JP2014021550A - サーバ、通信端末、安否情報処理方法及び安否情報処理プログラム - Google Patents

サーバ、通信端末、安否情報処理方法及び安否情報処理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】被災者各々の状態を考慮した救助活動の支援を行うこと。
【解決手段】安否情報サーバ30において、通信部301は、端末10から、端末10に関する自端末安否情報及び端末10の周辺端末に関する周辺端末安否情報を受信し、制御部302は、自端末安否情報及び周辺端末安否情報を安否情報記憶部306に記憶させ、安否レベル決定部303は、自端末安否情報及び周辺端末安否情報に基づいて、各端末の利用者の安否の状態を示す安否レベルを各端末毎に決定する。
【選択図】図3

Description

本発明は、サーバ、通信端末、安否情報処理方法及び安否情報処理プログラムに関する。
近年、携帯電話等の通信端末(以下では「端末」と省略して呼ばれることがある)が普及したため、地震等の災害発生時において、端末の利用者の安否の確認をとりやすくなっている。
しかし、地震等の災害発生時には、基地局の倒壊及び故障等により被災地域が通信エリア外となって、被災地域内では、端末は基地局を介した通信を行えない事態が想定される。
このような想定される事態に対し、通信エリア外にある複数の端末同士が近距離通信を行って各端末の情報を共有し、いずれかの端末が通信エリア内に入ったときにその端末が自端末及び他の端末の情報をまとめて基地局へ送信する従来技術がある。
特開2009−124448号公報
しかしながら、上記従来技術では、自端末及び他の端末の情報をどのようにして用いて被災者各々の状態を把握するかに関しては提案されていない。よって、上記従来技術では、被災者各々の状態を考慮した救助活動を行うことができない。
開示の技術は、上記に鑑みてなされたものであって、被災者各々の状態を考慮した救助活動の支援が可能なサーバ、通信端末、安否情報処理方法及び安否情報処理プログラムを提供することを目的とする。
開示の態様のサーバは、第1の通信端末から、前記第1の通信端末に関する第1の安否情報及び第2の通信端末に関する第2の安否情報を受信する通信部と、前記第1の安否情報及び前記第2の安否情報に基づいて、前記第1の通信端末及び前記第2の通信端末の各々の安否の状態を示す安否レベルを決定する決定部と、を具備する。
開示の態様の通信端末は、他の通信端末から前記他の通信端末に関する第1の安否情報を受信する第1の通信部と、自端末に関する第2の安否情報を最新のものから時系列に複数個記憶する一方で、前記他の通信端末毎に最新の1つの前記第1の安否情報を記憶する記憶部と、記憶された安否情報を基地局へ送信する第2の通信部と、を具備する。
開示の態様によれば、被災者各々の状態を考慮した救助活動の支援を行うことができる。
図1は、一実施例の通信システムの一例を示す図である。 図2は、一実施例の端末の一例を示す機能ブロック図である。 図3は、一実施例の安否情報サーバの一例を示す機能ブロック図である。 図4は、一実施例の端末の動作の説明に供するフローチャートである。 図5は、一実施例の災害モード画面の一例を示す図である。 図6は、一実施例の安否レベルの一例を示す図である。 図7は、一実施例の端末の処理の説明に供する図である。 図8は、一実施例の通信システムの動作の説明に供するシーケンス図である。 図9は、一実施例の安否情報サーバの処理の説明に供する図である。 図10は、一実施例の安否情報サーバの画面表示の一例を示す図である。 図11は、一実施例の安否情報サーバの画面表示の一例を示す図である。 図12は、端末のハードウェア構成例を示す図である。 図13は、安否情報サーバのハードウェア構成例を示す図である。
以下に、本願の開示するサーバ、通信端末、安否情報処理方法及び安否情報処理プログラムの実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例により本願の開示するサーバ、通信端末、安否情報処理方法及び安否情報処理プログラムが限定されるものではない。また、実施例において同一の機能を有する構成には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
[実施例]
<通信システムの概要>
図1は、一実施例の通信システムの一例を示す図である。図1において、通信システム1は、端末10−1〜10−5と、基地局20−1,20−2と、安否情報サーバ30と、通信網40とを有する。また、基地局20−1は通信エリア25−1を形成し、基地局20−2は通信エリア25−2を形成する。
端末10−1は、基地局の通信エリア外に位置するときに、近距離通信によって自端末と通信可能な周辺の他の端末(以下では「周辺端末」と呼ばれることがある)を探索する。同様に、端末10−2は、基地局の通信エリア外に位置するときに、周辺端末を探索する。図1では、端末10−1が端末10−3,10−4と近距離通信が可能であり、端末10−2が端末10−4,10−5と近距離通信が可能である場合を示す。
端末10−1は、自端末に関する安否情報(以下では「自端末安否情報」と呼ばれることがある)を端末10−3,10−4に送信するとともに、端末10−3,10−4から、端末10−3,10−4の各周辺端末に関する安否情報(以下では「周辺端末安否情報」と呼ばれることがある)を受信する。同様に、端末10−2は、自端末に関する安否情報を端末10−4,10−5に送信するとともに、端末10−4,10−5から、端末10−4,10−5の各端末に関する安否情報を受信する。よって、端末10−4に関する安否情報は端末10−1,10−2の双方に記憶される。
そして、端末10−1は、移動して通信エリア25−1内に入ったときに、基地局20−1へ、自端末に関する安否情報、端末10−3に関する安否情報、及び、端末10−4に関する安否情報を送信する。これらの安否情報は、基地局20−1を介し通信網40を通って安否情報サーバ30に受信される。
一方、端末10−2は、移動して通信エリア25−2内に入ったときに、基地局20−2へ、自端末に関する安否情報、端末10−4に関する安否情報、及び、端末10−5に関する安否情報を送信する。これらの安否情報は、基地局20−2を介し通信網40を通って安否情報サーバ30に受信される。
安否情報サーバ30は、受信した各安否情報に基づいて、端末10−1〜10−5の各々の利用者の安否の状態を示す安否レベルを決定する。
<端末の構成>
図2は、一実施例の端末の一例を示す機能ブロック図である。図2において、端末10は、アンテナ101と、周辺端末通信部102と、基地局通信部103と、緊急信号受信部104と、モード設定部105と、制御部106と、表示部107と、操作部108と、情報更新部109と、位置情報取得部110と、電池残量取得部111と、記憶部112とを有する。また、記憶部112は、自端末情報記憶部113と、周辺端末情報記憶部114とを有する。
周辺端末通信部102は、近距離通信によって周辺端末と通信する。近距離通信は、Bluetooth(登録商標)または赤外線通信等の通信方式により実現される。周辺端末通信部102は、周辺端末からアンテナ101を介して受信するビーコン信号を制御部106に出力する。また、周辺端末通信部102は、制御部106から入力される自端末安否情報をアンテナ101を介して周辺端末へ送信する。また、周辺端末通信部102は、周辺端末からアンテナ101を介して受信する周辺端末安否情報を制御部106に出力する。端末10と近距離通信が可能な他の端末、すなわち、周辺端末は、制御部106によってビーコン信号を用いて探索され、探索結果が周辺端末通信部102に入力される。周辺端末通信部102は、その探索結果に従って、周辺端末と近距離通信を行う。
基地局通信部103は、基地局と通信する。基地局との通信は、3GPPまたはLTE等の移動体通信方式により実現される。基地局通信部103は、基地局からアンテナ101を介して受信するBCH(Broadcast Channel)信号及びパイロットチャネル信号を制御部106に出力する。また、基地局通信部103は、制御部106から入力される自端末安否情報及び周辺端末安否情報をアンテナ101を介して基地局へ送信する。端末10と移動体通信が可能な基地局(以下では「周辺基地局」と呼ばれることがある)は、制御部106によってBCH信号及びパイロットチャネル信号を用いて探索され、探索結果が基地局通信部103に入力される。基地局通信部103は、その探索結果に従って、周辺基地局と移動体通信を行う。
緊急信号受信部104は、例えば緊急地震速報等、災害時に一斉送信される緊急信号をアンテナ101を介して受信し、受信した緊急信号をモード設定部105に出力する。緊急信号の一斉送信は、FM波等を用いた通信方式により行われる。
モード設定部105は、端末10の動作モードを設定し、設定した動作モードを制御部106に通知する。動作モードは、「災害モード」または「通常モード」のいずれかをとる。「災害モード」は災害発生時に使用されるモードであり、「通常モード」は平時に使用されるモードである。モード設定部105は、緊急信号受信部104から緊急信号を入力されると、動作モードを通常モードから災害モードへ切り替える。なお、以下では、端末10が災害モードにある場合について説明し、端末10が通常モードにある場合についての説明は省略する。
位置情報取得部110は、端末10の現在位置を示す位置情報を取得し、取得した位置情報を制御部106に出力する。端末10の現在位置は緯度と経度とによって特定されるため、位置情報は、緯度情報と経度情報とを有する。位置情報は、端末10が有するGPS(Global Positioning System)機能によって取得可能である。
電池残量取得部111は、端末10の電池の残量を取得し、取得した電池残量を示す値を制御部106に出力する。
制御部106は、動作モードが通常モードから災害モードへ切り替えられときに、表示部107に所定の災害モード画面を表示させる。この画面表示については後述する。また、制御部106は、周辺端末通信部102から入力される周辺端末安否情報を情報更新部109に出力する。また、制御部106は、位置情報取得部110から入力される位置情報及び電池残量所得部111から入力される電池残量を、自端末の電話番号と共に、情報更新部109に出力する。また、制御部106は、自端末情報記憶部113から取得した自端末安否情報を周辺端末通信部102に出力する。また、制御部106は、自端末情報記憶部113から取得した自端末安否情報、及び、周辺端末情報記憶部114から取得した周辺端末安否情報を、基地局通信部103に出力する。
情報更新部109は、制御部106から入力される位置情報、電池残量及び自端末の電話番号を、自端末安否情報として、自端末情報記憶部113に記憶する。情報更新部109は、自端末情報記憶部113に記憶されている自端末安否情報を所定の時間間隔で更新する。また、情報更新部109は、制御部106から入力される周辺端末安否情報を周辺端末情報記憶部114に記憶する。周辺端末情報記憶部114に記憶されている周辺端末安否情報の更新は、制御部106から情報更新部109に周辺端末安否情報が入力される度、すなわち、周辺端末通信部102により周辺端末安否情報が受信される度に行われる。
表示部107は、制御部106の表示制御の下で、各種画面を表示する。
操作部108は、端末10の利用者からの各種指示を受け付け、受け付けた指示を制御部106に通知する。
<安否情報サーバの構成>
図3は、一実施例の安否情報サーバの一例を示す機能ブロック図である。図3において、安否情報サーバ30は、通信部301と、制御部302と、安否レベル決定部303と、表示部304と、操作部305と、安否情報記憶部306とを有する。
通信部301は、基地局を介して端末10から受信する自端末安否情報及び周辺端末安否情報を制御部302に出力する。また、通信部301は、端末10の緊急信号受信部104が受信する緊急信号と同一内容の緊急信号を受信し、受信した緊急信号を制御部302に出力する。
制御部302は、通信部301から入力される自端末安否情報及び周辺端末安否情報を安否情報記憶部306に記憶する。安否情報記憶部306に記憶されている安否情報の更新は、通信部301から制御部302に自端末安否情報及び周辺端末安否情報が入力される度、すなわち、通信部301により自端末安否情報及び周辺端末安否情報が受信される度に行われる。また、制御部302は、自端末安否情報及び周辺端末安否情報を安否情報記憶部306に記憶する度、すなわち、安否情報の更新の度に、安否情報が更新されたことを安否レベル決定部303に通知する。また、制御部302は、通信部301から入力される緊急信号を安否レベル決定部303に出力する。
安否レベル決定部303は、安否情報が更新される度に、安否情報記憶部306を参照し、各端末の利用者の安否レベルを決定する。安否レベルの決定については後述する。
表示部304は、制御部302の制御の下で、各種画面を表示する。この画面表示については後述する。
操作部305は、安否情報サーバ30の利用者からの各種指示を受け付け、受け付けた指示を制御部302に通知する。
<端末の動作>
図4は、一実施例の端末の動作の説明に供するフローチャートである。
緊急信号受信部104は、端末10が通常モードで動作している間、バックグラウンドで緊急信号の受信を待つ(ステップS401:No)。緊急信号受信部104により緊急信号が受信されると(ステップS401:Yes)、モード設定部105は、端末10の動作モードを通常モードから災害モードへ切り替える(ステップS402)。すなわち、ステップS403〜S412の一連の処理は、災害モードでの端末10の動作である。
動作モードが通常モードから災害モードへ切り替えられると、制御部106は、表示部107に所定の災害モード画面を表示させる(ステップS403)。
ここで、図5は、一実施例の災害モード画面の一例を示す図である。なお図5では、表示部107と操作部108とが積層構造をとる。図5に示す災害モード画面は、項目61〜65を含む。すなわち、表示部107は、災害モードであることを端末10の利用者に知らせるとともに、端末10の利用者に安否状態の入力を促すメッセージを項目61として表示する。また、表示部107は、安否状態の入力の選択肢として、項目62〜64を表示する。端末10の利用者は、項目62〜64のいずれかをタッチすることにより安否状態を選択することができる。また、表示部107は、項目62〜64のいずれもタッチされない場合に「自動安否確認モード」へ移行する旨のメッセージを項目65として表示する。「自動安否確認モード」とは、ステップS406〜S411の処理が繰り返し行われることにより、情報更新部109が、自端末情報記憶部113に記憶されている自端末安否情報を所定の時間間隔で更新するモードである。
災害モードに切り替わってから所定時間内に項目62〜64のいずれかがタッチされることにより操作部108への入力があった場合は(ステップS404:Yes)、制御部106は、位置情報、電池残量及び自端末の電話番号を、選択された安否状態に対応する安否レベルと共に、情報更新部109に出力する。情報更新部109は、制御部106から入力される位置情報、電池残量、自端末の電話番号及び安否レベルを、自端末安否情報として、自端末情報記憶部113に記憶する(ステップS405)。
ステップS411では、制御部106が、端末10と移動体通信が可能な基地局、すなわち、周辺基地局を探索し、周辺基地局が存在するか否か判定する。周辺基地局が存在する場合は(ステップS411:Yes)、制御部106が、ステップS405で記憶された自端末安否情報を自端末情報記憶部113から取得して基地局通信部103に出力する。よって、周辺基地局が存在する場合は(ステップS411:Yes)、基地局通信部103は、項目62〜64のいずれかの入力後、直ちに自端末安否情報を周辺基地局へ送信する(ステップS412)。一方、周辺基地局が存在しない場合は(ステップS411:No)、ステップS406へ戻る。
ここで、図6は、一実施例の安否レベルの一例を示す図である。図6に示すように、図5の項目62〜64のそれぞれは、安否レベル2〜4のそれぞれに対応する。すなわち、項目62がタッチされると自端末安否情報の安否レベルは「2」になる。また、項目63がタッチされると自端末安否情報の安否レベルは「3」になる。また、項目64がタッチされると自端末安否情報の安否レベルは「4」になる。安否レベルは、その値が大きいほど、端末10の利用者がより危険な状態にあることを示す。なお、図6における経過時間と安否レベルとの対応関係については後述する。
災害モードに切り替わってから所定時間内に項目62〜64のいずれもタッチされない場合は(ステップS404:No)、情報更新部109は、自端末情報記憶部113に記憶されている自端末安否情報を更新する(ステップS406)。
ステップS407では、制御部106が周辺端末を探索し、周辺端末が存在するか否か判定する。周辺端末が存在する場合は(ステップS407:Yes)、周辺端末通信部102は、自端末安否情報を周辺端末へ送信し(ステップS408)、周辺端末安否情報を周辺端末から受信する(ステップS409)。また、周辺端末が存在する場合は(ステップS407:Yes)、情報更新部109は、ステップS409で受信された周辺端末安否情報により、周辺端末情報記憶部114に記憶されている周辺端末安否情報を更新する(ステップS410)。一方、周辺端末が存在しない場合は(ステップS407:No)、ステップS406へ戻る。
ステップS411では、制御部106が、端末10と移動体通信が可能な基地局、すなわち、周辺基地局を探索し、周辺基地局が存在するか否か判定する。周辺基地局が存在する場合は(ステップS411:Yes)、基地局通信部103は、制御部106から入力される自端末安否情報及び周辺端末安否情報を周辺基地局へ送信する(ステップS412)。一方、周辺基地局が存在しない場合は(ステップS411:No)、ステップS406へ戻る。
<端末の処理>
図7は、一実施例の端末の処理の説明に供する図である。図7には、自端末情報記憶部113が自端末安否情報を最新のものから時系列に5個まで記憶する一方で、周辺端末情報記憶部114に記憶可能な周辺端末安否情報を5個までに制限する場合を示す。また、周辺端末情報記憶部114は、複数の周辺端末が存在する場合、図7に示すように、各周辺端末毎に最新の1つの周辺端末安否情報を記憶する。すなわち、周辺端末情報記憶部114は、周辺端末通信部102がいずれか1つの周辺端末から時系列に複数個の周辺端末安否情報を受信した場合でも、1つの周辺端末に関しては最新の1つの周辺端末安否情報しか記憶しない。
また、情報更新部109は、図7に示すように、各安否情報に、各安否情報の更新日時、及び、更新日時に応じた優先順位を付加する。優先順位は、最新の日時のものから順につけられる。
なお、記憶部112に記憶されている時点で「安否レベル」が付随している安否情報は、上記ステップS404において入力された安否情報である。すなわち、図7には、電話番号「08066668888」の周辺端末において安否レベル「3」に対応する項目63が選択された場合を示す。また、電話番号「08066993388」の周辺端末において安否レベル「2」に対応する項目62が選択された場合を示す。一方で、図7では、電話番号「09011113333」の自端末、電話番号「08022224444」,「08043345115」,「09077779999」の各周辺端末については、災害モードに切り替わってから所定時間内に項目62〜64のいずれもタッチされなかったため、「安否レベル」が付随していない。
図7に示すようにして記憶部112に記憶された自端末安否情報及び周辺端末安否情報は、基地局通信部103によって周辺基地局へ送信される。
<通信システムの動作>
図8は、一実施例の通信システムの動作の説明に供するシーケンス図である。
図8において、周辺端末a〜cはそれぞれ図1の端末10−3〜10−5に対応し、端末A,Bはそれぞれ図1の端末10−1,10−2に対応する。基地局A,Bはそれぞれ、図1の基地局20−1,20−2に対応する。
また、図8において、情報A−1,A−2は端末Aの自端末安否情報であり、情報B−1,B−2は端末Bの自端末安否情報である。また、情報aは、端末Aが周辺端末aから受信する周辺端末安否情報であり、情報b−1は、端末Aが周辺端末bから受信する周辺端末安否情報である。また、情報b−2は、端末Bが周辺端末bから受信する周辺端末安否情報であり、情報cは、端末Bが周辺端末cから受信する周辺端末安否情報である。
端末Aは、周辺端末aに情報A−1を送信するとともに、周辺端末aから情報aを受信する(ステップS801,S802)。また、端末Aは、周辺端末bに情報A−2を送信するとともに、周辺端末bから情報b−1を受信する(ステップS803,S804)。よって、端末Aの自端末情報記憶部113には情報A−1,A−2が記憶され、端末Aの周辺端末情報記憶部114には情報a,b−1が記憶される。
一方、端末Bは、周辺端末bに情報B−1を送信するとともに、周辺端末bから情報b−2を受信する(ステップS805,S806)。また、端末Bは、周辺端末cに情報B−2を送信するとともに、周辺端末cから情報cを受信する(ステップS807,S808)。よって、端末Bの自端末情報記憶部113には情報B−1,B−2が記憶され、端末Bの周辺端末情報記憶部114には情報b−2,cが記憶される。
端末Aは、移動して基地局Aの通信エリア内に入ったときに、基地局Aへ、情報A−1,A−2、情報a及び情報b−1を送信する(ステップS809)。これらの情報は、基地局Aを介して安否情報サーバ30に受信される(ステップS810)。
また、端末Bは、移動して基地局Bの通信エリア内に入ったときに、基地局Bへ、情報B−1,B−2、情報b−2及び情報cを送信する(ステップS811)。これらの情報は、基地局Bを介して安否情報サーバ30に受信される(ステップS812)。
よって、安否情報サーバ30の安否情報記憶部306には、情報A−1,A−2、情報B−1,B−2、情報a、情報b−1,b−2、及び、情報cが記憶される。つまり、周辺端末bの周辺端末安否情報については、異なる2つの端末A,Bからそれぞれ送信された情報b−1,b−2が安否情報サーバ30に記憶される。このように、安否情報サーバ30は、同一の端末の安否情報を互いに異なる複数の端末から収集することができる。安否情報サーバ30の安否レベル決定部303は、このようにして収集された安否情報に基づいて、各端末の利用者の安否レベルを決定する。
<安否情報サーバの処理>
図9は、一実施例の安否情報サーバの処理の説明に供する図である。上記図8に示すような動作の結果、安否情報記憶部306には、例えば図9に示すような安否情報が記憶される。
但し、安否レベル決定部303による安否レベルの決定前は、電話番号「09011113333」,「08022224444」,「08043345115」,「09077779999」,「08022334455」,「09091916666」,「09012125555」の各端末の安否レベルは空欄である。また、安否レベル決定部303による安否レベルの決定前は、すべての端末の「救助優先順位」も空欄である。
一方で、安否レベル決定部303による安否レベルの決定前でも、電話番号「08066668888」,「08066993388」の各端末の安否レベル「3」,「2」はすでに存在する。これは、上記図7に示すように、電話番号「08066668888」の周辺端末において安否レベル「3」に対応する項目63が選択され、電話番号「08066993388」の周辺端末において安否レベル「2」に対応する項目62が選択されたからである。
また、図9に示す「災害発生時刻」は、端末10の緊急信号受信部104及び安否情報サーバ30の通信部301が緊急信号を受信した時刻である。
安否レベル決定部303は、安否情報の「更新日時」及び「位置情報」に基づいて安否レベルを決定する。
具体的には、安否レベル決定部303は、上記図6に示すようにして安否レベルを決定する。すなわち、安否レベル決定部303は、災害発生時刻から24時間以内位置情報が変化しない端末の安否レベルを「1」と決定する。また、安否レベル決定部303は、災害発生時刻から72時間以内に位置情報が変化した端末の安否レベルを「2」と決定する。また、安否レベル決定部303は、災害発生時刻から24時間超48時間以内位置情報が変化しない端末の安否レベルを「3」と決定する。また、安否レベル決定部303は、災害発生時刻から48時間超72時間以内位置情報が変化しない端末の安否レベルを「4」と決定する。また、安否レベル決定部303は、災害発生時刻から72時間超位置情報が変化しない端末の安否レベルを「5」と決定する。このように、安否レベルは、災害発生時刻からの経過時間と、端末の移動の有無とに応じて、端末毎に決定される。よって上記図6の「安否状態」に示すように、安否レベルが高くなるほど端末の利用者はより危険な状態にあることになる。
例えば、図9において、電話番号「09011113333」の端末は、災害発生時刻から72時間以内に位置情報が変化している。よって、安否レベル決定部303は、電話番号「09011113333」の端末の安否レベルを「2」と決定する。また、電話番号「08022224444」の端末は、災害発生時刻から48時間超72時間以内位置情報が変化していない。よって、安否レベル決定部303は、電話番号「08022224444」の端末の安否レベルを「4」と決定する。また、電話番号「08043345115」の端末は、災害発生時刻から72時間超位置情報が変化していない。よって、安否レベル決定部303は、電話番号「08043345115」の端末の安否レベルを「5」と決定する。同様にして、安否レベル決定部303は、電話番号「09077779999」,「08022334455」,「09091916666」,「09012125555」の各端末の安否レベルを決定する。
一方、安否レベルの決定前に安否レベルがすでに存在する端末については、安否レベル決定部303は、更新日時及び位置情報によらずに、その存在する安否レベルをそのまま用いる。
例えば、災害発生時刻からの経過時間と、端末の移動の有無とに応じて安否レベルが決定されると、図9に示すように、電話番号「08066668888」の端末の安否レベルは「4」となり、電話番号「08066993388」の端末の安否レベルは「5」となる。しかし、上述したように、安否レベルの決定前に、電話番号「08066668888」,「08066993388」の各端末の安否レベル「3」,「2」はすでに存在する。よって、安否レベル決定部303は、電話番号「08066668888」の端末の安否レベルを「3」と決定し、電話番号「08066993388」の端末の安否レベルを「2」と決定する。
次いで、安否レベル決定部303は、各端末の利用者の「救助優先順位」を決定する。救助優先順位は、「安否レベル」と、「電池残量」とに基づいて決定される。
具体的には、安否レベル決定部303は、安否レベル「4」→「3」→「2」→「1」→「5」の順に救助優先順位を各端末に付与する。また、安否レベルが同一の複数の端末に対しては、安否レベル決定部303は、電池残量がより少ない端末の利用者の救助優先順位をより高くする。その結果、各端末の利用者の救助優先順位は例えば図9に示すようになる。すなわち、電話番号「08022334455」の端末の利用者の救助優先順位が最も高く、電話番号「08043345115」の端末の利用者の救助優先順位が最も低くなる。
安否レベル決定部303は、このようにして端末毎に決定した安否レベル及び救助優先順位を安否情報に付与して、安否情報記憶部306に記憶されている安否情報を更新する。
また、制御部302は、安否情報記憶部306を参照し、安否レベル決定部303により更新された安否情報に基づいて、表示部304での表示画面を生成する。表示部304は、制御部302により生成された表示画面を、制御部302の表示制御の下で表示する。図10,11は、一実施例の安否情報サーバの画面表示の一例を示す図である。
制御部302は、上記図9に示す安否情報に基づいて、例えば図10に示すように、位置情報によって特定される地図上の位置に、電話番号と安否レベルとを対応付けて表示する表示画面を生成する。
また、制御部302は、上記図9に示す安否情報に基づいて、例えば図11に示すように、電話番号毎に、時間の経過に伴って変化する複数の位置情報によって特定される地図上の複数の位置に安否レベルを連ねて表示する表示画面を生成する。
なお、上記説明では、端末の電話番号が、端末の固有の識別子として用いられる場合を例示した。しかし、端末の固有の識別子は、端末の電話番号に限定されない。端末の固有の識別子は、端末を一意に特定できるものであればよい。例えば、端末のE-mailアドレス等を、端末の固有の識別子として用いてもよい。
また、上記説明では、「救助優先順位」を決定する場合を例示した。しかし、安否レベル決定部303は、安否レベルの決定を行う一方で、救助優先順位の決定を行わなくてもよい。安否レベル決定部303により救助優先順位の決定が行われない場合には、安否情報サーバ30の利用者は、安否レベルから救助優先順位を判断してもよい。また、安否レベル決定部303により救助優先順位の決定が行われない場合には、安否情報には「電池残量」が含まれなくてもよい。
また、安否情報サーバ30の制御部302は、端末10からの要求に応じて、生成した表示画面を通信部301を用いて端末10へ送信してもよい。
以上のように本実施例によれば、安否情報サーバ30において、通信部301は、第1の端末から、第1の端末に関する自端末安否情報及び第2の端末に関する周辺端末安否情報を受信する。安否レベル決定部303は、自端末安否情報及び周辺端末安否情報に基づいて、第1の端末及び第2の端末の各々の利用者の安否の状態を示す安否レベルを決定する。これにより、被災者各々の安否の状態の判断が可能となるため、被災者各々の状態を考慮した救助活動の支援を行うことができる。
また、各安否情報は、各端末に固有の識別子、各安否情報の更新日時、及び、各端末の位置情報を含む。安否レベル決定部303は、更新日時及び位置情報に基づいて安否レベルを決定する。これにより、安否レベルを正確に決定することができる。
また、各安否情報は、さらに、各端末の電池残量を含む。安否レベル決定部303は、安否レベル及び電池残量に基づいて、各端末の利用者の救助優先順位を決定する。これにより、より危険な状態にある被災者から優先して救助活動を行うことが可能となる。
また、表示部304は、位置情報によって特定される地図上の位置に、各端末の固有の識別子と安否レベルとを対応付けて表示する。これにより、多くの被災者が発生した場合でも、それらの被災者の正確な位置及び安否の状態を一見して把握可能になる。
また、表示部304は、各端末の固有の識別子毎に、時間の経過に伴って変化する複数の位置情報によって特定される地図上の複数の位置に安否レベルを連ねて表示する。これにより、各被災者毎に、時間の経過とともに変化する安否の状態を一見して把握可能になる。
また、以上のように本実施例によれば、端末10において、周辺端末通信部102は、周辺端末から周辺端末安否情報を受信する。自端末情報記憶部113は、自端末安否情報を最新のものから時系列に複数個記憶する。周辺端末情報記憶部114は、周辺端末毎に最新の1つの周辺端末安否情報を記憶する。基地局通信部103は、記憶部112に記憶された安否情報を基地局へ送信する。これにより、基地局の通信エリア外に位置する周辺端末の安否情報を安否情報サーバ30に収集可能となる。また、安否情報の記憶個数に制限を設けることにより、安否情報の記憶に必要な記憶容量を削減することができるとともに、短時間で基地局へ安否情報を送信することが可能になる。また、最新の安否情報を基地局へ送信することが可能になる。
また、情報更新部109は、自端末安否情報を所定の時間間隔で更新する。これにより、安否情報を常に最新に保つことができる。
[他の実施例]
<端末のハードウェア構成>
端末10は次のようなハードウェア構成により実現することができる。図12は、端末のハードウェア構成例を示す図である。
図12に示すように、端末10は、ハードウェアの構成要素として、アンテナ10aと、RF(Radio Frequency)回路10bと、DSP(Digital Signal Processor)10cと、スピーカ10dと、マイク10eと、タッチパネル10fと、LCD(Liquid Crystal Display)等のディスプレイ10gと、CPU(Central Processing Unit)10hと、メモリ10iと、カメラ10jとを有する。メモリ10iは、例えば、SDRAM等のRAM、ROM、フラッシュメモリにより構成される。
アンテナ101は、アンテナ10aに対応する。周辺端末通信部102、基地局通信部103、及び、緊急信号受信部104は、RF回路10bにより実現される。モード設定部105、制御部106、情報更新部109、位置情報取得部110、及び、電池残量取得部111は、CPU10h等の集積回路により実現される。表示部107は、ディスプレイ10gにより実現される。操作部108は、タッチパネル10fにより実現される。記憶部112は、メモリ10iにより実現される。
<安否情報サーバのハードウェア構成>
安否情報サーバ30は次のようなハードウェア構成により実現することができる。図13は、安否情報サーバのハードウェア構成例を示す図である。
図13に示すように、安否情報サーバ30は、ハードウェアの構成要素として、通信インタフェース30aと、CPU30bと、キーボード30cと、ディスプレイ30dと、メモリ30eとを有する。メモリ30eは、例えば、SDRAM等のRAM、ROM、フラッシュメモリにより構成される。
通信部301は、通信インタフェース30aにより実現される。制御部302及び安否レベル決定部303は、CPU30b等の集積回路により実現される。表示部304は、ディスプレイ30dにより実現される。操作部305は、キーボード30cにより実現される。安否情報記憶部306は、メモリ30eにより実現される。
<プログラム>
上述した各種の処理は、予め用意されたプログラムをCPUに実行させることによっても実現できる。すなわち、モード設定部105、制御部106と、情報更新部109と、位置情報取得部110と、電池残量取得部111とによって実行される各処理に対応するプログラムが予めメモリ10iに記憶され、各プログラムがCPU10hへ読み出されてプロセスとして機能してもよい。また、制御部302と、安否レベル決定部303とによって実行される各処理に対応するプログラムが予めメモリ30eに記憶され、各プログラムがCPU30bへ読み出されてプロセスとして機能してもよい。また、各プログラムは、必ずしも予めメモリに記憶される必要はない。すなわち、例えば、端末10、安否情報サーバ30またはコンピュータに接続可能なフレキシブルディスク(FD)、CD−ROM、MOディスク、DVDディスク、光磁気ディスク、ICカード、メモリカード等の可搬の記録媒体に各プログラムが予め記録され、各プログラムが端末10、安否情報サーバ30またはコンピュータへ読み出されてプロセスとして機能してもよい。また例えば、インターネット、LAN、WAN等を介して無線または有線により端末10、安否情報サーバ30またはコンピュータに接続されるコンピュータまたはサーバ等に各プログラムが予め記憶され、各プログラムが端末10、安否情報サーバ30またはコンピュータへ読み出されてプロセスとして機能してもよい。
以上の各実施例を含む実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)第1の通信端末から、前記第1の通信端末に関する第1の安否情報及び第2の通信端末に関する第2の安否情報を受信する通信部と、
前記第1の安否情報及び前記第2の安否情報に基づいて、前記第1の通信端末及び前記第2の通信端末の各々の利用者の安否の状態を示す安否レベルを決定する決定部と、
を具備するサーバ。
(付記2)前記第1の安否情報及び前記第2の安否情報は、前記第1の通信端末及び前記第2の通信端末の各々に固有の識別子、前記第1の安否情報及び前記第2の安否情報の各々の更新日時、及び、前記第1の通信端末及び前記第2の通信端末の各々の位置情報を含み、
前記決定部は、前記更新日時及び前記位置情報に基づいて、前記安否レベルを決定する、
付記1に記載のサーバ。
(付記3)前記第1の安否情報及び前記第2の安否情報は、さらに、前記第1の通信端末及び前記第2の通信端末の各々の電池残量を含み、
前記決定部は、前記安否レベル及び前記電池残量に基づいて、前記第1の通信端末及び前記第2の通信端末の各々の利用者の救助優先順位を決定する、
付記2に記載のサーバ。
(付記4)前記位置情報によって特定される地図上の位置に、前記固有の識別子と前記安否レベルとを対応付けて表示する表示部、をさらに具備する、
付記2に記載のサーバ。
(付記5)前記固有の識別子毎に、時間の経過に伴って変化する複数の前記位置情報によって特定される地図上の複数の位置に前記安否レベルを連ねて表示する表示部、をさらに具備する、
付記2に記載のサーバ。
(付記6)他の通信端末から前記他の通信端末に関する第1の安否情報を受信する第1の通信部と、
自端末に関する第2の安否情報を最新のものから時系列に複数個記憶する一方で、前記他の通信端末毎に最新の1つの前記第1の安否情報を記憶する記憶部と、
記憶された安否情報を基地局へ送信する第2の通信部と、
を具備する通信端末。
(付記7)前記第2の安否情報を所定の時間間隔で更新する更新部、をさらに具備する、
付記6に記載の通信端末。
(付記8)第1の通信端末から、前記第1の通信端末に関する第1の安否情報及び第2の通信端末に関する第2の安否情報を受信し、
前記第1の安否情報及び前記第2の安否情報に基づいて、前記第1の通信端末及び前記第2の通信端末の各々の利用者の安否の状態を示す安否レベルを決定する、
安否情報処理方法。
(付記9)通信端末に関する安否情報に基づいて、前記通信端末の利用者の安否の状態を示す安否レベルを決定し、
決定した前記安否レベルを前記安否情報に付与する、
処理をコンピュータに実行させる安否情報処理プログラムを記憶する、前記コンピュータが読み取り可能な記録媒体。
(付記10)通信端末に関する安否情報を記憶するメモリと、
前記安否情報に基づいて、前記通信端末の利用者の安否の状態を示す安否レベルを決定するプロセッサと、
を具備するサーバ。
(付記11)他の通信端末から受信された前記他の通信端末に関する第1の安否情報のうち、前記他の通信端末毎に最新の1つの前記第1の安否情報を記憶する一方で、自端末に関する第2の安否情報を最新のものから時系列に複数個記憶するメモリと、
前記メモリに記憶された前記第1の安否情報及び前記第2の安否情報を取得するプロセッサと、
を具備する通信端末。
10 端末
101 アンテナ
102 周辺端末通信部
103 基地局通信部
104 緊急信号受信部
105 モード設定部
106 制御部
107 表示部
108 操作部
109 情報更新部
110 位置情報取得部
111 電池残量取得部
112 記憶部
113 自端末情報記憶部
114 周辺端末情報記憶部
30 安否情報サーバ
301 通信部
302 制御部
303 安否レベル決定部
304 表示部
305 操作部
306 安否情報記憶部

Claims (9)

  1. 第1の通信端末から、前記第1の通信端末に関する第1の安否情報及び第2の通信端末に関する第2の安否情報を受信する通信部と、
    前記第1の安否情報及び前記第2の安否情報に基づいて、前記第1の通信端末及び前記第2の通信端末の各々の利用者の安否の状態を示す安否レベルを決定する決定部と、
    を具備するサーバ。
  2. 前記第1の安否情報及び前記第2の安否情報は、前記第1の通信端末及び前記第2の通信端末の各々に固有の識別子、前記第1の安否情報及び前記第2の安否情報の各々の更新日時、及び、前記第1の通信端末及び前記第2の通信端末の各々の位置情報を含み、
    前記決定部は、前記更新日時及び前記位置情報に基づいて、前記安否レベルを決定する、
    請求項1に記載のサーバ。
  3. 前記第1の安否情報及び前記第2の安否情報は、さらに、前記第1の通信端末及び前記第2の通信端末の各々の電池残量を含み、
    前記決定部は、前記安否レベル及び前記電池残量に基づいて、前記第1の通信端末及び前記第2の通信端末の各々の利用者の救助優先順位を決定する、
    請求項2に記載のサーバ。
  4. 前記位置情報によって特定される地図上の位置に、前記固有の識別子と前記安否レベルとを対応付けて表示する表示部、をさらに具備する、
    請求項2または3に記載のサーバ。
  5. 前記固有の識別子毎に、時間の経過に伴って変化する複数の前記位置情報によって特定される地図上の複数の位置に前記安否レベルを連ねて表示する表示部、をさらに具備する、
    請求項2または3に記載のサーバ。
  6. 他の通信端末から前記他の通信端末に関する第1の安否情報を受信する第1の通信部と、
    自端末に関する第2の安否情報を最新のものから時系列に複数個記憶する一方で、前記他の通信端末毎に最新の1つの前記第1の安否情報を記憶する記憶部と、
    記憶された安否情報を基地局へ送信する第2の通信部と、
    を具備する通信端末。
  7. 前記第2の安否情報を所定の時間間隔で更新する更新部、をさらに具備する、
    請求項6に記載の通信端末。
  8. 第1の通信端末から、前記第1の通信端末に関する第1の安否情報及び第2の通信端末に関する第2の安否情報を受信し、
    前記第1の安否情報及び前記第2の安否情報に基づいて、前記第1の通信端末及び前記第2の通信端末の各々の利用者の安否の状態を示す安否レベルを決定する、
    安否情報処理方法。
  9. 通信端末に関する安否情報に基づいて、前記通信端末の利用者の安否の状態を示す安否レベルを決定し、
    決定した前記安否レベルを前記安否情報に付与する、
    処理をプロセッサに実行させる安否情報処理プログラム。
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