JP6070636B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置に関する。
電子写真方式の画像形成装置は、用紙上に画質調整用の基準画像を形成し、読取部により当該基準画像を読み取って得られた読取値に応じて画像形成条件等を変更し、画質を一定に調整している(例えば、特許文献1、2参照)。
従来のCCDラインセンサーを用いた画像読み取りでは、画像に照射した光が評価画像以外で反射してCCDに入り込むことにより読取値に悪影響を与える現象(フレア)が発生することがある。特に、隣接するカラーパッチ間の明度差(輝度差)が大きい場合や白地の用紙に高濃度のカラーパッチを配置したことにより大きな明度差が生じる場合に、顕著に表れる。CCDラインセンサーを用いた画像読み取りでは、主走査方向にフレアが発生し易い傾向がある。
そこで、主走査方向のフレアを軽減させるべく、画像以外からの反射光を低減する方法が知られている。画像以外からの反射光を低減する方法としては、例えば、ユニット内部を艶消し黒で塗装する方法や、光源の照射開口を狭くしたり、保護ガラスに反射防止コートを施したりして、光学系の反射を抑制する方法等が挙げられる。
特開2008−8967号公報 特開2004−198947号公報
しかしながら、上記した方法では、画像以外からの反射光を完全に排除することは難しいので、迷光によるフレアを完全に抑制することは非常に難しいため、隣接するカラーパッチ間又は高濃度のカラーパッチと用紙の地色との明度差が大きい場合に、色の再現性の精度が悪化してしまうという問題は依然としてある。
本発明は、高精度で色を再現することが可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、上記目的を達成するためになされたものであり、
用紙上に画像を形成する画像形成部と、前記画像形成部により形成された画像を主走査方向の全幅で読み取る読取部と、を備える画像形成装置において、
前記画像を前記読取部による読み取り範囲内における主走査方向の一部で読み取る測色計と、
前記用紙上に形成された校正用の画像を、前記読取部により読み取られた第1の読取部測定データと、前記測色計により読み取られた第1の測色計測定データと、の差分に基づいて前記読取部を校正する校正部と、
前記用紙上に形成される色調整用の画像から、最大の輝度差が所定の閾値以上の隣接する画像を特定する特定部と、
前記特定部により特定された隣接する画像のうち少なくともいずれか一方の画像を前記測色計で読み取らせ、当該測色計により読み取られた第2の測色計測定データに基づいて前記画像形成部により形成される画像の色を調整する色調整部と、
を備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の画像形成装置において、
前記特定部は、
前記読取部により前記色調整用の画像を読み取った第2の読取部測定データから、最大の輝度差が所定の閾値以上の隣接する画像を特定することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の画像形成装置において、
前記測色計を主走査方向に移動させる測色計移動部を更に備え、
前記色調整部は、前記測色計移動部を制御して、前記測色計を前記隣接する画像のうち少なくともいずれか一方の画像を読み取り可能な位置に移動させることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の画像形成装置において、
前記測色計は、前記読取部よりも搬送方向下流側に配置されることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の画像形成装置において、
前記読取部よりも搬送方向下流側に入口を有するとともに前記測色計よりも搬送方向上流側に出口を有し、用紙を循環させる循環経路を備え、
前記色調整部は、前記特定部により最大の輝度差が所定の閾値以上の隣接する画像が特定された場合に、前記用紙を前記循環経路に搬送して前記測色計の移動が完了するまで循環させ、前記測色計の移動が完了した後当該測色計により第2の測色計測定データを読み取らせることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1に記載の画像形成装置において、
前記色調整部は、前記画像形成部を制御して、前記用紙上の前記測色計により読み取られる位置に、最大の輝度差が所定の閾値以上の隣接する画像を形成することを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項1〜6のいずれか一項に記載の画像形成装置において、
前記色調整部は、前記測色計により前記隣接する画像のうち濃度が高い方の画像を読み取らせることを特徴とする。
本発明によれば、高精度で色を再現することができる。
本実施形態に係る画像形成装置の概略構成図である。 本体ユニットの機能ブロック図である。 読取部の構成を示す側面図である。 本実施形態に係る画像形成装置のCCD校正時の動作を示すフローチャートである。 本実施形態に係る画像形成装置の色調整時の動作を示すフローチャートである。 色調整用の評価画像が形成された用紙の一例を示す平面図である。 測色計を主走査方向に移動させる様子の一例を示す平面図である。 変形例に係る画像形成装置の色調整時の動作を示すフローチャートである。
以下に、本発明を実施するための形態について、図面を用いて説明する。なお、以下の説明において、図1における左右方向をX方向とし、上下方向をZ方向とし、X方向及びZ方向に直交する方向、即ち、前後方向をY方向とする。
画像形成装置Gは、図1に示すように、プリントコントローラーg1、給紙ユニットg2、本体ユニットg3及び後処理装置g4を備えている。
プリントコントローラーg1は、ネットワーク上のコンピューター端末からPDL(Page Description Language)データを受信し、当該PDLデータをラスタライズ処理してビットマップ形式の画像データを生成する。
プリントコントローラーg1は、C(シアン)、M(マジェンタ)、Y(イエロー)及びK(黒)の色ごとに画像データを生成し、本体ユニットg3に出力する。
給紙ユニットg2は、大容量の給紙トレイを複数備えている。
給紙ユニットg2は、本体ユニットg3により指示された給紙トレイから本体ユニットg3へ用紙を搬送する。
本体ユニットg3は、図1及び図2に示すように、制御部1、記憶部2、操作部3、表示部4、通信部5、自動原稿搬送部61、スキャナー部6、画像処理装置7、画像形成部8、給紙トレイg31、読取部9、測色計11、測色計移動部110、矯正部10等を備えている。
本体ユニットg3は、スキャナー部6により原稿用紙Dを読み取って得られた画像データ又はプリントコントローラーg1により生成された画像データに基づき、画像形成部8により用紙上に画像を形成する。本体ユニットg3は、画像形成された用紙を後処理装置g4へ搬送する。
後処理装置g4は、本体ユニットg3から搬送された用紙を後処理して排紙する。後処理としては、例えばステイプル処理、パンチ穴開け処理、折り処理、製本処理等が挙げられる。後処理は必須ではなく、後処理装置g4は、本体ユニットg3から指示された場合のみ実行する。後処理が無い場合、後処理装置g4は搬送された用紙をそのまま排紙する。
制御部1は、CPU、RAM等を備えている。制御部1は、記憶部2に記憶されているプログラムを読み出し、当該プログラムに従って画像形成装置Gの各部を制御する。
例えば、制御部1は、ジョブの設定に従い、給紙ユニットg2又は給紙トレイg31により用紙を給紙させる。また、制御部1は、画像処理装置7により画像データを補正及び画像処理させて、画像形成部8により画像を形成させる。ジョブの設定に後処理の設定が含まれる場合、制御部1は後処理装置g4に指示して後処理させる。
記憶部2は、制御部1が読み取り可能なプログラム、ファイル等を記憶している。記憶部2としては、例えばハードディスク、ROM(Read Only Memory)等の記憶媒体を用いることができる。
また、記憶部2は、画質調整用の基準画像のデータ、CCD91校正用の評価画像のデータ、色調整用の評価画像(図6参照)のデータ等を記憶している。
操作部3は、操作キーや表示部4と一体に構成されたタッチパネル等を備え、これらの操作に応じた操作信号を制御部1に出力する。ユーザーは、操作部3により、ジョブの設定、処理内容の変更等の指示を入力することができる。
表示部4は、LCD(Liquid Crystal Display)等であることができ、制御部1の指示に従って操作画面等を表示する。
通信部5は、制御部1からの指示に従い、ネットワーク上のコンピューター、例えばサーバー又は他の画像形成装置と通信する。
自動原稿搬送部61は、原稿用紙Dを載置する載置トレイや原稿用紙Dを搬送する機構及び搬送ローラー等を備えて構成され、原稿用紙Dを所定の搬送経路に搬送する。
スキャナー部6は、光源や反射鏡等の光学系を備えて構成され、所定の搬送経路を搬送された原稿用紙D又はプラテンガラスに載置された原稿用紙Dの画像を読み取って、R(赤)、G(緑)及びB(青)の色ごとの画像データを生成し、画像処理装置7に出力する。
画像処理装置7は、スキャナー部6又はプリントコントローラーg1から入力された画像データを補正し、画像処理を施して、画像形成部8に出力する。
画像処理装置7は、図2に示すように、色変換部71、階調補正部72及び中間調処理部73を備えている。
色変換部71は、スキャナー部6から出力されたR、G及びBの各色の画像データを色変換処理し、C、M、Y及びKの各色の画像データを出力する。
色変換部71は、色補正のため、プリントコントローラーg1から出力されたC、M、Y及びKの各色の画像データを色変換処理し、色補正されたC、M、Y及びKの各色の画像データを出力することもできる。
色変換部71は、色変換処理時、R、G及びBの各色の階調値に対して、色変換後のC、M、Y及びKの各色の階調値が定められたLUTを用いる。色変換部71は、色補正時、C、M、Y及びKの各色の階調値に対して、色補正後のC、M、Y及びKの階調値が定められたLUTを用いる。
階調補正部72は、色変換部71又はプリントコントローラーg1から出力された画像データの階調を補正する。
階調補正部72は、階調の補正時、画像の階調特性が目標の階調特性に一致するように、各階調値に対応する補正値が定められたLUTを用いる。階調補正部72は、階調補正用のLUTから、画像データの各画素の階調値に対応する補正値を得て、補正値からなる画像データを出力する。
中間調処理部73は、階調補正部72から出力された画像データを中間調処理する。中間調処理は、例えばディザマトリクスを用いたスクリーン処理、誤差拡散処理等である。
中間調処理部73は、中間調処理後の画像データを画像形成部8に出力する。
画像形成部8は、画像処理装置7から出力された画像データに基づき、用紙上に画像を形成する。
画像形成部8は、図1に示すように、C、M、Y及びKの色ごとに、露光部81、感光体82及び現像部83を、4セット備えている。また、画像形成部8は、中間転写ベルト84、2次転写ローラー85、定着装置(定着部)86を備えている。
露光部81は、発光素子としてLD(Laser Diode)を備えている。露光部81は、画像データに基づいてLDを駆動し、帯電する感光体82上にレーザー光を照射して露光する。現像部83は、帯電する現像ローラーにより感光体82上にトナーを供給し、露光により感光体82上に形成された静電潜像を現像する。
このようにして4つの感光体82上に各色のトナーで形成された画像は、各感光体82から中間転写ベルト84上に順次重ねて転写される。これにより、中間転写ベルト84上にカラー画像が形成される。中間転写ベルト84は、複数のローラーに巻き回された無端ベルトであり、各ローラーの回転に従って回転する。
2次転写ローラー85は、中間転写ベルト84上のカラー画像を、給紙ユニットg2又は給紙トレイg31から給紙された用紙上に転写する。定着装置86は、転写後の用紙を加熱及び加圧して定着処理する。
読取部9は、図1及び図3に示すように、読取部9よりも搬送方向上流側に設けられた上流搬送経路R1から搬送された用紙上に形成された画像の読み取りを行う。読取部9により画像の読み取りが行われた用紙は、読取部9よりも搬送方向下流側に設けられた下流搬送経路R2から後処理装置g4へと搬送される。読取部9で画像の読み取りが行われる際、搬送経路上に設けられた複数の搬送ローラー(上流側搬送ローラー88a、下流側搬送ローラー88b等)により、用紙が所定の速度で読取位置Lを通過するように用紙搬送が行われる。
読取部9は、所定の読取位置Lで用紙上に形成された画像の読み取りを行う光学式センサーとしてのCCD(Charge Coupled Device)91と、読取位置Lの像をCCD91に導くための光学系92と、読取位置Lを照らすLED(Light Emitting Diode)光源93と、等を備えている。
光学系92は、複数のミラーと、複数のレンズと、を備えて構成されている。
CCD91は、用紙の幅方向(Y方向:主走査方向)における全幅の範囲を読み取り可能なカラーラインセンサーである。
読取部9は、上記の構成を備えることにより、読取位置Lを通過する用紙の全幅に亘って用紙上に形成された画像を順次読み取り可能となっている。
また、読取部9の読取部搬送経路R3の下方には、読取校正部94が設けられている。
読取校正部94は、画像の読み取りの際に行うシェーディング補正の補正値を決定するための白基準板を備えている。白基準板は、読取位置Lに設けられ、用紙の非通過時(例えば、用紙と用紙の合間等)に間隔を空けてCCD91による読み取りが行われる。
測色計移動部110は、用紙の幅方向(Y方向:主走査方向)における一部の範囲を読み取り可能なカラースポットセンサーである測色計11と、測色計11を主走査方向に移動させるモーター(図示省略)と、等を備えて構成されている。
測色計11は、読取部9よりも搬送方向下流側に配置され、画像形成部8により形成された評価画像の各カラーパッチの色を分光的に測定し、測色データを取得する。測色データは、カラーパッチ毎の色がデバイスに依存しないXYZ等の表色系で表される。
また、測色計11は、制御部1が測色計移動部110を制御することにより、主走査方向に移動することができる。
測色計11の搬送方向下流側には、後処理装置g4への搬送経路とは別に、読取部9及び測色計11へと再度用紙を搬送可能な循環経路R4が設けられている。
循環経路R4は、読取部9及び測色計11よりも搬送方向下流側に入口を有し、画像形成部8よりも搬送方向下流側であって読取部9及び測色計11よりも搬送方向上流側に出口を有している。本実施形態では、CCD91による読取結果により測色計11を主走査方向に移動させる際、測色計11の移動が完了するまで用紙を循環経路R4に搬送して循環させることで、移動完了後の測色計11へと再度用紙を搬送することができるようになっている。
矯正部10は、定着処理された用紙の変形を矯正し、用紙面を平面化する。ここで、用紙は定着処理によって変形しやすく、基準画像の読取時に用紙を平面化する必要がある。従って、矯正部10は、図1に示すように、用紙の搬送方向において定着装置86と読取部9の間に配置されている。
次に、本実施形態に係る画像形成装置GのCCD91校正時の動作について、図4のフローチャートを参照して説明する。
まず、制御部1は、CCD91を校正するための校正モードが選択されたか否かを判定する(ステップS11)。例えば、制御部1は、ユーザー又はサービスマンが、操作部3から入力した、校正モードを選択したことを示す信号を検出した場合に、校正モードが選択されたと判断する。
校正モードが選択されたと判定した場合(ステップS11:YES)は、次のステップS12へと移行する。
一方、校正モードが選択されていないと判定した場合(ステップS11:NO)は、校正モードが選択されるまでステップS11の処理を繰り返す。
次に、制御部1は、CCD91校正用の評価画像が形成された用紙を読取部9に通紙する(ステップS12)。具体的には、制御部1は、給紙ユニットg2又は給紙トレイg31から用紙を給紙させ、画像形成部8において当該用紙上にCCD91校正用の評価画像を形成し、定着装置86により定着処理された用紙を読取部9に通紙する。
次に、制御部1は、読取部9のCCD91により測定された測定データ(第1の読取部測定データ)を取得する(ステップS13)。具体的には、制御部1は、読取部9のCCD91により評価画像を読み取らせ、読取値をRGB値で表した測定データを取得する。なお、CCD91は、評価画像が形成された用紙の主走査方向(Y方向)の全幅を読み取る。
次に、制御部1は、ステップS13で取得された測定データを参照して、CCD91により読み取られたRGB値をXYZ値(三刺激値)に変換する(ステップS14)。ここで、測色計11のアパーチャー(3mm)に対応するCCD91の画素数は、約167画素である。従って、制御部1は、CCD91の所定の167画素で読み取られたRGB値を平均化し、当該平均化されたRGB値をXYZ値に変換する。これにより、測色計11の読取値との比較を行うことが可能となる。
次に、制御部1は、ステップS12で読取部9に通紙された用紙を測色計11に通紙する(ステップS15)。
次に、制御部1は、測色計11により測定された測定データ(第1の測色計測定データ)を取得する(ステップS16)。具体的には、制御部1は、測色計11により評価画像を読み取らせ、読取値をXYZ値で表した測定データを取得する。なお、測色計11は、評価画像が形成された用紙の主走査方向(Y方向)の一部を読み取る。
次に、制御部1は、ステップS14で変換されたXYZ値と、ステップS16で測色計11により読み取られた分光反射率よりXYZ値を算出し、比較する(ステップS17)。
次に、制御部1は、ステップS17で得られた比較結果を参照して、CCD91を校正する必要があるか否かを判定する(ステップS18)。例えば、制御部1は、ステップS14で変換されたXYZ値と、ステップS16で測色計11により読み取られた分光反射率より算出したXYZ値と、の差が所定の閾値以上であると判定した場合に、CCD91を校正する必要があると判定する。
校正する必要があると判定した場合(ステップS18:YES)は、次のステップS19へと移行する。
一方、校正する必要がないと判定した場合(ステップS18:NO)は、処理を終了する。
次に、制御部1は、ステップS14で変換されたXYZ値と、ステップS16で測色計11により読み取られたXYZ値と、に基づいて、CCD91を校正する(ステップS19)。例えば、制御部1は、ステップS14で変換されたXYZ値と、ステップS16で測色計11により読み取られたXYZ値と、の差分だけCCD91の読取値をシフトさせることで、CCD91を校正する。
即ち、制御部1は、用紙上に形成された校正用の画像を、読取部9により読み取られた第1の読取部測定データと、測色計11により読み取られた第1の測色計測定データと、の差分に基づいて読取部9を校正する校正部として機能する。
次に、本実施形態に係る画像形成装置Gの色調整時の動作について、図5のフローチャートを参照して説明する。図5に示す色調整処理は、フレアの発生に対処するために行われる。具体的には、色調整処理は、フレアの発生によりCCD91による読み取りに問題が生じる場合に、フレアの発生位置を特定して、当該位置における読取値を調整する処理のことである。なお、本実施形態では、色調整用の評価画像として、「白地の用紙Pに高濃度のカラーパッチC3を配置した場合(図6参照)」を例示して説明する。図6に示す評価画像には、高濃度のカラーパッチC3の他、中濃度のカラーパッチC2、C5、及び低濃度のカラーパッチC1、C4が含まれており、各カラーパッチがC1〜C5の順で主走査方向に並列に配置されている。
まず、制御部1は、色調整するための色調整モードが選択されたか否かを判定する(ステップS21)。例えば、制御部1は、ユーザー又はサービスマンが、操作部3から入力した、色調整モードを選択したことを示す信号を検出した場合に、色調整モードが選択されたと判断する。
色調整モードが選択されたと判定した場合(ステップS21:YES)は、次のステップS22へと移行する。
一方、色調整モードが選択されていないと判定した場合(ステップS21:NO)は、色調整モードが選択されるまでステップS21の処理を繰り返す。
次に、制御部1は、色調整用の評価画像が形成された用紙を読取部9に通紙する(ステップS22)。具体的には、制御部1は、給紙ユニットg2又は給紙トレイg31から用紙を給紙させ、画像形成部8において当該用紙上に色調整用の評価画像を形成し、定着装置86により定着処理された用紙を読取部9に通紙する。
次に、制御部1は、読取部9のCCD91により測定された測定データ(第2の読取部測定データ)を取得する(ステップS23)。具体的には、制御部1は、読取部9のCCD91により評価画像を読み取らせ、読取値をRGB値で表した測定データを取得する。なお、CCD91は、評価画像が形成された用紙の主走査方向(Y方向)の全幅を読み取る。
次に、制御部1は、ステップS23で取得された測定データを参照して、隣接する画像同士の最大の輝度差が190以上であるか否かを判定する(ステップS24)。具体的には、制御部1は、ステップS23で取得された測定データを参照して、隣接する画像同士、即ち、隣接するカラーパッチ間又は高濃度のカラーパッチと用紙の地色との間の輝度差のうち最大の輝度差が190以上であるか否かを判定する。なお、本実施形態では、用紙上に形成される画像のみならず、画像が形成されていない用紙の地色部分も「画像」に含むものとする。即ち、本実施形態のように、白地の用紙PにカラーパッチC1〜C5を配置する場合、カラーパッチC1〜C5が配置されていない白地の部分も「画像」と表現するものとする。従って、高濃度のカラーパッチC3と用紙の地色とが「隣接する画像」と表現される。
ここで、最大の輝度差が190以上であるか否かを判定するようにしたのは、190以上の輝度差がある場合、迷光によるフレアの影響を受けやすくなるからである。即ち、最大の輝度差が190以上であると判定した場合、190以上輝度差がある画像をCCD91で読み取る際にフレアが発生することを予測することができる。これにより、フレアの発生箇所を特定することができる。なお、図6に示す例では、用紙の地色と高濃度のカラーパッチC3との輝度差が190以上であるものとする。
即ち、制御部1は、用紙上に形成される色調整用の画像から、最大の輝度差が所定の閾値以上の隣接する画像を特定する特定部として機能する。また、制御部1は、特定部として、読取部9により色調整用の画像を読み取った第2の読取部測定データから、最大の輝度差が所定の閾値以上の隣接する画像を特定する。
最大の輝度差が190以上であると判定した場合(ステップS24:YES)は、フレアによる影響を無視できず色調整が必要であると判定して、次のステップS25へと移行する。
一方、最大の輝度差が190以上でない、即ち、最大の輝度差が190未満であると判定した場合(ステップS24:NO)は、フレアによる影響を無視できると判定して、ステップS23で読取部9のCCD91により取得された測定データをそのまま画像形成部8にフィードバックする(ステップS30)。
次に、制御部1は、主走査方向において、ステップS24で最大の輝度差が190以上であると判定された画像のうち輝度が低い方、即ち、濃度が高い方の画像(カラーパッチ)を読み取り可能な位置に、測色計11を移動させる(ステップS25)。高濃度画像を読み取り可能な位置に移動させるようにしたのは、高濃度画像の方が反射率(輝度値)が低く、わずかなズレでも濃度変動が大きくなるため、フレアによる悪影響を受けやすいからである。
本実施形態では、図7(A)に示すように、測色計11の初期位置を、低濃度のカラーパッチC1を読み取り可能な位置に設定している。ステップS25において、制御部1は、測色計移動部110を制御して、測色計11を主走査方向に移動させ、測色計11の位置を、高濃度のカラーパッチC3を読み取り可能な位置に配置させる(図7(B)参照)。
なお、図7中のE1は、CCD91の読み取り範囲を示すものであり、E2は、測色計11の読み取り範囲を示すものである。
ここで、ステップS22で読取部9に通紙された用紙は、ステップS25の測色計11の移動が完了する前に、測色計11を通過してしまうことがある。このような場合には、測色計11による測定は行わず、測色計11を通過した用紙を循環経路R4に搬送して循環させることで、測色計11の移動が完了するまでの時間を稼ぐようにするとよい。或いは、用紙を循環経路R4に搬送する代わりに、測色計11に搬送するまでの搬送速度を十分に遅くするようにして、時間を稼ぐようにしてもよい。
次に、制御部1は、ステップS22で読取部9に通紙された用紙を、ステップS25で高濃度のカラーパッチC3を読み取り可能な位置に移動した測色計11に通紙する(ステップS26)。
次に、制御部1は、測色計11により測定された測定データ(第2の測色計測定データ)を取得する(ステップS27)。具体的には、制御部1は、測色計11により評価画像を読み取らせ、読取値をXYZ値で表した測定データを取得する。なお、測色計11は、評価画像が形成された用紙の主走査方向(Y方向)の一部を読み取る。本実施形態では、測色計11により高濃度のカラーパッチC3が読み取られ、高濃度のカラーパッチC3に係る測定データが取得される。測色計11による測定によれば、CCD91による測定と比べ、評価画像の読み取り範囲が狭いため、フレアによる影響を排除することができる。
次に、制御部1は、ステップS23で読取部9のCCD91により取得された測定データのうち高濃度のカラーパッチC3に係る部分の測定データを、ステップS27で測色計11により取得された測定データに置換する(ステップS28)。これにより、フレアによる影響を排除した測定データを得ることができる。
次に、制御部1は、ステップS28で得られた置換後の測定データを画像形成部8にフィードバックする(ステップS29)。具体的には、制御部1は、ステップS28で得られた置換後の測定データに基づいて、画像形成部8により形成される画像の色を調整する。
即ち、制御部1は、特定部により特定された隣接する画像のうち少なくともいずれか一方の画像を測色計11で読み取らせ、当該測色計11により読み取られた第2の測色計測定データに基づいて画像形成部8により形成される画像の色を調整する色調整部として機能する。
以上のように、本実施形態に係る画像形成装置Gは、画像を主走査方向の一部で読み取る測色計11と、用紙上に形成された校正用の画像を、読取部9により読み取られた第1の読取部測定データと、測色計11により読み取られた第1の測色計測定データと、の差分に基づいて読取部9を校正する校正部(制御部1)と、用紙上に形成される色調整用の画像から、最大の輝度差が所定の閾値以上の隣接する画像を特定する特定部(制御部1)と、特定部により特定された隣接する画像のうち少なくともいずれか一方の画像を測色計11で読み取らせ、当該測色計11により読み取られた第2の測色計測定データに基づいて画像形成部8により形成される画像の色を調整する色調整部(制御部1)と、を備える。
従って、本実施形態に係る画像形成装置Gによれば、フレアの発生箇所を特定して当該箇所を測色計11により読み取らせてデータを補完することができるので、高精度で色を再現することができる。
例えば、フレアが発生して読取部9のCCD91で正確な濃度が読み取れない場合など、CCD91の測定値(反射濃度)と測色計11の測定値(反射濃度)との差が0.1以上となるような場合、正確に色を補正することが困難であったが、本実施形態に係る画像形成装置Gによれば、上記のような場合にも対応することができる。
また、本実施形態に係る画像形成装置Gによれば、測色計11を内蔵して自動的に校正作業を行うことができるので、外部の測色計にてオフラインで手動測定するような手間を省くことができ、生産性を向上させることができる。
また、本実施形態に係る画像形成装置Gによれば、特定部は、読取部9により色調整用の画像を読み取った第2の読取部測定データから、最大の輝度差が所定の閾値以上の隣接する画像を特定するので、新たに装置を設けることなく、既存の構成である読取部9での測定結果を利用してフレアの発生箇所を容易に特定することができ、コストアップを抑制することができる。
また、本実施形態に係る画像形成装置Gによれば、測色計11を主走査方向に移動させる測色計移動部110を更に備え、色調整部は、測色計移動部110を制御して、測色計11を隣接する画像のうち少なくともいずれか一方の画像を読み取り可能な位置に移動させるので、測色計11を主走査方向に移動させるという簡易な構成で所望のデータを取得することができ、装置の大型化やコストアップを抑制することができる。
また、本実施形態に係る画像形成装置Gにおいて、測色計11は、読取部9よりも搬送方向下流側に配置される。
また、本実施形態に係る画像形成装置Gは、読取部9よりも搬送方向下流側に入口を有するとともに測色計11よりも搬送方向上流側に出口を有し、用紙を循環させる循環経路R4を備え、色調整部は、特定部により最大の輝度差が所定の閾値以上の隣接する画像が特定された場合に、用紙を循環経路R4に搬送して測色計11の移動が完了するまで循環させ、測色計11の移動が完了した後当該測色計11により第2の測色計測定データを読み取らせる。
従って、本実施形態に係る画像形成装置Gによれば、測色計11の移動が完了するまでの時間を稼ぐことができるので、移動中の測色計11により不要な測定データを取得することがなく、所望の測定データのみを取得することができる。
また、本実施形態に係る画像形成装置Gによれば、色調整部は、測色計11により隣接する画像のうち濃度が高い方の画像を読み取らせるので、フレアによる悪影響を受けやすい方の画像を補完することができ、より高精度で色を再現することができる。
以上、本発明に係る実施形態に基づいて具体的に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
(変形例)
例えば、図8に示す例では、実施形態と比べ、色調整時の動作が異なっている。なお、変形例の構成は実施形態と同様であるので、同一の符号を付してその詳細な説明を省略する。
以下、変形例に係る画像形成装置Gの色調整時の動作について、図8のフローチャートを参照して説明する。
まず、ステップS31の処理は、実施形態に係る画像形成装置Gの色調整時の動作について示す図5のステップS21の処理と同様であるので、説明を省略する。
次に、制御部1は、色調整用の評価画像(図6参照)を選択する(ステップS32)。色調整用の評価画像のデータは、予め記憶部2に記憶されている。
次に、制御部1は、ステップS32で選択された色調整用の評価画像のデータを参照して、190以上輝度差がある隣接画像のうち濃度が高い方の画像の主走査位置を特定する(ステップS33)。変形例では、色調整用の評価画像のデータが予め記憶部2に記憶されていることに着目して、読取部9のCCD91により評価画像を読み取ることなく、高濃度画像(高濃度のカラーパッチC3)の主走査位置を特定することができるようになっている。
次に、制御部1は、ステップS33で特定された主走査位置に測色計11を移動させる(ステップS34)。
次に、制御部1は、色調整用の評価画像が形成された用紙を、ステップS34で所定の主走査位置に移動した測色計11に通紙する(ステップS35)。具体的には、制御部1は、給紙ユニットg2又は給紙トレイg31から用紙を給紙させ、画像形成部8において当該用紙上に色調整用の評価画像を形成し、定着装置86により定着処理された用紙を、ステップS34で高濃度のカラーパッチC3を読み取り可能な主走査位置に移動した測色計11に通紙する。
ステップS36の処理は、図5のステップS27の処理と同様であるので、説明を省略する。
次に、制御部1は、ステップS36で測色計11により取得された測定データを画像形成部8にフィードバックする(ステップS37)。具体的には、制御部1は、ステップS36で測色計11により取得された測定データに基づいて、画像形成部8により形成される画像の色を調整する。これにより、記憶部2に記憶されている評価画像のデータのうち高濃度のカラーパッチC3に係る部分のデータについては、ステップS36で測色計11により取得された測定データを使用して色調整を行うことができるので、フレアによる影響を排除した測定データを得ることができる。
以上のように、変形例に係る画像形成装置Gによれば、読取部9のCCD91により評価画像を読み取ることなく高濃度画像(高濃度のカラーパッチC3)の主走査位置を特定することができるので、通紙前に予め測色計11を移動させておくことができ、循環経路R4を経由させることなく色調整を行うことができる。従って、循環経路R4を設けない構成とすることができるとともに、色調整に係る処理時間を短縮することができる。
また、変形例に係る画像形成装置Gによれば、色調整に際し、読取部9のCCD91により評価画像を読み取る必要がないので、測色計11を読取部9よりも搬送方向上流側に設けることも可能となる。
(その他の変形例)
また、上記実施形態では、高濃度のカラーパッチC3を読み取り可能な位置に測色計11を移動させるようにしているが、これに限定されるものではない。例えば、色調整部が画像形成部8を制御して、用紙上の測色計11により読み取られる位置に、最大の輝度差が所定の閾値以上の隣接する画像(高濃度のカラーパッチC3)を形成するようにしてもよい。
これにより、測色計11を移動させる測色計移動部110を備える必要がなくなるので、更に簡易な構成で所望のデータを取得することができる。また、測色計11を移動させる時間を稼ぐ必要がないので、測色計11を読取部9よりも搬送方向上流側に設ける構成としたり、循環経路R4を設けない構成としたりすることもできる。
また、用紙上の測色計11により読み取られる位置に高濃度のカラーパッチC3を形成する代わりに、用紙を主走査方向に揺動可能な構成を設けるようにし、測色計11により読み取られる位置に高濃度のカラーパッチC3が配置されるように用紙を主走査方向に揺動するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、色調整用の評価画像として、「白地の用紙Pに高濃度のカラーパッチC3を配置した場合(図6参照)」を例示して説明するようにしているが、これに限定されるものではない。即ち、色調整用の評価画像として、輝度差が大きいカラーパッチを隣接配置した画像を使用するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、判定部により隣接する画像同士の最大の輝度差が所定の閾値、具体的には、190以上であるか否かを判定するようにしているが、これに限定されるものではない。所定の閾値としては、190以上であればいかなる数値であってもよく、例えば、所定の閾値を200とすることも可能である。
また、上記実施形態では、高濃度のカラーパッチC3を読み取り可能な位置に測色計11を移動させるようにしているが、これに限定されるものではない。即ち、図5のステップS24で最大の輝度差が190以上であると判定された画像のうち輝度が高い方、即ち、濃度が低い方の画像(カラーパッチ又は用紙の地色部分)を読み取り可能な位置に、測色計11を移動させるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、測色計11の搬送方向下流側に、読取部9及び測色計11へと再度用紙を搬送可能な循環経路R4を設けるようにしているが、これに限定されるものではない。即ち、循環経路R4は、読取部9よりも搬送方向下流側に入口を有するとともに、測色計11よりも搬送方向上流側に出口を有するものであれば、いかなる構成であってもよい。なお、循環経路R4の出口は、定着装置86よりも搬送方向下流側に形成されることがより好ましい。
その他、画像読取装置及び画像形成装置を構成する各装置の細部構成及び各装置の細部動作に関しても、本発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能である。
G 画像形成装置
1 制御部(校正部、判定部、色調整部)
2 記憶部
8 画像形成部
86 定着装置(定着部)
9 読取部
11 測色計
110 測色計移動部
R1 上流搬送経路
R2 下流搬送経路
R3 読取部搬送経路
R4 循環経路

Claims (7)

  1. 用紙上に画像を形成する画像形成部と、前記画像形成部により形成された画像を主走査方向の全幅で読み取る読取部と、を備える画像形成装置において、
    前記画像を前記読取部による読み取り範囲内における主走査方向の一部で読み取る測色計と、
    前記用紙上に形成された校正用の画像を、前記読取部により読み取られた第1の読取部測定データと、前記測色計により読み取られた第1の測色計測定データと、の差分に基づいて前記読取部を校正する校正部と、
    前記用紙上に形成される色調整用の画像から、最大の輝度差が所定の閾値以上の隣接する画像を特定する特定部と、
    前記特定部により特定された隣接する画像のうち少なくともいずれか一方の画像を前記測色計で読み取らせ、当該測色計により読み取られた第2の測色計測定データに基づいて前記画像形成部により形成される画像の色を調整する色調整部と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記特定部は、
    前記読取部により前記色調整用の画像を読み取った第2の読取部測定データから、最大の輝度差が所定の閾値以上の隣接する画像を特定することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記測色計を主走査方向に移動させる測色計移動部を更に備え、
    前記色調整部は、前記測色計移動部を制御して、前記測色計を前記隣接する画像のうち少なくともいずれか一方の画像を読み取り可能な位置に移動させることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記測色計は、前記読取部よりも搬送方向下流側に配置されることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記読取部よりも搬送方向下流側に入口を有するとともに前記測色計よりも搬送方向上流側に出口を有し、用紙を循環させる循環経路を備え、
    前記色調整部は、前記特定部により最大の輝度差が所定の閾値以上の隣接する画像が特定された場合に、前記用紙を前記循環経路に搬送して前記測色計の移動が完了するまで循環させ、前記測色計の移動が完了した後当該測色計により第2の測色計測定データを読み取らせることを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記色調整部は、前記画像形成部を制御して、前記用紙上の前記測色計により読み取られる位置に、最大の輝度差が所定の閾値以上の隣接する画像を形成することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  7. 前記色調整部は、前記測色計により前記隣接する画像のうち濃度が高い方の画像を読み取らせることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の画像形成装置。
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