JP5355864B2 - サーチ間隔制御サーバ及び無線端末 - Google Patents

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Description

本発明は、無線基地局から送信される基準無線信号のサーチ間隔を無線端末に通知するサーチ間隔制御サーバ、及び当該サーチ間隔に基づいて基準無線信号のサーチを実行する無線端末に関する。
近年、無線通信技術の普及によって、通信方式が異なる複数の無線通信システムを同時に利用できる環境が整いつつある。例えば、第3世代携帯電話システムの一種であるcdma2000 n x evolution - data only(EV−DO)と、IEEE802.11などによって規定される無線LANシステムとの両システムに接続可能な無線端末の提供が検討されている。
このように、無線端末が第3世代携帯電話システム及び無線LANシステムに接続可能な場合、無線端末は、第3世代携帯電話システムを構成する無線基地局及び無線LANシステムを構成する無線基地局から送信される基準無線信号(制御チャネルやプリアンブル)をサーチする。無線端末は、当該サーチの結果捕捉できた基準無線信号を送信する無線基地局に接続する。
無線端末が複数の無線通信システムに接続する場合、各無線通信システムを構成する無線基地局から送信される基準無線信号を常時並行してサーチすることは、消費電力の浪費につながるため、好ましくない。そこで、無線端末が、無線端末の位置に応じて、特定の無線通信システムを構成する無線基地局からの基準無線信号のみをサーチし、他の無線通信システムを構成する無線基地局から送信される基準無線信号のサーチを行わない方法が開示されている(例えば、特許文献1)。
特開平8−172666号公報(第5−6頁、第4図)
しかしながら、上述した従来の方法、具体的には、無線端末が、無線端末の位置に応じて、特定の無線通信システムを構成する無線基地局からの基準無線信号のみをサーチする方法には、次のような問題が生じ得る。
すなわち、無線端末が基準無線信号をサーチする間隔は一定であるため、無線端末が、特定の無線通信システムを構成する無線基地局から遠方に位置する場合、基準無線信号を受信できないにもかかわらず、無線端末が当該無線基地局からの基準無線信号のサーチを一定の間隔で継続してしまう。つまり、基準無線信号のサーチに関する無線端末の消費電力の削減には、改善の余地があった。
さらに、無線端末が基準無線信号をサーチする間隔は一定であるため、無線端末が無線基地局の近傍に位置する場合、基準無線信号のサーチ開始までに時間が掛かる場合がある。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、無線端末が複数の無線通信システムに接続可能な場合において、効率的に無線基地局が送信する基準無線信号をサーチできるとともに、無線端末の消費電力をさらに削減することができるサーチ間隔制御サーバ、及び当該無線通信システムにおいて用いられる無線端末を提供することを目的とする。
上述した問題を解決するため、本発明は、次のような特徴を有している。まず、本発明の第1の特徴は、第1無線通信システム(EV−DO)、及び前記第1無線通信システムと異なる第2無線通信システム(無線LANシステム)に接続可能な無線端末(無線端末200)に対して情報を送信するサーチ間隔制御サーバ(サーチ間隔制御サーバ100)であって、前記第1無線通信システムを構成する第1無線基地局(例えば、無線基地局21)が前記無線端末と無線通信を実行可能なエリアを示すカバーエリア情報(PN情報A1)、及び前記第2無線通信システムを構成する第2無線基地局(アクセスポイント30)の位置を示す基地局位置情報(WLAN−AP位置情報A2)を記憶する記憶部(PN情報データベース125,WLAN−APデータベース135)と、前記無線端末が無線通信を実行している前記第1無線基地局を識別可能な識別情報(基地局PN)を前記無線端末から受信する受信部(パケット受信部113)と、前記受信部が受信した前記識別情報及び前記基地局位置情報に基づいて、前記カバーエリア情報に対応する前記第2無線基地局の位置を判定する判定部(EV−DO情報処理部120)と、前記判定部によって判定された前記カバーエリア情報に対応する第2無線基地局の位置に基づいて、前記第2無線基地局から送信される基準無線信号(プリアンブル)のサーチ間隔を決定し、決定した前記サーチ間隔を前記無線端末に通知するサーチ間隔処理部(WLAN情報処理部130)とを備えることを要旨とする。
このようなサーチ間隔制御サーバによれば、無線端末が無線通信を実行している第1無線通信システムを構成する第1無線基地局を識別可能な識別情報、及び第2無線通信システムを構成する第2無線基地局の位置を示す基地局位置情報に基づいて、第1無線基地局が無線端末と無線通信を実行可能なエリアを示すカバーエリア情報に対応する第2無線基地局が判定される。さらに、判定された第2無線基地局の位置に基づいて、第2無線基地局から送信される基準無線信号のサーチ間隔が決定される。
このため、無線端末が第2無線基地局から遠方に位置する場合など、基準無線信号を受信できる可能性が低い場合、無線端末が第2無線基地局からの基準無線信号の無駄なサーチを実行することを抑制できる。また、無線端末が第2無線基地局に近付いた場合など、基準無線信号を受信できる可能性が高い場合、無線端末に第2無線基地局から基準無線信号を速やかに受信させることができる。
本発明の第2の特徴は、本発明の第1の特徴に係り、前記サーチ間隔処理部は、前記無線端末が位置する前記第1無線基地局のエリア(セクタβ1)内に前記第2無線基地局が存在する場合、第1サーチ間隔(時間t1)を前記無線端末に通知することを要旨とする。
本発明の第3の特徴は、本発明の第2の特徴に係り、前記サーチ間隔処理部は、前記無線端末が位置する前記第1無線基地局のエリア(例えば、セクタα3)に隣接する隣接エリア(セクタβ1)内に前記第2無線基地局が存在する場合、前記第1サーチ間隔よりも長い第2サーチ間隔(時間t2)を前記無線端末に通知することを要旨とする。
本発明の第4の特徴は、本発明の第3の特徴に係り、前記サーチ間隔処理部は、前記無線端末が位置する前記第1無線基地局のエリア(例えば、セクタβ3)内及び前記隣接エリア内に前記第2無線基地局が存在しない場合、前記基準無線信号のサーチを中止することを要旨とする。
本発明の第5の特徴は、第1無線通信システム(EV−DO)、及び第1無線通信システムと異なる第2無線通信システム(無線LANシステム)に接続可能であり、前記第1無線通信システムを介してサーチ間隔制御サーバ(サーチ間隔制御サーバ100)に情報を送信する無線端末(無線端末200)であって、前記第1無線通信システムを構成する第1無線基地局と無線通信を実行する第1無線通信部(EV−DO信号処理部201)と、前記第2無線通信システムを構成する第2無線基地局と無線通信を実行する第2無線通信部(WLAN信号処理部202)と、前記第1無線通信部を介して前記第1無線基地局と無線通信を実行している際に、前記第1無線基地局を識別可能な識別情報(基地局PN)を、前記第1無線基地局を介して前記サーチ間隔制御サーバに通知する情報通知部(EV−DOサーチ制御部221)と、前記識別情報に応じて前記サーチ間隔制御サーバから通知される、カバーエリア情報に対応する第2無線基地局の位置に基づいて決定されたサーチ間隔(例えば、時間t1)を取得し、取得した前記サーチ間隔に基づいて、前記第2無線基地局から送信される基準無線信号のサーチを実行するサーチ実行部(WLANサーチ制御部233)とを備えることを要旨とする。
本発明の第6の特徴は、本発明の第5の特徴に係り、前記情報通知部は、前記無線端末が前記第1無線基地局と無線通信を開始したとき、または前記無線端末が前記第1無線通信システム内におけるハンドオーバを実行したときに前記識別情報を前記サーチ間隔制御サーバに通知することを要旨とする。
本発明の第7の特徴は、本発明の第5または第6の特徴に係り、前記サーチ実行部は、前記サーチ間隔に基づいて所定時間に渡って前記基準無線信号のサーチを実行後、前記サーチ間隔よりも長いサーチ間隔(例えば、時間t2)に基づいて、前記基準無線信号のサーチを継続することを要旨とする。
本発明の第8の特徴は、本発明の第5乃至第7の特徴に係り、前記サーチ実行部は、前記サーチ間隔に基づいて所定時間(タイマ時間T3)に渡って前記基準無線信号のサーチを実行後、前記基準無線信号のサーチを中止することを要旨とする。
本発明の特徴によれば、無線端末が複数の無線通信システムに接続可能な場合において、効率的に無線基地局が送信する基準無線信号をサーチできるとともに、無線端末の消費電力をさらに削減することができるサーチ間隔制御サーバ、及び当該無線通信システムにおいて用いられる無線端末を提供することができる。
次に、本発明の実施形態について説明する。具体的には、(1)通信システムの全体概略構成、(2)サーチ間隔制御サーバの機能ブロック構成、(3)無線端末の機能ブロック構成、(4)サーチ間隔制御サーバ及び無線端末の動作、(5)作用・効果及び(6)その他の実施形態について説明する。
なお、以下の図面の記載において、同一または類似の部分には、同一または類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、各寸法の比率などは現実のものとは異なることに留意すべきである。
したがって、具体的な寸法などは以下の説明を参酌して判断すべきものである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることは勿論である。
(1)通信システムの全体概略構成
図1は、本実施形態に係る通信システム1の全体概略構成図である。通信システム1は、複数の無線通信システムを含む。具体的には、通信システム1は、cdma2000 n x evolution - data only(以下、EV−DOと適宜省略する)に準拠した無線通信システム(第1無線通信システム)と、IEEE802.11などによって規定される無線LANシステム(第2無線通信システム)とを含む。
ゲートウェイ20及び無線基地局21〜23は、EV−DOに準拠した無線通信システムに含まれる。本実施形態において、無線基地局21〜23は、第1無線基地局を構成する。無線基地局21〜23は、ゲートウェイ20に接続される。
アクセスポイント30は、無線LANシステムに含まれる。本実施形態において、アクセスポイント30は、第2無線基地局を構成する。
ゲートウェイ20及びアクセスポイント30は、通信ネットワーク10に接続される。また、通信ネットワーク10には、コンテンツサーバ40及びサーチ間隔制御サーバ100が接続される。本実施形態では、通信ネットワーク10は、EV−DOに準拠した無線通信システム及び無線LANシステムには含まれない独立した通信ネットワークである。
コンテンツサーバ40は、通信ネットワーク10を介して、無線端末200に各種コンテンツを提供する。具体的には、コンテンツサーバ40は、通信ネットワーク10、ゲートウェイ20及び無線基地局21〜23の何れかの無線基地局を介して、無線端末200に各種コンテンツを提供する。また、コンテンツサーバ40は、通信ネットワーク10及びアクセスポイント30を介して、無線端末200に各種コンテンツを提供することもできる。
サーチ間隔制御サーバ100は、無線端末200に対して情報を送信する。本実施形態では、サーチ間隔制御サーバ100は、アクセスポイント30から送信される基準無線信号(具体的には、無線MACフレームのプリアンブル)のサーチ間隔を無線端末200に通知する。
また、サーチ間隔制御サーバ100は、EV−DOに準拠した無線通信システム及び無線LANシステムから独立した通信ネットワーク10上に設置される。つまり、サーチ間隔制御サーバ100は、EV−DOに準拠した無線通信システム及び無線LANシステムのオペレータとは、異なるオペレータによって運用されてもよい。
無線端末200は、無線基地局21〜23と無線通信を実行することができる。また、無線端末200は、アクセスポイント30と無線通信を実行することもできる。つまり、無線端末200は、EV−DOに準拠した無線通信システム及び無線LANシステムの両方に接続することができる。
無線基地局21〜23は、3セクタ構成を有する。無線基地局21は、セクタα1〜γ1を形成する。無線基地局22は、セクタα2〜γ2を形成する。無線基地局23は、セクタα3〜γ3を形成する。図1に示す各セクタは、当該無線基地局が無線端末200と無線通信を実行することができるカバーエリアとなる。
なお、アクセスポイント30のカバーエリアは、無線基地局21〜23が形成するセクタよりも狭い(アクセスポイント30周囲の円部分参照)。
(2)サーチ間隔制御サーバの機能ブロック構成
図2は、サーチ間隔制御サーバ100の機能ブロック構成図である。図2に示すように、サーチ間隔制御サーバ100は、ネットワーク接続部101、プロトコル処理部103、パケット処理部110、EV−DO情報処理部120及び無線LAN(WLAN)情報処理部130を備える。
ネットワーク接続部101は、通信ネットワーク10に接続するための通信インタフェース(例えば、Ethernet(登録商標))などによって構成される。
プロトコル処理部103は、ネットワーク接続部101と接続され、データリンク層などにおけるプロトコルの処理(例えば、MACアドレス処理)を実行する。
パケット処理部110は、パケット送信部111とパケット受信部113とによって構成される。パケット送信部111は、EV−DO情報処理部120及びWLAN情報処理部130から出力された情報をパケットに組み立てる。パケット送信部111は、組み立てたパケットを通信ネットワーク10に向けて送信する。
パケット受信部113は、通信ネットワーク10から受信したパケットを分解する。パケット受信部113は、分解したパケットに含まれる情報をEV−DO情報処理部120またはWLAN情報処理部130に出力する。
特に、本実施形態では、パケット受信部113は、無線端末200が無線通信を実行している無線基地局(例えば、無線基地局21)を識別可能な識別情報を当該無線端末から受信する。本実施形態において、パケット受信部113は、受信部を構成する。
具体的には、パケット受信部113は、識別情報として、各無線基地局を一意に特定することができる基地局PN(PN番号)を無線端末から受信する。
EV−DO情報処理部120は、PN情報検索処理部121、エリア情報取得部123及びPN情報データベース125によって構成される。
PN情報検索処理部121は、パケット受信部113が受信した基地局PNに基づいて、PN情報データベース125に記憶されているPN情報A1の中から、当該基地局PNを有する無線基地局の位置を示す情報(例えば、緯度経度情報)または当該無線基地局のカバーエリアを示すカバーエリア情報を検索する。
エリア情報取得部123は、PN情報検索処理部121によって検索されたカバーエリア情報(または無線基地局の位置)を用いて、当該カバーエリア情報に対応する無線LANシステムのアクセスポイント(第2無線基地局)を判定する。
例えば、エリア情報取得部123は、無線基地局21のカバーエリア情報と、無線LANシステムのアクセスポイントの位置を示すWLAN−AP位置情報A2(基地局位置情報)とに基づいて、無線基地局21のカバーエリア情報に対応するアクセスポイント30の位置を判定する。WLAN−AP位置情報A2は、WLAN情報処理部130を構成するWLAN−APデータベース135に記憶されている。本実施形態において、EV−DO情報処理部120は、判定部を構成する。
また、エリア情報取得部123は、パケット受信部113が受信した基地局PNに加え、無線端末200の通信状況を示す情報を無線端末200から取得することができる。
具体的には、エリア情報取得部123は、ActiveSets、CandidateSets及びNeighborSetsなどの無線リソース使用状況、RSSI、DRC Rate及びDRC Coverを取得することができる。エリア情報取得部123は、取得した当該情報を用いて、無線端末200の位置をより高い精度で判定する。
PN情報データベース125は、無線基地局21〜23のPN情報A1を記憶する。PN情報A1には、基地局PN、及び基地局PNと対応付けられた無線基地局の位置を示す情報(例えば、緯度経度情報)が含まれる。
WLAN情報処理部130は、AP位置情報検索部131、APエリア判定処理部133及びWLAN−APデータベース135によって構成される。
AP位置情報検索部131は、エリア情報取得部123からの要求に基づいて、無線基地局(例えば、無線基地局21)のカバーエリア情報に対応するアクセスポイントを検索し、検索したアクセスポイントのWLAN−AP位置情報A2を、エリア情報取得部123を通知する。
APエリア判定処理部133は、AP位置情報検索部131によって検索されたアクセスポイント(アクセスポイント30)の位置に基づいて、アクセスポイント30から送信される基準無線信号(無線MACフレームのプリアンブル)のサーチ間隔を決定する。APエリア判定処理部133は、基地局PNを送信した無線端末200に決定したサーチ間隔を通知する。本実施形態において、WLAN情報処理部130は、サーチ間隔処理部を構成する。なお、具体的なサーチ間隔の決定方法については、後述する。
WLAN−APデータベース135は、アクセスポイント30の位置を示すWLAN−AP位置情報A2(基地局位置情報)を記憶する。本実施形態では、PN情報データベース125とWLAN−APデータベース135とによって、記憶部が構成される。
なお、アクセスポイント30と無線基地局のカバーエリア情報との対応付け、つまり、アクセスポイント30がどの無線基地局のカバーエリアに属するかについては、アクセスポイント30の設置時における無線基地局21からの無線信号の測定結果や、EV−DOに準拠した無線通信システムの設計データなどに基づいて決定すればよい。
(3)無線端末の機能ブロック構成
図3は、無線端末200の機能ブロック構成図である。図3に示すように、無線端末200は、EV−DO信号処理部201、WLAN信号処理部202、EV−DOプロトコル処理部203、WLANプロトコル処理部204及び制御部210を備える。
EV−DO信号処理部201は、EV−DOに従った無線信号を送受信し、無線基地局21〜23と無線通信を実行する。本実施形態において、EV−DO信号処理部201は、第1無線通信部を構成する。
WLAN信号処理部202は、WLANに従った無線信号を送受信し、アクセスポイント30と無線通信を実行する。本実施形態において、WLAN信号処理部202は、第2無線通信部を構成する。
EV−DOプロトコル処理部203は、EV−DO信号処理部201と接続され、EV−DOに従った各種プロトコルの処理(例えば、EV−DOコネクションの確立)を実行する。
WLANプロトコル処理部204は、WLAN信号処理部202と接続され、WLANに従った各種プロトコルの処理(例えば、データリンクの設定)を実行する。
制御部210は、EV−DO制御部220、WLAN制御部230及びパケット制御部240を有する。
EV−DO制御部220は、EV−DOサーチ制御部221及びEV−DO情報処理部223によって構成される。
EV−DOサーチ制御部221は、無線基地局21〜23から送信される基準無線信号(具体的には、制御チャネル)のサーチ間隔を制御する。
また、本実施形態では、EV−DOサーチ制御部221は、無線端末200がEV−DO信号処理部201を介して無線基地局(例えば、無線基地局21)と無線通信を実行している際に、無線基地局21の基地局PNを、無線基地局21を介してサーチ間隔制御サーバ100に通知する。本実施形態において、EV−DOサーチ制御部221は、情報通知部を構成する。
具体的には、EV−DOサーチ制御部221は、無線端末200が無線基地局(例えば、無線基地局21)と無線通信を開始したとき、または無線端末200が他の無線基地局(無線基地局22,23)、つまり、EV−DOに準拠した無線通信システム内におけるハンドオーバ(システム内ハンドオーバ)を実行したときに通信を実行している無線基地局の基地局PNを取得する。
より具体的には、EV−DOサーチ制御部221は、無線基地局から送信される制御データなどに含まれる基地局PNを収集し、収集した基地局PNをパケット制御部240に出力する。
また、EV−DOサーチ制御部221は、基地局PNに加え、ActiveSets、CandidateSets及びNeighborSetsなどの無線リソース使用状況、RSSI、DRC Rate及びDRC Coverをサーチ間隔制御サーバ100に通知することができる。
EV−DO情報処理部223は、EV−DO信号処理部201及びEV−DOプロトコル処理部203を介して送受信される制御データなどの情報に関する処理を実行する。
WLAN制御部230は、WLAN情報処理部231、WLANサーチ制御部233及びタイマ制御部235によって構成される。
WLAN情報処理部231は、WLAN信号処理部202及びWLANプロトコル処理部204を介して送受信される制御データなどの情報に関する処理を実行する。
WLANサーチ制御部233は、無線LANシステムに含まれるアクセスポイント30から送信される基準無線信号(プリアンブル)のサーチ間隔を制御する。
具体的には、WLANサーチ制御部233は、サーチ間隔制御サーバ100から通知されるサーチ間隔(例えば、時間t1(図10参照))を取得する。WLANサーチ制御部233は、取得したサーチ間隔に基づいて、アクセスポイント30から送信される基準無線信号のサーチを実行する。本実施形態において、WLANサーチ制御部233は、サーチ実行部を構成する。なお、具体的なサーチ間隔の決定方法については、後述する。
WLANサーチ制御部233は、サーチ間隔(例えば、時間t1)に基づいて所定時間(例えば、タイマ時間T1(図10参照))に渡って基準無線信号のサーチを実行後、当該サーチ間隔よりも長いサーチ間隔(例えば、時間t2(図10参照))に基づいて、基準無線信号のサーチを継続する。
また、WLANサーチ制御部233は、サーチ間隔(時間t2)に基づいて所定時間(タイマ時間T3)に渡って基準無線信号のサーチを実行後、つまり、基準無線信号が受信できない場合、基準無線信号のサーチを中止することもできる。
タイマ制御部235は、WLANサーチ制御部233から指示に基づいて、設定されたサーチ間隔やスリープタイマの値に応じたタイマを起動する。タイマ制御部235は、起動したタイマの設定時間が経過した場合、WLANサーチ制御部233に設定時間が経過したことを通知する。
パケット制御部240は、PN情報パケット生成部241及びパケット送受信処理部243によって構成される。
PN情報パケット生成部241は、EV−DOサーチ制御部221から出力された基地局PN(及びActiveSetsなど)を含むパケットを生成する。
パケット送受信処理部243は、WLAN情報処理部231及びEV−DO情報処理部223が送受信する制御データを含むパケットや、ユーザデータを含むパケットの送受信処理を実行する。
(4)サーチ間隔制御サーバ及び無線端末の動作
次に、サーチ間隔制御サーバ100及び無線端末200の動作について説明する。具体的には、(4.1)全体概略通信シーケンス、(4.2)無線端末による基地局PNの送信、(4.3)サーチ間隔制御サーバによるサーチ間隔の通知、(4.4)無線端末におけるサーチ間隔の設定、(4.5)無線端末におけるサーチ動作、及び(4.6)具体的なサーチ動作例について説明する。
(4.1)全体概略通信シーケンス
図4は、全体概略通信シーケンスを示す図である。具体的には、図4は、EV−DOに準拠した無線基地局21と無線通信を実行している無線端末200が、サーチ間隔制御サーバ100によって通知されたサーチ間隔に基づいて、無線LANシステムのアクセスポイント30をサーチする動作を示す。
ステップS10において、無線端末200の電源がONにされる。電源がONにされたとき、無線端末200は、無線基地局21によって形成されるセクタβ1内に位置しているものとする。
ステップS20において、無線端末200は、無線基地局21とEV−DOに従ったセッションを確立する。なお、無線端末200は、アクセスポイント30のサーチも実行するが、ステップS20では、アクセスポイント30から送信される基準無線信号を受信できなかったものとする。
ステップS30において、無線端末200は、EV−DOのプロトコルに従って無線基地局21との接続を開始する。
ステップS40において、無線端末200は、ユーザによるブラウザなどのアプリケーションの起動に伴って、無線基地局21とEV−DOに従ったコネクションを確立する。
ステップS50において、無線端末200は、確立したコネクションを用いてコンテンツサーバ40に接続要求を送信する。
ステップS60において、無線端末200は、無線基地局21の基地局PN、具体的には、セクタβ1の基地局PNをサーチ間隔制御サーバ100に通知する。なお、ステップS60の処理は、ステップS50とほぼ同時に実行される。
ステップS70において、サーチ間隔制御サーバ100は、無線端末200によって通知された基地局PNに基づいて、無線端末200が位置するセクタβ1と、アクセスポイント30との位置関係を判定する。
具体的には、サーチ間隔制御サーバ100は、セクタβ1内、セクタβ1の隣接エリア(隣接セクタ)内、またはセクタβ1及び隣接セクタ以外の何れにアクセスポイント30が位置するかを判定する。サーチ間隔制御サーバ100は、当該判定結果に基づいて、アクセスポイント30から送信される基準無線信号のサーチ間隔を無線端末200に通知する。ここでは、アクセスポイント30は、セクタβ1内に位置するため、最も短いサーチ間隔である時間t1が設定される。
ステップS80において、無線端末200は、コンテンツサーバ40とデータ通信を開始する。
ステップS90において、無線端末200は、アクセスポイント30から送信される基準無線信号のサーチを実行する。具体的には、無線端末200は、サーチ間隔制御サーバ100からサーチ間隔が通知されてから時間t1が経過すると、当該サーチを実行する。
ステップS100において、無線端末200は、無線基地局23方向への移動に伴って、セクタβ1からセクタα3へのハンドオーバ(ハンドオフ)を実行する。
ステップS110において、無線端末200は、無線基地局23の基地局PN、具体的には、セクタα3の基地局PNをサーチ間隔制御サーバ100に通知する。
ステップS120において、サーチ間隔制御サーバ100は、無線端末200によって通知された基地局PNに基づいて、アクセスポイント30から送信される基準無線信号のサーチ間隔として、時間t1よりも長い時間t2を通知する。すなわち、セクタα3は、アクセスポイント30が位置するセクタβ1に隣接しているため、時間t1よりも長い時間t2がサーチ間隔として設定される。
ステップS130〜S150において、無線端末200は、時間t2が経過する毎に当該サーチを実行する。
なお、上述したサーチは、無線端末200がアイドル状態(ドーマント状態)の場合には行われない。無線端末200がアイドル状態の場合、無線端末200は、基地局PNを通知せず、従来と同様にサーチ間隔を段階的に延ばす。無線端末200がアイドル状態の場合に基地局PNを通知しようとすると、アイドル状態からアクティブ状態に変化する必要があり、本実施形態による消費電力の削減効果が限定されるからである。
(4.2)無線端末による基地局PNの送信
図5は、無線端末200による基地局PNの送信動作フローを示す。図5に示すように、無線端末200の電源がONにされると、ステップS210において、無線端末200は、所定のイベントの有無を判定する。すなわち、無線端末200は、EV−DOに従った通信の開始、または他の無線基地局へのハンドオーバ(ハンドオフ)の有無を判定する。
EV−DOに従った通信の開始イベント、具体的には、EV−DOに従ったセッションを無線基地局(例えば、無線基地局21)と確立を検出した場合(ステップS210の“EV−DO通信開始”の場合)、ステップS220において、無線端末200は、EV−DOに従ったコネクションを無線基地局21と確立する。
ステップS230において、無線端末200は、確立したコネクションを用いてコンテンツサーバ40とデータ通信を開始する。
他の無線基地局へのハンドオーバを検出した場合(ステップS210の“ハンドオーバ”の場合)、ステップS240において、無線端末200は、EV−DOに従った通信中であるか否かを判定する。具体的には、無線端末200は、無線端末200がアイドル状態ではなく、アクティブ状態であるか否かを判定する。
EV−DOに従った通信中である場合(ステップS240のYES)及びステップS230の処理の後、ステップS250において、無線端末200は、コネクションを確立している無線基地局21の基地局PN(及びActiveSetsなど)を収集する。
EV−DOに従った通信中でない場合(ステップS240のNO)、無線端末200は、ステップS210からの処理を繰り返す。
ステップS260において、無線端末200は、収集した基地局PN(及びActiveSetsなど)を含むパケットを生成する。
ステップS270において、無線端末200は、生成したパケットをサーチ間隔制御サーバ100に送信する。
(4.3)サーチ間隔制御サーバによるサーチ間隔の通知
図6は、サーチ間隔制御サーバ100によるサーチ間隔の通知動作フローを示す。図6に示すように、ステップS310において、サーチ間隔制御サーバ100は、無線端末200から送信されたパケットを正常に受信できたか否かを判定する。
パケットを正常に受信できた場合(ステップS310のYES)、ステップS320において、サーチ間隔制御サーバ100は、当該パケットに含まれるデータを読み取る。
ステップS330において、サーチ間隔制御サーバ100は、読み取ったデータに含まれる基地局PNに基づいて、PN情報データベース125に記憶されているPN情報A1の中から、当該基地局PNと対応付けられているカバーエリア情報を検索する。
ステップS340において、サーチ間隔制御サーバ100は、検索したカバーエリア情報に基づいて、無線端末200が位置するカバーエリア(例えば、セクタβ1)を特定する。
ステップS350において、サーチ間隔制御サーバ100は、特定したカバーエリア、及び当該カバーエリアの周辺、具体的には、隣接するセクタ内に位置する無線LANシステムのアクセスポイント(例えば、アクセスポイント30)を検索する。
ステップS360において、サーチ間隔制御サーバ100は、検索された無線LANシステムのアクセスポイントの位置を判定する。
当該アクセスポイント(アクセスポイント30)が特定したカバーエリア(例えば、セクタβ1)、つまり、無線端末200が位置するカバーエリア内に位置する場合(ステップS360の“エリア内”の場合)、ステップS370において、サーチ間隔制御サーバ100は、サーチ間隔として時間t1(第1サーチ間隔)を設定する。
無線端末200が位置するカバーエリア(例えば、セクタα3)に隣接する隣接エリア(セクタβ1)内にアクセスポイント30が存在する場合(ステップS360の“隣接エリア”の場合)、ステップS380おいて、サーチ間隔制御サーバ100は、時間t1よりも長い時間t2(第2サーチ間隔)を設定する。
無線端末200が位置するカバーエリア(例えば、セクタβ3)及び当該カバーエリアに隣接するカバーエリア内にアクセスポイント30が存在しない場合(ステップS360の“エリア外”の場合)、ステップS390において、サーチ間隔制御サーバ100は、時間t2よりも長い時間t3を設定する。
本実施形態では、サーチ間隔制御サーバ100は、時間t3として“無限大”を設定する。つまり、サーチ間隔制御サーバ100(WLAN情報処理部130)は、無線端末200が位置するカバーエリア内、及び当該カバーエリアに隣接する隣接エリア内に無線LANシステムのアクセスポイントが存在しない場合、無線端末200による基準無線信号のサーチを中止するように通知することができる。
ステップS400において、サーチ間隔制御サーバ100は、ステップS370〜S390の何れかのステップにおいて設定された時間(時間t1、t2またはt3)を含む返信パケットを生成する。
ステップS410において、サーチ間隔制御サーバ100は、生成した返信パケットを無線端末200に送信することによって、ステップS370〜S390の何れかのステップにおいて設定された時間(時間t1、t2またはt3)を無線端末200に通知する。
(4.4)無線端末におけるサーチ間隔の設定
図7は、無線端末200におけるサーチ間隔の設定動作フローを示す。図7に示すように、ステップS510において、無線端末200は、サーチ間隔制御サーバ100から送信されたパケットを正常に受信できたか否かを判定する。
パケットを正常に受信できた場合(ステップS510のYES)、ステップS520において、無線端末200は、当該パケットに含まれるデータを読み取る。
ステップS530において、無線端末200は、読み取ったデータにサーチ間隔(時間t1、t2またはt3)が含まれていることに基づいて、スリープタイマT及びサーチタイマtに設定されている値をクリアする。
ステップS540において、無線端末200は、読み取ったデータが示すサーチ間隔(時間t1、t2またはt3)を判定する。
サーチ間隔が時間t1の場合(ステップS540の“t1”の場合)、ステップS550おいて、無線端末200は、サーチタイマtを時間t1(例えば、5秒)に設定するとともに、スリープタイマTをタイマ時間T1(20秒)に設定する。
サーチ間隔が時間t2の場合(ステップS540の“t2”の場合)、ステップS560おいて、無線端末200は、サーチタイマtを時間t2(例えば、10秒)に設定するとともに、スリープタイマTをタイマ時間T2(40秒)に設定する。
サーチ間隔が時間t3の場合(ステップS540の“t3”の場合)、ステップS570おいて、無線端末200は、サーチタイマtを時間t3(例えば、無限大)に設定するとともに、スリープタイマTをタイマ時間T3(60秒)に設定する。
ステップS580において、無線端末200は、設定したスリープタイマT及びサーチタイマtを起動する。
(4.5)無線端末におけるサーチ動作
次に、無線端末200における基準無線信号のサーチ動作について説明する。具体的には、スリープタイマTのタイムアウト時における動作、及びサーチタイマtのタイムアウト時における動作について説明する。
(4.5.1)スリープタイマTのタイムアウト時における動作
図8は、スリープタイマTのタイムアウト時における無線端末200の動作フローを示す。図8に示すように、ステップS610において、無線端末200は、スリープタイマTがタイムアウトすると、スリープタイマT及びサーチタイマtに設定されている値をクリアする。
ステップS620において、無線端末200は、スリープタイマTに設定されていたタイマ時間(タイマ時間T1、T2またはT3)を判定する。
スリープタイマTにタイマ時間T1が設定されていた場合(ステップS620の“T1”の場合)、ステップS630において、無線端末200は、タイマ時間T1よりも長いタイマ時間T2をスリープタイマTに設定するとともに、時間t2をサーチタイマtに設定する。
スリープタイマTにタイマ時間T2が設定されていた場合(ステップS620の“T2”の場合の場合)、ステップS640おいて、無線端末200は、タイマ時間T2よりも長いタイマ時間T3をスリープタイマTに設定するとともに、時間t3をサーチタイマtに設定する。
スリープタイマTにタイマ時間T3が設定されていた場合(ステップS620の“T3”の場合の場合)、ステップS650おいて、無線端末200は、既にスリープタイマTに設定されているタイマ時間T3、及び既ににサーチタイマtに設定されている時間t3を維持する。つまり、無線端末200は、スリープタイマT及びサーチタイマtに同一の値(タイマ時間T3及び時間t3)を設定する。
ステップS660において、無線端末200は、設定したスリープタイマT及びサーチタイマtを起動する。
(4.5.2)サーチタイマtのタイムアウト時における動作
図9は、サーチタイマtのタイムアウト時における無線端末200の動作フローを示す。図9に示すように、ステップS710において、無線端末200は、サーチタイマtがタイムアウトすると、サーチタイマtに設定されている値をクリアする。
ステップS720において、無線端末200は、無線LANシステムのアクセスポイントのサーチを実行する。具体的には、無線端末200は、アクセスポイント30から送信される基準無線信号のサーチを実行する。なお、無線端末200は、ステップS720において、EV−DOに準拠した無線通信システムにおいて用いられるPreferred Roaming List(PRL)と同様に、無線LANシステムのアクセスポイント(AP)の情報が登録されたリストに従って、アクセスポイント30から送信される基準無線信号のサーチを実行してもよい。
ステップS730において、無線端末200は、無線LANシステムのアクセスポイントを発見できたか否か、つまり、アクセスポイント30から送信される基準無線信号を受信できたか否かを判定する。
アクセスポイント30を発見できなかった場合(ステップS730のNO)、ステップS740において、無線端末200は、サーチタイマtを再び起動する。
アクセスポイント30を発見できた場合(ステップS730のYES)、ステップS750において、無線端末200は、無線LANシステムへのハンドオーバ処理を実行する。
(4.6)具体的なサーチ動作例
次に、無線端末200による具体的な基準無線信号のサーチ動作例について説明する。図10は、無線端末200がセクタβ1(無線基地局21)と通信を開始し、セクタα3〜セクタβ1に順次ハンドオーバを実行する場合(図1参照)における基準無線信号のサーチ動作例を示す。また、図10は、従来における基準無線信号のサーチ動作例、及び本実施形態における基準無線信号のサーチ動作例を示す。
図10において、最上位の棒状部分(EV−DO RF)は、無線端末200がEV−DOに準拠した無線通信システム(具体的には、無線基地局21)と通信中であることを示す。
図10に示すように、従来における基準無線信号のサーチ動作では、時間の経過に伴って、基準無線信号(WLAN RF)のサーチ間隔が徐々に長くなる(時間t1〜t2及びタイマ時間T3)。
一方、本実施形態における基準無線信号のサーチ動作では、無線端末200がセクタβ1の基地局PNをサーチ間隔制御サーバ100に送信すると、セクタβ1内にアクセスポイント30が存在するため、時間t1(及びタイマ時間T1)がサーチ間隔制御サーバ100から無線端末200に通知される。
次いで、無線端末200がセクタβ1からセクタα3へのハンドオーバを実行すると、無線端末200は、アクセスポイント30が存在するセクタβ1に隣接するセクタα3に位置することとなったため、時間t1よりも長い時間t2(及びタイマ時間T2)がサーチ間隔制御サーバ100から無線端末200に通知される。
さらに、無線端末200がセクタα3からセクタβ1へのハンドオーバを実行すると、通信開始時と同様に、時間t1(及びタイマ時間T1)がサーチ間隔制御サーバ100から無線端末200に通知される。
ここで、本実施形態における基準無線信号のサーチ動作を、従来における当該動作と比較する。従来におけるサーチ動作では、無線端末200がセクタα3へのハンドオーバを実行した直後、スリープタイマTに設定されているタイマ時間T1が満了していないため、アクセスポイント30から遠ざかったのにもかかわらず短いサーチ間隔である時間t1に基づいて、時間L1に渡って無駄なサーチが実行されている。
一方、本実施形態におけるサーチ動作では、無線端末200がセクタα3へのハンドオーバを実行した直後、速やかに時間t1よりも長いサーチ間隔である時間t2に基づいてサーチが実行される。
また、従来におけるサーチ動作では、スリープタイマTは、アクセスポイント30を検出しない限りリセットされない。すなわち、スリープタイマTは、タイマ時間T3が設定された後は、アクセスポイント30が検出されるまでタイマ時間T3の設定を継続する。このため、無線端末200がセクタα3からセクタβ1へのハンドオーバを実行した直後、アクセスポイント30に近付いたのにもかかわらずスリープタイマTの設定は、タイマ時間T3のままであり、サーチ間隔が短縮されない。
一方、本実施形態におけるサーチ動作では、無線端末200がセクタα3からセクタβ1へのハンドオーバを実行した直後、速やかに短いサーチ間隔である時間t1に基づいてサーチが実行される。
図11は、無線端末200がセクタβ1(無線基地局21)と通信を開始し、セクタα3〜セクタβ3に順次ハンドオーバを実行する場合(図1参照)における基準無線信号のサーチ動作例を示す。
図11に示すように、本実施形態におけるサーチ動作では、無線端末200がセクタα3からセクタβ3へのハンドオーバを実行すると、無線端末200は、アクセスポイント30が存在するセクタβ1に隣接するセクタα3外に位置することとなったため、時間t2よりも長い時間t3(及びタイマ時間T3)がサーチ間隔制御サーバ100から無線端末200に通知される。
従来におけるサーチ動作では、無線端末200がセクタβ3へのハンドオーバを実行した直後、アクセスポイント30から遠ざかったのにもかかわらずスリープタイマTに設定されているタイマ時間T2が満了していないため、時間t2に基づいて、時間L3に渡って無駄なサーチが実行されている。
一方、本実施形態におけるサーチ動作では、無線端末200がセクタβ3へのハンドオーバを実行した直後、速やかに時間t3に基づいてサーチが実行される。
(5)作用・効果
サーチ間隔制御サーバ100によれば、無線端末200が無線通信を実行しているEV−DOに準拠した無線基地局21(〜23)を識別可能な基地局PN、及び無線LANシステムを構成するアクセスポイントの位置を示すWLAN−AP位置情報A2に基づいて、無線基地局21(〜23)が無線端末200と無線通信を実行可能なエリアを示すPN情報A1に対応するアクセスポイント30が判定される。さらに、判定されたアクセスポイント30の位置に基づいて、アクセスポイント30から送信される基準無線信号のサーチ間隔が決定される。
このため、無線端末200がアクセスポイント30から遠方に位置する場合など、当該基準無線信号を受信できる可能性が低い場合、無線端末200がアクセスポイント30からの基準無線信号の無駄なサーチを実行することを抑制できる。また、無線端末200がアクセスポイント30に近付いた場合など、当該基準無線信号を受信できる可能性が高い場合、無線端末200にアクセスポイント30から基準無線信号を速やかに受信させることができる。
また、サーチ間隔制御サーバ100によれば、無駄なサーチの実行が抑制されるため、無線端末200の消費電力を削減することができる。
特に、サーチ間隔制御サーバ100によれば、通信方式が異なる無線通信システム間におけるシームレスなハンドオーバを実現することができる。また、サーチ間隔制御サーバ100は、EV−DOに準拠した無線通信システム及び無線LANシステムのオペレータとは、異なるオペレータによって運用されてもよい。このため、オペレータが異なる無線通信システムを用いる場合でも、シームレスなハンドオーバを容易に実現することができる。
また、本実施形態では、サーチ間隔制御サーバ100は、無線端末200が位置するカバーエリア(セクタ)に隣接する隣接エリア内にアクセスポイント30が存在する場合、サーチ間隔として、時間t1よりも長い時間t2を無線端末200に通知する。さらに、本実施形態では、当該隣接エリア内にアクセスポイント30が存在しない場合、基準無線信号のサーチを中止することもできる。このため、より効率的にアクセスポイント30が送信する基準無線信号を無線端末200にサーチさせるとともに、無線端末200の消費電力をさらに削減することができる。
(6)その他の実施形態
上述したように、本発明の一実施形態を通じて本発明の内容を開示したが、この開示の一部をなす論述及び図面は、本発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態が明らかとなろう。
例えば、上述した実施形態では、無線基地局21〜23の識別情報として、各無線基地局を一意に特定することができる基地局PNが用いられていたが、基地局PN(PN番号)に代えて、PilotPhaseを用いても構わない。
PilotPhaseを用いると、基地局PN(PN番号)と、無線端末200〜無線基地局間の遅延情報とが得られる。当該遅延情報は、基地局PNチップ単位であるため、無線端末200〜当該無基地局間の距離を求めることができる。したがって、3つの無線基地局のPilotPhaseが得られれば、三角測量によって無線端末200の位置(緯度経度情報)を求めることができる。
また、上述した実施形態においてPN情報データベース125に記憶されているPN情報A1には、無線基地局の位置を示す情報(緯度経度情報)に加え、地図上にDRC Rateを示したエリアマップ、或いは無線基地局のエリア設計で作成した地図などに基づく情報を含めてもよい。
このように、本発明は、ここでは記載していない様々な実施の形態などを含むことは勿論である。したがって、本発明の技術的範囲は、上述の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。
本発明の実施形態に係る通信システム1の全体概略構成図である。 本発明の実施形態に係るサーチ間隔制御サーバ100の機能ブロック構成図である。 本発明の実施形態に係る無線端末200の機能ブロック構成図である。 本発明の実施形態に係る通信システム1の全体概略通信シーケンスを示す図である。 本発明の実施形態に係る無線端末200による基地局PNの送信動作フローを示す図である。 本発明の実施形態に係るサーチ間隔制御サーバ100によるサーチ間隔の通知動作フローを示す図である。 本発明の実施形態に係る無線端末200におけるサーチ間隔の設定動作フローを示す図である。 本発明の実施形態に係るスリープタイマTのタイムアウト時における無線端末200の動作フローを示す図である。 本発明の実施形態に係るサーチタイマtのタイムアウト時における無線端末200の動作フローを示す図である。 本発明の実施形態に係る無線端末200による具体的な基準無線信号のサーチ動作例を示す図である。 本発明の実施形態に係る無線端末200による具体的な基準無線信号のサーチ動作例を示す図である。
符号の説明
1…通信システム、10…通信ネットワーク、20…ゲートウェイ、21〜23…無線基地局、30…アクセスポイント、40…コンテンツサーバ、100…サーチ間隔制御サーバ、101…ネットワーク接続部、103…プロトコル処理部、110…パケット処理部、111…パケット送信部、113…パケット受信部、120…EV−DO情報処理部、121…PN情報検索処理部、123…エリア情報取得部、125…PN情報データベース、130…WLAN情報処理部、131…AP位置情報検索部、133…APエリア判定処理部、135…WLAN−APデータベース、200…無線端末、201…EV−DO信号処理部、202…WLAN信号処理部、203…EV−DOプロトコル処理部、204…WLANプロトコル処理部、210…制御部、220…EV−DO制御部、221…EV−DOサーチ制御部、223…EV−DO情報処理部、230…WLAN制御部、231…WLAN情報処理部、233…WLANサーチ制御部、235…タイマ制御部、240…パケット制御部、241…PN情報パケット生成部、243…パケット送受信処理部、A1…PN情報、A2…WLAN−AP位置情報

Claims (8)

  1. 第1無線通信システム、及び前記第1無線通信システムと異なる第2無線通信システムに接続可能な無線端末に対して情報を送信するサーチ間隔制御サーバであって、
    前記第1無線通信システムを構成する第1無線基地局が前記無線端末と無線通信を実行可能なエリアを示すカバーエリア情報、及び前記第2無線通信システムを構成する第2無線基地局の位置を示す基地局位置情報を記憶する記憶部と、
    前記無線端末が無線通信を実行している前記第1無線基地局を識別可能な識別情報を前記無線端末から受信する受信部と、
    前記受信部が受信した前記識別情報及び前記基地局位置情報に基づいて、前記カバーエリア情報に対応する前記第2無線基地局の位置を判定する判定部と、
    前記判定部によって判定された前記カバーエリア情報に対応する第2無線基地局の位置に基づいて、前記第2無線基地局から送信される基準無線信号のサーチ間隔を決定し、決定した前記サーチ間隔を前記無線端末に通知するサーチ間隔処理部と
    を備えるサーチ間隔制御サーバ。
  2. 前記サーチ間隔処理部は、前記無線端末が位置する前記第1無線基地局のエリア内に前記第2無線基地局が存在する場合、第1サーチ間隔を前記無線端末に通知する請求項1に記載のサーチ間隔制御サーバ。
  3. 前記サーチ間隔処理部は、前記無線端末が位置する前記第1無線基地局のエリアに隣接する隣接エリア内に前記第2無線基地局が存在する場合、前記第1サーチ間隔よりも長い第2サーチ間隔を前記無線端末に通知する請求項2に記載のサーチ間隔制御サーバ。
  4. 前記サーチ間隔処理部は、前記無線端末が位置する前記第1無線基地局のエリア内及び前記隣接エリア内に前記第2無線基地局が存在しない場合、前記基準無線信号のサーチを中止することを前記無線端末に通知する請求項3に記載のサーチ間隔制御サーバ。
  5. 第1無線通信システム、及び第1無線通信システムと異なる第2無線通信システムに接続可能であり、前記第1無線通信システムを介してサーチ間隔制御サーバに情報を送信する無線端末であって、
    前記第1無線通信システムを構成する第1無線基地局と無線通信を実行する第1無線通信部と、
    前記第2無線通信システムを構成する第2無線基地局と無線通信を実行する第2無線通信部と、
    前記第1無線通信部を介して前記第1無線基地局と無線通信を実行している際に、前記第1無線基地局を識別可能な識別情報を、前記第1無線基地局を介して前記サーチ間隔制御サーバに通知する情報通知部と、
    前記識別情報に応じて前記サーチ間隔制御サーバから通知される、カバーエリア情報に対応する第2無線基地局の位置に基づいて決定されたサーチ間隔を取得し、取得した前記サーチ間隔に基づいて、前記第2無線基地局から送信される基準無線信号のサーチを実行するサーチ実行部と
    を備える無線端末。
  6. 前記情報通知部は、前記無線端末が前記第1無線基地局と無線通信を開始したとき、または前記無線端末が前記第1無線通信システム内におけるハンドオーバを実行したときに前記識別情報を前記サーチ間隔制御サーバに通知する請求項5に記載の無線端末。
  7. 前記サーチ実行部は、前記サーチ間隔に基づいて所定時間に渡って前記基準無線信号のサーチを実行後、前記サーチ間隔よりも長いサーチ間隔に基づいて、前記基準無線信号のサーチを継続する請求項5または6に記載の無線端末。
  8. 前記サーチ実行部は、前記サーチ間隔に基づいて所定時間に渡って前記基準無線信号のサーチを実行後、前記基準無線信号のサーチを中止する請求項5乃至7の何れか一項に記載の無線端末。
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