JP6072637B2 - 自己熱型改質器の起動方法及び自己熱型改質システム - Google Patents

自己熱型改質器の起動方法及び自己熱型改質システム Download PDF

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Description

本発明は、自己熱型改質器の起動方法及び自己熱型改質システムに関する。
水蒸気改質法は水素の代表的な製造方法である。この水蒸気改質法においては、天然ガス、ナフサ、灯油、メタノールなどの炭化水素含有ガスと水蒸気との混合ガスを触媒の存在下で改質して水素を生成させる。上記改質反応は吸熱反応であり、この改質反応に必要な熱源として上記炭化水素の燃焼熱を用いる自己熱型改質器が知られている。この自己熱型改質器は、改質触媒と共に酸化触媒を含む酸化改質部を備えており、水素製造の際は、この酸化改質部に上記混合ガスに加えて少量の酸素含有ガスを供給する。こうすることで、酸化改質部において酸化触媒の存在により炭化水素の一部が酸化(燃焼)し、この燃焼熱を利用して改質反応を進めることができる。
上記自己熱型改質器を起動させる際は、上記酸化改質部の温度を上記炭化水素の燃焼開始温度(例えば、約350℃)以上に加温しておく必要がある。通常、この加温はヒーター等の外部熱源を用いて行われる。しかし、この際、一般的な自己熱型改質器の構造上、酸化改質部のみを部分的に昇温させることが困難であるため、改質器全体を昇温させるのに時間がかかる。かかる不都合は、DSS(Daily Start and Stop)運転される水素ステーションなどに顕著に表れる。
上記昇温にかかる時間を短縮させる手段として、外部熱源で加熱した上記混合ガスや、この混合ガスを燃焼させて高温にしたガスを酸化改質部に供給する方法が提案されている(特開2004−175582号公報及び特開2007−145637号公報参照)。しかし、これらの方法は高温ガスの顕熱を利用し、ガスの上流側から酸化改質部を徐々に昇温していくものであるため、酸化改質部の容量が大きくなると昇温に必要な時間が長くなるという不都合が解消されない。
特開2004−175582号公報 特開2007−145637号公報
本発明は、上述のような事情に基づいてなされたものであり、酸化改質部の容量が大きい場合であっても、効率的に昇温させることができ、起動時間を短縮させることができる自己熱型改質器の起動方法及び自己熱型改質システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するためになされた発明は、
酸化及び改質触媒を含む酸化改質部を備え、この酸化改質部にて炭化水素及び水蒸気の混合ガスに含まれる炭化水素の一部を燃焼させ、この燃焼熱により上記炭化水素の水蒸気改質反応を行う自己熱型改質器の起動方法であって、
(A)上記酸化改質部に水素含有ガス及び酸素含有ガスを供給し、この水素を燃焼させる工程
を有することを特徴とする。
当該自己熱型改質器の起動方法は、上記(A)工程を有し、酸化改質部の昇温の少なくとも一部を水素の燃焼熱を用いて行う。酸化触媒による水素の燃焼開始温度(例えば、200℃程度)は、炭化水素の燃焼開始温度(例えば350℃程度)より低い。従って、当該方法によれば、酸化改質部が炭化水素の燃焼開始温度にまで昇温していない状態で、水素含有ガス及び酸素含有ガスを供給して水素を燃焼させ、この燃焼熱により上記炭化水素の燃焼開始温度まで急激に昇温させることができる。すなわち、当該方法によれば、酸化改質部の温度を水素の燃焼開始温度以上としておけば、それ以降の昇温は水素の燃焼熱を利用するため、酸化改質部の容量が大きい場合であっても効率的に昇温させることができ、起動時間を短縮させることができる。
(B)上記自己熱型改質器より小型の起動用自己熱型改質器を用いて水素含有ガスを生成させる工程をさらに有し、
上記(A)工程の水素含有ガスとして、上記(B)工程で生成した水素含有ガスを用いるとよい。
このような小型の起動用自己熱型改質器を起動させる場合も、この起動用自己熱型改質器が有する酸化改質部を外部熱源等により炭化水素の燃焼開始温度まで昇温させる必要があるが、小型なので効率的に昇温させることができる。また、この起動用自己熱型改質器により生成した水素含有ガスは高温であるため、この水素含有ガスによって酸化改質部を昇温させることなどができる。また、(B)工程で水素含有ガスを生成させる原料(炭化水素及び水蒸気)は自己熱型改質器の使用の際の原料と同一であるため、新たな原料を用意する必要がない。従って、当該起動方法は、この(B)工程をさらに有する場合、自己熱型改質器の起動をより効果的に行うことができる。
(C)水電解装置を用いて水素含有ガスを生成させる工程をさらに有し、
上記(A)工程の水素含有ガスとして、上記(C)工程で生成した水素含有ガスを用いてもよい。
水電解装置は、起動の際に燃料としての水素を必要とせず、常温から動作可能であるため、1分程度の短時間での起動が可能である。このため、自己熱型改質器を含むシステム全体の起動時間を短くできる。また、水電解装置は、水素貯蔵タンクが不要であるので、自己熱型改質システムの小型化に寄与する。
上記(C)工程で水素含有ガスと共に酸素含有ガスを生成し、
上記(A)工程の酸素含有ガスとして、上記(C)工程で生成した酸素含有ガスを用いるとよい。
水電解装置は、水素含有ガスを生成する過程で、副生成物として高濃度の酸素含有ガスを生成するので、この酸素含有ガスを上記(A)工程の酸素含有ガスとすることで、上記酸化改質部を効率よく迅速に昇温できる。よって、高純度酸素発生装置や酸素貯蔵タンクを設けなくても上記酸化改質部の昇温を効率化できるので、自己熱型改質システムの小型化に寄与する。
上記(A)工程において、水素含有ガスを上記酸化改質部に直接供給することが好ましい。このように水素含有ガスを上記酸化改質部に直接供給することで、高温の水素含有ガスの顕熱をそのまま酸化改質部に集中的に供給することができ、この水素含有ガスによる昇温効果を高めることができる。
上記(A)工程における水素含有ガスの温度は180℃以上がよい。このような高温の水素含有ガスを酸化改質部に供給することで、この水素含有ガスの顕熱により酸化改質部を昇温させることができ、さらに酸化改質部の温度が水素燃焼開始温度以上になれば直ちに水素燃焼が利用できるため、より効率的な昇温を行うことができる。
上記(A)工程が、
(A1)水素含有ガスのみを供給し、この水素含有ガスの顕熱により酸化改質部の温度を180℃以上350℃以下とする工程、及び
(A2)水素含有ガスを供給しつつ、さらに酸素含有ガスを供給する工程
をこの順に有することが好ましい。
このようにすることで、まず、高温の水素含有ガスで酸化改質部を水素が燃焼可能な温度にまで昇温させることなどができ、起動の安定性が高まる。
本発明の自己熱型改質システムは、
酸化及び改質触媒を含む酸化改質部を備え、この酸化改質部にて炭化水素及び水蒸気の混合ガスに含まれる炭化水素の一部を燃焼させ、この燃焼熱により上記炭化水素の水蒸気改質反応を行う自己熱型改質器と、
自己熱型改質器より小型の起動用自己熱型改質器、又は水電解装置と
を備える。
当該自己熱型改質システムによれば、小型の起動用自己熱型改質器、又は水電解装置により水素含有ガスを発生させ、この水素含有ガスを本体の自己熱型改質器の酸化改質部に供給して燃焼させることで、この燃焼熱により酸化改質部を昇温させることができる。従って、当該自己熱型改質システムによれば、自己熱型改質器の酸化改質部の容量が大きい場合であっても、効率的に昇温させることができ、起動時間を短縮させることができる。
ここで、「酸化及び改質触媒」とは、酸化触媒と改質触媒との混合物に加え、酸化反応に対する触媒機能と改質反応に対する触媒機能とを有する触媒も含む。
以上説明したように、本発明の自己熱型改質器の起動方法及び自己熱型改質システムによれば、酸化改質部の容量が大きい場合であっても、効率的に昇温させることができ、起動時間を短縮させることができる。従って、本発明はDSS運転される水素ステーション等において有効に用いることができる。
本発明の自己熱型改質システムの一実施形態を示すフロー図 図1の自己熱型改質システムに備わる自己熱型改質器を示す模式的断面図 他の実施形態に係る自己熱型改質器を示す模式的断面図 図1の自己熱型改質システムに備わる起動用自己熱型改質器を示す模式的断面図 図1とは異なる本発明の自己熱型改質システムの実施形態を示すフロー図 図5の自己熱型改質システムに備わる自己熱型改質器を示す模式的断面図
以下、本発明の自己熱型改質器の起動方法及び自己熱型改質システムの実施の形態を、適宜図面を参照にしつつ詳説する。
<自己熱型改質システム>
まず、本発明の自己熱型改質器の起動方法に好適に用いることができる自己熱型改質システムについて説明する。
図1の自己熱型改質システム1は、自己熱型改質器2、この自己熱型改質器2より小型の起動用自己熱型改質器3及び蒸発器4を主に備える。
自己熱型改質器2は水素製造に用いられる公知のものであり、具体的な構造の一例を図2に示す。自己熱型改質器2は、略円筒状の外壁を備え、中空な略円柱形状を有する。自己熱型改質器2は、内部に配設される略円筒状の反応室5、外壁下部に設けられるガス供給口6、及び外壁下部に設けられ反応室5の下方と連結するガス排出口7を備えている。
反応室5は、上方側に設けられる酸化改質部8と、この酸化改質部8の下方に設けられるシフト反応部9とを有する。また、自己熱型改質器2は、外部から酸素含有ガスYを酸化改質部8に供給する酸素含有ガス供給配管10を備えている。自己熱型改質器2は、酸化改質部8を加温するヒーター等の外部熱源を有していてもよい。
上記酸化改質部8には、酸化触媒及び改質触媒が混合されて充填されている。
上記酸化触媒は、炭化水素を酸化(燃焼)させて、水蒸気改質反応に必要な温度を得るものである。上記酸化触媒としては、特に限定されず公知のものを用いることができ、例えば、白金、パラジウム、ロジウム、ルテニウム等を挙げることができる。これらは、1種又は2種以上を混合して用いることができる。
上記酸化触媒及び改質触媒の合計に対する酸化触媒の含有量は、用いられる炭化水素の種類等によって適宜選択されるが、例えば1〜15質量%である。なお、炭化水素としてメタンを使用する場合は1〜5質量%が好ましく、メタノールを使用する場合は1〜3質量%が好ましい。
上記改質触媒は、炭化水素を水蒸気改質させて水素を生成させるものである。上記改質触媒としては、特に限定されず公知のものを用いることができ、例えば、NiO−A1O、NiO−SiO・A1、WO−SiO・A1、NiO−WO・SiO・A1等を挙げることができる。これらは、1種又は2種以上を混合して用いることができる。
上記酸化触媒及び改質触媒の形状としては、特に限定されず、ペレット型やモノリス型などのものを用いることができる。また、上記酸化触媒及び改質触媒を混合して用いる代わりに、酸化反応に対する触媒機能と改質反応に対する触媒機能とを兼ね備える触媒を用いることもできる。
上記シフト反応部9は、上方側に設けられる高温シフト触媒層11と下方側に設けられる低温シフト触媒層12とからなる。上記高温シフト触媒層11及び低温シフト触媒層12には、シフト触媒が充填されている。このシフト反応部9は、改質ガス中に僅かに残留する一酸化炭素を酸化して水素に転換するものである。すなわち、このシフト反応部9においては、改質ガスに残存する水蒸気と一酸化炭素との混合物をシフト触媒の存在下で水素と二酸化炭素とにシフト変換して水素を発生させ、改質ガスに残存する水素濃度をより高く、これに応じて一酸化炭素濃度を低くする。
上記シフト触媒としては、特に限定されず公知のものを用いることができ、例えば、CuO−ZnO、Fe、Fe、酸化銅等を挙げることができる。これらは、1種又は2種以上を混合して用いることができる。
自己熱型改質器2のサイズとしては、特に限定されないが、下限としては容量で10Lが好ましく、100Lがより好ましい。当該自己熱型改質システム1及び自己熱型改質器の起動方法によれば、このような比較的大型の改質器の起動に好適である。一方、自己熱型改質器2のサイズの上限としては、例えば100,000Lであり、10,000Lがより好ましい。上記上限を超えると当該自己熱型改質システム1及び自己熱型改質器の起動方法を用いても起動に時間を要し、非効率的になる場合がある。
自己熱型改質器2の使用方法は以下のとおりである。まず、酸化改質部8を所定温度まで加温した状態で、加温された炭化水素と水蒸気との混合ガスXをガス供給口6から供給する。上記炭化水素としては、特に限定されず、メタン、13A等の都市ガス、灯油、メタノール等を用いることができる。一方、酸素含有ガスY(空気等)を酸素含有ガス供給配管10から酸化改質部8に供給する。ガス供給口6から供給された上記混合ガスXは、酸素含有ガスYと共に反応室5に上方から流入し、酸化改質部8にて混合ガスXに含まれる炭化水素の一部が酸化(燃焼)する。この燃焼熱により上記炭化水素の水蒸気改質反応が進行し、水素と一酸化炭素とが生じる。この改質されたガス中の一酸化炭素は、シフト反応部9にて、水素と二酸化炭素とに変換される。このようにして得られた改質ガスZは、水素リッチな改質ガスZとしてガス排出口7から排出される。
起動用自己熱型改質器3は、自己熱型改質器2より小型のものであれば特に限定されず、公知の自己熱型改質器を用いることができる。起動用自己熱型改質器3としては、図4のような構造を有するものを挙げることができる。すなわち、起動用自己熱型改質器3は、炭化水素の燃焼及び炭化水素の水蒸気改質のみが行わればよいため、ガス供給口31(炭化水素と水蒸気と酸素含有ガスの供給口)及びガス排出口32、反応室としての酸化改質部38並びに外部熱源(ヒーター等、図示しない)を有していればよい。
起動用自己熱型改質器3のサイズの上限としては、容量比又は質量比で自己熱型改質器2の1/10が好ましく、1/100がさらに好ましい。一方、起動用自己熱型改質器3のサイズの下限としては、容量比又は質量比で自己熱型改質器2の1/1,000が好ましい。このサイズ比が上記上限を超える場合は、この起動用自己熱型改質器3を起動させるための昇温に時間がかかるため、起動時間の短縮効果が十分に得られない場合がある。逆にこのサイズ比が上記下限未満の場合は、相対的に起動用自己熱型改質器3により生成する水素ガス量が少ないため、この燃焼熱を用いた自己熱型改質器2の酸化改質部8の昇温に時間がかかる場合がある。
上記蒸発器4は、水を加熱して水蒸気を発生させるものであり、公知のものを用いることができる。
<自己熱型改質器の起動方法>
次に、当該自己熱型改質システム1の使用方法、すなわち当該自己熱型改質器2の起動方法について、図1及び図2を参照に説明する。当該自己熱型改質器2の起動方法は、
(B)起動用自己熱型改質器3を用いて水素含有ガスを生成させる工程、及び
(A)自己熱型改質器2の酸化改質部8に水素含有ガス及び酸素含有ガスYを供給し、この水素を燃焼させる工程
を有する。
(B)工程
まず、起動用自己熱型改質器3のヒーターを稼働させ、起動用自己熱型改質器3の酸化改質部を炭化水素の燃焼開始温度(例えば350℃)まで加温する。この起動用自己熱型改質器3は小型であり、熱容量が小さいため、酸化改質部の昇温にかかる時間が短い。
起動用自己熱型改質器3の酸化改質部が十分に昇温した状態で、この起動用自己熱型改質器3に炭化水素α及び水蒸気βの混合ガスと、酸素含有ガス(空気等)とを供給する。上記炭化水素αとしては、特に限定されず、メタン、13A等の都市ガス、灯油、メタノール等を用いることができる。上記水蒸気βは、蒸発器4を用いて水β’から得ることができる。なお、起動用自己熱型改質器3が図4の構造である場合、上記混合ガスと酸素含有ガスとはガス供給口31から供給され、ガス排出口32から水素含有ガスγが排出される。
このようにすることで起動用自己熱型改質器3により高温の水素含有ガスγ(改質ガス)を生成することができる。この生成される水素含有ガスγ(改質ガス)の温度は例えば500℃程度である。
なお、起動用自己熱型改質器3に供給する炭化水素αと水蒸気βとは別々に供給してもよい。また、例えば、先ず炭化水素αのガスと酸素含有ガスYとを供給して、炭化水素αを燃焼させ、高温となったところでさらに水蒸気βを追加して供給するようにすることもできる。
(A)工程
(A1)工程
次いで、上記(B)工程で得られた高温の水素含有ガスγのみを自己熱型改質器2のガス供給口6から供給する((A1)工程)。この(A1)工程により、高温の水素含有ガスγが酸化改質部8に供給され、この水素含有ガスγの顕熱により酸化改質部8を昇温させる。
酸化改質部8に供給される際の水素含有ガスγの温度としては、180℃以上が好ましく、200℃以上がより好ましく、300℃以上がより好ましく、400℃以上がさらに好ましい。このような高温の水素含有ガスを酸化改質部8に供給することで、この水素含有ガスの顕熱により酸化改質部8を効率的に昇温させることができる。
この(A1)工程において、高温の水素含有ガスγにより好ましくは180℃、より好ましくは200℃以上に自己熱型改質器2の酸化改質部8を昇温させる。後述するように、酸化改質部8を180℃以上にした状態でさらに酸素含有ガスYを供給することで、自己熱型改質器2の酸化改質部8において水素の燃焼反応を効果的に生じさせることができる。一方、この水素含有ガスγにより昇温させた酸化改質部8の温度の上限としては、350℃が好ましい。水素含有ガスγの顕熱により350℃以上にまで昇温させることは非効率的であり、また、炭化水素の燃焼も開始し得るため、本発明の効果が薄まる。
(A2)工程
次いで、このように酸化改質部8を昇温させた状態で、水素含有ガスγを供給しつつ、さらに酸素含有ガスYを酸素含有ガス供給配管10から酸化改質部8に供給する((A2)工程)。こうすることで、酸化触媒が存在する酸化改質部8において水素が燃焼する。この燃焼熱により酸化改質部8は、炭化水素の燃焼開始温度(例えば350℃程度)まで急激に昇温する。
自己熱型改質器2の酸化改質部8が炭化水素の燃焼開始温度に達すれば、自己熱型改質器2の自立運転が可能となる。そこで、起動用自己熱型改質器3の起動を止め、自己熱型改質器2に、通常の使用通り、炭化水素及び水蒸気の混合ガスXと酸素含有ガスYを供給することで、自己熱型改質器2により改質ガスZ(水素含有ガス)を製造することができる。
当該起動方法によれば、このように自己熱型改質器2の酸化改質部8が炭化水素の燃焼開始温度にまで昇温していない状態で、水素含有ガスγ及び酸素含有ガスYを供給して水素を燃焼させる。この燃焼熱により酸化改質部8を上記炭化水素の燃焼開始温度まで急激に昇温させることができる。すなわち、当該起動方法によれば、酸化改質部8の温度を水素の燃焼開始温度以上としておけば、それ以降の昇温は水素の燃焼熱を利用するため、酸化改質部8の容量が大きい場合であっても効率的に昇温させることができ、起動時間を短縮させることができる。
また、当該起動方法によれば、小型の起動用自己熱型改質器3で高温の水素含有ガスγを生成させ、これを酸化改質部8の昇温に用いているため効率的である。すなわち、この起動用自己熱型改質器3が有する酸化改質部を外部熱源等により炭化水素αの燃焼開始温度まで昇温させる必要があるが、小型なので効率的に昇温させることができる。また、この起動用自己熱型改質器3により生成した水素含有ガスγは高温であるため、この水素含有ガスγによって酸化改質部8を昇温させることなどができる。また、起動用自己熱型改質器3で水素含有ガスγを生成させる原料(炭化水素及び水蒸気)は自己熱型改質器2の使用の際の原料と同一であるため、新たな原料を用意する必要がない。
さらに、当該起動方法によれば、起動時に酸化改質部8が例えば180℃程度以上の温度を保っていれば、上記工程(A1)や、その他外部熱源、高温ガス等を用いて昇温させなくとも水素の燃焼熱を利用して昇温させることができる。これは、DSS運転のように、1日に一回起動・停止する運転の場合などに特に有用である。すなわち、このDSS運転の場合、停止時間が十数時間になると予測される。酸化改質部8は運転時に例えば700℃程度となっているが、停止後は温度が低下する。再起動時の酸化改質部8の温度は断熱性能や改質器の熱容量により影響されるが、炭化水素の触媒燃焼が可能な温度(例えば350℃)以上を維持することにより、水素の触媒燃焼が可能な温度(例えば180℃)以上を維持する方が技術的に容易である。つまり、DSS運転で運転停止後の再起動時に酸化改質部の温度が180℃以上で水素の触媒燃焼が可能な場合には、起動時の酸化改質部への高温ガス等による加熱時間が不要となる。
<他の実施形態>
図3の自己熱型改質器13は、反応室5、ガス供給口6及びガス排出口7を備えている。また、自己熱型改質器13は、酸素含有ガス供給配管10及び水素含有ガス供給配管14を備えている。自己熱型改質器13は水素含有ガス供給配管14を備えていること以外は、図2の自己熱型改質器2と同様であるので、同一番号を付して説明を省略する。
水素含有ガス供給配管14は、外部から水素含有ガスを酸化改質部8に直接供給するように設けられている。外部からの水素含有ガスとしては、上述した起動用自己熱型改質器3により生成した高温のもの等を好適に用いることができる。
自己熱型改質器2の代わりに、上記水素含有ガス供給配管14を有する自己熱型改質器13を用いると、水素含有ガスγを上記酸化改質部8に直接供給することができる。このようにすることで、高温の水素含有ガスγをそのまま、酸化改質部8に供給することができ、この水素含有ガスによる昇温効果を高め、また、より低温で水素の燃焼を開始させることができる。すなわち、触媒燃焼が開始する温度は、酸化改質部8の温度にも影響されるが、供給されるガス温度にも影響される。そこで、高温の水素含有ガスγを直接酸化改質部8に供給する場合、酸化改質部8自体の温度が低い場合(例えば180℃以下)も、水素の燃焼が開始しうるため効果的である。
図5の自己熱型改質システム21は、自己熱型改質器22、蒸発器4及び水電解装置23を備える。なお、図5の自己熱型改質システム21に関し、図1の自己熱型改質システム1と同じ構成には同じ番号を付して、重複する説明を省略する。
自己熱型改質器22は、図6に示すように、反応室5、ガス供給口6及びガス排出口7を備えている。また、自己熱型改質器22は、酸素含有ガス供給配管10、水素含有ガス供給配管24、起動用酸素含有ガス供給配管25を備えている。自己熱型改質器22は、水素含有ガス供給配管24及び起動用酸素含有ガス供給配管25を備えていること以外は、図3の自己熱型改質器13と同様であるので、同一番号を付して説明を省略する。
水素含有ガス供給配管24は、後述の水電解装置23から直接酸化改質部8に水素含有ガスを供給するための配管である。起動用酸素含有ガス供給配管25は、後述の水電解装置23から直接酸化改質部8に酸素含有ガスを供給するための配管である。
水電解装置23は、水電解により高純度の水素含有ガスγを生成すると共に副生成物として酸素含有ガスδを生成する。水電解装置23で生成された水素含有ガスγは上記水素含有ガス供給配管24に供給され、水電解装置23で生成された酸素含有ガスδは上記起動用酸素含有ガス供給配管25に供給される。水電解装置23としては、例えばプロトン伝導高分子膜を用いた固体高分子水電解装置やアルカリ水電解装置等を用いることができる。このような水電解装置23は、常温でも水素含有ガスγ及び酸素含有ガスδを生成できるので、極めて短時間(例えば約1分)で起動できる。
当該自己熱型改質システム21の起動は、水電解装置23により水素含有ガスγ及び酸素含有ガスδを生成し、これらの水素含有ガスγ及び酸素含有ガスδを自己熱型改質器22に供給する。このとき、酸化改質部8における水素含有ガスγ及び酸素含有ガスδ混合ガスの温度が180℃以上となるように、水素含有ガスγ及び酸素含有ガスδの少なくともいずれかを加熱することが好ましい。水素含有ガスγ及び酸素含有ガスδの加熱手段としては、水電解装置23で生成された水素(常温〜80℃)を外部熱源で加熱する方法、外部熱源で加熱している水素に少量の酸素を加えて燃焼させてさらに高温にして自己熱型改質器に供給する方法、自己熱型改質器22の本体を外部熱源で加熱する方法等がある。
自己熱型改質器22の酸化改質部8における水素含有ガスγ及び酸素含有ガスδの混合ガスの温度が180℃以上であれば、水素が触媒燃焼して、燃焼熱によって触媒層を迅速に昇温する。そして、酸化改質部8の温度が炭化水素と水蒸気との混合ガスXの触媒燃焼が可能な温度(例えば350℃)以上に達したところで、水電解装置23からの水素含有ガスγの供給を停止し、混合ガスX中の炭化水素の触媒燃焼を利用して酸化改質部8をさらに昇温しながら自己熱型改質器22での自立運転を開始する。
当該自己熱型改質システム21は、水電解装置23が生成した高純度の水素含有ガスγ及び酸素含有ガスδを用いて触媒燃焼させるので、効率よく酸化改質部8を昇温できる。また、水電解装置23は、水素源としての水素貯蔵タンクが不要であり、酸素源としての高純度酸素発生装置や酸素貯蔵タンクも不要であるため、当該自己熱型改質システム21の小型化及び起動時間の短縮に資する。
混合ガスX中の炭化水素の触媒燃焼に用いる酸素源としては、水電解装置23からの酸素含有ガスδを引き続き使用してもよく、水電解装置23からの酸素含有ガスδの供給を停止して酸素含有ガス供給配管10から酸素含有ガスY(空気等)を供給してもよく、酸素含有ガスδと酸素含有ガスYとを併用してもよい。
なお、水素含有ガスγ及び酸素含有ガスδは、水素含有ガス供給配管24及び起動用酸素含有ガス供給配管25を介して酸化改質部8に直接供給又は酸化改質部8の近傍に供給することが好ましいが、自己熱型改質器22のガス供給口6から行ってもよい。
本発明の自己熱型改質器の起動方法及び自己熱型改質システムは上記実施形態に限定されるものではない。例えば、起動用自己熱型改質器を用いず、別途貯蔵した水素ガスや、既に運転している自己熱型改質器から発生した水素ガスを上記工程(A)に供してもよい。このようにすることで、例えば、余分に製造された水素ガスを昇温用として有効に活用することなどができる。
また、水素の燃焼開始温度までの自己熱型改質器の酸化改質部の昇温は、水素含有ガスを用いなくとも、他の高温ガスやヒーター等の外部熱源を用いてもよい。この酸化改質部の昇温は、具体的には例えば180℃、好ましくは200℃まで行えばよい。なお、水素の燃焼開始温度に達している場合は、この昇温させる工程は不要である。
以下、実施例によって本発明をさらに詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
[実施例1]
約3Nm/hrの水素を生成可能な既存の自己熱型改質器(容積28L、重量約130kg)と、小型の起動用自己熱型改質器(容積0.27L、重量約0.7kg)とを用い、図1に示す自己熱型改質システムを組み立てた。この自己熱型改質器は図2に示す構造を有し、起動用自己熱型改質器は図4に示す構造を有する。また、酸化改質部を昇温させるヒーターを有するものを用いた。また、炭化水素ガスとして、都市ガス(13A)を用いた。
起動用改質器の酸化改質部をヒーターにて350℃以上に加熱し、都市ガス、水蒸気及び少量の酸素含有ガスの供給を開始した。都市ガスと酸素との触媒燃焼により発生した触媒燃焼熱で水蒸気改質反応を進行させて、約500℃の水素を含有する起動用改質ガスを得た。この起動用改質ガスを自己熱型改質器に供給し、酸化改質部の温度が250℃に達した時点で酸化改質部への酸素含有ガスの供給を開始した。
酸化改質部での触媒燃焼が開始されたことと、この触媒燃焼開始から酸化改質部の温度が5分程度で450℃以上まで高まったこと、すなわち迅速な温度上昇が可能なことを確認した。この直後に起動用改質器へのヒーターの加熱と酸素供給とを停止し、起動用改質器を用いない自己熱型改質器での自立運転に移行できることを確認した。また、起動用改質器への燃料供給開始から、自己熱型改質器の自立運転開始まで10分程度で移行可能なことを確認し、非常に短時間で自己熱型改質器を起動可能なことを確認した。
[実施例2]
小型の起動用自己熱型改質器(容積0.27L、重量約0.7kg)を用いず、自己熱型改質器に水素ガスを供給して起動させた。具体的には、まず、実施例1で用いた上記自己熱型改質器(容積28L、重量約130kg)の酸化改質部を200℃まで昇温させた。ついで、ガス供給口から水素ガスを、酸素含有ガス供給配管から酸素ガスを供給した。酸化改質部で水素の触媒燃焼が開始され、酸化改質部の温度が約10分で200℃から500℃以上への迅速な昇温がされたことを確認した。
次いで、酸化改質部の温度が500℃に到達した直後に、ガス供給口からの供給ガスを水素ガスから都市ガス(13A)に切り替え、自己熱型改質器の自立運転に移行できることを確認した。
[実施例3]
上記実施例1の起動用自己熱型改質器に替えて水電解装置を用い、図5に示す自己熱型改質システムを組み立てた。そして、上記自己熱型改質器の酸化改質部を200℃まで昇温させた状態で水電解装置を起動し、生成した常温〜40℃の水素含有ガス及び酸素含有ガスを自己熱型改質器に供給した。すると、酸化改質部で水素の触媒燃焼が開始され、酸化改質部の温度が約10分で200℃から450℃以上への迅速な昇温がなされたことを確認した。
次いで、酸化改質部の温度が450℃に到達した直後に、ガス供給口からの都市ガス(13A)の供給及び酸素含有ガス供給配管からの酸素含有ガスの供給を開始すると共に、水電解装置からの水素含有ガス及び酸素含有ガスの供給を停止して、自己熱型改質器の自立運転に移行できることを確認した。
[比較例1]
上記自己熱型改質器(容積28L、重量約130kg)の酸化改質部をヒーターのみで加温させると、10℃から350℃にまで昇温させるのに10時間以上かかることを確認した。
以上説明したように、本発明の本発明の自己熱型改質器の起動方法及び自己熱型改質システムによれば、酸化改質部の容量が大きい場合であっても、効率的に昇温させることができ、起動時間を短縮させることができ、水素ステーション等に有効に用いることができる。
1、21 自己熱型改質システム
2、13、22 自己熱型改質器
3 起動用自己熱型改質器
4 蒸発器
5 反応室
6 ガス供給口
7 ガス排出口
8 酸化改質部
9 シフト反応部
10 酸素含有ガス供給配管
11 高温シフト触媒層
12 低温シフト触媒層
14、24 水素含有ガス供給配管
23 水電解装置
25 起動用酸素含有ガス供給配管
31 ガス供給口
32 ガス排出口
38 酸化改質部
X 混合ガス
Y 酸素含有ガス
Z 改質ガス(水素含有ガス)
α 炭化水素
β 水蒸気
β’ 水
γ 水素含有ガス
δ 酸素含有ガス

Claims (8)

  1. 酸化及び改質触媒を含む酸化改質部を備え、この酸化改質部にて炭化水素及び水蒸気の混合ガスに含まれる炭化水素の一部を燃焼させ、この燃焼熱により上記炭化水素の水蒸気改質反応を行う自己熱型改質器の起動方法であって、
    (A)上記酸化改質部に水素含有ガス及び酸素含有ガスを供給し、この水素を燃焼させ、酸化改質部を炭化水素の燃焼開始温度まで昇温する工程
    を有することを特徴とする自己熱型改質器の起動方法。
  2. (B)上記自己熱型改質器より小型の起動用自己熱型改質器を用いて水素含有ガスを生成させる工程をさらに有し、
    上記(A)工程の水素含有ガスとして、上記(B)工程で生成した水素含有ガスを用いる請求項1に記載の起動方法。
  3. (C)水電解装置を用いて水素含有ガスを生成させる工程をさらに有し、
    上記(A)工程の水素含有ガスとして、上記(C)工程で生成した水素含有ガスを用いる請求項1に記載の起動方法。
  4. 上記(C)工程で水素含有ガスと共に酸素含有ガスを生成し、
    上記(A)工程の酸素含有ガスとして、上記(C)工程で生成した酸素含有ガスを用いる請求項3に記載の起動方法。
  5. 上記(A)工程において、水素含有ガスを上記酸化改質部に直接供給する請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の起動方法。
  6. 上記(A)工程における水素含有ガスの温度が180℃以上である請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の起動方法。
  7. 上記(A)工程が、
    (A1)水素含有ガスのみを供給し、この水素含有ガスの顕熱により酸化改質部の温度を180℃以上350℃以下とする工程、及び
    (A2)水素含有ガスを供給しつつ、さらに酸素含有ガスを供給する工程
    をこの順に有する請求項6に記載の起動方法。
  8. 酸化及び改質触媒を含む酸化改質部を備え、この酸化改質部にて炭化水素及び水蒸気の混合ガスに含まれる炭化水素の一部を燃焼させ、この燃焼熱により上記炭化水素の水蒸気改質反応を行う自己熱型改質器と、
    上記酸化改質部で燃焼させる水素含有ガスを供給する自己熱型改質器より小型の起動用自己熱型改質器、又は水電解装置と
    を備える自己熱型改質システム。
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