JP6076345B2 - 3軸磁場センサ - Google Patents

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Description

本発明は、ブリッジ型磁場センサ、特に3軸磁場センサの設計に関する。
近年、磁気トンネル接合(MTJ,Magnetic Tunnel Junction)センサは、磁気多層材料のトンネル磁気抵抗(TMR,Tunnel Magnetoresistance)効果を利用して、新しい型の磁気抵抗センサとして、産業上の利用において認められ始めている。TMR効果において、多層膜の抵抗は、多層膜に印加された磁界の大きさおよび方向によって変化する。TMR効果は、AMR(異方磁気抵抗)効果よりも大きく、またホール効果(Hall Effect)よりも優れた温度安定性を有することが知られている。その結果、TMR磁場センサは、AMR装置、GMR装置またはホール装置と比較して、高感度、低電力消費、優れた線形性、広ダイナミックレンジ、優れた温度特性、低ノイズといった利点を有する。更にMTJは、既存のチップ製造技術を用いて容易に製作され得ることから、超小型一体型磁場センサの製造が容易になる。
直交性の優れたベクトル測定性能を提供するために、多軸磁場センサは、一般に、パッケージに一体化された複数のセンサチップを有する。磁界はベクトル場であるため、多軸磁場センサは、非常に幅広い範囲の用途、特に地球磁場を測定するために2軸または3軸センサを用いる電子コンパス向けの用途がある。この一般的な用途の結果、高度に一体化された単一チップ多軸磁場センサの製造方法の簡略化が強く求められている。
同一のウエハー上に堆積された場合、異なるセンサ軸に用いられるGMR材料およびMTJ材料は同じ磁気モーメントを有し、アニール後は同じピン層方向を有するため、単一チップ3軸センサの製作が困難になる。そのため、最も一般的なGMR3軸センサの製造方法は、3つの異なる基板に堆積されたX軸センサ、Y軸センサおよびZ軸センサをパッケージすることである。しかしながら、そのようなGMR3軸センサは、寸法が大きくなりすぎたり、パッケージ費用が高額になったりする等の制約を受け、MTJセンサと比較して感度が低く電力消費も高い。
上記から分かるように、現在のAMR、ホールおよびGMR3軸センサは、過大な寸法、高額なパッケージ費用、低感度、高電力消費であり、その製造方法は実用的でないという点で不利である。
上記の問題を解決するために、本発明は、高感度で低電力消費のコンパクトな3軸センサを提供する。
本発明において採用された技術的な解決法は以下の通りである。2軸センサと一体化された基板と、Z軸に沿った検知方向を有するZ軸センサと、ASICとを備えた3軸磁気抵抗センサである。前記2軸磁場センサは、X軸に沿った検知方向を有するX軸磁場センサと、Y軸に沿った検知方向を有するY軸磁場センサとを備える。前記Z軸磁場センサおよび前記2軸磁場センサは、前記ASICに電気的に相互接続されている。前記X軸、前記Y軸および前記Z軸のいずれか2つは互いに直交している。
好ましくは、前記X軸磁場センサおよび前記Y軸磁場センサは、MTJ磁場センサブリッジである。
好ましくは、前記X軸ブリッジセンサは参照ブリッジセンサ(referenced bridge sensor)であり、前記Y軸ブリッジセンサはプッシュプルセンサである。
好ましくは、前記2軸磁場センサは、単一のダイ(die)に設けられ得るが、別個のダイを用いて設けられてもよい。
好ましくは、前記2軸磁場センサは、金ワイヤボンド(gold wire bond)を用いて前記ASICに電気的に相互接続されている。
好ましくは、前記2軸磁場センサは、半田バンプを用いて前記ASICに電気的に相互接続されている。
好ましくは、前記Z軸磁場センサは、半田バンプ接続を用いて前記基板に水平に位置づけられたMTJセンサであって、前記Z軸磁場センサは、前記Z軸センサの表面に垂直な検知方向を有する。
好ましくは、前記Z軸磁場センサは、検知方向が前記チップ表面に平行なMTJ磁場センサであって、前記Z軸MTJセンサは、半田バンプ接続を用いて前記基板に垂直に配置されている。
好ましくは、前記Z軸磁場センサはMTJセンサであって、前記Z軸センサチップは前記基板上に斜めに(obliquely)回転されている。
好ましくは、前記Z軸磁場センサは、ホール効果(Hall Effect)磁場センサまたは巨大ホール効果(giant Hall Effect)磁場センサである。
2軸磁場センサと一体化された基板と、Z軸に沿った検知方向を有するZ軸磁場センサと、ASICとを備えた単一チップ3軸磁場センサであって、前記2軸磁場センサは、X軸に沿った検知方向を有するX軸センサと、Y軸に沿った検知方向を有するY軸センサとを備え、前記X軸、前記Y軸および前記Z軸のいずれか2つは互いに直交している。
好ましくは、前記X軸センサブリッジおよび前記Y軸センサブリッジは、MTJセンサブリッジである。
好ましくは、前記3軸磁場センサ素子、前記絶縁層、前記ASICおよび前記基板は積層され、前記絶縁層は、前記3軸磁場センサ素子と前記ASICを接続するよう位置づけられた銅導体を備える。
好ましくは、前記絶縁層、前記ASIC、前記基板および前記3軸センサ素子は積層され、前記3軸センサ素子を前記ASICに電気的に接続するために、銅導体が前記基板に位置づけられている。
好ましくは、前記銅導体は、シリコンビア(TSV)技術を用いて製作されている。
好ましくは、前記Z軸磁場センサは、前記基板に水平に位置づけられた垂直磁気異方性MTJセンサチップ(perpendicular magnetic anisotropy MTJ sensor chip)であり、前記Z軸センサの検知方向は、前記Z軸MTJセンサチップの表面に垂直である。
好ましくは、前記Z軸磁場センサは、ホール効果磁場センサチップまたは巨大ホール効果磁場センサチップである。
好ましくは、前記Z軸センサはMTJセンサチップであって、前記Z軸センサチップは前記基板に対して斜めに回転されており、前記Z軸センサは銅導体によって前記ASICに電気的に接続されている。
上記設計は、高度に一体化されたセンサに、高感度、低電力消費、優れた線形性、広ダイナミックレンジ、優れた温度安定性および低磁気ノイズを提供する。
図1は、磁気トンネル接合素子の磁気抵抗の模式図である。 図2は、垂直磁気異方性を有するMTJ素子の模式図である。 図3は、MTJ素子の理想出力のグラフである。 図4は、垂直磁気異方性MTJ素子の理想出力のグラフである。 図5は、電気的に直列接続されたMTJ素子の模式図である。 図6は、ホール素子(Hall element)または巨大ホール素子(giant Hall element)の模式図である。 図7は、ホール素子の理想出力のグラフである。 図8は、MTJプッシュプルブリッジセンサの模式図である。 図9は、MTJプッシュプルブリッジセンサのアナログ出力のプロット図である。 図10は、MTJ参照ブリッジセンサの模式図である。 図11は、MTJ参照ブリッジセンサの出力のシミュレーション・プロット図である。 図12は、単一チップ2軸磁場センサ型の模式図である。 図13は、傾斜面に固定されたMTJセンサZ軸磁場センサの模式図である。 図14は、MTJブリッジセンサに垂直に装着されたZ軸の模式図である。 図15は、3軸磁場センサを実現するために用いられるチップスタックおよびワイヤボンディング工程(chip stack and wire bonding process)の模式図である。 図16は、3軸磁場センサのフリップチップ工程(flip-chip process)の模式図である。 図17は、単一チップMTJ3軸磁場センサの模式図である。 図18は、別の単一チップMTJ3軸磁場センサの模式図である。
図において、1はMTJ素子、2は磁気ピン層、3は反強磁性層、4は強磁性層、5はトンネルバリア層、6は強磁性自由層、7は強磁性自由層の磁気方向、8は強磁性ピン層の磁気方向、9は印加磁界、10は検知方向、11はシード層、12は上部電極、13はMTJ素子の抵抗、14はMTJ素子の低抵抗値、15はMTJ素子の高抵抗値、16は電流、17は永久磁石、18は基板、19はASIC、20はMTJブリッジセンサ、21はX軸ブリッジセンサ、23はY軸ブリッジセンサ、24はZ軸センサ、25は金ボンドワイヤ、26は半田バンプ、27は絶縁層、28は銅導体、29は2軸センサ、30は3軸センサ素子、41は自由層R1の磁化方向、42は自由層R2の磁化方向、43は自由層R3の磁化方向、44は自由層R4の磁化方向を示す。
本発明の利点および特徴が当業者によって容易に理解され、本発明の保護の範囲が明確に定義付けられるように、以下に、本発明の好適な実施形態を添付図面1〜18と関連付けて詳述する。
トンネル接合磁気抵抗の概要:
図1は、標準的なMTJ素子の模式図である。標準的なMTJ素子1は、自由強磁性層6、強磁性ピン層2、および強磁性層の間にトンネルバリア層5を備える。自由強磁性層6は、強磁性材料から構成され、強磁性自由層の磁化方向は、外部磁界に反応して変化可能である。強磁性ピン層2は、一方向に固定された(pinned)磁化方向を有し、当該磁化方向は、通常の動作条件下では変化しない。強磁性層4は、反強磁性層3の上部に設けられても下部に設けられてもよい。一般に、MTJ構造は、導電性のシード層11の上部に置かれ、電極12は、MTJ構造の上部に置かれる。MTJ素子の抵抗は、シード層11と上部電極層12との間で測定される。その抵抗値13は、強磁性自由層6磁化と強磁性ピン層2磁化との相対的配向を表すものである。
図2は、垂直磁気異方性MTJ素子の模式図である。標準的なMTJ素子と垂直磁気異方性MTJ素子との違いは、強磁性ピン層の磁化方向8および強磁性自由層の磁化方向7が、フィルム表面に垂直な方向に沿って整列されている点である。すなわち、MTJの感度方向(sensitive direction)は、フィルム(チップ)表面に対して垂直である。垂直磁気異方性MTJ素子は、標準的なMTJ素子と同じシード層11を有し、同様に、その抵抗値13は、上部電極層12とシード層11との間で測定され、強磁性自由層6磁化と強磁性ピン層2磁化との相対的配向を表す。
図3は、MTJ素子の理想的な出力反応曲線である。低抵抗状態RL14および高インピーダンス状態RH15における出力曲線は、飽和したMTJの低抵抗状態14および高抵抗状態15を表す。磁気自由層の磁化方向7と磁気ピン層の磁化方向8が平行である場合、MTJの測定抵抗値13は低抵抗状態になり、強磁性自由層の磁化方向7と強磁性ピン層の磁化方向8が逆平行である場合、MTJ素子の抵抗値13は高抵抗値15になる。公知の手法によって、MTJ素子1の抵抗は、印加磁界に応じて、高抵抗状態から低抵抗状態までの磁界範囲において線形化される。飽和磁界−HSおよびHSは、MTJ素子の線形範囲を規定する。
図4は、垂直磁気異方性MTJ素子の理想的な反応を示す。フィルム表面に平行な印加磁界の成分が0である場合、垂直磁気異方性MTJ素子の出力曲線は、高感度かつ低飽和磁界を有し得る。しかしながら、通常のケースにおいて、フィルム表面方向に平行な外部磁界成分は0ではない。そのような状況下、垂直磁気異方性MTJ素子は、標準的なMTJ素子と比べて低感度かつ高飽和磁界HS値を有するが、ホール素子および巨大ホール素子と比較すると遥かに良好であり、有利である。
図5は、数個のMTJを直列に接続して磁気抵抗素子を形成した場合の模式図である。接続されたMTJ1のストリングは、ノイズを減らし、センサの安定性を向上させ得る。MTJ磁気抵抗素子24において、各MTJ1のバイアス電圧は、ストリングのMTJの数に比例して減少する。これにより、大電圧出力を生成するのに必要な電流を減らし、ショット雑音を減らし、センサのESD耐量も向上させる。出力信号の向上およびESD耐量の増加に加え、MTJの数を増やすことによって、ノイズ特性は向上する。なぜなら、各それぞれのMTJ素子の無相関ランダム挙動(uncorrelated random behavior)が平均されるからである。
図6は、ホール素子または巨大ホール素子の模式図である。ここで、Iin+およびIin-は、電流入出力端子であり、V1およびV2は、電圧出力端子である。定常電流I+がIin?およびIin+間を流れる場合、ホール素子または巨大ホール素子に印加される磁界(電流端子と電圧端子によって形成される、面に垂直な方向)は、端子V1およびV2間に差動電圧(differential voltage)を生じさせる。図7にその理想的な出力曲線を示す。
プッシュプルブリッジセンサの設計:
図8は、MTJプッシュプルフルブリッジセンサの模式図である。4つのMTJ素子R1、R2、R3およびR4がフルブリッジとして相互接続されている。各MTJ素子は、直列接続された1つ以上のMTJ1から構成される(図2)。各磁気抵抗素子に関して、ピン層の磁化方向は同じであり、ピン層の磁化方向に対する自由層の磁化方向は角度θ(30度から90度の間)をなし、当該角度θは同じ大きさ(magnitude)である。磁気抵抗素子のペア(R1とR3、R2とR4)は同じ自由層磁化方向(41と43、42と44)を有し、隣り合う磁気抵抗素子(R1とR2、R3とR4)は異なる方向(41と42、43と44)に整列された自由層磁化を有する。この特定のフルブリッジ構成において、感度方向10は、強磁性ピン層の磁化方向に対して垂直である。各磁気抵抗素子の磁気ピン層の磁化方向8は同じであるため、当該プッシュプルフルブリッジセンサの設計は単一チップ上で実施され、マルチチップパッケージ工程を用いたり局部レーザー加熱を行ったりする必要なく、プッシュプルフルブリッジセンサを形成することができる。
感度方向10に沿って磁界が印加されると、ピン層磁化に対する自由層磁化の相対的配向が変化する。その結果、磁気抵抗素子のうち、R1とR3の抵抗は増加し、他の2つの磁気抵抗素子R2とR4の抵抗は減少する。磁界が反対方向に印加されると、R1とR3の抵抗は減少し、R2とR4の抵抗は増加する。印加磁界に対して逆の反応を示す磁気抵抗素子の2組の組み合わせ(すなわち、一組のMTJ素子は増加する抵抗を有し、もう一組は減少する抵抗を有する)を使用することにより、ブリッジ回路の反応は効果的に倍増され、いわゆる「プッシュプル」ブリッジを形成する。理想的なケースにおいて、抵抗器の抵抗値がR1=(R1+ΔR)、R3=(R1+ΔR)、R2=(R2−ΔR)、R4=(R2−ΔR)である場合、ブリッジの出力は以下のようになる。
Figure 0006076345
理想的には、R1=R2>ΔRの場合、数式はさらに簡単になる。
Figure 0006076345
図9に、当該プッシュプルブリッジ回路のシミュレート反応を示す。
強磁性自由層と強磁性ピン層との間の所要磁化角度は、以下の方法で達成され得る
(1)形状異方性:磁気自由層の磁化方向にバイアスをかけるために、MTJ素子の形状異方性を用いて簡単な磁化軸を形成する。MTJ素子の形状異方性は、MTJ素子の幅に対する長さを変えたり、当該素子を回転することによって調整できる
(2)永久磁石バイアス:MTJ素子の周りに永久磁石を設置して、自由層の磁化方向にバイアスをかける磁界を生じさせる
(3)コイルバイアス:磁気自由層方向にバイアスをかける磁界を生じさせるために、磁界を生じさせる電流を流すのに用いられるメタルワイヤをMTJ素子の上層または下層に置く
(4)ニールカップリング:強磁性ピン層と強磁性自由層との間にニールカップリング磁界を用いて強磁性自由層の磁化にバイアスをかける
(5)交換バイアス:この技術では、自由層上の近隣する反強磁性層に対する弱い交換結合(exchange coupling)によって、効果的なバイアス磁界を形成する。Cu層またはTa層を反強磁性層と自由層との間に配置することによって、強度を調整することができる。この場合、交換バイアスの強度は減少する。
参照フルブリッジ磁場センサの設計:
図10は、参照フルブリッジMTJセンサの模式図を示す。ここで、4つのMTJ磁気抵抗素子R1、R2、R3およびR4は、相互接続されてブリッジを形成している。各磁気抵抗素子は、直列接続された1つ以上のMTJから構成される(図2)。当該設計において、磁気抵抗素子R1およびR3の出力曲線は印加磁界9に強く依存し、これらの素子はセンサアームと称される。一方、素子R2およびR4の磁気抵抗反応は印加磁界9に僅かに依存するのみであり、これらの素子は参照アーム(reference arms)と称される。当該参照フルブリッジ構造の感度方向10は、ピン方向8に平行である。この特定の参照ブリッジの設計は、全てのブリッジアームに同じ強磁性ピン層方向を用いているため、マルチチップパッケージ工程や局部レーザー加熱を用いることなく、プッシュプルフルブリッジセンサとして同じチップ上に構築され得る。
参照プッシュプルフルブリッジセンサに磁界が印加されると、感度方向に沿った磁界成分によってセンサアームR1およびR3の抵抗は増加または減少するが、参照アーム素子R2およびR4の抵抗はそれ程変化しない。実際には、参照MTJフルブリッジセンサの出力は、広い磁界範囲に亘って線形である。図11は、シミュレーション出力反応曲線を示す。
実用的な参照ブリッジセンサを構築するには、センサアームと参照アームに異なる感度を設定することが重要である。磁気抵抗素子の感度を、印加磁界に応じた抵抗の変化として定義する。
Figure 0006076345
参照アームの磁気抵抗をセンサアームに対して減らすことは実用的ではない。参照アームとセンサアームとの間の感度の相対的変化は、HSを変化させることによって最適に達成される。これは、以下の方法のいずれか一つまたはそれらを組み合わせて達成され得る
(1)磁気シールディング:高透強磁性層を参照アーム上に堆積して、印加磁界を減衰させる
(2)形状異方性:参照素子およびセンサ素子を異なる大きさにパターン化して、それらに異なる形状異方性エネルギーと異なる感度を持たせる。参照素子の反磁界がセンサ素子の反磁界よりも遥かに大きくなるように、センサ素子の長さと幅の比を変化させるのが最も一般的な方法である
(3)交換バイアス:この技術は、反強磁性層に弱い交換結合を用いることによって、MTJ素子の感度方向に対して垂直に、MTJ素子の自由層上にバイアス磁界を形成するために用いられる。Cuバリア層またはTaバリア層を自由層と交換バイアス層との間に設けて、交換バイアスの強度を減少させてもよい
(4)インスタックバイアス(In-Stack Bias):この技術では、永久磁石合金Fe、Co、CrまたはPtが磁気トンネル接合のセンサ素子の表面上に堆積され、得られた漂遊磁界(stray field)がMTJ素子にバイアスをかける。大きな磁界は、異なる角度でセンサを初期化する(initialize)ために用いられ得る。非常に重要な利点は、バイアス磁界は、MTJ素子の磁区を取り除くことによってMTJ素子の安定性および線形性を向上させ、また、磁化方向は、調整されることによって反応の調整において優れた柔軟性を提供できる点である。
単一チップ2軸磁場センサの設計:
センサは、同一のウエハー上に同時に堆積された磁気抵抗フィルムから構成されているため、異なるセンサ軸を形成するために用いられるエリアのピン層磁化方向は同じである。残念ながら、2軸磁場センサは2つのブリッジセンサから構成され、互いに対して90度に回転させる必要がある。以下に、単一チップ2軸磁場センサの実現化について説明する。単一チップMTJ軸磁場センサの設計は、以下の方法またはいくつかの方法の組み合わせによって達成され得る
方法1:局所的レーザー加熱:堆積後、異なるセンサブリッジのピン層を互いに平行になるように整列する。磁界の存在下で局所的なレーザパルスをかけて、特定エリアにおけるピン層を再整列する
方法2:複数堆積(multiple depositions):異なる磁気抵抗フィルムをチップの異なるエリアに堆積して、各センサの正確なピン層配向を達成する。
方法3:基準/プッシュプル:単一チップMTJ2軸磁場センサを、図12に示すように達成してもよい。ピン層方向に平行または垂直な磁界に対して感度を有するフルブリッジセンサおよび基準ブリッジセンサを開発することができる。これらのフルブリッジセンサは、同じステップおよび同じ強磁性ピン層の設置方向8を用いて、同じ基板上に構築され得る。
3軸磁場センサの設計:
3軸磁場センサは基板を備え、基板は2軸磁場センサ29、Z軸磁場センサ素子24、ASIC19を備える。当該2軸磁場センサ29は、基板18上に一体化されており、X方向の磁界に感度を有するX軸ブリッジ磁場センサ22、Y方向の磁界に感度を有するY軸ブリッジ磁場センサ23を含む。当該2軸磁場センサ29およびZ軸磁場センサ24はASIC19に接続されており、各X軸、Y軸およびZ軸は互いに直交している。ASICは、信号調整のために用いられる。
図15は、スタックおよびワイヤボンド工程を用いて製作された3軸磁場センサチップを示す。当該工程において、ASIC素子19は、2軸磁場センサ29チップおよびZ軸磁場センサ24チップに結合されている。2軸磁場センサ29は、X軸フルブリッジ磁場センサ22とY軸磁界フルブリッジセンサ23とを含む。2軸磁場センサ29およびZ軸磁場センサ24は、ASIC19の表面に積層され、金ワイヤボンド25は、2軸磁場センサ29とZ軸磁場センサ24とASIC19とを電気的に相互接続するために用いられる。
図16は、3軸磁場センサを構築するためのスタックおよびフリップチップ工程を示す。ここで、ASIC19は、2軸磁場センサ29およびZ軸磁場センサ24と組み合わされる。当該2軸磁場センサ29は、X軸フルブリッジ磁場センサ22とY軸フルブリッジ磁場センサ23とを含む。図16に示されているように、2軸磁場センサ29およびZ軸磁場センサ24は、ASIC19の表面に積層され、錫半田ボール26は、2軸磁場センサ29およびZ軸磁場センサ24をASIC19に電気的かつ機械的に接続するために用いられる。
Z軸検知能力を提供するために、Z軸センサは、以下を含むいくつかの方法によって達成され得る。
(1)図13に示されているように、MTJブリッジセンサは傾斜面に構築され得る。図13は、傾斜面に取り付けられたMTJブリッジセンサチップの模式図である。MTJセンサチップは、その表面に平行な磁界成分に対して感度を有するが、組み合わせによって印加磁界のZ軸成分を検出することができる。これにより、MTJセンサチップは、Z軸方向に印加された磁界に対してのみ感度を有する。
図13の第1の実施形態において、基板18は、ウェットエッチングによって面取りされた溝を形成している。MTJ素子は、対向する斜面に載置され、半田バンプを介してASIC成分に接続されている。MTJチップの相対的配置(relative placement)は、X軸とY軸との軸交感度(cross-axis sensitivity)を取り消し、Z軸方向における磁界の感度を増加させ得る。Z軸方向の感度を高めるために、図8および図10に示されたような様々な実装を用いて、MTJセンサをフルブリッジにすることができる。
図13の第2の実施形態において、ウェットエッチングによって面取り溝が形成された基板18を準備する。次に、MTJブリッジセンサは、溝の対向する斜面に載置され、半田バンプを介してASIC19に接続される。MTJブリッジの対応配置(corresponding placement)は、X軸とY軸との軸交感度を取り消し、Z軸方向における磁界の感度を増加させ得る。2つのMTJブリッジ磁場センサを、プッシュプルフルブリッジセンサ(図8)または参照フルブリッジセンサ(図10)にすることができる。
(2)図14は、垂直に装着されたMTJブリッジセンサを示す。図14は、垂直に装着されたMTJブリッジセンサの概略を示している。MTJブリッジセンサ20は、その端部に、MTJブリッジセンサ20をASIC素子19に対して90度の角度で設置するための半田バンプ21を有し、バンプ21は、ASIC19に電気接続を提供する。これで、チップは、Z軸磁界に対して感度を有する。
(3)図2に示されているように、磁界ブリッジセンサは、垂直磁気異方性MTJ素子を備えてもよく、これらはプッシュプルブリッジセンサまたは参照ブリッジセンサとして構成され得る。垂直磁気異方性MTJブリッジセンサは、ASIC19に積層され、かつASIC19に電気的に相互接続される。
(4)Z軸センサは、ホール効果センサまたは巨大ホール効果センサから構築され得る。図6に示されているように、ホール効果センサまたは巨大ホール効果センサの出力端子は、電流および印加磁界の方向に垂直である。従って、センサを表面に載置することによってセンサがZ軸の磁界を検知するように、出力端子V1およびV2は平行であり、かつ、電流端子はフィルム表面に対して平行になるように、センサは構成され得る。
単一チップ3軸TMR磁場センサの設計:
図17は、単一チップ3軸MTJ磁場センサの模式図である。図17に示されているように、基板18はASIC19回路を含み、ASIC成分の表面は酸化物不活性化層27であり、不活性化層27は化学機械研磨を用いて平滑化される。研磨後、3軸磁場センサユニット30が、ASIC素子19上に構築される。3軸磁場センサユニット30は、X軸ブリッジセンサ22、Y軸ブリッジセンサ23、Z軸ブリッジセンサ24を備える。ASIC19、X軸磁界ブリッジセンサ22、Y軸ブリッジ磁場センサ23、Z軸磁界ブリッジセンサ24は、銅ビア(copper vias)28を介して電気的に相互接続されている。銅ビア28は、標準的な半導体過程、例えばフォトレジストコーティング、露出、めっき(堆積)、第2の露出ステップ等を用いて製造され得る。
X軸センサにはXブリッジ型磁場センサ22が用いられ、Y軸センサにはY軸ブリッジ磁場センサ23が用いられる。センサブリッジは、従来のMTJ素子1を利用している。当該実装は、図12に示されている。
Z軸センサは、斜面に固定されたZ軸磁場センサ24チップ(図13)であってもよく、垂直磁気異方性MTJセンサ(図2を参照)であってもよく、または、ホール効果磁場センサもしくは巨大ホール効果磁場センサ(図7)であり得る。
図18は、別の単一チップMTJ軸磁場センサの模式図である。図17に示されているように、基板18はASIC素子19を含み、酸化物不活性化層27はASIC19の表面に配置されている。3軸磁場センサユニット30はベースシート18の裏面に設置され、3軸磁場センサユニット30はX軸22、Y軸23、Z軸24向けのセンサブリッジを備える。ASIC成分19、X軸磁場センサ22、Y軸ブリッジ磁場センサ23、Z軸磁場センサ24は、銅ビア28を介して相互接続されている。銅ビア28は、半導体工程、例えばウェットエッチング、ドライエッチング、電気めっき(堆積)等を利用して、シリコンビアを介して製造される。
X軸センサにはXブリッジ型磁場センサ22が用いられ、Y軸センサにはY軸ブリッジ磁場センサ23が用いられる。センサブリッジは、従来のMTJ素子1を利用している。当該実装は、図1に示されている。

Z軸の検知には、Z軸磁場センサ24として、斜面に固定されたMTJ磁場センサチップ(図13)を使用してもよく、垂直磁気MTJ磁場センサ(図2を参照)も使用してもよく、または、ホール効果磁場センサもしくは巨大ホール効果磁場センサ(図7)を使用することもできる。
上述の実施形態は、本発明の特定の実装を実証するものであり、本発明の範囲または精神を越えない他の特定の実装が存在することは明らかである。当業者には、本発明の範囲または精神から逸脱することなく、本発明にさまざまな修正を加え得ることが明らかであろう。

Claims (16)

  1. 2軸センサと一体化された基板と、Z軸に沿った検知方向を有するZ軸センサと、ASICとを備えた3軸磁気抵抗センサであって、
    前記2軸センサは、X軸に沿った検知方向を有するX軸ブリッジセンサと、Y軸に沿った検知方向を有するY軸ブリッジセンサとを備え、前記X軸、前記Y軸および前記Z軸のいずれか2つは互いに直交し、
    前記Z軸センサおよび前記2軸センサは、共に前記ASICに接続されており、
    前記X軸ブリッジセンサは参照ブリッジセンサであり、前記Y軸ブリッジセンサはプッシュプルセンサであり、
    前記X軸ブリッジセンサおよび前記Y軸ブリッジセンサのピン層の磁化方向は同じであることを特徴とする3軸磁気抵抗センサ。
  2. 前記X軸センサおよび前記Y軸センサは、MTJブリッジセンサである、請求項1に記載の3軸磁気抵抗センサ。
  3. 前記2軸センサは、単一の基板または異なる基板に設けられる、請求項1に記載の3軸磁気抵抗センサ。
  4. 前記2軸センサは、金ボンディングワイヤによって前記ASICに電気的に接続されている、請求項1に記載の3軸磁気抵抗センサ。
  5. 前記2軸センサは、半田バンプを用いて前記ASICに電気的に接続されている、請求項1に記載の3軸磁気抵抗センサ。
  6. 前記Z軸センサは、前記基板に水平に位置づけられた垂直磁気異方性MTJセンサであり、
    前記Z軸センサは、前記Z軸センサのフィルム表面に垂直な検知方向を有する、請求項1に記載の3軸磁気抵抗センサ。
  7. 前記Z軸センサは、前記基板に垂直に位置づけられ且つ半田バンプによって前記ASICに接続されたMTJセンサであって、
    前記Z軸センサの検知方向は、前記Z軸センサのフィルム表面に平行である、請求項1に記載の3軸磁気抵抗センサ。
  8. 前記Z軸センサはMTJセンサであって、
    前記Z軸センサは前記基板上に斜めに回転されており、半田バンプによって前記ASICに電気的かつ物理的に接続されている、請求項1に記載の3軸磁気抵抗センサ。
  9. 前記Z軸センサは、ホールセンサまたはGMRセンサである、請求項1に記載の3軸磁気抵抗センサ。
  10. 3軸磁場センサ素子と一体化された基板と、ASICとを備えた3軸磁気抵抗センサであって、
    前記3軸磁場センサ素子は、X軸に沿った検知方向を有するX軸ブリッジセンサと、Y軸に沿った検知方向を有するY軸ブリッジセンサと、Z軸に沿った検知方向を有するZ軸センサとを備え、
    前記X軸、前記Y軸および前記Z軸のいずれか2つは互いに直交しており、
    前記X軸ブリッジセンサは参照ブリッジセンサであり、前記Y軸ブリッジセンサはプッシュプルセンサであり、
    前記X軸ブリッジセンサおよび前記Y軸ブリッジセンサのピン層の磁化方向は同じであることを特徴とする3軸磁気抵抗センサ。
  11. 前記X軸ブリッジセンサおよび前記Y軸ブリッジセンサは、MTJブリッジセンサである、請求項10に記載の3軸磁気抵抗センサ。
  12. 前記3軸磁場センサ素子、絶縁層、前記ASICおよび前記基板は積層され、
    前記絶縁層は、前記3軸磁場センサ素子の成分と前記ASICの成分との間の電気的な相互接続を達成するよう位置づけられた銅導体を備える、請求項10に記載の3軸磁気抵抗センサ。
  13. 絶縁層、前記ASIC、前記基板および3軸磁場センサ素子は積み重ねて配置され、
    前記3軸磁場センサ素子を前記ASICに相互接続するために、銅導体が前記基板に位置づけられている、請求項10に記載の3軸磁気抵抗センサ。
  14. 前記Z軸センサは、検知方向が前記Z軸センサのフィルム表面に対して垂直になるよう前記基板に水平に位置づけられた垂直異方性MTJセンサである、請求項10に記載の3軸磁気抵抗センサ。
  15. 前記Z軸センサは、ホール効果磁場センサまたは巨大ホール効果磁場センサである、請求項10に記載の3軸磁気抵抗センサ。
  16. 前記Z軸センサはMTJセンサであって、
    前記Z軸センサは前記基板に対して斜めに回転されており、銅導体によって前記ASICに電気的かつ物理的に接続されている、請求項10に記載の3軸磁気抵抗センサ。
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