容される固定式押出成形ダイス110と、ダイス本体122を含み、当該ダイス本体が当該固定式押出成形ダイスに対して軸方向周りに第1及び第2位置へ回転し、当該ダイス孔の遮蔽度合に応じて、当該ダイス孔が第1及び第2出口面積をそれぞれ備える回転式押出成形ダイス120と、当該インゴットを押し出すために用いられるプランジャー130とを含み、当該プランジャーによって当該インゴットが押し出される際、当該ダイス本体122が当該第1位置から第2位置まで回転すると、当該ダイス孔114が第1出口面積から第2出口面積に変化して、不均一断面を備えた押出成形材が形成される。【選択図】図2

Description

本発明は押出成形装置と押出成形方法に関し、特に、不均一断面を備えた押出成形材を製造するための押出成形装置及び押出成形方法に関する。
押出成形とは、材料を押し出しによって成型することであり、原理としては、押出素材/インゴットを適度に加熱及び加圧し、等速でダイスに押し込むことで所望の形状、サイズ及び物理的性質を持つ製品とする。よって、塑性変形しやすい金属やプラスチック製品の加工に適している。アルミニウムの押出成形は人々の生活に密接に関係しており、食器や電子製品から自動車工業、建築等に幅広く使用されている。
しかし、従来の押出成形工程では、断面が均一な押出成形材しか生産できず、不均一断面を備えた押出成形材が必要な場合には、幾度も加工せねばならない。例えば、まずは押出成形工程で均一断面の型材を押し出した後に、複雑な二次成形と溶接を行ってようやく、不規則に変形した断面を得ることができる。これでは、作業時間の増加やコストの高騰が招来され、押出成形工程本来のメリットが失われてしまう。
この点に鑑み、不均一断面を備えた押出成形材を製造するための押出成形装置と押出成形方法を提供し、上記の課題を解決することが求められている。
本発明は、不均一断面を備えた押出成形材を製造するために、回転式押出成形ダイスを備えた押出成形装置を提供することを主な目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明は、固定式押出成形ダイス、回転式押出成形ダイス及びプランジャーを含む不均一断面を備えた押出成形材を製造するための押出成形装置を提供する。
当該固定式押出成形ダイスは、コンテナ及び少なくとも1つのダイス孔を含み、当該ダイス孔が当該コンテナに連通され、当該コンテナにインゴットが収容される。当該回転式押出成形ダイスはダイス本体を含み、当該ダイス本体が当該固定式押出成形ダイスに対して軸方向周りに第1及び第2位置へ回転し、当該ダイス孔の遮蔽度合に応じて、当該ダイス孔が第1及び第2出口面積をそれぞれ備える。当該プランジャーは、当該インゴットを押し出すために用いられる。当該ダイス本体が当該第1位置まで回転すると、当該プランジャーによって当該インゴットが当該ダイス孔の当該第1出口面積から押し出されることで第1押出成形材が形成され、当該ダイス本体が当該第2位置まで回転すると、当該プランジャーによって当該インゴットが当該ダイス孔における当該第2出口面積から押し出されることで第2押出成形材が形成され、当該第1押出成形材は当該第2押出成形材に接続されており、且つ、当該第1押出成形材の断面が当該第2押出成形材の断面とは異なることで、当該第1押出成形材と当該第2押出成形材の組み合わせによって、不均一断面を備えた押出成形材が形成される。
本発明にかかる不均一断面を備えた押出成形材を製造するための押出成形装置は、以下の点で優れている。
(1)画期的なダイス及び製造工程が開発されたことで、均一断面の型材しか生産できないという従来の押出成形工程における固有の形態が改良される。
(2)本発明の固定式押出成形ダイス、回転式押出成形ダイス及びプランジャーは機構全体が簡略化されており、押出成形装置の製造コスト削減が可能となる。
(3)加工及び時間的コストが削減されるため、産業上の効果及び利益が向上する。
本発明における上記及びその他の目的、特徴と利点を更に明らかにするために、以下に図面を組み合わせて詳細に説明する。
本発明の第1実施例にかかる不均一断面を備えた押出成形材を製造するための押出成形装置の断面図である。 本発明の第1実施例にかかる不均一断面を備えた押出成形材を製造するための押出成形装置の斜視図であり、当該ダイス本体が第1位置へ回転した様子を示している。 本発明の第1実施例にかかる不均一断面を備えた押出成形材を製造するための押出成形装置の斜視図であり、当該ダイス本体が第2位置へ回転した様子を示している。 本発明の第1実施例にかかる不均一断面を備えた押出成形材の斜視図である。 本発明の第1実施例にかかる不均一断面を備えた押出成形材を製造するための押出成形装置の平面図であり、当該回転式押出成形ダイスが更に筐体を含むことを示している。 図5aのA−A断面線に沿った押出成形装置の断面図である。 図5aのB−B断面線に沿った押出成形装置の断面図である。 本発明の第1実施例にかかる不均一断面を備えた押出成形材を製造するための押出成形装置の平面図であり、当該回転式押出成形ダイスが更に2つの伝動部材と駆動装置を含むとともに、当該2つの伝動部材が2つのラックであることを示している。 本発明の第1実施例にかかる不均一断面を備えた押出成形材を製造するための押出成形装置の平面図であり、当該回転式押出成形ダイスが更に2つの伝動部材と1の駆動装置を含むとともに、当該2つの伝動部材が2つのギヤであることを示している。 本発明の第2実施例にかかる不均一断面を備えた押出成形材を製造するための押出成形装置の断面図である。 本発明の第2実施例にかかる不均一断面を備えた押出成形材を製造するための押出成形装置の斜視図であり、当該ダイス本体が第1位置へ回転した様子を示している。 本発明の第2実施例にかかる不均一断面を備えた押出成形材を製造するための押出成形装置の斜視図であり、当該ダイス本体が第2位置へ回転した様子を示している。 本発明の第2実施例にかかる不均一断面を備えた2つの押出成形材の斜視図である。 本発明の第2実施例にかかる不均一断面を備えた押出成形材を製造するための押出成形装置の平面図であり、当該第1及び第2ダイス孔が軸方向を中心として対称に配列されることを示している。 本発明のその他の実施例にかかる不均一断面を備えた押出成形材を製造するための押出成形装置の平面図であり、当該第1及び第2ダイス孔が径方向に沿って配列されることを示している。 本発明の別の実施例にかかる不均一断面を備えた押出成形材を製造するための押出成形装置の平面図であり、当該第1及び第2ダイス孔が軸方向を中心として対称に配列されることを示している。 本発明の一実施例にかかる不均一断面を備えた押出成形材を製造する方法のフローチャートである。
図1〜図4は、本発明の第1実施例にかかる不均一断面を備えた押出成形材を製造するための押出成形装置100を示す。
当該押出成形装置100は、固定式押出成形ダイス110、回転式押出成形ダイス120及びプランジャー130を含む。当該固定式押出成形ダイス110は、コンテナ112及び少なくとも1つのダイス孔114を含む。当該ダイス孔114は当該コンテナ112に連通し、当該コンテナ112にインゴット102が収容される。当該インゴット102の材質は、鉄、アルミニウム、マグネシウム、チタン等の金属又はその合金とされる。
当該回転式押出成形ダイス120は、ダイス本体122を含む。当該ダイス本体122は、当該固定式押出成形ダイス110に対して軸方向124周りに第1及び第2位置へ回転可能である。また、当該ダイス孔114の遮蔽度合に応じて、当該ダイス孔114は、第1出口面積A1及び第2出口面積A2をそれぞれ備える。
当該プランジャー130は、当該コンテナ112に対してスライド可能に設けられ、当該インゴット102の押し出しに用いられる。当該固定式押出成形ダイス110及び当該回転式押出成形ダイス120の材質は、金型鋼、炭素鋼、ステンレス又はその他金属材料及び非金属材料とされるが、これらのうち金型鋼は、冷間金型、熱間鍛造金型又はダイカスト金型等のダイス製造に適用可能である。
本実施例において、当該ダイス孔114の外形は四角形とされる。図2を参照する。当該ダイス本体122が当該第1位置まで回転した場合、当該ダイス本体122は当該ダイス孔114を遮蔽せず、当該ダイス孔114の第1出口面積A1の外形が四角形となる。このとき、当該プランジャー130が当該インゴット102を当該ダイス孔114における当該第1出口面積A1から押し出すことで、第1押出成形材152が形成される。
図3を参照する。当該ダイス本体122が当該第2位置まで回転した場合、当該ダイス本体122は当該ダイス孔114の半分を遮蔽して、当該ダイス孔114の第2出口面積A2の外形が三角形となる。このとき、当該プランジャー130が当該インゴット102を当該ダイス孔114における当該第2出口面積A2から引き続き押し出すことで、第2押出成形材154が形成される。
当該第1押出成形材152は当該第2押出成形材154に接続されており、且つ、当該第1押出成形材152の断面は、当該第2押出成形材154の断面とは異なる。よって、当該第1押出成形材152と当該第2押出成形材154の組み合わせによって、図4に示すように、不均一断面を備えた押出成形材150が形成される。
本発明にかかる不均一断面を備えた押出成形材を製造するための押出成形装置は、以下の点で優れている。
(1)画期的なダイス及び製造工程が開発されたことで、均一断面の型材しか生産できないという従来の押出成形工程における固有の形態が改良される。
(2)本発明の固定式押出成形ダイス、回転式押出成形ダイス及びプランジャーは機構全体が簡略化されており、押出成形装置の製造コスト削減が可能となる。
(3)加工及び時間的コストが削減されるため、産業上の効果及び利益が向上する。
図5a〜図5cを参照する。本実施例において、当該回転式押出成形ダイス120は更に筐体140を含む。当該筐体140は、当該ダイス本体122が当該軸方向124周りに回転可能なように当該ダイス本体122を収容する。
当該回転式押出成形ダイス120はライナー142を更に含む。当該ライナー142は、当該ダイス本体122と当該筐体140の間に配置され、当該ダイス本体122と当該筐体140の間のスペーサーとして、当該筐体140の磨耗を回避するために用いられる。当該ライナー142は、銅製又はグラファイト製とされる。
図5aを参照する。当該筐体140は、当該不均一断面を備えた押出成形材150が当該筐体140を通過可能なように、当該ダイス本体140における当該ダイス孔114を露出させておく必要がある。また、当該筐体140は、当該ダイス本体122の両辺縁126を露出させている。
図6a及び図6bを参照する。当該回転式押出成形ダイス120は、更に2つの伝動部材144及び駆動装置146を含む。当該2つの伝動部材144は、それぞれ当該ダイス本体122における露出した両辺縁126に噛合する。当該駆動装置146は、当該2つの伝動部材144を駆動するとともに、均衡をとりつつ当該ダイス本体122を当該軸方向124周りに回転させる。
図6aに示すように、本実施例において、当該駆動装置146は2つのモーターであり、且つ、当該2つの伝動部材144は2つのラックである。図6bに示すように、他の実施例において、当該駆動装置146は2つのモーターであり、且つ、当該2つの伝動部材144は2つのギヤである。
また、本実施例では、第1動力源(図示しない)によって当該固定式押出成形ダイス110を前後に移動させることで、当該ダイス孔114を適切な位置へ移動させられる。また、第2動力源(図示しない)によって当該プランジャー130を前後に移動させることで、当該プランジャー130による当該インゴット102の押圧又は非押圧が可能となる。当該第1及び第2動力源は、油圧動力源とされる。
図7〜図10は、本発明の第2実施例における不均一断面を備えた押出成形材を製造するための押出成形装置を示す。第2実施例の押出成形装置200は、第1実施例の押出成形装置100と大体において類似しているため、類似の部材については類似の符号で示す。
第2実施例の押出成形装置200と第1実施例の押出成形装置100は、当該押出成形装置200における固定式押出成形ダイス210が第1ダイス孔214aと第2ダイス孔214bを含み、当該第1及び第2ダイス孔214a,214bが当該コンテナ212と連通している点で異なる。当該回転式押出成形ダイス220は、ダイス本体222を含む。当該ダイス本体222は、当該固定式押出成形ダイス210に対して軸方向224周りに第1及び第2位置へ回転する。そして、当該第1及び第2ダイス孔214a,214bの遮蔽度合に応じて、当該第1ダイス孔214aは第1及び第2出口面積をそれぞれ有し、当該第2ダイス孔214bは第3及び第4出口面積をそれぞれ備える。ただし、当該固定式押出成形ダイス210が第1及び第2ダイス孔を含むことは本発明を制限する主旨ではなく、他の実施例において、当該固定式押出成形ダイスが複数のダイス孔を含んでもよい。
本実施例において、当該第1ダイス孔214aの外形は四角形とされ、且つ、当該第2ダイス孔214bの外形は円形とされる。図8を参照する。当該ダイス本体222が当該第1位置まで回転した場合、当該ダイス本体222は当該第1及び第2ダイス孔214a,214bを遮蔽せず、当該第1ダイス孔214aにおける第1出口面積A1の外形が四角形、当該第2ダイス孔214bにおける第3出口面積A3の外形が円形となる。このとき、当該プランジャー230が当該インゴット202を当該第1ダイス孔214aにおける当該第1出口面積A1及び当該第2ダイス孔214bにおける第3出口面積A3から押し出すことで、2つの第1押出成形材252a,252bが同時に形成される。
図9を参照する。当該ダイス本体222が当該第2位置まで回転した場合、当該ダイス本体222が当該第1及び第2ダイス孔214a,214bの半分を同時に遮蔽することで、当該第1ダイス孔214aにおける第2出口面積A2の外形が三角形、当該第2ダイス孔214bにおける第4出口面積A4の外形が半円形となる。このとき、当該プランジャー230が当該インゴット202を当該第1ダイス孔214aにおける当該第2出口面積A2及び当該第2ダイス孔214bにおける第4出口面積A4から引き続き押し出すことで、2つの第2押出成形材254a,254bが同時に形成される。当該第1押出成形材252aと当該第2押出成形材254aの組み合わせによって、不均一断面を備えた押出成形材250aが形成され、当該第1押出成形材252bと当該第2押出成形材254bの組み合わせによって、不均一断面を備えた押出成形材250bが形成される。このようにして、図10に示すように、不均一断面を備えた2つの押出成形材250a,250bが同時に形成される。
他の実施例において、当該固定式押出成形ダイスが複数のダイス孔を含む場合、本発明にかかる不均一断面を備えた押出成形材を製造するための押出成形装置は、更に、複数の不均一断面を備えた押出成形材を同時に製造するとの利点を有することになる。
図11aを参照する。本実施例において、当該第1及び第2ダイス孔214a,214bは、当該軸方向224を中心として対称に配列されており、当該ダイス本体222は、当該第1及び第2ダイス孔214a,214bを同時に遮蔽可能である。
図11bを参照する。その他の実施例において、当該第1及び第2ダイス孔214a,214bは径方向228に沿って配列されており、当該ダイス本体222は、当該第1及び第2ダイス孔214a,214bを同時に部分的に遮蔽可能である。
図11cを参照する。別の実施例において、当該第1及び第2ダイス孔214a,214bは、当該軸方向224を中心として対称に配列されており、当該ダイス本体222は、当該第1及び第2ダイス孔214a,214bの一方のみを部分的に遮蔽可能である。なお、当該ダイス本体222によって部分的に遮蔽されていない当該第1及び第2ダイス孔214a,214bのうちのもう一方は、予備として使用可能である。
図12は、本発明の一実施例における不均一断面を備えた押出成形材を製造するための押出成形方法を示す。
当該押出成形方法は、以下のステップを含む。即ち、ステップS300において押出成形装置を提供する。図1を参照する。当該押出成形装置100は、固定式押出成形ダイス110と、回転式押出成形ダイス120及びプランジャー130を含む。当該固定式押出成形ダイス110は、コンテナ112及び少なくとも1つのダイス孔114を含む。当該ダイス孔114は当該コンテナ112に連通している。当該回転式押出成形ダイス120はダイス本体122を含む。当該プランジャーは当該インゴットの押し出しに用いられる。また、ステップS302において、当該固定式押出成形ダイスの当該コンテナ内にインゴットを放置する。
図2を参照する。ステップS304において、当該ダイス本体を当該固定式押出成形ダイスに対して軸方向周りに第1位置まで回転させると、当該ダイス孔の遮蔽度合に応じて、当該ダイス孔が第1出口面積を備える。ステップS306において、当該回転式押出成形ダイスが当該第1位置まで回転すると、当該プランジャーで当該インゴットを当該ダイス孔の当該第1出口面積から押し出すことで、第1押出成形材を形成する。
図3を参照する。ステップS308において、当該ダイス本体を当該固定式押出成形ダイスに対して軸方向周りに第2位置まで回転させると、当該ダイス孔の遮蔽度合に応じて、当該ダイス孔が第2出口面積を備える。ステップS310において、当該回転式押出成形ダイスが当該第2位置まで回転すると、当該プランジャーで当該インゴットを当該ダイス孔の当該第2出口面積から押し出すことで、第2押出成形材を形成する。当該第1押出成形材は当該第2押出成形材に接続されており、且つ、当該第1押出成形材の断面は、当該第2押出成形材の断面とは異なる。よって、当該第1押出成形材と当該第2押出成形材の組み合わせによって、図4に示すように、不均一断面を備えた押出成形材が形成される。
以上は、本発明が課題を解決するために用いる技術手段の実施形態又は実施例を記載したにすぎず、本発明の実施範囲を制限する主旨ではない。本発明における特許請求の範囲が意味するところと一致する、或いは本発明における特許請求の範囲に基づく均等な変形及び追加は、いずれも本発明の特許請求の範囲とみなされる。
100 押出成形装置
102 インゴット
110 固定式押出成形ダイス
112 コンテナ
114 ダイス孔
120 回転式押出成形ダイス
122 ダイス本体
124 軸方向
126 辺縁
130 プランジャー
140 筐体
142 ライナー
144 伝動部材
146 駆動装置
150 不均一断面を備えた押出成形材
152 第1押出成形材
154 第2押出成形材
200 押出成形装置
202 インゴット
210 固定式押出成形ダイス
212 コンテナ
214a 第1ダイス孔
214b 第2ダイス孔
220 回転式押出成形ダイス
222 ダイス本体
224 軸方向
230 プランジャー
250a 不均一断面を備えた押出成形材
250b 不均一断面を備えた押出成形材
252a 第1押出成形材
252b 第1押出成形材
254a 第2押出成形材
254b 第2押出成形材
A1 第1出口面積
A2 第2出口面積
A3 第3出口面積
A4 第4出口面積
S300〜S310 ステップ

Claims (9)

  1. 不均一断面を備えた押出成形材を製造するための押出成形装置において、
    コンテナ及び少なくとも1つのダイス孔を含み、当該ダイス孔が当該コンテナに連通され、当該コンテナにインゴットが収容される固定式押出成形ダイス、
    ダイス本体を含み、当該ダイス本体が当該固定式押出成形ダイスに対して軸方向周りに第1及び第2位置へ回転し、当該ダイス孔の遮蔽度合に応じて、当該ダイス孔が第1及び第2出口面積をそれぞれ備える回転式押出成形ダイス、及び、
    当該インゴットを押し出すために用いられるプランジャー、を含み、
    当該ダイス本体が当該第1位置まで回転すると、当該プランジャーによって当該インゴットが当該ダイス孔の当該第1出口面積から押し出されることで、第1押出成形材が形成され、
    当該ダイス本体が当該第2位置まで回転すると、当該プランジャーによって当該インゴットが当該ダイス孔における当該第2出口面積から押し出されることで、第2押出成形材が形成され、
    当該第1押出成形材は当該第2押出成形材に接続されており、且つ、当該第1押出成形材の断面が当該第2押出成形材の断面とは異なることで、当該第1押出成形材と当該第2押出成形材の組み合わせによって、不均一断面を備えた押出成形材が形成され
    当該少なくとも1つのダイス孔は、第1及び第2ダイス孔であり、当該第1ダイス孔の外形は当該第2ダイス孔の外形と異なる、
    不均一断面を備えた押出成形材を製造するための押出成形装置。
  2. 当該回転式押出成形ダイスは、更に、当該ダイス本体の両辺縁及び当該ダイス孔を露出させるとともに、当該ダイス本体が当該軸方向周りに回転するよう当該ダイス本体を収容する筐体を含む、請求項1記載の不均一断面を備えた押出成形材を製造するための押出成形装置。
  3. 当該回転式押出成形ダイスは、更に、当該ダイス本体と当該筐体との間に配置されるライナーを含む、請求項2記載の不均一断面を備えた押出成形材を製造するための押出成形装置。
  4. 当該筐体は当該ダイス本体の両辺縁を露出させており、当該回転式押出成形ダイスは、更に、当該ダイス本体における露出した両辺縁にそれぞれ噛合する2つの伝動部材と、当該2つの伝動部材を駆動するとともに、均衡をとりつつ当該ダイス本体を当該軸方向周りに回転させる駆動装置、を含む請求項2記載の不均一断面を備えた押出成形材を製造するための押出成形装置。
  5. 当該第1及び第2ダイス孔は径方向に沿って配列される、請求項記載の不均一断面を備えた押出成形材を製造するための押出成形装置。
  6. 当該第1及び第2ダイス孔は、当該軸方向を中心として対称に配列される、請求項記載の不均一断面を備えた押出成形材を製造するための押出成形装置。
  7. 当該ダイス本体は、当該第1及び第2ダイス孔を同時に部分的に遮蔽する、請求項記載の不均一断面を備えた押出成形材を製造するための押出成形装置。
  8. 当該ダイス本体は、当該第1及び第2ダイス孔のいずれか一方のみを部分的に遮蔽する、請求項記載の不均一断面を備えた押出成形材を製造するための押出成形装置。
  9. 不均一断面を備えた押出成形材を製造するための押出成形方法において、
    コンテナ及び少なくとも1つのダイス孔を含み、当該ダイス孔が当該コンテナに連通される固定式押出成形ダイスと、ダイス本体を含む回転式押出成形ダイスと、プランジャーとを含む押出成形装置を提供するステップ、
    当該固定式押出成形ダイスにおける当該コンテナ内にインゴットを放置するステップ、
    当該ダイス本体を当該固定式押出成形ダイスに対して軸方向周りに第1位置まで回転させることで、当該ダイス孔の遮蔽度合に応じて、当該ダイス孔に第1出口面積を備えさせるステップ、
    当該回転式押出成形ダイスが当該第1位置まで回転すると、当該プランジャーで当該インゴットを当該ダイス孔の当該第1出口面積から押し出すことで、第1押出成形材を形成するステップ、
    当該ダイス本体を当該固定式押出成形ダイスに対して当該軸方向周りに第2位置まで回転させることで、当該ダイス孔の遮蔽度合に応じて、当該ダイス孔に第2出口面積を備えさせるステップ、及び、
    当該回転式押出成形ダイスが当該第2位置まで回転すると、当該プランジャーで当該インゴットを当該ダイス孔の当該第2出口面積から押し出すことで、第2押出成形材を形成するステップ、を含み、
    当該第1押出成形材は当該第2押出成形材に接続されており、且つ、当該第1押出成形材の断面が当該第2押出成形材の断面とは異なることで、当該第1押出成形材と当該第2押出成形材の組み合わせによって、不均一断面を備えた押出成形材が形成され
    当該少なくとも1つのダイス孔は、第1及び第2ダイス孔であり、当該第1ダイス孔の外形は当該第2ダイス孔の外形と異なる、
    不均一断面を備えた押出成形材を製造するための押出成形方法。
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