JP3184836U - 脱水装置。 - Google Patents

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Abstract

【課題】一般の水桶またはバケツに適用可能な脱水装置を提供する。
【解決手段】水桶に設置可能な脱水装置であり、外筒と内筒2とを備える。外筒は、水を濾過する網部および板部14からなる底部を有し、板部14から水桶側に突出し水桶の内壁に寄り掛かることが可能な位置決め部15を有し、外壁に固定座3が設置されている。内筒2は、外筒内に設けられており、シャフト22により外筒と接続されている。外筒の板部14は、水桶の開口端の環状突縁に位置し、位置決め部15が水桶の内壁に寄り掛かっている。
【選択図】図1

Description

本考案は脱水装置に関する。
従来、離心力を利用してモップの水を搾り出す脱水装置が知られている。このような、脱水装置は、水桶やバケツの中に固定されている。脱水装置は、外筒と内筒により構成されている。内筒は外筒に対して自由に回転可能である。外筒に対して内筒が回転すると、離心力により、モップの水がモップから脱離する。
上述の従来の脱水装置は、専用の水桶を使用しなければ、脱水装置を水桶に固定することができない。また、ベアリングに保護する処置がなければ、ベアリングに水が浸入するおそれがある。
本考案の目的は、一般の水桶またはバケツに適用可能な脱水装置を提供することにある。
本考案の脱水装置は、水桶に設置可能な脱水装置であり、外筒と内筒とを備える。
外筒は、水を濾過する網部および板部からなる底部を有し、板部から水桶側に突出し水桶の内壁に寄り掛かることが可能な位置決め部を有し、外壁に固定座が設置されている。内筒は、外筒内に設けられており、シャフトにより外筒と接続されている。外筒の板部は、水桶の開口端の環状突縁に位置し、位置決め部が水桶の内壁に寄り掛かっている。
外筒の下端の左右側にそれぞれ固定座が設けられている。固定座は外筒を水桶に固く締め付ける。この固定座は、逆U字状に形成されており、支持板、一係止板、および締め付け板を有する。締め付け板の中央部には、ねじ孔があけられている。ボルトをねじ孔にねじ付けてナットをボルトねじ付けることで、外筒が水桶に固定される。
内筒は底部中央部に嵌合筒が設けられており、嵌合筒は下向きの開口を有する。嵌合筒の中央部にはシャフトが設けられている。このシャフトは外筒のブッシュに回転可能に支持され、内筒と外筒とは回転可能に結合されている。
本考案の脱水装置は、外筒の板部と網部が水桶の開口端の片側に置かれており、外筒の位置決め部と水桶の内壁とが当接しており、網部が水桶の中に対応している。固定座の支持板は水桶の環状突縁の上に位置し、固定座の係止板は水桶の内側に位置している。締め付け具が締め付け板のねじ孔にねじ込まれていることで、締め付け板が水桶の外壁にねじ付けられ、外筒は水桶の片側に固く組み付けられる。ブッシュは、外筒の管状軸の中に設けられており、内筒のシャフトを回転可能に支持する。内筒の嵌合筒は、外筒の管状軸に嵌め込まれており、水が散ばることを抑制し金属部材の腐蝕を抑制する。本考案の脱水装置は専用水桶を使用せず、市販の色々な水桶やバケツを利用することができ、比較的に大きい容量の水桶を使用することができる。また本考案の脱水装置は、内筒の中で脱水を行い、汚れた水を自然に水桶の中に落下させる。
本考案の脱水装置は、専用の水桶を使用せずに、コストが安く、水桶への取り付けおよび取りはずしが非常に簡単かつ便利である。
本考案の第1実施形態による脱水装置を示す分解斜視図である。 本考案の第1実施形態による脱水装置を示す断面図である。 本考案の第1実施形態による脱水装置を示す断面図である。 本考案の第1実施形態による脱水装置を示す平面図である。 本考案の第2実施形態による脱水装置を示す分解斜視図である。 本考案の第2実施形態による脱水装置を示す平面図である。 本考案の第2実施形態による脱水装置を示す側面図である。 本考案の第2実施形態による脱水装置を示す側面図である。 本考案の第2実施形態による脱水装置を示す側面図である。 本考案の第3実施形態による脱水装置を示す分解斜視図である。 本考案の第3実施形態による脱水装置を示す平面図である。 本考案の第3実施形態による脱水装置を示す断面図である。
本考案の複数の実施形態を図面に基づいて説明する。
(第1実施形態)
本考案の第1実施形態による脱水装置を図1から図4に示す。図1から図4に示すように、本実施形態の脱水装置は、外筒1と内筒2とで構成される。
外筒1は、その底部の中央部に管状軸11が設置されており、管状軸11の中央の貫通孔の上下両端にブッシュ(BUSH)12が嵌め付けられている。底部は片側に排水用の網部13が形成されている。網部13の面積は底部の約半分にするである。底部の残りの半分は板部14として形成されており、水を網部13に向けて流れるようにする。網部13の面積は底部の約半分である。管状軸11の近くに少なくとも一つの位置決め部15が設置されており、外筒1が水桶の上端に設置する時、この位置決め部は水桶の内壁に当接し、外筒1の位置を決める。外筒1の底端の左右両側には、外側に伸びている固定座3が設置されている。この固定座3は、逆U字状に形成されており、その下側に支持板31、係止板32、および締め付け板33を有する。締め付け板33は、その中央にねじ孔が形成されており、締め付け具(或るいはボルト)34およびナット36により固定座3を介して外筒1を水桶に固定する。
内筒2は底部中央部に嵌合筒21が設置されており、嵌合筒は下向きの開口を有する。内筒2は、下側に向いて伸びているシャフト22が中央に設けられている。シャフト22は、外筒1の管状軸11のブッシュ12に支持され、内筒2と外筒1とを回転可能に接続する。
第1実施形態の脱水装置を使用する時は、外筒1の板部14と網部13とを水桶4の環状突縁41の上に置き、少しくとも外筒1の位置決め部15を水桶4の内壁に寄り掛け、外筒1を水桶4の片側の上に安定させる。次に固定座3の支持板31を水桶4の環状突縁41の上に載せて、係止板32を水桶4の内壁と相互に接触させる。締め付け具34のねじ部35とナット36とで固定座3を水桶4の外壁に締め付けることで、外筒1を水桶4の片側に固定する。続いて、内筒2のシャフト22を外筒1の管状軸11のブッシュ12の中に嵌め込む。内筒2は順調且つ迅速に外筒1の中で回転する。嵌合筒21が管状軸11を覆っているので、水が飛びちることを抑制し、シャフト22の回転力が低下することを抑制する。内筒2と外筒1とは回転可能に接続されている。使用しない時は、内筒2を容易に外筒1から引き出すことができる。また、特別な専用水桶を使用する必要がなく、市販の普通の水桶を使用することができ、コストを低減することができる。本実施形態の脱水装置は、水桶4の貯水空間と洗濯空間を占用せず、水桶4の開口の一部のみふさぐので、開口の大部分が開かれており、モップを容易に水桶4の中に入れることができる。
(第2実施形態)
本考案の第2実施形態による脱水装置を図5から図9に示す。本実施形態の脱水装置は、外筒1と内筒2とで構成される。
外筒1は、第1実施形態と同様に、管状軸11と板部14と網部13と少なくとも一つの位置決め部15とを有する。内筒2は、嵌合筒21とシャフト2とを有する。第2実施形態が第1実施形態と異なる点について説明する。第2実施形態の固定座3は、ブロック状で、底面は水桶4の環状突縁41に位置している。固定座3にはひっかけ具37が設けられており、ひっかけ具37の末端はひっかけ針38が連結されている。ひっかけ針38は水桶4の環状突縁41の窪み42にひっかかり、外筒1は水桶4の片側に組み付けられる。ひっかけ針38の下末端は、つっかかり板39が連結されており、窪み42の中に嵌り込むと同時に水桶4の外壁面に緊密に寄り掛かり、図7、図8と図9が示すように外筒1を水桶4の上に位置させる第2実施形態の脱水装置は、水桶4に取り付けて使用可能であり、使用しないときは簡単に取りはずすことができる。
(第3実施形態)
本考案の第3実施形態の脱水装置を図10、図11、図12に示す。本実施形態の脱水装置は、外筒1と内筒2とで構成されている。
第3実施形態の外筒1と内筒2は、第1実施形態と同じように、外筒1は管状軸11と板部14と網部13と少なくとも一位置決め部15とを有する。内筒2は、嵌合筒21とシャフト22とを有する。外筒1と内筒2との組み合せ方式も第1実施形態と同じであるので、その詳細な説明を省略する。以下、第1実施形態と異なる点について説明する。本実施形態では、板部14の底面に設けられている位置決め部15に対向する位置に、位置決め部15と所定間隔を有する締め付け板33が設置されている。また、締め付け板33にねじこまれている締め付け具34が設けられており、締め付け具34のねじ部35にはナット36がねじ込まれていることで、外筒1が水桶4の外周壁に固定される。これで、外筒1は水桶4の片側の上に設置される。
1・・・外筒、
11・・・管状軸、
12・・・ブッシュ、
13・・・網部、
14・・・板部、
15・・・位置決め部、
2・・・内筒、
21・・・嵌合筒、
22・・・シャフト、
3・・・固定座、
31・・・支持板、
32・・・係止板、
33・・・締め付け板、
34・・・締め付け具、
35・・・ねじ部、
36・・・ナット、
37・・・ひっかけ具、
38・・・ひっかけ針、
39・・・つっかかり板、
4・・・水桶、
41・・・環状突縁、
42・・・窪み。

Claims (10)

  1. 水桶に設置可能な脱水装置であって、
    水を濾過する網部および板部からなる底部を有し、前記板部から前記水桶側に突出し前記水桶の内壁に寄り掛かることが可能な位置決め部を有し、外壁に固定座が設置されている外筒と、
    前記外筒内に設けられており、シャフトにより前記外筒と接続されている内筒と、を備え、
    前記外筒の前記板部は、前記水桶の開口端の環状突縁に位置し、前記位置決め部が前記水桶の内壁に寄り掛かっていることを特徴とする脱水装置。
  2. 前記外筒は、前記底部の中央に管状軸が設置されており、
    前記内筒は、開口が下側に向いている嵌合筒が底部の中央に設けられており、
    前記嵌合筒は、前記外筒の前記管状軸を収容し、中央に前記シャフトが設けられており、
    前記シャフトは、前記外筒の前記管状軸の中央にある孔の中に嵌り込まれていることを特徴とする請求項1記載の脱水装置。
  3. 前記固定座は、逆U字状に形成されており、水平の支持板を有し、当該支持板の一端に係止板が立設されており、前記支持板の他端に前記係止板と対向している締め付け板が立設されており、
    前記支持板は、前記水桶の開口端の前記環状突縁に位置しており、
    前記係止板は、前記水桶の内壁に当接しており、
    前記締め付け板は、締め付け具により前記水桶の外壁に固定されており、
    前記外筒は、前記水桶の片側に組み付けられていることを特徴とする請求項1記載の脱水装置。
  4. 前記固定座は、ブロック状であり、底部が前記水桶の開口端の前記環状突縁に位置しており、
    前記固定座は、一端にひっかけ具が設けられており、
    前記ひっかけ具は、末端にひっかけ針が設けられており、
    前記ひっかけ針は、前記水桶の開口端の前記環状突縁に形成されている窪みの中にはめ込まれていることを特徴とする請求項1記載の脱水装置。
  5. 前記外筒の前記板部の底部に設けられている前記位置決め部と対向する位置に設けられている前記締め付け板に、締め付け具がねじ付けてられており、
    前記締め付け具は、先端が前記水桶の外壁に当接していることを特徴とする請求項1記載の脱水装置。
  6. 前記外筒の前記板部の前記底部は水平状であり、
    前記板部の前記底部は、前記水桶の開口端の前記環状突縁に位置していることを特徴とする請求項1記載の脱水装置。
  7. 前記外筒の前記管状軸の中央穴の両端にはブッシュが設けられており、
    前記ブッシュは、前記内筒の前記シャフトを支持することを特徴とする請求項2記載の脱水装置。
  8. 前記締め付け具のねじ部の先端にはナットが設けられており、
    前記ナットは、前記水桶の外壁に当接していることを特徴とする請求項3または請求項5記載の脱水装置。
  9. 前記固定座の底部は水平状であり、
    前記固定座の底部は前記水桶の開口端の前記環状突縁の上に設けられていることを特徴とする請求項4記載の脱水装置。
  10. 前記ひっかけ針にはつっかかり板が設けられており、
    前記つっかかり板は前記水桶の前記外周壁に強くつっかかることを特徴とする請求項4記載の脱水装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104939774A (zh) * 2015-06-08 2015-09-30 张素平 一种抹布清洗用搅拌器

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