JP6075278B2 - プレス加工装置 - Google Patents

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Description

本発明は、プレス加工装置に関する。
被加工部材の所定の位置を二つの金型部で挟み込むことによって所望の形状にプレス加工するプレス加工装置が知られている。例えば、特許文献1には、帯状の被加工部材を送り部によって一方の方向に送りつつ、被加工部材の複数の部位に二つの金型部によってプレス加工するプレス加工装置が記載されている。
特開2002−254200号公報
しかしながら、特許文献1に記載のプレス加工装置では、二つの金型部に対して被加工部材のプレス加工したい部位をあわせるため、被加工部材を送り部に送る時間が必要となる。このため、被加工部材の送りとプレス加工とを交互におこなうため、単位時間当たりにプレス加工される被加工部材の個数、すなわち、被加工部材の加工速度を向上することができない。
本発明の目的は、加工速度を向上するプレス加工装置を提供することにある。
本発明は、プレスにより被加工部材を加工するプレス加工装置であって、被加工部材を挟み込み可能なよう設けられる第1金型部及び第2金型部から構成される金型を有し第1金型部と第2金型部とが被加工部材を挟み込むと被加工部材を所望の形状にプレス加工する複数の加工部と、第1金型部と第2金型部とが被加工部材を挟み込むよう加工部を作動する加工部作動手段と、複数の加工部を連結する連結部材と、連結部材を一方の方向に駆動する連結部材駆動手段と、を備え、複数の加工部は、被加工部材をプレス加工しつつ、一方の方向に移動することを特徴とする。
本発明のプレス加工装置では、被加工部材は、加工部にプレス加工されるとき、一方の方向に移動する加工部の第1金型部と第2金型部とに挟み込まれる。このとき、被加工部材は、所定の位置をプレス加工されつつ加工部によって一方の方向に送られる。これにより、第1金型部と第2金型部とによるプレス加工のための加工部の作動を中断することなく被加工部材を一方の方向に送ることができ、複数の被加工部材の所定の位置を連続してプレス加工することができる。したがって、単位時間当たりにプレス加工される被加工部材の部位の数を増加することができる。
本発明の第1実施形態によるプレス加工装置の断面図である。 本発明の第1実施形態によるプレス加工装置の概観図である。 本発明の第1実施形態によるプレス加工装置の加工部の概観図である。 本発明の第1実施形態によるプレス加工装置の作用を説明する模式図である。 本発明の第2実施形態によるプレス加工装置の断面図である。 本発明のその他の実施形態によるプレス加工装置の断面図である。
以下、本発明の複数の実施形態を図面に基づいて説明する。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態によるプレス加工装置について、図1〜図4に基づいて説明する。
第1実施形態によるプレス加工装置1は、帯状の被加工部材5に対して金型を有する加工部7を用いて所定の部位を所望の形状に加工する。プレス加工装置1は、複数の加工部7、「加工部作動手段」としての金型作動部20、連結部材30、「連結部材駆動手段」としての回転駆動部40などから構成される。なお、図2、図3(a)、(b)において、紙面の上側を「天」側として、紙面の下側を「地」側とする。
加工部7は、被加工部材5に所望の形状をプレス加工する金型を有する。第1実施形態によるプレス加工装置1には、図1に示すように、12個の加工部7が略環状に設けられている。加工部7は、図3に示すように、第1金型部8、第2金型部9、第1支持部11、第2支持部12、押さえ部71、当接部73、接続部77、ばね79などから構成されている。
第1金型部8は、加工部7においてプレス加工装置1の地側に位置する回転駆動部40の天側の面に当接するよう設けられている金型の一方の部位である。第1金型部8は、第1支持部11に固定されている。第1金型部8の天側には、被加工部材5の一部を収容する溝81が形成されている。溝81の地側には、被加工部材5をプレス加工するとき、第2金型部9のパンチ91が挿入される挿入孔82が形成されている。
第2金型部9は、加工部7においてプレス加工装置1の天側に位置する金型の他方の部位である。第2金型部9は、第2支持部12に固定されている。第2金型部9は、略棒状に形成され天地方向に往復移動可能なパンチ91を有している。第1金型部8と第2金型部9とは、被加工部材5をプレス加工するいわゆる金型を構成する。
第1支持部11は、加工部7の地側に位置し接続部77に対して固定されている。第2支持部12は、加工部7の天側に位置し接続部77に対して天地方向に往復移動可能に設けられている。
第1支持部11と第2支持部12との間には、ばね79が設けられている。ばね79は、第1支持部11と第2支持部12とを離す方向に付勢する。
押さえ部71は、第1金型部8及び第1支持部11と第2金型部9及び第2支持部12との間に設けられている。押さえ部71の端部には、第1金型部8に突出するよう形成されるガイド72が設けられている。ガイド72は、押さえ部71が被加工部材5に当接するとき、第1金型部8の天側に形成されているガイド溝83に挿入され、押さえ部71の天地方向の移動を案内する。ガイド72は、第1金型部8と第2金型部9とが離間しているとき、第1金型部8の天側の面との間に隙間を形成する(図3(a)参照)。当該隙間は、回転駆動部40によって回転する複数の加工部7に対して第1金型部8と第2金型部9との間に位置するようプレス加工装置1の側方から挿入または側方へ離れる被加工部材5が通る通り道となる。
当接部73は、第2金型部9の天側に設けられる。当接部73は、図3(b)に示すように、二つの傾斜面74、76、及び、傾斜面74、76を接続する水平面75を有する断面が台形状に形成されている。当接部73は、図2に示すように、加工部7の天側に位置する金型作動部20の地側の面と当接するよう設けられる。
加工部7では、当接部73が金型作動部20の地側の面に沿って天地方向に移動すると、第2金型部9及び第2支持部12が第1金型部8及び第1支持部11に対して移動する。具体的には、当接部73が金型作動部20の地側の面に沿って地側に移動すると、ばね79の付勢力に抗して第2金型部9及び第2支持部12が地側に移動する。第2金型部9及び第2支持部12が地側に移動すると、押さえ部71が第1金型部8の天側に配置されている被加工部材5に当接し、加工部7に対する被加工部材5の位置を固定する。押さえ部71が被加工部材5に当接したまま、さらに当接部73が地側に移動すると、第2金型部9のパンチ91が地側に移動し、被加工部材5をプレス加工する。
また、当接部73が金型作動部20の地側の面に沿って天側に移動すると、ばね79の付勢力によって第2金型部9及び第2支持部12が天側に移動する。これにより、押さえ部71が被加工部材5から離間し、加工部7に対する被加工部材5の位置が自由となる。複数の加工部7における詳細な作動は後述する。
接続部77は、加工部7がプレス加工装置1に設けられるとき、環状に配置される加工部7の径内方向に位置するよう設けられる。接続部77は、天地方向に貫通する二つの凹部78を有する。凹部78は、連結部材30が有する二つの突部312と嵌合する(図3(c)参照)。これにより、加工部7は接続部77を介して連結部材30に接続する。接続部77は、第1支持部11及び第2支持部12と接続する。
金型作動部20は、プレス加工装置1の天側に位置する。金型作動部20は、地側に突出するよう形成される突部21を有する。突部21は、天地方向に対して傾斜する傾斜面211、213と、傾斜面211、213を接続する水平面212を有する。「当接面」としての傾斜面211、213及び水平面212は、加工部7の当接部73に当接している。
連結部材30は、複数の節部31及び複数の関節部32から構成され、いわゆる、リンク機構を形成する。連結部材30は、環状に形成されている。第1実施形態によるプレス加工装置1では、加工部7の天方向及び地方向のそれぞれに連結部材30が設けられている。二つの連結部材30は、金型作動部20の地側に形成される溝200及び回転駆動部40の天側に形成される溝400に収容されている。
複数の節部31のうちいくつかの節部31には、加工部7の接続部77に嵌合する接続部311が設けられている。接続部311が有する二つの突部312は、図3(c)に示すように、加工部7の二つの凹部78が嵌合する。複数の節部31の天側の端部は、金型作動部20が有する溝200に摺動可能に収容されている。複数の節部31の地側の端部は、回転駆動部40が有する溝400に摺動可能に収容されている。
複数の関節部32は、隣り合う節部31を連結する。関節部32は、節部31に対して回転自在に連結されている。これにより、隣り合う節部31同士は、その間の距離を変更することが可能である。
回転駆動部40は、連結部材30を回転させる駆動力を発生する。第1実施形態によるプレス加工装置1では、回転駆動部40は、図1の実線矢印R1に示すように、金型作動部20側からみて反時計周りに連結部材30を回転させる。
回転駆動部40は、図1に示すように、三個の歯車を有する。回転駆動部40の略中央に位置する歯車41は、金型作動部20側からみて連結部材30を反時計回りに回転させつつ、被加工部材5をプレス加工した直後の加工部7を支持する節部31において隣り合う節部31との間の距離を長くする。図1の紙面の右側に位置する歯車42は、連結部材30を反時計回りに回転させる。図1の紙面の左側に位置する歯車43は、連結部材30を反時計回りに回転させつつ、被加工部材5をプレス加工する直前の加工部7を支持する節部31において隣り合う節部31との間の距離を短くする。これにより、被加工部材5をプレス加工する領域P(図1の二点鎖線で囲まれた領域)では、加工部7が密に配置される一方、領域P以外のプレス加工を行わない領域では、加工部7が互いに間隔を空けて配置される。
次に、第1実施形態によるプレス加工装置1の作用について図4に基づいて説明する。図4には、図1の領域Pにおける加工部7の作動を説明する模式図である。ここでは、説明の便宜上、異なる加工部を区別するため、図4(a)〜(c)に示すように、加工部701、702、703、704、705、706とする。実際には複数の加工部7は連結部材30によって環状に設けられているため、異なる加工部において前後の関係を規定することはできないが、図4において被加工部材5が送られる方向となる実線矢印R1が示す方向に沿って、最も前にある加工部を加工部701とし、最も後にある加工部を加工部706とする。また、加工部の各部位の符号については、例えば、加工部702の第1金型部は第1金型部801などと表す。
図4(a)において、加工部701、702、703、704、705、706のうち加工部702、703は、第1金型部802と第2金型部902及び第1金型部803と第2金型部903によって被加工部材5をプレス加工している。具体的には、加工部702、703は、金型作動部20が有する突部21の水平面212に当接している。これにより、第2金型部902のパンチ912、及び、第2金型部903のパンチ913が実線矢印R1が示す方向に対して略垂直な方向に沿って地側に移動し、被加工部材5の所定の位置が所望の形状となるようプレス加工される。このとき、第1金型部802と第2金型部902及び第1金型部803と第2金型部903は、押さえ部712、713を介して被加工部材5を挟み込みこんだまま実線矢印R1が示す方向に移動する。これにより、被加工部材5は、加工部702、703によってプレス加工されつつ加工部702、703の移動速度と同じ速度で実線矢印R1が示す方向に移動する。すなわち、被加工部材5の送り速度は、加工部7の移動速度と同じとなる。
加工部704は、当接部734が突部21の傾斜面211に当接しつつ、実線矢印R1が示す方向に移動する。これにより、加工部704では、第2金型部904が第1金型部804に対して近づくよう移動し、加工部704の押さえ部714が第1金型部804上に被加工部材5を押さえつけつつある。
加工部701は、被加工部材5のプレス加工が終了した直後の加工部である。加工部701では、当接する突部21の傾斜面213が実線矢印R1が示す方向に沿って地側から天側に向かうよう形成されているため、実線矢印R1が示す方向に進むにつれて第1金型部801と第2金型部901とが離れる。
加工部705は、被加工部材5のプレス加工を行う前の加工部である。加工部705は、突部21の傾斜面211に当接する前であるため、第2金型部905は、第1金型部805から離れている。
図4(a)の状態から連結部材30が反時計周りに回転すると、図4(b)に示す状態になる。図4(b)の状態では、加工部702は、被加工部材5のプレス加工が終了している。加工部702では、突部21の傾斜面213に当接しているため、実線矢印R1が示す方向に進むにつれて第1金型部802と第2金型部902とが離れる。
一方、加工部704は、加工部703がプレス加工した被加工部材5の後側(図4(b)では左側)の部位をプレス加工する。このとき、加工部703、704は、突部21の水平面212に当接しているため、第1金型部803と第2金型部903及び第1金型部804と第2金型部904によって被加工部材5を挟み込んだまま実線矢印R1が示す方向に移動する。これにより、被加工部材5は、加工部703、704によってプレス加工されつつ加工部703、704の移動速度と同じ速度で実線矢印R1が示す方向に移動する。
図4(b)に示す状態からさらに連結部材30が反時計周りに回転すると、図4(c)に示す状態になる。図4(c)の状態では、加工部703は、被加工部材5のプレス加工が終了しつつあり、当接する突部21の傾斜面213に沿って第2金型部903が上昇する。一方、加工部704、705は、突部21の水平面212に当接しているため、第1金型部804と第2金型部904及び第1金型部805と第2金型部905によって被加工部材5をプレス加工しつつ挟み込んだまま実線矢印R1が示す方向に移動する。これにより、被加工部材5は、加工部704、705の移動速度と同じ速度で実線矢印R1が示す方向に移動する。また、加工部705の後に位置する加工部706では、当接部736が突部21の傾斜面211に当接しつつ、実線矢印R1が示す方向に移動する。これにより、加工部706では、第1金型部806に対して第2金型部906が近づくよう移動し、加工部706の押さえ部716が第1金型部806上に被加工部材5を押さえつけつつある。
このように、プレス加工装置1では、領域Pにおいて移動する複数の加工部7によって被加工部材5を連続してプレスしつつ、被加工部材5を実線矢印R1が示す方向に移動させる。
(A)第1実施形態によるプレス加工装置1では、図4に示すように、被加工部材5は実線矢印R1が示す方向に移動する加工部7によってプレス加工される。被加工部材5はプレス加工されるとき第1金型部8と第2金型部9とに挟み込まれているため、実線矢印R1が示す方向に移動する加工部7によって「一方の方向」である実線矢印R1が示す方向に送られる。このように、被加工部材5は、加工部7によってプレス加工されつつ一方の方向に送られる。これにより、プレス加工装置1では、被加工部材5の複数の部位にプレス加工が可能なように被加工部材5を送る時間をゼロとし、単位時間当たりにプレス加工される部位の数を増加することができる。
(B)従来、プレス加工するために被加工部材をプレス加工装置に送る場合、プレス加工装置における金型の動きに合わせて被加工部材の送りを断続的に行う。このため、所定の位置に所望の形状をプレス加工するため被加工部材を精度よく送る必要があった。
第1実施形態によるプレス加工装置1では、被加工部材5は加工部7にプレス加工されつつ移動する第1金型部8と第2金型部9の挟み込みによって一方の方向に送られる。これにより、加工部7によってプレス加工される被加工部材5の所定の位置とプレス加工されるとき当該加工部に位置する被加工部材5の位置とのずれが防止される。したがって、精度よく被加工部材を送ることが可能な送り装置を有することなく、高精度に所定の位置に所望の形状のプレス加工を行うことができる。
(C)また、プレス加工装置1では、被加工部材5は加工部7にプレス加工されつつ一方の方向に移動する第1金型部8と第2金型部9の挟み込みによって送られるため、被加工部材5の送り装置が不要となる。したがって、プレス加工装置1の製造コストを低減することができる。
(D)プレス加工装置1では、複数の加工部7を連結する連結部材30が環状に設けられている。これにより、比較的少ない加工部7によって被加工部材5に多くのプレス加工を行うことができる。したがって、プレス加工装置1の製造コストを低減することができる。
(E)加工部7では、被加工部材5をプレス加工するとき第1金型部8に対して第2金型部9が移動する方向は、加工部7が回転駆動部40によって移動する方向に対して略垂直となるよう設けられている。これにより、回転駆動部40による反時計回りの回転によるプレス加工の位置ずれを小さくすることができる。したがって、被加工部材5を高精度にプレス加工することができる。
(F)加工部7は、金型作動部20が有する突部21の傾斜面211、213、及び水平面212に当接することによって第2金型部9が往復移動する。これにより、電気などのエネルギーを利用した駆動力を用いることなく第1金型部8と第2金型部9とによるプレス加工を行うことができる。
(G)また、連結部材30は、複数の節部31と複数の関節部32とが連結しているリンク機構を有する。連結部材30では、プレス加工が行われる領域Pでは隣り合う加工部7同士の間隔を小さくし、被加工部材5に対するプレス加工を高精度に行う。また、プレス加工が行われない領域では隣り合う加工部7同士の間隔を大きくすることにより、加工部7の数を少なくする。したがって、プレス加工装置1の製造コストを低減することができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態によるプレス加工装置について、図5に基づいて説明する。第2実施形態では、連結部材の形状が第1実施形態と異なる。なお、第1実施形態と実質的に同一の部位には、同一の符号を付し、説明を省略する。
第2実施形態によるプレス加工装置2では、環状に形成された「連結部材」としてのベルト50が用いられている。ベルト50には、加工部7と接続する接続部501が等間隔に設けられている。第2実施形態によるプレス加工装置2では、加工部7は24個設けられている。
回転駆動部60は、二つの歯車61、62を有する。歯車61、62は、ベルト50を回転駆動部60の長手方向の両端で折り返しつつ、ベルト50を反時計周りに回転させる。
第2実施形態によるプレス加工装置2では、ベルト50によって連結する複数の加工部7によって、被加工部材5をプレス加工しつつ、一方の方向、すなわち、図5の紙面の右側の方向に移動する。これにより、第2実施形態によるプレス加工装置2は、第1実施形態の効果(A)〜(F)と同じ効果を奏する。
(他の実施形態)
(ア)上述の実施形態では、被加工部材は、帯状であるとした。しかしながら、被加工部材の形状はこれに限定されない。一個ずつであってもよい。
(イ)上述の第2実施形態では、プレス加工装置の一方の側の長手方向に沿って設けられている加工部によって被加工部材をプレス加工するとした。しかしながら、図6に示すように、プレス加工装置3の他方の側の長手方向に沿って設けられている加工部7によって、別の被加工部材6をプレス加工してもよい。これにより、一台のプレス加工装置によって単位時間当たりにプレス加工される被加工部材の個数を2倍に増加することができる。
(ウ)上述の実施形態では、連結部材は環状に形成されるとした。しかしながら、連結部材の形状はこれに限定されない。直線状であってもよい。
(エ)上述の実施形態では、第1金型に対して第2金型が移動する方向は、加工部が連結部材によって移動する方向に対して略垂直となるよう第1金型部及び第2金型部は設けられるとした。しかしながら、第1金型に対して第2金型が移動する方向と加工部が移動する方向との関係はこれに限定されない。
(オ)上述の実施形態では、「加工部作動手段」としての金型作動部が有する突部に第2金型部の当接部が当接することによって第1金型部に対して第2金型部が移動するとした。しかしながら、第1金型部と第2金型部とが被加工部材を挟み込むよう加工部を作動する方法はこれに限定されない。
(カ)上述の実施形態では、固定されている第1金型部に対して第2金型部が移動することによって、第1金型部と第2金型部が被加工部材を挟み込むとした。しかしながら、被加工部材を挟み込むとき、第1金型部および第2金型部の少なくとも一つが移動すればよい。
以上、本発明はこのような実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の形態により実施可能である。
1、2、3 ・・・プレス加工装置、
5、6 ・・・被加工部材、
7 ・・・加工部、
8 ・・・第1金型部、
9 ・・・第2金型部、
20 ・・・金型作動部(加工部作動手段)、
30 ・・・連結部材、
40 ・・・回転駆動部(連結部材駆動手段)。

Claims (5)

  1. プレスにより被加工部材(5、6)を加工するプレス加工装置(1、2、3)であって、
    前記被加工部材を挟み込み可能なよう設けられる第1金型部(8)及び第2金型部(9)から構成される金型を有し、前記第1金型部と前記第2金型部とが前記被加工部材を挟み込むと前記被加工部材を所望の形状にプレス加工する複数の加工部(7)と、
    前記第1金型部と前記第2金型部とが前記被加工部材を挟み込むよう前記加工部を作動する加工部作動手段(20)と、
    複数の前記加工部を連結する連結部材(30)と、
    前記連結部材を一方の方向に駆動する連結部材駆動手段(40)と、
    を備え、
    複数の前記加工部は、前記被加工部材をプレス加工しつつ、一方の方向に移動することを特徴とするプレス加工装置。
  2. 前記連結部材は、環状に形成され、
    複数の前記加工部は、環状に配置されていることを特徴とする請求項1に記載のプレス加工装置。
  3. 前記加工部は、前記第1金型部と前記第2金型部とが前記被加工部材を挟み込むよう作動する方向に対して垂直な方向に移動することを特徴とする請求項1または2に記載のプレス加工装置。
  4. 前記加工部作動手段は、前記第1金型部及び前記第2金型部の少なくとも一つに当接する当接面(211、212、213)を有し、
    前記当接面は、前記第1金型部と前記第2金型部とが前記被加工部材を挟み込むよう前記加工部を当接することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載のプレス加工装置。
  5. 前記連結部材は、複数の前記加工部を支持する複数の節部(31)、及び、隣り合う前記節部同士を連結する関節部(32)から形成されるリンク機構を有し、
    前記連結部材駆動手段は、前記連結部材に支持されている複数の前記加工部の移動速度を調整することを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載のプレス加工装置。
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