JP6073668B2 - 通信端末、通信管理装置及びそれらの制御方法 - Google Patents

通信端末、通信管理装置及びそれらの制御方法 Download PDF

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本発明は、通信端末、通信管理装置及びそれらの制御方法に関し、特に、通信端末に通信手段の設定を行うための技術に関する。
近年のPC(personal computer)、携帯情報端末、モバイルルータなどの通信端末(以下、「端末」という。)には、複数の通信手段を備え、それらのうち1つあるいは複数の通信手段を用いて通信できるものが増加している。端末が備える通信手段には、有線LAN(local area network)、無線LAN、3G(3rd generation、第三世代移動体通信)、WiMAX(worldwide interoperability for microwave access)及び特定小電力無線通信等がある。
一方、近年の端末は、小型化及び軽量化が図られた結果、携帯して移動することも容易であり、時と場所を選ばずに端末を用いてネットワークに接続して通信することが可能である。
本願に関連して、特許文献1は、サーバーを備え、端末の位置情報をサーバーに送信することでその地域の無線LANアクセスポイント及び設定情報が通知される無線LANシステムを記載している。
特開2004−350054号公報
しかしながら、例えば、端末の使用者が職場では有線LANを使用する一方で、出張先などの移動先では無線LANを使用して通信を行うといった場合には、使用者は端末の通信手段の設定(以下、「通信設定」という。)を切り替える必要があり、使用者の操作が煩雑になる。これに対し、特許文献1に記載されたネットワーク接続システムにおいては、サーバーに記憶された設定情報が端末に通知されるため、端末の通信手段を容易に設定することができる。
しかし、特許文献1に記載されたシステムにおいては、サーバーから端末に送信される通信設定はサーバーにあらかじめ登録されている設定である。すなわち、端末がサーバーから受信する通信設定には、端末の使用者が移動先において設定あるいは変更した内容が反映されていない。このため、特許文献1に記載されたシステムにおいては、端末の通信設定が固定的になり、実際の使用に適した設定とならない場合がある、という課題があった。
(発明の目的)
本発明は、通信端末の通信手段の設定を容易にかつより適した状態で行うための技術を提供することを目的とする。
本発明の通信端末は、通信手段と、前記通信手段を動作させるための通信設定の問い合わせを、位置情報とともに通信管理装置に送信し、前記問い合わせに対する通信設定が存在しない旨の通知を前記通信管理装置から受信した場合には、設定された通信設定を前記位置情報とともに前記通信管理装置に送信し、前記通信管理装置から前記問い合わせに対する通信設定が通知された場合には、前記通知された通信設定を設定する制御手段と、を備える。
本発明の通信管理装置は、通信端末と通信するための通信手段と、前記通信端末から受信した通信設定及び前記通信設定に対応する前記通信端末の位置情報を保存する通信設定テーブルと、前記通信端末から、位置情報を含む通信設定の問い合わせを受信した場合には、前記位置情報に対応する通信設定を前記通信設定テーブルから抽出して、前記通信手段を用いて前記通信端末に送信させる管理手段と、を備える。
本発明の通信端末の制御方法は、通信端末が備える通信手段を動作させるための通信設定の問い合わせを、位置情報とともに通信管理装置に送信し、前記問い合わせに対する通信設定が存在しない旨の通知を前記通信管理装置から受信した場合には、設定された通信設定を前記位置情報とともに前記通信管理装置に送信し、前記通信管理装置から前記問い合わせに対する通信設定が通知された場合には、前記通知された通信設定を設定する、ことを特徴とする。
本発明の通信管理装置の制御方法は、通信端末から受信した通信設定及び前記通信設定に対応する前記通信端末の位置情報を通信設定テーブルに保存し、前記通信端末から、位置情報を含む通信設定の問い合わせを受信した場合には、前記位置情報に対応する通信設定を前記通信設定テーブルから抽出して前記通信端末に送信する、ことを特徴とする。
本発明は、端末の通信手段の設定を容易かつより適した状態で行うことを可能とする。
第1の実施形態の通信システムの構成を示すブロック図である。 第1の実施形態の端末の構成を示す図である。 第1の実施形態における、端末の動作を示すフローチャートである。 第1の実施形態における、端末の動作を示すフローチャートである。 第1の実施形態における、センターサーバーの動作を示すフローチャートである。 第1の実施形態における、センターサーバーが保持する通信設定テーブルの例である。 第2の実施形態の通信システムの構成を示す図である。 第2の実施形態において、端末が地域Aから地域Bに移動する場合の動作を示すフローチャートである。 第3の実施形態の通信システムの構成を示す図である。 第3の実施形態における、センターサーバーが保持する通信設定テーブルの例である。 第4の実施形態の通信システムの構成を示す図である。 第5の実施形態の通信システムの構成を示す図である。 第6の実施形態の通信端末の構成を示すブロック図である。 第7の実施形態の通信管理装置の構成を示すブロック図である。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態の通信システム300の構成を示す図である。端末100は、例えば、PCや携帯情報端末といった、通信端末である。端末100は、位置情報がAの地域(以下「地域A」という。)から、位置情報がBの地域(以下、「地域B」という。)を経て、位置情報がCの地域(以下、「地域C」という。)へ順に移動し、地域A〜Cにおいてインターネット400との間で通信を行う。図1において、破線の矢印は、端末100とセンターサーバー200との間の通信を示す。端末100とセンターサーバー200との間の通信では、通信設定及び端末100の位置情報が送受信される。太い実線の矢印は、端末100とインターネット400との間の通信を示す。さらに、白抜きの矢印は、端末100の移動方向を示す。
地域Aは、端末100が過去に通信を行ったことのない地域である。地域Bは、端末100が過去に3G携帯電話網による通信(以下、「3G通信」という。)を使用してネットワーク通信を行った地域である。地域Cは、端末100が過去に無線LANのアクセスポイント410を介して無線LAN通信を行った地域である。
センターサーバー200は、端末100が、その移動先から有線、無線等の何らかの通信手段により通信可能な、通信管理装置である。センターサーバー200は、端末100の位置と、その位置における端末100の通信設定との対応を保存する。センターサーバー200は、端末100から位置情報を受信すると、当該位置情報に対応した通信設定を検索して端末に通知する。通信設定は、過去にその位置で端末100が選択した通信手段及び通信手段の設定情報を含む。ここで、通信手段とは、有線LAN、無線LAN、3G通信などの、通信を行うための手段を意味する。設定情報は、例えば、IPアドレス、アカウントの登録情報、無線LANのアクセスポイントなどの、各通信手段を設定するために必要な情報を含む。
地域A〜Cの広さは、経度及び緯度で限定される狭い地域であってもよいし、ある程度の広さを持った地域でもよい。なお、端末100の位置は、端末100が備えるGPS(global positioning system)部で取得された経度及び緯度で表すことができる。端末100の構成は、図2を用いて別途説明する。
図1において、端末が過去に通信したことがない地域Aで通信を開始する場合を説明する。地域Aにある端末100は、あらかじめ定められた通信手段(例えば有線LAN)によってセンターサーバー200に接続し、地域Aの位置情報をセンターサーバー200に送信する。これは、端末100からセンターサーバー200への、通信設定の問い合わせである。センターサーバー200は、取得した位置情報を元に、端末100が地域Aにあることを知り、端末100から送信された情報をキーとして、端末100の地域Aにおける過去の通信設定を検索する。しかし、端末100は地域Aでは過去に通信を行っていないため、センターサーバー200は、端末100の地域Aにおける通信設定が保存されていないことを端末100に通知する。なお、端末100が地域Aでは過去に通信を行っていないことがあらかじめわかっている場合には、地域Aにおける端末100からセンターサーバー200への通信設定の問い合わせは省略できる。
端末100は、通信設定が存在しない旨の通知をセンターサーバー200から受信すると、その旨を画面表示やランプ等で表示し、使用者による通信手段の設定を促す。使用者による通信手段の設定の終了後、端末100は、インターネット400との通信が可能になる。また、端末100は、地域Aにおいて設定された通信設定を、センターサーバー200に送信する。センターサーバー200は、端末100から受信した通信設定を、地域Aの位置情報と対応させて保存する。
地域Aから地域Bに移動した端末100は、センターサーバー200に再び接続し、地域Bの位置情報をサーバーに送信する。サーバー200は、取得した位置情報を元に、端末100が地域Bにあると判断し、端末100の地域Bにおける過去の通信設定を検索する。地域Bは、過去に端末100が3G通信を使用してネットワーク通信を行った地域であるので、その時点における端末100の通信設定がセンターサーバー200に保存されている。従って、センターサーバー200では、端末100の過去の3G通信の通信設定が抽出される。なお、以降、通信手段が3G通信の場合の通信設定を「通信設定(3G)」と記載し、他の通信手段の通信設定についても同様に記載する。
そして、センターサーバー200は、抽出された通信設定(3G)を端末100に送信する。端末100は、取得した通信設定によって3G通信のための設定を行い、3G通信によってインターネット400との間で通信を行う。
地域Cに移動した端末100は、地域Bへの移動時と同様に、センターサーバー200に対して、GPSによって取得した地域Cの位置情報を送信する。
センターサーバー200は、取得した位置情報を元に端末100が地域Cにいることを判断し、過去の通信設定を検索して端末100に対して送信する。地域Cは、端末100が過去に無線LANのアクセスポイントを介して無線LAN通信を行った地域であるので、センターサーバー200では、端末100の地域Cにおける無線LANの通信設定(通信設定(無線LAN))が抽出される。そして、センターサーバー200は、抽出された通信設定(無線LAN)を端末100に送信する。
過去の通信設定が、無線LANにてアクセスポイントを介して通信を行ったことを示している場合には、センターサーバー200は、アクセスポイントのアドレスや暗号キーなどの無線LAN通信に必要な情報を通信設定(無線LAN)に含めて端末100へ送信する。通信設定(無線LAN)を受信した端末100は、その設定を基に端末100の設定を行い、インターネット400と通信を行う。地域Cにおいて、通信手段として無線LANが選択された場合には、端末100は、通信設定で指定された無線LANアクセスポイント410へ無線で接続する。無線LANアクセスポイント410は、バックボーン回線によりインターネット400に接続されている。
なお、ある地域からそれと異なる地域へ端末が移動した際に、端末100が位置情報を送信する契機は、例えば、使用者の端末100の操作による指示である。あるいは、端末100は、GPSにより定期的に位置情報を取得し、その際に使用可能な通信手段を用いて、位置情報をセンターサーバー200に送信してもよい。さらに、端末100は、取得した位置情報から求められる現在位置や移動距離に基づいて、例えば端末100が所定の距離以上を移動した場合に、位置情報をセンターサーバー200に送信してもよい。
図2は、本発明の第1の実施形態における、端末100の構成を示すブロック図である。端末100は、前述のように、例えば、PC、携帯情報端末あるいはモバイルルータといった、通信端末である。端末100は、制御部101、メモリ102、GPS部103、無線LAN部104、無線LANアンテナ部105、無線部106、無線アンテナ部107、有線LAN部108及びコネクタ109を備える。
制御部101は、制御プログラムを実行するCPU(central processing unit)を含んでいてもよい。CPUは、制御プログラムにより、端末100を制御してもよい。メモリ部102は、制御プログラムや通信設定を格納する。
GPS部103は、端末100の位置情報を、GPSを用いて取得する。無線LAN部104及び無線LANアンテナ部105は、無線LANアクセスポイント410との間で無線LAN通信を行う。無線部106及び無線アンテナ部107は、3G通信を行う。有線LAN部108は、コネクタ109に接続されたネットワークケーブルを介して有線LAN通信を行う。有線LAN部108は、有線LAN通信のためのPHY(physical layer)やMAC(media access control)部を含む。コネクタ109には、有線LAN通信を行うためのケーブルが接続される。なお、図2の構成ではあくまで一例であり、端末100は全ての通信手段を具備する必要はない。また、端末100が備える通信手段も有線LAN、無線LAN、3G通信に限定されない。
図3及び図4は、第1の実施形態の通信システムにおける、端末100の動作を示すフローチャートである。図3及び図4を用いて、端末100の動作について説明する。
図3に示すフローチャートは、端末100が、過去に通信を行ったことがない地点(新規地点)に移動した場合に、端末100からセンターサーバー200へ新規地点における通信設定を通知する手順を示す。図4に示すフローチャートは、使用者がある地点に移動した場合に通信を開始する場合の手順を示す。
新規地点ではセンターサーバー200に端末100の通信設定が保存されていないため、使用者が端末の通信手段を選択して設定を行う(図3のS201)。なお、図3においては、端末100からセンターサーバー200への、通信設定の問い合わせ手順は省略されている。
端末100は、使用者が選択した通信手段及びその通信に必要な設定情報を含む通信設定を収集する(S202)。そして、通信端末100は、GPS部103を使用して、端末100が現在通信している位置の情報(位置情報)を取得する(S203)。
これらの情報を収集した後、端末100は、その地点での位置情報を含む通信設定を、センターサーバー200に送信する(S204)。
端末100がセンターサーバー200に情報を送信するための通信手段は、特に限定されない。例えば、端末100が使用される拠点には、センターサーバー200と接続するための専用の有線LANのインタフェースが用意されていてもよい。あるいは、端末100とセンターサーバー200との接続のための複数の通信手段があらかじめ用意され、使用者は、端末の位置に応じて適宜センターサーバー200との通信手段を選択してもよい。
また、端末100は、端末100に関する情報(以下、「端末情報」という。)を、位置情報及び通信設定とともにセンターサーバーに送信してもよい。端末情報は、例えば、各々の端末を識別可能な、端末固有の端末ID(identifier)や、端末100の機種名である。センターサーバー200は、端末100から端末情報を受信した場合には、端末情報を位置情報及び通信設定と関連づけて保存する。
続いて、図4を用いて、端末100が、通信を開始した場所とは異なる場所へ移動した場合の動作を説明する。移動後の地点において、端末100は、GPS部103を用いて、通信を開始する地点の位置情報を取得する(S301)。端末100は、所定の通信手段によって、センターサーバー200へ、通信設定の問い合わせを位置情報とともに送信する(S302)。なお、図3の場合と同様に、端末100とセンターサーバー200との間の通信手段は、センターサーバー200との通信のためにあらかじめ定められたものが使用できる。
センターサーバー200は、端末100に対応する過去の通信設定が検索された場合には、当該通信設定を端末100に通知する。また、端末100に対応する過去の通信設定が検索されなかった場合には、センターサーバー200は、当該通信設定が存在しない旨を端末100に通知する。通信設定の問い合わせを受けたセンターサーバー200の動作手順の詳細は、後述する。
端末100は、センターサーバーからの通知を受信し(S303)、当該通知が通信設定の存在を示しているかどうかを確認する(S304)。端末100が、通信設定が存在しない旨の通知をセンターサーバーから受信した場合は(S304:No)、図3で説明したように、使用者が端末100の通信設定を行い、端末100の通信設定をセンターサーバーに通知する(S305)。センターサーバーは、端末100から受信した通信設定と位置情報とを関連づけて保存する。
検索された通信設定を端末100がセンターサーバーから受信した場合には(S304:Yes)、端末100は、受信した通信設定の通信手段を確認し(S306)、通信手段の設定を行う(S306〜S309)。
センターサーバーから入手した通信設定が、端末100が過去に有線LANを使用していたことを示している場合には(S306:有線LAN)、端末100は、通信設定から有線LAN通信の設定情報を抽出し、端末100に有線LANの設定を行う(S307)。
センターサーバーから入手した通信情報が、端末100が過去に3G通信を利用していたことを示している場合には(S306:3G)、端末100は、3G通信を行うための設定を行う(S308)。
過去の通信が無線LANで行われた場合(S306:無線LAN)には、端末100は、通信設定から周囲の無線LANのアクセスポイントの情報を抽出し、端末100が無線LAN通信を行うための設定を行う(S309)。以上の手順により、移動先において、端末100の通信手段の設定が行われる。
図5は、第1の実施形態における、センターサーバー200の動作手順を示すフローチャートである。センターサーバー200は、端末100から通信設定の問い合わせを受信すると(図5のステップS501)、受信した位置情報をキーとして、保存されている通信設定を検索し、当該端末の当該通信拠点に対応する通信設定が存在するかどうかを判断する(S502)。通信設定が端末情報とともに保存されており、端末100から端末情報を受信した場合には、センターサーバー200は、さらに端末情報キーとして通信設定テーブルを検索する。なお、センターサーバー200は、端末100から位置情報とともに通信設定を受信した場合は、受信した通信設定と位置情報とを関連づけて保存する。
端末100に対応する過去の通信設定が存在した場合には(S502:Yes)、センターサーバー200は、通信設定テーブルから、検索された設定情報を抽出して、通信設定として端末100に通知する(S503)。また、端末100に対応する過去の設定情報が存在しなかった場合には(S502:No)、センターサーバー200は、当該通信設定が存在しない旨を端末100に通知する(S504)。
図6は、センターサーバー200が保持する通信設定テーブルの例である。通信設定テーブルは、地域A〜Cに対応する位置情報の範囲、各地域での端末の通信手段及びその通信手段の設定に必要な情報を含む。未登録の地域における通信設定が端末100からセンターサーバー200に通知された場合は、通信設定テーブルに情報が追加される。ここで、各地域の範囲は排他的である必要はなく、重複していてもよい。
また、通信設定テーブルは、端末情報と関連づけられて作成されてもよい。この場合、端末100の端末情報毎に異なる通信設定を保存できるので、センターサーバー200は、端末毎により適した通信設定を端末100に送信することができる。
以上説明したように、第1の実施形態の通信システム300では、センターサーバー200は、端末100の位置情報と、端末100から受信した通信設定とを関連づけて管理する。さらに、端末100が移動先において、端末100は、移動した地点の位置情報をセンターサーバー200に送信して、保存されている通信設定の問い合わせを行う。そして、端末100は、位置情報に対応する通信設定をセンターサーバー200から受信した場合には、当該設定を通信手段に設定する。
このように、第1の実施形態の通信システム300では、端末100によって過去に使用された通信設定が、端末100の位置情報と関連づけられてセンターサーバー200に保存される。そして、端末100から通知されてセンターサーバー200に保存された通信設定が、端末100に通知される。その結果、第1の実施形態の通信システム300は、端末100が過去に使用した通信設定を同一の移動先で使用できる。このため、第1の実施形態の通信システム300は、移動して使用される端末100の通信手段の設定を容易にかつより適した状態で行うことができるという効果を奏する。
さらに、第1の実施形態の通信システム300は、GPS部103で得られた位置情報と通信設定とが紐付けられているので、地域毎の通信設定の管理が容易であるという効果も奏する。例えば、ある地域において無線LANのアクセスポイントが増設された場合、増設されたアクセスポイントの情報を当該地域の通信設定テーブルに一斉に反映させることが可能である。
(第2の実施形態)
本発明の第2の実施形態について、図7及び図8を用いて説明する。第1の実施形態では、端末100は、各地域においてあらかじめ定められた通信手段により、センターサーバーから通信設定を取得した。第2の実施形態においては、端末100は、通信中の通信手段におけるネットワーク接続を用いてセンターサーバーと接続する。
図7は、第2の実施形態の通信システム301の構成を示す図である。以降、第1の実施形態と同様の要素には同一の参照符号を付して、詳細な説明は省略する。
図7において、端末100は、地域Aでは無線LANで通信し、地域Bでは3G通信で通信する。地域Aと地域Bとの間には、地域A、Bの双方に属する中間地域ABが設定されている。端末100は、地域Aに滞在している間は、無線LANによって、センターサーバー200及びインターネット400と通信を行う。そして、端末100は、中間地域ABに移動すると、無線LANによってセンターサーバー200と通信を行い、地域Bの通信設定(3G)を取得する。端末100が地域Bに移動すると、端末100は、それまでの通信設定(無線LAN)を、中間地域ABで取得した通信設定(3G)に切替えることで、3G通信によって、センターサーバー200及びインターネット400との通信を開始する。端末100は、地域Bにおいては、3G通信によってセンターサーバー200との間で位置情報及び通信設定を送受信する。
図8は、第2の実施形態における、端末100が地域Aから地域Bに移動する場合の動作を示すフローチャートである。図8のフローチャートにおいて、端末100が地域Aに移動(S601)すると、端末100は地域Aの位置情報をセンターサーバー200に送信する。そして、端末100は、センターサーバー200から地域Aにおける通信設定(無線LAN)を受信(S602)して、その通信設定に基づいて通信を行う(S603)。
その後、端末100が中間地域ABに到達した際(S604)には、端末100は、地域Aでの通信設定(無線LAN)を維持したまま、無線LANでセンターサーバー200に接続し、地域ABの位置情報をセンターサーバー200に送信する(S605)。
ここで、端末100が定期的に位置情報をセンターサーバー200に送信することにより、センターサーバー200は、端末100の移動中の位置を知ることができる。端末100の位置情報が地域Aから地域ABに移動したことを示している場合には、センターサーバー200は、端末100が今後地域Aから地域Bに移動するものと推定する。そして、センターサーバー200は、端末100の次の移動先と推定される地域Bの通信設定(3G)を端末100に送信する。その結果、端末100は、地域Bの通信設定(3G)を受信する(S606)。
端末100は、中間地域ABに滞在している間は地域Aの通信設定である無線LANにて通信を行う。また、端末100は、地域Bの設定を端末100のメモリ102に格納しておく。そして、端末は、自身が地域Bに移動すると、メモリ格納されていた通信設定(3G)を読み出し、通信設定を無線LANから3Gに置き換えて通信を行う(S607)。
このような構成を備える第2の実施形態の通信システム301は、第1の実施形態の通信システム300と同様に、移動して使用される端末100の通信手段の設定を容易にかつより適した状態で行うことができるという効果を奏する。
さらに、第2の実施形態の通信システム301は、異なる地域へ端末が移動した場合に、通信中の通信手段を用いて、推定される移動先の通信設定をセンターサーバー200から受信できる。この際、端末100は、移動先の地域におけるセンターサーバーへの接続にセンターサーバー200への通信手段を別途設定する必要がないため、移動先の通信設定を入手がより容易になるという効果を奏する。
(第3の実施形態)
図9は、本発明の第3の実施形態の通信システム302の構成を示す図である。第1及び第2の実施形態で説明した端末100は、同一地域内であっても、時間帯によって屋内で使用されたり、屋外で使用されたりすることがある。このような場合には、同じ地域内でも端末が屋内にある場合と屋外にある場合とで、異なる通信手段が使用される場合も考えられる。
第3の実施形態の通信システム302では、通信設定に含まれる位置情報と時刻とが関連付けられることで、端末100の通信設定が時刻毎に変更される。図8に示される通信システム302では、端末100に設定される通信設定が、同一の位置であっても、時刻ごとに異なっている。
図10は、図9に示した通信システム302において、センターサーバー200が保持する通信設定テーブルの例である。図10に示す通信設定テーブルは、地域Aにおける通信手段が、9:30〜12:00までは無線LAN、12:00〜17:00までは3G通信、それ以外の時間帯では有線LANであることを示している。なお、図9に示した通信システム302においては、地域Aにおける、通信手段が有線LANとなる時間帯の端末100の接続構成の記載は省略されている。
図10に示す地域Aの通信設定をセンターサーバー200から通知された端末100は、通信設定で規定されている時間帯毎に、通信手段を無線LAN、3G通信及び有線LANで使い分ける。
なお、センターサーバー200は、時間毎に異なる通信設定を端末100に通知してもよい。あるいは、センターサーバー200は、時間毎に異なる複数の通信設定を一度に端末100に通知し、端末100は、自身の持つ時計に基づいて、通知された通信設定を時間毎に切り替えてもよい。
また、端末100は、時間帯毎に異なる通信手段を設定した場合には、センターサーバー200に、時間毎の通信設定を送信してもよい。
さらに、通信手段を選択する基準としては、端末の位置や時刻以外のものが用いられてもよい。例えば、地域内における通信に使用可能な電波の強度や使用者の端末100の使用頻度、地域内での各通信手段での利用履歴の頻度などによって端末100の通信手段を切り替えるように、通信設定テーブルが作成されてもよい。
このような構成を備える第3の実施形態の通信システム302は、第1及び第2の実施形態と同様に、移動して使用される端末100の通信手段の設定を容易にかつより適した状態で行うことができるという効果を奏する。
さらに、第3の実施形態の通信システム302は、時間毎に異なる通信設定を可能としている。その結果、通信システム302は、端末100の通信設定を、よりきめ細かく設定することができるという効果を奏する。
(第4の実施形態)
図11は、本発明の第4の実施形態の通信システム303の構成を示す図である。図11は、端末が通信できない状態、例えばトンネルなどの通信圏外の地域に入ってしまった場合の通信手段の切り替えを説明するための図である。
図11において、端末110及び端末120は、同一のネットワークに属する端末であり、第1〜第3の実施形態で説明した端末100に、さらにアドホック通信(端末同士の直接通信)を行う機能を備える。端末110及び端末120は、通常は単独でインターネット400との通信が可能である。センターサーバー200は、端末110と端末120とがセンターサーバー200に送信する位置情報によって、各端末の位置を把握する。
図11において、端末110がトンネル130などの通信圏外の地域に入ると、センターサーバー200は、端末110から位置情報を受信できないため、端末110が通信圏外の位置にいると判断する。一方、センターサーバー200は、端末120から位置情報を入手できるため、端末120が通信可能な地域(例えばトンネル外)に存在すると判断する。このような場合、センターサーバー200は、端末110と端末120との間でアドホック通信を行うための通信設定を端末120に送信する。端末110は、端末120を経由して、アドホック通信のための通信設定を入手する。このような手順により、端末110は端末120を介してインターネット400に接続できるようになるため、端末110は、自身が通信圏外の地域に移動した場合でも、端末120を経由したデータ通信が可能になる。
ここで、センターサーバー200は、あらかじめ端末120に対して、アドホック通信により端末110との通信が可能かどうかを問い合わせてもよい。そして、センターサーバー200は、端末120から、端末110とのアドホック通信が可能である旨の通知を受信した後に、アドホック通信を行うための通信設定を端末120に送信してもよい。
このような構成を備える第4の実施形態の通信システム303は、第1〜第3の実施形態と同様に、移動して使用される端末110の通信手段の設定を容易にかつより適した状態で行うことができるという効果を奏する。
さらに、第4の実施形態の通信システム303は、端末110がセンターサーバー200と通信できない位置に存在している場合でも、アドホック通信により、他の端末120を経由して通信設定を受信できるという効果を奏する。
(第5の実施形態)
図12は、本発明の第5の実施形態の通信システム304の構成を示す図である。図12において、端末100は、位置1001a→1001b→1001c→1001dの順に移動する。低電波強度地域1006は3G通信の電波強度が低く、3G通信は可能であるものの、大容量のデータ通信には適さない。しかし、地域1006の内部には、無線LANアクセスポイントなどの、3G通信よりも高速な通信が可能な通信拠点1002が設けられている。そして、拠点1002は大容量の拠点ネットワークを介してインターネット網に接続されている。このため、拠点1002によってカバーされる拠点カバー地域1005は、大容量のデータ通信に適している。
端末が位置1001aに存在している間は、端末100は、3G通信のみが利用可能である。このため、端末100は、センターサーバー200に位置情報を送信して通信設定(3G)を入手し、3G通信によって直接インターネット400に対して無線通信を行う。
その後、端末100は、位置1001aから位置1001bに移動する。位置1001bでは、端末100は、センターサーバー200に再び位置情報を送信する。センターサーバーは、端末100が拠点1002の通信カバー地域にいると判断し、端末100を無線LANによって拠点1002に接続するための通信設定(無線LAN)を端末100に通知する。端末100は、センターサーバー200から受信した通信設定に基づいて、通信手段を3Gから無線LANに切り替える。
端末100が位置1001bから位置1001cに移動した場合には、センターサーバー200は、端末100から受信する位置情報によって、端末100が引き続き拠点カバー地域1005内に存在していることを知る。このため、センターサーバー200は、端末100に位置1001bで通知した通信設定(無線LAN)を再び通知する。そして、端末100は引き続き拠点1002を介して無線LANで通信を行う。
なお、センターサーバーは、端末100に通知しようとする通信設定が直前に通知した通信設定と同一である場合には、端末に通信設定を通知せず、現在の通信設定を引き続き使用するように指示してもよい。現在の通信設定を引き続き使用する指示を受信した端末100は、現在の通信設定を変更せずに使用する。
端末100の位置として位置1001dが通知された場合は、センターサーバー200は、端末100が拠点カバー地域1005の外に出たと判断し、端末100に通知する通信設定を変更する。具体的には、センターサーバー200は、端末100の通信手段を無線LANから3Gに切り替え、端末100が3G通信でインターネットに直接接続するように、通信設定(3G)を選択して通知する。
なお、端末100が地域1006を移動中に拠点カバー地域1005を端末が通過している場合は、端末100は、その旨を使用者に通知してもよい。また、端末100は、通信中にも関わらず端末100が拠点カバー地域1006から外れようとした場合は、拠点カバー地域1005の通信設定で通信中である旨を使用者に通知してもよい。
さらに、センターサーバー200は、端末で使用された通信設定履歴を保存するだけではなく、あらかじめ各地域に応じた設定情報を管理して保存してもよい。例えば、通信手段が無線LANである通信設定について、センターサーバー200は、地域毎のアクセスポイント情報を格納しておいてもよい。そして、センターサーバー200は、地域及びネットワークのトラフィック情報に応じて最適なアクセスポイントを選択して、必要に応じてその情報を端末側に送信してもよい。
さらに、センターサーバーは、地域別の接続の候補として、地域毎に、通信設定を複数用意してもよい。そして、センターサーバーは、端末が接続可能な複数の通信手段のトラフィック情報を収集し、各々の通信手段のトラフィック状況に応じて、端末の通信帯域が最大となるような通信設定を選択して端末に送信してもよい。
また、第1から第5の実施形態においては、通信設定の管理をセンターサーバー側にて行っているが、センターサーバーを用いず、端末の有するメモリ部にて通信設定を保存してもよい。
このような構成を備える第5の実施形態の通信システム304は、第1〜第4の実施形態と同様に、移動して使用される端末100の通信手段の設定を容易にかつより適した状態で行うことができるという効果を奏する。
さらに、第5の実施形態の通信システム304は、ある通信手段が利用可能な地域であっても、より大容量の通信手段を使用するように通信設定を切り替えることが可能である。その結果、第5の実施形態の通信システム304は、通信データ量が大きい場合や、あるいは、電波強度が悪い状況下において、端末100がより好ましい通信設定で通信することを可能にする。
(第6の実施形態)
図13は、本発明の第6の実施形態の通信端末の構成を示すブロック図である。通信端末600は、通信手段601と、制御手段602と、を備える。
制御手段602は、通信手段602を動作させるための通信設定の問い合わせを、通信端末600の位置を示す位置情報とともに、図示されない通信管理装置に送信する。また、制御手段602は、通信設定が存在しない旨の通知を通信管理装置から受信した場合には、通信端末600において設定された通信設定を、位置情報とともに通信管理装置に送信する。
ここで、通信端末600の位置を示す位置情報の取得手段は、特に限定されない。例えば、通信端末600は、GPSを用いて位置情報を取得してもよい。あるいは、通信端末600は、位置情報を外部から入手してもよい。
さらに、制御手段602は、通信管理装置から通信設定が通知された場合には、通知された通信設定を、通信端末に設定する。
このように、第6の実施形態の通信端末600は、設定された通信設定を通信端末600の位置情報と関連づけて通信管理装置に送信する。そして、通信端末600は、通信管理装置から通知された、位置情報に対応した通信設定によって動作する。その結果、第6の実施形態の通信端末600は、移動して使用される通信端末600の通信手段の設定を容易にかつより適した状態で行うことができるという効果を奏する。
(第7の実施形態)
図14は、本発明の第7の実施形態の通信管理装置700の構成を示すブロック図である。通信管理装置700は、図示されない通信端末と通信するための通信手段701と、管理手段702と、を備える。
管理手段702は、通信端末から、通信設定及び当該通信設定に対応する通信端末の位置情報を受信し、通信設定テーブルに保存する。そして、管理手段702は、通信端末から、位置情報を含む通信設定の問い合わせを受信した場合には、位置情報に対応する通信設定を通信設定テーブルから抽出して、通信端末に送信する。
以上の構成を備える通信管理装置700は、通信端末から位置情報と関連づけられた通信設定を保存し、通信端末からの問い合わせに対して、位置情報に対応する通信設定を抽出して通信端末に送信する。従って、通信管理装置700は、通信端末の通信手段の設定を容易にかつより適した状態で行うことができるという効果を奏する。
以上、実施形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施形態に限定されない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
なお、本発明の実施形態は以下の付記のようにも記載されうるが、これらには限定されない。
(付記1)
通信手段と、
前記通信手段を動作させるための通信設定の問い合わせを、位置情報とともに通信管理装置に送信し、前記問い合わせに対する通信設定が存在しない旨の通知を前記通信管理装置から受信した場合には、設定された通信設定を前記位置情報とともに前記通信管理装置に送信し、前記通信管理装置から前記問い合わせに対する通信設定が通知された場合には、前記通知された通信設定を設定する制御手段と、
を備える通信端末。
(付記2)
前記位置情報を前記通信管理装置に送信する際に、さらに、前記通信端末に関する情報を前記通信管理装置に送信する、付記1に記載された通信端末。
(付記3)
前記位置情報を、定期的に前記通信管理装置に送信する、付記1又は2に記載された通信端末。
(付記4)
前記位置情報は、前記通知された通信設定により設定された前記通信手段によって、前記通信管理装置に送信される、付記1乃至3のいずれかに記載された、通信端末。
(付記5)
前記通信設定は、時刻により異なる前記通信手段に対する設定を含む、付記1乃至4のいずれかに記載された通信端末。
(付記6)
他の通信端末との間で直接通信を行う通信機能をさらに備え、前記通信機能により通知された通信設定により前記通信手段が設定される、付記1乃至5のいずれかに記載された通信端末。
(付記7)
GPS(global positioning system)により前記位置情報を生成するGPS部をさらに備える、付記1乃至6に記載された通信端末。
(付記8)
通信端末と通信するための通信手段と、
前記通信端末から受信した通信設定及び前記通信設定に対応する前記通信端末の位置情報を保存する通信設定テーブルと、
前記通信端末から、位置情報を含む通信設定の問い合わせを受信した場合には、前記位置情報に対応する通信設定を前記通信設定テーブルから抽出して、前記通信手段を用いて前記通信端末に送信する管理手段と、
を備える通信管理装置。
(付記9)
前記管理手段は、さらに、通信端末に関する情報に基づいて前記通信設定を前記通信設定テーブルから抽出する、付記8に記載された通信管理装置。
(付記10)
前記管理手段は、さらに、前記通信端末が備える通信手段のトラフィック情報を収集し、前記トラフィック情報に基づいて前記通信設定を前記通信設定テーブルから抽出する、付記8又は9に記載された通信管理装置。
(付記11)
前記管理手段は、位置情報に対応する通信設定をあらかじめ備える、付記8乃至10のいずれかに記載された通信管理装置。
(付記12)
付記1に記載された通信端末と、付記8に記載された通信管理装置と、を備え、
前記通信端末は、前記通信手段を動作させるための通信設定の問い合わせを、前記通信端末の位置を示す位置情報とともに通信管理装置に送信し、
前記通信管理装置は、前記通信端末から、位置情報を含む通信設定の問い合わせを受信した場合には、前記位置情報に対応する通信設定を通信設定テーブルから抽出して前記通信端末に送信する、
通信システム。
(付記13)
通信端末が備える通信手段を動作させるための通信設定の問い合わせを、位置情報とともに通信管理装置に送信し、
前記問い合わせに対する通信設定が存在しない旨の通知を前記通信管理装置から受信した場合には、設定された通信設定を前記位置情報とともに前記通信管理装置に送信し、
前記通信管理装置から前記問い合わせに対する通信設定が通知された場合には、前記通知された通信設定を設定することを特徴とする、
通信端末の制御方法。
(付記14)
通信端末から受信した通信設定及び前記通信設定に対応する前記通信端末の位置情報を通信設定テーブルに保存し、
前記通信端末から、位置情報を含む通信設定の問い合わせを受信した場合には、前記位置情報に対応する通信設定を前記通信設定テーブルから抽出して前記通信端末に送信することを特徴とする、
通信管理装置の制御方法。
(付記15)
通信端末が備える通信手段を動作させるための通信設定の問い合わせを、通信端末の位置を示す位置情報とともに通信管理装置に送信する手順、
前記問い合わせに対する通信設定が存在しない旨の通知を前記通信管理装置から受信した場合には、前記通信端末において設定された通信設定を前記位置情報とともに前記通信管理装置に送信する手順、
前記通信管理装置から前記問い合わせに対する通信設定が通知された場合には、前記通知された通信設定を前記通信端末に設定する手順、
をコンピュータに実行させるための、通信端末の制御プログラム。
(付記16)
通信端末から受信した通信設定及び前記通信設定に対応する前記通信端末の位置情報を通信設定テーブルに保存する手順、
前記通信端末から、位置情報を含む通信設定の問い合わせを受信した場合には、前記位置情報に対応する通信設定を前記通信設定テーブルから抽出して前記通信端末に送信する手順、
をコンピュータに実行させるための、通信管理装置の制御プログラム。
100、110、120 端末
101 制御部
102 メモリ
103 GPS部
104 無線LAN部
105 無線LAN用アンテナ部
106 無線部
107 無線アンテナ部
108 有線LAN部
109 コネクタ
130 トンネル
1001a〜1001d 位置
1002 拠点
1005 拠点カバー地域
1006 低電波強度地域
200 センターサーバー
300〜304 通信システム
400 インターネット
410 無線LANアクセスポイント
600 通信端末
601 通信手段
602 制御手段
700 通信管理装置
701 通信手段
702 管理手段

Claims (6)

  1. 通信手段と、
    前記通信手段を動作させるための通信設定の問い合わせを、位置情報とともに通信管理装置に送信し、前記問い合わせに対する通信設定が存在しない旨の通知を前記通信管理装置から受信した場合には、設定された通信設定を前記位置情報とともに前記通信管理装置に送信し、前記通信管理装置から前記問い合わせに対する通信設定が通知された場合には、前記通知された通信設定を設定する制御手段と、
    を備える通信端末。
  2. 前記位置情報を前記通信管理装置に送信する際に、さらに、前記通信端末に関する情報を前記通信管理装置に送信する、請求項1に記載された通信端末。
  3. 前記通信設定は、時刻により異なる前記通信手段に対する設定を含む、請求項1又は2に記載された通信端末。
  4. 他の通信端末との間で直接通信を行う通信機能をさらに備え、前記通信機能により通知された通信設定により前記通信手段が設定される、請求項1乃至3のいずれかに記載された通信端末。
  5. 請求項1に記載された通信端末と、
    前記通信端末と通信するための通信手段と、前記通信端末から受信した通信設定及び前記通信設定に対応する前記通信端末の位置情報を保存する通信設定テーブルと、前記通信端末から、位置情報を含む通信設定の問い合わせを受信した場合には、前記位置情報に対応する通信設定を前記通信設定テーブルから抽出して、前記通信端末と通信するための前記通信手段を用いて前記通信端末に送信する管理手段と、を備える通信管理装置と、
    を備え、
    前記通信端末は、前記通信端末の前記通信手段を動作させるための通信設定の問い合わせを、前記通信端末の位置を示す位置情報とともに前記通信管理装置に送信し、
    前記通信管理装置は、前記通信端末から、前記位置情報を含む通信設定の問い合わせを受信した場合には、前記位置情報に対応する通信設定を前記通信設定テーブルから抽出して前記通信端末に送信する、
    通信システム。
  6. 通信端末が備える通信手段を動作させるための通信設定の問い合わせを、位置情報とともに通信管理装置に送信し、
    前記問い合わせに対する通信設定が存在しない旨の通知を前記通信管理装置から受信した場合には、設定された通信設定を前記位置情報とともに前記通信管理装置に送信し、
    前記通信管理装置から前記問い合わせに対する通信設定が通知された場合には、前記通知された通信設定を設定する、
    ことを特徴とする通信端末の制御方法。
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