JP2011202799A - スラスト円筒ころ軸受 - Google Patents

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Abstract

【課題】保持器を軌道輪によって径方向に案内するスラスト円筒ころ軸受において、保持器の径方向案内部の損傷を軽減する。
【解決手段】軸方向に対向する一対の軌道輪2、3と、その一対の軌道輪2、3の間に介在する複数のころ4と、軌道輪2、3の間に配置され、ころ4を円周方向に間隔をおいて保持する円環状の保持器5とを有し、その保持器5に軌道輪2、3と径方向に対向する凸部10を設け、その凸部10と軌道輪2、3との間で案内すきまを設定して、凸部10を保持器5の径方向案内部としたスラスト円筒ころ軸受1において、保持器5を樹脂製材料で形成する。このようにすると、保持器5が樹脂製となり軽量化されるので、軸受回転時に保持器5に作用する遠心力による径方向の力が軽減され、保持器5の径方向案内部である凸部10の損傷が軽減される。
【選択図】図1

Description

この発明は、保持器が軌道輪により径方向に案内されるスラスト円筒ころ軸受に関する。
スラスト円筒ころ軸受51は、図8に示すように、軸方向に対向する一対の軌道輪52、53と、その一対の軌道輪52、53の間に介在する複数のころ54と、一対の軌道輪52、53の間に配置され、ころ54を円周方向に一定の間隔をおいて保持する保持器55とを有する。
上記スラスト円筒ころ軸受51は、相手側の部品である回転軸またはハウジングによって保持器55が径方向に案内されるので、回転軸の外径面またはハウジングの内径面が保持器案内面となる。この相手側の部品により径方向に案内される保持器として、回転軸により径方向に案内される樹脂製保持器がある(特許文献1 図2)。ここで、スラスト円筒ころ軸受51の円滑な回転のためには、保持器55の内径面55aと回転軸の外径面との間に設定する案内すきま、または、保持器55の外径面55bとハウジングの内径面との間に設定する案内すきまの大きさにばらつきが生じないようにする必要がある。
しかし、上記スラスト円筒ころ軸受51は、案内すきまの大きさが、保持器55の内径面55aまたは外径面55bの仕上げ寸法だけでなく、相手側の部品である回転軸の外径面の仕上げ寸法またはハウジングの内径面の仕上げ寸法にも左右されるので、案内すきまの管理が軸受側と相手側とで個別となり、案内すきまの大きさにばらつきが生じやすいという問題があった。
そこで、案内すきまの大きさが相手側の部品の仕上げ寸法に左右されないスラスト円筒ころ軸受として、保持器を軌道輪により径方向に案内させたものが知られている。このスラスト円筒ころ軸受61では、保持器62が鉄や黄銅などの金属製のものが用いられ、例えば、図9に示すように、保持器62の内径側端部に軸方向の一方に突出する凸部63を設け、その凸部63と一方の軌道輪64の内径面64aとの間で案内すきまを設定して、凸部63を保持器62の径方向案内部としたものである。
ところで、上記スラスト円筒ころ軸受61は、保持器62が金属製で重量があるので、特に高速回転時の遠心力による径方向の大きな力が保持器62の径方向案内部である凸部63に繰り返し作用するので、保持器62の凸部63が損傷を受けやすく、回転寿命が低下してしまうという問題があった。
また、一般にスラスト円筒ころ軸受は、回転しない固定側軌道輪の中心と、回転する回転側軌道輪の中心とが高精度に管理され同一となるが、例えば、大型の設備に使用される軸受では、同一の調整ができない場合があり、図9に示すように、固定側軌道輪64の中心Pと回転側軌道輪65の中心Sとがずれてしまう場合がある。
このとき、図9に示すように、保持器62の凸部63と固定側軌道輪64の内径面64aとで保持器62を径方向に案内すると、固定側軌道輪64に案内される保持器62の中心と回転側軌道輪65の中心Sにもずれが生じるので、保持器62に保持されたころ66と回転側軌道輪65との間で前記中心のずれの分、軸受回転時に径方向の滑りが生じていた。そのため、ころ66と回転側軌道輪65との間の滑りによって発熱したり保持器62に大きな力が作用したりして、軸受の回転寿命が低下してしまうという問題があった。
この保持器のうち金属製のものは、金属板にプレス加工を施したり(プレス保持器)、金属材料に削り加工を施したり(もみぬき保持器)することによって製造され、小型のものはプレス保持器とする一方で、大型のものはもみぬき保持器とする等、適宜使い分けがなされることがある。
その一方で、樹脂製の保持器は、成形用の金型が用いて製造される。この金型に、原料となる樹脂を流し込んだ後に高圧を付与し、この樹脂を所定の円環状に一体成形する。この場合、大型の軸受に用いる保持器においては、この一体成形により成形しようとすると、そのための金型が非常に大型となるとともに、この金型に付与する圧力も非常に大きくなる。このため、技術的な困難性が高まり、その製造コストが高騰するという問題がある。
特開2006−153028号公報
そこで、この発明は、保持器を軌道輪によって径方向に案内するスラスト円筒ころ軸受において、保持器の径方向案内部の損傷を軽減することを第1の課題とし、固定側軌道輪の中心と回転側軌道輪の中心とのずれによる、ころと回転側軌道輪との間の径方向の滑りを防止することを第2の課題とする。
上記第1の課題を解決するために、この発明は、軸方向に対向する一対の軌道輪と、その一対の軌道輪の間に介在する複数のころと、前記軌道輪の間に配置され、前記ころを円周方向に間隔をおいて保持する円環状の保持器とを有し、その保持器に前記軌道輪と径方向に対向する凸部を設け、その凸部と前記軌道輪との間で案内すきまを設定して、前記凸部を前記保持器の径方向案内部としたスラスト円筒ころ軸受において、前記保持器を樹脂製のものとしたのである。
このようにすると、保持器が樹脂製となり軽量化されるので、軸受回転時に保持器に作用する遠心力による径方向の力が軽減され、保持器の径方向案内部である凸部の損傷が軽減される。また、樹脂製保持器は、金属製保持器と比較して一般的に摺動性に優れるため、例えば、dn値(最大回転速度)が25万を超える高速回転用のスラストころ軸受にも適用が可能である。
また、前記保持器においては、これを複数のパーツに分割し、各パーツに形成した連結機構で前記各パーツを互いに連結させて、一本の円環形状とするのが好ましい。
このようにすると、保持器を一体成形する場合と比較して、各パーツの大きさをその分割数に対応して小さくすることができる。このため、各パーツの形成に使用する金型も小型化でき、この成形に伴う技術的困難性及び製造コストを低減することができる。
また、分割した前記パーツは、互いに同一形状であることが好ましい。
同一形状であると、このパーツの成形において複数の型枠を用意する必要がなく、製造コストを低減し得るとともに、このパーツの連結作業の際に、パーツの形状ごとに分別しておく必要がなく、作業効率が高まるというメリットがある。
前記案内すきまは、前記一対の軌道輪のうちの回転しない固定側軌道輪との間で設定してもよく、前記一対の軌道輪のうちの回転する回転側軌道輪との間で設定してもよい。
また、上記第2の課題を解決するために、この発明は、軸方向に対向する一対の軌道輪と、その一対の軌道輪の間に介在する複数のころと、前記軌道輪の間に配置され、前記ころを円周方向に間隔をおいて保持する円環状の保持器とを有し、前記一対の軌道輪のうちの一方を回転する回転側軌道輪とし、他方を回転しない固定側軌道輪としたスラスト円筒ころ軸受において、前記保持器を前記回転側軌道輪により径方向に案内するようにしたのである。
このようにすると、保持器が回転側軌道輪により径方向に案内されるので、固定側軌道輪の中心と回転側軌道輪の中心とがずれていても、保持器に保持されたころと回転側軌道輪との間で径方向の滑りが生じない。この場合、保持器の中心と固定側軌道輪の中心とがずれることになるが、回転しない固定側軌道輪上でころが円周方向に回転するだけなので、ころと固定側軌道輪の間で径方向の滑りは生じない。
前記パーツは、前記保持器をその軸方向に2分割するとともに、各分割片をその円周方向に少なくとも2分割した平板円弧形状をしており、各パーツを、前記軸方向に二層状に重なり合いを持たせつつ、各層間で円周方向に並ぶように前記各パーツを連結し、前記円環形状を構成することができる。
このようにすると、各パーツを連結する前の状態において、分割されて半分の状態の各ポケットにころを容易に設けることができ、その軸受の保持器付きころのアセンブリにおける組み立て効率を高めることができる。また、連結機構でしっかりと連結がなされるため、各ポケットに収納したころががたついたり、脱落したりする恐れが低い。
また、前記パーツは、前記保持器をその円周方向に少なくとも2分割した円弧形状をなし、この円弧形状の円弧方向中央部のパーツ本体部と、このパーツ本体部の両端に、このパーツ本体部から軸方向厚みを減じて前記パーツ本体部の両端をその円弧方向に延長した連結端部とからなり、前記パーツ本体部には、ころを収納するポケットが少なくとも一つ形成されており、前記円周方向に隣り合う前記各パーツの前記連結端部同士を前記保持器の軸方向に重ね合わせて前記各パーツを連結し、前記円環形状を構成することもできる。
このパーツ本体部はパーツの分割箇所でないため、このパーツ本体部に形成したポケットには分割部分がなく、その機械的な強度が高い。このため、軸受の使用中にこのポケットの変形が生じにくく、このポケットに収納したころの安定した回転が期待できる。この各パーツ本体部に形成されるポケット数は、パーツの大きさに対応して適宜決定することができる。また、パーツ本体部の両端に形成した連結端部によって、隣り合うパーツ同士を容易に連結することができる。
また、前記複数のパーツからなる保持器においては、前記連結機構が、係止部と係止孔とから構成され、前記係止部に形成した爪部を、前記係止孔の内面に形成した段差部に係合させることにより、連結したパーツ同士の抜け止めをなすようにした構成とするのが好ましい。
この爪部と段差部との係合は、保持器の円周方向又は径方向のいずれの方向になされるようにしてもよいが、径方向に係合させるのがよい。このようにすると、回転するころの遠心力により、この保持器を拡径する遠心力が作用し、この拡径により前記係合が高まって保持器のがたつきを防ぐ効果を発揮し得るからである。
また、前記係止部の係合孔への係合により連結をなす構成においては、前記パーツの円周方向に、前記係止部と、前記係止孔とを交互に形成するのが好ましい。
このように交互に形成することで、パーツ同士がその円周方向に亘って均一に連結され、回転するころによってその軸方向に力が作用した際に、各パーツのがたつきを抑制することができる。
この保持器を分割する構成においては、前記連結機構を、前記保持器の柱に形成するのが好ましい。
このようにすると、各パーツを連結した状態で、連結機構が外部に現れず、この連結機構がころの転動の妨げとなる問題は生じない。
前記保持器の内径側に前記回転側軌道輪の内径面と径方向に対向する凸部を設け、その凸部と前記回転側軌道輪の内径面との間で案内すきまを設定して、前記凸部を前記保持器の径方向案内部とすることができる。凸部は、保持器の内径側または外径側に設けることが考えられるが、保持器の内径側に設けると、軸受回転時の遠心力の作用によって潤滑剤を径方向外側からスムーズに排出することができ好ましい。
前記保持器の凸部に上方に開口する潤滑供給溝を設け、その潤滑供給溝から前記案内すきまに潤滑剤を供給するようにすると、潤滑剤が案内面に直接供給されるようになるので、潤滑剤の安定供給が可能となり、高速運転時の安定性が高まる。
前記保持器の凸部の径方向案内面に円周溝を設けると、潤滑供給溝から径方向案内面に供給される潤滑剤が円周溝に保持されるので、案内面の潤滑性が向上して好ましい。
前記保持器は、ポリエーテルエーテルケトンやポリフェニレンサルファイドなどの機械的強度に優れた樹脂で形成すると好ましい。この場合、カーボンファイバーやガラスファイバーなどの繊維強化材を添加するとさらに機械的強度が向上して好ましい。
前記ころの両端面のうち、軸受外径側の端面を球面形状とすることができる。このようにすると、軸受回転中、遠心力により径方向外側に進もうとするころの端面と、保持器のポケットの内面との接触部に潤滑剤が供給されやすくなるとともに、ころの端面とポケットの内面とが点接触することで摩擦が抑制される。
前記ころの径の長さと前記ころの両端面間の長さとを同一にすると、ころの軌道輪の内径側に位置する部分と、軌道輪の外径側に位置する部分との速度差による滑りを低減でき、軌道輪ところの転動面の損傷を抑制することができる。なお、ころの径に対し、ころの両端面間の長さを短くすると、軸受の負荷容量が小さくなるとともに、ころの製造が困難となり好ましくない。
前記保持器は、前記ころの転動面により軸方向に案内してもよく、前記固定側軌道輪により軸方向に案内するようにしてもよい。
この発明のスラスト円筒ころ軸受は、保持器を樹脂製とすることで軽量化しているので、保持器に作用する回転時の遠心力による径方向の力が軽減され、保持器の径方向案内部である凸部の損傷が軽減される。そのため、軸受の回転寿命を長く保持することができる。
また、この発明のスラスト円筒ころ軸受は、回転側軌道輪により径方向に案内される保持器によってころが保持されるので、固定側軌道輪の中心と回転側軌道輪の中心とがずれていても、ころと回転側軌道輪との間で径方向の滑りが生じない。そのため、ころと回転側軌道輪との間の滑りによって発熱したり保持器に大きな力が作用したりすることがなく、軸受の回転寿命を長く保持することができる。
この発明の実施形態のスラスト円筒ころ軸受の要部を示す部分縦断面図 図1のスラスト円筒ころ軸受の変形例を示す部分縦断面図 スラスト円筒ころ軸受に分割保持器を適用した状態を示す部分縦断面図であって、(a)は回転側軌道輪に対向して凸部を形成したもの、(b)固定側軌道輪に対向して凸部を形成したもの、(c)凸部を形成しないもの 分割保持器の連結部分を示す要部斜視図 軸方向に2分割して形成した平板円弧形状をなすパーツからなる分割保持器であって、(a)は周方向に沿う展開図、(b)は(a)に示す保持器の分解展開図、(c)は(b)の変形例を示す分解展開図 周方向に複数に分割したパーツからなる分割保持器であって、(a)は周方向に沿う展開図、(b)は(a)に示す保持器の分解展開図 図5に示す分割保持器の変形例であって、(a)は周方向に沿う展開図、(b)は(a)に示す保持器の分解展開図 従来のスラスト円筒ころ軸受の要部を示す部分縦断面図 従来のスラスト円筒ころ軸受の要部を示す部分縦断面図
この発明の実施形態のスラスト円筒ころ軸受を図面に基づいて説明する。スラスト円筒ころ軸受1は、図1に示すように、縦軸に使用する軸受であり、軸方向に対向する一対の軌道輪2、3と、一対の軌道輪2、3の間に介在する複数のころ4と、一対の軌道輪2、3の間に配置され、ころ4を円周方向に間隔をおいて保持する円環状の保持器5とを有する。
一対の軌道輪2、3は、一方が軸方向上方に配置され、図示省略の回転軸と一体に回転する回転側軌道輪2であり、他方が軸方向下方に配置され、図示省略のハウジングなどに固定された回転しない固定側軌道輪3となっている。また、一対の軌道輪2、3は、固定側軌道輪3の径方向幅が回転側軌道輪2の径方向幅よりも長くなっている。
保持器5は、ポリエーテルエーテルケトンやポリフェニレンサルファイドなどの機械的強度に優れた樹脂で形成された樹脂製のものであり、さらに、カーボンファイバーまたはガラスファイバーなどの繊維強化材を15〜35wt%添加してもよい。
また、保持器5は、径方向外側に突出する柱6が円周方向に一定の間隔をおいて形成された円環状本体7と、円環状本体7の径方向外側にピン8によって固定される円環状の側板9とからなる分割型であり、円環状本体7と側板9と円周方向に隣接する柱6によって囲まれる空間がころ4を収容するポケットとなる。
保持器5のポケットは、その柱6の円周方向の側面がころ4の転動面より僅かに大きい曲率半径を有する円弧状に形成され、これにより、ころ4がポケットから脱落しないと同時に、ころ4の転動面により保持器5が軸方向に案内されるようになっている。
保持器5の円環状本体7は、その内径側端部7aに軸方向上方に突出する断面段差状の凸部10が形成されている。凸部10は、軸受中心軸に中心を置いた円環状に形成されており、回転側軌道輪2の内径面2aと全周にわたって径方向に対向している。これにより、凸部10と回転側軌道輪2の内径面2aとの間に案内すきまが設定され、凸部10が保持器5の径方向案内部とされる。なお、この凸部10は、保持器5の側板9の外径側端部9aに形成して、回転側軌道輪2の外径面2bとの間で案内すきまを設定してもよく、また、保持器5の円環状本体7の内径側端部7aと、側板9の外径側端部9aの両方に形成してもよい。
円環状本体7の凸部10には、その上端に軸方向上方に開口する断面L字状の潤滑供給溝11が円周方向に連続するように設けられている。これにより、軸受回転時に潤滑供給溝11の潤滑剤が凸部10の径方向案内面10aに流れ込んで案内すきまに供給される。また、凸部10の径方向案内面10aには、2条の円周溝12、12が形成されており、案内すきまに供給された潤滑剤が円周溝12に保持されるようになっている。
保持器5のポケットに収容するころ4は、その両端面13、14のうち軸受外径側の端面14が球面状に形成されている。これにより、軸受回転時に、遠心力により径方向外側に進もうとするころ4の端面14と、ポケットの径方向外側の内面を構成する側板9との接触部に、潤滑剤が供給されやすくなるとともに、ころ4の端面14と側板9とが点接触することで摩擦が抑制される。
また、ころ4は、その径の長さと両端面13、14間の長さとが同一となっている。これにより、ころ4の軌道輪2、3の内径側に位置する部分と、軌道輪2、3の外径側に位置する部分との速度差による滑りが低減され、軌道輪2、3ところ4の転動面の損傷が抑制される。
スラスト円筒ころ軸受1は、保持器5が樹脂製なので、保持器5が金属製のものと比べて、保持器5が軽量化されており、軸受回転時に保持器5に作用する遠心力による径方向の力が軽減される。このため、スラスト円筒ころ軸受1は、保持器5の径方向案内部である凸部10に損傷が生じにくく、回転寿命を長く保持することができる。
また、スラスト円筒ころ軸受1は、保持器5が回転側軌道輪2により径方向に案内されるので、図1に示すように、回転側軌道輪2の中心Sと固定側軌道輪3の中心Pとがずれていても、ころ4と回転側軌道輪2との間で径方向の滑りが生じない。そのため、スラスト円筒ころ軸受1は、ころ4と回転側軌道輪2との間の滑りによって発熱したり保持器5に大きな力が作用したりすることがなく、回転寿命を長く保持することができる。
上記実施形態では、ポリエーテルエーテルケトンやポリフェニレンサルファイドなどの樹脂製材料で保持器5を形成したが、鉄や黄銅などの金属製材料で形成してもよい。
また、上記実施形態では、案内すきまは、保持器5の凸部10と回転側軌道輪2との間で設定したが、保持器5の凸部10と固定側軌道輪3との間で設定してもよい。この場合、保持器5の径方向案内部となる凸部10は、保持器5の円環状本体7の内径側と側板9の外径側のうちの少なくとも一方に設け、固定側軌道輪3の内径面3aと外径面3bのうちの少なくとも一方との間で案内すきまを設定することができる。
また、上記実施形態では、円環状本体7の径方向外側に側板9をピン8によって固定する分割型の保持器5を用いたが、図2に示すように、一体成形加工された一体型の保持器31を用いてもよい。
一体型の保持器31は、その内径側端部31aに軸方向の一方(図2の上方)の回転側軌道輪2に向かって突出する凸部10が形成され、凸部10と回転側軌道輪2の内径面2aとの間で案内すきまを設定している。凸部10には、上記実施形態と同様の潤滑供給溝11と円周溝12が形成されている。
また、一体型の保持器31は、その径方向両側から軸方向の他方(図2の下方)の固定側軌道輪3に向かって突出するフランジ部32、33が固定側軌道輪3の上面に接触するように形成されている。これにより、一体型の保持器31は固定側軌道輪3により軸方向に案内されるようになっている。また、フランジ部32、33の突出端面には周溝34が形成されており、フランジ部32、33と固定側軌道輪3との接触部にある潤滑剤が周溝34で保持されるようになっている。
図1に示した保持器5は、円環状の円環状本体7と、その外径側に設ける側板9とからなる分割タイプであるが、図3(a)〜(c)に示すように、円周方向に複数のパーツ41に分解した分割型の保持器5とすることもできる。図3(a)に示す保持器5は、回転側軌道輪2に対向して凸部10を形成したものである。この凸部10は、軸方向に2分割したパーツ41のうち、回転側軌道輪2側のパーツ41の内径側端部41aに形成されている。また、図3(b)に示す保持器5は、固定側軌道輪3に対向して凸部10を形成したものである。この凸部10は、軸方向に2分割したパーツ41のうち、固定側軌道輪3側のパーツ41の内径側端部41aに形成されている。この凸部10を形成した趣旨については上述したので、その説明は省略する。なお、この保持器5をパーツ41に分割する構成においては、図3(c)に示すように、凸部10を形成しない構成とすることもできる。
各パーツ41には、図4に示す形状の係止部42と係止孔43がそれぞれ形成されており、係止部42の先端側には爪部44が、係止孔43の内面には、この爪部44が係合する段差部45が形成されている。そして、係止部42を係止孔43に挿し込み、爪部44を段差部45に係合させることによって、パーツ41同士を連結して一本の円環状の保持器5とする。この爪部44と段差部45との係合は、保持器5の円周方向又は径方向のいずれの方向になされるようにしてもよいが、同図に示すように径方向に係合させるのがよい。このようにすると、回転するころ4の遠心力により、この保持器5を拡径する遠心力が作用し、この拡径により前記係合が高まってパーツ41同士の連結が一層確実になされる。
これらのパーツ41は、互いに同一形状をしており、同一金型で成形することができる。このため、パーツ41の製造コストの低減を図ることができる。また、パーツ同士の連結をする際に、パーツ41の形状を気にすることなく作業を行うことができるため、その作業効率が高い。
また、この係止部42及び係止孔43は、保持器5の柱6に形成されており、パーツ41を連結した状態で、この係止部42及び係止孔43が外部に現れない。このため、ころが転動する際に、この係止部42等がその転動の妨げとなることはない。
この各パーツ41に形成する係止部42及び係止孔43の位置や数は、適宜決めることができる。例えば、図5(a)〜(c)に示す保持器5は、円周方向に亘ってその軸方向に2分割されるとともに、その円周方向に複数に分割された平板円弧形状のパーツ41から構成されている。各パーツ41を、前記軸方向に2層状に、このパーツ41の円周方向長さの半分ずつ重なり合いを持たせつつ、各層ごとに円周方向に突き合わせるように並べる。そして、各パーツ41に形成した係止部42を、重ね合わせたパーツ41の係止孔43に挿し込んで連結し、全体として円環形状の保持器5を構成している。
この保持器5の各パーツ41に形成する係止部42及び係止孔43の位置や数は適宜決めることができる。例えば、各パーツ41に係止部42及び係止孔43をそれぞれ2個ずつ形成する構成においては、図5(b)に示すように、この係止部42及び係止孔43が隣り合うように配置したり、図5(c)に示すように、この係止部42及び係止孔43を交互に配置したりすることができる。
また、図6(a)及び(b)に示す保持器5は、その円周方向に複数に分割した円弧形状をなし、この円弧形状の円弧方向中央部のパーツ本体部46の両端をその円弧方向に延長して、連結端部47を形成したものである。このパーツ本体部46には、この実施形態においては2個のポケットが形成され、各ポケットは柱6で隔離されている。また、連結端部47はその軸方向の厚みがパーツ本体部46の厚みの半分であって、連結端部47同士を連結して円環形状の保持器5を構成した際に、前記軸方向の両面が全周に亘ってフラット面となるようにしている。このようにフラット面とすることで、保持器5がいずれかの軌道輪2、3に接触することなく、両軌道輪2、3の安定的な相対回転を確保することができる。
また、図7(a)及び(b)に示す保持器42は、図6に示した保持器5において、各パーツ41に形成した係止部42及び係止孔43の配置を変更したものである。このように、係止部42と係止孔43を交互に配置すると、パーツ41同士がその円周方向に亘って均一に連結され、その軸方向に力が作用した際のがたつきの発生を抑制することができる。
図3(a)〜(c)の保持器5の分割態様は、図5〜7の中から適宜選択することができる。また、パーツ41同士をしっかりと連結できるのであれば、勿論これ以外の分割態様とすることもできる。
1 スラスト円筒ころ軸受
2 回転側軌道輪
2a 内径面
3 固定側軌道輪
4 ころ
5 (分割型の)保持器
6 柱
7 円環状本体
8 ピン
9 側板
10 凸部
10a 径方向案内面
11 潤滑供給溝
12 円周溝
13、14 端面
31 (一体型の)保持器
31a 内径側端部
32、33 フランジ部
34 周溝
41 パーツ
42 係止部
43 係止孔
44 爪部
45 段差部
46 パーツ本体部
47 連結端部

Claims (22)

  1. 軸方向に対向する一対の軌道輪(2、3)と、その一対の軌道輪(2、3)の間に介在する複数のころ(4)と、前記軌道輪(2、3)の間に配置され、前記ころ(4)を円周方向に間隔をおいて保持する保持器(5)とを有し、その保持器(5)に前記軌道輪(2、3)と径方向に対向する凸部(10)を設け、その凸部(10)と前記軌道輪(2、3)との間で案内すきまを設定して、前記凸部(10)を前記保持器(5)の径方向案内部としたスラスト円筒ころ軸受(1)において、
    前記保持器(5)を樹脂製のものとしたことを特徴とするスラスト円筒ころ軸受。
  2. 前記保持器(5)を複数のパーツ(41)に分割し、各パーツ(41)に形成した連結機構で前記各パーツ(41)を互いに連結させて、一本の円環形状としたことを特徴とする請求項1に記載のスラスト円筒ころ軸受。
  3. 分割した前記パーツ(41)が互いに同一形状であることを特徴とする請求項2に記載のスラスト円筒ころ軸受。
  4. 前記案内すきまは、前記一対の軌道輪(2、3)のうちの回転しない固定側軌道輪(3)との間で設定することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載のスラスト円筒ころ軸受。
  5. 前記案内すきまは、前記一対の軌道輪(2、3)のうちの回転する回転側軌道輪(2)との間で設定することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載のスラスト円筒ころ軸受。
  6. 軸方向に対向する一対の軌道輪(2、3)と、その一対の軌道輪(2、3)の間に介在する複数のころ(4)と、前記軌道輪(2、3)の間に配置され、前記ころ(4)を円周方向に間隔をおいて保持する保持器(5)とを有し、前記一対の軌道輪(2、3)のうちの一方を回転する回転側軌道輪(2)とし、他方を回転しない固定側軌道輪(3)としたスラスト円筒ころ軸受(1)において、
    前記保持器(5)は前記回転側軌道輪(2)により径方向に案内するようにしたことを特徴とするスラスト円筒ころ軸受。
  7. 前記保持器(5)を複数のパーツ(41)に分割し、各パーツ(41)に形成した連結機構で前記各パーツ(41)を互いに連結させて、一本の円環形状としたことを特徴とする請求項6に記載のスラスト円筒ころ軸受。
  8. 前記パーツ(41)は、前記保持器(5)をその軸方向に2分割するとともに、各分割片をその円周方向に少なくとも2分割した平板円弧形状をしており、各パーツ(41)を、前記軸方向に二層状に重なり合いを持たせつつ、各層間で円周方向に並ぶように前記各パーツ(41)を連結し、前記円環形状を構成したことを特徴とする請求項2、3又は7のいずれか一つに記載のスラスト円筒ころ軸受。
  9. 前記パーツ(41)は、前記保持器(5)をその円周方向に少なくとも2分割した円弧形状をなし、この円弧形状の円弧方向中央部のパーツ本体部(46)と、このパーツ本体部(46)の両端に、このパーツ本体部(46)から軸方向厚みを減じて前記パーツ本体部(46)の両端をその円弧方向に延長した連結端部(47)とからなり、前記パーツ本体部(46)には、ころ(4)を収納するポケットが少なくとも一つ形成されており、前記円周方向に隣り合う前記各パーツ(41)の前記連結端部(47)同士を前記保持器(5)の軸方向に重ね合わせて前記各パーツ(41)を連結し、前記円環形状を構成したことを特徴とする請求項2、3又は7のいずれか一つに記載のスラスト円筒ころ軸受。
  10. 前記連結機構が、係止部(42)と係止孔(43)とから構成され、前記係止部(42)に形成した爪部(44)を、前記係止孔(43)の内面に形成した段差部(45)に係合させることにより、連結したパーツ(41)同士の抜け止めをなすようにしたことを特徴とする請求項2、3、7〜9のいずれか一つに記載のスラスト円筒ころ軸受。
  11. 前記パーツ(41)の円周方向に、前記係止部(42)と、前記係止孔(43)とが交互に形成されていることを特徴とする請求項10に記載のスラスト円筒ころ軸受。
  12. 前記連結機構が、前記保持器(5)の柱(6)に形成されていることを特徴とする請求項2、3、7〜11のいずれか一つに記載のスラスト円筒ころ軸受。
  13. 前記保持器(5)の内径側に前記回転側軌道輪(2)の内径面(2a)と径方向に対向する凸部(10)を設け、その凸部(10)と前記回転側軌道輪(2)の内径面(2a)との間で案内すきまを設定して、前記凸部(10)を前記保持器(5)の径方向案内部としたことを特徴とする請求項1〜12のいずれか1つに記載のスラスト円筒ころ軸受。
  14. 前記保持器(5)の凸部(10)に上方に開口する潤滑供給溝(11)を設け、その潤滑供給溝(11)から前記案内すきまに潤滑剤が供給されるようにしたことを特徴とする請求項13に記載のスラスト円筒ころ軸受。
  15. 前記保持器(5)の凸部(10)の径方向案内面(10a)に円周溝を設けたことを特徴とする請求項14に記載のスラスト円筒ころ軸受。
  16. 前記保持器(5)はポリエーテルエーテルケトンで形成することを特徴とする請求項1〜15のいずれか1つに記載のスラスト円筒ころ軸受。
  17. 前記保持器(5)はポリフェニレンサルファイドで形成することを特徴とする請求項1〜15のいずれか1つに記載のスラスト円筒ころ軸受。
  18. 前記保持器(5)は、カーボンファイバー又はガラスファイバーを添加して形成することを特徴とする請求項16又は17に記載のスラスト円筒ころ軸受。
  19. 前記ころ(4)の両端面(13、14)のうち、軸受外径側の端面(14)を球面形状としたことを特徴とする請求項1〜18のいずれか1つに記載のスラスト円筒ころ軸受。
  20. 前記ころ(4)の径の長さと、前記ころ(4)の両端面(13、14)間の長さとが同一であることを特徴とする請求項1〜19のいずれか1つに記載のスラスト円筒ころ軸受。
  21. 前記保持器(5)は、前記ころ(4)の転動面により軸方向に案内するようにしたことを特徴とする請求項1〜20のいずれか1つに記載のスラスト円筒ころ軸受。
  22. 前記保持器(5)は、前記固定側軌道輪(3)により軸方向に案内するようにしたことを特徴とする請求項1〜20のいずれか1つに記載のスラスト円筒ころ軸受。
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