JP2010095200A - サンシェード装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】シェードを巻き取るための巻き取り力を容易に調整することのできるサンシェード装置を提供する。
【解決手段】可撓性部材からなるシェード12と、シェード12を巻き取るための中空円筒状のシャフト14と、シャフト14の両端部のうち一方の端部を回転可能な状態で支持する支持部材16と、シャフト14の内部に回転拘束された状態で嵌合するスライダ18と、スライダ18にその一端20aが連結されるとともに、他端20bが支持部材16に連結されるバネ部材20と、シャフト14を収容するとともにシェード12を引き出すための引出口22を有するケース24と、を備えるサンシェード装置10であって、支持部材16は、ケース24の側壁部27aに形成された円形の嵌合孔28に対して回転可能な状態で嵌合していることを特徴とするサンシェード装置10。
【選択図】図4

Description

本発明は、サンシェード装置に関する
従来、特許文献1に記載されたサンシェード装置が知られている。このサンシェード装置は、可撓性のカバー部材を巻き取るための中空状のシャフトと、そのシャフト内に回転拘束された状態で嵌合するスライダと、その一端がスライダに係止されるとともに、他端がロッドガイドに係止された捩りバネと、カバー部材の引き出し口となる開放部を有するケースと、を備えている。
特許第3716924号公報
上記した従来のサンシェード装置によれば、捩りバネが巻締めされた状態で、ロッドガイドがケースに取り付けられている。したがって、カバー部材がケースから引き出された状態で当該カバー部材から手を離した場合には、捩りバネの復元力によってシャフトが回転してカバー部材が自動的に巻き取られるようになっている。
しかしながら、上記した従来のサンシェード装置では、カバー部材を巻き取るための巻き取り力(トルク)を調整するためには、ロッドガイドをケースから取り外した後に、ロッドガイドを回転させることで捩りバネの巻締めを行い、その後、ロッドガイドをケースに対して再び組み付けるという大掛かりな作業が必要であった。
本発明は上記のような事情に鑑みてなされたものであって、シェードを巻き取るための巻き取り力を容易に調整することのできるサンシェード装置を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段は、以下の発明である。
第1発明は、可撓性部材からなるシェードと、前記シェードを巻き取るための中空円筒状のシャフトと、前記シャフトの両端部のうち一方の端部を回転可能な状態で支持する支持部材と、前記シャフトの内部に回転拘束された状態で嵌合するスライダと、前記スライダにその一端が連結されるとともに、他端が前記支持部材に連結されるバネ部材と、前記シャフトを収容するとともに前記シェードを引き出すための引出口を有するケースと、を備えるサンシェード装置であって、前記支持部材は、前記ケースの側壁部に形成された円形の嵌合孔に対して回転可能な状態で嵌合していることを特徴とするサンシェード装置である。
第1発明によれば、支持部材を回転させることでバネ部材の巻締めを行うことが可能であり、シェードを巻き取るための巻き取り力(トルク)を容易に調整することが可能である。また、支持部材はケースの側壁部に形成された円形の嵌合孔に対して回転可能な状態で嵌合しているために、支持部材をケースから取り外すことなく回転させることが可能であり、シェードを巻き取るための巻き取り力を容易に調整することが可能である。
第2発明は、第1発明のサンシェード装置であって、前記支持部材の回転位置を固定するためのロックネジを備えることを特徴とするサンシェード装置である。
第2発明によれば、ロックネジを取り外すだけで支持部材を回転させることが可能であり、シェードを巻き取るための巻き取り力を容易に調整することが可能である。
第3発明は、第2発明のサンシェード装置であって、前記ロックネジは、前記支持部材または前記ケースの側壁部に形成された長孔に挿通されており、前記長孔は、前記支持部材の回転軸を中心として円弧状に形成されていることを特徴とするサンシェード装置である。
第3発明によれば、ロックネジを弛めるだけでロックネジが長孔内を移動可能となり支持部材を回転させることができ、シェードを巻き取るための巻き取り力を容易に調整することが可能である。
第4発明は、第1発明から第3発明のうちいずれかのサンシェード装置であって、前記支持部材は、前記嵌合孔に嵌合する嵌合部と、前記嵌合部から前記シャフトの内部に突出するとともに、前記シャフトの一方の端部を支持する軸部とを有しており、前記軸部は、前記支持部材の回転中心から離れた位置に設けられていることを特徴とするサンシェード装置である。
第4発明によれば、シャフトの一方の端部を支持する軸部が、支持部材の回転中心から離れた位置に設けられている。したがって、支持部材を回転させることによって、シャフトの傾斜角度を調整することが可能であり、シェードに発生した弛みやシワなどを容易に取り除くことが可能となる。
第5発明は、第1発明から第4発明のうちいずれかのサンシェード装置であって、前記支持部材には、当該支持部材を回転させるための工具を係合させることのできる係合溝が形成されていることを特徴とするサンシェード装置である。
第5発明によれば、係合溝に工具を係合させることによって支持部材を回転させることが可能であり、シェードを巻き取るための巻き取り力を容易に調整することが可能である。
本発明によれば、シェードを巻き取るための巻き取り力を容易に調整することのできるサンシェード装置を提供することが可能である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本実施形態に係るサンシェード装置10の斜視図である。図2は、サンシェード装置10の分解斜視図であり、ケース24に対して支持部材16を組み付ける前の状態を示している。図3は、サンシェード装置10の部分拡大斜視図である。図4は、サンシェード装置10の断面図である。図5は、図4に示すサンシェード装置10のA−A線断面図である。図6は、図4に示すサンシェード装置10のB−B線断面図である。
本実施形態に係るサンシェード装置10は、図示しない車両のリアウィンドウの下部に配設されたパッケージトレイの下面側などに設置される。サンシェード装置10は、可撓性部材からなるシェード12を備えており、シェード12を上方に引き出すことで車両のリアウィンドウの車室内側を覆うことが可能に構成されている。
図1、図2に示すように、サンシェード装置10は、可撓性部材からなるシェード12と、シェード12を巻き取るための中空円筒状のシャフト14と、シャフト14の両端部のうち一方の端部を回転可能な状態で支持する支持部材16と、シャフト14の内部に回転拘束された状態で嵌合するスライダ18と(図4参照)、スライダ18にその一端が連結されるとともに、他端が支持部材16に連結されるバネ部材20と、シャフト14を収容するとともにシェード12を引き出すための引出口22を有するケース24と、を備えている。
シェード12は、可撓性を有するシート状の部材によって構成されている。シェード12は、例えば、ポリ塩化ビニルシートやポリプロピレンシートなどの合成樹脂製シート、メッシュシート、織布、不織布などによって構成されている。
シャフト14は、シェード12をその周囲に巻き取ることが可能な中空円筒状の部材によって構成されている。シャフト14は、例えば、ポリプロピレンなどの合成樹脂材料、あるいは、アルミニウムや鉄などの金属材料によって形成されている。シャフト14の内周面には、図3、図6に示すように、シャフト14の軸線方向に沿って連続的に延びる複数本の突条15が形成されている。
スライダ18は、シャフト14の内部に回転拘束された状態で、かつ、シャフト14の軸線方向に沿ってスライド可能に嵌合することが可能な円柱状の部材によって構成されている。スライダ18は、例えば、ポリプロピレンやPOM(ポリアセタール)などの合成樹脂材料によって形成されている。スライダ18の外周面には、図4、図6に示すように、スライダ18の軸線方向に沿って連続的に延びる複数本の突条19が形成されている。スライダ18は、シャフト14の断面形状に対応した異形断面形状を有しており、シャフト14の内部に回転拘束された状態で嵌合している。
ケース24は、例えば、ポリプロピレンなどの合成樹脂材料、あるいは、アルミニウムや鉄などの金属材料によって形成されている。ケース24の内部には、シャフト14が回転可能な状態で収容されている。ケース24の上方側には、シャフト14の周囲に巻き取られているシェード12を上方に引き出すための略長方形の引出口22が設けられている。
ケース24は、図1、図2に示すように、中空円筒状の本体部25と、その本体部25の左右両側の端部をそれぞれ塞ぐための側壁部27a、27bとを有している。左側の側壁部27aには、後述する支持部材16が回転可能な状態で嵌合することのできる円形の嵌合孔28が形成されている。
図3に示すように、側壁部27a、27bの下部には、挿通孔29が形成されている。本体部25の下部には、挿通孔29に対応する位置にネジ孔31が形成されている。ネジ33を挿通孔29に挿通した後、ネジ33をネジ孔31に螺合することによって、側壁部27a、27bを本体部25の左右両側の端部に対してそれぞれ取り付けることが可能となっている。
バネ部材20は、シャフト14が回転することによって弾性エネルギーを蓄積することが可能な捩りバネあるいはコイルバネ等によって構成されている。図4に示すように、バネ部材20の一端20aは、スライダ18に連結されるとともに、バネ部材20の他端20bは、支持部材16に形成した後述する第1の軸部30aの先端に連結されている。なお、図3に示すように、第1の軸部30aには、連結孔35が形成されており、バネ部材20の他端20bはこの連結孔35に対して挿入されることで第1の軸部30aに連結している。
図1、図2に示すように、シェード12の引き出し側の端縁部には、略長方形の断面を有する長尺部材からなるフレーム32が取り付けられている。フレーム32は、例えば、ポリプロピレンなどの合成樹脂材料、あるいは、アルミニウムや鉄などの金属材料によって形成されている。車両の搭乗者は、このフレーム32を手で持つことによってシェード12を上方に引き出すことが可能となっている。
図1、図2に示すように、図示しない車両の天井部には、フレーム32を係合させることのできる2つのフック34が取り付けられている。フレーム32をフック34に係合させることによって、ケース24の内部からシェード12を上方に引き出した状態で保持することが可能となっている。また、フレーム32をフック34から取り外すことによって、シェード12をケース24の内部に自動的に巻き取らせることが可能となっている。
図3、図4に示すように、支持部材16は、側壁部27aに形成された円形の嵌合孔28に対して回転可能な状態で嵌合する円柱状の嵌合部36と、その嵌合部36からシャフト14の内部に向けて突出する第1の軸部30aとを有している。第1の軸部30aが、本発明の「軸部」に対応している。
また、図4に示すように、側壁部27bの内壁面には、シャフト14の内部に向けて突出する第2の軸部30bが設けられている。
第1の軸部30aの外周と、シャフト14の内周との間には、軸受用のブッシュ38が介装されている。また、第2の軸部30bの外周と、シャフト14の内周との間にも、軸受用のブッシュ38が介装されている。ブッシュ38は、POM(ポリアセタール)等の摩擦特性に優れる合成樹脂材料によって形成されている。
したがって、シャフト14は、第1の軸部30aによって一方の端部(図4において左側の端部)が回転可能に支持されるとともに、第2の軸部30bによって他方の端部(図4において右側の端部)が回転可能に支持されている。
図3に示すように、ブッシュ38の外周面には、その軸線方向に沿って連続的に延びる複数本の突条39が形成されている。ブッシュ38は、シャフト14の断面形状に対応した異形断面形状を有しており、シャフト14の内部に回転拘束された状態で嵌合している(図5参照)。
また、図3に示すように、ブッシュ38の中心部には、円形の軸受孔40が形成されている。この軸受孔40には、第1の軸部30aが回転可能な状態で挿通されている(図5参照)。
図3、図4に示すように、支持部材16は、嵌合孔28よりも大きな外径を有する円板状のフランジ部41を有している。このフランジ部41は、嵌合部36を間に挟んで第1の軸部30aの反対側に形成されている。支持部材16を構成する3つの部分、すなわち、フランジ部41と、嵌合部36と、第1の軸部30aとは、ポリプロピレン等の合成樹脂材料によって一体に形成されている。
図3、図4に示すように、フランジ部41には、当該フランジ部41を表裏方向に貫通する長孔43が形成されている。長孔43は、支持部材16の回転軸を中心として円弧状に形成されている。長孔43には、ロックネジ42が挿通されており、そのロックネジ42は側壁部27aに形成されたネジ孔44に螺合している。このロックネジ42によって、支持部材16を任意の回転位置でロック(固定)することが可能となっている。
図3に示すように、フランジ部41の外側の表面(ケース24が配置する側とは反対側の表面)には、係合溝45が形成されている。係合溝45は、略十字型の形状を有している。この係合溝45に図示しないドライバ等の工具を係合させることで支持部材16を容易に回転させることが可能となっている。
以上のように構成されたサンシェード装置10の作用効果について説明する。
本実施形態のサンシェード装置10によれば、支持部材16を回転させることでバネ部材20の巻締めを行うことが可能であり、シェード12を巻き取るための巻き取り力(トルク)を容易に調整することが可能である。すなわち、バネ部材20によるシェード12の巻き取り力が弱い(あるいは強い)と感じた場合には、ロックネジ42をネジ孔44から取り外すか、もしくは、ロックネジ42を弛めることによって、支持部材16を回転させることが可能である。これにより、バネ部材20の巻き締め(あるいは巻き戻し)を行うことが可能であり、シェード12を巻き取るための巻き取り力を容易に調整することが可能である。
本実施形態のサンシェード装置10によれば、支持部材16を嵌合孔28から取り外すことなく、支持部材16を回転させることが可能である。したがって、従来のサンシェード装置のように、支持部材16をケース24から取り外すなどの大掛かりな作業が不要であり、シェード12を巻き取るための巻き取り力を容易に調整することが可能である。
本実施形態のサンシェード装置10によれば、ロックネジ42を取り外すだけで支持部材16を回転させることが可能であり、シェード12を巻き取るための巻き取り力を容易に調整することが可能である。
本実施形態のサンシェード装置10によれば、ロックネジ42が長孔43に挿通されているために、ロックネジ42を弛めるだけでロックネジ42が長孔43内を移動可能となり支持部材16を回転させることができる。したがって、シェード12を巻き取るための巻き取り力を容易に調整することが可能である。
本実施形態のサンシェード装置10によれば、シャフト14の一方の端部を支持する第1の軸部30aが、支持部材16の回転中心から離れた位置に設けられている。つまり、第1の軸部30aが、支持部材16の回転中心からオフセットされた位置に設けられている。したがって、支持部材16を回転させることによって、シェード12の引き出し方向に対するシャフト14の傾斜角度を調整することが可能であり、シェード12に発生した弛みやシワなどを容易に取り除くことが可能である。以下、図7〜図9を参照しながら、このような作用効果についてさらに詳細に説明する。
図7、図8は、支持部材16のケース24が配置されている側の表面を一部断面で表した正面図である。図7に示すように、第1の軸部30aは、支持部材16の回転中心と、ロックネジ42の回転中心とを結ぶ直線上に配置している。また、第1の軸部30aは、支持部材16の回転中心からロックネジ42の方向に所定の距離だけ離れた位置(オフセットされた位置)に設けられている。
図8に示すように、支持部材16を反時計回りに回転(自転)させると、これに伴って第1の軸部30aが反時計回りに回転(公転)する。すると、第1の軸部30aと、第2の軸部30bとの相対的な位置関係が変化する。これにより、第2の軸部30bを中心軸としてシャフト14が揺動するために、シェード12の引き出し方向に対するシャフト14の傾斜角度を調整することが可能である。
図9は、シャフト14から引き出されたシェード12の平面図であり、シェード12の上縁部に取り付けられたフレーム32をフック34に掛け止めした状態を示している。
図9に示すように、シャフト14の左側の端部は、第1の軸部30aによって回転可能に支持されており、シャフト14の右側の端部は、第2の軸部30bによって回転可能に支持されている。シャフト14の左側の端部と、フレーム32の左側の端部との距離は、「a」となっている。シャフト14の右側の端部と、フレーム32の右側の端部との距離は、「b」となっている。
ところで、シェード12を上方に引き出してフレーム32をフック34に掛け止めした場合、シェード12にシワや弛みが発生する場合がある。このようなシェード12のシワや弛みは、例えば、シャフト14の組み付け誤差、ケース24の組み付け誤差、シェード12の寸法誤差、シェード12の伸びや縮み等に起因して発生する。なお、このようなシェード12のシワや弛みは、サンシェード装置10を車両に設置したときの初期不良として発生する場合もあるし、サンシェード装置10を長い間使用したことに伴う劣化現象として発生する場合もある。
本実施形態のサンシェード装置10によれば、支持部材16を回転させることによって、上記「a」の距離を調整することが可能であり、「a」と「b」との比率を調整することが可能である。したがって、シェード12にシワや弛み等が発生した場合であっても、シャフト14の傾斜角度を調整することでこのようなシワや弛みを容易に取り除くことが可能である。
また、本実施形態のサンシェード装置10によれば、支持部材16には長孔43が形成されており、この長孔43にロックネジ42が挿通されているために、ロックネジ42を弛めるだけで支持部材16を回転させることが可能である。したがって、支持部材16を回転させることでシェード12に発生したシワや弛みを容易に取り除くことが可能である。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)上記実施形態では、サンシェード装置10が車両のリアウィンドウを覆うために設置される例を示したが、本発明はこのような態様に限定されるものではない。例えば、サンシェード装置10は、車両のサイドウィンドウを覆うために設置されてもよいし、車両のルーフウィンドウを覆うために設置されてもよい。
(2)上記実施形態では、ケース24の本体部25と側壁部27a、27bとがそれぞれ別体の部材で構成されている例を示したが、これらは一体の部材で構成されてもよい。
(3)上記実施形態では、支持部材16のフランジ部41と嵌合部36と第1の軸部30aとが一体の部材で構成されている例を示したが、これらは別体の部材で構成されてもよい。
(4)上記実施形態では、スライダ18がシャフト14の軸線方向に沿ってスライド可能である例を示したが、スライダ18がシャフト14の軸線方向に沿ってスライド不能である場合であっても、本発明を適用することが可能である。
(5)上記実施形態では、スライダ18の外周面に合計12本の突条19が形成されている例を示したが(図6参照)、スライダ18の断面形状はシャフト14の内部に回転拘束された状態で嵌合可能な形状であればよく、図6に示した形状に限定するものではない。
(6)上記実施形態では、長孔43がフランジ部41に形成されている例を示したが、長孔43が側壁部27aに形成されている場合であっても本発明を適用することが可能である。
(7)上記実施形態では、ドライバ等の工具を係合させるための係合溝45が略十字型の形状を有している例を示したが、ドライバ等の工具を係合させることができるのであれば十字型以外の形状であってもよく、例えば、マイナスドライバを係合させることが可能な「−」型の形状であってもよい。
サンシェード装置の斜視図である。 サンシェード装置の分解斜視図であり、ケースに対して支持部材を組み付ける前の状態を示している。 サンシェード装置の部分拡大斜視図である。 サンシェード装置の断面図である。 図4に示すサンシェード装置のA−A線断面図である。 図4に示すサンシェード装置のB−B線断面図である。 支持部材のケースが配置されている側の表面を一部断面で表した正面図である。 支持部材のケースが配置されている側の表面を一部断面で表した正面図である。 シャフトから引き出されたシェードの平面図であり、シェードの上縁部に取り付けられたフレームをフックに掛け止めした状態を示している。
符号の説明
10…サンシェード装置
12…シェード
14…シャフト
16…支持部材
18…スライダ
20…バネ部材
22…引出口
24…ケース
27a…側壁部
28…嵌合孔
30a…第1の軸部(軸部)
30b…第2の軸部
36…嵌合部
41…フランジ部
42…ロックネジ
43…長孔
45…係合溝

Claims (5)

  1. 可撓性部材からなるシェードと、前記シェードを巻き取るための中空円筒状のシャフトと、前記シャフトの両端部のうち一方の端部を回転可能な状態で支持する支持部材と、前記シャフトの内部に回転拘束された状態で嵌合するスライダと、前記スライダにその一端が連結されるとともに、他端が前記支持部材に連結されるバネ部材と、前記シャフトを収容するとともに前記シェードを引き出すための引出口を有するケースと、を備えるサンシェード装置であって、
    前記支持部材は、前記ケースの側壁部に形成された円形の嵌合孔に対して回転可能な状態で嵌合していることを特徴とするサンシェード装置。
  2. 請求項1に記載のサンシェード装置であって、
    前記支持部材の回転位置を固定するためのロックネジを備えることを特徴とするサンシェード装置。
  3. 請求項2に記載のサンシェード装置であって、
    前記ロックネジは、前記支持部材または前記ケースの側壁部に形成された長孔に挿通されており、
    前記長孔は、前記支持部材の回転軸を中心として円弧状に形成されていることを特徴とするサンシェード装置。
  4. 請求項1から請求項3のうちいずれか1項に記載のサンシェード装置であって、
    前記支持部材は、前記嵌合孔に嵌合する嵌合部と、前記嵌合部から前記シャフトの内部に突出するとともに、前記シャフトの一方の端部を支持する軸部とを有しており、
    前記軸部は、前記支持部材の回転中心から離れた位置に設けられていることを特徴とするサンシェード装置。
  5. 請求項1から請求項4のうちいずれか1項に記載のサンシェード装置であって、
    前記支持部材には、当該支持部材を回転させるための工具を係合させることのできる係合溝が形成されていることを特徴とするサンシェード装置。
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