JP6076932B2 - シート巻取軸 - Google Patents

シート巻取軸 Download PDF

Info

Publication number
JP6076932B2
JP6076932B2 JP2014057365A JP2014057365A JP6076932B2 JP 6076932 B2 JP6076932 B2 JP 6076932B2 JP 2014057365 A JP2014057365 A JP 2014057365A JP 2014057365 A JP2014057365 A JP 2014057365A JP 6076932 B2 JP6076932 B2 JP 6076932B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ring
shaft
outer peripheral
shaft core
winding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014057365A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015178414A (ja
Inventor
岩田 哲
哲 岩田
崇 三嶋
崇 三嶋
奈穂美 山村
奈穂美 山村
まゆみ 近藤
まゆみ 近藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TOSHIN CO.,LTD.
Original Assignee
TOSHIN CO.,LTD.
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TOSHIN CO.,LTD. filed Critical TOSHIN CO.,LTD.
Priority to JP2014057365A priority Critical patent/JP6076932B2/ja
Priority to KR1020150009997A priority patent/KR102291992B1/ko
Priority to CN201510032863.1A priority patent/CN104787624B/zh
Priority to TW104102143A priority patent/TWI642613B/zh
Publication of JP2015178414A publication Critical patent/JP2015178414A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6076932B2 publication Critical patent/JP6076932B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Winding Of Webs (AREA)

Description

本発明は、巻取軸の半径方向に沿って出入りする係止片が巻芯の内周面に係止されることで、当該巻取軸に対して巻芯を着脱可能に装着してシートを巻き取るシート巻取軸に関し、更に詳しくは、巻芯にシートを巻き取った巻取製品の取出し時における巻取軸に対するスライド案内を確実に行えると共に、外周環に対する前記係止片の組込み構造を簡単にしたシート巻取軸に関するものである。
紙、プラスチックフィルム等をスリット加工した後の所定幅のシートを巻き取る巻取軸では、紙又は樹脂で製作された複数の巻芯を、巻取軸の外側に回転可能に嵌め込まれたカラー(本発明の外周環)に装着して、当該巻芯にシートを巻き取っており、巻取り後には、巻芯ごとに巻取軸から抜き取って、新たな巻芯を装着している。よって、巻取軸に対する巻芯の装着時、及び抜取り時には、巻取軸に対して巻芯は回転可能なフリー状態となり、シートの巻取時には、巻芯は、巻取軸と一体回転させるべく、当該巻取軸に対して固定される。
必要時に巻芯を開放したり固定したりする上記構造の巻取軸としては、前記カラーに装着された巻芯を係止して、当該カラーの回転を巻芯に伝達する係止手段と、前記カラーに回転軸の回転を伝達する回転力伝達手段とを備えた構造のものが種々提案されている。
上記係止手段の一つとして、特許文献1に開示のものが知られており、軸芯方向の一方に付勢されたスライド環の外周の傾斜部に、外周環に対して巻取軸の半径方向に出入りする係止片の傾斜部が密着され、付勢力により前記スライド環がスライドされると、前記各傾斜部の相対移動により、前記係止片がスライド環より突出して、巻芯の内周に係止する構造の係止手段が開示されている。なお、前記係止力の解除には、空気圧により作動されるピストンにより、前記係止片を付勢方向と逆方向に押圧移動させている。
このように、係止片の傾斜部に対してスライド環の傾斜部が移動することで、互いの傾斜面が磨耗したり、両傾斜面の間に異物が噛み込まれたりすることで、係止力が低下されることがあった。これを防止するには、スライド環の付勢力を大きくすべく、付勢手段である圧縮コイルバネの一つ当たりの付勢力を大きくしたり、或いは当該付勢手段、及び係止解除手段であるピストンの各数を増加させて対応する必要がある問題や、傾斜面の滑動性改善のために、当該傾斜面に高価な表面処理を施す必要が生ずる問題等があった。
また、係止片とスライド環とが分離されているため、当該係止片の引き込みのために、当該係止片の突出側の端部にバネ、ゴム等から成る係止片引込み用の付勢手段を配置することが不可欠となる。この係止片引込み用の付勢手段は、巻芯の着脱や、巻取終了直後における作業者の手作業によるシートの切揃え時に誤って破損され易く、これにより係止片の引込み不良が発生することがあった。また、係止片の突出側の端部に設けられる係止片引込み用の付勢手段の取付け溝自体が、巻芯の内周面と接触することで、当該内周面を磨耗させ、これにより発生する磨耗粉が、係止片とスライド環との各傾斜部の間に混入して、係止力を低下させることもあった。
一方、巻芯にシートが巻き張られた大きな重量の巻取製品は、軸芯部の軸方向にスライドさせて、当該軸芯部からスライドさせて抜き取っている。巻取製品の重量は大きいので、このスライド力を軽減させる巻取製品のスライド案内装置の一つが、特許文献2に開示されている。このスライド案内装置は、ケースにボールの一部が突出した状態で回転可能に圧入支持し、複数の当該ケースを前記カラー(本発明の外周環)に周方向に沿って一定間隔をおいて埋め込んだ構成である。この構成では、カラーの外周面に開口して形成された凹部に前記ケースを嵌め込む構成となり、構造が複雑化すると共に、回転軸の高速回転時において、カラーには、大きな遠心力が作用するために、その支持位置が変動される恐れがある。
特開2000−327182号公報 特開2002−240989号公報
本発明は、上記した巻取軸において、巻取ユニットを構成する外周環を軸方向に沿って二分割することで、巻取製品をスライド案内させるためのスライド案内構造を簡単にすると共に、外周環に対する係止片の組み込み構造を簡単にすることを課題としている。
上記課題を解決するための請求項1の発明は、軸芯部に嵌合固定されたシリンダブロックと、当該シリンダブロックを覆うようにして、前記軸芯部に回転可能に嵌合された外周環と、当該外周環と前記軸芯部との間の空間部に、当該軸芯部の軸方向にスライド可能に配置されたスライド環と、前記スライド環にスライド方向を90°変換させる変換機構を介して連結され、付勢手段の付勢力により前記外周環から僅かに突出して、前記外周環の外側に嵌め込まれる巻芯の内周面に対して係止される複数の係止片と、空気圧により前記軸芯部の半径方向にスライドして、前記外周環の内周面を押圧することで、当該軸芯部から当該外周環に回転力を伝達するために前記軸芯部内装された複数の第1ピストンと、前記付勢手段の付勢力に抗して、前記軸芯部の軸方向にスライドすることで、前記係止片を外周環の外周面に対して引っ込めるために、前記シリンダブロックに内装された複数の第2ピストンとを備えた複数の巻取ユニットが軸芯部の軸方向に沿って装着されたシート巻取軸であって、固定支持軸に小ローラが回転可能に嵌合された複数の巻取製品スライド案内体を備え、前記外周環は、前記軸芯部の軸方向に沿って二分割されて、第1外周環分割体の外周壁部の内側に、第2外周環分割体の外周壁部の内側に嵌合される内フランジ部が形成され、第1外周環分割体の内フランジ部を含む部分、及び第2外周環分割体の当該内フランジ部に外嵌される部分に、前記小ローラが外周環の外周面から僅かに突出するようにして、周方向に沿って所定間隔をおいて複数の前記巻取製品スライド案内体が両端支持状態で一体に組み込まれていることを特徴としている。
請求項1の発明によれば、第1及び第2の各外周環分割体を一体に組み付けることのみで、巻取ユニットを構成する外周環に対して複数の巻取製品スライド案内体を軸芯部の軸方向及び半径方向の双方に全く微動することなく、しかも高い支持剛性を有して両端支持状態で組み込むことが可能となる。その結果、巻取後において、外周環の外周面に対して係止爪を後退させると、巻芯にシートが巻き取られた巻取製品は、巻取軸に直接に支持されて、各巻取ユニットの周方向に沿って配置されたいずれかの巻取製品スライド案内体を構成する多数の小ローラに支持されて、そのまま巻取製品を巻取軸の軸方向にスライドさせられるため、巻取軸からの巻取製品の取出しが容易となる。また、巻取製品スライド案内体を構成する小ローラは、両端支持構造により第1外周環分割体の内フランジ部に支持されているので、高い支持強度を有する。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記第1外周環分割体の前記内フランジ部から周壁部に至る部分には、周方向に沿って一定間隔をおいて前記巻取製品スライド案内体を収容するための案内体収容凹部が形成されていると共に、前記第2外周環分割体における前記案内体収容凹部に対応する部分には、前記小ローラとの干渉を回避するための干渉回避凹部が形成され、前記巻取製品スライド案内体の固定支持軸が前記内フランジ部の接線方向に沿うようにして、前記第1外周環分割体の各案内体収容凹部に各巻取製品スライド案内体が両端支持状態で収容された状態であり、第1及び第2の各外周環分割体が一体に組み付けられた状態であることを特徴としている。
請求項2の発明は、外周環に対する巻取製品スライド案内体の具体的な組込み構造であって、第1及び第2の各外周環分割体に、それぞれ案内体収容凹部及び干渉回避凹部を設けることで、二分割構造の外周環に対して複数の巻取製品スライド案内体を確実に組み込むことができる。
請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において、前記第1外周環分割体の内フランジ部には、巻取製品スライド案内体の固定支持軸を嵌合支持させるための嵌合支持溝が、当該内フランジ部の接線方向に形成されていることを特徴としている。
請求項3の発明によれば、巻取製品スライド案内体の固定支持軸を嵌合支持させるための嵌合支持溝が内フランジ部に、その接線方向に形成されることで、巻取製品スライド案内体が外周環の周方向に微動するのを確実に防止できる。
請求項4の発明は、請求項1ないし3のいずれかの発明において、前記巻取製品スライド案内体の固定支持軸には、複数の小ローラが回転可能に支持されていることを特徴としている。
請求項4の発明によれば、小ローラによる巻取製品の支持力が大きくなって、一層安定した状態で、巻取軸から巻取製品を取り出すことができる。
請求項5の発明は、軸芯部に嵌合固定されたシリンダブロックと、当該シリンダブロックを覆うようにして、前記軸芯部に回転可能に嵌合された外周環と、当該外周環と前記軸芯部との間の空間部に、当該軸芯部の軸方向にスライド可能に配置されたスライド環と、前記スライド環にスライド方向を90°変換させる変換機構を介して連結され、付勢手段の付勢力により前記外周環から僅かに突出して、前記外周環の外側に嵌め込まれる巻芯の内周面に対して係止される複数の係止片と、空気圧により前記軸芯部の半径方向にスライドして、前記外周環の内周面を押圧することで、当該軸芯部から当該外周環に回転力を伝達するために前記軸芯部内装された複数の第1ピストンと、前記付勢手段の付勢力に抗して、前記軸芯部の軸方向にスライドすることで、前記係止片を外周環の外周面に対して引っ込めるために、前記シリンダブロックに内装された複数の第2ピストンとを備えた複数の巻取ユニットが軸芯部の軸方向に沿って装着されたシート巻取軸であって、前記係止片は、前記変換機構であるリンク機構を構成する1つのリンクを介して前記スライド環に連結され、前記外周環は、軸芯部の軸方向に沿って二分割されて、各外周環分割体の対向部に形成された一対の分割挿入孔の合成により、当該係止片を挿入するための係止片挿入孔が形成された構成であることを特徴としている。
請求項5の発明によれば、二分割された外周環の分割部にそれぞれ設けられた一対の分割挿入孔の合成により、係止片を挿入するための係止片挿入孔を形成できるので、1つのリンクで構成されたリンク機構により外周環の外周面に対して出入りする係止片の外周環に対する組込み構造が簡単となる。
本発明によれば、巻取ユニットを構成する外周環を軸芯部の軸方向に沿って二分割することで、固定支持軸に小ローラが回転可能に支持された巻取製品スライド案内体を、前記外周環の分割部に高支持剛性を有して組み込むことができて、巻取軸に対する巻取製品の取り出しが容易になると共に、外周環の分割部に形成された一対の分割挿入孔の合成により、スライド環に一つのリンクを介して連結された係止片を挿入する係止片挿入孔を形成できて、外周環に対する係止片の組込み構造が簡単となる。
巻取軸Kにおいて、軸芯部1に装着される巻取ユニットUの分解斜視図である。 係止片EにリンクLが連結された状態の斜視図である。 係止片Eに連結されたリンクLの他端部がスライド環Sの内周の環状係止溝17に係止される状態を示す斜視図である。 巻取軸Kの横断面図(図6のY1 −Y1 線断面図)である。 巻取軸Kの異なる部分の横断面図(図6のY2 −Y2 線断面図)である。 係止片Eが引っ込んだ状態の図4のX−X線断面図である。 係止片Eが突出した状態の図4のX−X線断面図である。 外周環Aの係止片挿入孔7に係止片Eが挿入された状態の平面図である。 (a)は、第1外周環分割体A1 の正面図であり、(b)は、(a)のTの部分の拡大斜視図である。 図9(a)のZ−Z線拡大断面図である。 巻取軸Kに巻取製品が直接に支持された状態の模式的横断面図である。 同じく模式的縦断面図である。
以下、最良の複数の実施例を挙げて、本発明について更に詳細に説明する。
最初に、図1〜図8を参照して、巻取軸Kについて説明する。巻取軸Kは、軸芯部1に多数の巻取ユニットUが装着された構成であって、軸芯部1には、後述の第1ピストンP1 に押圧力を付与する圧縮空気の第1通路R1 と、後述の第2ピストンP2 に押圧力を付与する圧縮空気の第2通路R2 とが形成されている。第1通路R1 は、図4及び図6に示されるように、軸芯部1の中心に軸方向に形成された軸方向路R1aと、当該軸方向路R1aに連通されて、第1ピストンP1 が配置される部分において半径方向に形成された多数の半径方向路R1bとから成る。一方、第2通路R2 は、軸芯部1の中心からずれた位置に、当該中心に対して点対称位置に形成された一対の軸方向路R2aと、当該軸方向路R2aに連通されて、第2ピストンP2 が配置される部分に形成された多数の半径方向路R2bとから成る。第1通路R1 の半径方向路R1bは、第1ピストンP1 のシリンダとしての機能を果し、各半径方向路R1bには、それぞれ第1ピストンP1 が挿入配置されている。
巻取ユニットUは、第2ピストンP2 を挿入配置させるために、前記軸芯部1に嵌合固定されたシリンダブロックBと、前記軸芯部1に軸受5を介して回転可能に嵌め込まれた外周環Aと、当該外周環Aの内部の空間部に、軸芯部1の軸方向にスライド可能に配置されるスライド環Sと、当該スライド環Sの周方向に沿って配置され、前記外周環Aに対して出入りするようにして、当該スライド環SにリンクLを介して連結された複数の係止片Eとを備えている。
シリンダブロックBは、隣接する2つの巻取ユニットUに対して兼用され、図1及び図6に示されるように、厚リング状のブロック本体2の両側に、当該ブロック本体2よりも外径の小さな薄リング状のフランジ板部3がそれぞれ一体に設けられた構造である。ブロック本体2には、隣接する2つの巻取ユニットUに対して兼用させるために、周方向に所定間隔をおき、しかも軸方向に沿った突出方向が交互に逆となった多数の第2ピストンP2 が軸方向に沿って出入り可能に配置されている。ブロック本体2の両側の各フランジ板部3における第1通路R1 の半径方向路R1bに収容された第1ピストンP1 の配置位置に対応する部分には、当該第1ピストンP1 との干渉を回避するための切欠き4が形成されている。ブロック本体2の内周側には、第2通路R2 の半径方向路R2bに達した圧縮空気を、全ての第2ピストンP2 の円筒孔状のシリンダ部に作用させるための傾斜した環状孔10(図6及び図7参照)が第2ピストンP2 の各シリンダ部に連通している。
外周環Aは、軸受5を介して軸芯部1に回転可能に支持されるリング状の部材であって、自身の環状空間部にスライド環Sが収容配置できるように、複数本のボルト6を介して一体に連結される軸方向に沿って分割された第1及び第2の各外周環分割体A1,A2 とから成る。各外周環分割体A1,A2 の外周壁部8,9の内側(対向側)には、当該各外周環分割体A1,A2 を一体に組み付けることで、係止片Eが挿入される円形の係止片挿入孔7となる分割挿入孔7a,7bが、周方向に沿って等間隔をおいて複数個(実施例では3個)形成されている。
スライド環Sは、図1、及び図6に示されるように、外周環Aの内部の環状空間部に軸芯部1の軸方向にスライド可能に配置されるリング状の部材であって、第1外周環分割体A1 の内フランジ部11の内側に嵌合される第1嵌合部12と、当該第1嵌合部12よりも僅かに外径が大きくて、第1外周環分割体A1 の内周壁部13の外側に嵌合される第2嵌合部14とが、軸方向に一体化された構造である。第2嵌合部14における周方向に沿って等分割された各位置には、それぞれ係止片Eが配置され、当該第2嵌合部14の外周側における係止片Eが配置される部分は、接線方向に沿って欠落されることで平面状の係止片配置部15(図1及び図5参照)となっていて、各係止片配置部15の周方向に沿った中央部には、当該スライド環Sと係止片Eとを連結するリンクLが挿入されるリンク挿入溝16が欠落して形成されている。スライド環Sの第2嵌合部14の内周面には、当該スライド環Sと係止片EとをリンクLを介して連結可能にすべく、当該リンクLのスライド環Sの側に設けられる後述の第2連結ピン37を係止させる環状係止溝17(図3及び図5参照)が形成されている。スライド環Sの第2嵌合部14には、周方向に沿って所定間隔をおいて圧縮コイルバネ21を挿入する複数のバネ挿入溝22が軸方向に形成されていると共に、第2外周環分割体A2 の環状側壁部23における前記各バネ挿入溝22に対応する部分には、バネ挿入溝24(図6及び図7参照)が形成され、スライド環S及び第2外周環分割体A2 の各バネ挿入溝22,24の間に圧縮コイルバネ25が挿入配置される。圧縮コイルバネ25は、その付勢力(復元力)によりスライド環Sを第1外周環分割体A1 の側にスライドさせることで、外周環Aの係止片挿入孔7から係止片Eを突出させて、巻芯Dに係止される係止片Eに係止力を付与するためのバネである。
次に、本発明の特徴部である係止片Eについて説明する。係止片Eは、図2、図3、図5及び図6に示されるように、厚板状の一つのリンクLを介してスライド環Sに連結された状態で、外周環Aの各係止片挿入孔7に対して出入り可能に配置されている。係止片Eは、円形をなしていて、金属製の座板部31の上面にゴム製の係止板部32が複数のビス33を介して一体化された構成であって、座板部31の側面の対向部には、回動防止板部34が、当該座板部31に係止板部32を重ねた高さの全高に亘って設けられている。係止板部32の上面は、当該係止板部32が係止される巻芯Dの内周面のわん曲形状に対応させてある。厚板状のリンクLは、金属製であって、第1連結ピン36は、座板部31の中央部に形成された方形孔35の部分に、その長手方向に配置されて、両端部が当該座板部31に支持され、前記リンクLは、その一方の端部が前記方形孔35に入り込んだ状態で、当該第1連結ピン36に対して回動可能であって、しかも当該第1連結ピン36の長手方向に微動可能に連結されている。このため、リンクLと係止片Eの座板部31とは、第1連結ピン36を介して連結されている。リンクLの他端部(第1連結ピン36と反対側の端部)には、第2連結ピン37が一体に設けられている。
係止片Eは、外周環Aの係止片挿入孔7に対して出入り可能に挿入配置される。当該係止片Eに設けられた一対の回動防止板部34は、前記係止片挿入孔7の対向部に設けられた各回動防止板部挿入孔38(図8参照)に挿入されることで、係止片挿入孔7に挿入された係止片Eは、スライド環Sの軸方向の直線移動がリンクLを介して半径方向の直線移動に変換される際に、係止片挿入孔7に対して回動が防止されることで、リンクLが捩じられるのが防止される。これにより、係止片挿入孔7に対する係止片Eの出入りがスムーズとなる。
図1及び図6から理解できるように、シリンダブロックBは、隣接配置される2つの巻取ユニットUに対して兼用されているため、当該シリンダブロックBを兼用する2つの巻取ユニットUを構成する各部材は、当該シリンダブロックBに対して対称に配置される。軸芯部1の軸方向の一端部に設けられる複数本のセットボルト(図示せず)の大きな軸方向の力が、軸受5、カラー26及びシリンダブロックBを介して全てのシリンダブロックBの側端面に作用することで、全てのシリンダブロックBは、軸芯部1に対して一体に固定される。なお、図4〜図7において、27は、第1ピストンP1 が半径方向路R1bから抜け出るのを防止するために、第1通路R1 の軸方向路R1aに挿入された樹脂パイプである。
また、図1、図4、図6、図9及び図10に示されるように、巻取製品スライド案内体Gは、固定支持軸41に小軸受で構成された2つの小ローラ42が回転可能に嵌合された構成であって、巻芯Dにシートが巻き取られた巻取製品(図示せず)を巻取軸Kに対してスライドさせて取り外すのを容易にするためのものである。外周環Aを構成する第1外周環分割体A1 の内フランジ部11の外周面には、環状溝43が形成され、当該環状溝43における周方向に沿って隣接する各分割挿入孔7aの間には、後述の巻取製品スライド案内体Gを収容するための案内体収容凹部44が形成されている。案内体収容凹部44は、前記した2つの小ローラ42を収容するために、内フランジ部11から外周壁部8の間に亘って形成されたローラ収容凹部44aと、前記環状溝43におけるローラ収容凹部44aの両側に形成された軸収容凹部44bとから成る。軸収容凹部44bは、固定支持軸41の断面の大きさに対応して、前記環状溝43に対して幅及び深さの双方が大きくなっている。また、第2外周環分割体A2 の外周壁部9の内側(対向側)における第1外周環分割体A1 の案内体収容凹部44に対応する部分には、上記のようにして、第1外周環分割体A1 の案内体収容凹部44に収容された巻取製品スライド案内体Gの小ローラ42との干渉を回避するための干渉回避凹部45が設けられている。
このため、巻取製品スライド案内体Gの小ローラ42及び固定支持軸41を、それぞれ第1外周環分割体A1 のローラ収容凹部44a及び軸収容凹部44bに収容した状態で、第1外周環分割体A1 の内フランジ部11の外側に、第2外周環分割体A2 の外周壁部9を嵌合させて、第1及び第2の各外周環分割体A1 ,A2 を一体に組み付けると、図1、図6及び図7に示されるように、第2外周環分割体A2 の外周壁部9の内側(対向側)の部分における干渉回避凹部45の両側の部分が、第1外周環分割体A1 の軸収容凹部44bに収容された巻取製品スライド案内体Gの固定支持軸41を押え込むことで、当該固定支持軸41が半径方向に微動することなく、巻取製品スライド案内体Gは、固定支持軸41の両端部が内フランジ部11に支持された状態で、外周環Aに対して周方向及び半径方向の双方に対して微動することなく、しっかりと保持される。
また、巻取製品スライド案内体Gの小ローラ42は、第1外周環分割体A1 の内フランジ部11の軸収容凹部44bに両端部が収容された固定支持軸41によって、両端支持される構造であるので、高い強度を有して前記内フランジ部11に支持される。
また、係止片Eに関しても、第1及び第2の各外周環分割体A1 ,A2 を上記のようにして一体に組み付けることで、各外周環分割体A1 ,A2 の内側(対向側)に形成された各分割挿入孔7a,7bの合成により形成される係止片挿入孔7に当該係止片Eが挿入されるので、外周環Aに対する係止片Eの組み込みが容易となる。
次に、上記構成の巻取軸Kの寸法的な部分について簡単に述べる。例えば、巻取軸Kの外径、即ち、外周環Aの外径が(75.5mm)の場合において、通常使用される巻芯Dの内径は(76.2mm)である。この場合において、外周環Aの外周面に対する係止片Eの突出長(J1 )〔図7参照〕は、(0.35mm)であり、巻取製品スライド案内体Gを構成する小ローラ42の外周環Aの外周面からの突出長(J2 )〔図10参照〕は、(0.1〜0.2mm)であって、外周環Aの外周面に対する小ローラ42の突出長は、僅少である。なお、小ローラ42の外径は、(4〜5mm)程度である。
巻取軸Kは、軸芯部1の外側に多数の巻取ユニットUを嵌め込んだものであって、当該巻取軸Kに対して巻芯Dを一体に装着(セット)するには、図6に示されるように、第2通路R2 に供給された圧縮空気の空気圧により、係止力発生用の付勢手段である圧縮コイルバネ25の付勢力(復元力)に抗して、第2ピストンP2 により当該圧縮コイルバネ25の付勢力と反対の方向にスライド環Sをスライドさせて、当該スライド環Sに一つのリンクLを介して連結された係止片Eを外周環Aの内部に引き込めることで、当該外周環Aと巻芯Dとの間に僅かの隙間が生ずる遊嵌状態で配置させておく。
上記の状態で、第2通路R2 に供給する圧縮空気を遮断すると、図7に示されるように、係止力発生用の圧縮コイルバネ25の付勢力により、スライド環Sが当該付勢力の方向にスライドされることで、前記リンクLの傾斜角度が大きくなって、当該スライド環Sに一つのリンクLを介して連結されている係止片Eが外周環Aの外周面から突出されて、前記圧縮コイルバネ25の軸芯部1の軸方向への押圧力が、前記リンクLの長手方向の押圧力に変換されて、当該係止片Eは巻芯Dの内周面に係止され、前記圧縮コイルバネ25の付勢力により、当該係止状態が維持されて、巻取軸Kに対して巻芯Dが同心となってセットされる。
シートの巻取時には、上記したように、外周環Aから突出した係止片Eが巻芯Dの内周面に係止された状態で、第1通路R1 に供給された圧縮空気により、各巻取ユニットUに対して複数個設けられた第1ピストンP1 が、外周環Aの内周壁部13を軸芯部1の半径方向外方に押圧させることで、軸芯部1と外周環Aとが一体化されて、当該軸芯部1の回転力が外周環Aに伝達されて、巻芯Dに対してシートが巻き取られる。
また、シートが巻き取られた巻芯Dを巻取軸Kから取り外すには、第2通路R2 に圧縮空気を供給して、第2ピストンP2 によりスライド環Sを、係止力発生用の圧縮コイルバネ25の付勢力に抗して付勢方向と逆方向に押圧させることで、スライド環Sは、前記付勢方向と逆方向にスライドされて、当該スライド環SにリンクLを介して連結されている係止片Eは、当該リンクLの傾斜角度が小さくなって、図6に示されるように、前記リンクLを介して外周環Aの内部に引き込められる。この構成により、リンクLを引き込めるための専用の付勢手段が不要となると共に、磨耗部が存在しないので、多数回の使用によっても、巻芯Dに対する係止片Eの係止力が一定を維持していて、低下されることはない。また、係止片Eの外側の端部に、当該係止片Eを引き込むための付勢手段、或いは当該付勢手段を配置する溝部を設ける必要がないため、巻取軸Kに対する巻芯Dの着脱もスムーズとなる。
各巻取ユニットUの係止片Eが外周環Aの外周面に対して内側に引き込まれることで、巻芯Dにシートが巻き取られた巻取製品は、巻取軸Kに直接に支持される。これにより、図11及び図12に示されるように、シートが巻き取られた巻芯Dの内周面は、巻取軸Kの最上部又はこれに近い部分に存在する巻取製品スライド案内体Gの複数の小ローラ42に直接に支持される。これにより、巻取製品に対して巻取軸Kの軸方向の力を作用させると、比較的小さな力で巻取製品をスライドさせられるため、巻取軸Kから巻取製品を容易に取り出すことが可能となる。なお、図11及び図12において、51は、巻取軸K、即ち、外周環Aの外周面を示す。
また、請求項1の発明において、巻取製品スライド案内体に関して、固定支持軸に支持される小ローラの個数は、特に限定されないが、単に一つであっても可能である。小ローラの数が「1」の場合には、巻取製品に対する支持部の面積は小さくなるが、両端支持構造において、支持スパンが短くなって、第1外周環分割体の小フランジ部に対する支持強度が一層に高まる利点がある。また、実施例では、巻取製品スライド案内体の周方向に沿った個数は「3」であるが、この数も限定されない。
また、請求項1の発明において、巻取製品スライド案内体が組み込み可能な巻取軸は、上記した係止片がリンク機構により外周環の外周面に対して出入りする構成に限られず、係止片が楔機構により外周環の外周面に対して出入りする構造等の、請求項1の発明において特定されるシリンダブロック、外周環、スライド環、係止片、第1及び第2の各ピストンを備えている構造であれば、いかなる構造の巻取軸であっても、巻取製品スライド案内体の組込み対象となり得る。
請求項5の発明において、係止片の形状は、円形に限られず、方形等の他の非円形の形状であってもよく、この場合には、第1及び第2の各外周環分割体に形成される分割挿入孔は、当該非円形の形状を2分割したものとなる。
A:外周環
1 :第1外周環分割体
2 :第2外周環分割体
B:シリンダブロック
D:巻芯
E:係止片
G:巻取製品スライド案内体
K:巻取軸
L:リンク(変換機構)
1 :第1ピストン
2 :第2ピストン
1:軸芯部
8:第1外周環分割体の外周壁部
9:第2外周環分割体の外周壁部
11:第1外周環分割体の内フランジ部
25:圧縮コイルバネ(係止片の付勢手段)
41:固定支持軸
42:小ローラ
44:第1外周環分割体の案内体収容凹部
44a:ローラ収容凹部
44b:軸収容凹部
45:第2外周環分割体の干渉回避凹部

Claims (5)

  1. 軸芯部に嵌合固定されたシリンダブロックと、
    当該シリンダブロックを覆うようにして、前記軸芯部に回転可能に嵌合された外周環と、
    当該外周環と前記軸芯部との間の空間部に、当該軸芯部の軸方向にスライド可能に配置されたスライド環と、
    前記スライド環にスライド方向を90°変換させる変換機構を介して連結され、付勢手段の付勢力により前記外周環から僅かに突出して、前記外周環の外側に嵌め込まれる巻芯の内周面に対して係止される複数の係止片と、
    空気圧により前記軸芯部の半径方向にスライドして、前記外周環の内周面を押圧することで、当該軸芯部から当該外周環に回転力を伝達するために前記軸芯部に内装された複数の第1ピストンと、
    前記付勢手段の付勢力に抗して、前記軸芯部の軸方向にスライドすることで、前記係止片を外周環の外周面に対して引っ込めるために、前記シリンダブロックに内装された複数の第2ピストンと、
    を備えた複数の巻取ユニットが軸芯部の軸方向に沿って装着されたシート巻取軸であって、
    固定支持軸に小ローラが回転可能に嵌合された複数の巻取製品スライド案内体を備え、
    前記外周環は、前記軸芯部の軸方向に沿って二分割されて、第1外周環分割体の外周壁部の内側に、第2外周環分割体の外周壁部の内側に嵌合される内フランジ部が形成され、
    第1外周環分割体の内フランジ部を含む部分、及び第2外周環分割体の当該内フランジ部に外嵌される部分に、前記小ローラが外周環の外周面から僅かに突出するようにして、周方向に沿って所定間隔をおいて複数の前記巻取製品スライド案内体が両端支持状態で一体に組み込まれていることを特徴とするシート巻取軸。
  2. 前記第1外周環分割体の前記内フランジ部から周壁部に至る部分には、周方向に沿って一定間隔をおいて前記巻取製品スライド案内体を収容するための案内体収容凹部が形成されていると共に、前記第2外周環分割体における前記案内体収容凹部に対応する部分には、前記小ローラとの干渉を回避するための干渉回避凹部が形成され、
    前記巻取製品スライド案内体の固定支持軸が前記内フランジ部の接線方向に沿うようにして、前記第1外周環分割体の各案内体収容凹部に各巻取製品スライド案内体が両端支持状態で収容された状態であり、第1及び第2の各外周環分割体が一体に組み付けられた状態であることを特徴とする請求項1に記載のシート巻取軸。
  3. 前記第1外周環分割体の内フランジ部には、巻取製品スライド案内体の固定支持軸を嵌合支持させるための嵌合支持溝が、当該内フランジ部の接線方向に形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のシート巻取軸。
  4. 前記巻取製品スライド案内体の固定支持軸には、複数の小ローラが回転可能に支持されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のシート巻取軸。
  5. 軸芯部に嵌合固定されたシリンダブロックと、
    当該シリンダブロックを覆うようにして、前記軸芯部に回転可能に嵌合された外周環と、
    当該外周環と前記軸芯部との間の空間部に、当該軸芯部の軸方向にスライド可能に配置されたスライド環と、
    前記スライド環にスライド方向を90°変換させる変換機構を介して連結され、付勢手段の付勢力により前記外周環から僅かに突出して、前記外周環の外側に嵌め込まれる巻芯の内周面に対して係止される複数の係止片と、
    空気圧により前記軸芯部の半径方向にスライドして、前記外周環の内周面を押圧することで、当該軸芯部から当該外周環に回転力を伝達するために前記軸芯部に内装された複数の第1ピストンと、
    前記付勢手段の付勢力に抗して、前記軸芯部の軸方向にスライドすることで、前記係止片を外周環の外周面に対して引っ込めるために、前記シリンダブロックに内装された複数の第2ピストンと、
    を備えた複数の巻取ユニットが軸芯部の軸方向に沿って装着されたシート巻取軸であって、
    前記係止片は、前記変換機構であるリンク機構を構成する1つのリンクを介して前記スライド環に連結され、
    前記外周環は、軸芯部の軸方向に沿って二分割されて、各外周環分割体の対向部に形成された一対の分割挿入孔の合成により、当該係止片を挿入するための係止片挿入孔が形成された構成であることを特徴とするシート巻取軸。
JP2014057365A 2014-01-22 2014-03-20 シート巻取軸 Active JP6076932B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014057365A JP6076932B2 (ja) 2014-03-20 2014-03-20 シート巻取軸
KR1020150009997A KR102291992B1 (ko) 2014-01-22 2015-01-21 시트 권취축(卷取軸), 저장력(低張力) 시트 권취 방법, 및 상기 방법의 실시에 사용되는 피스톤의 기밀 구조
CN201510032863.1A CN104787624B (zh) 2014-01-22 2015-01-22 片材卷绕轴、以低张力卷绕片材的方法以及实施该方法所使用的活塞密封构造
TW104102143A TWI642613B (zh) 2014-01-22 2015-01-22 片材捲取軸、低張力片材捲取方法及用於實施低張力片材捲取方法之活塞之氣密構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014057365A JP6076932B2 (ja) 2014-03-20 2014-03-20 シート巻取軸

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015178414A JP2015178414A (ja) 2015-10-08
JP6076932B2 true JP6076932B2 (ja) 2017-02-08

Family

ID=54262765

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014057365A Active JP6076932B2 (ja) 2014-01-22 2014-03-20 シート巻取軸

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6076932B2 (ja)

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59169622A (ja) * 1983-03-18 1984-09-25 Mitsubishi Heavy Ind Ltd コイル支持装置
JP2582142Y2 (ja) * 1993-03-24 1998-09-30 株式会社ゴードーキコー 巻取軸
WO2002055418A1 (fr) * 2001-01-04 2002-07-18 Nishimura Seisakusho Co., Ltd. Dispositif enrouleur
JP2005015170A (ja) * 2003-06-26 2005-01-20 Hagihara Industries Inc シート巻取軸装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015178414A (ja) 2015-10-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR20160082053A (ko) 모터
EP2523885B1 (en) Friction ring for friction shafts, particularly for winding spools
JP6076932B2 (ja) シート巻取軸
US20160265604A1 (en) Selectable one-way clutch
JP2008519219A (ja) トリポード型ロール
CN115263948A (zh) 旋转驱动鼓式制动器
EP1860337A4 (en) NEEDLE BEARING
JP2015137160A (ja) シート巻取軸
KR101694472B1 (ko) 에어 샤프트
JP2016013914A (ja) 巻芯支持装置
JP2010144846A (ja) クラッチ機構付増速装置
JP2015003822A (ja) 巻取軸
JP2011202799A (ja) スラスト円筒ころ軸受
CN205526837U (zh) 一种组合式固定轴
JP2014129743A (ja) 送風機
TW201532930A (zh) 片材捲取軸、低張力片材捲取方法及用於實施低張力片材捲取方法之活塞之氣密構造
JP3588434B2 (ja) フイルム等のコアに対する巻取り装置
JP2021150973A (ja) 駆動装置
EP2985253B1 (en) Friction ring for friction shafts, particularly for rewinding spools
JP5950224B1 (ja) 帯状シート巻軸
JP2013130228A (ja) デファレンシャル装置
JP6214986B2 (ja) トルクリミッタ
JP7234561B2 (ja) 電動アクチュエータおよび電動ブレーキ装置
JP2011201542A5 (ja)
JP3124484U (ja) 巻芯支持装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20150907

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150924

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160114

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160119

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160317

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160830

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161017

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20161227

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170111

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6076932

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250