JP4944627B2 - 無線通信システム、移動体通信端末、接続情報提供装置、および、プログラム - Google Patents

無線通信システム、移動体通信端末、接続情報提供装置、および、プログラム Download PDF

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Description

本発明は、無線通信システム、移動体通信端末、接続情報提供装置、および、プログラムに関し、特に、局所無線通信を利用可能な移動体通信端末の省電力化に好適な無線通信システム、移動体通信端末、接続情報提供装置、および、プログラムに関する。
携帯電話などの移動体通信では、従来、通信キャリアが提供する広域無線通信ネットワーク(セルラ網)に接続通信することが一般的であったが、近時では、無線LANなどの局所無線通信ネットワークへの接続機能も付加することで、公衆無線LANサービス(いわゆる、ホットスポット(商標))などを利用した通信も可能となっている。
このような局所無線通信サービスは、通常、セルラ網などの広域無線通信サービスよりも高速に通信ができる他、セルラ網の利用では発生する通信料がかからないなどの利点がある。しかしながら、局所無線通信の通信エリアは狭小かつ局所的に点在しているため利用できる場所がセルラ網などよりも限られている。よって、移動体通信端末で局所無線通信サービスを利用するには、利用可能な通信エリアを検知する動作が必要となってくる。
ここで、公衆無線LANなどの局所無線通信サービスを利用する場合、移動体通信端末がアクセスポイントと無線通信することになる。このようなアクセスポイントは、通常、自己の識別情報(例えば、ESSID(Extended Service Set Identifier))などをビーコン信号によって周期的に発信しているので、移動体通信端末がこのようなビーコン信号を受信することでアクセスポイントを検知することができる。
よって、常に受信可能な状態にしておけばアクセスポイントを確実に検知することができるが、多くの電力を消費することになるので移動体通信端末の省電力化にとって好ましいものではない。このような移動体通信端末の消費電力低減を図る手法として、無線LANの通信エリア内に入ったときに無線LANを使用可能とし、その通信エリアを出たときに無線LANを使用不可に制御する技術が提案されている(例えば、特許文献1)。
特開2004−350108号公報
しかしながら、特許文献1の手法では、アクセスポイントを検知する周期を位置情報に応じて調整していないので、局所無線通信のエリア内であるかエリア外であるかを確実に判別できない問題があった。また、周期的にアクセスポイントを検知する場合であっても、局所無線通信ネットワークに接続可能なエリアは、狭小かつ局所的に存在しているので、検知動作の周期が長いと、局所無線ネットワークを検知できない場合がある。一方、検知動作の周期を短くすれば検知精度を高めることができるが、省電力効果が低下してしまう。
本発明は、上記実状に鑑みてなされたものであり、広域無線通信ネットワークと局所無線通信ネットワークの双方に接続可能な移動体通信端末の消費電力をより効果的に低減できる無線通信システム、移動体通信端末、接続情報提供装置、および、プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の第1の観点にかかる無線通信システムは、
広域無線通信ネットワークおよび局所無線通信ネットワークの双方に接続可能な移動体通信端末と、前記広域無線通信ネットワーク及び/又は前記局所無線通信ネットワークを介して前記移動体通信端末から接続される接続情報提供装置と、を含む無線通信システムにおいて、
前記接続情報提供装置は、
前記移動体通信端末が接続可能な局所無線通信ネットワークのアクセスポイントを示す接続情報を位置情報と対応づけて格納する接続情報格納手段と、
前記移動体通信端末の位置に対応する前記接続情報を、前記広域無線通信ネットワーク及び/又は前記局所無線通信ネットワークを介して前記移動体通信端末に提供する接続情報提供手段と、を備え、
前記移動体通信端末は、
自己の位置を示す位置情報を取得し、前記広域無線通信ネットワーク及び/又は前記局所無線通信ネットワークを介して前記接続情報提供装置に通知する位置情報通知手段と、
前記通知した位置情報に応じて前記接続情報提供装置から提供された前記接続情報と前記自己の位置とに基づく動作周期で前記局所無線通信ネットワークのアクセスポイントを検知する検知手段と、
前記広域無線通信ネットワークの新たなエリアでの通信を開始してから、前記検知手段がアクセスポイントを検知するまでの経過時間を計測する計時手段と、
前記計時手段の計時結果を示す計時情報を、当該アクセスポイントについて前記接続情報提供装置から提供された前記接続情報に対応づけた接続情報を生成する接続情報生成手段と、をさらに備え、
前記検知手段は、前記広域無線通信ネットワークの当該エリアでの通信を開始してから、前記計時情報が示す時間経過した後に、アクセスポイントの検知動作周期を短くする、
ことを特徴とする。
上記無線通信システムにおいて、
前記移動体通信端末は、
前記接続情報生成手段が生成した接続情報に基づくエリア移動履歴を示す履歴情報を蓄積する履歴情報蓄積手段と、
前記移動体通信端末の現在のエリア移動と同じエリア移動履歴を示す履歴情報があるか否かを判別する移動判別手段と、をさらに備えていることが望ましく、この場合、
前記検知手段は、
現在のエリア移動と同じエリア移動履歴がある場合は、前記接続情報生成手段が生成した接続情報に基づいて検知動作をおこない、
現在のエリア移動と同じエリア移動履歴がない場合は、前記接続情報提供装置から提供された接続情報に基づいて検知動作をおこなう、
ことが望ましい
上記無線通信システムにおいて
前記位置情報通知手段は、GPSによって前記位置情報を取得し、
前記接続情報生成手段は、前記GPSによって取得された位置情報と、前記アクセスポイント検知手段が検知したアクセスポイントとを対応づけた前記接続情報を生成することが望ましい。
上記目的を達成するため、本発明の第2の観点にかかる移動体通信端末は、
広域無線通信ネットワークに接続して通信をおこなう広域無線通信手段と、
局所無線通信ネットワークに接続して通信をおこなう局所無線通信手段と、
前記局所無線通信手段が通信可能なアクセスポイントを検知するアクセスポイント検知手段と、
自己の位置を示す位置情報を取得する位置情報取得手段と、
を備えた移動体通信端末において、
位置情報に対応づけられたアクセスポイントを示す接続情報を取得する接続情報取得手段と、
前記位置情報取得手段が取得した位置情報が対応づけられた前記接続情報に基づいて、前記アクセスポイント検知手段の動作周期を制御する制御手段と、
を備え、
前記制御手段は、
前記広域無線通信手段が新たなエリアでの通信を開始してから、前記アクセスポイント検知手段がアクセスポイントを検知するまでの経過時間を計測する計時手段と、
前記計時手段の計時結果を示す計時情報を、当該アクセスポイントを示す前記接続情報に対応づけた接続情報を生成する接続情報生成手段と、をさらに備え、
前記広域無線通信手段が当該エリアでの通信を開始してから、前記計時情報が示す時間経過した後に、前記アクセスポイント検知手段の動作周期を短くする、
ことを特徴とする
上記移動体通信端末において、
前記接続情報生成手段が生成した接続情報を格納する接続情報格納手段と、
前記移動体通信端末の現在のエリア移動が、前記接続情報格納手段に格納された接続情報に基づくエリア移動履歴と同じであるか否かを判別するエリア移動判別手段と、をさらに備えていることが望ましく、この場合、
前記接続情報取得手段は、前記移動体通信端末の現在のエリア移動が、前記エリア移動履歴と同じである場合、前記接続情報格納手段から前記接続情報を取得することが望ましい。
上記移動体通信端末において、
前記接続情報取得手段は、前記移動体通信端末の現在のエリア移動が、前記エリア移動履歴と同じではない場合、外部装置から、前記広域無線通信ネットワーク及び/又は前記局所無線通信ネットワークを介して前記接続情報を取得することが望ましい。
上記移動体通信端末において、
前記制御手段は、前記広域無線通信手段が、前記接続情報が対応づけられている位置情報に対応するエリアで通信している場合、前記アクセスポイント検知手段の動作周期を短くすることが望ましい。
上記移動体通信端末において、
前記制御手段は、前記接続情報が対応づけられている位置情報に対応するエリアでの前記広域無線通信手段による通信の開始から所定時間経過した場合に、前記アクセスポイント検知手段の動作周期を短くすることが望ましい
上記移動体通信端末において、
前記位置情報取得手段は、GPSによって前記位置情報を取得してもよく、この場合、
前記接続情報生成手段は、前記GPSによって取得された位置情報と、前記アクセスポイント検知手段が検知したアクセスポイントとを対応づけた前記接続情報を生成してもよい。
上記目的を達成するため、本発明の第の観点にかかるプログラムは、
広域無線通信ネットワークと局所無線通信ネットワークの双方に接続可能な移動体通信端末を制御するコンピュータに、
位置情報に対応づけられた前記局所無線通信ネットワークのアクセスポイントを示す接続情報を、前記広域無線通信ネットワーク及び/又は前記局所無線通信ネットワークを介して取得する機能と、
前記移動体通信端末の位置を示す位置情報を取得する機能と、
前記移動体通信端末の位置を示す前記位置情報が対応づけられた前記接続情報に基づいて、該接続情報が示す前記アクセスポイントを検知する動作周期を制御する機能と、
前記広域無線通信ネットワークの新たなエリアでの通信を開始してから、アクセスポイントを検知するまでの経過時間を計測する機能と、
計時結果を示す計時情報を、当該アクセスポイントを示す前記接続情報に対応づけた接続情報を生成する機能と、
前記広域無線通信ネットワークの当該エリアでの通信を開始してから、前記計時情報が示す時間経過した後に、前記アクセスポイントを検知する動作周期を短くする機能と、
を実現させることを特徴とする。
上記目的を達成するため、本発明の第4の観点にかかる接続情報提供装置は、
広域無線通信ネットワーク及び/又は局所無線通信ネットワークを介して移動体通信端末から接続される接続情報提供装置であって、
前記移動体通信端末が接続可能な前記局所無線通信ネットワークのアクセスポイントを示す接続情報を位置情報と対応づけて格納する接続情報格納手段と、
前記移動体通信端末が、当該移動体通信端末の現在の移動経路が該移動体通信端末に蓄積されている移動履歴と同じでない場合に送信する当該移動体通信端末の位置を示す位置情報を、前記広域無線通信ネットワーク及び/又は前記局所無線通信ネットワークを介して取得する位置情報取得手段と、
前記位置情報取得手段が取得した前記移動体通信端末の位置情報に対応づけられた接続情報を前記接続情報格納手段から取得する接続情報取得手段と、
前記接続情報取得手段が取得した接続情報を、前記広域無線通信ネットワーク及び/又は前記局所無線通信ネットワークを介して前記移動体通信端末に提供する接続情報提供手段と、
を備えることを特徴とする
上記目的を達成するため、本発明の第5の観点にかかるプログラムは、
コンピュータに、
移動体通信端末が、当該移動体通信端末の現在の移動経路が該移動体通信端末に蓄積されている移動履歴と同じでない場合に送信する当該移動体通信端末の位置を示す位置情報を、広域無線通信ネットワーク及び/又は局所無線通信ネットワークを介して取得する機能と、
位置情報と対応づけられた、移動体通信端末が接続可能な局所無線通信ネットワークのアクセスポイントを示す接続情報のうち、取得した前記移動体通信端末の位置情報に対応づけられた接続情報を取得する機能と、
取得した前記接続情報を、前記広域無線通信ネットワーク及び/又は前記局所無線通信ネットワークを介して前記移動体通信端末に提供する機能と、
を実現させることを特徴とする。
本発明によれば、位置情報に基づいてアクセスポイントの検知動作周期を制御するので、移動体通信端末の省電力化を図ることができる。
以下、図面を参照して本発明にかかる実施形態を説明する。まず、図1を参照して、本発明の実施形態にかかる無線通信システムについて説明する。本実施形態にかかる無線通信システム1は、移動体通信の通信キャリアなどによって提供される広域無線通信ネットワークと、商業施設や公共施設などで提供される局所無線通信サービスのネットワーク(局所無線通信ネットワーク)を用い、このような広域無線通信ネットワークと局所無線通信ネットワークの双方に接続可能な無線通信端末(移動体通信端末100)に通信サービスを提供する。
本実施形態にかかる無線通信システム1において、広域無線通信ネットワークは、携帯電話などの移動体通信のインフラとなる、いわゆるセルラ網である。このようなセルラ網は、通常、図1に示すように、無線アクセスネットワークとコアネットワークから構成されている。無線アクセスネットワークは、移動体通信端末100などの無線通信端末と無線通信する基地局BS、複数の基地局BSを制御する基地局制御装置BSCなどから構成されている。また、コアネットワークは、基地局制御装置BSCに接続され呼制御などをおこなう移動交換局MSC、移動交換局MSCと他のネットワーク(パケット交換網PNや回線交換網TNなど)とを接続しプロトコル変換や回線交換などをおこなう関門移動交換局GMSC、関門移動交換局GMSCに接続され移動体通信端末100の位置登録などをおこなうホームロケーションレジスタHLR、などから構成されている。
局所無線通信ネットワークは、例えば、IEEE802.11系の無線LAN(Local Area Network:構内通信網)によってアクセスされる通信ネットワークであり、アクセスポイントAPと移動体通信端末100とが無線通信することで、例えば、インターネットなどのパケット交換網PNに移動体通信端末100を接続させる。このような無線LANの場合、通常、アクセスポイントAPと通信できる距離が数十m程度であるので、アクセスポイントAPと無線通信できるエリア(局所無線通信エリア)は、アクセスポイントAP周辺の狭小なエリアとなる。
また、アクセスポイントAPは、商業施設や公共施設などに任意的に設置されることで、いわゆるホットスポット(商標)などと呼ばれる公衆無線LANサービスを提供する。この場合、アクセスポイントAPは、公衆無線LANサービスの提供者(以下、「プロバイダ」とする)によって運用されており、当該プロバイダによって規定される識別情報を随時発信している。本実施形態では、ESSID(Extended Service Set Identifier)などを識別情報として示すビーコン信号を周期的に発信しているものとする。そして、アクセスポイントAPは、例えば、当該プロバイダのバックボーン回線(IP網)やゲートウェイ装置などを介してパケット交換網PNと接続されている。
このような公衆無線LANの場合、移動体通信端末100とアクセスポイントAPが通信できる局所無線通信エリア(以下、「無線LANスポット」とする)は、通常、局所的に点在することになる。一方、広域無線通信のための各基地局BSが無線通信できるエリア(広域無線通信エリア)は、いわゆるセルと呼ばれるものであり、半径約数百m〜数kmのセルが隣接して広範囲に設定されている。よって、公衆無線LANサービスが提供される場所では、通常、その地域のセル内に無線LANスポットが存在することになる。
上述したように、本実施形態の移動体通信端末100は、広域無線通信ネットワーク(セルラ網)と局所無線通信ネットワーク(無線LAN)の双方に接続可能である。よって、無線LANスポットが存在しないセル内で移動体通信端末100が通信するときは、図1に示すように、そのセルの基地局BS(図1におけるBS1)と通信するが、無線LANスポットが存在するセル内で通信するときは、基地局BS(図1におけるBS2)とアクセスポイントAPの双方と同時もしくは選択的に通信することができる。
このような無線通信システム1により、移動体通信端末100は、広域無線通信ネットワーク(セルラ網)及び/又は局所無線通信ネットワーク(無線LAN)を介して、インターネットなどのパケット交換網PNを介した通信をおこなうことができる。パケット交換網PNには、種々のサーバやルータ、ゲートウェイ装置などが接続されており、パケット交換網PNを介して、例えば、電子メールの送受信やウェブアクセスなどといったデータ通信や、VoIP(Voice over Internet Protocol)などを用いた音声通話などがおこなわれるものとする。
本実施形態では、このように広域無線通信ネットワーク(セルラ網)及び/又は局所無線通信ネットワーク(無線LAN)を介して移動体通信端末100が接続可能なパケット交換網PNに、接続情報提供装置200が接続されている。本実施形態では、移動体通信端末100と接続情報提供装置200の協働によって、移動体通信端末100の消費電力の低減を図る。このような、移動体通信端末100と接続情報提供装置200の構成を説明する。
まず、移動体通信端末100の構成を説明する。本実施形態にかかる移動体通信端末100は、例えば、携帯電話やPHS(Personal Handyphone System)などといった移動体通信用の端末装置(電話機)であり、基本機能である音声通話機能の他に、パケット交換網PNなどの通信ネットワークを介して通信する機能を有しているものとする。また、本実施形態にかかる移動体通信端末100は、通常の移動体通信(広域無線通信)による接続機能(すなわち、広域無線通信ネットワークへの接続機能)の他、無線LAN接続機能(すなわち、局所無線通信ネットワークへの接続機能)を有しているものとする。
セルラ網を介して通信する場合は、基地局BSと無線通信することで、広域無線通信ネットワークを介してパケット交換網PNや回線交換網TNに接続される。この場合は、例えば、CDMA(Code Division Multiple Access:符号分割多重接続)などの無線通信方式によって通信がおこなわれる。そして、広域無線通信ネットワークの関門移動交換局GMSCなどによってプロトコル変換等をおこなうことで、パケット交換網PNや回線交換網TNを介した通信が実現される。このような広域無線通信の場合、通常、100kbps程度の転送速度で通信がおこなわれる。
一方、無線LANを用いて通信する場合は、アクセスポイントAPと無線通信することでパケット交換網PNに接続される。この場合は、例えば、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)などの通信プロトコルに基づいて、パケット交換網PNを介したデータ通信が実現される。このような無線LAN接続の場合、通常、10Mbps程度以上の転送速度で通信がおこなわれる。
本実施形態にかかる移動体通信端末100の構成を、図2を参照して説明する。図2は移動体通信端末100の構成を示すブロック図である。
図示するように、移動体通信端末100は、制御部110、広域無線通信部120、局所無線通信部130、表示部140、入力部150、音声処理部160、振動動作部170、GPS部180、記憶部190、などから構成される。
制御部110は、例えば、CPU(Central Processing Unit:中央演算処理装置)やワークエリアとなるRAM(Random Access Memory)などから構成され、所定の動作プログラムを実行することで移動体通信端末100の各部を制御する。すなわち、移動体通信端末100の各構成は制御部110によって制御されるとともに、各構成間の情報伝達などは制御部110を介しておこなわれる。
広域無線通信部120は、例えば、移動体通信用の無線通信デバイスなどから構成され、基地局BSと無線通信するためのアンテナ121による電波送受信を制御することで、基地局BSとの無線通信をおこなって広域無線通信ネットワークを介した通信をおこなう。広域無線通信部120による広域無線通信によって、移動体通信端末が通常おこなっている位置情報の取得や位置登録動作などといった、音声通信やデータ通信をおこなうための準備動作が随時おこなわれる。
局所無線通信部130は、例えば、IEEE802.11系の無線LAN規格に準拠した無線通信デバイスなどから構成され、アクセスポイントAPと無線通信するためのアンテナ131による電波送受信を制御することで、アクセスポイントAPとの局所無線通信をおこなって局所無線通信ネットワークを介した通信をおこなう。
表示部140は、例えば、液晶表示装置などから構成された表示出力装置であり、制御部110の制御によって画像等を表示出力する。本実施形態では、表示部140の通知画面出力によって、アクセスポイントAPを検知したことをユーザに通知する。
入力部150は、移動体通信端末100の外面上に構成されたボタンやキーなどから構成され、移動体通信端末100のユーザによって操作される。入力部150は、各ボタンやキーなどと接続された入力回路などを備え、ユーザの操作に応じた入力信号を生成して制御部110に入力する。
音声処理部160は、例えば、音声入出力用のスピーカ161やマイクロフォン162、コーデック回路などから構成され、移動体通信端末100の通話機能などにかかる音声の処理をおこなう。すなわち、受信したデジタル音声データをアナログ音声信号に変換してスピーカ161から出力する受話動作や、マイクロフォン162から入力されたユーザの発話音声をデジタル音声データに変換して送出する送話動作などをおこなう。
なお、本実施形態では、通話機能以外の機能にかかる音声入出力についても、音声処理部160の動作によって実現されるものとする。この場合、例えば、着信音や種々の通知音声などが、音声処理部160の動作によってスピーカ161から出力されるものとする。本実施形態では、所定の音声出力によって、アクセスポイントAPを検知したことをユーザに通知する。
振動動作部170は、例えば、モータなどから構成され、いわゆるバイブレーション機能のための振動動作をおこなう。つまり、音声処理部160による音声出力に代わる振動動作が発生される。本実施形態では、振動動作部170のバイブレーション動作によって、アクセスポイントAPを検知したことをユーザに通知する。
GPS部180は、GPS(Global Positioning System:全地球測位システム)に用いられる電波を受信するためのGPSアンテナ181や受信装置などから構成され、GPS衛星から受信する電波に基づいて移動体通信端末100の位置を測位し、位置情報を取得する。すなわち、GPS部180は、位置情報取得手段として機能するが、他の方法によって移動体通信端末100の位置情報を取得できるのであれば、移動体通信端末100にGPS部180が含まれていなくてもよい。
記憶部190は、例えば、ROM(Read Only Memory)やフラッシュメモリなどの記憶装置から構成され、制御部110が実行する動作プログラムを格納する他、本発明を実現するために必要な種々のデータを格納する。本実施形態では、図2に示すように、複数の記憶領域が記憶部190に構成され、各記憶領域に所定のデータが格納される。図示するように、記憶部190には、位置情報格納領域191、接続情報格納領域192、プログラム格納領域193、などの記憶領域が構成される。
位置情報格納領域191は、広域無線通信部120が基地局から取得する位置情報や、GPS部180が取得する位置情報などといった、移動体通信端末100の位置や通信エリアなどを示す位置情報を格納する。このような位置情報は、移動体通信端末100の移動に伴い随時更新されるが、位置情報格納領域191には、どのように更新されたかが認識できる更新履歴として位置情報が記録されるものとする。
接続情報格納領域192は、移動体通信端末100が接続可能なアクセスポイントAPと位置情報とを対応づけた接続情報を格納する。接続情報格納領域192は、移動体通信端末100で生成された接続情報を格納する他、接続情報提供装置200などから広域無線通信ネットワークや局所無線通信ネットワークを介して取得された接続情報を格納する。
プログラム格納領域193は、制御部110が実行するプログラムを格納するための領域である。プログラム格納領域193には、移動体通信端末100全体の動作を制御するための基本ソフトウェア(いわゆる、OS)や、移動体通信端末100の種々の機能を実現するためのアプリケーションソフトウェアなどが格納される。本実施形態では、制御部110がプログラム格納領域193に格納されているプログラムを実行することで、本実施形態にかかる処理をおこなうための機能構成が実現される。制御部110によって実現される機能構成を図3に示す。図3は、制御部110によって実現される機能構成を示す機能ブロック図である。
図示するように、制御部110は、位置情報取得部111、接続情報取得部112、検知動作部113、計時部114、切替処理部115、などとして機能する。
位置情報取得部111は、広域無線通信部120またはGPS部180を制御し、移動体通信端末100の位置を示す位置情報を取得して、位置情報格納領域191に記録する。位置情報取得部111は、また、広域無線通信部120または局所無線通信部130を制御し、取得した位置情報を用いた位置登録動作をおこなう。
接続情報取得部112は、広域無線通信部120または局所無線通信部130を制御し、位置情報取得部111が取得した位置情報を接続情報提供装置200に通知するとともに、接続情報提供装置200から提供される接続情報を取得して接続情報格納領域192に記録する。
検知動作部113は、位置情報取得部111が取得した位置情報と、接続情報取得部112が取得した接続情報とに基づいて局所無線通信部130の動作を制御し、局所無線通信部130が通信可能な局所無線通信ネットワークのアクセスポイントAPを検知する。この検知動作は、通常は所定の周期で間欠的におこなうが、取得した位置情報と接続情報が所定の条件に合致した場合、動作周期を変えてアクセスポイントAPの検知をおこなう。本実施形態では、接続情報に示されるアクセスポイントAPの位置と移動体通信端末100の位置とが近い場合に、検知動作の動作周期を通常よりも短くする。
計時部114は、例えば、CPUのクロック動作などを利用したタイマ機能であり、検知動作部113による検知動作にかかる経過時間などの計時をおこなう。本実施形態では、検知動作部113による検知動作の開始時点や動作周期を短くした時点からアクセスポイントAPが検知されるまでの経過時間などの計時をおこない、計時結果を接続情報格納領域192に記録する。
切替処理部115は、検知動作部113によって局所無線通信ネットワークのアクセスポイントAPが検知され、広域無線通信ネットワークと局所無線通信ネットワークの双方に接続できる状態のときに、使用するネットワークの選択・切替動作をおこなう。本実施形態では、表示部140、音声処理部160、振動動作部170、などを制御することで、アクセスポイントAPが検知されたことをユーザに通知する他、広域無線通信部120および局所無線通信部130を制御し、使用するネットワークの切替動作をおこなう。切替動作として、広域無線通信ネットワークから局所通信ネットワークへのハンドオーバーや局所通信ネットワークから広域通信ネットワークへのハンドオーバーなどをおこなう。
本実施形態では、制御部110がプログラムを実行することによって、上記機能構成が論理的に実現されるものとするが、これらの機能の一部もしくはすべてが、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit:特定用途向け集積回路)などのハードウェアによって実現されるよう構成してもよい。
なお、上記各構成は、移動体通信端末100によって本発明を実現するために必要な主要な構成であり、移動体通信端末として必要なその他の構成については、必要に応じて備えられているものとする。
次に、接続情報提供装置200について説明する。接続情報提供装置200は、パケット交換網PNを介して移動体通信端末100からアクセスされる装置であり、例えば、メインフレームやワークステーションなどの情報処理装置によって構成される。接続情報提供装置200は、移動体通信端末100からの位置情報の通知に応じて、当該位置情報が示す位置に対応した接続情報を移動体通信端末100に提供する。このような動作をおこなう接続情報提供装置200の構成を、図4を参照して説明する。図4は、接続情報提供装置200の構成を示すブロック図である。
図示するように、接続情報提供装置200は、制御部210、通信制御部220、入力部230、出力部240、記憶部250、などから構成されている。
制御部210は、例えば、CPUやワークエリアとなるRAMなどから構成され、所定の動作プログラムを実行することで接続情報提供装置200の各部を制御する。すなわち、接続情報提供装置200の各構成は制御部210によって制御されるとともに、各構成間の情報伝達などは制御部210を介しておこなわれる。
通信制御部220は、例えば、NIC(Network Interface Card)などの通信装置から構成され、接続情報提供装置200とパケット交換網PNとを接続し、パケット交換網PNを介した移動体通信端末100との通信をおこなう。
入力部230は、例えば、キーボードやポインティングデバイスなどの入力装置から構成され、オペレータの入力操作に応じた入力信号を制御部210に入力する。
出力部240は、例えば、ディスプレイなどの出力装置から構成され、制御部210の処理結果などの出力をおこなう。
記憶部250は、例えば、ハードディスクなどの記憶装置から構成され、制御部210が実行するプログラムや、後述する各処理の実行に必要なデータおよび処理結果のデータなどを格納する。記憶部250には、図4に示すように、接続情報格納領域251やプログラム格納領域252などの記憶領域が構成される。
接続情報格納領域251には、移動体通信端末100に提供する接続情報が格納される。接続情報格納領域251に格納される接続情報の例を図5に示す。図示するように、接続情報格納領域251には、移動体通信端末100の位置登録単位であるページングエリア(PA)毎に一意に設定されている識別情報(以下、「PAID」とする)をキーとしたレコードが作成されている。このページングエリアは、例えば、図7に示すように、移動体通信端末100が位置登録をおこなう際の単位となる領域を示すものであり、例えば、隣接する複数の基地局BSの通信エリアによって規定される。
このようなページングエリア単位で規定されたレコードはさらに、当該ページングエリアに属する基地局BS毎に一意に設定されている識別情報(以下、「BSID」とする)をキーとしたサブレコードを含んでいる。このBSIDは、各基地局BSが移動体通信端末100に対して発信しているものであり、例えば、図7に示すように、当該ページングエリアを構成する複数の基地局BSに一意に割り当てられた基地局番号などである。
各サブレコードには、当該基地局BSの通信エリア内に局所無線通信エリア(無線LANスポット)が存在する場合(図7参照)に、その局所無線通信ネットワークに接続するための接続情報が記録される。この接続情報は、その無線LANスポットに設置されているアクセスポイントAPに移動体通信端末100が無線接続する際に必要な情報であり、例えば、当該アクセスポイントAPの識別情報(ビーコン信号として発信されるESSIDなど)、当該アクセスポイントAPで公衆無線LANサービスを提供しているプロバイダを示す情報、当該アクセスポイントAPと通信するために必要な設定情報(例えば、通信方式、チャネル、IPアドレス、など)、などが含まれる。このような接続情報は、例えば、公衆無線LANサービスを提供するプロバイダから接続情報提供装置200を運用する事業者に提供されることで接続情報提供装置200に入力される。
プログラム格納領域252は、制御部210が実行するプログラムを格納するための領域である。プログラム格納領域252には、接続情報提供装置200全体の動作を制御するための基本ソフトウェア(OS)や、接続情報提供装置200の種々の機能を実現するためのアプリケーションソフトウェアなどが格納される。本実施形態では、制御部210がプログラム格納領域252に格納されているプログラムを実行することで、本実施形態にかかる処理をおこなうための機能構成が実現される。制御部210によって実現される機能構成を図6に示す。図6は、制御部210によって実現される機能構成を示す機能ブロック図である。
図示するように、制御部210は、端末情報取得部211、接続情報検索部212、接続情報提供部213、などとして機能する。
端末情報取得部211は、通信制御部220との協働により、移動体通信端末100から送信された端末情報を取得する。この端末情報は、当該移動体通信端末100の位置情報の他、当該移動体通信端末100と通信するために必要な情報(例えば、装置固有のIDやユーザ(加入者)IDなどといった端末を物理的に特定する情報や、IPアドレスや電話番号などといったネットワーク上で端末を特定するための情報など)、などを含む。
接続情報検索部212は、端末情報取得部211が取得した端末情報に基づいて接続情報格納領域251にアクセスし、端末情報を送信した移動体通信端末100に提供すべき接続情報を検索する。ここでは、当該移動体通信端末100の位置を示す位置情報に相当する位置情報に対応づけられている接続情報を検索し、該当する接続情報を接続情報格納領域251から取得する。
接続情報提供部213は、通信制御部220との協働により、接続情報検索部212が取得した接続情報を、端末情報を送信した移動体通信端末100に送信して提供する。
本実施形態では、制御部210がプログラムを実行することによって、上記機能構成が論理的に実現されるものとするが、これらの機能の一部もしくはすべてが、例えば、ASICなどのハードウェアによって実現されるよう構成してもよい。
以上のような構成を有する無線通信システム1の動作を以下説明する。
(実施形態1)
まず、移動体通信端末100の移動による位置登録動作により、移動体通信端末100のページングエリアが変わったときの動作を説明する。ここで、本実施形態にかかる移動体通信端末100は、一般的な位置登録動作をおこなっているものとする。この場合、各基地局BSは、所属するページングエリアを示すPAIDと自己のBSIDを位置情報として発信しており、各移動体通信端末100は、通信中の基地局BSから取得した位置情報を位置情報格納領域191に格納しているものとする。そして、ハンドオーバーによって通信する基地局BSを切り替える際に、切替後の基地局BSから取得するPAIDが、位置情報格納領域191に格納されているPAIDと異なる場合、新たに取得したPAIDやBSIDをホームロケーションレジスタHLRに通知することで位置登録をおこなう。
このような位置登録をおこなったことを契機に制御部110が実行する「局所通信検知処理(1)」を、図8に示すフローチャートを参照して説明する。ここでは、図7に示すような、無線LANスポットの存在しないセル(図7においてBSIDが「11」のセル)で通信していた移動体通信端末100が、無線LANスポットの存在するセル(図7においてBSIDが「21」のセル)に移動した場合の例を中心に説明する。ここで、移動元のセル(BSID:11)と移動先のセル(BSID:21)は、異なるページングエリアであるため、移動体通信端末100は位置登録動作をおこなったことになる。
位置登録をおこなった移動体通信端末100においては、移動先のセル(基地局BS)についての位置情報が位置情報格納領域191に格納されている。本実施形態では、移動先セル(基地局BS)のPAIDとBSIDが位置情報として記録されているものとする。なお、位置情報格納領域191に記録される情報のうち、PAIDは位置登録時に更新されるが、BSIDは基地局のハンドオーバーがおこなわれる毎に随時更新されるものとする。なお、位置情報格納領域191には、このような位置情報の更新履歴が記録されているものとし、位置登録する前のページングエリアやハンドオーバーする前の基地局BSを認識できるものとする。
このような状態で処理が開始されると、位置情報取得部111は位置情報格納領域191にアクセスし、格納されている位置情報を取得する(ステップS101)。位置情報取得部111は、取得した位置情報を接続情報取得部112に通知する。
接続情報取得部112は、位置情報取得部111から位置情報を通知されると、そのときの通信方式で通信することで、取得した位置情報を含む端末情報を接続情報提供装置200に送信して接続情報の提供を要求する(ステップS102)。図7の例では、移動元のセルでは広域無線通信のみをおこなっていたので、この場合の通信方式は広域無線通信(セルラ通信)となる。よって、接続情報取得部112は、広域無線通信部120を制御することで、広域無線通信ネットワーク経由で端末情報を接続情報提供装置200に送信する。
接続情報提供装置200では、移動体通信端末100が送信した端末情報に基づいて接続情報を検索して、移動体通信端末100に送信することになる。この接続情報提供装置200の動作の詳細は後述するが、本実施形態では、移動先のセル(基地局BS)が属するページングエリアの各基地局BSについて登録されている接続情報を移動体通信端末100に提供されることとする。
この場合、移動体通信端末100の広域無線通信部120が接続情報を受信し、制御部110に入力する。これにより、接続情報取得部112が接続情報を取得し、接続情報格納領域192に格納する(ステップS103)。このときに、接続情報格納領域192にすでに接続情報が格納されているのであれば、接続情報取得部112は、前の接続情報を削除し、新たに取得した接続情報に書き換えるものとする。
このようにして接続情報格納領域192に格納された接続情報の例を図13(a)に示す。図示するように、移動先のセル(基地局BS)が属するページングエリア、すなわち、移動体通信端末100の現在位置に対応するエリアと、そのエリアのセル(基地局BS)単位で対応づけられている接続情報が接続情報格納領域192に格納される。
接続情報を取得すると、接続情報取得部112は位置情報格納領域191にアクセスし、現在通信している基地局BSのBSIDを認識する(ステップS104)。続いて接続情報取得部112は、接続情報格納領域192にアクセスし、ステップS104で認識したBSIDに接続情報が対応づけられているか否かを判別することで、移動体通信端末100が現在通信しているセル内に無線LANスポット(アクセスポイントAP)があるか否かを判別する(ステップS105)。
ここで、現在通信している基地局BSのBSIDに、アクセスポイントAPの接続情報が対応づけられており、移動体通信端末100が通信しているセル内に無線LANスポットがあると判別した場合(ステップS105:Yes)、接続情報取得部112は、その旨を検知動作部113に通知する。
検知動作部113は、現在のセル内に無線LANスポットが存在することを接続情報取得部112から通知されると、通常の動作周期よりも短い周期で動作する(短周期動作)ことで、アクセスポイントAPの検知動作を開始する(ステップS106)。ここで、本実施形態では、アクセスポイントAPを検知するための局所無線通信部130の動作(つまり、アクセスポイントAPが発信するビーコン信号を検知するための待受動作)を常時おこなわず、間欠的におこなうことで省電力化を図っているものとする。この場合、通常の動作周期とは、常時待受動作をおこなっている場合と比べて、所望する省電力効果が得られる程度の動作周期であるものとする。
本実施形態では、ステップS105の判別により、現在のセル内に無線LANスポットがあると判別された場合以外(ステップS105:No)、検知動作部113は、通常の動作周期でアクセスポイントAPの検知をおこなう。この場合、アクセスポイントAPの検知にかかる動作周期を制御する必要がないので、そのまま処理を終了する。
一方、現在のセル内に無線LANスポットがあり(ステップS105:Yes)、短周期動作でアクセスポイントAPの検知をおこなう場合(ステップS106)は、例えば、通常の動作周期の1/3の周期でアクセスポイントAPを検知するよう局所無線通信部130を制御する。
このような短周期動作は、当該セル内でアクセスポイントAPが検知されるまで継続される(ステップS107:No)。そして、短周期動作によってアクセスポイントAPが検知されると(ステップS107:Yes)、検知動作部113はその旨を切替処理部115に通知して処理を終了する。この場合、切替処理部115は、音声処理部160や振動動作部170を制御し、音声や振動によってアクセスポイントAPが検知されたことをユーザに通知する。また、表示部140を制御し、検知されたアクセスポイントAPとの通信に切り替えるか問い合わせる画面を表示し、ユーザ操作による入力部150からの入力に応じて、通信方式の切替などをおこなう。
なお、短周期動作による検知でアクセスポイントAPが検知される前に、他の基地局BSにハンドオーバーした場合(ステップS107:No、ステップS108:Yes)、検知動作部113は、通常の動作周期での検知動作に戻るとともに(ステップS109)、ハンドオーバー後の基地局BSについてステップS104以降の処理をおこなう。
このような処理により、移動体通信端末100は、ページングエリアが変わることで位置登録をおこなう度に、そのページングエリアについての接続情報を接続情報提供装置200から取得し、アクセスポイントAPを示す接続情報が対応づけられている位置情報の示す位置(セル)で通信している場合は、通常よりも短い動作周期で無線LANのアクセスポイントAPの検知をおこなう。
つまり、本実施形態によれば、無線LANスポットがどのセル内にあるかを示す接続情報を事前に取得しておき、そのセルで通信している場合は、通常よりも短い動作周期でアクセスポイントAPの検知動作をおこなうことで、アクセスポイントAPに近い場所では検知精度を向上させることができる。そして、このような短周期動作を、アクセスポイントAPが存在するセル内にいるときのみ実行し、それ以外の場所では通常の動作周期で検知動作をおこなうので、確実な検知と効果的な省電力化を図ることができる。
ここで、移動体通信端末100からの端末情報の通知に応じて、接続情報を提供する接続情報提供装置200の動作を説明する。ここでは、接続情報提供装置200で実行される「接続情報提供処理」を、図9に示すフローチャートを参照して説明する。この接続情報提供処理は、移動体通信端末100が送信した端末情報を通信制御部220が受信したことを契機に開始される。
つまり、通信制御部220は、移動体通信端末100からの端末情報を受信すると制御部210に入力し、これにより端末情報取得部211が端末情報を取得する(ステップS121)。
端末情報取得部211は、取得した端末情報を接続情報検索部212に通知する。接続情報検索部212は、接続情報格納領域251にアクセスし、取得した端末情報に含まれているページングエリアを示すPAIDをキーとするレコードを検索する(ステップS122)。つまり、移動体通信端末100の現在位置に対応するページングエリアについてのレコードを検索する。
接続情報検索部212は、該当するレコードを検索すると、当該レコードに記録されている基地局BSのBSIDと、各BSIDに対応づけられている接続情報を接続情報格納領域251から取得し接続情報提供部213に通知する(ステップS123)。
接続情報提供部213は、接続情報検索部212からの通知に応じて通信制御部220を制御し、接続情報格納領域251から取得された接続情報を移動体通信端末100に送信して処理を終了する(ステップS124)。
このような動作により、移動体通信端末100からの位置情報の通知に応じて、移動体通信端末100の現在位置を含むエリア(この場合、ページングエリア)にあるアクセスポイントAPを示す接続情報が、移動体通信端末100に提供される。
(実施形態2)
上記実施形態1では、無線LANスポットが存在するセルの基地局BSと通信したことを契機にアクセスポイントAPを検知する動作周期を短くして検知精度を向上させたが、移動体通信端末100が隣接するセルの境界付近にいる場合、通信する基地局BSが頻繁に変わる場合がある。このとき、いずれかのセル内に無線LANスポットがある場合、アクセスポイント検知の動作周期も頻繁に制御することになり、かえって消費電力が増大してしまう場合がある。ここでは、このような不都合を解消する動作例を説明する。
本実施形態では、移動体通信端末100が位置登録もしくはハンドオーバーをおこなったことを契機に実行される「局所通信検知処理(2)」を、図10に示すフローチャートを参照して説明する。
処理が開始されると、まず、実施形態1で示した局所通信検知処理(1)(図8)のステップS101〜ステップS104と同様の処理がおこなわれる(ステップS201)。つまり、位置情報取得部111が移動体通信端末100の位置情報を取得し、接続情報取得部112が接続情報の要求・取得・格納をおこなってから、位置情報格納領域191に格納されている位置情報に基づいて現在通信している基地局BSを認識する。
そして、認識された基地局BSのBSIDに接続情報が対応づけられているか否かを判別することで、現在のセル内に無線LANスポットがあるか否かを検知動作部113が判別し(ステップS202)、無線LANスポットが存在すると判別した場合(ステップS202:Yes)、検知動作部113は、計時部114に計時開始を指示する。計時部114は、検知動作部113からの指示に応じて計時を開始する(ステップS203)。
つまり、無線LANスポットが存在するセルでの広域無線通信が開始されたことを契機に、その時点からの経過時間の計時が開始される。ここで、セルの境界付近では、ハンドオーバーが頻繁におこなわれ、アクセスポイントAPを検知する動作の制御も複雑になってしまう。このため、本実施形態では、移動体通信端末100がセルの境界付近にある場合は、アクセスポイント検知動作の動作周期を短くしないように制御する。移動体通信端末100がセルの境界付近であるか否かを、本実施形態では、対象となるセルでの通信が開始されてからの経過時間で判別する。
この場合、ステップS203で計時部114が開始した計時に基づき、予め規定された所定時間を経過し、かつ、ステップS202で無線LANスポットが存在すると判別されたセル内であると検知動作部113が判別した場合(ステップS204:Yes、ステップS205:Yes)、移動体通信端末100が無線LANスポットの存在するセルの境界付近でない場所で通信していると判断することができる。
よって、このような場合に、検知動作部113は、短周期動作でアクセスポイントAPを探知するよう局所無線通信部130を制御する(ステップS206)。短周期動作での検知動作開始後は、実施形態1の局所通信検知処理(1)(図8)のステップS107〜ステップS109と同様の動作をおこなう(ステップS207)。すなわち、短周期動作でアクセスポイントAPが検知されれば、その旨が切替処理部115に通知され、ユーザへの通知や切替処理がおこなわれ、アクセスポイントAPを検知する前にハンドオーバーがおこなわれれば、アクセスポイント検知の動作周期を通常の動作周期を戻す。
また、現在通信する基地局BSに無線LANスポットが存在しない場合(ステップS202:No)は、処理を終了し、通常の動作周期でアクセスポイント検知動作をおこなう。
本実施形態によれば、ハンドオーバーなどで通信する基地局BSが変わった場合であっても、アクセスポイント検知の動作周期をすぐには短くせず、経過時間に基づきセルの境界付近ではないと判別できる場合のみ動作周期を短くするので、通信対象が不安定となるセルの境界付近で検知動作を頻繁に制御してしまうことを防止でき、より効果的に消費電力を低減することができる。
(実施形態3)
上記各実施形態では、位置登録の都度、接続情報提供装置200から接続情報を取得し、接続情報格納領域192の情報を書き換えるものとしたが、接続情報提供装置200から提供された接続情報を元に、移動体通信端末100で独自の接続情報を生成することもできる。移動体通信端末100で接続情報を生成する際に実行する「接続情報生成処理」を、図11に示すフローチャートを参照して説明する。この接続情報生成処理は、移動体通信端末100が位置登録もしくはハンドオーバーをおこなったことを契機に開始される。
処理が開始されると、まず、実施形態1で示した局所通信検知処理(1)(図8)のステップS101〜ステップS104と同様の処理がおこなわれる(ステップS301)。つまり、位置情報取得部111が移動体通信端末100の位置情報を取得し、接続情報取得部112が接続情報の要求・取得・格納をおこなってから、位置情報格納領域191に格納されている位置情報に基づいて現在通信している基地局BSを認識する。
そして、認識された基地局BSのBSIDに接続情報が対応づけられているか否かを判別することで、現在のセル内に無線LANスポットがあるか否かを検知動作部113が判別し(ステップS302)、無線LANスポットが存在すると判別した場合(ステップS302:Yes)、検知動作部113は、計時部114に計時開始を指示する。計時部114は、検知動作部113からの指示に応じて計時を開始する(ステップS303)。
なお、この接続情報生成処理は、アクセスポイントの検知動作にかかる処理と並行しておこなわれるものとする。よって、ステップS302で現在のセルに無線LANスポットが存在すると判別された場合は、別途、短周期動作でのアクセスポイント検知が並行しておこなわれていることになる。
そして、この検知動作によってアクセスポイントAPが検知されるまで、ステップS303で開始した計時がおこなわれる(ステップS304:Yes、ステップS305)。この場合、アクセスポイントAPを検知したことを契機に、検知動作部113が計時部114に計時終了を指示することで、計時部114は計時動作を終了する。
計時が終了すると、検知動作部113は、計時結果を接続情報取得部112に通知する。接続情報取得部112は、検知動作部113から計時結果の通知を受けると、位置情報格納領域191にアクセスし、現在の位置情報と、今回のハンドオーバー前に記録された位置情報とを取得する。この場合、現在通信している基地局BSのBSIDと、ハンドオーバー前に通信していた基地局BSのBSIDとを、移動体通信端末100の移動履歴を示す情報として取得する。
計時結果情報と移動履歴情報とを取得した接続情報取得部112は、接続情報格納領域192にアクセスし、現在通信している基地局BSのBSIDをキーとしているレコードを検索し、当該レコードに対応づけられている接続情報に、取得した移動履歴情報と計時結果(経過時間)情報とを追加記録して(ステップS306)、処理を終了する。このようにして接続情報格納領域192に生成された接続情報の例を図13(b)に示す。
このような処理により、無線LANスポットのあるセルに移動体通信端末100が入ってからアクセスポイントAPが検知されるまでの経過時間と、そのセルに入る前に通信していたセルを示す移動履歴とが接続情報として接続情報格納領域192に格納される。これにより、移動体通信端末100が次回同じルートで移動した場合に、生成した接続情報を用いてアクセスポイント検知動作を制御することができる。よって、このようにして生成された接続情報は、接続情報格納領域192で削除されずに保存しておく必要がある。よって、接続情報提供装置200から新たに接続情報を取得した場合、経過時間と移動履歴が記録されているレコードは残して書き換えるものとする。
次に、このようにして生成した接続情報を用いたアクセスポイント検知動作を説明する。この場合に移動体通信端末100が実行する「局所通信検知処理(3)」を、図12に示すフローチャートを参照して説明する。この局所通信検知処理(3)は、移動体通信端末100が位置登録もしくはハンドオーバーしたことで、位置情報格納領域191の位置情報が更新されたことを契機に開始されるものとする。
処理が開始されると、位置情報取得部111は、位置情報格納領域191から現在の位置情報を取得する(ステップS321)。ここでは、位置情報として、現在通信している基地局BSのBSIDを取得する。
位置情報を取得すると、位置情報取得部111は、取得した位置情報を接続情報取得部112に通知する。接続情報取得部112は、接続情報格納領域192にアクセスし、通知されたBSIDをキーとするレコードを検索する(ステップS322)。ここで、接続情報格納領域192に、取得した位置情報と同じ位置情報を示すレコードがある場合(ステップS323:Yes)、接続情報取得部112は、そのレコードに移動履歴と計時情報が記録されているか否かを判別する(ステップS324)。
ここで、当該レコードに移動履歴と計時情報が記録されている場合(ステップS324:Yes)、そのレコードの接続情報は移動体通信端末100で生成され保存されている情報である。この場合、今回も同じ移動経路で移動しているのであれば、当該接続情報を用いた制御をおこなうことができる。よって、この場合、接続情報取得部112は位置情報格納領域191にアクセスし、位置情報の更新履歴を取得する(ステップS325)。ここでは、位置情報格納領域191に記録されている位置情報の更新履歴から、今回のハンドオーバー前に通信していた基地局BSのBSIDを取得して、検知動作部113に通知する。
検知動作部113は、今回の移動履歴と、検索された接続情報に記録されている移動履歴とが同一であるか否かを判別する(ステップS326)。つまり、現在通信している基地局BSは同一であるので、ハンドオーバー前に通信していた基地局BSも同一であれば、接続情報が生成されたときのセル移動経路と、今回のセル移動経路とが同一ということになる。
移動履歴が同一である場合(ステップS326:Yes)、検知動作部113は、計時部114に計時動作の開始を指示する。計時部114は、指示に応じて計時動作を開始する(ステップS327)。そして、計時部114の計時による経過時間が、接続情報に記録されている時間となると(ステップS328:Yes)、検知動作部113は、局所無線通信部130を制御し、アクセスポイントAPを検知する動作周期を短くする(ステップS329)。
このようにして短周期動作でアクセスポイント検知を開始すると、実施形態1の局所通信検知処理(1)(図8)のステップS107〜ステップS109と同様の処理をおこなう(ステップS330)。すなわち、短周期動作でアクセスポイントAPが検知されれば、その旨が切替処理部115に通知され、ユーザへの通知や切替処理がおこなわれ、アクセスポイントAPを検知する前にハンドオーバーがおこなわれれば、アクセスポイント検知の動作周期を通常の動作周期を戻す。
なお、現在の位置情報と同一の位置情報をキーとしたレコードが接続情報格納領域192にない場合(ステップS323:No)、レコードが存在しても移動履歴と計時情報が記録されていない場合(ステップS324:No)、移動履歴と計時情報が記録されていても、今回の移動履歴が記録されている移動履歴とは異なる場合(ステップS326:No)、のいずれかに該当する場合は、移動体通信端末100が生成した接続情報は用いず、接続情報提供装置200から接続情報を取得する。すなわち、実施形態1の局所通信検知処理(1)(図8)のステップS102以降の処理をおこなうことになる(ステップS331)。
本実施形態によれば、アクセスポイントAPを検知できたセルについて、そのセルに入ってからアクセスポイントAPを検知するまでの経過時間と、そのセルに入る前にいたセルを示す移動履歴とを、当該アクセスポイントAPを示す情報に対応づけた接続情報として移動体通信端末100内に保存しておくので、記録されている経路と同じ経路で移動する場合、対象となるセルに入った後、記録されている経過時間を経過してからアクセスポイント検知の動作周期を短くすることができる。これにより、アクセスポイントAPに近づいてから検知動作の動作周期を短くするので、より効果的に消費電力の低減を図ることができる。
(実施形態4)
上記各実施形態では、ページングエリアや基地局BSの識別情報を移動体通信端末100の位置情報としたが、移動体通信端末100がGPS機能を備えている場合、GPSによって取得される位置情報を用いることもできる。
この場合、実施形態3の接続情報生成処理(図11)における計時動作に代わり、アクセスポイントAPが検知された時点で取得されたGPS位置情報(例えば、緯度経度情報)を、図13(c)に示すような接続情報として接続情報格納領域192に記録する。また、実施形態3と同様に、そのセルへの移動経路を示す移動履歴も併せて記録しておく。
このようにして生成した接続情報に記録された移動履歴と同じ経路でセルに入った場合、GPS部180の動作によって移動体通信端末100の現在位置を随時取得する。この場合、前回アクセスポイントAPが検知された位置を示すGPS情報(緯度経度)と、移動体通信端末100の現在位置を示すGPS情報(緯度経度)を用いて、移動体通信端末100からアクセスポイントAPまでの距離を算出することができる。よって、この距離が所定値以下となったことを契機に検知動作の動作周期を短くするよう制御すれば、アクセスポイントAPに近づいてから短周期動作をおこなうことになり、効果的に消費電力の低減を図ることができる。
以上説明したように、本発明を上記実施形態の如く適用することで、無線LANなどの局所無線通信ネットワークに接続するためのアクセスポイントを検知する場合に、位置情報に対応づけられた接続情報と移動体通信端末などの無線通信端末の位置とに基づいて動作周期を制御するので、効果的に消費電力を低減しつつ確実にアクセスポイントを検知することができる。
この場合に用いられる接続情報は、通信ネットワークを介してアクセス可能な接続情報提供装置200によって提供されるので、広範囲の接続情報から各無線通信端末の現在位置に応じた接続情報を用いることができる。
また、無線通信端末の移動経路に応じた接続情報を各無線通信端末で生成して利用することができるので、例えば、固定ルートでの移動することの多い無線通信端末では、より効果的に消費電力の低減を図ることができる。
上記実施形態は一例であり、本発明の適用範囲はこれに限られない。すなわち、種々の応用が可能であり、あらゆる実施の形態が本発明の範囲に含まれる。
例えば、上記実施形態では、局所無線通信の例として、IEEE802.11系の無線LANを例示したが、局所的な無線通信であればこれに限られず、例えば、Bluetoothなどといった任意の無線通信方式とすることができる。
また、上記実施形態では、パケット交換網PNに接続された接続情報提供装置200によって接続情報を提供するものとしたが、これに限られず、例えば、基地局BSが接続情報を保持しておき、基地局BSから移動体通信端末100などの無線通信端末に接続情報を提供するようにしてもよい。
なお、上述した移動体通信端末100のように、本発明を実現するための機能を予め備えている移動体通信端末として提供できることはもとより、これらの機能を備えていない既存の移動体通信端末などにプログラムを適用することで、本発明にかかる移動体通信端末として機能させることもできる。この場合、少なくとも、広域無線通信ネットワークと局所無線通信ネットワークの双方に接続可能な移動体通信端末に、上述した移動体通信端末100の各処理を実行させるためのプログラムを適用し、当該移動体通信端末を制御するコンピュータ(CPUなど)がそのプログラムを実行することで、本発明にかかる端末装置として機能させることができる。
また、接続情報提供装置200も同様に、汎用のコンピュータ装置にプログラムを適用することで、上述した接続情報提供装置200として機能させることができる。
このようなプログラムの適用方法は任意であり、例えば、インターネットなどの通信媒体を介して提供することで任意の装置に適用できる他、所定の記録媒体(例えば、メモリカード、CD−ROM、DVD、など)にプログラムを格納して配布することでも適用可能である。
本発明の実施形態にかかる無線通信システムの構成を示す図である。 図1に示す移動体通信端末の構成を示すブロック図である。 図2に示す制御部によって実現される機能構成を示す機能ブロック図である。 図1に示す接続情報提供装置の構成を示すブロック図である。 図4に示す接続情報格納領域に格納される情報の例を示す図である。 図4に示す制御部によって実現される機能構成を示す機能ブロック図である。 本発明の実施形態にかかる位置情報を説明するための図である。 本発明の実施形態1にかかる「局所通信検知処理(1)」を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施形態にかかる「接続情報提供処理」を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施形態2にかかる「局所通信検知処理(2)」を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施形態3にかかる「接続情報生成処理」を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施形態3にかかる「局所通信検知処理(3)」を説明するためのフローチャートである。 図2に示す接続情報格納領域に格納される情報の例を示す図であり、(a)は実施形態1にかかる接続情報の例を示し、(b)は実施形態3にかかる接続情報の例を示し、(c)は実施形態4にかかる接続情報の例を示す。
符号の説明
1…無線通信システム、PN…パケット交換網、BS…基地局、AP…アクセスポイント、100…移動体通信端末、110…制御部、111…位置情報取得部、112…接続情報取得部、113…検知動作部、114…計時部、115…切替処理部、120…広域無線通信部、121…アンテナ、130…局所無線通信部、131…アンテナ、140…表示部、150…入力部、160…音声処理部、161…スピーカ、162…マイクロフォン、170…振動動作部、180…GPS部、181…GPSアンテナ、190…記憶部、191…位置情報格納領域、192…接続情報格納領域、193…プログラム格納領域、200…接続情報提供装置、210…制御部、211…端末情報取得部、212…接続情報検索部、213…接続情報提供部、220…通信制御部、230…入力部、240…出力部、250…記憶部、251…接続情報格納領域、252…プログラム格納領域、BSC…基地局制御装置、MSC…移動交換局、GMSC…関門移動交換局、HLR…ホームロケーションレジスタ、TN…回線交換網

Claims (12)

  1. 広域無線通信ネットワークおよび局所無線通信ネットワークの双方に接続可能な移動体通信端末と、前記広域無線通信ネットワーク及び/又は前記局所無線通信ネットワークを介して前記移動体通信端末から接続される接続情報提供装置と、を含む無線通信システムにおいて、
    前記接続情報提供装置は、
    前記移動体通信端末が接続可能な局所無線通信ネットワークのアクセスポイントを示す接続情報を位置情報と対応づけて格納する接続情報格納手段と、
    前記移動体通信端末の位置に対応する前記接続情報を、前記広域無線通信ネットワーク及び/又は前記局所無線通信ネットワークを介して前記移動体通信端末に提供する接続情報提供手段と、を備え、
    前記移動体通信端末は、
    自己の位置を示す位置情報を取得し、前記広域無線通信ネットワーク及び/又は前記局所無線通信ネットワークを介して前記接続情報提供装置に通知する位置情報通知手段と、
    前記通知した位置情報に応じて前記接続情報提供装置から提供された前記接続情報と前記自己の位置とに基づく動作周期で前記局所無線通信ネットワークのアクセスポイントを検知する検知手段と、
    前記広域無線通信ネットワークの新たなエリアでの通信を開始してから、前記検知手段がアクセスポイントを検知するまでの経過時間を計測する計時手段と、
    前記計時手段の計時結果を示す計時情報を、当該アクセスポイントについて前記接続情報提供装置から提供された前記接続情報に対応づけた接続情報を生成する接続情報生成手段と、をさらに備え、
    前記検知手段は、前記広域無線通信ネットワークの当該エリアでの通信を開始してから、前記計時情報が示す時間経過した後に、アクセスポイントの検知動作周期を短くする、
    ことを特徴とする無線通信システム。
  2. 前記移動体通信端末は、
    前記接続情報生成手段が生成した接続情報に基づくエリア移動履歴を示す履歴情報を蓄積する履歴情報蓄積手段と、
    前記移動体通信端末の現在のエリア移動と同じエリア移動履歴を示す履歴情報があるか否かを判別する移動判別手段と、をさらに備え、
    前記検知手段は、
    現在のエリア移動と同じエリア移動履歴がある場合は、前記接続情報生成手段が生成した接続情報に基づいて検知動作をおこない、
    現在のエリア移動と同じエリア移動履歴がない場合は、前記接続情報提供装置から提供された接続情報に基づいて検知動作をおこなう、
    ことを特徴とする請求項1に記載の無線通信システム。
  3. 前記位置情報通知手段は、GPSによって前記位置情報を取得し、
    前記接続情報生成手段は、前記GPSによって取得された位置情報と、前記アクセスポイント検知手段が検知したアクセスポイントとを対応づけた前記接続情報を生成する、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の無線通信システム。
  4. 広域無線通信ネットワークに接続して通信をおこなう広域無線通信手段と、
    局所無線通信ネットワークに接続して通信をおこなう局所無線通信手段と、
    前記局所無線通信手段が通信可能なアクセスポイントを検知するアクセスポイント検知手段と、
    自己の位置を示す位置情報を取得する位置情報取得手段と、
    を備えた移動体通信端末において、
    位置情報に対応づけられたアクセスポイントを示す接続情報を取得する接続情報取得手段と、
    前記位置情報取得手段が取得した位置情報が対応づけられた前記接続情報に基づいて、前記アクセスポイント検知手段の動作周期を制御する制御手段と、
    を備え
    前記制御手段は、
    前記広域無線通信手段が新たなエリアでの通信を開始してから、前記アクセスポイント検知手段がアクセスポイントを検知するまでの経過時間を計測する計時手段と、
    前記計時手段の計時結果を示す計時情報を、当該アクセスポイントを示す前記接続情報に対応づけた接続情報を生成する接続情報生成手段と、をさらに備え、
    前記広域無線通信手段が当該エリアでの通信を開始してから、前記計時情報が示す時間経過した後に、前記アクセスポイント検知手段の動作周期を短くする、
    とを特徴とする移動体通信端末。
  5. 前記接続情報生成手段が生成した接続情報を格納する接続情報格納手段と、
    前記移動体通信端末の現在のエリア移動が、前記接続情報格納手段に格納された接続情報に基づくエリア移動履歴と同じであるか否かを判別するエリア移動判別手段と、をさらに備え、
    前記接続情報取得手段は、前記移動体通信端末の現在のエリア移動が、前記エリア移動履歴と同じである場合、前記接続情報格納手段から前記接続情報を取得する
    ことを特徴とする請求項に記載の移動体通信端末。
  6. 前記接続情報取得手段は、前記移動体通信端末の現在のエリア移動が、前記エリア移動履歴と同じではない場合、外部装置から、前記広域無線通信ネットワーク及び/又は前記局所無線通信ネットワークを介して前記接続情報を取得する、
    ことを特徴とする請求項またはに記載の移動体通信端末。
  7. 前記制御手段は、前記広域無線通信手段が、前記接続情報が対応づけられている位置情報に対応するエリアで通信している場合、前記アクセスポイント検知手段の動作周期を短くする、
    ことを特徴とする請求項乃至のいずれか1項に記載の移動体通信端末。
  8. 前記制御手段は、前記接続情報が対応づけられている位置情報に対応するエリアでの前記広域無線通信手段による通信の開始から所定時間経過した場合に、前記アクセスポイント検知手段の動作周期を短くする、
    ことを特徴とする請求項乃至のいずれか1項に記載の移動体通信端末。
  9. 前記位置情報取得手段は、GPSによって前記位置情報を取得し、
    前記接続情報生成手段は、前記GPSによって取得された位置情報と、前記アクセスポイント検知手段が検知したアクセスポイントとを対応づけた前記接続情報を生成する、
    ことを特徴とする請求項4乃至8のいずれか1項に記載の移動体通信端末。
  10. 広域無線通信ネットワークと局所無線通信ネットワークの双方に接続可能な移動体通信端末を制御するコンピュータに、
    位置情報に対応づけられた前記局所無線通信ネットワークのアクセスポイントを示す接続情報を、前記広域無線通信ネットワーク及び/又は前記局所無線通信ネットワークを介して取得する機能と、
    前記移動体通信端末の位置を示す位置情報を取得する機能と、
    前記移動体通信端末の位置を示す前記位置情報が対応づけられた前記接続情報に基づいて、該接続情報が示す前記アクセスポイントを検知する動作周期を制御する機能と、
    前記広域無線通信ネットワークの新たなエリアでの通信を開始してから、アクセスポイントを検知するまでの経過時間を計測する機能と、
    計時結果を示す計時情報を、当該アクセスポイントを示す前記接続情報に対応づけた接続情報を生成する機能と、
    前記広域無線通信ネットワークの当該エリアでの通信を開始してから、前記計時情報が示す時間経過した後に、前記アクセスポイントを検知する動作周期を短くする機能と、
    を実現させることを特徴とするプログラム。
  11. 広域無線通信ネットワーク及び/又は局所無線通信ネットワークを介して移動体通信端末から接続される接続情報提供装置であって、
    前記移動体通信端末が接続可能な前記局所無線通信ネットワークのアクセスポイントを示す接続情報を位置情報と対応づけて格納する接続情報格納手段と、
    前記移動体通信端末が、当該移動体通信端末の現在の移動経路が該移動体通信端末に蓄積されている移動履歴と同じでない場合に送信する当該移動体通信端末の位置を示す位置情報を、前記広域無線通信ネットワーク及び/又は前記局所無線通信ネットワークを介して取得する位置情報取得手段と、
    前記位置情報取得手段が取得した前記移動体通信端末の位置情報に対応づけられた接続情報を前記接続情報格納手段から取得する接続情報取得手段と、
    前記接続情報取得手段が取得した接続情報を、前記広域無線通信ネットワーク及び/又は前記局所無線通信ネットワークを介して前記移動体通信端末に提供する接続情報提供手段と、
    を備えることを特徴とする接続情報提供装置。
  12. コンピュータに、
    移動体通信端末が、当該移動体通信端末の現在の移動経路が該移動体通信端末に蓄積されている移動履歴と同じでない場合に送信する当該移動体通信端末の位置を示す位置情報を、広域無線通信ネットワーク及び/又は局所無線通信ネットワークを介して取得する機能と、
    位置情報と対応づけられた、移動体通信端末が接続可能な局所無線通信ネットワークのアクセスポイントを示す接続情報のうち、取得した前記移動体通信端末の位置情報に対応づけられた接続情報を取得する機能と、
    取得した前記接続情報を、前記広域無線通信ネットワーク及び/又は前記局所無線通信ネットワークを介して前記移動体通信端末に提供する機能と、
    を実現させることを特徴とするプログラム。
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