JP2007027881A - 送信回路及び送信方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】パワーアンプをバイパスする経路と元の経路との不整合を回避し、送信波と受信波の干渉を低減させることができる送信回路及び送信方法の提供。
【解決手段】通常の経路1に加えて、低出力電力時にパワーアンプ6をバイパスする経路2を備える送信回路において、複数のアンテナ9と、複数のアンテナ9を選択するアンテナ切替スイッチ8とを設け、経路1と経路2の各々をアンテナ切替スイッチ8に接続し、各々の経路に対して異なるアンテナを接続する。これにより、経路1と経路2とを分離することができるため不整合の問題を解決できる。また、経路2選択時に、送信信号の伝達経路と受信信号の伝達経路とを分離することができるため送信波と受信波の干渉を低減できる。更に、アンテナ切替スイッチ8で通信に最適なアンテナを選択することができるため、アンテナ選択性の向上を図ることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、送信回路及び送信方法に関し、特に、W−CDMA(Wideband Code Division Multiple Access)方式を用いる携帯端末における送信回路及び送信方法に関する。
携帯端末の通信方式として、TDMA(Time Division Multiple Access:時分割多元接続)やFDMA(Frequency Division Multiple Access:周波数分割多元接続)、CDMA(Code Division Multiple Access:符号分割多元接続)などの方式がある。上記方式のうち、TDMAやFDMAでは、マルチパスの1つを受信すべき信号とした場合に他の信号は受信すべき信号を妨害する雑音となるが、CDMAでは、マルチパスを個別のパスに分離してフィンガに割り当て、割り当てられた複数のパスの信号を合成することにより全てのパスの信号を受信すべき信号として処理することができ、受信感度を上げることができるという特徴がある。特に、W−CDMAは広い帯域の周波数を利用することにより高速な通信が可能になることから、第3世代の携帯電話機の通信方式として注目されている。
このW−CDMA方式を用いる携帯端末の送信回路においては、ゲインのコントロールとして一般的にAGC(Auto Gain Control)アンプとパワーアンプの組み合わせが用いられる。この2種類のアンプの内、パワーアンプは高出力電力時に必要不可欠であるが、低出力電力時には必ずしも必要ではなく、むしろパワーアンプで消費される電流が問題となってくる。
この問題を解決する方法としてパワーアンプをバイパス制御する方法がある。例えば、下記特許文献1には、送信回路にドライバアンプの入力信号をバイパスする第1のスイッチと、パワーアンプの入力信号をバイパスする第2のスイッチと、ドライバアンプ及びパワーアンプの電源をオン/オフ制御する制御器を備える構成が開示されている。また、下記特許文献2には、送信回路にドライバアンプの入力信号をバイパスする第1のスイッチと、パワーアンプの入力信号をバイパスする第2のスイッチと、パワーアンプからの分岐出力から補正用利得制御増幅器の制御電圧を生成する補正手段と、ドライバアンプ及びパワーアンプの電源をオン/オフ制御する制御手段とを備える構成が開示されている。また、下記特許文献3には、入力信号を2経路に切り替える第1切替スイッチと、一方の経路に出力される信号を増幅する増幅手段と、増幅手段の出力側に接続され、入力信号の増幅時に第1切替スイッチとサーキュレータとを切り離し、入力信号の非増幅時に第1切替スイッチから他の経路に出力される信号をサーキュレータに出力する第2切替スイッチと、増幅手段のドレイン電流及びゲート電流を増幅時にのみオンとする第3切替スイッチと、第1〜第3切替スイッチの切替動作を制御する制御手段とを備える構成が開示されている。
特開平10−150429号公報(第3−5頁、第1図) 特開平10−303762号公報(第3−9頁、第1図) 特開2000−078035号公報(第3−11頁、第1図)
上記特許文献に記載された送信回路ではパワーアンプをバイパスすることができるため、消費電力を低減することができるが、送信波はパワーアンプをバイパスした後に元の経路に戻されるため、バイパスする経路と元の経路との結合部分で不整合が起きやすいという問題がある。
また、上記特許文献に記載された送信回路では、送信波と受信波とが同じアンテナを共有するため、送信波と受信波の干渉が生じやすいという問題もある。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、その第1の目的は、パワーアンプをバイパスする経路を備える構成において、バイパスする経路と元の経路との不整合を回避することができる送信回路及び送信方法を提供することにある。
また、本発明の第2の目的は、送信波と受信波の干渉を低減させることができる送信回路及び送信方法を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の送信回路は、第1の増幅手段及び第2の増幅手段と、前記第1の増幅手段及び前記第2の増幅手段を通過する第1の経路と前記第1の増幅手段を通過し前記第2の増幅手段をバイパスする第2の経路とを切り替える経路切替スイッチと、複数のアンテナと、前記第1の経路及び前記第2の経路の各々に異なるアンテナを接続するアンテナ切替スイッチと、を少なくとも備えるものである。
また、本発明の送信回路は、I信号及びQ信号を直交変調して得られた送信信号を増幅する第1の増幅手段と、前記第1の増幅手段で増幅された前記送信信号が入力され、第1の制御手段の制御信号に基づいて、前記送信信号を第1の経路又は第2の経路のいずれかに切り替える経路切替スイッチと、前記経路切替スイッチの前記第1の経路に配置され、前記送信信号を増幅する第2の増幅手段と、前記第2の増幅手段で増幅された前記送信信号を入出力すると共に、受信回路に接続され、受信信号を入出力するデュプレクサと、第2の制御手段の制御信号に基づいて、前記デュプレクサを通過する前記第1の経路及び前記経路切替スイッチの前記第2の経路の各々に異なるアンテナを接続するアンテナ切替スイッチと、前記アンテナ切替スイッチに接続される複数のアンテナと、を少なくとも備えるものである。
本発明においては、前記第2の制御手段は、前記第1の制御手段のタイミング信号で動作し、前記経路切替スイッチ及び前記アンテナ切替スイッチの切替が同時に行われる構成とすることができる。
また、本発明の送信回路は、I信号及びQ信号を直交変調して得られた送信信号を増幅する第1の増幅手段と、前記第1の増幅手段で増幅された前記送信信号が入力され、第1の制御手段の制御信号に基づいて、前記送信信号を第1の経路又は第2の経路のいずれかに切り替える経路切替スイッチと、前記経路切替スイッチの前記第1の経路に配置され、前記送信信号を増幅する第2の増幅手段と、前記第2の増幅手段で増幅された前記送信信号を入出力すると共に、受信回路に接続され、受信信号を入出力するデュプレクサと、第2の制御手段の制御信号に基づいて、前記デュプレクサを通過する前記第1の経路に所定のアンテナを接続するアンテナ切替スイッチと、前記アンテナ切替スイッチに接続される複数のアンテナ及び前記経路切替スイッチの前記第2の経路に接続されるアンテナと、を少なくとも備えるものである。
本発明においては、前記第1の経路が選択された場合は、前記送信信号が前記第1の増幅手段及び前記第2の増幅手段で増幅されて所定のアンテナから送信され、前記第2の経路が選択された場合は、前記送信信号が前記第1の増幅手段で増幅されて他のアンテナから送信され、前記受信信号は、前記所定のアンテナで受信され、前記第1の経路に配置された前記デュプレクサを通過して前記受信回路に入力され、前記第1の経路と前記第2の経路とが分離されると共に、前記第2の経路が選択された場合は、前記送信信号の伝達経路と前記受信信号の伝達経路とが分離される構成とすることができる。
また、本発明においては、前記送信信号から所定の周波数成分を除去するバンドパスフィルタが、前記第1の増幅手段と前記経路切替スイッチとの間、又は、前記経路切替スイッチの前記第1の経路のいずれかに配置されている構成とすることができる。
また、本発明のW−CDMA方式の携帯端末は、上記いずれか一に記載の送信回路を備えることを特徴とする。
また、本発明の送信方法は、少なくとも、第1の増幅手段及び第2の増幅手段と複数のアンテナと経路切替スイッチとアンテナ切替スイッチとを設け、前記経路切替スイッチを用いて、第1の増幅手段及び第2の増幅手段を通過する第1の経路と、前記第1の増幅手段を通過し前記第2の増幅手段をバイパスする第2の経路と、を切り替え可能にし、かつ、前記アンテナ切替スイッチを用いて、前記第1の経路及び前記第2の経路の各々に異なるアンテナを接続可能にし、互いに分離された前記第1の経路又は前記第2の経路のいずれかを用いて信号を送信するものである。
また、本発明の送信方法は、少なくとも、第1の増幅手段及び第2の増幅手段と複数のアンテナと第1の制御手段の制御信号に基づいて動作する経路切替スイッチと第2の制御手段の制御信号に基づいて動作するアンテナ切替スイッチとを設け、前記経路切替スイッチを用いて、I信号及びQ信号を直交変調して得られた送信信号を増幅する前記第1の増幅手段と前記第1の増幅手段で増幅された前記送信信号を増幅する第2の増幅手段と前記第2の増幅手段で増幅された前記送信信号を入出力すると共に、受信回路に接続され、受信信号を入出力するデュプレクサとを通過する第1経路と、前記第1の増幅手段を通過し前記第2の増幅手段及び前記デュプレクサをバイパスする第2の経路と、を切り替え可能にし、かつ、前記アンテナ切替スイッチを用いて、前記第1の経路及び前記第2の経路の各々に異なるアンテナを接続可能にし、互いに分離された前記第1の経路又は前記第2の経路のいずれかを用いて前記送信信号を送信すると共に、前記第2の経路選択時に、前記送信信号の伝達経路と前記受信信号の伝達経路とを分離して相互干渉を抑制するものである。
本発明においては、前記第2の制御手段を、前記第1の制御手段のタイミング信号で動作させ、前記経路切替スイッチ及び前記アンテナ切替スイッチの切替を同時に行う構成とすることができる。
また、本発明の送信方法は、少なくとも、第1の増幅手段及び第2の増幅手段と複数のアンテナと第1の制御手段の制御信号に基づいて動作する経路切替スイッチと第2の制御手段の制御信号に基づいて動作するアンテナ切替スイッチとを設け、前記経路切替スイッチを用いて、I信号及びQ信号を直交変調して得られた送信信号を増幅する前記第1の増幅手段と前記第1の増幅手段で増幅された前記送信信号を増幅する第2の増幅手段と前記第2の増幅手段で増幅された前記送信信号を入出力すると共に、受信回路に接続され、受信信号を入出力するデュプレクサとを通過する第1経路と、前記第1の増幅手段を通過し前記第2の増幅手段及び前記デュプレクサをバイパスする第2の経路と、を切り替え可能にし、かつ、前記アンテナ切替スイッチを用いて、前記第1の経路に接続されるアンテナを選択可能にすると共に、前記第2の経路に他のアンテナを接続し、互いに分離された前記第1の経路又は前記第2の経路のいずれかを用いて前記送信信号を送信すると共に、前記第2の経路選択時に、前記送信信号の伝達経路と前記受信信号の伝達経路とを分離して相互干渉を抑制するものである。
本発明においては、前記送信信号から所定の周波数成分を除去するバンドパスフィルタを、不要周波数成分の大きさに基づいて、前記第1の増幅手段と前記経路切替スイッチとの間、又は、前記経路切替スイッチの前記第1の経路のいずれかに配置する構成とすることができる。
このように、本発明では、第1の増幅手段及び第2の増幅手段を配置する第1の経路と、第1の増幅手段を配置し第2の増幅手段をバイパスする第2の経路とを設け、第1の経路及び第2の経路の各々に異なるアンテナを接続することにより、第1の経路と第2の経路とを分離することができるため、不整合の問題を解決することができる。また、信号の受信に利用されるアンテナを第1の経路に接続することにより、第2の経路選択時に、送信信号の伝達経路と受信信号の伝達経路とを分離することができるため、送信信号と受信信号の干渉を低減させることができる。
本発明のW−CDMA方式の通信端末における送信回路及び送信方法によれば、下記記載の効果を奏する。
本発明の第1の効果は、AGCアンプ及びパワーアンプを配置する経路(経路1)とAGCアンプを配置しパワーアンプをバイパスする経路(経路2)の不整合を回避することができるということである。その理由は、経路1と経路2の各々に対して異なるアンテナを接続しているため、経路1と経路2とを分離することができるからである。
また、本発明の第2の効果は、送信波と受信波の干渉を低減することができるということである。その理由は、信号の受信に利用されるアンテナを経路1に接続しているため、経路2選択時に、送信信号の伝達経路と受信信号の伝達経路とを分離することができるからである。
また、第3の効果は、アンテナの選択性を向上させることができるということである。その理由は、複数のアンテナに対して送信と受信でそれぞれ別のアンテナが選択可能となるからである。
従来技術で示したように、AGC(可変利得)アンプとパワーアンプを同時に持つようなW−CDMA携帯端末の送信回路において、低出力電力時にパワーアンプをバイパスすることにより、送信時の消費電流を低減し、送信電力のダイナミックレンジを拡大することができるが、従来の送信回路では、送信波はパワーアンプをバイパスした後に元の経路に戻されるため、バイパスする経路と元の経路との結合部分で不整合が起きやすく、また、送信波と受信波が同じアンテナを共有するため、送信波と受信波の干渉が生じやすいという問題があった。
そこで、本発明では、低出力電力時にパワーアンプをバイパスする経路を備える回路構成をもつ送信回路において、複数のアンテナと、該複数のアンテナを選択するためのアンテナ切替スイッチとを設け、パワーアンプのバイパスする経路と元の経路の各々をアンテナ切替スイッチに接続し、各々の経路に対して異なるアンテナを接続する。これにより、元の経路とバイパス経路とを分離することができ、不整合の問題を解決することができる。また、信号の受信に利用されるアンテナを元の経路に接続した場合は、バイパス経路選択時に送信信号の伝達経路と受信信号の伝達経路とを分離することができ、TX/RXのアイソレーションを向上させて干渉を低減させることができる。更に、アンテナ切替スイッチで複数のアンテナの中から通信に最適なアンテナを選択できるため、アンテナ選択性の向上を図ることができる。
上記した本発明の実施の形態についてさらに詳細に説明すべく、本発明の第1の実施例に係るW−CDMA方式の通信端末における送信回路及び送信方法について、図1及び図2を参照して説明する。図1は、本実施例に係る送信回路の構成を示すブロック図であり、図2は、本実施例に係る送信回路の動作を示すフローチャート図である。
図1に示すように、本実施例の回路は送信波を出力する送信部と、受信波を受信し復調を行う受信部とからなり、送信部は、直交変調器1と、AGCアンプ2と、AGC制御部3と、BPF(Band Pass Filter)4と、経路切替スイッチ5と、パワーアンプ6と、デュプレクサ7と、アンテナ切替スイッチ8と、複数のアンテナ9と、アンテナ制御部10とを主な構成要素としている。
図1中のI,Qはベースバンドから送出されるデータ信号であり、直交変調器1は、I/Q信号を合成し、ベースバンド周波数をRF帯の周波数にアップコンバートする。AGCアンプ2は、外部のアナログ電圧によりゲインを可変できるアンプであり、直交変調器1から出力された信号を増幅させる。AGC制御部3は、AGCアンプ2のゲインをアナログ電圧で制御し、アンテナ9から放射される送信電力を可変する。BPF4は、AGCアンプ2から出力された信号から不要周波数の成分を除去する。
また、経路切替スイッチ5は、AGC制御部3から送出される制御信号により経路1と経路2の選択を行う。パワーアンプ6は、ゲイン固定のアンプであり、BPF4から出力された信号を増幅する。デュプレクサ7は、送信部が接続され送信波が入力される端子と、受信部が接続され受信波を出力する端子と、アンテナ切替スイッチ8と接続され、送信波を出力すると同時に受信波が入力される端子の合計3つの端子を備え、それぞれBPF4と同様に不要周波数の成分を除去する。
また、アンテナ切替スイッチ8は、アンテナ制御部10から送出される制御信号により複数のアンテナ9の中から送受信に最適なアンテナ9を選択するための切り替えを行い、複数のアンテナ9が接続される複数のポート(図1では例としてT1〜T4の4つ)と、経路1に接続されるポートP1と、パワーアンプ6をバイパスする経路2に接続されるポートP2とを備えている。なお、図1では、2つの経路(経路1及び経路2)に対して、4つのアンテナ9が選択できる構成としているが、複数の経路の各々に対して異なるアンテナが選択できるように構成されていればよい。
また、アンテナ制御部10は、通信端末の状態により、送受信に最適なアンテナ9を選択するものであり、パワーアンプ6がバイパスされた時に、送信と受信とで異なるアンテナ9を選択することが可能である。このアンテナ切り替えのタイミングは、AGC制御部3より送られてくるタイミング信号により決定される。
このように、AGCアンプ2とパワーアンプ6の双方を備える送信回路において、送信波がAGCアンプ2とパワーアンプ6とを通過する経路1に加えて、AGCアンプ2のみ通過し、パワーアンプ6をバイパスしてアンテナ切替スイッチ8に直接繋がる経路2を設け、経路切替スイッチ5で経路1、2を切り替える可能にすることにより、所望の出力電力が高い時は、送信波がAGCアンプ2とパワーアンプ6を通過する経路1を選択して高利得を得ることができ、一方、所望の出力電力がAGCアンプ2のみで出力することが可能なほど低い時は、パワーアンプ6をバイパスさせてパワーアンプ6の電源を全てOFFにして電流を削減することができる。
また、経路の数以上のアンテナ9と、アンテナ切替スイッチ8とを設けることにより、送信と受信で異なるアンテナを選択することが可能となるため、経路1と経路2との不整合を回避することができ、また、P1には受信特性の優れているアンテナを接続し、P2には送信特性の優れているアンテナを接続するなど送信と受信で別のアンテナ選択が可能となるため、アンテナの選択性を向上させることができる。
また、図1に示すように、ポートP1とT1が接続され、P2とT2が接続された状態において、経路1が選択されている場合は、送信波は従来どおりパワーアンプ6、デュプレクサ7を通ってアンテナ切替スイッチ8へ入力され、選択されたアンテナ(ANT1)より放射され、このアンテナより受信した受信波は従来どおり、デュプレクサ7を通過した後、受信部へと入力されるが、経路2が選択された場合は、受信波については従来どおり選択されたアンテナ(ANT1)より入力されるのに対して、送信波はBPF4から出力された送信波がアンテナ切替スイッチ8のポートP2へ入力され、T2に接続されて他のアンテナ(ANT2)より放射される。従って、第2の経路が選択された場合は、送信波と受信波は違う経路を通るため、アイソレーションの向上を図り、送信波と受信波の干渉を低減することができる。
次に、上記構成の送信回路を用いた送信手順について、図2のフローチャート図を参照して説明する。
まず、ステップS101で、出力予定の送信電力がAGC制御部3に指定される。
次に、ステップS102で、AGC制御部3では出力予定の送信電力を経路1及び経路2のどちらで出力するか判定する。このとき、判定の基準となる送信電力閾値をPothとする。そして、送信電力≧Pothの場合、ステップS103で経路1を選択し、送信電力<Pothの場合、ステップS105で経路2を選択する。
次に、経路1を選択した場合、AGC制御部3は即時に経路切替スイッチ5を経路1側に設定すると同時に、アンテナ制御部10へタイミング信号を送出する。そして、ステップS104で、アンテナ制御部10では、タイミング信号を受信すると同時に、アンテナの選択を行う。
一方、経路2を選択した場合、AGC制御部3は即時に経路切替スイッチ5を経路2側に設定すると同時に、アンテナ制御部10へタイミング信号を送出する。そして、ステップS106で、アンテナ制御部10ではタイミング信号を受信すると同時に、送信、受信それぞれ最適なアンテナを選択する。
その後、ステップS107で、各々の経路に対して選択された最適なアンテナで送信電力が出力され、ステップS108で、AGC制御部3に指定される送信電力値が変更される度に、AGC制御部3は上記判定動作を行う。
このように、AGCアンプ2とパワーアンプ6の双方を備える送信回路において、送信波がAGCアンプ2とパワーアンプ6とを通過する経路1と、AGCアンプ2のみ通過し、パワーアンプ6をバイパスしてアンテナ切替スイッチ8に繋がる経路2とを設け、かつ、経路の数以上のアンテナ9を設け、アンテナ切替スイッチ8で各々の経路に対して異なるアンテナ9を接続できるようにすることにより、低出力電力時にパワーアンプ6の消費電力を低減することができ、また、経路1と経路2とを分離して不整合の問題を回避することができ、経路2選択時に送信信号の伝達経路と受信信号の伝達経路とを分離して送信波と受信波の干渉を低減することができる。更に、最適なアンテナを選択可能にして通信端末の性能を向上させることができる。
次に、本発明の第2の実施例に係るW−CDMA方式の通信端末における送信回路及び送信方法について、図3を参照して説明する。図3は、本実施例に係る送信回路の構成を示すブロック図である。
前記した第1の実施例では、BPF4でAGCアンプ2から出力された信号から不要周波数の成分を除去した後に、経路切替スイッチ5でAGCアンプ2とパワーアンプ6の双方を通過する経路1とパワーアンプ6をバイパスする経路2の切り替えを行ったが、低出力時のAGCアンプ2後の送信波において、不要周波数の成分が十分に小さく問題にならないような場合には、図3に示すように、経路切替スイッチ5をBPF4の前段に挿入することもできる。この構成の場合、第1の実施例の効果に加えて、BPF4による希望波の減衰を防ぐことができる。
次に、本発明の第3の実施例に係るW−CDMA方式の通信端末における送信回路及び送信方法について、図4を参照して説明する。図4は、本実施例に係る送信回路の構成を示すブロック図である。
前記した第1及び第2の実施例では、経路1及び経路2共にアンテナ切替スイッチ8に接続して複数のアンテナ9の中から最適なアンテナを選択できるようにしたが、例えば、図4に示すように、低出力電力時の経路2をアンテナ切替スイッチ8には接続せず、送信専用のアンテナを設けて直接接続する構成とすることもできる。この構成の場合、第1の実施例の効果に加えて、アンテナ切り替え制御を簡単化することができる。
次に、本発明の第4の実施例に係るW−CDMA方式の通信端末における送信回路及び送信方法について、図5を参照して説明する。図5は、本実施例に係る送信回路の構成を示すブロック図である。
前記した第2の実施例では、経路切替スイッチ5をBPF4の前段に挿入し、第3の実施例では、低出力電力時の経路2をアンテナ切替スイッチ8には接続せず、送信専用のアンテナを設けて直接接続したが、これらを組み合わせることにより、図5のような回路構成とすることもできる。このような構成とすることにより、第1の実施例の効果に加えて、AGC制御部3により経路切替スイッチ5の制御のみを行うだけで、簡単に低減衰の送信回路を実現することができる。
なお、本発明は上記実施例の記載に限定されるものではなく、複数のアンプと複数のアンテナを備え、全てのアンプを通過する経路と少なくとも1つのアンプをバイパスする経路とを選択することができ、各々の経路に対して異なるアンテナを接続することができ、かつ、少なくとも1つの経路では複数のアンテナの中から所望のアンテナを選択することができる構成であればよい。
本発明は、携帯電話端末や携帯端末装置など、W−CDMA方式を用いた任意の無線通信端末に適用することができる。
本発明の第1の実施例に係る送信回路の構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施例に係る送信回路の動作を示すフローチャート図である。 本発明の第2の実施例に係る送信回路の構成を示すブロック図である。 本発明の第3の実施例に係る送信回路の構成を示すブロック図である。 本発明の第4の実施例に係る送信回路の構成を示すブロック図である。
符号の説明
1 直交変調器
2 AGCアンプ
3 AGC制御部
4 BPF
5 経路切替スイッチ
6 パワーアンプ
7 デュプレクサ
8 アンテナ切替スイッチ
9 アンテナ
10 アンテナ制御部

Claims (12)

  1. 第1の増幅手段及び第2の増幅手段と、前記第1の増幅手段及び前記第2の増幅手段を通過する第1の経路と前記第1の増幅手段を通過し前記第2の増幅手段をバイパスする第2の経路とを切り替える経路切替スイッチと、複数のアンテナと、前記第1の経路及び前記第2の経路の各々に異なるアンテナを接続するアンテナ切替スイッチと、を少なくとも備えることを特徴とする送信回路。
  2. I信号及びQ信号を直交変調して得られた送信信号を増幅する第1の増幅手段と、前記第1の増幅手段で増幅された前記送信信号が入力され、第1の制御手段の制御信号に基づいて、前記送信信号を第1の経路又は第2の経路のいずれかに切り替える経路切替スイッチと、前記経路切替スイッチの前記第1の経路に配置され、前記送信信号を増幅する第2の増幅手段と、前記第2の増幅手段で増幅された前記送信信号を入出力すると共に、受信回路に接続され、受信信号を入出力するデュプレクサと、第2の制御手段の制御信号に基づいて、前記デュプレクサを通過する前記第1の経路及び前記経路切替スイッチの前記第2の経路の各々に異なるアンテナを接続するアンテナ切替スイッチと、前記アンテナ切替スイッチに接続される複数のアンテナと、を少なくとも備えることを特徴とする送信回路。
  3. 前記第2の制御手段は、前記第1の制御手段のタイミング信号で動作し、前記経路切替スイッチ及び前記アンテナ切替スイッチの切替が同時に行われることを特徴とする請求項2記載の送信回路。
  4. I信号及びQ信号を直交変調して得られた送信信号を増幅する第1の増幅手段と、前記第1の増幅手段で増幅された前記送信信号が入力され、第1の制御手段の制御信号に基づいて、前記送信信号を第1の経路又は第2の経路のいずれかに切り替える経路切替スイッチと、前記経路切替スイッチの前記第1の経路に配置され、前記送信信号を増幅する第2の増幅手段と、前記第2の増幅手段で増幅された前記送信信号を入出力すると共に、受信回路に接続され、受信信号を入出力するデュプレクサと、第2の制御手段の制御信号に基づいて、前記デュプレクサを通過する前記第1の経路に所定のアンテナを接続するアンテナ切替スイッチと、前記アンテナ切替スイッチに接続される複数のアンテナ及び前記経路切替スイッチの前記第2の経路に接続されるアンテナと、を少なくとも備えることを特徴とする送信回路。
  5. 前記第1の経路が選択された場合は、前記送信信号が前記第1の増幅手段及び前記第2の増幅手段で増幅されて所定のアンテナから送信され、
    前記第2の経路が選択された場合は、前記送信信号が前記第1の増幅手段で増幅されて他のアンテナから送信され、
    前記受信信号は、前記所定のアンテナで受信され、前記第1の経路に配置された前記デュプレクサを通過して前記受信回路に入力され、
    前記第1の経路と前記第2の経路とが分離されると共に、前記第2の経路が選択された場合は、前記送信信号の伝達経路と前記受信信号の伝達経路とが分離されることを特徴とする請求項2乃至4のいずれか一に記載の送信回路。
  6. 前記送信信号から所定の周波数成分を除去するバンドパスフィルタが、前記第1の増幅手段と前記経路切替スイッチとの間、又は、前記経路切替スイッチの前記第1の経路のいずれかに配置されていることを特徴とする請求項2乃至5のいずれか一に記載の送信回路。
  7. 請求項1乃至6のいずれか一に記載の送信回路を備えることを特徴とするW−CDMA方式の携帯端末。
  8. 少なくとも、第1の増幅手段及び第2の増幅手段と複数のアンテナと経路切替スイッチとアンテナ切替スイッチとを設け、
    前記経路切替スイッチを用いて、第1の増幅手段及び第2の増幅手段を通過する第1の経路と、前記第1の増幅手段を通過し前記第2の増幅手段をバイパスする第2の経路と、を切り替え可能にし、
    かつ、前記アンテナ切替スイッチを用いて、前記第1の経路及び前記第2の経路の各々に異なるアンテナを接続可能にし、
    互いに分離された前記第1の経路又は前記第2の経路のいずれかを用いて信号を送信することを特徴とする送信方法。
  9. 少なくとも、第1の増幅手段及び第2の増幅手段と複数のアンテナと第1の制御手段の制御信号に基づいて動作する経路切替スイッチと第2の制御手段の制御信号に基づいて動作するアンテナ切替スイッチとを設け、
    前記経路切替スイッチを用いて、I信号及びQ信号を直交変調して得られた送信信号を増幅する前記第1の増幅手段と前記第1の増幅手段で増幅された前記送信信号を増幅する第2の増幅手段と前記第2の増幅手段で増幅された前記送信信号を入出力すると共に、受信回路に接続され、受信信号を入出力するデュプレクサとを通過する第1経路と、前記第1の増幅手段を通過し前記第2の増幅手段及び前記デュプレクサをバイパスする第2の経路と、を切り替え可能にし、
    かつ、前記アンテナ切替スイッチを用いて、前記第1の経路及び前記第2の経路の各々に異なるアンテナを接続可能にし、
    互いに分離された前記第1の経路又は前記第2の経路のいずれかを用いて前記送信信号を送信すると共に、前記第2の経路選択時に、前記送信信号の伝達経路と前記受信信号の伝達経路とを分離して相互干渉を抑制することを特徴とする送信方法。
  10. 前記第2の制御手段を、前記第1の制御手段のタイミング信号で動作させ、前記経路切替スイッチ及び前記アンテナ切替スイッチの切替を同時に行うことを特徴とする請求項9記載の送信方法。
  11. 少なくとも、第1の増幅手段及び第2の増幅手段と複数のアンテナと第1の制御手段の制御信号に基づいて動作する経路切替スイッチと第2の制御手段の制御信号に基づいて動作するアンテナ切替スイッチとを設け、
    前記経路切替スイッチを用いて、I信号及びQ信号を直交変調して得られた送信信号を増幅する前記第1の増幅手段と前記第1の増幅手段で増幅された前記送信信号を増幅する第2の増幅手段と前記第2の増幅手段で増幅された前記送信信号を入出力すると共に、受信回路に接続され、受信信号を入出力するデュプレクサとを通過する第1経路と、前記第1の増幅手段を通過し前記第2の増幅手段及び前記デュプレクサをバイパスする第2の経路と、を切り替え可能にし、
    かつ、前記アンテナ切替スイッチを用いて、前記第1の経路に接続されるアンテナを選択可能にすると共に、前記第2の経路に他のアンテナを接続し、
    互いに分離された前記第1の経路又は前記第2の経路のいずれかを用いて前記送信信号を送信すると共に、前記第2の経路選択時に、前記送信信号の伝達経路と前記受信信号の伝達経路とを分離して相互干渉を抑制することを特徴とする送信方法。
  12. 前記送信信号から所定の周波数成分を除去するバンドパスフィルタを、不要周波数成分の大きさに基づいて、前記第1の増幅手段と前記経路切替スイッチとの間、又は、前記経路切替スイッチの前記第1の経路のいずれかに配置することを特徴とする請求項9乃至11のいずれか一に記載の送信方法。
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