JPH1115215A - 画像濃度検出装置 - Google Patents

画像濃度検出装置

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JPH1115215A
JPH1115215A JP9167443A JP16744397A JPH1115215A JP H1115215 A JPH1115215 A JP H1115215A JP 9167443 A JP9167443 A JP 9167443A JP 16744397 A JP16744397 A JP 16744397A JP H1115215 A JPH1115215 A JP H1115215A
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JP
Japan
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recording sheet
image
test pattern
density
image density
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JP9167443A
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English (en)
Inventor
Ichiro Bessho
一朗 別所
Akira Takasu
亮 高須
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録シートに形成された最終画像の濃度を検
出するとともに、記録シートの消費量を少なくして無駄
を低減することのできる画像濃度検出装置を提供する 【解決手段】 画像形成装置の画像形成位置を通るよう
に形成された循環路内で循環手段により記録シートを搬
送し、テストパターン形成手段により前記画像形成装置
を用いて前記循環路中の前記画像形成位置を通る前記記
録シートにテストパターンを形成すると共に、このテス
トパターンの形成位置を、テストパターン形成位置制御
手段により既に形成されているテストパターンの位置以
外の位置となるように制御し、濃度検出手段により前記
記録シートに形成された最新のテストパターンの濃度を
検出するように形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複写機、プリンタ等
の画像形成装置の調整等に用いられる画像濃度検出装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機においては、経時的な構成要素の
劣化や環境の変動により画像濃度が所望の値からずれる
ことがある。このため、従来から、定期的に画像濃度を
検出し、この検出結果より所望の値が得られていない場
合には、所望の値が得られるように作像条件等を調整す
ることが行われている。
【0003】この画像濃度の検出方法としては、一般的
に感光体上に形成されたトナー像の濃度を検出する方法
が採られる。また、特開昭55−15185号公報には
転写ベルト上に転写されたトナー像の濃度を検出するこ
とが開示されている。さらに、特公昭63−48063
号公報には、記録用紙にテストパターンを形成し、この
濃度を排紙トレイ部分に設けたフォトセンサによって検
出する方法も開示されている。
【0004】
【発明の解決しようとする課題】しかし、上記の感光体
上に形成されたトナー像の濃度を検出する方法や、転写
ベルト上に転写されたトナー像の濃度を検出する方法で
は、記録用紙に対する転写特性や定着特性を含んだ最終
画像の濃度を検出することができない。特にカラー複写
機等のように各色ごとに転写性や定着性の異なる複数の
トナーを重ね合わせる場合には、記録紙に形成された最
終画像の濃度を検出することが望ましい。
【0005】また、特公昭63−48063号公報に開
示されている方法では、最終画像の濃度を検出すること
ができるため、理想的な画像濃度検出を行うことができ
るが、この方法では一回の画像濃度検出のために一枚の
記録用紙を消費することとなり無駄が多い。特に、画像
濃度を検出する時間間隔を短くすると、より無駄が拡大
されることとなる。
【0006】そこで、本発明は記録シートに形成された
最終画像の濃度を検出するとともに、記録シートの消費
量を少なくして無駄を低減することのできる画像濃度検
出装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は画像形成装置内に設けられる画像濃度検出
装置に、前記画像形成装置の画像形成位置を通るように
形成された循環路と、前記循環路内で記録シートを搬送
する循環手段を設け、また、前記画像形成装置を用いて
前記循環路中の前記画像形成位置を通る前記記録シート
にテストパターンを形成するテストパターン形成手段
と、前記テストパターン形成手段が新たなテストパター
ンを形成する位置を、既に形成されているテストパター
ンの位置以外の位置となるように制御するテストパター
ン形成位置制御手段を設け、さらに、前記循環路中に設
けられる、前記記録シートに形成された最新のテストパ
ターンの濃度を検出する濃度検出手段とを設けたもので
ある。なお、本明細書において「画像形成位置」とは、
白紙の記録シートから最終画像が定着するまでの位置を
いい、例えば複写機ならば転写位置から定着位置までの
間をいう。
【0008】また、前記循環路は前記画像形成装置に設
けられた両面又は合成複写の際に用いる循環路とするこ
とが可能である。そして、画像濃度検出装置には、さら
に、前記画像形成装置を用いて前記画像形成位置を通る
前記記録シートに前記画像形成装置の状態を表わす情報
を印字する情報印字手段を設けることが望ましい。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら説明する。 (実施の形態)図1に本実施の形態に係る画像濃度検出
装置を含むアナログ式複写機(以下「複写機」という)
の概略構成図を示す。なお、この画像濃度検出装置はア
ナログ式の複写機だけでなく、デジタル式複写機、プリ
ンタ等の他の画像形成装置に用いることも可能である。
【0010】この複写機は、大きく分けて、原稿読取部
100、プリンタ部200により構成され、給紙カセッ
ト300または給紙トレイ310から供給される記録シ
ートSに原稿読取部100が読み取った画像をプリンタ
部200で像形成するものである。さらに、この複写機
には本発明に係る画像濃度検出装置1が組み込まれてい
る。また、これらの各構成は、制御ユニット400によ
り制御される。
【0011】原稿読取部100は、原稿が載置される原
稿ガラス101の下方を図の矢印lの方向に移動するス
キャナ120を備え、このスキャナ120の露光ランプ
121により原稿を照射し、原稿からの反射光をミラー
122、131〜135を介して、プリンタ部200の
後述する感光体ドラム201の表面へと露光する。な
お、露光ランプ121のランプ光量は後述するランプ電
圧制御回路により電圧を変えることによって調整するこ
とができる。
【0012】プリンタ部200では、感光体ドラム20
1を中心として、その周囲に帯電チャージャー202、
像端・像間イレーサー203、現像装置204、転写チ
ャージャー205、分離チャージャー206、クリーニ
ング装置207を配置してある。このような構成によっ
て、帯電、露光、不要電荷の除去、現像、転写、分離と
いった周知の静電複写プロセスによって、シート搬送部
から搬送される記録シートSへトナー画像が転写され
る。さらにプリンタ部200には搬送ベルト208、定
着装置209が設けてあり、これらにより、トナー画像
が転写された記録シートSは搬送ベルト208を介して
定着装置209へと搬送され、定着装置209により像
定着される。像定着された記録シートSは、通常は排紙
トレイ210へ排出される。
【0013】なお、上記帯電チャージャー202による
帯電量は、帯電チャージャー202内のグリッドメッシ
ュに供給されるグリッド電圧によって定まり、このグリ
ッド電圧は後述するグリッド電圧制御回路によって調整
することができる。また、上記像端・像間イレーサー2
03は、制御ユニット400により任意の範囲の電荷の
除去を行うことができる。さらに、感光体ドラム201
へ記録シートSを搬送する搬送路上に、前記感光体ドラ
ム201の転写位置へ記録シートSを送るタイミングを
調整するレジストローラ301が設けられてあり、この
レジストローラ301も制御ユニット400によって任
意のタイミングで作動させることができる。
【0014】制御ユニット400は複数のCPUとRA
M、ROM等により構成され、原稿読取部100、プリ
ンタ部200、画像濃度検出装置1、記録シートSの搬
送等の制御を行う。このうち画像濃度検出装置1を制御
する部分については後に詳述する。画像濃度検出装置1
は、循環路11、循環ローラ12a、12b、・・・、
画像濃度検出センサ13、センサ駆動ユニット14、記
録シート検知センサ15、制御ユニット400中に設け
られる制御装置16、テストパターン板17とにより構
成される。
【0015】循環路11は、複写機の画像形成位置、即
ち、レジストローラ301から定着装置209までの経
路を通る循環式の記録シート搬送経路であり、循環ロー
ラ12a、12b、・・・、はモータにより回転駆動さ
れ、この循環路11内で記録シートSを矢印Bの方向へ
循環させる。また、この循環路11内の排紙トレイ21
0と定着装置209との間には排紙切換爪11aが設け
られる。この排紙切換爪11aは、ソレノイド等の駆動
器により図の破線で示す水平の状態と、図の実線で示す
傾いた状態の二つの状態をとる。この排紙切換爪18が
傾いた状態の時に循環路11は閉じて、記録シートSは
循環路11内を循環する。一方、この排紙切換爪18が
水平状態となった場合は、循環路11は開き、画像が定
着した記録シートSは、排紙トレイ210へと搬送され
ることになる。
【0016】画像濃度検出センサ13は循環路11の経
路上に設けられ、記録シートSに形成される後述するテ
ストパターンの画像濃度を検出する。なお、画像濃度検
出センサ13は図において記録シートSの下方に形成さ
れたテストパターンの画像濃度を検出するものであり、
循環路11の画像濃度が検出される位置は透明ガラス又
はスリット状の穴が設けられている。
【0017】センサ駆動ユニット14は、この画像濃度
検出センサ13を検出すべきテストパターン位置に移動
させる。図2に、画像濃度検出センサ13、センサ駆動
ユニット14、記録シート検知センサ15の設けられて
いる部分の概略の斜視図を示す。図に示すように、セン
サ駆動ユニット14は循環路の進行方向に直交する方向
に対向して設けてある2つのプーリー14cに張架され
るベルト14dに画像濃度検出センサ13を固定してあ
る。そして、プーリー14cの一方を歯車14bを介し
てステッピングモータ14aにより駆動することで、画
像濃度検出センサ13を記録シートSの進行方向に直行
する方向へ移動させることができるように構成してあ
る。なお、図に示すように画像濃度検出センサ13が初
期位置にあることを検出するために、画像濃度検出セン
サ13に設けた金属片13aを検出するホームセンサ1
3bが設けてある。
【0018】記録シート検知センサ15は前記画像濃度
検出センサ13に対して所定距離lだけ搬送方向手前に
設けられ、記録シートSの存在を検知する。これによ
り、画像濃度検出センサ13による画像濃度検出のタイ
ミングがはかられる。テストパターン板17は、前記原
稿読取部100中の原稿ガラス101下面端部に設けら
れるテストパターンが印刷された板体である。図3にテ
ストパターン板17の平面図を示す。図に示すようにテ
ストパターン板17には、濃い濃度のテストパターン
(以下「パターン1」という)と、薄い濃度のテストパ
ターン(以下「パターン0」という)が印刷されてい
る。また、このテストパターン板17は原稿ガラス10
1の走査方向の幅とほぼ等しい長さを有している。
【0019】制御装置16は前記制御ユニット400内
に設けられセンサ駆動ユニット等を制御する。図4に制
御装置16のハードウエア構成を示す。制御装置16は
CPU160、制御プログラム等を格納したROM16
1、CPU160の作業領域等となるRAM162、前
述した露光ランプ121の電圧を制御するランプ電圧制
御回路163、前述した帯電チャージャー202内のグ
リッドメッシュに供給されるグリッド電圧を制御するグ
リッド電圧制御回路164、前述した循環路11内の排
紙切換爪11aを切り替え制御する排紙切換爪制御回路
165、前述したセンサ駆動ユニット14の駆動を制御
するセンサ駆動ユニット制御回路167よりなる。ま
た、CPU160は、複写機本来の複写動作を制御する
CPU410に働きかけて、CPU410により制御さ
れる各種回路を間接的に制御する。具体的に、CPU1
60を通じて制御されるのは、原稿読取部100の動作
を制御する原稿読取部制御回路413、プリンタ部20
0の動作を制御するプリンタ部制御回路414、レジス
トローラ301の動作を制御するレジストローラ制御回
路415、給紙カセット300からの給紙を制御する給
紙制御回路416である。なお、ここでは、CPU16
0とCPU410を分けた構成としているが、これらは
一つのCPUに統合してもよく、反対にさらに多くのC
PUにより処理するようにしてもよい。
【0020】続いて、画像濃度検出による複写機の作像
条件の調整方法について説明する。図5に理想的な原稿
濃度と形成された画像濃度の関係および形成された画像
濃度と画像濃度検出センサの出力値の関係を示すグラフ
を示す。図のように原稿濃度と形成された画像濃度はほ
ぼ等しくなることが望ましい。このような状態を基準状
態(a)と言うものとする。この状態ではパターン1を
複写して形成された画像濃度については画像濃度検出セ
ンサの出力値はV1 となり、パターン0を複写して形成
された画像濃度については画像濃度検出センサの出力値
はV0 となるものとする。
【0021】今、感光体の経時的変化や環境の変動によ
って原稿濃度と形成された画像濃度の関係が図6に示す
状態(b)となったとする。この状態ではパターン1を
複写して形成された画像濃度については画像濃度検出セ
ンサの出力値はV1*となり、パターン0を複写して形成
された画像濃度については画像濃度検出センサの出力値
はV0*となっている。このようになった場合には複写機
の作像条件を調整して基準状態(a)のようにする必要
がある。ここでは作像条件としてランプ電圧とグリッド
電圧を調整することによって基準状態(a)に近づける
ものとする。即ち、高濃度のパターン1の基準状態
(a)からのずれは、高濃度部に影響が大きいグリッド
電圧を補正し、パターン1の複写画像に対する画像濃度
検出センサの値をV1*からV1となるように調整する。
一方、低濃度部分の基準状態(a)からのずれは、低濃
度部に影響の大きいランプ電圧を補正し、パターン0の
複写画像に対する画像濃度検出センサの値をV0*からV
0となるように調整する。これにより全体として基準状
態(a)に近づくように調整することができる。
【0022】具体的には、 グリッド電圧値を現在の設定
に対して+30V、±0V、−30V、−60
Vの4段階に変化させて、上記パターン1を記録紙に複
写する。そして、それぞれの電圧ごと形成されたパター
ン1の濃度を画像濃度検出センサで検出し、上記〜
のうち、センサ出力が上記V1 に最も近いものを形成し
たグリッド電圧値を調整後のグリッド電圧値として採用
する。
【0023】ランプ電圧値に関しても同様であって、現
在の設定値に対して+4V、+2V、±0V、
−2Vの4段階に変化させて、上記パターン0を記録紙
に複写する。そして、それぞれの電圧ごとに形成された
パターン0の濃度を画像濃度検出センサで検出し、上記
〜のうち、センサ出力が上記V0 にもっとも近いも
のを形成したランプ電圧値を調整後のランプ電圧値とし
て採用する。
【0024】続いて、上述した構成によって画像濃度検
出装置1が具体的に上記原理による濃度調整を実現する
動作について説明する。図7に、画像濃度検出装置1の
制御ルーチンの全体の流れを示すフローチャートを示
す。図に示すように画像濃度検出装置1は、まず、複写
機による画像形成量が所定量に達したか否かを判断し、
所定量に達していなければ処理を終了する。所定量に達
していれば、高濃度領域について濃度を調整する高濃度
部画像安定化ルーチン処理を行う(S102)。続い
て、低濃度領域について濃度を調整する低濃度画像安定
化ルーチン処理を行う(S103)。最後に、用紙を排
出するか否かを決定する用紙排出判断処理を行う(S1
04)。
【0025】次に、各処理の詳細について説明する。図
8に高濃度部画像安定化ルーチン処理の詳細なフローチ
ャートを示す。高濃度部画像安定化ルーチン処理では、
まず、現在循環路内に記録シートSが存在するか否かの
判断が行われる。具体的には、一枚の記録シートSにつ
いてテストパターンを形成した回数を代入するように定
められた変数Nの値が0か否かを判断する(S20
1)。ここで、Nの値が0であれば、CPU160は複
写機のCPU410に働きかけて、給紙制御回路416
に給紙カセット300から記録シートSをレジストロー
ラ301の位置まで給紙させるように制御する(S20
2)。一方、Nの値が0以外であれば、循環路内に記録
シートSが存在するので、循環ローラ制御回路166を
制御して、循環路内の記録シートSをレジストローラ3
01の位置へと搬送させる(S203)。
【0026】次に、CPU160はCPU410に働き
かけて、記録シートSの所定位置にテストパターンを形
成させる(S204)。この動作の詳細を図9のフロー
チャートに示す。この処理ではCPU410に働きかけ
て原稿読取部制御回路413およびプリンタ部制御回路
414より、原稿読取部100に前記テストパターン板
17に印刷された濃い濃度のテストパターンであるパタ
ーン1を読み取らせ、感光体ドラム201に、この読み
取ったパターン1の静電潜像を形成させる(S30
1)。
【0027】この際、原稿読取部100はパターン1を
計4回走査して読み取り感光体ドラム201に、4連続
してパターン1を形成する。即ち、1回目〜4回目まで
の走査によるテストパターンの静電潜像形成時には帯電
チャージャー202のグリット電圧を現在の設定値に対
してそれぞれ、+30V、±0V、−30V、
−60Vと変化させて、グリット電圧の異なるパターン
1の静電潜像を形成するようにする。
【0028】次に、CPU160はCPU410に働き
かけてプリンタ部制御回路414により、像端・像間イ
レーサー203に、副走査方向全部に渡って形成された
静電潜像を所定部分だけ残して消去させる(S30
2)。これを具体的に以下に説明する。今、図10に示
すように、記録シートSに対し搬送方向にmセット(1
セットはパターン1、パターン0の一組)のテストパタ
ーンを形成し、各テストパターンは互いに搬送方向に直
交する方向に間隔bをもって配列されるものとする。な
お、各テストパターンは搬送方向に直交する方向の幅が
c、であり図の右上方からまず搬送方向へ形成され、右
最下方に達すると次列に同様に形成されるものとし、ま
た、最右列のテストパターンは用紙右側端からaだけの
間隔をもって形成されるものとする。この場合に、前記
テストパターンを形成した回数を示す変数Nの値が”
n”の場合、即ち、n+1回目のテストパターンを今か
ら形成しようとする場合には、像端・像間イレーサー2
03は、用紙右端に該当する転写ドラムの所定位置から
走査方向に直交する方向に D=a+b[n/m] (但し、[ ]は整数部分を示す) だけ進んだところから、幅cだけを残して、他の部分を
消去する。
【0029】この状態で、さらに感光体ドラム201に
回転に伴い現像装置204によりトナー画像が形成さ
れ、このトナー画像は転写位置へと移動する。ここで、
CPU160はCPU410に働きかけてレジストロー
ラ制御回路415に適切なタイミングでレジストローラ
301を回転させて、記録シートSを転写位置へと送り
ださせることで、記録シートSの所定位置にテストパタ
ーンを形成させる(S303)。
【0030】このテストパターンの形成位置の算出につ
いて説明する。今、図10に示すように、テストパター
ンは記録シートSに先端からpの間隔をあけて、互いに
qの間隔で形成されているものとする。また、上記と同
様に記録シートSに対し搬送方向にmセット(1セット
はパターン1、パターン0の一組)のテストパターンが
上記と同様の順番で形成されていくものとする。この場
合に、上記変数Nの値が”n”の場合、即ち、n+1回
目のテストパターンを今から形成しようとする場合に
は、レジストローラ301に、記録シートSの先端から L1=p+q×F(n/m) (1) (但し、F(x/y)はxをyで割った剰余を示す関数で
ある)だけ進んだところから、記録シートSに転写でき
るタイミングで記録シートSを送り出す。
【0031】以上のように、図8のS204における記
録シートSの所定位置へのテストパターンの形成が終了
すると、次に、画像濃度の検出処理が行われる(S20
5)。図11にこの画像濃度検出処理の詳細を示すフロ
ーチャートを示す。画像濃度検出処理では、CPU16
0は排紙切換爪制御回路165により前記排紙切換爪1
1aを傾けて循環路11を閉じた状態にさせる。これに
より、テストパターンが転写され定着装置209により
テストパターンが定着された記録シートSは循環路11
へと導かれることになる(S401)。
【0032】循環路11に導かれた記録シートSは循環
ローラ12a、12b等により搬送されていき、循環路
11中に設けてある記録シート検知センサ15が記録シ
ートSの先端を検知して、CPU160へ信号を発す
る。これによりCPU160はセンサ駆動ユニット回路
167によってセンサ駆動ユニット14を駆動させて、
画像濃度検出センサ13を適当な位置へと移動させる
(S402)。
【0033】この画像濃度検出センサの移動制御につい
て、さらに詳しく説明する。やはり図10に示すような
テストパターンが形成されているものとする。まず、前
述した画像濃度検出センサ13は初期位置として、図1
0のテストパターンのうちの右端のものを検出できる位
置、即ち、図10における記録シート右端からa*=a
+(c/2)の位置にあるものとする。この初期位置に
あるかどうかは前述したホームセンサ13bからの信号
によりわかる。このときに、前記変数Nの値が”n”の
場合、即ち、n+1回目の画像濃度の検出をしようとす
る場合には、センサ駆動ユニット制御回路167はセン
サ駆動ユニット14を駆動させて画像濃度検出センサ1
3を初期位置から R=b[n/m] (但し、[ ]は正数部分を示す) だけ、移動させる。これにより、画像濃度検出センサ1
3は、最新のテストパターンの形成された列に位置合わ
せされることになる。
【0034】位置合わせが完了すると、CPU160は
適当なタイミングで画像濃度検出センサ13からの検出
値を取得する(S403)。具体的には、前述したよう
に画像濃度検出センサ13は記録シート検知センサ15
よりも距離lだけ搬送方向手前に設けらており、最新の
テストパターンが記録シートSの先端からL1 の位置か
ら形成されているので、記録シートSの搬送速度がvで
あるとすると、CPU160は、記録シート検知センサ
15が記録シートSの先端を検知してから、 T1=(l+L1 )/v のタイミングで、画像濃度検出センサ13からの検出値
の取り込みを始める。
【0035】以上の画像濃度検出処理(S205)が終
了すると、最後にCPU160は最適なグリット電圧を
決定する(S206)。即ち、前記の画像濃度の検出結
果を用いて、もっとも所望の画像濃度が得られたグリッ
ト電圧を最適なもととして選択する。例えば、S205
による画像濃度検出の結果が図12のようになったとす
る。図12において、〜はそれぞれ、現在の設定
値、例えば−680Vに対してグリット電圧を、+3
0V、±0V、−30V、−60Vとしたパター
ン1の濃度検出の結果である。前述したように、パター
ン1のテストパターンに対しては画像濃度検出センサの
検出する値はV1 であることが望ましい(図5、6参
照)。従って、図12の検出結果からはV1 にもっと
も近いによる値、即ち−710Vがグリット電圧の最
適値として決定される。以上で、高濃度部画像部安定化
ルーチン処理(S102)は完了する。
【0036】続いて、図7の制御ルーチン中の低濃度部
画像安定化ルーチン処理(S103)について説明す
る。図13に低濃度部画像安定化ルーチンのフローチャ
ートを示す。低濃度部画像安定化ルーチン処理では、高
濃度部画像安定化ルーチン処理に使用された記録シート
Sが循環路11内に存在するので、循環ローラ制御回路
166を制御して、この循環路内の記録シートSをレジ
ストローラ301の位置へと搬送させる(S501)。
【0037】次に、CPU160はCPU410に働き
かけて、記録シートSの所定位置にテストパターンを形
成させる(S502)。この動作の詳細を図14のフロ
ーチャートに示す。この処理ではCPU410に働きか
けて原稿読取部制御回路413およびプリンタ部制御回
路414より、今度は、原稿読取部100に前記テスト
パターン板17に印刷された薄い濃度のテストパターン
であるパターン0を読み取らせ、感光体ドラム201
に、この読み取ったパターン1の静電潜像を形成させる
(S601)。
【0038】この際、原稿読取部100はパターン0を
計4回走査して読み取り感光体ドラム201に、4連続
してパターン1を形成するのは、パターン1の形成時と
同様である。但し、パターン1を形成して時には帯電チ
ャージャー202のグリッド電圧を変更したが、ここで
は、露光ランプ121のランプ電圧を4段階に変化させ
る。即ち、1回目〜4回目までの走査によるテストパタ
ーンの静電潜像形成時にはランプ電圧を現在の設定値に
対してそれぞれ、+4V、+2V、±0V、−
2Vと変化させて、ランプ電圧の異なるパターン0の静
電潜像を形成するようにする。なお、後に述べるモニタ
用のメンテナンスデータを後に書き込むために、テスト
パターン板をもう一度走査して、テストパターンとは別
の静電潜像を形成しておく。
【0039】次に、CPU160はCPU410に働き
かけてプリンタ部制御回路414により、像端・像間イ
レーサー203に、走査方向に直行する方向全部に渡っ
て形成された静電潜像を所定部分だけ残して消去させる
(S602)。この所定部分の演算はパターン1の場合
と同様なので、説明を省略する。続いて、前述したテス
トパターンとは別に形成した静電潜像に対して、像端・
像間イレーサー203を制御することによりメンテナン
スデータを表す文字列を形成する(S603)。メンテ
ナンスデータは、サービスマンがマシンのモニタ用に使
用するデータであり、設定したグリット電圧値、予め設
けてあるセンサにより測定された複写機の状態を表すパ
ラメータの値等が該当する。もっとも、ここには、他の
情報を表す文字列を形成してもよいことはいうまでもな
い。
【0040】感光体ドラム201に所定幅の静電潜像が
形成されると、この静電潜像よりトナー画像が形成さ
れ、トナー画像は転写位置へと移動する。ここで、CP
U160はCPU410に働きかけてレジストローラ制
御回路415に適切なタイミングでレジストローラ30
1を回転させて、記録シートSを転写位置へと送りださ
せることで、記録シートSの所定位置にテストパターン
を形成させる(S603)。
【0041】このテストパターンの形成位置の形成もパ
ターン1の場合とほぼ同様であるが、パターン1とパタ
ーン0の形成位置が重ならないようにする必要があるの
で、図10に示すように、記録シートSの先端側に位置
するパターン0は記録シートSの先端からパターン1に
重ならないような距離であるrの間隔をあけて形成する
ようにする。これに伴いパターン0に関して、上記
(1)式は L0=r+q×F(n/m) に変えて演算を行う。
【0042】以上のように、図13のS502における
テストターンの形成処理が終了すると、次に、画像濃度
の検出処理が行われる(S503)。図15にこの画像
濃度検出処理の詳細を示すフローチャートを示す。画像
濃度検出処理では、CPU160はやはり排紙切換爪制
御回路165により前記排紙切換爪11aを動かしてテ
ストパターンが定着された記録シートSは循環路11へ
と導びく(S701)。
【0043】そして、循環路11に導かれた記録シート
Sはやがて、記録シート検知センサ15によりその先端
を検知される。この検知信号を受けたCPU160は適
当なタイミングで画像濃度検出センサ13からの検出値
を取得する(S702)。なお、画像濃度検出センサ1
3は高濃度部安定化ルーチンにおいて、パターン1を検
出できる位置に移動しており、パターン0も同列に形成
されているので、ここでは画像濃度検出センサ13の位
置合わせは必要ない。検出値の取得タイミングの計算
も、パターン1の場合と同様である。即ち、最新のテス
トパターンが記録シートSの先端からL0 の位置から形
成されているので、記録シートSの搬送速度がvである
とすると、記録シート検知センサ15が記録シートSの
先端を検知してから、 T0=(l+L0)/v のタイミングで画像濃度検出センサの取り込みを始め
る。
【0044】以上で、一組のテストパターンについて画
像濃度の検出が終わったことになるので、テストパター
ンを回数を示す変数Nの値を1つインクリメントし(S
703)、画像濃度検出センサ13の位置を初期位置に
復帰させて(S704)、画像濃度検出処理を終了す
る。以上の画像濃度検出処理(S503)が終了する
と、最後にCPU160は最適なランプ電圧を決定する
(S504)。即ち、前記の画像濃度の検出結果を用い
て、もっとも所望の画像濃度が得られたランプ電圧を最
適なものとして選択する。
【0045】この処理も、高濃度部安定化ルーチンの場
合と同様である。例えば、S503による画像濃度検出
の結果が図16のようになったとする。図16におい
て、〜はそれぞれ、現在の設定値、例えば56Vに
対してランプ電圧を、+4V、+2V、±0V、
−2Vとしたパターン0の濃度検出の結果である。前
述したように、パターン0のテストパターンに対しては
画像濃度検出センサの検出する値はV0であることが望
ましい(図5、6参照)。従って、図16の検出結果か
らはV0 にもっとも近いによる値、即ち58Vがラン
プ電圧の最適値として決定される。以上の処理で、低濃
度部画像部安定化ルーチン処理(S103)は完了す
る。
【0046】最後に、図7のメイン処理ルーチン中の用
紙排出判断処理について説明する。図17に用紙排出判
断処理のフローチャートを示す。用紙判断処理では、ま
ず、前記テストパターンを形成した回数を示す変数Nの
値が所定の数A、具体的にはテストパターンが記録シー
トSを埋め尽くす数に達したか否かを判断する(S80
1)。ここで、変数Nの値がNに達していなければ、そ
のまま処理を終了する。この場合、記録シートSは循環
路11内に留まることになる。
【0047】一方、変数Nの値が所定数に達した場合に
は、記録シートSにテストパターンを記録する余白がな
いので、CPU160は循環ローラ制御回路166に指
示を出して記録シートSを循環ローラにより搬送させる
とともに、排紙切換爪制御回路165により排紙切換爪
11aを水平にして循環路11を開いた状態にさせる。
これにより、テストパターンが全面に形成された記録シ
ートSが排紙トレイ210へと排出されることになる
(S802)。
【0048】以上のような動作を行うことにより、一枚
の記録シートSは余白が無くなるまで、循環路11内に
留められ、その間に何度も最終画像であるテストパター
ンが形成されるので、無駄をなくして高精度の画像濃度
検出を行うことが可能となる。なお、上記実施の形態で
は、記録シートを循環させるための循環路11を特別に
設けたが、これは、両面および合成複写が可能な複写機
に利用する場合には、両面および合成複写時に用いる循
環機構を利用することができる。図18に循環複写機構
を有する複写機の一例を示す。この複写機の循環機構に
ついて、以下に簡単に説明する。なお、図18の複写機
において原稿読取部100、プリンタ部200、給紙カ
セット300および給紙トレイ310は、上述した複写
機と同じなので説明を省略する。
【0049】循環機構は循環反転路500、両面カセッ
ト510、循環ローラ520a、42b、・・・、両面
合成切換爪530、排紙切換爪11aにより構成され
る。両面複写を行う場合は、排紙切換爪11aが循環反
転路500に記録シートSが搬送されるよう、図中の実
線で示すように傾けた状態とされ、両面合成切換爪53
0は図の実線のように、ほぼ垂直方向を向いた状態をさ
れる。この状態で、定着装置209から送りだされた記
録シートSは循環反転路500内に導かれ、循環ローラ
520a、520bにより搬送されて、循環ローラ52
0cの位置に達する。ここで、記録シートSは反転して
上方へ搬送され、両面カセット510内を導かれる。こ
れにより、画像が定着した面は上方を向く。そして、こ
の状態のまま、記録シートSは給紙用の搬送路を通って
プリンタ部200へと送られて、画像が定着した面の反
対面に新たに画像が形成されることになる。
【0050】また、合成複写をする場合には、上記両面
合成切換爪530を図の破線のように傾けた状態とする
ことにより、記録シートSが循環ローラ520cの位置
へと送られず、循環ローラ520aから、すぐに、両面
カセット510内に導かれるようにする。これにより両
面カセット510内の記録シートSは画像が定着した面
は下方を向く。この状態で、記録シートSは給紙用の搬
送路を通ってプリンタ部200へと送られて、画像が定
着した面に新たに画像が形成されることになる。
【0051】また、両面カセット510には、図19に
示すように用紙整合装置510aが設けてある。用紙整
合装置510aは図示しない駆動装置により図の矢印方
向に移動できる羽体h、hを有しており、この羽体h、
hによって送られてきた記録シートSを搬送方向に直交
する方向に移動させて、記録シートSの位置の調整を行
う。
【0052】このような構成において、図に示すように
例えば両面カセット510の下面に画像濃度検出センサ
13、記録シート検知センサ15を記録シート表面が検
知できるような状態で設けることにより、本願の画像濃
度形成装置を実現することができる。この場合、センサ
駆動ユニット14は設けなくともよい。即ち、両面カセ
ットには用紙整合装置510aが設けてあるので、これ
によって記録シート側を搬送方向に直交する方向に移動
させることによって、テストパターンを画像濃度検出セ
ンサ13の位置へ位置合わせすることができるので、こ
れを利用すればよいからである。この位置の計算は、上
述したセンサ駆動ユニット14の移動量の計算とほぼ同
様に行うことができる。
【0053】なお、図では画像濃度検出センサ13、記
録シート検知センサ15を両面カセット510の下面に
設けている。これは、画像濃度検出を行う場合には合成
複写を行うときと同様に両面合成切換爪530を図の点
線のように切り替えて、画像が定着した面は下方を向く
ように両面カセットに記録シートSが導かれるようにす
ることを前提としているためである。もっとも、両面複
写を行う場合のように、両面カセットに画像が定着した
面が上方を向くように導かれるようにして濃度検出を行
うようにする場合は画像濃度検出センサ13、記録シー
ト検知センサ15を両面カセット510にある記録シー
トSの上面を検知できる位置に設ければよい。
【0054】それから、本実施の形態では、パターン1
を形成して高濃度部の画像濃度検出によりグリッド電圧
を補正し、その後、パターン0を形成して低濃度部の画
像濃度検出によりランプ電圧の補正を行うようにしてい
るが、これは、低濃度部の画像濃度検出によるランプ電
圧の補正を先に行ってもよく、さらに、一度に、パター
ン1およびパターン0を形成して、高濃度部と低濃度部
の画像濃度を一度に検出してグリッド電圧およびランプ
電圧の両方を一度に補正するようにしてもよい。
【0055】
【発明の効果】以上の説明より、本発明は以下のような
効果を奏する。即ち、本発明に係る画像濃度検出装置
は、記録シートが循環手段によって、前記画像形成装置
の画像形成位置を通るように形成された循環路内に記録
シートを搬送させ、テストパターン形成手段により、循
環路中の前記画像形成位置を通る記録シートにテストパ
ターンを形成させる。このテストパターンの形成の際
に、テストパターン形成位置制御手段により、前記テス
トパターン形成手段が新たなテストパターンを形成する
位置を、既に形成されているテストパターンの位置以外
の位置となるように制御する。そして、濃度検出手段
が、前記循環路中に設けられ、前記記録シートに形成さ
れた最新のテストパターンの濃度を検出する。
【0056】このような動作により、記録シートに直接
形成された最終的な画像であるテストパターンの濃度を
検出することができるので、高精度の濃度検出が可能と
なる。そして、テストパターンが以前に形成された位置
とは異なる位置に形成されながら、同じ記録シートが循
環路内を何度も循環して、テストパターンの濃度検出に
供することになるので記録シートを無駄に消費せず節約
することが可能となる。
【0057】また、循環路を前記画像形成装置に設けら
れた両面又は合成複写の際に用いる循環路を利用するよ
うにすれば、両面又は合成複写機能を有する画像形成装
置において、新たな循環路を設けることなく、簡単に本
発明に係る画像濃度形成装置を形成することが可能とな
る。さらに、前記画像形成装置を用いて前記画像形成位
置を通る前記記録シートに前記画像形成装置の状態を表
わす情報を印字する情報印字手段を設けると、前記テス
トパターンが形成された記録シートのさらなる有効利用
が図られ、また、当該情報を複写機のメンテナンスに利
用して保守の容易化、効率化を図ることが可能となる。
【0058】
【図面の簡単な説明】
【0059】
【図1】実施の形態に係るアナログ式複写機の概略構成
図である。
【0060】
【図2】画像濃度検出センサ、センサ駆動ユニット、記
録シート検知センサの概略構成を示す斜視図である。
【0061】
【図3】テストパターン版を示す平面図である。
【0062】
【図4】制御装置のハードウエア構成を示す図である。
【0063】
【図5】理想的な原稿濃度と画像濃度と画像濃度センサ
の出力値との関係を示す図である。
【0064】
【図6】原稿濃度と画像濃度の関係が理想状態からずれ
た状態を示す図である。
【0065】
【図7】画像濃度検出装置の全体の制御ルーチンを示す
フローチャートである。
【0066】
【図8】高濃度部安定化ルーチン処理を示すフローチャ
ートである。
【0067】
【図9】高濃度安定化ルーチンにおけるテストパターン
形成処理を示すフローチャートである。
【0068】
【図10】記録シートにテストパターンが形成された状
態の一例を示す図である。
【0069】
【図11】高濃度安定化ルーチンにおける画像濃度検出
処理を示すフローチャートである。
【0070】
【図12】高濃度部の画像濃度検出結果の一例を示す図
である。
【0071】
【図13】低濃度部画像安定化ルーチンを示すフローチ
ャートである。
【0072】
【図14】低濃度部画像安定化ルーチンにおけるテスト
パターン形成処理を示す図である。
【0073】
【図15】低濃度部画像安定化ルーチンにおける画像濃
度検出処理を示すフローチャートである。
【0074】
【図16】低濃度部の画像濃度検出結果の一例を示す図
である。
【0075】
【図17】用紙排出判断処理を示すフローチャートであ
る。
【0076】
【図18】循環複写機構を有する複写機の概略構成図で
ある。
【0077】
【図19】用紙整合装置の概略を示す斜視図である。
【0078】
【符号の説明】
1 画像濃度検出装置 11 循環路 11a 排紙切換爪 12 循環ローラ 13 画像濃度検出センサ 13a 金属片 13b ホームセンサ 14 センサ駆動ユニット 14a ステッピングモータ 14c プーリー 14d ベルト 15 記録シート検知センサ 16 制御装置 17 テストパターン板 160、410 CPU 161、411 ROM 162、412 RAM 163 ランプ電圧制御回路 164 グリッド電圧制御回路 165 排紙切換爪制御回路 166 循環ローラ制御回路 167 センサ駆動ユニット制御回路 413 原稿読取部制御回路 414 プリンタ部制御回路 415 レジストローラ制御回路 416 給紙制御回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成装置内に設けられる画像濃度検
    出装置であって、 前記画像形成装置の画像形成位置を通るように形成され
    た循環路と、 前記循環路内で記録シートを搬送する循環手段と、 前記画像形成装置を用いて前記循環路中の前記画像形成
    位置を通る前記記録シートにテストパターンを形成する
    テストパターン形成手段と、 前記テストパターン形成手段が新たなテストパターンを
    形成する位置を、既に形成されているテストパターンの
    位置以外の位置となるように制御するテストパターン形
    成位置制御手段と、 前記循環路中に設けられる、前記記録シートに形成され
    た最新のテストパターンの濃度を検出する濃度検出手段
    と、 を有する画像濃度検出装置。
  2. 【請求項2】 前記循環路が前記画像形成装置に設けら
    れた両面又は合成複写の際に用いる循環路である請求項
    1記載の画像濃度検出装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の画像濃度検出装置
    にさらに、前記画像形成装置を用いて前記画像形成位置
    を通る前記記録シートに前記画像形成装置の状態を表わ
    す情報を印字する情報印字手段を設けた画像濃度検出装
    置。
JP9167443A 1997-06-24 1997-06-24 画像濃度検出装置 Pending JPH1115215A (ja)

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JP (1) JPH1115215A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006023714A (ja) * 2004-06-07 2006-01-26 Canon Inc 画像形成装置
JP2015230352A (ja) * 2014-06-04 2015-12-21 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置

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