JP6072048B2 - 電力結合式電力増幅器を有するマルチアンテナワイヤレスデバイス - Google Patents

電力結合式電力増幅器を有するマルチアンテナワイヤレスデバイス Download PDF

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Description

本開示は一般的に、電子機器に関し、より具体的には、ワイヤレスデバイスに関する。
ワイヤレスデバイス(例えば、セルラ電話またはスマートフォン)は、双方向通信をサポートするために、アンテナに結合された送信機および受信機を含みうる。データ送信の場合、送信機は、データで無線周波数(RF)キャリア信号を変調して、変調信号を取得し、この変調信号を増幅して、適切な出力電力レベルを有する出力RF信号を取得し、この出力RF信号を、アンテナを介して基地局に送信しうる。データ受信の場合、受信機は、アンテナを介して受信RF信号を取得し、この受信RF信号を調整および処理して、基地局によって送られたデータを復元する。
ワイヤレスデバイスは、性能を向上させるために、複数のアンテナに結合された複数の送信機および複数の受信機を含みうる。しかしながら、複数のアンテナ上での送信をサポートするための回路は典型的に、ワイヤレスデバイスのコストとサイズを増加させる。
図1は、異なるワイヤレス通信システムと通信することができるワイヤレスデバイスを示す。 図2は、単一のアンテナを有するワイヤレスデバイスのブロック図を示す。 図3は、単一のアンテナ用の送信モジュールのブロック図を示す。 図4は、2つのアンテナを有するワイヤレスデバイスのブロック図を示す。 図5は、2つのアンテナのための、電力結合式電力増幅器を有する送信モジュールのブロック図を示す。 図6Aは、ある動作モードについての、図5の送信モジュールにおける信号パスを示す。 図6Bは、別の動作モードについての、図5の送信モジュールにおける信号パスを示す。 図6Cは、さらに別の動作モードについての、図5の送信モジュールにおける信号パスを示す。 図6Dは、さらに別の動作モードについての、図5の送信モジュールにおける信号パスを示す。 図6Eは、さらに別の動作モードについての、図5の送信モジュールにおける信号パスを示す。 図7は、整合回路の概略図を示す。 図8は、電力増幅器の概略図を示す。 図9は、スイッチの概略図を示す。 図10は、ワイヤレスデバイスによる増幅を実行するためのプロセスを示す。
発明の詳細な説明
以下に記載される詳細な説明は、本開示の例示的な設計を説明するものであることが意図されており、本開示が実施されうる唯一の設計を表わすことを意図したものではない。「例示的な」という用語は、「実例、事例、または例証として提供される」を意味するために本明細書で使用される。「例示的」なものとして本明細書で説明される任意の設計は、必ずしも、他の設計よりも好ましい、または利点を有するものと解釈されるべきではない。詳細な説明は、本開示の例示的な設計の完全な理解を提供することを目的とした特定の詳細を含む。本明細書で説明される例示的な設計が、これらの特定の詳細なしに実施されうることは当業者に明らかになるであろう。いくつかの事例では、周知の構造およびデバイスが、本明細書で提示される例示的な設計の新規性を曖昧にしないために、ブロック図の形式で示される。
複数のアンテナ上の送信をサポートするための電力結合式電力増幅器(power combining power amplifiers)を備えるワイヤレスデバイスが本明細書で説明される。電力結合式電力増幅器は、より高い出力電力を得るために、それらの出力において結合されうる電力増幅器であり、それは、いくつかのワイヤレスシステムに必要とされうる。電力結合式電力増幅器は、以下に説明されるように、より高い出力電力を得るためにともに動作されることができ、または、複数のアンテナ上の送信をサポートするために別個に動作されることができる。
図1は、異なるワイヤレス通信システム120および122と通信することができるワイヤレスデバイス110を示す。ワイヤレスシステム120および122は各々、符号分割多元接続(CDMA)システム、モバイル通信のためのグローバルシステム(GSM(登録商標))システム、ロングタームエボリューション(LTE)システム、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)システム、等でありうる。CDMAシステムは、広域CDMA(WCDMA(登録商標))、cdma2000、または、他の何らかのバージョンのCDMAを実装しうるが、それらは本明細書の説明では総称的に「CDMA」と呼ばれる。簡潔さのために、図1は、1つの基地局130と1つのシステムコントローラ140とを含むワイヤレスシステム120、および1つの基地局132とシステムコントローラ142とを含むワイヤレスシステム122を示す。一般的に、各ワイヤレスシステムは、任意の数の基地局と、任意のセットのネットワークエンティティを含みうる。
ワイヤレスデバイス110はまた、ユーザ機器(UE)、モバイル局、端末、アクセス端末、加入者ユニット、局、等とも呼ばれうる。ワイヤレスデバイス110は、セルラ電話、スマートフォン、タブレット、ワイヤレスモデム、携帯情報端末(PDA)、ハンドヘルドデバイス、ラップトップコンピュータ、スマートブック、ネットブック、コードレスフォン、ワイヤレスローカルループ(WLL)局、Bluetooth(登録商標)デバイス、等でありうる。ワイヤレスデバイス110は、任意の数のアンテナを備えうる。スループットを増加させるための多入力多出力(MIMO)送信、有害なパス効果(例えば、フェーディング、マルチパス、干渉)に対抗する(combat)ための送信ダイバーシティ、スループットを増加させるためのキャリアアグリゲーション、等をサポートするために複数のアンテナが使用されうる。ワイヤレスデバイス110は、ワイヤレスシステム120および/または122と通信することが可能である。ワイヤレスデバイス110はまた、ブロードキャスト局(例えば、ブロードキャスト局134)からの信号を受信することが可能である。ワイヤレスデバイス110はまた、1つ以上の全地球的航法衛星システム(GNSS)の衛星(例えば、衛星150)からの信号を受信することが可能である。
図2は、ワイヤレスデバイス200のブロック図を示し、これは、図1のワイヤレスデバイス110の例示的な設計でありうる。この例示的な設計では、ワイヤレスデバイス200は、データプロセッサ/コントローラ210、トランシーバ220、およびアンテナ250を含む。トランシーバ220は、双方向ワイヤレス通信をサポートする送信機230および受信機260を含む。
送信パスでは、データプロセッサ210は、送信されるべきデータを処理(例えば、符号化および変調)し、アナログ出力信号を送信機230に提供する。送信機230内で、送信(TX)回路232は、このアナログ出力信号を、増幅し、フィルタリングし、ベースバンドからRFにアップコンバートして、変調信号を提供する。TX回路232は、増幅器、フィルタ、ミキサ、発振器、局部発振器(LO)生成器、フェーズロックループ(PLL)、等を含みうる。電力増幅器(PA)234は、変調信号を受信および増幅し、適切な出力電力レベルを有する増幅RF信号を提供する。スイッチ/デュプレクサ240は、電力増幅器234から増幅RF信号を受信し、出力RF信号をアンテナ250に提供する。スイッチ/デュプレクサ240は、スイッチおよび/またはデュプレクサを含みうる。
受信パスでは、アンテナ250は、基地局および/または他の送信機局から信号を受信し、受信されたRF信号を提供し、それは、スイッチ/デュプレクサ240を経由して受信機260に提供される。受信機260内で、低ノイズ増幅器(LNA)262は、受信されたRF信号を増幅し、入力RF信号を提供する。RX回路264は、この入力RF信号を増幅し、フィルタリングし、RFからベースバンドにダウンコンバートして、アナログ入力信号をデータプロセッサ210に提供する。RX回路264は、増幅器、フィルタ、ミキサ、発振器、LO生成器、PLL、等を含みうる。
データプロセッサ/コントローラ210は、ワイヤレスデバイス200のための様々な機能を実行しうる。例えば、データプロセッサ210は、送信機230を介して送信され、受信機260を介して受信されているデータについて処理を実行しうる。コントローラ210は、TX回路232、電力増幅器234、LNA 262、RX回路264、および/またはスイッチ/デュプレクサ240の動作を制御しうる。メモリ212は、データプロセッサ/コントローラ210のためのプログラムコードおよびデータを格納しうる。
ワイヤレスデバイス200は、CDMA、GSM、LTE、802.11、および/または他のシステムとの通信をサポートしうる。異なるワイヤレスシステムは、異なる無線技術を利用し、アンテナを介して送信される出力RF信号について異なる出力電力要求を有しうる。例えば、GSMシステムが+33dBmの最大出力電力を要求しうるのに対して、CDMAシステムは、+27dBmの最大出力電力を要求しうる。ワイヤレスデバイス200は、ワイヤレスデバイス200によってサポートされるシステムごとに最大出力電力を提供するように設計されうる。
図3は、送信モジュール300の例示的な設計のブロック図を示し、それは、図2の電力増幅器234およびスイッチ/デュプレクサ240に対して使用されうる。送信モジュール300は、3つの送信パス310a、310b、および310cを含む。送信パス310aは、スイッチ312aからスイッチ324aまでの回路を含む。送信パス310bは、スイッチ312bからスイッチ324bまでの回路を含む。送信パス310cは、スイッチ312cからスイッチ324cまでの回路を含む。
送信パス310a内で、スイッチ312aは、送信モジュール300の入力(RFin)に結合された一端と、入力整合回路314aの入力に結合された他端とを有する。ドライバ増幅器(DA)316aは、整合回路314aの出力に結合された入力と、段間整合回路318aの入力に結合された出力とを有する。電力増幅器320aは、整合回路318aの出力に結合された入力と、出力整合回路322aの入力に結合された出力とを有する。スイッチ324aは、整合回路322aの出力に結合された一端と、デュプレクサ330の送信(TX)ポートに結合された他端とを有する。スイッチ326は、整合回路322aの出力に結合された一端と、整合回路332の入力に結合された他端とを有する。
送信パス310bは、スイッチ312b、整合回路314b、ドライバ増幅器316b、整合回路318b、電力増幅器320b、整合回路322b、およびスイッチ324bを含み、それらは、図3に示されるように、直列に結合される。スイッチ324bは、整合回路322bの出力に結合された一端と、整合回路332の入力に結合された他端とを有する。
送信パス310cは、スイッチ312c、整合回路314c、ドライバ増幅器316c、整合回路318c、およびスイッチ324cを含み、それらは、図3に示されるように、直列に結合される。スイッチ324cは、整合回路318cの出力に結合された一端と、デュプレクサ330のTXポートに結合された他端とを有する。
スイッチプレクサ340内で、スイッチ342aは、デュプレクサ330とノードXとの間に結合される。スイッチ342bは、整合回路332の出力とノードXとの間に結合される。アンテナ250はまた、ノードXに結合される。スイッチ342aまたは342bは、出力RF信号をアンテナ250に提供する。スイッチ(図3に示されない)は、ノードXに結合され、アンテナ250から受信機(これもまた図3に示されない)に受信RF信号を提供しうる。
送信パス310aにおいて、整合回路314aは、ドライバ増幅器316aのために入力インピーダンス整合を実行する。ドライバ増幅器316aは、入力RF信号に対して増幅を提供する。整合回路318aは、ドライバ増幅器316aの出力と、電力増幅器320aの入力との間でインピーダンス整合を実行する。電力増幅器320aは、出力RF信号に対して増幅および高い出力電力を提供する。整合回路322aは、電力増幅器320aのために出力インピーダンス整合を実行する。送信パス310b内の回路は、送信パス310a内の対応する回路と同様の方法で動作する。送信パス310c内の回路は、送信パス310a内の対応する回路と同様の方法で動作する。整合回路332は、整合回路322aおよび322bの出力とアンテナ250との間でインピーダンス整合を実行する。
デュプレクサ330は、多くのCDMAシステムだけでなく他のシステムによっても利用される周波数分割複信(FDD)での動作をサポートする。FDDの場合、ダウンリンクおよびアップリンクに対して異なる周波数が使用される。デュプレクサ330は、(i)送信パス310aからの出力RF信号をアンテナ250に、および(ii)アンテナ250からの受信RF信号を、図3に示されていない受信機(RCVR)に同時にルーティングすることができる。スイッチ342bは、GSMシステムだけでなく他のシステムによっても利用される時分割複信(TDD)での動作をサポートする。TDDの場合、ダウンリンクとアップリンクの両方に対して同じ周波数が使用される。スイッチ342bは、送信インターバルの間に、整合回路332からの出力RF信号をアンテナ250に結合することができる。スイッチ(図3に示されない)は、アンテナ250からの受信RF信号を受信機(これもまた図3に示されない)に結合することができる。
図3の例示的な設計では、送信モジュール300は、異なる出力電力要求を有する異なるワイヤレスシステムをサポートすることができる2つの電力結合式電力増幅器320aおよび320bを含む。具体的には、CDMAでは、電力増幅器320aだけが選択されて、最大+27dBMの出力電力で出力RF信号を提供しうる。GSMでは、電力増幅器320aおよび320bが両方とも選択され、最大+33dBmの出力電力で出力RF信号を提供するために、それらの出力が結合されうる。電力結合することは、整合回路322aおよび322bの出力を整合回路332の入力に、それぞれスイッチ326および324bを介して接続することによって達成されうる。
送信モジュール300は、多数の動作モードをサポートする。各動作モードは、送信モジュール300の入力からアンテナ250への、入力RF信号のための異なる信号パスに関連付けられる。1つの動作モードが、いかなる時点においても、選択されうる。選ばれた動作モードのための信号パスは、送信モジュール300内のスイッチを適切に制御することによって取得されうる。スイッチプレクサ340のスイッチのうちの1つが、送信インターバルの間、閉じられることができ、スイッチプレクサ340のスイッチのうちの1つが、受信インターバルの間、閉じられることができる。すべての動作モードについて、単一の入力RF信号が送信モジュール300に適用され、単一の出力RF信号が送信モジュール300によって提供される。入力RF信号は、ゼロの、1つの、または両方の電力増幅器320aおよび320bによって増幅されうる。
表1は、送信モジュール300によってサポートされる3つの動作モードをリストし、また、各動作モードについて、選択された電力増幅器(もしあれば)と、スイッチ設定とを提供する。追加の動作モードはまた、より多くのスイッチを用いてサポートされうる。
Figure 0006072048
ワイヤレスデバイスによって複数のアンテナからの同時送信をサポートすることが望ましい。複数のアンテナは、より高いスループットを達成するためにMIMOを、信頼性を向上させるために送信ダイバーシティを、スループットを増加させるためにキャリアアリグレーションを、および/または、性能を向上させるために他の送信スキームをサポートすることができる。
図4は、図1のワイヤレスデバイス110の別の例示的な設計でありうるワイヤレスデバイス400のブロック図を示す。この例示的な設計では、ワイヤレスデバイス400は、データプロセッサ/コントローラ410、2つのトランシーバ420aおよび420b、ならびに2つのアンテナ450aおよび450bを含む。ワイヤレスデバイス400は、CDMA、GSM、LTE、802.11、等をサポートしうる。
トランシーバ420aは、アンテナ450aを介した双方向ワイヤレス通信をサポートする送信機430aおよび受信機460aを含む。送信機430aは、TX回路432aと、スイッチ/デュプレクサ440aに結合された電力増幅器434aとを含む。受信機460aは、RX回路464aと、スイッチ/デュプレクサ440aに結合されたLNA 462aとを含む。同様に、トランシーバ420bは、アンテナ450bを介した双方向ワイヤレス通信をサポートする送信機430bおよび受信機460bを含む。送信機430bは、TX回路432bと、スイッチ/デュプレクサ440bに結合された電力増幅器434bとを含む。受信機460bは、RX回路464bと、スイッチ/デュプレクサ440bに結合されたLNA 462bとを含む。送信機430aおよび430b内の回路は、図2の送信機230内の対応する回路について上述されたように動作しうる。受信機460aおよび460b内の回路は、図2の受信機260内の対応する回路について上述されたように動作しうる。
トランシーバ420aおよび420bのすべてまたは一部分は、1つまたは複数のアナログ集積回路(IC)、RF IC(RFIC)、混合信号IC、等で実現されうる。例えば、TX回路432aおよび432b、電力増幅器434aおよび434b、LNA 462aおよび462b、ならびにRX回路464aおよび464bは、RFIC上で実現されうる。電力増幅器434aおよび434b、ならびに、場合によっては他の回路もまた、別個のICまたはモジュール上で実装されうる。
データプロセッサ/コントローラ410は、ワイヤレスデバイス400のための様々な機能を実行しうる。例えば、データプロセッサ410は、送信機430aおよび430bを介して送信され、受信機460aおよび460bを介して受信されているデータのための処理を実行しうる。コントローラ410は、TX回路432aおよび432b、電力増幅器434aおよび434b、LNA 462aおよび462b、RX回路464aおよび464b、および/または、スイッチ/デュプレクサ440aおよび440bの動作を制御しうる。メモリ412は、データプロセッサ/コントローラ410のためのプログラムコードおよびデータを格納しうる。メモリ412は、データプロセッサ/コントローラ410の内部に(図4に示されるように)ありえ、またはデータプロセッサ/コントローラ410の外部にありうる(図4には示されない)。データプロセッサ/コントローラ410は、1つ以上の特定用途向け集積回路(ASIC)および/または他のIC上で実現されうる。
図4は、2つのアンテナ450aおよび450bを有するワイヤレスデバイス400の例示的な設計を示す。一般的に、ワイヤレスデバイスは、任意の数のアンテナ、任意の数の送信機、および任意の数の受信機を含みうる。ワイヤレスデバイスは、(i)所与のアンテナを介したデータ送信および受信をサポートするために送信機と受信機を両方とも含むか、(ii)アンテナを介したデータ送信をサポートするために送信機だけを含むか、または、(iii)アンテナを介したデータ受信をサポートするために受信機だけを含みうる。ワイヤレスデバイスはまた、任意の数の周波数帯域上での動作をサポートしうる。ワイヤレスデバイスは、アンテナごとに1つ以上の送信機および/または1つ以上の受信機を含みうる。各送信機および各受信機は、所与のアンテナのために、1つまたは複数の周波数帯域上での動作をサポートしうる。
図5は、送信モジュール500の例示的な設計のブロック図を示し、それは、図4の電力増幅器434aおよび434b、ならびにスイッチ/デュプレクサ440aおよび440bに対して使用されうる。送信モジュール500は、4つの送信パス510a、510b、510c、および510dを含む。送信パス510aは、図5に示されるように、直列に結合されたスイッチ512a、整合回路514a、ドライバ増幅器516a、整合回路518a、電力増幅器520a、整合回路522a、およびスイッチ524aを含む。送信パス510bは、直列に結合されたスイッチ512b、整合回路514b、ドライバ増幅器516b、整合回路518b、電力増幅器520b、整合回路522b、およびスイッチ524bを含む。送信パス510cは、直列に結合されたスイッチ512c、整合回路514c、ドライバ増幅器516c、整合回路518c、およびスイッチ524cを含む。送信パス510dは、直列に結合されたスイッチ512d、整合回路514d、ドライバ増幅器516d、整合回路518d、およびスイッチ524dを含む。送信パス510a、510b、510c、および510d内の回路は、それぞれ、図3の送信パス310a、310b、310c、および310c内の対応する回路について上述されたように動作する。
送信モジュール500はさらに、アンテナ450aのためのデュプレクサ530a、整合回路532、およびスイッチプレクサ540aを含む。デュプレクサ530aは、ノードUのところでスイッチ524aおよび524cに結合されたTXポートと、図5に示されていない第1の受信機(RCVR1)に結合されたRXポートとを有する。整合回路532は、その入力がスイッチ524bおよび526に結合されている。スイッチ526の他端は、整合回路522aの出力に結合される。スイッチプレクサ540a内で、スイッチ542aは、デュプレクサ530aとノードXとの間に結合される。スイッチ542bは、整合回路532の出力とノードXとの間に結合される。スイッチ542cは、ノードUとノードXとの間に結合される。スイッチ(図5に示されない)はまた、ノードXと受信機(これもまた図5に示されない)との間に結合されうる。アンテナ450aは、ノードXに結合される。
送信モジュール500はさらに、アンテナ450bのためのデュプレクサ530bおよびスイッチプレクサ540bを含む。デュプレクサ530bは、ノードVのところでスイッチ524dおよび528に結合されたTXポートと、図5に示されていない第2の受信機(RCVR2)に結合されたRXポートとを有する。スイッチ528の他端は、整合回路522bの出力に結合される。スイッチプレクサ540b内で、スイッチ544aは、ノードVとノードYとの間に結合される。スイッチ544bは、デュプレクサ530bとノードYとの間に結合される。スイッチ(図5に示されない)はまた、ノードYと受信機(これもまた図5に示されない)との間に結合されうる。アンテナ450bは、ノードYに結合される。
送信モジュール500は、いかなる時点においても、1つまたは2つの入力RF信号を受信することができる2つの入力RFin1およびRFin2を含む。スイッチ512aおよび512cは、RFin1入力に結合され、スイッチ512bおよび512dは、RFin2入力に結合される。スイッチ512eは、RFin1入力と、整合回路514bの入力との間に結合される。代替的または追加的に、スイッチ512fは、RFin2入力と、整合回路514aの入力との間に結合されうる。スイッチ512eおよび512fは、RFin1またはRFin2入力からの入力RF信号が、電力増幅器520aおよび/または520bに提供されることを可能にする。
図5は、送信モジュール500の例示的な設計を示す。送信モジュールはまた、他の方法でも実現されうる。例えば、整合回路514cおよび518cならびにドライバ増幅器516が省略され、スイッチが、整合回路518aの出力(または内部ノード)と、ノードUとの間に結合されうる。このケースでは、整合回路514aおよび518aならびにドライバ増幅器516aは、バイパスモードに再利用されうる。同様に、整合回路514dおよび518dならびにドライバ増幅器516dが省略され、スイッチは、整合回路518bの出力(または内部ノード)と、ノードVとの間に結合されうる。
例示的な設計では、電力増幅器520aおよび520bは、同様の性能、例えば、同様の最大出力電力を有しうる。これは、例えば、同じ寸法およびレイアウトのトランジスタなど、同一または同様の回路を用いて電力増幅器520aおよび520bを実現することにより達成されうる。別の例示的な設計では、電力増幅器520aおよび520bは、異なる性能、例えば、異なる最大出力電力を有しうる。電力増幅器520aおよび520bは、同一のICダイまたは異なるICダイ上で実現されうる。
図5に示される例示的な設計では、送信モジュール500は、図3の送信モジュール300内のすべての回路を含み、これらの回路は、図3について上述されたように動作しうる。送信モジュール500はまた、低い出力電力のためのアンテナ450bに使用されうる送信パス510dを含む。送信モジュール500はさらに、アンテナ450bを介して送信をサポートするためにデュプレクサ530bおよびスイッチプレクサ540bを含む。送信モジュール500はまた、2つのアンテナ450aおよび450bを介して1つまたは2つの入力RF信号の送信をサポートできるスイッチ512eを含む。
送信モジュール500は、多数の動作モードをサポートする。表2は、送信モジュール500によってサポートされる5つの動作モードをリストし、また、各動作モードについて、選択された電力増幅器(もしあれば)と、スイッチ設定とを提供する。
Figure 0006072048
追加の動作モードもまたサポートされうる。例えば、送信ダイバーシティでは、2つの入力信号が互いに位相シフトされ、電力増幅器520aおよび520bによって増幅され、アンテナ450aおよび450bを介して送信されうる。別の例として、キャリアアグリゲーションでは、2つの異なるキャリア上でデータを搬送する2つの入力信号が、電力増幅器520aおよび520bによって増幅され、アンテナ450aおよび450bを介して送信されうる。キャリアは、cdma2000の場合には1.23MHz、WCDMAの場合には5MHz、LTEの場合には20MHz、等でありうる様々な範囲の周波数に対応しうる。
図6Aは、CDMAモードの場合の、図5の送信モジュール500内の信号パスを示す。CDMAモードでは、単一の入力RF信号(例えば、CDMA信号)が単一の電力増幅器520aによって増幅され、単一のアンテナ450aを介して送信されうる。入力RF信号は、スイッチ512aおよび整合回路514aを経由し、ドライバ増幅器516aによって増幅され、整合回路518aを経由し、電力増幅器520aによって増幅され、整合回路522a、スイッチ524a、デュプレクサ530a、およびスイッチ542aを経由してアンテナ450aにルーティングされる。CDMAの場合、電力増幅器520aはそれ単体で、要求される最大出力電力(例えば、+27dBm)を提供することができる。
図6Bは、GSMモードの場合の、送信モジュール500内の信号パスを示す。GSMモードでは、単一の入力RF信号(例えば、GSM信号)が電力増幅器520aと520bの両方によって増幅され、単一のアンテナ450aを介して送信される。入力RF信号は、スイッチ512aおよび整合回路514aを経由し、ドライバ増幅器516aによって増幅され、整合回路518aを経由し、電力増幅器520aによって増幅され、整合回路522aおよびスイッチ526を経由してルーティングされる。入力RF信号はまた、スイッチ512eおよび整合回路514bを経由し、ドライバ増幅器516bによって増幅され、整合回路518bを経由し、電力増幅器520bによって増幅され、整合回路522bおよびスイッチ524bを経由してルーティングされる。電力増幅器520aおよび520bの出力は、整合回路532の入力のところで合計(sum)され、整合回路532およびスイッチ542bを経由してアンテナ450aにルーティングされる。GSMの場合、電力増幅器520aおよび520bの両方の組み合わせが、要求される最大出力電力(例えば、+33dBm)を提供することができる。
図6Cは、MIMOモードの場合の、送信モジュール500における信号パスを示す。MIMOモードでは、2つの入力RF信号が2つの電力増幅器520aおよび520bによって増幅され、2つのアンテナ450aおよび450bを介して送信される。第1の入力RF信号は、スイッチ512aおよび整合回路514aを経由し、ドライバ増幅器516aによって増幅され、整合回路518aを経由し、電力増幅器520aによって増幅され、整合回路522aおよびスイッチ524aを経由してルーティングされる。第1の入力RF信号はさらに、(i)TDDのために、スイッチ542cを通ってアンテナ450cにルーティングされる(図6Cに示されるように)か、(ii)FDDのために、デュプレクサ530aおよびスイッチ542aを通ってアンテナ450aにルーティングされうる(図6Cには示されていない)。第2の入力RF信号は、スイッチ512bおよび整合回路514bを経由し、ドライバ増幅器516bによって増幅され、整合回路518bを経由し、電力増幅器520bによって増幅され、整合回路522bおよびスイッチ528を経由してルーティングされる。第2の入力RF信号はさらに、(i)TDDのために、スイッチ544aを通ってアンテナ450bにルーティングされる(図6Cに示されるように)か、(ii)FDDのために、デュプレクサ530bおよびスイッチ544bを通ってアンテナ450bにルーティングされうる(図6Cには示されていない)。MIMOの場合、電力増幅器520aおよび520bは、アンテナ450aおよび450bを介して送信される2つの出力RF信号に、要求された最大出力電力を提供することができる。
図6Dは、送信ダイバーシティモードの場合の、送信モジュール500における信号パスを示す。送信ダイバーシティモードでは、単一の入力RF信号が2つの電力増幅器520aおよび520bによって増幅され、2つのアンテナ450aおよび450bを介して送信される。入力RF信号は、スイッチ512aおよび整合回路514aを経由し、ドライバ増幅器516aによって増幅され、整合回路518aを経由し、電力増幅器520aによって増幅され、整合回路522a、スイッチ524a、およびスイッチ542c(図6Dに示されるように)か、またはデュプレクサ530aとスイッチ542a(図6Dには示されていない)か、のいずれかを経由して、アンテナ450aにルーティングされる。入力RF信号はまた、スイッチ512eおよび整合回路514bを経由し、ドライバ増幅器516bによって増幅され、整合回路518bを経由し、電力増幅器520bによって増幅され、整合回路522b、スイッチ528、およびスイッチ544a(図6Dに示されるように)か、またはデュプレクサ530bとスイッチ542b(図6Dには示されていない)か、のいずれかを経由して、アンテナ450bにルーティングされる。送信ダイバーシティの場合、電力増幅器520aおよび520bは、アンテナ450aおよび450bを介して送信される2つの出力RF信号に、要求された最大出力電力を提供することができる。
図6Eは、バイパスモードの場合の、送信モジュール500における信号パスを示す。バイパスモードでは、1つ以上の入力RF信号が1つ以上のドライバ増幅器によって増幅され、1つ以上のアンテナを介して送信される。第1の入力RF信号は、スイッチ512cおよび整合回路514cを経由し、ドライバ増幅器516cによって増幅され、整合回路518c、スイッチ524c、デュプレクサ530a、およびスイッチ542aを経由してアンテナ450aにルーティングされる。第1の入力RF信号または第2の入力RF信号は、スイッチ512dおよび整合回路514dを経由し、ドライバ増幅器516dによって増幅され、整合回路518d、スイッチ524d、デュプレクサ530b、およびスイッチ544bを経由してアンテナ450bにルーティングされる。バイパスモードでは、ドライバ増幅器516cおよび516dは、アンテナ450aおよび450bを介して送信される出力RF信号に、所望の出力電力を提供することができる。
図3および図5に示されるように、2つのアンテナのためのMIMO、送信ダイバーシティ、およびキャリアアグリゲーションモード、ならびに、ワイヤレスデバイスによってすでにサポートされているCDMA、GSM、およびバイパスモードをサポートするために追加の回路は少ししか使用されない。具体的には、MIMOおよびキャリアアグリゲーションは、追加のスイッチを用いてサポートされることができ、それによって、図6Cに示されるように、(i)2つの入力信号が2つの電力増幅器に適用されることができ、(ii)2つの電力増幅器からの2つの出力信号が2つのアンテナに提供されることができる。送信ダイバーシティは、追加のスイッチを用いてサポートされることができ、それによって、図6Dに示されるように、(i)単一の入力信号が2つの電力増幅器に適用されることができ、(ii)2つの電力増幅器からの2つの出力信号は、2つのアンテナに提供されることができる。追加のスイッチにより、既存の電力増幅器は、MIMO、送信ダイバーシティ、および/またはキャリアアグリゲーションのために再利用されることができ、その結果、これらのモードをサポートするための追加コストはほとんど生じない。MIMO、送信ダイバーシティ、および/またはキャリアアグリゲーションを効率的にサポートする能力は、アップリンクスループットを増加させて、ビデオ中心のアクティビティ(例えば、スカイプ呼)、フェムトセル、およびMi−Fiアプリケーションをサポートするために、特に望ましい。
図7は、図5の送信モジュール500内の整合回路の例示的な設計の概略図を示す。明瞭さのために、送信パス510aおよび510b内の回路だけが図7に示される。
整合回路514a内で、キャパシタ712は、スイッチ512aに結合された一端と、ノードEに結合された他端とを有する。インダクタ714は、ノードEと、ドライバ増幅器516aの入力との間に結合される。キャパシタ716は、ノードEと、回路接地(circuit ground)との間に結合される。抵抗器718は、ドライバ増幅器516aの入力と、バイアス電圧との間に結合される。
整合回路518a内で、インダクタ722は、ドライバ増幅器516aの出力と、電源(power supply)との間に結合される。キャパシタ724は、ドライバ増幅器516aの出力と、ノードFとの間に結合される。キャパシタ726は、ノードFと、回路接地との間に結合される。インダクタ728は、ノードFと、電力増幅器520aの入力との間に結合される。抵抗器730は、電力増幅器520aの入力と、バイアス電圧との間に結合される。
整合回路522a内で、インダクタ732は、整合回路522aの入力と出力との間に結合される。インダクタ734は、整合回路522aの入力と、電源との間に結合される。キャパシタ736は、整合回路522aの出力と、回路接地との間に結合される。
整合回路522b内で、インダクタ742は、整合回路522bの入力と出力との間に結合される。インダクタ744は、整合回路522bの入力と、電源との間に結合される。キャパシタ746は、整合回路522bの出力と、回路接地との間に結合される。
整合回路532内で、インダクタ752およびキャパシタ754は、並列に結合され、この組み合わせは、整合回路532の入力と出力との間に結合される。キャパシタ756は、整合回路532の入力と、回路接地との間に結合される。キャパシタ758は、整合回路532の出力と、回路接地との間に結合される。
図7は、整合回路514a、518a、522a、522b、および532の例示的な設計を示す。一般的に、整合回路は、ローパスネットワーク、ハイパスネットワーク、バンドパスネットワーク、等のような任意のトポロジで実現されうる。整合回路はまた、所望の性能を得るために、任意の数のリアクタンス素子(reactive element)(例えばインダクタおよびキャパシタ)で実現されうる。リアクタンス素子は、整合回路の入力および出力でのインピーダンスに基づいて選択された値を有しうる。整合回路はまた、インピーダンス整合の調整を可能にするために、1つ以上の調整可能なリアクタンス素子(例えば、1つ以上の可変キャパシタまたはバラクタ)で実現されうる。調整可能なリアクタンス素子は、整合回路に結合された異なる負荷および/または異なる周波数について、より良いインピーダンス整合を可能にしうる。例えば、調整可能なリアクタンス素子により、整合回路522aは、図5のデュプレクサ530aまたはアンテナ450aのいずれかに整合すること、および/または、異なる周波数でアンテナ450aに整合することができるようになる。
図8は、電力増幅器800の例示的な設計の概略図を示し、それは、図5の電力増幅器520aおよび/または520bに使用されうる。電力増幅器800は、スタック状に結合されたK個のN形金属酸化膜半導体(NMOS)トランジスタ810a〜810kを含み、ここで、Kは任意の整数である。最も下のNMOSトランジスタ810aは、回路接地に結合されたソースと、AC結合キャパシタ822を介して入力信号(PAin)を受信するゲートとを有する。スタック内の、それよりも上の各NMOSトランジスタ810は、スタック内で下にある別のNMOSトランジスタのドレインに結合されたソースを有する。最も上のNMOSトランジスタ810kは、出力信号(PAout)を提供するドレインを有する。負荷インダクタ812は、電源(Vdd)と、最も上のNMOSトランジスタ810kのドレインとの間に結合され、電力増幅器800にDCバイアス電流を提供する。負荷インダクタ812は、電力増幅器800の出力に結合された整合回路の一部でありうる。NMOSトランジスタ810a〜810kのゲートは、K個のバイアス電圧Vbias1〜VbiasKを、それぞれK個の抵抗器820a〜820kを介して受信する。バイアス電圧は、イネーブルにされているときには電力増幅器800をオンにし、ディセーブルにされているときには電力増幅器800をオフにするように生成されうる。
PAout信号は、各NMOSトランジスタ810のブレークダウン電圧を超えうる、大きい電圧スイングを有しうる。PAout信号の大きい電圧スイングは、K個のNMOSトランジスタ810a〜810kにわたってほぼ均等に分割または分配されうる。各NMOSトランジスタ810は、これで、高い信頼性を達成するために各NMOSトランジスタのブレークダウン電圧未満でありうる、電圧スイングの一部(fraction)だけを観測する。PAout信号の所望の電圧分割を提供するためにK個のバイアス電圧Vbias1〜VbiasKが選択され、それによって、例えば、各NMOSトランジスタは、電圧スイングの約1/Kを観測する。
図8は、電力増幅器の例示的な設計を示しており、これはまた、他の方法でも実現され得る。例えば、電力増幅器は、他のタイプのトランジスタ、または他の回路トポロジ、等で実現されうる。図8に示される例示的な設計はまた、図5および図6のドライバ増幅器のうちの任意の1つに対して使用されうる。スタックされたNMOSトランジスタの数、トランジスタのサイズ、負荷インダクタ、バイアス電圧、および/または他の回路特性は、ドライバ増幅器および電力増幅器について異なりうる。
図9は、図5のスイッチのうちのいずれか1つに対して使用されうる、スイッチ900の概略図を示す。スイッチ900内で、M個のNMOSトランジスタ910a〜910mがスタック状に結合され、ここで、Mは、任意の整数である。各NMOSトランジスタ910(最も下のNMOSトランジスタ910aを除く)は、そのソースが、スタック内で次にくるNMOSトランジスタのドレインに結合されている。最も上のNMOSトランジスタ910mは、そのドレインが入力信号(Vin)を受信し、最も下のNMOSトランジスタ910aは、そのソースが出力信号(Vout)を提供している。各NMOSトランジスタ910は、対称構造で実現され、各NMOSトランジスタのソースおよびドレインは、互いに交換可能でありうる。M個の抵抗器920a〜920mは、一端がノードAに結合され、他端がそれぞれNMOSトランジスタ910a〜910mのゲートに結合されている。制御信号(Vctrl)は、ノードAに提供される。抵抗器930a〜930mは、それぞれ、NMOSトランジスタ910a〜910mのドレインとソースとの間に結合される。制御信号は、スイッチ900をオンにするための高い電圧、または、スイッチ900をオフにするための低い電圧に設定されうる。
抵抗器920a〜920mは、例えばキロオームのレンジの、比較的大きい抵抗を有しうる。NMOSトランジスタ910がオンにされたときには、抵抗器920は、各NMOSトランジスタのゲート・ソース間(gate-to-source)およびゲート・ドレイン間(gate-to-drain)のキャパシタンスを通じて、リーケージパスにおいてVin信号に大きい抵抗を与えることによって、信号損失を低減しうる。NMOSトランジスタ910がオフにされたときには、抵抗器920は、スタック内のM個のNMOSトランジスタ910にわたってほぼ均等に、Vin信号の電圧スイングを分配することを助けうる。抵抗器930a〜930mは、スイッチ900がオフ状態にあるときに、NMOSトランジスタ910b〜910mのソースをほぼ同じ電圧(例えば、ソースDCバイアス電圧)で維持しうる。次に、これは、M個のNMOSトランジスタ910a〜910mのすべてについてバイアス条件の整合をもたらし、結果として、オフ状態の間の均等な電圧分割をもたらしうる。NMOSトランジスタ910は、スイッチ900がオンにされたときのオン抵抗を低減するために、十分に大きなサイズで設計されうる。
図9は、スイッチの例示的な設計を示しており、これはまた、他の方法でも実現されうる。例えば、スイッチは、他のタイプのトランジスタ、または、他の回路トポロジ、等で実現されうる。スイッチはまた、微小電気機械システム(MEMS)、シリコンオンインシュレータ(SOI)、または、他の何らかの半導体処理技術で実現されうる。
例示的な設計では、装置(例えば、ワイヤレスデバイス、IC、回路モジュール、等)は、第1および第2の電力増幅器を備えうる。第1の電力増幅器(例えば、図5の電力増幅器520a)は、第1の動作モードで、第1の入力信号を増幅し、第1のアンテナ(例えば、アンテナ450a)に第1の出力信号を提供しうる。第2の電力増幅器(例えば、電力増幅器520b)は、第1の動作モードで、第1の入力信号または第2の入力信号を増幅し、第2のアンテナ(例えば、アンテナ450b)に第2の出力信号を提供する。第1および第2の電力増幅器は、第2の動作モードで、第3の出力信号を提供するために、電力結合されうる(例えば、図6Bに示されるように)。
例示的な設計では、第1の動作モードは、MIMO送信をサポートしうる。第1および第2の電力増幅器は、それぞれ、第1の動作モードで、第1および第2の入力信号(すなわち、異なる入力信号)を増幅しうる(例えば、図6に示されるように)。別の例示的な設計では、第1の動作モードは、送信ダイバーシティをサポートしうる。第1および第2の電力増幅器は、第1の動作モードで、第1の入力信号(すなわち、同じ入力信号)を増幅しうる(例えば、図6Dに示されるように)。さらに別の例示的な設計では、第1の動作モードは、キャリアアグリゲーションをサポートしうる。第1の動作モードで、第1の電力増幅器は、第1のキャリアのために第1の入力信号を増幅し、第2の電力増幅器は、第2のキャリアのために第2の入力信号を増幅しうる。
例示的な設計では、第1および第2の電力増幅器が両方とも、第2の動作モード(例えば、図6Bに示されるような、例えば、GSMモード)で、第3の入力信号(例えば、GSM信号または他の何らかの信号)を増幅し、第1のアンテナに第3の出力信号を提供しうる。第3の出力信号は、第1または第2の出力信号よりも高い最大出力電力を有しうる。例示的な設計では、第1の電力増幅器は、第3の動作モード(例えば、図6Aに示されるような、例えば、CDMAモード)で、第4の入力信号(例えば、CDMA信号または他の何らかの信号)を増幅することができ、第1のアンテナに第4の出力信号を提供する。第2の電力増幅器は、第3の動作モードで、ディセーブルにされうる。例示的な設計では、第2および第3の動作モードは、異なる無線技術(例えば、GSMおよびCDMA)をサポートしうる。第3の出力信号は、第4の出力信号よりも高い最大出力電力を有しうる。
例示的な設計では、ドライバ増幅器(例えば、ドライバ増幅器516c)は、第4の動作モード(例えば、図6Eに示されるようなバイパスモード)で、入力信号を増幅し、第1のアンテナに出力信号を提供しうる。この入力信号は、第4の動作モードでは、いずれの電力増幅器によっても増幅されない可能性がある。
例示的な設計では、第1および第2の電力増幅器は、類似した最大出力電力を提供しうる。第1および第2の電力増幅器の組み合わせは、どの電力増幅器単体よりも高い最大出力電力を提供しうる。
例示的な設計では、第1のドライバ増幅器(例えば、ドライバ増幅器516a)は、第1の入力信号を増幅しうる。第1の整合回路(例えば、整合回路518a)は、第1のドライバ増幅器と第1の電力増幅器との間に結合されうる。第2のドライバ増幅器(例えば、ドライバ増幅器516b)は、第1または第2の入力信号を増幅しうる。第2の整合回路(例えば、整合回路518b)は、第2のドライバ増幅器と、第2の電力増幅器との間に結合されうる。例示的な設計では、第3の整合回路(例えば、整合回路522a)は、第1の電力増幅器の出力に結合されうる。第4の整合回路(例えば、整合回路522b)は、第2の電力増幅器の出力に結合されうる。第5の整合回路(例えば、整合回路532)は、第3および第4の整合回路に結合され、第2の動作モードで第1および第2の電力増幅器を電力結合しうる。
例示的な設計では、第1のデュプレクサ(例えば、デュプレクサ530a)は、第1の電力増幅器と第1のアンテナとの間に結合されうる。第2のデュプレクサ(例えば、デュプレクサ530b)は、第2の電力増幅器と第2のアンテナのとの間に結合されうる。
例示的な設計では、第1のスイッチ(例えば、スイッチ512a)は、第1の入力信号を第1の電力増幅器へとルーティングしうる。第2のスイッチ(例えば、スイッチ512b)は、第2の入力信号を第2の電力増幅器へとルーティングしうる。第3のスイッチ(例えば、スイッチ512e)は、第1の入力信号を第2の電力増幅器へとルーティングしうる。例示的な設計では、第4のスイッチ(例えば、スイッチ512f)は、第2の入力信号を、第1の電力増幅器へとルーティングしうる。第1および第3のスイッチは、第1の入力ポート(例えば、RFin1)に結合され、第2および第4のスイッチは、第2の入力ポート(例えば、RFin2)に結合されうる。
例示的な設計では、第5のスイッチ(例えば、スイッチ542aまたは542c)は、第1の電力増幅器と第1のアンテナとの間に結合され、第1の出力信号を第1のアンテナにルーティングしうる。第6のスイッチ(例えば、スイッチ544aまたは544b)は、第2の電力増幅器と第2のアンテナとの間に結合され、第2の出力信号を第2のアンテナにルーティングしうる。
例示的な設計では、第1および第2の電力増幅器は、単一のIC上に組み立てられうる。別の例示的な設計では、第1および第2の電力増幅器は、2つの別個のIC上に組み立てられうる。
図10は、ワイヤレスデバイスによって増幅を実行するためのプロセス1000の例示的な設計を示す。第1の入力信号は、第1の動作モードで、第1のアンテナについて第1の出力信号を得るために、第1の電力増幅器を用いて増幅されうる(ブロック1012)。第1の入力信号または第2の入力信号は、第1の動作モードで、第2のアンテナについて第2の出力信号を得るために、第2の電力増幅器を用いて増幅されうる(ブロック1014)。第3の入力信号(例えば、GSM信号)は、第2の動作モードで、第1のアンテナについて第3の出力信号を得るために、第1および第2の電力増幅器の両方を用いて増幅されうる(ブロック1016)。第1および第2の電力増幅器は、第2の動作モードで電力結合され、それは、第1または第2の出力信号よりも高い最大出力電力を第3の出力信号に提供しうる。第4の入力信号(例えば、CDMA信号)は、第3の動作モードで、第1のアンテナについて第4の出力信号を得るために、第1の電力増幅器を用いて増幅されうる(ブロック1018)。第2の電力増幅器は、第3の動作モードでディセーブルにされうる(ブロック1020)。
例示的な設計では、第1の動作モードは、MIMO送信をサポートしうる。このケースでは、第1の動作モードで、第1の入力信号は、第1の電力増幅器で増幅され、第2の入力信号は、第2の電力増幅器で増幅されうる。別の例示的な設計では、第1の動作モードは、送信ダイバーシティをサポートしうる。このケースでは、第1の動作モードで、第1の入力信号は、第1および第2の電力増幅器の両方で増幅されうる。さらに別の例示的な設計では、第1の動作モードは、キャリアアグリゲーションをサポートしうる。このケースでは、第1の動作モードで、第1のキャリアのための第1の入力信号は、第1の電力増幅器で増幅され、第2のキャリアのための第2の入力信号は、第2の電力増幅器で増幅されうる。
本明細書で説明されたように、複数のアンテナ上での送信をサポートすることができる電力結合式電力増幅器は、IC、アナログIC、RFIC、混合信号IC、ASIC、プリント基板(PCB)、電子デバイス、等で実現されうる。電力増幅器はまた、相補型金属酸化膜半導体(CMOS)、NMOS、P型MOS(PMOS)、バイポーラ結合トランジスタ(BJT)、バイポーラCMOS(BiCMOS)、シリコンゲルマニウム(SiGe)、ガリウムヒ素(GaAs)、ヘテロ接合バイポーラトランジスタ(HBT)、高電子移動度トランジスタ(HEMT)、シリコンオンインシュレータ(SOI)、等のような様々なIC処理技術を用いて組み立てられうる。
本明細書で説明された電力結合式電力増幅器を実施する装置は、独立型デバイスでありうるか、より大きいデバイスの一部でありうる。デバイスは、(i)独立型IC、(ii)データおよび/または命令を記憶するためのメモリICを含みうる1つ以上のICのセット、(iii)RF受信機(RFR)またはRF送信機/受信機(RTR)のようなRFIC、(iv)モバイル局モデム(MSM)のようなASIC、(v)他のデバイス内に組み込まれうるモジュール、(vi)受信機、セルラ電話、ワイヤレスデバイス、ハンドセット、またはモバイルユニット、(vii)その他を含みうる。
1つ以上の例示的な設計では、説明された機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組み合わせで実現されうる。ソフトウェアで実現された場合、これら機能はコンピュータ読取可能な媒体上の1つ以上の命令またはコードとして格納または送信されうる。コンピュータ読取可能な媒体は、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの移送を容易にする任意の媒体を含む通信媒体とコンピュータ記憶媒体との両方を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされうる任意の利用可能な媒体でありうる。限定ではなく例として、このようなコンピュータ読取可能な媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMまたは他の光ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置またはその他の磁気記憶デバイス、あるいは、データ構造または命令の形式で所望のプログラムコードを記憶または搬送するために使用可能であり、かつコンピュータによってアクセスされうるその他任意の媒体を備えうる。また、任意の接続は、コンピュータ読取可能な媒体と厳密には称されうる。例えば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、または赤外線、無線、およびマイクロ波のようなワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信される場合、この同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線、およびマイクロ波のようなワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用される場合、ディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(CD)、レーザーディスク(登録商標)、光ディスク、デジタル多用途ディスク(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク、およびブルーレイ(登録商標)ディスクを含み、ここでディスク(disk)は、通常磁気的にデータを再生し、ディスク(disc)は、レーザーを用いて光学的にデータを再生する。上記の組み合わせもまた、コンピュータ読取可能な媒体の範囲内に含まれるべきである。
本開示の以上の説明は、当業者が本開示を製造または使用することが可能となるように提供されている。本開示に対する様々な変更は、当業者にとって容易に明らかであり、ここで定義される包括的な原理は、本開示の範囲から逸脱することなく他の変形に適用されうる。したがって、本開示は、本明細書で説明された例および設計に限定されることを意図するものではなく、本明細書に開示された原理および新規な特徴と合致する最も広い範囲が与えられるべきである。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
装置であって、
第1の動作モードで、第1の入力信号を増幅し、第1のアンテナに第1の出力信号を提供するように構成された第1の電力増幅器と、
前記第1の動作モードで、前記第1の入力信号または第2の入力信号を増幅し、第2のアンテナに第2の出力信号を提供するように構成された第2の電力増幅器と
を備え、
前記第1および第2の電力増幅器は、第2の動作モードで、第3の出力信号を提供するために電力結合される、装置。
[C2]
前記第1の動作モードは、多入力多出力(MIMO)送信をサポートし、前記第1の動作モードにおいて、前記第1の電力増幅器は、前記第1の入力信号を増幅し、前記第2の電力増幅器は、前記第2の入力信号を増幅する、C1に記載の装置。
[C3]
前記第1の動作モードは、送信ダイバーシティをサポートし、前記第1の動作モードにおいて、前記第1および第2の電力増幅器は両方とも、前記第1の入力信号を増幅する、C1に記載の装置。
[C4]
前記第1の動作モードは、キャリアアグリゲーションをサポートし、前記第1の動作モードにおいて、前記第1の電力増幅器は、第1のキャリアのために前記第1の入力信号を増幅し、前記第2の電力増幅器は、第2のキャリアのために前記第2の入力信号を増幅する、C1に記載の装置。
[C5]
前記第2の動作モードにおいて、前記第1および第2の電力増幅器は両方とも、第3の入力信号を増幅し、前記第1のアンテナに前記第3の出力信号を提供し、前記第3の出力信号は、前記第1または第2の出力信号よりも高い最大出力電力を有する、C1に記載の装置。
[C6]
前記第1の電力増幅器は、第3の動作モードにおいて、第4の入力信号を増幅し、前記第1のアンテナに第4の出力信号を提供し、前記第2の電力増幅器は、前記第3の動作モードにおいて、ディセーブルにされる、C1に記載の装置。
[C7]
前記第2および第3の動作モードは、異なる無線技術に関連付けられ、前記第3の出力信号は、前記第4の出力信号よりも高い最大出力電力を有する、C6に記載の装置。
[C8]
第3の動作モードにおいて、第4の入力信号を増幅し、前記第1のアンテナに第4の出力信号を提供するように構成されたドライバ増幅器をさらに備え、前記第4の入力信号は、前記第3の動作モードにおいて、いずれの電力増幅器によっても増幅されない、C1に記載の装置。
[C9]
前記第1の入力信号を増幅するように構成された第1のドライバ増幅器と、
前記第1のドライバ増幅器と前記第1の電力増幅器との間に結合された第1の整合回路と、
前記第1または第2の入力信号を増幅するように構成された第2のドライバ増幅器と、
前記第2のドライバ増幅器と前記第2の電力増幅器との間に結合された第2の整合回路と
をさらに備える、C1に記載の装置。
[C10]
前記第1の入力信号を前記第1の電力増幅器へとルーティングするように構成された第1のスイッチと、
前記第2の入力信号を前記第2の電力増幅器へとルーティングするように構成された第2のスイッチと、
前記第1の入力信号を前記第2の電力増幅器へとルーティングするように構成された第3のスイッチと
をさらに備える、C1に記載の装置。
[C11]
前記第2の入力信号を前記第1の電力増幅器へとルーティングするように構成された第4のスイッチをさらに備え、前記第1および第3のスイッチは、第1の入力ポートに結合され、前記第2および第4のスイッチは、第2の入力ポートに結合される、C10に記載の装置。
[C12]
前記第1の電力増幅器に結合された第1の整合回路と、
前記第2の電力増幅器に結合された第2の整合回路と、
前記第1および第2の整合回路に結合され、前記第2の動作モードにおいて前記第1および第2の電力増幅器を電力結合するように構成された第3の整合回路と
をさらに備える、C1に記載の装置。
[C13]
前記第1の電力増幅器と前記第1のアンテナとの間に結合され、前記第1の出力信号を前記第1のアンテナにルーティングするように構成された第1のスイッチと、
前記第2の電力増幅器と前記第2のアンテナとの間に結合され、前記第2の出力信号を前記第2のアンテナにルーティングするように構成された第2のスイッチと
をさらに備える、C1に記載の装置。
[C14]
前記第1および第2の電力増幅器は、単一の集積回路(IC)上に組み立てられる、C1に記載の装置。
[C15]
信号増幅を実行する方法であって、
第1の動作モードにおいて、第1のアンテナのための第1の出力信号を得るために、第1の電力増幅器を用いて第1の入力信号を増幅することと、
前記第1の動作モードにおいて、第2のアンテナのための第2の出力信号を得るために、第2の電力増幅器を用いて前記第1の入力信号または第2の入力信号を増幅することと、
第2の動作モードにおいて、前記第1のアンテナのための第3の出力信号を得るために、前記第1および第2の電力増幅器を両方用いて第3の入力信号を増幅することと
を備え、
前記第1および第2の電力増幅器は、前記第2の動作モードにおいて電力結合される、方法。
[C16]
前記第1の動作モードは、多入力多出力(MIMO)送信をサポートし、前記第1の入力信号または前記第2の入力信号を前記増幅することは、前記第1の動作モードにおいて前記第2の電力増幅器を用いて前記第2の入力信号を増幅することを含む、C15に記載の方法。
[C17]
前記第1の動作モードは、送信ダイバーシティをサポートし、前記第1の入力信号または前記第2の入力信号を前記増幅することは、前記第1の動作モードにおいて前記第2の電力増幅器を用いて前記第1の入力信号を増幅することを含む、C15に記載の方法。
[C18]
装置であって、
第1の動作モードにおいて、第1の入力信号を増幅し、第1のアンテナに第1の出力信号を提供するように構成された、増幅するための第1の手段と、
前記第1の動作モードにおいて、前記第1の入力信号または第2の入力信号を増幅し、第2のアンテナに第2の出力信号を提供するように構成された、増幅するための第2の手段と
を備え、
増幅するための前記第1の手段および増幅するための前記第2の手段は、第2の動作モードにおいて、第3の出力信号を提供するために電力結合される、装置。
[C19]
前記第1の動作モードは、多入力多出力(MIMO)送信をサポートし、増幅するための前記第2の手段は、前記第1の動作モードにおいて、前記第2の入力信号を増幅するように構成される、C18に記載の装置。
[C20]
前記第1の動作モードは、送信ダイバーシティをサポートし、増幅するための前記第2の手段は、前記第1の動作モードにおいて、前記第1の入力信号を増幅するように構成される、C18に記載の装置。

Claims (20)

  1. 装置であって、
    第1の動作モード、第2の動作モード、および第3の動作モードにおいて、第1の入力信号を増幅し、第1のアンテナに第1の出力信号を提供するように構成された第1の電力増幅器と、
    第2の電力増幅器であって、
    前記第1の動作モードにおいて、第2の入力信号増幅し、第2のアンテナに第2の出力信号を提供し、
    前記第2の動作モードにおいて、前記第1の入力信号を増幅し、前記第2のアンテナに第3の出力信号を提供し、
    前記第3の動作モードにおいて、前記第1の入力信号を増幅し、第4の出力信号を提供する、ここにおいて、前記第4の出力信号は、第5のスイッチにより前記第1の出力信号に電力結合され、前記第1のアンテナに提供される、
    ように構成される第2の電力増幅器
    を備え装置。
  2. 前記第1の動作モードは、多入力多出力(MIMO)送信をサポートする、請求項1に記載の装置。
  3. 前記第2の動作モードは、送信ダイバーシティをサポートする、請求項1に記載の装置。
  4. 前記第1の動作モードは、キャリアアグリゲーションをサポートし、前記第1の動作モードにおいて、前記第1の電力増幅器は、第1のキャリアのために前記第1の入力信号を増幅し、前記第2の電力増幅器は、第2のキャリアのために前記第2の入力信号を増幅する、請求項1に記載の装置。
  5. 前記第3の動作モードにおいて、前記第1のアンテナに前記第1の出力信号と前記第4の出力信号とが電力結合された出力信号が提供され、前記電力結合された出力信号は、前記第1または前記第4のいずれの出力信号よりも高い最大出力電力を有する、請求項1に記載の装置。
  6. 前記第1の電力増幅器は、第4の動作モードにおいて、前記第1の入力信号を増幅し、前記第1のアンテナに第5の出力信号を提供し、前記第2の電力増幅器は、前記第4の動作モードにおいて、ディセーブルにされる、請求項1に記載の装置。
  7. 前記第3および前記第4の動作モードは、異なる無線技術に関連付けられ、前記第4の出力信号が前記電力結合された前記第1の出力信号は、前記第5の出力信号よりも高い最大出力電力を有する、請求項6に記載の装置。
  8. 前記第1の入力信号を増幅するように構成された第1のドライバ増幅器と、
    前記第1のドライバ増幅器と前記第1の電力増幅器との間に結合された第1の整合回路と、
    前記第1または第2の入力信号を増幅するように構成された第2のドライバ増幅器と、
    前記第2のドライバ増幅器と前記第2の電力増幅器との間に結合された第2の整合回路と
    をさらに備える、請求項1に記載の装置。
  9. 前記第1の入力信号を前記第1の電力増幅器へとルーティングするように構成された第1のスイッチと、
    前記第2の入力信号を前記第2の電力増幅器へとルーティングするように構成された第2のスイッチと、
    前記第1の入力信号を前記第2の電力増幅器へとルーティングするように構成された第3のスイッチと
    をさらに備える、請求項1に記載の装置。
  10. 前記第2の入力信号を前記第1の電力増幅器へとルーティングするように構成された第4のスイッチをさらに備え、前記第1のスイッチおよび前記第3のスイッチは、第1の入力ポートに結合され、前記第2および前記第4のスイッチは、第2の入力ポートに結合される、請求項9に記載の装置。
  11. 前記第1の電力増幅器に結合された第の整合回路と、
    前記第2の電力増幅器に結合された第の整合回路と、
    前記第1および前記第2の整合回路に結合され、前記第3の動作モードにおいて前記第1および前記第2の電力増幅器を電力結合するように構成された第の整合回路と
    をさらに備える、請求項1に記載の装置。
  12. 前記第1の電力増幅器と前記第1のアンテナとの間に結合され、前記第1の出力信号を前記第1のアンテナにルーティングするように構成された第6のスイッチと、
    前記第2の電力増幅器と前記第2のアンテナとの間に結合され、前記第2の出力信号を前記第2のアンテナにルーティングするように構成された第7のスイッチと
    をさらに備える、請求項1に記載の装置。
  13. 前記第1および前記第2の電力増幅器は、単一の集積回路(IC)上に組み立てられる、請求項1に記載の装置。
  14. 信号増幅を実行する方法であって、
    第1の動作モード、第2の動作モード、および第3の動作モードにおいて、第1のアンテナのための第1の出力信号を得るために、第1の電力増幅器を用いて第1の入力信号を増幅することと、
    第2の電力増幅器を用いて入力信号を増幅することであって、
    前記第1の動作モードにおいて、第2のアンテナのための第2の出力信号を得るために第2の入力信号を増幅し、
    前記第2の動作モードにおいて、前記第2のアンテナのために第3の出力信号を得るために、前記第1の入力信号を増幅し、
    前記第3の動作モードにおいて、第4の出力信号を得るために前記第1の入力信号を増幅し、ここにおいて、前記第4の出力信号は、第5のスイッチにより前記第1の出力信号に電力結合され、前記第1のアンテナに提供される、
    ように構成される入力信号を増幅することと、
    を備え方法。
  15. 前記第1の動作モードは、多入力多出力(MIMO)送信をサポートする、請求項14に記載の方法。
  16. 前記第2の動作モードは、送信ダイバーシティをサポートする、請求項14に記載の方法。
  17. 装置であって、
    第1の動作モード、第2の動作モード、および第3の動作モードにおいて、第1の入力信号を増幅し、第1のアンテナに第1の出力信号を提供するように構成された、増幅するための第1の手段と、
    増幅するための第2の手段であって、
    前記第1の動作モードにおいて、第2の入力信号増幅し、第2のアンテナに第2の出力信号を提供
    前記第2の動作モードにおいて、前記第1の入力信号を増幅し、前記第2のアンテナに第3の出力信号を提供し、
    前記第3の動作モードにおいて、前記第1の入力信号を増幅し、第4の出力信号を提供する、ここにおいて、前記第4の出力信号は、第5のスイッチにより前記第1の出力信号に電力結合され、前記第1のアンテナに提供される、
    ように構成される増幅するための第2の手段と、
    を備え装置。
  18. 前記第1の動作モードは、多入力多出力(MIMO)送信をサポートる、請求項17に記載の装置。
  19. 前記第1の動作モードは、送信ダイバーシティをサポートる、請求項17に記載の装置。
  20. 第5の動作モードにおいて、前記第1の入力信号を増幅し、前記第1のアンテナに第6の出力信号を提供するように構成されたドライバ増幅器をさらに備え、前記第1の入力信号は、前記第5の動作モードにおいて、前記第1および第2のいずれの電力増幅器によっても増幅されない、請求項1に記載の装置。
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