JP2012222432A - 携帯端末装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】無線LAN通信部と携帯電話網通信部を搭載する携帯端末装置であって、無線LAN通信部の選択を自動的に行う。
【解決手段】無線LAN通信部を優先選択する位置の条件を予め、無線LAN通信部選択テーブルに設定しておき、GPSで取得した位置情報が、無線LAN通信部選択テーブルに設定された条件と一致した場合、無線LAN通信部を優先的に選択する。
【選択図】図1

Description

本発明は、携帯端末装置に関する。特に、本発明は、Wi−Fiなどの無線LAN通信機能を備えた携帯端末装置に関する。
近年、携帯電話、PDA、ゲーム機、ノート型コンピュータに無線LANが搭載されるようになり、無線LANは広く普及してきた。無線LANにおいて、他メーカ機器との相互接続性の問題を解決し、普及促進に貢献したのは、「Wi−Fi」である。多くのメーカは、「Wi−Fi Alliance」に参画しており、各メーカが開発した無線LAN機器に対し、「Wi−Fi Alliance」にて認証試験が行われ、所定の試験を合格した機器に対して「Wi−Fi CERTIFIED」が付与される。「Wi−Fi CERTIFIED」ロゴには、a/b/g/nのアルファベットが付記され、それにより「IEEE802.11a/b/g/n」規格のうち、いずれの規格に対応しているかが、示される。
また、ユーザが自宅でインターネット接続するために、自宅に無線LANのアクセスポイントを設置することが広く行われている。また、駅、空港、ショッピングセンターや、人が多く集まる公共施設の中には、無線LANのアクセスポイントが設置されるケースが増えてきており、Wi−Fiが搭載された携帯電話やノート型コンピュータで、容易にインターネット接続できる環境が整ってきている。
また、近年、GPS(Global Positioning System)機能を備えた携帯端末の中には、GPSが取得した位置情報をサーバに転送し、サーバより携帯端末に携帯端末位置周辺の地図情報を送信して、携帯端末の画面に周辺地図を表示するナビゲーションシステム機能を搭載したものがある。
また、特許文献1には、特定の地理的ゾーン内にいる子供を監視するシステム及び方法が開示されている。ここでは、監視される子供に、GPSを備えた第1の携帯端末を持たせ、監視する大人が、第2の携帯端末を持つ。そして、第1の携帯端末が、GPSにより、ある地理的ゾーン内にあることを判定すると、第1の携帯端末と、第2の携帯端末の間の通信が可能になるように構成され、第2の携帯端末を持っている大人は、第1の携帯端末から送信される情報により、その子供を監視することができるようになっている。
特表2008−524670号公報
以下の分析は、本発明により与えられる。
しかしながら、現状では、携帯端末の通信手段として携帯電話網のデータ通信を使用するか、無線LANによる通信を使用するかは、ユーザがマニュアルで選択しているため、以下のような問題が生じている。まず、接続可能な無線LANのアクセスポイントがない場所において、携帯端末の無線LAN機能をオン状態にした場合、無駄なアクセスポイントの検索を行ってしまい携帯端末のバッテリを無駄に消費してしまうと共に、接続できない告示がなされ、ユーザの不満を招いてしまう。また、接続可能な無線LANのアクセスポイントがある場合に携帯端末の無線LAN機能をオン状態にした場合には、無線LAN接続は成功するが、接続するアクセスポイント以外のアクセスポイントを無駄に検索してしまうことにより、携帯端末のバッテリを無駄に使用してしまう。一方、接続可能な無線LANのアクセスポイントがあるにもかかわらず、携帯端末の無線LAN機能がオフ状態になっていると、無線LANが使用できるにもかかわらず、携帯電話網のデータ通信を使用することになる。一般に、携帯電話網のデータ通信は、無線LANの通信に比べて、コストが高く、通信速度が遅い場合が多く、ユーザの不満をもたらす。
また、特許文献1に記載された人を監視するシステムにおいて、GPSによる地理的位置情報は、第1の携帯端末が、予め設定された地理的ゾーン内にいるかどうかを判別するために用いられているだけであり、GPS位置情報により、携帯端末が備えた複数の通信手段の中から、使用する通信手段を選択することは、特許文献1に記載されたシステムでは、実現できていない。
ここで、本発明の目的は、無線LAN通信部と携帯電話網通信部を備える携帯端末装置において、無線LAN通信部の優先選択を自動的に行うことが可能な携帯端末装置を提供することである。
本発明の第1の視点による携帯端末装置は、第1の無線通信部と、第2の無線通信部を備え、前記第1又は第2の無線通信部のいずれかを選択して無線通信を行う携帯端末装置において、前記携帯端末装置の位置情報を取得する位置情報取得部と、前記第1の無線通信部と接続する候補アクセスポイントの位置情報を予め設定して記憶する第1の無線通信部選択テーブルと、を備え、前記位置情報取得部が取得した前記携帯端末装置の位置情報が、前記第1の無線通信部選択テーブルに設定された候補アクセスポイントの位置情報と一致する場合に、第1の無線通信部を優先して選択し、無線通信を行う。
本発明の携帯端末装置によれば、携帯端末装置のGPSで取得した位置情報を基に、携帯端末が、候補アクセスポイントの領域内にあるか否かを判別できるようにしたから、無線LAN通信の優先選択を自動的に行う携帯端末装置を提供することができる。
本発明の実施例1に係る携帯端末装置のブロック図である。 本発明の実施例1に係る携帯端末装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施例1に係る無線LAN通信部選択テーブルの一例を示す図である。 本発明の実施例1に係る無線LAN通信部選択テーブルの一例を示す図である。 本発明の実施例1に係る無線LAN通信部選択テーブルの一例を示す図である。 本発明の実施例2に係る携帯端末装置の記憶部を示す図である。 本発明の実施例2において、新たな候補アクセスポイントの推定を説明するための図である。 本発明の実施例2に係る無線LAN通信部選択テーブルの一例を示す図である。
本発明の実施形態について、必要に応じて図面を参照して説明する。なお、実施形態の説明において引用する図面及び図面の符号は実施形態の一例として示すものであり、それにより本発明による実施形態のバリエーションを制限するものではない。
本発明の第1の実施形態の携帯端末装置は、図1に示すように、第1の無線通信部16と、第2の無線通信部18を備え、第1又は第2の無線通信部のいずれかを選択して無線通信を行う携帯端末装置10において、携帯端末装置10の位置情報を取得する位置情報取得部20と、第1の無線通信部16と接続する候補アクセスポイントの位置情報を予め設定して記憶する第1の無線通信部選択テーブル34と、を備え、位置情報取得部20が取得した携帯端末装置10の位置情報が、第1の無線通信部選択テーブル34に設定された候補アクセスポイントの位置情報と一致する場合に、第1の無線通信部16を優先して選択し、無線通信を行う。
以下、実施例について、図面を参照して詳しく説明する。
[実施例1の構成]
図1は、本発明の実施例1に係る携帯端末装置10のブロック図である。携帯端末装置10は、CPU12によりメモリ14上の制御プログラム36を動作させることにより制御される。また、携帯端末装置10は、LCDディスプレイにより構成される表示部24と、ユーザによるキー入力が行われる操作部26を備えている。また、通話時に話者の声を集音するマイク28と、受信した音声を流すスピーカ30を備えている。また、携帯端末装置10は、Wi−Fi対応の無線LAN通信を行うためのアンテナ17と、無線LAN通信部(第1の無線通信部)16を備えている。また、携帯電話網による通話機能のためのアンテナ19と、携帯電話網通信部(第2の無線通信部)18を備えている。また、携帯端末装置10の位置情報を取得するためのGPS(位置情報取得部)20を備え、携帯端末装置10の緯度及び経度のデータを取得するように構成されている。また、計時部22を備え、現在の時刻情報を取得するように構成されている。また、記憶部32を備え、記憶部32には、無線LAN通信部選択テーブル34が格納されている。
[実施例1の動作]
次に、実施例1の動作について説明する。図2は、実施例1に係る携帯端末装置10の動作を説明するフローチャートである。ユーザが携帯端末装置10でインターネット接続に関連した機能を操作部26で指示すると、図2に示すフローチャートの処理が行われる。まず、GPS(位置情報取得部)20が、携帯端末装置10の位置情報を取得する。ここで、位置情報は、緯度及び経度で表されたデータである(ステップS100)。次に、計時部22により、現在の時刻情報を取得する(ステップS102)。
次に、無線LAN通信部(第1の無線通信部)選択テーブル34を参照する(ステップS104)。以下に、無線LAN通信部(第1の無線通信部)選択テーブル34について詳細に説明する。図3は、無線LAN通信部選択テーブルの一例であり、候補アクセスポイントの位置情報の設定がなされたものである。図3に示すように、ユーザは、無線LAN通信を使用したい複数のアクセスポイントの位置を、予め、候補アクセスポイントとして、設定しておく。図3は、自宅、A駅、B市Cショッピングセンターを候補アクセスポイントとして設定した例を示している。ユーザは、直接、それらの緯度、経度を指定してもよいが、図3の住所、地名等の欄に示しているように、操作部26で入力するようにしてもよい。例えば、自宅を指定するには「○○市△△町1234番地」というように、住所を入力する。その住所の情報は、携帯電話基地局を経由して、サーバに送られ、サーバで住所を緯度、経度の情報(緯度x1、経度y1)に変換し、携帯端末装置10に返し、変換された緯度、経度の情報は無線LAN通信部選択テーブル34に格納される。また、A駅や、B市Cショッピングセンターのように、サーバに地図情報として登録されているものについては、ユーザが、「A駅」、「B市Cショッピングセンター」と操作部26で入力して、サーバに送信し、サーバがA駅や、B市Cショッピングセンターの緯度、経度(緯度x2、経度y2;緯度x3、経度y3)へ変換し、携帯端末装置10に返し、変換された緯度、経度の情報は無線LAN通信部選択テーブル34に格納される。このようにして、各々の候補アクセスポイントの位置情報は、予め、緯度と経度の情報に変換される。ここで、各々ユーザが、日常的に使用する無線LANのアクセスポイントは、限られているので、予め操作部26で入力する作業は、大きな負荷ではない。
また、無線LAN通信部選択テーブル34には、図4に示すように、時刻に関する設定を含めることができる。図4は、無線LAN通信部を選択する時刻を設定した一例である。図4において、ユーザは、平日(月〜金)の帰宅19:30〜就寝23:00の時刻には、自宅で無線LANに接続することがあるため、無線LANを優先的に選択するように設定している。また、ユーザは、平日(月〜金)の7:00〜7:30の時刻には、通勤途中のA駅のアクセスポイントで無線LANに接続することがあるため、無線LANを優先的に選択するように設定している。また、土日、祭日は、就寝中以外は、自宅或いは外出先で、無線LANを使用することがあるため、7:00〜23:00の時刻は、無線LANを優先的に選択するように指定している。この時刻に関する設定は、予め、ユーザが操作部26によって、入力を行う。
次に、図2に示すフローチャートの説明に戻る。まず、計時部22から取得した時刻情報が、無線LAN通信部選択テーブル34に設定された時刻の条件に一致するか否かを判定する(ステップS106)。図4の設定例の場合、取得した時刻情報が月〜金の19:30〜23:00、月〜金の7:00〜7:30又は土日、祭日の7:00〜23:00の場合には、条件は一致すると判定され(ステップS106で、YES)、ステップS108に進む。一方、条件が一致しないと判定された場合(ステップS106で、NO)、ステップS110に進む。
次に、GPS20が取得した携帯端末装置10の位置情報が、無線LAN通信部選択テーブル34に設定された位置の条件に一致するか否かを判定する(ステップS108)。具体的には、GPS20が取得した位置情報が、無線LAN通信部選択テーブル34の複数の候補アクセスポイントのいずれかに一致するか否かを判定する。例えば、図3の設定の場合、自宅、A駅、B市Cショッピングセンターのいずれかであった場合、条件は一致すると判定される(ステップS108で、YES)。ここで、位置情報が一致するか否かの判定は、各々の候補アクセスポイントと携帯端末装置10間の距離を算出し、算出された距離が、所定の値以下である場合に一致すると判定する。所定の値には、無線LANアクセスポイントとして使用される装置の接続領域の半径を設定しておくことが望ましい。
一方、ステップS108で位置情報が無線LAN通信部の位置の条件に一致しなかった場合(ステップS108で、NO)、又は、ステップS106で時刻情報が無線LAN通信部の時刻の条件に一致しなかった場合(ステップS106で、NO)、携帯端末装置10は、携帯電話網通信部18を選択して、携帯電話網に接続し(ステップS110)、携帯電話網で無線通信を行う(ステップS112)。
一方、ステップS108で、位置情報が無線LAN通信部の位置の条件に一致した場合(ステップS108で、YES)、携帯端末装置10は、無線LAN通信部16を優先的に選択して、ステップS108で一致した候補アクセスポイントとの接続を試みる(ステップS114)。具体的には、ユーザがA駅にいた場合には、ステップS108で一致した候補アクセスポイントは、A駅であり、ステップS114では、A駅のアクセスポイントとの接続を試みることになる。
次に、無線LANのアクセスポイントとの接続が成功したか否かを判定する(ステップS116)。無線LANのアクセスポイントとの接続が成功したと判定された場合は(ステップS116で、YES)、無線LANアクセスポイントを介して、無線LANで無線通信を行う(ステップS118)。一方、無線LANのアクセスポイントとの接続が失敗した場合(ステップS116で、NO)、ステップS110に進み、携帯電話網に接続し、無線通信を行う。
以上に説明したように、実施例1に示す携帯端末装置10では、無線LAN通信部選択テーブル34に、設定された条件に一致した場合には、優先的に無線LAN通信部を選択して、条件が一致した候補アクセスポイントに接続して無線通信を行い、条件が一致しなかった場合、又は、候補アクセスポイントに接続が失敗した場合に対して、携帯電話網に接続して無線通信を行っている。
また、実施例1では、時刻情報の判定及び位置情報の判定(ステップS106及びS108)を用いているが、時刻情報の判定、位置情報の判定のいずれか一方のみを行うようにしてもよい。
実施例1では、無線LAN通信部選択テーブル34の構成を、図3及び図4に示すように、位置情報の設定と時刻の設定を分離しているが、図5に示すように、位置情報と時刻情報の設定を同時に指定するように無線LAN通信部選択テーブル34を構成してもよい。図5に示す一例では、1行目の条件設定は、候補アクセスポイントは自宅で、時刻は、月〜金の19:30〜23:00である。また、2行目の条件設定は、候補アクセスポイントはA駅で、時刻は、月〜金の7:00〜7:30である。また、3行目の条件設定は、候補アクセスポイントは自宅で、時刻は、土日、祭日の7:00〜23:00である。また、4行目の条件設定は、候補アクセスポイントはB市Cショッピングセンターで、時刻は土日、祭日の10:00〜21:00である。このように、無線LAN通信部選択テーブル34を構成した場合には、図2に示すフローチャートにおけるステップS106とS108は、1つのステップに纏められ、時刻情報と位置情報の一致は、同時に判定される。
実施例1の携帯端末装置によれば、携帯端末装置のGPS機能で取得した位置情報を基に、携帯端末装置が、候補アクセスポイントの領域内にあるか否かを判別できるようにしたから、無線LAN通信の優先選択を自動的に行う携帯端末装置を提供することができる。さらに、実施例1の携帯端末装置において、時刻情報を取得し、取得した時刻情報が、ユーザが無線LAN通信を優先選択するように設定した時刻に含まれるか否かを判別するようにしたから、無線LAN通信の優先選択をさらに、ユーザの要求に応じて、自動的に行う携帯端末装置を提供することができる。従って、ユーザは、無線LAN通信を使用可能な位置や時刻において、コストが安く、通信速度の速い無線LAN通信に自動的に接続して、無線通信を行うことが可能になる。
また、従来の携帯端末装置では、使用可能なアクセスポイントがない場所において、携帯端末装置の無線LAN通信部をオン状態にすると、無駄なアクセスポイントの検索を行ってしまい、携帯端末装置のバッテリを無駄に消費してしまうという問題があったが、実施例1の携帯端末装置によれば、アクセスポイントのない場所では、無線LAN通信部をオフし、携帯電話網通信部を選択するようにできるので、無駄なアクセスポイントの検索でバッテリを消費するという問題を解消することが可能である。
また、使用可能なアクセスポイントがある場合においても、従来の携帯端末装置では、実際に接続するアクセスポイント以外のアクセスポイントを、無駄に検索しにいくので、バッテリを無駄に消費してしまうという問題があったが、実施例1の携帯端末装置によれば、位置が一致した候補アクセスポイントのみを検索するようにできるので、無駄なアクセスポイントの検索によりバッテリを消費するという問題を解消することが可能である。
実施例2では、図6に示すように、実施例1による携帯端末装置に対して、記憶部58(実施例1では、記憶部32)に新たに無線LAN通信部履歴情報60を設けている。実施例1では、図3、図5で示した候補アクセスポイントの位置は、ユーザが、携帯端末装置10の操作部26で入力したものであった。実施例2では、ユーザが入力した候補アクセスポイント以外に、よく使用されているアクセスポイントを自動的に推定して候補アクセスポイントに追加しようというものである。
実施例2において、携帯端末装置10は、無線LAN通信部16で通信した場合の携帯端末装置10の位置情報の履歴を、無線LAN通信部履歴情報60に格納する。図7は、実施例2において、無線LAN通信部履歴情報60に蓄積された位置情報をプロットした図である。図7において、プロットされている×マークの位置は、2つの領域に分かれて、分布していることが分かる。そのうちの1つは、自宅のアクセスポイントに接続したものである。一方、もう1つの×マークが集まっている領域(新たな候補アクセスポイントの接続領域62)が存在していることが分かる。しかしながら、実施例1では、無線LAN通信部選択テーブル34には、この領域に相当する候補アクセスポイントは登録されていないので、このままでは、自動では、携帯電話網通信部18が選択されてしまう。無線LANを使用するには、ユーザが、マニュアルで、無線LANを指定しなければならない。
実施例2では、図7に示すように、無線LAN通信部履歴情報60として蓄積された位置情報から、新たな候補アクセスポイントをサーチしている。図7は、新たな候補アクセスポイントの接続領域62がサーチされ、推定されたアクセスポイントの中心位置64が示されている。アクセスポイントの中心位置は、領域内の×マークの位置の重心位置として算出される。また、推定されたアクセスポイントの中心位置64は、緯度と経度に変換され、緯度x4、経度y4が得られる。このようにして得られた新たな候補アクセスポイントは、図8に示すように、無線LAN通信部選択テーブル34に加えられ(表の4行目)、更新される。
また、無線LAN通信部履歴情報60の蓄積量が増えてくると、新たな候補アクセスポイントの接続領域62の内部のデータ量も増加するので、随時、中心位置の再計算を行うことにより、アクセスポイントの位置精度を向上させることができる。ここで、新たな領域のサーチや、中心位置の計算等は、制御プログラム36に含めてCPU12により演算させる。
ここで、追加される候補アクセスポイントは、実施例1のように、ユーザが操作部26で入力しても可能であるが、ユーザが、住所や、地図情報に登録されている地名などが不明な場合には、ユーザによる入力は困難であり、そのような場合、自動で候補アクセスポイントの位置が追加される実施例2の方法は有効である。
以上のように、実施例2では、無線LAN通信部履歴情報60により、無線LAN通信部選択テーブル34の候補アクセスポイントの位置情報を更新することにより、自動で、無線LAN通信部16を優先して選択する条件を、実施例1に対して、自動的に追加することが可能になり、ユーザが、マニュアルで無線LANを選択する手間が少なくなるという効果が得られる。
本発明は、Wi−Fiによる無線通信が可能な携帯電話機、PDA、ノート型コンピュータ、ゲーム機などの携帯端末装置に適用可能である。
なお、本発明の全開示(請求の範囲を含む)の枠内において、さらにその基本的技術思想に基づいて、実施形態ないし実施例の変更・調整が可能である。また、本発明の請求の範囲の枠内において種々の開示要素の多様な組み合わせないし選択が可能である。すなわち、本発明は、請求の範囲を含む全開示、技術的思想にしたがって当業者であればなし得るであろう各種変形、修正を含むことは勿論である。
10:携帯端末装置
12:CPU
14:メモリ
16:無線LAN通信部(第1の無線通信部)
17、19:アンテナ
18:携帯電話網通信部(第2の無線通信部)
20:GPS(位置情報取得部)
22:計時部
24:表示部
26:操作部
28:マイク
30:スピーカ
32、58:記憶部
34:無線LAN通信部(第1の無線通信部)選択テーブル
36:制御プログラム
60:無線LAN通信部(第1の無線通信部)履歴情報
62:新たな候補アクセスポイントの接続領域
64:推定されたアクセスポイントの中心位置

Claims (4)

  1. 第1の無線通信部と、第2の無線通信部を備え、前記第1又は第2の無線通信部のいずれかを選択して無線通信を行う携帯端末装置において、
    前記携帯端末装置の位置情報を取得する位置情報取得部と、
    前記第1の無線通信部と接続する候補アクセスポイントの位置情報を予め設定して記憶する第1の無線通信部選択テーブルと、を備え、
    前記位置情報取得部が取得した前記携帯端末装置の位置情報が、前記第1の無線通信部選択テーブルに設定された候補アクセスポイントの位置情報と一致する場合に、第1の無線通信部を優先して選択し、無線通信を行うことを特徴とする携帯端末装置。
  2. 前記携帯端末装置は、時刻情報を取得する計時部をさらに備え、
    前記第1の無線通信部選択テーブルは、前記第1の無線通信部を選択する時刻情報に関する設定をさらに含み、
    前記位置情報の一致の条件に加えて、
    前記計時部が取得した時刻情報が、前記第1の無線通信部選択テーブルに設定された時刻情報に一致する場合に、第1の無線通信部を優先して選択し、無線通信を行うことを特徴とする請求項1に記載の携帯端末装置。
  3. 第1の無線通信部で通信した前記携帯端末装置の位置情報を第1の無線通信部履歴情報として蓄積して記憶させ、
    前記第1の無線通信部履歴情報に基づいて、前記第1の無線通信部選択テーブルの候補アクセスポイントの位置情報を追加することを特徴とする請求項1または2に記載の携帯端末装置。
  4. 前記第1の無線通信部では無線LAN通信を行い、前記第2の無線通信部では携帯電話網による通信を行うことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の携帯端末装置。
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