JP2016046585A - ローカル無線通信機能を併用する安否確認システム - Google Patents

ローカル無線通信機能を併用する安否確認システム Download PDF

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Abstract

【課題】災害によって無線端末の帰属する無線基地局が故障した場合であっても、当該無線端末の安否を通知することのできる無線通信端末を提供することにある。【解決手段】無線基地局3−1を介してサーバ1に接続可能な無線通信端末2−1は、サーバ1から安否応答要求コマンドを受信すると、ローカル無線通信機能を起動して近傍に位置する無線通信端末2へ探索要求を送信する。そして、ローカル無線通信機能を介して近傍に位置する無線通信端末2−3から探索応答を受信すると、サーバ1から受信した安否応答要求コマンドを送信し、サーバ1と無線通信端末2−3間のデータ中継を開始する。【選択図】 図2

Description

本発明は、災害発生時の安否確認を効率的に行うための安否確認システムおよび無線通信端末に関する。
災害発生などの緊急時に家族や知人の安否を確認する方法として、例えば災害用伝言ダイヤルや災害用伝言板サービスがある。この方法は、被災地への安否確認が増加し、輻輳すると、安否確認ができないという問題がある。
この問題を解決する技術として特許文献1には、管理サーバが、自サーバへのアクセスが増加すると、アクセスしてきた複数の無線端末の位置情報から管理サーバの代わりに無線端末の安否確認を代行処理する代表端末を選択し、選択された代表端末が当該代表端末の周辺に位置する無線端末の安否を管理サーバに通知する技術が記載されている。
しかしながら、特許文献1の安否確認システムは、前記管理サーバと無線端末間あるいは無線端末と代表端末間のデータ中継を行う無線基地局が、災害によって故障した場合は、無線端末の安否を通知することができないという問題がある。
特開2013−207762号公報
本発明は、上記課題に鑑みてなされた物であり、その目的は、災害によって無線端末の帰属する無線基地局が故障した場合であっても、当該無線端末を利用するユーザの安否情報を管理サーバへ通知することのできる無線通信端末を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明は、ネットワークに接続され安否確認に係る情報を収集または配信する機能を具備するサーバと、前記サーバとネットワークを介して無線通信する無線通信機能およびまたは近傍に存在している他無線通信端末とローカル無線通信するローカル無線通信機能を具備する複数の無線通信端末と、からなる安否確認システムであって、前記サーバは、前記ネットワークを介して所定の安否確認要求元から前記無線通信端末を所持する者に係る安否確認を要求する安否確認要求コマンドを受信する安否確認要求受信手段と、予め登録されているまたは前記受信した安否確認要求コマンドに含まれている複数の宛先の無線通信端末の各々へ前記ネットワークを介して安否確認に係る応答を要求する安否応答要求コマンドを送信する安否応答要求送信手段と、前記送信した安否応答要求コマンドに対する応答コマンドを前記ネットワークを介して受信する安否応答受信手段と、前記受信した応答コマンドに係る安否確認結果情報を前記安否確認要求元または前記安否確認要求コマンドが指定する通知先へ前記ネットワークを介して送信する安否確認結果送信手段と、を有し、前記無線通信端末は、前記無線通信機能により前記サーバから前記安否応答要求コマンドを受信する安否応答要求受信手段と、前記受信した前記安否応答要求コマンドに係る情報を自端末が備える情報提示部に提示し所定の操作が為された場合に無事である旨の応答コマンドを前記サーバへ前記ネットワークを介して送信する応答送信手段と、前記受信した安否応答要求コマンドを自端末の近傍に存在している他無線通信端末へ前記ローカル無線通信機能により転送する安否応答要求ローカル転送手段と、前記転送した安否応答要求コマンドに対して無事である旨の応答コマンドを前記ローカル無線通信機能により前記他無線通信端末から受信する応答ローカル受信手段と、前記受信した応答コマンドを前記サーバへ前記ネットワークを介して転送する応答転送手段と、前記安否応答要求コマンドを前記サーバから受信していない状態で前記安否応答要求コマンドを前記ローカル無線通信機能により自端末の近傍に存在している他無線通信端末から転送された安否応答要求コマンドを受信する安否応答要求ローカル受信手段と、前記受信した前記安否応答要求コマンドに係る情報を自端末が備える情報提示部に提示し所定の操作が為された場合に無事である旨の応答コマンドを前記ローカル無線通信機能により前記他無線通信端末へ送信する応答ローカル送信手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、無線端末が、管理サーバに接続可能な場合には、ローカル無線通信を用いて管理サーバと接続できない他無線端末のデータを中継することで、災害によって無線基地局が故障した場合でも、管理サーバは、ネットワークに接続できない無線端末を利用するユーザの安否情報を管理サーバに通知することができる。
図1は、本発明の一実施の形態に係る安否確認システムの概略構成図である。 図2は、本発明の一実施の形態に係る安否確認システムの動作例を説明するためのシーケンス図である。 図3は、サーバ1の概略構成図である。 図4は、サーバ1の動作を説明するためのフロー図である。 図5は、無線通信端末2の概略構成図である。 図6は、無線通信端末2の動作を説明するためのフロー図である。
以下に、本発明の一実施の形態について説明する。
図1は、本実施の形態に係る安否確認システムの概略構成図である。
図示するように、本実施の形態に係る安否確認システムは、安否確認を問合せるサーバ1と、安否確認の問合せに応答する無線通信端末2(無線通信端末2−1、無線通信端末2−2、無線通信端末2−3と呼称する場合もある。)とから構成される。
サーバ1は、WAN(Wide Area Network)4に接続し、無線基地局3(無線基地局3−1、無線基地局3−2とも呼称する場合もある。)を介して、無線通信端末2と接続し、安否確認を行う。サーバ1は、所定の要求元から安否確認の集計を要求する安否確認要求コマンドを受信すると、自サーバに予め記憶されている所定の宛先に安否確認を要求する安否応答要求コマンドを送信する。そして、安否応答要求コマンドを送信した無線通信端末2から安否確認に対する応答を含む安否応答コマンドを受信し、所定期間経過すると(例えば、30分)、受信した安否応答コマンドから無線通信端末を利用するユーザの安否情報を集計し、安否確認要求コマンドの送信元に安否確認結果として送信する。
無線通信端末2は、安否応答要求コマンドを受信すると、自端末の表示部に安否を確認する旨のメッセージを表示する。そして、表示したメッセージに対して無線通信端末2のユーザが、無事である旨の応答操作をすると、安否応答コマンドをサーバ1へ送信する。
一方、安否応答要求コマンドを受信すると、無線通信端末2は、ローカル無線通信機能を用いて、自端末周辺の無線通信端末2に探索要求を送信する。そして、無線通信端末2の周辺の通信端末から探索応答を受信すると、無線通信端末2は、サーバ1から受信した安否応答要求コマンドを、ローカル無線通信機能を介して探索要求を送信した無線通信端末2へ送信する。そして、探索要求を送信した無線通信端末2から安否応答コマンドを受信すると、サーバ1へ中継する。
図2は、本実施の形態に係る安否確認システムの動作例を説明するためのシーケンス図である。本シーケンスは、図1の安否確認システムにおいて、サーバ1が無線通信端末2−2より安否確認要求コマンドを受信した状態から開始する。また、安否確認システムは、無線基地局3−2が故障し、無線通信端末2−3はサーバ1と接続できない状態で無線基地局3−1に帰属している無線通信端末2−1の近傍に無線通信端末2−3が存在しているものとする。
サーバ1は、無線通信端末2−2から安否確認要求コマンドを受信すると(S101)、自サーバに予め記憶されている宛先(無線通信端末2−1、無線通信端末2−3)へ安否応答要求コマンドを送信する(S102)。
この時、無線通信端末2−3は、無線基地局3−2が故障しているため、サーバ1から安否応答要求コマンドを受信できない。
無線通信端末2−1は、サーバ1から安否応答要求コマンドを受信すると、自端末の表示部に安否確認に係る表示を行う(S103)。そして、無線通信端末2−1のユーザが無事である旨を示す応答操作を行うと、無線通信端末2−1は、これを検出してサーバ1へ無事である旨の安否応答コマンドを送信する(S104)。
サーバ1は、無線通信端末2−1から安否応答コマンドを受信するとこれを記憶し、所定期間経過するのを待つ。
また、無線通信端末2−1は、サーバ1から安否応答要求コマンドを受信すると、ローカル無線通信機能を介して探索要求を近傍の無線通信端末2に送信する(S105)。
探索要求を受信した無線通信端末2−3は、サーバ1から安否応答要求コマンドを受信していないことを確認し、ローカル無線通信機能を介して探索応答を無線通信端末2−1へ送信する(S106)。
探索応答を受信した無線通信端末2−1は、サーバ1から受信した安否応答要求コマンドを、ローカル無線通信機能を介して無線通信端末2−3に中継する(S107)。
無線通信端末2−3は、無線通信端末2−1から安否応答要求コマンドを受信すると、自端末の表示部に安否確認に係る表示を行う(S108)。そして、無線通信端末2−3のユーザが無事である旨を示す応答操作を行うと、無線通信端末2−3は、これを検出して無線通信端末2−1へ無事である旨の安否応答コマンドを送信する(S109)。
無線通信端末2−1は、無線通信端末2−3から安否応答コマンドを受信すると、これをサーバ1へ中継する(S110)。
サーバ1は、無線通信端末2−1から安否応答コマンドを受信するとこれを記憶し、所定期間経過するのを待つ。サーバ1は、所定期間が経過すると、記憶した安否応答コマンドから予め記憶されている宛先の安否を集計・確認し(S111)、安否確認結果を無線通信端末2−2へ送信する(S112)。
尚、無線通信端末2−3は、ステップ105において無線通信端末2−1から探索要求を受信すると、ローカル無線通信機能を介して探索要求を近傍の無線通信端末2に送信し、無線通信端末2−1と同様の動作を行うようにしてもよい。これにより、無線通信端末2間でネットワークが構築され、マルチホップ方式で各無線通信端末2を使用するユーザの安否に係る情報をサーバ1に通知することができる。
図3は、サーバ1の概略機能構成図である。
図示するように、サーバ1は、通信部101と、安否確認要求受信部102と、宛先記憶部103と、安否応答要求送信部104と、安否応答受信部105と、回答抽出部106と、回答記憶部107と、回答集計部108と、安否確認結果送信部109と、を有する。
通信部101は、WAN4を介して無線基地局3および無線通信端末2との通信全般を処理する。
安否確認要求受信部102は、通信部101を監視し、通信部101が安否確認要求コマンドを受信した場合に、宛先記憶部103から安否応答要求コマンドを送信する宛先を取得し、安否応答要求送信部104に安否応答要求コマンドの送信を指示する。さらに、安否応答要求コマンドの送信を指示したことを回答集計部108に渡す。
宛先記憶部103は、予め登録された安否応答要求コマンドを送信する宛先を記憶する。
安否応答要求送信部104は、安否確認要求受信部102からの指示により安否応答要求コマンドを送信する。
安否応答受信部105は、通信部101を監視し、通信部101が安否応答コマンドを受信した場合に、当該安否応答コマンドを回答抽出部106に渡す。
回答抽出部106は、安否応答受信部105から通知された安否応答コマンドから回答結果を抽出し、回答記憶部107へ記憶する。
回答記憶部107は、回答抽出部106から渡された回答結果を該当する無線通信端末2のユーザに関連づけて記憶する。
回答集計部108は、安否確認要求部102が安否確認要求コマンドを受信すると、所定期間(例えば10分)の計時を開始する。そして所定期間が経過すると、回答集計部108は、回答記憶部107に記憶された安否応答要求と当該安否応答要求に関連づけられた回答から当該無通信端末の安否を集計し、安否確認結果を安否確認結果送信部109へ通知する。安否確認要求受信部102から安否応答要求コマンドの送信を指示したことを渡されると所定期間のカウントを開始する。そして、回答集計部108は、所定期間経過すると、安否の集計を開始する。
安否確認結果送信部109は、回答集計部108の安否確認結果を当該安否確認要求コマンドの要求元へ送信する。
図4は、サーバ1の動作を説明するためのフロー図である。本フローは、サーバ1が、所定の安否確認要求元から安否確認要求コマンドを受信することにより開始される。
まず、サーバ1は、安否確認要求コマンドを受信するのを待つ(S401)。
安否確認要求コマンドを受信すると(S401、Yes)、サーバ1は、安否応答要求コマンドを送信する(S402)。そして、サーバ1は、安否応答コマンドを受信する(S403)または所定期間が経過する(S405)のを待つ。
サーバ1は安否応答コマンドを受信すると(S403、Yes)、受信した安否応答コマンドを記憶する(S404)。
所定期間が経過すると(S405、Yes)、サーバ1は、ステップ404で記憶した安否応答コマンドから安否確認結果を集計し(S406)、安否確認結果を送信する(S407)。
図5は、無線通信端末2の概略機能構成図である。
図示するように、無線通信端末2は、通信部201と、安否応答要求受信部202と、安否応答送信部203と、マンマシンインターフェース部204と、端末探索部205と、安否応答要求ローカル転送部206と、安否応答ローカル受信部207と、安否応答転送部208と、安否応答要求ローカル受信部209と、安否応答ローカル送信部210と、ローカル通信部211と、から構成される。
通信部201は、WAN4を介してサーバ1との通信全般を制御する。
安否応答要求受信部202は、通信部201を介して無線基地局3から安否応答要求コマンドを受信する。前記安否応答要求コマンドが新規に受信したコマンドであった場合に、安否応答要求コマンドに係る情報をマンマシンインターフェース部204の表示部に表示する。さらに、前記受信した安否応答要求コマンドが再送されたコマンドであった場合に、端末探索部205に自端末近傍の他無線通信端末探索を指示し、前記端末探索部205より自端末近傍の他無線通信端末検出が通知されると前記受信した安否応答要求コマンドを安否応答要求ローカル送信部206へ転送する。
安否応答送信部203は、マンマシンインターフェース部204で所定の操作が行われたことが通知されると当該安否応答要求コマンドに対する安否応答コマンドを通信部201を介して送信する。
マンマシンインターフェース部204は、表示部と操作受付部を有し、安否応答要求受信部202または安否応答要求ローカル受信部209からの安否応答要求コマンドに係る情報を表示部に表示し、さらに、操作受付部で所定の操作がなされたことを検出すると安否応答送信部203または安否応答ローカル送信部210に通知する。
端末探索部205は、安否応答要求受信部202からの指示によりローカル通信部211を介して自端末の近傍に他無線通信端末が存在するかを確認し、その探索結果を前記安否応答要求受信部202へ通知する。
安否応答要求ローカル転送部206は、安否応答要求受信部202から受け取った安否応答要求コマンドをローカルネットワークへと転送する。
安否応答ローカル受信部207は、ローカル通信部211を介して安否応答コマンドを受信すると安否応答転送部208へと前記安否応答コマンドを転送する。
安否応答転送部208は、安否応答ローカル受信部207から受信した安否応答コマンドを通信部201を介してサーバ1へ転送する。
安否応答要求ローカル受信部209は、ローカル通信部211を介して安否応答要求コマンドを受信し、安否応答要求コマンドに係る情報をマンマシンインターフェース部204の表示部に表示する。
安否応答ローカル送信部210は、マンマシンインターフェース部204で所定の操作が行われたことが通知されると当該安否応答要求コマンドに対する安否応答コマンドをローカル通信部211を介して送信する。
ローカル通信部211は、ローカルネットワークを介して他無線通信端末と通信するためのインターフェースである。
図6は、無線通信端末2の動作を説明するためのフロー図である。本フローは、無線通信端末2の電源が投入され無線通信が可能な状態から開始する。
まず、無線通信端末2は、サーバ1から安否応答要求コマンドを受信する(S600)、または、ローカル無線通信を介して他無線通信端末から探索要求を受信する(S650)のいずれかの状態になるのを待つ。
サーバ1から安否応答要求コマンドを受信した場合(S600、YES)、無線通信端末2は、自端末の表示部に当該無線通信端末2を使用するユーザの安否を確認する旨のメッセージを表示すると共に、ローカル無線通信を介して自端末の近傍に存在する他無線通信端末へ探索要求を送信する(S601)。
次に、無線通信端末2は、自端末のユーザによる無事である旨または救助が必要である旨の応答操作を検出する(S602)、またはローカル無線通信を介して他無線通信端末から探索応答を受信する(S604)、ローカル無線通信を介して、探索応答を送信した他無線通信端末から安否応答コマンドを受信する(S606)、ステップ600でサーバ1より安否応答要求コマンドを受信してから所定期間が経過する(S608)、の何れかの状態になるのを待つ。
自端末のユーザによる無事である旨または救助が必要である旨の応答操作を検出すると(S602、Yes)、無線通信端末2は、受付けた応答操作に基づく安否応答コマンドを生成し、生成した安否応答コマンドをサーバ1へ送信する(S603)。そして、ステップ604へ移行する。
ローカル無線通信を介して他無線通信端末から探索応答を受信すると(S604、Yes)、無線通信端末2は、探索応答を送信してきた他無線通信端末へローカル無線通信を介して安否応答要求コマンドを送信する(S605)。そして、ステップ606へ移行する。
ローカル無線通信を介して、探索応答を送信した他無線通信端末から安否応答コマンドを受信すると(S606、Yes)、無線通信端末2は、安否応答コマンドを送信してきた他無線通信端末の安否応答コマンドをサーバ1へ転送し、ステップ608へ移行する。
ステップ600でサーバ1より安否応答要求コマンドを受信してから所定期間が経過すると(S608、Yes)、無線通信端末2は、ステップ600へ移行する。
尚、ステップ602において、無線通信端末2のユーザの応答操作が無い場合、およびまたは、ステップ606においてローカル無線通信を介して探索応答を送信した他無線通信端末から安否応答コマンドを受信しない場合、即ち探索応答を送信した他無線通信端末のユーザの応答操作が無い場合、無線通信端末2は、ユーザの応答が無く、身動きが取れない可能性がある旨の安否応答コマンドを生成してサーバ1へ送信するようにしてもよい。
ローカル無線通信を介して他無線通信端末から探索要求を受信した場合(S650、Yes)、無線通信端末2は、サーバ1へ自端末の安否応答コマンドが送信済みか否か判定する(S651)。
サーバ1へ自端末の安否応答コマンドが送信済みの場合(S651、Yes)、無線通信端末2は、ステップ600へ移行する。
サーバ1へ自端末の安否応答コマンドが送信済みではない場合(S651、No)、ステップ650で探索要求を送信してきた他無線通信端末へローカル無線通信を介して探索応答を送信する(S652)。そして、無線通信端末2は、探索応答を送信した他無線通信端末からローカル無線通信を介して安否応答要求コマンドを受信すると自端末の表示部に安否を確認する旨のメッセージを表示する(S653)。
次に、無線通信端末2は、自端末のユーザの応答操作を検出する(S654)、またはステップ653で安否応答要求コマンドを受信してから所定期間経過する(S656)、の何れかの状態になるのを待つ。
自端末のユーザの応答操作を検出すると(S654、Yes)、無線通信端末2は、ローカル無線通信を介して当該探索要求を送信してきた他無線通信端末へ安否応答コマンドを送信し(S655)、ステップ600へ移行する。
ステップ653で安否応答要求コマンドを受信してから所定期間経過した場合(S656、Yes)、無線通信端末2は、ステップ600へ移行する。
以上、本発明の一実施の形態について説明した。
本発明の一実施の形態において、サーバ1は、安否応答要求コマンドに安否応答コマンドを返していない無線通信端末2に対して再度安否応答要求コマンドを送信する。前記再送された安否応答要求コマンドを受信した既安否応答コマンド送信済み無線通信端末2が自端末近傍の他無線通信端末を探索し、前記サーバ1から直接安否応答要求コマンドを受信できなかった無線通信端末2へと、ローカル通信により前記受信した再送された安否応答要求コマンドを転送し、前記サーバ1から直接安否応答要求コマンドを受信できなかった無線通信端末2からの安否応答コマンドを前記サーバ1へ転送することで、災害などの緊急時により通信状況が悪い状態にある無線通信端末相手にも安否確認を行うことができる。
尚、本実施例では、サーバ1は、安否確認要求を受信すると安否確認要求に含まれている複数の宛先を抽出しているが本願はこれに限定しない。
例えば、安否確認要求コマンドは、ブロードキャストアドレスやマルチキャストアドレスであって、ブロードキャスト送信またはマルチキャスト送信するようにしてもよい。
尚、本実施例では、無線通信端末2−1が、ローカル無線通信機能を起動して無線通信端末2−3とサーバ1間のデータ中継を行う場合について説明したが、本願はこれに限定しない。例えば、無線通信端2−3がさらに探索要求を送信し、無線通信端末2−3の近傍に位置する無線通信端末2と無線通信端末2−1間のデータ中継を行うようにしてもよい。さらに、複数の無線通信端末2間でデータを中継するためのメッシュネットワークを構築するようにしてもよい。これにより、遠く離れた位置に存在する無線通信端末2がサーバ1へ安否を通知することが出来るようになる。
1:サーバ
2:無線通信端末
3:無線基地局
4:WAN
101:通信部
102:安否確認要求受信部
103:宛先記憶部
104:安否応答要求送信部
105:安否応答受信部
106:回答抽出部
107:回答記憶部
108:回答集計部
109:安否確認結果送信部
201:通信部
202:安否応答要求受信部
203:安否応答送信部
204:マンマシンインターフェース部
205:端末探索部
206:安否応答要求ローカル転送部
207:安否応答ローカル受信部
208:安否応答転送部
209:安否応答要求ローカル受信部
210:安否応答ローカル送信部
211:ローカル通信部

Claims (1)

  1. ネットワークに接続され安否確認に係る情報を収集または配信する機能を具備するサーバと、前記サーバとネットワークを介して無線通信する無線通信機能およびまたは近傍に存在している他無線通信端末とローカル無線通信するローカル無線通信機能を具備する複数の無線通信端末と、からなる安否確認システムであって、
    前記サーバは、前記ネットワークを介して所定の安否確認要求元から前記無線通信端末を所持する者に係る安否確認を要求する安否確認要求コマンドを受信する安否確認要求受信手段と、予め登録されているまたは前記受信した安否確認要求コマンドに含まれている複数の宛先の無線通信端末の各々へ前記ネットワークを介して安否確認に係る応答を要求する安否応答要求コマンドを送信する安否応答要求送信手段と、前記送信した安否応答要求コマンドに対する応答コマンドを前記ネットワークを介して受信する安否応答受信手段と、前記受信した応答コマンドに係る安否確認結果情報を前記安否確認要求元または前記安否確認要求コマンドが指定する通知先へ前記ネットワークを介して送信する安否確認結果送信手段と、を有し、
    前記無線通信端末は、前記無線通信機能により前記サーバから前記安否応答要求コマンドを受信する安否応答要求受信手段と、前記受信した前記安否応答要求コマンドに係る情報を自端末が備える情報提示部に提示し所定の操作が為された場合に無事である旨の応答コマンドを前記サーバへ前記ネットワークを介して送信する応答送信手段と、
    前記受信した安否応答要求コマンドを自端末の近傍に存在している他無線通信端末へ前記ローカル無線通信機能により転送する安否応答要求ローカル転送手段と、前記転送した安否応答要求コマンドに対して無事である旨の応答コマンドを前記ローカル無線通信機能により前記他無線通信端末から受信する応答ローカル受信手段と、前記受信した応答コマンドを前記サーバへ前記ネットワークを介して転送する応答転送手段と、
    前記安否応答要求コマンドを前記サーバから受信していない状態で前記安否応答要求コマンドを前記ローカル無線通信機能により自端末の近傍に存在している他無線通信端末から転送された安否応答要求コマンドを受信する安否応答要求ローカル受信手段と、前記受信した前記安否応答要求コマンドに係る情報を自端末が備える情報提示部に提示し所定の操作が為された場合に無事である旨の応答コマンドを前記ローカル無線通信機能により前記他無線通信端末へ送信する応答ローカル送信手段と、を有することを特徴とするローカル無線通信機能を併用する安否確認システム。
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