JP6075709B2 - タンクの蓋の固定構造 - Google Patents

タンクの蓋の固定構造 Download PDF

Info

Publication number
JP6075709B2
JP6075709B2 JP2012253628A JP2012253628A JP6075709B2 JP 6075709 B2 JP6075709 B2 JP 6075709B2 JP 2012253628 A JP2012253628 A JP 2012253628A JP 2012253628 A JP2012253628 A JP 2012253628A JP 6075709 B2 JP6075709 B2 JP 6075709B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tank
bolt
lid
fixing structure
screw portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012253628A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014101129A (ja
JP2014101129A5 (ja
Inventor
和男 行徳
和男 行徳
松井 利樹
利樹 松井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toto Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toto Ltd filed Critical Toto Ltd
Priority to JP2012253628A priority Critical patent/JP6075709B2/ja
Publication of JP2014101129A publication Critical patent/JP2014101129A/ja
Publication of JP2014101129A5 publication Critical patent/JP2014101129A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6075709B2 publication Critical patent/JP6075709B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)
  • Closures For Containers (AREA)

Description

本発明は、大便器などに供給される洗浄水を貯溜するタンクに関し、特にそのタンクの蓋の固定構造に関するものである。
従来、この種の蓋の固定構造として特開2003−41639等に見られるものは、タンクと、タンクの上部に載置される蓋とを、タンクの側面に設けられた連結部材によって連結することで固定したものである。
特開2003−41639号公報
しかしながら、従来の蓋の固定構造では、タンクと蓋とを連結する連結部材がタンク外部に露出しているため見た目が悪いという問題があった。また、コンビニエンスストアなどの店舗では、悪戯によって連結部材の連結が解除され、タンク内部にごみ等を入れられるという問題もあった。本発明は、上記問題を解決するためになされたもので、本発明の目的は、タンクの蓋が容易に外されないように固定することができると共に、その固定構造が極力タンク外部へ露出しない蓋の固定構造を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明は、以下のような手段を採用している。すなわち
、本発明のタンクの蓋の固定構造は、側面に貫通穴が形成されたタンクと、前記タンク上部に載置される蓋と、前記貫通穴に回転自在に軸支され少なくとも一部にねじ山が形成されたおねじ部と、前記おねじ部に連設され回転操作可能な頭部と、を有するボルトと、前記ボルトのおねじ部に螺合されるめねじ部と、前記めねじ部より上方の前記蓋の方向に延びて先端がフック形状に形成されたフック部と、を有する掛止部と、前記蓋の内側には、前記掛止部が掛止される掛止受部と、を備え、前記ボルトの頭部は前記タンクの外部に配置されると共に、前記おねじ部は前記貫通穴を貫通し前記タンクの内部に向かって延出して配置され、前記ボルトの頭部を一方向に回転させることで前記掛止部を前記ボルトの軸方向に移動させて、前記掛止部のフック部を前記蓋の掛止受部に掛止させることを特徴とする。
このように構成された本発明においては、タンク外部に配置されたボルトの頭部を一方向に回転させることで、タンク内部に配置された掛止部をボルトの軸方向に移動させ、掛止部のフック部を蓋の掛止受部に掛止させることができる。したがって、タンクの蓋が容易に外されないように固定することができると共に、その固定構造が極力タンク外部へ露出しないように構成できる。
本発明は、好ましくは、掛止部がボルトのおねじ部を中心に回転することを防止する回転防止手段を備えることを特徴とする。このように構成された本発明においては、掛止部がボルトの回転に伴って一緒に回転してしまうことを防止することができる。したがって、掛止部のフック部をめねじ部より上方に位置させた状態で、掛止部を確実にボルトの軸方向に移動させることができる。よって、蓋の固定を確実に行うことができる。
本発明は、好ましくは、回転防止手段として、めねじ部より下方に延びる延出部を備えることを特徴とする。このように構成された本発明においては、掛止部の重心がボルトよりも低い位置になる。したがって、ボルトを回転させたとしても、掛止部は回転することなく、ボルトの軸方向に沿って進退させることができる。よって、部品点数が少なく、コストを低く抑えた蓋の固定構造を提供できる。
本発明によれば、タンクの蓋が容易に外されないように固定することができると共に、その固定構造が極力タンク外部へ露出しない蓋の固定構造を提供することができる。
本発明の実施の形態である大便器の斜視図である。 本発明の第1実施例の蓋の固定構造の要部断面図である。 図2において右側から固定部材及び掛止受部を見た図である。 固定部材の拡大斜視図である。 本発明の第2実施例の蓋の固定構造の要部断面図である。 本発明の第3実施例の蓋の固定構造の要部断面図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。
図1は本発明の実施の形態である大便器の斜視図である。図2は本発明の第1実施例の蓋の固定構造の要部断面図であり、図3は図2において右側から固定部材及び掛止受部を見た図である。また、図4は固定部材の拡大斜視図である。
図1において1は便器本体で、10はタンクである。そして、タンク10の上部には蓋12が載置され、図示しない固定構造によってタンク10に固定されている。
図2、図3に示すように、本発明の第1実施例の蓋の固定構造は、側面に貫通穴14が形成されたタンク10と、その貫通穴14に回動自在に軸支されタンク10の内側に向かって延出するボルト16と、ボルト16に螺設され先端がフック状に形成された掛止部18と、掛止部18を掛止する掛止受部20が内側に設けられた蓋12と、を備えている。ここで、タンク10の側面とは、タンク10の底面から上方に延びて壁状に形成された部分である。図2においてはタンク10を正面から見たときの左側の側面を示しているが、右側の側面に対しても同様の固定構造にて固定されている。
貫通穴14の内面には、筒状のボルトガイド22が設けられ、タンク10の内側よりナット24で締め付けられてタンク10の側面に固定されている。このボルトガイド22は、例えばタンク10が陶器で形成され、貫通穴14の大きさにバラつきが生じる場合であっても、ボルト16を安定して略水平に軸支するために設けられている。
ボルト16は、六角穴が形成された頭部16aとねじ山が形成されたおねじ部16bとを有する。ボルト16の頭部16aは、タンク10の外部に配置され、おねじ部16bは貫通穴14を介してタンク10の内部に略水平に延出させて配置される。なお、本実施形態において、おねじ部16bのねじ山は、おねじ部16bの先端側の一部に形成されているが、おねじ部16b全体に亘って形成されていても良い。
掛止部18は、ボルト16のおねじ部16bに螺合されるめねじ部18bと、めねじ部より上方に延びて先端がフック形状に形成されたフック部18aとを備えている。このように掛止部18のめねじ部18bをボルト16のおねじ部16bに螺合させることで、ボルト16の回転によって、掛止部18がボルト16の軸方向に進退可能に構成される。
以下に、第1実施例の蓋の固定構造について、その取り付け手順を示す。
まず、掛止部18が図2のAの位置にある状態でタンク10の上部に蓋12を載置する。そして、タンク10の外部に露出するボルト16の頭部16aを工具等で一方向に回すことで、おねじ部16bも回転し、おねじ部16bに螺合された掛止部18がボルト16のおねじ部16bに沿ってタンク10の側面に近づく方向(図2のAからBに向かう方向)に移動する。そして、掛止部18が図2のBの位置まで達すると、掛止部18の先端に形成されたフック部18aが掛止受部20に掛止され、蓋12がタンク10に固定された状態となる。
図2に示すような第1実施例においては、タンク10内部にインナータンク30や結露防止カバー32などが設けられているため、ボルト16の下方にはスペースがあまりない。したがって、掛止部18は、ボルト16のおねじ部16bに螺合されためねじ部18bから上方に延びた形状になるため、掛止部18の重心がボルト16より高い位置になる。よって、掛止部18が、ボルトのおねじ部16bを中心に回転しやすく、掛止部18のフック部18aが、ボルト16より下方の位置まで移動してしまう可能性がある。
そこで掛止部18の回転を防止するために、ガイド部材26(回転防止手段)が設けられている。ガイド部材26は、図4に示すように、掛止部18のフック部18aを挟みおねじ部16bと平行に設けられた板状のガイド部26aと、ガイド部26aと連設されナット24によってタンク10の側面に固定される板状のガイド固定部26bと、から構成されている。ガイド部26aが、掛止部18のフック部18aの回転方向に対して両側から挟むように配置されているため、仮にフック部18aがボルト16のおねじ部16bを中心に回転しようとしても、ガイド部26aに突き当たり回転が防止される。したがって、掛止部18は回転することなく、ボルト16の軸方向に沿って(ガイド部26aに沿って)移動することが可能となる。
次に、本発明の第2実施例の蓋の固定構造について説明する。図5は本発明の第2実施例の蓋の固定構造の要部断面図である。なお、ここでは上述の第1実施例と異なる点を中心に説明する。
第2実施例の蓋の固定構造としては、掛止部18において、めねじ部18bより下方に延びる延出部18c(回転防止手段)が設けられている。これにより、掛止部18の重心がボルト16より低い位置になる。したがって、ボルト16を回転したとしても、掛止部18は回転することなく、ボルト16の軸方向に沿って進退させることが可能となる。したがって、第1実施例のようにガイド部材26を別途設けなくても、掛止部18の回転を防止できる。したがって、第1実施例よりも部品点数が少なく、コストを低く抑えた蓋の固定構造を提供できる。なお、第2実施例の蓋の固定構造における取り付け手順は第1実施例と同じであるため、省略する。
次に、本発明の第3実施例の蓋の固定構造について説明する。図6は本発明の第3実施例の蓋の固定構造の要部断面図である。なお、ここでも上述の第1実施例と異なる点を中心に説明する。
第3実施例の蓋の固定構造としては、掛止部18の先端に折り返し部18dが設けられており、さらにボルト16のおねじ部16bには掛止部18のめねじ部18bに当接するように回転防止ナット40が設けられている。
第3実施例における蓋の固定構造の取り付け手順としては、以下に示す通りである。
まず、ボルト16のおねじ部16bに、掛止部18のめねじ部18bを螺合させる。次いで、おねじ部16bに回転防止ナット40を螺合させ、掛止部18のめねじ部18bに当接する位置まで移動させる。このとき、掛止部18を図6のAの位置に配置させる。そして、タンク10の上部に蓋12を載置し、タンク10の外部よりボルト16の頭部16aを外側に引き出すことで、掛止部18の折り返し部18dを蓋12の内部に形成された掛止受部20に掛止させる。(このときの掛止部18は図6のBの位置になる。)その後、ボルト16の頭部16aの引き出した分を、タンク10に対してねじ込むことで取り付けが完了する。
以上、本実施形態を詳述したが、これはあくまで一例である。例えば、本実施形態では、ボルト16の頭部16aは工具で回転させるように構成したが、施工者が手で回転できるように、つまみ部を形成してもよい。
また、本実施形態では、掛止部を掛止受部に掛止させるにあたり、掛止部をタンク側面に近づく方向に移動させるように構成したが、これとは逆に掛止部をタンク側面から遠ざかる方向に移動させることで掛止受部に掛止させるようにしてもよい。
1 便器本体
10 タンク
12 蓋
14 貫通穴
16 ボルト
16a 頭部
16b おねじ部
18 掛止部
18a フック部
18b めねじ部
18c 延出部
18d 折り返し部
20 掛止受部
22 ボルトガイド
24 ナット
26 ガイド部材
26a ガイド部
26b ガイド固定部
30 インナータンク
32 結露防止カバー
40 回転防止ナット

Claims (3)

  1. 側面に貫通穴が形成されたタンクと、
    前記タンク上部に載置される蓋と、
    前記貫通穴に回転自在に軸支され少なくとも一部にねじ山が形成されたおねじ部と、前記おねじ部に連設され回転操作可能な頭部と、を有するボルトと、
    前記ボルトのおねじ部に螺合されるめねじ部と、前記めねじ部より上方の前記蓋の方向に延びて先端がフック形状に形成されたフック部と、を有する掛止部と、
    前記蓋の内側には、前記掛止部が掛止される掛止受部と、を備え、
    前記ボルトの頭部は前記タンクの外部に配置されると共に、前記おねじ部は前記貫通穴を貫通し前記タンクの内部に向かって延出して配置され、
    前記ボルトの頭部を一方向に回転させることで前記掛止部を前記ボルトの軸方向に移動させて、前記掛止部のフック部を前記蓋の掛止受部に掛止させるタンクの蓋の固定構造。
  2. 前記掛止部が前記ボルトのおねじ部を中心に回転することを防止する回転防止手段を備える請求項1記載のタンクの蓋の固定構造。
  3. 前記回転防止手段として、前記めねじ部より下方に延びる延出部を備える請求項2記載のタンクの蓋の固定構造。
JP2012253628A 2012-11-19 2012-11-19 タンクの蓋の固定構造 Active JP6075709B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012253628A JP6075709B2 (ja) 2012-11-19 2012-11-19 タンクの蓋の固定構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012253628A JP6075709B2 (ja) 2012-11-19 2012-11-19 タンクの蓋の固定構造

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2014101129A JP2014101129A (ja) 2014-06-05
JP2014101129A5 JP2014101129A5 (ja) 2015-12-17
JP6075709B2 true JP6075709B2 (ja) 2017-02-08

Family

ID=51024022

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012253628A Active JP6075709B2 (ja) 2012-11-19 2012-11-19 タンクの蓋の固定構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6075709B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7259795B2 (ja) 2020-03-31 2023-04-18 株式会社デンソー 炭化珪素ウェハの製造方法、半導体基板の製造方法および炭化珪素半導体装置の製造方法

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2573815Y2 (ja) * 1992-01-20 1998-06-04 東陶機器株式会社 衛生設備製品
JPH08284240A (ja) * 1995-04-18 1996-10-29 Sekisui Chem Co Ltd トイレ用ロータンクの化粧板の係止機構
JP2001090141A (ja) * 1999-09-28 2001-04-03 Inax Corp ロータンク,小便器の蓋固定構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014101129A (ja) 2014-06-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6546573B1 (en) Drain cover assembly
JP6075709B2 (ja) タンクの蓋の固定構造
JP6218104B2 (ja) 洗面化粧台
JP2014080162A (ja) サドル盗難防止可能な自転車
KR100900005B1 (ko) 케이블 연결 단자함
ITMI20072121A1 (it) Elemento di accoppiamento di un sistema a braccio portante
JP5587587B2 (ja) エンドブラケット
JP5234482B2 (ja) 水洗便器の排水ソケット
JP6029130B2 (ja) 排水トラップ
JP2010095200A (ja) サンシェード装置
KR200464598Y1 (ko) 도난방지용 펜스 어셈블리
JP2008291624A (ja) 排水栓装置
JP5712363B2 (ja) 浴槽エプロンの取付構造
JP2007162347A (ja) 壁パネル
JP6019279B2 (ja) 排水トラップ
JP2011241592A (ja) 排水トラップ
JP5554547B2 (ja) 物干装置
JP2014101129A5 (ja)
JP6220574B2 (ja) 排水口装置
KR20100000963U (ko) 수납 선반용 지지구
KR100939298B1 (ko) 싱크대 다리
JP3184836U (ja) 脱水装置。
JP2010106650A (ja) 壁付水栓及びその取り付け方法
JP5493977B2 (ja) 防爆容器
JP6145935B2 (ja) 便器装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20151028

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20151028

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160727

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160801

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160926

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20161219

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6075709

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170101